JP2004148100A - 装置の代金回収システム、管理サーバ、代金請求サーバ、装置情報コンピュータ及び動作情報収集サーバ - Google Patents

装置の代金回収システム、管理サーバ、代金請求サーバ、装置情報コンピュータ及び動作情報収集サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】装置の動作に関する数量である動作情報を収集し、動作情報により装置の代金を決定し、通信代金に併せて請求する装置の代金回収システム、管理サーバ、代金請求サーバ、装置情報コンピュータ及び動作情報収集サーバを提供する。
【解決手段】パチンコ店2に遊技機製造会社1からレンタルされたパチンコ機8には遊技情報記憶装置9が設けられ、パチンコ機8の遊技情報を収集する。遊技情報は遊技情報収集サーバ4に送信され、さらに、店内ネットワークにてホールコンピュータ11へ、インターネット6にて遊技機製造会社1の遊技場管理サーバ5へ送信される。また、遊技情報の内、動作情報は電話会社3の代金請求サーバ10に送信され、この動作情報を基にレンタル代金が決定され、電話料金と併せてパチンコ店2へ請求される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、装置の代金回収システム、管理サーバ、代金請求サーバ、装置情報コンピュータ及び動作情報収集サーバに関し、詳細には、例えば、遊技機をレンタルした場合に、稼働状況に応じてレンタル代金を決定し、電話代金と併せて回収する装置の代金回収システム、管理サーバ、代金請求サーバ、装置情報コンピュータ及び動作情報収集サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、所定の動作を行う装置の一種であるパチンコ機やパチスロ機等の遊技機は、遊技場が遊技機製造会社から買い取るとういう形態により取引されている。この場合には、図21に示すように、遊技機製造会社1からパチンコ店2に対して、遊技機等の商品の提供や機器の設置等のサービスを提供し、その代金をパチンコ店2に請求して、パチンコ店2から代金の支払いを受けるようになっている。また、遊技場は不用になった遊技機は、中古機市場へ流されるか、新しい遊技機との入れ替え時に廃棄処理業者に引き取られ、費用を掛けて処分されている。したがって、遊技場が新しい遊技機を設置する場合には、新遊技機の購入費用と不用遊技機の処分費用とが必要となり、多大な初期投資が必要となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、遊技場が遊技機の購入に多大な初期投資をすることは、遊技場にとって負担である。そこで、一般的に用いられているような固定額によるレンタルやリースといった貸与形態での遊技機の提供が考えられる。これは、遊技場が新しい遊技機を入手するための多大な初期投資を逃れることはできるが、契約後一定期間は契約を継続しなければならないという制約があるため、遊技者に人気がない遊技機であっても一定期間設置しなければならず、稼働率のよい遊技機に対しても、稼働率の悪い遊技機に対しても固定額の代金を支払い続けなければならない。さらに、遊技機製造会社側においても、貸与先遊技場の貸与状況を管理したり、請求書の作成を行ったり、代金の入金を管理したりすることは煩雑である。また、買い取り形態では、遊技機が不用となった際には廃棄処理業者に引き取られており、リサイクルを行うことは難しかった。さらに、遊技機は廃棄処分されているはずであるが、実際には不法投棄が社会問題となっている。また、すでに店内に設置されているホールコンピュータには、各遊技機に直接ケーブルで接続しており、ケーブルの数も多く、1番のパチンコ機からのケーブルを2番のパチンコ機の差込口に接続するといったトラブルも招き易く、大変煩雑であり、スペースを占拠している。また、動作情報の収集に新たな店内動作情報収集ネットワークを構築する場合、従来のホールコンピュータに情報を収集するネットワークと2つの店内ネットワークが存在することとなる。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、遊技機をレンタルした場合に、遊技機の稼働状況に応じてレンタル代金を決定し、電話料金と併せて回収する装置の代金回収システム、管理サーバ、代金請求サーバ、装置情報コンピュータ及び動作情報収集サーバを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明の装置の代金回収システムでは、所定の動作を行う装置の動作状態に関する動作情報を収集する動作情報収集サーバと、装置提供者側に設置され前記動作情報の管理を行う管理サーバとをネットワークを介して接続し、さらに前記装置の代金を通信代金と併せて請求する代金請求サーバと前記動作情報収集サーバとをネットワークを介して接続し、さらに装置利用者側に設置され前記装置の各種情報を管理する装置情報コンピュータと前記動作情報収集サーバとをネットワークを介して接続した装置の代金回収システムであって、前記装置には、当該動作情報を前記動作情報収集サーバに送信するための動作情報送信手段が接続され、前記動作情報収集サーバは、当該動作情報収集サーバの制御を司るCPUと、前記動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する動作情報収集サーバ側動作情報受信手段と、当該動作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段と、当該動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報をネットワークを介して、前記管理サーバに送信する動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段と、当該動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報をネットワークを介して、前記代金請求サーバに送信する動作情報収集サーバ側対代金請求サーバ動作情報送信手段と、当該動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報をネットワークを介して、前記装置情報コンピュータに送信する動作情報収集サーバ側対装置情報コンピュータ動作情報送信手段とを備え、前記管理サーバは、当該管理サーバの制御を司るCPUと、前記動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する管理サーバ側動作情報受信手段と、当該管理サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する管理サーバ側動作情報記憶手段と、当該管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報を出力する動作情報出力手段とを備え、前記代金請求サーバは、前記動作情報収集サーバ側対代金請求サーバ動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する代金請求サーバ側動作情報受信手段と、当該代金請求サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する代金請求サーバ側動作情報記憶手段と、当該代金請求サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報に基づいて、装置の代金回収データを作成する代金回収データ作成手段と、当該代金回収データ作成手段により作成された前記代金回収データを記憶する代金回収データ記憶手段と、当該代金回収データ作成手段にて作成された前記代金回収データに基づいて装置の代金を通信代金に併せて請求する請求データを作成する通信代金請求処理手段とを備え、前記装置情報コンピュータは、当該装置情報コンピュータの制御を司るCPUと、前記動作情報収集サーバ側対装置情報コンピュータ動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する装置情報コンピュータ側動作情報受信手段と、当該装置情報コンピュータ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する装置情報コンピュータ側動作情報記憶手段と、当該装置情報コンピュータ側動作情報記憶手段が記憶した前記動作情報を出力する装置情報コンピュータ側出力手段とを備えている。
【0006】
この構成の装置の代金回収システムでは、装置に接続された動作情報送信手段は、動作情報を動作情報収集サーバに送信し、動作情報収集サーバのCPUは動作情報収集サーバの制御を司り、動作情報収集サーバ側動作情報受信手段は、動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段は、動作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報をネットワークを介して、管理サーバに送信し、動作情報収集サーバ側対代金請求サーバ動作情報送信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報をネットワークを介して、代金請求サーバに送信し、動作情報収集サーバ側対装置情報コンピュータ動作情報送信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報をネットワークを介して、装置情報コンピュータに送信する。また、管理サーバのCPUは管理サーバの制御を司り、管理サーバ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、管理サーバ側動作情報記憶手段は、管理サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、動作情報出力手段は、管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報を出力する。また、代金請求サーバの代金請求サーバ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバ側対代金請求サーバ動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、代金請求サーバ側動作情報記憶手段は、代金請求サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、代金回収データ作成手段は、代金請求サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報に基づいて、装置の代金回収データを作成し、代金回収データ記憶手段は、代金回収データ作成手段により作成された前記代金回収データを記憶し、通信代金請求処理手段は、代金回収データ作成手段にて作成された代金回収データに基づいて装置の代金を通信代金に併せて請求する請求データを作成する。また、装置情報コンピュータのCPUは装置情報コンピュータの制御を司り、装置情報コンピュータ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバ側対装置情報コンピュータ動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、装置情報コンピュータ側動作情報記憶手段は、装置情報コンピュータ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、装置情報コンピュータ側出力手段は、装置情報コンピュータ側動作情報記憶手段が記憶した動作情報を出力する。尚、動作情報に対応させて代金を決定してもよい。
【0007】
また、請求項2に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記通信代金請求処理手段は、装置利用者側の代金支払者が銀行等金融機関と自動引落しの契約がある場合に自動引落しデータを作成し、また、クレジットカード会社と当該代金についてクレジットカード利用代金として支払いをする契約がある場合にはクレジット支払データを作成することを特徴とすることを特徴とする構成となっている。
【0008】
この構成の装置の代金回収システムでは、請求項1に記載の発明の作用に加えて、通信代金請求処理手段は、装置利用者側の代金支払者が銀行等金融機関と自動引落しの契約がある場合に自動引落しデータを作成し、また、クレジットカード会社と代金についてクレジットカード利用代金として支払いをする契約がある場合にはクレジット支払データを作成する。
【0009】
また、請求項3に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記動作情報収集サーバには、前記装置に対して呼出しを行い、動作情報の送信依頼をするポーリング手段が備えられていることを特徴とする構成となっている。
【0010】
この構成の装置の代金回収システムでは、請求項1に記載の発明の作用に加えて、動作情報収集サーバに備えられているポーリング手段は、装置に対して呼出しを行い、動作情報の送信依頼をする。
【0011】
また、請求項4に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つであることを特徴とする構成となっている。
【0012】
この構成の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の作用に加えて、動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つが用いられる。
【0013】
また、請求項5に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至4の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段は、前記動作情報に基づいて決定した装置の代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の装置の代金を決定することを特徴とする構成となっている。
【0014】
この構成の動作を行う装置の代金回収システムでは、請求項1乃至4の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手段は、動作情報に基づいて決定した装置の代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の装置の代金を決定する。尚、動作情報に対応させて代金を決定してもよい。
【0015】
また、請求項6に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項5に記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段は、前記所定期間毎の装置の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の装置の代金を決定することを特徴とする構成となっている。
【0016】
この構成の装置の代金回収システムでは、請求項5に記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手段は、所定期間毎の装置の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の装置の代金を決定する。尚、動作情報に対応させて代金を決定してもよい。
【0017】
また、請求項7に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至6の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段は、前記動作情報又は代金回収データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合には、前記装置の代金の課金を行わないことを特徴とする構成となっている。
【0018】
この構成の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至6の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手段は、動作情報又は代金回収データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合には、装置の代金の課金を行わない。
