JP4096296B2 - 装置の動作情報収集システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、装置の動作情報収集システムに関し、詳細には、例えば、球貸し用カードリーダを備えた遊技機と、遊技機の遊技情報(動作情報)を収集する遊技情報収集サーバ(動作情報収集サーバ)と、遊技情報を利用する遊技場管理サーバ、度数管理サーバ及びホールコンピュータ(管理サーバ)とをネットワークを介して接続し、遊技機の遊技情報を収集する装置の動作情報収集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技場に設置されているパチンコ機やパチスロ機等の遊技機と、遊技場内に設置された遊技機の各遊技情報(動作情報)を管理するホールコンピュータとはケーブルで直接接続されており、それらの各遊技情報は遊技場内での活用にとどまっているのが主流であり、遊技場外で様々な用途に使用されることはなかった。また、遊技機には遊技者に遊技媒体を貸し出す媒体貸出装置が各々設置されており、媒体貸出装置には、現金を利用する球貸し機やプリペイドカードを利用する球貸し用カードリーダがある。
【0003】
この場合には図16に示すように、パチンコ店2において、パチンコ機8は、ホールコンピュータ7に接続するケーブルを取り纏める接続ポートユニット14に各々ケーブルにて直接接続されて、パチンコ機8の遊技情報はホールコンピュータ7に収集されており、ホールコンピュータ7から用紙、店内掲示装置等の出力手段に出力されている。また、パチンコ機8には球貸し用カードリーダ10が設置されており、球貸し用カードリーダ10から貸し出された遊技球と交換したプリペイドカード度数の総数である度数情報は、遊技機に接続された球貸し用カードリーダ10から度数情報送信サーバ13を経由し、ネットワークを介して球貸し用プリペイドカード発行会社3の度数管理サーバ6に収集され、球貸し用プリペイドカード発行会社3からパチンコ店2へ支払う貸球代金の算出に使用されている。即ち、現在のパチンコ機8の遊技情報については、パチンコ店2内でのホールコンピュータ7への収集システムと外部度数管理サーバ6への度数情報の収集システムの2つ収集システムが存在している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、遊技機の各遊技情報は遊技場内だけでなく、遊技場外においても様々な用途に使用できる可能性がある。例えば、新たな遊技機を開発したり、サービスを提供したりするために各遊技情報を使用することができる。また、遊技機をレンタルしたりリースしたりする場合において、一般に用いられる定額による支払ではなく、各遊技情報に応じて課金するといった支払額変動型のレンタルやリースを行うことができる。そのためには、遊技情報を効率的に収集し、遊技機製造会社のコンピュータへその遊技情報を渡す必要があり、その遊技情報は正確なものでなければならない。しかし、その使用目的により遊技情報が遊技場経営者の利益に影響を及ぼす場合には、遊技情報を記憶する遊技情報記憶装置を遊技機から取り外して、一時的に遊技情報を記録させないようにするなど、遊技情報を実際と異なるものとする不正が行われる可能性がある。
【0005】
また、装置である遊技機を設置している遊技場を考えた場合、遊技機という1つのものから発生する遊技情報を、遊技場内でのホールコンピュータ7への収集システムと外部度数管理サーバ6への度数情報の収集システムという2つの異なるシステムにて収集することは煩雑である。
【0006】
本発明は、装置の動作情報の収集システムを統括し、動作情報を総合的に収集して、様々な用途に使用できる装置の動作情報収集システムを考え、媒体供給装置に装置の動作情報を記憶する機能を持たせて、当該媒体供給装置を装置から取り外した状態においては、装置を動作不能とし、正確な装置の動作情報を収集することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明の装置の動作情報収集システムでは、所定の動作を行う装置に接続して当該装置を稼働させるための媒体を装置使用者に供給する媒体供給装置と、前記装置の動作状態に関する動作情報を収集する動作情報収集サーバとをネットワークを介して接続し、さらに前記動作情報収集サーバに少なくとも1つの管理サーバがネットワークを介して接続した装置の動作情報収集システムであって、前記装置は、装置使用者に装置を稼働させるための媒体を供給する媒体供給装置を接続する媒体供給装置接続手段と、当該装置に前記媒体供給装置が接続されているか否かを確認するための第一所定電圧の電流である接続確認情報を前記媒体供給装置へ送る装置側接続確認情報送信手段と、前記媒体供給装置から前記第一所定電圧以下の電圧である第二所定電圧の電流である接続確認返却情報を受け取る装置側接続確認返却情報受信手段と、前記媒体供給装置から受け取った前記接続確認返却情報に基づいて、当該装置に前記媒体供給装置が接続されているか否かを判断する装置側媒体供給装置接続判断手段と、当該装置側媒体供給装置接続判断手段により、前記媒体供給装置が接続されていないと判断された場合に当該装置を使用不能とする装置制御手段とを備え、前記媒体供給装置は、前記装置を稼働させるための媒体を供給する媒体供給手段と、前記装置に接続する装置接続手段と、当該装置接続手段を介して前記装置より取得した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する媒体供給装置側動作情報記憶手段と、当該媒体供給装置側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報を前記動作情報収集サーバに送信する媒体供給装置側動作情報送信手段とを備え、前記動作情報収集サーバは、前記媒体供給装置側動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する動作情報収集サーバ側動作情報受信手段と、当該動作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段と、当該動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報をネットワークを介して、管理サーバに送信する動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段とを備え、前記管理サーバは、前記動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する管理サーバ側動作情報受信手段と、当該管理サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する管理サーバ側動作情報記憶手段と当該管理サーバ側動作情報記憶手段が記憶した前記動作情報を出力する管理サーバ側出力手段とを備えている。
【0008】
