JP2004133183A - 光ファイバテープ心線 - Google Patents
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Abstract
【課題】一方の端部に配列ピッチが125μm近くの光ファイバアレイ又は光コネクタを、他方の端部に配列ピッチが250μm前後の光ファイバアレイの光コネクタを、単心化することなく取付けることができる光ファイバテープ心線を提供する。
【解決手段】複数本の光ファイバ11を平面上に並べた光ファイバテープ心線10であって、前記光ファイバ11のコアピッチが126μm〜131μmの範囲Aとコアピッチが235μm〜265μmの範囲Bとを、任意の周期で交互に形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】複数本の光ファイバ11を平面上に並べた光ファイバテープ心線10であって、前記光ファイバ11のコアピッチが126μm〜131μmの範囲Aとコアピッチが235μm〜265μmの範囲Bとを、任意の周期で交互に形成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光導波路等に光ファイバアレイ又は多心光コネクタを介して接続するのに用いる光ファイバテープ心線に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の光通信の進展に伴い、光導波路、光部品の高集積化と小型化が要求されている。これに伴い、光ファイバによる光接続において、多心の光ファイバテープ心線を用い、光ファイバのコアピッチ(光ファイバ中心間の距離)を狭めた高密度の接続が行なわれている。また、光ファイバテープ心線には、通常、外径125μmのガラスファイバ外周に、外径250μmの素線被覆を施した複数本の光ファイバ素線を、共通被覆で一括してテープ状としたものが用いられている。したがって、光ファイバ素線を隙間なく並べたとしても、光ファイバテープ心線のコアピッチは250μmとなる。
【0003】
一方、光導波路は、光ファイバのガラスファイバ外径125μmに等しいピッチで、導波路を形成することが可能となっている。このため、光導波路と光ファイバとを接続するのに用いられる光ファイバアレイ又は多心光コネクタのコア配列ピッチを光導波路と同じにする必要がある。また、光ファイバテープ心線側の取付端部分も、コアピッチを250μmから125μm近くまで縮小する必要がある。
【0004】
光ファイバテープ心線のコアピッチを縮小するのに、一般に、光ファイバテープ心線端部の被覆を所定長さだけ除去して単心の光ファイバに分離し、この後、各光ファイバを曲げて物理的にコアピッチを狭める方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。光ファイバを曲げてコアピッチを変更する場合、曲げによる損失増加を避けるために被覆除去長をある程度長くする必要がある。
【0005】
光ファイバテープ心線の心線数が多くなるほど、外側の光ファイバの曲げ量が大きくなるため、被覆除去長も長くなり、光導波路、光部品の高集積化と小型化を妨げることになる。また、光ファイバテープ心線の各光ファイバは、曲げ量が均一でないため、光ファイバ先端の位置が不揃いとなる。したがって、コアピッチを縮小した状態にしてから取付け端部を揃えて、ファイバカットを行なう必要があり作業性がよくない。
【0006】
以上のような問題を回避し、125μm近くのコアピッチを得る方法として、2本の光ファイバテープ心線を上下に重ねて使用する方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。図7はこの方法を説明する概略図で、図中、1a,1bは光ファイバテープ心線、2a,2bはガラスファイバ、3は素線被覆、4は共通被覆、5は光ファイバアレイ基板、5aはV溝、6は蓋板を示す。
【0007】
図7に示すように、共通被覆4とともに素線被覆3を除去した2本の光ファイバテープ心線1a,1bを上下に重ねる。被覆が除去されて露出されたガラスファイバ2a,2bを、上下の光ファイバテープ心線1a,1bで互いに入れ違いにして、一列になるように揃える。ガラスファイバ2a,2bは、多心光コネクタ基板又は光ファイバアレイ基板5のV溝に入れ、蓋板6で押えるとともにV溝内に接着剤を付与して固定する。
【0008】
