JP2004024895A - 代金回収システム及び代金管理サーバ - Google Patents

代金回収システム及び代金管理サーバ Download PDF

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加藤 信之
Nagamasa Sato
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Abstract

【課題】所定の動作を行う装置の動作状態に関する動作情報や物品や情報やサービスの利用量に関する利用情報を収集し、動作情報や利用情報に応じて、装置や物品や情報やサービスの代金を決定し、通信代金と併せて請求、回収する代金回収システム及び代金管理サーバを提供する。
【解決手段】遊技機製造会社1からパチンコ店2にレンタルされたパチンコ機8には動作情報転送装置9が設けられ、パチンコ機8の動作情報を収集する。動作情報は動作情報収集サーバ4のポーリングコントローラ7から呼出されることにより、動作情報転送装置9から動作情報収集サーバ4に送信、記憶され、さらにインターネット6を介して電話会社3の代金管理サーバ5に送信される。代金管理サーバ5ではパチンコ機8の代金を決定し、電話料金と併せて請求する代金回収データを作成する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、代金回収システム及び代金管理サーバに関し、詳細には、例えば、遊技機をレンタルした場合に、稼働状況に応じてレンタル代金を決定し、電話代金と併せて回収する代金回収システム及び代金管理サーバに関する。
【従来の技術】
従来、所定の動作を行う装置の一種であるパチンコ機やパチスロ機等の遊技機は、遊技場が遊技機製造会社から買い取るとういう形態により取引されている。この場合には、図18に示すように、遊技機製造会社1からパチンコ店2に対して、遊技機等の商品の提供や機器の設置等のサービスを提供し、その代金をパチンコ店2に請求して、パチンコ店2から代金の支払いを受けるようになっている。また、遊技場は不用になった遊技機は、中古機市場へ流されるか、新しい遊技機との入れ替え時に廃棄処理業者に引き取られ、費用を掛けて処分されている。したがって、遊技場が新しい遊技機を設置する場合には、新遊技機の購入費用と不用遊技機の処分費用とが必要となり、多大な初期投資が必要となっている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、遊技場が遊技機の購入に多大な初期投資をすることは、遊技場にとって負担である。そこで、一般的に用いられているような固定額によるレンタルやリースといった貸与形態での遊技機の提供が考えられる。これは、遊技場が新しい遊技機を入手するための多大な初期投資を逃れることはできるが、契約後一定期間は契約を継続しなければならないという制約があるため、遊技者に人気がない遊技機であっても一定期間設置しなければならず、稼働率の良い遊技機に対しても、稼働率の悪い遊技機に対しても固定額の代金を支払い続けなければならない。さらに、遊技機製造会社側においても、貸与先遊技場の貸与状況を管理したり、請求書の作成を行ったり、代金の入金を管理したりすることは煩雑である。また、買い取り形態では、遊技機が不用となった際には廃棄処理業者に引き取られており、リサイクルを行うことは難しかった。さらに、遊技機は廃棄処分されているはずであるが、実際には不法投棄が社会問題となっている。
【0003】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、遊技機をレンタルした場合に、遊技機の稼働状況に応じてレンタル代金を決定し、電話料金と併せて回収する代金回収システム及び代金管理サーバを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明の代金回収システムは、物品や情報やサービスの利用量に関する利用情報を収集する利用情報収集サーバと、前記物品や情報やサービスの代金回収データを作成する代金管理サーバとをネットワークを介して接続した代金回収システムであって、前記利用情報収集サーバは、前記利用情報を入力する利用情報収集サーバ側利用情報入力手段と、前記利用情報収集サーバ側利用情報入力手段により入力された利用情報を少なくとも一時的に記憶する利用情報収集サーバ側利用情報記憶手段と、当該利用情報収集サーバ側利用情報記憶手段に記憶された前記利用情報を前記ネットワークを介して、前記代金管理サーバに送信する利用情報収集サーバ側利用情報送信手段とを備え、前記代金管理サーバは、前記利用情報収集サーバ側利用情報送信手段から送信された前記利用情報を受信する代金管理サーバ側利用情報受信手段と、当該代金管理サーバ側利用情報受信手段が受信した前記利用情報を少なくとも一時的に記憶する代金管理サーバ側利用情報記憶手段と、当該代金管理サーバ側利用情報記憶手段に記憶された前記利用情報に基づいて、物品や情報やサービスの代金を決定し、代金回収データを作成する代金回収データ作成手段と、当該代金回収データ作成手段により作成された前記代金回収データを記憶する代金回収データ記憶手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】
この構成の代金回収システムでは、利用情報収集サーバの利用情報収集サーバ側利用情報入力手段は、利用情報を入力し、利用情報収集サーバ側利用情報記憶手段は、利用情報収集サーバ側利用情報入力手段により入力された利用情報を少なくとも一時的に記憶し、利用情報収集サーバ側利用情報送信手段は、利用情報収集サーバ側利用情報記憶手段に記憶された利用情報をネットワークを介して、代金管理サーバに送信する。また、代金管理サーバの代金管理サーバ側利用情報受信手段は、利用情報収集サーバ側利用情報送信手段から送信された利用情報を受信し、代金管理サーバ側利用情報記憶手段は、代金管理サーバ側利用情報受信手段が受信した利用情報を少なくとも一時的に記憶し、代金回収データ作成手段は、代金管理サーバ側利用情報記憶手段に記憶された利用情報に基づいて、物品や情報やサービスの代金を決定し、代金回収データを作成し、代金回収データ記憶手段は、代金回収データ作成手段により作成された代金回収データを記憶する。尚、代金回収データ作成手段では、利用情報に対応させて物品や情報やサービスの代金を決定してもよい。
【0006】
また、請求項2に係る発明の代金回収システムでは、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記利用情報収集サーバは、前記物品や情報やサービスが提供された場合に前記利用情報が少なくとも一時的に記憶される装置から、前記利用情報を受信することを特徴とする構成となっている。
【0007】
この構成の代金回収システムでは、請求項1に記載の発明の作用に加えて、利用情報収集サーバは、物品や情報やサービスが提供された場合に利用情報が少なくとも一時的に記憶される装置から利用情報を受信する。
【0008】
また、請求項3に係る発明の代金回収システムは、所定の動作を行う装置の動作状態に関する動作情報を収集する動作情報収集サーバと、前記所定の動作を行う装置の代金回収データを作成する代金管理サーバとをネットワークを介して接続した代金回収システムであって、前記所定の動作を行う装置には、当該動作情報を前記動作情報収集サーバに送信するための動作情報送信手段が接続され、前記動作情報収集サーバは、前記動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する動作情報収集サーバ側動作情報受信手段と、当該動作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段と、当該動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報を前記ネットワークを介して、前記代金管理サーバに送信する動作情報収集サーバ側動作情報送信手段とを備え、前記代金管理サーバは、前記動作情報収集サーバ側動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する代金管理サーバ側動作情報受信手段と、当該代金管理サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する代金管理サーバ側動作情報記憶手段と、当該代金管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報に基づいて、所定の動作を行う装置の代金を決定し、代金回収データを作成する代金回収データ作成手段と、当該代金回収データ作成手段により作成された前記代金回収データを記憶する代金回収データ記憶手段とを備えている。
【0009】
この構成の代金回収システムでは、所定の動作を行う装置に接続された動作情報送信手段は、動作情報を動作情報収集サーバに送信し、動作情報収集サーバの動作情報収集サーバ側動作情報受信手段は、動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段は、動作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、動作情報収集サーバ側動作情報送信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報をネットワークを介して、代金管理サーバに送信する。また、代金管理サーバの代金管理サーバ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、代金管理サーバ側動作情報記憶手段は、代金管理サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、代金回収データ作成手段は、代金管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報に基づいて、所定の動作を行う装置の代金を決定し、代金回収データを作成し、代金回収データ記憶手段は、代金回収データ作成手段により作成された代金回収データを記憶する。尚、代金回収データ作成手段では、動作情報に対応させて代金を決定してもよい。
【0010】
また、請求項4に係る発明の代金回収システムは、請求項2又は3に記載の発明の構成に加えて、前記利用情報収集サーバ又は前記動作情報収集サーバには、前記利用情報が少なくとも一時的に記憶される装置又は所定の動作を行う装置に対して呼出しを行い、前記動作情報又は前記利用情報の送信を要求するポーリング手段が設けられていることを特徴とする構成となっている。
【0011】
この構成の代金回収システムでは、請求項2又は3に記載の発明の作用に加えて、利用情報収集サーバ又は動作情報収集サーバのポーリング手段は、利用情報が少なくとも一時的に記憶される装置又は所定の動作を行う装置に対して呼出しを行い、動作情報又は利用情報の送信を要求する。
【0012】
また、請求項5に係る発明の代金回収システムでは、請求項3又は4に記載の発明の構成に加えて、前記動作情報は、所定の動作を行う装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、所定の動作を行う装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つであることを特徴とする構成となっている。
