JP4516911B2 - 停電検出装置 - Google Patents

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Description

この発明は、商用電源から供給される電圧が停電したことを検出する停電検出装置に関する。
一般的に、画像形成装置などの処理装置は、商用電源からAC電圧を供給されることによって駆動する。このような処理装置は、突然の停電によって累積印刷枚数や通信履歴などの記録を消失しないように、停電を事前に察知する停電検出装置を備えていることが好ましい。処理装置が停電検出装置を備えることで、停電を事前に察知し、制御部への電圧の供給が停止する前に、上述の記録を安全に退避させることが可能になる。このため、従来から停電検出装置の開発がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
図1は、商用電源から供給されるAC電圧(以下、商用電圧という。)の電圧値の時間推移による変化を示す説明図である。商用電圧は、時間経過によってSIN波を描き、半サイクル毎に極性が反転する。例えば、商用電源の周波数が50Hzである場合、電圧波形の半サイクルは約10mSECとなる。
商用電圧が基準電圧値(0V)を含む所定の検出範囲(電圧範囲)を横切ったポイント(以下、ゼロクロスポイントという。)が検出されると、ゼロクロス検出信号が出力される。商用電圧に停電やノイズの重畳等の問題がない場合は、ゼロクロスポイントは、商用電圧の半サイクルに1度検出される。したがって、商用電源の周波数が50Hzである場合、約10mSEC毎にゼロクロスポイントが検出されるはずである。
このため、ゼロクロスポイントの前回の検出時から10mSEC以上経過しても、次のゼロクロスポイントが検出されない場合、停電が発生したと判断されていた。
図2は、画像形成装置の定着装置に供給されるべき定着電流が、商用電圧の電圧波形の位相に関係なく供給開始された場合の、定着電流の波形を示す説明図である。定着装置への定着電流の供給の開始を指示する定着起動信号が、商用電圧の電圧波形が波高値付近にあるときに発信された場合、商用電源から急激に大きな電流が供給されるため、商用電圧に高周波ノイズが発生する。
図3は、定着電流がゼロクロス検出信号と同期して供給開始された場合の、定着電流の波形を示す説明図である。定着装置を過熱する必要が生じた後に、ゼロクロス検出信号と同期して定着起動信号が発信された場合、定着電流も0V付近から商用電圧の電圧波形に追従して変化する。このため、この場合は商用電圧への高周波ノイズの重畳が抑制される。
したがって、ゼロクロス検出信号は、停電発生の検出のためだけでなく、定着装置への定着電流の供給開始のタイミングを計るためにも利用される。このため、ゼロクロスポイントの検出タイミングの時間的な誤差をできるだけ小さくするために、従来のゼロクロスポイントの検出範囲は、基準電圧値を含む極めて狭い範囲に設定されていた。
特開2001−165967公報
しかし、従来のように、ノイズの有無にかかわらずゼロクロスポイントの検出範囲が一様に狭い範囲に設定されていた場合、図4に示すように、商用電圧に何らかのノイズが重畳していたときに、ゼロクロスポイントが正確なタイミングで検出されない場合がある。
ゼロクロスポイントが正確なタイミングで検出されなかった場合、商用電圧は停電していないにもかかわらず、停電検出装置が誤って停電であると認識し、記録を退避させる等の停電処理を行う場合がある。このように、ノイズが重畳する度に過って停電であると認識され停電処理が行われると、制御部の負担が大きくなる。なお、停電処理に処理装置を停止させる処理が含まれていた場合は、処理装置が頻繁に停止することになるため、処理装置を円滑に稼動させることができない。
この発明の目的は、商用電圧にノイズが重畳している場合でも停電か否かを正確に認識することができる停電検出装置を提供することにある。
