JP2002210186A - 課金システムおよび方法、センタ、並びにプログラム - Google Patents
課金システムおよび方法、センタ、並びにプログラムInfo
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Abstract
つ、高いセキュリティを有した完全なキャッシュレスに
よるサービス提供を実現できる課金システムおよび方
法、センタ、並びにプログラムを提供する。 【解決手段】 金融機関サーバ10と、管理センタ10
0と、通信ネットワーク200と、店舗300とから構
成された遊技課金システム1において、利用者は金融機
関サーバ10に対し、預金口座から予納口座への遊技資
金の移動を指示する。管理センタ100は、遊技機32
0でのサービスの対価に相当する貨幣価値を示す情報
を、金融機関サーバ10の予納口座から実口座へ移動す
るよう金融機関サーバ10に指示する。金融機関サーバ
10は、実口座から各店舗300に代金を支払うことで
決済する。
Description
び方法、センタ、並びにプログラムに関し、特に遊技提
供サービスに対する課金に好適な課金システムおよび方
法、センタ、並びにプログラムに関する。
を提供する、例えばパチンコ店などの遊技施設におい
て、遊技媒体の貸し出しに対する料金徴収の方法として
プリペイドカードが多く採用されている。
ビス利用時に現金を所持する必要は少なくなったが、よ
り利便性を考慮した場合、完全なキャッシュレスによる
サービス提供の実現が望まれる。
あり、また、購入にデビットカードやクレジットカード
を用いることは、消費過多に陥る可能性があるため、カ
ード発行機関が遊技用に直接利用することを認める可能
性が低いため現実的ではない。従って、プリペイドカー
ド方式では、完全なキャッシュレスを実現することは困
難である。
簡便性から消費過多を引き起こしやすい。さらに、プリ
ペイドカードは利用者自身が購入するものであるから、
その消費過多の予防は利用者の自己管理に依らなければ
ならない。仮に、利用料の支払いにデビットカードやク
レジットカードを採用したとしても、その決済は利用者
の預金口座からの引き落としにより行われるので、消費
過多の予防には寄与しない。
られる利便性を実現しつつ、消費過多を防ぐ方法が望ま
れる。
鑑みてなされたもので、キャッシュレスによる遊技サー
ビスの提供と消費過多の予防を実現する課金システムお
よび方法、センタ、並びにプログラムを提供することを
目的とする。
め、本発明の第1の観点にかかる課金システムは、セン
タと、前記センタに通信ネットワークで接続され、サー
ビス提供施設に設置されたサービス提供手段と、から構
成された、サービスに対する課金を行うための課金シス
テムであり、前記センタは、前記サービスの利用者が所
有する貨幣価値を示す情報が、サービス利用料の支払い
のために予納される予納手段と、前記予納手段へ予納さ
れた金額を前記サービス提供手段に通知する予納通知手
段と、を備え、前記サービス提供手段は、前記予納通知
手段から通知された金額の範囲内で、当該利用者にサー
ビスを提供し、前記利用者に提供したサービスの対価を
前記センタに通知する請求通知手段を備え、前記センタ
はさらに、前記請求通知手段から通知された対価を、前
記予納手段に予納されている当該利用者の貨幣価値を示
す情報を用いて決済する決済手段を備える、ことを特徴
とする。
利用に用いる資金を、利用者の預金口座からサービス提
供者の仮口座に予め移動させ、サービス利用料金をこの
仮口座からサービス提供者の実口座へ移動させることで
決済を行うため、利用者は現金を所持せずにサービスを
利用することができる。
は、金融機関であり、前記利用者の預金口座ファイル、
サ一ビス提供者の仮口座ファイルおよび実口座ファイル
を備え、前記予納手段は、前記利用者からの指示に基づ
いて、該利用者が前記預金口座ファイルに保有している
金額の範囲内で、所定の金額を該預金口座ファイルから
前記サービス提供者の仮口座ファイルへ移動し、前記決
済手段は、前記請求通知手段により通知された、利用者
と該利用者に提供したサービスの対価とを示す情報を受
信して認証する請求受信手段を備え、前記請求受信手段
で受信・認証した情報が示す金額に応じた資金を前記サ
ービス提供者の仮口座ファイルから実口座ファイルへ移
動させることで決済することが望ましい。
クにより、利用者の預金口座ファイルと、サービス提供
者の預金口座ファイルと、センタの預金口座ファイル
と、を備えた金融機関に接続され、前記金融機関は、前
記利用者からの指示に基づいて、該利用者の預金口座フ
ァイルから前記センタの預金口座ファイルへ資金を移動
する第1の資金移動手段と、前記センタからの指示に基
づいて、前記センタの預金口座ファイルから所定のサー
ビス提供者の預金口座ファイルへ資金を移動する第2の
資金移動手段と、を備え、前記決済手段は、前記請求通
知手段から通知された、利用者と該利用者に提供したサ
ービスの対価とを示す情報を受信して認証する請求受信
手段と、前記請求受信手段で受信・認証した情報が示す
金額に応じた資金の移動を前記第2の資金移動手段に指
示する決済指示手段と、を備える、ことが望ましい。
預金口座ファイルから構成され、前記センタは、各サー
ビス提供者用の利用可能額ファイルと利用額記録ファイ
ルと、利用者の指定に従って、該利用者がサービスを受
けようとするサービス提供者用の利用可能額ファイル
に、該利用者が前記センタの預金口座に保有している金
額の範囲内で、任意の金額を記録する手段と、前記請求
受信手段が受信した情報が示す請求額を、当該サービス
提供者用の利用額記録ファイルに記録すると共に、利用
可能額ファイルに記録されている金額から該請求額分を
減算して更新する手段と、前記利用額記録ファイルに記
録された請求額分の金額を、前記センタの預金口座ファ
イルから当該サービス提供者の預金口座ファイルに移動
することを、前記第2の資金移動手段に指示する指示手
段と、を備え、前記予納通知手段は、前記利用可能額フ
ァイルに記録された金額をサービス提供者にサービス提
供可能限度額として通知し、前記サービス提供手段は、
前記予納通知手段から通知されたサービス提供可能限度