【0019】
また、請求項8に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至7の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記通信代金は電話料金であることを特徴とする構成となっている。
【0020】
この構成の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至7の何れかに記載の発明の作用に加えて、通信代金は電話料金が用いられる。
【0021】
また、請求項9に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至8の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記装置は遊技機であることを特徴とする構成となっている。
【0022】
この構成の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至8の何れかに記載の発明の作用に加えて、装置は遊技機が用いられる。
【0023】
また、請求項10に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項9に記載の発明の構成に加えて、前記動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであることを特徴とする構成となっている。
【0024】
この構成の装置の代金回収システムでは、請求項9に記載の発明の作用に加えて、動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つが用いられる。
【0025】
また、請求項11に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至10の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記装置の代金は、前記装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金であることを特徴とする構成となっている。
【0026】
この構成の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至10の何れかに記載の発明の作用に加えて、装置の代金は、装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金が用いられる。
【0027】
また、請求項12に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至11の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段にて、前記動作情報に基づいて前記装置の代金を決定する際に使用する課金用データテーブルは、装置の種類、設置時期、設置期間及び装置利用者により異なることを特徴とする構成となっている。
【0028】
この構成の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至11の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手段にて、動作情報に基づいて装置の代金を決定する際に使用する課金用データテーブルは、装置の種類、設置時期、設置期間及び装置利用者により異なる。
【0029】
また、請求項13に係る発明の管理サーバでは、管理サーバの制御を司るCPUと、所定の動作を行う装置の動作状態に関する動作情報を収集する動作情報収集サーバと、装置の代金を通信代金と併せて請求する代金請求サーバとがネットワークを介して接続されており、さらに、当該動作情報収集サーバにネットワークを介して接続し、前記動作情報の管理を行う、装置提供者側に設置された管理サーバであって、前記動作情報収集サーバから送信された前記動作情報を受信する管理サーバ側動作情報受信手段と、当該管理サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する管理サーバ側動作情報記憶手段と、当該管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報を出力する動作情報出力手段とを備えている。
【0030】
この構成の管理サーバでは、CPUは管理サーバの制御を司り、管理サーバ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバから送信された動作情報を受信し、管理サーバ側動作情報記憶手段は、管理サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、動作情報出力手段は、管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報を出力する。
【0031】
また、請求項14に係る発明の管理サーバでは、請求項13に記載の発明の構成に加えて、前記動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つであることを特徴とする構成となっている。
【0032】
この構成の管理サーバでは、請求項13に記載の発明の作用に加えて、動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つが用いられる。
【0033】
また、請求項15に係る発明の管理サーバでは、請求項13又は14に記載の発明の構成に加えて、前記通信代金は電話料金であること特徴とする構成となっている。
【0034】
この構成の管理サーバでは、請求項13又は14に記載の発明の作用に加えて、通信代金は電話料金が用いられる。
【0035】
また、請求項16に係る発明の管理サーバでは、請求項13乃至15の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記装置は遊技機であることを特徴とする構成となっている。
【0036】
この構成の管理サーバでは、請求項13乃至15の何れかに記載の発明の作用に加えて、装置は遊技機が用いられる。
【0037】
また、請求項17に係る発明の管理サーバでは、請求項16に記載の発明の構成に加えて、前記動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであり、前記動作情報収集サーバで収集された情報であることを特徴とする構成となっている。
【0038】
この構成の管理サーバでは、請求項16に記載の発明の作用に加えて、動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであり、動作情報収集サーバで収集された情報が用いられる。
【0039】
また、請求項18に係る発明の管理サーバでは、請求項13乃至17の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記装置の代金は、前記装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金であることを特徴とする構成となっている。
【0040】
この構成の管理サーバでは、請求項13乃至17の何れかに記載の発明の作用に加えて、装置の代金は、装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金が用いられる。
【0041】
また、請求項19に係る発明の代金請求サーバでは、所定の動作を行う装置の動作状態に関する動作情報を収集する動作情報収集サーバとネットワークを介して接続され、前記装置の代金を通信代金と併せて請求する代金請求サーバであって、前記動作情報収集サーバ側対代金請求サーバ動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する代金請求サーバ側動作情報受信手段と、当該代金請求サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する代金請求サーバ側記憶手段と、当該代金請求サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報に基づいて、装置の代金回収データを作成する代金回収データ作成手段と、当該代金回収データ作成手段により作成された前記代金回収データを記憶する代金回収データ記憶手段と、当該代金回収データ作成手段にて作成された前記代金回収データに基づいて装置の代金を通信代金と併せて請求する請求データを作成する通信代金請求処理手段とを備えている。
【0042】
この構成の代金請求サーバでは、代金請求サーバ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバ側対代金請求サーバ動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、代金請求サーバ側記憶手段は、代金請求サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、代金回収データ作成手段は、代金請求サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報に基づいて、装置の代金回収データを作成し、代金回収データ記憶手段は、代金回収データ作成手段により作成された前記代金回収データを記憶し、通信代金請求処理手段は、代金回収データ作成手段にて作成された代金回収データに基づいて装置の代金を通信代金と併せて請求する請求データを作成する。尚、動作情報に対応させて代金を決定してもよい。
【0043】
また、請求項20に係る発明の代金請求サーバでは、請求項19に記載の発明の構成に加えて、前記動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つであることを特徴とする構成となっている。
【0044】
この構成の代金請求サーバでは、請求項19に記載の発明の作用に加えて、動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つが用いられる。
【0045】
また、請求項21に係る発明の代金請求サーバでは、請求項19又は20に記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段は、前記動作情報に基づいて決定した装置の代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の装置の代金を決定することを特徴とする構成となっている。
【0046】
この構成の代金請求サーバでは、請求項19又は20に記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手段は、動作情報に基づいて決定した装置の代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の装置の代金を決定する。尚、動作情報に対応させて代金を決定してもよい。
【0047】
また、請求項22に係る発明の代金請求サーバでは、請求項21に記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段は、前記所定期間毎の装置の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の装置の代金を決定することを特徴とする構成となっている。
【0048】
この構成の代金請求サーバでは、請求項21に記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手段は、所定期間毎の装置の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の装置の代金を決定する。尚、動作情報に対応させて代金を決定してもよい。
【0049】
また、請求項23に係る発明の代金請求サーバでは、請求項19乃至22の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段は、前記動作情報又は代金回収データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合には、前記装置の代金の課金を行わないことを特徴とする構成となっている。
【0050】
この構成の代金請求サーバでは、請求項19乃至22の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手段は、動作情報又は代金回収データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合には、装置の代金の課金を行わない。
【0051】
また、請求項24に係る発明の代金請求サーバでは、請求項19乃至23の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記通信代金は電話料金であること特徴とする構成となっている。
【0052】
この構成の代金請求サーバでは、請求項19乃至23の何れかに記載の発明の作用に加えて、通信代金は電話料金が用いられる。
【0053】
また、請求項25に係る発明の代金請求サーバでは、請求項19乃至24の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記装置は遊技機であることを特徴とする構成となっている。
【0054】
この構成の代金請求サーバでは、請求項19乃至24の何れかに記載の発明の作用に加えて、装置は遊技機が用いられる。
【0055】
また、請求項26に係る発明の代金請求サーバでは、請求項25に記載の発明の構成に加えて、前記動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであり、前記動作情報収集サーバで収集された情報であることを特徴とする構成となっている。
【0056】
この構成の代金請求サーバでは、請求項25に記載の発明の作用に加えて、動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであり、動作情報収集サーバで収集された情報が用いられる。
【0057】
また、請求項27に係る発明の代金請求サーバでは、請求項19乃至26の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記装置の代金は、前記装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金であることを特徴とする構成となっている。
【0058】
この構成の代金請求サーバでは、請求項19乃至26の何れかに記載の発明の作用に加えて、装置の代金は、装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金が用いられる。
【0059】
また、請求項28に係る発明の代金請求サーバでは、請求項19乃至27の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段にて、前記動作情報に基づいて前記装置の代金を決定する際に使用する課金用データテーブルは、装置の種類、設置時期、設置期間及び装置利用者により異なることを特徴とする構成となっている。
【0060】
この構成の代金請求サーバでは、請求項19乃至27の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手段にて、動作情報に基づいて装置の代金を決定する際に使用する課金用データテーブルは、装置の種類、設置時期、設置期間及び装置利用者により異なる。
【0061】
また、請求項29に係る発明の装置情報コンピュータでは、所定の動作を行う装置の動作状態に関する動作情報を収集する動作情報収集サーバは、前記装置の代金を通信代金と併せて請求する代金請求サーバと、前記動作情報の管理を行う管理サーバとにネットワークを介して接続され、さらに、当該動作情報収集サーバにネットワークを介して接続され、前記装置の各種情報の管理を行う、装置利用者側に設置された装置情報コンピュータであって、装置情報コンピュータの制御を司るCPUと、動作情報収集サーバ側対装置情報コンピュータ動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する装置情報コンピュータ側動作情報受信手段と、装置情報コンピュータ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する装置情報コンピュータ側動作情報記憶手段と、装置情報コンピュータ側動作情報記憶手段が記憶した前記動作情報を出力する装置情報コンピュータ側出力手段とを備えている。
