JP4523029B2 - 遊技機利益管理システム - Google Patents

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Description

この発明は、パチンコ遊技機、スロットマシン、カードゲーム機、テレビゲーム機等の遊技機を配置した遊技場と、当該遊技機を遊技場に貸与契約に基づいて提供する遊技機提供元との間における、遊技機の稼動に基づく利益(収益)を自動的に配分し管理する、遊技機利益管理システム及びそのシステムに使用する第三者管理装置に関する。
従来、この種の遊技場(パチンコホール等)に設置されているパチンコ台やパチスロ台等の遊技機は、ホール側が遊技機メーカより直接あるいは代理店経由で買い取る取引が主に行われている。遊技機の導入にあたっては、ホール側が購入金額の一括支払いするかあるいは分割払いすることにより導入費用を負担する。このため、ホール売上が低迷している時期に新台導入を行う場合などにおいては、新台設置に要する遊技機の支払い負担が決して軽いものとはいえず、また、折角導入した新台の稼動が芳しくないときには、キャッシュフローの面でますます困難が伴うことになる。
そこで、最近は、遊技機価格の低廉化の他に、遊技機自体の有償取引を前提としない、レンタルないしリース契約による遊技機貸与等の取引形態の工夫もなされてきている。
後者の遊技機をレンタルしたりリースしたりする場合には、レンタル元ないしリース元に使用料金の集金や入金の管理負担を生じ、実際、毎月、各遊技場からの入金管理を行うのは煩雑であり、人件費がかかってしまう。
レンタルないしリース料を遊技機の稼動に応じた従量制で決めるのが現実的であるが、遊技機の稼働状況に応じた使用金額を請求する遊技機貸与管理システムを構築するには、各遊技場に設置された遊技機の出球数等の稼働情報を収集して、その稼働情報に応じて貸与遊技機の使用代金を計算する必要がある。
特許文献1には、遊技機の稼働情報を収集し、その収集情報に応じて遊技機の貸与代金を自動的に決定する貸与代金決定システムが開示されている。この貸与代金決定システムでは、ホールに設置された各パチンコ台には、パチンコ台の稼働情報を記憶して、ポーリングコントローラに送信する稼働情報転送装置を各々設けている。ポーリングコントローラは、稼働情報転送装置を順次呼び出して、稼働情報の送信を要求し、稼働情報転送装置から送信された稼働情報を受信して記憶し、遊技機情報収集サーバに送信するようになっている。
ところで、遊技場においては、人気のある遊技台は稼動継続されるが、不人気機種は新たな遊技台に切り替えることが頻繁に行われているのが現状である。このような遊技台の入れ替えないし新規設置は貸与遊技機にも当然当てはまるため、既設の台と前記外部出力部の出力仕様の異なる貸与遊技機を前記遊技場に設置する必要を生ずる。しかし、この場合には、稼働情報転送装置による稼動情報の取得のために、例えば、遊技機の外部出力部の出力端子の選定を人手によって行わなければならないといった面倒な作業を要するだけでなく、端子選定ミスにより稼動情報の取得が困難になる不具合が生じるおそれがあった。
また、特許文献1の貸与代金決定システムでは、稼働情報として、1日の営業時間中に、パチンコ台の遊技領域に設けられた、普通入賞口、始動口、大入賞口の何れかに入賞した入賞球数と、何れの入賞口にも入賞できなかったアウト球数との総数を稼働球数(稼働情報)として用いている。
一方、実際の遊技場の運営は、遊技媒体(パチンコ球、メダル)を遊技客に貸し出し、この貸出媒体使用による遊技が前提となっている。しかしながら、上記貸与代金決定システムでは、稼働球数だけで利益配分を決定しているため、例えば、パチンコ機の遊技において大当たり等で得られた賞球で遊技がなされた場合には、実際上利益は全く生じないか、あるいは僅かになってしまい、使用料の支払い側にとっては必ずしも合理的な利益配分制になっていない問題があった。
特開2003−290531号公報
本発明は、種々の貸与遊技機に応じて、機種変更設置場所の入れ替え等に柔軟に対応
することができ、しかも、遊技媒体の貸出状況を加味した合理的な使用料を決定できるよ
うにすることを、目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、ホール経営者等の支払義務者側からみれば、貸し出した媒体の使用状況を加味した使用料を根拠として支払うシステムが合理的かつ合目的な利益配分となり、貸出媒体の利用金額を踏まえた粗利に基づいて使用料を決定することに着目し、しかも、貸出媒体の利用金額を踏まえた粗利が簡易に得られ、且つ運用の秘密保持上セキュリティ性の高い管理システムが必要であることから、運用メリットの大きい第三者管理を実現できるようになされたものである。
本発明に係る遊技機利益管理システムは、遊技媒体として遊技球又は遊技メダルの遊技
媒体の投入を受け付けて遊技を行い、遊技過程で発生した賞により所定数の賞媒体を払い
出す遊技機と、遊技機毎に設けられ、遊技機使用される遊技媒体を貸し出す貸出装置
が、複数組遊技場に設置され、前記貸出装置と通信可能に接続されて前記貸出装置からの
遊技媒体の貸出情報を受信し、前記遊技場の経営者とは別の第三者により管理される第三
者管理装置が設けられ、この第三者管理装置により、前記遊技場に遊技機提供元が貸与し
た貸与遊技機の稼動に基づく利益の一部を使用料として前記遊技機提供元に配分するため
の情報処理を実行する。
本発明に係る第1の形態では、前記貸与遊技機は、前記遊技媒体の投入数を表す信号お
よび賞媒体の数を表す信号を含む複数種の遊技履歴情報信号をそれぞれ個別の出力端子か
出力する外部出力部を有すると共に、当該貸与遊技機の外部に、前記外部出力部の各出
力端子にハーネスを介して接続された台情報収集装置が設けられる。この台情報収集装置
は、前記外部出力部の各出力端子からの各遊技履歴情報信号を前記ハーネスを介して入力
する信号入力手段と、外部出力部の接点出力の仕様としてあらかじめ設定された仕様に基
づき、前記信号入力部が入力した各遊技履歴情報信号が示す遊技履歴情報を識別し、その
識別結果に基づき各遊技履歴情報を情報の種毎に蓄積して記憶する記憶手段と、記憶手段
により蓄積された各遊技履歴情報のうち少なくとも遊技媒体の投入数および賞媒体の数の
各蓄積データを、所定のタイミングで出力する情報出力手段とを備える。
第三者管理装置は、前記遊技場内の各貸与遊技機がそれぞれの機種情報に対応づけて登
録された登録手段と、前記遊技場内の貸与遊技機毎に、その遊技機につき前記登録手段に
登録された機種情報に基づき当該遊技機の外部出力部の設定出力の仕様を判別し、判別し