額の範囲内で提供可能なサービスを提供することが望ま
しい。
者の仮口座および実口座は金融機関内に設けられるの
で、資金の移動は金融機関内で行われる。このため、セ
キュリティの高いシステムを実現できる。
手段は、予納金額を示す情報に前記センタによるディジ
タル署名を付して前記サービス提供手段に通知し、前記
サービス提供手段は、前記センタの公開鍵を保持し、該
公開鍵を用いて、前記予納金額を示す情報に付されたデ
ィジタル署名を復号し、該復号の成立を契機に前記サー
ビスを提供し、前記請求通知手段は、サービスの対価を
示す情報に、該サービスを提供した利用者およびサービ
ス提供者によるディジタル署名を付して前記センタに通
知し、前記決済手段は、前記利用者および前記サービス
提供者の公開鍵を保持し、前記請求通知手段から通知さ
れる情報に付されているディジタル署名を、対応する利
用者およびサービス提供者の公開鍵を用いて復号し、該
復号の成立を契機に、前記サービスの対価に相当する金
額を、前記サービス提供者に対して直接あるいは金融機
関を介して支払うことで決済することが望ましい。
ビス提供施設への通知には、センタによるディジタル署
名がされているので、第三者による、例えば架空の予納
通知などの不正行為を防止することができる。
知には、利用者およびサービス提供施設のディジタル署
名がされてるので、サービス提供施設による不正な請求
などを防止することができる。
は、予納可能額を制限する予納額制限手段と、該予納手
段から移動可能な金額を制限する利用額制限手段と、を
さらに備えることが望ましい。
能な金額、および、例えば所定期間中(例えば、1ヶ月
間)に使用可能な金額をセンタ(金融機関)により制限
することで、利用者は自己管理に依ることなく、遊技サ
ービスに対する消費過多を防止することができる。ま
た、仮口座への移動可能額が制限されていることによ
り、例えば、サービス提供施設が業務遂行不能となった
場合でも、利用者の損失額を最小限に抑えることができ
る。
観点にかかる課金方法は、サービスに対する課金方法で
あって、通信ネットワークに接続されたセンタに、サー
ビス利用料の支払いに用いられる資金を予納するための
仮口座をサービス提供者毎に用意するステップと、前記
仮口座に対応した、実口座を前記サービス提供者毎に用
意するステップと、利用者が指定した貨幣価値を示す情
報を、利用者の預金口座から所定の前記仮口座へ移動さ
せるステップと、前記貨幣価値を示す情報が前記仮口座
に移動したことを、前記通信ネットワークを介して当該
サービス提供者に通知するステップと、前記サービス提
供者が提供したサービスの対価と該サービスを提供した
利用者とを示す情報を、前記センタが当該サービス提供
者から受信した場合、前記仮口座にある当該利用者に対
応する貨幣価値を示す情報のうち、前記サービスの対価
に相当する金額を対応する実口座へ移動させるステップ
と、前記サービス提供者の実口座に蓄積された貨幣価値
を示す情報に基づいて、前記サービス提供者と前記利用
者間でサービスの対価を決済するステップと、を備える
ことを特徴とする。
記仮口座に移動した貨幣価値を示す情報とともに、当該
利用者に割り当てられた利用限度額を示す情報を、前記
センタによるディジタル署名を付して前記サービス提供
者に通知し、該サービス提供者は、前記センタから通知
された情報を、該センタの公開鍵を用いて復号すること
で、送信者を認証し、前記サービスの対価を示す情報
に、当該利用者およびサービス提供者によるディジタル
署名を付して前記センタに送信することが望ましい。
記仮口座へ移動可能な金額を制限するとともに、前記仮
口座から前記実口座へ移動可能な金額を制限することが
望ましい。
観点にかかるセンタは、サービス提供者とサービス利用
者との間でサービスの対価を決済する決済システムに用
いられるセンタであって、サービス利用者にサービスを
提供する複数のサービス提供者と、サービス利用者の口
座とサービス提供者の口座と前記センタの口座とを有す
る金融機関とに通信ネットワークを介して接続され、サ
ービスの利用者からの指示に基づいて、該利用者の口座
から前記センタの口座への資金の移動を前記金融機関に
指示する第1の資金移動指示手段と、前記利用者からの
指示に基づいて、前記センタの口座ファイルに保持され
ている当該利用者の資金の範囲内で、任意のサービス提
供者について、サービスを享受するための金額を記録す
る利用可能額ファイルと、前記利用可能額ファイルに記
録されている金額をサービス提供者に通知する利用可能
額通知手段と、サービスの利用者と、該利用者に提供し
たサービスの対価とを示す請求情報を受信して認証する
請求受信手段と、前記請求受信手段で受信・認証した請
求情報を記録する利用額記録ファイルと、前記請求受信
手段で受信・認証した請求情報に基づいて、前記利用可
能額ファイルに記録されている利用可能額を請求額分だ
け減算することで更新する利用可能額更新手段と、前記
利用額記録ファイルに記録されている請求情報に基づい
て、前記センタの口座から、当該サービス提供者の口座
に、請求額に相当する資金を移動するように前記金融機
関に指示する第2の資金移動指示手段と、を備えること
を特徴とする。
手段は、通知する金額情報に前記センタによるディジタ
ル署名を付して前記サービス提供者に通知し、前記請求
情報には、前記利用者と、該利用者にサービスを提供し
たサービス提供者によるディジタル署名が付され、前記
請求受信手段は、前記利用者および前記サービス提供者
の公開鍵を保持し、該公開鍵を用いて、受信した請求情
報に付されているディジタル署名を復号することで認証
することが望ましい。
指示手段は、前記利用者の口座から前記センタの口座へ
移動可能な金額を制限する第1の金額制限手段を備え、
前記第2の資金移動指示手段は、前記センタの口座から
前記サービス提供者の口座へ移動可能な金額を制限する
第2の金額制限手段を備えることが望ましい。
観点にかかるプログラムは、コンピュータを、サービス
利用者にサービスを提供する複数のサービス提供者と、
サービス利用者の口座とサービス提供者の口座とセンタ
の口座とを有する金融機関とに通信ネットワークを介し
