JP2004142723A - 簡素化された固定機構を有する車両用物品キャリヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】独立したばね又は付勢要素を必要としない固定機構を含むブラケット組立体を持つ車両用物品キャリヤ装置を提供する。
【解決手段】ブラケット組立体が横棒の対向する端部に固定され、ブラケット組立体の各々が、車両のボディ外面に固定されたそれぞれの支持レールに固定される。各々のブラケット組立体が、閉位置と開位置との間でそれぞれ回動可能な、作動レバーと固定クランプとを含んでいる。作動レバーが閉位置に置かれたとき、作動レバーと固定クランプとの間の相互作用が、固定クランプを閉じさせて閉位置に保持させる。作動レバーが閉位置から開位置まで動かされたとき、作動レバーと固定クランプとの間の相互作用が固定クランプを開放させて支持レールから切り離すことを可能にする。
【選択図】 図5
【解決手段】ブラケット組立体が横棒の対向する端部に固定され、ブラケット組立体の各々が、車両のボディ外面に固定されたそれぞれの支持レールに固定される。各々のブラケット組立体が、閉位置と開位置との間でそれぞれ回動可能な、作動レバーと固定クランプとを含んでいる。作動レバーが閉位置に置かれたとき、作動レバーと固定クランプとの間の相互作用が、固定クランプを閉じさせて閉位置に保持させる。作動レバーが閉位置から開位置まで動かされたとき、作動レバーと固定クランプとの間の相互作用が固定クランプを開放させて支持レールから切り離すことを可能にする。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用物品キャリヤに概ね関係している。特に本発明は、簡素化され改良された固定機構をもつブラケット組立体を有している車両用物品キャリヤに関係している。
【0002】
【従来の技術】
車両用物品キャリヤは、幅広い種類の用途でさまざまなサイズの物品を車両の外面上で支持して固定するために使用されている。一般的に、車両用物品キャリヤは、車両のボディ外面に固定された一対の支持レールを含んでいる。支持レールは、通常は真っ直ぐであり、そしてボディ外面に互いに平行に延びるように固定される。支持レールは通常、車両屋根若しくは荷台蓋若しくはトラック荷台の、主縦方向長さに沿って固定される。
【0003】
一般的に、少なくとも一本の横棒が、二本の支持レールの間に延びている。横棒は、ブラケット組立体によって各々の支持レールに固定されており、前記ブラケット組立体は、横棒の各々の端部に取外し可能に固定されている。一般的に各々のブラケット組立体は、ブラケット組立体を対向する支持レールの関係する一方に取外し可能に固定するための固定装置を具備している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
現状の車両用物品ラックが、それらの意図された用途に関しては十分に機能しているとはいえ、それらは全て改良の対象である。特に現状の物品ラックの多くの固定装置は一般的に、複雑な部品を比較的多く含んでおり、そのため固定装置をやや扱い難いものにし及び/又は組み立て費用のかかるものにしている。多くのそのような固定装置は、必要な固定作用を果たすために一つ以上の独立したばねを必要とし、前記ばねは、固定装置の複雑さと費用とを増やすことがある。更に、いくつかの物品キャリヤでは、固定装置は、それが開けられたとき、支持レールを完全に分離することに失敗することによって、ブラケット組立体が、その結合されていた支持レールに沿って簡単に位置を変えるか又は支持レールから外れることを防ぎ損なうことがある。
【0005】
従って、組立てがより簡単で、生産費用効果がより高く、そしてその固定方向において優れた信頼性を有する単純化された固定装置を含むブラケット組立体を各々の端部に持っている横棒を有する車両用物品キャリヤについての必要性がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、少ない部品数で作ることができるブラケット組立体を有する車両用物品キャリヤ装置を提供することにより、従来技術の欠点を克服する。ブラケット組立体は、固定装置として機能し、そして横棒の対向する端部に固定される。各々のブラケット組立体は、横棒を支持レールの間に掛けるために、車両の支持レールに取り付けられる。
【0007】
各々のブラケット組立体は通常、閉位置と開位置との間で回動可能な作動部材と、閉位置と開位置との間で回動可能な固定部材とを含んでいる。作動部材が、閉位置に置かれたとき、作動部材と固定部材との間の相互作用が、固定部材を強制的に閉じさせて固定部材を閉位置に維持し、ブラケット組立体を支持レールに固定する。作動部材が閉位置から開位置へ回転移動されたとき、作動部材と固定部材との間の相互作用が、固定部材を開位置に回転移動させて支持レールから離す。固定クランプが開位置に置かれたとき、ブラケット組立体が、ブラケット組立体を支持レールから押したり滑らせたりする必要なしに、支持レールから直接的に分離されることができるように、固定クランプが開く。代わりにブラケット組立体が、そのそれぞれの支持レールに沿って調節自在に位置決めされてもよい。上述の固定と固定解除動作は、ブラケット組立体の中にどのような内部ばね若しくは付勢要素も使用することなく得られる。
【0008】
本発明の更なる適用領域が、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。詳細な説明と具体的な例は、例示のみの目的を意図しているもので、発明の範囲を限定することを意図しているものではないことが理解されるべきである。
【0009】
本発明は、詳細な説明と添付図面からより完全に理解されるであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】
好適な実施例の以下の説明は、本質的に単に例示であるにすぎず、発明又はその用途又はその使用を限定することを意図するものではない。
【0011】
