JP2004134070A - テープレコーダのヘッドドラム組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は従来のテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法及び予圧構造が有する問題点を勘案し、これを改善するために案出されたもので、本発明の目的は、内輪と外輪を備えた既存の通常のボールベアリングの予圧方法及び予圧構造の改善によって組立性の向上及びコストの低減が図れるテープレコーダのヘッドドラム組立体を提供する。
【解決手段】 本発明に係るベアリング押入構造が改善されたテープレコーダのヘッドドラム組立体は、シャフトに併設に配置されるように結合される回転ドラム及び固定ドラムと、前記回転ドラムと前記シャフトとの間で上下に配設されるように設けられる上部ベアリング及び下部ベアリングと、前記上部ベアリングと下部ベアリングにそれぞれ予圧を印加するための予圧手段と、を含むテープレコーダのヘッドドラム組立体において、前記予圧手段は、前記上部ベアリングと前記下部ベアリングとの間に位置され、それぞれの内輪を上方に加圧するように前記シャフトの外周面上に設けられる弾性体を含む。
【選択図】   図2

Description

 本発明はVCRやカムコーダー及びDVC(デジタルビデオカメラ)のようなテープレコーダのヘッドドラム組立体に関し、特に、ベアリング予圧方法及び予圧構造が改善されたヘッドドラムベアリングとそのヘッドドラムベアリングが採用されたヘッドドラム組立体及びその組立方法に関する。
 一般に、VCRやカムコーダー及びDVCのようなテープレコーダには、磁気テープに関する磁気ヘッドのスキャーニングにより情報を記録/再生するために高速回転が可能のように設けられたヘッドドラム組立体が備えられる。かかるヘッドドラム組立体は、図1Aに示されるよう走行する磁気テープをスキャーニングして情報を記録/再生するための磁気ヘッド(h)を回転自在な状態に支持する回転ドラム10と、回転ドラム10の中心軸穴に結合されたシャフト30に並ぶような状態に押入される固定ドラム20と、回転ドラム10とシャフト30との間で上下に配されるよう押入される上部ベアリング40と下部ベアリング50を含む。ここで、説明しない参照符号1と2はそれぞれロータとステーターを示し、符号3はロータ1の内周面に設けられるマグネットを示す。
 前述のような構成を有するテープレコーダのヘッドドラム組立体は、上部ベアリング40と下部ベアリング50に予圧を印加するための予圧手段を備えるが、従来の通常なベアリング予圧手段は図1Aのように上部ベアリング40の上方に予圧ボス60を設け、下部ベアリング50の下方には固定ドラム20に突出爪70を設けて予圧を印加する予圧構造が一般的であった。
 前述した従来のベアリング与圧構造によれば、セットスクリュー(s)により予圧ボス60を締結して予圧ボス60の突出部が上部ベアリング40の内輪41を下方に加圧すると同時に突出爪70が下部ベアリング50の内輪51を上方に加圧するようにして予圧を印加する。
 従って、従来のヘッドドラム組立体のベアリング予圧構造は、予圧ボス60の結合のためにセットスクリュー(s)を追加的に所要することによってコストアップの問題点をもつ。そして、前記セットスクリュー(s)の締結時、予圧ボス60の結合位置の設定が容易でなく精密な予圧管理が伴うのでベアリング駆動時にノイズ発生などのような品質不良の問題がある。
 さらに、従来のヘッドドラム組立体のベアリング予圧方法及び予圧構造によれば、ベアリングの過度な押入過程による熱的変形などを解消するためにベアリングの組立後アニーリングのような熱処理過程が行われ、その生産性及び製造コストのアップという問題点を有している。
 図1Bは従来のテープレコーダのヘッドドラム組立体に設けられるベアリングアセンブリに残留応力が作用する状態を示す概略図である。従来のベアリングアセンブリは図示されるように、下部ベアリング64を矢印72方向に中心軸66へ押入する場合、下部ベアリング64の押入方向72と逆方向側に力Fが作用し、中心軸66の内部には図示された応力分布のように下部ベアリング64を中心軸66の外部の方に押す反発力73と下部ベアリング64の内輪67を下方向に押す残留応力75が残る。特に、中心軸66と下部ベアリング64の内輪67との間に反発力73が集中され、下部ベアリング64の下側より上側に図示された矢印75のように斜線方向の応力が集中される。このように集中される応力は内輪67を下方に押す力と中心軸66をねじる力として作用することによって、長時間高速回転時に過多な残留応力と発熱による熱変形が生じ組立位置が僅かに変動され得るし、ベアリングアセンブリの組立正確度が劣る問題点を抱えている。かかる変化はベアリングの高さ変化に敏感な精密分野においては致命的な短所にもなり得る。
 図1Cは、例えば、CVDのように超小型化されたテープレコーダに定着される更なる従来のヘッドドラム組立体を図示したものである。図1Bに示された従来のヘッドドラム組立体は、小型化のためにシャフト80の上部及び下部に言わばダイレクトベアリング83、84が設けられる。ダイレクトベアリング83、84は図示されたように、シャフト80の外周面に沿って上部及び下部に形成されたグルーブ81、82にそれぞれボール93、95が安着されるよう支持する外輪85、97を含む。
 ダイレクトベアリング83、84の外周には複数個の磁気ヘッド94が設けられた上部ドラム90が回転自在に設けられており、上部ドラム90の下方には下部ドラム92がシャフト80に押入されて固設けられている。図面の参照符号96はダイレクトベアリング83、84に予圧を印加するための予圧手段として設けられたばねであり、96a及び96bはばね96を支持するためのばね支えを示す。
 前記のような構成の従来のヘッドドラム組立体は、上下部ベアリング83、84のボール93、95をシャフト80に直接挿入するために大きな溝が必要とされるので、シャフト80の直径が大きくならなければならない。これによりヘッドドラムアセンブリ全体の体積が大きくなる短所をもつ。
 さらに、上下部ベアリング83、84の内輪がなく、シャフト80のグルーブ81、82にボール93、95が直接挿入され回転するように構成しているので、上下部ベアリング83、84内部にシャフト80を挿入することは難しい。そして、上部ベアリング83の外径は上部ドラム90の内径より大きく、下部ベアリング84の外径は上部ドラム90の下部ベアリング固定部位90aより数ミクロン小さく設計されている。従って、上部ベアリング83の上部は上部ドラムに押入されるべきであり、組立後は隙間が発生する。上部ベアリング83を上部ドラム90に圧力を加えて押入しなければならず、この際に上下部ベアリング83、84及びシャフト80に損傷を与え得る。そして、上下部ベアリング83、84及びシャフト80に残留応力が多くなりテープデコーダを長時間使う時に熱変更による磁気ヘッド94の段差変化が発生され得る。
 そして、前述の従来のヘッドドラム組立体の組立方法は、先ず、上部ベアリング83内部にシャフト80を挿入し、数個のボールと上部ばね支え96a及びばね96を挿入した後下部ばね支え96bを挿入してから多数個のボールを挿入する。それからボール93、95間の距離維持のためのリテーナ(図示せず)を組立ててケーシングすればベアリングアセンブリ(符号図示せず)が完成される。
 それから、アセンブリを上部ドラム90に押入する。下部ベアリング84は上部ドラム90の内径より小内径であるので自然に挿入でき、上部ベアリングの外径は上部ドラム90の内径より大内径であるため、ベアリングアセンブリに相当する圧力が加えられれば上部ベアリング83の外輪85外周面が上部ドラム90の内面にすべりながら押入される。
 それから、上部ドラム90の下端一側に磁気ヘッド94を組立て、ロータリトランス98をボンディングする。
 それから、磁気ヘッド94とロータリトランス98のコイルを連結し、モータードラムロータ99を上部ドラム90にボンディングし、シャフト80を下部ドラム組立体92に押入して固定する。
 引き続き、カバードラム87をシャフト80の上端に押入して固定する。
 このような従来の磁気記録/再生装置のヘッドドラムアセンブリ組立方法は、小内径の上部ドラム90を大外径の上部ベアリング83に押入し下部ベアリング84がすべりながら組立てられる過程中に間隔が狭いためベアリングあるいは上部ドラム組立部の損傷などによる非常な組立状態によって組立精密度が悪化される状況が生じ得る。また、組立と工程管理が複雑であり上部ドラム90に残留応力が多いので時効硬化による上下部ドラム90、92の組立精密度が低下される短所をもつ。
