JP2004154893A - 板硝子の研磨方法および研磨装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】搬入ラインL1上の板硝子Gをその表面を間接的に支持するロード移載機1で搬入し、この板硝子Gをその表面を間接的に支持するロード台車2で研磨処理ラインL3上の着脱位置L3aに移送し、この着脱位置L3aの板硝子Gを上定盤3の吸着面32cに保持させ、上定盤3を研磨処理ラインL3に沿う下定盤上に移動して板硝子Gの表面を研磨してから上定盤3を着脱位置L3aに移動し、この着脱位置L3aの研磨後の板硝子Gをその表面を間接的に支持するアンロード台車5で搬出ラインL2側に移送してから、板硝子Gをその表面を間接的に支持するアンロード移載機6によって搬出ラインL2に搬出する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、板硝子の表面への直接的な接触を避けながら、この板硝子を上定盤に設置して研磨することを可能にする板硝子の研磨方法および研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、液晶やプラズマディスプレイ等に用いられるガラス基盤は、年々大型化する傾向にあり、例えば550mm×750mm程度の大きさのが開発されてきているとともに、その厚さは例えば0.7mmや1.2mm程度のより薄いものが要求されてきている。
【0003】
また、上記ガラス基盤に用いる板硝子は、その表面に異物が付着するのを嫌うため、研磨のための搬送時においても、その縁から5mm程度の部分のみしか保持することが許されない。このため、上記板硝子を定盤に移動して研磨する場合には、その移送の際に、当該板硝子が撓んで破損する危険があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明者等は、厚さが薄くかつ表面積の大きな板硝子であっても表面への異物の付着を防止しつつ安全に保持しながら移送して研磨することができるようにすることを目的として鋭意研究を行った結果、板硝子の表面を流体を介して間接的に支持することにより、上記目的を達成することできることを見出し、本発明に至った。
【0005】
本発明は、上記研究に基づいてなされたものであり、板硝子をその表面への異物を防止しつつ安全に保持しながら移送して研磨することのできる板硝子の研磨方法および研磨装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の板硝子の研磨方法は、搬入ライン上の板硝子を、当該板硝子の表面を流体を介して間接的に支持する搬入手段によって搬入し、この搬入された板硝子を、当該板硝子の表面を流体を介して間接的に支持する第1の移送手段によって研磨処理ライン上の着脱位置に移送し、この着脱位置に移送された板硝子を上定盤の下方を向く取付面に保持させた後、上記上定盤を上記研磨処理ラインに沿う位置に設けられた上面に研磨面を有する下定盤上に移動して上記板硝子の表面を研磨してから上記上定盤を上記着脱位置に移動し、この着脱位置に移送された上記研磨後の板硝子を、当該板硝子の表面を流体を介して間接的に支持する第2の移送手段によって搬出ライン側に移送し、この搬出ライン側に移送された上記研磨後の板硝子を、当該板硝子の表面を流体を介して間接的に支持する搬出手段によって上記搬出ラインに搬出することを特徴としている。
【0007】
請求項2に記載の板硝子の研磨方法は、請求項1に記載の発明において、上記搬入手段、上記第1の移送手段、上記第2の移送手段および上記搬出手段は、複数のノズルから噴出する流体の加圧力、および/または複数の吸着ディスクの噴出口から噴出する流体が上記吸着ディスクの表面と上記板硝子の表面との間に流れることによって生じる吸引力により、板硝子の表面を間接的に支持するようになっていることを特徴としている。
【0008】
