JP2004137418A - 共重合ポリエステル組成物 - Google Patents

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Masahiko Maesaki
前崎 雅彦
Junko Yamada
山田 順子
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Abstract

【課題】高い吸水性と熱安定性とを兼ね備えた共重合ポリエステル組成物およびそれよりなる繊維を提供すること。
【解決手段】アルキレンテレフタレートを主たる繰り返し単位とするポリエステルに特定の有機スルホン酸金属塩及びポリ(オキシアルキレン)グリコール誘導体を共重合させると共に、有機カルボン酸金属塩を配合する。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高い吸水性と熱安定性とを兼ね備えた共重合ポリエステル組成物及びそれよりなる繊維に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポリエステル、特にポリエチレンテレフタレートは、多くの優れた特性を有しているため、各種衣料用途等に広く利用されている。しかし、綿、絹、羊毛のような天然繊維、レーヨン、アセテートのような半合成繊維に比べると、吸水性、吸汗性が低いという機能面での欠点を有している。
【0003】
この問題を解決する目的で、有機スルホン酸金属塩を添加したポリエステルからなる中空繊維をアルカリ水溶液で処理することにより、一部が中空部まで連通している微細孔を繊維表面に有する吸水性ポリエステル繊維が提案(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)されている。
【0004】
しかしながら、繊維表面を微多孔化した中空ポリエステル繊維は、毛細管現象を利用した吸水機構であるが故に、天然繊維や半合成繊維に比べると吸水性が低く、必ずしも満足すべき水準には到達していなかった。
【0005】
一方では、有機スルホン酸金属塩、ポリアルキレングリコールなどの親水性成分をポリエステルに共重合させることにより、吸水性能を高めたポリエステル繊維が提案されている(特許文献3参照。)。この方法では、吸水性能が大幅に改善されているが、有機スルホン酸金属塩、ポリアルキレングリコールの共重合ポリエステルは熱安定性が低く、また、アルカリ減量を行ってこれよりなる布帛の風合いを高めようとした時、アルカリ減量速度が極めて速く、減量率の制御が難しいといった課題を抱えていた。
【0006】
【特許文献1】
特公昭61−60188号公報
【0007】
【特許文献2】
特公昭62−44065号公報
【0008】
【特許文献3】
特開平7−150468号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記従来が有していた問題を解決し、高い吸水性と熱安定性を兼ね備えた共重合ポリエステル組成物を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記従来技術に鑑み、鋭意検討を重ねた結果本発明を完成するに至った。
【0011】
すなわち、本発明の目的は、
アルキレンテレフタレートを主たる繰り返し単位とし、下記式(I)で示される有機スルホン酸金属塩(A)と下記式(II)で示されるポリ(オキシアルキレン)グリコール誘導体(B)とが共重合されたポリエステルに、下記式(III)で示される有機カルボン酸金属塩(C)が配合されてなる、共重合ポリエステル組成物によって達成することができる。
【0012】
【化4】
Figure 2004137418
【0013】
【化5】
Figure 2004137418
【0014】
【化6】
Figure 2004137418