 本発明は従来のテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法及び予圧構造が有する問題点を勘案し、これを改善するために案出されたもので、本発明の第1の目的は、内輪と外輪を備えた既存の通常のボールベアリングの予圧方法及び予圧構造の改善によって組立性の向上及びコストの低減が図れるテープレコーダのヘッドドラム組立体を提供することにある。
 そして、本発明の第2の目的は、長時間テープレコーダを使っても磁気ヘッドの段差変化を抑制することができ、小体積でコンパクトな製造が可能なテープレコーダのヘッドドラム組立体及びその組立方法を提供することにある。
 さらに、本発明の第3の目的は組立が容易で長時間使っても組立精密度が良好であり、組立時にベアリング及び軸の損傷を減少させることができると同時に時効硬化に従って上下部ドラムの組立の程度が低化される恐れを防止できるテープレコーダのヘッドドラム組立体及びその組立方法を提供することにある。
 本発明の第4の目的は、中心軸にベアリングの組立が容易であり、中心軸及びベアリングの損傷を減少させると同時にベアリング及び中心軸に残留応力が小さいので長時間使用しても熱変更の恐れがあまりなく、高度な精密度が求められる分野においても組立正確度が高いベアリングアセンブリを提供することにある。
 最後に本発明の第5の目的は、上部ベアリングの押入時に伴う押入力に対する制約などの問題を最小化し、高速回転の作動時に発生される高温、振動による初期位置の変動を最小化できるテープレコーダのヘッドドラム組立体を提供することにある。
 前述の第1の目的を達成するために本発明の第1の実施例に係るベアリング予圧構造が改善されたテープレコーダのヘッドドラム組立体は、シャフトに上下併設に配置されるように結合される回転ドラム及び固定ドラムと、前記回転ドラムと前記シャフトとの間で上下に配設される上部ベアリング及び下部ベアリングと、前記上部ベアリングと下部ベアリングにそれぞれ予圧を印加するための予圧手段と、を含むテープレコーダのヘッドドラム組立体において、前記予圧手段は、前記上部ベアリングと前記下部ベアリングとの間に位置し、それぞれの内輪を加圧するように前記シャフトの外周面上に設けられる弾性体を含むことを特徴とする。
 そして前述した第1の目的を達成するために本発明の第1の実施例に係るヘッドドラム組立体において、第1のヘッドドラムベアリング予圧方法は、シャフトに上下併設に配置されるよう結合される回転ドラム及び固定ドラムと、前記回転ドラムと前記シャフトとの間で上下に配されるように設けられる上部ベアリング及び下部ベアリングとにそれぞれ予圧を印加するためのテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法において、前記上部ベアリングの内輪が前記シャフトの外周面に密着して上方に加圧されるよう上方から下方に押入するステップと、前記上部ベアリングの外輪が前記回転ドラムの上面中央部に形成された凹み溝の内周面に密着して上方に加圧されるよう上方から下方に押入するステップと、により前記上部ベアリングに予圧を印加することを特徴とする。
 前述した第1の目的達成のための本発明の第1の実施例に係るヘッドドラム組立体において、第2のヘッドドラムベアリング予圧方法は、シャフトに上下併設に位置するように結合される回転ドラム及び固定ドラムと、前記回転ドラムと前記シャフトとの間で上下に配設けられる上部ベアリング及び下部ベアリングとにそれぞれ予圧を印加するためのテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法において、前記下部ベアリングの外輪が前記回転ドラムの底面中央部に形成された凹み溝の内周面に密着して下方に加圧されるよう下方から上方に押入すると同時に、前記下部ベアリングの内輪は前記シャフトの外周面に沿って摺動されるよう結合するステップと、前記下部ベアリングの内輪を上方に加圧するよう弾性体を設け、前記固定ドラムが前記弾性体の下方を支持するよう前記シャフトに押入するステップと、により前記下部ベアリングに予圧を印加することを特徴とする。
 前述した第1の目的達成のための本発明の第1の実施例に係るヘッドドラム組立体において、第3のヘッドドラムベアリング予圧方法は、シャフトに併設に配置するよう結合される回転ドラム及び固定ドラムと、前記回転ドラムと前記シャフトとの間で上下に配設けられる上部ベアリング及び下部ベアリングとにそれぞれ予圧を印加するためのテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法において、前記上部ベアリングの内輪が前記シャフトの外周面に密着して上方に加圧されるよう上方から下方に押入するステップと、
 前記上部ベアリングの外輪が前記回転ドラムの上面中央部に形成された凹み溝の内周面に密着して上方に加圧されるよう上方から下方に押入するステップと、により前記上部ベアリングに予圧を印加し、前記下部ベアリングの外輪が前記回転ドラムの低面中央部に形成された凹み溝の内周面に密着して下方に加圧されるよう下方から上方に押入すると同時に、前記下部ベアリングの内輪は前記シャフトの外周面に沿って摺動されるよう結合するステップと、前記下部ベアリングの内輪を上方に加圧するよう弾性体を設け、前記固定ドラムが前記弾性体の下方を支持するよう前記シャフトに押入するステップと、により前記下部ベアリングに予圧を印加することを特徴とする。
 前述したような構成を持つ本発明において、前記弾性体は、圧縮コイルばねであることが好ましい。そして前記下部ベアリングの内輪と前記シャフトはボンディング結合されることが好ましい。さらに、前記下部ベアリングの内輪直径は前記シャフトの直径より大直径であることが好ましく、前記下部ベアリングの内輪直径は前記シャフトの直径より大直径であることが好ましい。
 そして前述した目的達成のための本発明の第2の実施例に係るベアリング予圧構造が改善されたテープレコーダのヘッドドラム組立は、シャフトに回転自在な状態で結合される回転ドラムと、該回転ドラムを真ん中にして上下併設に配置するよう前記シャフトに結合されるドラムカバー及び固定ドラムと、前記回転ドラムと前記シャフトとの間で上下に配設される上部ベアリング及び下部ベアリングと、前記上部ベアリングに予圧を印加するための予圧手段とを含むテープレコーダのヘッドドラム組立において、前記予圧手段は、前記シャフトの外周面を取り囲むように前記ドラムカバーと前記上部ベアリングとの間で設けられ前記上部ベアリングの内輪を下方加圧する弾性体を含むことを特徴とする。
 そして前述した第1の目的達成のために本発明の第2の実施例に係るヘッドドラム組立体のヘッドドラムベアリング予圧方法は、シャフトに回転自在な状態で結合される回転ドラムと、該回転ドラムを真ん中にして上下併設に配置するよう前記シャフトに結合されるドラムカバー及び固定ドラムと、前記回転ドラムと前記シャフトとの間で上下に配設される上部ベアリング及び下部ベアリングとにそれぞれ予圧を印加するためのテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法において、前記下部ベアリングの内輪が前記シャフトの外周面に密着するよう押入するステップと、前記下部ベアリングの外輪が前記回転ドラムの下方中央部に形成された凹み溝の内周面に密着されるよう押入するステップと、前記上部ベアリングの外輪が前記回転ドラムの上方中央部に形成された凹み溝の内周面に密着されるように押入すると同時に、前記上部ベアリングの内輪は前記シャフトの外周面に沿って摺動されるよう結合するステップと、前記上部ベアリングの内輪上に支持されるよう弾性体を設け、該弾性体が前記上部ベアリングの内輪を下方に加圧して予圧が印加されると同時に、その加圧力が前記回転ドラムを介して前記下部ベアリングの外輪に伝達されて予圧が印加されるように前記ドラムカバーを前記シャフトに押入するステップと、を含むことを特徴とする。
 前述したような構成を持つ本発明において、前記弾性体は、圧縮コイルばねであることが好ましく、前記上部ベアリングの内輪は前記シャフトとボンディング結合されることが好ましい。
 さらに、前記上部ベアリングの内輪直径は前記シャフトの直径より小直径に形成されており、前記上部ベアリングの内輪は前記シャフトの外周面に沿って摺動されるよう結合されると同時に、前記上部ベアリングの外輪は前記回転ドラムの上方中央部に形成された凹み溝の内周面に密着するよう押入されることが好ましい。
 さらに、前記下部ベアリングの内輪直径は前記シャフトの直径より大直径に形成し、前記下部ベアリングの内輪と外輪はそれぞれ前記シャフトの外周面と前記回転ドラムの上方中央部に形成された凹み溝の内周面に密着するよう押入されることが好ましい。