この構成の装置の動作情報収集システムでは、装置の媒体供給装置接続手段は、装置使用者に装置を稼働させるための媒体を供給する媒体供給装置を接続し、装置側接続確認情報送信手段は、装置に媒体供給装置が接続されているか否かを確認するための第一所定電圧の電流である接続確認情報を媒体供給装置へ送り、装置側接続確認返却情報受信手段は、媒体供給装置から第一所定電圧以下の電圧である第二所定電圧の電流である接続確認返却情報を受け取り、装置側媒体供給装置接続判断手段は、媒体供給装置から受け取った接続確認返却情報に基づいて、装置に媒体供給装置が接続されているか否かを判断し、装置制御手段は、装置側媒体供給装置接続判断手段により、媒体供給装置が接続されていないと判断された場合に装置を使用不能とする。また、媒体供給装置の媒体供給手段は装置を稼働させるための媒体を供給し、装置接続手段は装置に接続し、媒体供給装置側動作情報記憶手段は装置接続手段を介して装置より取得した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、媒体供給装置側動作情報送信手段は、媒体供給装置側動作情報記憶手段に記憶された動作情報を動作情報収集サーバに送信する。また、動作情報収集サーバの動作情報収集サーバ側動作情報受信手段は媒体供給装置側動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段は動作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報をネットワークを介して管理サーバに送信する。また、管理サーバの管理サーバ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、管理サーバ側動作情報記憶手段は管理サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、管理サーバ側出力手段は管理サーバ側動作情報記憶手段が記憶した動作情報を出力する。
【0009】
【0010】
【0011】
また、請求項2に係る発明の装置の動作情報収集システムでは、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記動作情報収集サーバには、前記媒体供給装置に対して呼出しを行い、前記動作情報の送信を要求するポーリング手段が設けられていることを特徴とする構成となっている。
【0012】
この構成の装置の動作情報収集システムでは、請求項1に記載の発明の作用に加えて、動作情報収集サーバに設けられているポーリング手段は、媒体供給装置に対して呼出しを行い、動作情報の送信を要求する。
【0013】
また、請求項3に係る発明の装置の動作情報収集システムでは、請求項1又は2に記載の発明の構成に加えて、前記動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つであることを特徴とする構成となっている。
【0014】
この構成の発明の装置の動作情報収集システムでは、請求項1又は2に記載の発明の作用に加えて、動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つが用いられる。
【0015】
また、請求項4に係る発明の装置の動作情報収集システムでは、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記装置は遊技機であることを特徴とする構成となっている。
【0016】
この構成の装置の動作情報収集システムでは、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の作用に加えて、装置は遊技機が用いられる。
【0017】
また、請求項5に係る発明の装置の動作情報収集システムでは、請求項4に記載の発明の構成に加えて、前記動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであることを特徴とする構成となっている。
【0018】
この構成の装置の動作情報収集システムでは、請求項4に記載の発明の作用に加えて、動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つが用いられる。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
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【0030】
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【0051】
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【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態である遊技機の遊技情報収集システムの概念図である。この実施の形態の遊技機の遊技情報収集システムの説明をする前に、パチンコ店2での遊技球とプリペイドカードの関係について述べる。プリペイドカードは、遊技者がパチンコ機8(図2参照)の遊技球を借り入れる際に使用するものである。まず、パチンコ店2はプリペイドカード発行会社3からカード額面金額に手数料を加えた金額でプリペイドカードを購入し、店内に設置したプリペイドカード発行機にセットする。遊技者は、プリペイドカード発行機に現金を投入してプリペイドカードを購入し、当該プリペイドカードをパチンコ機8に設置された球貸し用カードリーダ10へ挿入することにより、遊技球を得ることができる。プリペイドカード発行機に投入された現金は、パチンコ店2の収入となる。また、遊技者が球貸し用カードリーダ10(図2参照)から遊技球を貸り出す際にプリペイドカードから引き落とされた度数に応じた金額が貸球代金として、プリペイドカード発行会社3からパチンコ店2へ支払われる。
【0058】
次いで、本実施の形態の遊技機の遊技情報収集システムの説明をする。遊技機製造会社1はパチンコ店2へパチンコ機8を販売又は貸与し、パチンコ店2は当該パチンコ機8の種々の遊技情報を遊技機製造会社1へ送信する。また、プリペイドカード発行会社3はパチンコ店2へ、球貸し用カードリーダ10、プリペイドカード発行機、プリペイドカードを貸与又は販売する。パチンコ店2は、貸球代金を決定するための度数情報をプリペイドカード発行会社3へ送信する。さらに、プリペイドカード発行会社3は、パチンコ店2から送信された度数情報に基づいて、貸球代金を決定し、パチンコ店2へ支払う。また、パチンコ店2内においても、設置パチンコ機8の管理を行うために、種々の遊技情報を収集する。
【0059】
つまり、本実施の形態では、プリペイドカード発行会社3へ提供するための度数情報、遊技機製造会社1へ提供するための遊技情報及びパチンコ店2内で利用するための遊技情報を収集する遊技機の遊技情報収集システムを考える。
【0060】
図2は、遊技機の遊技情報収集システムを構築する機器の構成を示すブロック図である。図2に示すように、パチンコ店2に設置されたパチンコ機8には、パチンコ機8の遊技情報を記録して、後述するポーリングコントローラ11に送信する遊技情報記憶装置9を備えた球貸し用カードリーダ10が各々設けられている。ポーリングコントローラ11は、1分毎にパチンコ機8の球貸し用カードリーダ10に備えられた遊技情報記憶装置9を呼び出して、遊技情報の送信を要求し、遊技情報記憶装置9から送信された遊技情報を受信して記憶し、後述する遊技情報収集サーバ4に送信するようになっている。また、ポーリングコントローラ11には、遊技情報収集サーバ4が接続されており、遊技情報収集サーバ4は、ポーリングコントローラ11から受信した遊技情報を記憶し、受信後すぐに店内ネットワークを介してホールコンピュータ7に送信するようになっている。また、1日の営業終了後には、インターネット12を介して、遊技機製造会社1に設置されている遊技場管理サーバ5へ遊技情報を、プリペイドカード発行会社3に設置されている度数管理サーバ6へ度数情報を送信する。なお、遊技情報収集サーバ4が動作情報収集サーバに該当し、遊技場管理サーバ5、度数管理サーバ6及びホールコンピュータ7が管理サーバに該当する。
【0061】
