JP2004145547A - 写真自動販売機、画像入力方法、および画像入力プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撮影画像に編集用画像であるライン模様を入力する際、ペンでタッチして指示した入力位置の座標を検出し(S207)、座標値に基づいて、入力位置が所定の領域である、撮影画像の両端部から幅wである領域に含まれるか否かを判断する(S209,211)。上記いずれかの領域に含まれる場合には、ライン模様を自動的に縦方向の画像に切替え(S215)、上記いずれの領域にも含まれない場合には横方向の画像に切替えて表示する(S213)。
【選択図】 図9
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は写真自動販売機、画像入力方法、および画像入力プログラムに関し、特に、ユーザの操作性を向上させ、所望する写真を提供することのできる写真自動販売機、画像入力方法、および画像入力プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
コイン等の対価を投入することで、自動的に使用者の写真を撮影しプリントする写真自動販売機や、さらに撮影された使用者の画像と予め記憶されている画像であって使用者から選択された画像とを組合せた写真をプリントする写真自動販売機などが広く知られている。
【0003】
このような写真自動販売機は、撮影された画像に対して、タッチペンなどにより画像を入力し(このような入力は一般に「落書き」や「お絵描き」と呼ばれる。)、撮影された画像の編集を行なった後にプリント出力してユーザに提供する。
【0004】
お絵描き等の編集処理は、撮影を終えたユーザが限られた編集時間の中で、ディスプレイ上のペンやスタンプ等の様々な編集用のツールから所望するツールを選択し、次にそのツールで用いる模様や色等を選択し、さらにその入力位置を選択することによって実行されるものである。
【0005】
このように、限られた編集時間の中で多くの作業を行なう必要があるため、多種類の編集用ツール等の中から所望するツール等を探しやすくし、探す作業に要する時間を短くするために、特許文献1においては、ディスプレイ上の指定位置において、スタンプ画像等の描画用画像を時間と共に変化させて表示する写真シール自動販売機が開示されている。
【0006】
また、特許文献2においては、フレーム画像中の撮影範囲領域を被写体のサイズや形に応じて任意に変更することができるようにした、映像プリント遊技装置が開示されている。
【0007】
【特許文献1】
特許第3328679号公報
【0008】
【特許文献2】
特開2001−313888号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ユーザは、バリエーションを豊富にするためにツール等を選択するのみならず、撮影画像に合成した際のバランスや、被写体との位置関係等を考慮して、編集用の画像の入力位置に応じてツール等を選択する場合もある。
【0010】
例えば、図37に示すように、被写体が左右の片方向に偏って撮影された撮影画像である場合には、編集用に従来のフレームを選択した場合には、被写体の顔等、重なりを避けたい部分にも関わらず、フレーム画像と重なってしまう場合もある。
【0011】
また例えば、図38に示すように、ある程度のサイズのスタンプ画像を撮影画像の端に入力しようとすると、スタンプ画像の端が切れてうまく表示されなかったり、撮影画像の端までスタンプ画像が表示されなかったりしてしまう場合もある。
【0012】
そこで、上述の特許文献1に記載の技術を用いたとしても、編集用の画像の入力位置に応じて最適なツール等の選択肢が提示されるものではない。そのため、ユーザが多種類のツール等の中から入力位置に応じたツール等を選択しなければならず、操作性や娯楽性が低いという問題がある。
【0013】
また、上述の特許文献2に記載の技術を用いたとしても、ユーザは撮影時にフレーム画像がどのように合成されるかを確認できず、所望する写真を得られない場合があるという問題がある。また、撮影後に撮影画像とフレーム画像とをソフトウェアの画像処理によって合成するために、被写体の顔などの一部がフレーム画像と重なってしまうことがあるという問題がある。
【0014】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、入力位置に応じて最適な編集用画像を入力することで、操作性を向上させ、ユーザに所望する写真を提供することのできる写真自動販売機、画像入力方法、および画像入力プログラムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、写真自動販売機は、被写体を撮影する撮影手段と、撮影された画像に編集用画像を入力する画像入力手段とを備える写真自動販売機であって、編集用画像を入力する入力位置を検出する入力位置検出手段と、検出された入力位置に応じて、編集用画像を切替える画像切替手段とをさらに備え、画像入力手段は、撮影された画像に切替えた編集用画像を入力する。
【0016】
また、画像切替手段は、1の前記編集用画像を、検出された入力位置に応じた画像処理を施して切替えることが望ましい。
【0017】
あるいは、写真自動販売機が入力位置に対応付けられた編集用画像を格納する格納手段をさらに備え、画像切替手段は、検出された入力位置に対応付けられた編集用画像を、格納手段より読出して切替えることが望ましい。
【0018】
また、画像切替手段は、編集用画像を、検出された入力位置が含まれる領域に対応した編集用画像に切替えることが望ましい。
【0019】
さらに、検出された入力位置が含まれる領域が編集用画像入力可能領域である場合に、画像入力手段は、撮影された画像に、切替えた編集用画像を入力することが望ましい。
【0020】
また、画像入力手段は、検出された入力位置が所定領域に含まれる場合に、編集用画像を、撮影された画像の、所定領域に含まれる被写体の背後と、所定領域外とのいずれか一方に入力することが望ましい。
【0021】
本発明の他の局面に従うと、画像入力方法は、第1の画像に第2の画像を入力する画像入力方法であって、第2の画像を入力する入力位置を検出する入力位置検出ステップと、検出された入力位置に応じて、第2の画像を切替える画像切替ステップと、第1の画像に、切替えた第2の画像を入力する画像入力ステップとを備える。
【0022】
また、画像切替ステップは、1の第2の画像を、検出された入力位置に応じた画像処理を施して切替えることが望ましい。
【0023】
あるいは、画像切替ステップは、検出された入力位置に対応付けられた画像を、入力位置に対応付けられた画像を格納する格納装置より読出して切替えることが望ましい。
【0024】
また、画像切替ステップは、第2の画像を、検出された入力位置が含まれる領域に対応した画像に切替えることが望ましい。
【0025】
さらに、検出された入力位置が含まれる領域が編集用画像入力可能領域である場合に、画像入力ステップは、第1の画像に、切替えた第2の画像を入力することが望ましい。
【0026】
また、画像入力ステップは、検出された入力位置が所定領域に含まれる場合に、第2の画像を、第1の画像の所定領域に含まれるオブジェクトの背後と、第1の画像の所定領域外とのいずれか一方に入力することが望ましい。
【0027】
本発明のさらに他の局面に従うと、画像入力プログラムは、第1の画像に第2の画像を入力する画像入力方法をコンピュータに実行させる画像入力プログラムであって、第2の画像を入力する入力位置を検出する入力位置検出ステップと、検出された入力位置に応じて、第2の画像を切替える画像切替ステップと、第1の画像に切替えた第2の画像を入力する画像入力ステップとを実行させる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0029】
図1は、本発明の実施の形態における写真撮影装置である、写真自動販売機の外観の具体例を示す図である。図1を参照して、本実施の形態における写真自動販売機は、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)101(図4参照)、プリンタ12、および制御部102(基盤)(図4参照)などの各種機器類を収める筐体1と、筐体1と共に撮影ブース4を形成するパネル2と、フレーム材3とを含む。
【0030】
このような写真自動販売機において、被写体であるユーザ15は、筐体1、パネル2およびフレーム材3にて構成される撮影スペースである撮影ブース4内に入り、筐体1に相対する向きで撮影を行なう。なお、以降の説明において、便宜上、筐体1の紙面に対して左側の面(ユーザ15から遠い側の面)を背面とする。また、筐体1の紙面に対して右側の面(ユーザ15が相対する面)を正面とする。また、本実施の形態においては、被写体がユーザ15であるものとして説明を行なうが、被写体はユーザ15に限定されず、その他の物体であってもかまわない。また、被写体であるユーザ15は、図1においては、1人であるものとして示されているが、複数であってもかまわない。
【0031】