 前述した第2及び第3の目的を達成するために本発明に係るテープレコーダのヘッドドラム組立体は、回転する上部ドラム、固定されている下部ドラム、磁気テープに情報を記録したり記録された情報を読込む磁気ヘッドを含むテープレコーダのヘッドドラム組立体であって、複数個の溝が形成されているシャフト、該シャフトの上部に押入され、外径が前記上部ドラムの内径より大きい上部ベアリングと、前記シャフトの下部に押入され、外径が前記上部ドラムの内径より小さい下部ベアリングと、前記上部ベアリングと前記下部ベアリングとの間に配置され、前記上下部ベアリングに予圧を加える弾性体と、を含むことを特徴とする。
 前記複数個の溝は前記シャフトの上部に所定間隔を隔てて形成された第1の溝、これよりも小さい第2の溝、及び前記第2の溝より小さい第3の溝、そして、前記シャフトの下部に所定間隔を隔てて形成された第4の溝、これよりも小さい第5の溝、及び前記第5の溝より小さい第6の溝であることが好ましい。
 尚、前記第1の溝と前記第4の溝、前記第2の溝と前記第5の溝、前記第3の溝と前記第6の溝の深さは同一であることが好ましい。
 さらに、前記シャフトの前記第1溝から第2溝までの部分においての軸直径は前記上部ベアリングの内径より大きく、前記第2溝から第3溝までの部分の軸直径は前記上部ベアリングの内径より小さく、前記第3溝から前記シャフトの上端までの軸直径は、前記第2溝から第3溝までの部分の軸直径よりさらに小さく構成することが好ましい。
 さらに、前記シャフトの前記第4溝から第5溝までの部分の軸直径は前記下部ベアリングの内径より大きく、前記第5溝から第6溝までの部分の軸直径は前記下部ベアリングの内径より小さく、前記第6溝から前記シャフトの下端までの軸直径は、前記第5溝から第6溝までの部分の軸直径よりさらに小さく構成することが好ましい。
 ここで、前記第1溝から第2溝までの距離は前記第2溝から第3溝までの距離より長く、前記第4溝から第5溝までの距離は前記第5溝から第6溝までの距離より長いことが好ましい。
 さらに、前記第1溝から第2溝までの距離は前記第1溝から第3溝までの距離の6/11ないし2/3であり、前記第4溝から第5溝までの距離は前記第4溝から第6溝までの距離の6/11ないし2/3であることが好ましい。
 さらに、本発明の前記弾性体は前記コイルばねであることが好ましい。また、本発明に係るヘッドドラム組立体の組立方法は、回転する上部ドラム、固定されている下部ドラム、磁気テープに情報を記録したり記録された情報を読込む磁気ヘッドを含むテープレコーダのヘッドドラム組立体の組立方法であって、シャフトに下部ベアリングを前記シャフトの下部において上方向に押入し、コイルばねを前記シャフトに挿入するステップと、前記シャフトの上部において下方向に前記シャフトに上部ベアリングを押入しベアリングアセンブリを完成するステップと、前記上部ドラムに熱を加えて前記ベアリングアセンブリを前記上部ドラムに上方向から下方向に押入するステップと、前記上部ドラムに空気を吹き込んで組立された前記上部ドラム及びベアリングアセンブリを冷却させるステップと、前記下部ベアリングの外輪と前記上部ドラムとの間にボンドを塗布して数時間の熱処理を行なうステップと、を含むことを特徴とする。
 前記熱処理は常温で60ないし90度で加熱した後、この温度で2時間ないし6時間維持し、再び常温に冷却する熱処理を行なうことが好ましい。
 前述した第4の目的を達成するために本発明に係るベアリングアセンブリは、複数個の溝が形成されている中心軸と、該中心軸の上部に押入される上部ベアリングと、該上部ベアリングと所定距離離れて前記中心軸の下部に押入される下部ベアリングと、前記上部ベアリングと前記下部ベアリングとの間に設けられ、前記上下部ベアリングに予圧を加える弾性体と、を含むことを特徴とする。
 前記複数個の溝は、前記中心軸の上部に所定間隔を隔てて形成された第1の溝、これより小さい第2の溝、及び前記第2の溝より小さい第3の溝、そして、前記中心軸の下部に所定間隔を隔てて形成された第4の溝、これよりさらに小さい第5の溝及び、第5の溝より小さい第6溝であることが好ましい。
 ここで前記第1溝と前記第4溝、前記第2溝と前記第5溝、前記第3溝と前記第6溝の深さは同一であることが好ましい。
 さらに、前記中心軸の前記1溝から第2溝までの軸直径は前記上部ベアリングの内径より大きく、前記第2溝から第3溝までの軸直径は前記上部ベアリングの内径より小さく、前記第3溝から前記中心軸の上端までの軸直径は前記第2溝から第3溝までの軸直径よりさらに小さく構成することが好ましい。
 さらに前記第1溝から第2溝までの距離は前記第2溝から第3溝までの距離より長く、前記第4溝から第5溝までの距離は前記第5溝から第6溝までの距離より長いことが好ましい。
 ここで、前記第1溝から第2溝までの距離は前記第1溝から第3溝までの距離の6/11ないし2/3であり、前記第4溝から第5溝までの距離は前記第4溝から第6溝までの距離の6/11ないし2/3であることが好ましい。
 前述した第5の目的達成のための本発明に係る他のテープデコーダのヘッドドラム組立体は、シャフトに上下併設に配置するよう結合される回転ドラム及び固定ドラムと、前記回転ドラムと前記シャフトとの間で上下に配設される上部ベアリング及び下部ベアリングと、前記上部ベアリング及び下部ベアリングそれぞれに予圧を印加する予圧手段を含むテープデコーダのヘッドドラム組立体において、前記回転シャフトに前記上部ベアリングを押入し、前記上部ベアリングの位置を決定するブッシングをさらに含む。
 ここで、前記ブッシングの内側直径は、前記回転シャフトの直径より大直径で形成される。さらに、前記ブッシングは前記回転シャフトとボンディング結合されても良い。
 尚、前記予圧手段は前記回転シャフトの外周面まわりに配されており、前記ブッシングと前記下部ベアリングとの間に設けられ、前記ブッシングを上方に加圧して前記下部ベアリングの内輪を下方に加圧するよう設けられた弾性体を含む。
 ここで、前記弾性体は圧縮コイルばねであることを特徴とする。
 本発明によれば、ブッシングを回転シャフトに押入する簡単な構造で、上部ベアリングの押入に伴う高圧圧力の制約を解除できる。
 さらに、回転ドラムの高速回転時、高温になったり若しくは振動が起きてもブッシングによって上部ベアリングの初期位置を維持することができ、従来の上部ベアリングの下方への位置変更によって発生されたロータとステーターとがぐっつくという問題が解除できる。
 以上に説明されたように、本発明にかかるテープレコーダのヘッドドラム組立体及びベアリング予圧構造によれば、通常のボールベアリングと弾性体とを用いた予圧構造を形成することによって、既存の予圧ボス及びその結合のためのスクリューを排除することができ、さらに既存の予圧構造においてベアリングの過度な押入過程による熱的変更などを解除するためのアニーリング過程の省略などによって組立性の向上及びコスト低減が図れる。
 以下、添付された図面を参照して本発明の良好な実施例によるベアリング予圧方法とその予圧方法の適用によってベアリング予圧構造が改善されたベアリングアセンブリ及びこのベアリングアセンブリが適用されたテープレコーダのヘッドドラム組立体とその組立方法を詳細に説明する。
 図2を参照すれば、本発明に第1の実施例にかかるテープレコーダのヘッドドラム組立体100は、走行する磁気テープをスキャーニングして情報を記録/再生するための磁気ヘッド(h)を回転自在な状態に支持する回転ドラム110と、回転ドラム110の軸穴に結合されたシャフト130の下方に併設の状態に押入される固定ドラム120と、回転ドラム110とシャフト130との間で上下に配設される上部ベアリング140と下部ベアリング150、及び下部ベアリング150に予圧を印加するための予圧手段として、固定ドラム120と下部ベアリング150との間に配して下部ベアリング150の内輪151(図3C)を上方に加圧するようにシャフト130の外周面上に設けられる弾性体160を含む。
 つまり、本発明に係るテープレコーダのヘッドドラム組立体は、複数のボールが内輪と外輪との間でローリングできるように支持された典型的な小型定価型ボールベアリングが適用され、そのボールベアリングの予圧方法及び予圧構造が改善されることにその特徴があるもので、例えば、固定ドラム120と下部ベアリング150との間に配されるようシャフト130の外周面上に弾性体160を予圧手段として設け、その弾性体160が下部ベアリング150の内輪151を上方に付勢して加圧することによって、図示された矢印方向に予圧を印加するよう構成されたことにその特徴がある。
