JP2004136306A - マグネシウム合金部品の温間プレス成形方法とその成形装置 - Google Patents

マグネシウム合金部品の温間プレス成形方法とその成形装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004136306A
JP2004136306A JP2002301675A JP2002301675A JP2004136306A JP 2004136306 A JP2004136306 A JP 2004136306A JP 2002301675 A JP2002301675 A JP 2002301675A JP 2002301675 A JP2002301675 A JP 2002301675A JP 2004136306 A JP2004136306 A JP 2004136306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnesium alloy
die
mold
punch
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002301675A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takara
宝 晃
Koichi Yamazaki
山崎 幸一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002301675A priority Critical patent/JP2004136306A/ja
Publication of JP2004136306A publication Critical patent/JP2004136306A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】マグネシウム合金部品の温間プレス成形において、成形品を金型から取り出す際、成形品の変形を抑制し、歩留りの高いマグネシウム合金部品の温間プレス成形方法とその成形装置を提供する。
【解決手段】下ダイセット20上に、棒状電気ヒータ21および熱電対22が内部に埋め込まれた加熱部23aと、断熱部23bと、冷却配管24を内蔵した冷却盤23cとを積層して構成したダイ25を設け、そのダイ25の内部を摺動上下するノックアウト28を設け、そのダイ25とノックアウト28とで下金型を構成し、上金型17は上ダイセット11と断熱材12とプレート13と積層された最下層のプレート13上に固定されたパンチ14と、そのパンチ14の外周を摺動上下するストリッパ16とより構成し、そのパンチ14およびストリッパ16には、その内部に棒状電気ヒータ18および熱電対19が埋め込まれている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マグネシウム合金板の絞り加工をプレス機を用いて温間絞り加工する温間プレス成形方法とその成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ノートパソコンやMDプレーヤ、ICレコーダ、携帯電話等のモバイル家電製品のキャビネット等の筐体部品に、実用金属の中で比重が最も軽く、高強度で振動減衰性や加工性、リサイクル性等に優れたマグネシウム合金が広く利用されてきている。
【0003】
そして、その筐体部品の加工方法としては、ダイカスト法や、せん断力を与えた半溶融状態のマグネシウム合金を金型内へ射出するチクソモールド法等の鋳造法があるが、生産性および材料歩留り等の点で勝る塑性加工法の開発が盛んである。
【0004】
また、マグネシウム合金は、六方最密格子構造であり、室温付近の温度域ではすべり系が底面すべりに限られ変形しにくいが、温度を上昇させると、錐面や柱面のすべり系が活発となり、変形しやすくなる。
【0005】
上記のマグネシウム合金の特質を示す資料として、日本マグネシウム協会編の「マグネシウム製品設計」224頁引用のマグネシウム合金(AZ31−O)の温度と機械的性質の関係を下記表1に示す。
【0006】
【表1】
Figure 2004136306
【0007】
上記表1から明らかなように、室温21℃では0.2%耐力は220MPaで伸びは14%であるが、200℃付近では0.2%耐力は55MPaで伸びは82%、260℃では0.2%耐力は35MPaで伸びは92%、300℃付近では0.2%耐力は15MPaで伸びは136%となる。
【0008】
従って、マグネシウム合金板の絞り加工は、素材自体の温度を200℃以上に上昇させると、伸びが80%以上、変形抵抗が60MPa以下になって、マグネシウム合金を破断がなく、かつ、低荷重で成形できる(例えば、特許文献1参照)。
【0009】
上記特性のマグネシウム合金板の絞り加工の工程を、図4に断面図を示す従来の成形装置で説明すると、まず、厚み0.3mm〜2.0mm程度、大きさ縦30mm、横20mm程度から縦400mm、横300mm程度のマグネシウム合金板から所定の大きさに打抜いたマグネシウム合金板1を、室温のままストッカに積み重ねておき、材料供給装置2で、下ダイセット3上に断熱材4を介して設けられ、内部に埋め込まれた棒状電気ヒータ5および熱電対6で予め250℃になるように制御されたダイ7と、そのダイ7の内部を摺動上下し、下ダイセット3との間に設けられたバネ8により上方向に付勢されたノックアウト9とよりなる下金型10の上に載置する。
【0010】
その場合、下金型10の上に載置されたマグネシウム合金板1は、体積当たりの比熱が1.9J/cc/℃であり、同じ軽合金であるアルミニウム合金板の比熱2.6J/cc/℃よりも小さく、厚みが0.5mmから1.0mm程度のマグネシウム合金板1であれば、予め250℃に昇温された下金型10の上に載置するだけで数秒の内に同じ温度まで昇温する。