この構成で、光ファイバテープ心線1a,1bのコアピッチが250μmであるとすれば、上下2列の光ファイバを一列にすることにより、ガラスファイバ2a,2bが密着状態で並べられ、その光ファイバのコアピッチは125μmとなり、高配列密度の光ファイバアレイ又は多心光コネクタを形成することができる。また、光ファイバの心線数が多くなっても中央の光ファイバと両側の光ファイバで曲げ状態が均一であり、被覆除去長を一定とすることができ、ファイバカットも光ファイバを一列に揃えてから行なうという必要もなくなる。
【0009】
【特許文献1】
特開平9−297250号公報
【特許文献2】
特開平10−96836号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図7の構成においても、上下のガラスファイバ2a,2bの中心を、2本の光ファイバテープ心線1a,1bの重ね合わせ面の位置まで変位させる必要がある。これは素線被覆3と共通被覆4の厚さ相当分の曲げが必要で、この曲げによる損失増加を避けるために被覆除去長Lをある程度大きくする必要があり、光導波路、光部品の高集積化と小型化を妨げている。また、隣接するガラスファイバ2a,2b同士が交差状態となるので、この交差部分で振動等により互いにこすれ合って表面に傷が生じ易くなるという問題がある。
【0011】
そこで、光ファイバテープ心線のコアピッチを、光ファイバアレイの配列ピッチ(例えば、125μmに近いピッチ)に近くなるように形成することが考えられる。しかし、光ファイバテープ心線の両端に、配列ピッチが同じ光ファイバアレイを取付ける場合はよいが、他方の端部に通常の250μmピッチの光ファイバアレイや光コネクタ等を取付けるような場合がある。
【0012】
このような場合は、例えば、コアピッチの小さい光ファイバテープ心線を光ファイバアレイに取付けた後、他方の端部側を単心に分岐して一本ずつコアピッチの大きい光コネクタ等に取付ける。その他、コアピッチの小さい光ファイバテープ心線の一方の端部に光ファイバアレイを取付け、250μmピッチの光ファイバテープ心線の一方の端部に光コネクタ等を取付け、双方の光ファイバテープ心線の他方の端部同士を単心化して、一本ずつ融着接続する方法も考えられる。しかし、何れも煩雑な作業となり、現実的ではない。
【0013】
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、一方の端部に配列ピッチが125μm近くの光ファイバアレイ又は光コネクタを、他方の端部に配列ピッチが250μm前後の光ファイバアレイの光コネクタを、単心化することなく取付けることができる光ファイバテープ心線を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明による光ファイバテープ心線は、複数本の光ファイバを平面上に並べた光ファイバテープ心線であって、光ファイバのコアピッチが126μm〜131μmの範囲と235μm〜265μmの範囲とを、任意の周期で交互に形成するようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1及び図2により本発明の実施の形態を説明する。図1は光ファイバテープ心線の概略を説明する図、図2は光ファイバテープ心線の使用形態を説明する図である。図中、10は光ファイバテープ心線、11は光ファイバ素線、12は共通被覆、13は125μmピッチの光ファイバアレイ、14は250μmピッチの光コネクタを示す。
【0016】
図1に示すように、本発明による光ファイバテープ心線10は、光ファイバ素線11のコアピッチ(光ファイバ素線中心間の距離)が異なるA領域とB領域とを交互に形成して構成される。A領域はコアピッチが126μm〜131μmであり、B領域はコアピッチが235μm〜265μmとする。コアピッチが小さいA領域と、コアピッチが大きいB領域との間は、スムーズなピッチの変換が行なわれる領域としてのC領域が存在する。A領域とB領域のそれぞれの長さは任意であり、また、変化周期Pも任意に設定することができるが、50mm〜1000mm位の周期で形成されるのが望ましい。
【0017】
本発明に用いられる光ファイバ素線11は、ガラスファイバ外径が通常のシングルモードファイバで125μm以下であり、素線被覆が施されたものが用いられる。ガラスファイバ外径が125μmの場合、コアピッチを126μm〜131μmとするには、素線被覆の厚さが3μm以下で形成されている必要がある。光ファイバの素線被覆を薄く形成するには、種々の方法が知られているが、例えば、特開昭59−116145号公報で、スプレー方式で3μm以下の光ファイバの素線被覆を形成する方法が開示されている。なお、ガラスファイバ外径が125μm未満で素線被覆を厚く形成できる場合は、通常の被覆塗布用のダイス等を用いることもできる。