請求項3に記載の板硝子の研磨装置は、搬入ライン上の板硝子を当該板硝子の表面を流体を介して間接的に支持した状態で搬入する搬入手段と、この搬入手段によって搬入された板硝子を当該板硝子の表面を流体を介して間接的に支持した状態で研磨処理ライン上の着脱位置に移送する第1の移送手段と、この第1の移送手段によって着脱位置に移送された板硝子を保持する下方を向く取付面を有するとともに、上記研磨処理ラインに沿う位置に設けられた上面に研磨面を有する下定盤と上記着脱位置との間を少なくとも移動自在に構成され、上記取付面に保持した板硝子を上記下定盤上に移動して当該板硝子の表面の研磨を行う上定盤と、この上定盤によって着脱位置に移送された上記研磨後の板硝子を当該板硝子の表面を流体を介して間接的に支持した状態で搬出ライン側に移送する第2の移送手段と、この第2の移送手段によって搬出ライン側に移送された上記研磨後の板硝子を当該板硝子の表面を流体を介して間接的に支持した状態で上記搬出ラインに搬出する搬出手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】
請求項4に記載の板硝子の研磨装置は、請求項3に記載の発明において、上記搬入手段、上記第1の移送手段、第2の移送手段および上記搬出手段は、複数のノズルから噴出する流体の加圧力、および/または複数の吸着ディスクの噴出口から噴出する流体が上記吸着ディスクの表面と上記板硝子の表面との間に流れることによって生じる吸引力により、板硝子の表面を間接的に支持するようになっていることを特徴としている。
【0010】
上記のように構成された請求項1〜4に記載の発明においては、搬入手段、第1の移送手段、第2の移送手段および搬出手段によって、板硝子の表面を間接的に保持しながら、当該板硝子を搬入ラインから上定盤に移送することができるとともに、上定盤から搬出ラインに移送することができる。この場合、搬入手段、第1の移送手段、第2の移送手段および搬出手段は、板硝子に直接接触することがないので、板硝子の表面に異物が付着するのを防止することができる。しかも、従来のように板硝子の縁部のみを保持する場合に比べて、板硝子に生じる撓みを十分に小さく抑えることができるので、当該板硝子を安定的に保持しながら移送して研磨することができる。
【0011】
また、板硝子を搬入ライン側から着脱位置に移送するための第1の移送手段と、研磨後の板硝子を着脱位置から搬出ライン側に移送するための第2の移送手段とを備えているので、例えば第1の移送手段で搬入ライン側から着脱位置に板硝子を移送している間に、第2の移送手段で研磨後の板硝子を着脱位置から搬出ライン側に移送することができる。したがって、板硝子の研磨能率の向上を図ることができる。
【0012】
なお、第1の移送手段と第2の移送手段とを同一のもので構成してもよい。この場合には、設備の簡素化を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図8を参照して説明する。
【0014】
(第1実施形態)
まず、この発明の第1実施形態を図1〜図6を参照して説明する。
この実施形態で示す板硝子の研磨装置は、図1〜図6に示すように、液晶やプラズマディスプレイ等のガラス基盤に用いる板硝子Gの表面を研磨する装置である。
【0015】
この板硝子の研磨装置は、図1〜図3に示すように、搬入ラインL1上を搬送手段L1aによって運ばれてきた板硝子Gを搬送手段L1aから搬入するロード移載機(搬入手段)1と、このロード移載機1によって搬入された板硝子Gを研磨処理ラインL3上の着脱位置L3aに移送するロード台車(第1の移送手段)2と、ロード台車2によって着脱位置L3aに移送された板硝子Gを上方から保持する上定盤3と、着脱位置L3aに対して研磨処理ラインL3に沿って所定量離れた位置に設けられ、上面に研磨面41aを有する下定盤4と、着脱位置L3aで上定盤3から研磨後の板硝子Gを受けて搬出ラインL2側に移動するアンロード台車(第2の移送手段)5と、このアンロード台車5によって搬出ラインL2側に移送された研磨後の板硝子Gを搬出ラインL2上の搬送手段L2aに搬出するアンロード移載機(搬出手段)6とを備えている。
【0016】
