JP2004142697A - 車両用カップホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】トレイとホルダ上面との間の上下方向距離を従来より大にすることができる、車両用カップホルダの提供。
【解決手段】(1)リテーナ20に出し入れ可能に設けられた第1のホルダ40と、第1のホルダ40に対して第1のホルダ40と合わさる閉位置と閉位置からずれた開位置との間に移動可能な第2のホルダ50を有し、第2のホルダ50が閉位置に位置するとき第1、第2のホルダ40、50を1個置きのカップホルダとして使用でき、第2のホルダ50が開位置に位置するとき第1、第2のホルダ40、50を2個置きのカップホルダとして使用できる、車両用カップホルダであって、第1、第2のホルダ40、50はそれぞれトレイ41、52aを有しており、2個のトレイの一方は上下方向に回動可能とされており、2個のトレイの他方は固定とされている、車両用カップホルダ。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リテーナに出し入れ可能に支持された第1のホルダと、第1のホルダに対して第1のホルダと合わさる閉位置と閉位置からずれた開位置に移動可能な第2のホルダを有し、第2のホルダが閉位置に位置するとき第1、第2のホルダを1個置きのカップホルダとして使用でき、第2のホルダが開位置に位置するとき第1、第2のホルダを2個置きのカップホルダとして使用できる、車両用カップホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平9−37913号公報には、トレイつきの車両用カップホルダが開示されており、トレイを上下動させる螺旋運動駆動装置が開示されている。そこでは、第2のホルダを第1のホルダに対して外方に回動させたときには第2のホルダのトレイが降下し、第2のホルダを第1のホルダに対して内方に回動させたときには第2のホルダのトレイが上昇する。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−37913号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の車両用カップホルダには、つぎの問題点がある。
螺旋面の傾斜がきつい場合、第2のホルダを第1のホルダに対して外方または内方に回動させたときに滑りがロックしてしまう。そのため、螺旋面の傾斜をゆるくしなければならない。その結果、第2のホルダを外方に回動させたときでも、第2のホルダのトレイと第2のホルダの上面との間の上下方向距離を大きくとることができない。そのため、第2のホルダはカップをカップの下面および下面近傍でしか保持できず、第2のホルダでカップを安定して保持することは困難である。
本発明の目的は、トレイとホルダ上面との間の上下方向距離を従来より大にすることができる、車両用カップホルダを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) リテーナと、該リテーナに出し入れ可能に設けられた第1のホルダと、該第1のホルダに対して、該第1のホルダと合わさる閉位置と該閉位置からずれた開位置との間に移動可能な第2のホルダを有し、前記第2のホルダが前記閉位置に位置するとき前記第1、第2のホルダを1個置きのカップホルダとして使用でき、前記第2のホルダが前記開位置に位置するとき前記第1、第2のホルダを2個置きのカップホルダとして使用できる、車両用カップホルダであって、
前記第1、第2のホルダはそれぞれトレイを有しており、該2個のトレイの一方は上下方向に回動可能とされており、前記2個のトレイの他方は固定とされている、車両用カップホルダ。
(2) 前記回動可能なトレイは、常時、上方に回動付勢されている(1)記載の車両用カップホルダ。
(3) 前記回動可能なトレイには、該トレイを上下方向に貫通する穴が設けられている、(1)記載の車両用カップホルダ。
【0006】
上記(1)〜(3)の車両用カップホルダでは、2個のトレイの一方が上下方向に回動可能とされているので、回動可能なトレイを下方に回動させたときのカップホルダの高さ(回動可能なトレイと回動可能なトレイを有するホルダの上面との間の上下方向距離)を従来より大にすることができる。