【0018】
本発明は、上述のような方法で形成された外径が126μm〜131μmの光ファイバ素線11を平面上に複数本並べ、コアピッチが126μm〜131μmの範囲と235μm〜265μmの範囲を交互に形成し、共通被覆12で一体化してテープ状の光ファイバテープ心線としたものである。
【0019】
図2は、上述した光ファイバテープ心線10に、導波路の配列ピッチが125μmの光ファイバアレイ13と、光ファイバ孔ピッチが250μmの光コネクタ14(又は光ファイバアレイ)を取付けた例を示す図である。図1の連続形成された長尺の光ファイバテープ心線10から、一方の端部をA領域でカットし、他方の端部をB領域でカットして短尺の光ファイバテープ心線を切り出す。A領域でカットされた端部は、光ファイバのコアピッチが126μm〜131μmとなり、B領域でカットされた端部はコアピッチが235μm〜265μmとなっている。
【0020】
125μmピッチの光ファイバアレイ13に対しては、A領域でカットされた端部を取付ける。この場合、光ファイバテープ心線端部の共通被覆12と素線被覆を除去するだけで、光ファイバを曲げることなく直線状の形で光ファイバアレイ13に取付けることができる。また、250μmピッチの光コネクタ14に対しては、B領域でカットされた端部を取付ける。この場合も、同様に光ファイバテープ心線端部の共通被覆12と素線被覆を除去するだけで、光ファイバを曲げることなく直線状の形で光ファイバアレイ13に取付けることができる。
【0021】
なお、光ファイバ心線の両側に125μmピッチの光ファイバアレイ13を取付ける場合は、光ファイバ心線の両端がA領域となるようにカットすればよい。また、光ファイバ心線の両側に250μmピッチの光コネクタ14(又は光ファイバアレイ)を取付ける場合は、光ファイバ心線の両端がB領域となるようにカットすればよい。以上、何れの形態においても、光ファイバ心線の端部の被覆を除去するだけで、コアピッチを変えることなく取付けることができるので、作業性は極めてよく、また、曲がりがないため損失増加も生じない。
【0022】
図3〜図5は、光ファイバ素線11をテープ化する被覆装置の例を示す図である。図3(A)及び図3(B)は製造装置の横断面を示す図、図4は図3(A)のa−a部分断面を示す図、図5は図3(B)のb−b部分断面を示す図、図6は図3のc−c方向から見た図である。図中、15は本体部、15aは樹脂溜、15bは通線路、15c,15dは調整部材挿通孔、16はダイス部材、17は被覆樹脂材、18,19はコアピッチ調整部材、20はダイス孔調整部材、21はダイス孔を示す。その他の符号は、図1に用いたのと同じ符号を用いることにより説明を省略する。
【0023】
被覆装置は、本体部15の先端部にダイス部材16を取付け、樹脂溜15aに被覆樹脂材17を供給して構成される。本体部15の中心部を貫通する通線路15bに、複数本の光ファイバ素線11を一列に集線して走行させ、樹脂溜15aから供給される被覆樹脂材17を、ダイス部材16により所定の形状で成形して共通被覆12を形成する。被覆樹脂材17は、従来用いられているのと同様な紫外線硬化型樹脂が用いられる。
【0024】
図3(A)及び図4に示すように、樹脂溜15aの手前部分で複数本の光ファイバ素線11のコアピッチを調整するコアピッチ調整部材18が配されている。このコアピッチ調整部材18は、通線路15bの両側に設けられた挿通孔15cに移動可能に配され、光ファイバ素線11のコアピッチの調整を行なう。例えば、図4(A)のようにコアピッチ調整部材18が挿通孔15cに押し込まれた状態では、光ファイバ素線11は互いに密着状態にされ、コアピッチは126μm近くにされる。図4(B)のようにコアピッチ調整部材18が外方に引かれている状態では、光ファイバ素線11のコアピッチは250μm前後に拡げられる。
【0025】
また、図3(B)及び図5に示すように、樹脂溜15aの手前部分で複数本の光ファイバ素線11のコアピッチを調整するコアピッチ調整部材19が配されている。このコアピッチ調整部材19は、通線路15bの上方に設けられた挿通孔15dに移動可能に配され、光ファイバ素線11のコアピッチの調整を行なう。コアピッチ調整部材19は、例えば、複数の針状のピン部材19aを扇上に並べ、先端側を狭め上部側を開いた形状とされている。
【0026】
図5(A)のようにコアピッチ調整部材19が上方に移動している状態では、光ファイバ素線11は互いに密着状態となりコアピッチは126μm近くになっている。コアピッチ調整部材19が図5(B)のように挿通孔15d内に押し込まれた状態では、ピン部材19aが光ファイバ素線11間に割り込んで、光ファイバ素線11のコアピッチは250μm前後に拡げられる。