図1を参照すると、本発明の好適な実施例による車両用物品キャリヤ装置10が図示されている。物品キャリヤ装置10は典型的な自動車12に取り付けられた状態で示されている。特に、キャリヤ装置10は、自動車12のルーフ部14に取り付けられた状態で示されている。図1が、ルーフ部14に固定されたキャリヤ装置10を示しているが、キャリヤ装置10が、自動車12の外部の他のさまざまな表面に容易に固定されることが理解されるであろう。更にキャリヤ装置10は、例えばスポーツ用多目的車、ステーションワゴン、セダン等々のようなほとんどどのような形状の車両における使用にも適している。
【0012】
キャリヤ装置10は通常、一対の細長い支持レール16、少なくとも二つの横棒ブラケット組立体18、及び少なくとも一本の横棒20を含んでいる。多くの用途において、調節自在に位置決め可能な二本の横棒20が使用されるが、横棒20の一本が、容易に、固定(即ち非可動の)横棒部材からなることが理解されるであろう。論述と図解のために、二本の横棒20は両方とも調節自在な横棒からなるものである。
【0013】
図1に示されるように、支持レール16は、ルーフ14の対辺に沿って概ね並行関係で配置される。支持レール16は、適切な支持足22によってルーフ部14の上で支持される。図2は、支持レール16の一つに加えて、横棒20及び一つのブラケット組立体18のより詳細な図を提供している。図2で見られるように、支持レール16は通常、下面24、上面26、内面28、上外面30、及び下外面32から形成されている。
【0014】
図2を更に参照しながら、横棒ブラケット組立体18がここで詳細に説明される。ブラケット組立体18は通常、ハウジング36から延びている横棒接続ネック又は部位34を含んでいる。ネック34は、横棒20の中に入れ子式に挿入される大きさになっている。ネック34と横棒20との間の相互作用は、以下に更に詳細に説明される。
【0015】
ハウジング36は、上クランプ部38と下支持部39とを含んでいる。ハウジング36は、下固定クランプ42及び作動レバー44を支えるために用いられる。上クランプ部38は、上面46、下面48、及び内面50をもっている。上面46、下面48、及び内面50の形状は、上クランプ部38が支持レール16の上にしっかり据えられることができるように、支持レール16の、内面28、上面26、及び上外面30の形状と合うようになっている。上クランプ部38と支持レール16との間の相互作用を和らげるために、ゴム又は他の同様のパッド51が、接着又は他の適切な手段により下面48に固定されていてもよい。
【0016】
図2を参照すると、上クランプ部38の上面46の中にくり抜き部52がある。作動レバー44が、くり抜き部52の中に設置される。作動レバー44は、ハンドル56をもつ基部54、及び基部54から伸びているリップ又はフランジ58から形成される。貫通穴60が、基部54を貫いて延在している。作動レバー44は、作動レバー44をハウジング36に対して回動させることを可能とする適切な締結装置によってくり抜き部52の中に固定される。図示されるように、貫通穴60は、ハウジング36の中に設けられた同様の貫通穴62と位置を揃えられ、そして貫通穴60と62とを貫通してねじ込まれるか圧入される止めピン64によって所定の位置に固定される。
【0017】
ここで図3を参照しながら、下固定クランプ42が詳細に説明される。下固定クランプ42は通常、開口68を有する中央部66から形成される。クランプ部70が中央部66から延びている。クランプ部70は、支持レール16の下面24と合うような形状となっており、そして固定クランプ42が閉位置にあってブラケット組立体18と共に支持レール16のそれぞれの一つに置かれたとき、クランプ部70は下面24に接する。パッド72は、クランプ部70と支持レール16との間の相互作用を和らげるための面を提供するために、クランプ部70に固定されてもよい。
【0018】
タブ74が、中央部66からクランプ部70の反対側に延びている。タブ74は上クランプ部38の方に上方に湾曲している。タブ74は凸部76を含んでおり、この凸部76は、一対の切り込み若しくはノッチ78aによってタブ74の中に形作られたフラップ78から延びている。フラップ78は僅かに可撓性があって、タブ74の表面から上に延びている。緩やかな弓状面75もタブ74に形作られている。エッジ面76aが凸部76と隣り合っている。凸部76は、より完全に図5A〜5Cと共に説明されるように、触知できる“感触”を固定操作中と固定解除操作中に使用者に与える。
【0019】
固定クランプ42は、開口68が主ハウジングの開口80と揃うように、主ハウジング36の中に収められる。開口68と開口80とが揃えられると、ねじ又は圧入による回動ピン82が、開口68と80とを貫通して挿入されて、固定クランプ42を主ハウジング36に回動可能に接続する。
【0020】
図1及び2への参照とともに、横棒20がここで詳細に説明される。横棒20は通常、上端部81、底部84、第一最外端部86、第二最外端部88(図1)、及び内部領域90を有する、細長いチューブ状の長円形(断面において)の部材から形成される。図2に見られるように、上端部81は、その全長にわたって延在しているチャンネル92を有している。チャンネル92は凹フランジ94によって縁を付けられている。チャンネル92の大部分はゴムバンパー96によって覆われている。ゴムバンパー96は凹フランジ94に据えられる。
【0021】
内部領域90は、第一最外端部86において横棒のネック34を収容する。第二最外端部88におけるブラケット組立体18は、同様のやり方で横棒20に固定される。横棒20と横棒ブラケット組立体18との間に剛性連結を与えるために、ネック34は、例えばねじファスナ(図示されない)のような在来の方法で内部領域90の中に固定される。
【0022】
