JP2003290534A - 代金回収システム及び代金管理サーバ - Google Patents

代金回収システム及び代金管理サーバ

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JP2003290534A
JP2003290534A JP2002185249A JP2002185249A JP2003290534A JP 2003290534 A JP2003290534 A JP 2003290534A JP 2002185249 A JP2002185249 A JP 2002185249A JP 2002185249 A JP2002185249 A JP 2002185249A JP 2003290534 A JP2003290534 A JP 2003290534A
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Nobuyuki Kato
信之 加藤
Nagamasa Sato
修誠 佐藤
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Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の動作を行う装置の動作状態に関する動
作情報や物品や情報やサービスの利用量に関する利用情
報を収集し、動作情報や利用情報に応じて、装置や物品
や情報やサービスの代金を決定し、通信代金と併せて請
求、回収する代金回収システム及び代金管理サーバを提
供する。 【解決手段】 遊技機製造会社1からパチンコ店2にレ
ンタルされたパチンコ機8には動作情報転送装置9が設
けられ、パチンコ機8の動作情報を収集する。動作情報
は動作情報収集サーバ4のポーリングコントローラ7か
ら呼出されることにより、動作情報転送装置9から動作
情報収集サーバ4に送信、記憶され、さらにインターネ
ット6を介して電話会社3の代金管理サーバ5に送信さ
れる。代金管理サーバ5ではパチンコ機8の代金を決定
し、電話料金と併せて請求する代金回収データを作成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、代金回収システム
及び代金管理サーバに関し、詳細には、例えば、遊技機
をレンタルした場合に、稼働状況に応じてレンタル代金
を決定し、電話代金と併せて回収する代金回収システム
及び代金管理サーバに関する。
【従来の技術】従来、所定の動作を行う装置の一種であ
るパチンコ機やパチスロ機等の遊技機は、遊技場が遊技
機製造会社から買い取るとういう形態により取引されて
いる。この場合には、図18に示すように、遊技機製造
会社1からパチンコ店2に対して、遊技機等の商品の提
供や機器の設置等のサービスを提供し、その代金をパチ
ンコ店2に請求して、パチンコ店2から代金の支払いを
受けるようになっている。また、遊技場は不用になった
遊技機は、中古機市場へ流されるか、新しい遊技機との
入れ替え時に廃棄処理業者に引き取られ、費用を掛けて
処分されている。したがって、遊技場が新しい遊技機を
設置する場合には、新遊技機の購入費用と不用遊技機の
処分費用とが必要となり、多大な初期投資が必要となっ
ている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技場
が遊技機の購入に多大な初期投資をすることは、遊技場
にとって負担である。そこで、一般的に用いられている
ような固定額によるレンタルやリースといった貸与形態
での遊技機の提供が考えられる。これは、遊技場が新し
い遊技機を入手するための多大な初期投資を逃れること
はできるが、契約後一定期間は契約を継続しなければな
らないという制約があるため、遊技者に人気がない遊技
機であっても一定期間設置しなければならず、稼働率の
良い遊技機に対しても、稼働率の悪い遊技機に対しても
固定額の代金を支払い続けなければならない。さらに、
遊技機製造会社側においても、貸与先遊技場の貸与状況
を管理したり、請求書の作成を行ったり、代金の入金を
管理したりすることは煩雑である。また、買い取り形態
では、遊技機が不用となった際には廃棄処理業者に引き
取られており、リサイクルを行うことは難しかった。さ
らに、遊技機は廃棄処分されているはずであるが、実際
には不法投棄が社会問題となっている。
【0003】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、遊技機をレンタルした場合に、遊技機
の稼働状況に応じてレンタル代金を決定し、電話料金と
併せて回収する代金回収システム及び代金管理サーバを
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明の代金回収システムは、物品や
情報やサービスの利用量に関する利用情報を収集する利
用情報収集サーバと、前記物品や情報やサービスの代金
回収データを作成する代金管理サーバとをネットワーク
を介して接続した代金回収システムであって、前記利用
情報収集サーバは、前記利用情報を入力する利用情報収
集サーバ側利用情報入力手段と、前記利用情報収集サー
バ側利用情報入力手段により入力された利用情報を少な
くとも一時的に記憶する利用情報収集サーバ側利用情報
記憶手段と、当該利用情報収集サーバ側利用情報記憶手
段に記憶された前記利用情報を前記ネットワークを介し
て、前記代金管理サーバに送信する利用情報収集サーバ
側利用情報送信手段とを備え、前記代金管理サーバは、
前記利用情報収集サーバ側利用情報送信手段から送信さ
れた前記利用情報を受信する代金管理サーバ側利用情報
受信手段と、当該代金管理サーバ側利用情報受信手段が
受信した前記利用情報を少なくとも一時的に記憶する代
金管理サーバ側利用情報記憶手段と、当該代金管理サー
バ側利用情報記憶手段に記憶された前記利用情報に基づ
いて、物品や情報やサービスの代金を決定し、代金回収
データを作成する代金回収データ作成手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0005】この構成の代金回収システムでは、利用情
報収集サーバの利用情報収集サーバ側利用情報入力手段
は、利用情報を入力し、利用情報収集サーバ側利用情報
記憶手段は、利用情報収集サーバ側利用情報入力手段に
より入力された利用情報を少なくとも一時的に記憶し、
利用情報収集サーバ側利用情報送信手段は、利用情報収
集サーバ側利用情報記憶手段に記憶された利用情報をネ
ットワークを介して、代金管理サーバに送信する。ま
た、代金管理サーバの代金管理サーバ側利用情報受信手
段は、利用情報収集サーバ側利用情報送信手段から送信
された利用情報を受信し、代金管理サーバ側利用情報記
憶手段は、代金管理サーバ側利用情報受信手段が受信し
た利用情報を少なくとも一時的に記憶し、代金回収デー
タ作成手段は、代金管理サーバ側利用情報記憶手段に記
憶された利用情報に基づいて、物品や情報やサービスの
代金を決定し、代金回収データを作成する。尚、代金回
収データ作成手段では、利用情報に対応させて物品や情
報やサービスの代金を決定してもよい。
【0006】また、請求項2に係る発明の代金回収シス
テムでは、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記
利用情報収集サーバは、前記物品や情報やサービスが提
供された場合に前記利用情報が少なくとも一時的に記憶
される装置から、前記利用情報を受信することを特徴と
する構成となっている。
【0007】この構成の代金回収システムでは、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、利用情報収集サーバ
は、物品や情報やサービスが提供された場合に利用情報
が少なくとも一時的に記憶される装置から利用情報を受
信する。
【0008】また、請求項3に係る発明の代金回収シス
テムは、所定の動作を行う装置の動作状態に関する動作
情報を収集する動作情報収集サーバと、前記所定の動作
を行う装置の代金回収データを作成する代金管理サーバ
とをネットワークを介して接続した代金回収システムで
あって、前記所定の動作を行う装置には、当該動作情報
を前記動作情報収集サーバに送信するための動作情報送
信手段が接続され、前記動作情報収集サーバは、前記動
作情報送信手段から送信された前記動作情報を受信する
動作情報収集サーバ側動作情報受信手段と、当該動作情
報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した前記動作情
報を少なくとも一時的に記憶する動作情報収集サーバ側
動作情報記憶手段と、当該動作情報収集サーバ側動作情
報記憶手段に記憶された前記動作情報を前記ネットワー
クを介して、前記代金管理サーバに送信する動作情報収
集サーバ側動作情報送信手段とを備え、前記代金管理サ
ーバは、前記動作情報収集サーバ側動作情報送信手段か
ら送信された前記動作情報を受信する代金管理サーバ側
動作情報受信手段と、当該代金管理サーバ側動作情報受
信手段が受信した前記動作情報を少なくとも一時的に記
憶する代金管理サーバ側動作情報記憶手段と、当該代金
管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前記動作情
報に基づいて、所定の動作を行う装置の代金を決定し、
代金回収データを作成する代金回収データ作成手段とを
備えている。
【0009】この構成の代金回収システムでは、所定の
動作を行う装置に接続された動作情報送信手段は、動作
情報を動作情報収集サーバに送信し、動作情報収集サー
バの動作情報収集サーバ側動作情報受信手段は、動作情
報送信手段から送信された動作情報を受信し、動作情報
収集サーバ側動作情報記憶手段は、動作情報収集サーバ
側動作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一
時的に記憶し、動作情報収集サーバ側動作情報送信手段
は、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶され
た動作情報をネットワークを介して、代金管理サーバに
送信する。また、代金管理サーバの代金管理サーバ側動
作情報受信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報送信
手段から送信された動作情報を受信し、代金管理サーバ
側動作情報記憶手段は、代金管理サーバ側動作情報受信
手段が受信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、
代金回収データ作成手段は、代金管理サーバ側動作情報
記憶手段に記憶された動作情報に基づいて、所定の動作
を行う装置の代金を決定し、代金回収データを作成す
る。尚、代金回収データ作成手段では、動作情報に対応
させて代金を決定してもよい。
【0010】また、請求項4に係る発明の代金回収シス
テムは、請求項2又は3に記載の発明の構成に加えて、
前記利用情報収集サーバ又は前記動作情報収集サーバに
は、前記利用情報が少なくとも一時的に記憶される装置
又は所定の動作を行う装置に対して呼出しを行い、前記
動作情報又は前記利用情報の送信を要求するポーリング
手段が設けられていることを特徴とする構成となってい
る。
【0011】この構成の代金回収システムでは、請求項
2又は3に記載の発明の作用に加えて、利用情報収集サ
ーバ又は動作情報収集サーバのポーリング手段は、利用
情報が少なくとも一時的に記憶される装置又は所定の動
作を行う装置に対して呼出しを行い、動作情報又は利用