【0011】
下金型10の上方には、上ダイセット11と断熱材12とプレート13と積層された最下層のプレート13上に固定されたパンチ14と、そのパンチ14の外周を摺動上下し、前記プレート13との間に設けられたバネ15により下方向に付勢されたストリッパ16とよりなる上金型17が設けられている。
【0012】
なお、上金型17のパンチ14およびストリッパ16の内部には棒状電気ヒータ18および熱電対19が埋め込まれ、上金型17は前記下金型10と同じ温度250℃になるように制御されている。
【0013】
上記構成の成形装置により、下金型10の上に載置されたマグネシウム合金板1を成形するには、まず、上金型17が下降して下金型10と上金型17の間にマグネシウム合金板1を挟む。プレス機が位置制御できる機能を持っている場合は、マグネシウム合金板1の昇温を確実にするため、この位置で上金型17の下降を1秒〜5秒程度停止することが望ましい。
【0014】
その後、上金型17をさらに下降させると、パンチ14のみがバネ15の反撥力に逆らって下金型10のダイ7の中へ入り込んでいき、上金型17の下死点において、パンチ14とダイ7によりマグネシウム合金板1は所定の形状に絞られる。
【0015】
この場合、下金型10のノックアウト9は、下ダイセット3との間に設けられたバネ8により上方向に付勢され、マグネシウム合金板1を介して上金型17のパンチ14の上下動に追従することになるので、上金型17の下死点到達後、上金型17が上昇すると、上金型17のパンチ14が上昇するとともに、下金型10のノックアウト9も上昇し、所定の形状に絞られたマグネシウム合金板1はノックアウト9により、ダイ7から突き出され、かつ、ストリッパ16の下方向付勢力によりパンチ14から離型するしくみとなっている。
【0016】
以上説明した絞り加工の各工程におけるマグネシウム合金板1の温度変化を示したのが図5に示す絞り加工工程−材料温度変化曲線図であり、横軸は絞り加工工程の各工程を示し、縦軸においてa曲線で材料温度の変化を、b曲線で上金型17の位置の高さの変化をそれぞれ示している。なお、ここでは成形温度を250℃として説明する。
【0017】
図5に示すように、室温に保たれたマグネシウム合金板1は、下金型10上に載置された当初の状態ではa曲線に示すように50℃程度であったものが、上金型17がb曲線に示すように上死点から下降してマグネシウム合金板1を下金型10との間で挟持する昇温位置で停止している間の数秒間でa曲線に示すように250℃に達する。
【0018】
その後、さらに、上金型17が下降を続けてパンチ14のみが下金型10のダイ7の中に入り、マグネシウム合金板1の絞り加工が行われている間も下金型10、上金型17、マグネシウム合金板1は250℃に保たれている。
【0019】
絞り加工が行われている間、マグネシウム合金板1は250℃に保たれているので、前記表1から明らかなように、伸びが80%以上、変形抵抗が60MPa以下になり、マグネシウム合金板1は破断なく、低荷重で成形が可能となる。
【0020】
そして、さらに下降を続ける上金型17が下死点に達して絞り加工が終了し、上金型17が反転上昇を開始すると、マグネシウム合金板1の成形品がノックアウト9とストリッパ16により突き出されて下金型10と上金型17から離型する。その離型する際も離型した後も成形品は金型上にはあるため、それ程、温度は変化せず、250℃近辺に保たれている。
【0021】
その後、搬出装置により金型上に置かれた成形品を成形装置の外部に持ち出すことによって初めて成形品の本格的な冷却が開始される。
【0022】
【特許文献1】
特開平6−55230号公報(第2頁段落0006〜第3頁段落0010、第1図)
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のマグネシウム合金部品の成形装置によると、金型から成形品を離型する際、成形品とパンチ外壁、ダイ内壁との間の摩擦力に勝つように、バネによりノックアウトとストリッパに強い付勢力を与える必要があり、そのため、高温のまま成形品を金型から離型、取り出しを行うと、高温で変形抵抗が小さくなったマグネシウム合金の成形品を変形させてしまうおそれがあった。
【0024】
本発明は上記の課題を解決するもので、マグネシウム合金部品の温間プレス成形において、成形品を金型から取り出す際、成形品の変形を抑制し、歩留りの高いマグネシウム合金部品の温間プレス成形方法とその成形装置を提供することを目的とするものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、マグネシウム合金板の温間絞り加工によってマグネシウム合金部品を得る温間プレス成形方法において、絞り工程ではマグネシウム合金板を、マグネシウム合金が破断しない温度に加熱し、絞り加工の終了後、成形品を金型から離す離型工程ではマグネシウム合金板を、マグネシウム合金の塑性変形応力が離型抵抗を上回る温度に冷却するマグネシウム合金部品の温間プレス成形方法であり、絞り工程では破断なく、かつ、低荷重でマグネシウム合金部品を成形でき、離型工程ではマグネシウム合金部品の変形を抑制し、歩留りの高いマグネシウム合金部品を得ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、マグネシウム合金板の温間絞り加工によってマグネシウム合金部品を得る温間プレス成形方法において、絞り工程ではマグネシウム合金板を、マグネシウム合金が破断しない温度に加熱し、絞り加工の終了後、成形品を金型から離す離型工程ではマグネシウム合金板を、マグネシウム合金の塑性変形応力が離型抵抗を上回る温度に冷却するマグネシウム合金部品の温間プレス成形方法であり、離型工程でマグネシウム合金板を、その塑性変形応力が離型抵抗を上回る温度に冷却することにより、離型工程におけるマグネシウム合金部品の変形を抑制するという作用を有する。