た仕様を当該外部出力部に接続されている情報収集装置に設定するために前記判別結果を
出力する出力仕様設定手段と、前記遊技場内の貸与遊技機毎に、その遊技機に接続されて
いる台情報収集装置の前記情報出力手段から出力された遊技履歴情報を取り込み、これら
の情報および当該貸与遊技機と組をなす貸出装置から送信された遊技媒体の貸出情報を用
いて、前記貸与遊技機を所定期間使用したことにより生じた粗利を算出する履歴算出手段
と、前記遊技場内の各貸与遊技機に対して利益算出手段が算出した粗利に基づき、各貸与
遊技機の使用料を決定する使用料決定手段とを具備する。
本発明に係る第2の形態は、前記第1の形態において、台情報収集装置と第三者管理装
置とは、それぞれ台情報収集装置が接続されている前記貸与遊技機と組をなす貸出装置と
の通信が可能であって、この貸出装置を介した間接的な通信を行うように設定される。ま
た貸出装置は、第三者管理装置の前記出力仕様設定手段が前記外部出力部の接点出力の仕
様を台情報収集装置に設定するために出力した前記判別結果を前記台情報収集装置に中継
する第1中継手段と、前記第三者管理装置の利益算出手段が前記遊技履歴情報を得るため
に出力した送信要求コマンドを台情報収集装置に中継する第2中継手段と、前記送信要求
コマンドに応じて前記台情報収集装置の情報出力手段が出力した遊技履歴情報を第三者管
理装置に中継する第3中継手段とを具備する、遊技機利益管理システムである。
本発明に係る第3の形態は、前記第1又は第2の形態において、前記遊技場内には、当
該遊技場内の遊技機の稼動状態を管理する稼動状態管理装置がさらに設けられ、前記情報
収集装置の情報出力手段は、前記記憶手段に蓄積された各遊技履歴情報を前記第三者管理
装置に向けて出力する処理と並行して、各遊技履歴情報の一部又は全てを前記稼動状態管
理装置に送信する遊技機利益管理システムである。
本発明に係る第4の形態は、前記第1、第2又は第3の形態において、前記第三者管理
装置は、前記使用料決定手段により決定した各貸与遊技機の使用料を、前記遊技場および
場外管理装置に送信する使用料送信手段とを具備する遊技機利益管理システムである。
本発明によれば、貸与遊技機の外部出力部に接続される台情報収集装置に対し、第三者
管理装置が貸与遊技機の機種情報に基づき判別した接点出力の仕様が設定されると共に、
台情報収集装置において、設定された仕様に基づき外部出力部から入力された各遊技履歴
情報を識別して、情報の種毎に蓄積して記憶するので、各遊技履歴情報を正確に記憶する
ことができる。よって、情報収集装置と外部出力部とをハーネスで接続する際に、貸与遊
技機の機種に応じて出力端子の選定をする必要がなくなり、機種変更や設置場所の入れ替
え等にも柔軟に対応することができる。従って、異なる遊技機メーカの遊技機や同一メー
カでも接点出力の仕様が異なる機種を貸与遊技機として遊技場内に並置して遊技機利益管
理システムを円滑に運営することができる。
更に、前記第三者管理装置において、遊技場内の貸与遊技機毎に、その遊技機に接続さ
れている台情報収集装置から出力された遊技履歴情報中の投入数および賞媒体の数、なら
びに当該貸与遊技機と組をなす貸出装置から送信された遊技媒体の貸出情報を用いて、当
該貸与遊技機が所定の期間使用される間の粗利を算出するので、遊技媒体の貸出状況を踏
まえた粗利を得ることができる。よって、遊技機提供元が遊技場に貸与契約に基づいて遊
技機を貸与し、貸与遊技機の稼動に基づく利益を貸与料として遊技機提供元に配分するに
際して、遊技媒体の貸出状況を加味した合理的な使用料を決定することができる。
殊に、複数の遊技機提供元が同じ遊技場で貸与営業する場合に、互いの貸与契約条件等を知られたくない状況も生じるが、本形態においては、遊技場とは別個に存在して、前記貸出装置を管理する前記第三者管理装置において利益配分を行えるので、貸出媒体の利用金額を踏まえた粗利が簡易に得られ、且つ遊技場及び前記遊技機提供元にとって貸与契約等の秘密保持が守られ、セキュリティ性の高い第三者貸与管理システムを構築することができる。
しかも、遊技機に付随した貸出装置を通じて稼動情報を取得するので、前記第三者管理装置において情報取得先を貸出装置ごとに予め設定することができる。従って、貸与遊技機だけの専用遊技島に限らず、貸与機と非貸与(遊技場買取)機を混在配置した遊技島内においても前記第三者管理装置側で貸与遊技機からの稼動情報の取得が簡易に行え、遊技島の遊技機レイアウトに制約を与えることなく貸与遊技機の使用料管理を円滑に行うことができる。
前記利益算出手段が粗利を算出する際には、たとえば、一つの前記貸与遊技機につき、前
記貸出情報に含まれる貸出遊技媒体の利用金額M1と、貸出遊技媒体の貸出単価M2と、
前記稼動情報に含まれる、遊技媒体の前記貸与遊技機への投入数M3と、前記貸与遊技機
において発生した賞媒体数M4と、前記遊技場における賞媒体の換金単価M5から、下記
の式Aを実行する。
粗利金額=利用金額M1−((利用金額M1/貸出単価M2)−投入数M3+賞媒体数M
4)×換金単価M5・・・・・・<式A>
よって、使用料決定手段は、上記の式Aにより算出された粗利金額を基礎にして、貸与遊
技機の使用料を決定することができる。
図1は、この発明の一実施形態である、貸与遊技機の第三者貸与管理システムを適用したパチンコホール(遊技場)の遊技機配置構成を示す。
このパチンコホールには、パチンコ機が並ぶパチンコ遊技島PC1、PC2とスロットマシンが並ぶパチスロ遊技島PSを有する。各島における遊技媒体の貸出システムが導入されており、有価価値が書き込まれたカードによりパチンコ球あるいはスロット用メダルの貸出処理を行う。パチンコ遊技島PC1の各パチンコ機P11〜P1mのそれぞれにはカード球貸装置CR11〜CR1mが隣接して配置されている。パチンコ遊技島PC2の各パチンコ機P21〜P2mのそれぞれにはカード球貸装置CR21〜CR2mが隣接して配置されている。パチスロ遊技島PSには、各スロットマシン3a〜3nにカードメダル貸出装置2a〜2nが隣接して配置されている。カード球貸装置CR11〜CR1m、CR21〜CR2m及びカードメダル貸出装置2a〜2nは所謂、カード台間機あるいはカードサンドと呼ばれるカード式貸出装置である。なお、貸出媒体としては、カード形態の他に、スティック形態やコイン形態のものを使用することができる。
ホール内には、遊技島より独立配置されたカード発行装置28、残度数のあるカードの精算を行う精算処理装置29が設置され、また、各貸出装置、カード発行装置28及び精算処理装置29を管理する第三者管理用の場内管理端末装置1が設置されている。管理端末装置1は、カード遊技媒体貸出システムのホール別管理端末であり、かつ貸与遊技機の収益管理端末でもあり、各貸出装置から収集した貸出利用データと貸与遊技機の使用料を記憶、管理するコンピュータからなる。管理端末装置1のコンピュータは、双方向性の通信回線21を介して、各遊技島の設置貸出装置、カード発行装置28及び精算処理装置29と相互に通信可能に接続されている。また、管理端末装置1は、ホールの管理設備とは独立した、場外の第三者管理機関(システム管理会社)のホストコンピュータ8の端末装置であり、ホストコンピュータ8と、ISDN電話通信回線のような通信回線17を介して双方向データ通信に接続されている。
カード球貸装置CR11〜CR1mは、双方向性の通信回線22、中継装置23及び通信回線21を介して場内管理端末装置1と接続されている。カード球貸装置CR21〜CR2mは、双方向性の通信回線24、中継装置25及び通信回線21を介して管理端末装置1と接続されている。カードメダル貸出装置2a〜2nは、双方向性の通信回線26、中継装置27及び通信回線21を介して管理端末装置1と接続されている。管理端末装置1は、各貸出装置から送られてくる利用データを集計し、その集計した利用データ(利用集計データ)を、例えば、ホールが閉店した後にホストコンピュータ8に送信する。ホストコンピュータ8は、管理端末装置1から送られた利用集計データに基づき、システム管理会社がホールから徴収すべき遊技媒体貸出システムのシステム利用料の算出を行う。なお、ホストコンピュータ8は、同様の構成の複数の遊技媒体貸出システムに共通に用いられ、複数ホールの第三者貸出管理を常時行う。
本実施形態においては、当該遊技媒体貸出システムを運営する第三者管理機関(システム管理会社)が貸与遊技機の収益管理もホールとは独立して運営する。例えば、当該システム管理会社は、遊技場に貸与契約に基づいて遊技機を貸与し、貸与遊技機の稼動に応じた貸与料を徴収する遊技機提供元及び/又は設置遊技場と契約して、貸与遊技機の稼動情報を収集して管理する遊技機稼動情報収集の代行業務あるいは稼動情報に基づく貸与料請求の代行業務を行う。ホストコンピュータ8は、場内の管理端末装置1を通じて、遊技媒体の貸出状況を加味した合理的な使用料を決定する使用料決定処理を含む第三者貸与管理を行う。
図2は、本実施形態に係る貸与スロットマシン(貸与遊技機)を設置したパチスロ遊技島PSにおける第三者貸与管理システムの概略構成を示す。図2において図1と同一構成要素については同じ符号を付している。
パチスロ遊技島PSにおける各スロットマシン3a〜3nは1又は2以上の遊技機提供元より遊技場に貸与された貸与遊技機である。各スロットマシンに隣接して配置したカードメダル貸出装置2a〜2nは、現金投入又は残度数の有るカードの投入によりメダルの貸出が可能で、貸出メダルを内蔵の貸出メダルホッパ42(後述の図3参照)より繰り出して、メダルノズル14を通じて排出するカード式メダルサンドである。
図3はカードメダル貸出装置2a〜2n(以下、単に「貸出装置2a〜2n」という場
合もある。)の概略構成を示す。カードメダル貸出装置2a〜2nの前面部には、紙幣投
入口12、カード投入口13、状態表示ランプ類37などが設けられている。この実施例
では、紙幣投入口12において、千円札、五千円札、一万円札を新規に、あるいは追加入
金可能に受け付けるようにしており、装置本体内部の紙幣投入口12に対応する位置には
、挿入された紙幣を識別して本体後部に設けられた、遊技島内の紙幣回収路(図示せず)
に導くための紙幣処理装置33が組み込まれている。紙幣処理装置33には、紙幣の挿入
を検知するためのセンサ、挿入された紙幣を照合するための紙幣識別器、紙幣を取り込ん
で紙幣回収路に導くための紙幣搬送機構などが組み込まれている。紙幣回収路は、遊技島
の長手方向に沿って設けられており、島内の各貸出装置で受け付けた紙幣を回収して金庫
(図示せず)に搬送する。状態表示ランプ類37は、多色発光型のLED内蔵ランプから
なり、紙幣投入口12、カード投入口13の上方位置に配備され、例えば、紙幣を受け付
け可能なときは緑色を点灯し、受け付けられない状態の時は赤色を点灯する。
装置本体内のカード投入口13に対応する位置には、カード処理装置34が配備されている。この実施例に係るカードは、カード本体に付設された、データを磁気記録する磁気ストライプを有する。カード処理装置34は、この磁気ストライプに対して情報の読み書きを行う磁気読み書き処理装置である。なお、本発明におけるカードの読み書き方式は磁気記録方式に限らず、例えば、ICタグ内蔵のカードを用い、非接触通信によってカードに対する情報の読み書きを行うものであってもよい。
カード処理装置34には、図示しないが、挿入されたカードを検知するカード検知セン
サ、挿入されたカードをバネの付勢力によって保持するカード保持機構などが設けられて
いる。また、カードメダル貸出装置2a〜2nの前面部には、遊技媒体の貸出を指示する
貸出スイッチ40、挿入されたカードを返却するための返却スイッチ41及び貸出可表示
ランプ39が設けられている。返却スイッチ41が操作されたり、不適正なカードが挿入
されたときは、前記カード把持機構のバネの付勢が解除されて、カードがカード投入口1
3より排出、返却される。貸出可表示ランプ39は、カード処理装置34がカードを受け
付けて、貸出処理が可能な状態にあるときに点灯するように設定されている。貸出スイッ
チ40の操作は、貸出可表示ランプ39が点灯しているときのみ有効化される。
カードメダル貸出装置2a〜2nの制御部は、制御主体であるCPU30からなり、C
PU30にはROM31、RAM32が接続されている。CPU30には、バスラインを
介して、紙幣処理装置33、カード処理装置34、状態表示ランプ類37、残度数表示器
38、貸出可表示ランプ39、貸出スイッチ40、返却スイッチ41、貸出メダルホッパ
42などが接続される。CPU30には、管理端末装置1と通信を行うための通信インタ
ーフェース回路35、遊技機の稼動情報信号を外部に中継するための台情報収集基板(図
2の4a〜4nのいずれかひとつ)からの稼動情報信号をインターフェースするための台
情報収集基板用インターフェース回路36が接続されている。
上記構成のカードメダル貸出装置2a〜2nにおいて、カード処理装置34が適正なカ
ードを受け付けると、前記制御部は、このカードに新たな度数データを付与する処理およ
び貸出処理を実行することが可能な状態となる。度数データを付与する処理は、紙幣処理
装置33が適正な紙幣を受け付けたことにより開始され、受け付けた紙幣の金額価値に応