図5Aは、図2の構成部品が取り付けられたときを図示している。図5Aに見られるように、下固定クランプ42及び作動レバー44は、ブラケット組立体18の中に取り付けられたとき、互いに接触している。特に、図5Aは、ブラケット組立体18を固定位置において、作動レバー44のフランジ58がタブ74のエッジ面76aに接触している状態で図示している。図5Aの固定位置では、下固定クランプ42は、図5B及び図5Cに見られるように、作動レバー44から離れるように外側に回動することができない。これは一つには、回動ピン64及び82の配置のためである。下固定クランプ42を支持レール16の下面24から引き離すのに役立つどのような力(つまり図5Aにおいて下方に方向付けられた力)も、フランジ58によって固定クランプ42のタブ74に加えられる反力によって抵抗を受け、そして実際のところ作動レバー44を支持レール16に更にきつく下に押し付ける。したがって、作動レバー44が固定位置に置かれた場合、ブラケット組立体18は支持レール16に確実に固定される。
【0023】
作動レバー44を図5Aの固定位置から移動させるためには、引き上げ力が、作動レバー44に加えられて、フランジ58に凸部76を通過させる必要がある。それ故、凸部76の存在は、ブラケット組立体18が物品キャリヤ10の使用中に勝手に開くことを防ぎ、そして作動レバー44が固定位置と固定解除位置との間を移動したことを使用者に触知させる信号を提供する。
【0024】
図5Bを参照すると、固定クランプ42を外側に回転させることを可能とするためには、作動レバー44のハンドル56を、図5Aの固定位置から中間的開位置(図5B)若しくは完全開位置(図5C)まで移動させる必要がある。中間的開位置(図5B)及び完全開位置(図5C)の両方において、ハンドル56はハウジング36から外側に回転させられている。このことが、フランジ58を図5Bの左回りに回転させる。ハンドル56が左回りに回転させられるとき、フランジ58が凸部76を乗り越え、そしてこのことが、固定クランプ42全体を回動ピン82の周りで図5Bの右回りに回転させることを可能にする。実際において、タブ74の方にずれている回動ピン82の位置とクランプ部70の重量とがこの右回り回転運動を促進する。したがって、固定クランプ42を固定位置に保持するために、独立したばね又は付勢部材は必要とされない。
【0025】
図5B及び5Cを参照すると、フランジ58が凸部76を一旦通過すると、フランジ58は移動してタブ74の弓状面75と接触する(図5B)。作動レバー44の左回り方向への更なる回転が、図5Bに示されるように、固定クランプ42のピン82周りでの右回り方向の継続する回転を可能にする。ここに至って、ブラケット組立体18を支持レール16に沿って容易に移動することができる。
【0026】
作動レバー44が図5Cに示される完全開位置まで回転させられたとき、フランジ58は、本質的に垂直に配置されるので、クランプ部70がハウジング36からほぼ90度の角度で延びるように固定クランプ42を完全に開かせる。したがって、固定クランプ42が、図5Cに示されるように完全に開いたとき、ブラケット組立体18の追加の回転、回動、若しくは押しのけを必要とすることなしに、ブラケット組立体18及び取り付けられた横棒20を支持レール16との係合から垂直に切り離すことが可能である。固定クランプ42を図5Cに示される完全固定解除位置に保持するために、独立した付勢要素(すなわち、ばね)を必要としないことに利点がある。
【0027】
ブラケット組立体18を支持レール16へ固定することが、ここで詳細に説明される。ブラケット組立体18を支持レール16へ固定することに含まれる手順は、ブラケット組立体18を固定解除するのに必要な手順と逆の手順である。作動レバー44が図5Cに示される完全開位置まで回転させられたとき、ブラケット組立体18は支持レール16の上に置かれる。
【0028】
上クランプ部38が、ひとたび支持レール16の上に置かれると、ブラケット組立体18は、作動レバー44の回転によって所定位置に固定され、その結果作動レバー44が、図5Aに見られるようにくり抜き部52の中に収まる。図5A、5B、及び5Cに見られるように、作動レバー44の固定位置への回転が、フランジ58をハウジング36のネック34の方へ内側に回転させる。フランジ58が右回りに回転するとき、フランジ58は下固定クランプ42の弓状面75から動き、タブ74を下に且つ内面50から離れるように左回り回転運動で回転させる。タブ74の下方への回転は次には、クランプ部70を上クランプ部38の方へ上方に回転させて支持レール16に接触させる。作動レバー44が回転させられてくり抜き部52の中に完全に収まったとき、フランジ58は凸部76を通過してタブ74の上で停止する。フランジ58が一旦凸部76を通過すると、ピン64及び82の位置と、フランジ58と凸部76との間の接触とが、下固定クランプ42が支持レール16から離れるように右回りに逆転することを防ぎ、その結果ブラケット組立体18を支持レール16に固定する。
【0029】
このように、本発明は、少なくとも二つのブラケット組立体18を有する車両用物品キャリヤ10を提供する。ブラケット組立体18は、最小限の部品数をもつ簡素化された固定機構を含んでおり、そのため固定機構をより扱いやすいものにし、そして製造をより効率的にする。更に固定機構は、ブラケット組立体18を支持レール16から押したり滑らせたりする必要なしに、ブラケット組立体18が支持レール16との接触から垂直に切り離されることができる程度まで、開くことが可能である。最も重要なことだが、各々のブラケット組立体の固定及び固定解除動作が、どんな別個のばね又は付勢要素も使わないで実現される。このことは、ブラケット組立体18の構造を極めて簡素化することのみならず、これら構成部品の製造コストを著しく低減させる。ブラケット組立体18の削減された構成部品数が、これら構成部品の信頼性の向上に更に貢献する。
【0030】
本発明の説明は、ただ単に例示したものであって、本発明の趣旨から逸脱しない変更が本発明の範囲に含まれることを意図するものである。そのような変更は、本発明の精神と範囲からの逸脱とみなされるべきものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好適な実施例による車両用物品キャリヤ装置を含んでいる車両の一部の斜視図である。
【図2】図2は、図1の車両用物品キャリヤ装置の、横棒の一部分と支持レールの一部分とブラケット組立体との分解斜視図である。
【図3】図3は、図2のブラケット組立体の下固定クランプの斜視図である。
【図4】図4は、図2のブラケット組立体の作動レバーの斜視図である。
【図5】図5Aは、図1の、横棒の一部分とブラケット組立体との部分断面図であり、ブラケット組立体が閉位置で図1の支持レールに固定されて図示されている。
図5Bは、図1の、横棒の一部分とブラケット組立体との部分断面図であり、ブラケット組立体が中間的開位置で図示されている。
図5Cは、図5Bのブラケット組立体の部分断面図であり、ブラケット組立体を図1の支持レールから垂直に切り離すことができる完全開位置でブラケット組立体が図示されている。
【符号の説明】
10…車両用物品キャリヤ装置
16…支持レール
18…ブラケット組立体
20…横棒
42…固定クランプ
44…作動レバー
58…フランジ
76…凸部
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用物品キャリヤに概ね関係している。特に本発明は、簡素化され改良された固定機構をもつブラケット組立体を有している車両用物品キャリヤに関係している。
【0002】
【従来の技術】
車両用物品キャリヤは、幅広い種類の用途でさまざまなサイズの物品を車両の外面上で支持して固定するために使用されている。一般的に、車両用物品キャリヤは、車両のボディ外面に固定された一対の支持レールを含んでいる。支持レールは、通常は真っ直ぐであり、そしてボディ外面に互いに平行に延びるように固定される。支持レールは通常、車両屋根若しくは荷台蓋若しくはトラック荷台の、主縦方向長さに沿って固定される。
【0003】
一般的に、少なくとも一本の横棒が、二本の支持レールの間に延びている。横棒は、ブラケット組立体によって各々の支持レールに固定されており、前記ブラケット組立体は、横棒の各々の端部に取外し可能に固定されている。一般的に各々のブラケット組立体は、ブラケット組立体を対向する支持レールの関係する一方に取外し可能に固定するための固定装置を具備している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
現状の車両用物品ラックが、それらの意図された用途に関しては十分に機能しているとはいえ、それらは全て改良の対象である。特に現状の物品ラックの多くの固定装置は一般的に、複雑な部品を比較的多く含んでおり、そのため固定装置をやや扱い難いものにし及び/又は組み立て費用のかかるものにしている。多くのそのような固定装置は、必要な固定作用を果たすために一つ以上の独立したばねを必要とし、前記ばねは、固定装置の複雑さと費用とを増やすことがある。更に、いくつかの物品キャリヤでは、固定装置は、それが開けられたとき、支持レールを完全に分離することに失敗することによって、ブラケット組立体が、その結合されていた支持レールに沿って簡単に位置を変えるか又は支持レールから外れることを防ぎ損なうことがある。
【0005】
従って、組立てがより簡単で、生産費用効果がより高く、そしてその固定方向において優れた信頼性を有する単純化された固定装置を含むブラケット組立体を各々の端部に持っている横棒を有する車両用物品キャリヤについての必要性がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、少ない部品数で作ることができるブラケット組立体を有する車両用物品キャリヤ装置を提供することにより、従来技術の欠点を克服する。ブラケット組立体は、固定装置として機能し、そして横棒の対向する端部に固定される。各々のブラケット組立体は、横棒を支持レールの間に掛けるために、車両の支持レールに取り付けられる。
【0007】
各々のブラケット組立体は通常、閉位置と開位置との間で回動可能な作動部材と、閉位置と開位置との間で回動可能な固定部材とを含んでいる。作動部材が、閉位置に置かれたとき、作動部材と固定部材との間の相互作用が、固定部材を強制的に閉じさせて固定部材を閉位置に維持し、ブラケット組立体を支持レールに固定する。作動部材が閉位置から開位置へ回転移動されたとき、作動部材と固定部材との間の相互作用が、固定部材を開位置に回転移動させて支持レールから離す。固定クランプが開位置に置かれたとき、ブラケット組立体が、ブラケット組立体を支持レールから押したり滑らせたりする必要なしに、支持レールから直接的に分離されることができるように、固定クランプが開く。代わりにブラケット組立体が、そのそれぞれの支持レールに沿って調節自在に位置決めされてもよい。上述の固定と固定解除動作は、ブラケット組立体の中にどのような内部ばね若しくは付勢要素も使用することなく得られる。
【0008】
本発明の更なる適用領域が、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。詳細な説明と具体的な例は、例示のみの目的を意図しているもので、発明の範囲を限定することを意図しているものではないことが理解されるべきである。
【0009】
本発明は、詳細な説明と添付図面からより完全に理解されるであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】
好適な実施例の以下の説明は、本質的に単に例示であるにすぎず、発明又はその用途又はその使用を限定することを意図するものではない。
【0011】
図1を参照すると、本発明の好適な実施例による車両用物品キャリヤ装置10が図示されている。物品キャリヤ装置10は典型的な自動車12に取り付けられた状態で示されている。特に、キャリヤ装置10は、自動車12のルーフ部14に取り付けられた状態で示されている。図1が、ルーフ部14に固定されたキャリヤ装置10を示しているが、キャリヤ装置10が、自動車12の外部の他のさまざまな表面に容易に固定されることが理解されるであろう。更にキャリヤ装置10は、例えばスポーツ用多目的車、ステーションワゴン、セダン等々のようなほとんどどのような形状の車両における使用にも適している。