【0027】
本発明の請求項2に記載の発明は、下金型として、下ダイセット上に、ヒータが内部に埋め込まれた加熱部と、断熱部と、冷却盤とを積層して構成したダイを設け、そのダイの内部を摺動上下するように、下ダイセットに固定されたシリンダ内を上下動するピストンの上端にノックアウトを固定し、前記下金型と対向する上金型として、上ダイセットと断熱材とプレートと積層された最下層のプレート上に固定されたパンチと、そのパンチの外周を摺動上下し、バネにより下方向に付勢されたストリッパとを設け、そのパンチおよびストリッパには、その内部にヒータが埋め込まれているマグネシウム合金部品の温間プレス成形装置であり、ダイの加熱部に埋め込まれたヒータと、パンチおよびストリッパに埋め込まれたヒータとにより、絞り工程においては加工対象のマグネシウム合金板を加熱し、ダイの冷却盤により、絞り工程後の成形品の離型工程においては成形品を冷却するという作用を有する。
【0028】
本発明の請求項3に記載の発明は、冷却盤に、金型外部へ熱を排出する熱排出機構を設けた請求項2に記載のマグネシウム合金部品の温間プレス成形装置であり、冷却盤に、金型外部へ熱を排出する熱排出機構を設けることにより、冷却盤の冷却を促進し、加工タクトを短縮するという作用を有する。
【0029】
本発明の請求項4に記載の発明は、冷却盤自体をカーボンブラックで構成した請求項2に記載のマグネシウム合金部品の温間プレス成形装置であり、冷却盤自体を高熱伝導材料のカーボンブラックで構成することにより、冷却盤の冷却を促進し、加工タクトを短縮するという作用を有する。
【0030】
本発明の請求項5に記載の発明は、絞り工程後の成形品の離型工程において、金型から成形品を取り出すタイミングを成形品の温度変化に合わせて任意に行えるように、シリンダ内を上下動するピストンを、上金型の上下動作とは別に操作する駆動機構を備えた請求項2に記載のマグネシウム合金部品の温間プレス成形装置であり、成形品を金型外に離型させるピストンを、上金型の上下動作とは別に成形品の温度変化に合わせて操作する駆動機構で制御することにより、成形品の変形抵抗に合わせて成形品を離型できるという作用を有する。
【0031】
本発明の請求項6に記載の発明は、下金型として、下ダイセット上に、ヒータが内部に埋め込まれた加熱部と、断熱部と、冷却盤とを積層して構成したダイを設け、そのダイの内部を摺動上下し、かつ、下ダイセットに固定されたバネにより上方向に付勢されたノックアウトを設け、そのノックアウトがダイの内部を下降した状態を維持し、金型から取り出す成形品の温度変化に合わせて任意のタイミングで前記ノックアウトがダイの内部を下降した状態の維持を外す機構を設け、前記下金型と対向する上金型として、上ダイセットと断熱材とプレートと積層された最下層のプレート上に固定されたパンチと、そのパンチの外周を摺動上下し、バネにより下方向に付勢されたストリッパとを設け、そのパンチおよびストリッパには、その内部にヒータが埋め込まれているマグネシウム合金部品の温間プレス成形装置であり、ノックアウトがバネにより上方向に付勢され、ノックアウトが下降した状態を維持し、任意のタイミングで前記ノックアウトが下降した状態の維持を外す機構を設けたことにより、人為的な操作でバネの圧縮と開放が図れ、安価で、かつ、簡単な機構で成形品の離型が図れるという作用を有する。
【0032】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0033】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるマグネシウム合金部品の温間プレス成形方法を実施する成形装置の断面図であり、下ダイセット20上に、棒状電気ヒータ21および熱電対22が内部に埋め込まれた工具鋼SKDで作られた加熱部23aと、ガラス繊維積層板で作られた断熱部23bと、冷却配管24を内蔵した鉄系材料で作られた冷却盤23cとを積層して構成したダイ25を設け、そのダイ25の内部を摺動上下するように、下ダイセット20に固定された空圧式シリンダ26内を上下動するピストン27の上端に固定されたノックアウト28を設け、前記ダイ25とノックアウト28とで下金型を構成している。
【0034】
なお、下金型上に載置されたマグネシウム合金板29はダイ25の加熱部23aに設けられた位置決めピン30により位置規制されている。
【0035】
上記下金型と対向する上金型は、従来例を示す前記図4における上金型17と全く同じ構成であり、図4における符号と同じ符号を付して説明すると、上金型17は上ダイセット11と断熱材12とプレート13と積層された最下層のプレート13上に固定されたパンチ14と、そのパンチ14の外周を摺動上下し、前記プレート13との間に設けられたバネ15により下方向に付勢されたストリッパ16とよりなり、そのパンチ14およびストリッパ16には、前記下金型のダイ25における加熱部23aと同様、工具鋼SKDで作られ、その内部には棒状電気ヒータ18および熱電対19が埋め込まれている。
【0036】
なお、前記棒状電気ヒータ18、21は熱電対19、22および図示はしていない金型温度コントローラにより、±2.5℃程度の精度で制御され、上金型17と下金型とが同じ温度、例えば、250℃になるように制御されている。
【0037】
また、前記下金型のノックアウト28は比熱の小さいアルミ合金等で作られており、短時間で昇温と冷却が繰り返されるようにその体積もできるだけ小さく設計されており、ノックアウト28がピストン27の下降により下死点に達した状態ではダイ25の最下層を構成し、内蔵する冷却配管24により室温程度に温度が保たれた冷却盤23cに接するように構成されている。
【0038】
