JP2004148931A - 伝達比可変操舵装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】操舵ハンドルの操舵角を伝達する操舵軸3と、操舵軸3と接続されたアクチュエータ1とを備え、操舵角と転舵角との伝達比を可変する伝達比可変操舵装置である。アクチュエータ1は、ハウジング10と、ハウジング10と一体回転可能に設けられ、操舵軸3と接続される入力軸14と、モータ軸を回転可能なモータ12と、ハウジング10に回転可能に支承され、転舵系に転舵角を伝達する出力軸15と、モータ軸と出力軸15との間に設けられ、モータ軸の回転角を増減して出力軸15に出力するギヤ機構13とを備えている。そして、アクチュエータ1の入力軸14と操舵軸3との間にはアクチュエータ1が生じる振動を吸収するダンパ25が設けられている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、操舵ハンドルの操舵角と転舵系の転舵角との伝達比を変化させる伝達比可変操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特許文献1に伝達比可変操舵装置が開示されている。この伝達比可変操舵装置は、操舵ハンドルの操舵角を伝達する操舵軸と、操舵軸と接続されたアクチュエータとを備えている。このアクチュエータは、ハウジングと、ハウジングと一体回転可能に設けられ、操舵軸と接続される入力軸と、ハウジング内に固定され、モータ軸を回転可能なモータと、ハウジングに回転可能に支承され、転舵系に転舵角を伝達する出力軸と、ハウジング内でモータ軸と出力軸との間に設けられ、モータ軸の回転角を増減して出力軸に出力するギヤ機構とを備えたものである。
【0003】
この伝達比可変操舵装置では、非常時等に入力軸とモータ軸とをロック可能な状態としつつ、操舵角と転舵角との伝達比が可変された状態で転舵系に転舵角が伝達される。
【0004】
一方、特許文献2にダンパを有するステアリング装置が開示されている。このステアリング装置は、弾性継手と、この弾性継手の両側に連結される第1及び第2ステアリングシャフトと、弾性継手に取付けられ、第1及び第2ステアリングシャフトのねじり方向の相対変位を規制するストッパプレートとを備え、ストッパプレートにはゴム弾性体内に埋め込まれたマスからなるダンパが固着されたものである。
【0005】
このステアリング装置では、ダンパにより操舵ハンドルのねじり方向の振動を吸収することができ、車内音を低減することができると考えられる。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−211541号公報
【特許文献2】
特開2001−30921号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記伝達比可変操舵装置においては、実車において、操舵ハンドルが振動して車内音を生じることが明らかとなった。このため、上記ステアリング装置のように、操舵軸を第1及び第2ステアリングシャフトに分割し、第1及び第2ステアリングシャフト間に弾性継手を設け、この弾性継手に取付けられたストッパプレートにダンパを固着することも考えられる。
【0008】
しかしながら、発明者らの試験結果によれば、伝達比可変操舵装置における操舵ハンドルの振動はモータの回転に起因している。このモータの回転に伴う振動がアクチュエータの振動となり、操舵軸を経て操舵ハンドルへと伝達されるのである。このため、上記ステアリング装置のように、操舵軸を分割した第1及び第2ステアリングシャフト間にダンパを設けるのでは、モータの回転に伴う振動が比較的長い第1又は第2ステアリングシャフトで増幅され、車内音の低減効果が懸念される。