【0013】
この構成の代金回収システムでは、請求項3又は4に記載の発明の作用に加えて、動作情報は、所定の動作を行う装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、所定の動作を行う装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つが用いられる。
【0014】
また、請求項6に係る発明の代金回収システムでは、請求項1乃至5の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段は、前記利用情報又は前記動作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を決定することを特徴とする構成となっている。
【0015】
この構成の代金回収システムでは、請求項1乃至5の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手段は、利用情報又は動作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を決定する。尚、利用情報又は動作情報に対応させて代金を決定してもよい。
【0016】
また、請求項7に係る発明の代金回収システムでは、請求項6に記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段は、前記利用情報又は前記動作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の代金を決定することを特徴とする構成となっている。
【0017】
この構成の代金回収システムでは、請求項6に記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手段は、利用情報又は動作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の代金を決定する。尚、利用情報又は動作情報に対応させて代金を決定してもよい。
【0018】
また、請求項8に係る発明の代金回収システムでは、請求項7に記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段が作成した所定期間毎の代金支払者毎の代金を通信代金と併せて請求する通信代金請求処理手段を備えたことを特徴とする構成となっている。
【0019】
この構成の代金回収システムでは、請求項7に記載の発明の作用に加えて、通信代金請求処理手段は、代金回収データ作成手段が作成した所定期間毎の代金支払者毎の代金を通信代金と併せて請求する。
【0020】
また、請求項9に係る発明の代金回収システムでは、請求項8に記載の発明の構成に加えて、前記通信代金請求処理手段は、代金支払者に、銀行等金融機関と自動引落しの契約がある場合には自動引落しデータを作成し、また、クレジットカード会社と当該代金についてクレジットカード利用代金として支払いをする契約がある場合にはクレジット支払データを作成することを特徴とする構成となっている。
【0021】
この構成の代金回収システムでは、請求項8に記載の発明の作用に加えて、通信代金請求処理手段は、代金支払者に、銀行等金融機関と自動引落しの契約がある場合には自動引落しデータを作成し、また、クレジットカード会社と代金についてクレジットカード利用代金として支払いをする契約がある場合にはクレジット支払データを作成する。
【0022】
また、請求項10に係る発明の代金回収システムでは、請求項8又は9に記載の発明の構成に加えて、前記通信代金は電話料金であることを特徴とする構成となっている。
【0023】
この構成の代金回収システムでは、請求項8又は9に記載の発明の作用に加えて、通信代金は電話料金が用いられる。
【0024】
また、請求項11に係る発明の代金回収システムでは、請求項1乃至10の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段は、前記利用情報、前記動作情報、前記代金回収データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合には、前記代金の課金を行わないことを特徴とする構成となっている。
【0025】
この構成の代金回収システムでは、請求項1乃至10の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手段は、利用情報、動作情報、代金回収データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合には、代金の課金を行わない。
【0026】
また、請求項12に係る発明の代金回収システムでは、請求項3乃至11の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記所定の動作を行う装置は遊技機であることを特徴とする構成となっている。
【0027】
この構成の代金回収システムでは、請求項3乃至11の何れかに記載の発明の作用に加えて、所定の動作を行う装置は遊技機が用いられる。
【0028】
また、請求項13に係る発明の代金回収システムでは、請求項3乃至12の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記動作情報は所定期間内に利用された遊技機の遊技媒体の数であることを特徴とする。
【0029】
この構成の代金回収システムでは、請求項3乃至12の何れかに記載の発明の作用に加えて、動作情報は所定期間内に利用された遊技機の遊技媒体の数が用いられる。
【0030】
また、請求項14に係る発明の代金回収システムでは、請求項1乃至13の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記代金は、前記物品や情報やサービス又は前記所定の動作を行う装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金であることを特徴とする構成となっている。
【0031】
この構成の代金回収システムでは、請求項1乃至13の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金は、物品や情報やサービス又は所定の動作を行う装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金が用いられる。
【0032】
また、請求項15に係る発明の代金回収システムでは、請求項1乃至14の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段にて、前記利用情報に基づいて前記物品や情報やサービスの代金を決定する際や、前記動作情報に基づいて前記所定の動作を行う装置の代金を決定する際に使用する課金用データテーブルは、前記物品や情報やサービスや装置の種類、前記物品や情報やサービスの提供時期、前記装置設置時期、前記物品や情報やサービスの提供期間、前記装置設置期間及び代金支払者により異なることを特徴とする構成となっている。
【0033】
この構成の代金回収システムでは、請求項1乃至14の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手段にて、利用情報に基づいて物品や情報やサービスの代金を決定する際や、動作情報に基づいて所定の動作を行う装置の代金を決定する際に使用する課金用データテーブルは、物品や情報やサービスや装置の種類、物品や情報やサービスの提供時期、装置設置時期、物品や情報やサービスの提供期間、装置設置期間及び代金支払者により異なる。
【0034】
また、請求項16に係る発明の代金管理サーバは、物品や情報やサービスの利用量に関する利用情報を収集する利用情報収集サーバとネットワークを介して接続され、前記物品や情報やサービスの代金回収データを作成する代金管理サーバであって、前記利用情報収集サーバから送信された前記利用情報を受信する代金管理サーバ側利用情報受信手段と、当該代金管理サーバ側利用情報受信手段が受信した前記利用情報を少なくとも一時的に記憶する代金管理サーバ側利用情報記憶手段と、当該代金管理サーバ側利用情報記憶手段に記憶された前記利用情報に基づいて、前記物品や情報やサービスの代金を決定し、代金回収データを作成する代金回収データを作成する代金回収データ作成手段と、当該代金回収データ作成手段により作成された前記代金回収データを記憶する代金回収データ記憶手段とを備えている。
【0035】
この構成の代金管理サーバでは、代金管理サーバ側利用情報受信手段は、利用情報収集サーバから送信された利用情報を受信し、代金管理サーバ側利用情報記憶手段は、代金管理サーバ側利用情報受信手段が受信した利用情報を少なくとも一時的に記憶し、代金回収データ作成手段は、代金管理サーバ側利用情報記憶手段に記憶された利用情報に基づいて、物品や情報やサービスの代金を決定し、代金回収データを作成する代金回収データを作成し、代金回収データ記憶手段は、代金回収データ作成手段により作成された代金回収データを記憶する。尚、代金回収データ作成手段では、利用情報に対応させて物品や情報やサービスの代金を決定してもよい。
【0036】
また、請求項17に係る発明の代金管理サーバは、所定の動作を行う装置の動作状態に関する動作情報を収集する動作情報収集サーバとネットワークを介して接続され、前記所定の動作を行う装置の代金回収データを作成する代金管理サーバであって、前記動作情報収集サーバから送信された前記動作情報を受信する代金管理サーバ側動作情報受信手段と、当該代金管理サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する代金管理サーバ側動作情報記憶手段と、当該代金管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報に基づいて、所定の動作を行う装置の代金を決定し、代金回収データを作成する代金回収データ作成手段と、当該代金回収データ作成手段により作成された前記代金回収データを記憶する代金回収データ記憶手段とを備えている。
【0037】
この構成の代金管理サーバでは、代金管理サーバ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバから送信された動作情報を受信し、代金管理サーバ側動作情報記憶手段は、代金管理サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、代金回収データ作成手段は、代金管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報に基づいて、所定の動作を行う装置の代金を決定し、代金回収データを作成し、代金回収データ記憶手段は、代金回収データ作成手段により作成された代金回収データを記憶する。尚、代金回収データ作成手段では、動作情報に対応させて所定の動作を行う装置の代金を決定してもよい。
【0038】
また、請求項18に係る発明の代金管理サーバでは、請求項17に記載の発明の構成に加えて、前記動作情報は、所定の動作を行う装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、所定の動作を行う装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つであることを特徴とする構成となっている。