情報の送信を要求する。
【0012】また、請求項5に係る発明の代金回収シス
テムでは、請求項3又は4に記載の発明の構成に加え
て、前記動作情報は、所定の動作を行う装置の所定期間
内の所定の動作の反復回数、所定の動作を行う装置が所
定期間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一
つであることを特徴とする構成となっている。
【0013】この構成の代金回収システムでは、請求項
3又は4に記載の発明の作用に加えて、動作情報は、所
定の動作を行う装置の所定期間内の所定の動作の反復回
数、所定の動作を行う装置が所定期間内に動作した動作
量及び動作時間の少なくとも一つが用いられる。
【0014】また、請求項6に係る発明の代金回収シス
テムでは、請求項1乃至5の何れかに記載の発明の構成
に加えて、前記代金回収データ作成手段は、前記利用情
報又は前記動作情報に基づいて決定した代金を所定期間
毎に集計して、所定期間毎の代金を決定することを特徴
とする構成となっている。
【0015】この構成の代金回収システムでは、請求項
1乃至5の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金回
収データ作成手段は、利用情報又は動作情報に基づいて
決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の代
金を決定する。尚、利用情報又は動作情報に対応させて
代金を決定してもよい。
【0016】また、請求項7に係る発明の代金回収シス
テムでは、請求項6に記載の発明の構成に加えて、前記
代金回収データ作成手段は、前記利用情報又は前記動作
情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計して、
所定期間毎の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間
毎の代金支払者毎の代金を決定することを特徴とする構
成となっている。
【0017】この構成の代金回収システムでは、請求項
6に記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手
段は、利用情報又は動作情報に基づいて決定した代金を
所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を代金支払者
毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の代金を決定
する。尚、利用情報又は動作情報に対応させて代金を決
定してもよい。
【0018】また、請求項8に係る発明の代金回収シス
テムでは、請求項7に記載の発明の構成に加えて、前記
代金回収データ作成手段が作成した所定期間毎の代金支
払者毎の代金を通信代金と併せて請求する通信代金請求
処理手段を備えたことを特徴とする構成となっている。
【0019】この構成の代金回収システムでは、請求項
7に記載の発明の作用に加えて、通信代金請求処理手段
は、代金回収データ作成手段が作成した所定期間毎の代
金支払者毎の代金を通信代金と併せて請求する。
【0020】また、請求項9に係る発明の代金回収シス
テムでは、請求項8に記載の発明の構成に加えて、前記
通信代金請求処理手段は、代金支払者に、銀行等金融機
関と自動引落しの契約がある場合には自動引落しデータ
を作成し、また、クレジットカード会社と当該代金につ
いてクレジットカード利用代金として支払いをする契約
がある場合にはクレジット支払データを作成することを
特徴とする構成となっている。
【0021】この構成の代金回収システムでは、請求項
8に記載の発明の作用に加えて、通信代金請求処理手段
は、代金支払者に、銀行等金融機関と自動引落しの契約
がある場合には自動引落しデータを作成し、また、クレ
ジットカード会社と代金についてクレジットカード利用
代金として支払いをする契約がある場合にはクレジット
支払データを作成する。
【0022】また、請求項10に係る発明の代金回収シ
ステムでは、請求項8又は9に記載の発明の構成に加え
て、前記通信代金は電話料金であることを特徴とする構
成となっている。
【0023】この構成の代金回収システムでは、請求項
8又は9に記載の発明の作用に加えて、通信代金は電話
料金が用いられる。
【0024】また、請求項11に係る発明の代金回収シ
ステムでは、請求項1乃至10の何れかに記載の発明の
構成に加えて、前記代金回収データ作成手段は、前記利
用情報、前記動作情報、前記代金回収データの内少なく
とも1つが所定の閾値以下の場合には、前記代金の課金
を行わないことを特徴とする構成となっている。
【0025】この構成の代金回収システムでは、請求項
1乃至10の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金
回収データ作成手段は、利用情報、動作情報、代金回収
データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合に
は、代金の課金を行わない。
【0026】また、請求項12に係る発明の代金回収シ
ステムでは、請求項3乃至11の何れかに記載の発明の
構成に加えて、前記所定の動作を行う装置は遊技機であ
ることを特徴とする構成となっている。
【0027】この構成の代金回収システムでは、請求項
3乃至11の何れかに記載の発明の作用に加えて、所定
の動作を行う装置は遊技機が用いられる。
【0028】また、請求項13に係る発明の代金回収シ
ステムでは、請求項3乃至12の何れかに記載の発明の
構成に加えて、前記動作情報は所定期間内に利用された
遊技機の遊技媒体の数であることを特徴とする。
【0029】この構成の代金回収システムでは、請求項
3乃至12の何れかに記載の発明の作用に加えて、動作
情報は所定期間内に利用された遊技機の遊技媒体の数が
用いられる。
【0030】また、請求項14に係る発明の代金回収シ
ステムでは、請求項1乃至13の何れかに記載の発明の
構成に加えて、前記代金は、前記物品や情報やサービス
又は前記所定の動作を行う装置の貸与を受けた者が支払
う貸与代金であることを特徴とする構成となっている。
【0031】この構成の代金回収システムでは、請求項
1乃至13の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金
は、物品や情報やサービス又は所定の動作を行う装置の
貸与を受けた者が支払う貸与代金が用いられる。
【0032】また、請求項15に係る発明の代金回収シ
ステムでは、請求項1乃至14の何れかに記載の発明の
構成に加えて、前記代金回収データ作成手段にて、前記
利用情報に基づいて前記物品や情報やサービスの代金を
決定する際や、前記動作情報に基づいて前記所定の動作
を行う装置の代金を決定する際に使用する課金用データ
テーブルは、前記物品や情報やサービスや装置の種類、
前記物品や情報やサービスの提供時期、前記装置設置時
期、前記物品や情報やサービスの提供期間、前記装置設
置期間及び代金支払者により異なることを特徴とする構
成となっている。
【0033】この構成の代金回収システムでは、請求項
1乃至14の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金
回収データ作成手段にて、利用情報に基づいて物品や情
報やサービスの代金を決定する際や、動作情報に基づい
て所定の動作を行う装置の代金を決定する際に使用する
課金用データテーブルは、物品や情報やサービスや装置
の種類、物品や情報やサービスの提供時期、装置設置時
期、物品や情報やサービスの提供期間、装置設置期間及
び代金支払者により異なる。
【0034】また、請求項16に係る発明の代金管理サ
ーバは、物品や情報やサービスの利用量に関する利用情
報を収集する利用情報収集サーバとネットワークを介し
て接続され、前記物品や情報やサービスの代金回収デー
タを作成する代金管理サーバであって、前記利用情報収
集サーバから送信された前記利用情報を受信する代金管
理サーバ側利用情報受信手段と、当該代金管理サーバ側
利用情報受信手段が受信した前記利用情報を少なくとも
一時的に記憶する代金管理サーバ側利用情報記憶手段
と、当該代金管理サーバ側利用情報記憶手段に記憶され
た前記利用情報に基づいて、前記物品や情報やサービス
の代金を決定し、代金回収データを作成する代金回収デ
ータを作成する代金回収データ作成手段とを備えてい
る。
【0035】この構成の代金管理サーバでは、代金管理
サーバ側利用情報受信手段は、利用情報収集サーバから
送信された利用情報を受信し、代金管理サーバ側利用情
報記憶手段は、代金管理サーバ側利用情報受信手段が受
信した利用情報を少なくとも一時的に記憶し、代金回収
データ作成手段は、代金管理サーバ側利用情報記憶手段
に記憶された利用情報に基づいて、物品や情報やサービ
スの代金を決定し、代金回収データを作成する代金回収
データを作成する。尚、代金回収データ作成手段では、
利用情報に対応させて物品や情報やサービスの代金を決
定してもよい。
【0036】また、請求項17に係る発明の代金管理サ
ーバは、所定の動作を行う装置の動作状態に関する動作
情報を収集する動作情報収集サーバとネットワークを介
して接続され、前記所定の動作を行う装置の代金回収デ
ータを作成する代金管理サーバであって、前記動作情報
収集サーバから送信された前記動作情報を受信する代金
管理サーバ側動作情報受信手段と、当該代金管理サーバ
側動作情報受信手段が受信した前記動作情報を少なくと
も一時的に記憶する代金管理サーバ側動作情報記憶手段
と、当該代金管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶され
た前記動作情報に基づいて、所定の動作を行う装置の代
金を決定し、代金回収データを作成する代金回収データ
作成手段とを備えている。
【0037】この構成の代金管理サーバでは、代金管理
サーバ側動作情報受信手段は、動作情報収集サーバから
送信された動作情報を受信し、代金管理サーバ側動作情
報記憶手段は、代金管理サーバ側動作情報受信手段が受
信した動作情報を少なくとも一時的に記憶し、代金回収
データ作成手段は、代金管理サーバ側動作情報記憶手段
に記憶された動作情報に基づいて、所定の動作を行う装
置の代金を決定し、代金回収データを作成する。尚、代
金回収データ作成手段では、動作情報に対応させて所定
の動作を行う装置の代金を決定してもよい。
【0038】また、請求項18に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項17に記載の発明の構成に加えて、前
記動作情報は、所定の動作を行う装置の所定期間内の所
定の動作の反復回数、所定の動作を行う装置が所定期間
内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つであ
ることを特徴とする構成となっている。
【0039】この構成の代金管理サーバでは、請求項1
7に記載の発明の作用に加えて、動作情報は、所定の動
作を行う装置の所定期間内の所定の動作の反復回数、所
定の動作を行う装置が所定期間内に動作した動作量及び
動作時間の少なくとも一つが用いられる。
【0040】また、請求項19に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項16乃至18の何れかに記載の発明の
構成に加えて、前記代金回収データ作成手段は、前記利
用情報又は前記動作情報に基づいて決定した代金を所定