【0009】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、車内音を効果的に減少させることのできる伝達比可変操舵装置を提供することを解決すべき課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の伝達比可変操舵装置は、操舵ハンドルの操舵角を伝達する操舵軸と、該操舵軸と接続されたアクチュエータとを備え、該アクチュエータは、ハウジングと、該ハウジングと一体回転可能に設けられ、該操舵軸と接続される入力軸と、該ハウジング内に固定され、モータ軸を回転可能なモータと、該ハウジングに回転可能に支承され、転舵系に転舵角を伝達する出力軸と、該ハウジング内で該モータ軸と該出力軸との間に設けられ、該モータ軸の回転角を増減して該出力軸に出力するギヤ機構とを備えたものであり、該操舵角と該転舵角との伝達比を可変する伝達比可変操舵装置において、
【0011】
前記アクチュエータの前記入力軸と前記操舵軸との間には該アクチュエータが生じる振動を吸収するダンパが設けられていることを特徴とする。
【0012】
本発明の伝達比可変操舵装置では、アクチュエータの入力軸と操舵軸との間にダンパが設けられており、いわばダンパはアクチュエータに隣接することとなる。そのため、モータの回転に伴う振動はアクチュエータを出た位置で直ぐに減衰される。
【0013】
したがって、本発明の伝達比可変操舵装置によれば、車内音を効果的に減少させることができる。
【0014】
また、この伝達比可変操舵装置によれば、アクチュエータに隣接してダンパを設けることができるため、操舵軸を分割してダンパを設ける必要がなく、製造コストの低廉化も実現する。
【0015】
ダンパとしては一定質量の金属製のものを採用することができる。この場合、伝達比可変操舵装置を安価に製造し、かつ簡易に組付けることができるので、伝達比可変操舵装置のコストアップを生じない。
【0016】
入力軸と操舵軸とが弾性継手により接続される場合、ダンパは弾性継手に設けられていることが好ましい。発明者らの試験によれば、弾性継手にダンパが設けられている場合、アクチュエータが生じる振動が効果的に吸収される。
【0017】
弾性継手は、操舵軸に固定され、最大外径を構成する第1ヨークと、第1ヨークと軸方向に延びる第1ボルトにより固定される径方向に延びるゴム製の継手本体と、継手本体と軸方向に延びる第2ボルトにより固定され、入力軸に固定される第2ヨークとを有する場合、ダンパは第1ボルトによって第1ヨークに固定されていることが好ましい。アクチュエータの振動はモータの回転に起因することから、入力軸回りの周方向の振幅をもっている。そのため、このような弾性継手の第1ヨークにダンパを固定すれば、ダンパが大きな回転半径によってその周方向の振幅を減衰させることができる。また、上記従来のステアリング装置では、マスをゴム弾性体内に埋め込んでダンパとしているため構造が複雑であり、製造コストの高騰化を招来することになるのであるが、本発明のようにダンパを第1ボルトによって第1ヨークに固定するのであれば、ダンパと第1ヨークとを継手本体に共締めできるため、組付けが容易になり、ひいては製造コストの低廉化を実現できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の伝達比可変操舵装置を具体化した実施形態、試験1及び試験2を図面を参照しつつ説明する。
【0019】
(実施形態)
実施形態の伝達比可変操舵装置は、図1に示すように、図示しない操舵ハンドルと図示しないコラムシャフトにより接続され、操舵ハンドルの操舵角を伝達する操舵軸3と、操舵軸3の回転角を増減するアクチュエータ1と、操舵軸3とアクチュエータ1とをフックスジョイント4を介して接続する弾性継手2とを備えている。
【0020】
アクチュエータ1は入力軸14と、ハウジング10内に収納されたスパイラルケーブル装置11、モータ12及びギヤ機構13と、出力軸15とから構成されている。入力軸14の一端は弾性継手2と接続され、他端はハウジング10と一体回転可能にされている。スパイラルケーブル装置11はフレキシブルフラットケーブルによりモータ12と外部とを接続している。モータ12はハウジング10内に固定され、図示しない電子制御ユニット(ECU)からの指令によりモータ軸を回転させるようになっている。ギヤ機構13はモータ軸の回転角を増減して出力軸15に出力するようになっている。出力軸15はハウジング10に回転可能に支承され、ギヤ機構13の出力を転舵系に転舵角として伝達するようになっている。
【0021】
弾性継手2は第1ヨーク20、継手本体22、第2ヨーク24及びダンパ25から構成されている。操舵軸3はフックスジョイント4の入力側を構成しており、弾性継手2の第1ヨーク20はフックスジョイント4の出力側を構成している。継手本体22はゴム製で円盤状をなしている。第1ヨーク20とダンパ25とは2本の第1ボルト21により継手本体22に共締めされている。各第1ボルト21は、中心に対して対称の位置において、継手本体22の軸直角断面に垂直に延びている。また、第2ヨーク24は、入力軸14と一体に形成されており、2本の第2ボルト23により継手本体22に固定されている。各第2ボルト23も、中心に対して対称の位置において、継手本体22の軸直角断面に垂直に延びている。そして、継手本体22の軸直角断面において、2本の第1ボルト21の中心を結ぶ線は2本の第2ボルト23の中心を結ぶ線と直交している。
【0022】
図2及び図3に示すように、ダンパ25は環状をなす金属製のものである。ダンパ25の操舵軸3側の面には、中心に対して対称の位置に2つの凹面25aが凹接されている。各凹面25aには第1ボルト21が貫通する貫通穴25bが貫設されている。また、ダンパ25の第1ヨーク20側の面にも、中心に対して対称の位置に2つの凹面25cが凹接されている。2つの凹面25aの中心を結ぶ線は、2つの凹面25cの中心を結ぶ線と直交している。さらに、ダンパ25の内周面には、凹面25cに直交して外側方向に向かう凹部25dが凹設され、各凹部25dによって第2ボルト23が回避されている。
【0023】
以上のように構成された伝達比可変操舵装置では、図1に示すように、操舵軸3と入力軸14とが弾性継手2により接続され、弾性継手2の第1ヨーク20側の面にダンパ25が設けられている。いわばダンパ25はアクチュエータ1に隣接している。そのため、モータ12の回転に伴う振動はアクチュエータ1を出た位置で直ぐに減衰される。
【0024】
特に、アクチュエータ1の振動は、モータ12の回転に起因することから、入力軸14回りの周方向の振幅をもっている。そのため、ダンパ25の回転半径が大きいほど、この振幅を減衰させることができ、車内音も減少させることができる。しかし、あまりダンパ25の回転半径が大きのではコラムホールカバーに干渉してしまうため、その大きさに制限がある。そのため、この伝達比可変操舵装置では、ダンパ25の最大回転半径を継手本体22の半径と同程度とし得る最適な位置である第1ヨーク20にダンパ25を設けている。こうして、この伝達比可変操舵装置では、アクチュエータ1の振動を吸収する。
【0025】
したがって、この伝達比可変操舵装置によれば、車内音を効果的に減少させることができる。
【0026】
また、この伝達比可変操舵装置によれば、アクチュエータ1に隣接してダンパ25を設けることができるため、操舵軸3を分割してダンパを設ける必要がなく、製造コストの低廉化も実現している。さらに、この伝達比可変操舵装置では、ダンパ25が一定質量の金属製のものに過ぎないため、安価に製造され、かつ簡易に組付けられる。また、この伝達比可変操舵装置では、第1ボルト21によりダンパ25と第1ヨーク20とを継手本体22に共締めできるため、組付けが容易であり、ひいては製造コストの低廉化も実現できる。
【0027】
(試験1)
伝達比可変操舵装置について、ダンパの取付け位置の違いによるアクチュエータの振動の吸収量の違いを確認する試験を行った。すなわち、周波数帯α及び周波数帯βのコラムシャフトの振動が実車での車内音と高い相関を有しているため、アクチュエータを実車相当条件にて駆動させ、コラムシャフトの回転方向である図4に示す操舵軸3の回転方向の振動加速度(db−G)を測定し、周波数帯α及び周波数帯βの振動加速度に注目して制振性能を評価した。この際、位置B〜Mに順次2個のナット(M16)を回転対称位置に接着貼付することとする。結果を図5に示す。図5のAは、伝達比可変操舵装置のいずれの位置にも2個のナット(M16)を接着貼付しなかったものである。また、位置Fと位置Hとは、2個のナット(M16)の貼付位置が同じであるが、貼付方向が異なる関係を有している。
【0028】
図5によれば、位置Iが最も制振性能が高く、アクチュエータの振動を最も多く吸収する。しかしながら、位置Iは第1ヨーク20の外周であり、この位置Iにダンパを組み付けたのでは、コラムホールカバーを組み付けることができない。そのため、ダンパを組み付ける位置としては、位置Iに次いで周波数帯α及び周波数帯βの両方の振動についてバランスよく制振性能が高い位置Gが最適であることがわかる。