上述のパネル2が木製である場合には、パネル2は左側面(図1の手前側)、右側面(図1の奥側)、背面(図1の右側)、および天井面(図1の上側)などに大きく分割される。さらに、背面のパネル2は大きいことから、上下または左右に2枚に分割されている場合がある。また、撮影ブース4の内部となる、パネル2の内面は、照明の反射による間接光を得ることを目的とする場合は白色、逆に光を吸収させたいときは黒色、クロマキー合成を行なう目的のときは青色などの色彩が施される。すなわち、パネル2の内面の色は、写真自動販売機がどのような撮影を行なうかによって、設計開発時に適宜選ばれる。また、パネル2は、布またはビニール材で代替することもでき、その場合には、フレーム材3にたるみなく張られた状態で固定される。
【0032】
プリンタ12は、撮影された画像を紙やシールや金属やプラスチックなどの印刷媒体に印刷するためのプリンタであって、昇華型プリンタやサーモオートクローム方式(光定着型直接感熱記録方式)等のプリンタが一般的に用いられる。なお、本実施の形態においては、プリンタ12でシールが印刷されるものとして説明を行なうが、印刷媒体はシールに限定されず、上に示す他の印刷媒体であっても同様の処理が実行される。
【0033】
さらに、撮影ブース4内には背景カーテン5が配備され、撮影時の背景として用いられる。背景の色によって、被写体の写り方、特に色調が変ってくるため、さまざまな色、柄のカーテンが複数枚用意されている。また、背景カーテン5が備えられていなくても構わない。さらに、背景カーテン5は、巻上げ式、引出し方式など、ユーザ15の操作によりセットされてもよいし、操作部51(図2参照)等を操作することで自動でセットされてもよい。また、背景カーテン5は、さまざまな種類が配備されることで、撮影における遊びの要素ともなり得る。
【0034】
また、ユーザ15が撮影ブース4内に出入りできるように、写真自動販売機の側面は開けられているが、撮影が妨げられないよう、また外部光を遮断するためなどの理由で、その側面にサイドカーテン6が備えられている。なお、撮影ブース4への出入りが一方の側面のみである場合には、その側面にのみサイドカーテン6が備えられる。また、両側面から出入りできる場合には、両側面にサイドカーテン6が備えられていてもよい。ユーザ15は、撮影を行なう際には、このサイドカーテン6を開けて撮影ブース4に入り、撮影時はサイドカーテン6を閉める。なお、サイドカーテン6の裏面(撮影ブース4の内側)の色等は、背景カーテン5やパネル2内面と同様の理由で適宜選ばれる。
【0035】
さらに、写真自動販売機の外側には、お絵描きブース53とプリント取出口9とが備えられる。
【0036】
お絵描きブース53は、筐体1の背面に備えられる。お絵描きブース53は、撮影により得られた画像を表示し、画像の編集を受付けるタブレットディスプレイ13と、画像入力を行なうためのタブレットペン14aと、ユーザに対し音楽や操作方法の説明などを音声で出力するスピーカ23cとを含んでいる。
【0037】
プリント取出口9は、筐体1の側面に備えられ、箱型の形状を奏している。プリンタ12でプリントされた写真は排出され、ここに落とされる。そして、ユーザ15は、プリント取出口9よりプリントされた写真を取出す。なお、プリント取出口9付近には、印刷中LED(Light Emitting Diode)10および印刷エラーLED11とが備えられ、それらが点灯あるいは点滅することによって、ユーザ15は、印刷中であるという状態、あるいは印刷中に用紙切れ、インク切れ、用紙詰り、メカニカルエラーなどのエラーが発生しているという状態を知ることができる。
【0038】
次に、図2に、上述の筐体1を正面(撮影ブース4内方向)から見た具体例を示す。
【0039】
図2を参照して、筐体1の正面、すなわち被写体であるユーザ15と相対する面には、カメラ21と、モニタ22と、デモンストレーション(以下、「デモ」と略す)音声や、BGM、操作方法などのアナウンスを出力するスピーカ23a,23bと、デモ画面や撮影中の操作手順、ユーザ15へのアナウンスなどを表示するディスプレイ13aと、対価である硬貨を投入すためのコイン投入口26と、前面のメンテナンスなどを行なうためのドアであって、錠27によって施錠されているフロントドア28とが備えられる。
【0040】
また、筐体1のカメラ21の周囲には、蛍光灯やフラッシュなどを内蔵し、被写体の照明を行なうための照明ボックス18a〜18cが備えられている。また、筐体1の前面には、ユーザ15からの操作を入力する操作部51が備えられている。
【0041】
カメラ21で撮影された画像はリアルタイムにモニタ22に表示され、これによりユーザは撮影により得られる画像を知ることができる。
【0042】
カメラ21としては、一般にデジタルカメラが用いられる。一般的なデジタルカメラで設定できる項目(たとえばシャッタスピード、絞り値、露出補正、ホワイトバランスなど)の変更や、撮影タイミングは、PC101(図4参照)から指示される。
【0043】
さらに、筐体1の上面には、筐体1内部の熱を逃がすためのファンや、外部装置への画像の配信、リモートメンテナンスなどの、外部装置との通信を行なうときにケーブルを差込むためのLAN(Local Area Network)ケーブル差込口などが備えられていることが好ましい。なお、このようなファンは、筐体1内部の熱を逃がす目的で備えられるものであるため、筐体1の上面に限定されず、熱を発生しやすい機器類の近傍などの他の場所に備えられても、また複数備えられてもかまわない。また、LANケーブル差込口が備えられる位置も、ケーブルの配線の取回しが容易な位置であれば筐体1の上面に限定されない。
【0044】
次に、図3に、筐体1を背面(お絵描きブース53方向)から見た具体例を示す。
【0045】
図3を参照して、筐体1の背面側には、タブレットディスプレイ13と、2本のタブレットペン14a,14b(タブレットペン14a,14bを代表させてタブレットペン14と言う)と、スピーカ23c,23d(スピーカ23a〜dを代表させてスピーカ23と言う)とが備えられる。
【0046】
タブレットディスプレイ13は、筐体1の撮影を行なう面とは逆の面に備えられるディスプレイであって、撮影後の画像を表示する。また、ユーザ15より、撮影により得られた画像に対してタブレットペン14を用いた編集入力(落書き)を受付ける。なお、タブレットペン14は、ペン形状の入力装置であって、タブレットディスプレイ13にタッチすることで、背景、スタンプ、フレームなどの画像や文字の入力、または使用する項目(ボタン)の選択、操作の選択などの入力をすることができる。タブレットペン14は、1つのみ備えられてもよいし、図3に示されるように複数のユーザ15で編集入力が可能なように複数備えられていてもよい。
【0047】
次に、図4に、本実施の形態における写真自動販売機の機能ブロック図を示し、写真自動販売機の機能について説明する。
【0048】
図4を参照して、写真自動販売機は、当該写真自動販売機を動作させるためのPC101と、基板から構成され、動作中のPC101からの指示を受付けて、接続されている各種装置を制御する制御部102とを備える。
【0049】
上述のPC101は、PC101の制御を行なう演算装置であるCPU(Central Processing Unit)と、装置を動作させるためのプログラムおよびプログラムで必要なグラフィックデータ、音声データ、撮影された画像や撮影画像に対して入力した編集画像その他の各種画像などを記憶する記憶装置と、プログラムの一時的な作業領域ともなるメモリと、カメラ21、プリンタ12、タブレットディスプレイ13などの周辺機器を制御するためのソフトウェアであるドライバと、LANケーブルを介して外部機器と接続された場合に通信を行なう通信部とを含む。なお、PC101は、電源スイッチ29が押され、当該写真自動販売機に電源プラグより電源が投入されると、上記プログラムが起動されて動作する。
【0050】
また、写真自動販売機は、電源を必要とするモニタ22、スピーカ23、および照明装置30などの電源系統を制御する電源制御部103を備え、外部からそれらの装置に対する電源の電圧を安定させるよう制御する。さらに、そのような電源の投入および切断は、電源スイッチ29を押すことで行なわれる。しかし、電源切断によりPC101で動作しているプログラムを強制的に終了させることは、動作を不安定にさせる原因となる。そのため、電源が落とされても、しばらくはUPS(Uninterrupted Power Supply)104が電源をバックアップし、PC101に停電信号を送信する。その間に、PC101はプログラムの終了の手続を行ない、プログラムを正常に終了させる。
【0051】
上述の制御部102は、サービスパネル105から制御信号を受付ける。サービスパネル105は、投入されたコインの枚数をカウントするコインカウンタ、印刷されたプリントの枚数をカウントするプリントカウンタ、スピーカ23から出力する音声のボリューム、テストモードを行なうためのテストボタン、コインを投入しなくても装置が利用できるようにするためのサービスボタン等を備えるパネルであって、当該写真自動販売機の設置者が各種設定やメンテナンスの操作を行なう際に用いる。