 一方、本発明の一側面によれば、弾性体160として、例えば、圧縮コイルばねが設けられ、これに限らず上部ベアリング140の内輪141(図3A)と下部ベアリング150の内輪151とをそれぞれ上下方に加圧して付勢できる多様な形態の弾性体が用いられる。
 以下では図3Aないし図3Dを参照して前述のようなベアリング予圧構造を形成するために本発明に係るヘッドドラムベアリング予圧方法を詳細に説明する。
 先ず、図3Aのように、上部ベアリング140をシャフト130の上方から下方に強制押入して第1の組立体100aを形成する。この際に上部ベアリング140の内輪141の内径がシャフト130の外径より大外径になるよう形成されており、上部ベアリング140の内輪141がシャフト130の外周面に密着して上方から下方に加圧された状態を維持することによって、上部ベアリング140の内輪141が既存ベアリング予圧構造において予圧ボスの役割を果たす。
 図3Bのように、シャフト130と上部ベアリング140が結合された第1の組立体100aを回転ドラム110の上方から下方に押入して第2の組立体100bを形成する。この際、上部ベアリング140の外輪142が、回転ドラム110の上面中央部に形成された凹み溝111の内周面に密着され押入されながら上方に加圧されることによって上部ベアリング140に予圧が印加される。
 図3Cのように、第2の組立体100bの回転ドラム110に下部ベアリング150を下方から上方に結合して第3の組立体100cを形成する。この際、下部ベアリング150の内輪151は、シャフト130の外周面に沿って摺動されるよう結合されると同時に、下部ベアリング150の外輪152は回転ドラム110の底面の中央部に形成された凹み溝112の内周面に密着されて下方に加圧されるよう強制的に押入される。
 最後に、図3Dのように、第3の組立体100cにコイルばねのような弾性体160を予圧手段として設け、弾性体160の下方部を支持するようにシャフト130に固定ドラム120を結合する。この時、弾性体160は、固定ドラム120の軸溝周りに形成された支持溝131に設けられ下部ベアリング150の内輪151を支えるように付勢されることによって下部ベアリング150に予圧が印加されることにより、本発明に係るヘッドドラムベアリング予圧方法及び予圧構造が適用されたヘッドドラム組立体が完成される。
 図4及び図5には、本発明の第2の実施例にかかるヘッドドラム組立体200を説明するために、例えば、デジタルビデオカメラ(DVC)のようなカムコーダーのデッキに設けられる小型ヘッドドラム組立体を概略的に示している。この実施例にかかるヘッドドラム組立体200は、既存の通常のヘッドドラム組立体とは相異なる小型化のために回転ドラム210を真ん中にしてドラムカバー230と固定ドラム220がそれぞれ上方と下方に配される構造を持つ。
 図4及び図5を参照するに、本発明の第2の実施例にかかる他のテープレコーダのヘッドドラム組立体200は、走行する磁気テープをスキャーニングして情報を記録/再生するための磁気ヘッド(h)を支持しシャフト240に回転自在な状態に設けられる回転ドラム210と、回転ドラム210を真ん中にして上下並ぶようにシャフト240に押入されるドラムカバー230及び固定ドラム220と、回転ドラム210とシャフト240との間で上下に配設される上部ベアリング250と下部ベアリング260、及び上部ベアリング250の内輪251を下方に加圧するようドラムカバー230と上部ベアリング250との間に設けられる弾性体270とを含む。
 上部ベアリング250と下部ベアリング260は、それぞれの内輪251、261と、外輪252、262との間に鋼球(図5のB)が介在されている通常の小型ボールベアリングが設けられる。ここで、図4及び図5の説明されてない符号211と221は、それぞれモーターロータとモーターステーターを示し、231及び232はロータリトランスを示す。
 弾性体270は本発明において特徴をもつ構成要素であり、上部ベアリング250と下部ベアリング260に予圧を印加するための予圧手段として作用する。つまり、弾性体270は、シャフト240の外周面を取り囲むようドラムカバー230と上部ベアリング250との間に設けられる。これによって弾性体270は上部ベアリング250の内輪251を下方に加圧して予圧を印加し、その予圧(加圧力)が回転ドラム210を介して下部ベアリング260の外輪262に伝達されて予圧を印加することにより、図5のように、矢印方向に予圧が印加される。
 一方、本発明の一側面によれば弾性体270は、例えば、図示されたように圧縮コイルばねを設けられることができ、これに限らず上部ベアリング250の内輪251を下方に加圧して付勢できる多様な形態の弾性体が用いられる。
 下部ベアリング260の内輪262の直径は、シャフト240の直径より小さく形成される。そして下部ベアリング260の内輪261と外輪262は、それぞれシャフト240の外周面と回転ドラム210の上方中央部に形成された凹み溝の内周面に密着されるように押入される。
 上部ベアリング250の内輪251の直径がシャフト240の直径より大直径に形成されており、シャフト240の外周面に沿って摺動されるように結合される。そして、上部ベアリング250の外輪252は回転ドラム210の上方中央部に形成された凹み溝の内周面に密着するよう押入される。
 従って、上部ベアリング250の内輪251とシャフト240との間には環形状の微細な隙間(S)が形成され維持されるように結合され、ボンディングによって結合される。
 以下では、図6Aないし図6Dを参照して前述のようなベアリング予圧構造を形成するためのもので、本発明に係る更なるヘッドドラムベアリング予圧方法を詳細に説明する。
 先ず図6Aのように、下部ベアリング260をシャフト240に強制的に押入して第1の組立体200aを形成する。この際に、下部ベアリング260の内輪261はその内径がシャフト240の外径より小さいので下部ベアリング260の内輪261がシャフト240の外周面に密着されて押入されながら下方に加圧された状態を維持する。
 次いで、図6Bのように、シャフト240と下部ベアリング260が結合された第1の組立体200aを回転ドラム210に押入して第2の組立体200bを形成する。この際に、下部ベアリング260の外輪262が回転ドラム210の上面中央部に形成された凹み溝(符号図示せず)の内周面に密着されて押入されながら下方に加圧された状態を維持する。
 続いて、図6Cのように、第2の組立体200bの回転ドラム210に上部ベアリング250を結合して第3の組立体200cを形成する。この際、上部ベアリング250の内輪251の直径はシャフト240の直径より大直径に形成され、シャフト240の外周面に沿って摺動されるよう結合されると同時に、上部ベアリング250の外輪252は回転ドラム210の上方中央部に形成された凹み溝の内周面に密着するよう押入される。従って、上部ベアリング250の内輪251とシャフト240との間には環状の僅かな隙間(S)が形成され維持されるように結合され、ボンディングによって結合される。
 最後に、図6Dのように、固定ドラム220を第3の組立体200cの下方部に配するようにシャフト240に押入してから、上方部にはコイルばねのような弾性体270を予圧手段として設け、シャフト240にドラムカバー230を押入する。この時、弾性体270は、シャフト240を取り囲むように上部ベアリング250の内輪251上に位置させ、弾性体270の上端部を加圧して圧縮するようにドラムカバー230をシャフト240に押入する。
 これによって、弾性体270が前上部ベアリング250の内輪251を下方加圧するように付勢されることによって、その加圧力が回転ドラム210と下部ベアリング260の外輪262に伝達され図5のように、上部ベアリング250と下部ベアリング260に矢印方向に予圧が印加される。従って、前述した過程を介して本発明にかかるヘッドドラムベアリングの予圧方法及び予圧構造が適用されたヘッドドラム組立体が完成される。
 尚、本発明にかかるテープレコーダのヘッドドラム組立体200は、内輪251、261と外輪252、262を備えた既存の通常な小型低化型ボールベアリング250、260を使用して前述のような組立過程を介して予圧手段で内部に圧縮コイルばねのような弾性体270を付勢するよう設けることによって、ベアリングの予圧方法及び予圧構造の改善によって組立性の向上及びコストの低減が図れる。
 図7は、本発明の第3の実施例にかかるヘッドドラム組立体が示されており、図示されたように、ベアリングアセンブリ335、上部ドラム336、磁気ヘッド340、ロータリトランス339、カバードラム337、及びモータードラムロータ341を含む。