以下、上記実施の形態1における成形装置により、1つの成形品をマグネシウム合金板29から箱形状に絞り加工する1サイクルについて、時間経過とともに金型の動作と成形材料の温度がどのように変化するかを、図2の絞り加工の各工程におけるマグネシウム合金板29の温度変化を示した絞り加工工程−材料温度変化曲線図で説明する。
【0039】
なお、図2の横軸は絞り加工工程の各工程を示し、縦軸においてa曲線で材料温度の変化を、b曲線で上金型17の位置の高さの変化をそれぞれ示している。
【0040】
実施の形態1において用いるマグネシウム合金板29は、市販のマグネシウム合金(AZ31−O)でMDプレーヤ程度の大きさの筐体を絞り加工で作製するため縦80mm、横90mm、四隅のコーナ部を5mm程C面取りした八角形の素材であり、材料ストッカに積まれている。
【0041】
まず、上記のマグネシウム合金板29は材料供給装置により真空吸着されて下金型のダイ25を構成する加熱部23aの上に位置決めピン30により位置規制されて載置され、載置された直後のマグネシウム合金板29の温度は材料ストッカに積まれた状態の温度である20℃〜30℃の室温である。
【0042】
次に、材料供給装置が退却してb曲線に示すように、上金型17が下降して下金型と上金型17の間にマグネシウム合金板29を挟み、この状態で上金型17の下降が数秒間停止することにより、a曲線に示すように、マグネシウム合金板29は上金型17と下金型の温度250℃になるよう急激に昇温する。
【0043】
その後、b曲線に示すように、上金型17をさらに下降させると、パンチ14のみがバネ15の反撥力に逆らって下金型を構成するダイ25の中へ入り込んでいき、パンチ14とダイ25によるマグネシウム合金板29の所定の形状への絞り加工が開始される。
【0044】
その後、さらに上金型17を下降させると、パンチ14はダイ25の中へさらに深く入り込んでいき、絞り加工が完了したマグネシウム合金板29は、ダイ25を構成する中間の断熱部23bに達するとともに、ノックアウト28も押し下げられてダイ25を構成する最下層の冷却盤23cに接することになる。この位置を下死点として上金型17は上昇に転じる。
【0045】
b曲線に示すように、上金型17が上昇しても、ノックアウト28は空圧式シリンダ26内を上下動するピストン27の上端に固定されているため、ピストン27が上昇しないことにはノックアウト28は自動的には上昇せず、絞り加工が完了したマグネシウム合金板29を押し上げる力は発生しない。また、絞り加工が完了したマグネシウム合金板29は外周部が上金型17のストリッパ16によってダイ25の上面に押さえ付けられているので上金型17のパンチ14とともに上昇することはなく、ダイ25の中に残る。
【0046】
前記のように、ノックアウト28は比熱が小さく小容量であるため、b曲線に示すように、冷却盤23cによって直ぐに冷却され、同時にその上に乗った絞り加工が完了したマグネシウム合金板29も数秒の内に100℃以下になる。
【0047】
以上のように、実施の形態1におけるマグネシウム合金部品の温間プレス成形方法を実施する成形装置によれば、マグネシウム合金板29の絞り工程においては、マグネシウム合金の伸びが80%以上、変形抵抗が60MPa以下になる250℃の高温で、マグネシウム合金板29を破断なく、かつ、低荷重で成形でき、金型から成形品を外部に取り出す離型工程においては、冷却盤23cによって絞り加工が完了したマグネシウム合金板29が変形抵抗が大きくなる100℃以下の温度に冷却されることにより、成形品の変形を抑制し、歩留りの高いマグネシウム合金部品を得ることができる。
【0048】
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2におけるマグネシウム合金部品の温間プレス成形方法を実施する成形装置の断面図であり、下ダイセット31上に、棒状電気ヒータ32および熱電対33が内部に埋め込まれた工具鋼SKDで作られた加熱部34aと、ガラス繊維積層板で作られた断熱部34bとを積層して構成したダイ35を設け、そのダイ35の内部を摺動上下するように、下ダイセット31との間に設けられたバネ36により上方向に付勢されたノックアウト37を設け、ノックアウト37がバネ36に逆らって下降した時、その下面に形成した穴38に進入し、内蔵する冷却配管39により室温程度に温度が保たれた冷却盤40を下ダイセット31の中央に設けている。
【0049】
また、ノックアウト37がダイ35の内部をバネ36に逆らって下降した時、その状態を維持するために、係合ピン41がダイ35を構成する断熱部34b内を貫通し、その先端がノックアウト37側壁の凹部42に係合して、ノックアウト37の下降位置を維持し、さらに、その係合を外部から外せるように、係合ピン41を回転できる外部レバー43を設けている。
【0050】
また、下金型上に載置されるマグネシウム合金板44はダイ35の加熱部34aに設けられた位置決めピン45により位置規制されている。
【0051】
上記下金型と対向する上金型は、従来例を示す前記図4における上金型17と全く同じ構成であり、図4における符号と同じ符号を付して説明は省略する。
【0052】
上記実施の形態2における成形装置により、1つの成形品をマグネシウム合金板44から箱形状に絞り加工する工程において、前記実施の形態1の場合と異なるのは、実施の形態1の場合は絞り加工後におけるダイ25内のノックアウト28の上昇を空圧式シリンダ26内を上下動するピストン27により行っていたのに対し、実施の形態2の場合は、係合ピン41によって下降位置の維持されていたノックアウト37を、外部レバー43を人手によって回転することにより開放し、バネ36の力で上昇させる点である。
【0053】
