JP2524429Y2 - インサイドドアハンドル - Google Patents
インサイドドアハンドルInfo
- Publication number
- JP2524429Y2 JP2524429Y2 JP1991078469U JP7846991U JP2524429Y2 JP 2524429 Y2 JP2524429 Y2 JP 2524429Y2 JP 1991078469 U JP1991078469 U JP 1991078469U JP 7846991 U JP7846991 U JP 7846991U JP 2524429 Y2 JP2524429 Y2 JP 2524429Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- escutcheon
- base
- hook portion
- attached
- door handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はハンドル、特にインナ
ドアパネルとドアトリムとの間に配置されるハーネスを
固定できるインサイドドアハンドルに関連する。
ドアパネルとドアトリムとの間に配置されるハーネスを
固定できるインサイドドアハンドルに関連する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実開昭62−75166号公報
に示されるように、自動車にはインサイドドアハンドル
が取り付けられる。従来のインサイドドアハンドルは図
5及び図6に示すように、自動車のインナドアパネル1
にねじ等により取り付けられるベース2を有する。ベー
ス2には第1のエスカッション3が弾性爪3aにより装
着される。また、公知の方法で、ハンドル本体4が第1
のエスカッション3に回動可能に軸着される。第1のエ
スカッション3を包囲するドアトリム5の開口部5aを
包囲して、第2のエスカッション6が第1のエスカッシ
ョン3の周縁部3bに取り付けられる。
に示されるように、自動車にはインサイドドアハンドル
が取り付けられる。従来のインサイドドアハンドルは図
5及び図6に示すように、自動車のインナドアパネル1
にねじ等により取り付けられるベース2を有する。ベー
ス2には第1のエスカッション3が弾性爪3aにより装
着される。また、公知の方法で、ハンドル本体4が第1
のエスカッション3に回動可能に軸着される。第1のエ
スカッション3を包囲するドアトリム5の開口部5aを
包囲して、第2のエスカッション6が第1のエスカッシ
ョン3の周縁部3bに取り付けられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】インナドアパネル1と
ドアトリム5との間の空間に配置されかつドアロック装
置のアクチュエータ等に接続されるハーネス7は合成樹
脂で形成されたクランプ8によりインナドアパネル1に
取り付けられる。このため、クランプ8を準備しなけれ
ばならず、部品数が増加する。また、インナドアパネル
1にクランプ8を装着する開口部を形成しなければなら
ない。
ドアトリム5との間の空間に配置されかつドアロック装
置のアクチュエータ等に接続されるハーネス7は合成樹
脂で形成されたクランプ8によりインナドアパネル1に
取り付けられる。このため、クランプ8を準備しなけれ
ばならず、部品数が増加する。また、インナドアパネル
1にクランプ8を装着する開口部を形成しなければなら
ない。
【0004】この考案はクランプを使用せずにハーネス
を固定できるインサイドドアハンドルを提供することを
目的とする。
を固定できるインサイドドアハンドルを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案によるインサイ
ドドアハンドルは、自動車のインナドアパネル(1)に
取り付けられるベース(2)と、ベース(2)に装着され
る第1のエスカッション(3)と、第1のエスカッショ
ン(3)に軸着されるハンドル本体(4)と、第1のエス
カッション(3)の周縁部(3b)及びドアトリム(5)の
開口部(5a)を包囲して第1のエスカッション(3)の
周縁部(3b)に取り付けられた第2のエスカッション
(6)とを備えている。第2のエスカッション(6)に対
向してかつ凹部を形成するフック部(3c)が第1のエス
カッション(3)に一体に形成される。インナドアパネ
ル(1)とドアトリム(5)との間に配置されるハーネス
(7)はフック部(3c)と第2のエスカッション(6)と
の間に挿通される。
ドドアハンドルは、自動車のインナドアパネル(1)に
取り付けられるベース(2)と、ベース(2)に装着され
る第1のエスカッション(3)と、第1のエスカッショ
ン(3)に軸着されるハンドル本体(4)と、第1のエス
カッション(3)の周縁部(3b)及びドアトリム(5)の
開口部(5a)を包囲して第1のエスカッション(3)の
周縁部(3b)に取り付けられた第2のエスカッション
(6)とを備えている。第2のエスカッション(6)に対
向してかつ凹部を形成するフック部(3c)が第1のエス
カッション(3)に一体に形成される。インナドアパネ
ル(1)とドアトリム(5)との間に配置されるハーネス
(7)はフック部(3c)と第2のエスカッション(6)と
の間に挿通される。
【0006】この考案の他の実施例によるインサイドド
アハンドルは、自動車のインナドアパネル(1)に取り
付けられるベース(2)と、ベース(2)に軸着されるハ