【0062】
この構成の装置情報コンピュータでは、CPUは装置情報コンピュータの制御を司り、装置情報コンピュータ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバ側対装置情報コンピュータ動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、装置情報コンピュータ側動作情報記憶手段は、装置情報コンピュータ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、装置情報コンピュータ側出力手段は、装置情報コンピュータ側動作情報記憶手段が記憶した動作情報を出力する。
【0063】
また、請求項30に係る発明の装置情報コンピュータでは、請求項29に記載の発明の構成に加えて、前記動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つであることを特徴とする構成となっている。
【0064】
この構成の装置情報コンピュータでは、請求項29に記載の発明の作用に加えて、動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つが用いられる。
【0065】
また、請求項31に係る発明の装置情報コンピュータでは、請求項29又は30に記載の発明の構成に加えて、前記通信代金は電話料金であること特徴とする構成となっている。
【0066】
この構成の装置情報コンピュータでは、請求項29又は30に記載の発明の作用に加えて、通信代金は電話料金が用いられる。
【0067】
また、請求項32に係る発明の装置情報コンピュータでは、請求項29乃至31の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記装置は遊技機であることを特徴とする構成となっている。
【0068】
この構成の装置情報コンピュータでは、請求項29乃至31の何れかに記載の発明の作用に加えて、装置は遊技機が用いられる。
【0069】
また、請求項33に係る発明の装置情報コンピュータでは、請求項32に記載の発明の構成に加えて、前記動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであり、前記動作情報収集サーバで収集された情報であることを特徴とする構成となっている。
【0070】
この構成の装置情報コンピュータでは、請求項32に記載の発明の作用に加えて、動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであり、動作情報収集サーバで収集された情報が用いられる。
【0071】
また、請求項34に係る発明の装置情報コンピュータでは、請求項29乃至33の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記装置情報コンピュータの扱う動作情報は、請求項14乃至19の何れかに記載の管理サーバで扱う動作情報以外の動作情報を扱うことや、前記管理サーバで扱う動作情報を扱わないことがあることを特徴とする構成となっている。
【0072】
この構成の装置情報コンピュータでは、請求項29乃至33の何れかに記載の発明の作用に加えて、装置情報コンピュータの扱う動作情報は、請求項14乃至19の何れかに記載の管理サーバで扱う動作情報以外の動作情報を扱うことや、管理サーバで扱う動作情報を扱わないことがある。
【0073】
また、請求項35に係る発明の装置情報コンピュータでは、請求項29乃至34の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記装置の代金は、前記装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金であることを特徴とする構成となっている。
【0074】
この構成の装置情報コンピュータでは、請求項29乃至34の何れかに記載の発明の作用に加えて、装置の代金は、装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金が用いられる。
【0075】
また、請求項36に係る発明の動作情報収集サーバでは、所定の動作を行う装置の動作状態に関する動作情報を動作情報収集サーバに送信するための動作情報送信手段を備えた装置をネットワークを介して接続し、また、装置提供者側に設置され前記動作情報の管理を行う管理サーバと、前記装置の代金を通信代金と併せて請求する代金請求サーバと、装置利用者側に設置され前記装置の各種情報を管理する装置情報コンピュータとをネットワークを介して接続する動作情報収集サーバであって、前記動作情報収集サーバは、当該動作情報収集サーバの制御を司るCPUと、前記動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する動作情報収集サーバ側動作情報受信手段と、当該動作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段と、当該動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報をネットワークを介して、前記管理サーバに送信する動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段と、前記動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報をネットワークを介して、前記代金請求サーバに送信する動作情報収集サーバ側対代金請求サーバ動作情報送信手段と、前記動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報をネットワークを介して、前記装置情報コンピュータに送信する動作情報収集サーバ側対装置情報コンピュータ動作情報送信手段とを備えている。
【0076】
この構成の動作情報収集サーバでは、CPUは動作情報収集サーバの制御を司り、動作情報収集サーバ側動作情報受信手段は、動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段は、動作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報をネットワークを介して、管理サーバに送信し、動作情報収集サーバ側対代金請求サーバ動作情報送信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報をネットワークを介して、代金請求サーバに送信し、動作情報収集サーバ側対装置情報コンピュータ動作情報送信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報をネットワークを介して、装置情報コンピュータに送信する。
【0077】
また、請求項37に係る発明の動作情報収集サーバでは、請求項36に記載の発明の構成に加えて、前記動作情報収集サーバには、前記装置に対して呼出しを行い、動作情報の送信依頼をするポーリング手段が備えられていることを特徴とする構成となっている。
【0078】
この構成の動作情報収集サーバでは、請求項36に記載の発明の作用に加えて、動作情報収集サーバに備えられているポーリング手段は、装置に対して呼出しを行い、動作情報の送信依頼をする。
【0079】
また、請求項38に係る発明の動作情報収集サーバでは、請求項36又は37に記載の発明の構成に加えて、前記動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つであることを特徴とする構成となっている。
【0080】
この構成の動作情報収集サーバでは、請求項36又は37に記載の発明の作用に加えて、動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つが用いられる。
【0081】
また、請求項39に係る発明の動作情報収集サーバでは、請求項36乃至38の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記通信代金は電話料金であること特徴とする構成となっている。
【0082】
この構成の動作情報収集サーバでは、請求項36乃至38の何れかに記載の発明の作用に加えて、通信代金は電話料金が用いられる。
【0083】
また、請求項40に係る発明の動作情報収集サーバでは、請求項36乃至39に記載の発明の構成に加えて、前記装置は遊技機であることを特徴とする構成となっている。
【0084】
この構成の動作情報収集サーバでは、請求項36乃至39に記載の発明の作用に加えて、装置は遊技機が用いられる。
【0085】
また、請求項41に係る発明の動作情報収集サーバでは、請求項40に記載の発明の構成に加えて、前記動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであることを特徴とする構成となっている。
【0086】
この構成の動作情報収集サーバでは、請求項40に記載の発明の作用に加えて、動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つが用いられる。
【0087】
また、請求項42に係る発明の動作情報収集サーバでは、請求項36乃至41の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記装置の代金は、前記装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金であることを特徴とする構成となっている。
【0088】
この構成の動作情報収集サーバでは、請求項36乃至41の何れかに記載の発明の作用に加えて、装置の代金は、装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金が用いられる。
【0089】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態である遊技機の貸与代金回収システムのビジネスモデルの概念図である。この実施の形態の遊技機の貸与代金回収システムでは、遊技機製造会社1からパチンコ店2にパチンコ機8をレンタルし、パチンコ店2の遊技情報収集サーバ4にてパチンコ機8の遊技情報を収集する。遊技情報収集サーバ4にて収集された遊技情報は、遊技機製造会社1の遊技場管理サーバ5とパチンコ店2のホールコンピュータ11へ送信される。また、遊技情報の中でパチンコ機8のレンタル代金決定に関与する動作情報は電話会社3の代金請求サーバ10に送信され、当該動作情報と予め遊技機製造会社1から提供されたレンタル代金の課金情報に基づいて、パチンコ機8のレンタル代金が決定され、パチンコ店2へ通信代金の一種である電話料金と併せて請求、回収される。そして、電話会社3は回収したレンタル代金から電話料金と手数料を引いた金額を遊技機製造会社1に支払う。なお、動作情報収集サーバとして遊技情報収集サーバ4を、管理サーバとして遊技場管理サーバ5を、装置情報コンピュータとしてホールコンピュータ11を用いる。
【0090】
次に、図2を参照して、本実施の形態の遊技機の貸与代金回収システムを構成する機器について説明する。図2は遊技機の貸与代金回収システムを構成する機器の構成を示すブロック図である。
【0091】
図2に示すように、パチンコ店2に設置された各パチンコ機8には、パチンコ機8の遊技情報を記録して、後述するポーリングコントローラ7に送信する遊技情報記憶装置9が各々設けられている。ポーリングコントローラ7は、1分毎にパチンコ機8の遊技情報記憶装置9を順次呼出して、遊技情報の送信を要求し、遊技情報記憶装置9から送信された遊技情報を受信して記憶し、後述する遊技情報収集サーバ4に送信するようになっている。また、ポーリングコントローラ7には、遊技情報収集サーバ4が接続されており、遊技情報収集サーバ4は、ポーリングコントローラ7から受信した遊技情報を記憶し、受信後すぐに店内ネットワークを介してホールコンピュータ11に送信するようになっている。また、1日の営業終了後、遊技情報をインターネット6を介して、遊技機製造会社1に設置されている遊技場管理サーバ5へ送信し、遊技情報の内、遊技機の代金決定に関与する動作情報を電話会社3に設置されている代金請求サーバ10に送信する。さらに、代金請求サーバ10は、遊技情報収集サーバ4から受信した動作情報に基づいて代金回収データを作成し、請求データ、銀行等金融機関への自動引落しデータ及びクレジットカード会社用データを作成するようになっている。
【0092】
尚、本実施の形態では、パチンコ機8の遊技領域(図示外)に発射された遊技球の総数、即ち、遊技領域に設けられた、各種入賞口(図示外)に入賞した遊技球数と、何れの入賞口にも入賞できずに遊技領域の下端部に設けられているアウト口(図示外)により回収された遊技球数との総数を稼働球数とし、パチンコ機8のレンタル代金決定に関与する動作情報として用いる。また、パチンコ機8の入賞口(図示外)に遊技球が入賞したことにより払い出された遊技球の数即ち賞品球数、球貸し装置から貸し出された遊技球の数即ち貸出球数、図柄始動口(図示外)への遊技球の入球数即ち図柄始動回数、大当たり条件成立により遊技者が遊技球を増加可能な大当たり遊技状態となった回数すなわち大当たり回数、大当たり状態であるか否かの状態情報、大当たり条件が成立しやすくなる確立変動遊技状態となった回数即ち確立変動回数及び前記稼働球数の7つをパチンコ機8の遊技情報として用いる。
【0093】
次に、図3を参照して、遊技情報収集サーバ4の構造を説明する。図3は、遊技情報収集サーバ4の電気的構成のブロック図である。図3に示すように、遊技情報収集サーバ4には、遊技情報収集サーバ4の制御を司るCPU40が設けられ、CPU40には、各種のデータを一時的に記憶するRAM41と、BIOS等を記憶したROM42と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース43とが接続されている。I/Oインターフェース43には、ハードディスク装置48が接続され、当該ハードディスク装置48には、ポーリングコントローラ7から受信した各パチンコ機8の遊技情報を記憶する遊技情報記憶エリア480と、前記遊技情報を蓄積する遊技情報蓄積エリア481と、その他の情報記憶エリア482と、CPU40で実行されるプログラムを記憶したプログラム記憶エリア483とが設けられている。
【0094】
また、I/Oインターフェース43には、ビデオコントローラ44と、キーコントローラ45と、CD−ROMドライブ46と、LANカード49と、ポーリングコントローラ接続端子51とが接続され、ビデオコントローラ44にはCRT53が接続され、キーコントローラ45にはキーボード54が接続され、LANカード49にはルータ52が接続され、インターネット6及びホールコンピュータ11に接続可能となっている。
【0095】
なお、CD−ROMドライブ46に挿入されるCD−ROM47には、遊技情報収集サーバ4の制御プログラムが記憶されており、導入時には、制御プログラムは、CD−ROM47から、ハードディスク装置48にセットアップされてプログラム記憶エリア483に記憶されるようになっている。
【0096】
次に、図4を参照して、ポーリングコントローラ7について説明する。図4は、ポーリングコントローラ7のブロック図である。図4に示すように、ポーリングコントローラ7には、ポーリングコントローラ7の制御を司るCPU12が設けられ、CPU12には、各種のデータを一時的に記憶するRAM13と、CPU12で実行される制御プログラム等を記憶したROM14と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース15とが接続されている。I/Oインターフェース15には、電波により遊技情報記憶装置9と通信を行う送受信回路16と遊技情報収集サーバ接続端子18とが設けられ、送受信回路16には、アンテナ17が設けられている。
【0097】