【0027】
図6は、図3で示した被覆装置のダイス部材を説明する図で、正面のc−c方向から見た状態を示す。複数本の光ファイバ素線11は、ダイス孔21を通過することにより平面上に並べられると共に、所定の厚みの共通被覆12により一体化される。ダイス部材16は、被覆装置の本体部15の先端側に配置され、ダイス孔21の横幅をダイス孔調整部材20により調整されるように構成されている。
【0028】
図6(A)に示すように、ダイス孔調整部材20が内側に押し込まれた状態でダイス孔21の横幅が狭められ、ダイス孔21を通過する複数本の光ファイバ素線11は互いに密接する状態で被覆が施される。図6(B)に示すように、ダイス孔調整部材20が外方に引き出された状態でダイス孔21の横幅が拡げられ、ダイス孔21を通過する複数本の光ファイバ素線11は互いに離れた状態のコアピッチで被覆が施される。
【0029】
ダイス孔調整部材20の駆動は、図4又は図5のコアピッチ調整部材18又は19の駆動に同期させて行なわれる。すなわち、光ファイバ素線11のコアピッチを126μm〜131μmにしてテープ状に一体化する場合は、図4の例では図4(A)のように、コアピッチ調整部材18を挿通孔15cに押し込んだ状態とし、複数本の光ファイバ素線11を互いに密接状態とする。この操作と同期させてダイス部材16のダイス孔21を、図6(A)に示すように、ダイス孔調整部材20を押し込んで狭め、複数本の光ファイバ素線11を互いに密接状態にして被覆成形する。図5の例では図5(A)のように、コアピッチ調整部材19を挿通孔15dから外方に引き出した状態とし、複数本の光ファイバ素線11が互いに密接状態に並ぶようする。
【0030】
光ファイバ素線11のコアピッチを235μm〜265μmにしてテープ状に一体化する場合は、図4の例では図4(B)のように、コアピッチ調整部材18を挿通孔15cから外方に引き出した状態とし、複数本の光ファイバ素線11のコアピッチが大きくなるようにする。この操作と同期させてダイス部材16のダイス孔21を、図6(B)に示すように、ダイス孔調整部材20を外方に引き出して幅広とし、複数本の光ファイバ素線11のコアピッチを235μm〜265μmにして被覆成形する。図5の例では図5(B)のように、コアピッチ調整部材19を挿通孔15d内に押し込んだ状態とし、複数本の光ファイバ素線11のコアピッチを235μm〜265μmにして被覆成形する。
【0031】
以上の如く、被覆装置のコアピッチ調整部材18,19とダイス孔調整部材20とを、所定の周期で同期駆動させることにより、図1で示したコアピッチを異ならせた光ファイバテープ心線を連続的に形成することができる。
【0032】
【発明の効果】
上述したとおり、本発明によれば、光ファイバのコアピッチが126μm〜131μmの範囲と235μm〜265μmの範囲とが交互に形成されているので、125μmピッチの光ファイバアレイ、又は、250μmピッチの光コネクタの何れも、光ファイバを単心化することなくダイレクトに取付けることができ、作業効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ファイバテープ心線の概略を示す図である。
【図2】本発明による光ファイバテープ心線に、光ファイバアレイと光コネクタを取付けた例を示す図である。
【図3】本発明による光ファイバテープ心線の製造の用いる被覆装置の一例を説明する図である。
【図4】コアピッチを調整する一例を説明する図である。
【図5】コアピッチを調整する他の例を説明する図である。
【図6】ダイス孔を調整する一例を説明する図である。
【図7】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
10…光ファイバテープ心線、11…光ファイバ素線、12…共通被覆、13…125μmピッチの光ファイバアレイ、14…250μmピッチの光コネクタ、15…本体部、15a…樹脂溜、15b…通線路、15c,15d…調整部材挿通孔、16…ダイス部材、17…被覆樹脂材、18,19…コアピッチ調整部材、19a…ピン部材、20…ダイス孔調整部材、21…ダイス孔。
【発明の属する技術分野】