じて所定の度数を設定する処理(たとえば、100円を1度数として、受け付けた金額を
度数に換算する。)と、その設定度数をカードの現在の度数データに加算する加算処理を
含む。
カードメダル貸出装置2a〜2nは、それぞれ、発行カードデータ、受付カードデータ、投入金額データ、メダル貸出データ等の貸出情報15a〜15nをホール営業中、独立して記憶、管理するとともに、通信回線26、中継装置27及び通信回線21を介して管理端末装置1とポーリング交信して、貸出情報15a〜15nをバックアップのために送信する。
営業終了時には、カードメダル貸出装置2a〜2nが管理端末装置1からの営業終了(動作停止)コマンドを受信して、それぞれ記憶、保持している当日の貸出データを管理端末装置1に一括送信する。
遊技機に設けられた外部出力部は、パチンコ機の場合、外部情報端子板と呼ばれ、あるいはスロットマシンの場合、外部集中端子板と呼ばれ、それぞれホールコンピュータ6へ出力するためのデータ出力用インターフェース基板からなる。ホール内の各遊技機(パチンコ機P11〜P1m、P21〜P2m、スロットマシン3a〜3n)の外部出力部から出力される遊技履歴情報は、呼出ランプと呼ばれる遊技履歴表示装置(図4の5a〜5n等)を介してホールに設置されたホールコンピュータ6に随時、送信されている。ホールコンピュータ6は通信回線18を通じてホール経営専用端末7と接続されている。
パチンコ機から出力される遊技履歴情報信号は、例えば、図柄変動発生信号、小当たりや大当たりの発生信号、確率変動発生信号、賞球発生信号、扉開放等のセキュリティ信号、玉貸し発生信号等である。スロットマシンから出力される遊技履歴情報信号は、例えば、メダル投入信号、メダル払出信号、特別役物(ボーナスゲーム等)作動中信号、セキュリティ信号等である。
パチスロ遊技島PSにおける、各スロットマシン3a〜3nはスロット遊技を制御するCPUを含む制御部300を有し、遊技の実行に応じて、制御部300からの各種遊技履歴情報信号を外部集中端子板301を通じて外部出力可能になっている。
図4は台情報収集基板4a〜4nの概略構成を示す。外部集中端子板301からの出力データD1は遊技履歴情報信号群からなり、遊技機外部に設置した台情報収集基板4a〜4nに導入される。
遊技履歴表示装置5a〜5nは、遊技島枠を構成する仕切り板である、所謂、幕板に、
各スロットマシンに対応して設置され、またその幕板背後に、各遊技履歴表示装置に付随
して台情報収集基板4a〜4nが設置される。台情報収集基板4a〜4nは、遊技機の外
部出力部と接続され、遊技機からホールコンピュータ6向けに出力される遊技履歴情報出
力のうち、少なくともメダル投入数及び賞メダル数データの稼動情報を貸出装置2a〜2
側に送信する稼動情報分配手段を構成する。台情報収集基板4a〜4nの制御部400
は、CPU401と、CPU401に接続された、制御プログラム格納用ROM402と
、ワーキングエリア用RAM403からなる。遊技履歴表示装置5a〜5nと貸出装置
a〜2n間の通信はシリアル通信で行われる。
外部集中端子板301からの出力データD1は、遊技機稼動中、随時、入力インターフェース回路404を介して制御部400に与えられる。外部集中端子板301と入力インターフェース回路404の間はハーネスによりコネクタ接続され、外部集中端子板301の各出力端子から、メダル投入信号、メダル払出信号、特別役物(ボーナスゲーム等)作動中信号、セキュリティ信号等の遊技履歴情報信号が出力される。制御部400に導入された遊技履歴情報信号は、制御部400をスルーして出力インターフェース回路405を介して遊技履歴表示装置5a〜5nに出力される。各遊技履歴表示装置には、マイクロコンピュータで構成された台情報収集端末(図示せず)が内蔵されており、その台情報収集端末はスロットマシンからスルーして出力された遊技履歴情報信号D3を基いた遊技情報をデータ表示器(図示せず)により報知するとともに、ホールコンピュータ6にも遊技履歴情報信号を送信する。ホールコンピュータ6は台情報収集基板4a〜4n及び遊技履歴表示装置5a〜5nを通じて取得した遊技機の遊技履歴情報に基づき遊技台管理を行う。
入力インターフェース回路404を介して制御部400に導入された遊技履歴情報信号は逐次、RAM403に記憶される。制御部400に記憶された遊技履歴情報の出力データD2は出力インターフェース回路406を介して貸出装置2a〜2nに出力される。貸出装置2a〜2nからの送信コマンド(後述の図6の台稼動情報送信要求コマンド等)又は送信データ等の入力信号500は入力インターフェース回路407を介して制御部400に与えられる。
図5は台情報収集基板4a〜4nから貸出装置2a〜2nに送信出力可能に記憶、保持される、RAM403のメモリデータ内容を示す。このメモリデータ内容には、シーケンス識別用処理番号d1と、メダル投入枚数データd2及びメダル払出枚数データd3からなるメダルIN・OUT稼動情報、4種類の遊技履歴データd4〜d7からなる遊技履歴情報、セキュリティ信号d8、状態信号d9、エラー信号d10が含まれる。
メダル投入枚数データd2は外部集中端子板301から逐次出力されたメダル投入信号を制御部400において蓄積して記憶した投入メダル総数データである。同様に、メダル払出枚数データd3はメダル払出信号を制御部400において蓄積して記憶した払出メダル総数データである。遊技履歴データd4〜d7は、外部集中端子板301から逐次出力された特別役物作動中信号を制御部400において蓄積して記憶した特別役物種別ごとの発生履歴総数データであり、それぞれ、ビッグボーナスゲーム(以下、BBゲーム)、レギュラーボーナスゲーム(以下、RBゲーム)、CBボーナスゲーム、CTゲームの発生総回数に対応する。BBゲームとRBゲームの相違はボーナスゲームにより獲得できる獲得枚数が異なる。CBボーナスゲームは、パチスロに関する規則の、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」」で定められている第二種特別役物である。CTゲームは同規則の第二種特別役物に係る役物連続作動装置である。これらの特別役物等に関する遊技履歴情報の出力有無は、各スロットマシン3a〜3nの搭載ゲーム内容によって決まり、例えば、BBゲームだけが選択された機種であれば、BBゲーム以外の特別役物についての履歴情報は発生せず、出力されない。
セキュリティ信号d8、状態信号d9及びエラー信号d10は発生の都度、随時、台情
報収集基板4a〜4nから貸出装置2a〜2nに送信される。セキュリティ信号d8はス
ロットマシンの扉開放、確率設定変更処理などが生じたときセキュリティ情報として発生