この発明の停電検出装置は、上述の課題を解決するために以下のように構成される。
(1)商用電源から供給される電圧の停電を検出する停電検出装置において、
電圧値0Vを含む電圧範囲内に前記電圧が含まれている間中、ゼロクロスポイントを検出したとしてゼロクロス検出信号を出力する検出部と、
前記ゼロクロス検出信号の入力の間隔が所定の第1の時間を超えた場合に前記電圧範囲を予め設定された範囲まで拡大し、前記電圧範囲が拡大された状態で、前記ゼロクロス検出信号の入力の間隔が所定の第2の時間を超えた場合に、前記商用電源から供給されるべき電圧が停電したと判定する制御部と、を備えたことを特徴とする。
この構成においては、ゼロクロスポイントの前回の検出時から所定の第1の時間内に次のゼロクロスポイントを検出できないとき、ゼロクロスポイントを検出する電圧範囲が拡大される。このため、前回の検出時から所定の第1の時間内に次のゼロクロスポイントを検出できなかった原因が、停電ではなくノイズの重畳であった場合は、ゼロクロスポイントが検出されやすくなる
)前記第1の時間は、前記電圧の波形の0.5サイクル以上1サイクル未満に相当する時間であることを特徴とする。
この構成においては、商用電圧の電圧波形の0.5サイクル以上1サイクル未満に相当する時間、ゼロクロスポイントを検出できなかった場合に、ゼロクロスポイントを検出する電圧範囲が拡大されるので、停電か否かの判定が早期に行われる。例えば、商用電源の周波数が公差を含めて45Hz〜65Hzである場合、第1の時間を電圧波形の約0.5サイクル(半サイクル)に相当する15mSECに設定することで、停電か否かの判定が早期に行われる。
)前記制御部は、前記電圧範囲を拡大した後に、前記ゼロクロス検出信号の入力の間隔が前記第1の時間内になった場合、前記拡大された電圧範囲を元の電圧範囲に縮小することを特徴とする。
この構成においては、ゼロクロスポイントを検出する電圧範囲を拡大することで次のゼロクロスポイントが検出された場合は、停電ではないと認識される。このため、ゼロクロスポイントを検出する電圧範囲は、元の電圧範囲に縮小される。
)前記制御部は、前記電圧範囲の縮小と交互に前記電圧範囲の拡大をした回数が予め設定された所定回数に達した場合、前記電圧範囲を拡大した後に前記ゼロクロス検出信号の入力の間隔が前記第1の時間内になっても前記拡大された電圧範囲を元の電圧範囲に縮小しないことを特徴とする。
この構成においては、ゼロクロスポイントを検出する電圧範囲の縮小と拡大とが所定回数繰り返された場合は、電圧範囲は再度縮小されることなく拡大されたままにされる。すなわち、電圧範囲の縮小と拡大との繰り返しが、所定回数以下に抑えられる。
)前記制御部の指示に基づく表示を行う表示部をさらに備え、
前記制御部は、前記電圧範囲の縮小と交互に前記電圧範囲の拡大をした回数が前記所定回数に達した場合、前記表示部に前記商用電源の異常を知らせる表示を行うことを特徴とする。
この構成においては、ゼロクロスポイントを検出する電圧範囲の縮小と拡大とが所定回数繰り返された場合は、商用電圧に継続的にノイズが重畳されている等、何らかのトラブルが発生していると考えられるので、トラブル発生の可能性があることが、表示部に表示される。
)前記第2の時間は、前記電圧の波形の1.5サイクル以上2サイクル未満に相当する時間であることを特徴とする。
この構成においては、商用電圧の電圧波形の1.5サイクル以上2サイクル未満に相当する時間の中から設定された所定の第2の時間中は、停電であると判定されないので、電圧波形の1サイクル以下などの瞬間的な停電については、制御部は停電であると判定しない。例えば、商用電源の周波数が50Hzである場合の電圧波形の1サイクルは、約20mSECであり、第2の時間として例えば35mSECが設定される。
)前記制御部は、前記ゼロクロス検出信号入力が終了する度にリセットされる時定数回路で構成されたことを特徴とする。
この構成においては、制御部が時定数回路で構成されるので、回路構成が容易になるとともに、制御部は安定的に動作する。