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、後述する成分(A)及び(B)が共重合されるポリエステルは、アルキレンテレフタレート単位を主たる繰り返し単位とするポリエステルである。ここで言う「主たる」とはアルキレンテレフタレート成分以外の繰り返し単位を、ポリエステルを構成する全繰り返し単位を基準として、20モル%以下、好ましくは15モル%以下、特に好ましくは10モル%以下共重合により含有してもよいことを意味する。なお、アルキレンテレフタレート単位のグリコール成分としては、炭素数2〜4のアルキレングリコールが好ましく、エチレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコールなどを例示することができる。
【0016】
共重合し得るテレフタル酸以外のジカルボン酸成分としては、例えばイソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルキシエタンジカルボン酸、β−ヒドロキシエトキシ安息香酸、P−オキシ安息香酸、アジピン酸、セバシン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸の如き芳香族、脂肪族の二官能性カルボン酸を挙げることができる。
【0017】
また、共重合しうるエチレングリコール以外のジオール成分としては、例えばトリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、シクロヘキサン−1,4−ジメタノール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノールA、ビスフェノールSのような脂肪族、脂環式、芳香族のジオール化合物及びポリ(オキシアルキレン)グリコールを挙げることができる。
【0018】
さらに、本発明の目的の達成が実質的に損なわれない範囲内であれば、トリメリット酸、ピロメリット酸のような三官能性以上のポリカルボン酸、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールのような三官能性以上のポリオールを共重合成分として用いてもよい。
【0019】
上記ポリエステルに共重合される成分(A)は前記式(I)で示される有機スルホン酸金属塩であり、式中、Rは芳香族炭化水素基又は脂肪族炭化水素基、Xはエステル形成性の官能基、Xはエステル形成性官能基又は水素原子である。ここでいうエステル形成性の官能基とは、反応してエステル結合を介してポリエステルに結合され得る官能基であり、一般にはヒドロキシル基、カルボキシル基又はそれらのエステルである。Mは、Na、K、Liなどのアルカリ金属又はMg、Caなどのアルカリ土類金属であり、なかでもNa、Kが好ましい。このような有機スルホン酸金属塩は、1種でも2種以上の混合物としても使用でき、好ましい具体例としては、5−ナトリムスルホイソフタル酸ジメチル、5−カリウムスルホイソフタル酸ジメチル、5−リチウムスルホイソフタル酸ジメチル、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ビス(p−ヒドロキシエチル)エステル、5−カリウムスルホイソフタル酸ビス(p−ヒドロキシエチル)エステル、5−リチウムスルホイソフタル酸ビス(p−ヒドロキシエチル)エステル等を挙げることができる。
【0020】
有機スルホン酸金属塩のポリエステルへの共重合量は、ポリエステルを構成する全ジカルボン酸成分を基準として、0.1〜15モル%であることが好ましく、特に0.1〜10モル%であることが好ましい。該有機スルホン酸金属塩(A)は、ポリエステル製造時、エステル交換反応を開始する前の任意の段階で、反応系系内へ添加することが好ましい。
【0021】
次に、上記式(II)で示される成分(B)としてのポリ(オキシアルキレン)グリコール誘導体は、共重合ポリエステル組成物の吸水性能を向上させる目的で共重合させるが、ポリエステルを構成する全ジカルボン酸成分を基準として、0.1〜70重量%共重合することが好ましく、特に好ましくは0.2〜60重量%である。該成分は、ポリエステルの合成が完了する以前の任意の段階で反応系系内へ添加すればよいが、重縮合反応開始前に反応系系内へ添加することが好ましい。
【0022】
式(II)で示されるポリ(オキシアルキレン)グリコール誘導体(B)において、Zで示されるビスフェノール類、2価のフェノール、炭素数5〜10の脂肪族ジオール、及び炭素数3〜15の脂環式ジオールの群から選ばれる2価のヒドロキシル基含有化合物残基とは、上記ヒドロキシル基含有化合物両末端の水酸基から水素原子を除いた2価の残基をいう。この残基を構成する2価のヒドロキシル基含有化合物の具体例としては以下のものが挙げられる。