上記(3)の車両用カップホルダでは、回動可能なトレイに穴が設けられているので、第1、第2のホルダを1個置きのカップホルダとして使用するとき、1個置きのカップホルダに収容されるカップを、穴の縁で、または、穴を挿通させて固定のトレイで支持できる。そのため、カップ保持の比較的大きな高さを1個置きの場合でも確保できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明実施例の車両用カップホルダを、図1〜図6を参照して、説明する。
本発明実施例の車両用カップホルダ10は、たとえば、車両の内装部材であるインスツルメントパネルに設けられる。ただし、車両用カップホルダ10が設けられる場所は、インスツルメントパネルに限定されるものではなく、たとえば、センタークラスタ、コンソール等であってもよい。以下、本発明実施例および図示例では、車両用カップホルダ10がインスツルメントパネルに配置される場合を例にとって説明する。
車両用カップホルダ10は、図1に示すように、リテーナ20と、レール部材30と、第1のホルダ40と、第2のホルダ50とを、有する。ただし、レール部材30は、必須の構成要件ではない。
【0008】
リテーナ20は、インスツルメントパネルに設けられる。リテーナ20は、インスツルメントパネルに一体に形成されていてもよく、インスツルメントパネルと別体に形成されてインスツルメントパネルに固定して取り付けられていてもよい(図示例では、リテーナ20がインスツルメントパネルと別体に形成されてインスツルメントパネルに固定して取り付けられる場合を示している)。
リテーナ20は、樹脂製または金属製である。リテーナ20は、第1のリテーナ21と、第2のリテーナ22と、からなる。ただし、第2のリテーナ22は必須の構成要件ではない。
【0009】
第1のリテーナ21は、レール部材30を出し入れ自在に収納する。第1のリテーナ21の側壁21aは、突起21bと、ビス穴21cと、折れ曲がり部21dとを、有する。
突起21bは、側壁21aの内面に設けられる。突起21bは、レール部材30の第1の爪部32に当接可能である。
折れ曲がり部21dは、側壁21aの下端部を、第1のリテーナ21の車両左右方向中央に向って折り曲げることにより、形成される。
第2のリテーナ22は、第1のリテーナ21の剛性を高めるために設けられる。第2のリテーナ22は、第1のリテーナ21に、ビス23で取り付けられる。
【0010】
レール部材30は、樹脂製または金属製である。レール部材30は、リテーナ20に車両前後方向に摺動自在に保持される。レール部材30は、第1のホルダ40を車両前後方向に出し入れ自在に保持する。レール部材30は、係合穴31と、第1の爪部32と、第2の爪部33とを、有する。
係合穴31は、レール部材30の側壁30aの車両前後方向後側端部で上下方向中間部に形成される。係合穴31には、第1のホルダ40の係合部48が係脱可能である。
第1の爪部32は、側壁30aの車両前後方向前側端部で上下方向中間部に設けられる。第1の爪部32は、リテーナ20の突起21bに当接可能である。第1の爪部32が突起21bに当接することにより、レール部材30がそれ以上車両前後方向後側に突出することが防止される。
第2の爪部33は、レール部材30の底壁30bの車両前後方向後側端部で車両左右方向両端部に設けられる。第2の爪部33は、リテーナ20の折れ曲がり部21dの車両前後方向後側端に当接可能である。第2の爪部33が折れ曲がり部21dに当接することにより、レール部材30がそれ以上車両前後方向前側に移動することが防止される。
【0011】
第1のホルダ40は、樹脂製である。第1のホルダ40は、レール部材30に車両前後方向に移動可能に支持される。第1のホルダ40は、トレイ41と、カップ類Cが挿通されカップ類Cの側面を保持するカップ保持用穴42と、受け部43と、U字上に形成された溝44と、ロック部45と、ロック解除部46と、トレイ41取付け用穴47と、レール部材30の係合穴31に係脱可能な係合部48とを、有する。
【0012】
トレイ41は、カップ類Cの下面を支持するトレイである。トレイ41は、軸部41aと、アーム部41bと、支持部41cとを、有する。トレイ41は、支持部41cの先端が第1のホルダ40の上壁40aの裏面に当る位置から、アーム部41bの上面41fが上壁40aの裏面に当る位置まで、上下方向に回動可能である。トレイ41は、常時、バネ41dで上方に回動付勢されている。
軸部41aは、トレイ取付け用穴47内に入り込む。軸部41aは、トレイ取付け用穴47内で回動可能である。トレイ41は、第1のホルダ40に収容されるカップ類Cの重みで下方に下がる。