【0029】
(試験2)
実施形態の伝達比可変操舵装置について、実車における運転者の耳位置の音圧(db−A)を確認する試験を行った。
【0030】
まず、実施形態の伝達比可変操舵装置からダンパを外し、その状態の音圧(db−A)を測定した。なお、「暗騒音」とは、操舵ハンドルを切っていない状態での音圧である。「右切り1」と「右切り2」とは、ともに操舵ハンドルを右に切った場合であるが、同条件にて2回試験を行った結果である。「左切り1」と「左切り2」とについても同様である。その結果を図6に示す。
【0031】
次に、その伝達比可変操舵装置に上記実施形態のようにダンパを取り付け、音圧(db−A)を測定した。その結果を図7に示す。
【0032】
さらに、再度、その伝達比可変操舵装置からダンパを外し、その状態の音圧(db−A)を測定した。その結果を図8に示す。
【0033】
図6と図7とを比較すると、ダンパを取り付けた伝達比可変操舵装置では、周波数帯β付近で音圧が低減している。そして、再度、ダンパを外した伝達比可変操舵装置の音圧を示す図8は、図6と同様の結果になっている。これらのことから、ダンパを取り付けた伝達比可変操舵装置では、周波数帯β付近において明らかに音圧が低減していることがわかる。したがって、実施形態の伝達比可変操舵装置によれば、車内音を安価かつ効果的に減少させ得ることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の伝達比可変操舵装置の一部破断側面図である。
【図2】実施形態の伝達比可変操舵装置に係り、ダンパの平面図である。
【図3】実施形態の伝達比可変操舵装置に係り、図2のIII−III矢視断面図である。
【図4】実施形態の伝達比可変操舵装置に係り、ダンパの取付け位置を示す伝達比可変操舵装置の要部側面図である。
【図5】実施形態の伝達比可変操舵装置に係り、ダンパの取付け位置による制振性能を示すグラフである。
【図6】実施形態の伝達比可変操舵装置に係り、ダンパを取り付けていない伝達比可変操舵装置についての音圧を示すグラフである。
【図7】実施形態の伝達比可変操舵装置に係り、ダンパを取り付けた伝達比可変操舵装置についての音圧を示すグラフである。
【図8】実施形態の伝達比可変操舵装置に係り、ダンパを取り付けていない伝達比可変操舵装置についての音圧を示すグラフである。
【符号の説明】
1…アクチュエータ
2…弾性継手
3…操舵軸
10…ハウジング
12…モータ
13…ギヤ機構
14…入力軸
15…出力軸
20…第1ヨーク
22…継手本体
24…第2ヨーク
25…ダンパ
Claims (3)
- 操舵ハンドルの操舵角を伝達する操舵軸と、該操舵軸と接続されたアクチュエータとを備え、該アクチュエータは、ハウジングと、該ハウジングと一体回転可能に設けられ、該操舵軸と接続される入力軸と、該ハウジング内に固定され、モータ軸を回転可能なモータと、該ハウジングに回転可能に支承され、転舵系に転舵角を伝達する出力軸と、該ハウジング内で該モータ軸と該出力軸との間に設けられ、該モータ軸の回転角を増減して該出力軸に出力するギヤ機構とを備えたものであり、該操舵角と該転舵角との伝達比を可変する伝達比可変操舵装置において、
前記アクチュエータの前記入力軸と前記操舵軸との間には該アクチュエータが生じる振動を吸収するダンパが設けられていることを特徴とする伝達比可変操舵装置。 - 前記入力軸と前記操舵軸とは弾性継手により接続され、前記ダンパは該弾性継手に設けられていることを特徴とする請求項1記載の伝達比可変操舵装置。
- 前記弾性継手は、前記操舵軸に固定され、最大外径を構成する第1ヨークと、該第1ヨークと軸方向に延びる第1ボルトにより固定される径方向に延びるゴム製の継手本体と、該継手本体と軸方向に延びる第2ボルトにより固定され、前記入力軸に固定される第2ヨークとを有し、前記ダンパは該第1ボルトによって該第1ヨークに固定されていることを特徴とする請求項2記載の伝達比可変操舵装置。
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