ンドル本体(4)と、ベース(2)の周縁部(2a)及びド
アトリム(5)の開口部(5a)を包囲してベース(2)の
周縁部(2a)に取り付けられたエスカッション(6)と
を備えている。エスカッション(6)に対向してかつ凹
部を形成するフック部(2c)がベース(2)に一体に形
成され、インナドアパネル(1)とドアトリム(5)との
間に配置されるハーネス(7)がフック部(2c)とエス
カッション(6)との間に挿通される。
アハンドルは、自動車のインナドアパネル(1)に取り
付けられるベース(2)と、ベース(2)に軸着されるハ
ンドル本体(4)と、ベース(2)の周縁部(2a)及びド
アトリム(5)の開口部(5a)を包囲してベース(2)の
周縁部(2a)に取り付けられたエスカッション(6)と
を備えている。エスカッション(6)に対向してかつ凹
部を形成するフック部(2c)がベース(2)に一体に形
成され、インナドアパネル(1)とドアトリム(5)との
間に配置されるハーネス(7)がフック部(2c)とエス
カッション(6)との間に挿通される。
【0007】また、フック部(2c、3c)は第1のエスカ
ッション(3)又はベース(2)の周縁部(2a、3b)に一
体に形成される。
ッション(3)又はベース(2)の周縁部(2a、3b)に一
体に形成される。
【0008】
【作用】ベース(2)又は第1のエスカッション(3)に
形成したフック部(2c、3c)にハーネス(7)を取り付
けられるので、クランプを省略することができる。
形成したフック部(2c、3c)にハーネス(7)を取り付
けられるので、クランプを省略することができる。
【0009】
【実施例】以下、この考案の実施例を図1〜図4につい
て説明する。これらの図面では図5及び図6に示す箇所
と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
て説明する。これらの図面では図5及び図6に示す箇所
と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
【0010】図1及び図2に示すように、第2のエスカ
ッション6に対向してかつ凹部を形成するフック部3c
が第1のエスカッション3に一体に形成される。フック
部3cにより形成される凹部はU字形、L字形又はコ字
形等種々の形状に形成することができる。インナドアパ
ネル1とドアトリム5との間に配置されるハーネス7が
フック部3cと第2のエスカッション6との間に挿通で
き、ハーネス7をフック部3cと第2のエスカッション
6との間に配置することにより、クランプなしでハーネ
ス7を固定することができる。
ッション6に対向してかつ凹部を形成するフック部3c
が第1のエスカッション3に一体に形成される。フック
部3cにより形成される凹部はU字形、L字形又はコ字
形等種々の形状に形成することができる。インナドアパ
ネル1とドアトリム5との間に配置されるハーネス7が
フック部3cと第2のエスカッション6との間に挿通で
き、ハーネス7をフック部3cと第2のエスカッション
6との間に配置することにより、クランプなしでハーネ
ス7を固定することができる。
【0011】図3に示すこの考案の他の実施例によるイ
ンサイドドアハンドルは、自動車のインナドアパネル1
に取り付けられるベース2と、ベース2に軸着されるハ
ンドル本体4と、ベース2を包囲するドアトリム5の開
口部5aを包囲してベース2の周縁部2aに取り付けられ
たエスカッション6とを備えている。エスカッション6
に対向してかつ凹部を形成するフック部2cがベース2
に一体に形成されている。フック部2cにより形成され
る凹部はU字形、L字形又はコ字形等種々の形状に形成
することができる。インナドアパネル1とドアトリム5
との間に配置されるハーネス7がフック部2cとエスカ
ッション6との間に挿通される。
ンサイドドアハンドルは、自動車のインナドアパネル1
に取り付けられるベース2と、ベース2に軸着されるハ
ンドル本体4と、ベース2を包囲するドアトリム5の開
口部5aを包囲してベース2の周縁部2aに取り付けられ
たエスカッション6とを備えている。エスカッション6
に対向してかつ凹部を形成するフック部2cがベース2
に一体に形成されている。フック部2cにより形成され
る凹部はU字形、L字形又はコ字形等種々の形状に形成
することができる。インナドアパネル1とドアトリム5
との間に配置されるハーネス7がフック部2cとエスカ
ッション6との間に挿通される。
【0012】この考案の実施例は更に変更が可能であ
る。例えば、図4に示すように、第1のエスカッション
3の周縁部3bにフック部3cを形成してもよい。同様
に、図示しないが、ベース2の周縁部にフック部を形成
してもよい。
る。例えば、図4に示すように、第1のエスカッション
3の周縁部3bにフック部3cを形成してもよい。同様
に、図示しないが、ベース2の周縁部にフック部を形成
してもよい。
【0013】
【考案の効果】上記のように、この考案では第2のエス
カッション又はベースに形成したフック部にハーネスを
取り付けられるので、部品数を省略しかつインナドアパ
ネルに開口部を形成する必要がない。また、インナドア
パネルは導電性の鉄板で形成されるのに対し、第2のエ
スカッションは不導体である合成樹脂で成形できるの
で、電気的影響を減少させることが可能となる。
カッション又はベースに形成したフック部にハーネスを
取り付けられるので、部品数を省略しかつインナドアパ