【0039】
この構成の代金管理サーバでは、請求項17に記載の発明の作用に加えて、動作情報は、所定の動作を行う装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、所定の動作を行う装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つが用いられる。
【0040】
また、請求項19に係る発明の代金管理サーバでは、請求項16乃至18の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段は、前記利用情報又は前記動作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を決定することを特徴とする構成となっている。
【0041】
この構成の代金管理サーバでは、請求項16乃至18の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手段は、利用情報又は動作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を決定する。尚、利用情報又は動作情報に対応させて、物品や情報やサービスの代金を決定してもよい。
【0042】
また、請求項20に係る発明の代金管理サーバでは、請求項19に記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段は、前記利用情報又は前記動作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の代金を決定することを特徴とする構成となっている。
【0043】
この構成の代金管理サーバでは、請求項19に記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手段は、利用情報又は動作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の代金を決定する。尚、利用情報又は動作情報に対応させて、物品や情報やサービスの代金を決定してもよい。
【0044】
また、請求項21に係る発明の代金管理サーバでは、請求項20に記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段が作成した所定期間毎の代金支払者毎の代金を通信代金と併せて請求する通信代金請求処理手段を備えたことを特徴とする構成となっている。
【0045】
この構成の代金管理サーバでは、請求項20に記載の発明の作用に加えて、通信代金請求処理手段は、代金回収データ作成手段が作成した所定期間毎の代金支払者毎の代金を通信代金と併せて請求する。
【0046】
また、請求項22に係る発明の代金管理サーバでは、請求項21に記載の発明の構成に加えて、前記通信代金は電話料金であることを特徴とする構成となっている。
【0047】
この構成の代金管理サーバでは、請求項21に記載の発明の作用に加えて、通信代金は電話料金が用いられる。
【0048】
また、請求項23に係る発明の代金管理サーバでは、請求項16乃至22の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段は、前記利用情報、前記動作情報、前記代金回収データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合には、前記代金の課金を行わないことを特徴とする構成となっている。
【0049】
この構成の代金管理サーバでは、請求項16乃至22の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手段は、利用情報、動作情報、代金回収データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合には、代金の課金を行わない。
【0050】
また、請求項24に係る発明の代金管理サーバでは、請求項17乃至23の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記所定の動作を行う装置は遊技機であることを特徴とする構成となっている。
【0051】
この構成の代金管理サーバでは、請求項17乃至23の何れかに記載の発明の作用に加えて、所定の動作を行う装置は遊技機が用いられる。
【0052】
また、請求項25に係る発明の代金管理サーバでは、請求項17乃至24の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記動作情報は、所定期間内に利用された遊技機の遊技媒体の数であることを特徴とする構成となっている。
【0053】
この構成の代金管理サーバでは、請求項17乃至24の何れかに記載の発明の作用に加えて、動作情報は所定期間内に利用された遊技機の遊技媒体の数が用いられる。
【0054】
また、請求項26に係る発明の代金管理サーバでは、請求項16乃至25の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記代金は、前記物品や情報やサービス又は前記所定の動作を行う装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金であることを特徴とする構成となっている。
【0055】
この構成の代金管理サーバでは、請求項16乃至25の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金は、物品や情報やサービス又は所定の動作を行う装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金が用いられる。
【0056】
また、請求項27に係る発明の代金管理サーバでは、請求項16乃至26の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記代金回収データ作成手段にて、前記利用情報に基づいて前記物品や情報やサービスの代金を決定する際や、前記動作情報に基づいて前記所定の動作を行う装置の代金を決定する際に使用する課金用データテーブルは、前記物品や情報やサービスや装置の種類、前記物品や情報やサービスの提供時期、前記装置設置時期、前記物品や情報やサービスの提供期間、前記装置設置期間及び代金支払者により異なることを特徴とする構成となっている。
【0057】
この構成の代金管理サーバでは、請求項16乃至26の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手段にて、利用情報に基づいて物品や情報やサービスの代金を決定する際や、動作情報に基づいて所定の動作を行う装置の代金を決定する際に使用する課金用データテーブルは、物品や情報やサービスや装置の種類、物品や情報やサービスの提供時期、装置設置時期、物品や情報やサービスの提供期間、装置設置期間及び代金支払者により異なる。
【0058】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の代金回収システムの一実施の形態である遊技機の貸与代金回収システムのビジネスモデルの概念図である。この実施の形態の遊技機の貸与代金回収システムでは、遊技機製造会社1からパチンコ店2にパチンコ機8(図2参照)をレンタルし、パチンコ店2に設置されたパチンコ機8から電話会社3に設置した代金管理サーバ5が当該パチンコ機8の動作情報を受信して、当該動作情報に基づいて、パチンコ機8のレンタル代金を決定して、その代金を通信代金の一種である電話料金と併せて回収して、そこから手数料及び電話料金を引いたものを遊技機製造会社1に電話会社3が支払うものである。また、代金の回収については、振込又は集金人による集金にて行うが、パチンコ店2が銀行等金融機関と自動引落しの契約を結んでいる場合には、パチンコ店2の預金口座から自動引落しされ、クレジットカード会社とレンタル代金をクレジットカード利用代金として支払をする契約を結んでいる場合には、クレジットカード利用代金と一緒に支払われる。
【0059】
次に、図2を参照して、本実施の形態の遊技機の貸与代金回収システムを構成する機器について説明する。図2は遊技機の貸与代金回収システムを構成する機器の構成を示すブロック図である。
【0060】
図2に示すように、パチンコ店2に設置された各パチンコ機8には、パチンコ機8の動作情報を記憶して、後述するポーリングコントローラ7に送信する動作情報転送装置9が各々設けられている。ポーリングコントローラ7は、動作情報転送装置9を順次呼出して、動作情報の送信を要求し、動作情報転送装置9から送信された動作情報を受信して記憶し、後述する動作情報収集サーバ4に送信するようになっている。また、ポーリングコントローラ7には、動作情報収集サーバ4が接続されており、動作情報収集サーバ4は、ポーリングコントローラ7から受信した動作情報をインターネット6を介して、電話会社3に設けられている代金管理サーバ5に送信するようになっている。尚、本実施の形態では、パチンコ機8の動作情報として、1日の営業時間中に、パチンコ機8の遊技領域(図示外)に発射された遊技球の総数、即ち、遊技領域に設けられた、普通入賞口(図示外)、図柄始動口(図示外)、大入賞口(図示外)の何れかに入賞した遊技球数と、何れの入賞口にも入賞できずに遊技領域の下端部に設けられているアウト口(図示外)により回収された遊技球数との総数である稼働球数(動作情報)を用いている。
【0061】
次に、図3を参照して、動作情報収集サーバ4の構造を説明する。図3は、動作情報収集サーバ4の電気的構成のブロック図である。図3に示すように、動作情報収集サーバ4には、動作情報収集サーバ4の制御を司るCPU40が設けられ、CPU40には、各種のデータを一時的に記憶するRAM41と、BIOS等を記憶したROM42と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース43とが接続されている。I/Oインターフェース43には、ハードディスク装置48が接続され、当該ハードディスク装置48には、ポーリングコントローラ7から受信した各パチンコ機8の動作情報を記憶する動作情報記憶エリア480と、その他の情報記憶エリア481と、CPU40で実行されるプログラムを記憶したプログラム記憶エリア482とが設けられている。
【0062】
また、I/Oインターフェース43には、ビデオコントローラ44と、キーコントローラ45と、CD−ROMドライブ46と、LANカード49と、ポーリングコントローラ接続端子51とが接続され、ビデオコントローラ44にはCRT53が接続され、キーコントローラ45にはキーボード54が接続され、LANカード49にはルータ52が接続され、インターネット6に接続可能となっている。
【0063】
なお、CD−ROMドライブ46に挿入されるCD−ROM47には、動作情報収集サーバ4の制御プログラムが記憶されており、導入時には、制御プログラムは、CD−ROM47から、ハードディスク装置48にセットアップされてプログラム記憶エリア482に記憶されるようになっている。
【0064】