ロード移載機1は、図1、図2および図4に示すように、板硝子Gの一方および他方の各表面を水(流体)を介して間接的に支持することによって、搬送手段L1a上の板硝子Gを把持するとともに、回転軸14aを支点にして上方回りに180度回転することによって、板硝子Gを後述する軌道部71の搬入位置71aに位置するロード台車2に移送するようになっている。
【0017】
すなわち、ロード移載機1は、図1に示すように、搬入位置71aと搬入ラインL1との間に配置された一対の軌道部11と、この軌道部11に移動自在に設けられ、板硝子Gの各表面を水を介して把持するとともに180度回転させる把持反転部12とを備えている。
【0018】
把持反転部12は、図1および図4に示すように、断面四角形状の複数の角パイプ13と、これらの角パイプ13の基端部を連結する連結部材14と、各角パイプ13に設けられた水を噴出する複数のノズル15とを備えている。
【0019】
角パイプ13は、平行に対向するものが連結部材14の軸方向に沿って複数組(この実施の形態では5組)平行に設置されている。
ノズル15は、各角パイプ13の平行に対向する各側面13aに、その側面13aの長手方向に沿って所定の間隔をおいて複数(この実施の形態では3つ)設けられている。そして、各ノズル15は、角パイプ13を介して供給される水を噴出することによって、板硝子Gの各表面を所定の水圧で保持するようになっている。
【0020】
また、各ノズル15は、角パイプ13から供給される水の圧力によって板硝子G側に押し出されるとともに、噴出後の水の圧力によって押し戻されるようになっており、これらの押し出す力と押し戻す力の釣り合った位置に安定的に保持されるようになっている。すなわち、各ノズル15は、板硝子Gに対する位置を自動的に調整することによって、板硝子Gを一定の水圧で安定的に保持するようになっている。なお、各ノズル15は、水が供給されていないときには図示しないバネ(付勢部材)によって側面13a側に移動するように構成されている。
【0021】
また、連結部材14には、図1に示すように、各角パイプ13の先端側から挿入される板硝子Gの内奥の側縁に当接して、当該板硝子Gの内方への移動を停止させるストッパ14bが設けられているとともに、当該板硝子Gの内奥の側縁に隣接する左右の側縁の端部に当接して、当該板硝子の左右方向への移動を停止するストッパ14cが設けられている。
【0022】
そして、連結部材14は、軌道部11に対して移動自在に設置された回転軸14aに回転自在に設けられている。
【0023】
ロード台車2は、一対の軌道部71上を移動自在に設けられている。軌道部71は、研磨処理ラインL3に直交し、かつ当該研磨処理ラインL3上の着脱位置L3aを挟んで板硝子Gの搬入位置71aから搬出位置71bまで延在している。ただし、ロード台車2は、搬入位置71aと着脱位置L3aとの間を移動すべく制御され、アンロード台車5は着脱位置L3aと搬出位置71bとの間を移動すべく制御されるようになっている。
【0024】
上記ロード台車2には、図1および図5に示すように、四角形状の床部21の上面に複数のノズル22が設置されている。各ノズル22は、床部21内から供給される水を上方に噴出し、その水の圧力によって板硝子Gを水平に保持するようになっている。
また、床部21上には、図5に示すように、複数のブラケット23が立設されており、各ブラケット23の上端部にはエアシリンダ24が固定されている。そして、各エアシリンダ24には、板硝子Gの水平方向の移動を防止するストッパ25が設けられている。
【0025】
各ストッパ25は、略コ字状に形成されており、エアシリンダ24によって前進移動した際に、そのコ字状の上下の各突部で板硝子Gの各表面の側縁部を所定の間隔をおいて挟むとともに、その突部間の底部で板硝子Gが水平に移動するのを防止するようになっている。また、エアシリンダ24によって後退移動した際に、上記各突部を板硝子Gの各表面から退避させて、当該板硝子Gの水平方向および垂直方向への拘束を解除するようになっている。
【0026】
また、図1において、ストッパ25は、ロード台車2の移動方向に沿う板硝子Gの各側縁部を支持すべく当該各側縁部に沿って複数設けられているが、その側縁部に直交する各側縁部を支持すべく当該各側縁部に沿ってさらに複数設けることが好ましい。この点、後述するアンロード台車5の場合も同様である。