次に、図5を参照して、パチンコ機8及び遊技情報記憶装置9について説明する。図5は、パチンコ機8及び遊技情報記憶装置9のブロック図である。図5に示すように、遊技情報記憶装置9には、遊技情報記憶装置9の制御を司るCPU90が設けられ、CPU90には、各種のデータを一時的に記憶するRAM92と、CPU90で実行される制御プログラム等を記憶したROM91と、遊技情報記憶装置9に接続されているパチンコ機8の遊技情報を記憶する不揮発メモリであるEEP−ROM96と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース95と、タイマ回路97とが接続されている。I/Oインターフェース95には、電波によりポーリングコントローラ7と通信を行う送受信回路93が設けられ、送受信回路93には、アンテナ94が設けられ、EEP−ROM96には、遊技情報記憶エリア960が備えられている。
【0098】
また、パチンコ機8には、払出装置81、排出球センサ84、図柄始動口センサ85及び制御基板86が設けられており、さらに払出装置81には賞品球センサ82及び貸出球センサ83が設けられている。さらに、賞品球センサ82、貸出球センサ83、排出球センサ84、図柄始動口センサ85及び制御基板86は、遊技情報記憶装置9のI/Oインターフェース95に接続されている。
【0099】
この賞品球センサ82は、パチンコ機8の発射装置(図示外)から発射された遊技球が所定の入賞口(図示外)に入賞した場合に、払い出される遊技球の数を検出するために設けられているものである。また、貸出球センサ83は、遊技者が球貸ボタン(図示外)を押した場合に、貸し出される遊技球の数を検出するために設けられているものである。また、排出球センサ84は、パチンコ機8の遊技領域(図示外)に発射された遊技球の総数、即ち、遊技領域に設けられた、各種入賞口(図示外)に入賞した遊技球数と、何れの入賞口にも入賞できずに遊技領域の下端部に設けられているアウト口(図示外)により回収された遊技球数とを検出するために、遊技球の回収のための排出通路に設けられているものである。また、図柄始動口センサ85は、所定の図柄始動口(図示外)にパチンコ機8の発射装置(図示外)から発射された遊技球が入球した回数を検出するために設けられているものである。また、制御基板86にて、大当たり条件成立により遊技者が遊技球を増加可能な大当たり遊技状態となったか否か及び大当たり条件が成立しやすくなる確立変動遊技状態となったか否かを検出する。
【0100】
本実施の形態では、排出球センサ84が営業開始時刻から営業終了時刻までに、検出する遊技球の総数を稼働球数として、賞品球センサが検出する遊技球の総数を賞品球数として、貸出球センサ83が検出する遊技球の総数を貸出球数として、図柄始動口センサ85が検出する遊技球の総数を図柄始動回数として、大当たり条件成立により遊技者が遊技球を増加可能な大当たり遊技状態となった回数を大当たり回数、大当たり条件成立により遊技者が遊技球を増加可能な大当たり遊技状態であるか否かの情報を大当たり状態情報、大当たり条件が成立しやすくなる確立変動遊技状態となった回数を確立変動回数として用いる。
【0101】
次に、図6を参照して電話会社3に設置される代金請求サーバ10の構造を説明する。図6は、代金請求サーバ10の電気的構成のブロック図である。図6に示すように、代金請求サーバ10には、代金請求サーバ10の制御を司るCPU60が設けられ、CPU60には、各種のデータを一時的に記憶するRAM61と、BIOS等を記憶したROM62と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース63とが接続されている。I/Oインターフェース63には、ハードディスク装置68が接続され、当該ハードディスク装置68には、電話料金や銀行等金融機関との自動引落し契約の有無等の電話会社の顧客の情報が記憶されている顧客情報記憶エリア680と、パチンコ店2の遊技情報収集サーバ4から受信したパチンコ機8の動作情報を記憶する動作情報記憶エリア681と、動作情報により算出したレンタル代金を記憶する台別レンタル代金記憶エリア682と、動作情報及び顧客別課金情報から算出された代金回収データを記憶する代金回収データ記憶エリア683と、課金用テーブル記憶エリア684と、CPU60で実行されるプログラムを記憶したプログラム記憶エリア685と、その他の情報記憶エリア686とが設けられている。
【0102】
また、I/Oインターフェース63には、ビデオコントローラ64と、キーコントローラ65と、CD−ROMドライブ66と、LANカード69とが接続され、ビデオコントローラ64にはCRT33が接続され、キーコントローラ65にはキーボード34が接続され、LANカード69にはルータ35が接続され、インターネット6に接続可能となっている。
【0103】
なお、CD−ROMドライブ66に挿入されるCD−ROM67には、代金請求サーバ10の制御プログラムが記憶されており、導入時には、制御プログラムは、CD−ROM67から、ハードディスク装置68にセットアップされてプログラム記憶エリア685に記憶されるようになっている。
【0104】
次に、図7を参照して、遊技情報収集サーバ4に設けられているハードディスク装置48の遊技情報記憶エリア480に記憶されている遊技情報について説明する。図7は、遊技情報記憶エリア480に記憶されているX月1日12:00に収集された遊技情報の模式図である。図7に示すように、遊技情報記憶エリア480には、台番号(パチンコ機毎に与えられて個別番号)に対応して遊技情報である稼働球数、賞品球数、貸出球数、図柄始動回数、大当たり回数、大当たり状態情報、確立変動回数が記憶されている。これらの情報は、パチンコ機8から遊技情報を受信する度にここへ記憶され、すぐに、ホールコンピュータ11に送信され、その後、初期化される。また、大当たり状態情報を除く遊技情報は、後述する遊技情報蓄積エリア481に足し込みされる。
【0105】
図7に示す例では、X月1日12:00に収集した遊技情報において101番台の稼働球数が100球、賞品球数が15球、貸出球数が0球、図柄始動回数が1回、大当たり回数が1回、大当たり状態が大当たり状態を示す値1、確立変動回数が0回であり、102番台の稼働球数が0球、賞品球数が0球、貸出球数が0球、図柄始動回数が0回、大当たり回数が0回、大当たり状態が大当たり状態でないことを示す値0、確立変動回数が0回であり、103番台の稼働球数が20球、賞品球数が0球、貸出球数が125球、図柄始動回数が0回、大当たり回数が0回、大当たり状態が大当たり状態でないことを示す値0、確立変動回数が0回である。
【0106】
次に、図8を参照して、遊技情報収集サーバ4に設けられているハードディスク装置48の遊技情報蓄積エリア481に記憶されている遊技情報について説明する。図8は、遊技情報蓄積エリア481に記憶されているX月1日に蓄積された遊技情報の模式図である。図8に示すように、遊技情報蓄積エリア481には、台番号に対応して各パチンコ機の1日の遊技情報を足し込みした情報が記憶されている。稼働球数を例にあげると、パチンコ機8から遊技情報を受信した際に「稼働球数=稼働球数+当該受信した遊技情報内の稼働球数」として足し込みされる。これらの蓄積遊技情報は、1日の営業が終了した後に遊技機製造会社1に設置された遊技場管理サーバ5に送信される。また、蓄積稼働球数は、レンタル代金決定に関与する動作情報として、電話会社3に設置された代金請求サーバ10に送信される。
【0107】
図8に示す例では、X月1日の1日の遊技情報は101番台の蓄積稼働球数が40000球、蓄積賞品球数が41300球、蓄積貸出球数が13000球、蓄積図柄始動回数が2200回、蓄積大当たり回数が8回、蓄積確立変動回数が4回であり、102番台の蓄積稼働球数が25000球、蓄積賞品球数が26000球、蓄積貸出球数が8200球、蓄積図柄始動回数が1360回、蓄積大当たり回数が5回、蓄積確立変動回数が3回であり、103番台の蓄積稼働球数が520球、蓄積賞品球数が380球、蓄積貸出球数が120球、蓄積図柄始動回数が20回、蓄積大当たり回数が0回、蓄積確立変動回数が0回である。
【0108】
次に、図9を参照して、代金請求サーバ10に設けられているハードディスク装置68の動作情報記憶エリア681に記憶されている動作情報について説明する。図9は、動作情報記憶エリア681に記憶されているX月の動作情報の模式図である。図9に示すように、動作情報記憶エリア681には、店名、台番号、1日から31日までの各日のパチンコ機毎の動作情報が記憶されている。パチンコ店2に設置された遊技情報収集サーバ4から受信した動作情報は、当該日のエリアに記憶され、月末の代金回収データ作成時まで保管される。
【0109】
図9に示す例では、Aホールの1日の101番台が40000球、102番台が25000球であり、Aホールの2日の101番台が10000球、102番台が0球であり、Aホールの31日の101番台が0球であり、102番台が30000球であり、Bホールの1日の1番台が12345球、2番台が0球であり、Bホールの2日の1番台が7788球、2番台が0球であり、Bホールの31日の1番台が33333球、2番台が5000球である。
【0110】
次に、図10を参照して、代金請求サーバ10に設けられているハードディスク装置68の台別レンタル代金記憶エリア682に記憶されているX月の各パチンコ機のレンタル代金について説明する。図10は、台別レンタル代金記憶エリア682に記憶されている台別レンタル代金情報の模式図である。図10に示すように、台別レンタル代金記憶エリア682には、店名、台番号、1日から31日までの各日のパチンコ機毎のレンタル代金、各日の店毎の1日のレンタル代金が記憶されている。尚、1日から31日までの各日のパチンコ機毎のレンタル代金は、動作情報記憶エリア681に記憶された1日から31日までの各日のパチンコ機毎の稼働球数と、予め遊技機製造会社1から提供されている各パチンコ店の課金情報(図12参照)に基づいて算出されたものである。また、各日の店毎の1日のレンタル代金は、当該日のパチンコ機毎のレンタル代金を集計したものである。
【0111】
図10に示す例では、X月において、Aホールの1日の101番台が2000円、102番台が1250円で1日の合計が54750円であり、Aホールの2日の101番台が500円、102番台が50円で2日の合計が12800円であり、Aホールの31日の101番台が50円、102番台が1500円であり31日の合計が34000円であり、Bホールの1日の1番台が750円、2番台が50円で1日の合計が14500円であり、Bホールの2日の1番台が500円、2番台が50円、2日の合計が26500円であり、Bホールの31日の1番台が2000円、2番台が250円で31日の合計が48750円である。
【0112】
次に、図11を参照して、代金請求サーバ10に設けられているハードディスク装置68の代金回収データ記憶エリア683に記憶されている代金回収データについて説明する。図11は、代金回収データ記憶エリア683に記憶されているX月のパチンコ店別回収金額情報の模式図である。図11に示すように、代金回収データ記憶エリア683には、店名とその月の回収金額が記憶されている。この代金回収データは、図10に示す台別レンタル代金記憶エリア682に記憶されている台別レンタル代金の各パチンコ店の各日の合計金額を1日から月末日まで合計したものである。図11に示す例では、X月のAホールの回収金額が657850円、Bホールが321000円、Cホールが206050円である。この代金回収データが電話料金と併せて請求されるパチンコ機8のレンタル代金のデータとなる。
【0113】
次に、図12を参照して、代金請求サーバ10に設けられている課金用テーブル記憶エリア684に記憶されている課金用テーブル684aについて説明する。図12は、課金用テーブル記憶エリア684に記憶されている課金用テーブル684aの模式図である。図12に示すように、課金用テーブル684aには、1日当たりの遊技球の稼働球数と、その稼働球数に基づいて決定されるパチンコ機8の1日のレンタル代金が記憶されている。例えば、1日の稼働球数が1000球までは1台当たり50円とし、1001球以上5000球までは1台当たり250円とし、5001球以上10000球までは1台当たり500円とし、10001球以上15000球までは1台当たり750円とし、15001球以上20000球までは1台当たり1000円とし、20001球以上25000球までは1台当たり1250円とし、25001球以上30000球までは1台当たり1500円とし、30001球以上40000球までは1台当たり2000円とし、40001球以上は1台当たり2050円とする。
【0114】
次に、図13を参照して、遊技機製造会社1に設置される遊技場管理サーバ5の構造を説明する。図13は、遊技場管理サーバ5の電気的構成のブロック図である。図13に示すように、遊技場管理サーバ5には、遊技場管理サーバ5の制御を司るCPU20が設けられ、CPU20には、各種のデータを一時的に記憶するRAM21と、BIOS等を記憶したROM22と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース23とが接続されている。I/Oインターフェース23には、ハードディスク装置28が接続され、当該ハードディスク装置28には、パチンコ店番号、設置パチンコ機数、台番号等のパチンコ店2の基本情報を記憶する遊技場基本情報記憶エリア280と、遊技情報収集サーバ4から受信した各パチンコ機8の遊技情報を記憶する遊技情報記憶エリア281と、CPU20で実行されるプログラムを記憶したプログラム記憶エリア282と、その他の情報記憶エリア283とが設けられている。
【0115】
また、I/Oインターフェース23には、ビデオコントローラ24と、キーコントローラ25と、CD−ROMドライブ26と、LANカード29とが接続され、ビデオコントローラ24にはCRT30が接続され、キーコントローラ25にはキーボード31が接続され、LANカード29にはルータ32が接続され、遊技情報収集サーバ4に接続可能となっている。
【0116】
なお、CD−ROMドライブ26に挿入されるCD−ROM27には、遊技場管理サーバ5の制御プログラムが記憶されており、導入時には、制御プログラムは、CD−ROM27から、ハードディスク装置28にセットアップされてプログラム記憶エリア282に記憶されるようになっている。
【0117】
次に、図14を参照して、パチンコ店2に設置されるホールコンピュータ11の構造を説明する。図14は、ホールコンピュータ11の電気的構成のブロック図である。図14に示すように、ホールコンピュータ11には、ホールコンピュータ11の制御を司るCPU70が設けられ、CPU70には、各種のデータを一時的に記憶するRAM71と、BIOS等を記憶したROM72と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース73とが接続されている。I/Oインターフェース73には、ハードディスク装置78が接続され、当該ハードディスク装置78には、台番号等のパチンコ機8の基本情報を記憶するパチンコ機基本情報記憶エリア780と、遊技情報収集サーバ4から受信した各パチンコ機8の遊技情報を記憶する遊技情報記憶エリア781と、CPU70で実行されるプログラムを記憶したプログラム記憶エリア782と、その他の情報記憶エリア783とが設けられている。
【0118】
また、I/Oインターフェース73には、ビデオコントローラ74と、キーコントローラ75と、CD−ROMドライブ76と、LANカード79とが接続され、ビデオコントローラ74にはCRT36が接続され、キーコントローラ75にはキーボード37が接続され、LANカード79にはルータ38が接続され、インターネット6に接続可能となっている。
【0119】
なお、CD−ROMドライブ76に挿入されるCD−ROM77には、ホールコンピュータ11の制御プログラムが記憶されており、導入時には、制御プログラムは、CD−ROM77から、ハードディスク装置78にセットアップされてプログラム記憶エリア782に記憶されるようになっている。
【0120】
次に、上記のように構成された本実施の形態の遊技機の貸与代金回収システムの動作について図15乃至図18を参照して説明する。図15は、遊技情報記憶装置9が遊技情報収集サーバ4へ遊技情報を送信する送信処理のフローチャートであり、図16は、遊技情報記憶装置9がパチンコ機8の遊技情報を収集する遊技情報収集処理のフローチャートであり、図17は、遊技情報収集サーバ4が遊技情報記憶装置9に対して行うポーリング処理及び接続コンピュータへの送信処理のフローチャートであり、図18は、代金請求サーバ10が行う代金回収データ作成処理のフローチャートである。