期間毎に集計して、所定期間毎の代金を決定することを
特徴とする構成となっている。
【0041】この構成の代金管理サーバでは、請求項1
6乃至18の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金
回収データ作成手段は、利用情報又は動作情報に基づい
て決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の
代金を決定する。尚、利用情報又は動作情報に対応させ
て、物品や情報やサービスの代金を決定してもよい。
【0042】また、請求項20に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項19に記載の発明の構成に加えて、前
記代金回収データ作成手段は、前記利用情報又は前記動
作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計し
て、所定期間毎の代金を代金支払者毎に集計して、所定
期間毎の代金支払者毎の代金を決定することを特徴とす
る構成となっている。
【0043】この構成の代金管理サーバでは、請求項1
9に記載の発明の作用に加えて、代金回収データ作成手
段は、利用情報又は動作情報に基づいて決定した代金を
所定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を代金支払者
毎に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の代金を決定
する。尚、利用情報又は動作情報に対応させて、物品や
情報やサービスの代金を決定してもよい。
【0044】また、請求項21に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項20に記載の発明の構成に加えて、前
記代金回収データ作成手段が作成した所定期間毎の代金
支払者毎の代金を通信代金と併せて請求する通信代金請
求処理手段を備えたことを特徴とする構成となってい
る。
【0045】この構成の代金管理サーバでは、請求項2
0に記載の発明の作用に加えて、通信代金請求処理手段
は、代金回収データ作成手段が作成した所定期間毎の代
金支払者毎の代金を通信代金と併せて請求する。
【0046】また、請求項22に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項21に記載の発明の構成に加えて、前
記通信代金は電話料金であることを特徴とする構成とな
っている。
【0047】この構成の代金管理サーバでは、請求項2
1に記載の発明の作用に加えて、通信代金は電話料金が
用いられる。
【0048】また、請求項23に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項16乃至22の何れかに記載の発明の
構成に加えて、前記代金回収データ作成手段は、前記利
用情報、前記動作情報、前記代金回収データの内少なく
とも1つが所定の閾値以下の場合には、前記代金の課金
を行わないことを特徴とする構成となっている。
【0049】この構成の代金管理サーバでは、請求項1
6乃至22の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金
回収データ作成手段は、利用情報、動作情報、代金回収
データの内少なくとも1つが所定の閾値以下の場合に
は、代金の課金を行わない。
【0050】また、請求項24に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項17乃至23の何れかに記載の発明の
構成に加えて、前記所定の動作を行う装置は遊技機であ
ることを特徴とする構成となっている。
【0051】この構成の代金管理サーバでは、請求項1
7乃至23の何れかに記載の発明の作用に加えて、所定
の動作を行う装置は遊技機が用いられる。
【0052】また、請求項25に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項17乃至24の何れかに記載の発明の
構成に加えて、前記動作情報は、所定期間内に利用され
た遊技機の遊技媒体の数であることを特徴とする構成と
なっている。
【0053】この構成の代金管理サーバでは、請求項1
7乃至24の何れかに記載の発明の作用に加えて、動作
情報は所定期間内に利用された遊技機の遊技媒体の数が
用いられる。
【0054】また、請求項26に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項16乃至25の何れかに記載の発明の
構成に加えて、前記代金は、前記物品や情報やサービス
又は前記所定の動作を行う装置の貸与を受けた者が支払
う貸与代金であることを特徴とする構成となっている。
【0055】この構成の代金管理サーバでは、請求項1
6乃至25の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金
は、物品や情報やサービス又は所定の動作を行う装置の
貸与を受けた者が支払う貸与代金が用いられる。
【0056】また、請求項27に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項16乃至26の何れかに記載の発明の
構成に加えて、前記代金回収データ作成手段にて、前記
利用情報に基づいて前記物品や情報やサービスの代金を
決定する際や、前記動作情報に基づいて前記所定の動作
を行う装置の代金を決定する際に使用する課金用データ
テーブルは、前記物品や情報やサービスや装置の種類、
前記物品や情報やサービスの提供時期、前記装置設置時
期、前記物品や情報やサービスの提供期間、前記装置設
置期間及び代金支払者により異なることを特徴とする構
成となっている。
【0057】この構成の代金管理サーバでは、請求項1
6乃至26の何れかに記載の発明の作用に加えて、代金
回収データ作成手段にて、利用情報に基づいて物品や情
報やサービスの代金を決定する際や、動作情報に基づい
て所定の動作を行う装置の代金を決定する際に使用する
課金用データテーブルは、物品や情報やサービスや装置
の種類、物品や情報やサービスの提供時期、装置設置時
期、物品や情報やサービスの提供期間、装置設置期間及
び代金支払者により異なる。
【0058】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、本発明の代金回
収システムの一実施の形態である遊技機の貸与代金回収
システムのビジネスモデルの概念図である。この実施の
形態の遊技機の貸与代金回収システムでは、遊技機製造
会社1からパチンコ店2にパチンコ機8(図2参照)を
レンタルし、パチンコ店2に設置されたパチンコ機8か
ら電話会社3に設置した代金管理サーバ5が当該パチン
コ機8の動作情報を受信して、当該動作情報に基づい
て、パチンコ機8のレンタル代金を決定して、その代金
を通信代金の一種である電話料金と併せて回収して、そ
こから手数料及び電話料金を引いたものを遊技機製造会
社1に電話会社3が支払うものである。また、代金の回
収については、振込又は集金人による集金にて行うが、
パチンコ店2が銀行等金融機関と自動引落しの契約を結
んでいる場合には、パチンコ店2の預金口座から自動引
落しされ、クレジットカード会社とレンタル代金をクレ
ジットカード利用代金として支払をする契約を結んでい
る場合には、クレジットカード利用代金と一緒に支払わ
れる。
【0059】次に、図2を参照して、本実施の形態の遊
技機の貸与代金回収システムを構成する機器について説
明する。図2は遊技機の貸与代金回収システムを構成す
る機器の構成を示すブロック図である。
【0060】図2に示すように、パチンコ店2に設置さ
れた各パチンコ機8には、パチンコ機8の動作情報を記
憶して、後述するポーリングコントローラ7に送信する
動作情報転送装置9が各々設けられている。ポーリング
コントローラ7は、動作情報転送装置9を順次呼出し
て、動作情報の送信を要求し、動作情報転送装置9から
送信された動作情報を受信して記憶し、後述する動作情
報収集サーバ4に送信するようになっている。また、ポ
ーリングコントローラ7には、動作情報収集サーバ4が
接続されており、動作情報収集サーバ4は、ポーリング
コントローラ7から受信した動作情報をインターネット
6を介して、電話会社3に設けられている代金管理サー
バ5に送信するようになっている。尚、本実施の形態で
は、パチンコ機8の動作情報として、1日の営業時間中
に、パチンコ機8の遊技領域(図示外)に発射された遊
技球の総数、即ち、遊技領域に設けられた、普通入賞口
(図示外)、図柄始動口(図示外)、大入賞口(図示
外)の何れかに入賞した遊技球数と、何れの入賞口にも
入賞できずに遊技領域の下端部に設けられているアウト
口(図示外)により回収された遊技球数との総数である
稼働球数(動作情報)を用いている。
【0061】次に、図3を参照して、動作情報収集サー
バ4の構造を説明する。図3は、動作情報収集サーバ4
の電気的構成のブロック図である。図3に示すように、
動作情報収集サーバ4には、動作情報収集サーバ4の制
御を司るCPU40が設けられ、CPU40には、各種
のデータを一時的に記憶するRAM41と、BIOS等
を記憶したROM42と、データの受け渡しの仲介を行
うI/Oインターフェース43とが接続されている。I
/Oインターフェース43には、ハードディスク装置4
8が接続され、当該ハードディスク装置48には、ポー
リングコントローラ7から受信した各パチンコ機8の動
作情報を記憶する動作情報記憶エリア480と、その他
の情報記憶エリア481と、CPU40で実行されるプ
ログラムを記憶したプログラム記憶エリア482とが設
けられている。
【0062】また、I/Oインターフェース43には、
ビデオコントローラ44と、キーコントローラ45と、
CD−ROMドライブ46と、LANカード49と、ポ
ーリングコントローラ接続端子51とが接続され、ビデ
オコントローラ44にはCRT53が接続され、キーコ
ントローラ45にはキーボード54が接続され、LAN
カード49にはルータ52が接続され、インターネット
6に接続可能となっている。
【0063】なお、CD−ROMドライブ46に挿入さ
れるCD−ROM47には、動作情報収集サーバ4の制
御プログラムが記憶されており、導入時には、制御プロ
グラムは、CD−ROM47から、ハードディスク装置
48にセットアップされてプログラム記憶エリア482
に記憶されるようになっている。
【0064】次に、図4を参照して、ポーリングコント
ローラ7について説明する。図4は、ポーリングコント
ローラ7のブロック図である。図4に示すように、ポー
リングコントローラ7には、ポーリングコントローラ7
の制御を司るCPU70が設けられ、CPU70には、
各種のデータを一時的に記憶するRAM72と、CPU
70で実行される制御プログラム等を記憶したROM7
1と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインターフ
ェース75とが接続されている。I/Oインターフェー
ス75には、電波により動作情報転送装置9と通信を行
う送受信回路73と動作情報収集サーバ4に接続するた
めの動作情報収集サーバ接続端子76とが設けられ、送
受信回路73には、アンテナ74が設けられている。
【0065】次に、図5を参照して、動作情報転送装置
9について説明する。図5は、パチンコ機8及び動作情
報転送装置9のブロック図である。図5に示すように、
動作情報転送装置9には、動作情報転送装置9の制御を