以上のように、実施の形態2におけるマグネシウム合金部品の温間プレス成形方法を実施する成形装置によれば、バネ35の係合を外してノックアウト37の下降位置の維持を開放するという簡単な構造で、任意のタイミングでノックアウト37を上昇させることができ、実施の形態1の場合と同様、マグネシウム合金板44の絞り工程においては、マグネシウム合金板44を破断なく、かつ、低荷重で成形し、金型から成形品を外部に取り出す離型工程においては、成形品の変形を抑制し、歩留りの高いマグネシウム合金部品を得ることができる。
【0054】
なお、上記実施の形態1および実施の形態2の説明では、冷却盤23cおよび冷却盤40を、内蔵する冷却配管24および冷却配管39により室温程度に温度を保つもので説明したが、それに限られるものではなく、冷却盤23cおよび冷却盤40にヒートパイプを埋設したり、冷却盤23cおよび冷却盤40自体をカーボンブラックのような高熱伝導材料で構成する等、金型の外部への熱排出機構を設けることによって冷却盤23cおよび冷却盤40の温度上昇を抑制しても、冷却配管24および冷却配管39により室温程度に温度を保つ場合と同様な効果が得られるものである。
【0055】
【発明の効果】
以上のように、本発明のマグネシウム合金部品の温間プレス成形方法とその成形装置によれば、絞り加工工程では、マグネシウム合金が破断なく、低荷重で成形できる温度に加熱し、絞り加工の終了後、成形品を金型から離す離型工程ではマグネシウム合金板を、マグネシウム合金の塑性変形応力が離型抵抗を上回る温度に冷却することにより、マグネシウム合金部品を、変形がなく、歩留りの高い状態で得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるマグネシウム合金部品の温間プレス成形方法を実施する成形装置の断面図
【図2】本発明の実施の形態1におけるマグネシウム合金部品の温間プレス成形方法を実施する成形装置の加工工程−材料温度変化曲線図
【図3】本発明の実施の形態2におけるマグネシウム合金部品の温間プレス成形方法を実施する成形装置の断面図
【図4】従来のマグネシウム合金部品の温間プレス成形方法を実施する成形装置の断面図
【図5】従来のマグネシウム合金部品の温間プレス成形方法を実施する成形装置の加工工程−材料温度変化曲線図
【符号の説明】
1,29,44 マグネシウム合金板
2 材料供給装置
3,20,31 下ダイセット
4,12 断熱材
5,18,21,32 棒状電気ヒータ
6,19,22,33 熱電対
7,25,35 ダイ
8,15,36 バネ
9,28,37 ノックアウト
10 下金型
11 上ダイセット
13 プレート
14 パンチ
16 ストリッパ
17 上金型
23a,34a 加熱部
23b,34b 断熱部
23c,40 冷却盤
24,39 冷却配管
26 空圧式シリンダ
27 ピストン
30,45 位置決めピン
38 穴
41 係合ピン
42 凹部
43 外部レバー

Claims (6)

  1. マグネシウム合金板の温間絞り加工によってマグネシウム合金部品を得る温間プレス成形方法において、絞り工程ではマグネシウム合金板を、マグネシウム合金が破断しない温度に加熱し、絞り加工の終了後、成形品を金型から離す離型工程ではマグネシウム合金板を、マグネシウム合金の塑性変形応力が離型抵抗を上回る温度に冷却するマグネシウム合金部品の温間プレス成形方法。
  2. 下金型として、下ダイセット上に、ヒータが内部に埋め込まれた加熱部と、断熱部と、冷却盤とを積層して構成したダイを設け、そのダイの内部を摺動上下するように、下ダイセットに固定されたシリンダ内を上下動するピストンの上端にノックアウトを固定し、前記下金型と対向する上金型として、上ダイセットと断熱材とプレートと積層された最下層のプレート上に固定されたパンチと、そのパンチの外周を摺動上下し、バネにより下方向に付勢されたストリッパとを設け、そのパンチおよびストリッパには、その内部にヒータが埋め込まれているマグネシウム合金部品の温間プレス成形装置。
  3. 冷却盤に、金型外部へ熱を排出する熱排出機構を設けた請求項2に記載のマグネシウム合金部品の温間プレス成形装置。
  4. 冷却盤自体をカーボンブラックで構成した請求項2に記載のマグネシウム合金部品の温間プレス成形装置。
  5. 絞り工程後の成形品の離型工程において、金型から成形品を取り出すタイミングを成形品の温度変化に合わせて任意に行えるように、シリンダ内を上下動するピストンを、上金型の上下動作とは別に操作する駆動機構を備えた請求項2に記載のマグネシウム合金部品の温間プレス成形装置。
  6. 下金型として、下ダイセット上に、ヒータが内部に埋め込まれた加熱部と、断熱部と、冷却盤とを積層して構成したダイを設け、そのダイの内部を摺動上下し、かつ、下ダイセットに固定されたバネにより上方向に付勢されたノックアウトを設け、そのノックアウトがダイの内部を下降した状態を維持し、金型から取り出す成形品の温度変化に合わせて任意のタイミングで前記ノックアウトがダイの内部を下降した状態の維持を外す機構を設け、前記下金型と対向する上金型として、上ダイセットと断熱材とプレートと積層された最下層のプレート上に固定されたパンチと、そのパンチの外周を摺動上下し、バネにより下方向に付勢されたストリッパとを設け、そのパンチおよびストリッパには、その内部にヒータが埋め込まれているマグネシウム合金部品の温間プレス成形装置。
JP2002301675A 2002-10-16 2002-10-16 マグネシウム合金部品の温間プレス成形方法とその成形装置 Pending JP2004136306A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002301675A JP2004136306A (ja) 2002-10-16 2002-10-16 マグネシウム合金部品の温間プレス成形方法とその成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002301675A JP2004136306A (ja) 2002-10-16 2002-10-16 マグネシウム合金部品の温間プレス成形方法とその成形装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004136306A true JP2004136306A (ja) 2004-05-13

