JPH094624A - 締付ノブ - Google Patents

締付ノブ

Info

Publication number
JPH094624A
JPH094624A JP17388395A JP17388395A JPH094624A JP H094624 A JPH094624 A JP H094624A JP 17388395 A JP17388395 A JP 17388395A JP 17388395 A JP17388395 A JP 17388395A JP H094624 A JPH094624 A JP H094624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
tightening
base
diameter hole
axial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17388395A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Hara
広行 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAAMEITO KK
Original Assignee
KAAMEITO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAAMEITO KK filed Critical KAAMEITO KK
Priority to JP17388395A priority Critical patent/JPH094624A/ja
Publication of JPH094624A publication Critical patent/JPH094624A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、締付ノブ、特に、安全性、
経済性の高いスキーキャリア等の固定用締付ノブを得る
にある。 【構成】 締付ノブ部分を、締結部材を操作する基部に
軸方向に摺動自在に、且つ回転自在に挿入し、上記ノブ
部分の突出しない第一の摺動位置においては上記ノブ部
分と上記基部とを一体に回転でき上記基部を介して締結
部材を操作できると共に、上記ノブ部分が突出する第二
の摺動位置においてはノブ部分が空回りする締付ノブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は締付ノブ、特に、ルーフ
キャリアやスキーキャリア等を自動車の屋根やキャリア
バー等に固定するための締付ノブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、手でノブを回動することにより容
易に締付け及び取外しが行なえるようにした締付ノブと
しては、例えば実開平2−38510号公報に示された
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、このよう
な従来の締付ノブにおいてはキーシリンダーを使用して
いるため複雑、高価で且つ壊れ易いという欠点があっ
た。
【0004】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の締付ノブは、締
結部材を操作する基部と、この基部をその軸方向に摺動
自在に嵌入せしめたノブ部分と、両者を互いに相対的に
軸方向に離間した位置に固定する機構とより成り、両者
は互いに軸方向に接近する方向に摺動された位置で互い
に一体に係合され、互いに軸方向に離間する方向に摺動
された位置で互いに遊動自在である。
【0006】本発明の締付ノブは、荷物積載具を取り付
けるべき固定体を挾持する挾持機構と、この挾持機構に
締結される締結部材を操作する基部と、この基部をその
軸方向に摺動自在に嵌入せしめたノブ部分と、両者を互
いに相対的に軸方向に離間した位置に固定する機構とよ
り成り、両者は互いに軸方向に接近する方向に摺動され
た位置で互いに一体に係合され、互いに軸方向に離間す
る方向に摺動された位置で互いに遊動自在である。
【0007】本発明の締付ノブでは、上記ノブ部分が、
小径の孔部分と、この小径の孔部分に軸方向に連なる大
径の孔部分と、この大径の孔部分の、上記小径の孔部分
と反対側の位置でその内周面に形成せしめた一方の係合
部とより成り、上記基部が、上記ノブ部分の小径及び大
径の孔部分に夫々対応する外径の柱状部及びフランジ部
と、このフランジ部の外周面に形成せしめた、上記ノブ
部分の一方の係合部に係合する他方の係合部とより成
る。
【0008】本発明の締付ノブでは、上記互いに係合さ
れる部分の一方が突部であり、他方が凹部である。
【0009】本発明の締付ノブは、上記基部と上記ノブ
