JP2007047211A - 定着ヒータ制御装置、定着ヒータ制御方法、および画像形成装置 - Google Patents

定着ヒータ制御装置、定着ヒータ制御方法、および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】定着ヒータを印刷可能な状態に立ち上げる場合に、その立ち上がり時間を短縮することが可能な定着ヒータ制御装置、定着ヒータ制御方法、および画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る定着ヒータ制御装置は、電源投入時に電源周波数を検出し、検出した電源周波数に基づいて定着ヒータの通電を制御する定着ヒータ制御装置において、エンジン制御部100では、CPU101は電源投入時に検出した電源周波数を不揮発性メモリ104に記憶しておき、省エネモードから通常モードに復帰する場合に、不揮発性メモリ104に記憶された電源周波数に基づいて、定着ヒータ62の通電を制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、定着ヒータ制御装置、定着ヒータ制御方法、および画像形成装置に関し、詳細には、複写機やプリンタ等の電子写真方式を用いた画像形成装置に使用される定着装置に内蔵する定着ヒータの通電を制御する定着ヒータ制御装置、定着ヒータ制御方法、および画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置は、感光体とその周囲に設けられる帯電器部、露光部、現像部、転写部等からなる作象部と、その転写部で転写紙に転写されたトナー象を定着するための定着装置とを備えている。かかる定着装置には定着ヒータを内蔵した定着ローラが設けられる。そして、定着ローラの温度を一定に保つために定着ヒータへの通電を制御する定着ヒータ制御装置も設けられる。
近年の画像形成装置においては省エネルギーの要求が強く特に待機時における消費電力を低減することが求められている。この要求を満たすため、多くの画像形成装置では待機時に転写画像を熱定着する定着装置への供給電力の1部停止や、不要な制御部への供給電力を停止させるといった省エネモードを設けている。画像形成装置における省エネモードは、供給電力の多い定着装置に対して待機時における消費電力を低減することが大きな効果を期待でき、多くの画像形成装置で取り入れられている。
かかる画像形成装置においては、電源投入時および省エネモードから通常モードへの復帰時に印刷可能となるまでの立ち上がり時間が早いことが要求される(例えば、特許文献1参照)。一般的に、立ち上がり時間に最も影響する要因は定着装置の立ち上がり時間であり、定着装置の立ち上がり時間を短くすることが、印刷可能となるまでの立ち上がり時間を短くすることに大きく寄与する。
また、最近では、ネットワークを介して外部装置と接続可能な画像形成装置が一般的となってきており、画像形成装置を常時通電して使用することが多く、省エネモードから通常モードへの復帰時間の短縮がより重要な課題となっている。
特開平8−254922号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、定着ヒータを印刷可能な状態に立ち上げる場合に、その立ち上がり時間を短縮することが可能な定着ヒータ制御装置、定着ヒータ制御方法、および画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る定着ヒータ制御装置は、電源投入時に電源周波数を検出し、検出した電源周波数に基づいて定着ヒータの通電を制御する定着ヒータ制御装置において、前記電源投入時に検出した電源周波数を不揮発性メモリに記憶しておき、前記定着ヒータを印刷可能な状態に立ち上げる場合に、前記不揮発性メモリに記憶された電源周波数に基づいて、前記定着ヒータの通電を制御することを特徴とする。これにより、定着ヒータを印刷可能な状態に立ち上げる場合に、電源周波数の検出時間を削除することができ、短時間で所定の定着ヒータ制御を実現し、定着ヒータを印刷可能な状態に立ち上げる時間を短縮することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、本発明に係る定着ヒータ制御装置は、前記電源投入時に検出した電源周波数と、前記不揮発性メモリに記憶されている電源周波数とを比較し、両電源周波数が異なる場合に、前記不揮発性メモリに記憶されている電源周波数を前記電源投入時に検出した電源周波数に書き換えることが望ましい。これにより、不揮発性メモリへの書込回数を低減でき、不揮発性メモリを高寿命化することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、本発明に係る定着ヒータ制御装置は、前記定着ヒータを印刷可能な状態に立ち上げる場合とは、省エネモードから通常モードに復帰する場合であることを特徴とする。これにより、省エネモードから通常モードに復帰する場合に、その復帰時間を短縮することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、本発明に係る画像形成装置は、本発明の定着ヒータ制御装置と、前記定着ヒータを内蔵した定着装置とを備えることが望ましい。これにより、定着ヒータを印刷可能な状態に立ち上げる場合に、電源周波数の検出時間を削除することができ、短時間で所定の定着ヒータ制御を実現し、定着ヒータを印刷可能な状態に立ち上げる時間を短縮することが可能となる。
上記した課題を解決して、本発明の目的を達成するために、本発明に係る定着ヒータ制御方法は、電源投入時に電源周波数を検出し、検出した電源周波数に基づいて定着ヒータの通電を制御する定着ヒータ制御方法において、前記電源投入時に検出した電源周波数を不揮発性メモリに記憶しておき、前記定着ヒータを印刷可能な状態に立ち上げる場合に、前記不揮発性メモリに記憶された電源周波数に基づいて、前記定着ヒータの通電を制御することを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、本発明に係る定着ヒータ制御方法は、前記電源投入時に検出した電源周波数と、前記不揮発性メモリに記憶されている電源周波数とを比較し、両電源周波数が異なる場合に、前記不揮発性メモリに記憶されている電源周波数を前記電源投入時に検出した電源周波数に書き換えることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、本発明に係る定着ヒータ制御方法は、前記定着ヒータを印刷可能な状態に立ち上げる場合とは、省エネモードから通常モードに復帰する場合であることが望ましい。
本発明によれば、電源投入時に電源周波数を検出し、検出した電源周波数に基づいて定着ヒータの通電を制御する定着ヒータ制御装置において、前記電源投入時に検出した電源周波数を不揮発性メモリに記憶しておき、前記定着ヒータを印刷可能な状態に立ち上げる場合に、前記不揮発性メモリに記憶された電源周波数に基づいて、前記定着ヒータの通電を制御することとしたので、定着ヒータを印刷可能な状態に立ち上げる場合に、電源周波数の検出時間を削除することができ、短時間で所定の定着ヒータ制御を実現し、定着ヒータを印刷可能な状態に立ち上げる時間を短縮することが可能な定着ヒータ制御装置、定着ヒータ制御方法、および画像形成装置を提供することが可能となるという効果を奏する。
以下、この発明に係る定着ヒータ制御装置、定着ヒータ制御方法、および画像形成装置の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものまたは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置1の一例であるプリンタの内部構成を示す概略図である。同図において、10は光学系を示しており、ポリゴンモータ、ポリゴンミラー、Fθレンズ、レーザダイオード、およびミラー等で構成される。20は、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジであり、感光体21、帯電ローラ22、クリーニング・廃トナー回収部23、現像・トナー収納部24等を備えている。30は記録紙31が収納される給紙カセット、40は給紙コロ、50は転写ローラ、60は定着ローラ61を備えた定着装置を示している。
上記構成の画像形成装置1の画像形成動作の概略を説明する。給紙コロ40により給紙カセット30に収納された記録紙31は、感光体21へ搬送される。感光体21は、時計方向に回転駆動され、その際帯電ローラ22によって表面を帯電され、光学系10からレーザ光を照射されて感光体21上に静電潜像が形成される。この潜像は現像・トナー収納部24を通過するときトナーによって可視像化される。この可視像は転写ローラ10により、感光体21へ搬送された記録紙31に転写され、その後、定着装置60の定着ローラ61に搬送され記録紙31上の可視像は定着され、画像形成装置1の外部へ排紙される。
図2は、図1の画像形成装置の定着ヒータ制御装置の概略を示すブロック図である。定着ヒータ制御装置は、エンジン制御部100、コントローラ部200、および電源部300を備えている。
電源部300は、商用電源400から50Hzまたは60Hzの交流電力を入力して、定着ローラ61内に設けられているハロゲンヒータ等の定着ヒータ62に交流電力を給電して発熱させる。
電源部300は、トライアック等のスイッチング手段からなり、商用電源400から入力される交流電圧をスイッチングして定着ヒータ62に給電するヒータ駆動部301、商用電源400から入力される交流電圧のゼロクロス点を検出するゼロクロス検出部302、エンジン制御部100への電源供給を制御する電源供給制御部303、交流電源400から入力される交流電圧を変圧および整流・平滑して、エンジン制御部100、コントローラ部200、および画像形成装置1の直流負荷に供給する24Vと5Vの直流電圧を生成する回路(不図示)等を備えている。