【0027】
着脱位置L3aには、図1〜図3に示すように、軌道部71の下方に洗浄装置72が設けられている。この洗浄装置72は、水を上方に噴出する複数のノズル72aを有しており、上定盤3の下方を向く吸着面(取付面)32cや、当該吸着面32cに吸着された研磨後の板硝子Gの下方の表面を洗浄するようになっている。
【0028】
上定盤3は、図5および図6に示すように、本体部31と、この本体部31の下面31aに設けられたテンプレート32とを備えている。本体部31には、テンプレート32を吸着するための複数の吸着孔31bが形成されているとともに、複数の連絡孔31cが形成されている。そして、吸着孔31bは第1の吸気ライン31dに接続され、連絡孔31cは第2の吸気ライン31eに接続されてる。
【0029】
テンプレート32は、本体部31の下面31aに吸着された状態において、各連絡孔31cに連通し、板硝子Gを吸着するための吸着孔32aが設けられている。また、テンプレート32には、下方に移動してロード台車2の板硝子Gを吸着する際にストッパ25との当たりを避けるための凹部32bが形成されている。なお、テンプレート32の下面が板硝子Gの吸着面32cになっている。
【0030】
また、上定盤3は、その上下方向の軸心回りに回転駆動されるようになっているとともに、全体が上下方向および研磨処理ラインL3に沿う方向に移動駆動されるようになっている。
【0031】
下定盤4は、上下方向を向く軸回りに回転駆動されるようになっており、その上面に設けられた円形状の研磨布41上の研磨面41aによって、上定盤3に吸着固定された板硝子Gの下方の表面を研磨するようになっている。
【0032】
アンロード台車5は、上述のように、着脱位置L3aと搬出位置71bとの間の軌道部71上を移動駆動されるようになっており、上定盤3によって着脱位置L3aに移送された研磨後の板硝子Gを着脱位置L3aにおいて上定盤3から受け取るとともに、当該研磨後の板硝子Gを搬出位置71bに移送するようになっている。その他、このアンロード台車5は、ロード台車2と同様の構成を有しているので、図面上においてロード台車2と同一の符号を付してその説明を省略する。
【0033】
アンロード移載機6は、図1に示すように、搬出位置71bと搬出ラインL2との間に配置された一対の軌道部61と、この軌道部61に移動自在に設けられ、搬出位置71bにおけるアンロード台車5上の板硝子Gの各表面を水を介して把持するとともに反転させ、搬出ラインL2上の搬送手段L2aに搬出する把持反転部62とを備えている。
【0034】
把持反転機62は、図1および図4に示すように、把持反転機12と同様の構成となっているので、その説明を省略する。
なお、図1において42は、研磨布41の研磨面41aを修正するためのドレサーであり、8は、軌道部71、下定盤4等を支持するとともに、上定盤3を研磨処理ラインL3に沿って移動自在に支持するフレームである。
【0035】
次に、上記研磨装置を用いた板硝子の研磨方法を説明する。
まず、搬入ラインL1上を搬送手段L1aによって搬送されてきた板硝子Gがロード移載機1で把持可能な位置に達すると、これが図示しないセンサによって検知され、搬送手段L1aが停止する。そして、角パイプ13が搬入ラインL1側に向けられ水平に保持された状態の把持反転機12が搬入ラインL1側に移動する。そうすると、上下の角パイプ13の各ノズル15の間に板硝子Gが挿入されてゆき、当該板硝子Gの内奥の側縁がストッパ14bに当接するとともに、その側縁に隣接する左右の側縁の端部がストッパ14cに当接する。これにより、把持反転機12における板硝子Gの位置が確定する。
【0036】
また、板硝子Gの側縁がストッパ14bに当接すると、これが図示しないセンサによって検知されることから、把持反転機12の移動が停止し、各ノズル15への水が供給されて、当該各ノズル15から水が噴出する。各ノズル15は、所定の水圧で板硝子Gの各表面を保持すべく、当該各表面に近接移動して安定した状態になる。