【0121】
まず、図15を参照して遊技情報記憶装置9が遊技情報収集サーバ4へ遊技情報を送信する送信処理を説明する。遊技情報記憶装置9は、タイマ回路97から得る時間データにより、設定されているパチンコ店の営業開始時刻の確認を行い(S1)、営業開始時刻になるまでは(S1:NO)、繰り返し営業開始時刻の確認を行う。営業開始時刻になると(S1:YES)、まず、遊技情報記憶装置9のEEP−ROM96の遊技情報記憶エリア960の値を初期化し(S2)、遊技情報収集処理プログラム(図16参照)を起動する(S3)。
【0122】
次いで、遊技情報収集サーバ4のポーリングコントローラ7からの遊技情報要求の呼出しを待機する(S4)。遊技情報収集サーバ4のポーリングコントローラ7から呼出されたら、その呼出しのID情報が自己のID情報であるか否かすなわち自己の呼出しであるか否かを確認し(S5)、自己の呼出しでなかった場合には(S5:NO)S4へ戻り、自己の呼び出しであった場合には(S5:YES)、要求されている情報が遊技情報であるか否かを確認する(S6)。要求情報が遊技情報でなかった場合には(S6:NO)、エラー情報を遊技情報収集サーバ4のポーリングコントローラ7に送信し(S7)(「動作情報送信手段」に該当)、要求情報が遊技情報であった場合には(S6:YES)、その要求が本日最後のものであるか否かを確認し(S8)、本日最後の要求でない場合には(S8:NO)、遊技情報を遊技情報収集サーバ4のポーリングコントローラ7に送信し(S9)(「動作情報送信手段」に該当)、遊技情報記憶エリア960に記憶されていた遊技情報の値を初期化して(S10)、S4へ戻り遊技情報要求の呼出しを待機する。また、要求が本日最後のものである最終要求であった場合には(S8:YES)、遊技情報収集処理プログラムに終了指示を与え(S11)、本日最後の遊技情報を遊技情報収集サーバ4のポーリングコントローラ7に送信し(S12)(「動作情報送信手段」に該当)、自身の処理を終了させる。
【0123】
次に、図16を参照して、遊技情報記憶装置9がパチンコ機8の遊技情報を収集する遊技情報収集処理を説明する。遊技情報記憶装置9は、送信処理(図15に参照)より、遊技情報収集処理プログラムの起動指示を受け、遊技情報のカウントを開始する。まず、遊技情報の送信処理から終了の指示が与えられてないかを確認し(S71)、与えられていない場合には(S71:NO)パチンコ機8の各センサ及び制御基板86から検出信号を読込む。(S72)。
【0124】
各センサ及び制御基板86から検出信号を読込んだら、まず排出球センサ84が遊技球を感知しているか否かを判断し(S73)、そうであれば排出球数に「1」を足し(S73:YES、S74)、S71へ戻る。排出球センサ84が遊技球を感知していない場合には(S73:NO)、次いで賞品球センサ82が遊技球を感知しているか否かを判断し(S75)、そうであれば賞品球数に「1」を足し(S75:YES、S76)、S71へ戻る。賞品球センサ82が遊技球を感知していない場合には(S75:NO)、次いで貸出球センサ83が遊技球を感知しているか否かを判断し(S77)、そうであれば貸出球数に「1」を足し(S77:YES、S78)、S71へ戻る。貸出球センサ83が遊技球を感知していない場合には(S77:NO)、次いで図柄始動口センサ85が遊技球を感知しているか否かを判断し(S79)、そうであれば図柄始動回数に「1」を足し(S79:YES、S80)、S71へ戻る。図柄始動口センサ85が遊技球を感知していない場合には(S79:NO)、次いで大当たり状態開始か否かを判断し(S81)、そうであれば大当たり回数に「1」を足し(S81:YES、S82)、大当たりフラグをオンにして(S83)、S71へ戻る。大当たり状態開始でない場合には(S81:NO)、次いで大当たり状態終了であるか否かを判断し(S84)、そうであれば大当たりフラグをオフにして(S84:YES、S85)、S71へ戻る。大当たり状態終了でない場合には(S84:NO)、次いで確立変動状態開始であるか否かを判断し(S86)、そうであれば確立変動状態回数に「1」を足し(S86:YES、S87)、S71へ戻る。確立変動状態開始でもない場合には(S86:NO)、S71へ戻る。
【0125】
ここで遊技情報の送信処理から終了の指示が与えられていない場合には(S71:NO)引き続き、センサから検出信号を読込み(S72)、遊技情報の送信処理からの終了の指示が与えられた場合には(S71:YES)、本処理を終了する。
【0126】
次に、図17を参照して、遊技情報収集サーバ4が遊技情報記憶装置9に対して行うポーリング処理及び接続コンピュータへの送信処理について説明する。このポーリング処理では、営業開始時刻から営業終了時刻まで1分毎、遊技情報収集サーバ4がポーリングコントローラ7を制御して、パチンコ店2に設置されているパチンコ機8に各々設けられている遊技情報記憶装置9を順次呼び出して、遊技情報を取り込みむものであり、さらに、それらの情報をホールコンピュータ11へ送信し、且つ、遊技情報収集サーバ4に1日分の情報を蓄積し、1日の営業終了後に遊技機製造会社1の遊技場管理サーバ5及び電話会社3の代金請求サーバ10へ送信するものである。
【0127】
具体的には、遊技情報収集サーバ4で、まず、営業開始時刻か否かを判断し(S51)、営業開始時刻でない場合には(S51:NO)、その時刻になるまで繰り返し時刻確認(S51)を行う。営業開始時刻になったら(S51:YES)、これから収集する遊技情報を記憶するハードディスク装置48の遊技情報記憶エリア480、遊技情報を蓄積する遊技情報蓄積エリア481、その他の情報記憶エリア482内の終了フラグをクリアし、初回遊技情報呼出し時刻をセットする(S52)。次いで、終了フラグの確認を行い(S53)、終了フラグがオフであり、終了を示していない場合には(S53:NO)、遊技情報呼出し時刻の確認を行い(S54)、呼出し時刻でない場合には(S54:NO)、その時刻になるまで繰り返し時刻確認(S54)を行う。遊技情報呼出し時刻になったら(S54:YES)、営業終了時刻の確認を行い(S55)、営業終了時刻でない場合には(S55:NO)、何の処理もせず、営業終了時刻であった場合には(S55:YES)、終了フラグをオンにする(S56)。次いで、呼出しカウンタmを「m=0」とする(S57)。呼出しカウンタmは、次に呼び出すパチンコ機が何台目であるかを意味する。
【0128】
次いで、呼出しカウンタmの値を「m=m+1」として「1」だけ増加し(S58)、mが全パチンコ機の台数より大きいか否かにより、全パチンコ機の呼出しが終了したかの確認を行い(S59)、終了していない場合には(S59:NO)、m番目のパチンコ機8の呼出しを行う(S60)。この呼出し処理では、遊技情報収集サーバ4のポーリングコントローラ接続端子51に接続されているポーリングコントローラ7を用いて、各パチンコ機8に接続されている遊技情報記憶装置9に対して、遊技情報記憶装置9を個別に呼出す識別符号であるID情報と遊技情報要求命令とからなるデータ信号を電波で送信する(S60)。ここで、終了フラグがオンになっている場合には、遊技情報要求命令の中に最終要求である旨を記載する。次いで、呼出しにより送信されてきた情報が遊技情報であるか否かを確認し(S61)、遊技情報でなかった場合には(S61:NO)、繰り返しm番目のパチンコ機8の呼出しを行う(S60)。遊技情報であった場合には(S61:YES)、当該受信したパチンコ機の遊技情報を一緒に送られてきたID情報に基づいて、台番号に対応させてハードディスク装置48の遊技情報記憶エリア480に記憶し(S62)、さらに、台番号に対応させて遊技情報蓄積エリア481に記憶された蓄積遊技情報に遊技情報の足し込みをする(S63)。稼働球数を例に挙げると、「蓄積稼働球数=蓄積稼働球数+当該受信した遊技情報内の稼働球数」として算出された蓄積稼働球数が、新たに記憶される蓄積稼働球数となる。蓄積稼働球数に12000球と記憶されており、当該受信した稼働球数が80球であった場合には、「12000+80=12080」で12080球が新たに蓄積稼働球数として記憶される。次いで、S58へ戻る。
【0129】
S58へ戻った後は、さらに呼出しカウンタmの値を「m=m+1」として「1」だけ増加し(S58)、全台の呼出しが終了したかの確認を行い(S59)、終了していない場合には(S59:NO)、引き続きm番目のパチンコ機8の呼出しを行う(S60)。mの値が全パチンコ機数よりも大きくなり、全パチンコ機の呼出しが終了した場合には(S59:YES)、収集した遊技情報をホールコンピュータ11へ送信する(S64)(「動作情報収集サーバ側対装置情報コンピュータ動作情報送信手段」に該当)。遊技情報を送信した後は、遊技情報記憶エリア480のデータを初期化し(S65)、次回の呼出し時刻をセットして(S66)、S53へ戻る。
【0130】
S53へ戻った後は、終了フラグの確認を行い(S53)、終了フラグがオフであり、終了を示していない場合には(S53:NO)、遊技情報呼出し時刻の確認を行い(S54)、引き続きパチンコ機8に設けられている遊技情報記憶装置9へのポーリング処理を行う。終了フラグがオンであり、終了を示している場合には(S53:YES)、遊技情報蓄積エリア481に記憶された蓄積遊技情報を遊技機製造会社1の遊技場管理サーバ5へ送信し(S67)(「動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段」に該当)、蓄積遊技情報の内、蓄積稼働球数を動作情報として電話会社3の代金請求サーバ10へ送信して(S67)(「動作情報収集サーバ側対代金請求サーバ動作情報送信手段」に該当)、本日の処理を終了する。この時に、送信される情報は公開鍵等を用いて暗号化されて送信され、遊技場管理サーバ5及び代金請求サーバ10側で復号化されることになる。
【0131】
次に、電話会社3に設置された代金請求サーバ10が行う代金回収データ作成処理について図18を参照して説明する。この代金回収データ作成処理では、代金請求サーバ10がパチンコ店2に設置された遊技情報収集サーバ4から受信した動作情報に基づいて、各パチンコ店毎のパチンコ機8のレンタル代金を決定するものである。
【0132】
具体的には、代金請求サーバ10側ではパチンコ店2の遊技情報収集サーバ4からのデータ受信を待機し(S31)、データを受信した場合には、それが動作情報であるか否かを確認し(S32)、動作情報でなかった場合には(S32:NO)、再びデータ受信を待機する(S31)。動作情報であった場合には(S32:YES)、代金請求サーバ10のハードディスク装置68にある動作情報記憶エリア681に記憶する(S33)。動作情報を記憶した後は、当月1ヶ月分のデータの記憶が完了したか否かを確認し(S34)、まだ完了していない場合には(S34:NO)、本日の処理を終了する。完了した場合には(S34:YES)、代金回収データ作成処理を行う(S35)。代金回収データ作成処理(S35)は以下のように行われる。
【0133】
まず、図9に示す代金請求サーバ10のハードディスク装置68の動作情報記憶エリア681に記憶されている各パチンコ店の各パチンコ機の稼働球数が、図12に示すハードディスク装置68の課金用テーブル記憶エリア684に記憶されている課金用テーブル684aで幾らに該当するかを参照して、各パチンコ機の1日のレンタル代金を決定し、図10に示す台別レンタル代金記憶エリア682の該当店、該当日、該当台の欄(記憶エリア)に記憶する。図9,10,12に示す例では、動作情報記憶エリア681のAホールの101番台が40000球であり、課金用テーブル684aより40000球までのレンタル代金は2000円であるので、台別レンタル代金記憶エリア682の1日のAホールの101番台の欄に2000円と記憶されている。
【0134】
次いで、各パチンコ店毎に全パチンコ機分の1日のレンタル代金を合計し、台別レンタル代金記憶エリア682の該当店、該当日の合計欄(記憶エリア)に記憶する。これが、各パチンコ店の1日のレンタル代金となる。図10に示す例では、Aホール2日の101番台が500円、102番台が50円であり、全パチンコ機の合計が12800円でAホールの2日の合計の欄に記憶されている。
【0135】
さらに、各パチンコ店毎に1日から月末日までの各パチンコ店の1日のレンタル代金を合計して各パチンコ店の1ヶ月のレンタル代金を決定し、図11に示す代金請求サーバ10のハードディスク装置68の代金回収データ記憶エリア683の該当店の欄(記憶エリア)に記憶する。図10及び11に示す例では、Aホールの1日のレンタル代金が54750円、2日のレンタル代金が12800円、31日のレンタル代金が34000円であり、1日から31日までの合計として657850円が代金回収データ記憶エリアのAホールの欄に記憶されている。
【0136】
ここで、図18の代金回収データ作成処理についての説明に戻る。代金回収データ作成処理(S35)終了後、代金回収データ記憶エリア683に記憶された代金回収データに基づいた各パチンコ店毎の1ヶ月のパチンコ機8のレンタル代金と代金請求サーバ10のハードディスク装置68の顧客情報記憶エリア680に記憶された各顧客の電話料金とを併せて請求する請求データを作成し(S36)、顧客情報記憶エリア680に記憶されている情報により、パチンコ店2が銀行等金融機関と自動引落しの契約があると判断された場合には自動引落しデータを、クレジットカード会社とレンタル代金をクレジットカード利用代金として支払をする契約を結んでいる店については、クレジットカード会社用データを作成する(S37)。
【0137】
したがって、上記の実施の形態の遊技機の貸与代金回収システムでは、図19に示す遊技機の貸与代金回収システムの概念図にあるように、遊技機製造会社1、パチンコ店2、電話会社3との三者間に、パチンコ機8のレンタル代金の回収代行契約を結ぶ。遊技機製造会社1からパチンコ店2へは、パチンコ機8がレンタルされ、パチンコ店2から遊技機製造会社1へは、パチンコ機8の遊技情報が吸い上げられる。また、パチンコ店2から電話会社3へは、パチンコ機8のレンタル代金決定に関与する動作情報が吸い上げられ、電話会社3では、代金請求サーバ10を用いて、上記のようにパチンコ機8のレンタル代金を1ヶ月毎に求め、電話料金の請求に併せてパチンコ機8のレンタル代金を請求する。さらに、パチンコ店2から電話会社3へ料金が支払われ、電話会社3から遊技機製造会社1へパチンコ店2からの回収額から電話料金及び手数料を引いた金額が支払われる。パチンコ店2から電話会社3への支払いは、振込又は集金人による集金にて行われるが、パチンコ店2が銀行等金融機関と自動引落しの契約を結んでいる場合には、パチンコ店2の預金口座から自動引落しにより行われ、クレジットカード会社とレンタル代金をクレジットカード利用代金として支払をする契約を結んでいる場合には、クレジットカード利用代金として行われる。
【0138】
以上説明したように、本実施の形態の遊技機の貸与代金回収システムでは、パチンコ店2に設置したパチンコ機8に接続した遊技情報記憶装置9に対して、ポーリングコントローラ7が順次、ポーリングを行って、遊技情報を受信して遊技情報収集サーバ4に記憶することができる。そして、遊技情報の内のレンタル代金決定情報である動作情報をインターネット6を介して電話会社3の代金請求サーバ10に送信して、代金請求サーバ10では受信した動作情報に基づいて代金回収データを作成し、その代金回収データに基づいて、パチンコ店2に対して通信代金の一種である電話料金の請求に併せて、1ヶ月分のパチンコ機のレンタル代金を請求することができ、パチンコ機8のレンタル代金は、電話料金と併せて確実に電話会社3が回収して、遊技機製造会社1に振り込むことが可能となる。
【0139】
したがって、パチンコ機8のレンタル代金は、月々のパチンコ機8の稼働状況により決定されるため、パチンコ店2は新しいパチンコ機を導入する際に、多大な初期投資を負担しなくてよい。さらに、導入後も、当該パチンコ機の人気がなく、稼働率が悪い場合には高いレンタル代金を支払う必要がない。また、電話料金と併せて請求、回収されるため、遊技機製造会社1においては、独自で請求書を発行したり、代金の回収をするための集金人を雇い入れたり、振込による入金の確認をしたり、支払いがされない場合に再請求をしたりする必要がなく、パチンコ店2においても、2つの支払いが1回で行えるため、支払いの手間や請求書の管理の手間を省くことができる。そして、パチンコ店2は請求代金を支払わないと電話の使用が止められるために、請求代金の支払いを滞らせないように心がけると思われ、パチンコ機8のレンタル代金は、その単独での請求に比べてより確実に回収されることになる。また、レンタルという形態をとることにより、パチンコ機8は遊技機製造会社1へ回収されるため、遊技機製造会社1はリサイクル活用することができ、不法投棄を防ぐことができる。