【0052】
また、制御部102は、操作部51、サービスパネル105、コイン制御部107からの信号を受付けPC101に通知したり、逆に、PC101からの制御信号(指示コマンドなど)によりサービスパネル105、フラッシュ制御部(図示せず)、フラッシュ(図示せず)、コイン制御部107、印刷中LED10、印刷エラーLED11を制御したりする。
【0053】
コイン制御部107は、コイン投入口26に投入されたコインの正当性を検出し、制御部102にコインが投入された信号を送る。逆に、コイン投入を禁止するときは、コイン制御部107は制御部102からの信号によりコイン投入口をブロックすることができる。
【0054】
サービスパネル105は、テストボタン、サービスボタンが押下された信号を制御部102に送る。逆に、制御部102からの信号により、コインカウンタ、プリントカウンタを動作させる(例えばカウンタを1インクリメントする)。また、PC101から出力される音声を、サービスパネル105上のボリュームおよび制御部102を介してスピーカ23へ出力する。
【0055】
操作部51は、操作部51での入力信号を制御部102に送る。入力信号がPC101に送信され、PC101では、操作内容に応じた処理が行なわれる。
【0056】
さらに、プリンタ12の状態がPC101に通知され、PC101は、その状態に応じて制御部102に信号を送出する。その信号によって、印刷中LED10または印刷エラーLED11が点灯または点滅する。
【0057】
なお、言うまでもなく、写真自動販売機の形態は図1〜図4に示される具体例に限定されるものではない。すなわち、図1〜図4に記載されない他の機能が備えられていてもよいし、図1〜図4に記載されている機能の必ずしも全てが備えられていなくても構わない。例えば、プリンタ12は写真自動販売機に含まれていなくてもよく、その場合、写真自動販売機は、LAN等の専用回線や無線通信等を介して印刷制御信号をプリンタ12に出力するものとする。
【0058】
次に、図5のフローチャートを用いて、本実施の形態における写真自動販売機での処理について説明する。図5のフローチャートに示される処理は、PC101のCPUが、記憶装置に記憶されるプログラムをメモリに読出して実行することによって実現される。
【0059】
まず、当該写真自動販売機に備わる電源スイッチ29が投入されると、各種装置の電源が投入される。すると、PC101の記憶装置に格納された動作プログラムが起動する。PC101は、各種装置が正常に接続されているかチェックし、初期化が必要な装置に対しては初期化を行なう。その後、当該写真自動販売機の利用を促すタイトルデモをディスプレイ13aに表示し、同時に音声をスピーカ23a,23bから出力する(S100)。
【0060】
タイトルデモが表示されている状態で、コイン投入口26において、当該写真自動販売機を利用するためのコインの投入を受付ける(S110)。なお、上述のコインの受付けに代えて、タイトルデモ表示中にテストボタンを押下することによって、当該写真自動販売機のメンテナンスを行なうためのテストモードが起動する。
【0061】
テストモードは、写真自動販売機の設置者が写真自動販売機を操作するためのモードであり、このモードにおいては当該写真自動販売機の利用状況(たとえばコイン投入数など)の確認や、カメラ21、プリンタ12など周辺機器の調整ができる。
【0062】
ここで写真自動販売機の設置者とは、当該写真自動販売機を設置し営業を行なっている店舗などの経営者、管理者、および従業員であり、営業中に、利用者に対応できるものである。
【0063】
ステップS110で受付けたコインは、コイン制御部107において正当性や枚数等が検知される。そして、正常にコインを受付けるとプレイが開始される。
【0064】
まず、当該写真自動販売機における処理(プレイ)は、撮影から始まる。はじめに、カメラ21が取得する画像を、モニタ22にリアルタイムに表示する。ユーザ15は、モニタ22に表示される画像を見ながら、好みの表情やポーズをとることができる。なお、ここではカメラ21が取得した画像をそのままモニタ22に表示してもかまわないし、左右に反転処理して表示してもかまわない。左右に反転処理して表示した場合、ユーザ15の姿を鏡に写す方向と同じ方向でモニタ22に表示することができる。そのため、ユーザ15は、モニタ22を見ながら好みの表情やポーズをとることが容易になる。
【0065】
次に、撮影方法に複数のモードがある場合は、その選択肢を操作用のディスプレイ13aに提示し、操作部51のボタン等で好みの撮影モードをユーザ15から受付ける(S120)。そして、選択された撮影モードで撮影を開始する(S130)。
【0066】
また、ここでは、撮影モードだけでなく、ディスプレイ13aに表示される操作画面およびスピーカ23a,23bから流れる音声に従って、背景カーテン5の選択をしたり、カメラ21を好みの位置に移動させたり、カメラ21を回転、または向きを調整したりすることができる。これらの指示は、操作部51などで受付ける。さらに、カメラ21の近傍などにカメラ21の向きやズーム等の指示を行なうボタンなどが備えられる場合には、それによってカメラ21の向きやズーム等の指示を受付ける。そして、受付けた撮影モードや背景カーテン5などで撮影が行なわれる。
【0067】
撮影は、時間経過とともに「3、2、1」などのカウントダウンをディスプレイ13aあるいはスピーカ23a,23bに出力して自動で行なうことができる。また、カメラ21の近傍に設けられた撮影ボタン(図示せず)を押下することで行なってもよい。
【0068】
撮影は、PC101からカメラ21に撮影信号が送信されることでシャッタが切られ、実行される。ステップS130では、このような撮影を所定回数繰返し行なう。
【0069】
撮影が終了すると、撮影した画像をタブレットディスプレイ13に全て表示する。そして、その中からユーザ15が気に入った画像をタブレットペン14のタッチによって受付ける(S140)。
【0070】
ユーザ15からの選択を受付けると、選択された画像をタブレットディスプレイ13に表示する。そして、さらに撮影画像自体の明るさ調整(ハイキー調整)、回転などの画像処理を行なう画面が表示され、ユーザ15の好みにより撮影した画像を調整または加工することができる。
【0071】
次に、選択された撮影画像に対して、ユーザ15からタブレットペン14により編集入力を受付ける(S150)。
【0072】
編集入力中、タブレットディスプレイ13に、撮影された画像と入力する画像とを切換えるためのボタンや、画像を切換えて編集を行なうための「背景」「フレーム」「ペン」「スタンプ」「消しゴム」「やり直し」などのボタンを表示する。ユーザ15は、これらのボタンをタブレットペン14で押すことで使用するツールを選択する。さらに、色、柄などを選択した後、表示された画像上で編集入力を行なう。編集中には、編集入力された画像と撮影された画像との画像合成をリアルタイムに実行し、タブレットディスプレイ13に表示する。なお、ここで行なわれる編集処理については、後に詳細な説明を行なう。
【0073】
編集入力時間は、予め設定されている。そして、タブレットディスプレイ13上に残り時間を表示し、カウントダウンを行なう。残り時間が0になると編集入力が終了する。または、画面に用意された「終了」ボタンを押すことで強制的に終了させることもできる。
【0074】
編集入力が終了すると、合成された画像をタブレットディスプレイ13に表示する。そして、ユーザ15から、シール等の印刷媒体に印刷する画像の選択を受付ける(S160)。また、編集入力に失敗した画像などを印刷しないような選択を受付けることもできる。
【0075】
そして、選択された画像の枚数に応じて、予め決められた複数の印刷レイアウトをタブレットディスプレイ13に表示し、ユーザ15の選択を受付ける(S170)。
【0076】
印刷する画像の選択と印刷レイアウトの選択とを受付けると、プリンタ12に、印刷画像データと印刷レイアウトデータとを含む印刷制御信号を出力する。さらに、ユーザ15をプリンタ12の前に誘導するアナウンス(たとえば「シールは右から出るよ!」)を出力する。そして、プリンタ12で印刷を実行し(S180)、プリント取出口9よりユーザ15に提供する(S190)。
【0077】
以上の処理が、1組のユーザ15が本実施の形態の写真自動販売機で行なうプレイである。そして、上述の処理を終了すると、次にコインが投入されるまで、再度タイトルデモをスピーカ23およびディスプレイ13aから出力する。
【0078】
さらに図6は、上述のステップS140,S150に示される編集処理を行なう際の、タブレットディスプレイ13に表示される編集(お絵描き)用画面の具体例を示す図である。
【0079】
図6を参照して、編集用画面は、主に、編集処理に用いる画像情報やテキスト情報の描画を受付ける描画領域200と、編集処理に用いる撮影画像を選択する撮影画像選択領域300と、編集処理に用いる「フレーム」や「スタンプ」等のツールを選択したり、編集処理の進行を指示したりするツール選択領域400とから構成される。
【0080】
