JP2004142701A - 冷凍サイクル - Google Patents

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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F25B9/008Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant the refrigerant being carbon dioxide

Abstract

【課題】構造の単純化、低コスト化を図りつつ、運転効率に優れた冷凍サイクルを提供する。
【解決手段】二酸化炭素を冷媒とし、所定の環境的因子に応じて膨張弁5の弁開度を調節する調節機構を備える冷凍サイクルにおいて、前記調節機構は、前記膨張弁5入口の冷媒圧力に依存すると共に冷媒温度に依存せず、前記弁開度を該冷媒圧力に対して比例的に変化させる。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用空調装置等に用いられる冷凍サイクルであって、特に膨張弁の制御機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空調装置等に用いられる冷凍サイクルとして、冷媒に二酸化炭素を用いるものがあるが、このような冷凍サイクルにおける膨張弁の制御方法としては、主に次に挙げる二つの方法がとられている。一つは、放熱器(ガスクーラ)出口部分の冷媒温度を検知しこれに応じて膨張弁を制御するものである(特許文献1,2,及び3参照)。このような温度依存の制御においては、一般的に、検出された高圧側の冷媒温度の上昇に伴って開弁圧が高くなるように設定されている。もう一つは、高圧冷媒の体積を絞るためのオリフィスと、高圧側の圧力が所定値以上になった時に開放されるリリーフ弁とが組み合わされたものである(特許文献4,5参照)。
【0003】
【特許文献1】
特表平6−510111号公報
【特許文献2】
特開平9−49662号公報
【特許文献3】
特開平9−264622号公報
【特許文献4】
特開2000−146365号公報
【特許文献5】
特表2002−520572号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような冷媒温度に依存した制御を行う構成においては、高温時に弁が開き難くなるため、高温時に車両を放置した場合等に膨張弁が閉じたままとなり、高圧ラインの圧力が上昇してしまうといった不具合がある。また、固定オリフィスとリリーフ弁とを組み合わせた構成においては、オリフィスによる冷媒の絞りが常に一定であることから運転効率が低くなりやすく、また個別に設けられるリリーフ弁のために構造の複雑化、コスト高等を招く憂いがある。
【0005】
以上のことを鑑み、本発明は、構造の単純化、低コスト化を図りつつ、運転効率に優れた冷凍サイクルを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、二酸化炭素を冷媒とし、所定の環境的因子に応じて膨張弁の弁開度を調節する調節機構を備える冷凍サイクルにおいて、前記調節機構は、前記膨張弁入口の冷媒圧力に依存すると共に冷媒温度に依存せず、前記弁開度を該冷媒圧力に対して比例的に変化させるものである(請求項1)。
【0007】
このように、冷媒温度に依存せず、高圧圧力のみによって膨張弁の弁開度を調節することにより、従来の温度依存制御のように高温時に弁が開き難くなることがないので、高温放置時等にリリーフ弁がなくても高圧圧力の過度の上昇を防止することができる。また、温度を検知するための手段を設ける必要がないため、構造の単純化、低コスト化等を実現することができる。
【0008】
また、本発明者らは、実験・研究の結果、最大COPを実現するためには、高圧圧力と弁開度との間に比例関係が成立していることが重要であることを見出した。図4に示すグラフは、上記した本構成の冷凍サイクルにおける様々な運転状況での弁開度と膨張弁入口圧力との関係を示す実験データである。図中、線A,B,C,D,Eは、それぞれ異なった運転状況(例えば、外気温度35℃・コンプレッサ800rpm、外気温度25℃・3000rpm等)における弁開度(mm)と膨張弁入口圧力(MPa)との関係をプロットしたものであり、線Mは最大COPを示すものである。また、各線A,B,C,D,E上に2つずつある点p,p’は、最大COPから±10%の範囲を示すものである。この実験データから、本発明の構成によれば、様々な運転状況下において、最大COPから略±10%の範囲内での稼動が可能であると読み取れる。このように、本発明によれば、構造の単純化、低コスト化を図りつつ、運転効率に優れた冷凍サイクルを提供することができる。
【0009】
また、上記請求項1記載の冷凍サイクルにおいて、前記調節機構を、前記膨張弁入口の冷媒圧力の上昇に応じて縮小すると共に内部圧力が大気に開放された感圧素子と、前記感圧素子を伸張する方向へ付勢する弾性部材とを有して構成することができる(請求項2)。
【0010】
通常、ベローズ、ダイアフラム等の感圧素子の内部には所定の気体が封入され、この気体の体積変化を利用して、高圧冷媒の温度上昇に伴って開弁圧が高くなるように構成されるが、本構成(以下に示す実施の形態においてはベローズを用いた例を示している)においては、ベローズ内部は大気圧に開放され、ベローズ内部の気体の体積変化がベローズの伸縮に影響しない。本構成におけるベローズの伸縮は、ベローズ自体及び弾性部材の抵抗力と高圧圧力との関係にのみ依存する。これによって、高圧冷媒の温度の影響を受けることなく圧力に対して比例的に弁開度の調節を行うことができる。また、ベローズ内への気体の封入作業・メンテナンス等が不要となる利点もある。
【0011】
また、上記請求項2記載の構成に替わって、前記膨張弁を電磁弁とし、前記調節機構を、高圧側の冷媒圧力を検知する高圧検知手段と、前記高圧検知手段により検知された冷媒圧力に応じて前記弁開度を電磁的に変化させる制御手段とを備えて構成することもできる。(請求項3)
【0012】
更に、このように電磁弁を用いた場合においては、前記制御手段は、前記高圧検知手段により検知された冷媒圧力が所定値以上となった時に、圧力変化に対する前記弁開度の変化率を冷媒圧力が前記所定値よりも低い場合に比べて大きくするものであるとよい(請求項4)。
【0013】
これによれば、高圧圧力が所定値以上となった時に弁が開きやすくなるので、運転時における高圧圧力の過度の上昇をより確実に防止することができる。
【0014】
また、本発明は、二酸化炭素を冷媒とし、所定の環境的因子に応じて膨張弁の弁開度を調節する調節機構を備える冷凍サイクルにおいて、前記調節機構は、前記膨張弁の入口と出口での冷媒圧力の差圧に依存すると共に冷媒温度に依存せず、前記弁開度を該差圧に対して比例的に変化させるものである(請求項5)。
【0015】
このように、冷媒温度に依存せず、膨張弁の入口と出口での冷媒圧力の差圧のみによって弁開度を調節するようにしても、上記請求項1記載の構成と同様の作用効果を実現することができる。
【0016】
また、上記請求項5記載の構成においては、前記調節機構を、前記膨張弁の入口側の冷媒圧力及び出口側の冷媒圧力の影響を共に受けて変位する弁体と、前記弁体が最も高圧側に変位した際に着座する弁座と、前記弁体を着座方向へ付勢する弾性部材とを有して構成することができる(請求項6)。
【0017】
これによれば、高圧側からかかる冷媒圧力と、低圧側からかかる冷媒圧力及び弾性部材の反発力の合力とのバランスによって、弁開度を調節することができる。
【0018】
また、上記請求項6記載の構成に替わって、前記膨張弁を電磁弁とし、前記調節機構を、前記膨張弁の入口と出口での冷媒圧力の差圧を直接又は間接的に検知する差圧検知手段と、前記差圧検知手段により検知された差圧に応じて前記弁開度を電磁的に変化させる制御手段とを備えて構成することもできる(請求項7)。前記差圧は、膨張弁前後の圧力を直接検知することの他に、例えばエバポレータ出口の冷媒温度から推定することもできる。
【0019】
更に、このように電磁弁を用いた場合においては、高圧側の冷媒圧力を検知する高圧検知手段を備え、前記制御手段は、前記高圧検知手段により検知された冷媒圧力が所定値以上となった時に、圧力変化に対する前記弁開度の変化率を冷媒圧力が前記所定値よりも低い場合に比べて大きくするものであるとよい(請求項8)。
【0020】
これによれば、運転時における高圧圧力の過度の上昇をより確実に防止することができる。
【0021】
更に、上記いずれかの構成において、前記膨張弁に、全閉状態を防ぐ全閉防止手段を備えてもよい(請求項9)。
【0022】
これによれば、高圧側冷媒の圧力低下時においても膨張弁が全閉状態とならず、高圧ラインから低圧ラインへの冷媒の流れが常に維持されるので、低負荷時における膨張弁のハンチングを防止することができる。
【0023】
前記全閉防止手段としては、弁体に形成された溝(請求項10)や、弁体が弁座に完全に着座することを妨げるもの(請求項11)が挙げられる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面により本発明の実施の形態を説明する。図1に示す冷凍サイクル1は、車両用空調装置等に用いられ、冷媒として二酸化炭素を用いる超臨界圧縮式のものである。この冷凍サイクル1は、冷媒を圧縮するコンプレッサ2、圧縮された冷媒を外気との熱交換により冷却するガスクーラ3、高圧ラインHと低圧ラインLとの間で冷媒の熱交換をさせる内部熱交換器4、高圧ラインHの冷媒を減圧して低圧ラインLへ流す膨張弁5、減圧された冷媒を空調空気との熱交換により蒸発させるエバポレータ6を含んで構成される。
【0025】
第1の実施の形態に係る膨張弁5は、図2に示すように、シェル10、ベローズ11、弁体12、弁座13、スプリング15、開放孔16を有して構成される。シェル10は、内部に中空部17が形成され、中空部17と外部とを連通させる高圧側連通孔18及び低圧側連通孔19を有し、高圧側連通孔18は前記高圧ラインHと、低圧側連通孔19は前記低圧ラインLと連通している。ベローズ11は、金属箔等により形成された蛇腹状の部材であり、前記中空部17に配され、その一端側がシェル10の内側上面に固定されている。弁体12は、ベローズ11の他端側に固定され、ベローズ11の伸縮に伴って図中上下に変位する。弁座13は、低圧側連通孔19に設けられ、弁体12が嵌合(着座)可能な形状を有している。スプリング15は、前記ベローズ11の内部に配されその一端側がシェル10の内側上面に固定されていると共に他端側がベローズ11下端部(弁体12上端部)に固定されており、ベローズ11が縮小するのを妨げる反発力を有する。開放孔16は、シェル10の上面に穿設されており、ベローズ11の内部と大気中とを連通している。本実施の形態においては、前記ベローズ11の内部には特別なガスは封入されておらず、前記開放孔16のために、その内部圧力が大気圧と略同一となっている。
【0026】
上記構成の膨張弁5によれば、ベローズ11は、開放孔16によって内部ガスの体積変化の影響がないため、ベローズ11自体及びスプリング15の抵抗力と、内部空間17に流れ込んだ冷媒の圧力との関係のみに依存して伸縮する。即ち、冷媒温度に依存せずに、冷媒圧力のみに依存して弁開度が調節される。そして、この時の圧力と弁開度との関係は、図3に示すように、圧力の上昇に伴って弁開度が線形的に大きくなるように設定されている。このように、圧力と弁開度とを比例的な関係とすることで、上述した図4に示すように、最大COPから±10%の制御を行うことができる。
【0027】
上記第1の実施の形態によれば、高圧冷媒の温度が上がっても、従来の温度依存の制御のように開弁圧が高くなることがないので、高温放置時等において、リリーフ弁がなくても高圧圧力の過度の上昇を防止することができる。また、本構成においては、ベローズ11内へのガスの封入作業・メンテナンス等が不要となり、構造の単純化、低コスト化を図ることができる。更に、高圧圧力と弁開度とを比例的な関係とすることにより、高い制御効率を実現することができる。
【0028】
以下、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明するが、上記第1の実施の形態と同一の個所又は同様の作用効果を奏する個所には、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
【0029】
第2の実施の形態に係る冷凍サイクル1は、上記第1の実施の形態に係る膨張弁5に替わり、図5に示す膨張弁25を用いたものである。この膨張弁25は、シェル26、弁体27、弁座28、スプリング29を有して構成される。シェル26は、内部に中空部32が形成され、中空部32と外部とを連通させる高圧側連通孔30及び低圧側連通孔31を有し、高圧側連通孔30は高圧ラインHと、低圧側連通孔31は低圧ラインLと連通している。弁体27は、スプリング29の一端側に固定され、高圧ラインHの圧力及び低圧ラインLの圧力を共に受けて変位する。弁座28は、高圧側連通孔28に設けられ、弁体27が嵌合(着座)可能な形状を有している。スプリング29は、その他端側がシェル26の内壁面に固定され、一端側に固定された弁体27を着座方向へ付勢する。
【0030】
上記構成の膨張弁25によれば、弁体27は、高圧圧力と、低圧圧力及びスプリング29の反発力の合力とによって変位する。即ち、冷媒温度に依存せず、膨張弁25の入口と出口との差圧によって弁開度が調節される。そして、この時の圧力と弁開度との関係は、図3に示すように、圧力の上昇に伴って弁開度が線形的に大きくなるように設定されている。このように、前記差圧と弁開度とを比例的な関係とすることで、高い制御効率を実現することができる。図6に示すグラフは、本実施の形態における様々な運転状況での弁開度と膨張弁入口圧力との関係を示す実験データである。図中、線G,H,I,J,Kは、それぞれ異なった運転状況(例えば、外気温度35℃・コンプレッサ800rpm、外気温度25℃・3000rpm等)における弁開度(mm)と膨張弁入口圧力(MPa)との関係をプロットしたものであり、線Nは最大COPを示すものである。また、各線G,H,I,J,K上に2つずつある点q,q’は、最大COPから±10%の範囲を示すものである。この実験データから、本構成によれば、様々な運転状況下において、最大COPから略±10%の範囲内での稼動が可能であると読み取れる。
【0031】
このように、上記第2の実施の形態によっても、上記第1の実施の形態と同様に、高温放置時等において、リリーフ弁がなくても高圧圧力の過度の上昇を防止することができ、構造の単純化、低コスト化を図ることができる。また、高い制御効率を実現することができる。
【0032】
第3の実施の形態に係る冷凍サイクル1は、図7に示すように、膨張弁40として電磁弁を用い、膨張弁40入口の冷媒圧力を検出する高圧センサ41を備えるものである。そして、図8に示すように、高圧センサ41により検出された高圧圧力Phは、CPU、所定のプログラムが記憶されたROM、RAM等を含んで構成されるコントロールユニット(C/U)42に入力され、C/U42内に設けられた制御信号作成手段43により演算処理された後、所定の制御信号が膨張弁駆動部44に出力される。この時の弁開度の算出は、図10に示すように、圧力と弁開度とが比例関係となるような設定に基づいて行われる。
【0033】
図9に示すフローチャートは、前記C/U42により行われる処理の例である。先ず、ステップ50において、高圧センサ41により高圧圧力Phを検出し、次いでステップ51において、高圧圧力Phが設定圧力Ps以上か否かを判定する。前記ステップ51において、Ph≧Psではないと判定された場合には、ステップ53において、前記高圧圧力Phと、圧力変化に対する弁開度の変化率を決定する定数K(弁開度=KP+α:Pは圧力変数、αは定数)とに基づいて、弁開度を算出する。また、前記ステップ51において、Ph≧Psであると判定された場合には、ステップ52において、前記定数K=K’とする。この時、K’>Kであり、図10に示すように、高圧圧力Phが設定圧力Ps以上となった時に弁が開きやすくなる。
【0034】
上記構成によっても、他の実施の形態と同様に、リリーフ弁がなくても高圧圧力の過度の上昇を防止することができ、構造の単純化、低コスト化を図ることができる。また、高い制御効率を実現することができる。更に、高圧圧力が所定値以上となった時に弁が開きやすくなる制御により、高圧圧力の過度の上昇を確実に防止することができる。
【0035】
第4の実施の形態に係る冷凍サイクル1は、図11に示すように、膨張弁60として電磁弁を用い、膨張弁60入口の冷媒圧力を検出する高圧センサ61、及び膨張弁60出口の冷媒圧力を検出する低圧センサ62を備えるものである。そして、図12に示すように、高圧センサ61により検出された高圧圧力Ph、及び低圧センサ62によって検出された低圧圧力Plは、コントロールユニット(C/U)63に入力され、C/U63内に設けられた差圧演算手段64により差圧Pdが求められ、この差圧Pdに基づいて、制御信号作成手段65により所定の制御信号が膨張弁駆動部66に出力される。この時の弁開度の算出は、図10に示すように、圧力と弁開度とが比例関係となるような設定に基づいて行われる。
【0036】
図13に示すフローチャートは、前記C/U63により行われる処理の例である。先ず、ステップ70において、高圧センサ61により高圧圧力Phを、低圧センサ62により低圧圧力Plを検出し、次いでステップ71において、差圧Pdを演算する。次いで、ステップ72において、高圧圧力Phが設定圧力Ps以上か否かを判定し、Ph≧Psではないと判定された場合には、ステップ74において、前記差圧Pdと、圧力変化に対する弁開度の変化率を決定する定数K(弁開度=KP+α:Pは圧力変数、αは定数)とに基づいて、弁開度を算出する。また、前記ステップ72において、Ph≧Psであると判定された場合には、ステップ73において、定数K=K’とする。この時、K’>Kであり、図10に示すように、高圧圧力Phが設定圧力Ps以上となった時に弁が開きやすくなる。
【0037】
上記構成によっても、他の実施の形態と同様に、リリーフ弁がなくても高圧圧力の過度の上昇を防止することができ、構造の単純化、低コスト化を図ることができる。また、高い制御効率を実現することができる。更に、高圧圧力が所定値以上となった時に弁が開きやすくなる制御により、高圧圧力の過度の上昇を確実に防止することができる。また、上記第4の実施の形態においては、差圧を高圧圧力Phと低圧圧力Plとから算出する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばエバポレータ出口の冷媒温度から所定の特性線図等に基づいて前記差圧を推定するようにしてもよい。
【0038】
図14に示す第5の実施の形態は、上記いずれかの実施の形態において、膨張弁の弁体80に溝81が形成されたものである。この溝81は、弁体80の着座時であっても、冷媒を高圧ラインHから低圧ラインLへ微量流すためのものであり、その開口面積は、直径0.3〜0.5mmの管に相当することが好ましい。
【0039】
また、図15に示す第6の実施の形態は、上記第5の実施の形態と同様の目的のために、弁体80と一体的に設けられた突片部82、シェル83と一体的に設けられた台部84を有するものである。弁体80が着座方向へ移動する際に、前記突片部82が前記台部84に当接することによって、弁体80が弁座85に完全に着座することが妨げられる。そして、突片部82と台部84とが当接している時には、弁体80と弁座85との隙間に形成される絞り通路の開口面積が直径0.3〜0.5mmの管に相当するように設定されていることが好ましい。
【0040】
これら第5又は第6の実施の形態により、高圧圧力の低下時においても膨張弁が全閉状態とはならず、高圧ラインHから低圧ラインLへの冷媒の流れが維持されるので、低負荷時における膨張弁のハンチングを防止することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、膨張弁の制御を、冷媒温度に依存せず、高圧圧力、又は高低圧力差によって行うようにしたので、従来の温度依存の制御のように高温時に開弁圧が高くなることがないので、高温放置時等において、リリーフ弁がなくても高圧圧力の過度の上昇を防止することができる。また、構造の単純化、低コスト化を図ることができる。更に、高圧圧力と弁開度とを比例的な関係とすることにより、高い制御効率を実現することができる。更にまた、高圧圧力が所定値以上となった時に弁が開きやすくなる制御により、高圧圧力の過度の上昇をより確実に防止することができる。また、膨張弁が全閉状態とならないようにする手段を設けることにより、低負荷時における膨張弁のハンチングを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る冷凍サイクルを示す図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態にかかる膨張弁の構造を示す図である。
【図3】図3は、前記第1の実施の形態における弁開度と(高圧)圧力との関係を示す図である。
【図4】図4は、前記第1の実施の形態に係る冷凍サイクルにおける様々な運転状況での弁開度と膨張弁入口圧力との関係を示す図である。
【図5】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る膨張弁の構造を示す図である。
【図6】図6は、前記第2の実施の形態に係る冷凍サイクルにおける様々な運転状況での弁開度と膨張弁入口圧力との関係を示す図である。