【0023】
ビスフェノール類としてはビス(4―ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4―ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、ビス(4―ヒドロキシフェニル)フェニルエタン、2,2―ビス(4―ヒドロキシフェニル)プロパン[ビスフェノールA]、ビス(4―ヒドロキシフェニル)スルホン[ビスフェノールS]、2,2―ビス(4―ヒドロキシ―3,5―ジブロモフェニル)プロパン、2価フェノールとしてはハイドロキノン、カテコール、レゾルシンなど、炭素数5〜10の脂肪族ジオールとしては、ペンタン―1,5―ジオール、ヘキサン―1,6―ジオールなど、炭素数3〜15の脂環式ジオールとしてはシクロヘキサン―1,4―ジメタノールなどが挙げられる。
【0024】
共重合ポリエステル組成物中に微分散することが可能で、且つ耐熱性を確保された分散媒を得るには、上記の2価のヒドロキシル基含有化合物残基のうち、芳香環を有するビスフェノール類よりなる残基、または2価のフェノールからなる残基が好ましく、特に好ましいのはビスフェノールAからなる残基である。
【0025】
式(II)において、YおよびY’で示されるポリ(オキシアルキレン)グリコール残基は、複数個のオキシアルキレン基が付加されたものであり、複数個あるオキシアルキレン基は同一でも異なっていてもよくその付加形式はブロック付加型、ランダム付加型あるいは両者の混合が他のいずれでもよい。オキシアルキレン基としては、オキシエチレン、オキシプロピレン、オキシブチレン、オキシスチレンなどが挙げられる。ポリオキシアルキレン基の例としては、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシブチレン、ポリオキシプロピレンとポリオキシエチレンとのブロック型ポリオキシアルキレン、ポリオキシプロピレンとポリオキシエチレンとのランダム型ポリオキシアルキレン、ポリオキシブチレンとポリオキシエチレンとのブロック型ポリオキシアルキレン、ポリオキシブチレンとポリオキシエチレンとのランダム型ポリオキシアルキレン、ポリオキシスチレンとポリオキシエチレンとのブロック型ポリオキシアルキレンなどが挙げられる。
【0026】
ポリ(オキシアルキレン)グリコール誘導体の分子量は200〜6000の範囲が好ましい。該ポリ(オキシアルキレン)グリコール誘導体の分子量が6000を越えると耐熱性が悪くなり、逆に200未満になると無機系の機能付与剤の分散性が悪くなり、本発明の効果が得難くなる。特に、この分子量が2000〜4000の範囲内にあることが望ましい。
【0027】
このようなポリ(オキシアルキレン)グリコール誘導体として具体的には、
ポリエチレングリコール(分子量2000、3000、4000)を例示することができる。
【0028】
次に、上記共重合ポリエステル中に配合される前記式(III)で示される有機カルボン酸金属塩(C)としては、安息香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、安息香酸マグネシウム、安息香酸リチウム、安息香酸亜鉛、トルイル酸ナトリウム、トルイル酸カリウム、トルイル酸リチウムなどが挙げられる。
【0029】
このうち、安息香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、安息香酸マグネシウムを用いることが特に好ましく、該有機カルボン酸金属塩(C)は、1種を単独で用いても、2種以上を併用してもどちらでもよい。また、該有機カルボン酸金属塩(C)の配合量は、共重合ポリエステル組成物を基準として、0.01〜5重量%占めるように配合することが好ましく、さらに好ましくは0.05〜3重量%である。ここで、過少の配合では、共重合ポリエステル組成物の結晶性促進効果や吸水性能改善効果が発現しない。一方、過剰の配合は製糸時のパック圧力上昇及びポリマーの強度低下という問題が生ずる。
【0030】