次に、図4を参照して、ポーリングコントローラ7について説明する。図4は、ポーリングコントローラ7のブロック図である。図4に示すように、ポーリングコントローラ7には、ポーリングコントローラ7の制御を司るCPU70が設けられ、CPU70には、各種のデータを一時的に記憶するRAM72と、CPU70で実行される制御プログラム等を記憶したROM71と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース75とが接続されている。I/Oインターフェース75には、電波により動作情報転送装置9と通信を行う送受信回路73と動作情報収集サーバ4に接続するための動作情報収集サーバ接続端子76とが設けられ、送受信回路73には、アンテナ74が設けられている。
【0065】
次に、図5を参照して、動作情報転送装置9について説明する。図5は、パチンコ機8及び動作情報転送装置9のブロック図である。図5に示すように、動作情報転送装置9には、動作情報転送装置9の制御を司るCPU90が設けられ、CPU90には、各種のデータを一時的に記憶するRAM92と、CPU90で実行される制御プログラム等を記憶したROM91と、動作情報転送装置9に接続されているパチンコ機8の動作情報である稼働球数を記憶する不揮発メモリであるEEP−ROM96と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース95と、タイマ回路97とが接続されている。I/Oインターフェース95には、電波によりポーリングコントローラ7と通信を行う送受信回路93が設けられ、送受信回路93には、アンテナ94が設けられている。
【0066】
また、I/Oインターフェース95には、パチンコ機8の遊技球の払出装置81に設けられている賞品球センサ82と貸出球センサ83及び排出球センサ84が接続されている。この賞品球センサ82は、パチンコ機8の発射装置(図示外)から発射された遊技球が所定の入賞口(図示外)に入賞した場合に、払い出される遊技球の数を検出するために設けられているものである。また、貸出球センサ83は、遊技者が球貸ボタン(図示外)を押した場合に、貸し出される遊技球の数を検出するために設けられているものである。また、排出球センサ84は、パチンコ機8の遊技領域(図示外)に発射された遊技球の総数、即ち、遊技領域に設けられた、普通入賞口(図示外)、図柄始動口(図示外)、大入賞口(図示外)の何れかに入賞した遊技球数と、何れの入賞口にも入賞できずに遊技領域の下端部に設けられているアウト口(図示外)により回収された遊技球数とを検出するために、遊技球の回収のための排出通路に設けられているものである。本実施の形態では、排出球センサ84が営業開始から営業終了時刻までに検出する遊技球の総数を稼働球数(動作情報)として用いる。
【0067】
次に、図6を参照して、電話会社3に設置される代金管理サーバ5の構造を説明する。図6は、代金管理サーバ5の電気的構成のブロック図である。図6に示すように、代金管理サーバ5には、代金管理サーバ5の制御を司るCPU20が設けられ、CPU20には、各種のデータを一時的に記憶するRAM21と、BIOS等を記憶したROM22と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフェース23とが接続されている。I/Oインターフェース23には、ハードディスク装置28が接続され、当該ハードディスク装置28には、動作情報収集サーバ4から受信した各パチンコ機8の動作情報を記憶する動作情報記憶エリア280と、顧客別課金情報記憶エリア281と、代金回収データ記憶エリア282と、課金用テーブル記憶エリア283と、パチンコ店2が銀行等金融機関と自動引落しの契約をしているか否かの情報等が記憶されたパチンコ店情報記憶エリア284と、CPU20で実行されるプログラムを記憶したプログラム記憶エリア285と、その他の情報記憶エリア286とが設けられている。
【0068】
また、I/Oインターフェース23には、ビデオコントローラ24と、キーコントローラ25と、CD−ROMドライブ26と、LANカード29とが接続され、ビデオコントローラ24にはCRT30が接続され、キーコントローラ25にはキーボード31が接続され、LANカード29にはルータ32が接続され、インターネット6に接続可能となっている。
【0069】
なお、CD−ROMドライブ26に挿入されるCD−ROM27には、代金管理サーバ5の制御プログラムが記憶されており、導入時には、制御プログラムは、CD−ROM27から、ハードディスク装置28にセットアップされてプログラム記憶エリア285に記憶されるようになっている。
【0070】
次に、図7を参照して、動作情報収集サーバ4に設けられているハードディスク装置48の動作情報記憶エリア480に記憶されている動作情報について説明する。図7は、動作情報記憶エリア480に記憶されている動作情報の模式図である。図7に示すように、動作情報記憶エリア480には、台番号(パチンコ機毎与えられた個別番号)に対応して1日の稼働球数が記憶されている。図7に示す例では、101番台が40000球、102番台が25000球、103番台が10000球、104番台が50000球、105番台が33333球である。
【0071】
次に、図8を参照して、代金管理サーバ5に設けられているハードディスク装置28の動作情報記憶エリア280に記憶されている動作情報について説明する。図8は、動作情報記憶エリア280に記憶されている動作情報の模式図である。図8に示すように、動作情報記憶エリア280には、店名、台番号、当該台番号に対応した1日の稼働球数が記憶されている。図8に示す例では、Aホールの101番台が40000球、Aホールの102番台が25000球、Aホールの103番台が10000球、Aホールの104番台が50000球、Aホールの105番台が33333球、Bホールの70番台が23421球、Bホールの71番台が9000球である。
【0072】
次に、図9を参照して、代金管理サーバ5に設けられているハードディスク装置28の顧客別課金情報記憶エリア281に記憶されている動作情報について説明する。図9は、顧客別課金情報記憶エリア281に記憶されている顧客別課金情報の模式図である。図9に示すように、顧客別課金情報記憶エリア281には、店名と1日から31日まで毎日の店毎のレンタル代金と1ヶ月の合計の金額が記憶されている。尚、各店の1日のレンタル代金は、その店に遊技機製造会社1からレンタルされた全パチンコ機8のその日のレンタル代金の合計である。図9に示す例では、1日は、Aホールが10000円、Bホールが20000円、Cホールが5000円、Dホールが1500円、Eホールが3000円であり、2日は、Aホールが5000円、Bホールが10000円、Cホールが10000円、Dホールが3000円、Eホールが10000円であり、3日は、Aホールが5000円、Bホールが5000円、Cホールが10000円、Dホールが2500円、Eホールが20000円であり、4日は、各ホールが定休日であったので、A〜Eの全てのホールが0円であり、30日は、Aホールが10000円、Bホールが20000円、Cホールが10000円、Dホールが2000円、Eホールが30000円であり、31日は、Aホールが5000円、Bホールが10000円、Cホールが20000円、Dホールが5000円、Eホールが50000円であり、1ヶ月の合計では、Aホールが200000円、Bホールが550000円、Cホールが500000円、Dホールが100000円、Eホールが400000円である。
【0073】
次に、図10を参照して、代金管理サーバ5に設けられているハードディスク装置28の代金回収データ記憶エリア282に記憶されている代金回収データについて説明する。図10は、代金回収データ記憶エリア282に記憶されている代金回収データの模式図である。図10に示すように、代金回収データ記憶エリア282には、店名とその月の代金回収データが記憶されている。この代金回収データは、図9に示す顧客別課金情報記憶エリア281に記憶されている顧客別課金情報から読み出されて記憶されたものである。図10に示す例では、Aホールが200000円、Bホールが550000円、Cホールが500000円、Dホールが100000円、Eホールが400000円である。この代金回収データが電話料金と併せて請求されるパチンコ機8のレンタル代金のデータとなる。
【0074】
次に、図11を参照して、代金管理サーバ5に設けられている課金用テーブル記憶エリア283に記憶されている課金用テーブル283aについて説明する。図11は、課金用テーブル記憶エリア283に記憶されている課金用テーブル283aの模式図である。図11に示すように、課金用テーブル283aには、1日当たりのパチンコ機8の稼働球数と、その稼働球数に基づいて決定されるパチンコ機8の1日のレンタル代金が記憶されている。例えば、1日の稼働球数が1000球までは1台当たり50円とし、1001球以上5000球までは1台当たり250円とし、5001球以上10000球までは1台当たり500円とし、10001球以上15000球までは1台当たり750円とし、15001球以上20000球までは1台当たり1000円とし、20001球以上25000球までは1台当たり1250円とし、25001球以上30000球までは1台当たり1500円とし、30001球以上40000球までは1台当たり2000円とし、40001球以上は1台当たり2050円とする。
【0075】
次に、上記のように構成された本実施の形態の遊技機の貸与代金回収システムの動作について図12乃至図15を参照して説明する。図12は、動作情報転送装置9がパチンコ機8の動作情報を収集する動作情報収集処理のフローチャートであり、図13は、動作情報転送装置9の動作情報の送信処理のフローチャートであり、図14は、動作情報収集サーバ4が行うポーリング処理のフローチャートであり、図15は、代金管理サーバ5が行う代金回収データ作成処理のフローチャートである。
【0076】
まず、図12を参照して、動作情報転送装置9がパチンコ機8の動作情報を収集する動作情報収集処理を説明する。動作情報転送装置9は、図5に示すタイマ回路97から得る時間データにより、予め設定されているパチンコ店の営業開始時刻であるかを確認し(S1)、営業開始時刻でない場合には(S1:NO)、その時刻になるまで繰り返し時刻確認(S1)を行い、設定されているパチンコ店の営業開始時刻になったと判断すると(S1:YES)、動作情報となるパチンコ機8の遊技領域へ発射された遊技球数をカウントする稼働球数カウンタKの値を「0」としてリセットする(S2)。
【0077】
次いで、排出球センサ84が排出球を感知すると(S3:YES)、稼働球数カウンタKの値を「K=K+1」として、「1」増加する(S4)。排出球センサ84が排出球を感知していない場合には(S3:NO)、S3へ戻り排出球センサ84からの信号を読込む。S4の後、営業終了時刻になるまでは(S5:NO)、排出球センサ84が排出球を感知する毎に(S3:YES)、稼働球数カウンタKの値を「K=K+1」として、「1」増加する(S4)。営業終了時刻になると(S5:YES)、稼働球数カウンタKの値を図5に示すEEP−ROM96に記憶する(S6)。その後、S1に戻る。
【0078】
次に、図13に示すフローチャートに基づいて、動作情報転送装置9が行う動作情報の送信処理について説明する。動作情報転送装置9は、ポーリングコントローラ7から電波による呼出し信号を受信し、その信号に含まれるID情報が、自己のID情報であった場合には、自分が呼出されているので(S11:YES)、次に、ポーリングコントローラ7から動作情報の要求を受けているか否かを判断する(S12)。ポーリングコントローラ7から動作情報の要求を受けていない場合には(S12:NO)、S11に戻る。ポーリングコントローラ7から動作情報の要求を受けた場合には(S12:YES)、EEP−ROM96に記憶した1日分の動作情報である稼働球数カウンタKの値にどのパチンコ機のものかを識別できるようにID情報を付したものを、ポーリングコントローラ7に向けてアンテナ94から送信する(S13)(「動作情報送信手段」に該当)。その後、S11に戻る。