ユーザ15は、編集処理を行なう際に、図6に示されるような編集用画面を、タブレットペン14でタッチすることで選択や入力を行なうことができる。具体的には、上述のステップS140において、撮影画像選択領域300にて編集処理に用いる撮影画像をタブレットペン14でタッチして選択する。ここで選択された撮影画像は、描画領域200に表示される。
【0081】
次に、ステップS150において、ツール選択領域400にて編集に用いるツールをタブレットペン14でタッチして選択する。さらに、選択されたツールで編集を行なうための属性を選択する。具体的には、「フレーム」ツールあるいは「スタンプ」ツールを選択した場合にはフレームあるいはスタンプの模様の種類を選択する。また、「ペン」ツールを選択した場合には線種や線の太さや色等を選択する。
【0082】
さらに、描画領域200にてスタンプ等の入力位置をタブレットペン14でタッチして入力する。また、編集用ツールとして図示されないテキスト入力を選択した場合には、描画領域200にタブレットペン14で書込むことでテキスト入力を行なうこともできる。
【0083】
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態においては、編集処理においてラインツールを用いた編集処理について説明する。ラインツールとは、図6のツール選択領域400に示される編集用のツールの1つであって、選択された模様で、縦あるいは横方向のライン模様画像を入力するためのツールである。ラインツールを用いた編集処理においてライン模様画像を入力する際には、タブレットペン14で図6に示される編集用画面のツール選択領域400において「ライン」を選択し、さらにライン模様画像に用いる模様を選択し、次に、描画領域200においてライン模様画像を入力する位置を入力する。
【0084】
例えば、ラインツールを用いた編集において、図6に具体例が示されるハート模様で縦方向のライン模様を入力する場合には、図7に示す縦方向のハート模様のライン模様画像が描画領域200に表示される。また、横方向のライン模様を入力する場合には、図8に示す横方向のハート模様のライン模様画像が描画領域200に表示される。
【0085】
なお、図7および図8に示す縦方向および横方向のライン模様画像は、各々PC101の記憶装置に格納されている画像データに基づく画像であってもよいし、縦方向あるいは横方向のライン模様画像の方向が決定されたときに、PC101の記憶装置に格納されている1つの模様画像データ(例えばハート模様の画像データ)から画像処理して作成されるものであってもよい。
【0086】
このようなライン模様画像は、同じく図6のツール選択領域400に示される編集用のツールの1つであるペンツールを用いて、任意の模様が施された線を入力することによっても入力可能であるが、ペンツールを選択してタブレットペン14で直線を入力することは利用者にとって難しい操作である。そこで、このようなラインツールを用いて、予め用意された模様画像でラインを入力することで、容易にかつ美しく編集された写真を得ることができる。
【0087】
第1の実施の形態においては、描画領域200にタブレットペン14で入力された位置に応じて縦方向のライン模様画像あるいは横方向のライン模様画像が自動的に切替られて描画領域200に表示されることを特徴とする。
【0088】
図9に、第1の実施の形態におけるラインツールを用いた編集処理を表わすフローチャートを示す。図9に示されるラインツールを用いた編集処理は、上述の図5のステップS150において実行されるものである。そのため、この全段階の処理において、編集処理に用いる撮影画像は選択され、描画領域200に表示されている。
【0089】
図9を参照して、はじめに、タブレットペン14で、図6に示される編集用画面のツール選択領域400に示される「ライン」をタッチして、ラインツールを選択する(S201)。ステップS201でラインツールの選択を受付けると、PC101のCPUは、記憶装置に記憶されているラインツールで選択可能なライン模様の画像を読出してタブレットディスプレイ13に出力し、ツール選択領域400に表示させる。図6においては、ハート模様のライン模様の画像が具体例として示されている。なお、ここで表示される画像は、実際の入力画像ではなく、実際に入力するライン模様画像をイメージできるアイコンである。
【0090】
次に、ツール選択領域400に表示されたラインツールで選択可能なライン模様の画像より、編集処理で用いるライン模様の画像をタブレットペン14でタッチして選択する(S203)。
【0091】
続いて、選択したライン模様画像の入力操作を、タブレットペン14で描画領域200にタッチして開始する(S205)。以降、タブレットペン14が離れるまでタブレットディスプレイ13にタッチした状態でタブレットペン14を入力したい位置に移動させ入力を行なう。
【0092】
タブレットペン14が描画領域200に触れると、タブレットペン14が触れている描画領域200の座標を入力座標(x,y)として検出する(S207)。ここでは、図6に示されるように、描画領域200の左上隅を原点座標(0,0)として右方向にx座標が増加し、下方向にy座標が増加する座標系が設定されているものとする。
【0093】
次に、ステップS209,S211において、検出された入力座標が、切替領域内にあるか否かを判定する。ここで、切替領域とは図6において描画領域200に斜線で示される領域であって、描画領域200の左右端に設定される、左右辺から所定の幅wである領域である。具体的には、ステップS209において、入力座標のx座標がx<wを満たすか否かを判定する。すなわち、入力座標が上記の切替領域の内の、図6の描画領域200の左側に斜線で示される切替領域に含まれるか否かを判定する。また、ステップS211において、入力座標のx座標がx<W−wを満たすか否かを判定する。すなわち、入力座標が上記の所定の領域の内の、図6の描画領域200の右側に斜線で示される切替領域に含まれるか否かを判定する。
【0094】
ステップS209およびS211での判定の結果、入力座標が上記の切替領域に含まれる場合には(S209でYES、あるいはS211でYES)、図7に具体例が示される縦方向のライン模様の画像を、入力座標のx座標に応じて描画領域200の左辺あるいは右辺に沿って縦方向に表示させる(S215)。
【0095】
ステップS209およびS211での判定の結果、入力座標が上記の切替領域に含まれない場合には(S209でNO、かつS211でNO)、図8に具体例が示される横方向のライン模様の画像を、入力座標のy座標に応じて描画領域200の横方向に表示させる(S213)。
【0096】
以上のステップS207〜S215の処理は、タブレットペン14がタブレットディスプレイ13の描画領域200に触れている状態では、所定の時間間隔で行なわれる(S217でNO)。すなわち、所定の時間間隔で、タブレットペン14が描画領域200に触れている位置である入力座標を検出して、入力座標に応じて、縦方向あるいは横方向のライン模様画像を表示させる。
【0097】
そして、タブレットペン14がタブレットディスプレイ13の描画領域200から離れると(S217でYES)、その位置を入力位置として、ライン模様画像の入力画像(縦方向画像あるいは横方向画像)と、入力位置とを確定する(S219)。
【0098】
以上で、本実施の形態におけるフレームツールを用いた編集処理を終了し、図5のステップS160に処理を戻す。
【0099】
本実施の形態における写真自動販売機で、上述のラインツールを用いた編集処理が実行されることよって、フレーム画像のように予め画像の4辺にライン模様画像が固定されず、任意にライン模様画像の有無を決定することができる。このため、例えば図10に示すように、撮影画像に被写体が偏った撮影位置で写っている場合であっても、図11に示すように、被写体の顔などに重ならないようにライン模様画像を入力させることができ、美しい写真を得ることができる。また例えば図12に示すように、撮影画像に被写体がいっぱいの大きさに写っている場合であっても、被写体の顔などに重ならない所望の位置のみのフレームとしてライン模様画像を入力させることができ、美しい写真を得ることができる。
【0100】
また、横方向のライン模様画像は、任意の位置に入力することができる。また、上述の編集処理を複数行なうことで、複数のライン模様画像を入力することができる。このため、例えば図13に示すように、撮影画像に被写体が上下方向に偏った撮影位置で写っている場合であっても、空きすぎている下部分に横方向のライン模様画像を複数入れる等を行ない、バランスのよい写真を得ることができる。
【0101】
また、上述のラインツールを用いた編集処理が実行されることよって、タブレットペン14でタッチして入力する入力位置に応じてライン模様画像が自動的に切替わる。すなわち、描画領域200の中央付近においてはライン模様画像が横方向の画像であり、予め描画領域200の左右に設定された切替領域においては縦方向の画像に自動的に切替わる。このため、ツール選択領域400において、縦方向のライン模様画像のアイコンと、横方向のライン模様画像のアイコンとの両方を用意して表示させる必要がなく、1度に表示できるアイコンの数を増やすことができる。その結果、入力できるライン模様画像のバリエーションを増やすことができる。