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)ゼロクロスポイントの前回の検出時から所定の第1の時間内に次のゼロクロスポイントを検出できないときに、ゼロクロスポイントを検出する電圧範囲を拡大することで、前回の検出時から所定の第1の時間内に次のゼロクロスポイントを検出できる可能性を高めることができる。このため、ノイズが重畳している場合でも前回の検出時から所定の第1の時間内に次のゼロクロスポイントを検出しやすくなるので、停電か否かを正確に認識することができる。
(2)ゼロクロスポイントを商用電圧の電圧波形の0.5サイクル以上1サイクル未満に相当する時間、検出できなかった場合に、ゼロクロスポイントを検出する電圧範囲を拡大することで、停電か否かの判定を早期に行うことができる。このため、停電時に停電処理を早期に行うことができるので、制御部において停電処理をするために電圧を保持しておく必要がある時間を短くすることができる。
(3)ゼロクロスポイントを検出する電圧範囲を拡大することで次のゼロクロスポイントを検出できた場合は、停電ではないと認識できる。このため、ゼロクロスポイントを検出する電圧範囲を元の電圧範囲に縮小することによって、例えばゼロクロスポイントを処理装置に備えられた定着装置への定着電流の供給開始タイミングを計るために利用している場合に、定着電流の供給開始タイミングの時間的な誤差を小さくすることができる。
(4)ゼロクロスポイントを検出する電圧範囲の縮小と拡大との繰り返しを、所定回数以下に抑えることで、制御部の負担を軽減させることができる。
(5)トラブルが発生している可能性があることを表示部に表示することで、トラブルを排除する機会を使用者に与えることができる。
(6)電圧波形の1サイクル以下などの瞬間的な停電である場合は、制御部が停電であると判定しないようにしたことで、所定の停電処理が行われず、処理装置は安定した稼動を継続することができる。
(7)制御部を時定数回路で構成することで、回路構成を容易にすることができるとともに、制御部を安定的に動作させることができる。
(8)通常時の電圧範囲に対して、ゼロクロスポイントが検出されなかった場合の電圧範囲を2倍以上の広さに拡大することで、ゼロクロスポイントが検出されなかった原因が停電ではなかった場合は、高い確率でゼロクロスポイントを検出できるようになる。したがって、停電であるか否かを正確に認識することができる。
以下に、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図5は、この発明の実施形態に係る停電検出装置10の概略の構成を示すブロック図である。停電検出装置10は、画像形成装置1(上述の処理装置に相当する。)に搭載されている。この実施形態における画像形成装置1は、電子写真方式の画像形成装置であり、熱圧着式の定着装置61を備えている。
停電検出装置10は、制御電圧生成部20、検出部30及び制御部40を備えている。制御電圧生成部20は、商用電源50から供給された商用電圧を全波整流し、制御部40に直流電圧を供給する。
検出部30は、商用電源50から供給される商用電圧の時間推移による変化値が、基準電圧値(0V)を含む所定の検出範囲(この発明の電圧範囲に相当する。)を横切ったポイント(以下、ゼロクロスポイントと言う。)を検出する。ここで、ゼロクロスポイントとは、商用電圧の時間推移による変化値が所定の検出範囲内に含まれているポイントであるということもできる。
制御部40は、CPU41、ROM42、RAM43、タイマ44、周波数カウンタ45、検出範囲切換部46、及び、ドライバ47を備えている。検出部30がゼロクロスポイントを検出したとき、ゼロクロス検出信号がCPU41に入力される。制御部40は、検出部30がゼロクロスポイントを検出する度にリセットされる時定数回路で構成されている。RAM43は、不揮発性メモリで構成されている。
CPU41は、ゼロクロス検出信号が定期的に入力されているとき、画像形成装置1の各部デバイスを統括的に制御している。また、CPU41は、定着装置61を加熱する必要が生じたとき、ゼロクロス検出信号と同期して定着起動信号を発信することで、定着装置61に定着電流を供給する。さらに、CPU41は、ゼロクロス検出信号が入力される間隔を計測し、周波数カウンタ45によって商用電源50の周波数を検出している。
また、CPU41は、図示されていない揮発性メモリを含み、画像形成装置1の稼動中は、累積印刷枚数や通信履歴などの記録は揮発性メモリに記憶される。CPU41は、停電の発生を検出したとき、停電処理として、累積印刷枚数や通信履歴などの記録をRAM43に退避させる。
ドライバ47は、画像形成装置1のモータ62,63を駆動させる。
図6は、検出範囲切換部46の構成を示す回路図である。検出範囲切換部46は、抵抗75,76、LED79、フォトトライアック80、直流電源81及びスイッチ82などから構成されている。
商用電源50から供給された商用電圧は、ダイオード71,72で全波整流された後、抵抗73,74,75で分圧され、LED(発光ダイオード)77に印加される。LED77は、電圧が印加されると発光する。LED77は、検出部30に該当する。LED77から発せられた光は、フォトトランジスタ78で受光される。LED77とフォトトランジスタ78とでフォトカプラが構成されている。フォトトランジスタ78で受光されると、CPU41にゼロクロス検出信号が入力される。
CPU41は、必要に応じて所定のタイミングで、ゼロクロスポイントの検出範囲を切り換えるための検出範囲切換信号を出力する。CPU41が検出範囲切換信号を出力すると、LED79が発光する。LED79で発せられた光は、フォトトライアック80で受光される。フォトトライアック80で受光されると、フォトトライアック80が動作状態となり、抵抗75と抵抗76とが並列接続となり、商用電圧に対する分圧比がA点において低下する。LED79とフォトトライアック80とでフォトトライアックカプラが構成されている。
図7は、検出範囲の切り換えについての説明図である。図7において、破線は、定期的にゼロクロス検出信号が入力されている通常時のA点における電圧値を示している。また、1点鎖線は、検出範囲が拡大された後(切換時)のA点における電圧値を示している。
この実施形態では、通常時のA点の電圧が商用電圧の5%となるように、抵抗73,74,75の分圧比が設定されている。また、切換時には、A点の電圧は商用電圧の2.5%となるように、抵抗75,76の分圧比が設定されている。
LED77が発光するか否かの検出閾値電圧(図7における直線81,82)の絶対値は、通常時及び切換時ともに約1Vである。通常時のA点の電圧が検出閾値電圧範囲(−1V〜+1V)内となるとき(通常時のA点の電圧と各検出閾値電圧81,82とのそれぞれの交差ポイントの間)の商用電圧は、−17V〜+17Vとなる。すなわち、通常時の検出範囲は、−17V〜+17Vに設定される。また、切換時のA点の電圧が検出閾値電圧範囲内となるとき(通常時のA点の電圧と各検出閾値電圧81,82とのそれぞれの交差ポイントの間)の商用電圧は、−40V〜+40Vとなる。すなわち、切換時の検出範囲は、−40V〜+40Vに設定される。上述のようにして、切換時は通常時と比べて検出範囲が拡大される。
図8は、検出範囲を切り換えることによるゼロクロスポイントの検出タイミングの違いを示す説明図である。図8において、実線のSIN波形はノイズの重畳がない理想的な商用電圧の電圧波形を示し、1点鎖線はノイズが重畳した商用電圧の電圧波形を示す。商用電圧の周波数は50Hzとする。
ゼロクロスポイントの検出範囲が通常時の検出範囲に設定されている場合、ノイズの重畳がない商用電圧についてのゼロクロスポイントは、10mSECで検出される。しかし、ノイズが重畳した商用電圧についてのゼロクロスポイントは、10mSECからずれることが多い。このため、特に、ゼロクロスポイントの検出タイミングが10mSECより遅い方向にずれた場合は、ゼロクロスポイントが検出されなかったとして停電であると認識される場合がある。
他方、ゼロクロスポイントの検出範囲が切り換えられた(拡大された)場合、ノイズが重畳した商用電圧についてのゼロクロスポイントは、通常時の検出範囲に設定されている場合より早く検出される。このため、商用電圧にノイズが重畳している場合でも、停電であるとの誤認が抑制される。
図9〜図11は、停電検出装置10の動作についての説明図である。上段に、商用電圧の電圧波形を示し、中段に、比較例として、ゼロクロスポイントの検出範囲を切り換えない従来の停電検出装置の動作を示し、下段に、この発明の実施例として停電検出装置10の動作を示している。なお、電圧波形の1サイクル以下の瞬間的な停電(以下、瞬停という。)、及び、1サイクルを超える停電が発生したときの電圧波形を、破線で示している。上述のように、ゼロクロスポイントは、商用電圧に停電やノイズの重畳等の問題がなければ、電圧波形の半サイクル毎に1回検出される。
この実施形態に係る停電検出装置10では、制御部40は、前回のゼロクロスポイントの検出時から所定の第1の時間内に次のゼロクロスポイントを検出できなかった場合、検出範囲を予め設定された範囲(切換時の検出範囲)まで拡大する。第1の時間は、商用電圧の電圧波形の0.5サイクル以上1サイクル未満に相当する時間内で設定される。この実施形態では、第1の時間は、15mSECに設定されている。この実施形態では、15mSECは、電圧波形の0.5サイクル以上1サイクル未満に相当する。この実施形態では、制御部40は、前回のゼロクロスポイントの検出時から15mSEC以内に次のゼロクロスポイントを検出できない場合に、その検出機会においてゼロクロスポイントを検出できなかったと判定している。
また、制御部40は、検出範囲を拡大した後に、検出部30がゼロクロスポイントを前回検出すべきであった時から第1の時間内に次のゼロクロスポイントを検出した場合、拡大された検出範囲(切換時の検出範囲)を元の通常時の検出範囲に縮小する。上述のように、この実施形態では、第1の時間は15mSECに設定されている。
さらに、制御部40は、検出範囲が切換時の検出範囲に設定されている(拡大されている)ときに、ゼロクロスポイントの前回の検出時から所定の第2の時間内に次のゼロクロスポイントを検出できなかった場合、商用電源50から供給されるべき電圧が停電したと判定して、画像形成装置1に停電処理を行う。第2の時間は、商用電圧の電圧波形の1.5サイクル以上2サイクル未満に相当する時間内で設定される。第2の時間は第1の時間より長く設定される。この実施形態では、第2の時間は、35mSECに設定されている。この実施形態では、35mSECは、電圧波形の1.5サイクル以上2サイクル未満に相当する。
図9は、瞬停が発生した場合の停電検出装置10の動作を示している。瞬停が発生した場合、比較例では、ゼロクロスポイントを検出できない状態が2回続き、3回目にゼロクロスポイントが検出されている。この間、検出範囲は切り換えられない。この場合、停電が瞬停であり、前回のゼロクロスポイントの検出時から1.5サイクル目に次のゼロクロスポイントが検出されたため、比較例に係る停電検出装置は、停電処理をすることなく画像形成装置の動作を維持する。
停電検出装置10では、前回のゼロクロスポイントの検出時から15mSEC以内に次のゼロクロスポイントが検出されなかったとき、制御部40は、検出範囲を拡大する。瞬停が終わり再び通電したとき、制御部40は、拡大した検出範囲でゼロクロスポイントの検出を試みる。そして、制御部40は、検出範囲を拡大した後において、ゼロクロスポイントを前回検出すべきであった時から15mSEC以内に次のゼロクロスポイントを検出できたため、拡大した検出範囲(切換時の検出範囲)を元の通常時の検出範囲に縮小する。
図10は、停電が発生した場合の停電検出装置10の動作を示している。比較例では、ゼロクロスポイントの前回の検出時から35mSEC以内に次のゼロクロスポイントを検出できなかった(3回連続してゼロクロスポイントが検出されなかった)ため、停電処理が行われている。
停電検出装置10では、制御部40は、通常の検出範囲ではゼロクロスポイントを検出できなかったとき、検出範囲を拡大した状態で次回の検出機会に備える。制御部40は、拡大した検出範囲においてもゼロクロスポイントを検出できなかったとき、拡大したままの検出範囲でゼロクロスポイントの再度の検出を試みる。制御部40は、上述のようにして、ゼロクロスポイントの前回の検出時から35mSEC以内に次のゼロクロスポイントを検出できなかった(3回連続してゼロクロスポイントを検出できなかった)とき、停電処理を行う。
また、制御部40は、停電が終了して通電が再開され、再びゼロクロスポイントを検出できたとき、画像形成装置1の稼動を再開させるとともに、RAM43に退避させた累積印刷枚数や通信履歴などの記録をCPU41の揮発性メモリに読み込む等の復帰処理を行う。
図11は、商用電圧にノイズが重畳しているために通常時の検出範囲ではゼロクロスポイントを検出できない場合の停電検出装置10の動作を示している。
比較例では、商用電圧にノイズが重畳しているために、ゼロクロスポイントの前回の検出時から35mSEC以内に次のゼロクロスポイントを検出できなかった(連続3回の検出機会でゼロクロスポイントを検出できなかった)とき、停電であると判定され停電処理が行われる。しかし、この場合、ゼロクロスポイントが検出されなかったのは商用電圧にノイズが重畳しているためであり、実際には停電していないため、停電であるとの判定は誤認識である。
停電処理が行われた場合、累積印刷枚数などの記録がRAMに退避され、画像形成装置の稼動が停止される。このため、誤った判定の下に停電処理が行われると、制御部に余計な負担がかかるとともに、画像形成装置が不必要に停止する。
他方、停電検出装置10では、制御部40は、ゼロクロスポイントを検出できなかったとき、検出範囲を拡大する。このため、停電ではなくノイズの重畳のためにゼロクロスポイントを検出できなかった場合、次回の検出機会においてはゼロクロスポイントを検出できる可能性が高まる。
制御部40は、検出範囲を拡大することでゼロクロスポイントを検出できたとき、拡大した検出範囲(切換時の検出範囲)を元の通常時の検出範囲に縮小する。そして、制御部40は、縮小した元の検出範囲ではゼロクロスポイントを検出できなかったとき、再び検出範囲を拡大する。
制御部40は、検出範囲の縮小と交互に検出範囲の拡大をした回数が予め設定された所定回数に達した場合、検出範囲を拡大した後に検出部30がゼロクロスポイントを検出しても、拡大された検出範囲(切換時の検出範囲)を元の通常時の検出範囲に縮小しない。この実施形態では、上述の所定回数は、4回に設定されている。図11の例では、検出範囲の縮小と交互に検出範囲の拡大を4回行っているので、この後に再びゼロクロスポイントが検出されなかったときは、制御部40は、検出範囲を縮小することなく、拡大したままで維持する。なお、上述の所定回数は、4回に限定されず、任意に設定すればよい。
画像形成装置1は、制御部40の指示に基づく表示を行う表示部をさらに備えている。制御部40は、検出範囲の縮小と交互に電圧範囲の拡大をした回数が予め設定された所定回数に達した場合、表示部に商用電源の異常を知らせる表示を行う。
制御部40は、検出範囲が拡大されているとき、ゼロクロスポイントを検出したタイミングに基づいて、商用電圧にノイズが重畳されていない場合のゼロクロスポイントの検出タイミングを算出し、算出した検出タイミングを基準に定着起動信号を出力する。
図12は、制御部40の処理手順の一部を示すフローチャートである。制御部40は、商用電圧が投入されると(S1)、ゼロクロスポイントの検出範囲を通常時の検出範囲に設定する(S2)。