 ベアリングアセンブリ335は、ヘッドドラム組立体の内部中心に備えられ、シャフト325、ばね320、上部ベアリング314、及び下部ベアリング316を含む。
 シャフト325には、上端部と下端部にそれぞれ3つの溝が形成されており、これに対する詳細な説明は後述する。シャフト325の上端部と下端部に上下部ベアリング314、316が押入されており、上下部ベアリング314、316との間にコイルばね320が挿入されている。コイルばね320の終端は、上下部ベアリング314、316の外輪319に形成された溝316aに挿入され、上下部ベアリング314、316に予圧を加えるよう構成されている。
 かかるベアリングアセンブリ335には、回転する上部ドラム336とシャフト325に固定される下部ドラム338が押入及び固定されている。上部ドラム336の上部には、ロータリトランス339が装着されており、下部には複数個の磁気ヘッド340とモータードラムロータ341が固定されている。
 下部ドラム338の上端には、ステーター342がボンディングされており、上部ドラム336の上端にはカバードラム337がシャフト325に固定されている。
 前述のように構成された本発明のテープレコーダのヘッドドラム組立体は、シャフト325は固定されており、モータードラムロータ341の回転によって上部ドラム336が回転しながら上部ドラム336の円周面に接触され搬送される磁気テープ(図示せず)が記録された情報を磁気ヘッド340により読んだり、新たな情報を磁気テープに記録する。
 このように、上部ドラム336が回転すれば、これと連結されている上下部ベアリング314、316の外輪319は回転し、シャフト325に押入されている内輪318は固定されている。
 図8は、図7に図示された本発明の第3の実施例にかかるヘッドドラム組立体のシャフトを示す図である。
 シャフト325は、本発明の特徴づける構成要素の1つであり、図8のように、上部と下部にそれぞれ3つの溝が形成されている。上部には、第1の溝326、第2の溝327、第3の溝328が形成されており、下部には第4の溝329、第5の溝330、第6の溝331が設けられる。
 第1の溝326は第2の溝327より大きく、第2の溝327は第3の溝328より大きく形成されている。そして、第4の溝329は第5の溝330より大きく、第5の溝330は第6の溝331より大きく形成されている。特に、第1の溝326と第4の溝329、第2の溝327と第5の溝330、第3の溝328と第6の溝331の深さは同一に形成することが好ましい。
 溝(326ないし331)は、一定の間隔を置いて形成されており、図8のように、第1溝326から第2溝327までの距離をCとし、第2溝327から第3溝328までの距離をDとし、第1溝326から第3溝328までの距離をHとすると、各溝間の距離はH>C>Dの順に構成される。特に、Cは6H/11ないし2H/3の範囲にあることが好ましい。
 さらに、第1溝326から第2溝327までの部分の軸直径は、上部ベアリング314(図7参照)の内径より若干大きく形成される。そして、第2溝327から第3溝328までの部分の軸直径は上部ベアリング316の内径より若干小さく形成される。また、第3溝328からシャフト325の上端までの上部(K)の軸直径は、第2溝327から第3溝328までの軸直径よりさらに小さく構成される。
 一方、第4溝329から第5溝330までの軸直径は、下部ベアリング316(図7参照)の内径より若干大きく形成される。そして、第5溝330から第6溝331までの部分の軸直径は、下部ベアリング316の内径より若干小さく形成される。さらに、第6溝331から前記シャフトの下端までの軸直径(J)は、第5溝330から第6溝331までの軸直径よりさらに小さく形成される。
 特に、上部ベアリング314と下部ベアリング316がそれぞれ押入されるシャフト325の上部及び下部は、相互同一な構成が対称的に形成される(図7参照)。つまり、第1の溝326と第4の溝329、第2の溝327と第5の溝330、第3の溝328と第6の溝331の深さは同一に形成される。さらに、溝(326ないし331)との間の距離及び軸直径は、次の条件、つまり、J=KあるいはJ≠K、A=D、B=C、F=Hを満たすよう形成される。
 図9は、図7に示された本発明のヘッドドラム組立体の構成要素であるべアリングアセンブリを示す図である。同図から見られるように、上下部ベアリング314、316は、ローリングベアリングであり、内輪318と外輪319との間に設けられるボール及びリテーナ(図示せず)を含む。尚、上下部ベアリング314、316は、ローリングベアリング以外にも種々のベアリングが用いられる。
 上部ベアリング314は、シャフト325の上端で下方向に押入され一側の終端が第1の溝326に至るよう設けられる。さらに、下部ベアリング316は、シャフト325の下端から上方向に一側の終端が第4の溝329に至るよう設けられる。そして、上部ベアリング314と下部ベアリング316との間にばね320が装着される。ばね320は、上下部ベアリング314、316の外輪319に予圧を加える。
 また、上部ベアリング314の外径は上部ヘッドドラム336(図7参照)の内径より若干大きく構成され、下部ベアリング316の外径は上部ヘッドドラム336の内径より若干小さく構成されている。
 このように構成された本発明は、上下部ベアリング314、316を押入する時に残留応力を最小化できる。さらに、シャフト325のJ、K、A、D部分(図8参照)の軸直径を上下部ベアリング314、316の内径より小さく構成することによって、上下部ベアリング314、316の組立が容易になり、組立時にベアリング314、316及びシャフト325の損傷を減少させることができる。
 さらに、本発明の従来の通常なダイレクトベアリングのように、ベアリングボールをシャフトに形成された溝に挿入することではなく、内輪318と外輪319との間に配置させることによってシャフト325の直径を小さくさせ得る。これによって、全体的なベアリングアセンブリの体積を減少させテープレコーダの小型化といった時代の流れに足合せることができる。さらに、上下部ベアリング314、316及びシャフト325に残留応力が少ないため長時間テープレコーダを使用してもヘッドドラムの磁気ヘッドの段差変化が生じない。
 図10ないし図14は、本発明の第3の実施例にかかるヘッドドラム組立体の組立方法を説明するための図である。本発明にかかるテープレコーダのヘッドドラム組立体の組立方法は、先ず図10に示されている矢印322のように、シャフト325の下部ベアリング316をシャフト325の下端部において上方向に嵌める。即ち、J部分の軸直径は下部ベアリング316の内径より小さいので、前記J部分においては下部ベアリング316が簡単にすべりながら挿入され、A部分では摺動されて挿入される。前記B部分においては下部ベアリング316の内径より軸直径が若干大きいので下部ベアリング316は押入され一側終端が第4の溝329に至るように設けられる。
 それから、図11のように、シャフト325の上端で下方向にばね320を挿入する。この際に下部ベアリング316の外輪319に形成された溝316aにばね320の終端を挿入させる。
 その後、シャフト325の上端において下方向に上部ベアリング314を嵌める。即ち、K部分の軸直径は上部ベアリング314の内径より小さいので、上部ベアリング314が簡単にすべりながら挿入され、C部分では摺動されて挿入される。そして、前記D部分では上部ベアリング314の内径より軸直径が若干大きいので上部ベアリング314が押入され一側終端が第1の溝326に至るよう設けられる(図9参照)。この際、ばね320によって上下部ベアリング314、316の外輪319に予圧がかかる(図9参照)。
 それから、図12のように、上部ドラム336に熱を加えて前記ベアリングアセンブリを上部ドラム336の内径に上方向から下方向に押入する。この時、下部ベアリング316の外径は上部ドラム336の内径より若干小さいので摺動され挿入される。上部ベアリング314の外径は上部ドラム336の内径より若干大きいので上部ドラム336の内径部位に熱を加えた後押入して固定する。
 それから、上部ドラム336の上部で空気を吹き込んで加熱されている上部ドラム336の上部を冷却させ、上部ドラム336の下部は前記上部の冷却後に時間をおいて冷却させる。
 それから、下部ベアリング316の外輪319と上部ドラム336との間でボンドを塗布し約60ないし80度の高温で加熱した後、前記温度を約2時間ないし6時間維持させてから再び常温に冷却させるアニーリング熱処理を実施する。このようなアニーリングの実施により下部ベアリング316の外輪319と上部ドラム336との間に塗布されたボンドが広がって堅固に固定させ得る。