【図7】図7は、本発明の第3の実施の形態に係る冷凍サイクルの膨張弁部分の構成を示す図である。
【図8】図8は、前記第3の実施の形態における膨張弁制御のための構成例を示す図である。
【図9】図9は、前記第3の実施の形態における膨張弁制御のためのフローチャート処理の例を示す図である。
【図10】図10は、前記第3の実施の形態における弁開度と(高圧)圧力との関係を示す図である。
【図11】図11は、本発明の第4の実施の形態に係る冷凍サイクルの膨張弁部分の構成を示す図である。
【図12】図12は、前記第4の実施の形態における膨張弁制御のための構成例を示す図である。
【図13】図13は、前記第4の実施の形態における膨張弁制御のためのフローチャート処理の例を示す図である。
【図14】図14は、本発明の第5の実施の形態に係る膨張弁の弁体の構造を示す図である。
【図15】図15は、本発明の第6の実施の形態に係る膨張弁の弁体の構造を示す図である。
【符号の説明】
1 冷凍サイクル
5,25,40,60 膨張弁
11 ベローズ
12,27,80 弁体
13,28 弁座
15,29 スプリング
16 開放孔
41,61 高圧センサ
62 低圧センサ
81 溝
82 突片部
84 台部
H 高圧ライン
L 低圧ライン

Claims (11)

  1. 二酸化炭素を冷媒とし、所定の環境的因子に応じて膨張弁の弁開度を調節する調節機構を備える冷凍サイクルにおいて、
    前記調節機構は、前記膨張弁入口の冷媒圧力に依存すると共に冷媒温度に依存せず、前記弁開度を該冷媒圧力に対して比例的に変化させるものであることを特徴とする冷凍サイクル。
  2. 前記調節機構は、前記膨張弁入口の冷媒圧力の上昇に応じて縮小すると共に内部圧力が大気に開放された感圧素子と、前記感圧素子を伸張する方向へ付勢する弾性部材とを有して構成されることを特徴とする請求項1記載の冷凍サイクル。
  3. 前記膨張弁は電磁弁であり、前記調節機構は、高圧側の冷媒圧力を検知する高圧検知手段と、前記高圧検知手段により検知された冷媒圧力に応じて前記弁開度を電磁的に変化させる制御手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の冷凍サイクル。
  4. 前記制御手段は、前記高圧検知手段により検知された冷媒圧力が所定値以上となった時に、圧力変化に対する前記弁開度の変化率を、冷媒圧力が前記所定値よりも低い場合に比べて大きくすることを特徴とする請求項3記載の冷凍サイクル。
  5. 二酸化炭素を冷媒とし、所定の環境的因子に応じて膨張弁の弁開度を調節する調節機構を備える冷凍サイクルにおいて、
    前記調節機構は、前記膨張弁の入口と出口での冷媒圧力の差圧に依存すると共に冷媒温度に依存せず、前記弁開度を該差圧に対して比例的に変化させるものであることを特徴とする冷凍サイクル。
  6. 前記調節機構は、前記膨張弁の入口側の冷媒圧力及び出口側の冷媒圧力の影響を共に受けて変位する弁体と、前記弁体が最も高圧側に変位した際に着座する弁座と、前記弁体を着座方向へ付勢する弾性部材とを有して構成されることを特徴とする請求項5記載の冷凍サイクル。
  7. 前記膨張弁は電磁弁であり、前記調節機構は、前記膨張弁の入口と出口での冷媒圧力の差圧を直接又は間接的に検知する差圧検知手段と、前記差圧検知手段により検知された差圧に応じて前記弁開度を電磁的に変化させる制御手段とを備えることを特徴とする請求項5記載の冷凍サイクル。
  8. 高圧側の冷媒圧力を検知する高圧検知手段を備え、前記制御手段は、前記高圧検知手段により検知された冷媒圧力が所定値以上となった時に、圧力変化に対する前記弁開度の変化率を、冷媒圧力が前記所定値よりも低い場合に比べて大きくすることを特徴とする請求項7記載の冷凍サイクル。
  9. 前記膨張弁は、全閉状態を防ぐ全閉防止手段を備えることを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1つに記載の冷凍サイクル。
  10. 前記全閉防止手段は、弁体に形成された溝であることを特徴とする請求項9記載の冷凍サイクル。
  11. 前記全閉防止手段は、弁体が弁座に完全に着座することを妨げるものであることを特徴とする請求項9記載の冷凍サイクル。
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