【0079】
次に、動作情報収集サーバ4及びポーリングコントローラ7が行うポーリング処理について図14を参照して説明する。このポーリング処理では、動作情報収集サーバ4がポーリングコントローラ7を制御して、パチンコ店に設置されているパチンコ機8に各々設けられている動作情報転送装置9を順次呼出して、1日分の動作情報である稼働球数カウンタKの値を取り込むものである。
【0080】
具体的には、動作情報収集サーバ4で、まず、予め設定されている動作情報の収集時刻か否かを判断する(S21)。予め設定されている動作情報の収集時刻でない場合には(S21:NO)、その時刻になるまで繰り返し時刻確認(S21)を行う。予め決められた動作情報収集の時刻となると(S21:YES)、呼出しカウンタnを「n=1」とする(S22)。次いで、呼出しカウンタnの値に対応したパチンコ機8の呼出し処理を行う(S23)。この呼出し処理では、動作情報収集サーバ4のポーリングコントローラ接続端子51に接続されているポーリングコントローラ7を用いて、各パチンコ機8に接続されている動作情報転送装置9に対して、動作情報転送装置9を個別に呼出す識別符号であるID情報と動作情報要求命令とからなるデータ信号を電波で送信する(S23)。
【0081】
次いで、動作情報転送装置9から1日分の動作情報である稼働球数カウンタKの値を受信したかを確認し(S24)、受信していない場合には(S24:NO)、S24に戻り、さらに動作情報の受信をしたかの確認をする(S24)。動作情報を受信すると(S24:YES)、当該受信した1日分の動作情報である稼働球数カウンタKの値を一緒に送られてきたID情報に基づいて、台番号に対応させて、図3に示す動作情報収集サーバ4のハードディスク装置48の動作情報記憶エリア480に記憶する(S25)。次いで、全てのパチンコ機8からの動作情報の受信を終了したか否かを判断する(S26)。この判断は、呼出しカウンタnの値が、レンタル代金を払うべきパチンコ機8の総台数になったか否かで判断する。全てのパチンコ機8からの動作情報の受信を終了していない場合には(S26:NO)、呼出しカウンタnの値を「n=n+1」として「1」だけ増加し(S27)、S23に戻り、上記同様にS23〜S26の処理を繰り返す。
【0082】
全てのパチンコ機8からの動作情報の受信を終了した場合には(S26:YES)、ハードディスク装置48の動作情報記憶エリア480に記憶している全てのパチンコ機8の動作情報(1日分の動作情報である稼働球数カウンタKの値)を店の識別情報及びパチンコ機8の識別情報と共に代金管理サーバ5にインターネット6を介して送信する(S28)(「動作情報収集サーバ側動作情報送信手段」に該当)。このときに、動作情報は、公開鍵等を用いて暗号化されて送信され、代金管理サーバ5側で復号化されることになる。
【0083】
次に、電話会社3に設置した代金管理サーバ5が行う代金回収データ作成処理について図15を参照して説明する。この代金回収データ作成処理では、代金管理サーバ5が動作情報収集サーバ4から受信した動作情報に基づいて、各パチンコ店毎のパチンコ機8のレンタル代金を決定するものである。
【0084】
具体的には、代金管理サーバ5が動作情報収集サーバ4から動作情報を受信したかの確認をし(S31)、受信していない場合には(S31:NO)、S31へ戻り、引き続き受信の確認を行う。動作情報を受信すると(S31:YES)、図6に示す代金管理サーバ5のハードディスク装置28の動作情報記憶エリア280に記憶する(S32)。次いで、代金回収データ作成処理が行われる(S33)。代金回収データ作成処理は、具体的には、以下のように行われる。
【0085】
まず、ハードディスク装置28の動作情報記憶エリア280に記憶されている各パチンコ店の各台の稼働球数に基づいて、図11に示すハードディスク装置28の課金用テーブル記憶エリア283に記憶されている課金用テーブル283aを参照して、店毎の一日のレンタル代金を決定する。具体的には、その店の各台の稼働球数が課金用テーブル283aで幾らに該当するかを参照し、その店毎の各台の金額を合計して合計金額を求めて、図9に示す、顧客別課金情報記憶エリア281のその店の該当日の欄(記憶エリア)に記憶する。例えば、ある月1日のAホールのパチンコ機8のレンタル代金が10000円だったら図9に示すように該当欄(記憶エリア)に10000円と記憶する。また、ある月31日のEホールのパチンコ機8のレンタル代金が50000円だったら図9に示すように該当欄(記憶エリア)に50000円と記憶する。
【0086】
次いで、1ヶ月分が完了したか否かを判断する(S34)。1ヶ月分が完了していないときには(S34:NO)、処理を終了する。1ヶ月分が完了した場合には(S34:YES)、図10に示すハードディスク装置28の代金回収データ記憶エリア282に店毎の代金回収データを一旦記憶して、そのデータを代金管理サーバ5から電話料金請求書作成用コンピュータ(図示外)に出力し(S35)、さらに、パチンコ店情報記憶エリア284を確認し、銀行等金融機関と自動引落しをしているパチンコ店については金融機関用データを、クレジットカード会社とレンタル代金をクレジットカード利用代金として支払をする契約を結んでいる店については、クレジットカード会社用データを、電話料金請求書作成用コンピュータ(図示外)に出力する(S36)。なお、代金回収データ及び自動引落し用データは、CD−RやFD等の記憶媒体に出力して、それを電話料金請求書作成用コンピュータに読み込ませるようにしても良い。その後、電話会社3は、電話料金請求書作成用コンピュータを用いて、パチンコ店に対して電話料金の請求に併せて、1ヶ月分のパチンコ機8のレンタル代金を請求する請求書を発行する。
【0087】
したがって、上記の実施の形態の遊技機の貸与代金回収システムでは、図16に示す遊技機の貸与代金回収システムの概念図にあるように、遊技機製造会社1とパチンコ店2と電話会社3とは、パチンコ機8のレンタル代金の回収代行契約を結ぶ。遊技機製造会社1からパチンコ店2へは、パチンコ機8がレンタルされ、電話会社3へは、課金用テーブル283aのデータが送られる。また、パチンコ店2から電話会社3へは、パチンコ機8の動作情報が渡される。電話会社3では、代金管理サーバ5を用いて、上記のようにパチンコ機8のレンタル代金を1ヶ月毎に求めて、パチンコ店2に対して、電話料金の請求に併せてパチンコ機8のレンタル代金を請求する。パチンコ店2からは、代金が電話会社3に支払われ、電話会社3からはパチンコ店2からの収納額から手数料及び電話料金を引いたものが遊技機製造会社1に振り込まれる。パチンコ店2から電話会社3への支払いは、振込又は集金人による集金にて行われるが、パチンコ店2が銀行等金融機関と自動引落しの契約を結んでいる場合には、パチンコ店2の預金口座から自動引落しにより行われる。また、このときに予めパチンコ店2から遊技機製造会社1へはレンタル代金の回収代行の依頼をして貰っておく。
【0088】
以上説明したように、本実施の形態の遊技機の貸与代金回収システムでは、パチンコ店2に設置したパチンコ機8に接続した動作情報転送装置9に対して、ポーリングコントローラ7が順次、ポーリングを行って、各パチンコ機8の動作情報である稼働球数カウンタKの値を受信して動作情報収集サーバ4に記憶することができる。そして、その動作情報をインターネット6を介して電話会社3に設けた代金管理サーバ5に送信して、代金管理サーバ5では、通信代金の一種である電話料金と併せて請求するための代金回収データを作成することができる。その後、電話会社3は、パチンコ店2に対して通信代金の一種である電話料金の請求に併せて、1ヶ月分のパチンコ機8のレンタル代金を請求することができ、パチンコ機8のレンタル代金は、通信代金の一種である電話料金と併せて確実に電話会社3が回収して、遊技機製造会社1に振り込むことが可能となる。
【0089】
したがって、パチンコ機8のレンタル代金は、月々のパチンコ機8の稼働状況により決定されるため、パチンコ店2は新しいパチンコ機を導入する際に、多大な初期投資を負担しなくてよい。さらに、導入後も、当該パチンコ機の人気がなく、稼働率が悪い場合には高いレンタル代金を支払う必要がない。また、電話料金と併せて請求、回収されるため、遊技機製造会社1においては、独自で請求書を発行したり、代金の回収をするための集金人を雇い入れたり、振込による入金の確認をしたり、支払いがされない場合に再請求をしたりする必要がなく、パチンコ店2においても、2つの支払いが1回で行えるため、支払いの手間や請求書の管理の手間を省くことができる。そして、パチンコ店2は請求代金を支払わないと電話の使用が止められるために、請求代金の支払いを滞らせないように心がけると思われ、パチンコ機8のレンタル代金は、その単独での請求に比べてより確実に回収されることになる。また、レンタルという形態をとることにより、パチンコ機8は遊技機製造会社1へ回収されるため、遊技機製造会社1はリサイクル活用することができ、不法投棄を防ぐことができる。
【0090】
尚、上記実施の形態では、所定の動作を行う装置としてパチンコ機を扱ったが、本発明はパチンコ機に限られず、パチコン機、パチスロ機等の各種の遊技機に適用可能であり、さらには、遊技機に限らず、所定の動作を行って製品を製造する工作機械、所定の動作を行って商品を販売する自動販売機、所定の動作を行ってサービスを提供するサービス提供装置にも適用可能である。
【0091】
また、上記実施の形態では、代金決定に関与する所定の動作を行う装置の動作に関する数量である動作情報として、パチンコ機8の遊技領域に1日に発射された遊技球数である稼働球数を用いた。しかし、動作情報は必ずしも稼働球数に限られず、例えば、1日の営業時間中に、貸出球数、図柄始動回数、稼働時間等の遊技機が出力する各種遊技情報や、遊技媒体計数機や遊技媒体貸出機等の遊技場内の遊技機以外の装置から発生する各種情報などを用いてもよい。また、所定の動作を行う装置がパチンコ機でない場合には、製造製品数、販売商品数、稼働時間、サービス提供回数、サービス提供時間など、各々の装置の動作に関する数量を用いればよい。
【0092】