部分を常時互いに離間する方向に付勢するバネを有す
る。
【0010】本発明の締付ノブでは、上記固定機構が上
記ノブ部分を固定するカバーである。上記挾持機構は、
U字状である。
【0011】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
【0012】図1及び図2において、1は車輛(図示せ
ず)の屋根上に固定されたキャリアバー、2は上記キャ
リアバー1に取り付けられるスキーキャリア等のアタッ
チメント本体、2a,2bは上記アタッチメント本体2
に固定された上記キャリアバー1を挾持する一方及び他
方の挾持部、3は上記アタッチメント本体2のカバー、
4は上記挾持部2a,2bを締め付け上記キャリアバー
1を挾持する締付ノブを示し、本発明においては、上記
締付ノブ4を図1〜図5に示すように、上記カバー3に
よってその軸方向の移動を阻止される筒状のノブ部分5
と、このノブ部分5に軸方向に摺動自在に嵌入される、
締付ボルト6を操作する基部7と、上記ノブ部分5と上
記基部7間に介挿せしめたバネ8とにより構成せしめ
る。
【0013】上記ノブ部分5は、小径の孔部分5aと、
この小径の孔部分5aに軸方向に連なる大径の孔部分5
bと、この大径の孔部分5bの、上記小径の孔部分5a
と反対側の位置でその内周面に形成された複数の円周方
向に離間した突部5cとを有する。
【0014】また、上記基部7は、上記締付ボルト6の
一側端に固定され、上記ノブ部分5の小径及び大径の孔
部分5a,5bに対応する外径の円柱状部7a及びフラ
ンジ部7bと、このフランジ部7bの外周面に形成し
た、上記ノブ部分5の大径の孔部分5bに形成された複
数の突部5cに合致する凹部7cとを有し、上記ノブ部
分5を上記基部7に嵌入した図1に示す第一の摺動位置
においては上記ノブ部分5の突部5cと上記基部7の凹
部7cが嵌合し上記基部7に上記ノブ部分5が一体に連
結され、上記ノブ部分5を上記基部7から引き出した図
2に示す第二の摺動位置においては、上記突部5cと凹
部7cが互いに離脱し上記基部7に無関係に上記ノブ部
分5が空回りするように構成する。
【0015】本発明の締付ノブは上記のような構成であ
るから、上記バネ8に抗して上記第一の摺動位置に上記
ノブ部分5を上記基部7に相対的に摺動せしめ、上記ノ
ブ部分5を回転せしめると上記基部7に固定されている
上記締付ボルト6も共に回転するから、上記一方の挾持
部2aと上記他方の挾持部2b間で上記キャリアバー1
を挾持し上記アタッチメント本体2を車輛に固定するこ
とができ、最適の締付状態となった場合、上記ノブ部分
5を上記基部7から引き離す方向に摺動せしめ第二の摺
動位置とし、上記アタッチメント本体2のカバー3の締
付ノブ摺動阻止部3aを上記ノブ部分5の内側面に係合
し、上記カバー3をロックせしめれば上記ノブ部分5は
上記第一の摺動位置に軸方向に摺動することができず、
上記キャリアバー1から上記アタッチメント本体2を取
り外すことはできないようになる。
【0016】なお、上記ノブ部分5の突部5c及び上記
基部7の凹部7cの数は夫々1つでもよく、また、上記
バネ8は省略せしめてもよい。
【0017】本発明の他の実施例においては、図6〜図
8に示すように上記一方の挾持部2aの下端に外方に向
くように折り曲げた折り曲げ部9を形成し、上記挾持部
2aの下端部及び上記折り曲げ部9を通して延びる、締
付ボルト10の挿通可能なるようにした閉塞縦孔11を
形成し、上記他方の挾持部2bの下端面に上記締付ボル
ト10を挿通可能なるように開放縦孔12を設け、上記
閉塞縦孔11より突出する上記締付ボルト10の頭部1
3をT字状に形成し、上記開放縦孔12より突出する上
記締付ボルト10に、上記基部7内でナット14を螺合
し、このナット14を上記基部7に固定せしめる。
【0018】この実施例においては、締付ノブ4に連結
された締付ボルト10を上記他方の挾持部2bの下端に
形成した開放縦孔12から離脱し、垂下せしめた状態で
キャリアバー1を上記アタッチメント本体2の下面に配
置し、その後、図7に示すように上記締付ボルト10の
端部を上記挾持部2bの開放縦孔12内に挿入し、ノブ
部分5を回動して締付けるようにする。
【0019】本発明の更に他の実施例においては、図9
〜図11に示すように上記他方の挾持部2bを用いる代
わりに、L字状の挾持部15を用い、その一端を上記挾
持部2aの下端にヒンジ部16を介して回動自在に枢支
せしめ、上記挾持部15を図9に示すように上記ヒンジ
部16から垂下せしめた状態で上記キャリアバー1を上
記アタッチメント本体2の下面に配置し、図10に示す
ように上記挾持部15を回動せしめ上記キャリアバー1
を挟み、上記締付ノブ4の締付ボルト6を上記挾持部2
aと上記L字状の挾持部15の上部及び上記アタッチメ
ント本体2に貫通せしめ、ノブ部分5を回して締め付け
るようにする。
【0020】本発明の更に他の実施例においては、図1
2〜図14に示すように上記挾持部2a,2bを用いる
代わりに、上記アタッチメント本体2に挿入せしめるよ
うにした1個のU字状挾持部17を用い、キャリアバー
1を上記アタッチメント本体2の下面と上記U字状挾持
部17の内部に形成される空間に挿入し、上記締付ノブ
4の締付ボルト6を上記U字状挾持部17の上部及び上
記アタッチメント本体2に貫通せしめ、ノブ部分5を回
して締め付けるようにする。
【0021】
【発明の効果】上記のように本発明の締付ノブによれ
ば、アタッチメントのカバーをすることのみで締付ボル
トの回動を阻止することができアタッチメント等の盗難
等を防止できるという大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の締付ノブの締付状態を示す縦断側面図
である。
【図2】本発明の締付ノブの固定状態を示す縦断側面図
である。
【図3】図1に示す締付ノブの基部の斜視図である。
【図4】図1に示す締付ノブのノブ部分の縦断側面図で
ある。
【図5】図1に示す締付ノブのノブ部分の縦断正面図で
ある。
【図6】本発明の締付ノブの他の実施例を示す説明用縦
断側面図である。
【図7】本発明の締付ノブの他の実施例を示す説明用縦
断側面図である。
【図8】本発明の締付ノブの他の実施例を示す説明用縦
断側面図である。
【図9】本発明の締付ノブの更に他の実施例を示す説明
用縦断側面図である。
【図10】本発明の締付ノブの更に他の実施例を示す説
明用縦断側面図である。
【図11】本発明の締付ノブの更に他の実施例を示す説
明用縦断側面図である。
【図12】本発明の締付ノブの更に他の実施例を示す説
明用縦断側面図である。
【図13】本発明の締付ノブの更に他の実施例を示す説
明用縦断側面図である。
【図14】本発明の締付ノブの更に他の実施例を示す説
明用縦断側面図である。
【符号の説明】
1 キャリアバー 2 アタッチメント本体 2a 一方の挾持部 2b 他方の挾持部 3 カバー 3a 締付ノブ摺動阻止部 4 締付ノブ 5 ノブ部分 5a 小径の孔部分 5b 大径の孔部分 5c 突部 6 締付ボルト 7 基部 7a 円柱状部 7b フランジ部 7c 凹部 8 バネ 9 折り曲げ部 10 締付ボルト 11 閉塞縦孔 12 開放縦孔 13 頭部 14 ナット 15 L字状の挾持部 16 ヒンジ部 17 U字状挾持部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 締結部材を操作する基部と、この基部を
    その軸方向に摺動自在に嵌入せしめたノブ部分と、両者
    を互いに相対的に軸方向に離間した位置に固定する機構
    とより成り、両者は互いに軸方向に接近する方向に摺動
    された位置で互いに一体に係合され、互いに軸方向に離
    間する方向に摺動された位置で互いに遊動自在であるこ
    とを特徴とする締付ノブ。
  2. 【請求項2】 荷物積載具を取り付けるべき固定体を挾
    持する挾持機構と、この挾持機構に締結される締結部材
    を操作する基部と、この基部をその軸方向に摺動自在に
    嵌入せしめたノブ部分と、両者を互いに相対的に軸方向
    に離間した位置に固定する機構とより成り、両者は互い
    に軸方向に接近する方向に摺動された位置で互いに一体
    に係合され、互いに軸方向に離間する方向に摺動された
    位置で互いに遊動自在であることを特徴とする締付ノ
    ブ。
  3. 【請求項3】 上記ノブ部分が、小径の孔部分と、この
    小径の孔部分に軸方向に連なる大径の孔部分と、この大
    径の孔部分の、上記小径の孔部分と反対側の位置でその
    内周面に形成せしめた一方の係合部とより成り、上記基
    部が、上記ノブ部分の小径及び大径の孔部分に夫々対応
    する外径の柱状部及びフランジ部と、このフランジ部の
    外周面に形成せしめた、上記ノブ部分の一方の係合部に
    係合する他方の係合部とより成ることを特徴とする請求
    項1または2記載の締付ノブ。
  4. 【請求項4】 上記互いに係合される部分の一方が突部
    であり、他方が凹部であることを特徴とする請求項3記
    載の締付ノブ。
  5. 【請求項5】 上記基部と上記ノブ部分を常時互いに離
    間する方向に付勢するバネを有することを特徴とする請
    求項1,2,3または4記載の締付ノブ。
  6. 【請求項6】 上記固定機構が上記ノブ部分を固定する
    カバーであることを特徴とする請求項1,2,3,4ま
    たは5記載の締付ノブ。
  7. 【請求項7】 上記挾持機構がU字状であることを特徴