【0012】
キャリヤ装置10は通常、一対の細長い支持レール16、少なくとも二つの横棒ブラケット組立体18、及び少なくとも一本の横棒20を含んでいる。多くの用途において、調節自在に位置決め可能な二本の横棒20が使用されるが、横棒20の一本が、容易に、固定(即ち非可動の)横棒部材からなることが理解されるであろう。論述と図解のために、二本の横棒20は両方とも調節自在な横棒からなるものである。
【0013】
図1に示されるように、支持レール16は、ルーフ14の対辺に沿って概ね並行関係で配置される。支持レール16は、適切な支持足22によってルーフ部14の上で支持される。図2は、支持レール16の一つに加えて、横棒20及び一つのブラケット組立体18のより詳細な図を提供している。図2で見られるように、支持レール16は通常、下面24、上面26、内面28、上外面30、及び下外面32から形成されている。
【0014】
図2を更に参照しながら、横棒ブラケット組立体18がここで詳細に説明される。ブラケット組立体18は通常、ハウジング36から延びている横棒接続ネック又は部位34を含んでいる。ネック34は、横棒20の中に入れ子式に挿入される大きさになっている。ネック34と横棒20との間の相互作用は、以下に更に詳細に説明される。
【0015】
ハウジング36は、上クランプ部38と下支持部39とを含んでいる。ハウジング36は、下固定クランプ42及び作動レバー44を支えるために用いられる。上クランプ部38は、上面46、下面48、及び内面50をもっている。上面46、下面48、及び内面50の形状は、上クランプ部38が支持レール16の上にしっかり据えられることができるように、支持レール16の、内面28、上面26、及び上外面30の形状と合うようになっている。上クランプ部38と支持レール16との間の相互作用を和らげるために、ゴム又は他の同様のパッド51が、接着又は他の適切な手段により下面48に固定されていてもよい。
【0016】
図2を参照すると、上クランプ部38の上面46の中にくり抜き部52がある。作動レバー44が、くり抜き部52の中に設置される。作動レバー44は、ハンドル56をもつ基部54、及び基部54から伸びているリップ又はフランジ58から形成される。貫通穴60が、基部54を貫いて延在している。作動レバー44は、作動レバー44をハウジング36に対して回動させることを可能とする適切な締結装置によってくり抜き部52の中に固定される。図示されるように、貫通穴60は、ハウジング36の中に設けられた同様の貫通穴62と位置を揃えられ、そして貫通穴60と62とを貫通してねじ込まれるか圧入される止めピン64によって所定の位置に固定される。
【0017】
ここで図3を参照しながら、下固定クランプ42が詳細に説明される。下固定クランプ42は通常、開口68を有する中央部66から形成される。クランプ部70が中央部66から延びている。クランプ部70は、支持レール16の下面24と合うような形状となっており、そして固定クランプ42が閉位置にあってブラケット組立体18と共に支持レール16のそれぞれの一つに置かれたとき、クランプ部70は下面24に接する。パッド72は、クランプ部70と支持レール16との間の相互作用を和らげるための面を提供するために、クランプ部70に固定されてもよい。
【0018】
タブ74が、中央部66からクランプ部70の反対側に延びている。タブ74は上クランプ部38の方に上方に湾曲している。タブ74は凸部76を含んでおり、この凸部76は、一対の切り込み若しくはノッチ78aによってタブ74の中に形作られたフラップ78から延びている。フラップ78は僅かに可撓性があって、タブ74の表面から上に延びている。緩やかな弓状面75もタブ74に形作られている。エッジ面76aが凸部76と隣り合っている。凸部76は、より完全に図5A〜5Cと共に説明されるように、触知できる“感触”を固定操作中と固定解除操作中に使用者に与える。
【0019】
固定クランプ42は、開口68が主ハウジングの開口80と揃うように、主ハウジング36の中に収められる。開口68と開口80とが揃えられると、ねじ又は圧入による回動ピン82が、開口68と80とを貫通して挿入されて、固定クランプ42を主ハウジング36に回動可能に接続する。
【0020】
図1及び2への参照とともに、横棒20がここで詳細に説明される。横棒20は通常、上端部81、底部84、第一最外端部86、第二最外端部88(図1)、及び内部領域90を有する、細長いチューブ状の長円形(断面において)の部材から形成される。図2に見られるように、上端部81は、その全長にわたって延在しているチャンネル92を有している。チャンネル92は凹フランジ94によって縁を付けられている。チャンネル92の大部分はゴムバンパー96によって覆われている。ゴムバンパー96は凹フランジ94に据えられる。
【0021】
内部領域90は、第一最外端部86において横棒のネック34を収容する。第二最外端部88におけるブラケット組立体18は、同様のやり方で横棒20に固定される。横棒20と横棒ブラケット組立体18との間に剛性連結を与えるために、ネック34は、例えばねじファスナ(図示されない)のような在来の方法で内部領域90の中に固定される。
【0022】
図5Aは、図2の構成部品が取り付けられたときを図示している。図5Aに見られるように、下固定クランプ42及び作動レバー44は、ブラケット組立体18の中に取り付けられたとき、互いに接触している。特に、図5Aは、ブラケット組立体18を固定位置において、作動レバー44のフランジ58がタブ74のエッジ面76aに接触している状態で図示している。図5Aの固定位置では、下固定クランプ42は、図5B及び図5Cに見られるように、作動レバー44から離れるように外側に回動することができない。これは一つには、回動ピン64及び82の配置のためである。下固定クランプ42を支持レール16の下面24から引き離すのに役立つどのような力(つまり図5Aにおいて下方に方向付けられた力)も、フランジ58によって固定クランプ42のタブ74に加えられる反力によって抵抗を受け、そして実際のところ作動レバー44を支持レール16に更にきつく下に押し付ける。したがって、作動レバー44が固定位置に置かれた場合、ブラケット組立体18は支持レール16に確実に固定される。