Family

ID=32449961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002301675A Pending JP2004136306A (ja) 2002-10-16 2002-10-16 マグネシウム合金部品の温間プレス成形方法とその成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004136306A (ja)

Cited By (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006326620A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Toa Kogyo Kk プレス成形装置及びプレス成形方法
JP2007245196A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Komatsu Sanki Kk プレス成形のための加熱装置および方法
JP2007245197A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Komatsu Sanki Kk プレス成形のための加熱装置および方法
CN100361762C (zh) * 2005-07-29 2008-01-16 中国科学院金属研究所 一种镁合金手机外壳的温热成形方法
CN100382911C (zh) * 2006-10-26 2008-04-23 上海交通大学 镁合金板材变压边力差温拉延方法
JP2008296262A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Aisin Takaoka Ltd ダイクエンチ工法におけるプレス加工装置
CN100444982C (zh) * 2006-10-26 2008-12-24 上海交通大学 镁合金板材差温拉延模具
JP2009125808A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Benteler Automobiltechnik Gmbh 熱成形プレス
KR100992670B1 (ko) 2008-04-14 2010-11-05 현대자동차주식회사 프레스 금형 장치
KR101041978B1 (ko) * 2008-09-29 2011-06-16 케이씨케미칼 주식회사 마그네슘 합금을 이용한 전자제품 케이스의 제조방법
CN102814378A (zh) * 2012-09-07 2012-12-12 江苏申模数字化制造技术有限公司 汽车螺母板类零件的温差成形装置及成形方法
CN103072301A (zh) * 2013-01-30 2013-05-01 台州万洲机械有限公司 一种酚醛活塞的模具及其酚醛活塞的制作方法
CN103264103A (zh) * 2013-05-29 2013-08-28 昆山市润苏物资有限公司 一种导气锥拉延模具
CN103286182A (zh) * 2013-05-09 2013-09-11 重庆大学 一种镁合金冲压工艺
CN103521616A (zh) * 2013-10-17 2014-01-22 江苏南方轴承股份有限公司 具有拉伸功能的摩托车超越离合器压盖的模具
CN103567291A (zh) * 2012-07-30 2014-02-12 苏州飞宇精密科技股份有限公司 一种冲压成型模
EP2727665A1 (de) * 2012-10-31 2014-05-07 EADS Deutschland GmbH Verfahren zur Herstellung eines Formbauteils, Verwendung des Verfahrens zur Herstellung eines Formbauteils und solcher Formbauteil
KR101450821B1 (ko) * 2012-02-07 2014-10-14 주식회사 신영 차체 패널 성형용 온간 프레스 금형장치
CN105013935A (zh) * 2014-04-29 2015-11-04 哈尔滨飞机工业集团有限责任公司 一种用于冲制金属板件减轻孔的冲模结构
KR101600929B1 (ko) * 2015-12-28 2016-03-21 (주)에스케이지씨 배터리 케이스 제작용 임팩트 프레스 장치
CN105598287A (zh) * 2016-01-27 2016-05-25 太仓旺美模具有限公司 一种冲孔抽牙冲压模具
CN105598291A (zh) * 2016-01-27 2016-05-25 太仓旺美模具有限公司 一种冲压模具
KR20160120423A (ko) * 2015-04-08 2016-10-18 대구가톨릭대학교산학협력단 마그네슘합금재 안경테용 프론트프레임의 제조장치
JP2016539009A (ja) * 2013-11-05 2016-12-15 マーティンリア インダストリーズ,インコーポレイテッド 改良された冷却システムを備えた熱間成形金型
CN107160727A (zh) * 2017-07-03 2017-09-15 东北林业大学 一种实验室用冷、热压一体平板压机及其使用方法
CN108941330A (zh) * 2018-07-09 2018-12-07 许春燕 一种冲压模具
CN109047610A (zh) * 2018-07-24 2018-12-21 哈尔滨工业大学 一种钛合金微型齿轮脉冲电流辅助微成形浮动模具
CN109500207A (zh) * 2018-10-17 2019-03-22 湖北宇创通电子科技有限公司 一种生产手机摄像头五金配件的冲压工具
CN109940080A (zh) * 2019-04-04 2019-06-28 南京航空航天大学 自阻电加热板材拉深成形装置和方法
CN111974853A (zh) * 2020-07-01 2020-11-24 燕山大学 一种电场作用下正装式小孔翻边模
CN113198923A (zh) * 2021-05-11 2021-08-03 滁州市新康达金属制品有限公司 一种油烟机外壳的自动冲压模具
CN114015843A (zh) * 2021-11-05 2022-02-08 安徽理工大学 一种间接热成型冲压装置
CN114769438A (zh) * 2022-05-23 2022-07-22 上海科正模具有限公司 一种轻量化汽车侧围加强板的热成型模具
CN116786667A (zh) * 2023-08-29 2023-09-22 西安巨浪精密机械有限公司 一种用于板状工件加工的机床及其使用方法
CN117444168A (zh) * 2023-12-22 2024-01-26 宁波臻至机械模具有限公司 一种易于脱模的节能型压铸模具

Cited By (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006326620A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Toa Kogyo Kk プレス成形装置及びプレス成形方法
CN100361762C (zh) * 2005-07-29 2008-01-16 中国科学院金属研究所 一种镁合金手机外壳的温热成形方法
JP2007245196A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Komatsu Sanki Kk プレス成形のための加熱装置および方法
JP2007245197A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Komatsu Sanki Kk プレス成形のための加熱装置および方法
CN100382911C (zh) * 2006-10-26 2008-04-23 上海交通大学 镁合金板材变压边力差温拉延方法
CN100444982C (zh) * 2006-10-26 2008-12-24 上海交通大学 镁合金板材差温拉延模具
JP2008296262A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Aisin Takaoka Ltd ダイクエンチ工法におけるプレス加工装置
JP2009125808A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Benteler Automobiltechnik Gmbh 熱成形プレス
KR100992670B1 (ko) 2008-04-14 2010-11-05 현대자동차주식회사 프레스 금형 장치
KR101041978B1 (ko) * 2008-09-29 2011-06-16 케이씨케미칼 주식회사 마그네슘 합금을 이용한 전자제품 케이스의 제조방법
KR101450821B1 (ko) * 2012-02-07 2014-10-14 주식회사 신영 차체 패널 성형용 온간 프레스 금형장치
CN103567291A (zh) * 2012-07-30 2014-02-12 苏州飞宇精密科技股份有限公司 一种冲压成型模
CN102814378A (zh) * 2012-09-07 2012-12-12 江苏申模数字化制造技术有限公司 汽车螺母板类零件的温差成形装置及成形方法
EP2727665A1 (de) * 2012-10-31 2014-05-07 EADS Deutschland GmbH Verfahren zur Herstellung eines Formbauteils, Verwendung des Verfahrens zur Herstellung eines Formbauteils und solcher Formbauteil
CN103072301A (zh) * 2013-01-30 2013-05-01 台州万洲机械有限公司 一种酚醛活塞的模具及其酚醛活塞的制作方法
CN103286182A (zh) * 2013-05-09 2013-09-11 重庆大学 一种镁合金冲压工艺
CN103286182B (zh) * 2013-05-09 2014-12-24 重庆大学 一种镁合金冲压工艺
CN103264103A (zh) * 2013-05-29 2013-08-28 昆山市润苏物资有限公司 一种导气锥拉延模具
CN103521616A (zh) * 2013-10-17 2014-01-22 江苏南方轴承股份有限公司 具有拉伸功能的摩托车超越离合器压盖的模具
JP2016539009A (ja) * 2013-11-05 2016-12-15 マーティンリア インダストリーズ,インコーポレイテッド 改良された冷却システムを備えた熱間成形金型
CN105013935A (zh) * 2014-04-29 2015-11-04 哈尔滨飞机工业集团有限责任公司 一种用于冲制金属板件减轻孔的冲模结构
KR20160120423A (ko) * 2015-04-08 2016-10-18 대구가톨릭대학교산학협력단 마그네슘합금재 안경테용 프론트프레임의 제조장치
KR101682294B1 (ko) * 2015-04-08 2016-12-02 대구가톨릭대학교산학협력단 마그네슘합금재 안경테용 프론트프레임의 제조장치
KR101600929B1 (ko) * 2015-12-28 2016-03-21 (주)에스케이지씨 배터리 케이스 제작용 임팩트 프레스 장치
CN105598291A (zh) * 2016-01-27 2016-05-25 太仓旺美模具有限公司 一种冲压模具
CN105598287A (zh) * 2016-01-27 2016-05-25 太仓旺美模具有限公司 一种冲孔抽牙冲压模具
CN107160727A (zh) * 2017-07-03 2017-09-15 东北林业大学 一种实验室用冷、热压一体平板压机及其使用方法
CN108941330A (zh) * 2018-07-09 2018-12-07 许春燕 一种冲压模具
CN109047610A (zh) * 2018-07-24 2018-12-21 哈尔滨工业大学 一种钛合金微型齿轮脉冲电流辅助微成形浮动模具
CN109500207A (zh) * 2018-10-17 2019-03-22 湖北宇创通电子科技有限公司 一种生产手机摄像头五金配件的冲压工具
CN109940080A (zh) * 2019-04-04 2019-06-28 南京航空航天大学 自阻电加热板材拉深成形装置和方法
CN111974853A (zh) * 2020-07-01 2020-11-24 燕山大学 一种电场作用下正装式小孔翻边模
CN113198923A (zh) * 2021-05-11 2021-08-03 滁州市新康达金属制品有限公司 一种油烟机外壳的自动冲压模具
CN114015843A (zh) * 2021-11-05 2022-02-08 安徽理工大学 一种间接热成型冲压装置
CN114769438A (zh) * 2022-05-23 2022-07-22 上海科正模具有限公司 一种轻量化汽车侧围加强板的热成型模具
CN114769438B (zh) * 2022-05-23 2024-03-08 上海科正模具有限公司 一种轻量化汽车侧围加强板的热成型模具
CN116786667A (zh) * 2023-08-29 2023-09-22 西安巨浪精密机械有限公司 一种用于板状工件加工的机床及其使用方法
CN116786667B (zh) * 2023-08-29 2023-11-03 西安巨浪精密机械有限公司 一种用于板状工件加工的机床及其使用方法
CN117444168A (zh) * 2023-12-22 2024-01-26 宁波臻至机械模具有限公司 一种易于脱模的节能型压铸模具
CN117444168B (zh) * 2023-12-22 2024-03-26 宁波臻至机械模具有限公司 一种易于脱模的节能型压铸模具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004136306A (ja) マグネシウム合金部品の温間プレス成形方法とその成形装置
JP2012016721A (ja) 温間成形用金型
CN207103593U (zh) 一种冲压模具用卸料装置
CN104190902B (zh) 非金属构件与金属构件的一体成型方法
TW201221485A (en) Method for molding thin glass plate and forming mold thereof
CN106623469A (zh) 铝合金薄壁深筒件热挤压模具及工艺
JP5611257B2 (ja) 金属ラミネートフィルム成形方法およびその成形装置
KR20140069246A (ko) 차량 스프링 시트 제조 방법 및 그 장치
JP2021104531A (ja) アルミニウム合金板の成形方法
JP2011167735A (ja) コルゲートフィン製造装置
CN201147782Y (zh) 一种金属基印制板的整平装置
JP2001252729A (ja) プレス加工装置
CN204685819U (zh) 上压式热整形机
CN104190903B (zh) 非金属构件与金属构件的一体成型方法
CN114590989B (zh) 成型模具、制备玻璃壳体的方法和电子装置
JP2004106024A (ja) 金属板のプレス成形方法
JP2004082141A (ja) 中空段付軸の製造方法及びその装置
JP6648420B2 (ja) 金属成形体の製造方法及び金属成形体の製造装置
JP4388010B2 (ja) 順送加工による絞り加工品製造方法と絞り加工品製造装置
CN105344841A (zh) 一种加热整形方法
CN205414411U (zh) 一种改善粉末注射成型耳机滑轨烧结变形的治具
KR101182778B1 (ko) 열간 단조용 펀칭 장치
CN207695453U (zh) 一种落料拉伸模具
CN206747593U (zh) 一种多型腔的真空热压烧结模具
CN207170693U (zh) 一种冲压整形模具

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20041119

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050221

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051005

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070809

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080507