    とする請求項1,2,3,4,5または6記載の締付ノ
    ブ。
JP17388395A 1995-06-19 1995-06-19 締付ノブ Pending JPH094624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17388395A JPH094624A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 締付ノブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17388395A JPH094624A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 締付ノブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH094624A true JPH094624A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15968887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17388395A Pending JPH094624A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 締付ノブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH094624A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1674742A2 (en) * 2004-12-22 2006-06-28 Juguetes Pico, S.A. Safety device for screws
CN107351774A (zh) * 2017-08-03 2017-11-17 芜湖挺优机电技术有限公司 车用放坠顶棚行李架装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1674742A2 (en) * 2004-12-22 2006-06-28 Juguetes Pico, S.A. Safety device for screws
EP1674742A3 (en) * 2004-12-22 2007-05-02 Juguetes Pico, S.A. Safety device for screws
CN107351774A (zh) * 2017-08-03 2017-11-17 芜湖挺优机电技术有限公司 车用放坠顶棚行李架装置
CN107351774B (zh) * 2017-08-03 2020-10-16 浙江蓝域智能科技有限公司 车用防坠顶棚行李架装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5377450A (en) Adjustable door handle assembly
US6883680B2 (en) Lid opening device
US4458379A (en) Closure panel hinge and hold open mechanism
US20110061195A1 (en) Hinge mechanism for display device
JP2001206157A (ja) モジュラクリップ
JPH094624A (ja) 締付ノブ
JPH03156083A (ja) フードのロック装置
US5516168A (en) Automotive adjustable trunk lock device
US6793354B2 (en) Vanity mirror device for trunk
JPH07313288A (ja) 車輌用ヘッドレスト装置
JPH0335020Y2 (ja)
JPH0511369Y2 (ja)
JPH0345504Y2 (ja)
JPH0755162Y2 (ja) グラブボックス
JP2524429Y2 (ja) インサイドドアハンドル
JPS581426Y2 (ja) 開閉式シ−トのヒンジ構造
JPH0532394Y2 (ja)
KR200155979Y1 (ko) 체결이 용이한 자동차 후드 해제 레버
JPH09286281A (ja) ボックス用リッドの取付構造
JPH0241259Y2 (ja)
JPS6321657Y2 (ja)
JP2545675Y2 (ja) リッドの開閉装置
KR960009993Y1 (ko) 자동차의 후드개폐용 스프링
KR0139564Y1 (ko) 자동차의 휴즈박스 커버 개폐장치
JPH0343871Y2 (ja)