本発明は、光導波路等に光ファイバアレイ又は多心光コネクタを介して接続するのに用いる光ファイバテープ心線に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の光通信の進展に伴い、光導波路、光部品の高集積化と小型化が要求されている。これに伴い、光ファイバによる光接続において、多心の光ファイバテープ心線を用い、光ファイバのコアピッチ(光ファイバ中心間の距離)を狭めた高密度の接続が行なわれている。また、光ファイバテープ心線には、通常、外径125μmのガラスファイバ外周に、外径250μmの素線被覆を施した複数本の光ファイバ素線を、共通被覆で一括してテープ状としたものが用いられている。したがって、光ファイバ素線を隙間なく並べたとしても、光ファイバテープ心線のコアピッチは250μmとなる。
【0003】
一方、光導波路は、光ファイバのガラスファイバ外径125μmに等しいピッチで、導波路を形成することが可能となっている。このため、光導波路と光ファイバとを接続するのに用いられる光ファイバアレイ又は多心光コネクタのコア配列ピッチを光導波路と同じにする必要がある。また、光ファイバテープ心線側の取付端部分も、コアピッチを250μmから125μm近くまで縮小する必要がある。
【0004】
光ファイバテープ心線のコアピッチを縮小するのに、一般に、光ファイバテープ心線端部の被覆を所定長さだけ除去して単心の光ファイバに分離し、この後、各光ファイバを曲げて物理的にコアピッチを狭める方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。光ファイバを曲げてコアピッチを変更する場合、曲げによる損失増加を避けるために被覆除去長をある程度長くする必要がある。
【0005】
光ファイバテープ心線の心線数が多くなるほど、外側の光ファイバの曲げ量が大きくなるため、被覆除去長も長くなり、光導波路、光部品の高集積化と小型化を妨げることになる。また、光ファイバテープ心線の各光ファイバは、曲げ量が均一でないため、光ファイバ先端の位置が不揃いとなる。したがって、コアピッチを縮小した状態にしてから取付け端部を揃えて、ファイバカットを行なう必要があり作業性がよくない。
【0006】
以上のような問題を回避し、125μm近くのコアピッチを得る方法として、2本の光ファイバテープ心線を上下に重ねて使用する方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。図7はこの方法を説明する概略図で、図中、1a,1bは光ファイバテープ心線、2a,2bはガラスファイバ、3は素線被覆、4は共通被覆、5は光ファイバアレイ基板、5aはV溝、6は蓋板を示す。
【0007】
図7に示すように、共通被覆4とともに素線被覆3を除去した2本の光ファイバテープ心線1a,1bを上下に重ねる。被覆が除去されて露出されたガラスファイバ2a,2bを、上下の光ファイバテープ心線1a,1bで互いに入れ違いにして、一列になるように揃える。ガラスファイバ2a,2bは、多心光コネクタ基板又は光ファイバアレイ基板5のV溝に入れ、蓋板6で押えるとともにV溝内に接着剤を付与して固定する。
【0008】
この構成で、光ファイバテープ心線1a,1bのコアピッチが250μmであるとすれば、上下2列の光ファイバを一列にすることにより、ガラスファイバ2a,2bが密着状態で並べられ、その光ファイバのコアピッチは125μmとなり、高配列密度の光ファイバアレイ又は多心光コネクタを形成することができる。また、光ファイバの心線数が多くなっても中央の光ファイバと両側の光ファイバで曲げ状態が均一であり、被覆除去長を一定とすることができ、ファイバカットも光ファイバを一列に揃えてから行なうという必要もなくなる。
【0009】
【特許文献1】
特開平9−297250号公報
【特許文献2】
特開平10−96836号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図7の構成においても、上下のガラスファイバ2a,2bの中心を、2本の光ファイバテープ心線1a,1bの重ね合わせ面の位置まで変位させる必要がある。これは素線被覆3と共通被覆4の厚さ相当分の曲げが必要で、この曲げによる損失増加を避けるために被覆除去長Lをある程度大きくする必要があり、光導波路、光部品の高集積化と小型化を妨げている。また、隣接するガラスファイバ2a,2b同士が交差状態となるので、この交差部分で振動等により互いにこすれ合って表面に傷が生じ易くなるという問題がある。
【0011】
そこで、光ファイバテープ心線のコアピッチを、光ファイバアレイの配列ピッチ(例えば、125μmに近いピッチ)に近くなるように形成することが考えられる。しかし、光ファイバテープ心線の両端に、配列ピッチが同じ光ファイバアレイを取付ける場合はよいが、他方の端部に通常の250μmピッチの光ファイバアレイや光コネクタ等を取付けるような場合がある。