【0037】
そこで、把持反転機12が回転軸14aの回りに上方に90度回転した後、搬入位置71a側に移動してから、さらに搬入位置71a側に90度回転する。これによって、板硝子Gがロード台車2上に移動された状態になる。そして、ロード台車2のノズル22から水を噴出することによって板硝子Gを支持するとともに、各ストッパ25によって板硝子Gの水平方向の移動を規制する。その後、把持反転機12のノズル15への水の供給を停止し、各板硝子Gの各表面からノズル15を後退させてから、ロード台車2を軌道部71に沿って着脱位置L3aに移動する。これにより、板硝子Gは把持反転機12の各ノズル15の間から抜き出されて着脱位置L3aに移送された状態になる。
【0038】
把持反転機12は、各ノズル15の間から板硝子Gが抜き出された後に、上方回りに180度反転して、次ぎの板硝子Gを搬入ラインL1から搬入すべく待機した状態になる。
【0039】
一方、上定盤3は、板硝子Gが着脱位置L3aに移送される前に、着脱位置L3aにおいて下方に移動して、そのテンプレート32の吸着面32cが洗浄装置72によって洗浄されるとともに、エアーの吹き付けによって乾燥され、所定量上方に移動して待機した状態になっている。
【0040】
そこで、ロード台車2によって板硝子Gが着脱位置L3aに移動すると、この着脱位置L3aに移動したことが図示しないセンサによって検知され、上定盤3が下方に移動し、吸着孔32aに作用する負圧によって、板硝子Gの上方の表面をテンプレート32の吸着面32cに吸着固定する。この際、板硝子Gが多少上下に変動するがストッパ25のコ字状の各突部と板硝子Gの表面との間に所定の隙間が空いていることから、板硝子Gとストッパ25の突部とが干渉することがない。
【0041】
そして、各ストッパ25を板硝子Gから退避させた後、上定盤3を所定量上方に移動させる。その後、ロード台車2は、搬入位置71aに移動する。一方、上定盤3は、下定盤4の研磨布41の上方に移動した後、回転しながら下方に移動することにより、同じく回転する研磨面41a上に板硝子Gの下方の表面を押し当てて当該板硝子Gの表面を研磨する。この際、研磨剤を供給しながら研磨を行う。そして、研磨終了後、上定盤3を所定量上方に移動させ、水を用いた図示しない洗浄装置によって上定盤3および板硝子Gの下面を洗浄する。
【0042】
次ぎに、上定盤3を着脱位置L3aに移動した後、下方に移動して、当該上定盤3および板硝子Gの下面を洗浄装置72によって洗浄するとともに、エアーを吹き付けて乾燥させる。そして、上定盤3を所定量上方に移動してから、アンロード台車5を着脱位置L3aに移動し、上定盤3を所定量下方に移動して、板硝子Gをアンロード台車5のノズル22から噴出する水によって保持させるとともに、ストッパ25を前進させて、板硝子Gの水平方向の移動を規制する。その後、吸着孔32aの圧力を負圧から所定の正圧に転換して、板硝子Gをテンプレート32から分離するとともにアンロード台車5側に移行させる。そして、上定盤3を所定量上方に移動し、アンロード台車5を搬出位置71bに移動する。
【0043】
上定盤3は、アンロード台車5が着脱位置L3aから移動した後に、当該着脱位置L3aにおいて下方に移動し、吸着面32cを洗浄装置72によって洗浄させた後、所定量上方に移動して待機した状態になる。
【0044】
また、アンロード移載機6は、連結部材14が搬出ラインL2側に位置し、各角パイプ13が搬出位置71b側に向けられ水平に保持された状態で待機している。そこで、アンロード台車5が搬出位置71bに達したことが図示しないセンサによって検知されると、把持反転機12が搬出位置71b側に移動し、研磨後の板硝子Gが上下の角パイプ13の各ノズル15の間に挿入される。そして、板硝子Gの内奥の側縁がストッパ14bに当接するとともに、その内奥の側縁に隣接する側縁の端部がストッパ14cに当接する。板硝子Gの内奥の側縁がストッパ14bに当接したことが図示しないセンサによって検知されると、各ノズル15に水が供給され、当該各ノズル15は所定の水圧で板硝子Gの各表面を保持すべく、当該各表面に近接移動する。