さらに、上記実施の形態では、パチンコ機8の代金の決定に関与する動作情報は、パチンコ機8の動作情報転送装置9で自動収集され、次いで、動作情報収集サーバ4からのポーリングにより各遊技店の動作情報が動作情報収集サーバ4へ収集されたが、物品や情報やサービスの代金の決定に関与する利用情報を利用情報収集サーバへ収集する場合には、物品や情報やサービスの提供方法が様々な形態であるため、様々な収集方法が考えられる。ここで、物品や情報やサービスについて考えると、物品は本や食品等の商品が考えられ、情報は天気予報、交通機関時刻表、店舗の営業案内、音楽、画像、ある装置を稼働させるためのプログラムやソフトウェアなどの種々の情報が考えられ、サービスは美容院での髪のカットや宿泊施設での宿泊やインターネットや情報配信端末や無線通信端末を利用した情報の提供や写真の現像などが考えられる。物品や情報やサービスがインターネット等のネットワークを介して提供される場合には、提供時に提供側コンピュータにて自動的に利用情報を収集し、利用情報収集サーバへ送信してもよい。また、物品や情報やサービスが装置を介して提供される場合には、装置にて自動的に利用情報を収集し、利用情報収集サーバへ送信してもよい。また、物品や情報やサービスが装置を介さず、人の手のみで提供される場合には、レジスタやPOS(Point of Sale)端末や専用端末などの利用情報記憶装置を設置し、物品や情報やサービスを提供した場合に、担当者がキーボード、バーコードリーダ、タッチパネル画面、入力ボタンなどから利用情報を利用情報記憶装置に入力して、記憶し、利用情報収集サーバへ送信するようにしてもよい。これらの場合に、利用情報収集サーバへの利用情報の送信は、利用情報収集サーバからのポーリングに応じて行ってもよい。また、物品や情報やサービスが装置を介さず、人の手のみで提供される場合には、通信にて利用情報を利用情報収集サーバへ入力する方法ではなく、利用情報記憶装置に記憶された利用情報をフレキシブルディスクや磁気テープ等の記憶媒体に記憶したり、紙に印字したり、手書きで利用情報を記入したものを郵送にて利用情報収集サーバ設置場所に送付し、利用情報収集サーバに入力してもよい。
【0093】
また、上記実施の形態の代金回収システムでは、代金としてレンタル代金を扱ったが、これはレンタル代金に限らず、リース代金や販売代金であってもよい。、レンタルやリースのように貸与形態をとる場合、契約期間終了後の貸与物件は貸与者の所有となり回収されるが、被貸与者が希望する場合には被貸与者の所有としてもよい。
【0094】
また、上記実施の形態の代金回収システムでは、代金は1日から月末までを1ヶ月分としてまとめて請求されているが、必ずしも1日から月末までを1ヶ月分とする必要はない。また、所定の動作を行う装置の納入日が月の途中の日の場合には、その日から月末分までを上記のように動作情報に応じて、日割りで請求するようにしても良い。さらに、代金の全額を上記の実施の形態の代金回収システムを用いて回収せずに、例えば、レンタル開始時にパチンコ機8の代金の半額又は原価相当金額を受領しておき、残りを上記の実施の形態の代金回収システムを用いて回収するようにしても良い。また、上記実施の形態の代金回収システムでは、通信代金として電話料金を挙げているが、通信代金は電話料金に限られず、携帯電話やPHS端末等の通信端末機器を利用した無線通信網の使用代金、インターネット接続代金、専用回線の使用代金などでも良い。
【0095】
また、動作情報収集サーバ4にて、動作情報転送装置9から送信された動作情報は、ハードディスク装置48の動作情報記憶エリア480に記憶されているが、これはRAM41に一時的に記憶するだけにしても良い。さらに、代金管理サーバ5にて、動作情報収集サーバ4から送信された動作情報はハードディスク装置28の動作情報記憶エリア280に記憶されているが、これはRAM21に一時的に記憶するだけにしてもよい。
【0096】
さらに、ポーリングコントローラ7と動作情報転送装置9との間の通信は、電波に限られず赤外線等や有線を用いても良い。また、動作情報収集サーバ4から代金管理サーバ5への通信は、インターネット6を用いずに、専用回線等を用いて直接接続するようにしても良い。
【0097】
さらに、上記の実施の形態の代金回収システムでは、図11に示す課金用テーブル283aを用いて、全ての稼働球数に対して、課金を行うようにしているが、閾値以下であれば課金を行わないようにしても良い。例えば、図17に示すように、15000球までは課金しない課金用テーブル283bを用いても良い。この課金用テーブル283bには、1日当たりのパチンコ機8の稼働球数と、その稼働球数に基づいて決定されるパチンコ機8の1日のレンタル代金が記憶されている。例えば、1日の稼働球数が15000球までは1台当たり0円として課金せず、15001球以上20000球までは1台当たり1000円とし、20001球以上25000球までは1台当たり1250円とし、25001球以上30000球までは1台当たり1500円とし、30001球以上40000球までは1台当たり2000円とし、40001球以上は1台当たり2050円とする。
【0098】
また、全てのパチンコ店2が同じ課金用テーブルを用いる必要はなく、パチンコ店2毎に異なる課金用テーブルを用いてもよく、パチンコ店2に複数の種類のパチンコ機が設置されている場合には、パチンコ機8の種類毎に異なる課金用テーブルを用いてもよい。さらに、パチンコ機8の設置時期により異なる課金用テーブルを使用してもよい。例えば、当該パチンコ機8の発売開始から3ヶ月経過後に設置した場合には、発売開始当初の課金よりも安い課金用テーブルを使用する。また、パチンコ機8の設置期間経過により課金用テーブルを変更してもよい。例えば、パチンコ機8を設置して6ヶ月経過後は課金用テーブルを安いものに変更する。
【0099】
また、上記実施の形態の代金回収システムでは、代金管理サーバ5にて各パチンコ店2から動作情報を収集し、代金管理サーバ5が記憶している課金用テーブル283aを用いて代金を算出しているが、これは、動作情報収集サーバ4にて課金用テーブルを記憶して代金を算出したり、動作情報転送装置9にてパチンコ機8毎に課金用テーブルを記憶して代金を算出したりし、代金情報を代金管理サーバ5へ送信するようにしてもよい。
【0100】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明の代金回収システムでは、利用情報収集サーバの利用情報収集サーバ側利用情報入力手段は、利用情報を入力し、利用情報収集サーバ側利用情報記憶手段は、利用情報収集サーバ側利用情報入力手段により入力された利用情報を少なくとも一時的に記憶し、利用情報収集サーバ側利用情報送信手段は、利用情報収集サーバ側利用情報記憶手段に記憶された利用情報をネットワークを介して、代金管理サーバに送信することができる。また、代金管理サーバの代金管理サーバ側利用情報受信手段は、利用情報収集サーバ側利用情報送信手段から送信された利用情報を受信し、代金管理サーバ側利用情報記憶手段は、代金管理サーバ側利用情報受信手段が受信した利用情報を少なくとも一時的に記憶し、代金回収データ作成手段は、代金管理サーバ側利用情報記憶手段に記憶された利用情報に基づいて、物品や情報やサービスの代金を決定し、代金回収データを作成し、代金回収データ記憶手段は、代金回収データ作成手段により作成された代金回収データを記憶することができる。尚、代金回収データ作成手段では、利用情報に対応させて物品や情報やサービスの代金を決定することもできる。したがって、物品や情報やサービスの代金を、その利用状況に応じて請求することができるため、利用者はその物品や情報やサービスの利用量に応じて代金を支払う。利用者側では、利用状況の少ない物品や情報やサービスに対して高い代金を支払うリスクを回避できる。
【0101】
また、請求項2に係る発明の代金回収システムでは、請求項1に記載の発明の効果に加えて、利用情報収集サーバは、物品や情報やサービスが提供された場合に、利用情報が少なくとも一時的に記憶される装置から利用情報を受信することができる。したがって、利用情報収集サーバは遠隔地にて物品や情報やサービスが提供された場合の利用情報を収集する際に、郵送や口頭に依らず、短時間で効率的に正確に収集することができる。
【0102】
また、請求項3に係る発明の代金回収システムでは、所定の動作を行う装置に接続された動作情報送信手段は、動作情報を動作情報収集サーバに送信し、動作情報収集サーバの動作情報収集サーバ側動作情報受信手段は、動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段は、動作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、動作情報収集サーバ側動作情報送信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報をネットワークを介して、代金管理サーバに送信することができる。また、代金管理サーバの代金管理サーバ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報送信手段から送信された動作情報を受信し、代金管理サーバ側動作情報記憶手段は、代金管理サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、代金回収データ作成手段は、代金管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報に基づいて、所定の動作を行う装置の代金を決定し、代金回収データを作成し、代金回収データ記憶手段は、代金回収データ作成手段により作成された代金回収データを記憶することができる。尚、代金回収データ作成手段では、動作情報に対応させて代金を決定することもできる。したがって、所定の動作を行う装置の動作状況に応じて請求することができるため、代金支払者は装置の動作状況に応じて支払いをすればよい。代金受取者側では、動作頻度の高い装置からは高い代金を得ることができ、代金支払者側では、動作頻度の低い装置に高い代金を支払うリスクを回避できる。
【0103】
また、請求項4に係る発明の代金回収システムでは、請求項2又は3に記載の発明の効果に加えて、利用情報収集サーバ又は動作情報収集サーバのポーリング手段は、利用情報が少なくとも一時的に記憶される装置又は所定の動作を行う装置に対して呼出しを行い、動作情報又は利用情報の送信を要求することができる。したがって、所定の動作を行う装置の動作情報を手間をかけずに自動で収集することができる。
【0104】
また、請求項5に係る発明の代金回収システムでは、請求項3又は4に記載の発明の効果に加えて、動作情報は、所定の動作を行う装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、所定の動作を行う装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つを用いることができる。
【0105】
また、請求項6に係る発明の代金回収システムでは、請求項1乃至5の何れかに記載の発明の効果に加えて、代金回収データ作成手段は、利用情報又は動作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を決定することができる。尚、利用情報又は動作情報に対応させて代金を決定することもできる。
【0106】
また、請求項7に係る発明の代金回収システムでは、請求項6に記載の発明の効果に加えて、代金回収データ作成手段は、利用情報又は動作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の代金を決定することができる。尚、利用情報又は動作情報に対応させて代金を決定することもできる。
【0107】
また、請求項8に係る発明の代金回収システムでは、請求項7に記載の発明の効果に加えて、通信代金請求処理手段は、代金回収データ作成手段が作成した所定期間毎の代金支払者毎の代金を通信代金と併せて請求することができる。したがって、物品や情報やサービスや所定の動作を行う装置の代金が通信代金と併せて請求されることにより、代金受取者は独自で請求書を発行する必要がなくなり、かつ、代金の回収をするために集金人を雇い入れたり、入金の確認をしたり、支払いがされない場合に再請求をしたりする必要がなくなる。また、代金支払者においても、2つの支払いが1回で行えるため、支払いを振込で行う場合の振込の手間や請求書の管理の手間を省くことができる。さらに、通信代金の支払いを滞ると、携帯電話やPHS端末、インターネット、専用回線などの通信サービスを利用することができなくなるため、物品や情報やサービスや所定の動作を行う装置の代金単独での請求回収よりも確実なものとなる。