【0012】
このような場合は、例えば、コアピッチの小さい光ファイバテープ心線を光ファイバアレイに取付けた後、他方の端部側を単心に分岐して一本ずつコアピッチの大きい光コネクタ等に取付ける。その他、コアピッチの小さい光ファイバテープ心線の一方の端部に光ファイバアレイを取付け、250μmピッチの光ファイバテープ心線の一方の端部に光コネクタ等を取付け、双方の光ファイバテープ心線の他方の端部同士を単心化して、一本ずつ融着接続する方法も考えられる。しかし、何れも煩雑な作業となり、現実的ではない。
【0013】
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、一方の端部に配列ピッチが125μm近くの光ファイバアレイ又は光コネクタを、他方の端部に配列ピッチが250μm前後の光ファイバアレイの光コネクタを、単心化することなく取付けることができる光ファイバテープ心線を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明による光ファイバテープ心線は、複数本の光ファイバを平面上に並べた光ファイバテープ心線であって、光ファイバのコアピッチが126μm〜131μmの範囲と235μm〜265μmの範囲とを、任意の周期で交互に形成するようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1及び図2により本発明の実施の形態を説明する。図1は光ファイバテープ心線の概略を説明する図、図2は光ファイバテープ心線の使用形態を説明する図である。図中、10は光ファイバテープ心線、11は光ファイバ素線、12は共通被覆、13は125μmピッチの光ファイバアレイ、14は250μmピッチの光コネクタを示す。
【0016】
図1に示すように、本発明による光ファイバテープ心線10は、光ファイバ素線11のコアピッチ(光ファイバ素線中心間の距離)が異なるA領域とB領域とを交互に形成して構成される。A領域はコアピッチが126μm〜131μmであり、B領域はコアピッチが235μm〜265μmとする。コアピッチが小さいA領域と、コアピッチが大きいB領域との間は、スムーズなピッチの変換が行なわれる領域としてのC領域が存在する。A領域とB領域のそれぞれの長さは任意であり、また、変化周期Pも任意に設定することができるが、50mm〜1000mm位の周期で形成されるのが望ましい。
【0017】
本発明に用いられる光ファイバ素線11は、ガラスファイバ外径が通常のシングルモードファイバで125μm以下であり、素線被覆が施されたものが用いられる。ガラスファイバ外径が125μmの場合、コアピッチを126μm〜131μmとするには、素線被覆の厚さが3μm以下で形成されている必要がある。光ファイバの素線被覆を薄く形成するには、種々の方法が知られているが、例えば、特開昭59−116145号公報で、スプレー方式で3μm以下の光ファイバの素線被覆を形成する方法が開示されている。なお、ガラスファイバ外径が125μm未満で素線被覆を厚く形成できる場合は、通常の被覆塗布用のダイス等を用いることもできる。
【0018】
本発明は、上述のような方法で形成された外径が126μm〜131μmの光ファイバ素線11を平面上に複数本並べ、コアピッチが126μm〜131μmの範囲と235μm〜265μmの範囲を交互に形成し、共通被覆12で一体化してテープ状の光ファイバテープ心線としたものである。
【0019】
図2は、上述した光ファイバテープ心線10に、導波路の配列ピッチが125μmの光ファイバアレイ13と、光ファイバ孔ピッチが250μmの光コネクタ14(又は光ファイバアレイ)を取付けた例を示す図である。図1の連続形成された長尺の光ファイバテープ心線10から、一方の端部をA領域でカットし、他方の端部をB領域でカットして短尺の光ファイバテープ心線を切り出す。A領域でカットされた端部は、光ファイバのコアピッチが126μm〜131μmとなり、B領域でカットされた端部はコアピッチが235μm〜265μmとなっている。
【0020】
125μmピッチの光ファイバアレイ13に対しては、A領域でカットされた端部を取付ける。この場合、光ファイバテープ心線端部の共通被覆12と素線被覆を除去するだけで、光ファイバを曲げることなく直線状の形で光ファイバアレイ13に取付けることができる。また、250μmピッチの光コネクタ14に対しては、B領域でカットされた端部を取付ける。この場合も、同様に光ファイバテープ心線端部の共通被覆12と素線被覆を除去するだけで、光ファイバを曲げることなく直線状の形で光ファイバアレイ13に取付けることができる。