制御部40は、10mSEC間隔で検出されるはずであるゼロクロスポイントの検出を試み(S3)、ゼロクロスポイントを検出できた場合は(S4)、S2の処理に戻る。制御部40は、ゼロクロスポイントを検出できなかった場合は(S4)、ゼロクロスポイントの検出範囲を切換時の検出範囲に拡大する(S5)。
制御部40は、ゼロクロスポイントの検出を再び試み(S6)、ゼロクロスポイントを検出できた場合は(S7)、S2の処理に戻る。制御部40は、ゼロクロスポイントを検出できなかった場合は(S7)、拡大されたままの検出範囲でゼロクロスポイントの検出をさらに試みる(S8)。
制御部40は、ゼロクロスポイントを検出できた場合は(S9)、S2の処理に戻る。制御部40は、ゼロクロスポイントを検出できなかった場合は(S9)、停電処理を行う(S10)。
停電検出装置10によれば、ゼロクロスポイントの前回の検出時から所定の第1の時間内に次のゼロクロスポイントを検出できないときに、ゼロクロスポイントを検出する検出範囲を拡大することで、ゼロクロスポイントを検出できる可能性を高めることができる。このため、商用電圧にノイズが重畳している場合でもゼロクロスポイントを検出しやすくなるので、停電か否かを正確に認識することができる。
また、ゼロクロスポイントを電圧波形の0.5サイクル以上1サイクル以下に相当する時間、検出できなかった場合に、ゼロクロスポイントを検出する電圧範囲を拡大することで、停電か否かの判定を早期に行うことができる。このため、停電時に停電処理を早期に行うことができるので、制御部40において停電処理をするために電圧を保持しておく必要がある時間を短くすることができる。
さらに、ゼロクロスポイントを検出する検出範囲を拡大したことで次のゼロクロスポイントを検出できた場合は、停電ではないと認識できる。このため、ゼロクロスポイントを検出する検出範囲を元の検出範囲に縮小することによって、例えばゼロクロスポイントを定着装置61への定着電流の供給開始タイミングを計るために利用している場合に、定着電流の供給開始タイミングの時間的な誤差を小さくすることができる。
また、ゼロクロスポイントを検出する検出範囲の縮小と拡大との繰り返しを、所定回数以下に抑えることで、制御部40の負担を軽減させることができる。
さらに、トラブルが発生している可能性があることを表示部に表示することで、トラブルを排除する機会を使用者に与えることができる。
また、電圧波形の1サイクル以下などの瞬間的な停電(瞬停)である場合は、制御部40が停電であるとは判定せず停電処理を行わないようにしたことで、画像形成装置1の不要な稼動停止を抑制できる。したがって、画像形成装置1は安定した稼動を継続することができる。
さらに、制御部40を時定数回路で構成することで、回路構成を容易にすることができるとともに、制御部40を安定的に動作させることができる。
また、通常時の検出範囲に対して、ゼロクロスポイントが検出されなかった場合の検出範囲を2倍以上の広さに拡大することで、ゼロクロスポイントが検出されなかった原因が停電ではなかった場合は、高い確率でゼロクロスポイントを検出できるようになる。したがって、停電であるか否かを正確に認識することができる。
なお、上述の実施形態では、通常の検出範囲は−17V〜+17Vの範囲に設定され、切換時の検出範囲は−40V〜+40Vに設定されているが、これらに限定されない。通常時の検出範囲は、電圧値0Vを挟む正負それぞれの絶対値が22V以下の範囲となるように設定され、切換時の検出範囲は、電圧値0Vを挟む正負それぞれの絶対値が40V以上65V以下の範囲となるように設定される。
また、上述の実施形態では、商用電源50の周波数が50Hzである場合について説明したため、検出部30がゼロクロスポイントの前回の検出時からどれだけの時間内に次のゼロクロスポイントを検出できない場合に検出範囲を拡大するかの時間(第1の時間)は、15mSECに設定されていた。また、制御部40は、検出範囲が切換時の検出範囲に設定されている(拡大されている)ときに、ゼロクロスポイントの前回の検出時から35mSEC以内に次のゼロクロスポイントを検出できない場合、商用電源50から供給されるべき電圧が停電したとして、画像形成装置1に停電処理を行うこととしていた。しかし、商用電源50の周波数が60Hzなど他の値である場合は、上述の時間の設定は、電圧波形の周期(サイクル)の長さに応じて、変更されてもよい。
商用電圧の時間推移による変化を示す説明図である。 画像形成装置の定着装置に供給されるべき定着電流が、商用電圧の電圧波形の位相に関係なく供給開始された場合の、定着電流の波形を示す説明図である。 定着電流がゼロクロス検出信号と同期して供給開始された場合の、定着電流の波形を示す説明図である。 (A)は、ノイズが重畳した商用電圧の電圧波形を示す図であり、(B)は、ノイズ成分の拡大図であり、(C)は、ゼロクロス検出信号の拡大図である。 この発明の実施形態に係る停電検出装置の概略の構成を示すブロック図である。 検出範囲切換部の構成を示す回路図である。 検出範囲の切り換えについての説明図である。 検出範囲を切り換えることによるゼロクロスポイントの検出タイミングの違いを示す説明図である。 瞬停が発生した場合の停電検出装置の動作についての説明図である。 停電が発生した場合の停電検出装置の動作についての説明図である。 商用電圧にノイズが重畳しているために通常時の検出範囲ではゼロクロスポイントを検出できない場合の停電検出装置の動作についての説明図である。 制御部の処理手順の一部を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
10 停電検出装置
30 検出部
40 制御部
41 CPU
46 検出範囲切換部
50 商用電源
61 定着装置

Claims (7)

  1. 商用電源から供給される電圧の停電を検出する停電検出装置において、
    電圧値0Vを含む電圧範囲内に前記電圧が含まれている間中、ゼロクロスポイントを検出したとしてゼロクロス検出信号を出力する検出部と、
    前記ゼロクロス検出信号の入力の間隔が所定の第1の時間を超えた場合に前記電圧範囲を予め設定された範囲まで拡大し、前記電圧範囲が拡大された状態で、前記ゼロクロス検出信号の入力の間隔が所定の第2の時間を超えた場合に、前記商用電源から供給されるべき電圧が停電したと判定する制御部と、を備えたことを特徴とする停電検出装置。
  2. 前記第1の時間は、前記電圧の波形の0.5サイクル以上1サイクル未満に相当する時間であることを特徴とする請求項に記載の停電検出装置。
  3. 前記制御部は、前記電圧範囲を拡大した後に、前記ゼロクロス検出信号の入力の間隔が前記第1の時間内になった場合、前記拡大された電圧範囲を元の電圧範囲に縮小することを特徴とする請求項1又は2に記載の停電検出装置。
  4. 前記制御部は、前記電圧範囲の縮小と交互に前記電圧範囲の拡大をした回数が予め設定された所定回数に達した場合、前記電圧範囲を拡大した後に前記ゼロクロス検出信号の入力の間隔が前記第1の時間内になっても前記拡大された電圧範囲を元の電圧範囲に縮小しないことを特徴とする請求項に記載の停電検出装置。
  5. 前記制御部の指示に基づく表示を行う表示部をさらに備え、
    前記制御部は、前記電圧範囲の縮小と交互に前記電圧範囲の拡大をした回数が前記所定回数に達した場合、前記表示部に前記商用電源の異常を知らせる表示を行うことを特徴とする請求項に記載の停電検出装置。
  6. 前記第2の時間は、前記電圧の波形の1.5サイクル以上2サイクル未満に相当する時間であることを特徴とする請求項に記載の停電検出装置。
  7. 前記制御部は、前記ゼロクロス検出信号入力が終了する度にリセットされる時定数回路で構成されたことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の停電検出装置。
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