司るCPU90が設けられ、CPU90には、各種のデ
ータを一時的に記憶するRAM92と、CPU90で実
行される制御プログラム等を記憶したROM91と、動
作情報転送装置9に接続されているパチンコ機8の動作
情報である稼働球数を記憶する不揮発メモリであるEE
P−ROM96と、データの受け渡しの仲介を行うI/
Oインターフェース95と、タイマ回路97とが接続さ
れている。I/Oインターフェース95には、電波によ
りポーリングコントローラ7と通信を行う送受信回路9
3が設けられ、送受信回路93には、アンテナ94が設
けられている。
【0066】また、I/Oインターフェース95には、
パチンコ機8の遊技球の払出装置81に設けられている
賞品球センサ82と貸出球センサ83及び排出球センサ
84が接続されている。この賞品球センサ82は、パチ
ンコ機8の発射装置(図示外)から発射された遊技球が
所定の入賞口(図示外)に入賞した場合に、払い出され
る遊技球の数を検出するために設けられているものであ
る。また、貸出球センサ83は、遊技者が球貸ボタン
(図示外)を押した場合に、貸し出される遊技球の数を
検出するために設けられているものである。また、排出
球センサ84は、パチンコ機8の遊技領域(図示外)に
発射された遊技球の総数、即ち、遊技領域に設けられ
た、普通入賞口(図示外)、図柄始動口(図示外)、大
入賞口(図示外)の何れかに入賞した遊技球数と、何れ
の入賞口にも入賞できずに遊技領域の下端部に設けられ
ているアウト口(図示外)により回収された遊技球数と
を検出するために、遊技球の回収のための排出通路に設
けられているものである。本実施の形態では、排出球セ
ンサ84が営業開始から営業終了時刻までに検出する遊
技球の総数を稼働球数(動作情報)として用いる。
【0067】次に、図6を参照して、電話会社3に設置
される代金管理サーバ5の構造を説明する。図6は、代
金管理サーバ5の電気的構成のブロック図である。図6
に示すように、代金管理サーバ5には、代金管理サーバ
5の制御を司るCPU20が設けられ、CPU20に
は、各種のデータを一時的に記憶するRAM21と、B
IOS等を記憶したROM22と、データの受け渡しの
仲介を行うI/Oインターフェース23とが接続されて
いる。I/Oインターフェース23には、ハードディス
ク装置28が接続され、当該ハードディスク装置28に
は、動作情報収集サーバ4から受信した各パチンコ機8
の動作情報を記憶する動作情報記憶エリア280と、顧
客別課金情報記憶エリア281と、代金回収データ記憶
エリア282と、課金用テーブル記憶エリア283と、
パチンコ店2が銀行等金融機関と自動引落しの契約をし
ているか否かの情報等が記憶されたパチンコ店情報記憶
エリア284と、CPU20で実行されるプログラムを
記憶したプログラム記憶エリア285と、その他の情報
記憶エリア286とが設けられている。
【0068】また、I/Oインターフェース23には、
ビデオコントローラ24と、キーコントローラ25と、
CD−ROMドライブ26と、LANカード29とが接
続され、ビデオコントローラ24にはCRT30が接続
され、キーコントローラ25にはキーボード31が接続
され、LANカード29にはルータ32が接続され、イ
ンターネット6に接続可能となっている。
【0069】なお、CD−ROMドライブ26に挿入さ
れるCD−ROM27には、代金管理サーバ5の制御プ
ログラムが記憶されており、導入時には、制御プログラ
ムは、CD−ROM27から、ハードディスク装置28
にセットアップされてプログラム記憶エリア285に記
憶されるようになっている。
【0070】次に、図7を参照して、動作情報収集サー
バ4に設けられているハードディスク装置48の動作情
報記憶エリア480に記憶されている動作情報について
説明する。図7は、動作情報記憶エリア480に記憶さ
れている動作情報の模式図である。図7に示すように、
動作情報記憶エリア480には、台番号(パチンコ機毎
与えられた個別番号)に対応して1日の稼働球数が記憶
されている。図7に示す例では、101番台が4000
0球、102番台が25000球、103番台が100
00球、104番台が50000球、105番台が33
333球である。
【0071】次に、図8を参照して、代金管理サーバ5
に設けられているハードディスク装置28の動作情報記
憶エリア280に記憶されている動作情報について説明
する。図8は、動作情報記憶エリア280に記憶されて
いる動作情報の模式図である。図8に示すように、動作
情報記憶エリア280には、店名、台番号、当該台番号
に対応した1日の稼働球数が記憶されている。図8に示
す例では、Aホールの101番台が40000球、Aホ
ールの102番台が25000球、Aホールの103番
台が10000球、Aホールの104番台が50000
球、Aホールの105番台が33333球、Bホールの
70番台が23421球、Bホールの71番台が900
0球である。
【0072】次に、図9を参照して、代金管理サーバ5
に設けられているハードディスク装置28の顧客別課金
情報記憶エリア281に記憶されている動作情報につい
て説明する。図9は、顧客別課金情報記憶エリア281
に記憶されている顧客別課金情報の模式図である。図9
に示すように、顧客別課金情報記憶エリア281には、
店名と1日から31日まで毎日の店毎のレンタル代金と
1ヶ月の合計の金額が記憶されている。尚、各店の1日
のレンタル代金は、その店に遊技機製造会社1からレン
タルされた全パチンコ機8のその日のレンタル代金の合
計である。図9に示す例では、1日は、Aホールが10
000円、Bホールが20000円、Cホールが500
0円、Dホールが1500円、Eホールが3000円で
あり、2日は、Aホールが5000円、Bホールが10
000円、Cホールが10000円、Dホールが300
0円、Eホールが10000円であり、3日は、Aホー
ルが5000円、Bホールが5000円、Cホールが1
0000円、Dホールが2500円、Eホールが200
00円であり、4日は、各ホールが定休日であったの
で、A〜Eの全てのホールが0円であり、30日は、A
ホールが10000円、Bホールが20000円、Cホ
ールが10000円、Dホールが2000円、Eホール
が30000円であり、31日は、Aホールが5000
円、Bホールが10000円、Cホールが20000
円、Dホールが5000円、Eホールが50000円で
あり、1ヶ月の合計では、Aホールが200000円、
Bホールが550000円、Cホールが500000
円、Dホールが100000円、Eホールが40000
0円である。
【0073】次に、図10を参照して、代金管理サーバ
5に設けられているハードディスク装置28の代金回収
データ記憶エリア282に記憶されている代金回収デー
タについて説明する。図10は、代金回収データ記憶エ
リア282に記憶されている代金回収データの模式図で
ある。図10に示すように、代金回収データ記憶エリア
282には、店名とその月の代金回収データが記憶され
ている。この代金回収データは、図9に示す顧客別課金
情報記憶エリア281に記憶されている顧客別課金情報
から読み出されて記憶されたものである。図10に示す
例では、Aホールが200000円、Bホールが550
000円、Cホールが500000円、Dホールが10
0000円、Eホールが400000円である。この代
金回収データが電話料金と併せて請求されるパチンコ機
8のレンタル代金のデータとなる。
【0074】次に、図11を参照して、代金管理サーバ
5に設けられている課金用テーブル記憶エリア283に
記憶されている課金用テーブル283aについて説明す
る。図11は、課金用テーブル記憶エリア283に記憶
されている課金用テーブル283aの模式図である。図
11に示すように、課金用テーブル283aには、1日
当たりのパチンコ機8の稼働球数と、その稼働球数に基
づいて決定されるパチンコ機8の1日のレンタル代金が
記憶されている。例えば、1日の稼働球数が1000球
までは1台当たり50円とし、1001球以上5000
球までは1台当たり250円とし、5001球以上10
000球までは1台当たり500円とし、10001球
以上15000球までは1台当たり750円とし、15
001球以上20000球までは1台当たり1000円
とし、20001球以上25000球までは1台当たり
1250円とし、25001球以上30000球までは
1台当たり1500円とし、30001球以上4000
0球までは1台当たり2000円とし、40001球以
上は1台当たり2050円とする。
【0075】次に、上記のように構成された本実施の形
態の遊技機の貸与代金回収システムの動作について図1
2乃至図15を参照して説明する。図12は、動作情報
転送装置9がパチンコ機8の動作情報を収集する動作情
報収集処理のフローチャートであり、図13は、動作情
報転送装置9の動作情報の送信処理のフローチャートで
あり、図14は、動作情報収集サーバ4が行うポーリン
グ処理のフローチャートであり、図15は、代金管理サ
ーバ5が行う代金回収データ作成処理のフローチャート
である。
【0076】まず、図12を参照して、動作情報転送装
置9がパチンコ機8の動作情報を収集する動作情報収集
処理を説明する。動作情報転送装置9は、図5に示すタ
イマ回路97から得る時間データにより、予め設定され
ているパチンコ店の営業開始時刻であるかを確認し(S
1)、営業開始時刻でない場合には(S1:NO)、そ
の時刻になるまで繰り返し時刻確認(S1)を行い、設
定されているパチンコ店の営業開始時刻になったと判断
すると(S1:YES)、動作情報となるパチンコ機8
の遊技領域へ発射された遊技球数をカウントする稼働球
数カウンタKの値を「0」としてリセットする(S
2)。
【0077】次いで、排出球センサ84が排出球を感知
すると(S3:YES)、稼働球数カウンタKの値を
「K=K+1」として、「1」増加する(S4)。排出
球センサ84が排出球を感知していない場合には(S
3:NO)、S3へ戻り排出球センサ84からの信号を
読込む。S4の後、営業終了時刻になるまでは(S5:
NO)、排出球センサ84が排出球を感知する毎に(S
3:YES)、稼働球数カウンタKの値を「K=K+
1」として、「1」増加する(S4)。営業終了時刻に
なると(S5:YES)、稼働球数カウンタKの値を図
5に示すEEP−ROM96に記憶する(S6)。その
後、S1に戻る。
【0078】次に、図13に示すフローチャートに基づ
いて、動作情報転送装置9が行う動作情報の送信処理に
ついて説明する。動作情報転送装置9は、ポーリングコ
ントローラ7から電波による呼出し信号を受信し、その
信号に含まれるID情報が、自己のID情報であった場
合には、自分が呼出されているので(S11:YE
S)、次に、ポーリングコントローラ7から動作情報の
要求を受けているか否かを判断する(S12)。ポーリ
ングコントローラ7から動作情報の要求を受けていない
場合には(S12:NO)、S11に戻る。ポーリング
コントローラ7から動作情報の要求を受けた場合には
(S12:YES)、EEP−ROM96に記憶した1
日分の動作情報である稼働球数カウンタKの値にどのパ
チンコ機のものかを識別できるようにID情報を付した
ものを、ポーリングコントローラ7に向けてアンテナ9
4から送信する(S13)(「動作情報送信手段」に該
当)。その後、S11に戻る。
【0079】次に、動作情報収集サーバ4及びポーリン
グコントローラ7が行うポーリング処理について図14
を参照して説明する。このポーリング処理では、動作情
報収集サーバ4がポーリングコントローラ7を制御し