【0045】
それから、把持反転機12を回転軸14aの回りに上方に90度回転した後、当該把持反転機12を軌道部61に沿って搬出ラインL2側に移動する。そして、把持反転機12をさらに搬出ラインL2側に90度回転することによって、研磨後の板硝子Gを搬出ラインL2上の搬送手段L2aに移動するとともに、当該搬送手段L2aで板硝子Gを支持した状態にする。それから、把持反転機12のノズル15への水の供給を停止することにより、各板硝子Gの各表面からノズル15を後退させ、把持反転機12を搬出位置71b側に移動する。これにより、板硝子Gは、把持反転機12の各ノズル15の間から抜き出されて搬送手段L2aによって支持された状態になるので、搬送手段L2aによって次工程に搬送されることになる。
【0046】
一方、把持反転機12は、搬出位置71b側に移動した後、上方回りに180度回転するとともに搬出ラインL2側に移動して、次ぎの研磨後の板硝子Gを受け取るべく待機した状態になる。
【0047】
以上のように構成された板硝子の研磨装置およびその研磨方法においては、ロード移載機1、ロード台車2、アンロード台車5およびアンロード移載機6によって、板硝子Gの表面を間接的に保持しながら、当該板硝子Gを搬入ラインL1から上定盤3に移送することができるとともに、上定盤3から搬出ラインL2に移送することができる。この場合、ロード移載機1、ロード台車2、アンロード台車5およびアンロード移載機6は、水を介して板硝子Gの表面の複数の位置を保持し、板硝子Gに直接接触することがないので、当該板硝子の表面に異物が付着するのを防止することができる。しかも、従来のように板硝子Gの縁部のみを保持する場合に比べて、板硝子Gに生じる撓みを十分に小さく抑えることができる。したがって、板硝子Gをその表面への異物を防止しつつ安定的に保持しながら移送して研磨することができる。しかも、年々大きくなる板硝子Gの研磨に十分対応することができる。
【0048】
また、板硝子Gを搬入ラインL1側から着脱位置L3aに移送するためのロード台車2と、研磨後の板硝子Gを着脱位置L3aから搬出ラインL2側に移送するためのアンロード台車5とを備えているので、例えばロード台車2で搬入ラインL1側から着脱位置L3aに板硝子Gを移送している間に、アンロード台車5で研磨後の板硝子Gを着脱位置L3aから搬出ラインL2側に移送することができる。したがって、板硝子Gの研磨能率の向上を図ることができる。
【0049】
なお、第1の移送手段と第2の移送手段とを同一のもので構成してもよい。この場合には、設備の簡素化を図ることができる。
【0050】
また、ロード移載機1、ロード台車2、着脱位置L3a、洗浄装置72、アンロード台車5およびアンロード移載機6等を備えた板硝子Gの搬入搬出に関する設備を、下定盤4に対して、図1に示す着脱位置L3aとは反対側の位置に設けるように構成してもよい。この場合には、例えば研磨後の板硝子Gが一方の着脱位置L3aに移動している際に、他方の着脱位置L3aで保持した板硝子Gを下定盤4に移動させて研磨することができる。したがって、下定盤4の稼働率を向上させることができるので、板硝子Gの研磨能率をさらに向上させることができる。
【0051】
さらに、ロード台車2およびアンロード台車5のノズル22をノズル15に代えてもよい。この場合には、板硝子Gを下方から支持する水圧が各ノズル15の位置において均等になるので、板硝子Gに生じる撓みをより低減することができる。
【0052】
(第2実施形態)
次ぎに、この発明の第2実施形態について、図7および図8を参照して説明する。ただし、第1実施形態で示した構成要素と共通する要素には同一の符号を付しその説明を簡略化する。
この第2実施形態で示す板硝子の研磨装置は、第1実施形態で示したロード移載機1、ロード台車2、アンロード台車5およびアンロード移載機6に代えて、ロード移載機10、ロード台車20、アンロード台車50およびアンロード移載機60を備えた構成になっている。
【0053】
そして、ロード移載機10は、図7に示すように、その把持反転機120の構成が第1実施形態で示した把持反転機12の構成と異なっている。