ネルに開口部を形成する必要がない。また、インナドア
パネルは導電性の鉄板で形成されるのに対し、第2のエ
スカッションは不導体である合成樹脂で成形できるの
で、電気的影響を減少させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるインサイドドアハンドルの正面
図
図
【図2】この考案によるインサイドドアハンドルの断面
図
図
【図3】この考案の他の実施例を示すインサイドドアハ
ンドル装置の断面図
ンドル装置の断面図
【図4】この考案の更に別の実施例を示すインサイドド
アハンドル装置の斜視図
アハンドル装置の斜視図
【図5】従来のインサイドドアハンドルの正面図
【図6】従来のインサイドドアハンドルの断面図
1..インナドアパネル、2..ベース、3..第1の
エスカッション、2c、3c..フック部、4..ハンド
ル本体、5..ドアトリム、5a..開口部、6..第
2のエスカッション、7..ハーネス、
エスカッション、2c、3c..フック部、4..ハンド
ル本体、5..ドアトリム、5a..開口部、6..第
2のエスカッション、7..ハーネス、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 亀山 孝 神奈川県横浜市金沢区福浦1丁目6番8 号 株式会社アルファ テクニカルセン ター内 (72)考案者 雨宮 直樹 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動 車株式会社藤沢工場内 (56)参考文献 実開 昭61−166067(JP,U) 実開 昭61−59758(JP,U) 実開 平2−43373(JP,U) 実公 昭62−36932(JP,Y2)
Claims (4)
- 【請求項1】 自動車のインナドアパネルに取り付けら
れるベースと、ベースに装着される第1のエスカッショ
ンと、第1のエスカッションに軸着されるハンドル本体
と、第1のエスカッションの周縁部及びドアトリムの開
口部を包囲して第1のエスカッションの周縁部に取り付
けられた第2のエスカッションとを備えたインサイドド
アハンドルにおいて、 第2のエスカッションに対向してかつ凹部を形成するフ
ック部を第1のエスカッションに一体に形成し、インナ
ドアパネルとドアトリムとの間に配置されるハーネスを
フック部と第2のエスカッションとの間に挿通できるこ
とを特徴とするインサイドドアハンドル。 - 【請求項2】 フック部を第1のエスカッションの周縁
部に一体に形成した請求項1に記載のインサイドドアハ
ンドル。 - 【請求項3】 自動車のインナドアパネルに取り付けら
れるベースと、ベースに軸着されるハンドル本体と、ベ
ースの周縁部及びドアトリムの開口部を包囲してベース
の周縁部に取り付けられたエスカッションとを備えたイ
ンサイドドアハンドルにおいて、 エスカッションに対向してかつ凹部を形成するフック部
をベースに一体に形成し、インナドアパネルとドアトリ
ムとの間に配置されるハーネスをフック部とエスカッシ
ョンとの間に挿通できることを特徴とするインサイドド
アハンドル。 - 【請求項4】 フック部をベースの周縁部に一体に形成
した請求項3に記載のインサイドドアハンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991078469U JP2524429Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | インサイドドアハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991078469U JP2524429Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | インサイドドアハンドル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0532632U JPH0532632U (ja) | 1993-04-30 |
JP2524429Y2 true JP2524429Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=13662885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991078469U Expired - Fee Related JP2524429Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | インサイドドアハンドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524429Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6236932U (ja) * | 1985-08-23 | 1987-03-04 |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP1991078469U patent/JP2524429Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0532632U (ja) | 1993-04-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |