JP2004130543A - 画像形成装置および情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置内のDC電源が低下して情報を書き込めなくなる前に、書き込み処理を終了して書き込んだ情報が破壊されるのを防止することのできる画像形成装置、情報処理方法を提供する。
【解決手段】交流電源のゼロクロスを検知しゼロクロス信号を生成し、このゼロクロス信号の状態により電源停止状態を検知する。装置の状態情報を記憶する不揮発性記憶媒体に一連の情報を書きこんでいる場合に、前記電源停止状態を検知したとき、前記不揮発性記憶媒体への一連の記憶動作(アドレス,パスワード,ID,データの1組の記憶)以降の記憶処理を禁止する。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真プロセスを用いた画像形成装置に関し、特に電源が停止しても情報を保持できる不揮発性記憶媒体(以下EEPROMとして説明する)に装置の状態情報を記憶して、再起動後に記憶された情報を読み出すことにより、画像形成時に最適な処理を施す機能に関するものである。
【0002】
より詳しくは、電源が停止したことを検知する手段により、一連の情報を記憶しているときに電源が停止した場合には、記憶処理を禁止して記憶情報が破壊することを防止する技術に関するものである。
【0003】
【従来の技術】
図11は、この種の画像形成装置の一例を示す断面構成図で、図12はその電気回路のブロック図であり、例えばレーザビームプリンタの場合を示す。
【0004】
図11,12において、100はコントローラ部で、図示しないホストコンピュータから入力されたコードデータである電気信号をビデオコントローラ部103で、ドットイメージに展開し、ビデオコントローラ部103内部のメモリに格納した後、エンジン部102にビデオ信号として転送する。エンジン部102の各要素は、エンジンコントローラ105により制御され、コントローラ部100とのビデオ信号のやり取りもエンジンコントローラ105を介して行われる。
【0005】
エンジンコントローラ105のビデオインタフェース部(図示しない)に入力されたビデオ信号は、レーザドライバ106に送出され、ここで半導体レーザ107のON/OFFが制御される。この半導体レーザ107から出射されたレーザ光110はポリゴンミラー108により偏向されて感光ドラム112の長手方向の走査光となり、ミラー109を介して感光ドラム112上に投影される。
【0006】
感光ドラム112は、矢印方向に回転し、一次帯電器111により一時帯電された後、レーザ光のON/OFFに応じた露光を受け、感光ドラム112表面に静電潜像が形成される。そして、現像器113により着色荷電粒子(以後、トナーと称する)が付与され、顕像が得られた後、転写帯電器114により給紙カセット120から給紙ローラ121によって一枚づつ取り出された記録媒体に前記顕像が移しとられる。転写残りトナーは、感光ドラム112の表面よりクリーニング器115により払い拭われ、感光ドラム112は次の画像形成工程に備える。
【0007】
一方、未定着トナー像が載った記録媒体は、定着器116に挿通され、永久定着像が得られた後、最終プリントとして記録媒体は図中矢印方向に従って機外に排出される。なお、図中の矢印は、給紙カセット120から取り出されて搬送される記録媒体の給送軌跡を示す。
【0008】
定着器116は中空の定着ローラ117にヒータ(定着ヒータ)119を有しておりヒータ119に通電することで定着ローラ117が加熱され、定着ローラ117の表面温度を検知するセンサ(図示しない)の出力が温度コントローラ(図示しない)に入力され、ヒータ119がON/OFFされて、所定の表面温度が維持される。加圧ローラ118は付勢手段(図示しない)により定着ローラ117に押圧され、記録媒体に載った状態の未定着トナーは定着ローラ117と加圧ローラ118のなすニップ内で記録媒体とともに加熱,加圧され永久定着される。
【0009】
図13は、定着器116の制御回路(フューザ制御回路)であり、図14は、この制御回路により定着ヒータ119に通電する電流を制御したときの商用電源の電圧とゼロクロス信号とヒータの通電電流との関係を示すためのタイミング図である。定着ヒータ119の温度を所望の定着温度で制御するために、温度センサ5により定着ヒータ119の温度を検出し、CPU105aに入力する。CPU105aに内蔵されている温度制御プログラムは、フューザ制御信号を発生してヒータ119に流れる電流を制御する。ヒータに通電する電流は、商用電源から供給されてトライアックにより通電と非通電を制御する。
【0010】
商用電源のゼロクロス検知範囲の電圧でゼロクロス信号がLowレベルになるようにゼロクロス信号を発生し、このゼロクロス信号をCPU105aに入力してCPU105aのプログラムは、ゼロクロス信号がLowレベルに変化してからのヒータ制御信号をHighレベルにするまでの時間経過を制御する。ヒータ119に通電する電流を増やす場合は、ゼロクロス信号がLowレベルに変化してからヒータ制御信号をHighにするまでの時間を短くし、ヒータ119に通電する電流を少なくする場合には、ゼロクロス信号がLowレベルに変化してからヒータ制御信号をHighにするまでの時間を長くし次のゼロクロス信号の直前にヒータ制御信号をHighレベルにする。トライアックは、ヒータ制御信号をHighにしてから電流を流し始めて商用電源の電圧が0Vになったときに通電を停止する。商用電源のゼロクロスに同期して一半波中でヒータ119に流れる電流を加減してヒータに流れる電流を制御する。
【0011】
感光ドラム112,一次帯電器111,現像器113,クリーニング器115,第二のEEPROM131をひとまとまりのユニットとして、カートリッジ130を構成する。第二のEEPROM131には、カートリッジ130に関する情報(例えば、製造日時,通紙枚数,稼働時間,トナー消費量など)を記憶して画像形成時の高圧出力条件などを最適化するために用いる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
装置の一連の設定情報をエンジンコントローラ内のEEPROM105d及び、カートリッジ内の第二のEEPROM131に記憶するシーケンスの途中で電源を停止されてしまった場合には、一連の記憶シーケンスが完全に終了していないため記憶情報を記憶できない。最悪の場合は、記憶情報が破壊され読み出すことができなくなることがある。
【0013】
本発明は,このような状況のもとでなされたもので、装置内のDC電源が低下して情報を書き込めなくなる前に、書き込み処理を終了して書き込んだ情報が破壊されるのを防止することのできる画像形成装置、情報処理方法を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明では、画像形成装置を次の(1)ないし(4)のとおりに構成し、画像形成装置における情報処理方法を次の(5)のとおりに構成する。
【0015】
(1)電源が切れても記憶情報を保持できる不揮発性記憶媒体と、
装置の電源が切れたことを検知する検知手段と、
前記不揮発性記憶媒体に一連の情報を書きこんでいる場合に、前記検知手段により前記電源が切れたことを検知したとき、一連の記憶動作以降の記憶処理を禁止する記憶処理禁止手段と、
を備えた画像形成装置。
【0016】
(2)交流電源のゼロクロスを検知してゼロクロス信号を生成するゼロクロス検知回路と、
前記ゼロクロス検知回路で生成したゼロクロス信号に同期して定着ヒータに通電する電流を制御するフューザ制御回路と、
前記交流電源から生成し装置に電源を供給するDC電源と、
前記交流電源から前記DC電源への通電を切断するスイッチと、
装置の状態情報を通電が切れた後も保存する不揮発性記憶媒体と、
前記ゼロクロス検知回路で生成したゼロクロス信号の状態により前記スイッチが切断された電源停止状態を検知する電源停止状態検知手段と、
前記不揮発性記憶媒体に一連の情報を書きこんでいる場合に、前記電源停止検知手段により電源停止状態を検知したとき、前記不揮発性記憶媒体への一連の記憶動作以降の記憶処理を禁止する記憶処理禁止手段と、
を備えた画像形成装置。
【0017】
(3)前記(2)記載の画像形成装置において、
前記ゼロクロス信号は前記交流電源の各ゼロクロス付近にパルス波形を有する信号である画像形成装置。
【0018】
(4)前記(2)記載の画像形成装置において、
前記ゼロクロス信号は、前記交流電源の正または負の各半波の期間にパルス波形を有する信号である画像形成装置。
【0019】
(5)交流電源のゼロクロスに同期して定着ヒータに通電する電流を制御する画像形成装置における情報処理方法であって、
前記交流電源のゼロクロスを検知しゼロクロス信号を生成するステップAと、前記ステップAで生成したゼロクロス信号の状態により電源停止状態を検知するステップBと、
装置の状態情報を記憶する不揮発性記憶媒体に一連の情報を書きこんでいる場合に、前記ステップBにより電源停止状態を検知したとき、前記不揮発性記憶媒体への一連の記憶動作以降の記憶処理を禁止するステップCと、
を備えた画像形成装置における情報処理方法。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を画像形成装置の実施例により詳しく説明する。なお、本発明は、装置の形に限らず、実施例の説明に裏付けられて方法の形で実施することもできる。
【0021】
【実施例】
(実施例1)
図1は、実施例1である“画像形成装置”の構成を示す断面構成図であり、図2は、その電気回路のブロック図であり、感光ドラム112,現像器113,一次帯電器111,クリーナ115,第二のEEPROM131で構成されるカートリッジ130と画像形成装置の関係を示すものである。
【0022】
図3は、商用電源,スイッチ1,ノイズフィルタ2,低圧電源ユニット4,フューザ制御回路3,ヒータ119,ゼロクロス検知回路23,CPU105a,第一のEEPROM105d,第二のEEPROM131の接続関係を示した回路図である。
【0023】
図4は、電源OFF時のタイミング図であり、商用電源電圧の波形,ゼロクロス信号波形,ヒータ制御信号波形,ヒータ電流波形,DC電源電圧波形,EEPROM書きこみクロック波形,EEPROM書きこみデータ信号波形の関係を示す。EEPROM書きこみデータ信号は、アドレス,パスワード,ID,データの4ブロックから構成されている。書き込みは、4ブロック全てを行うことで正常に書き込まれるが、DC電源の低下により書き込みブロックの途中で終了した場合には、正しく書き込めない状態になり、情報を読み出したときに正しい情報を読み出せなくなる。
【0024】
図5は、電源OFFシーケンスを示す流れ図である。
【0025】
電源OFF検知シーケンスは、エンジンコントローラ部105を制御するCPU105aのプログラム中で常に動作して、ゼロクロス信号の状態を検知する。電源が投入されるとシーケンスが開始され(ステップ1、図ではS1と表記する、参照、以下同様)、ゼロクロスのHigh時間を読み出す(ステップ2)。この時間は、商用電源の周波数とゼロクロス検知電圧レベルにより定まっている時間である。ゼロクロス信号の状態を検知し、Lowレベルになるまで検知を続ける(ステップ3)。Lowレベルになったことを検知したら、次にHighレベルになったかどうかを検知し続ける(ステップ4)。
【0026】
ゼロクロス信号が、LowレベルからHighレベルになったら、タイマをスタートさせる(ステップ5)。タイマをスタートしたら、ゼロクロス信号がHighレベルであることを確認して電源が切断されていないことを判断する(ステップ6)。Highレベルであれば、タイマの値とゼロクロスHigh時間を比較する(ステップ7)。
【0027】
ステップ6でLowレベルであれば、電源が切断されゼロクロス信号が、Lowレベルになったことと判断し、パワーオフ時の処理を行い(ステップ11)、EEPROMにおける一連の書き込み(アドレス,パスワード,ID,データの1組の書き込み)が終了後、書き込みを禁止する。このタイミングでスイッチが切断されたときのタイミング図は、図4に示す状態になる。
【0028】
タイマの値とゼロクロスHigh時間を比較して、タイマの値がゼロクロスHigh時間以下の場合には、ゼロクロス信号の状態がHighレベルであるかを検知し、タイマの値がゼロクロスHigh時間よりも大きくなった場合には、ゼロクロス信号がLowになるタイミングと判断して、ゼロクロスLow時間を読み出してタイマをリセットし再スタートする(ステップ8)。ゼロクロス信号は、商用電源電圧が0VになるためLowレベルになる。
【0029】
タイマの値とゼロクロスLow時間を比較し(ステップ9)、タイマの値がゼロクロスLow時間を越えたら、ゼロクロス信号の状態を検知する。電源スイッチが切断されておらず、電源が通電されていれば、商用電源の電圧レベルが上昇するに従ってゼロクロス検知電圧を越えているので、ゼロクロス信号は再びHighレベルになっている。
【0030】
Highレベルであれば、再びゼロクロスHigh時間を読みだし(ステップ13)、タイマをスタートしてゼロクロス信号がHighレベルであることを検知するルーチンを繰り返す(ステップ5以降)。
【0031】
ステップ10でLowレベルであれば、スイッチが切断され、ゼロクロス信号がLowレベルになっていると判断してパワーオフ処理を行い(ステップ11)、EEPROMの一連の書き込み終了後、書き込みを禁止する(ステップ12)。このタイミングでスイッチが切断されたときのタイミング図は、図6に示される状態になる。
【0032】
電源が切断されてからは、低圧電源ユニット4に内蔵されている平滑コンデンサ1及び平滑コンデンサ2に蓄えられた電荷によりCPU105a及び、EEPROM105dに供給するDC電源電圧が保持される。コンデンサの電荷が無くなるとDC電源電圧は下降して0Vレベルになる。これらのコンデンサの容量は、商用電源の瞬時停電や変動により画像形成装置の動作を正常に保つために必要な容量を持っているので、スイッチの切断を検知してからパワーオフ処理によりモータ等を停止することによりDC電源の消費電流を低減する。DC電源電圧が低下するまでに現在行っているEEPROMの書き込みシーケンスを終了する。これ以降の書き込みシーケンスを行わないように制御するので書き込まれた情報が破壊されていることは無く、次回正常な情報を読み出すことができる。
【0033】
スイッチオフ後にカートリッジを交換し、他の画像形成装置に組み込んだ場合でも情報が破壊されていることは無く、情報を読み出すことが可能なので画像形成時の設定条件を最適化できる。
【0034】
以上説明したように、本実施例によれば、ヒータの通電制御の基準となるゼロクロス信号の状態を判断して、スイッチが切断されたことを検知することができ、スイッチの状態を検知する機構を設けることなく、パワーオフ処理を行うことができるので、エンジンの制御プログラムがEEPROMに情報を書き込んでいる途中でパワーオフした場合には、DC電源が低下して情報を書き込めなくなる前に、書き込み処理を終了して書き込んだ情報が破壊されるのを防止することができる。
【0035】
(実施例2)
図7は、実施例2である“画像形成装置”の商用電源電圧,ゼロクロス信号,ヒータ制御信号,ヒータ電流のタイミングを示す図である。実施例2のハードウエア構成は、ゼロクロス検知回路以外は実施例1と同じなので、実施例1の説明を援用する。
【0036】
図7においてゼロクロス信号は、商用電源の上側の半波のゼロクロス検知電圧より大きくなったときにHighのレベルになり、商用電源電圧がそれ以外の電圧レベルではLowレベルになるようにゼロクロス検知回路23から出力され、CPU105aに入力する。CPU105aのヒータの温度制御プログラムは、フューザ制御回路3に対してヒータ制御信号を出力する。ヒータ制御信号は、ゼロクロス信号が、LowレベルからHighレベルに変化したタイミングに同期して出力する。ヒータに流す電流を増やすときは、ゼロクロス信号がLowレベルからHighレベルに変化したらすぐにヒータ制御信号をLowレベルからHighレベルに変化させる。ヒータに流す電流を少なくする時には、商用電源の半波周期の時間に近いタイミングでヒータ制御信号をLowレベルからHighレベルに変化させる。ゼロクロス信号は、次のゼロクロスのタイミングでHighレベルからLowレベルに変化する。CPU105aの入力ポートは、LowレベルからHighレベルへの変化に応じて制御プログラムに割り込みをかけるため、このタイミングをCPU105aの制御プログラムが認識することができないので、先のゼロクロス信号のLowレベルからHighレベルへ変化したタイミングからタイマを働かせて、ヒータ制御信号をLowレベルからHighレベルにしてヒータに流す電流を制御する。
【0037】
図8は、スイッチを切断したときのタイミング図であり、商用電源電圧,ゼロクロス信号,ヒータ制御信号,ヒータの電流,DC電源電圧のタイミングを示す。
【0038】
図9は、本実施例における電源OFF検知シーケンスの流れ図である。同図の流れに沿って電源OFF検知シーケンスを説明する。ゼロクロス信号の状態を検知する(ステップ21)。ゼロクロス信号の状態が、Highレベルであれば、Lowレベルになるまでループしてゼロクロス信号の状態変化を待つ(ステップ22)。ゼロクロス信号が、LowレベルになったらHighレベルになるエッジを検出する為に、ゼロクロス信号がHighレベルになるまで状態変化を待つ(ステップ23)。
【0039】
ゼロクロス信号が、Highレベルになったら、商用電源の電圧と周波数とゼロクロス検出電圧レベルよりあらかじめ決められたゼロクロス信号のHigh時間を読みだし(ステップ24)、タイマをスタートする(ステップ25)。ゼロクロス信号の状態がHighレベルかを判断し(ステップ26)、Highレベルであれば、タイマの値とゼロクロスHigh時間を比較する(ステップ27)。
【0040】
ステップ26でゼロクロス信号がLowレベルの時は、電源スイッチが切断されたと判断してパワーオフ処理を行う(ステップ32)。EEPROMに情報を書き込んでいる場合には、一連の書き込み終了を待って次の書き込みを禁止して(ステップ33)、この流れを終了する。これは、図8のタイミング図で示されている処理シーケンスになる。
【0041】
タイマの値とゼロクロスHigh時間を比較し、タイマの値がゼロクロスHigh時間以下の時は、ゼロクロス信号の状態を判断し処理を繰り返す(ステップ26,ステップ27)。
【0042】