【0021】
なお、光ファイバ心線の両側に125μmピッチの光ファイバアレイ13を取付ける場合は、光ファイバ心線の両端がA領域となるようにカットすればよい。また、光ファイバ心線の両側に250μmピッチの光コネクタ14(又は光ファイバアレイ)を取付ける場合は、光ファイバ心線の両端がB領域となるようにカットすればよい。以上、何れの形態においても、光ファイバ心線の端部の被覆を除去するだけで、コアピッチを変えることなく取付けることができるので、作業性は極めてよく、また、曲がりがないため損失増加も生じない。
【0022】
図3〜図5は、光ファイバ素線11をテープ化する被覆装置の例を示す図である。図3(A)及び図3(B)は製造装置の横断面を示す図、図4は図3(A)のa−a部分断面を示す図、図5は図3(B)のb−b部分断面を示す図、図6は図3のc−c方向から見た図である。図中、15は本体部、15aは樹脂溜、15bは通線路、15c,15dは調整部材挿通孔、16はダイス部材、17は被覆樹脂材、18,19はコアピッチ調整部材、20はダイス孔調整部材、21はダイス孔を示す。その他の符号は、図1に用いたのと同じ符号を用いることにより説明を省略する。
【0023】
被覆装置は、本体部15の先端部にダイス部材16を取付け、樹脂溜15aに被覆樹脂材17を供給して構成される。本体部15の中心部を貫通する通線路15bに、複数本の光ファイバ素線11を一列に集線して走行させ、樹脂溜15aから供給される被覆樹脂材17を、ダイス部材16により所定の形状で成形して共通被覆12を形成する。被覆樹脂材17は、従来用いられているのと同様な紫外線硬化型樹脂が用いられる。
【0024】
図3(A)及び図4に示すように、樹脂溜15aの手前部分で複数本の光ファイバ素線11のコアピッチを調整するコアピッチ調整部材18が配されている。このコアピッチ調整部材18は、通線路15bの両側に設けられた挿通孔15cに移動可能に配され、光ファイバ素線11のコアピッチの調整を行なう。例えば、図4(A)のようにコアピッチ調整部材18が挿通孔15cに押し込まれた状態では、光ファイバ素線11は互いに密着状態にされ、コアピッチは126μm近くにされる。図4(B)のようにコアピッチ調整部材18が外方に引かれている状態では、光ファイバ素線11のコアピッチは250μm前後に拡げられる。
【0025】
また、図3(B)及び図5に示すように、樹脂溜15aの手前部分で複数本の光ファイバ素線11のコアピッチを調整するコアピッチ調整部材19が配されている。このコアピッチ調整部材19は、通線路15bの上方に設けられた挿通孔15dに移動可能に配され、光ファイバ素線11のコアピッチの調整を行なう。コアピッチ調整部材19は、例えば、複数の針状のピン部材19aを扇上に並べ、先端側を狭め上部側を開いた形状とされている。
【0026】
図5(A)のようにコアピッチ調整部材19が上方に移動している状態では、光ファイバ素線11は互いに密着状態となりコアピッチは126μm近くになっている。コアピッチ調整部材19が図5(B)のように挿通孔15d内に押し込まれた状態では、ピン部材19aが光ファイバ素線11間に割り込んで、光ファイバ素線11のコアピッチは250μm前後に拡げられる。
【0027】
図6は、図3で示した被覆装置のダイス部材を説明する図で、正面のc−c方向から見た状態を示す。複数本の光ファイバ素線11は、ダイス孔21を通過することにより平面上に並べられると共に、所定の厚みの共通被覆12により一体化される。ダイス部材16は、被覆装置の本体部15の先端側に配置され、ダイス孔21の横幅をダイス孔調整部材20により調整されるように構成されている。
【0028】
図6(A)に示すように、ダイス孔調整部材20が内側に押し込まれた状態でダイス孔21の横幅が狭められ、ダイス孔21を通過する複数本の光ファイバ素線11は互いに密接する状態で被覆が施される。図6(B)に示すように、ダイス孔調整部材20が外方に引き出された状態でダイス孔21の横幅が拡げられ、ダイス孔21を通過する複数本の光ファイバ素線11は互いに離れた状態のコアピッチで被覆が施される。
【0029】