て、パチンコ店に設置されているパチンコ機8に各々設
けられている動作情報転送装置9を順次呼出して、1日
分の動作情報である稼働球数カウンタKの値を取り込む
ものである。
【0080】具体的には、動作情報収集サーバ4で、ま
ず、予め設定されている動作情報の収集時刻か否かを判
断する(S21)。予め設定されている動作情報の収集
時刻でない場合には(S21:NO)、その時刻になる
まで繰り返し時刻確認(S21)を行う。予め決められ
た動作情報収集の時刻となると(S21:YES)、呼
出しカウンタnを「n=1」とする(S22)。次い
で、呼出しカウンタnの値に対応したパチンコ機8の呼
出し処理を行う(S23)。この呼出し処理では、動作
情報収集サーバ4のポーリングコントローラ接続端子5
1に接続されているポーリングコントローラ7を用い
て、各パチンコ機8に接続されている動作情報転送装置
9に対して、動作情報転送装置9を個別に呼出す識別符
号であるID情報と動作情報要求命令とからなるデータ
信号を電波で送信する(S23)。
【0081】次いで、動作情報転送装置9から1日分の
動作情報である稼働球数カウンタKの値を受信したかを
確認し(S24)、受信していない場合には(S24:
NO)、S24に戻り、さらに動作情報の受信をしたか
の確認をする(S24)。動作情報を受信すると(S2
4:YES)、当該受信した1日分の動作情報である稼
働球数カウンタKの値を一緒に送られてきたID情報に
基づいて、台番号に対応させて、図3に示す動作情報収
集サーバ4のハードディスク装置48の動作情報記憶エ
リア480に記憶する(S25)。次いで、全てのパチ
ンコ機8からの動作情報の受信を終了したか否かを判断
する(S26)。この判断は、呼出しカウンタnの値
が、レンタル代金を払うべきパチンコ機8の総台数にな
ったか否かで判断する。全てのパチンコ機8からの動作
情報の受信を終了していない場合には(S26:N
O)、呼出しカウンタnの値を「n=n+1」として
「1」だけ増加し(S27)、S23に戻り、上記同様
にS23〜S26の処理を繰り返す。
【0082】全てのパチンコ機8からの動作情報の受信
を終了した場合には(S26:YES)、ハードディス
ク装置48の動作情報記憶エリア480に記憶している
全てのパチンコ機8の動作情報(1日分の動作情報であ
る稼働球数カウンタKの値)を店の識別情報及びパチン
コ機8の識別情報と共に代金管理サーバ5にインターネ
ット6を介して送信する(S28)(「動作情報収集サ
ーバ側動作情報送信手段」に該当)。このときに、動作
情報は、公開鍵等を用いて暗号化されて送信され、代金
管理サーバ5側で復号化されることになる。
【0083】次に、電話会社3に設置した代金管理サー
バ5が行う代金回収データ作成処理について図15を参
照して説明する。この代金回収データ作成処理では、代
金管理サーバ5が動作情報収集サーバ4から受信した動
作情報に基づいて、各パチンコ店毎のパチンコ機8のレ
ンタル代金を決定するものである。
【0084】具体的には、代金管理サーバ5が動作情報
収集サーバ4から動作情報を受信したかの確認をし(S
31)、受信していない場合には(S31:NO)、S
31へ戻り、引き続き受信の確認を行う。動作情報を受
信すると(S31:YES)、図6に示す代金管理サー
バ5のハードディスク装置28の動作情報記憶エリア2
80に記憶する(S32)。次いで、代金回収データ作
成処理が行われる(S33)。代金回収データ作成処理
は、具体的には、以下のように行われる。
【0085】まず、ハードディスク装置28の動作情報
記憶エリア280に記憶されている各パチンコ店の各台
の稼働球数に基づいて、図11に示すハードディスク装
置28の課金用テーブル記憶エリア283に記憶されて
いる課金用テーブル283aを参照して、店毎の一日の
レンタル代金を決定する。具体的には、その店の各台の
稼働球数が課金用テーブル283aで幾らに該当するか
を参照し、その店毎の各台の金額を合計して合計金額を
求めて、図9に示す、顧客別課金情報記憶エリア281
のその店の該当日の欄(記憶エリア)に記憶する。例え
ば、ある月1日のAホールのパチンコ機8のレンタル代
金が10000円だったら図9に示すように該当欄(記
憶エリア)に10000円と記憶する。また、ある月3
1日のEホールのパチンコ機8のレンタル代金が500
00円だったら図9に示すように該当欄(記憶エリア)
に50000円と記憶する。
【0086】次いで、1ヶ月分が完了したか否かを判断
する(S34)。1ヶ月分が完了していないときには
(S34:NO)、処理を終了する。1ヶ月分が完了し
た場合には(S34:YES)、図10に示すハードデ
ィスク装置28の代金回収データ記憶エリア282に店
毎の代金回収データを一旦記憶して、そのデータを代金
管理サーバ5から電話料金請求書作成用コンピュータ
(図示外)に出力し(S35)、さらに、パチンコ店情
報記憶エリア284を確認し、銀行等金融機関と自動引
落しをしているパチンコ店については金融機関用データ
を、クレジットカード会社とレンタル代金をクレジット
カード利用代金として支払をする契約を結んでいる店に
ついては、クレジットカード会社用データを、電話料金
請求書作成用コンピュータ(図示外)に出力する(S3
6)。なお、代金回収データ及び自動引落し用データ
は、CD−RやFD等の記憶媒体に出力して、それを電
話料金請求書作成用コンピュータに読み込ませるように
しても良い。その後、電話会社3は、電話料金請求書作
成用コンピュータを用いて、パチンコ店に対して電話料
金の請求に併せて、1ヶ月分のパチンコ機8のレンタル
代金を請求する請求書を発行する。
【0087】したがって、上記の実施の形態の遊技機の
貸与代金回収システムでは、図16に示す遊技機の貸与
代金回収システムの概念図にあるように、遊技機製造会
社1とパチンコ店2と電話会社3とは、パチンコ機8の
レンタル代金の回収代行契約を結ぶ。遊技機製造会社1
からパチンコ店2へは、パチンコ機8がレンタルされ、
電話会社3へは、課金用テーブル283aのデータが送
られる。また、パチンコ店2から電話会社3へは、パチ
ンコ機8の動作情報が渡される。電話会社3では、代金
管理サーバ5を用いて、上記のようにパチンコ機8のレ
ンタル代金を1ヶ月毎に求めて、パチンコ店2に対し
て、電話料金の請求に併せてパチンコ機8のレンタル代
金を請求する。パチンコ店2からは、代金が電話会社3
に支払われ、電話会社3からはパチンコ店2からの収納
額から手数料及び電話料金を引いたものが遊技機製造会
社1に振り込まれる。パチンコ店2から電話会社3への
支払いは、振込又は集金人による集金にて行われるが、
パチンコ店2が銀行等金融機関と自動引落しの契約を結
んでいる場合には、パチンコ店2の預金口座から自動引
落しにより行われる。また、このときに予めパチンコ店
2から遊技機製造会社1へはレンタル代金の回収代行の
依頼をして貰っておく。
【0088】以上説明したように、本実施の形態の遊技
機の貸与代金回収システムでは、パチンコ店2に設置し
たパチンコ機8に接続した動作情報転送装置9に対し
て、ポーリングコントローラ7が順次、ポーリングを行
って、各パチンコ機8の動作情報である稼働球数カウン
タKの値を受信して動作情報収集サーバ4に記憶するこ
とができる。そして、その動作情報をインターネット6
を介して電話会社3に設けた代金管理サーバ5に送信し
て、代金管理サーバ5では、通信代金の一種である電話
料金と併せて請求するための代金回収データを作成する
ことができる。その後、電話会社3は、パチンコ店2に
対して通信代金の一種である電話料金の請求に併せて、
1ヶ月分のパチンコ機8のレンタル代金を請求すること
ができ、パチンコ機8のレンタル代金は、通信代金の一
種である電話料金と併せて確実に電話会社3が回収し
て、遊技機製造会社1に振り込むことが可能となる。
【0089】したがって、パチンコ機8のレンタル代金
は、月々のパチンコ機8の稼働状況により決定されるた
め、パチンコ店2は新しいパチンコ機を導入する際に、
多大な初期投資を負担しなくてよい。さらに、導入後
も、当該パチンコ機の人気がなく、稼働率が悪い場合に
は高いレンタル代金を支払う必要がない。また、電話料
金と併せて請求、回収されるため、遊技機製造会社1に
おいては、独自で請求書を発行したり、代金の回収をす
るための集金人を雇い入れたり、振込による入金の確認
をしたり、支払いがされない場合に再請求をしたりする
必要がなく、パチンコ店2においても、2つの支払いが
1回で行えるため、支払いの手間や請求書の管理の手間
を省くことができる。そして、パチンコ店2は請求代金
を支払わないと電話の使用が止められるために、請求代
金の支払いを滞らせないように心がけると思われ、パチ
ンコ機8のレンタル代金は、その単独での請求に比べて
より確実に回収されることになる。また、レンタルとい
う形態をとることにより、パチンコ機8は遊技機製造会
社1へ回収されるため、遊技機製造会社1はリサイクル
活用することができ、不法投棄を防ぐことができる。
【0090】尚、上記実施の形態では、所定の動作を行
う装置としてパチンコ機を扱ったが、本発明はパチンコ
機に限られず、パチコン機、パチスロ機等の各種の遊技
機に適用可能であり、さらには、遊技機に限らず、所定
の動作を行って製品を製造する工作機械、所定の動作を
行って商品を販売する自動販売機、所定の動作を行って
サービスを提供するサービス提供装置にも適用可能であ
る。
【0091】また、上記実施の形態では、代金決定に関
与する所定の動作を行う装置の動作に関する数量である
動作情報として、パチンコ機8の遊技領域に1日に発射
された遊技球数である稼働球数を用いた。しかし、動作
情報は必ずしも稼働球数に限られず、例えば、1日の営
業時間中に、貸出球数、図柄始動回数、稼働時間等の遊
技機が出力する各種遊技情報や、遊技媒体計数機や遊技
媒体貸出機等の遊技場内の遊技機以外の装置から発生す
る各種情報などを用いてもよい。また、所定の動作を行
う装置がパチンコ機でない場合には、製造製品数、販売
商品数、稼働時間、サービス提供回数、サービス提供時
間など、各々の装置の動作に関する数量を用いればよ
い。
【0092】さらに、上記実施の形態では、パチンコ機
8の代金の決定に関与する動作情報は、パチンコ機8の
動作情報転送装置9で自動収集され、次いで、動作情報
収集サーバ4からのポーリングにより各遊技店の動作情
報が動作情報収集サーバ4へ収集されたが、物品や情報
やサービスの代金の決定に関与する利用情報を利用情報
収集サーバへ収集する場合には、物品や情報やサービス
の提供方法が様々な形態であるため、様々な収集方法が
考えられる。ここで、物品や情報やサービスについて考
えると、物品は本や食品等の商品が考えられ、情報は天
気予報、交通機関時刻表、店舗の営業案内、音楽、画
像、ある装置を稼働させるためのプログラムやソフトウ
ェアなどの種々の情報が考えられ、サービスは美容院で
の髪のカットや宿泊施設での宿泊やインターネットや情
報配信端末や無線通信端末を利用した情報の提供や写真
の現像などが考えられる。物品や情報やサービスがイン
ターネット等のネットワークを介して提供される場合に
は、提供時に提供側コンピュータにて自動的に利用情報
を収集し、利用情報収集サーバへ送信してもよい。ま
た、物品や情報やサービスが装置を介して提供される場
合には、装置にて自動的に利用情報を収集し、利用情報
収集サーバへ送信してもよい。また、物品や情報やサー
ビスが装置を介さず、人の手のみで提供される場合に
は、レジスタやPOS(Point of Sale)