ステップ27でタイマの値とゼロクロスHigh時間を比較し、ゼロクロスHighを越えたらゼロクロス信号は、Lowレベルになったと判断し、ゼロクロスLow時間を読み出す(ステップ28)。タイマをスタートさせ(ステップ29)ゼロクロスLow時間が経過するまでループする(ステップ30)。ゼロクロスLow時間が経過したらゼロクロスの状態を判断し(ステップ30)、Lowレベルであれば電源スイッチを切断したと判断し、パワーオフ処理を行い(ステップ32)、EEPROMに情報を書き込んでいる場合には、一連の書き込み終了後、次の書き込みを禁止する(ステップ33)。これは、図10に示すタイミング図の状態になる。
【0043】
Highレベルであれば、スイッチは切断されていないと判断し、ゼロクロスHigh時間を読み出しタイマをスタートして一連の判断を行い処理を繰り返す(ステップ24以降)。
【0044】
以上説明したように、本実施例によっても、実施例1と同様な効果を得ることができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、装置内のDC電源が低下して情報を書き込めなくなる前に、書き込み処理を終了して書き込んだ情報が破壊されるのを防止することのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の構成を示す断面図
【図2】電気回路のブロック図
【図3】実施例1の要部構成を示す回路図
【図4】電源オフ時のタイミング図
【図5】実施例1における電源オフ時の処理を示す流れ図
【図6】電源オフ時のタイミング図
【図7】実施例2におけるゼロクロス信号とヒータ制御信号の関係を示すタイミング図
【図8】電源オフ時のタイミング図
【図9】実施例2における電源オフ時の処理を示す流れ図
【図10】電源オフ時のタイミング図
【図11】従来例の構成を示す断面図
【図12】電気回路のブロック図
【図13】フューザ制御部の回路図
【図14】ゼロクロス信号とヒータ制御信号の関係を示すタイミング図
【符号の説明】
1 電源SW
3 フューザ制御部
4 低電圧電源ユニット
103a CPU
105a CPU
105d 第一のEEPROM
131  第二のEEPROM

Claims (5)

  1. 電源が切れても記憶情報を保持できる不揮発性記憶媒体と、
    装置の電源が切れたことを検知する検知手段と、
    前記不揮発性記憶媒体に一連の情報を書きこんでいる場合に、前記検知手段により前記電源が切れたことを検知したとき、一連の記憶動作以降の記憶処理を禁止する記憶処理禁止手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 交流電源のゼロクロスを検知してゼロクロス信号を生成するゼロクロス検知回路と、
    前記ゼロクロス検知回路で生成したゼロクロス信号に同期して定着ヒータに通電する電流を制御するフューザ制御回路と、
    前記交流電源から生成し装置に電源を供給するDC電源と、
    前記交流電源から前記DC電源への通電を切断するスイッチと、
    装置の状態情報を通電が切れた後も保存する不揮発性記憶媒体と、
    前記ゼロクロス検知回路で生成したゼロクロス信号の状態により前記スイッチが切断された電源停止状態を検知する電源停止状態検知手段と、
    前記不揮発性記憶媒体に一連の情報を書きこんでいる場合に、前記電源停止検知手段により電源停止状態を検知したとき、前記不揮発性記憶媒体への一連の記憶動作以降の記憶処理を禁止する記憶処理禁止手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2記載の画像形成装置において、
    前記ゼロクロス信号は前記交流電源の各ゼロクロス付近にパルス波形を有する信号であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2記載の画像形成装置において、
    前記ゼロクロス信号は、前記交流電源の正または負の各半波の期間にパルス波形を有する信号であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 交流電源のゼロクロスに同期して定着ヒータに通電する電流を制御する画像形成装置における情報処理方法であって、
    前記交流電源のゼロクロスを検知しゼロクロス信号を生成するステップAと、前記ステップAで生成したゼロクロス信号の状態により電源停止状態を検知するステップBと、
    装置の状態情報を記憶する不揮発性記憶媒体に一連の情報を書きこんでいる場合に、前記ステップBにより電源停止状態を検知したとき、前記不揮発性記憶媒体への一連の記憶動作以降の記憶処理を禁止するステップCと、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置における情報処理方法。
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