【0140】
また、遊技情報収集サーバ4で収集した遊技情報を、ホールコンピュータ11へ送信することにより、パチンコ店2は支払いレンタル代金の試算ができ、パチンコ機のレンタル代金に関する情報のみでなく種々の遊技情報を取得することにより、様々な目的、例えば、設置パチンコ機種の選択資料に利用することができる。
【0141】
また、遊技情報収集サーバ4で収集した遊技情報を、遊技機製造会社1に設置した遊技場管理サーバ5へ送信することにより、遊技機製造会社はレンタル代金収入の試算ができ、パチンコ機8のレンタル代金に関する情報のみでなく種々の遊技情報を取得することにより、様々な目的、例えば、新機種開発の資料に利用することができる。
【0142】
また、ホールコンピュータ11を遊技情報収集サーバ4に接続させ、遊技情報収集サーバ4で収集した遊技情報を、ホールコンピュータ11へ送信することにより、従来のホールコンピュータ11とパチンコ機8の店内ネットワークを、遊技情報収集のための店内ネットワークに組み込むことができ、店内のネットワークを1つに統一することができる。さらに、パチンコ機8に備えられた遊技情報記憶装置9と遊技情報収集サーバ4とを無線により通信するため、ケーブルがなくなり、ケーブルの挿し間違えといったトラブルも発生しなくなる。また、ケーブルが占拠していたスペースが開放される。
【0143】
尚、上記実施の形態では、装置としてパチンコ機を扱ったが、本発明はパチンコ機に限られず、パチコン機、パチスロ機等の各種の遊技機に適用可能であり、さらには、遊技機に限らず、所定の動作を行って製品を製造する工作機械、所定の動作を行って商品を販売する自動販売機、所定の動作を行ってサービスを提供するサービス提供装置にも適用可能である。
【0144】
また、上記実施の形態では、代金決定に関与する装置の動作に関する数量である動作情報として、パチンコ機8の遊技領域に1日に発射された遊技球数である稼働球数を用いた。しかし、動作情報は必ずしも稼働球数に限られず、例えば、所定期間中に、貸出球数、図柄変動回数、稼働時間等の遊技機が出力する各種遊技情報や、遊技媒体計数機や遊技媒体貸出機等の遊技場内の遊技機以外の装置から発生する各種情報などを用いてもよい。また、装置がパチンコ機でない場合には、製造製品数、販売商品数、稼働時間、サービス提供回数、サービス提供時間など、各々の装置の動作に関する数量を用いればよい。
【0145】
また、上記実施の形態の代金回収システムでは、代金は1日から月末までを1ヶ月分としてまとめて請求されているが、必ずしも1日から月末までを1ヶ月分とする必要はない。また、装置の納入日が月の途中の日の場合には、その日から月末分までを上記のように動作情報に応じて、日割りで請求するようにしてもよい。さらに、代金の全額を上記の実施の形態の代金回収システムを用いて回収せずに、例えば、レンタル開始時にパチンコ機8の代金の半額又は原価相当金額を受領しておき、残りを上記の実施の形態の代金回収システムを用いて回収するようにしてもよい。また、上記実施の形態の代金回収システムでは、通信代金として電話料金を挙げているが、通信代金は電話料金に限られず、携帯電話やPHS端末等の通信端末機器を利用した無線通信網の使用代金、インターネット接続代金、専用回線の使用代金などでもよい。
【0146】
また、遊技情報収集サーバ4にて、遊技情報記憶装置9から送信された遊技情報は、ハードディスク装置48の遊技情報記憶エリア480に記憶されているが、これはRAM41に一時的に記憶するだけにしてもよい。また、代金請求サーバ10にて、遊技情報収集サーバ4から送信された動作情報はハードディスク装置68の動作情報記憶エリア681に記憶されているが、これはRAM61に一時的に記憶するだけにしてもよい。また、遊技場管理サーバ5にて、遊技情報収集サーバ4から送信された遊技情報はハードディスク装置28の遊技情報記憶エリア281に記憶されているが、これはRAM21に一時的に記憶するだけにしてもよい。また、ホールコンピュータ11にて、遊技情報収集サーバ4から送信された遊技情報はハードディスク装置78の遊技情報記憶エリア781に記憶されているが、これはRAM71に一時的に記憶するだけにしてもよい。
【0147】
また、上記実施の形態では、遊技情報収集サーバ4から代金請求サーバ10への動作情報の送信及び遊技場管理サーバ5への遊技情報の送信は、パチンコ店2の営業時間終了後に行われているが、これは毎日行うのではなく所定期間(例えば1ヶ月)終了後に、所定期間分の動作情報または遊技情報をまとめて送信するようにしてもよい。その場合には、所定期間分の動作情報及び遊技情報を遊技情報収集サーバ4へ蓄積する。
【0148】
さらに、ポーリングコントローラ7と遊技情報記憶装置9との間の通信は、電波に限られず赤外線等や有線を用いてもよい。また、遊技情報収集サーバ4から代金請求サーバ10や遊技場管理サーバ5への通信は、インターネット6を用いずに、専用回線等を用いて直接接続するようにしてもよい。
【0149】
さらに、上記の実施の形態の貸与代金回収システムでは、図12に示す課金用テーブル684aを用いて、全ての稼働球数に対して、課金を行うようにしているが、例えば、図20に示すように、15000球までは、課金しない課金用テーブル684bを用いてもよい。この課金用テーブル684bには、1日当たりの遊技球の稼働球数と、その稼働球数に基づいて決定されるパチンコ機8の1日のレンタル代金が記憶されている。例えば、1日の稼働球数が15000球までは1台当たり0円として課金せず、15001球以上20000球までは1台当たり1000円とし、20001球以上25000球までは1台当たり1250円とし、25001球以上30000球までは1台当たり1500円とし、30001球以上40000球までは1台当たり2000円とし、40001球以上は1台当たり2050円とする。
【0150】
また、全てのパチンコ店2が同じ課金用テーブルを用いる必要はなく、パチンコ店2毎に異なる課金用テーブルを用いてもよく、パチンコ店2に複数の種類のパチンコ機が設置されている場合には、パチンコ機8の種類毎に異なる課金用テーブルを用いてもよい。さらに、パチンコ機8の設置時期により異なる課金用テーブルを使用してもよい。例えば、当該パチンコ機8の発売開始から3ヶ月経過後に設置した場合には、発売開始当初の課金よりも安い課金用テーブルを使用する。また、パチンコ機8の設置期間経過により課金用テーブルを変更してもよい。例えば、パチンコ機8を設置して6ヶ月経過後は課金用テーブルを安いものに変更する。
【0151】
また、上記実施の形態の代金回収システムでは、代金請求サーバ10にて各パチンコ店2から動作情報を収集し、代金請求サーバ10が記憶している課金用テーブル684aを用いて代金を算出しているが、これは、遊技情報収集サーバ4にて課金用テーブルを記憶して代金を算出したり、遊技情報記憶装置9にてパチンコ機8毎に課金用テーブルを記憶して代金を算出したり、遊技場管理サーバ5にて課金用テーブルを記憶して代金を算出したりし、代金情報を代金請求サーバ10へ送信するようにしてもよい。
【0152】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明の装置の代金回収システムでは、装置に接続された動作情報送信手段は、動作情報を動作情報収集サーバに送信し、動作情報収集サーバのCPUは動作情報収集サーバの制御を司り、動作情報収集サーバ側動作情報受信手段は、動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段は、動作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報をネットワークを介して、管理サーバに送信し、動作情報収集サーバ側対代金請求サーバ動作情報送信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報をネットワークを介して、代金請求サーバに送信し、動作情報収集サーバ側対装置情報コンピュータ動作情報送信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報をネットワークを介して、装置情報コンピュータに送信することができる。また、管理サーバのCPUは管理サーバの制御を司り、管理サーバ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、管理サーバ側動作情報記憶手段は、管理サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、動作情報出力手段は、管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報を出力することができる。また、代金請求サーバの代金請求サーバ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバ側対代金請求サーバ動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、代金請求サーバ側動作情報記憶手段は、代金請求サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、代金回収データ作成手段は、代金請求サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報に基づいて、装置の代金回収データを作成し、代金回収データ記憶手段は、代金回収データ作成手段により作成された前記代金回収データを記憶し、通信代金請求処理手段は、代金回収データ作成手段にて作成された代金回収データに基づいて装置の代金を通信代金に併せて請求する請求データを作成することができる。また、装置情報コンピュータのCPUは装置情報コンピュータの制御を司り、装置情報コンピュータ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバ側対装置情報コンピュータ動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、装置情報コンピュータ側動作情報記憶手段は、装置情報コンピュータ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、装置情報コンピュータ側出力手段は、装置情報コンピュータ側動作情報記憶手段が記憶した動作情報を出力することができる。尚、代金回収データ作成手段では、動作情報に対応させて代金を決定することもできる。したがって、装置の装置の動作状況に応じて請求することができるため、装置利用者側の代金支払者は装置の動作状況に応じて支払いをすればよい。装置提供者側では、動作頻度の高い装置からは高い代金を得ることができ、装置利用者側の代金支払者は、動作頻度の低い装置に高い代金を支払うリスクを回避できる。また、物品や情報やサービスや装置の代金が通信代金と併せて請求されることにより、装置提供者は独自で請求データを発行する必要がなくなり、かつ、代金の回収をするために集金人を雇い入れたり、入金の確認をしたり、支払いがされない場合に再請求をしたりする必要がなくなる。また、装置利用者側の代金支払者においても、2つの支払いが1回で行えるため、支払いを振込で行う場合の振込の手間や請求データの管理の手間を省くことができる。さらに、通信代金の支払いを滞ると、携帯電話やPHS端末、インターネット、専用回線などの通信サービスを利用することができなくなるため、装置の代金単独での請求回収よりも確実なものとなる。
【0153】
また、請求項2に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1に記載の発明の効果に加えて、通信代金請求処理手段は、装置利用者側の代金支払者が銀行等金融機関と自動引落しの契約がある場合に自動引落しデータを作成し、また、クレジットカード会社と代金についてクレジットカード利用代金として支払いをする契約がある場合にはクレジット支払データを作成することを特徴とすることができる。したがって、装置利用者側の代金支払者が銀行等金融機関との自動引落しの契約をしたり、クレジットカード会社とクレジット利用代金と併せて支払う契約をしたりすれば、自動的に請求代金が回収されるため、集金人が請求代金の集金に代金支払者を訪れたり、代金支払者が払込みをしたりする手間が省け、容易に代金が回収できる。また、代金支払者の自動引落し契約口座やクレジット代金引落し口座に預金残高がある場合には、確実に代金が回収できる。
【0154】
また、請求項3に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1に記載の発明の効果に加えて、動作情報収集サーバに備えられているポーリング手段は、装置に対して呼出しを行い、動作情報の送信依頼をすることができる。したがって、装置の動作情報を手間をかけずに自動で収集することができる。
【0155】
また、請求項4に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に加えて、動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つを用いることができる。
【0156】
また、請求項5に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至4の何れかに記載の発明の効果に加えて、代金回収データ作成手段は、動作情報に基づいて決定した装置の代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の装置の代金を決定することができる。尚、動作情報に対応させて代金を決定することもできる。
【0157】
また、請求項6に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項5に記載の発明の効果に加えて、代金回収データ作成手段は、所定期間毎の装置の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の装置の代金を決定することができる。尚、動作情報に対応させて代金を決定することもできる。
【0158】
また、請求項7に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至6の何れかに記載の発明の効果に加えて、代金回収データ作成手段は、動作情報又は代金回収データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合には、装置の代金の課金を行わないようにできる。
【0159】
また、請求項8に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至7の何れかに記載の発明の効果に加えて、通信代金は電話料金を用いることができる。装置利用者側の代金支払者は、電話料金の支払いを滞ると電話を使用することができなくなる。電話の使用ができなくなるということは大変不便であり、装置利用者側の代金支払者は、電話を使用するために、電話料金の支払いを滞らせることのないように心がけていると思われる。したがって、物品や情報やサービスや装置の代金の回収は、電話料金と併せて請求されることにより、物品や情報やサービスや装置の代金単独での請求回収よりも確実なものとなる。
【0160】
また、請求項9に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至8の何れかに記載の発明の効果に加えて、装置は遊技機を用いることができる。
【0161】
また、請求項10に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項9に記載の発明の効果に加えて、動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つを用いることができる。
【0162】
また、請求項11に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至10の何れかに記載の発明の効果に加えて、装置の代金は、装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金を用いることができる。