【0102】
また、ユーザ15がアイコンでライン模様を1度選択するだけで、タブレットペン14の位置により入力される画像が縦方向あるいは横方向に自動的に切替わる。そのため、ユーザ15の操作性を各段に向上させることができる。
【0103】
また、本実施の形態においては、描画領域200の端部に位置する切替領域においてライン模様画像の縦方向画像と横方向画像とが自動的に切替わる。一般的に、撮影画像の中央部に被写体が位置することが多いため、描画領域200の中央部付近で画像が切替わると、切替わる際のちらつきがユーザ15にとって煩わしい場合があるが、本実施の形態においては、中央部での画像が切替わる際のちらつきをなくし、ユーザ15に不快感を与えることがない。
【0104】
なお、上述の編集処理においては、予め縦方向のライン模様画像に切替わる切替領域を描画領域200の左右端に設定しておいたが、横方向のライン模様画像に切替わる切替領域を設定することで、入力座標がその領域に含まれるときに自動的に横方向のライン模様画像に切替えることもできる。そのときのタブレットディスプレイ13に表示される編用画面の他の具体例を図14に示す。
【0105】
図14を参照して、本具体例においては、図14に斜線で示される如く、描画領域200の上下端に、上下辺から所定の高さhに切替領域が設定される。そして、この場合、図15のフローチャートに示される処理が実行される。
【0106】
図15を参照して、本具体例では、図9に示される編集処理のステップS209〜S215に替えて、ステップS239〜S245が実行される。具体的には、ステップS239において、入力座標のy座標がy<hを満たすか否かを判定する。すなわち、入力座標が上記の切替領域の内の、図14の描画領域200の上側に斜線で示される切替領域に含まれるか否かを判定する。また、ステップS241において、入力座標のy座標がy<H−hを満たすか否かを判定する。すなわち、入力座標が上記の所定の領域の内の、図14の描画領域200の下側に斜線で示される切替領域に含まれるか否かを判定する。
【0107】
ステップS239およびS241での判定の結果、入力座標が上記の切替領域に含まれる場合には(S239でYES、あるいはS241でYES)、図8に具体例が示される横方向のライン模様の画像を、入力座標のy座標に応じて描画領域200の上辺あるいは下辺に沿って横方向に表示させる(S245)。
【0108】
ステップS239およびS241での判定の結果、入力座標が上記の切替領域に含まれない場合には(S239でNO、かつS241でNO)、図7に具体例が示される縦方向のライン模様の画像を、入力座標のx座標に応じて描画領域200の縦方向に表示させる(S243)。
【0109】
そして同様に、上述の処理をタブレットペン14がタブレットディスプレイ13の描画領域200に触れている状態で所定の時間間隔で行ない(S247でNO)、タブレットペン14がタブレットディスプレイ13の描画領域200から離れた位置を入力位置として(S247でYES)、ライン模様画像の入力画像(縦方向画像あるいは横方向画像)と、入力位置とを確定する(S249)。
【0110】
本実施の形態において、上述のようなラインツールを用いた編集処理が実行されることで、例えば図16に示すように、撮影画像に複数の被写体が離れて写っている場合であっても、空いてしまった被写体の間の位置に縦方向のライン模様画像を入力する等を行ない、バランスのよい写真を得ることができる。
【0111】
さらに、上述のライン模様画像の縦方向画像への切替えと、横方向画像への切替えとを組合わせることもできる。具体的には、切替領域を描画領域200の左右端と上下端とに予め設定し、上述の図9および図15に示される処理を組合わせることで、入力位置が左右端の切替領域に含まれる場合にはライン模様画像を横方向画像から縦方向画像へ自動的に切替え、入力位置が上下端の切替領域に含まれる場合にはライン模様画像を縦方向画像から横方向画像へ自動的に切替えることができる。なお、この場合、入力位置が両描画領域200に含まれていない場合には、予め設定されたデフォルトで縦方向あるいは横方向が設定されてもよいし、所定時間内のタブレットペン14での入力位置の移動方向に基づいて縦方向あるいは横方向が決定されてもよい。
【0112】
さらに、図6に示される切替領域の幅wあるいは図14に示される切替領域の高さhを設定することによって、自動的に切替えて入力できるライン模様画像の本数を制御することもできる。具体的には、上述の処理において、切替領域の幅wを、図7に示される縦方向のライン模様画像の幅waとすることで、図9のステップS209あるいはS211で入力位置が切替領域内であると判定された場合に、描画領域200の左右端に各1本ライン模様画像を入力することができる。また、切替領域の幅wをwa×2とすることで、描画領域200の左右端に各2本ライン模様画像を入力することができる。
【0113】
このことによって、例えば図17に示すように、撮影画像の中央付近に被写体が小さく写っている場合であっても、空いてしまった被写体の周囲に複数のライン模様画像を入力する等を行ない、バランスのよい写真を得ることができる。
【0114】
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態においては、編集処理においてフレームツールを用いた編集処理について説明する。フレームツールとは、図6のツール選択領域400に示される編集用のツールの1つであって、撮影画像の周りに、予め用意されているフレーム状の模様画像を入力するためのツールである。フレームツールを用いた編集処理においてフレーム画像を入力する際には、タブレットペン14で図6に示される編集用画面のツール選択領域400において「フレーム」を選択し、さらにフレーム画像に用いる模様を選択する。
【0115】
第2の実施の形態においては、描画領域200にタブレットペン14で入力された位置に応じてフレーム画像の幅が自動的に切替えられて描画領域200に表示されることを特徴とする。
【0116】
図18に、第2の実施の形態におけるフレームツールを用いた編集処理を表わすフローチャートを示す。図18に示されるフレームツールを用いた編集処理は、上述の図5のステップS150において実行されるものである。そのため、この全段階の処理において、編集処理に用いる撮影画像は選択され、描画領域200に表示されている。
【0117】
図18を参照して、はじめに、タブレットペン14で、図6に示される編集用画面のツール選択領域400に示される「フレーム」をタッチして、フレームツールを選択する(S261)。ステップS261でフレームツールの選択を受付けると、PC101のCPUは、記憶装置に記憶されているフレームツールで選択可能なフレーム模様の画像を読出してタブレットディスプレイ13に出力し、ツール選択領域400に表示させる。なお、ここで表示される画像は、実際の入力画像ではなく、実際に入力するフレーム模様画像をイメージできるアイコンである。
【0118】
次に、ツール選択領域400に表示されたフレームツールで選択可能なフレーム模様の画像より、編集処理で用いるフレーム模様の画像をタブレットペン14でタッチして選択する(S263)。
【0119】
続いて、フレーム幅の入力を、タブレットペン14で描画領域200にタッチして開始する(S265)。
【0120】
タブレットペン14が描画領域200に触れると、タブレットペン14が触れている描画領域200の座標を入力座標(x,y)として検出する(S267)。そして、検出された入力座標(x,y)に基づいてフレーム幅を算出して(S269)、算出された幅のフレーム画像を描画領域200に表示させる(S271)。
【0121】
フレーム幅の算出方法は、ここでは限定されるものではないが、その具体例として、入力座標(x,y)に基づいて、入力点から描画領域200の縦と横辺への最短距離を各々算出して、その小なる方の値をフレーム幅とする方法が挙げられる。
【0122】
以上のステップS267〜S271の処理は、タブレットペン14がタブレットディスプレイ13の描画領域200に触れている状態では、所定の時間間隔で行なわれる(S273でNO)。すなわち、所定の時間間隔で、タブレットペン14が描画領域200に触れている位置である入力座標を検出して、入力座標に応じて幅のフレーム画像を表示させる。
【0123】
そして、タブレットペン14がタブレットディスプレイ13の描画領域200から離れると(S273でYES)、その位置に応じた幅のフレーム画像を確定する(S275)。
【0124】
以上で、本実施の形態におけるフレームツールを用いた編集処理を終了し、図5のステップS160に処理を戻す。
【0125】
なお、上述の編集処理で表示される様々な幅のフレーム画像は、各々PC101の記憶装置に格納されている画像データに基づく画像であってもよいし、フレーム幅が決定されたときに、PC101の記憶装置に格納されている1つの模様画像データから画像処理を行なって作成されるものであってもよい。
【0126】