すなわち、把持反転機120は、第1実施形態で示したノズル15に代えて吸着ディスク16を備えている。
吸着ディスク16は、円板状に形成されており、その表面における円形状に広がる平面の中心部に角パイプ13から供給される空気を噴出する吹出口16aを有している。この吸着ディスク16は、その表面と板硝子Gの表面との間に吹出口16aから噴出した空気が高速で流れることによって生じる負圧により、板硝子Gを空気の境界層を介して間接的に吸引保持するようになっている。
【0054】
また、吸着ディスク16は、吹出口16aから放射状に広がることによって生じる空気の流速の低下により、当該空気の静圧が負圧から大気圧以上の正圧に転じる負正転換位置以上の大きさの径に設定されている。
【0055】
そして、吸着ディスク16は、板硝子Gを吸着保持することができることから、板硝子Gの一方の表面に配置するだけで当該板硝子Gを十分に保持することが可能である。このことから、把持反転機12は、第1実施形態で示した対向する一対の角パイプ13のうち、一方の角パイプ13のみで構成されている。ただし、角パイプ13は、連結部材14の軸方向に複数(この第1実施形態では5つ)設けられている。
【0056】
また、ストッパ14b、14c等の他の構成については、第1実施形態で示した把持反転機12の構成と同様であるので、その説明を省略する。
【0057】
アンロード移載機60に設けられた把持反転機620も、図7に示すように、上記把持反転機120と同様の構成になっているので、その説明を省略する。
【0058】
また、ロード台車20は、図8に示すように、第1実施形態におけるロード台車2のノズル22に代えて吸着ディスク16を備えた構成になっている。そして、床部21からは、吸着ディスク16に空気が供給されるようになっている。アンロード台車50も、図8に示すように、上記ロード台車20と同様の構成になっているので、その説明を省略する。
【0059】
上記研磨装置を用いた板硝子の研磨方法は、上述した第1実施形態で示した研磨方法とほぼ同じである。また、第1実施形態で水を噴出、停止するタイミングと同じタイミングで空気を噴出、停止することになる。
【0060】
以上のように構成された板硝子の研磨装置およびその研磨方法においては、板硝子Gを空気を用いて間接的に支持しながら移送することができるので、水を用いて間接的に支持する場合に比べて、研磨に要するコストの低減を図ることができるとともに、作業環境の向上を図ることができる。
【0061】
一方、吸着ディスク16が負正転換位置以上の大きさの径に設定されているので、空気の負圧を有効に利用することができる。したがって、板硝子Gを強力に保持することができる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜4に記載の発明によれば、搬入手段、第1の移送手段、第2の移送手段および搬出手段によって、板硝子の表面を間接的に保持しながら、当該板硝子を搬入ラインから上定盤に移送することができるとともに、上定盤から搬出ラインに移送することができる。この場合、搬入手段、第1の移送手段、第2の移送手段および搬出手段は、板硝子に直接接触することがないので、板硝子の表面に異物が付着するのを防止することができる。しかも、従来のように板硝子の縁部のみを保持する場合に比べて、板硝子に生じる撓みを十分に小さく抑えることができるので、当該板硝子を安定的に保持しながら移送して研磨することができる。
【0063】
また、板硝子を搬入ライン側から着脱位置に移送するための第1の移送手段と、研磨後の板硝子を着脱位置から搬出ライン側に移送するための第2の移送手段とを備えているので、例えば第1の移送手段で搬入ライン側から着脱位置に板硝子を移送している間に、第2の移送手段で研磨後の板硝子を着脱位置から搬出ライン側に移送することができる。したがって、板硝子の研磨能率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態として示した板硝子の研磨装置の平面説明図である。