該有機カルボン酸金属塩(C)は、共重合ポリエステルの合成が完了する以前の任意の段階で共重合ポリエステルに配合すればよいが、重縮合反応中に配合するのがより好ましい。
【0031】
本発明の共重合ポリエステル組成物は、その固有粘度は通常0.3〜0.7の範囲、特に0.4〜0.7の範囲が好適である。固有粘度が0.3未満であると、衝撃強度が低下したり、延伸成形性が低下したりするなどの物性低下が起こりやすく、一方、固有粘度が0.7を越えると、生産性が悪化すると共に、延伸などの成形性が低下しやすい。
【0032】
なお、本発明の共重合ポリエステル組成物は、上述の3成分の割合を本発明の範囲内で適宜変更することによって、250℃、剪断速度1000sec−1における溶融粘度が100〜500Pa・Sとなるようにすることが好ましい。上記の範囲内にあるときには、該組成物を溶融紡糸する際の曳糸性と連続製糸安定性とを高い水準にて両立することができる。
【0033】
次に、本発明の共重合ポリエステル組成物の製造方法につき、エチレンテレフタレート単位を主たる繰り返し単位とするポリエステルを例として、以下に説明する。
【0034】
先ず、テレフタル酸ジメチルとエチレングリコールとを、エステル交換触媒の存在下のエステル交換反応させるか、テレフタル酸とエチレングリコールとを直接エステル化反応させるか又はテレフタル酸とエチレンオキサイドとを反応させるかのいずれかの方法によって、ビス(β−ヒドロキシエチル)テレフタレ−ト及び/又はそのオリゴマ−を形成させ、その後、重縮合触媒及び安定剤の存在下で高温減圧下に溶融重縮合を行って、ポリエチレンテレフタレートを得るにあたり、下記(I)、(II)及び(III)成分をポリエステルの合成が完了する以前の任意の段階で反応系内に添加することによって達成される。好ましくは、(I)及び(II)成分は、ビス(β−ヒドロキシエチル)テレフタレート及び/又はそのオリゴマーを形成させる前の段階、(III)成分は重縮合反応中に添加するのが好ましい。
【0035】
【化7】
Figure 2004137418
【0036】
【化8】
Figure 2004137418
【0037】
【化9】
Figure 2004137418
【0038】
これらの反応には必要に応じて任意の触媒を使用することができるが、なかでもエステル交換反応させる際に用いる触媒としては、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属塩、チタン、亜鉛、マンガン等の金属化合物を使用するのが好ましく、重縮合触媒としては、ゲルマニウム化合物、アンチモン化合物、チタン化合物、コバルト化合物、錫化合物を使用するのが好ましい。
【0039】
触媒の使用量は、エステル交換反応、重縮合反応を進行させるために必要な量であるならば特に限定されるものではなく、また、複数の触媒を併用することも可能である。
【0040】
また、安定剤としては、トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリフェニルホスフェート等のリン酸エステル類、トリフェニルホスファイト、トリスドデシルホスファイト等の亜リン酸エステル類、メチルアシッドホスフェート、ジブチルホスフェート、モノブチルホスフェート酸性リン酸エステル、リン酸、亜リン酸、次亜リン酸、ポリリン酸等のリン化合物を用いることが好ましい。
【0041】
エステル交換反応触媒の供給は、原料調製時の他、エステル交換反応の初期の段階において行うことができる。また、安定剤の供給は、重縮合反応初期までに行うことが出来るが、エステル交換反応終了時に添加することが好ましい。さらに、重縮合触媒は重縮合反応工程の初期までに供給することができる。
【0042】
エステル交換反応時の反応温度は、通常200〜260℃であり、反応圧力は常圧〜0.3MPaである。また、重縮合時の反応温度は、通常250〜300℃であり、反応圧力は通常60〜0.1kPaである。この様なエステル交換反応及び重縮合反応は、一段で行っても、複数段階に分けて行っても良い。
【0043】
得られた共重合ポリエステル組成物は常法によりチップ化される。該チップの平均粒径は、通常2.0〜5.5mm、好ましくは2.2〜4.0mmの範囲とされる。
【0044】