て接続する接続手段、サービスの利用者からの指示に基
づいて、該利用者の口座から前記センタの口座への資金
の移動を前記金融機関に指示する第1の資金移動指示手
段、前記利用者からの指示に基づいて、前記センタの口
座ファイルに保持されている当該利用者の資金の範囲内
で、任意のサービス提供者について、サービスを享受す
るための金額を記録する利用可能額記録手段、前記利用
可能額記録手段に記録されている金額をサービス提供者
に通知する利用可能額通知手段、サービスの利用者と、
該利用者に提供したサービスの対価とを示す請求情報を
受信して認証する請求受信手段、前記請求受信手段で受
信・認証した請求情報を記録する利用額記録手段、前記
請求受信手段で受信・認証した請求情報に基づいて、前
記利用可能額記録手段に記録されている利用可能額を請
求額分だけ減算することで更新する利用可能額更新手
段、前記利用額記録手段に記録されている請求情報に基
づいて、前記センタの口座から、当該サービス提供者の
口座に、請求額に相当する資金を移動するように前記金
融機関に指示する第2の資金移動指示手段、として機能
させることを特徴とする。
を参照して説明する。
課金システムの構成を模式的に示す図である。
遊技課金システム1は、金融機関サーバ10と、管理セ
ンタ100と、通信ネットワーク200と、遊技施設で
ある複数の店舗300−1〜300−nと、から構成さ
れている。
形態の課金業務を行う銀行などの金融機関のサーバであ
り、通信ネットワーク200を介して管理センタ100
と店舗300−1〜300−nとに接続されている。金
融機関サーバ10の構成については、図2を参照して後
述する。
に設置されているサーバである場合の他、例えば、金融
機関がインターネット上に開設している仮想的な金融機
関である場合であってもよい。
00を介して金融機関サーバ10と店舗300とに接続
され、金融機関サーバ10と店舗300とを仲介し、店
舗300での利用額の決済のために、金融機関サーバ1
0で行われる資金移動を指示するサーバである。管理セ
ンタ100の詳細な構成は図3を参照して後述する。
00と店舗300−1〜300−nとを接続する通信ネ
ットワークであり、例えば、インターネットや専用回線
で構成される。
した、例えばパチンコなどの遊技サービスを提供する遊
技施設である。本実施の形態では、本遊技課金システム
が複数のパチンコ店の課金業務に採用される場合を例に
説明する。図1に示すように、各店舗300は、カード
端末310および複数の遊技機320−1〜320−n
を備えている。店舗300の詳細な構成については図6
を参照して後述する。
2を参照して説明する。
ロック図である。図示するように、金融機関サーバ10
は、制御部11、預金口座データベース12、予納口座
データベース13、実口座データベース14、および通
信部15から構成されている。
ームやワークステーションなどのコンピュータであり、
制御部11はそのCPU(Central Processing Unit:
中央演算処理装置)から構成される。
ードディスクなどの書換可能な記録装置から構成され、
遊技サービスの利用者が、当該金融機関に設けている預
金口座を記録しているデータベースであり、利用者毎に
用意された預金口座ファイルに、預けられた貨幣価値を
示す情報が蓄積されている。
ードディスクなどの書換可能な記録装置から構成され、
サービス提供者(すなわち、店舗300)用の仮口座フ
ァイルを記録しているデータベースである。仮口座ファ
イルは、店舗300毎に用意され、利用者が遊技サービ
スの対価(本実施の形態の場合、遊技媒体貸出料)支払
いのための資金を予納しておくためのものである。
ドディスクなどの書換可能な記録装置から構成され、サ
ービス提供者(すなわち、店舗300)毎に用意された
実口座ファイルを蓄積し、店舗300による請求額に対
応する貨幣価値を示す情報を、当該利用者の予納口座デ
ータベース13から取得することで決済するための口座
ファイルである。
アダプタ(TA:Terminal Adapter)などの通信装置か
ら構成され、管理センタ100と通信ネットワーク20
0とを接続し、サービス提供および課金業務に必要とな
る各種データを送受信する。
を参照して詳述する。
ック図である。図示するように、管理センタ100は、
制御部110、利用可能額データベース120、利用額
データベース130、利用者情報データベース140、
店舗情報データベース150、および通信部160から
構成されている。
ムやワークステーションなどのコンピュータであり、制
御部110はそのCPU(Central Processing Unit:
中央演算処理装置)から構成される。
ば、ハードディスクなどの書換可能な記録装置から構成
され、図4に示すように金融機関サーバ10の予納口座
データベース13にある資金から、利用者が指定した店
舗300で利用可能な金額を示す情報を、当該利用者お
よび店舗300に対応づけて記憶する。
ードディスクなどの書換可能な記録装置から構成され、
図5に示すような、当該サービスを提供した利用者と、
提供したサービスの対価を示す情報と、その処理年月日
とを対応づけて登録したレコードを、各店舗300毎に
記憶する。このレコードは、サービス提供者(すなわ
ち、店舗300)からの通知に基づいて作成される。
ば、ハードディスクなどの書換可能な記録装置から構成
され、店舗300の利用者を当該店舗300の会員とし
て登録するためのものであり、各利用者の識別情報と、
当該利用者によるディジタル署名に用いられる公開鍵と
を対応づけて記憶する。
ハードディスクなどの書換可能な記録装置から構成さ
れ、各店舗300の識別情報と、当該店舗300による
ディジタル署名に用いられる公開鍵とを対応づけて記憶
する。
ルアダプタ(TA:Terminal Adapter)などの通信装置
から構成され、管理センタ100と通信ネットワーク2
00とを接続し、サービス提供および課金業務に必要と
なる各種データを送受信する。
て説明する。図6は、各店舗300のシステム構成を示
すブロック図である。
コントローラ400、店内ネットワーク500、カード
端末310、および複数の遊技機320−1〜320−
nで構成されている。
ーク500を介してカード端末310および遊技機32
0を制御するとともに、管理センタ100と通信ネット
ワーク200を介して通信を行うことで各店舗における
サービス提供および課金業務を行う。
アカウントサーバ42、および通信部43を備える。
ocessing Unit:中央演算処理装置)から構成され、端
末コントローラ400の各部を制御するとともに、店内
ネットワーク500を介してカード端末310および遊
技機320から送られてくるの各種データを処理する。
ィスク装置などの書換可能な記憶装置から構成され、各
遊技機320での利用料金を利用者毎に記録するととも
に、管理センタ100によるディジタル署名を復号する
ための公開鍵を記憶する。
アダプタ(TA:Terminal Adapter)などの通信装置か
ら構成され、通信ネットワーク200を介して店舗30
0と管理センタ100とを接続し、サービス提供および
課金業務に必要なデータを送受信する。
の会員カードであるICカード600(後述)を受け付
け、各種処理を行うためのものである。
構成を図7を参照して説明する。
示すブロック図である。図示するように、カード端末3
10は、制御部31、カード受付部32、表示・入力部
33、および通信部34を備える。
ocessing Unit:中央演算処理装置)から構成され、カ
ード端末310の各部を制御する。
受け付け、制御部31の制御に基づいてICカード60
0上での各種処理を制御する。また、ICカード表面に
印刷されている2次元バーコードを読み取るバーコード
リーダ(不図示)を備えている。
式の表示装置から構成され、カード端末310の操作に
必要な情報の表示および入力を行う。
介してカード端末310と端末コントローラ400とを
接続し、各種データを送受信する。
カード端末310を1台としたが、複数設置されていて
もよい。また、表示・入力部33は、表示機能と入力機
能を別体で構成してもよい。
参照して説明する。図7(b)は遊技機320の構成を
示すブロック図である。
35、カード受付部36、遊技提供部37、および通信
部38を備える。
ocessing Unit:中央演算処理装置)から構成され、遊
技機320の各部を制御する。
受け付け、制御部35の制御に基づいてICカード60
0上での各種処理を制御する。また、ICカード600
の表面に印刷された2次元バーコードを読み取るバーコ
ードリーダ(不図示)を備えている。
る装置であり、本実施の形態ではパチンコ機である。
介して遊技機320と端末コントローラ400とを接続
し、各種データを送受信する。
して説明する。
Cチップ内に記録される情報を説明するための図であ
る。
チップが埋め込まれているとともに、表面には2次元バ
ーコードが印刷などにより表示されている。この2次元
バーコードは、利用者によるディジタル署名の復号に用
いられる公開鍵を示すものである。
600のICチップ内には、認証情報記録エリア、ユー
ザ情報記録エリア、アプリケーションエリア、およびカ
ードOSエリアが用意される。
や上述の利用者によるディジタル署名に用いられる秘密
鍵などが記録される。
を示す情報、例えば氏名や生年月日、サービス利用履歴
などが記録される。
に記録されているデータを用いて処理を行うアプリケー
ションプログラム、例えば、認証情報記録エリアに記録
された秘密鍵を用いてディジタル署名を作成するプログ
ラムなどが記録されている。
ョンエリアに記録されたアプリケーションプログラムの
実行、およびICチップの動作を制御するためのカード
OS(Operating System:オペレーティングシステム)
が記録されている。
ド600のICチップには、CPU(Central Processi
ng Unit:中央演算処理装置)が内蔵されており、上述
のカードOSおよびアプリケーションプログラムは、こ
のCPUが実行する。
テム1の動作を図面を参照して説明する。
動作の流れを図9のフローチャートを参照して説明す
る。
であるICカード600を用いて、金融機関サーバ10
の預金口座データベース12にある自身の預金口座から
予納口座データベース13への資金移動を依頼する(ス
テップS100)。
00に赴き、ICカード600を用いて、遊技サービス
を受ける(ステップS300)。
ビス提供に対する料金を管理センタ100に請求する。
管理センタ100は、予納口座データベース13に移動
された貨幣価値を示す情報のうち、請求された額に相当
する分を、当該店舗300の実口座データベース14へ
移動させることで決済を行う(ステップS500)。
明する。
理を説明するためのフローチャートである。
カード端末310のカード受付部32に挿入し(ステッ
プS101)、処理を開始する。
入されると、制御部31はカード受付部32を制御し、
挿入されたICカード600の認証情報記録エリアに記
録されたカード識別番号を読み取るなどして、当該カー
ドが適正カードであるか否かを判別する(ステップS1
02)。
10で使用不可であるなど、適正カードではないと判別
された場合(ステップS102:No)、カード排出や
エラー表示などのエラー処理(ステップS103)を行
うなどして処理を終了する。
ると判別された場合(ステップS102:Yes)、制
御部31は、表示・入力部33を制御して、機能選択画
面を表示させる。利用者は表示された機能選択画面から
資金移動処理を示す項目を表示・入力部33を操作する
ことで選択する(ステップS104)。
れると、制御部31は表示・入力部33を制御し、金額
入力画面を表示する。利用者は、例えば表示・入力部3
3上に表示されたテンキーなどを操作することで、所望
の店舗300を示す店舗コードと、当該店舗で消費した
い金額を入力する(ステップS105)。
プS105で入力された金額を示す情報とICカード6
00に記録された秘密鍵を用いたディジタル署名の作成
を指示する。
額情報をカード受付部32を介してICカード600の
CPUに引き渡すとともに、ディジタル署名の作成を指
示する。
からの指示に基づいて、カードOSを実行させるととも
に、アプリケーションエリアに記録されたディジタル署
名プログラムを実行する。ディジタル署名プログラム
は、制御部31から引き渡された金額情報にハッシュを
かけた後、そのデータを認証情報記録エリアに記録され
た秘密鍵で暗号化することでディジタル署名を作成す
る。
ジタル署名を、カード受付部32を介して制御部31に
引き渡す。
よび、指定された店舗を示す店舗コードを示す情報に、
作成されたディジタル署名を付加したもの(以下、「移
動依頼レコード」と称す)を通信部34および端末コン
トローラ400の通信部43を介して管理センタ100
に送信する(ステップS106)。
から送信された移動依頼レコードを通信部160で受信
する。
部160で受信した移動依頼レコードのユーザ情報に基
づいて、利用者情報データベース140から当該利用者
の公開鍵を取得し、取得した公開鍵を用いて、移動依頼
レコードに付加されたディジタル署名を復号する。そし
て、復号された情報が移動依頼レコードの金額情報と一
致するか否かを判別することで、確かに当該利用者から
送信されたものであるか否かをチェックする(ステップ
S107)。
No)、ステップS103のエラー処理を行ってから処
理を終了する。
Yes)、制御部110は、通信部160を介して、金
融機関サーバ10にアクセスし、制御部11に、予納口
座データベース13に蓄積されている当該利用者の資金
の残高を取得するよう依頼する。
された残高情報を管理センタ100に通知する。予納口
座データベース13の各利用者の予納口座に蓄積可能な
金額の上限が管理センタ100により制限されている
(例えば、¥50,000)。これは、遊技資金に上限
を設けることで、遊技サービス利用に対する消費過多を
防止するためである。
は、金融機関サーバ10から通知された当該利用者の残
高に、ステップS105で入力された金額を加えたもの
が、制限額を超えるか否かを判別する(ステップS10
8)。
S108:No)は、管理センタ100の制御部110
は、その旨をカード端末310に通知し、ステップS1
03のエラー処理を行った後に処理を終了する。
(ステップS108:Yes)、制御部110は、通信
部160を介して金融機関サーバ10にアクセスし、制
御部11に、ステップS105で入力された金額を、預
金口座データベース12の当該利用者の預金口座から予
納口座データベース13の指定された店舗300に対応
する予納口座に移動するよう指示する(ステップS10
9)。
と、金融機関サーバ10の制御部11は、移動依頼レコ
ードを管理センタ100に送信する。管理センタ100
の制御部110は、金融機関サーバ10から受信した移
動依頼レコードに基づいて、利用可能額データベース1
20を更新する(ステップS110)。
は、利用者毎にレコードが作成されており、各レコード
には、当該利用者の予納口座に予納された金額の内、指
定された店舗300で利用可能な金額が記録されてい
る。したがって、ここでは、ステップS105で入力さ
れた金額、つまり移動依頼レコードに登録されている金
額が当該利用者レコードの利用可能金額に加算されると
ともに、利用者によるディジタル署名を対応づけて記録
する。
供処理の詳細を図11のフローチャートを参照して説明
する。
した店舗300で、所望の遊技機320に備えられたカ
ード受付部36にICカード600を挿入する(ステッ
プS301)。なお、本実施の形態では、パチンコ機を
遊技機として採用しているので、予納口座データベース
13に移動させた資金を用いて提供されるサービスは遊
技媒体(パチンコ玉)の貸出である。したがって、ここ
での遊技機320として、いわゆる玉貸機も採用可能で
あるが、本実施の形態ではパチンコ機と玉貸機とが一体
となったものを例に説明する。
入されると、制御部35はカード受付部36を制御し、
挿入されたICカード600の認証情報記録エリアに記
録されたカード識別番号を読み取ることで、当該カード
が適正カードであるか否かを判別する(ステップS30
2)。
で使用不可であるなど、適正カードではないと判別され
た場合(ステップS302:No)、カード排出やエラ
ー表示などのエラー処理を行うなどして処理を終了する
(ステップS303)。
カードである場合(ステップS302:Yes)、利用
者は遊技機320に設けられた図示しない入力部を操作
することで所望のサービス(ここでは、貸出玉数など)
を選択する(ステップS304)。
応じて、制御部35は当該サービスの利用料金を算出す
る(ステップS305)。
ることで、挿入されたICカード600から当該利用者
のユーザ情報を取得する。制御部35は、取得したユー
ザ情報と、当該店舗300を示す店舗コードとを、端末
コントローラ400を介して管理センタ100に送信す
ることで、当該利用者の利用可能額を問い合わせる(ス
テップS306)。
受信したユーザ情報と店舗コードとに基づいて、利用可
能額データベース120を検索し、当該店舗300で利
用可能な金額を示す情報を取得する。制御部110はさ
らに、利用額データベース130を検索し、当該利用者
による当該店舗300での当月の利用額合計を示す金額
情報を取得する。制御部110は、取得した利用可能金
額情報、利用金額情報、および移動依頼レコードに付さ
れていた利用者によるディジタル署名を示す情報を、管
理センタ100の秘密鍵を用いて暗号化することでディ
ジタル署名を作成する。制御部110は、作成したディ
ジタル署名を付した情報(以下、「通知レコード」と称
す)を当該店舗300に送信する(ステップS30
7)。
管理センタ100から利用可能金額情報を受信すると、
アカウントサーバ42から管理センタ100の公開鍵を
取得するとともに、当該遊技機320のカード受付部3
6を駆動することで、ICカード600の表面に表示さ
れている2次元バーコードから利用者の公開鍵を取得す
る(ステップS308)。
08で取得した公開鍵で通知レコードに付されている管
理センタ100によるディジタル署名および利用者によ
るディジタル署名を復号して、確かに管理センタ100
から送信された、当該利用者についての通知レコードで
あるか否かをチェックする(ステップS309、S31
0)。
0:No)、ステップS303のエラー処理を行ってか
ら処理を終了する。