【図2】同板硝子の研磨装置を示す図であって、図1のII−II線に沿う断面説明図である。
【図3】同板硝子の研磨装置を示す図であって、図1のIII−III線に沿う断面説明図である。
【図4】同板硝子の研磨装置における把持反転機の説明図である。
【図5】同板硝子の研磨装置における上定盤およびロード台車またはアンロード台車を示す説明図である。
【図6】同板硝子の研磨装置における上定盤で板硝子を吸着した状態を示す説明図である。
【図7】この発明の第2実施形態として示した板硝子の研磨装置の把持反転機を示す説明図である。
【図8】同板硝子の研磨装置における上定盤およびロード台車またはアンロード台車を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ロード移載機(搬入手段)
2 ロード台車(第1の移送手段)
3 上定盤
4 下定盤
5 アンロード台車(第2の移送手段)
6 アンロード移載機(搬出手段)
15、22 ノズル
16 吸着ディスク
16a 噴出口
32c 吸着面(取付面)
41a 研磨面
G 板硝子
L1 搬入ライン
L2 搬出ライン
L3 研磨処理ライン
L3a 着脱位置
Claims (4)
- 搬入ライン上の板硝子を、当該板硝子の表面を流体を介して間接的に支持する搬入手段によって搬入し、
この搬入された板硝子を、当該板硝子の表面を流体を介して間接的に支持する第1の移送手段によって研磨処理ライン上の着脱位置に移送し、
この着脱位置に移送された板硝子を上定盤の下方を向く取付面に保持させた後、上記上定盤を上記研磨処理ラインに沿う位置に設けられた上面に研磨面を有する下定盤上に移動して上記板硝子の表面を研磨してから上記上定盤を上記着脱位置に移動し、
この着脱位置に移送された上記研磨後の板硝子を、当該板硝子の表面を流体を介して間接的に支持する第2の移送手段によって搬出ライン側に移送し、
この搬出ライン側に移送された上記研磨後の板硝子を、当該板硝子の表面を流体を介して間接的に支持する搬出手段によって上記搬出ラインに搬出することを特徴とする板硝子の研磨方法。 - 上記搬入手段、上記第1の移送手段、上記第2の移送手段および上記搬出手段は、複数のノズルから噴出する流体の加圧力、および/または複数の吸着ディスクの噴出口から噴出する流体が上記吸着ディスクの表面と上記板硝子の表面との間に流れることによって生じる吸引力により、板硝子の表面を間接的に支持するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の板硝子の研磨方法。
- 搬入ライン上の板硝子を当該板硝子の表面を流体を介して間接的に支持した状態で搬入する搬入手段と、
この搬入手段によって搬入された板硝子を当該板硝子の表面を流体を介して間接的に支持した状態で研磨処理ライン上の着脱位置に移送する第1の移送手段と、
この第1の移送手段によって着脱位置に移送された板硝子を保持する下方を向く取付面を有するとともに、上記研磨処理ラインに沿う位置に設けられた上面に研磨面を有する下定盤と上記着脱位置との間を少なくとも移動自在に構成され、上記取付面に保持した板硝子を上記下定盤上に移動して当該板硝子の表面の研磨を行う上定盤と、
この上定盤によって着脱位置に移送された上記研磨後の板硝子を当該板硝子の表面を流体を介して間接的に支持した状態で搬出ライン側に移送する第2の移送手段と、
この第2の移送手段によって搬出ライン側に移送された上記研磨後の板硝子を当該板硝子の表面を流体を介して間接的に支持した状態で上記搬出ラインに搬出する搬出手段とを備えたことを特徴とする板硝子の研磨装置。 - 上記搬入手段、上記第1の移送手段、第2の移送手段および上記搬出手段は、複数のノズルから噴出する流体の加圧力、および/または複数の吸着ディスクの噴出口から噴出する流体が上記吸着ディスクの表面と上記板硝子の表面との間に流れることによって生じる吸引力により、板硝子の表面を間接的に支持するようになっていることを特徴とする請求項3に記載の板硝子の研磨装置。
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