【0023】
作動レバー44を図5Aの固定位置から移動させるためには、引き上げ力が、作動レバー44に加えられて、フランジ58に凸部76を通過させる必要がある。それ故、凸部76の存在は、ブラケット組立体18が物品キャリヤ10の使用中に勝手に開くことを防ぎ、そして作動レバー44が固定位置と固定解除位置との間を移動したことを使用者に触知させる信号を提供する。
【0024】
図5Bを参照すると、固定クランプ42を外側に回転させることを可能とするためには、作動レバー44のハンドル56を、図5Aの固定位置から中間的開位置(図5B)若しくは完全開位置(図5C)まで移動させる必要がある。中間的開位置(図5B)及び完全開位置(図5C)の両方において、ハンドル56はハウジング36から外側に回転させられている。このことが、フランジ58を図5Bの左回りに回転させる。ハンドル56が左回りに回転させられるとき、フランジ58が凸部76を乗り越え、そしてこのことが、固定クランプ42全体を回動ピン82の周りで図5Bの右回りに回転させることを可能にする。実際において、タブ74の方にずれている回動ピン82の位置とクランプ部70の重量とがこの右回り回転運動を促進する。したがって、固定クランプ42を固定位置に保持するために、独立したばね又は付勢部材は必要とされない。
【0025】
図5B及び5Cを参照すると、フランジ58が凸部76を一旦通過すると、フランジ58は移動してタブ74の弓状面75と接触する(図5B)。作動レバー44の左回り方向への更なる回転が、図5Bに示されるように、固定クランプ42のピン82周りでの右回り方向の継続する回転を可能にする。ここに至って、ブラケット組立体18を支持レール16に沿って容易に移動することができる。
【0026】
作動レバー44が図5Cに示される完全開位置まで回転させられたとき、フランジ58は、本質的に垂直に配置されるので、クランプ部70がハウジング36からほぼ90度の角度で延びるように固定クランプ42を完全に開かせる。したがって、固定クランプ42が、図5Cに示されるように完全に開いたとき、ブラケット組立体18の追加の回転、回動、若しくは押しのけを必要とすることなしに、ブラケット組立体18及び取り付けられた横棒20を支持レール16との係合から垂直に切り離すことが可能である。固定クランプ42を図5Cに示される完全固定解除位置に保持するために、独立した付勢要素(すなわち、ばね)を必要としないことに利点がある。
【0027】
ブラケット組立体18を支持レール16へ固定することが、ここで詳細に説明される。ブラケット組立体18を支持レール16へ固定することに含まれる手順は、ブラケット組立体18を固定解除するのに必要な手順と逆の手順である。作動レバー44が図5Cに示される完全開位置まで回転させられたとき、ブラケット組立体18は支持レール16の上に置かれる。
【0028】
上クランプ部38が、ひとたび支持レール16の上に置かれると、ブラケット組立体18は、作動レバー44の回転によって所定位置に固定され、その結果作動レバー44が、図5Aに見られるようにくり抜き部52の中に収まる。図5A、5B、及び5Cに見られるように、作動レバー44の固定位置への回転が、フランジ58をハウジング36のネック34の方へ内側に回転させる。フランジ58が右回りに回転するとき、フランジ58は下固定クランプ42の弓状面75から動き、タブ74を下に且つ内面50から離れるように左回り回転運動で回転させる。タブ74の下方への回転は次には、クランプ部70を上クランプ部38の方へ上方に回転させて支持レール16に接触させる。作動レバー44が回転させられてくり抜き部52の中に完全に収まったとき、フランジ58は凸部76を通過してタブ74の上で停止する。フランジ58が一旦凸部76を通過すると、ピン64及び82の位置と、フランジ58と凸部76との間の接触とが、下固定クランプ42が支持レール16から離れるように右回りに逆転することを防ぎ、その結果ブラケット組立体18を支持レール16に固定する。
【0029】
このように、本発明は、少なくとも二つのブラケット組立体18を有する車両用物品キャリヤ10を提供する。ブラケット組立体18は、最小限の部品数をもつ簡素化された固定機構を含んでおり、そのため固定機構をより扱いやすいものにし、そして製造をより効率的にする。更に固定機構は、ブラケット組立体18を支持レール16から押したり滑らせたりする必要なしに、ブラケット組立体18が支持レール16との接触から垂直に切り離されることができる程度まで、開くことが可能である。最も重要なことだが、各々のブラケット組立体の固定及び固定解除動作が、どんな別個のばね又は付勢要素も使わないで実現される。このことは、ブラケット組立体18の構造を極めて簡素化することのみならず、これら構成部品の製造コストを著しく低減させる。ブラケット組立体18の削減された構成部品数が、これら構成部品の信頼性の向上に更に貢献する。
【0030】
本発明の説明は、ただ単に例示したものであって、本発明の趣旨から逸脱しない変更が本発明の範囲に含まれることを意図するものである。そのような変更は、本発明の精神と範囲からの逸脱とみなされるべきものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好適な実施例による車両用物品キャリヤ装置を含んでいる車両の一部の斜視図である。
【図2】図2は、図1の車両用物品キャリヤ装置の、横棒の一部分と支持レールの一部分とブラケット組立体との分解斜視図である。
【図3】図3は、図2のブラケット組立体の下固定クランプの斜視図である。
【図4】図4は、図2のブラケット組立体の作動レバーの斜視図である。
【図5】図5Aは、図1の、横棒の一部分とブラケット組立体との部分断面図であり、ブラケット組立体が閉位置で図1の支持レールに固定されて図示されている。