端末や専用端末などの利用情報記憶装置を設置し、物品
や情報やサービスを提供した場合に、担当者がキーボー
ド、バーコードリーダ、タッチパネル画面、入力ボタン
などから利用情報を利用情報記憶装置に入力して、記憶
し、利用情報収集サーバへ送信するようにしてもよい。
これらの場合に、利用情報収集サーバへの利用情報の送
信は、利用情報収集サーバからのポーリングに応じて行
ってもよい。また、物品や情報やサービスが装置を介さ
ず、人の手のみで提供される場合には、通信にて利用情
報を利用情報収集サーバへ入力する方法ではなく、利用
情報記憶装置に記憶された利用情報をフレキシブルディ
スクや磁気テープ等の記憶媒体に記憶したり、紙に印字
したり、手書きで利用情報を記入したものを郵送にて利
用情報収集サーバ設置場所に送付し、利用情報収集サー
バに入力してもよい。
【0093】また、上記実施の形態の代金回収システム
では、代金としてレンタル代金を扱ったが、これはレン
タル代金に限らず、リース代金や販売代金であってもよ
い。、レンタルやリースのように貸与形態をとる場合、
契約期間終了後の貸与物件は貸与者の所有となり回収さ
れるが、被貸与者が希望する場合には被貸与者の所有と
してもよい。
【0094】また、上記実施の形態の代金回収システム
では、代金は1日から月末までを1ヶ月分としてまとめ
て請求されているが、必ずしも1日から月末までを1ヶ
月分とする必要はない。また、所定の動作を行う装置の
納入日が月の途中の日の場合には、その日から月末分ま
でを上記のように動作情報に応じて、日割りで請求する
ようにしても良い。さらに、代金の全額を上記の実施の
形態の代金回収システムを用いて回収せずに、例えば、
レンタル開始時にパチンコ機8の代金の半額又は原価相
当金額を受領しておき、残りを上記の実施の形態の代金
回収システムを用いて回収するようにしても良い。ま
た、上記実施の形態の代金回収システムでは、通信代金
として電話料金を挙げているが、通信代金は電話料金に
限られず、携帯電話やPHS端末等の通信端末機器を利
用した無線通信網の使用代金、インターネット接続代
金、専用回線の使用代金などでも良い。
【0095】また、動作情報収集サーバ4にて、動作情
報転送装置9から送信された動作情報は、ハードディス
ク装置48の動作情報記憶エリア480に記憶されてい
るが、これはRAM41に一時的に記憶するだけにして
も良い。さらに、代金管理サーバ5にて、動作情報収集
サーバ4から送信された動作情報はハードディスク装置
28の動作情報記憶エリア280に記憶されているが、
これはRAM21に一時的に記憶するだけにしてもよ
い。
【0096】さらに、ポーリングコントローラ7と動作
情報転送装置9との間の通信は、電波に限られず赤外線
等や有線を用いても良い。また、動作情報収集サーバ4
から代金管理サーバ5への通信は、インターネット6を
用いずに、専用回線等を用いて直接接続するようにして
も良い。
【0097】さらに、上記の実施の形態の代金回収シス
テムでは、図11に示す課金用テーブル283aを用い
て、全ての稼働球数に対して、課金を行うようにしてい
るが、閾値以下であれば課金を行わないようにしても良
い。例えば、図17に示すように、15000球までは
課金しない課金用テーブル283bを用いても良い。こ
の課金用テーブル283bには、1日当たりのパチンコ
機8の稼働球数と、その稼働球数に基づいて決定される
パチンコ機8の1日のレンタル代金が記憶されている。
例えば、1日の稼働球数が15000球までは1台当た
り0円として課金せず、15001球以上20000球
までは1台当たり1000円とし、20001球以上2
5000球までは1台当たり1250円とし、2500
1球以上30000球までは1台当たり1500円と
し、30001球以上40000球までは1台当たり2
000円とし、40001球以上は1台当たり2050
円とする。
【0098】また、全てのパチンコ店2が同じ課金用テ
ーブルを用いる必要はなく、パチンコ店2毎に異なる課
金用テーブルを用いてもよく、パチンコ店2に複数の種
類のパチンコ機が設置されている場合には、パチンコ機
8の種類毎に異なる課金用テーブルを用いてもよい。さ
らに、パチンコ機8の設置時期により異なる課金用テー
ブルを使用してもよい。例えば、当該パチンコ機8の発
売開始から3ヶ月経過後に設置した場合には、発売開始
当初の課金よりも安い課金用テーブルを使用する。ま
た、パチンコ機8の設置期間経過により課金用テーブル
を変更してもよい。例えば、パチンコ機8を設置して6
ヶ月経過後は課金用テーブルを安いものに変更する。
【0099】また、上記実施の形態の代金回収システム
では、代金管理サーバ5にて各パチンコ店2から動作情
報を収集し、代金管理サーバ5が記憶している課金用テ
ーブル283aを用いて代金を算出しているが、これ
は、動作情報収集サーバ4にて課金用テーブルを記憶し
て代金を算出したり、動作情報転送装置9にてパチンコ
機8毎に課金用テーブルを記憶して代金を算出したり
し、代金情報を代金管理サーバ5へ送信するようにして
もよい。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明の代金回収システムでは、利用情報収集サーバの利用
情報収集サーバ側利用情報入力手段は、利用情報を入力
し、利用情報収集サーバ側利用情報記憶手段は、利用情
報収集サーバ側利用情報入力手段により入力された利用
情報を少なくとも一時的に記憶し、利用情報収集サーバ
側利用情報送信手段は、利用情報収集サーバ側利用情報
記憶手段に記憶された利用情報をネットワークを介し
て、代金管理サーバに送信することができる。また、代
金管理サーバの代金管理サーバ側利用情報受信手段は、
利用情報収集サーバ側利用情報送信手段から送信された
利用情報を受信し、代金管理サーバ側利用情報記憶手段
は、代金管理サーバ側利用情報受信手段が受信した利用
情報を少なくとも一時的に記憶し、代金回収データ作成
手段は、代金管理サーバ側利用情報記憶手段に記憶され
た利用情報に基づいて、物品や情報やサービスの代金を
決定し、代金回収データを作成することができる。尚、
代金回収データ作成手段では、利用情報に対応させて物
品や情報やサービスの代金を決定することもできる。し
たがって、物品や情報やサービスの代金を、その利用状
況に応じて請求することができるため、利用者はその物
品や情報やサービスの利用量に応じて代金を支払う。利
用者側では、利用状況の少ない物品や情報やサービスに
対して高い代金を支払うリスクを回避できる。
【0101】また、請求項2に係る発明の代金回収シス
テムでは、請求項1に記載の発明の効果に加えて、利用
情報収集サーバは、物品や情報やサービスが提供された
場合に、利用情報が少なくとも一時的に記憶される装置
から利用情報を受信することができる。したがって、利
用情報収集サーバは遠隔地にて物品や情報やサービスが
提供された場合の利用情報を収集する際に、郵送や口頭
に依らず、短時間で効率的に正確に収集することができ
る。
【0102】また、請求項3に係る発明の代金回収シス
テムでは、所定の動作を行う装置に接続された動作情報
送信手段は、動作情報を動作情報収集サーバに送信し、
動作情報収集サーバの動作情報収集サーバ側動作情報受
信手段は、動作情報送信手段から送信された動作情報を
受信し、動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段は、動
作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情
報を少なくとも一時的に記憶し、動作情報収集サーバ側
動作情報送信手段は、動作情報収集サーバ側動作情報記
憶手段に記憶された動作情報をネットワークを介して、
代金管理サーバに送信することができる。また、代金管
理サーバの代金管理サーバ側動作情報受信手段は、動作
情報収集サーバ側動作情報送信手段から送信された動作
情報を受信し、代金管理サーバ側動作情報記憶手段は、
代金管理サーバ側動作情報受信手段が受信した動作情報
を少なくとも一時的に記憶し、代金回収データ作成手段
は、代金管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された動
作情報に基づいて、所定の動作を行う装置の代金を決定
し、代金回収データを作成することができる。尚、代金
回収データ作成手段では、動作情報に対応させて代金を
決定することもできる。したがって、所定の動作を行う
装置の動作状況に応じて請求することができるため、代
金支払者は装置の動作状況に応じて支払いをすればよ
い。代金受取者側では、動作頻度の高い装置からは高い
代金を得ることができ、代金支払者側では、動作頻度の
低い装置に高い代金を支払うリスクを回避できる。
【0103】また、請求項4に係る発明の代金回収シス
テムでは、請求項2又は3に記載の発明の効果に加え
て、利用情報収集サーバ又は動作情報収集サーバのポー
リング手段は、利用情報が少なくとも一時的に記憶され
る装置又は所定の動作を行う装置に対して呼出しを行
い、動作情報又は利用情報の送信を要求することができ
る。したがって、所定の動作を行う装置の動作情報を手
間をかけずに自動で収集することができる。
【0104】また、請求項5に係る発明の代金回収シス
テムでは、請求項3又は4に記載の発明の効果に加え
て、動作情報は、所定の動作を行う装置の所定期間内の
所定の動作の反復回数、所定の動作を行う装置が所定期
間内に動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つを
用いることができる。
【0105】また、請求項6に係る発明の代金回収シス
テムでは、請求項1乃至5の何れかに記載の発明の効果
に加えて、代金回収データ作成手段は、利用情報又は動
作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計し
て、所定期間毎の代金を決定することができる。尚、利
用情報又は動作情報に対応させて代金を決定することも
できる。
【0106】また、請求項7に係る発明の代金回収シス
テムでは、請求項6に記載の発明の効果に加えて、代金
回収データ作成手段は、利用情報又は動作情報に基づい
て決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎の
代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支払
者毎の代金を決定することができる。尚、利用情報又は
動作情報に対応させて代金を決定することもできる。
【0107】また、請求項8に係る発明の代金回収シス
テムでは、請求項7に記載の発明の効果に加えて、通信
代金請求処理手段は、代金回収データ作成手段が作成し
た所定期間毎の代金支払者毎の代金を通信代金と併せて
請求することができる。したがって、物品や情報やサー
ビスや所定の動作を行う装置の代金が通信代金と併せて
請求されることにより、代金受取者は独自で請求書を発
行する必要がなくなり、かつ、代金の回収をするために
集金人を雇い入れたり、入金の確認をしたり、支払いが
されない場合に再請求をしたりする必要がなくなる。ま
た、代金支払者においても、2つの支払いが1回で行え
るため、支払いを振込で行う場合の振込の手間や請求書
の管理の手間を省くことができる。さらに、通信代金の
支払いを滞ると、携帯電話やPHS端末、インターネッ
ト、専用回線などの通信サービスを利用することができ
なくなるため、物品や情報やサービスや所定の動作を行
う装置の代金単独での請求回収よりも確実なものとな
る。