【0163】
また、請求項12に係る発明の装置の代金回収システムでは、請求項1乃至11の何れかに記載の発明の効果に加えて、代金回収データ作成手段にて、動作情報に基づいて装置の代金を決定する際に使用する課金用データテーブルは、装置の種類、設置時期、設置期間及び装置利用者により異なるようにできる。
【0164】
また、請求項13に係る発明の管理サーバでは、CPUは管理サーバの制御を司り、管理サーバ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバから送信された動作情報を受信し、管理サーバ側動作情報記憶手段は、管理サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、動作情報出力手段は、管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報を出力することができる。
【0165】
また、請求項14に係る発明の管理サーバでは、請求項13に記載の発明の効果に加えて、動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つを用いることができる。
【0166】
また、請求項15に係る発明の管理サーバでは、請求項13又は14に記載の発明の効果に加えて、通信代金は電話料金を用いることができる。
【0167】
また、請求項16に係る発明の管理サーバでは、請求項13乃至15の何れかに記載の発明の効果に加えて、装置は遊技機を用いることができる。
【0168】
また、請求項17に係る発明の管理サーバでは、請求項16に記載の発明の効果に加えて、動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであり、動作情報収集サーバで収集された情報を用いることができる。
【0169】
また、請求項18に係る発明の管理サーバでは、請求項13乃至17の何れかに記載の発明の効果に加えて、装置の代金は、装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金を用いることができる。
【0170】
また、請求項19に係る発明の代金請求サーバでは、代金請求サーバ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバ側対代金請求サーバ動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、代金請求サーバ側記憶手段は、代金請求サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、代金回収データ作成手段は、代金請求サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報に基づいて、装置の代金回収データを作成し、代金回収データ記憶手段は、代金回収データ作成手段により作成された前記代金回収データを記憶し、通信代金請求処理手段は、代金回収データ作成手段にて作成された代金回収データに基づいて装置の代金を通信代金と併せて請求する請求データを作成することができる。尚、動作情報に対応させて代金を決定することもできる。
【0171】
また、請求項20に係る発明の代金請求サーバでは、請求項19に記載の発明の効果に加えて、動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つを用いることができる。
【0172】
また、請求項21に係る発明の代金請求サーバでは、請求項19又は20に記載の発明の効果に加えて、代金回収データ作成手段は、動作情報に基づいて決定した装置の代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の装置の代金を決定することができる。尚、動作情報に対応させて代金を決定することもできる。
【0173】
また、請求項22に係る発明の代金請求サーバでは、請求項21に記載の発明の効果に加えて、代金回収データ作成手段は、所定期間毎の装置の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の装置の代金を決定することができる。尚、動作情報に対応させて代金を決定することもできる。
【0174】
また、請求項23に係る発明の代金請求サーバでは、請求項19乃至22の何れかに記載の発明の効果に加えて、代金回収データ作成手段は、動作情報又は代金回収データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合には、装置の代金の課金を行わないようにできる。
【0175】
また、請求項24に係る発明の代金請求サーバでは、請求項19乃至23の何れかに記載の発明の効果に加えて、通信代金は電話料金を用いることができる。
【0176】
また、請求項25に係る発明の代金請求サーバでは、請求項19乃至24の何れかに記載の発明の効果に加えて、装置は遊技機を用いることができる。
【0177】
また、請求項26に係る発明の代金請求サーバでは、請求項25に記載の発明の効果に加えて、動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであり、動作情報収集サーバで収集された情報を用いることができる。
【0178】
また、請求項27に係る発明の代金請求サーバでは、請求項19乃至26の何れかに記載の発明の効果に加えて、装置の代金は、装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金を用いることができる。
【0179】
また、請求項28に係る発明の代金請求サーバでは、請求項19乃至27の何れかに記載の発明の効果に加えて、代金回収データ作成手段にて、動作情報に基づいて装置の代金を決定する際に使用する課金用データテーブルは、装置の種類、設置時期、設置期間及び装置利用者により異なるようにできる。
【0180】
また、請求項29に係る発明の装置情報コンピュータでは、CPUは装置情報コンピュータの制御を司り、装置情報コンピュータ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバ側対装置情報コンピュータ動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、装置情報コンピュータ側動作情報記憶手段は、装置情報コンピュータ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、装置情報コンピュータ側出力手段は、装置情報コンピュータ側動作情報記憶手段が記憶した動作情報を出力することができる。
【0181】
また、請求項30に係る発明の装置情報コンピュータでは、請求項29に記載の発明の効果に加えて、動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つを用いることができる。
【0182】
また、請求項31に係る発明の装置情報コンピュータでは、請求項29又は30に記載の発明の効果に加えて、通信代金は電話料金を用いることができる。
【0183】
また、請求項32に係る発明の装置情報コンピュータでは、請求項29乃至31の何れかに記載の発明の効果に加えて、装置は遊技機を用いることができる。
【0184】
また、請求項33に係る発明の装置情報コンピュータでは、請求項32に記載の発明の効果に加えて、動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであり、動作情報収集サーバで収集された情報を用いることができる。
【0185】
また、請求項34に係る発明の装置情報コンピュータでは、請求項29乃至33の何れかに記載の発明の効果に加えて、装置情報コンピュータの扱う動作情報は、請求項14乃至19の何れかに記載の管理サーバで扱う動作情報以外の動作情報を扱うことや、管理サーバで扱う動作情報を扱わないことができる。
【0186】
また、請求項35に係る発明の装置情報コンピュータでは、請求項29乃至34の何れかに記載の発明の効果に加えて、装置の代金は、装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金を用いることができる。
【0187】
また、請求項36に係る発明の動作情報収集サーバでは、CPUは動作情報収集サーバの制御を司り、動作情報収集サーバ側動作情報受信手段は、動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段は、動作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報をネットワークを介して、管理サーバに送信し、動作情報収集サーバ側対代金請求サーバ動作情報送信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報をネットワークを介して、代金請求サーバに送信し、動作情報収集サーバ側対装置情報コンピュータ動作情報送信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報をネットワークを介して、装置情報コンピュータに送信することができる。
【0188】
また、請求項37に係る発明の動作情報収集サーバでは、請求項36に記載の発明の効果に加えて、動作情報収集サーバに備えられているポーリング手段は、装置に対して呼出しを行い、動作情報の送信依頼をすることができる。
【0189】
また、請求項38に係る発明の動作情報収集サーバでは、請求項36又は37に記載の発明の効果に加えて、動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つを用いることができる。
【0190】
また、請求項39に係る発明の動作情報収集サーバでは、請求項36乃至38の何れかに記載の発明の効果に加えて、通信代金は電話料金を用いることができる。
【0191】
また、請求項40に係る発明の動作情報収集サーバでは、請求項36乃至39に記載の発明の効果に加えて、装置は遊技機を用いることができる。
【0192】
また、請求項41に係る発明の動作情報収集サーバでは、請求項40に記載の発明の効果に加えて、動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つを用いることができる。
【0193】
また、請求項42に係る発明の動作情報収集サーバでは、請求項36乃至41の何れかに記載の発明の効果に加えて、装置の代金は、装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金を用いることができる。
【0194】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態である遊技機の貸与代金回収システムのビジネスモデルの概念図である。
【図2】図2は、遊技機の貸与代金回収システムを構成する機器の構成を示す図である。
【図3】図3は、遊技情報収集サーバ4の電気的構成のブロック図である。
【図4】図4は、ポーリングコントローラ7の電気的構成のブロック図である。
【図5】図5は、パチンコ機8及び遊技情報記憶装置9の電気的構成のブロック図である。
【図6】図6は、代金請求サーバ10の電気的構成のブロック図である。
【図7】図7は、遊技情報収集サーバ4に設けられているハードディスク装置48の遊技情報記憶エリア480に記憶されている遊技情報の模式図である。
【図8】図8は、遊技情報収集サーバ4に設けられているハードディスク装置48の遊技情報蓄積エリア481に記憶されている遊技情報の模式図である。
【図9】図9は、代金請求サーバ10に設けられているハードディスク装置68の動作情報記憶エリア681に記憶されている動作情報の模式図である。
【図10】図10は、代金請求サーバ10に設けられているハードディスク装置68の台別レンタル代金記憶エリア682に記憶されている台別レンタル代金の模式図である。
【図11】図11は、代金請求サーバ10に設けられているハードディスク装置68の代金回収データ記憶エリア683に記憶されているパチンコ店別代金回収データの模式図である。
【図12】図12は、代金請求サーバ10に設けられているハードディスク装置68の課金用テーブル記憶エリア684に記憶されている課金用テーブル684aの模式図である。
【図13】図13は、遊技場管理サーバ5の電気的構成のブロック図である。
【図14】図14は、ホールコンピュータ11の電気的構成のブロック図である。
【図15】図15は、遊技情報記憶装置9が遊技情報収集サーバ4への遊技情報を送信する送信処理のフローチャートである。
【図16】図16は、遊技情報記憶装置9がパチンコ機8の遊技情報を収集する動作情報収集処理のフローチャート。
【図17】図17は、遊技情報収集サーバ4が遊技情報記憶装置9に対して行うポーリング処理及び接続コンピュータへの送信処理である。
【図18】図18は、代金請求サーバ10が行う代金回収データ作成処理のフローチャートである。
【図19】図19は、遊技機の貸与代金回収システムの概念図である。
【図20】図20は、課金用テーブル記憶エリア684に記憶されている課金用テーブル684bの模式図である。
【図21】図21は、従来の料金の請求システムを示す図である。
【符号の説明】
1 遊技機製造会社
2 パチンコ店
3 電話会社
4 遊技情報収集サーバ
5 遊技場管理サーバ
6 インターネット
7 ポーリングコントローラ
8 パチンコ機
9 遊技情報記憶装置
10 代金請求サーバ
11 ホールコンピュータ
15 I/Oインターフェース
16 送受信回路
17 アンテナ
18 遊技情報遊技機収集サーバ接続端子
23 I/Oインターフェース
28 ハードディスク装置
29 LANカード
32 ルータ
35 ルータ
38 ルータ
43 I/Oインターフェース
48 ハードディスク装置
49 LANカード
51 ポーリングコントローラ接続端子
52 ルータ
63 I/Oインターフェース
68 ハードディスク装置
69 LANカード
73 I/Oインターフェース
78 ハードディスク装置
79 LANカード
81 払出装置
82 賞品球センサ
83 貸出球センサ
84 排出球センサ
85 図柄始動口センサ
86 制御基板
93 送受信回路
94 アンテナ
95 I/Oインターフェース
97 タイマ回路
280 遊技場基本情報記憶エリア
281 遊技情報記憶エリア
480 遊技情報記憶エリア
481 遊技情報蓄積エリア
680 顧客情報記憶エリア
681 動作情報記憶エリア
682 台別レンタル代金記憶エリア
683 代金回収データ記憶エリア
684 課金用テーブル記憶エリア
684a 課金用テーブル
684b 課金用テーブル
780 パチンコ機基本情報記憶エリア
781 遊技情報記憶エリア
960 遊技情報記憶エリア

Claims (42)

  1. 所定の動作を行う装置の動作状態に関する動作情報を収集する動作情報収集サーバと、装置提供者側に設置され前記動作情報の管理を行う管理サーバとをネットワークを介して接続し、さらに前記装置の代金を通信代金と併せて請求する代金請求サーバと前記動作情報収集サーバとをネットワークを介して接続し、さらに装置利用者側に設置され前記装置の各種情報を管理する装置情報コンピュータと前記動作情報収集サーバとをネットワークを介して接続した装置の代金回収システムであって、
    前記装置には、当該動作情報を前記動作情報収集サーバに送信するための動作情報送信手段が接続され、
    前記動作情報収集サーバは、
    当該動作情報収集サーバの制御を司るCPUと、
    前記動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する動作情報収集サーバ側動作情報受信手段と、
    当該動作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段と、
    当該動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報をネットワークを介して、前記管理サーバに送信する動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段と、
    当該動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報をネットワークを介して、前記代金請求サーバに送信する動作情報収集サーバ側対代金請求サーバ動作情報送信手段と、