図5Bは、図1の、横棒の一部分とブラケット組立体との部分断面図であり、ブラケット組立体が中間的開位置で図示されている。
図5Cは、図5Bのブラケット組立体の部分断面図であり、ブラケット組立体を図1の支持レールから垂直に切り離すことができる完全開位置でブラケット組立体が図示されている。
【符号の説明】
10…車両用物品キャリヤ装置
16…支持レール
18…ブラケット組立体
20…横棒
42…固定クランプ
44…作動レバー
58…フランジ
76…凸部
Claims (20)
- 物品を上で担持するために車両のボディ外面上に配設されるようになっている車両用物品キャリヤ装置であって、前記車両用物品キャリヤ装置が:
互いに間隔を空けて離れて前記ボディ外面に固定されるようになっている一対の支持レールと;
前記支持レールを隔てている間隔に実質的にまたがるのに十分な長さを持つ横棒と;
前記横棒の対向する端部に固定される一対のブラケット組立体であって、前記横棒を前記支持レールの間に掛けるために前記支持レールの各々に取り付けられるようになっているブラケット組立体とを具備していて、前記一対のブラケット組立体の各々が:
ハウジングと;
前記ハウジングに回動可能に取り付けられていて使用者の手の動きによって閉位置と開位置との間で回動可能な作動レバーと;
前記支持レールに対する固定位置と固定解除位置との間で回動可能に前記ハウジングに取り付けられている固定クランプであって、前記閉位置に置かれたとき前記ブラケット組立体を前記支持レールに固定する固定クランプとを含んでいるブラケット組立体であり;
前記作動レバーが前記閉位置に置かれそして前記使用者によって解放されるとき、前記作動レバーの一部分が前記固定クランプの前記固定位置から前記固定解除位置までの回動運動を妨げるところのブラケット組立体である、車両用物品キャリヤ装置。 - 前記固定クランプ上に設けられた凸部を更に具備していて;前記作動レバーが、前記凸部と相互に作用し、そして前記閉位置と前記開位置との間で回動することを前記凸部との前記相互作用により防止されるところの、請求項1に記載の車両用物品キャリヤ装置。
- 前記作動レバーが、前記閉位置から前記開位置まで移動させられるとき、前記固定クランプの重量が、前記固定クランプを前記固定位置から前記固定解除位置まで移動させるところの、請求項1に記載の車両用物品キャリヤ装置。
- 前記作動レバーが前記開位置に置かれたとき、前記ブラケット組立体が、前記支持レールから垂直に切り離され得るところの、請求項1に記載の車両用物品キャリヤ装置。
- 物品を上で担持するために車両のボディ外面上に配設されるようになっている車両用物品キャリヤ装置であって、前記車両用物品キャリヤ装置が:
互いに間隔を空けて離れて前記ボディ外面に固定されるようになっている一対の支持レールと;
前記支持レールの間の間隔に少なくとも実質的にまたがるのに十分な長さを持つ横棒部材と;
前記横棒部材の対向する端部に固定される一対のブラケット組立体であって、前記横棒部材を前記支持レールの間に掛けるために前記支持レールの各々に取り付けられるブラケット組立体とを具備していて、前記一対のブラケット組立体の各々が:
ハウジングと;
前記ハウジングに支持されていて、把持可能部とフランジ部とをもっている作動レバーであって、前記ハウジングに回動可能に取り付けられていて閉位置から開位置まで動くことが可能な作動レバーと;
前記作動レバーに隣接して前記ハウジングに回動可能に支持されていて、クランプ部及びタブ部をもっていて、固定位置と固定解除位置との間で移動可能な固定クランプとを含んでいて;
前記固定クランプが、前記固定位置にあるとき、前記固定クランプが取り付けられている前記ブラケット組立体を前記それぞれの支持レールに固定するために、前記支持レールのそれぞれの一つと係合しており;前記ブラケット組立体が、
前記作動レバーが前記閉位置に移動させられたとき、前記作動レバーの前記フランジが、前記固定クランプの前記タブ部と接触することにより同時に前記固定クランプを前記固定位置に移動させるところの;並びに、
一旦前記作動レバーが使用者によって手で前記閉位置に移動させられ次いで放されると、前記作動レバーの前記把持可能部の重量が、前記作動レバーを前記閉位置に保持するように作用するところの;並びに、
前記固定クランプの前記クランプ部の重量が前記タブ部を前記フランジ部との継続する接触の中に付勢するように、及び前記固定クランプが独立した付勢要素を使うことなしに前記固定位置に保持され得るように、前記固定クランプが回動可能に支持され、そして前記作動レバーが前記閉位置から前記開位置へ移動させられるとき、前記クランプ部の前記重量が、前記固定クランプを前記固定位置から前記固定解除位置まで移動させるように作用するところのブラケット組立体である、車両用物品キャリヤ装置。 - 前記固定クランプの前記固定位置から前記固定解除位置までの動きが、前記作動レバーを前記閉位置の中に更に押しやるのに役立つように、前記作動レバーの回動点が、前記固定クランプの回動点から横にオフセットしているところの、請求項5に記載の車両用物品キャリヤ装置。
- 前記閉位置から前記開位置までの第一回転方向における、前記作動レバーの回転運動が、前記第一方向と逆の第二方向における前記固定クランプの回転運動を可能にするところの、請求項5に記載の車両用物品キャリヤ装置。
- 前記固定クランプが前記固定位置にあるとき、前記ハウジングが前記それぞれの支持レールの上面と係合するように機能し、そして前記固定クランプの前記クランプ部が前記それぞれの支持レールの下面と係合するところの、請求項5に記載の車両用物品キャリヤ装置。
- 前記使用者が前記作動レバーを完全に前記閉位置に移動させたとき、前記使用者に触知感触を与えるための凸部を前記タブ部が含んでいるところの、請求項5に記載の車両用物品キャリヤ装置。
- 物品を上で担持するために車両のボディ外面上に配設されるようになっている車両用物品キャリヤ装置であって、前記車両用物品キャリヤ装置が:
互いに間隔を空けて離れて前記ボディ外面に固定される一対の支持レールと;
前記支持レールを隔てている間隔に実質的にまたがるのに十分な長さを持つ横棒と;