 それから、図13のように、上部ドラム336の下端部に磁気ヘッド340を組立・調整し、上部ドラム336の上端部にはロータリトランス339をボンディングした後、磁気ヘッド340とロータリトランス339のコイルを連結する。
 それから、上部ドラム336の下端部にモータードラムロータ341をボンディンし、シャフト325を掴んで、ステーター342がボンディングされている下部ドラム338に押入する(図7参照)。
 前述のような方法でヘッドドラム組立体を組立する場合、上部ベアリング314のみ上部ドラム336に押入し、下部ベアリング316はすべるように容易に挿入されてからボンドで塗布されるのでヘッドドラム組立体の組立が容易になり、ベアリング314、316の損傷を減少させることができる。
 さらに、前述のように、熱処理が行われるので高温で熱変形によって上部ドラム336のヘッドの段差変化が発生されるのが防止できる。
 図14は、前述した本発明に係るヘッドドラム組立体の一部を拡大した断面図であり、上下部ベアリング314、316にかかる予圧の方向が示されている。つまり、上部ベアリング314と下部ベアリング316との間に弾性体であるコイルばね320が挿入されており、コイルばね320は上下部ベアリング314、316の外輪319に形成された溝316aに終端が挿入され、図面に示された矢印345方向に予圧をかけている。
 このような方向で予圧が作用することによって、回転される上下部ベアリング314、316の外輪319とボール317間の接触面積が小さくなり、固定されている上下部ベアリング314、316の内輪318及びシャフト325と回転される上部ドラム336及び上下部ベアリング314、316の外輪319との間の干渉が少なくなって揺れや不安定性が緩和されると共にヘッドドラムアセンブリの組立精密度が高くなる。
 従って、前述した本発明によるテープレコーダのヘッドドラム組立体によれば、シャフトの形状を上端部と下端部に深さの異なる溝を形成することによって、残留応力が小さくなり長時間テープレコーダを使用してもヘッドドラムの磁気ヘッドの段差変化が生じる可能性が低くなる。
 そして、本発明はシャフトに直接ベアリングボールを挿入する構成ではなく、ベアリングの内輪がシャフトに押入されるのでシャフトの体積を小さくしヘッドドラム組立体をコンパクトに構成できる。さらに、コイルばねがベアリングの外輪に予圧を加圧することにより長時間使っても組立精密度が劣化しない。
 本発明によるヘッドドラム組立体の組立方法によれば、ベアリングアセンブリを上部ドラムに組立する時、下部ベアリングはすべるようスムズに挿入され、上部ベアリングのみ押入させることによって、ヘッドドラム組立体の組立が容易になり、また組立時にベアリング及び軸の損傷を減少させる効果もあってノイズが減少するという長所をもつ。
 さらに、本発明によるヘッドドラム組立体の組立方法によれば、ベアリングをシャフトに押入する時やベアリングアセンブリを上部ドラムに押入する時、発生される残留応力が少なくなるので時効硬化と温度変化による変形による上下部ドラムの組立精密度が低下される恐れが少ない。またユーザがどこで製品を使うか(暑い赤道地方や寒い高山地帯、南北極にて使用する時)といった環境による品質の低下が少ない。
 図15は本発明にかかるベアリングアセンブリを示したもので、同図を参照すると本発明によるベアリングアセンブリは中心軸425、上部ベアリング414、下部ベアリング416、及びばね420を含む。
 ばね420は、弾性力を有する弾性体の一実施例であって、ばね420以外にも予圧を加えることができるどのような弾性体にも適用できる。さらに、ばね420の終端は上下部ベアリング414、416の外輪419に形成されている溝435に挿入され、上下部ベアリング414、416の外輪419に予圧を加えるよう構成される。
 中心軸425には、上部と下部にそれぞれ3つの溝が形成されている。上部には、第1の溝426、第2の溝427、第3の溝428が形成されており、下部には第4の溝429、第5の溝430、第6の溝431が設けられる。
 第1の溝426は第2の溝427より深く、第2の溝427は第3の溝428より深く形成されている。そして、第4の溝429は第5の溝430より深く、第5の溝430は第6の溝431より深く形成されている。特に、第1の溝426と第4の溝429、第2の溝427と第5の溝430、第3の溝428と第6の溝431の深さは同一に形成することが好ましい。
 溝(426ないし431)は、一定の間隔を置いて形成されており、図15のように、第1溝426から第2溝427までの距離をCとし、第2溝427から第3溝428までの距離をDとし、第1溝426から第3溝428までの距離をHとすると、各溝間の距離はH>C>Dの順に構成される。特に、Cは6H/11ないし2H/3の範囲にあることが好ましい。
 さらに、第4の溝429から第5の溝430までの距離をBとし、第5の溝430から第6の溝431までの距離をAとし、第4の溝429から第6の溝431までの距離をFとすると、各溝間の距離はF>B>Aの順になるよう構成されている。特に、Bは6F/11ないし2F/3の範囲にあることが好ましい。
 本実施例において、第1溝426から第2溝427までの部分の軸直径は、上部ベアリング414の内径より若干大きく形成し、第2溝427から第3溝428までの部分の軸直径は上部ベアリング414の内径より若干小さく形成する。また、第3溝428から中心軸425の上端までの上部(K)の軸直径は、第2溝427から第3溝428までの軸直径よりさらに小さく構成している。
 一方、第4溝429から第5溝430までの軸直径は、下部ベアリング416の内径より若干大きく形成し、第5溝430から第6溝431までの部分の軸直径は、下部ベアリング416の内径より若干小さく形成する。さらに、第6溝431から前記中心軸の下端までの軸直径(J)は、第5溝430から第6溝431までの軸直径よりさらに小さく構成している。
 特に、中心軸425の上部ベアリング414が押入される中心軸425の上部及び下部ベアリングが押入される中心軸425の下部の構成が同一になるようにした。つまり、第1の溝426と第4の溝429、第2の溝427と第5の溝430、第3の溝428と第6の溝431の深さは同一に形成した。さらに、溝(426ないし431)との間の距離及び軸直径においてもJ=K、A=D、B=C、F=Hを満たすよう形成した。
 本実施例において、上下部ベアリング414、416はローリングベアリングであり、内輪418と外輪419との間に設けられるボール及びリテーナ(図示せず)を含む。しかし、上下部ベアリング414、416は、ローリングベアリング以外にも種々のベアリングが用いられる。
 上部ベアリング414は、中心軸425の上端で下方向に押入され一側の終端が第1の溝426に至るよう設けられる。さらに、下部ベアリング416は、中心軸425の下端で上方向に一側の終端が第4の溝(429)に至るよう設けられる。そして、上部ベアリング414と下部ベアリング416との間にばね420が装着される。ばね420は、上下部ベアリング414、416の外輪419に予圧を加える。
 図16は、前述した本発明によるベアリングアセンブリにかかる応力を概略的に図示した図であり、下部ベアリング416と上部ベアリング414に作用される残留応力が同一な形状であるため、図では下部ベアリング416だけに作用する残留応力のみを示した。同図から分かるように、中心軸425の下端から第6の溝431までの距離Jは、下部ベアリング416の内径より軸直径が小さいので下部ベアリング416を挿入しても何の応力も発生しない。しかし、中心軸425の第5の溝430から第6の溝431までの距離Aは、下部ベアリング416の内径より軸直径がほぼ同一で若干小さく構成されているので下部ベアリング416が押入された後に、図のように、僅かな残留応力が存在する。
 中心軸425の第4の溝429から第5の溝430までの距離Bの軸直径は下部ベアリング416の内径より大きいので、実際に押入される部分である。相当な圧力を加えてこの部分に下部ベアリング416を下方向から上方向に押入するため中心軸425の内部から押す残留応力と、押入される逆方向である上方向から下方向に押す残留応力とが発生する。
 しかし、同図から見られるように、下部ベアリング416の上側終端が第4の溝429に位置するよう設けられるので中心軸425の内部で発生される上方向から下方向に押そうとする残留応力は相殺される。即ち、図1Bに図示された従来のベアリングアセンブリのように下方向に押す応力が存在するためには、下部ベアリング416の上端が中心軸425と接触されていなければならない。しかし本発明では、軸に第4の溝429が形成されているのでこのような残留応力を遮断できる効果が得られる。