エンジン制御部100は、不図示のシステムバスを介して互いに接続されている、CPU101、ROM102、RAM103、不揮発性メモリ104、各種の入出力回路であるI/O105等を備えている。CPU101は、ROM102に格納された制御プログラムやパラメータ等を用いて、電源部300のヒータ駆動部301を介して、位相制御等の定着ヒータ62への給電制御を行う。また、CPU101は、感光体21やその回りの帯電、露光、現像、転写の各部を制御する機能を有する。
コントローラ部200は、不図示の、CPU、ASIC、操作部、ホストI/F、ネットワークI/F、OSおよびアプリケーションプログラムを格納したROM、システムの設定等を記憶するNVRAM、メモリであるRAMおよびHDD、プリンタアプリケーション等のオプションI/Fであるオプションデバイス等で構成されている。コントローラ部200は、画像形成装置全体の制御、画像データの描画、通信、および操作部(不図示)からの入力を制御するコントローラである。コントローラ部200は、通信線、制御線等でエンジン制御部100と接続される。
上記操作部は、商用電源400から画像形成装置1に交流電圧を供給するための電源スイッチ、画像形成装置1の各種条件を設定するための条件設定キー、画像形成装置1が通常モードにあったときは省エネモードに移行させ、省エネモードにあったときは通常モードに移行させる予熱キー等を備えている。画像形成装置1においては、通常モードから省エネモードの移行は上記予熱キーの押下のほかに、通常モードの待機状態があらかじめ定めた所定時間続いたときにも行なわれるようになっている。
上記構成の画像形成装置1は、操作部の電源スイッチがONされると、商用電源400から電源部300に交流電力が供給される。これにより、電源部300の電源供給制御部303からは、エンジン制御部100およびコントローラ部200へ電源が供給される。また、省エネモード時は、コントローラ部200から電源供給制御部303を制御して、エンジン制御部100への電源供給を遮断することで、電力の消費を低減している。
また、省エネモードから通常モードへ復帰する場合には、コントローラ部200は、電源供給制御部303を制御して、エンジン制御部100への電源供給を復活することで、通常モードへ移行する。図示されていないが、省エネモード時においても、エンジン制御部100の一部回路がコントローラ部200から電源供給を受ける場合もある。
図3は、図2のゼロクロス検出部302の構成例を示す図である。ゼロクロス検出部302は、抵抗R1,R2と、コンデンサC1と、ダイオードブリッジBR1と、フォトカプラPC1と、ヒステリシスインバータIC1と、正電圧を印加するためのプルアップ抵抗R3,R4とを備えている。
ゼロクロス検出部302では、商用電源400から供給される交流電圧を、ローパスフィルタおよび電流制限の機能をなす抵抗R1,R2とコンデンサ(キャパシタ)C1からなる回路を経由してダイオードブリッジBR1にて全波整流する。全波整流された脈流の信号は、発光ダイオード(LED)とフォトトランジスタ(PT)からなるフォトカプラPC1によって絶縁して伝達され、ヒステリシスインバータIC1に入力されることによりゼロクロス信号が生成される。
図4は、ゼロクロス検出部302のタイミングチャートの一例を示す図である。図4において、商用電源400から供給される「AC入力信号(交流電圧)」の波形がノイズやディップのないきれいな波形である場合には、「AC入力信号」をダイオードブリッジBR1によって全波整流した「整流後の信号」および「整流後の信号」をヒステリシスインバータIC1によって矩形波に整形した「ゼロクロス信号」の各波形はそれぞれ正確な波形である。
ゼロクロス検出部302で検出(生成)されたゼロクロス信号は、エンジン制御部100のCPU101の割込み端子IRQに供給される。そして、ゼロクロス信号の立ち下がりエッジで割込みが発生するようにCPU101の割込み動作モードを設定する。これにより、AC入力信号が正または負の電圧からゼロになる直前に割込みが発生する。CPU101は、予め設定した所定時間内のこの割込み(以下、「ゼロクロス割込み」と称する)回数をカウントすることによって、商用電源400から供給される交流電圧の周波数(以下、「電源周波数」と称する)を検出することができる。
例えば、上記所定時間を500msとして電源周波数の検出を開始した場合、500ms経過するまでのゼロクロス割込み回数をカウントする。そして、ゼロクロス割込みのカウント数が「45」〜「54」の場合は、電源周波数を50Hzであると判定する。また、ゼロクロス割込みのカウント数が「55」〜「64」の場合は、電源周波数を60Hzであると判定する。