【0108】また、請求項9に係る発明の代金回収シス
テムでは、請求項8に記載の発明の効果に加えて、通信
代金請求処理手段は、代金支払者に、銀行等金融機関と
自動引落しの契約がある場合には自動引落しデータを作
成し、また、クレジットカード会社と代金についてクレ
ジットカード利用代金として支払いをする契約がある場
合にはクレジット支払データを作成することができる。
したがって、代金支払者が銀行等金融機関との自動引落
しの契約をしたり、クレジットカード会社とクレジット
利用代金と併せて請求する契約をしたりすれば、自動的
に請求代金が回収されるため、集金人が請求代金の集金
に代金支払者を訪れたり、代金支払者が払込みをしたり
する手間が省け、容易に代金が回収できる。また、代金
支払者の自動引落し契約口座に預金残高がある場合に
は、確実に代金が回収できる。
【0109】また、請求項10に係る発明の代金回収シ
ステムでは、請求項8又は9に記載の発明の効果に加え
て、通信代金は電話料金を用いることができる。代金支
払者は、電話料金の支払いを滞ると電話を使用すること
ができなくなる。代金支払者において、電話の使用がで
きなくなるということは大変不便であり、代金支払者
は、電話を使用するために、電話料金の支払いを滞らせ
ることのないように心がけていると思われる。したがっ
て、物品や情報やサービスや所定の動作を行う装置の代
金の回収は、電話料金と併せて請求されることにより、
物品や情報やサービスや所定の動作を行う装置の代金単
独での請求回収よりも確実なものとなる。
【0110】また、請求項11に係る発明の代金回収シ
ステムでは、請求項1乃至10の何れかに記載の発明の
効果に加えて、代金回収データ作成手段は、利用情報、
動作情報、代金回収データの内少なくとも1つが所定の
閾値以下の場合には、代金の課金を行わないようにでき
る。
【0111】また、請求項12に係る発明の代金回収シ
ステムでは、請求項3乃至11の何れかに記載の発明の
効果に加えて、所定の動作を行う装置は遊技機を用いる
ことができる。
【0112】また、請求項13に係る発明の代金回収シ
ステムでは、請求項3乃至12の何れかに記載の発明の
効果に加えて、動作情報は所定期間内に利用された遊技
機の遊技媒体の数を用いることができる。
【0113】また、請求項14に係る発明の代金回収シ
ステムでは、請求項1乃至13の何れかに記載の発明の
効果に加えて、代金は、物品や情報やサービス又は所定
の動作を行う装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金を
用いることができる。
【0114】また、請求項15に係る発明の代金回収シ
ステムでは、請求項1乃至14の何れかに記載の発明の
効果に加えて、代金回収データ作成手段にて、利用情報
に基づいて物品や情報やサービスの代金を決定する際
や、動作情報に基づいて所定の動作を行う装置の代金を
決定する際に使用する課金用データテーブルは、物品や
情報やサービスや装置の種類、物品や情報やサービスの
提供時期、装置設置時期、物品や情報やサービスの提供
期間、装置設置期間及び代金支払者により異なるように
することができる。
【0115】また、請求項16に係る発明の代金管理サ
ーバでは、代金管理サーバ側利用情報受信手段は、利用
情報収集サーバから送信された利用情報を受信し、代金
管理サーバ側利用情報記憶手段は、代金管理サーバ側利
用情報受信手段が受信した利用情報を少なくとも一時的
に記憶し、代金回収データ作成手段は、代金管理サーバ
側利用情報記憶手段に記憶された利用情報に基づいて、
物品や情報やサービスの代金を決定し、代金回収データ
を作成する代金回収データを作成することができる。
尚、代金回収データ作成手段では、利用情報に対応させ
て物品や情報やサービスの代金を決定することもでき
る。
【0116】また、請求項17に係る発明の代金管理サ
ーバでは、代金管理サーバ側動作情報受信手段は、動作
情報収集サーバから送信された動作情報を受信し、代金
管理サーバ側動作情報記憶手段は、代金管理サーバ側動
作情報受信手段が受信した動作情報を少なくとも一時的
に記憶し、代金回収データ作成手段は、代金管理サーバ
側動作情報記憶手段に記憶された動作情報に基づいて、
所定の動作を行う装置の代金を決定し、代金回収データ
を作成することができる。尚、代金回収データ作成手段
では、動作情報に対応させて所定の動作を行う装置の代
金を決定することもできる。
【0117】また、請求項18に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項17に記載の発明の効果に加えて、動
作情報は、所定の動作を行う装置の所定期間内の所定の
動作の反復回数、所定の動作を行う装置が所定期間内に
動作した動作量及び動作時間の少なくとも一つを用いる
ことができる。
【0118】また、請求項19に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項16乃至18の何れかに記載の発明の
効果に加えて、代金回収データ作成手段は、利用情報又
は動作情報に基づいて決定した代金を所定期間毎に集計
して、所定期間毎の代金を決定することができる。尚、
利用情報又は動作情報に対応させて代金を決定すること
もできる。
【0119】また、請求項20に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項19に記載の発明の効果に加えて、代
金回収データ作成手段は、利用情報又は動作情報に基づ
いて決定した代金を所定期間毎に集計して、所定期間毎
の代金を代金支払者毎に集計して、所定期間毎の代金支
払者毎の代金を決定することができる。尚、利用情報又
は動作情報に対応して代金を決定することもできる。
【0120】また、請求項21に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項20に記載の発明の効果に加えて、通
信代金請求処理手段は、代金回収データ作成手段が作成
した所定期間毎の代金支払者毎の代金を通信代金と併せ
て請求することができる。
【0121】また、請求項22に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項21に記載の発明の効果に加えて、通
信代金は電話料金を用いることができる。
【0122】また、請求項23に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項16乃至22の何れかに記載の発明の
効果に加えて、代金回収データ作成手段は、利用情報、
動作情報、代金回収データの内少なくとも1つが所定の
閾値以下の場合には、代金の課金を行わないようにする
ことができる。
【0123】また、請求項24に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項17乃至23の何れかに記載の発明の
効果に加えて、所定の動作を行う装置は遊技機を用いる
ことができる。
【0124】また、請求項25に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項17乃至24の何れかに記載の発明の
効果に加えて、動作情報は所定期間内に利用された遊技
機の遊技媒体の数を用いることができる。
【0125】また、請求項26に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項16乃至25の何れかに記載の発明の
効果に加えて、代金は、物品や情報やサービス又は所定
の動作を行う装置の貸与を受けた者が支払う貸与代金を
用いることができる。
【0126】また、請求項27に係る発明の代金管理サ
ーバでは、請求項16乃至26の何れかに記載の発明の
効果に加えて、代金回収データ作成手段にて、利用情報
に基づいて物品や情報やサービスの代金を決定する際
や、動作情報に基づいて所定の動作を行う装置の代金を
決定する際に使用する課金用データテーブルは、物品や
情報やサービスや装置の種類、物品や情報やサービスの
提供時期、装置設置時期、物品や情報やサービスの提供
期間、装置設置期間及び代金支払者により異なるように
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態である遊技機の
貸与代金回収システムのビジネスモデルの概念図であ
る。
【図2】図2は、遊技機の貸与代金回収システムを構成
する機器の構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、動作情報収集サーバ4の電気的構成の
ブロック図である。
【図4】図4は、ポーリングコントローラ7のブロック
図である。
【図5】図5は、動作情報転送装置9のブロック図であ
る。
【図6】図6は、代金管理サーバ5の電気的構成のブロ
ック図である。
【図7】図7は、動作情報記憶エリア480に記憶され
ている動作情報の模式図である。
【図8】図8は、動作情報記憶エリア280に記憶され
ている動作情報の模式図である。
【図9】図9は、顧客別課金情報記憶エリア281に記
憶されている顧客別課金情報の模式図である。
【図10】図10は、代金回収データ記憶エリア282
に記憶されている代金回収データの模式図である。
【図11】図11は、課金用テーブル記憶エリア283
に記憶されている課金用テーブル283aの模式図であ
る。
【図12】図12は、動作情報転送装置9がパチンコ機
8の動作情報を収集する動作情報収集処理のフローチャ
ートである。
【図13】図13は、動作情報転送装置9の動作情報の
送信処理のフローチャートである。
【図14】図14は、動作情報収集サーバ4が行うポー
リング処理のフローチャートである。
【図15】図15は、代金管理サーバ5が行う代金回収
データ作成処理のフローチャートである。
【図16】図16は、遊技機の貸与代金回収システムの
概念図である。
【図17】図17は、課金用テーブル記憶エリア283
に記憶されている課金用テーブル283bの模式図であ
る。
【図18】図18は、従来の代金の請求システムを示す
図である。
【符号の説明】
1 遊技機製造会社 2 パチンコ店 3 電話会社 4 動作情報収集サーバ 5 代金管理サーバ 6 インターネット 7 ポーリングコントローラ 8 パチンコ機 9 動作情報転送装置 20 CPU 21 RAM 23 I/Oインターフェース 28 ハードディスク装置 29 LANカード 32 ルータ 40 CPU 41 RAM 43 I/Oインターフェース 48 ハードディスク装置 49 LANカード 82 賞品球センサ 83 貸出球センサ 84 排出球センサ 280 動作情報記憶エリア 281 顧客別課金情報記憶エリア 282 代金回収データ記憶エリア 283 課金用テーブル記憶エリア 284 パチンコ店情報記憶エリア 480 動作情報記憶エリア

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品や情報やサービスの利用量に関する
    利用情報を収集する利用情報収集サーバと、前記物品や
    情報やサービスの代金回収データを作成する代金管理サ
    ーバとをネットワークを介して接続した代金回収システ
    ムであって、 前記利用情報収集サーバは、 前記利用情報を入力する利用情報収集サーバ側利用情報
    入力手段と、 前記利用情報収集サーバ側利用情報入力手段により入力
    された利用情報を少なくとも一時的に記憶する利用情報
    収集サーバ側利用情報記憶手段と、 当該利用情報収集サーバ側利用情報記憶手段に記憶され
    た前記利用情報を前記ネットワークを介して、前記代金
    管理サーバに送信する利用情報収集サーバ側利用情報送
    信手段とを備え、 前記代金管理サーバは、 前記利用情報収集サーバ側利用情報送信手段から送信さ
    れた前記利用情報を受信する代金管理サーバ側利用情報
    受信手段と、 当該代金管理サーバ側利用情報受信手段が受信した前記
    利用情報を少なくとも一時的に記憶する代金管理サーバ
    側利用情報記憶手段と、 当該代金管理サーバ側利用情報記憶手段に記憶された前
    記利用情報に基づいて、物品や情報やサービスの代金を
    決定し、代金回収データを作成する代金回収データ作成
    手段とを備えたことを特徴とする代金回収システム。
  2. 【請求項2】 前記利用情報収集サーバは、前記物品や
    情報やサービスが提供された場合に前記利用情報が少な
    くとも一時的に記憶される装置から、前記利用情報を受
    信することを特徴とする請求項1に記載の代金回収シス
    テム。
  3. 【請求項3】 所定の動作を行う装置の動作状態に関す
    る動作情報を収集する動作情報収集サーバと、前記所定
    の動作を行う装置の代金回収データを作成する代金管理
    サーバとをネットワークを介して接続した代金回収シス
    テムであって、 前記所定の動作を行う装置には、当該動作情報を前記動
    作情報収集サーバに送信するための動作情報送信手段が
    接続され、 前記動作情報収集サーバは、 前記動作情報送信手段から送信された前記動作情報を受
    信する動作情報収集サーバ側動作情報受信手段と、 当該動作情報収集サーバ側動作情報受信手段が受信した
    前記動作情報を少なくとも一時的に記憶する動作情報収
    集サーバ側動作情報記憶手段と、 当該動作情報収集サーバ側動作情報記憶手段に記憶され
    た前記動作情報を前記ネットワークを介して、前記代金
    管理サーバに送信する動作情報収集サーバ側動作情報送
    信手段とを備え、 前記代金管理サーバは、 前記動作情報収集サーバ側動作情報送信手段から送信さ
    れた前記動作情報を受信する代金管理サーバ側動作情報
    受信手段と、 当該代金管理サーバ側動作情報受信手段が受信した前記
    動作情報を少なくとも一時的に記憶する代金管理サーバ
    側動作情報記憶手段と、 当該代金管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前
    記動作情報に基づいて、所定の動作を行う装置の代金を
    決定し、代金回収データを作成する代金回収データ作成
    手段とを備えたことを特徴とする代金回収システム。
  4. 【請求項4】 前記利用情報収集サーバ又は前記動作情
    報収集サーバには、前記利用情報が少なくとも一時的に
    記憶される装置又は所定の動作を行う装置に対して呼出
    しを行い、前記動作情報又は前記利用情報の送信を要求
    するポーリング手段が設けられていることを特徴とする
    請求項2又は3に記載の代金回収システム。
  5. 【請求項5】 前記動作情報は、所定の動作を行う装置
    の所定期間内の所定の動作の反復回数、所定の動作を行
    う装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の少
    なくとも一つであることを特徴とする請求項3又は4に
    記載の代金回収システム。
  6. 【請求項6】 前記代金回収データ作成手段は、前記利
    用情報又は前記動作情報に基づいて決定した代金を所定
    期間毎に集計して、所定期間毎の代金を決定することを
    特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の代金回収シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記代金回収データ作成手段は、前記利
    用情報又は前記動作情報に基づいて決定した代金を所定
    期間毎に集計して、所定期間毎の代金を代金支払者毎に
    集計して、所定期間毎の代金支払者毎の代金を決定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の代金回収システム。
  8. 【請求項8】 前記代金回収データ作成手段が作成した
    所定期間毎の代金支払者毎の代金を通信代金と併せて請
    求する通信代金請求処理手段を備えたことを特徴とする
    請求項7に記載の代金回収システム。
  9. 【請求項9】 前記通信代金請求処理手段は、代金支払
    者に、銀行等金融機関と自動引落しの契約がある場合に
    は自動引落しデータを作成し、また、クレジットカード
    会社と当該代金についてクレジットカード利用代金とし
    て支払いをする契約がある場合にはクレジット支払デー
    タを作成することを特徴とする請求項8に記載の代金回
    収システム。
  10. 【請求項10】 前記通信代金は電話料金であることを
    特徴とする請求項8又は9に記載の代金回収システム。
  11. 【請求項11】 前記代金回収データ作成手段は、前記
    利用情報、前記動作情報、前記代金回収データの内少な
    くとも1つが所定の閾値以下の場合には、前記代金の課
    金を行わないことを特徴とする請求項1乃至10の何れ
    かに記載の代金回収システム。
  12. 【請求項12】 前記所定の動作を行う装置は、遊技機
    であることを特徴とする請求項3乃至11の何れかに記
    載の代金回収システム。
  13. 【請求項13】 前記動作情報は、所定期間内に利用さ
    れた遊技機の遊技媒体の数であることを特徴とする請求
    項3乃至12の何れかに記載の代金回収システム。
  14. 【請求項14】 前記代金は、前記物品や情報やサービ
    ス又は前記所定の動作を行う装置の貸与を受けた者が支
    払う貸与代金であることを特徴とする請求項1乃至13
    の何れかに記載の代金回収システム。
  15. 【請求項15】 前記代金回収データ作成手段にて、前
    記利用情報に基づいて前記物品や情報やサービスの代金
    を決定する際や、前記動作情報に基づいて前記所定の動
    作を行う装置の代金を決定する際に使用する課金用デー
    タテーブルは、前記物品や情報やサービスや装置の種
    類、前記物品や情報やサービスの提供時期、前記装置設
    置時期、前記物品や情報やサービスの提供期間、前記装
    置設置期間及び代金支払者により異なることを特徴とす
    る請求項1乃至14の何れかに記載の代金回収システ
    ム。
  16. 【請求項16】 物品や情報やサービスの利用量に関す
    る利用情報を収集する利用情報収集サーバとネットワー
    クを介して接続され、前記物品や情報やサービスの代金
    回収データを作成する代金管理サーバであって、 前記利用情報収集サーバから送信された前記利用情報を
    受信する代金管理サーバ側利用情報受信手段と、 当該代金管理サーバ側利用情報受信手段が受信した前記
    利用情報を少なくとも一時的に記憶する代金管理サーバ
    側利用情報記憶手段と、 当該代金管理サーバ側利用情報記憶手段に記憶された前
    記利用情報に基づいて、前記物品や情報やサービスの代
    金を決定し、代金回収データを作成する代金回収データ
    を作成する代金回収データ作成手段とを備えたことを特
    徴とする代金管理サーバ。
  17. 【請求項17】 所定の動作を行う装置の動作状態に関
    する動作情報を収集する動作情報収集サーバとネットワ
    ークを介して接続され、前記所定の動作を行う装置の代
    金回収データを作成する代金管理サーバであって、 前記動作情報収集サーバから送信された前記動作情報を
    受信する代金管理サーバ側動作情報受信手段と、 当該代金管理サーバ側動作情報受信手段が受信した前記
    動作情報を少なくとも一時的に記憶する代金管理サーバ
    側動作情報記憶手段と、 当該代金管理サーバ側動作情報記憶手段に記憶された前
    記動作情報に基づいて、所定の動作を行う装置の代金を
    決定し、代金回収データを作成する代金回収データ作成
    手段とを備えたことを特徴とする代金管理サーバ。
  18. 【請求項18】 前記動作情報は、所定の動作を行う装
    置の所定期間内の所定の動作の反復回数、所定の動作を
    行う装置が所定期間内に動作した動作量及び動作時間の
    少なくとも一つであることを特徴とする請求項17に記
    載の代金管理サーバ。
  19. 【請求項19】 前記代金回収データ作成手段は、前記
    利用情報又は前記動作情報に基づいて決定した代金を所
    定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を決定すること
    を特徴とする請求項16乃至18の何れかに記載の代金
    管理サーバ。
  20. 【請求項20】 前記代金回収データ作成手段は、前記
    利用情報又は前記動作情報に基づいて決定した代金を所
    定期間毎に集計して、所定期間毎の代金を代金支払者毎
    に集計して、所定期間毎の代金支払者毎の代金を決定す
    ることを特徴とする請求項19に記載の代金管理サー
    バ。
  21. 【請求項21】 前記代金回収データ作成手段が作成し
    た所定期間毎の代金支払者毎の代金を通信代金と併せて
    請求する通信代金請求処理手段を備えたことを特徴とす
    る請求項20に記載の代金管理サーバ。
  22. 【請求項22】 前記通信代金は電話料金であることを
    特徴とする請求項21に記載の代金管理サーバ。
  23. 【請求項23】 前記代金回収データ作成手段は、前記
    利用情報、前記動作情報、前記代金回収データの内少な
    くとも1つが所定の閾値以下の場合には、前記代金の課
    金を行わないことを特徴とする請求項16乃至22の何
    れかに記載の代金管理サーバ。
  24. 【請求項24】 前記所定の動作を行う装置は、遊技機
    であることを特徴とする請求項17乃至23の何れかに
    記載の代金管理サーバ。
  25. 【請求項25】 前記動作情報は、所定期間内に利用さ
    れた遊技機の遊技媒体の数であることを特徴とする請求
    項17乃至24の何れかに記載の代金管理サーバ。
  26. 【請求項26】 前記代金は、前記物品や情報やサービ
    ス又は前記所定の動作を行う装置の貸与を受けた者が支
    払う貸与代金であることを特徴とする請求項16乃至2
    5の何れかに記載の代金管理サーバ。
  27. 【請求項27】 前記代金回収データ作成手段にて、前
    記利用情報に基づいて前記物品や情報やサービスの代金
    を決定する際や、前記動作情報に基づいて前記所定の動
    作を行う装置の代金を決定する際に使用する課金用デー
    タテーブルは、前記物品や情報やサービスや装置の種
    類、前記物品や情報やサービスの提供時期、前記装置設
    置時期、前記物品や情報やサービスの提供期間、前記装
    置設置期間及び代金支払者により異なることを特徴とす
    る請求項16乃至26の何れかに記載の代金管理サー
    バ。
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