アーム部41bと支持部41cの少なくとも一方には、トレイ41を上下方向に貫通する穴41eが設けられている(図示例では、穴41eがアーム部41bにのみ設けられている場合を示している)。穴41eの大きさは、カップ保持用穴42の大きさと同じか、またはカップ保持用穴42の大きさより小である(図示例では、穴41eの大きさがカップ保持用穴42の大きさより小である場合を示している)。穴41eは、第2のホルダ50を第1のホルダ40に対して開位置に移動させたときに穴41eの周囲部でカップ類Cの下面を支持できるように設けられる。穴41eは、トレイ41が第2のホルダ50の後述のトレイ52aに当るまでバネ41dの付勢力に抗して押し下げられたとき、カップ保持用穴42の下方に位置する。穴41eの縁は、トレイ41が第2のホルダ50のトレイ52aに当るまでバネ41dの付勢力に抗して押し下げられたとき、水平面になっている。
【0013】
カップ保持用穴42は、第1のホルダ40の上壁40aの車両前後方向後側端部に設けられる。
受け部43は、上壁40aの上面に設けられる。受け部43は、第2のホルダ50を移動可能に支持する。
溝44は、上壁40aに形成される。
ロック部45は、上壁40aで、溝44の内側に設けられる。ロック部45は、上下方向に弾性変形可能である。ロック部45の弾性変形は、樹脂弾性を利用したものである。ロック部45に第2のホルダ50の爪54aが引っ掛かることにより、第2のホルダ50が閉位置に保持される。
ロック解除部46は、上壁40aの上面で、溝44の内側に設けられる。ロック解除部46は、ロック部45に引っ掛かっている爪54aの引っ掛かりを解除するものである。ロック解除部46を上下方向下側に押すことにより、ロック部45を上下方向下側に弾性変形させることができる。
トレイ取付け用穴47は、第1のホルダ40の側壁40bの車両前後方向前側端部で上下方向中間部に形成される。
係合部48は、側壁40bの車両前後方向前側端部で上下方向中間部に設けられる。係合部48は、トレイ取付け用穴47より車両前後方向前側に設けられる。
【0014】
第2のホルダ50は、樹脂製である。第2のホルダ50は、図3、図4に示すように、第1のホルダ40に対して、第1のホルダ40と合わさる閉位置(図3)と、閉位置からずれた開位置(図4)との間にわたって移動可能とされている。第2のホルダ50が閉位置に位置するとき第1、第2のホルダ40、50を1個置きのカップホルダとして使用でき、第2のホルダ40が開位置に位置するとき第1、第2のホルダ40、50を2個置きのカップホルダとして使用できる。第2のホルダ50は、図1に示すように、常時、バネ50aにより、開位置側に付勢されている。
【0015】
第2のホルダ50は、本体部51と、ドア部52とを、有する。
本体部51は、第1のホルダ40に移動可能に支持される。ここで、移動は、直線動であってもよく、回動であってもよい(図示例では、移動が回動である場合を示している)。以下、本発明実施例では、本体部51が第1のホルダ40に回動可能に支持される場合を説明する。
本体部51は、第1のホルダ40に、上下方向と直交する方向に回動可能に支持される。本体部51は、カップ類Cが挿通されカップ類Cの側面を保持するカップ保持用穴53と、耳部54と、ビス用穴55とを、有する。
カップ保持用穴53は、本体部51の上壁51aに設けられる。
耳部54は、本体部51の側面の上端部に設けられる。耳部54には、耳部54から下方に突出する爪54aが設けられる。爪54aは、第1のホルダ40のロック部45に係脱可能である。爪54aがロック部45に係合することにより、本体部51はバネ50aの付勢力に抗して閉位置に保持される。
ビス用穴55は、本体部51の上壁51aに設けられる。ビス55aを、ビス用穴55に挿通し第1のホルダ40の受け部43に挿入することにより、本体部51は第1のホルダ40に回動可能に支持される。
【0016】
ドア部52は、本体部51と一体的に移動する。ドア部52は、本体部51に一体に形成されていてもよく、本体部51と別体に形成されて本体部51に固定して取り付けられていてもよい(図示例では、ドア部52が本体部51と別体に形成されて本体部51に固定して取り付けられる場合を示している)。