本発明の共重合ポリエステル組成物は、幅広い成形条件下で安定して成形することができ、通常の溶融紡糸方法を適用することができる。繊維の横断面形状は丸断面に限定されるものでは無く、扁平形状、三角断面及び多葉断面形状などの異形断面としてもよく、さらに、中空部を設けても何等問題は無い。
【0045】
本発明の共重合ポリエステル組成物を溶融紡糸する際の温度は、200〜270℃、好ましくは220〜250℃が適当である。ここで200℃未満では温度が低すぎて安定した溶融状態となり難く、また270℃を越えると共重合ポリエステル組成物の熱分解が生じ、また紡出糸の冷却が不足するために、単糸同士での融着が発生する等の問題が発生する。次いで、紡出糸は所定の速度で引き取った後、一旦巻き取り、得られた未延伸糸を別途延伸機で延伸してもよいし、紡出糸を引き取った後、巻き取ること無く連続して延伸を行い巻き上げる直接紡糸延伸法を適用してもよい。
【0046】
ここで、直接紡糸延伸法としては、例えば紡出糸を1000〜4000m/分の速度で引き取り、続いて1500〜5000m/分の速度で延伸・熱セットする方法が挙げられる。ここで熱セットのローラー温度としては130〜170℃が好ましく、この範囲にあると、熱セット性が十分であると共に繊維が溶融切断することも無い。また、5000m/分以上の高速で紡糸し、用途によっては延伸工程を省略する方法などの製糸条件も採用することができ、いずれの方法であっても安定して製糸することができる。
【0047】
このようにして得られた本発明の繊維の糸条形態は、フィラメント、ステープルのいずれでもよく、総糸繊度、単糸繊度、撚数、交絡数などは繊維の使用目的に応じて適宜設定することができる。
【0048】
更に、本発明の繊維を布帛となすにあたっては、本発明の繊維100%使いとしてもよく、他の繊維と併せて使用してもよい。ここで、他繊維と併用するにあたって、複合糸として使う場合には、混繊糸、複合仮撚糸とすればよく、このような併用できる繊維としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、アクリル、パラ型又はメタ型アラミド、およびこれらの改質及び/又は複合繊維、さらには天然繊維、再生繊維、半合成繊維などから自由に選択して用いることが出来る。
【0049】
なお、本発明のポリエステル組成物をフィルムやシートに成形する際においても、製膜後一方向のみに張力をかけて異方性を持たせる方法、同時に又は任意の順序で二方向に延伸する方法、二段以上の多段延伸する方法などに所望の条件を何等支障なく採用することができる。
【0050】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれにより何等限定を受けるものでは無い。なお、実施例中の各値は以下の方法に従って求めた。
(1)固有粘度(以下、IVと略記する):
ポリマーを一定量計量し、35℃のo−クロロフェノールに0.012g/mlの濃度に溶解してから、常法に従って求めた。
(2)Col−b:
160℃、60分間、乾燥機中で乾熱処理したポリマーを、ミノルタ(株)社製CR−200型色彩色差計を用いて求めた。
(3)末端カルボキシル基濃度:
Makromol.chem.,26,226(1958)記載の方法に準拠して、常法に従って求めた。
(4)ジエチレングリコール(以下、DEGと略記する)含有量:
常法に従って、サンプルをヒドラジンにて分解し、ガスクロマトグラフィーにて求めた。
(5)引張伸度、引張強度:
JIS L1013記載の方法に準拠して求めた。
(6)乾熱収縮率:
サンプル原糸を筒状の編物にした後、160℃で10分間加熱乾燥し、筒編布の収縮率を求めた。
(7)吸水速度:
サンプル原糸を筒状の編物にした後、常法に従って精練、プリセットを施し、1%水酸化ナトリウム水溶液を用いて120℃で減量処理を実施した。このようにして得られた筒編地を105℃で2時間乾燥した後、水吸い上げ法により吸水性能を評価した。
(8)吸水率A:
サンプル筒編地を105℃で2時間乾燥した後、水中に10分間浸漬したのちに、吸取り紙で挟み込んだ上に2kgの分銅を乗せて1分間脱水した。乾燥後の筒編地と脱水後の筒編地の重量より、下記式に従って求めた。
【0051】
【数1】
吸水率A(%)=(脱水後筒編地重量−乾燥後筒編地重量)/乾燥後筒編地重量