し、貸出装置経由で管理端末装置1に送信され、記憶保持される。状態信号d9は遊技機
の特定の遊技状態、例えば、BB、RB、CB、CTゲーム中に発生する。エラー信号d
10はメダル投入エラーや賞メダル払出エラーにより発生する。
カードメダル貸出装置2a〜2nは、それぞれ、貸出情報15a〜15nを、通信回線
26、中継装置27及び通信回線21を介して管理端末装置1とポーリング交信して送信
するとともに、台情報収集基板4a〜4nにより収集された、稼動情報16a〜16nを
送信する。この送信情報には上記遊技履歴情報、セキュリティ情報、状態信号d9及びエ
ラー信号d10を含み、これらは、本発明に係る貸与遊技機の使用料決定に直接使用され
るものではないが、貸与遊技機から取得したメダルIN・OUT稼動情報の履歴明細を補
助するため補助データとして記憶、管理される。
図6は、第三者貸与管理システムにおけるスロットマシン3a〜3nの貸与遊技機、台情報収集基板4a〜4n、貸出装置2a〜2n及び管理端末装置1の相互通信処理の相関関係を示す。これらシステム構成要素は電源オンによって起動し、管理端末装置1はホール責任者により開始処理61の入力操作が行われることにより、第三者貸与管理及びカード貸出管理の動作を開始する(処理61、62、63)。
貸出装置2a〜2nは管理端末装置1からの動作開始コマンド64を受信することによりデータ通信処理65を開始する。データ通信処理65は、管理端末装置1とのポーリング交信により定期的に実行される。即ち、管理端末装置1から貸出情報収集コマンドが順次、各貸出装置に送信され、貸出情報収集コマンドを受信した貸出装置が貸出情報を記憶、保持しているとき、その記憶した貸出データが管理端末装置1に送信される。貸出情報収集コマンドの受信時には、随時、セキュリティ信号d8、状態信号d9及びエラー信号d10も送信される。
図7は各貸出装置2a〜2nにおけるカード貸出処理の概要を示す。貸出装置2a〜2
にカードが挿入されると、このカードに記憶されたカードデータを読み取る読み取り処
理を実行する(ステップS1、S2)。この読み取り処理(ステップS2)において、管
理端末装置1との通信により、読み取ったカードデータの照合処理も行われる。照合の結
果、不適正と判断されたカードは、カード投入口13に返却される。この読み取られたカ
ードデータは、RAM32に一時保存され、かつこのカードデータに基づき、残度数表示
器38に現在の度数データを表示する(ステップS3)。カードデータには有効度数の他
にカード使用有効期限も含まれ、前記照合の際に有効期限チェックも行われ、有効期限が
切れている場合には、カードをカード投入口13に返却される。
カードの有効期限が切れていない場合には、ステップS4、S8、S15のループを実行しながら待機する。ついで、紙幣処理装置33が適正な紙幣を受け付けると、投入紙幣の金額価値に応じた度数をRAM32の度数データに加算する(ステップS4、S5)。このとき、新しいカード有効期限が設定され、RAM32の有効期限データの更新処理が実行される。このようにして、RAM32の度数データ及び有効期限が更新されると、更新された度数データ、有効期限をカード処理装置34により、受付中のカードの度数データおよび有効期限を書き換え、追加入金処理が行われる(ステップS6)。ステップS6では、管理端末装置1との通信により、当該カードの登録情報を書き換える処理も実行される。カードデータの更新処理が完了すると、残度数表示器38の度数データも新しい情報に更新される(ステップS7)。
カードを受け付けた後に貸出スイッチ40が操作された場合には、現在の度数データがゼロであれば、貸出スイッチ40の操作はキャンセルされる(ステップS8、S9)。残度数がある場合には、貸出メダルホッパ42に対して貸出指示信号(貸出メダル払出指示信号)の送信処理を行う(ステップS10)。本実施形態では、1回のメダル貸出処理において、カードの残度数に関係なく一律の度数分のメダルが引き落とされ、排出される。RAM32の度数データから貸出指示信号の送信回数に応じた度数を差し引く処理を実行する(ステップS11)。差し引き処理後の残度数がゼロでなければ、有効期限及び差し引き処理後の度数データによる、カードデータの書き換え更新処理が行われ(ステップS12、S6)、残度数表示器38の表示も更新される(ステップS7)。差し引き処理後の度数データがゼロである場合(ステップS12)には、カードに記憶されたカードデータのうち、度数データのみを書き換える(ステップS13)。このとき、ステップS6と同様に、管理端末装置1に更新度数データを送信して登録情報の更新処理が実行される。更に、残度数表示器38の表示をゼロに更新した後(ステップS14)、ステップS6に戻り、カードの残度数がゼロとなっても、新たに紙幣を挿入することによって、カードに新たな度数データを追加付与することが可能となる。なお、カードを受け付けている状態下で返却スイッチ41が操作されると、カードをカード投入口13に返却する(ステップS15、S16)。
上記のカード貸出処理によれば、カードを受け付けた後は、このカードが返却されない限り、度数データの付与やメダル貸出処理を、何度でも実行することができる。ただし、度数データの付与については、所定の上限値を設け、つぎに度数データを付与すると上限値を越えてしまう場合には、処理を中止して投入紙幣が返却される。処理日を起点として、日数単位で有効期限を設定しており、受け付けたカードに複数回の追加入金処理が行われて、その都度、有効期限が更新されても、実質的な有効期限は変化しないが、有効期限の更新処理は、最初の1回のみとし、以後は、度数データの書き換え処理のみを行うようにしてもよい。また、度数データの付与処理や球貸処理を行う毎に、その処理回数を計数し、返却スイッチ41の操作によるカード返却の際に、処理回数がゼロより大きいことを条件として、有効期限を更新するようにしてもよい。
上記貸出処理は、貸出装置2a〜2nとしてカード式メダルサンドを使用した場合であ
るが、スロットマシン側で貸出メダルを排出もしくはクレジット貸出する、所謂、CR貸
出装置を使用する場合には、図4の501で示すように、ステップS10において、CR
スロットマシンの制御部に対して、貸出指示信号の送信処理を行う。
また、パチンコ遊技島PC1、PC2の各パチンコ機に用いるカード式球貸装置CR1
1〜CR1m、CR21〜CR2mにおいては、ステップS10において、パチンコ機に
対し、貸出指示信号の送信処理を行う際、1回の球貸処理において、カードの残度数に関
係なく一律の度数を引き落とし、パチンコ機からの応答信号により、1度毎にパチンコ球