 上部ベアリング414の場合も同様である。即ち、第1の溝426に上部ベアリング414の下端が位置するように設け、中心軸425の内部で下方向から上方向に押す残留応力は存在しない。
 このように構成された本発明のベアリングアセンブリは、前述したように、
上下部ベアリング414、416を押入する時、実質的に上下部ベアリング414、416を中心軸425に加圧して押入する部分は、図15に図示された中心軸のB及びC部分だけであり、その他の部分は圧力を加えず摺動されて挿入される。従って、上下部ベアリング414、416に作用する残留応力を最小化することがきで、長時間使っても熱変形が生じる恐れがあまりない。
 さらに、中心軸425のJ、K、A、D部分(図15参照)の軸直径を上下部ベアリング414、416の内径より小さく構成することによって、上下部ベアリング414、416の組立が容易になり、組立時にベアリング414、416及び中心軸425の損傷を減少させ得る。
 以上のような本発明のベアリングアセンブリの実施例によれば、ベアリングの組立が容易で、組立時にベアリング及び中心軸の損傷を減少させることができる。
 さらに、本発明はベアリング及び中心軸に残留応力が少ないので本発明のベアリングアセンブリを長時間使っても高温による熱変形の恐れが少なく、上下部ベアリングの組立位置が変化する恐れが少ない。
 図17は、本発明の第4の実施例にかかるテープレコーダのヘッドドラム組立体を概略的に示す断面図であり、図面符号510は回転ドラム、520は固定ドラム、530は回転シャフト、540及び550はそれぞれ上下部ベアリング、560は圧縮コイルばね、500はヘッドドラム組立体、610はブッシングをそれぞれ示す。
 図17のように、本発明の第4の実施例によるテープレコーダのヘッドドラム組立体500は、走行する磁気テープをスキャーニングして情報を記録/再生するための磁気ヘッド(h)を回転自在な状態に支持する回転ドラム510と、回転ドラム510の軸穴に結合された回転シャフト530の下方に並んでいる状態で押入される固定ドラム520と、回転ドラム510と回転シャフト530との間で上下に配される上部ベアリング540と下部ベアリング550と、上部ベアリング540及び下部ベアリング550それぞれに予圧を印加する予圧手段560、及び上部ベアリング540の押入時にその位置を決定するブッシング610を含む。
 ブッシング610は、回転シャフト530に所定の位置まで押入され、上部ベアリング540が回転シャフト530に押入される位置を決める。このようにブッシング610は、上部ベアリング540の内輪540bを支持し上部ベアリング540の位置を決めるだけではなく、その押入位置でストッパーの役割も果たす。このようなブッシング610は、回転シャフト530の直径より大きく形成され押入が円滑に行なわせるのが好ましく、さらに、押入後に回転シャフト530にボンディング結合され固定されることが好ましい。
 前述のようにボンディング固定されたブッシング610によってヘッドドラム組立体500が作動時に発生される高温若しくは振動下でも上部ベアリング540の内輪540bを支持し、上部ベアリング540の位置は変わらず初期位置が維持できる。
 一方、予圧手段560は回転シャフト530の外周面の周りに位置され、ブッシング610と下部ベアリング550との間に設けられるブッシング610を上方に加圧する。従って、上部ベアリング540に予圧を印加する。これと同時に下部ベアリング550を下方に加圧しその予圧を印加する。このような予圧手段560は弾性体を含み、圧縮コイルで構成され得る。しかし、このような弾性体は圧縮コイルばねに限らず、上部ベアリング540及び下部ベアリング550に予圧を印加できるものであれば、多様な形態の弾性体を利用しても良い。
 以下、図18Aないし図18Gを参照しながら本発明の実施例によるテープレコーダのヘッドドラム組立体500の製造工程を説明する。
 先ず、図18Aのように、回転シャフト530の上側から下方に向かう加圧力でブッシング610を所定の位置まで押入する。この際、ブッシング610が所定の位置まで押入されれば加圧力を解消しその以上に押入しない。尚、ブッシング610は回転シャフト530とボンディング結合され固定される。
 その後、上部ベアリング540を、ブッシング610の上部面によって支持されるよう回転シャフト530に押入する。かかるブッシング610は前述のように上部ベアリング540の押入時にその押入される位置を決めるだけでなくストッパーの役割も果たす。
 上部ベアリング540が押入された後、回転シャフト530の下方から回転ドラム510を押入し、上部ベアリング540が回転ドラム510と回転シャフト530に介在されるようにする。
 前述のように、押入された上部ベアリング540は、その内輪540b側は回転シャフト530に押入され、その外輪540a側は回転ドラム510に押入されて回転ドラム510の回転時にその回転を支持する。
 このように回転ドラム510が押入された後、回転シャフト530の下方から予圧手段560、つまり本発明によれば圧縮コイルばね560が回転シャフト530の外周面の周りに位置するよう設けられる。
 その後、下部ベアリング550が回転シャフト530の下方から押入された後、圧縮コイルばね560を加圧しながら回転ドラム510の下側内周面に押入される。このような下部ベアリング550とその内輪550b側は回転シャフト530に押入され、その外輪550a側は回転ドラム510の下側内周面に押入されて回転ドラム510の高速回転時に上部ベアリング540のようにその回転を支持する。
従来のテープレコーダのヘッドドラム組立体の一例を概略的に示す一部切除断面図である。 従来のテープレコーダのヘッドドラム組立体に設けられるベアリングアセンブリに残留応力が作用する状態を示す概略図である。 従来のテープレコーダのヘッドドラム組立体の他の例を概略的に示す断面図である。 本発明の第1の実施例にかかるテープレコーダのヘッドドラム組立体を概略的に示す断面図である。 本発明の第1の実施例にかかるヘッドドラム組立体のベアリング予圧方法を詳細に説明するためにその組立過程を示す概略的な断面図である。 本発明の第1の実施例にかかるヘッドドラム組立体のベアリング予圧方法を詳細に説明するためにその組立過程を示す概略的な断面図である。 本発明の第1の実施例にかかるヘッドドラム組立体のベアリング予圧方法を詳細に説明するためにその組立過程を示す概略的な断面図である。 本発明の第1の実施例にかかるヘッドドラム組立体のベアリング予圧方法を詳細に説明するためにその組立過程を示す概略的な断面図である。 本発明の第2の実施例にかかるテープレコーダのヘッドドラム組立体を概略的に示す分離斜視図である。 図4に示された本発明の第2の実施例にかかるテープレコーダのヘッドドラム組立体を概略的に示す結合断面図である。 本発明の第2の実施例にかかるヘッドドラム組立体のベアリング予圧方法を説明するためにその組立過程を示す概略的な断面図である。 本発明の第2の実施例にかかるヘッドドラム組立体のベアリング予圧方法を説明するためにその組立過程を示す概略的な断面図である。 本発明の第2の実施例にかかるヘッドドラム組立体のベアリング予圧方法を説明するためにその組立過程を示す概略的な断面図である。 本発明の第2の実施例にかかるヘッドドラム組立体のベアリング予圧方法を説明するためにその組立過程を示す概略的な断面図である。 本発明の第3の実施例にかかるテープレコーダのヘッドドラム組立体を示す断面図である。 図7に示されたヘッドドラム組立体のシャフトを拡大図示する断面図である。 図7に示されたヘッドドラム組立体のベアリングアセンブリを示す断面図である。 本発明の第3の実施例にかかるヘッドドラム組立体のベアリングアセンブリ組立方法を説明するための図で、シャフトに下部べアリングが押入された状態を説明する断面図である。 本発明の第3の実施例にかかるヘッドドラム組立体のベアリングアセンブリ組立方法を説明するための図で、シャフトに下部ベアリングが押入されてからコイルばねが挿入された状態を示す図である。 本発明の第3の実施例にかかるヘッドドラム組立体のベアリングアセンブリ組立方法を説明するための図で、ベアリングアセンブリを上部ドラムに押入した状態を示す図である。 本発明の第3の実施例にかかるヘッドドラム組立体のベアリングアセンブリ組立方法を説明するための図で、上部ベアリングにモータードラムロータ、磁気ヘッド、ロータリトランスなどが組立された状態を示す図である。 本発明の第3の実施例にかかるヘッドドラム組立体のベアリングアセンブリ組立方法を説明するための図で、本発明の第3の実施例にかかるヘッドドラム組立体の上下部ベアリングにかかる予圧の方向を説明するための図である。 本発明に係るベアリングアセンブリの一実施例を示す断面図である。 図15に示される本発明のベアリングアセンブリを示す図であって、下部ベアリングに作用する残留応力を概略的に示す図である。 本発明の第4の実施例にかかるテープレコーダのヘッドドラム組立体を概略的に示す断面図である。 図17に示されるヘッドドラム組立体の製造工程を説明するための図である。 図17に示されるヘッドドラム組立体の製造工程を説明するための図である。 図17に示されるヘッドドラム組立体の製造工程を説明するための図である。 図17に示されるヘッドドラム組立体の製造工程を説明するための図である。 図17に示されるヘッドドラム組立体の製造工程を説明するための図である。 図17に示されるヘッドドラム組立体の製造工程を説明するための図である。 図17に示されるヘッドドラム組立体の製造工程を説明するための図である。