尚、本実施の形態では、1日の営業時間中に、パチンコ機8の遊技領域(図示外)に発射された遊技球の総数、即ち、遊技領域に設けられた、各種入賞口(図示外)に入賞した遊技球数と、何れの入賞口にも入賞できずに遊技領域の下端部に設けられているアウト口(図示外)により回収された遊技球数との総数である稼働球数、パチンコ機8の入賞口(図示外)に遊技球が入賞したことにより払い出された遊技球の数即ち賞品球数、球貸し用カードリーダ10から貸し出された遊技球の数即ち貸出球数、図柄始動口(図示外)への遊技球の入球数即ち図柄始動回数、大当たり条件成立により遊技者が遊技球を増加可能な大当たり遊技状態となった回数すなわち大当たり回数、大当たり状態であるか否かの状態情報、大当たり条件が成立しやすくなる確立変動遊技状態となった回数即ち確立変動回数及びパチンコ機8の球貸しボタン19(図3参照)を押下することにより、備え付けの球貸し用カードリーダ10にて遊技球に交換されたプリペイドカード度数の8つをパチンコ機8の遊技情報として用いる。尚、球貸しボタン19を1度押下すると、プリペイドカードの度数は5度引き落とされ、125球の遊技球が貸し出される。
【0062】
次に、図3を参照して、パチンコ機8及び球貸し用カードリーダ10の構造を説明する。図3は、パチンコ機8及び球貸し用カードリーダ10の電気的構成のブロック図である。なお、球貸し用カードリーダ10には遊技情報記憶装置9が備えられている。図3に示すように、パチンコ機8には、払出基板81と制御基板86と排出球センサ84と図柄始動口センサ85と遊技情報記憶装置接続ポート87と球貸しボタン19とが設けられている。さらに、払出基板81には、賞品球センサ82と貸出球センサ83とが設けられ、制御基板86には、パチンコ機8の制御を司るCPU86aが設けられ、CPU86aには、各種のデータを一時的に記憶するRAM86bと、BIOS等を記憶したROM86cと、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース86dとが接続されている。また、排出球センサ84と図柄始動口センサ85と賞品球センサ82と貸出球センサ83と遊技情報記憶装置接続ポート87と球貸しボタン19とは、I/Oインターフェース86dに接続している。
【0063】
さらに、球貸し用カードリーダ10には、球貸し用カードリーダ10の制御を司るCPU88が設けられ、CPU88には、各種のデータを一時的に記憶するRAM87と、BIOS等を記憶したROM89と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース18とが接続されている。また、遊技情報記憶装置9と表示部15とカードリーダ16も設けられており、遊技情報記憶装置9には、遊技情報記憶装置9の制御を司るCPU90が設けられ、CPU90には、各種のデータを一時的に記憶するRAM91と、BIOS等を記憶したROM92と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース95と、遊技情報記憶装置9に接続されているパチンコ機8の遊技情報を記憶する不揮発メモリであるEEP−ROM96と、タイマ回路97とが接続されている。EEP−ROM96には、遊技情報記憶エリア960が設けられており、I/Oインターフェース95には、電波によりポーリングコントローラ11と通信を行う送受信回路93と電圧変換回路98と外部出力端子17とが設けられ、送受信回路93にはアンテナ94が設けられており、電圧変換回路98には遊技機接続ポート99が接続されている。
【0064】
また、遊技情報記憶装置9のI/Oインターフェース95は球貸し用カードリーダ10のI/Oインターフェース18及びパチンコ機8の制御基板86のI/Oインターフェース86dに接続しており、遊技機接続ポート99は遊技情報記憶装置接続ポート87に接続されている。
【0065】
次に、図4を参照して、遊技情報収集サーバ4の構造を説明する。図4は、遊技情報収集サーバ4の電気的構成のブロック図である。図4に示すように、遊技情報収集サーバ4には、遊技情報収集サーバ4の制御を司るCPU40が設けられ、CPU40には、各種のデータを一時的に記憶するRAM41と、BIOS等を記憶したROM42と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース43とが接続されている。I/Oインターフェース43には、ハードディスク装置48が接続され、当該ハードディスク装置48には、ポーリングコントローラ11から受信した各パチンコ機8の遊技情報を記憶する遊技情報記憶エリア480と、前記遊技情報を蓄積する遊技情報蓄積エリア481と、その他の情報記憶エリア482と、CPU40で実行されるプログラムを記憶したプログラム記憶エリア483とが設けられている。
【0066】
また、I/Oインターフェース43には、ビデオコントローラ44と、キーコントローラ45と、CD−ROMドライブ46と、LANカード49と、ポーリングコントローラ接続端子30とが接続され、ビデオコントローラ44にはCRT32が接続され、キーコントローラ45にはキーボード33が接続され、LANカード49にはルータ31が接続され、インターネット12とホールコンピュータ7に接続可能となっている。
【0067】
なお、CD−ROMドライブ46に挿入されるCD−ROM47には、遊技情報収集サーバ4の制御プログラムが記憶されており、導入時には、制御プログラムは、CD−ROM47から、ハードディスク装置48にセットアップされてプログラム記憶エリア483に記憶されるようになっている。
【0068】
次に、図5を参照して、ポーリングコントローラ11について説明する。図5は、ポーリングコントローラ11のブロック図である。図5に示すように、ポーリングコントローラ11には、ポーリングコントローラ11の制御を司るCPU20が設けられ、CPU20には、各種のデータを一時的に記憶するRAM22と、CPU20で実行される制御プログラム等を記憶したROM21と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース25とが接続されている。I/Oインターフェース25には、電波により遊技情報記憶装置9と通信を行う送受信回路23及び遊技情報収集サーバ接続端子29が設けられ、送受信回路23には、アンテナ24が設けられている。
【0069】
次に、図6を参照して、遊技情報収集サーバ4に設けられているハードディスク装置48の遊技情報記憶エリア480に記憶されている遊技情報について説明する。図6は、遊技情報記憶エリア480に記憶されているX月1日12:00時点で遊技情報記憶装置9から受け取った遊技情報の模式図である。遊技情報記憶装置9で収集した遊技情報は、遊技情報収集サーバ4のポーリングコントローラ11により1分毎に呼出され、遊技情報収集サーバ4へ送信され、遊技情報収集サーバ4の遊技情報記憶エリア480に記憶されるので、12:00時点での遊技情報は11:59から12:00までの1分間の遊技情報となる。図6に示すように、遊技情報記憶エリア480には、台番号(パチンコ機毎に与えられて個別番号)に対応してX月1日の12:00受信分の遊技情報である稼働球数、賞品球数、貸出球数、図柄始動回数、大当たり回数、大当たり状態情報、確立変動回数、度数が記憶されている。これらの情報は、パチンコ機8から遊技情報を受信する度にここへ記憶され、すぐに、ホールコンピュータ7に送信され、その後、初期化される。また、大当たり状態情報を除く遊技情報は、後述する遊技情報蓄積エリア481に足し込みされる。
【0070】
図6に示す例では、X月1日の12:00受信分は、101番台の稼働球数が100球、賞品球数が15球、貸出球数が0球、図柄始動回数が1回、大当たり回数が1回、大当たり状態が大当たり状態を示す値1、確立変動回数が0回、度数が0度であり、102番台の稼働球数が0球、賞品球数が0球、貸出球数が0球、図柄始動回数が0回、大当たり回数が0回、大当たり状態が大当たり状態でないことを示す値0、確立変動回数が0回、度数が0度であり、103番台の稼働球数が20球、賞品球数が0球、貸出球数が125球、図柄始動回数が0回、大当たり回数が0回、大当たり状態が大当たり状態でないことを示す値0、確立変動回数が0回、度数が5度である。
【0071】
次に、図7を参照して、遊技情報収集サーバ4に設けられているハードディスク装置48の遊技情報蓄積エリア481に記憶されている遊技情報について説明する。図7は、遊技情報蓄積エリア481に記憶されているX月1日の遊技情報の模式図である。図7に示すように、遊技情報蓄積エリア481には、台番号に対応して、X月1日の各パチンコ機の1日の遊技情報を足し込みした情報が記憶されている。稼働球数を例にあげると、パチンコ機8から遊技情報を受信した際に「稼働球数=稼働球数+当該受信した遊技情報内の稼働球数」として足し込みされる。これらの蓄積遊技情報は、1日の営業が終了した後に遊技機製造会社1に設置された遊技場管理サーバ5に送信される。
【0072】
図7に示す例では、X月1日の101番台の蓄積稼働球数が40000球、蓄積賞品球数が41300球、蓄積貸出球数が13000球、蓄積図柄始動回数が8回、蓄積大当たり回数が8回、蓄積確立変動回数が4回、蓄積度数が520度であり、102番台の蓄積稼働球数が25000球、蓄積賞品球数が26000球、蓄積貸出球数が8200球、蓄積図柄始動回数が5回、蓄積大当たり回数が5回、蓄積確立変動回数が3回、蓄積度数が328度であり、103番台の蓄積稼働球数が520球、蓄積賞品球数が380球、蓄積貸出球数が125球、蓄積図柄始動回数が0回、蓄積大当たり回数が0回、蓄積確立変動回数が0回、蓄積度数が5度である。
【0073】
次に、図8を参照して、パチンコ店2に設置されるホールコンピュータ7の構造を説明する。図8は、ホールコンピュータ7の電気的構成のブロック図である。図8に示すように、ホールコンピュータ7には、ホールコンピュータ7の制御を司るCPU70が設けられ、CPU70には、各種のデータを一時的に記憶するRAM71と、BIOS等を記憶したROM72と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース73とが接続されている。I/Oインターフェース73には、ハードディスク装置78が接続され、当該ハードディスク装置78には、台番号等のパチンコ機8の基本情報を記憶するパチンコ機基本情報記憶エリア780と、遊技情報収集サーバ4から受信した各パチンコ機8の遊技情報を記憶する遊技情報記憶エリア781と、CPU70で実行されるプログラムを記憶したプログラム記憶エリア782と、その他の情報記憶エリア783とが設けられている。
【0074】
また、I/Oインターフェース73には、ビデオコントローラ74と、キーコントローラ75と、CD−ROMドライブ76と、LANカード79とが接続され、ビデオコントローラ74にはCRT27が接続され、キーコントローラ75にはキーボード28が接続され、LANカード79にはルータ26が接続され、遊技情報収集サーバ4に接続可能となっている。
【0075】
なお、CD−ROMドライブ76に挿入されるCD−ROM77には、ホールコンピュータ7の制御プログラムが記憶されており、導入時には、制御プログラムは、CD−ROM77から、ハードディスク装置78にセットアップされてプログラム記憶エリア782に記憶されるようになっている。
【0076】
次に、図9を参照して、遊技機製造会社1に設置される遊技場管理サーバ5の構造を説明する。図9は、遊技場管理サーバ5の電気的構成のブロック図である。図9に示すように、遊技場管理サーバ5には、遊技場管理サーバ5の制御を司るCPU50が設けられ、CPU50には、各種のデータを一時的に記憶するRAM51と、BIOS等を記憶したROM52と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース53とが接続されている。I/Oインターフェース53には、ハードディスク装置58が接続され、当該ハードディスク装置58には、パチンコ店番号、設置パチンコ機数、台番号等のパチンコ店2の基本情報を記憶する遊技場基本情報記憶エリア580と、遊技情報収集サーバ4から受信した各パチンコ機8の遊技情報を記憶する遊技情報記憶エリア581と、CPU50で実行されるプログラムを記憶したプログラム記憶エリア582と、その他の情報記憶エリア583とが設けられている。
【0077】
また、I/Oインターフェース53には、ビデオコントローラ54と、キーコントローラ55と、CD−ROMドライブ56と、LANカード59とが接続され、ビデオコントローラ54にはCRT35が接続され、キーコントローラ55にはキーボード36が接続され、LANカード59にはルータ34が接続され、インターネット12に接続可能となっている。
【0078】
なお、CD−ROMドライブ56に挿入されるCD−ROM57には、遊技場管理サーバ5の制御プログラムが記憶されており、導入時には、制御プログラムは、CD−ROM57から、ハードディスク装置58にセットアップされてプログラム記憶エリア582に記憶されるようになっている。
【0079】
次に、図10を参照して、プリペイドカード発行会社3に設置される度数管理サーバ6の構造を説明する。図10は、度数管理サーバ6の電気的構成のブロック図である。図10に示すように、度数管理サーバ6には、度数管理サーバ6の制御を司るCPU60が設けられ、CPU60には、各種のデータを一時的に記憶するRAM61と、BIOS等を記憶したROM62と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース63とが接続されている。I/Oインターフェース63には、ハードディスク装置68が接続され、当該ハードディスク装置68には、パチンコ店番号、設置パチンコ機数、台番号等のパチンコ店2の基本情報を記憶する遊技場基本情報記憶エリア680と、遊技情報収集サーバ4から受信した各パチンコ機8の度数情報を記憶する度数情報記憶エリア681と、度数情報を基に算出した貸球代金を記憶する貸球代金記憶エリア682と、CPU60で実行されるプログラムを記憶したプログラム記憶エリア683と、その他の情報記憶エリア684とが設けられている。
【0080】
また、I/Oインターフェース63には、ビデオコントローラ64と、キーコントローラ65と、CD−ROMドライブ66と、LANカード69とが接続され、ビデオコントローラ64にはCRT38が接続され、キーコントローラ65にはキーボード39が接続され、LANカード69にはルータ37が接続され、インターネット12に接続可能となっている。
【0081】
なお、CD−ROMドライブ66に挿入されるCD−ROM67には、度数管理サーバ6の制御プログラムが記憶されており、導入時には、制御プログラムは、CD−ROM67から、ハードディスク装置68にセットアップされてプログラム記憶エリア683に記憶されるようになっている。
【0082】
次に、上記のように構成された本実施の形態の遊技機の遊技情報収集システムの動作について図11乃至図13を参照して説明する。図11は、球貸し用カードリーダ10に備えられた遊技情報記憶装置9が遊技情報収集サーバ4への遊技情報を送信する送信処理のフローチャートであり、図12は、球貸し用カードリーダ10に備えられた遊技情報記憶装置9がパチンコ機8の遊技情報を収集する遊技情報収集処理のフローチャートであり、図13は、遊技情報収集サーバ4が球貸し用カードリーダ10に備えられた遊技情報記憶装置9に対して行うポーリング処理及び接続コンピュータへの送信処理のフローチャートである。
【0083】
まず、図11を参照して球貸し用カードリーダ10に備えられた遊技情報記憶装置9が遊技情報収集サーバ4への遊技情報を送信する送信処理を説明する。球貸し用カードリーダ10は、タイマ回路97から得る時間データにより、設定されているパチンコ店の営業開始時刻の確認を行い(S1)、営業開始時刻になるまでは(S1:NO)、繰り返し営業開始時刻の確認を行う。営業開始時刻になると(S1:YES)、まず、球貸し用カードリーダ10に備えられた遊技情報記憶装置9のEEP−ROM96の遊技情報記憶エリア960の値を初期化し(S2)、遊技情報収集処理プログラム(図12参照)を起動する(S3)。