前記横棒の対向する端部に固定される一対のブラケット組立体であって、前記横棒を前記支持レールの間に掛けるために前記支持レールの各々に取り付けられるようになっているブラケット組立体とを具備していて、前記一対のブラケット組立体の各々が:
ハウジングと;
前記ハウジングに回動可能に取り付けられていて使用者の手の動きによって閉位置と開位置との間で回動可能な作動レバーと;
前記支持レールに対する固定位置と固定解除位置との間で回動可能に前記ハウジングに取り付けられていて、前記閉位置に置かれたとき前記ブラケット組立体を前記支持レールに固定する固定クランプであって、クランプ部とタブ部とをもっていて固定位置と固定解除位置との間で移動可能な固定クランプと;
前記固定クランプに設けられた凸部とを含んでいて;前記ブラケット組立体が、
前記作動レバーが前記閉位置に置かれそして前記使用者によって解放されるとき、前記作動レバーの一部分が前記固定クランプの前記固定位置から前記固定解除位置までの回動運動を妨げるところの;及び、
前記作動レバーが、前記凸部と相互に作用し、そして前記閉位置と前記開位置との間で回動することを前記凸部との前記相互作用により防止されるところの;及び、
前記作動レバーが、前記閉位置から前記開位置まで移動させられるとき、前記固定クランプの重量が、前記固定クランプを前記固定位置から前記固定解除位置まで移動させるところの;及び、
前記作動レバーが前記開位置に置かれたとき、前記ブラケット組立体が、前記支持レールから垂直に切り離され得るところの、ブラケット組立体である、車両用物品キャリヤ装置。 - 前記固定クランプの前記固定位置から前記固定解除位置までの動きが、前記作動レバーを前記閉位置の中に更に押しやるのに役立つように、前記作動レバーの回動点が、前記固定クランプの回動点から横にオフセットしているところの、請求項10に記載の車両用物品キャリヤ装置。
- 前記閉位置から前記開位置までの第一回転方向における、前記作動レバーの回転運動が、前記第一方向と逆の第二方向における前記固定クランプの回転運動を可能にするところの、請求項10に記載の車両用物品キャリヤ装置。
- 前記固定クランプが前記固定位置にあるとき、前記ハウジングが前記それぞれの支持レールの上面と係合するように機能し、そして前記固定クランプのクランプ部が前記それぞれの支持レールの下面と係合するところの、請求項10に記載の車両用物品キャリヤ装置。
- 前記使用者が前記作動レバーを完全に前記閉位置に移動させたとき、前記使用者に触知感触を与えるための凸部を前記タブ部が含んでいるところの、請求項10に記載の車両用物品キャリヤ装置。
- 第一部材を第二部材に固定するようになっているクランプ組立体であって:
前記第一部材に固定的に取り付けられるようになっているハウジングと;
前記ハウジングに回動可能に取り付けられていて使用者の手の動きによって閉位置と開位置との間で回動可能な作動レバーと;
前記第二部材に対する固定位置と固定解除位置との間で回動可能に前記ハウジングに取り付けられていて、前記固定位置に置かれたとき前記クランプ組立体を前記第二部材に固定しており、クランプ部とタブ部とをもっていて固定位置と固定解除位置との間で移動可能な固定クランプと;
前記固定クランプに設けられた凸部とを具備しているクランプ組立体であり、
前記作動レバーが前記閉位置に置かれそして前記使用者によって解放されるとき、前記作動レバーの一部分が前記固定クランプの前記固定位置から前記固定解除位置までの回動運動を妨げるところの;及び、
前記作動レバーが、前記凸部と相互に作用して、前記閉位置と前記開位置との間で回動することを前記凸部との前記相互作用により防止されるところの;及び、
前記作動レバーが、前記閉位置から前記開位置まで移動させられるとき、前記固定クランプの重量が、前記固定クランプを前記固定位置から前記固定解除位置まで移動させるところの、クランプ組立体。 - 前記第一部材が、車両用物品キャリヤの横棒であって、前記第二部材が、車両用物品キャリヤの支持レールであるところの、請求項15に記載のクランプ組立体。
- 前記作動レバーが前記開位置に置かれたとき、前記クランプ組立体が、前記第二部材から垂直に切り離され得るところの、請求項15に記載のクランプ組立体。
- 前記固定クランプの前記固定位置から前記固定解除位置までの動きが、前記作動レバーを前記閉位置の中に更に押しやるのに役立つように、前記作動レバーの回動点が、前記固定クランプの回動点から横にオフセットしているところの、請求項15に記載のクランプ組立体。
- 前記閉位置から前記開位置までの第一回転方向における、前記作動レバーの回転運動が、前記第一方向と逆の第二方向における前記固定クランプの回転運動を可能にするところの、請求項15に記載のクランプ組立体。
- 車両用物品キャリヤの横棒の上で物品を担持するために、車両のボディ外面に固定されている一対の支持レールに車両用物品キャリヤの横棒を固定するための方法であって:
前記支持レールの間に前記横棒を掛けるために、前記横棒の対向する端部に固定されている一対のブラケット組立体を前記支持レールの上に置く段階と;
前記作動レバーが、前記ブラケット組立体の各々の固定クランプが開位置へ回動することを妨げそして前記ブラケット組立体が前記支持レールから取り外されることを防ぐように、前記ブラケット組立体の各々の作動レバーを回動可能に配置することによって前記ブラケット組立体の各々を前記支持レールに固定する段階と;
前記作動レバーが、前記ブラケット組立体の各々の前記固定クランプが開位置まで回動することを可能にしそして前記ブラケット組立体の前記支持レールからの取り外しを可能とするように、前記ブラケット組立体の各々の作動レバーを回動可能に配置することによって前記ブラケット組立体の各々の前記支持レールからの取り外しを可能とするために前記ブラケット組立体の各々を固定解除する段階とを含んでなる、車両用物品キャリヤの横棒を固定するための方法。
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