の貸出完了を確認しつつ、差し引き度数分の貸出指示信号を設定回数分、順に送信する。
即ち、球貸処理は、貸出スイッチ40の操作に応じて開始され、パチンコ機に貸出指示信
号を送信する処理と、受け付けているカードの度数データを差し引く処理とが含まれる。
貸出指示信号は、1パルスが1度数に相当するパルス信号であり、カードから差し引く度
数に応じた回数分の貸出指示信号が順次送出される。パチンコ機側では、貸出指示信号を
受ける都度、所定数(たとえば25個)のパチンコ球を払い出すとともに、払出完了に応
じて貸出装置側に応答信号を返送する。貸出装置のCPUは、パチンコ機からの応答信号
を確認しながら、前記差し引き度数分の貸出指示信号を順に送信することになる。なお、
カード式メダルサンドの場合には、残度数表示器38、貸出可表示ランプ、貸出スイッチ
40、返却スイッチ41は貸出装置側にあるが、CRパチンコ機用貸出装置においては、
これらはパチンコ機の前面側に配備される。
再び図6を参照して、上記貸出処理により得られる投入金額、貸出メダルの排出量等の
貸出情報15a〜15nは、データ通信処理65において、管理端末装置1にデータのバ
ックアップを行いながらカードメダル貸出装置2a〜2nに逐次蓄積される。これと並行
して台情報収集処理66が実行され、各遊技機から、稼動情報16a〜16nが随時、台
情報収集基板4a〜4nに送信され、逐次、収集される。
ホール営業が終了すると、遊技機の電源が切られて閉店処理の電源オフ処理70が行わ
れる。閉店により管理端末装置1はホール責任者により終了処理67の入力操作が行われ
ることにより、第三者貸与管理及びカード貸出管理の終了処理に移行する。貸出装置2a
〜2nは管理端末装置1からの動作停止コマンド68を受信することによりデータ通信処
理65を終了し、終了時データ処理69に移る。
終了時データ処理69においては、管理端末装置1から台情報収集コマンド71が貸出
装置2a〜2nに送信される。貸出装置2a〜2nはそれぞれ、台情報収集コマンド71
の受信に基づき、蓄積した当日の貸出情報15a〜15nを終了時貸出データ72として
管理端末装置1に送信するとともに、台稼動情報送信要求コマンド73を台情報収集基板
4a〜4nに送信する。台情報収集基板4a〜4nは台稼動情報送信要求コマンド73
受信に基づき、それぞれ蓄積した稼動情報16a〜16nを終了時台稼動データ74とし
て貸出装置2a〜2n側に送信する。貸出装置2a〜2nは受信した終了時台稼動データ
74を管理端末装置1に転送する。
管理端末装置1は終了時データ処理69の実行により収集した終了時貸出データを当日利用された利用集計データとしてホストコンピュータ8に通信回線17を介して送信する。システム管理会社は、ホストコンピュータ8に蓄積された利用集計データを定期的に集計してシステム利用料を決定し、貸出システム導入先のホールに対して利用料の支払を請求する。
本実施形態に係る、貸与遊技機の利益管理システムは、遊技機媒体貸出システムの構成要素である貸出装置2a〜2n、管理端末装置1及びホストコンピュータ8と、台情報収集基板4a〜4nとにより構成される。
図8は、管理端末装置1により行われる、貸与遊技機の使用料管理処理フローを示す。
管理端末装置1は終了時データ処理69の実行開始により各貸出装置経由で、貸与遊技機の終了時台稼動データを収集し、記憶、管理する(ステップS20〜S22)。管理端末装置1のメモリ(図示せず)には予め、貸与遊技機管理情報が設定、記憶されている。この貸与遊技機管理情報には、ホール識別用店番号、各ホール別に貸与され、所定の遊技島に設置された遊技機の機種情報と、その設置遊技機の台番号に対応する隣接貸出装置を特定する特定データと、貸与遊技機の提供元識別データ、貸出遊技媒体の貸出単価、貸与遊技機による賞媒体の換金単価、ホールと貸与遊技機提供元間で取り決められた請求因子等が含まれている。管理端末装置1が管理する全管理対象遊技台からの稼動情報等を収集し、記憶したとき、管理対象遊技台の使用料(当日分)を算出し、記憶する(ステップS23)。
管理端末装置1のコンピュータには、一つの貸与遊技機(スロットマシン)ごとに取得した貸出情報(貸出利用金額)及び稼動情報(IN・OUTデータ)を基に、当該貸出情報に含まれる貸出メダルの利用金額M1と、貸出メダルの貸出単価M2と、当該稼動情報に含まれる、メダルのスロットマシンへの投入数M3(INデータ)と、スロットマシンにおいて発生した賞メダル払出数M4(OUTデータ)と、当該ホールにおける賞メダルの換金単価M5から、下記の式に基づいて、当該貸与遊技機により得られた当日の粗利金額Bを算出する算出プログラムを有する。
粗利金額B=利用金額M1−((利用金額M1/貸出単価M2)−投入数M3+賞媒体数M4)×換金単価M5
なお、本発明において用いる粗利計算式は上記の例に限定されず、少なくとも遊技媒体の利用金額をベースしたものであればよく、例えば、ホールと貸与遊技機提供元間で合意した経費あるいは割り引きり率を考慮した利用金額を使用した演算式でもいい。
使用料代金の決定例としては、例えば、使用料代金を(全貸与遊技機の粗利金額Bの総額)×αにより求める場合である。αは10〜90%の間に設定される。このα値は、例えば、遊技機提供元が無償でホールに遊技機を提供するときには、その代償として50%程度の値に設定される。また、貸与遊技機の稼動状況の変動に追随して、α値を変動させるようにしてもよい。例えば、導入月には60%から出発し、その後の使用料収益から稼動状況が良好に続いているか否か判断し、稼動状況が良い場合には、月使用について60%以下の値に漸減していくようにしてもよい。漸減パターン例としては、稼動状況が好調であれば2月後に55%、3月後に50%、4月以降は45%に低減する場合である。このような利益配分の変動方式を採用すれば、導入当初の提供元のリスクが低減されるとともに、稼動状況の継続により、ホール側の利益も増大していくので、両者の利益共有関係を良好に維持でき、貸与システムの継続運用を円滑に行える。
各管理対象遊技台につき使用料算出処理(ステップS23)を上記算出プログラムに基づいて実行して得られた粗利金額Bに上記請求因子(予め、貸与契約により粗利金額BのX%を請求金額とすることをホールと貸与遊技機提供元間で取り決めておいた請求因子)を乗算して、使用料金額が算定、決定される。決定された使用料は営業日別、営業月(請求月)別、年間別データに編集されて、管理端末装置1に記憶、管理される(ステップS24)。当日分の使用料は決定ごとにホストコンピュータ8に送信され(ステップS25)、ホストコンピュータ8側においても、各ホール別に営業日別、営業月(請求月)別、年間別の使用料データが記憶、管理される。