【0084】
次いで、遊技情報収集サーバ4のポーリングコントローラ11からの遊技情報要求の呼出しを待機する(S4)。遊技情報収集サーバ4のポーリングコントローラ11から呼出されたら、その呼出しのID情報が自己のID情報であるか否かすなわち自己の呼出しであるか否かを確認し(S5)、自己の呼出しでなかった場合には(S5:NO)S4へ戻り、自己の呼び出しであった場合には(S5:YES)、要求されている情報が遊技情報であるか否かを確認する(S6)。要求情報が遊技情報でなかった場合には(S6:NO)、エラー情報を遊技情報収集サーバ4のポーリングコントローラ11に送信し(S7)、要求情報が遊技情報であった場合には(S6:YES)、その要求が本日最後のものであるか否かを確認し(S8)、本日最後の要求でない場合には(S8:NO)、遊技情報を遊技情報収集サーバ4のポーリングコントローラに送信し(S9)(「媒体供給装置側動作情報送信手段」に該当)、遊技情報記憶エリア960に記憶されていた遊技情報の値を初期化して(S10)、S4へ戻り遊技情報要求の呼出しを待機する。また、要求が本日最後のものである最終要求であった場合には(S8:YES)、遊技情報の収集処理プログラムに終了指示を与え(S11)、本日最後の遊技情報及び度数情報を遊技情報収集サーバ4のポーリングコントローラ11に送信し(S12)(「媒体供給装置側動作情報送信手段」に該当)、自身の処理を終了させる。
【0085】
次に、図12を参照して、球貸し用カードリーダ10に備えられた遊技情報記憶装置9がパチンコ機8の遊技情報を収集する遊技情報収集処理を説明する。遊技情報記憶装置9は、送信処理(図11に参照)より、遊技情報収集処理プログラムの起動指示を受け、遊技情報のカウントを開始する。まず、遊技情報の送信処理から終了の指示が与えられてないかを確認し(S71)、与えられていない場合には(S71:NO)パチンコ機8のセンサ、制御基板及び球貸しボタンから検出信号を読込む(S72)。
【0086】
センサ、制御基板及び球貸しボタンから検出信号を読込んだら、まず排出球センサ84が遊技球を感知しているか否かを判断し、そうであれば排出球数に「1」を足し(S73:YES、S74)、S71へ戻る。排出球センサ84が遊技球を感知していない場合には(S73:NO)、次いで賞品球センサ82からの受信信号が遊技球を感知しているか否かを判断し(S75)、そうであれば賞品球数に「1」を足し(S75:YES、S76)、S71へ戻る。賞品球センサ82が遊技球を感知していない場合には(S75:NO)、次いで貸出球センサ83が遊技球を感知しているか否かを判断し(S77)、そうであれば貸出球数に「1」を足し(S77:YES、S78)、S71へ戻る。貸出球センサ83が遊技球を感知していない場合には(S77:NO)、次いで図柄始動口センサ85が遊技球を感知しているか否かを判断し(S79)、そうであれば図柄始動回数に「1」を足し(S79:YES、S80)、S71へ戻る。図柄始動口センサ85が遊技球を感知していない場合には(S79:NO)、次いで大当たり状態開始であるか否かを判断し(S81)、そうであれば大当たり回数に「1」を足し(S81:YES、S82)、大当たりフラグをオンにして(S83)、S71へ戻る。大当たり状態開始でない場合には(S81:NO)、次いで大当たり状態終了であるか否かを判断し(S84)、そうであれば大当たりフラグをオフにして(S84:YES、S85)、S71へ戻る。大当たり状態終了でない場合には(S84:NO)、次いで確立変動状態開始であるか否かを判断し(S86)、そうであれば確立変動状態回数に「1」を足し(S86:YES、S87)、S71へ戻る。確立変動状態開始でない場合には(S86:NO)、次いで球貸しボタン19が押下されたか否かを判断し(S88)、そうであれば度数に「5」を足し(S88:YES、S89)、球貸しボタン19が押下されていない場合には(S88:NO)、S71へ戻る。
【0087】
ここで遊技情報の送信処理から終了の指示が与えられていない場合には(S71:NO)引き続き、センサ、制御基板及び球貸しボタンから検出信号を読込み(S72)、遊技情報の送信処理からの終了の指示が与えられた場合には(S71:YES)、本処理を終了する。
【0088】
次に、図13を参照して、遊技情報収集サーバ4が球貸し用カードリーダ10に備えられた遊技情報記憶装置9に対して行うポーリング処理及び接続コンピュータへの送信処理について説明する。このポーリング処理では、営業開始時刻から営業終了時刻まで1分毎、遊技情報収集サーバ4がポーリングコントローラ11を制御して、パチンコ店2に設置されているパチンコ機8に各々設けられている球貸し用カードリーダ10に備えられた遊技情報記憶装置9を順次呼出して、種々の遊技情報を取り込みむものであり、さらに、それらの遊技情報をホールコンピュータ7へ送信し、遊技情報収集サーバ4に1日分の遊技情報を蓄積して、遊技機製造会社1の遊技場管理サーバ5へ送信し、且つ、遊技情報の内、度数情報をプリペイドカード発行会社3の度数管理サーバ6へ送信するものである。
【0089】
具体的には、遊技情報収集サーバ4で、まず、営業開始時刻か否かを判断し(S51)、営業開始時刻でない場合には(S51:NO)、その時刻になるまで繰り返し時刻確認(S51)を行う。営業開始時刻になったら(S51:YES)、これから収集する遊技情報を記憶するハードディスク装置48の遊技情報記憶エリア480、遊技情報を蓄積する遊技情報蓄積エリア481、その他の情報記憶エリア482内の終了フラグをクリアし、初回遊技情報呼出し時刻をセットする(S52)。次いで、終了フラグの確認を行い(S53)、終了フラグがオフであり、終了を示していない場合には(S53:NO)、遊技情報呼出し時刻の確認を行い(S54)、呼出し時刻でない場合には(S54:NO)、その時刻になるまで繰り返し時刻確認(S54)を行う。遊技情報呼出し時刻になったら(S54:YES)、営業終了時刻の確認を行い(S55)、営業終了時刻であった場合には(S55:YES)、終了フラグをオンにする(S56)。次いで、呼出しカウンタmを「m=0」とする(S57)。呼出しカウンタmは、次に呼出すパチンコ機が何番目であるかを意味する。
【0090】
次いで、呼出しカウンタmの値を「m=m+1」として「1」だけ増加し(S58)、mが全パチンコ機数より大きいか否かにより、全パチンコ機の呼出しが終了したかの確認を行い(S59)、終了していない場合には(S59:NO)、m番目のパチンコ機8の呼出しを行う(S60)。この呼出し処理では、遊技情報収集サーバ4のポーリングコントローラ接続ポート51に接続されているポーリングコントローラ11を用いて、各パチンコ機8に接続されている球貸し用カードリーダ10に対して、球貸し用カードリーダ10を個別に呼出す識別符号であるID情報と遊技情報要求命令とからなるデータ信号を電波で送信する(S60)。ここで、終了フラグがオンになっている場合には、遊技情報要求命令の中に最終要求である旨を記載する。次いで、呼出しにより送信されてきた情報が遊技情報であるか否かを確認し(S61)、遊技情報でなかった場合には(S61:NO)、繰り返しm番目のパチンコ機8の呼出しを行う(S60)。遊技情報であった場合には(S61:YES)、当該受信したパチンコ機の遊技情報を一緒に送られてきたID情報に基づいて、台番号に対応させてハードディスク装置48の遊技情報記憶エリア480に記憶し(S62)、さらに、台番号に対応させて遊技情報蓄積エリア481に記憶された蓄積遊技情報に遊技情報の足し込みをする(S63)。稼働球数を例に挙げると、「蓄積稼働球数=蓄積稼働球数+当該受信した遊技情報内の稼働球数」として算出された蓄積稼働球数が、新たに記憶される蓄積稼働球数となる。蓄積稼働球数に7500球と記憶されており、当該受信した稼働球数が99球であった場合には、「7500+99=7599」で7599球が新たに蓄積稼働球数として記憶される。次いで、S58へ戻る。
【0091】
S58へ戻った後は、さらに呼出しカウンタmの値を「m=m+1」として「1」だけ増加し(S58)、全パチンコ機の呼出しが終了したかの確認を行い(S59)、終了していない場合には(S59:NO)、引き続きm番目のパチンコ機8の呼出しを行う(S60)。mの値が全パチンコ機数よりも大きくなり、全台の呼出しが終了した場合には(S59:YES)、収集した遊技情報をホールコンピュータ7へ送信する(S64)(「動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段」に該当)。遊技情報を送信した後は、遊技情報記憶エリア480のデータを初期化し(S65)、次回の呼出し時刻をセットして(S66)、S53へ戻る。
【0092】
S53へ戻った後は、終了フラグの確認を行い(S53)、終了フラグがオフであり、終了を示していない場合には(S53:NO)、遊技情報呼出し時刻の確認を行い(S54)、引き続きパチンコ機へのポーリング処理を行う(S54〜S66)。終了フラグがオンであり、終了を示している場合には(S53:YES)、遊技情報蓄積エリア481に記憶された蓄積遊技情報を遊技機製造会社1の遊技場管理サーバ5へ送信し(S67)(「動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段」に該当)、度数情報をプリペイドカード発行会社3の度数管理サーバ6へ送信して(S68)(「動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段」に該当)、本日の処理を終了する。この時に、送信される情報は公開鍵等を用いて暗号化されて送信され、遊技場管理サーバ5及び度数管理サーバ6側で復号化されることになる。
【0093】
次に、パチンコ機8の球貸し用カードリーダ10接続判断処理について図14を参照して説明する。パチンコ機8の正確な遊技情報を収集するため、パチンコ機8は球貸し用カードリーダ10が取り外され、接続が断たれると遊技を中止する。図14は、パチンコ機8に球貸し用カードリーダ10が接続されているか否かを判断する接続判断処理のフローチャートであり、一定の間隔(例えば、2ms)でパチンコ機8の制御基板86のROM86cに記憶されているパチンコ機8を稼働させるメインプログラムにより実行される。まず、パチンコ機8は遊技情報記憶装置接続ポート87から球貸し用カードリーダ10の遊技機接続ポート99へ接続確認情報である24ボルトの電圧の電流を流す(S11)。この後、遊技機接続ポート99から接続確認返却情報である電流が送り返されてきたか否かを確認し(S12)、所定時間内に送り返されてこなかった場合には制御基板86にてパチンコ機8の遊技を停止させる(S12:NO、S14)。遊技機接続ポート99から電流が送り返されてきた場合は、その電流の電圧が18ボルトであるか否かを確認する(S12:YES、S13)。送り返されてきた電流の電圧が18ボルトでなかった場合には、制御基板86にてパチンコ機8の遊技を停止させ(S13:NO、S14)、18ボルトであった場合には(S13:YES)、接続判断処理を終了し、引き続きパチンコ機8の稼働を行う。
【0094】
以上説明したように、上記の実施の形態の遊技機の遊技情報収集システムでは、遊技情報記憶装置9を備えた球貸し用カードリーダ10がパチンコ機8に接続され、パチンコ機8の遊技情報を収集する。さらに、遊技情報収集サーバ4のポーリングコントローラ11が順次、球貸し用カードリーダ10の遊技情報記憶装置9に対してポーリングを行って、各パチンコ機8の遊技情報を受信して遊技情報収集サーバ4に収集、記憶する。また、収集された遊技情報を、店内ネットワークを介してホールコンピュータ7へ、インターネット12を介して遊技機製造会社1に設置された遊技場管理サーバ5及びプリペイドカード発行会社3に設置された度数管理サーバ6へ送信することができる。さらに、パチンコ機8と球貸し用カードリーダ10の接続が切断されると、パチンコ機8及び球貸し用カードリーダ10は、接続確認情報及び接続確認返却情報である電流のやり取りを行うことができなくなり、パチンコ機8は制御基板86にて球貸し用カードリーダ10未接続との判断をし、遊技不能となる。
【0095】
したがって、パチンコ機8は球貸し用カードリーダ10が接続されていない状態で遊技することはできず、パチンコ機8が遊技中である時には、必ず球貸し用カードリーダ10の遊技情報記憶装置9にて遊技情報が収集されることにより、正確なパチンコ機8の遊技情報を収集することができる。さらに、遊技情報はパチンコ店2内のホールコンピュータ7や遊技機製造会社1の遊技場管理サーバ5においても様々な目的に利用することができ、さらに、遊技情報の内の度数情報は、プリペイドカード発行会社3の度数管理サーバ6にて、貸球代金決定に関与する情報として使用することができる。
【0096】
尚、上記実施の形態では、装置としてパチンコ機を扱ったが、本発明はパチンコ機に限られず、パチコン機、パチスロ機等の各種の遊技機に適用可能であり、さらには、遊技機に限らず、所定の動作を行い製品を製造する工作機械、所定の動作を行い商品を販売する自動販売機、所定の動作を行いサービスを提供するサービス提供装置にも適用可能である。さらに、球貸し用カードリーダ限られず、現金用球貸し機等の各種の媒体貸出装置に適用可能である。
【0097】
また、装置であるパチンコ機8と球貸し用カードリーダ10との接続確認処理では、接続確認情報に対して接続確認返却情報を受け取る方法ではなく、接続確認情報としての電流を送ることができるか否かということで判断してもよいし、接続確認情報や接続確認返却情報として、電流の電圧情報だけでなくデジタル信号を利用してもよい。また、装置であるパチンコ機8から球貸し用カードリーダ10の接続を切断された時の処理としては、遊技を停止するだけでなく、停止前に液晶表示部(図示外)に切断された旨の表示をしたり、警告の音を発生させたり、接続切断時点での稼働状態をパチンコ機8のRAM90に記憶させたりしてもよい。また、接続判断処理は一定の間隔毎に行うのではなく、絶え間なく実行していても良い。
【0098】
また、球貸しボタン19を1度押下することにより、引き落とされるプリペイドカードの度数は、5度に限られず、その他の所定の度数であっても良く、貸し出される遊技球も125球に限られず、その他の所定の球数であっても良い。
【0099】
さらに、ポーリングコントローラ11と球貸し用カードリーダ10との間の通信は、電波に限られず赤外線等や有線を用いても良い。また、球貸し用カードリーダ10の遊技情報記憶装置9からの遊技情報の収集は、遊技情報収集サーバ4への送信により行うのではなく、遊技機製造会社の担当者が遊技情報収集のための携帯端末を球貸し用カードリーダ10の外部出力端子17に接続することにより行っても良い。また、遊技情報収集サーバ4から遊技機製造会社1の遊技場管理サーバ5とプリペイドカード発行会社3の度数管理サーバ6への通信は、インターネット12を用いずに、専用回線等を用いて直接接続するようにしても良い。
【0100】
また、球貸し用カードリーダ10は図3に示す例のように遊技情報記憶装置9を別機構として備えるのではなく、図15に示すように、球貸し用カードリーダ10aの機構の中に組み込む形を取っても良い。図15は、パチンコ機8a及び球貸し用カードリーダ10aの電気的構成のブロック図である。図15に示すように、パチンコ機8aには、払出基板120と制御基板125と排出球センサ123と図柄始動口センサ124と球貸し用カードリーダ接続ポート130が設けられている。さらに、払出基板120には、賞品球センサ121と貸出球センサ122とが設けられ、制御基板125には、遊パチンコ機8の制御を司るCPU128が設けられ、CPU128には、各種のデータを一時的に記憶するRAM127と、BIOS等を記憶したROM129と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース126とが接続されている。I/Oインターフェース126には、賞品球センサ121と貸出球センサ122と排出球センサ123と図柄始動口センサ124と球貸し用カードリーダ接続ポート130と球貸しボタン131とが接続されている。
【0101】
さらに、球貸し用カードリーダ10aには、球貸し用カードリーダ10の制御を司るCPU100が設けられ、CPU100には、各種のデータを一時的に記憶するRAM102と、BIOS等を記憶したROM101と、接続されているパチンコ機8の遊技情報を記憶する不揮発メモリであるEEP−ROM104と、タイマ回路103と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース106とが接続されている。また、EEP−ROM104には、遊技情報記憶エリア1040が設けられており、I/Oインターフェース106には、電圧変換回路112と表示部109とカードリーダ110と外部出力端子111と送受信回路107が設けられており、電圧変換回路112には遊技機接続ポート113が接続され、送受信回路107にはアンテナ108が設けられている。また、球貸し用カードリーダ10aのI/Oインターフェース106にはパチンコ機8aのI/Oインターフェース126が接続され、遊技機接続ポート113には球貸し用カードリーダ接続ポート130が接続されている。
【0102】
また、上記実施の形態では、遊技情報収集サーバ4からホールコンピュータ7へ遊技情報を送信しているが、遊技情報収集サーバ4とホールコンピュータ7を別のコンピュータで構成せずに、遊技情報収集サーバ4にホールコンピュータ7の機能を持たせて、1台のコンピュータで遊技情報の収集とパチンコ店2内での遊技情報の管理を行うようにしても良い。
【0103】
また、上記実施の形態では、動作情報である遊技情報として、貸稼働球数、賞品球数、貸出球数、図柄始動回数、大当たり回数、大当たり状態情報、大確立変動回数及びプリペイドカード度数を用いたが、遊技情報は、必ずしもこれらの情報に限られず、例えば、所定期間内に、装置が製造した製造品の数である製造製品数、装置が販売した商品の数である販売商品数、装置が稼働した稼働時間、装置がサービスを提供したサービス提供回数、サービス提供時間など、各々の装置の動作に関する数量を用いればよい。
【0104】
また、遊技情報収集サーバ4にて、遊技情報記憶装置9から収集した遊技情報はハードディスク装置48の遊技情報記憶エリア480に記憶されているが、これは一時的にRAM41に記憶するだけにしてもよい。ホールコンピュータ7にて、遊技情報収集サーバ4から送信された遊技情報はハードディスク装置8の遊技情報記憶エリア781に記憶されているが、これは、RAM71に一時的に記憶するだけにしてもよい。遊技場管理サーバ5にて、遊技情報収集サーバ4から送信された遊技情報はハードディスク装置58の遊技情報記憶エリア581に記憶されているが、これは、RAM51に一時的に記憶するだけにしてもよい。
【0105】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明の装置の動作情報収集システムでは、装置の媒体供給装置接続手段は、装置使用者に装置を稼働させるための媒体を供給する媒体供給装置を接続し、装置側接続確認情報送信手段は、装置に媒体供給装置が接続されているか否かを確認するための第一所定電圧の電流である接続確認情報を媒体供給装置へ送り、装置側接続確認返却情報受信手段は、媒体供給装置から第一所定電圧以下の電圧である第二所定電圧の電流である接続確認返却情報を受け取り、装置側媒体供給装置接続判断手段は、媒体供給装置から受け取った接続確認返却情報に基づいて、装置に媒体供給装置が接続されているか否かを判断し、装置制御手段は、装置側媒体供給装置接続判断手段により、媒体供給装置が接続されていないと判断された場合に装置を使用不能とすることができる。また、媒体供給装置の媒体供給手段は、装置を稼働させるための媒体を供給し、装置接続手段は装置に接続し、媒体供給装置側動作情報記憶手段は、装置接続手段を介して装置より取得した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、媒体供給装置側動作情報送信手段は、媒体供給装置側動作情報記憶手段に記憶された動作情報を動作情報収集サーバに送信することができる。また、動作情報収集サーバの動作情報収集サーバ側動作情報受信手段は、媒体供給装置側動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段は、動作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報をネットワークを介して、管理サーバに送信することができる。また、管理サーバの管理サーバ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、管理サーバ側動作情報記憶手段は、管理サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、管理サーバ側出力手段は管理サーバ側動作情報記憶手段が記憶した動作情報を出力することができる。したがって、媒体供給装置により装置の動作情報を記憶し、その動作情報を遊動作情報収集サーバにより収集することができ、その収集された動作情報を管理サーバに送信することにより、動作情報を活用することができる。さらに、装置から媒体供給装置が取り外された場合には装置の稼働を停止できるため、正確な動作情報を収集することができる。
【0106】
【0107】
また、請求項2に係る発明の装置の動作情報収集システムでは、請求項1に記載の発明の効果に加えて、動作情報収集サーバに設けられているポーリング手段は、媒体供給装置に対して呼出しを行い、動作情報の送信を要求することができる。したがって、装置の動作情報を手間をかけずに収集することができる。
【0108】
また、請求項3に係る発明の装置の動作情報収集システムでは、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つを用いることができる。
【0109】
また、請求項4に係る発明の装置の動作情報収集システムでは、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に加えて、装置は遊技機を用いることができる。
【0110】
また、請求項5に係る発明の装置の動作情報収集システムでは、請求項4に記載の発明の効果に加えて、動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つを用いることができる。
【0111】
【0112】
【0113】
【0114】
【0115】
【0116】
【0117】
【0118】
【0119】
【0120】
【0121】
【0122】
【0123】
【0124】
【0125】
【0126】
【0127】
【0128】
【0129】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の一実施の形態である遊技機の遊技情報収集システムのビジネスモデルの概念図である。
【図2】 図2は、遊技機の遊技情報収集システムを構成する機器の構成を示す図である。
【図3】 図3は、パチンコ機8および球貸し用カードリーダ10の電気的構成のブロック図である。
【図4】 図4は、遊技情報収集サーバ4の電気的構成のブロック図である。
【図5】 図5は、ポーリングコントローラ11の電気的構成のブロック図である。
【図6】 図6は、遊技情報収集サーバ4の遊技情報記憶エリア480の遊技情報の模式図である
【図7】 図7は、遊技情報収集サーバ4の遊技情報蓄積エリア481の遊技情報の模式図である。
【図8】 図8は、ホールコンピュータ7の電気的構成のブロック図である。
【図9】 図9は、遊技場管理サーバ5の電気的構成のブロック図である。
【図10】 図10は、度数管理サーバ6の電気的構成のブロック図である。
【図11】 図11は、球貸し用カードリーダ10に備えられた遊技情報記憶装置9が遊技情報収集サーバ4へ遊技情報を送信する送信処理のフローチャートである。
【図12】 図12は、球貸し用カードリーダ10に備えられた遊技情報記憶装置9がパチンコ機8の遊技情報を収集する遊技情報収集処理のフローチャートである。
【図13】 図13は、遊技情報収集サーバ4のポーリングコントローラ11が球貸し用カードリーダ10に備えられた遊技情報記憶装置9に対して行うポーリング処理及び接続コンピュータへの送信処理のフローチャートである。
【図14】 図14は、パチンコ機8と球貸し用カードリーダ10との接続確認処理のフローチャートである。
【図15】 図15は、パチンコ機8aおよび球貸し用カードリーダ10aの電気的構成のブロック図である。
【図16】 図16は、従来の遊技情報収集システムを示す図である。
【符号の説明】
1 遊技機製造会社
2 パチンコ店
3 プリペイドカード発行会社
4 遊技情報収集サーバ
5 遊技場管理サーバ
6 度数管理サーバ
7 ホールコンピュータ
8 パチンコ機
8a パチンコ機
9 遊技情報記憶装置
10 球貸し用カードリーダ
10a 球貸し用カードリーダ
11 ポーリングコントローラ
12 インターネット
13 度数情報送信サーバ
15 表示部
17 外部出力端子
18 I/Oインターフェース
19 球貸しボタン
20 CPU
23 送受信回路
24 アンテナ
25 I/Oインターフェース
40 CPU
43 I/Oインターフェース
48 ハードディスク装置
49 LANカード
50 CPU
51 ポーリングコントローラ接続端子
53 I/Oインターフェース
58 ハードディスク装置
59 LANカード
60 CPU
63 I/Oインターフェース
68 ハードディスク装置
69 LANカード
70 CPU
73 I/Oインターフェース
78 ハードディスク装置
79 LANカード
81 払出基板
82 賞品球センサ
83 貸出球センサ
84 排出球センサ
85 図柄始動口センサ
86 制御基板
86a CPU
86d I/Oインターフェース
87 遊技情報記憶装置接続ポート
88 CPU
90 CPU
93 送受信回路
94 アンテナ
95 I/Oインターフェース
97 タイマ回路
98 電圧変換回路
99 遊技機接続ポート
97 タイマ回路
98 電圧変換回路
480 遊技情報記憶エリア
481 遊技情報蓄積エリア
580 遊技場基本情報記憶エリア
581 遊技情報記憶エリア
680 遊技場基本情報記憶エリア
681 度数情報記憶エリア
682 貸球代金記憶エリア
780 パチンコ機基本情報記憶エリア
781 遊技情報記憶エリア
960 遊技情報記憶エリア
Claims (5)
- 所定の動作を行う装置に接続して当該装置を稼働させるための媒体を装置使用者に供給する媒体供給装置と、前記装置の動作状態に関する動作情報を収集する動作情報収集サーバとをネットワークを介して接続し、さらに前記動作情報収集サーバに少なくとも1つの管理サーバがネットワークを介して接続した装置の動作情報収集システムであって、
前記装置は、
装置使用者に装置を稼働させるための媒体を供給する媒体供給装置を接続する媒体供給装置接続手段と、
当該装置に前記媒体供給装置が接続されているか否かを確認するための第一所定電圧の電流である接続確認情報を前記媒体供給装置へ送る装置側接続確認情報送信手段と、
前記媒体供給装置から前記第一所定電圧以下の電圧である第二所定電圧の電流である接続確認返却情報を受け取る装置側接続確認返却情報受信手段と、
前記媒体供給装置から受け取った前記接続確認返却情報に基づいて、当該装置に前記媒体供給装置が接続されているか否かを判断する装置側媒体供給装置接続判断手段と、
当該装置側媒体供給装置接続判断手段により、前記媒体供給装置が接続されていないと判断された場合に当該装置を使用不能とする装置制御手段とを備え、
前記媒体供給装置は、
前記装置を稼働させるための媒体を供給する媒体供給手段と、
前記装置に接続する装置接続手段と、
当該装置接続手段を介して前記装置より取得した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する媒体供給装置側動作情報記憶手段と、
当該媒体供給装置側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報を前記動作情報収集サーバに送信する媒体供給装置側動作情報送信手段とを備え、
前記動作情報収集サーバは、
前記媒体供給装置側動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する動作情報収集サーバ側動作情報受信手段と、
当該動作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段と、
当該動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報をネットワークを介して、管理サーバに送信する動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段とを備え、
前記管理サーバは、
前記動作情報収集サーバ側対管理サーバ動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する管理サーバ側動作情報受信手段と、
当該管理サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する管理サーバ側動作情報記憶手段と、
当該管理サーバ側動作情報記憶手段が記憶した前記動作情報を出力する管理サーバ側出力手段とを備えたことを特徴とする装置の動作情報収集システム。 - 前記動作情報収集サーバには、前記媒体供給装置に対して呼出しを行い、前記動作情報の送信を要求するポーリング手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置の動作情報収集システム。
- 前記動作情報は、装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置の動作情報収集システム。
- 前記装置は遊技機であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の装置の動作情報収集システム。
- 前記動作情報は、所定期間内に、遊技機で利用された遊技媒体の数、遊技媒体獲得条件が成立したことにより払い出された遊技媒体の数、遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体の数、図柄変動回数、遊技者にとって有利な遊技状態が生起した回数、遊技者にとって有利な遊技状態であるか否かの状態情報、遊技者にとって有利な遊技状態が生起し易くなる確立変動状態となった回数の内の少なくとも1つであることを特徴とする請求項4に記載の装置の動作情報収集システム。
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