    当該動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報をネットワークを介して、前記装置情報コンピュータに送信する動作情報収集サーバ側対装置情報コンピュータ動作情報送信手段とを備え、
    前記管理サーバは、
    当該管理サーバの制御を司るCPUと、
    前記動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する管理サーバ側動作情報受信手段と、
    当該管理サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する管理サーバ側動作情報記憶手段と、
    当該管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報を出力する動作情報出力手段とを備え、
    前記代金請求サーバは、
    前記動作情報収集サーバ側対代金請求サーバ動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する代金請求サーバ側動作情報受信手段と、
    当該代金請求サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する代金請求サーバ側動作情報記憶手段と、
    当該代金請求サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報に基づいて、装置の代金回収データを作成する代金回収データ作成手段と、
    当該代金回収データ作成手段により作成された前記代金回収データを記憶する代金回収データ記憶手段と、
    当該代金回収データ作成手段にて作成された前記代金回収データに基づいて装置の代金を通信代金に併せて請求する請求データを作成する通信代金請求処理手段とを備え、
    前記装置情報コンピュータは、
    当該装置情報コンピュータの制御を司るCPUと、
    前記動作情報収集サーバ側対装置情報コンピュータ動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する装置情報コンピュータ側動作情報受信手段と、
    当該装置情報コンピュータ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する装置情報コンピュータ側動作情報記憶手段と、
    当該装置情報コンピュータ側動作情報記憶手段が記憶した前記動作情報を出力する装置情報コンピュータ側出力手段とを備えたことを特徴とする装置の代金回収システム。
  2. 前記通信代金請求処理手段は、装置利用者側の代金支払者が銀行等金融機関と自動引落しの契約がある場合に自動引落しデータを作成し、また、クレジットカード会社と当該代金についてクレジットカード利用代金として支払いをする契約がある場合にはクレジット支払データを作成することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の装置の代金回収システム。
  3. 前記動作情報収集サーバには、前記装置に対して呼出しを行い、動作情報の送信依頼をするポーリング手段が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の装置の代金回収システム。
  4. 前記動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の装置の代金回収システム。
  5. 前記代金回収データ作成手段は、前記動作情報に基づいて決定した装置の代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の装置の代金を決定することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の装置の代金回収システム。
  6. 前記代金回収データ作成手段は、前記所定期間毎の装置の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の装置の代金を決定することを特徴とする請求項5に記載の装置の代金回収システム。
  7. 前記代金回収データ作成手段は、前記動作情報又は代金回収データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合には、前記装置の代金の課金を行わないことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の装置の代金回収システム。
  8. 前記通信代金は電話料金であること特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の装置の代金回収システム。
  9. 前記装置は遊技機であることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の装置の代金回収システム。
  10. 前記動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであることを特徴とする請求項9に記載の装置の代金回収システム。
  11. 前記装置の代金は、前記装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金であることを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の装置の代金回収システム。
  12. 前記代金回収データ作成手段にて、前記動作情報に基づいて前記装置の代金を決定する際に使用する課金用データテーブルは、装置の種類、設置時期、設置期間及び装置利用者により異なることを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の装置の代金回収システム。
  13. 所定の動作を行う装置の動作状態に関する動作情報を収集する動作情報収集サーバと、前記装置の代金を通信代金と併せて請求する代金請求サーバとがネットワークを介して接続されており、さらに、当該動作情報収集サーバにネットワークを介して接続し、前記動作情報の管理を行う、装置提供者側に設置された管理サーバであって、
    当該管理サーバの制御を司るCPUと、
    前記動作情報収集サーバから送信された前記動作情報を受信する管理サーバ側動作情報受信手段と、
    当該管理サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する管理サーバ側動作情報記憶手段と、
    当該管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報を出力する動作情報出力手段とを備えたことを特徴とする管理サーバ。
  14. 前記動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つであることを特徴とする請求項13に記載の管理サーバ。
  15. 前記通信代金は電話料金であること特徴とする請求項13又は14に記載の管理サーバ。
  16. 前記装置は遊技機であることを特徴とする請求項13乃至15の何れかに記載の管理サーバ。
  17. 前記動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであり、前記動作情報収集サーバで収集された情報であることを特徴とする請求項16に記載の管理サーバ。
  18. 前記装置の代金は、前記装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金であることを特徴とする請求項13乃至17の何れかに記載の管理サーバ。
  19. 所定の動作を行う装置の動作状態に関する動作情報を収集する動作情報収集サーバとネットワークを介して接続され、前記装置の代金を通信代金と併せて請求する代金請求サーバであって、
    前記動作情報収集サーバ側対代金請求サーバ動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する代金請求サーバ側動作情報受信手段と、
    当該代金請求サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する代金請求サーバ側記憶手段と、
    当該代金請求サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報に基づいて、装置の代金回収データを作成する代金回収データ作成手段と、
    当該代金回収データ作成手段により作成された前記代金回収データを記憶する代金回収データ記憶手段と、
    当該代金回収データ作成手段にて作成された前記代金回収データに基づいて装置の代金を通信代金と併せて請求する請求データを作成する通信代金請求処理手段とを備えたことを特徴とする代金請求サーバ。
  20. 前記動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つであることを特徴とする請求項19に記載の代金請求サーバ。
  21. 前記代金回収データ作成手段は、前記動作情報に基づいて決定した装置の代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の装置の代金を決定することを特徴とする請求項19又は20に記載の代金請求サーバ。
  22. 前記代金回収データ作成手段は、前記所定期間毎の装置の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の装置の代金を決定することを特徴とする請求項21に記載の代金請求サーバ。
  23. 前記代金回収データ作成手段は、前記動作情報又は代金回収データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合には、前記装置の代金の課金を行わないことを特徴とする請求項19乃至22の何れかに記載の代金請求サーバ。
  24. 前記通信代金は電話料金であること特徴とする請求項19乃至23の何れかに記載の代金請求サーバ。
  25. 前記装置は遊技機であることを特徴とする請求項19乃至24の何れかに記載の代金請求サーバ。
  26. 前記動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであり、前記動作情報収集サーバで収集された情報であることを特徴とする請求項25に記載の代金請求サーバ。
  27. 前記装置の代金は、前記装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金であることを特徴とする請求項19乃至26の何れかに記載の代金請求サーバ。
  28. 前記代金回収データ作成手段にて、前記動作情報に基づいて前記装置の代金を決定する際に使用する課金用データテーブルは、装置の種類、設置時期、設置期間及び装置利用者により異なることを特徴とする請求項19乃至27の何れかに記載の代金請求サーバ。
  29. 所定の動作を行う装置の動作状態に関する動作情報を収集する動作情報収集サーバは、前記装置の代金を通信代金と併せて請求する代金請求サーバと、前記動作情報の管理を行う管理サーバとにネットワークを介して接続され、さらに、当該動作情報収集サーバにネットワークを介して接続され、前記装置の各種情報の管理を行う、装置利用者側に設置された装置情報コンピュータであって、
    当該装置情報コンピュータの制御を司るCPUと、
    動作情報収集サーバ側対装置情報コンピュータ動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する装置情報コンピュータ側動作情報受信手段と、
    装置情報コンピュータ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する装置情報コンピュータ側動作情報記憶手段と、
    装置情報コンピュータ側動作情報記憶手段が記憶した前記動作情報を出力する装置情報コンピュータ側出力手段とを備えたことを特徴とする装置情報コンピュータ。
  30. 前記動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つであることを特徴とする請求項29に記載の装置情報コンピュータ。
  31. 前記通信代金は電話料金であること特徴とする請求項29又は30に記載の装置情報コンピュータ。
  32. 前記装置は遊技機であることを特徴とする請求項29乃至31の何れかに記載の装置情報コンピュータ。
  33. 前記動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであり、前記動作情報収集サーバで収集された情報であることを特徴とする請求項32に記載の装置情報コンピュータ。
  34. 前記装置情報コンピュータの扱う動作情報は、請求項14乃至19の何れかに記載の管理サーバで扱う動作情報以外の動作情報を扱うことや、前記管理サーバで扱う動作情報を扱わないことがあることを特徴とする請求項29乃至33の何れかに記載の装置情報コンピュータ。
  35. 前記装置の代金は、前記装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金であることを特徴とする請求項29乃至34の何れかに記載の装置情報コンピュータ。
  36. 所定の動作を行う装置の動作状態に関する動作情報を動作情報収集サーバに送信するための動作情報送信手段を備えた装置をネットワークを介して接続し、また、装置提供者側に設置され前記動作情報の管理を行う管理サーバと、前記装置の代金を通信代金と併せて請求する代金請求サーバと、装置利用者側に設置され前記装置の各種情報を管理する装置情報コンピュータとをネットワークを介して接続する動作情報収集サーバであって、
    前記動作情報収集サーバは、
    当該動作情報収集サーバの制御を司るCPUと、
    前記動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する動作情報収集サーバ側動作情報受信手段と、
    当該動作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段と、
    当該動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報をネットワークを介して、前記管理サーバに送信する動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段と、
    前記動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報をネットワークを介して、前記代金請求サーバに送信する動作情報収集サーバ側対代金請求サーバ動作情報送信手段と、
    前記動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報をネットワークを介して、前記装置情報コンピュータに送信する動作情報収集サーバ側対装置情報コンピュータ動作情報送信手段とを備えたことを特徴とする動作情報収集サーバ。
  37. 前記動作情報収集サーバには、前記装置に対して呼出しを行い、動作情報の送信依頼をするポーリング手段が備えられていることを特徴とする請求項36に記載の動作情報収集サーバ。
  38. 前記動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つであることを特徴とする請求項36又は37に記載の動作情報収集サーバ。
  39. 前記通信代金は電話料金であること特徴とする請求項36乃至38の何れかに記載の動作情報収集サーバ。
  40. 前記装置は遊技機であることを特徴とする請求項36乃至39に記載の動作情報収集サーバ。
  41. 前記動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであることを特徴とする請求項40に記載の動作情報収集サーバ。
  42. 前記装置の代金は、前記装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金であることを特徴とする請求項36乃至41の何れかに記載の動作情報収集サーバ。
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