図9は管理端末装置1の当日使用料管理メモリの記憶内容を示す。この記憶内容エリアは貸与遊技機の提供元別に割り付けられており、メモリエリアm1〜m9にはそれぞれ、ホール識別用店番号、使用料決定日付(年月日)、決定時刻、対象遊技台の台番号、投入メダル枚数、払出賞メダル枚数、粗利金額B、貸出単価(メダル1枚当たりの貸出金額;例えば20円)、換金単価(メダル1枚当たりの換金金額;例えば、等価交換ならば20円)が記憶される。
管理端末装置1のコンピュータ及びホストコンピュータ8は、代行管理する貸与遊技機の運用実績データを随時、出力印字可能な出力機能を有する。図10及び図11はそれぞれ、当日分の日報、1月分の月報の運用実績台情報の印字例を示す。印字例に記載された交換率は100円当たり換金金額を20(円)で除算した値であり、等価交換であれば「5」となる。特に、図11に示す月報では粗利金額がマイナス値になっているため、本実施形態においては、実質的に使用料を徴収しないことになる。勿論、基本使用料の小額を、日額ないし月額で徴収する運用システムを採用することはできる。
上記構成に係る貸与遊技機(スロットマシン3a〜3n)利益管理システムにおいて、ホストコンピュータ8より、貸与遊技機の提供元コンピュータ9〜11等に通信回線20を通じて、日報、月報単位の使用料データの自動送信が可能となり、貸与機運用実績の代行管理を行うことができる。また、本利益管理システムは使用料の請求代行業務にも利用することができる。例えば、前記月報単位の使用料データに基づき請求金額を作成し、被請求先のホール経営専用端末7に通信回線19を通じて、ホストコンピュータ8より請求通知を送信するようにしてもよい。この場合には、ホストコンピュータ8によりホールからの代金の入金状況を把握して、請求代金の納付状況に応じた督促処理をホール経営専用端末7に通信するようにしてもよい。
上記のように、本実施形態に係る貸与遊技機利益管理システムによれば、遊技機媒体貸出システムを運用する第三者管理装置(管理端末装置1及びホストコンピュータ8)により、一つの貸与遊技機に対する前記貸出情報及び前記稼動情報に基づき、所定の使用期間における粗利を前記ステップ23等の使用料決定手段によって求め、その粗利に基づいて当該貸与遊技機の使用料を決定するので、遊技機提供元が遊技場に貸与契約に基づいて遊技機を貸与し、貸与遊技機の稼動に基づく利益を貸与料として遊技機提供元に配分するに際して、遊技媒体の貸出状況を加味した合理的な使用料を円滑に決定することができる。
殊に、複数の遊技機提供元が同じ遊技場で貸与営業する場合に、互いの貸与契約条件等を知られたくない状況も生じるが、前記第三者管理装置は、遊技場とは別個に存在して、貸出装置を管理するので、公平かつ明瞭な利益配分が可能となる。しかも、システム管理会社の監督下に置かれる遊技媒体貸出システムの通信経路を利用して、別途、通信経路を新設する必要もなく、貸出媒体の利用金額を踏まえた粗利を高精度かつ簡易に得ることができる。従って、遊技場及び遊技機提供元にとって貸与契約等の秘密保持が守られ、セキュリティ性の高い第三者貸与管理システムを構築することができる。
また、遊技機に付随した貸出装置を通じて稼動情報を取得するので、第三者管理装置において情報取得先を貸出装置ごとに予め設定することができる。外部集中端子板301からの出力データD1は、遊技機の機種やメーカによって接点出力の仕様が区々になる場合が生ずるところ、外部集中端子板301と入力インターフェース回路404の間のハーネス接続を選定する手間が発生する。この場合には、管理端末装置1において、貸与遊技機管理情報のうちの遊技機の機種情報をメモリ設定することにより、遊技機稼動に先立つ貸与遊技機機種設定処理の実行時に、当該遊技機が設置される貸出装置に、外部集中端子板からの出力データ仕様のデータを送信して、仕様変更処理を促すようにすればよい。この貸与遊技機機種設定処理の実行時には、当該貸出装置は、出力データ仕様の受信データに基づき、入力インターフェース回路407を介して制御部400に接点出力の仕様を送信する。台情報収集基板4a〜4nは接点出力の受信仕様をRAM403に記憶し、以降、この受信仕様に基づき外部集中端子板301からの接点出力を識別して、稼動情報を性格に記憶していく。従って、かかる管理端末装置1による遊技機の機種情報設定作業だけで、外部集中端子板301と入力インターフェース回路404の間のハーネス接続を選定する手間が発生せず、作業者は単にハーネス接続をするだけで済み、面倒な機種変更、移動変更に簡易且つ低コストで対処することができる。換言すれば、貸与遊技機だけの専用遊技島に限らず、貸与機と非貸与(遊技場買取)機を混在配置した遊技島内においても第三者管理装置側で貸与遊技機からの稼動情報の取得が簡易に行え、遊技島の遊技機レイアウトに制約を与えることなく貸与遊技機の使用料管理を円滑に行うことができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明は、図示した実施形態に限定されず、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
特に、上記実施形態においては、貸与遊技機がスロットマシンの場合であり、その外部集中端子板を通じてIN・OUT情報を取得しているが、貸与遊技機がパチンコ機の場合などでは、パチンコ機から排出される遊技球を回収する、遊技島内部に設けられた回収経路にカウンタを設置し、そのカウンタ出力を使用遊技球データ(IN情報)として、台情報収集基板4a〜4n又は貸出装置に入力し使用するようにしてもよい。
また、台情報収集基板4a〜4nは貸出装置の外部に外付けするだけでなく、貸出装置の制御部の一要素として内蔵させてもよい。
この発明の一実施形態である、貸与遊技機の第三者貸与管理システムを適用したパチンコホールの遊技媒体貸出システム構成図である。 前記第三者貸与管理システムの概略構成図である。 前記実施形態に用いるカードメダル貸出装置の概略構成を示すブロック図である。 前記実施形態に用いる台情報収集基板の概略構成を示すブロック図である。 前記台情報収集基板から貸出装置に送信出力可能に記憶、保持される、RAM403のメモリデータ内容を示す図である。 前記実施形態における貸与遊技機、台情報収集基板、貸出装置及び管理端末装置の相互通信処理の相関関係を示す図である。 前記貸出装置におけるカード貸出処理の概要フローチャートである。 前記管理端末装置の使用料管理処理を示すフローチャートである。 前記管理端末装置の当日使用料管理メモリの記憶内容を示す図である。 前記管理端末装置及びホストコンピュータにより印字出力される当日分の日報印字例を示す図である。 前記管理端末装置及びホストコンピュータにより印字出力され1月分の月報印字例を示す図である。