【0108】
また、請求項9に係る発明の代金回収システムでは、請求項8に記載の発明の効果に加えて、通信代金請求処理手段は、代金支払者に、銀行等金融機関と自動引落しの契約がある場合には自動引落しデータを作成し、また、クレジットカード会社と代金についてクレジットカード利用代金として支払いをする契約がある場合にはクレジット支払データを作成することができる。したがって、代金支払者が銀行等金融機関との自動引落しの契約をしたり、クレジットカード会社とクレジット利用代金と併せて請求する契約をしたりすれば、自動的に請求代金が回収されるため、集金人が請求代金の集金に代金支払者を訪れたり、代金支払者が払込みをしたりする手間が省け、容易に代金が回収できる。また、代金支払者の自動引落し契約口座に預金残高がある場合には、確実に代金が回収できる。
【0109】
また、請求項10に係る発明の代金回収システムでは、請求項8又は9に記載の発明の効果に加えて、通信代金は電話料金を用いることができる。代金支払者は、電話料金の支払いを滞ると電話を使用することができなくなる。代金支払者において、電話の使用ができなくなるということは大変不便であり、代金支払者は、電話を使用するために、電話料金の支払いを滞らせることのないように心がけていると思われる。したがって、物品や情報やサービスや所定の動作を行う装置の代金の回収は、電話料金と併せて請求されることにより、物品や情報やサービスや所定の動作を行う装置の代金単独での請求回収よりも確実なものとなる。
【0110】
また、請求項11に係る発明の代金回収システムでは、請求項1乃至10の何れかに記載の発明の効果に加えて、代金回収データ作成手段は、利用情報、動作情報、代金回収データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合には、代金の課金を行わないようにできる。
【0111】
また、請求項12に係る発明の代金回収システムでは、請求項3乃至11の何れかに記載の発明の効果に加えて、所定の動作を行う装置は遊技機を用いることができる。
【0112】
また、請求項13に係る発明の代金回収システムでは、請求項3乃至12の何れかに記載の発明の効果に加えて、動作情報は所定期間内に利用された遊技機の遊技媒体の数を用いることができる。
【0113】
また、請求項14に係る発明の代金回収システムでは、請求項1乃至13の何れかに記載の発明の効果に加えて、代金は、物品や情報やサービス又は所定の動作を行う装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金を用いることができる。
【0114】
また、請求項15に係る発明の代金回収システムでは、請求項1乃至14の何れかに記載の発明の効果に加えて、代金回収データ作成手段にて、利用情報に基づいて物品や情報やサービスの代金を決定する際や、動作情報に基づいて所定の動作を行う装置の代金を決定する際に使用する課金用データテーブルは、物品や情報やサービスや装置の種類、物品や情報やサービスの提供時期、装置設置時期、物品や情報やサービスの提供期間、装置設置期間及び代金支払者により異なるようにすることができる。
【0115】
また、請求項16に係る発明の代金管理サーバでは、代金管理サーバ側利用情報受信手段は、利用情報収集サーバから送信された利用情報を受信し、代金管理サーバ側利用情報記憶手段は、代金管理サーバ側利用情報受信手段が受信した利用情報を少なくとも一時的に記憶し、代金回収データ作成手段は、代金管理サーバ側利用情報記憶手段に記憶された利用情報に基づいて、物品や情報やサービスの代金を決定し、代金回収データを作成する代金回収データを作成し、代金回収データ記憶手段は、代金回収データ作成手段により作成された代金回収データを記憶することができる。尚、代金回収データ作成手段では、利用情報に対応させて物品や情報やサービスの代金を決定することもできる。
【0116】
また、請求項17に係る発明の代金管理サーバでは、代金管理サーバ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバから送信された動作情報を受信し、代金管理サーバ側動作情報記憶手段は、代金管理サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、代金回収データ作成手段は、代金管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動作情報に基づいて、所定の動作を行う装置の代金を決定し、代金回収データを作成し、代金回収データ記憶手段は、代金回収データ作成手段により作成された代金回収データを記憶することができる。尚、代金回収データ作成手段では、動作情報に対応させて所定の動作を行う装置の代金を決定することもできる。
【0117】
また、請求項18に係る発明の代金管理サーバでは、請求項17に記載の発明の効果に加えて、動作情報は、所定の動作を行う装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、所定の動作を行う装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つを用いることができる。
【0118】
また、請求項19に係る発明の代金管理サーバでは、請求項16乃至18の何れかに記載の発明の効果に加えて、代金回収データ作成手段は、利用情報又は動作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を決定することができる。尚、利用情報又は動作情報に対応させて代金を決定することもできる。
【0119】
また、請求項20に係る発明の代金管理サーバでは、請求項19に記載の発明の効果に加えて、代金回収データ作成手段は、利用情報又は動作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の代金を決定することができる。尚、利用情報又は動作情報に対応して代金を決定することもできる。
【0120】
また、請求項21に係る発明の代金管理サーバでは、請求項20に記載の発明の効果に加えて、通信代金請求処理手段は、代金回収データ作成手段が作成した所定期間毎の代金支払者毎の代金を通信代金と併せて請求することができる。
【0121】
また、請求項22に係る発明の代金管理サーバでは、請求項21に記載の発明の効果に加えて、通信代金は電話料金を用いることができる。
【0122】
また、請求項23に係る発明の代金管理サーバでは、請求項16乃至22の何れかに記載の発明の効果に加えて、代金回収データ作成手段は、利用情報、動作情報、代金回収データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合には、代金の課金を行わないようにすることができる。
【0123】
また、請求項24に係る発明の代金管理サーバでは、請求項17乃至23の何れかに記載の発明の効果に加えて、所定の動作を行う装置は遊技機を用いることができる。
【0124】
また、請求項25に係る発明の代金管理サーバでは、請求項17乃至24の何れかに記載の発明の効果に加えて、動作情報は所定期間内に利用された遊技機の遊技媒体の数を用いることができる。
【0125】
また、請求項26に係る発明の代金管理サーバでは、請求項16乃至25の何れかに記載の発明の効果に加えて、代金は、物品や情報やサービス又は所定の動作を行う装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金を用いることができる。
【0126】
また、請求項27に係る発明の代金管理サーバでは、請求項16乃至26の何れかに記載の発明の効果に加えて、代金回収データ作成手段にて、利用情報に基づいて物品や情報やサービスの代金を決定する際や、動作情報に基づいて所定の動作を行う装置の代金を決定する際に使用する課金用データテーブルは、物品や情報やサービスや装置の種類、物品や情報やサービスの提供時期、装置設置時期、物品や情報やサービスの提供期間、装置設置期間及び代金支払者により異なるようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態である遊技機の貸与代金回収システムのビジネスモデルの概念図である。
【図2】図2は、遊技機の貸与代金回収システムを構成する機器の構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、動作情報収集サーバ4の電気的構成のブロック図である。
【図4】図4は、ポーリングコントローラ7のブロック図である。
【図5】図5は、動作情報転送装置9のブロック図である。
【図6】図6は、代金管理サーバ5の電気的構成のブロック図である。
【図7】図7は、動作情報記憶エリア480に記憶されている動作情報の模式図である。
【図8】図8は、動作情報記憶エリア280に記憶されている動作情報の模式図である。
【図9】図9は、顧客別課金情報記憶エリア281に記憶されている顧客別課金情報の模式図である。
【図10】図10は、代金回収データ記憶エリア282に記憶されている代金回収データの模式図である。
【図11】図11は、課金用テーブル記憶エリア283に記憶されている課金用テーブル283aの模式図である。
【図12】図12は、動作情報転送装置9がパチンコ機8の動作情報を収集する動作情報収集処理のフローチャートである。
【図13】図13は、動作情報転送装置9の動作情報の送信処理のフローチャートである。
【図14】図14は、動作情報収集サーバ4が行うポーリング処理のフローチャートである。
【図15】図15は、代金管理サーバ5が行う代金回収データ作成処理のフローチャートである。
【図16】図16は、遊技機の貸与代金回収システムの概念図である。
【図17】図17は、課金用テーブル記憶エリア283に記憶されている課金用テーブル283bの模式図である。
【図18】図18は、従来の代金の請求システムを示す図である。
【符号の説明】
1  遊技機製造会社
2  パチンコ店
3  電話会社
4  動作情報収集サーバ
5  代金管理サーバ
6  インターネット
7  ポーリングコントローラ
8  パチンコ機
9  動作情報転送装置
20  CPU
21  RAM
23  I/Oインターフェース
28  ハードディスク装置
29  LANカード
32  ルータ
40  CPU
41  RAM
43  I/Oインターフェース
48  ハードディスク装置
49  LANカード
82  賞品球センサ
83  貸出球センサ
84  排出球センサ
280 動作情報記憶エリア
281 顧客別課金情報記憶エリア
282 代金回収データ記憶エリア
283 課金用テーブル記憶エリア
284 パチンコ店情報記憶エリア
480 動作情報記憶エリア

Claims (27)

  1. 物品や情報やサービスの利用量に関する利用情報を収集する利用情報収集サーバと、前記物品や情報やサービスの代金回収データを作成する代金管理サーバとをネットワークを介して接続した代金回収システムであって、
    前記利用情報収集サーバは、