(9)吸水率B:
サンプル筒編地を105℃で2時間乾燥した後、水中に1時間浸漬し、家庭用電気洗濯機の脱水機で5分間脱水した。乾燥後の筒編地と脱水後の筒編地の重量より、下記式に従って求めた。
【0052】
【数2】
吸水率B(%)=(脱水後筒編地重量−乾燥後筒編地重量)/乾燥後筒編地重量
(10)吸湿率:
サンプル筒編地を105℃で2時間乾燥した後、35℃95%RHの環境に保ったデシケーター中に24時間放置した。放置前後の筒編地の重量より、下記式に従って求めた。
【0053】
【数3】
吸湿率(%)=(放置後筒編地重量−放置前筒編地重量)/放置前筒編地重量
(11)溶融粘度:
定荷重押出し形 細管式レオメータ フローテスター((株)島津製作所社製CFT−500D 使用ダイ直径0.5mm、ダイ長さ1mm)を用いて、温度250℃で試験圧力0.98MPa、1.96MPa、2.94MPaでの溶融粘度を測定し、剪断速度に対する溶融粘度をプロットした。このプロットから剪断速度に対する溶融粘度の近似式を算出し、剪断速度1000sec−1における溶融粘度を算出した近似式から求めた。
【0054】
[実施例1]
テレフタル酸ジメチル100重量部、エチレングリコ−ル64重量部、成分(A)としての5−ナトリウムスルホイソフタル酸10重量部及び成分(B)としてのポリエチレングリコール(分子量:4000)5重量部を、エステル交換反応触媒として酢酸マンガン4水和塩を用い、副生するメタノールを系外に留去しつつ、エステル交換反応を実施する。
【0055】
さらに、重合触媒として二酸化ゲルマニウムを添加したのちに、285℃まで加熱昇温しながらエステル交換反応させ、メタノールの留去がほぼ終了した段階で、安定剤として正リン酸、成分(C)としての安息香酸ナトリウム1重量%を添加して、エステル交換反応を終了させた。
【0056】
次いで、反応生成物を高温高真空下で重縮合反応させて,固有粘度0.55、Col−b値6.8、末端カルボキシル基濃度26eq/ton、DEG1.8wt%、溶融粘度197Pa・Sの共重合ポリエチレンテレフタレ−ト組成物を得た。
【0057】
得られた共重合ポリエチレンテレフタレ−ト組成物を乾燥機にて160℃で5時間乾燥させた後、24ホールの口金を装備した溶融紡糸装置にて、ポリマー温度280℃、吐出速度400m/分で溶融紡糸を行い、引き続いて、加熱ローラーで110℃、プレートヒーターで160℃に予熱し、小型延伸機にて延伸倍率3.4倍で延伸して、93dtex/24フィラメントの延伸糸を得た。
【0058】
得られた延伸糸の120℃における乾熱収縮率は15%で、熱安定性は良好であった。また、延伸糸の筒編み布の吸水速度は25mm/10分、吸水率Aは70%であり、吸水性能は良好であった。また、吸湿率は6%であった。
【0059】
[実施例2]
実施例1において、成分(A)としての5−ナトリウムスルホイソフタル酸の添加量を10重量部から5重量部に変更したこと以外は同様の操作を行ったところ、固有粘度0.62、Col−b値7.1、末端カルボキシル基濃度27eq/ton、DEG2.0wt%、溶融粘度197Pa・Sの共重合ポリエチレンテレフタレ−ト組成物を得た。紡糸、延伸し、延伸糸の乾熱収縮率は12%で、熱安定性は良好であった。また、吸水速度は73mm/10分、吸水率Aは120%であり、吸水性能は良好であった。また、吸湿率は5%であった。
【0060】
[比較例1]
実施例1において、成分(B)としてのポリエチレングリコールを添加しなかったこと以外は同様の操作を行ったところ、固有粘度0.33、Col−b値17.7、末端カルボキシル基濃度39eq/ton、DEG3.2wt%、溶融粘度195Pa・Sの共重合ポリエチレンテレフタレ−ト組成物を得た。紡糸、延伸して得られた延伸糸の120℃における乾熱収縮率は45%で、熱安定性は不十分であった。また、筒編み布の吸水速度は17mm/10分、吸水率Aは28%であり、必ずしも十分ではなかった。また、吸湿率は5%であった。
【0061】
[比較例2]