符号の説明
1 管理端末装置、
2a〜2n カードメダル貸出装置、3a〜3n スロットマシン、
4a〜4n 台情報収集基板、5a〜5n 遊技履歴表示装置、
6 ホールコンピュータ、7 ホール経営専用端末、
8 ホストコンピュータ、9〜11 貸与遊技機の提供元コンピュータ、
12 紙幣投入口、13 カード投入口、
14 メダルノズル、
15a〜15n 貸出情報、16a〜16n 稼動情報、
17 通信回線、18 通信回線、19 通信回線、20 通信回線、
21 通信回線、22 通信回線、23 中継装置、24 通信回線、25 中継装置、26 通信回線、27 中継装置、
28 カード発行装置、29 精算処理装置、
30 CPU、31 ROM、32 RAM、
33 紙幣処理装置、34 カード処理装置、
35 通信インターフェース回路、36 インターフェース回路、
37 状態表示ランプ類、38 残度数表示器、
39 貸出可表示ランプ、40 貸出スイッチ、41 返却スイッチ、
42 貸出メダルホッパ、
300 制御部、301 外部集中端子板、
400 制御部、401 CPU、402 ROM、403 RAM、
404 入力インターフェース回路、405 出力インターフェース回路、
406 出力インターフェース回路、407 入力インターフェース回路、
500 入力信号、
PC1、PC2 パチンコ遊技島、PS パチスロ遊技島、
P11〜P1m、P21〜P2m パチンコ機、
CR11〜CR1m、CR21〜CR2m カード球貸装置、
D1 出力データ、D2 出力データ、D3 稼動情報信号、
d1 シーケンス識別用処理番号、d2 メダル投入枚数データ、
d3 メダル払出枚数データ、d4〜d7 遊技履歴データ、
d8 セキュリティ信号、d9 状態信号、d10 エラー信号

Claims (4)

  1. 遊技媒体として遊技球又は遊技メダルの投入を受け付けて遊技を行い、遊技過程で発生
    した賞により所定数の賞媒体を払い出す遊技機と、遊技機毎に設けられ、遊技機使用さ
    れる遊技媒体を貸し出す貸出装置とが、複数組遊技場に設置され、
    前記貸出装置と通信可能に接続されて前記貸出装置からの遊技媒体の貸出情報を受信し
    、前記遊技場の経営者とは別の第三者により管理される第三者管理装置が設けられ、この
    第三者管理装置により、前記遊技場に遊技機提供元が貸与した貸与遊技機の稼動に基づく
    利益の一部を使用料として前記遊技機提供元に配分するための情報処理を実行する遊技機
    利益管理システムであって、
    前記貸与遊技機は、遊技媒体の投入数を表す信号および賞媒体の数を表す信号を含む複
    数種の遊技履歴情報信号をそれぞれ個別の出力端子から出力する外部出力部を有すると共
    に、当該貸与遊技機の外部に、前記外部出力部の各出力端子にハーネスを介して接続され
    た台情報収集装置が設けられ、
    前記台情報収集装置は、前記外部出力部の各出力端子からの各遊技履歴情報信号を前記
    ハーネスを介して入力する信号入力手段と、前記外部出力部の接点出力の仕様としてあら
    かじめ設定された仕様に基づき、前記信号入力手段が入力した各遊技履歴情報信号が示す
    遊技履歴情報を識別し、その識別結果に基づき各遊技履歴情報を情報の種毎に蓄積して記
    憶する記憶手段と、記憶手段に蓄積された各遊技履歴情報のうち少なくとも遊技媒体の投
    入数および賞媒体の数の各蓄積データを、所定のタイミングで出力する情報出力手段とを
    備え、
    前記第三者管理装置は、
    前記遊技場内の貸与遊技機がそれぞれの機種情報に対応づけられて登録された登録手段
    と、
    前記遊技場内の貸与遊技機毎に、その遊技機につき前記登録手段に登録された機種情報
    に基づき当該遊技機の外部出力部の接点出力の仕様を判別し、判別した仕様を当該外部出
    力部に接続されている情報収集装置に設定するために前記判別結果を出力する出力仕様設
    定手段と、
    前記遊技場内の貸与遊技機毎に、その遊技機に接続されている台情報収集装置の前記情
    報出力手段から出力された遊技履歴情報を取り込み、これらの情報および当該貸与遊技機
    と組をなす貸出装置から送信された遊技媒体の貸出情報を用いて、前記貸与遊技機を所定
    期間使用したことにより生じた粗利を算出する利益算出手段と
    前記遊技場内の各貸与遊技機に対して利益算出手段が算出した粗利に基づき、各貸与遊
    技機の使用料を決定する使用料決定手段とを具備する、
    ことを特徴とする遊技機利益管理システム。
  2. 前記台情報収集装置と前記第三者管理装置とは、それぞれ前記台情報収集装置が接続さ
    れている前記貸与遊技機と組をなす貸出装置との通信が可能であって、この貸出装置を介
    した間接的な通信を行うように設定されており、
    前記貸出装置は、前記第三者管理装置の前記出力仕様設定手段が前記外部出力部の接点
    出力の仕様を台情報収集装置に設定するために出力した前記判別結果を前記台情報収集装
    置に中継する第1中継手段と、前記第三者管理装置の利益算出手段が前記遊技履歴情報を
    得るために出力した送信要求コマンドを台情報収集装置に中継する第2中継手段と、前記
    送信要求コマンドに応じて前記台情報収集装置の情報出力手段が出力した遊技履歴情報を
    前記第三者管理装置に中継する第3中継手段とを具備する、
    請求項1に記載された遊技機利益管理システム。
  3. 請求項1または2に記載されたシステムにおいて、
    前記遊技場内には、当該遊技場内の遊技機の稼動状態を管理する稼動状態管理装置がさ
    らに設けられ、前記情報収集装置の情報出力手段は、前記記憶手段に蓄積された各遊技履
    歴情報を前記第三者管理装置に向けて出力する処理と並行して、各遊技履歴情報の一部又
    は全てを前記稼動状態管理装置に送信する、遊技機利益管理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載されたシステムにおいて、
    前記第三者管理装置は、使用料決定手段が決定した使用料を含む会計情報を、前記遊技
    場および遊技機提供元に送信する会計情報送信手段を具備する、遊技機利益管理システム
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