ドア部52は、図2に示すように、第1、第2のホルダ40、50をリテーナ20内に収納したときに、リテーナ20の開口を塞ぐ。ドア部52は、図1に示すように、トレイ52aを有する。トレイ52aは、ドア部52に対して移動不能(固定)とされている。トレイ52aは、第2のホルダ50に対して移動不能(固定)とされている。トレイ52aは、ドア部52に一体に形成されていてもよく、ドア部52と別体に形成されてドア部52に固定して取り付けられていてもよい。トレイ52aは、第1のホルダ40のトレイ41が下方に下がっているとき、トレイ41の支持部41cと同じ上下方向位置にあるか支持部41cより上下方向上側に位置し、第1のホルダ40のトレイ41が上方に上がっているとき、トレイ41の支持部41cより上下方向下側に位置する。
【0017】
ここで、第1、第2のホルダ40、50がリテーナ20に収納されている状態から、第1、第2のホルダ40、50を2個置きのカップホルダとして使用できる状態にするまでの、作動を説明する。
第1、第2のホルダ40、50がリテーナ20に収納されているとき、図2に示すように、ドア部52がリテーナ20の開口を塞いでいる。第1のホルダ40のトレイ41は、バネ41dの付勢力により、支持部41cの先端が上壁40aの裏面に当るまで上方に上がっている。第2のホルダ50のトレイ52aは、第1のホルダ40のトレイ41より上下方向下側に位置する。第2のホルダ50は、爪54aがロック部45に引っ掛かっており、閉位置にある。2つのカップ保持用穴42、53は、上下方向に重なりあっている。第2のホルダ50のカップ保持用穴53は、第1のホルダ40のカップ保持用穴42より上方に位置する。
【0018】
第1、第2のホルダ40、50がリテーナ20に収納されている状態からドア部52を手で車両前後方向後側に引き出すと、図3に示すように、第1、第2のホルダ40、50がリテーナ20から車両前後方向後側に突出する。このとき、第1のホルダ40のトレイ41は、バネ41dの付勢力により上方に上がっている。第2のホルダ50のトレイ52aは、第1のホルダ40のトレイ41より下側に位置する。第2のホルダ50は、爪54aがロック部45に引っ掛かっており、閉位置にある。2つのカップ保持用穴42、53は上下方向に重なりあっている。第2のホルダ50のカップ保持用穴53は、第1のホルダ40のカップ保持用穴42より上側に位置する。第1、第2のホルダ40、50は1個置きのカップホルダとして使用されうる。
【0019】
第2のホルダ50が第1のホルダ40に合わさっている状態で、ロック解除部46を下方に押すと、図4に示すように、ロック部45と爪54aとの係合が解除され、バネ50aの付勢力により、第2のホルダ50がビス55aを中心に開位置側に回動する。第2のホルダ50は、第1のホルダ40の側壁40bの外面に当接するまで、回動する。第2のホルダ50が開位置に達したとき、第1のホルダ40と第2のホルダ50を2個置きのカップホルダとして使用できる。
【0020】
つぎに、第1、第2のホルダ40、50が1個置きのカップホルダとして使用される場合を、図5を参照して、説明する。
第1、第2のホルダ40、50が1個置きのカップホルダとして使用できる状態で、カップ類Cを1個置きのカップホルダに収容するとき、カップ類Cの下面が第1のホルダ40のトレイ41に当る。トレイ41は、カップ類Cの重みにより、バネ41dの付勢力に抗してトレイ41の下面が第2のホルダ50のトレイ52aの上面に当るまで、下がる。トレイ41が第2のホルダ50のトレイ52aに当るまで下がったとき、カップ類Cの一部は穴41e内に入り込む。カップ類Cを1個置きのカップホルダに収容したとき、カップ類Cは、穴41eの縁または、穴41eを挿通させて第2のホルダ50のトレイ52aで支持される(図示例では、穴41eの縁で支持される場合を示している)。カップ類Cが穴41eの縁で支持される場合、穴41eの縁は水平面になっているので、カップ類Cは穴41eの縁で安定して支持される。
【0021】
第1、第2のホルダ40、50が2個置きのカップホルダとして使用される場合を、図4、図6を参照して、説明する。
カップ類Cを第1のホルダ40に収容するとき、カップ類Cの下面が第1のホルダ40のトレイ41に当る。トレイ41は、カップ類Cの重みにより、バネ41dの付勢力に抗してアーム部41bの上面41fが上壁40aに当るまで、下がる。カップ類Cを第1のホルダに収容したとき、カップ類Cの下面はトレイ41の支持部41cにより支持される。
カップ類Cを第2のホルダ50に収容するとき、カップ類Cを、カップ類Cの下面がトレイ52aに当たるまで第2のホルダ50内に挿入する。カップ類Cを第2のホルダ50に収容したとき、カップ類Cの下面はトレイ52aにより支持される。