10:Yes)、端末コントローラ400の制御部41
は、受信した利用可能金額情報と、ステップS305で
算出した料金とを比較し、利用可能金額が料金を充足し
ているか否かを判別する(ステップS311)。
(ステップS311:No)、ステップS303のエラ
ー処理を行ってから処理を終了する。
場合(ステップS311:Yes)、制御部41は、さ
らにステップS307で取得した通知レコードに示され
る、当月利用金額に基づいて、所定の使用限度額内であ
るか否かを判別する(ステップS312)。
防止するため、例えば1月当たりの使用可能金額の上限
(例えば、¥30,000)が管理センタ100により
設定されている。
の利用金額が所定額(ここでは、¥30,000)以内
であるか否か、さらに、当月のこれまでの利用金額にス
テップS305で算出した利用料金を加えたものが所定
額以内となるか否かを計算する。
312:No)は、ステップS303のエラー処理を行
った後、処理を終了する。
312:Yes)、利用者にステップS305で算出し
た料金での消費でよいかを確認する消費確認処理(ステ
ップS330)を行う。この消費確認処理の詳細を図1
2のフローチャートを参照して説明する。
口座データベース13に蓄積した資金から当該料金を消
費してもよいかを確認するメッセージを利用者に報知す
る(ステップS331)。
力部(不図示)を有している場合は、音声により報知し
てもよい。また、遊技機320が表示部(不図示)を有
している場合は、文字表示などで報知してもよい。さら
にこの場合、例えば、仮口座残高や当月使用可能額を表
示して確認を求めるようにしてもよい。
答して、図示しない入力部を操作することで了承か拒否
かを入力する(ステップS332)。
o)は、そのまま遊技サービス提供処理にもどる。
2:Yes)、当該料金を示す情報に利用者によるディ
ジタル署名が行われる(ステップS333)。
36を制御し、ステップS305で算出した料金を示す
情報と、ディジタル署名の実行依頼をICカード600
のCPUに送信する。ICカード600のCPUは、ア
プリケーションエリアに記録されているディジタル署名
プログラムを実行し、認証情報記録エリアに記録されて
いる秘密鍵を用いて、引き渡された料金情報を暗号化す
ることでディジタル署名を作成する。
ジタル署名を遊技機320に送信する。遊技機320の
制御部35は、受信したディジタル署名、対応する金額
情報、およびユーザ情報(以下、「領収レコード」と称
す)を端末コントローラ400に送信する。
が、受信した領収レコードをアカウントサーバ42の当
該ユーザのレコードに記録する(ステップS334)。
つまり、当該利用者エリアに、現在年月日および利用金
額が追加されるとともに、ディジタル署名が対応づけら
れて記録される。
ービス提供処理に戻る。
て、消費が拒否された場合(ステップS313:N
o)、カードを排出するなどして処理を終了する。
42に領収レコードが記録された場合(ステップS31
3:Yes)は、ステップS304で選択されたサービ
ス(遊技媒体の貸出)が提供され(ステップS31
4)、カード排出の後、遊技サービス提供処理を終了す
る。
料決済処理を図13のフローチャートを参照して説明す
る。
ステップS334でアカウントサーバ42に記録された
領収レコードに、店舗300のディジタル署名を付して
管理センタ100に送信する(ステップS501)。
は、送信した領収レコードをクリアする(ステップS5
02)。
400から受信した領収レコードについて、店舗情報デ
ータベース150に登録されている当該店舗300の公
開鍵を用いてディジタル署名を復号することで、確かに
契約している店舗300から送信されたものであるか否
かのチェックを行う。さらに、利用者情報データベース
140に登録されている利用者の公開鍵を用いて、受信
した領収レコードに記録されている利用者のディジタル
署名を復号し、確かに会員である利用者によって利用さ
れたか否かをチェックする(ステップS503)。
テップS503:No)は、契約した店舗300から送
信された情報ではない、あるいは、正当な会員による利
用ではないとみなされ、所定のエラー処理を行う(ステ
ップS504)。
S503:Yes)は、管理センタ100の制御部11
0は、受信した領収レコードに示される利用金額情報に
基づいて、利用可能額データベース120の当該利用者
と店舗300に対応するレコードを更新する(ステップ
S505)とともに、利用額データベース130の当該
利用者と店舗300に対応するレコードを更新する(ス
テップS506)。
示される利用可能額から利用金額を減算するとともに、
利用額データベース130に当該利用金額を追加する。
額データベース130の更新が終了すると、制御部11
0は、金融機関サーバ10にアクセスし、制御部11に
対し、予納口座データベース13にある、領収レコード
を発行した店舗300に対応する予納口座の当該利用者
のレコードから、領収レコードに示される金額を、実口
座データベース14の当該店舗300の実口座へ移動す
るよう指示する(ステップS507)。
日に、実口座データベース14に蓄積されている金額
を、対応する店舗300に支払うことで決済する(ステ
ップS508)。
融機関サーバ10と管理センタ100とを通信ネットワ
ーク200で接続し、管理センタ100が金融機関サー
バ10に資金の移動を指示する構成としたが、金融機関
サーバ10が、管理センタ100の機能を有していても
よい。
てパチンコ店を例に説明したが、本発明を採用できる遊
技提供サービスはこれに限られない。例えば、本発明に
かかる遊技システムをゲームセンターやテーマパークな
どの遊技提供サービスに適用してもよい。
は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシス
テムから構成されてもよい。この場合、コンピュータシ
ステムに、上記管理センタ100の機能を実現するため
のプログラムを実行させればよい。
ピーディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only
Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)などの
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し
てもよい。さらに、搬送波に重畳させることで、通信ネ
ットワークを介して配信し、コンピュータシステムにダ
ウンロードなどするものとしてもよい。
遊技サービスに対する消費過多を防止しつつ、高いセキ
ュリティを有する完全なキャッシュレスによるサービス
提供を実現できる。
の構成を模式的に示す図である。
ク図である。
である。
る情報の例を示す図である。
報の例を示す図である。
る。
ロック図であり、(b)は図6に示す遊技機の構成を示
すブロック図である。
を説明するための図である。
理を説明するためのフローチャートである。
ローチャートである。
ためのフローチャートである。
フローチャートである。
るためのフローチャートである。
Claims (13)
- 【請求項1】センタと、前記センタに通信ネットワーク
で接続され、サービス提供施設に設置されたサービス提
供手段と、から構成された、サービスに対する課金を行
うための課金システムであり、 前記センタは、 前記サービスの利用者が所有する貨幣価値を示す情報
が、サービス利用料の支払いのために予納される予納手
段と、 前記予納手段へ予納された金額を前記サービス提供手段
に通知する予納通知手段と、を備え、 前記サービス提供手段は、 前記予納通知手段から通知された金額の範囲内で、当該
利用者にサービスを提供し、 前記利用者に提供したサービスの対価を前記センタに通
知する請求通知手段を備え、 前記センタはさらに、 前記請求通知手段から通知された対価を、前記予納手段
に予納されている当該利用者の貨幣価値を示す情報を用
いて決済する決済手段を備える、 ことを特徴とする課金システム。 - 【請求項2】前記センタは、金融機関であり、前記利用
者の預金口座ファイル、サ一ビス提供者の仮口座ファイ
ルおよび実口座ファイルを備え、 前記予納手段は、前記利用者からの指示に基づいて、該
利用者が前記預金口座ファイルに保有している金額の範
囲内で、所定の金額を該預金口座ファイルから前記サー
ビス提供者の仮口座ファイルへ移動し、 前記決済手段は、 前記請求通知手段により通知された、利用者と該利用者
に提供したサービスの対価とを示す情報を受信して認証
する請求受信手段を備え、 前記請求受信手段で受信・認証した情報が示す金額に応
じた資金を前記サービス提供者の仮口座ファイルから実
口座ファイルへ移動させることで決済する、 ことを特徴とする請求項1に記載の課金システム。 - 【請求項3】前記センタは、通信ネットワークにより、
利用者の預金口座ファイルと、サービス提供者の預金口
座ファイルと、センタの預金口座ファイルと、を備えた
金融機関に接続され、 前記金融機関は、前記利用者からの指示に基づいて、該
利用者の預金口座ファイルから前記センタの預金口座フ
ァイルへ資金を移動する第1の資金移動手段と、前記セ
ンタからの指示に基づいて、前記センタの預金口座ファ
イルから所定のサービス提供者の預金口座ファイルへ資
金を移動する第2の資金移動手段と、を備え、 前記決済手段は、前記請求通知手段から通知された、利
用者と該利用者に提供したサービスの対価とを示す情報
を受信して認証する請求受信手段と、前記請求受信手段
で受信・認証した情報が示す金額に応じた資金の移動を
前記第2の資金移動手段に指示する決済指示手段と、を
備える、 ことを特徴とする請求項1に記載の課金システム。 - 【請求項4】前記予納手段は、前記センタの預金口座フ
ァイルから構成され、 前記センタは、 各サービス提供者用の利用可能額ファイルと利用額記録
ファイルと、 利用者の指定に従って、該利用者がサービスを受けよう
とするサービス提供者用の利用可能額ファイルに、該利
用者が前記センタの預金口座に保有している金額の範囲
内で、任意の金額を記録する手段と、 前記請求受信手段が受信した情報が示す請求額を、当該
サービス提供者用の利用額記録ファイルに記録すると共
に、利用可能額ファイルに記録されている金額から該請
求額分を減算して更新する手段と、 前記利用額記録ファイルに記録された請求額分の金額
を、前記センタの預金口座ファイルから当該サービス提
供者の預金口座ファイルに移動することを、前記第2の
資金移動手段に指示する指示手段と、を備え、 前記予納通知手段は、前記利用可能額ファイルに記録さ
れた金額をサービス提供者にサービス提供可能限度額と
して通知し、 前記サービス提供手段は、前記予納通知手段から通知さ
れたサービス提供可能限度額の範囲内で提供可能なサー
ビスを提供する、 ことを特徴とする請求項3に記載の課金システム。 - 【請求項5】前記予納通知手段は、予納金額を示す情報
に前記センタによるディジタル署名を付して前記サービ
ス提供手段に通知し、 前記サービス提供手段は、前記センタの公開鍵を保持
し、該公開鍵を用いて、前記予納金額を示す情報に付さ
れたディジタル署名を復号し、該復号の成立を契機に前
記サービスを提供し、 前記請求通知手段は、サービスの対価を示す情報に、該
サービスを提供した利用者およびサービス提供者による
ディジタル署名を付して前記センタに通知し、 前記決済手段は、前記利用者および前記サービス提供者
の公開鍵を保持し、前記請求通知手段から通知される情
報に付されているディジタル署名を、対応する利用者お
よびサービス提供者の公開鍵を用いて復号し、該復号の
成立を契機に、前記サービスの対価に相当する金額を、
前記サービス提供者に対して直接あるいは金融機関を介
して支払うことで決済する、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
の課金システム。 - 【請求項6】前記予納手段は、予納可能額を制限する予
納額制限手段と、 該予納手段から移動可能な金額を制限する利用額制限手
段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいず
れか1項に記載の課金システム。 - 【請求項7】サービスに対する課金方法であって、 通信ネットワークに接続されたセンタに、サービス利用
料の支払いに用いられる資金を予納するための仮口座を
サービス提供者毎に用意するステップと、 前記仮口座に対応した、実口座を前記サービス提供者毎
に用意するステップと、 利用者が指定した貨幣価値を示す情報を、利用者の預金
口座から所定の前記仮口座へ移動させるステップと、 前記貨幣価値を示す情報が前記仮口座に移動したこと
を、前記通信ネットワークを介して当該サービス提供者
に通知するステップと、 前記サービス提供者が提供したサービスの対価と該サー
ビスを提供した利用者とを示す情報を、前記センタが当
該サービス提供者から受信した場合、前記仮口座にある
当該利用者に対応する貨幣価値を示す情報のうち、前記
サービスの対価に相当する金額を対応する実口座へ移動
させるステップと、 前記サービス提供者の実口座に蓄積された貨幣価値を示
す情報に基づいて、前記サービス提供者と前記利用者間
でサービスの対価を決済するステップと、 を備えることを特徴とする課金方法。 - 【請求項8】前記センタは、前記仮口座に移動した貨幣
価値を示す情報とともに、当該利用者に割り当てられた
利用限度額を示す情報を、前記センタによるディジタル
署名を付して前記サービス提供者に通知し、 該サービス提供者は、 前記センタから通知された情報を、該センタの公開鍵を
用いて復号することで、送信者を認証し、 前記サービスの対価を示す情報に、当該利用者およびサ
ービス提供者によるディジタル署名を付して前記センタ
に送信する、 ことを特徴とする請求項7に記載の課金方法。 - 【請求項9】前記センタは、前記仮口座へ移動可能な金
額を制限するとともに、前記仮口座から前記実口座へ移
動可能な金額を制限する、 ことを特徴とする請求項7または8に記載の課金方法。 - 【請求項10】サービス提供者とサービス利用者との間
でサービスの対価を決済する決済システムに用いられる
センタであって、 サービス利用者にサービスを提供する複数のサービス提
供者と、サービス利用者の口座とサービス提供者の口座
と前記センタの口座とを有する金融機関とに通信ネット
ワークを介して接続され、 サービスの利用者からの指示に基づいて、該利用者の口
座から前記センタの口座への資金の移動を前記金融機関
に指示する第1の資金移動指示手段と、 前記利用者からの指示に基づいて、前記センタの口座フ
ァイルに保持されている当該利用者の資金の範囲内で、
任意のサービス提供者について、サービスを享受するた
めの金額を記録する利用可能額ファイルと、 前記利用可能額ファイルに記録されている金額をサービ
ス提供者に通知する利用可能額通知手段と、 サービスの利用者と、該利用者に提供したサービスの対
価とを示す請求情報を受信して認証する請求受信手段
と、 前記請求受信手段で受信・認証した請求情報を記録する
利用額記録ファイルと、 前記請求受信手段で受信・認証した請求情報に基づい
て、前記利用可能額ファイルに記録されている利用可能
額を請求額分だけ減算することで更新する利用可能額更
新手段と、 前記利用額記録ファイルに記録されている請求情報に基
づいて、前記センタの口座から、当該サービス提供者の
口座に、請求額に相当する資金を移動するように前記金
融機関に指示する第2の資金移動指示手段と、 を備えることを特徴とするセンタ。 - 【請求項11】前記利用可能額通知手段は、通知する金
額情報に前記センタによるディジタル署名を付して前記
サービス提供者に通知し、 前記請求情報には、前記利用者と、該利用者にサービス
を提供したサービス提供者によるディジタル署名が付さ
れ、 前記請求受信手段は、前記利用者および前記サービス提
供者の公開鍵を保持し、該公開鍵を用いて、受信した請
求情報に付されているディジタル署名を復号することで
認証する、 ことを特徴とする請求項10に記載のセンタ。 - 【請求項12】前記第1の資金移動指示手段は、前記利
用者の口座から前記センタの口座へ移動可能な金額を制
限する第1の金額制限手段を備え、 前記第2の資金移動指示手段は、前記センタの口座から
前記サービス提供者の口座へ移動可能な金額を制限する
第2の金額制限手段を備える、 ことを特徴とする請求項10または11に記載のセン
タ。 - 【請求項13】コンピュータを、 サービス利用者にサービスを提供する複数のサービス提
供者と、サービス利用者の口座とサービス提供者の口座
とセンタの口座とを有する金融機関とに通信ネットワー
クを介して接続する接続手段、 サービスの利用者からの指示に基づいて、該利用者の口
座から前記センタの口座への資金の移動を前記金融機関
に指示する第1の資金移動指示手段、 前記利用者からの指示に基づいて、前記センタの口座フ
ァイルに保持されている当該利用者の資金の範囲内で、
任意のサービス提供者について、サービスを享受するた
めの金額を記録する利用可能額記録手段、 前記利用可能額記録手段に記録されている金額をサービ
ス提供者に通知する利用可能額通知手段、 サービスの利用者と、該利用者に提供したサービスの対
価とを示す請求情報を受信して認証する請求受信手段、 前記請求受信手段で受信・認証した請求情報を記録する
利用額記録手段、 前記請求受信手段で受信・認証した請求情報に基づい
て、前記利用可能額記録手段に記録されている利用可能
額を請求額分だけ減算することで更新する利用可能額更
新手段、 前記利用額記録手段に記録されている請求情報に基づい
て、前記センタの口座から、当該サービス提供者の口座
に、請求額に相当する資金を移動するように前記金融機
関に指示する第2の資金移動指示手段、 として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001010118A JP2002210186A (ja) | 2001-01-18 | 2001-01-18 | 課金システムおよび方法、センタ、並びにプログラム |
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---|---|---|---|
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---|---|
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