    前記利用情報を入力する利用情報収集サーバ側利用情報入力手段と、
    前記利用情報収集サーバ側利用情報入力手段により入力された利用情報を少なくとも一時的に記憶する利用情報収集サーバ側利用情報記憶手段と、
    当該利用情報収集サーバ側利用情報記憶手段に記憶された前記利用情報を前記ネットワークを介して、前記代金管理サーバに送信する利用情報収集サーバ側利用情報送信手段とを備え、
    前記代金管理サーバは、
    前記利用情報収集サーバ側利用情報送信手段から送信された前記利用情報を受信する代金管理サーバ側利用情報受信手段と、
    当該代金管理サーバ側利用情報受信手段が受信した前記利用情報を少なくとも一時的に記憶する代金管理サーバ側利用情報記憶手段と、
    当該代金管理サーバ側利用情報記憶手段に記憶された前記利用情報に基づいて、物品や情報やサービスの代金を決定し、代金回収データを作成する代金回収データ作成手段と、
    当該代金回収データ作成手段により作成された前記代金回収データを記憶する代金回収データ記憶手段とを備えたことを特徴とする代金回収システム。
  2. 前記利用情報収集サーバは、前記物品や情報やサービスが提供された場合に前記利用情報が少なくとも一時的に記憶される装置から、前記利用情報を受信することを特徴とする請求項1に記載の代金回収システム。
  3. 所定の動作を行う装置の動作状態に関する動作情報を収集する動作情報収集サーバと、前記所定の動作を行う装置の代金回収データを作成する代金管理サーバとをネットワークを介して接続した代金回収システムであって、
    前記所定の動作を行う装置には、当該動作情報を前記動作情報収集サーバに送信するための動作情報送信手段が接続され、
    前記動作情報収集サーバは、
    前記動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する動作情報収集サーバ側動作情報受信手段と、
    当該動作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段と、
    当該動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報を前記ネットワークを介して、前記代金管理サーバに送信する動作情報収集サーバ側動作情報送信手段とを備え、
    前記代金管理サーバは、
    前記動作情報収集サーバ側動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する代金管理サーバ側動作情報受信手段と、
    当該代金管理サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する代金管理サーバ側動作情報記憶手段と、
    当該代金管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報に基づいて、所定の動作を行う装置の代金を決定し、代金回収データを作成する代金回収データ作成手段と、
    当該代金回収データ作成手段により作成された前記代金回収データを記憶する代金回収データ記憶手段とを備えたことを特徴とする代金回収システム。
  4. 前記利用情報収集サーバ又は前記動作情報収集サーバには、前記利用情報が少なくとも一時的に記憶される装置又は所定の動作を行う装置に対して呼出しを行い、前記動作情報又は前記利用情報の送信を要求するポーリング手段が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の代金回収システム。
  5. 前記動作情報は、所定の動作を行う装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、所定の動作を行う装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つであることを特徴とする請求項3又は4に記載の代金回収システム。
  6. 前記代金回収データ作成手段は、前記利用情報又は前記動作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を決定することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の代金回収システム。
  7. 前記代金回収データ作成手段は、前記利用情報又は前記動作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の代金を決定することを特徴とする請求項6に記載の代金回収システム。
  8. 前記代金回収データ作成手段が作成した所定期間毎の代金支払者毎の代金を通信代金と併せて請求する通信代金請求処理手段を備えたことを特徴とする請求項7に記載の代金回収システム。
  9. 前記通信代金請求処理手段は、代金支払者に、銀行等金融機関と自動引落しの契約がある場合には自動引落しデータを作成し、また、クレジットカード会社と当該代金についてクレジットカード利用代金として支払いをする契約がある場合にはクレジット支払データを作成することを特徴とする請求項8に記載の代金回収システム。
  10. 前記通信代金は電話料金であることを特徴とする請求項8又は9に記載の代金回収システム。
  11. 前記代金回収データ作成手段は、前記利用情報、前記動作情報、前記代金回収データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合には、前記代金の課金を行わないことを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の代金回収システム。
  12. 前記所定の動作を行う装置は、遊技機であることを特徴とする請求項3乃至11の何れかに記載の代金回収システム。
  13. 前記動作情報は、所定期間内に利用された遊技機の遊技媒体の数であることを特徴とする請求項3乃至12の何れかに記載の代金回収システム。
  14. 前記代金は、前記物品や情報やサービス又は前記所定の動作を行う装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金であることを特徴とする請求項1乃至13の何れかに記載の代金回収システム。
  15. 前記代金回収データ作成手段にて、前記利用情報に基づいて前記物品や情報やサービスの代金を決定する際や、前記動作情報に基づいて前記所定の動作を行う装置の代金を決定する際に使用する課金用データテーブルは、前記物品や情報やサービスや装置の種類、前記物品や情報やサービスの提供時期、前記装置設置時期、前記物品や情報やサービスの提供期間、前記装置設置期間及び代金支払者により異なることを特徴とする請求項1乃至14の何れかに記載の代金回収システム。
  16. 物品や情報やサービスの利用量に関する利用情報を収集する利用情報収集サーバとネットワークを介して接続され、前記物品や情報やサービスの代金回収データを作成する代金管理サーバであって、
    前記利用情報収集サーバから送信された前記利用情報を受信する代金管理サーバ側利用情報受信手段と、
    当該代金管理サーバ側利用情報受信手段が受信した前記利用情報を少なくとも一時的に記憶する代金管理サーバ側利用情報記憶手段と、
    当該代金管理サーバ側利用情報記憶手段に記憶された前記利用情報に基づいて、前記物品や情報やサービスの代金を決定し、代金回収データを作成する代金回収データを作成する代金回収データ作成手段と、
    当該代金回収データ作成手段により作成された前記代金回収データを記憶する代金回収データ記憶手段とを備えたことを特徴とする代金管理サーバ。
  17. 所定の動作を行う装置の動作状態に関する動作情報を収集する動作情報収集サーバとネットワークを介して接続され、前記所定の動作を行う装置の代金回収データを作成する代金管理サーバであって、
    前記動作情報収集サーバから送信された前記動作情報を受信する代金管理サーバ側動作情報受信手段と、
    当該代金管理サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する代金管理サーバ側動作情報記憶手段と、
    当該代金管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情報に基づいて、所定の動作を行う装置の代金を決定し、代金回収データを作成する代金回収データ作成手段と、
    当該代金回収データ作成手段により作成された前記代金回収データを記憶する代金回収データ記憶手段とを備えたことを特徴とする代金管理サーバ。
  18. 前記動作情報は、所定の動作を行う装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、所定の動作を行う装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つであることを特徴とする請求項17に記載の代金管理サーバ。
  19. 前記代金回収データ作成手段は、前記利用情報又は前記動作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を決定することを特徴とする請求項16乃至18の何れかに記載の代金管理サーバ。
  20. 前記代金回収データ作成手段は、前記利用情報又は前記動作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の代金を決定することを特徴とする請求項19に記載の代金管理サーバ。
  21. 前記代金回収データ作成手段が作成した所定期間毎の代金支払者毎の代金を通信代金と併せて請求する通信代金請求処理手段を備えたことを特徴とする請求項20に記載の代金管理サーバ。
  22. 前記通信代金は電話料金であることを特徴とする請求項21に記載の代金管理サーバ。
  23. 前記代金回収データ作成手段は、前記利用情報、前記動作情報、前記代金回収データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合には、前記代金の課金を行わないことを特徴とする請求項16乃至22の何れかに記載の代金管理サーバ。
  24. 前記所定の動作を行う装置は、遊技機であることを特徴とする請求項17乃至23の何れかに記載の代金管理サーバ。
  25. 前記動作情報は、所定期間内に利用された遊技機の遊技媒体の数であることを特徴とする請求項17乃至24の何れかに記載の代金管理サーバ。
  26. 前記代金は、前記物品や情報やサービス又は前記所定の動作を行う装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金であることを特徴とする請求項16乃至25の何れかに記載の代金管理サーバ。
  27. 前記代金回収データ作成手段にて、前記利用情報に基づいて前記物品や情報やサービスの代金を決定する際や、前記動作情報に基づいて前記所定の動作を行う装置の代金を決定する際に使用する課金用データテーブルは、前記物品や情報やサービスや装置の種類、前記物品や情報やサービスの提供時期、前記装置設置時期、前記物品や情報やサービスの提供期間、前記装置設置期間及び代金支払者により異なることを特徴とする請求項16乃至26の何れかに記載の代金管理サーバ。
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