本実施の形態における写真自動販売機で、上述のフレームツールを用いた編集処理が実行されることよって、任意の幅のフレーム画像を入力することができる。このため、例えば図19に示すように、撮影画像の中央付近に被写体が小さく写っている場合には幅の広いフレーム画像を入力させることができ、また例えば図20に示すように、撮影画像に被写体がいっぱいの大きさに写っている場合には、被写体の顔などに重ならない幅の狭いフレーム画像を入力させることができ、美しい写真を得ることができる。
【0127】
また、上述のフレームツールを用いた編集処理が実行されることよって、タブレットペン14でタッチする入力位置に応じてフレーム画像の幅が自動的に切替わる。このため、ツール選択領域400において、様々な幅のフレーム画像を用意して表示させる必要がなく、1度に表示できるアイコンの数を増やすことができる。その結果、入力できるフレーム画像のバリエーションを増やすことができる。
【0128】
また、ユーザ15がアイコンでフレーム画像のアイコンを1度選択するだけで、タブレットペン14の位置により入力されるフレーム画像の幅が自動的に切替わる。そのため、ユーザ15の操作性を各段に向上させることができる。
【0129】
[変形例]
なお、変形例として、図21に示すように、描画領域200において、入力禁止領域を設定する場合について説明する。
【0130】
図21は、第2の実施の形態の変形例における、編集用画面の描画領域200の具体的な表示例を示す図である。図21に斜線で示すように、変形例においては、例えば被写体の顔等、フレーム画像が入力されることを禁止する入力禁止領域を予め設定するものとする。
【0131】
このような入力禁止領域は、タブレットディスプレイ13上においてタブレット14を用いた入力を受付けた領域であってもよいし、例えば被写体の顔等の領域を、撮影画像から自動的に判別して設定されるものであってもよい。なお、後者の場合には、ユーザ15から禁止する領域を「顔(肌色部分)」、「頭(髪の毛含む)」等で受付けてもよいし、予めテストモード等で設定されていてもよい。そして、一般的に行なわれている画像判別処理を用いて、所定の領域を抽出して、入力禁止領域と設定する。
【0132】
図22に、第2の実施の形態の変形例におけるフレームツールを用いた編集処理を表わすフローチャートを示す。図22に示されるフレームツールを用いた編集処理は、上述の図18に示されたフレームツールを用いた編集処理において、さらに入力禁止領域を用いた処理(S270,S272)が加わった処理である。そこで、図18に示される処理と異なる点について以下に説明を行なう。
【0133】
図22を参照して、ステップS269において、ステップS267で検出された入力座標(x,y)に基づいてフレーム幅を算出すると、さらに、そのフレーム幅におけるフレーム画像が、設定された入力禁止領域に重ならないか否かを判別する(S270)。
【0134】
算出されたフレーム幅におけるフレーム画像が設定された入力禁止領域に重ならない場合には(S270でNO)、図18における処理と同様に算出された幅のフレーム画像を描画領域200に表示させる(S271)。
【0135】
算出されたフレーム幅におけるフレーム画像が設定された入力禁止領域に重なる場合には(S270でYES)、算出された幅のフレーム画像を描画領域200に表示させない(S272)。
【0136】
そして、同様に、以上のステップS267〜S271をタブレットペン14がタブレットディスプレイ13から離れるまで繰返して、フレームの表示方法(表示あるいは非表示)、フレーム画像を確定する(S275)。
【0137】
以上で、本実施の形態の変形例におけるフレームツールを用いた編集処理を終了し、図5のステップS160に処理を戻す。
【0138】
本実施の形態における写真自動販売機で、上述のフレームツールを用いた編集処理が実行されることよって、任意の幅のフレーム画像を入力することができ、さらに図23に示すように、被写体の顔などに重ならないフレーム領域にフレーム画像を入力させることができる。このため、美しい写真を得ることができる。
【0139】
なお、上述のフレームツールを用いた編集処理では、算出されたフレーム幅におけるフレーム画像が設定された入力禁止領域に重なる場合にはフレーム画像を描画領域200に表示させないものとしたが、そのときの入力座標(x,y)から算出されたフレーム幅のフレーム画像を表示させずにその以前の入力座標(x,y)から算出されたフレーム幅のフレーム画像を表示させてもよい。また、入力禁止領域に重ならない幅に丸め込んで表示させてもよい。さらにまた、入力禁止領域の背後にフレーム画像を表示させてもよい。
【0140】
さらに、スタンプツールを用いた編集処理においても上述の入力禁止領域を用いた編集処理を実行することができる。スタンプツールとは、図6のツール選択領域400に示される編集用のツールの1つであって、撮影画像の任意の位置に、予め用意されている模様画像を入力するためのツールである。スタンプツールを用いた編集処理においてスタンプ画像を入力する際には、タブレットペン14で図6に示される編集用画面のツール選択領域400において「スタンプ」を選択し、さらにスタンプ画像に用いる模様を選択する。
【0141】
この場合のスタンプツールを用いた編集処理について、図24にフローチャートを示す。図24に示されるスタンプツールを用いた編集処理は、図22に示されるフレームツールを用いた編集処理とほぼ同様である。すなわち、本処理においても、ステップS267でタブレットペン14での入力座標(x,y)を検出する。そして、検出された入力座標(x,y)が設定された入力禁止領域内にあるか否かを判別し(S270)、入力座標(x,y)が設定された入力禁止領域内にない場合には(S270でNO)、描画領域200の入力座標(x,y)の示す位置にステップS263で選択された模様のスタンプ画像を表示させる(S271)。
【0142】
入力座標(x,y)が設定された入力禁止領域内にある場合には(S270でYES)、スタンプ画像を描画領域200に表示させない(S272)。
【0143】
本実施の形態における写真自動販売機で、上述のスタンプツールを用いた編集処理を行なうことでもまた、スタンプ画像が被写体の顔などに重ならない、美しい写真を得ることができる。
【0144】
なお、上述のスタンプツールを用いた編集処理では、入力座標(x,y)が設定された入力禁止領域内にある場合にはスタンプ画像を描画領域200に表示させないものとしたが、上述のステップS271およびS272において、その他の表示方法も考えられる。
【0145】
具体的には、図25、図26、および図27に示すように、入力座標(x,y)が入力禁止領域外である場合には入力禁止領域外用の所定の大きさの(大きな)スタンプ画像を表示させ(図25)、入力座標(x,y)が入力禁止領域内である場合には入力禁止領域内用の所定の大きさの(小さな)スタンプ画像を表示させる(図26)表示方法が考えられる。あるいは、入力座標(x,y)が入力禁止領域外である場合に被写体より前方にスタンプ画像を表示させ(図25)、入力座標(x,y)が入力禁止領域内である場合には入力禁止領域の背後にスタンプ画像を表示させる(図27)表示方法が考えられる。
【0146】
また、図27に示すように、入力座標(x,y)が入力禁止領域外であっても、その位置に基づいて表示されるスタンプ画像が入力禁止領域内に入込む場合に、入力禁止領域の背後にスタンプ画像を表示させる表示方法が考えられる。
【0147】
また、図28に示すように、入力座標(x,y)が入力禁止領域内である場合には、自動的に近傍の入力禁止領域外にスタンプ画像を自動的に移動させて表示させる表示方法が考えられる。なお、この場合には、スタンプ画像の移動先はランダムに設定されてもよいし、入力座標(x,y)からの距離が最も小なる入力禁止領域外の位置が算出されて設定されてもよい。
【0148】
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態においては、編集処理においてスタンプツールを用いた編集処理について説明する。
【0149】
第3の実施の形態においては、描画領域200にタブレットペン14で入力された位置に応じて、スタンプ画像の大きさが自動的に切替えられて描画領域200に表示されることを特徴とする。
【0150】
図29に、第3の実施の形態におけるスタンプツールを用いた編集処理を表わすフローチャートを示す。
【0151】
図29を参照して、はじめに、タブレットペン14で、図6に示される編集用画面のツール選択領域400に示される「スタンプ」をタッチして、スタンプツールを選択する(S281)。ステップS281でスタンプツールの選択を受付けると、PC101のCPUは、記憶装置に記憶されているスタンプツールで選択可能なスタンプ模様の画像を読出してタブレットディスプレイ13に出力し、ツール選択領域400に表示させる。なお、ここで表示される画像は、実際の入力画像ではなく、実際に入力するスタンプ画像をイメージできるアイコンである。
【0152】
次に、ツール選択領域400に表示されたスタンプツールで選択可能な模様の画像より、編集処理で用いるスタンプ画像をタブレットペン14でタッチして選択する(S283)。
【0153】
続いて、選択したスタンプ画像の入力操作を、タブレットペン14で描画領域200にタッチして開始する(S285)。以降、タブレットペン14が離れるまでタブレットディスプレイ13にタッチした状態でタブレットペン14を入力したい位置に移動させ入力を行なう。
【0154】
タブレットペン14が描画領域200に触れると、タブレットペン14が触れている描画領域200の座標を入力座標(x,y)として検出し(S287)、さらに入力座標(x,y)が存在する領域を判定する(S289)。ここでは、図30に示すように、描画領域200に、領域A,B,Cが予め設定されているものとする。
【0155】
そして、ステップS289での判定の結果に基づいて、入力座標(x,y)が存在する領域に応じたスタンプ画像を表示させる(S291,S293,S295)。ここでは、入力座標(x,y)が存在する領域に応じて、図31に示すスタンプ画像が設定されているものとする。すなわち、図31の具体例を参照して、スタンプ画像の模様として「星」が選択されている場合、描画領域200の中央に設定されている領域Aに入力座標(x,y)が存在するときには、サイズの大きなスタンプ画像(領域A画像)が設定され、領域Aの外側に設定されている領域Bに入力座標(x,y)が存在するときには、次にサイズの大きなスタンプ画像(領域B画像)が設定され、描画領域200の端部に設定されている領域Cに入力座標(x,y)が存在するときには、サイズの小さなスタンプ画像(領域C画像)が設定されている。
【0156】
以上のステップS287〜S295の処理を、タブレットペン14がタブレットディスプレイ13の描画領域200に触れている状態では、所定の時間間隔で繰返して行なう(S297でNO)。そして、タブレットペン14がタブレットディスプレイ13の描画領域200から離れると(S297でYES)、その位置を入力位置として、スタンプ画像の入力画像と、入力位置とを確定する(S299)。
【0157】
以上で、本実施の形態におけるスタンプツールを用いた編集処理を終了し、図5のステップS160に処理を戻す。
【0158】
なお、上述の編集処理で表示される様々なサイズのスタンプ画像は、各々PC101の記憶装置に格納されている画像データに基づく画像であってもよいし、入力座標(x,y)の存在する領域に応じて、PC101の記憶装置に格納されている1つの画像データから拡大あるいは縮小されて作成されるものであってもよい。
【0159】
本実施の形態における写真自動販売機で、上述のスタンプツールを用いた編集処理が実行されることよって、図32に示すように、描画領域200の端部になるほどサイズの小さなスタンプ画像が表示される。このことによって、描画領域200の端部にタブレットペン14で位置を入力してスタンプ画像を入力する場合、描画領域200の端部にかかってスタンプ画像の一部が切れて完全に表示されない事態を防ぐことができ、美しい写真を得ることができる。また、描画領域200の端部までスタンプ画像を表示させることができ、バランスのよい写真を得ることができる。
【0160】
また、上述のスタンプツールを用いた編集処理が実行されることよって、タブレットペン14でタッチする入力位置に応じてスタンプ画像のサイズが自動的に切替わる。このため、ツール選択領域400において、様々なサイズのスタンプ画像を用意して表示させる必要がなく、1度に表示できるアイコンの数を増やすことができる。その結果、入力できるスタンプ画像のバリエーションを増やすことができる。
【0161】
また、ユーザ15がアイコンでスタンプ画像のアイコンを1度選択するだけで、タブレットペン14の位置により入力されるスタンプ画像のサイズが自動的に切替わる。そのため、ユーザ15の操作性を各段に向上させることができる。
【0162】
[変形例]
なお、変形例として、上述のような入力座標(x,y)の存在する領域に応じて入力する画像を切替える他の処理について説明する。変形例においては、編集用のツールとして、図6には示されない「吹出し」を選択した場合の処理を行なう場合について説明する。吹出しツールとは、ツール選択領域400に示される編集用のツールの1つであって、撮影画像の任意の位置に、被写体であるユーザ15が言葉を発したような効果を奏する、あるいは、考えたことや感情が表現されたような効果を奏する吹出し画像を入力するためのツールである。そこで、さらに、吹出し内にテキストを表示させる場合が多い。
【0163】
テキストの入力方法はここでは特に限定を行なわないが、タブレットディスプレイ13に表示させた文字をタブレットペン14で選択することでテキスト入力を行なってもよい。また、当該写真自動販売機が図示しないキーボード等の入力装置を備える場合には、前記入力装置からのテキスト入力を受付けてもよい。
【0164】
上述のように、吹出し画像は、通常、撮影画像の中央付近に位置する被写体から発せられる画像であることが好ましいため、吹出しの根元は、描画領域200の中央付近を向いていることが好ましい。そこで、このような吹出しツールを用いた編集処理においても、図29に示される編集処理と同様の処理が実行され、入力座標(x,y)が存在する領域に応じた吹出し画像を表示させる。すなわち、描画領域200において、予め図33に示すように領域A〜Dを設定し、入力座標(x,y)が存在する各領域A〜Dに応じて、図34に示すような方向の領域A〜D用吹出し画像を表示させる。
【0165】
なお、上述の編集処理で表示される様々な方向の吹出し画像は、各々PC101の記憶装置に格納されている吹出し画像データに基づく画像であってもよいし、入力座標(x,y)の存在する領域に応じて、PC101の記憶装置に格納されている1つの吹出し画像データを回転あるいは上下または左右反転させて作成されるものであってもよい。
【0166】
本実施の形態における写真自動販売機で、上述の吹出しツールを用いた編集処理が実行されることよって、入力位置に応じて、吹出し画像の方向が自動的に切替わる。このため、撮影画像の中央付近に位置する被写体から言葉や感情が発せられたような効果的な吹出し画像を容易に入力することができる。
【0167】
また、ツール選択領域400において、様々な方向の吹出し画像を用意して表示させる必要がなく、1度に表示できるアイコンの数を増やすことができる。その結果、入力できる吹出し画像のバリエーションを増やすことができる。
【0168】
また、ユーザ15がアイコンで吹出し画像のアイコンを1度選択するだけで、タブレットペン14の位置により入力される吹出し画像の方向が自動的に切替わる。そのため、ユーザ15の操作性を各段に向上させることができる。
【0169】
なお、ここでは「吹出しツール」として説明したが、「スタンプツール」の中に、吹出し画像を用意し、この画像が選択された場合には、図29に示す処理で、図33に示す領域指定で行なうようにしてもよい。この場合、画像ごとに変化方法を指定する属性(例えば処理方法と領域指定など)が付随することが好ましい。例えば、星スタンプについての処理は図29に示す処理となり、図30に示す領域領域となる。
【0170】
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態においては、編集処理において矢印ツールを用いた編集処理について説明する。矢印ツールとは、ツール選択領域400に示される編集用のツールの1つであって、撮影画像の任意の位置に矢印画像を入力するためのツールであって、通常、撮影画像の中央付近に位置する被写体を強調させたり装飾するために用いられる。矢印ツールを用いた編集処理においてフレーム画像を入力する際には、タブレットペン14でツール選択領域400において図6に示される編集用画面には図示されない「矢印」を選択する。
【0171】
第4の実施の形態においては、描画領域200にタブレットペン14で入力された位置に応じて矢印画像の向きが自動的に切替えられて描画領域200に表示されることを特徴とする。上述のように、矢印画像は、通常、撮影画像の中央付近に位置する被写体に向けられる画像であることが好ましいため、矢印の先端は、描画領域200の中央付近を向いていることが好ましい。
【0172】
図35に、第4の実施の形態における矢印ツールを用いた編集処理を表わすフローチャートを示す。
【0173】
図35を参照して、はじめに、タブレットペン14で、編集用画面のツール選択領域400に示される「矢印」(図示せず)をタッチして、矢印ツールを選択する(S311)。
【0174】
次に、矢印の入力操作を、タブレットペン14で描画領域200にタッチして開始する(S313)。以降、タブレットペン14が離れるまでタブレットディスプレイ13にタッチした状態でタブレットペン14を入力したい位置に移動させ入力を行なう。
【0175】
タブレットペン14が描画領域200に触れると、タブレットペン14が触れている描画領域200の座標を入力座標(x,y)として検出する(S315)。さらに、入力座標(x,y)と、描画領域200の中心点とを結ぶ直線を算出し(S317)、矢印の向きを決定する。
【0176】
そして、ステップS317で決定された矢印の向きになるよう矢印画像を回転させ、描画領域200に表示させる(S319)。
【0177】
以上のステップS315〜S319の処理を、タブレットペン14がタブレットディスプレイ13の描画領域200に触れている状態では、所定の時間間隔で繰返して行なう(S321でNO)。そして、タブレットペン14がタブレットディスプレイ13の描画領域200から離れると(S321でYES)、その位置を入力位置として、矢印画像の入力位置と方向を確定する(S323)。
【0178】
以上で、本実施の形態におけるスタンプツールを用いた編集処理を終了し、図5のステップS160に処理を戻す。
【0179】
本実施の形態における写真自動販売機で、上述の矢印ツールを用いた編集処理が実行されることよって、図36に示すように、入力位置に応じて、矢印画像の方向が自動的に中心向きに切替わる。このため、撮影画像の中央付近に位置する被写体に向いた効果的な矢印画像を容易に入力することができる。
【0180】
また、ツール選択領域400において、様々な方向の矢印画像を用意して表示させる必要がない。
【0181】
また、ユーザ15がアイコンで矢印画像のアイコンを1度選択するだけで、タブレットペン14の位置により入力される矢印画像の方向が自動的に切替わる。そのため、ユーザ15の操作性を各段に向上させることができる。
【0182】
なお、上述の矢印ツールを用いた編集処理では、矢印画像が描画領域200の中心向きの方向で表示される編集処理を行なうが、予め矢印の中心とする位置の設定を受付け、ステップS317で受付けた点と入力座標(x,y)とを結ぶ直線を算出して矢印の向きを決定することで、任意の点を中心とする矢印を自動的に切替えることもできる。
【0183】
さらに、上述の第1〜第4の実施の形態において、写真自動販売機で行なわれる編集画像の入力方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
【0184】
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
【0185】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における写真撮影装置である、写真自動販売機の外観の具体例を示す図である。
【図2】筐体1を正面(撮影ブース4内方向)から見た具体例を示す図である。
【図3】筐体1を背面(お絵描きブース53方向)から見た具体例を示す図である。
【図4】本実施の形態における写真自動販売機の機能ブロック図である。
【図5】本実施の形態における写真自動販売機での処理を示すフローチャートである。
【図6】編集(お絵描き)用画面の具体例を示す図である。
【図7】縦方向のライン模様画像の具体例を示す図である。
【図8】横方向のライン模様画像の具体例を示す図である。
【図9】第1の実施の形態におけるラインツールを用いた編集処理を示すフローチャートである。
【図10】撮影画像の具体例を示す図である。
【図11】ライン模様画像を撮影画像に重ねて表示した具体例を示す図である。
【図12】ライン模様画像を撮影画像に重ねて表示した具体例を示す図である。
【図13】ライン模様画像を撮影画像に重ねて表示した具体例を示す図である。
【図14】編集(お絵描き)用画面の具体例を示す図である。
【図15】第1の実施の形態におけるラインツールを用いた他の編集処理を示すフローチャートである。
【図16】ライン模様画像を撮影画像に重ねて表示した具体例を示す図である。
【図17】ライン模様画像を撮影画像に重ねて表示した具体例を示す図である。
【図18】第2の実施の形態におけるフレームツールを用いた編集処理を示すフローチャートである。
【図19】フレーム画像を撮影画像に重ねて表示した具体例を示す図である。
【図20】フレーム画像を撮影画像に重ねて表示した具体例を示す図である。
【図21】第2の実施の形態の変形例における、編集用画面の描画領域200の具体的な表示例を示す図である。
【図22】第2の実施の形態の変形例におけるフレームツールを用いた編集処理を示すフローチャートである。
【図23】フレーム画像を撮影画像に重ねて表示した具体例を示す図である。
【図24】第2の実施の形態の変形例におけるスタンプツールを用いた編集処理を示すフローチャートである。
【図25】スタンプ画像を撮影画像に重ねて表示した具体例を示す図である。
【図26】スタンプ画像を撮影画像に重ねて表示した具体例を示す図である。
【図27】スタンプ画像を撮影画像に重ねて表示した具体例を示す図である。
【図28】スタンプ画像を撮影画像に重ねて表示した具体例を示す図である。
【図29】第3の実施の形態におけるスタンプツールを用いた編集処理を示すフローチャートである。
【図30】領域A,B,Cが予め設定された第3の実施の形態における描画領域200の具体例を示す図である。
【図31】領域A,B,Cにおける各々のスタンプ画像の具体例を示す図である。
【図32】描画領域200におけるスタンプ画像の表示の具体例を示す図である。
【図33】領域A,B,C,Dが予め設定された第3の実施の形態の変形例における描画領域200の具体例を示す図である。
【図34】領域A,B,C,Dにおける各々の吹出し画像の具体例を示す図である。
【図35】第4の実施の形態における矢印ツールを用いた編集処理を示すフローチャートである。
【図36】描画領域200における吹出し画像の表示の具体例を示す図である。
【図37】従来の方法で、フレーム画像を撮影画像に重ねて表示した具体例を示す図である。
【図38】従来の方法で、スタンプ画像を撮影画像に重ねて表示した具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 筐体、12 プリンタ、13 タブレットディスプレイ、13a ディスプレイ、14 タブレットペン、15 ユーザ、21 カメラ、22 モニタ、101 パーソナルコンピュータ、102 制御部。
Claims (13)
- 被写体を撮影する撮影手段と、
前記撮影された画像に編集用画像を入力する画像入力手段とを備える写真自動販売機であって、
前記編集用画像を入力する入力位置を検出する入力位置検出手段と、
前記検出された入力位置に応じて、前記編集用画像を切替える画像切替手段とをさらに備え、
前記画像入力手段は、前記撮影された画像に前記切替えた編集用画像を入力する、写真自動販売機。 - 前記画像切替手段は、1の前記編集用画像を、前記検出された入力位置に応じた画像処理を施して切替える、請求項1に記載の写真自動販売機。
- 入力位置に対応付けられた編集用画像を格納する格納手段をさらに備え、
前記画像切替手段は、前記検出された入力位置に対応付けられた編集用画像を、前記格納手段より読出して切替える、請求項1に記載の写真自動販売機。 - 前記画像切替手段は、前記編集用画像を、前記検出された入力位置が含まれる領域に対応した編集用画像に切替える、請求項1〜3のいずれかに記載の写真自動販売機。
- 前記検出された入力位置が含まれる領域が編集用画像入力可能領域である場合に、前記画像入力手段は、前記撮影された画像に、前記切替えた編集用画像を入力する、請求項4に記載の写真自動販売機。
- 前記画像入力手段は、前記検出された入力位置が所定領域に含まれる場合に、前記編集用画像を、前記撮影された画像の、前記所定領域に含まれる被写体の背後と、前記所定領域外とのいずれか一方に入力する、請求項1に記載の写真自動販売機。
- 第1の画像に第2の画像を入力する画像入力方法であって、
前記第2の画像を入力する入力位置を検出する入力位置検出ステップと、
検出された入力位置に応じて、前記第2の画像を切替える画像切替ステップと、
前記第1の画像に、前記切替えた第2の画像を入力する画像入力ステップとを備える、画像入力方法。 - 前記画像切替ステップは、1の前記第2の画像を、前記検出された入力位置に応じた画像処理を施して切替える、請求項7に記載の画像入力方法。
- 前記画像切替ステップは、前記検出された入力位置に対応付けられた画像を、入力位置に対応付けられた画像を格納する格納装置より読出して切替える、請求項7に記載の画像入力方法。
- 前記画像切替ステップは、前記第2の画像を、前記検出された入力位置が含まれる領域に対応した画像に切替える、請求項7〜9のいずれかに記載の画像入力方法。
- 前記検出された入力位置が含まれる領域が編集用画像入力可能領域である場合に、前記画像入力ステップは、前記第1の画像に、前記切替えた第2の画像を入力する、請求項10に記載の画像入力方法。
- 前記画像入力ステップは、前記検出された入力位置が所定領域に含まれる場合に、前記第2の画像を、前記第1の画像の前記所定領域に含まれるオブジェクトの背後と、前記第1の画像の前記所定領域外とのいずれか一方に入力する、請求項7に記載の画像入力方法。
- 第1の画像に第2の画像を入力する画像入力方法をコンピュータに実行させる画像入力プログラムであって、
前記第2の画像を入力する入力位置を検出する入力位置検出ステップと、
検出された入力位置に応じて、前記第2の画像を切替える画像切替ステップと、
前記第1の画像に前記切替えた第2の画像を入力する画像入力ステップとを実行させる、画像入力プログラム。
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