本実施の形態では、エンジン制御部100は、省エネモードから通常モードへの復帰時には電源周波数を検出せずに、不揮発性メモリ104に記憶された電源周波数に基づいて、ヒータ駆動部301の位相制御による定着ヒータ62の通電制御を開始する。
図5は、図2に示したエンジン制御部100(主としてCPU101)における定着ヒータ62の制御の一例を説明するためのフローチャートである。エンジン制御部100のCPU101は、電源部300から電源が供給されると(本体電源投入時または省エネモードから通常モードへの復帰時)、図5に示す処理を開始する。コントローラ部200は、電源部300からエンジン制御部100に電源が供給される場合に、エンジン制御部100のCPU101に電源投入時または省エネモードから通常モードへの復帰時であることを示す情報を出力する。
図5において、まず、CPU101の各種設定(CPUイニシャライズ)を行う(ステップS1)。これからの制御に備えて全負荷をオフし(ステップS2)、負荷の誤動作等が起きないように準備をしておく。続いて、コントローラ部200から入力される情報に基づいて、省エネモードから通常モードへの復帰か否かを判断する(ステップS3)。
省エネモードから通常モードへの復帰でない場合(ステップS3の「No」)、すなわち、電源投入時の場合には、上述した方法で、商用電源400から入力される交流電圧の電源周波数の検出を行う(ステップS6)。ここで、検出した電源周波数を検出周波数Fsと称する。そして、検出周波数Fsを不揮発性メモリ104に記憶周波数Fmとして記憶する(ステップS7)。以下、記憶周波数Fm=制御周波数Fcとして(ステップS4)、制御周波数Fcに基づいて定着ヒータ62の制御を行う(ステップS5)。
他方、上記ステップS3において、省エネモードから通常モードへの復帰である場合(ステップS3の「Yes」)には、商用電源400から入力される交流電圧の電源周波数の検出をスキップして、不揮発性メモリ104に記憶されている記憶周波数Fm=制御周波数Fcとして(ステップS4)、制御周波数Fcに基づいて定着ヒータ62の制御を行う(ステップS5)。
このように、エンジン制御部100は、画像形成装置1の電源投入時に電源周波数を検出し、検出した電源周波数に基づいて定着ヒータ62への通電を制御すると共に、検出された電源周波数を不揮発性メモリ104に記憶しておき、省エネモードから通常モードへの復帰時に、不揮発性メモリ104に記憶されている電源周波数に基づいて定着ヒータ62の通電を制御することとしたので、省エネモードから通常モードへの復帰時に、電源周波数の検出時間を削除することができ、省エネモードから通常モードへの復帰時間を短縮することが可能となる。
図6は、図2に示したエンジン制御部100(主としてCPU101)における定着ヒータ62の制御の他の例を説明するためのフローチャートである。図6において、図5と同様の処理を行うステップについては同一のステップ番号を付し、共通する部分の説明は省略する。
図6のステップS3において、省エネモードから通常モードへの復帰でない場合(ステップS3の「No」)、すなわち、電源投入時の場合には、上述した方法で、商用電源400から入力される交流電圧の電源周波数の検出を行う(ステップS6)。ここで、検出した電源周波数を検出周波数Fsと称する。そして、検出周波数Fsと不揮発性メモリ104に記憶されている記憶周波数Fmとを比較して、検出周波数Fs=記憶周波数Fmであるか否かを判断する(ステップS11)。この判断の結果、検出周波数Fs=記憶周波数Fmでない場合には(ステップS11の「No」)、検出周波数Fsを不揮発性メモリ104に記憶周波数Fmとして記憶(更新)する(ステップS12)。他方、検出周波数Fs=記憶周波数Fmである場合には(ステップS11の「No」)、不揮発性メモリ104に記憶されている記憶周波数Fmを更新しない。以下、記憶周波数Fm=制御周波数Fcとして(ステップS4)、制御周波数Fcに基づいて定着ヒータ62の制御を行う(ステップS5)。
他方、省エネモードから通常モードへの復帰である場合(ステップS3の「Yes」)には、上記図5と同様に、商用電源400から入力される交流電圧の電源周波数の検出をスキップして、不揮発性メモリ104に記憶されている記憶周波数Fm=制御周波数Fcとして(ステップS4)、制御周波数Fcに基づいて定着ヒータ62の制御を行う(ステップS5)。
このように、エンジン制御部100は、画像形成装置1の電源投入時に電源周波数を検出した場合に、検出した電源周波数と、不揮発性メモリ104に記憶されている電源周波数とを比較し、両電源周波数が異なる場合のみ不揮発性メモリ104に記憶されている電源周波数を検出した電源周波数に更新することとしたので、不揮発性メモリ104への書込回数を低減でき、不揮発性メモリ104を高寿命化することが可能となる。