ダイス孔調整部材20の駆動は、図4又は図5のコアピッチ調整部材18又は19の駆動に同期させて行なわれる。すなわち、光ファイバ素線11のコアピッチを126μm〜131μmにしてテープ状に一体化する場合は、図4の例では図4(A)のように、コアピッチ調整部材18を挿通孔15cに押し込んだ状態とし、複数本の光ファイバ素線11を互いに密接状態とする。この操作と同期させてダイス部材16のダイス孔21を、図6(A)に示すように、ダイス孔調整部材20を押し込んで狭め、複数本の光ファイバ素線11を互いに密接状態にして被覆成形する。図5の例では図5(A)のように、コアピッチ調整部材19を挿通孔15dから外方に引き出した状態とし、複数本の光ファイバ素線11が互いに密接状態に並ぶようする。
【0030】
光ファイバ素線11のコアピッチを235μm〜265μmにしてテープ状に一体化する場合は、図4の例では図4(B)のように、コアピッチ調整部材18を挿通孔15cから外方に引き出した状態とし、複数本の光ファイバ素線11のコアピッチが大きくなるようにする。この操作と同期させてダイス部材16のダイス孔21を、図6(B)に示すように、ダイス孔調整部材20を外方に引き出して幅広とし、複数本の光ファイバ素線11のコアピッチを235μm〜265μmにして被覆成形する。図5の例では図5(B)のように、コアピッチ調整部材19を挿通孔15d内に押し込んだ状態とし、複数本の光ファイバ素線11のコアピッチを235μm〜265μmにして被覆成形する。
【0031】
以上の如く、被覆装置のコアピッチ調整部材18,19とダイス孔調整部材20とを、所定の周期で同期駆動させることにより、図1で示したコアピッチを異ならせた光ファイバテープ心線を連続的に形成することができる。
【0032】
【発明の効果】
上述したとおり、本発明によれば、光ファイバのコアピッチが126μm〜131μmの範囲と235μm〜265μmの範囲とが交互に形成されているので、125μmピッチの光ファイバアレイ、又は、250μmピッチの光コネクタの何れも、光ファイバを単心化することなくダイレクトに取付けることができ、作業効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ファイバテープ心線の概略を示す図である。
【図2】本発明による光ファイバテープ心線に、光ファイバアレイと光コネクタを取付けた例を示す図である。
【図3】本発明による光ファイバテープ心線の製造の用いる被覆装置の一例を説明する図である。
【図4】コアピッチを調整する一例を説明する図である。
【図5】コアピッチを調整する他の例を説明する図である。
【図6】ダイス孔を調整する一例を説明する図である。
【図7】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
10…光ファイバテープ心線、11…光ファイバ素線、12…共通被覆、13…125μmピッチの光ファイバアレイ、14…250μmピッチの光コネクタ、15…本体部、15a…樹脂溜、15b…通線路、15c,15d…調整部材挿通孔、16…ダイス部材、17…被覆樹脂材、18,19…コアピッチ調整部材、19a…ピン部材、20…ダイス孔調整部材、21…ダイス孔。
Claims (3)
- 複数本の光ファイバを平面上に並べた光ファイバテープ心線であって、前記光ファイバのコアピッチが126μm〜131μmの範囲と235μm〜265μmの範囲とを、任意の周期で交互に形成したことを特徴とする光ファイバテープ心線。
- 一方の端部がコアピッチ126μm〜131μmの範囲の部分でカットされ、他方の端部がコアピッチ235μm〜265μmの範囲の部分でカットされていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバテープ心線。
- コアピッチ126μm〜131μmの範囲でカットされた部分に光ファイバアレイが取付けられていることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバテープ心線。
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Cited By (2)
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JP2006195303A (ja) * | 2005-01-17 | 2006-07-27 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 光ファイバテープ心線及びその製造方法 |
WO2008032724A1 (en) * | 2006-09-14 | 2008-03-20 | Toray Industries, Inc. | Optical waveguide film |
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