実施例2において、成分(B)としてのポリエチレングリコール及び成分(C)としての安息香酸ナトリウムを添加しなかったこと以外は同様の操作を行ったところ、固有粘度0.43、Col−b値5.0、末端カルボキシル基濃度37eq/ton、DEG4.0wt%の共重合ポリエチレンテレフタレ−トを得た。実施例1と同様に紡糸、延伸して得られた延伸糸の120℃における乾熱収縮率は78%で、熱安定性は不十分であった。また、筒編み布の吸水速度は15mm/10分、吸水率Aは24%であり、必ずしも十分ではなかった。また吸湿率は4%であった。
【0062】
[実施例3]
テレフタル酸ジメチル90重量部、テトラメチレングリコール68重量部、エチレングリコ−ル20重量部、成分(A)としての5−ナトリウムスルホイソフタル酸16重量部及び成分(B)としてのポリエチレングリコール(分子量:4000)120重量部を、エステル交換反応触媒として酢酸マンガン4水和塩を用い、副生するメタノールを系外に留去しつつ、エステル交換反応を実施する。
【0063】
さらに、重合触媒として二酸化ゲルマニウムを添加したのちに、285℃まで加熱昇温しながらエステル交換反応させ、メタノールの留去がほぼ終了した段階で、安定剤として正リン酸、成分(C)としての安息香酸ナトリウム1重量%を添加して、エステル交換反応を終了させた。
【0064】
次いで、反応生成物を高温高真空下で重縮合反応させて,固有粘度0.79、Col−b値5.5、末端カルボキシル基濃度46.1eq/ton、溶融粘度150Pa・Sの共重合ポリエチレンテレフタレ−ト組成物を得た。
【0065】
得られたポリエチレンテレフタレ−トを乾燥機にて160℃で5時間乾燥させた後、24ホールの口金を装備した溶融紡糸装置にて、紡糸温度230℃、紡糸速度3000m/分の条件で溶融紡糸した後、冷却固化、油剤付与し、引き取りローラーを介して引き取って、135dtex/36フィラメントの繊維を安定して得た。延伸糸の乾熱収縮率は25.0%で、熱安定性は良好であった。得られた繊維の筒編地の吸水率Bは62%、吸湿率は12%であり、吸水性吸湿性ともに良好なものであった。
【0066】
[実施例4]
実施例3において、成分(A)としての5−ナトリムスルホイソフタル酸の量を16重量部から7重量部に変更したこと以外は同様の操作を行ったところ、固有粘度0.56、Col−b値6.0、末端カルボキシル基濃度44.0eq/ton、溶融粘度120Pa・Sの共重合ポリエチレンテレフタレ−ト組成物を得た。延伸糸の乾熱収縮率は20.2%で、熱安定性は良好であった。また、筒編地の吸水率Bは55%、吸湿率は10%であり、吸水性吸湿性ともに良好なものであった。
【0067】
【発明の効果】
本発明によれば、高い吸水性と熱安定性とを兼ね備えたポリエステル組成物を提供することができ、さらに、該組成物を溶融紡糸することによって、高い吸水性と吸湿性とを有する繊維を提供することができる。

Claims (6)

  1. アルキレンテレフタレートを主たる繰り返し単位とし、下記式(I)で示される有機スルホン酸金属塩(A)と下記式(II)で示されるポリ(オキシアルキレン)グリコール誘導体(B)とが共重合されたポリエステルに、下記式(III)で示される有機カルボン酸金属塩(C)が配合されてなる、共重合ポリエステル組成物。
    Figure 2004137418
    Figure 2004137418
    Figure 2004137418
  2. 有機スルホン酸金属塩(A)の共重合量が、ポリエステルを構成する全ジカルボン酸成分を基準として、0.1〜15.0モル%である、請求項1記載の共重合ポリエステル組成物。
  3. ポリ(オキシアルキレン)グリコール誘導体(B)の共重合量が、ポリエステルを構成する全ジカルボン酸成分を基準として、0.1〜70重量%である、請求項1記載の共重合ポリエステル組成物。
  4. 有機カルボン酸金属塩(C)の配合量が、共重合ポリエステル組成物を基準として、0.01〜5重量%である、請求項1記載の共重合ポリエステル組成物。
  5. 250℃、剪断速度1000sec−1における溶融粘度が100〜500Pa・Sである、請求項1記載の共重合ポリエステル組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれか記載の共重合ポリエステル組成物を溶融紡糸して得られる繊維。
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