【0022】
つぎに、本発明実施例の作用を説明する。
第1のホルダ40のトレイ41が上下方向に回動可能とされているので、トレイ41を下方に回動させたときのカップホルダの高さ(トレイ41と第1のホルダ40の上面との間の上下方向距離)を従来より大にすることができる。
第1のホルダ40のトレイ41には穴41eが設けられているので、第1、第2のホルダ40、50を1個置きのカップホルダとして使用するとき、1個置きのカップホルダに収容されるカップ類Cを、穴41dの縁で、または、穴41dを挿通させて固定のトレイ52aで支持できる。そのため、穴41eが設けられていない場合に比べて、カップ類保持の比較的大きな高さを1個置きの場合でも確保できる。
レール部材30が設けられているので、レール部材30が設けられていない場合に比べて、レール部材30がリテーナ20に対して車両前後方向に移動する距離Sだけ、車両用カップホルダ10の車両前後方向長さを小にすることができる。
第1のホルダ40のトレイ41が上下方向に回動可能とされているので、トレイ41が回動不能とされている場合に比べて、車両用カップホルダ10の上下方向長さを小にすることができる。
【0023】
【発明の効果】
請求項1〜3記載の車両用カップホルダによれば、2個のトレイの一方が上下方向に回動可能とされているので、回動可能なトレイを下方に回動させたときのカップホルダの高さ(回動可能なトレイと回動可能なトレイを有するホルダの上面との間の上下方向距離)を従来より大にすることができる。
請求項3記載の車両用カップホルダによれば、回動可能なトレイに穴が設けられているので、第1、第2のホルダを1個置きのカップホルダとして使用するとき、1個置きのカップホルダに収容されるカップ類を、穴の縁で、または、穴を挿通させて固定のトレイで支持できる。そのため、カップ保持の比較的大きな高さを1個置きの場合でも確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の車両用カップホルダの分解斜視図である。
【図2】本発明実施例の車両用カップホルダの、第1のホルダと第2のホルダがリテーナに収納されている状態を示す斜視図である。
【図3】本発明実施例の車両用カップホルダの、第1のホルダと第2のホルダをリテーナから引き出し第2のホルダが閉位置に位置するときの斜視図である。
【図4】本発明実施例の車両用カップホルダの、第1のホルダと第2のホルダをリテーナから引き出し第2のホルダが開位置に位置するときの斜視図である。
【図5】本発明実施例の車両用カップホルダの、第1、第2のホルダをリテーナから引き出し第2のホルダが閉位置に位置する状態で、カップ類を1個置きのカップホルダに収容した場合を示す部分断面図である。
【図6】本発明実施例の車両用カップホルダの、第1、第2のホルダをリテーナから引き出し第2のホルダが開位置に位置する状態で、カップ類を第1のホルダに収容した場合を示す部分断面図である。
【符号の説明】
10 車両用カップホルダ
20 リテーナ
30 レール部材
40 第1のホルダ
41 第1のホルダのトレイ
41a 軸部
41b アーム部
41c 支持部
41d バネ
41e 穴
50 第2のホルダ
51 本体部
52 ドア部
52a 第2のホルダのトレイ

Claims (3)

  1. リテーナと、該リテーナに出し入れ可能に設けられた第1のホルダと、該第1のホルダに対して、該第1のホルダと合わさる閉位置と該閉位置からずれた開位置との間に移動可能な第2のホルダを有し、前記第2のホルダが前記閉位置に位置するとき前記第1、第2のホルダを1個置きのカップホルダとして使用でき、前記第2のホルダが前記開位置に位置するとき前記第1、第2のホルダを2個置きのカップホルダとして使用できる、車両用カップホルダであって、
    前記第1、第2のホルダはそれぞれトレイを有しており、該2個のトレイの一方は上下方向に回動可能とされており、前記2個のトレイの他方は固定とされている、車両用カップホルダ。
  2. 前記回動可能なトレイは、常時、上方に回動付勢されている請求項1記載の車両用カップホルダ。
  3. 前記回動可能なトレイには、該トレイを上下方向に貫通する穴が設けられている、請求項1記載の車両用カップホルダ。
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