なお、上記実施の形態では、エンジン制御部100のCPU101に電源が供給された場合に、「電源投入時」か「省エネモードから復帰時」かの判断を、コントローラ部200から入力される情報に基づいて判断することとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、省エネモード時でも電源供給されるエンジン制御部100の一部回路を使用して判断することにしてもよい。例えば、この一部回路をラッチ回路とし、電源投入時には電源電圧によるリセットにより「0」となり、省エネモード移行時に「1」をセットする構成とすることにより、省エネモードに移行してもラッチ回路には電源が供給され、「1」が保持される。CPU101は、エンジン制御部100のCPU101に電源が供給された場合に、ラッチ回路の値を読み出して、「電源投入時」または「省エネモードから復帰時」を判断することができ、ラッチ回路に「1」が設定されている場合には、「省エネモードから復帰時」と判断し、また、「0」が設定されている場合には、「電源投入時」と判断することができる。
以上のように、本発明に係る定着ヒータ制御装置、定着ヒータ制御方法、および画像形成装置は、複写機、デジタル複合機、プリンタ、ファクシミ等の電子写真方式を用いた画像形成装置で使用される定着装置に内蔵する定着ヒータの通電を制御する場合に広く利用可能である。
本実施の形態に係る画像形成装置1の一例であるプリンタの内部構成を示す概略図である。 図1の画像形成装置の定着ヒータ制御装置の概略構成を示すブロック図である。 図2のゼロクロス検出部の構成例を示す図である。 図2のゼロクロス検出部のタイミングチャートの一例を示す図である。 図2のエンジン制御部における定着ヒータの制御の一例を説明するためのフローチャートである。 図2のエンジン制御部における定着ヒータの制御の他の例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
10 光学系
20 プロセスカートリッジ
21 感光体
22 帯電ローラ
23 クリーニング・廃トナー回収部
24 現像・トナー収納部
30 給紙カセット
31 記録紙
40 給紙コロ
50 転写ローラ
60 定着装置
61 定着ローラ
100 エンジン制御部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 不揮発性メモリ
105 入出力回路I/O
200 コントローラ部
300 電源部
400 商用電源

Claims (7)

  1. 電源投入時に電源周波数を検出し、検出した電源周波数に基づいて定着ヒータの通電を制御する定着ヒータ制御装置において、
    前記電源投入時に検出した電源周波数を不揮発性メモリに記憶しておき、前記定着ヒータを印刷可能な状態に立ち上げる場合に、前記不揮発性メモリに記憶された電源周波数に基づいて、前記定着ヒータの通電を制御することを特徴とする定着ヒータ制御装置。
  2. 前記電源投入時に検出した電源周波数と、前記不揮発性メモリに記憶されている電源周波数とを比較し、両電源周波数が異なる場合に、前記不揮発性メモリに記憶されている電源周波数を前記電源投入時に検出した電源周波数に書き換えることを特徴とする請求項1に記載の定着ヒータ制御装置。
  3. 前記定着ヒータを印刷可能な状態に立ち上げる場合とは、省エネモードから通常モードに復帰する場合であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着ヒータ制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の定着ヒータ制御装置と、前記定着ヒータを内蔵した定着装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 電源投入時に電源周波数を検出し、検出した電源周波数に基づいて定着ヒータの通電を制御する定着ヒータ制御方法において、
    前記電源投入時に検出した電源周波数を不揮発性メモリに記憶しておき、前記定着ヒータを印刷可能な状態に立ち上げる場合に、前記不揮発性メモリに記憶された電源周波数に基づいて、前記定着ヒータの通電を制御することを特徴とする定着ヒータ制御方法。
  6. 前記電源投入時に検出した電源周波数と、前記不揮発性メモリに記憶されている電源周波数とを比較し、両電源周波数が異なる場合に、前記不揮発性メモリに記憶されている電源周波数を前記電源投入時に検出した電源周波数に書き換えることを特徴とする請求項5に記載の定着ヒータ制御方法。
  7. 前記定着ヒータを印刷可能な状態に立ち上げる場合とは、省エネモードから通常モードに復帰する場合であることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の定着ヒータ制御方法。
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