符号の説明
100、200、500 ヘッドドラム組立体
110、210、510 回転ドラム
111、112 凹み溝
120、220、520 固定ドラム
130、240、325、530 シャフト
131 支持溝
140、250、314、414、540 上部ベアリング
141、151、251、261、318、418、540b、550b ベアリング内輪
142、152、252、262、319、419、540a、550a ベアリング外輪
150、260、316、416、550 下部ベアリング
160、270、560 弾性体(予圧手段)
211 モーターロータ
230 ドラムカバー
231、232、339 ロータリトランス
316a 溝
317 ボール
320 ばね
326、426 第1の溝
327、427 第2の溝
328、428 第3の溝
329、429 第4の溝
330、430 第5の溝
331、431 第6の溝
335 ベアリングアセンブリ
337 カバードラム
340 磁気ヘッド
341 モータードラムロータ
342 ステーター
425 中心軸
530 回転シャフト
610 ブッシング

Claims (16)

  1.  シャフトに上下併設に配置されるように結合される回転ドラム及び固定ドラムと、前記回転ドラムと前記シャフトとの間で上下に配設されるように設けられる上部ベアリング及び下部ベアリングと、前記上部ベアリングと下部ベアリングにそれぞれ予圧を印加するための予圧手段と、を含むテープレコーダのヘッドドラム組立体において、
     前記予圧手段は、
     前記シャフトの外周面の周りに位置するように前記固定ドラムの軸溝上に設けられ、前記下部ベアリングの内輪を上方に加圧するように設けられる弾性体を含むことを特徴とするテープレコーダのヘッドドラム組立体。
  2.  前記弾性体は、圧縮コイルばねであることを特徴とする請求項1に記載のテープレコーダのヘッドドラム組立体。
  3.  前記上部ベアリングの内輪の直径は、前記シャフトの直径より大直径であることを特徴とする請求項1に記載のテープレコーダのヘッドドラム組立体。
  4.  前記下部ベアリングの内輪直径は、前記シャフトの直径より大直径であることを特徴とする請求項1に記載のテープレコーダのヘッドドラム組立体。
  5.  前記下部ベアリングの内輪は、前記シャフトとボンディング結合されることを特徴とする請求項1に記載のテープレコーダのヘッドドラム組立体。
  6.  シャフトに上下併設に配置されるよう結合される回転ドラム及び固定ドラムと、前記回転ドラムと前記シャフトとの間で上下に配設される上部ベアリング及び下部ベアリングとにそれぞれ予圧を印加するためのテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法において、
     前記上部ベアリングの内輪が前記シャフトの外周面に密着して上方に加圧されるよう上方から下方に押入するステップと、前記上部ベアリングの外輪が前記回転ドラムの上面中央部に形成された凹み溝の内周面に密着して上方に加圧されるよう上方から下方に押入するステップと、により前記上部ベアリングに予圧を印加することを特徴とするテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法。
  7.  シャフトに上下併設に位置されるように結合される回転ドラム及び固定ドラムと、前記回転ドラムと前記シャフトとの間で上下に配設される上部ベアリング及び下部ベアリングとにそれぞれ予圧を印加するためのテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法において、
     前記下部ベアリングの外輪が前記回転ドラムの底面中央部に形成された凹み溝の内周面に密着して下方に加圧されるよう下方から上方に押入すると同時に、前記下部ベアリングの内輪は前記シャフトの外周面に沿って摺動されるよう結合するステップと、前記固定ドラム上に支持されるよう弾性体を設け、該弾性体が前記下部ベアリングの内輪を上方に加圧するよう前記固定ドラムを前記シャフトに押入するステップと、を含んで前記下部ベアリングに予圧を印加することを特徴とするテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法。
  8.  シャフトに上下併設に配置するよう結合される回転ドラム及び固定ドラムと、前記回転ドラムと前記シャフトとの間で上下に配設される上部ベアリング及び下部ベアリングとにそれぞれ予圧を印加するためのテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法において、
     前記上部ベアリングの内輪が前記シャフトの外周面に密着して上方に加圧されるよう上方から下方に押入するステップと、前記上部ベアリングの外輪が前記回転ドラムの上面中央部に形成された凹み溝の内周面に密着して上方に加圧されるよう上方から下方に押入するステップと、を含んで前記上部ベアリングに予圧を印加し、前記下部ベアリングの外輪が前記回転ドラムの低面中央部に形成された凹み溝の内周面に密着して下方に加圧されるよう下方から上方に押入すると同時に、前記下部ベアリングの内輪は前記シャフトの外周面に沿って摺動されるよう結合するステップと、前記固定ドラム上に支持されるよう弾性体を設け、該弾性体が前記下部ベアリングの内輪を上方に加圧するよう前記固定ドラムを前記シャフトに押入するステップと、を含んで前記下部ベアリングに予圧を印加することを特徴とするテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法。
  9.  前記弾性体は、圧縮コイルばねであることを特徴とする請求項7に記載のテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法。
  10.  前記弾性体は、圧縮コイルばねであることを特徴とする請求項8に記載のテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法。
  11.  前記上部ベアリングの内輪直径は、前記シャフトの直径より大直径であることを特徴とする請求項7に記載のテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法。
  12.  前記上部ベアリングの内輪直径は、前記シャフトの直径より大直径であることを特徴とする請求項8に記載のテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法。
  13.  前記下部ベアリングの内輪と前記シャフトとをボンディングするステップを更に含むことを特徴とする請求項7に記載のテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法。
  14.  前記下部ベアリングの内輪直径は、前記シャフトの直径より大直径であることを特徴とする請求項8に記載のテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法。
  15.  前記下部ベアリングの内輪と前記シャフトとをボンディングするステップを更に含むことを特徴とする請求項8に記載のテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法。
  16.  前記下部ベアリングの内輪と前記シャフトとをボンディングするステップを更に含むことを特徴とする請求項8に記載のテープレコーダのヘッドドラムベアリングの予圧方法。
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