JP2004130195A - 揮発性有機化合物、noxまたはsoxの低減剤 - Google Patents

揮発性有機化合物、noxまたはsoxの低減剤 Download PDF

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Abstract

【課題】室内の揮発性有機化合物、NOXおよびSOXを低減させる低減剤を提供する。
【解決手段】Ti(OH)(PO(HPO(HPO(OR)で表わされるリン酸チタニウム系化合物を有効成分とする低減剤、または、前記リン酸チタニウム系化合物に、ケイ酸ナトリウムを配合してなる低減剤。Rは炭素数1〜4のアルキル基、xは0〜4の整数、yは0または1、zは0〜2の整数、lは0〜4の整数およびmは0〜4の整数であり、x+3y+2z+l+m=4を満たす。前記リン酸チタニウム系化合物は、四塩化チタンと水もしくは炭素数1〜4のアルコール、または、それらの混合溶液と反応させたのち、さらにリン酸と反応させることにより得られる。
【選択図】    なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気中の揮発性有機化合物、NOXまたはSOXを低減する低減剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
シックハウス症候群の原因となる室内のホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物を低減するための化合物としては、酸化チタンが一般的に用いられていた(特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、一般に、酸化チタンを基材の上に担持させるために、シリコーン系バインダー、有機質バインダーなどのバインダーが必要とされ、膜表面に均一に酸化チタンを担持しなければ活性が低く、かつ、酸化チタンの触媒効果によるバインダーの損傷が生じ、また、洗濯によって容易に脱落しやすいという問題がある。
【0004】
また、酸化チタンは、光(紫外線)の照射なしでは活性効果を発揮せず、したがって、暗室では効果を発揮しない。これを解決する手段として、酸化チタンに、暗室でも効果を示す銀や金を併用するという方法があるが、環境問題や人体への影響が懸念されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−210374号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、環境にやさしく人体に影響を与えない空気中の揮発性有機化合物、NOXまたはSOXを低減するための低減剤を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、空気中の揮発性有機化合物、NOXおよびSOXからなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物を低減させる低減剤であって、
式(1):Ti(OH)(PO(HPO(HPO(OR)
で表わされるリン酸チタニウム系化合物またはその縮合体を有効成分とする低減剤、または、
前記式(1)で表わされるリン酸チタニウム系化合物またはその縮合体に、さらにケイ酸ナトリウムを配合してなる低減剤にかかわる。式(1)中、Rは炭素数1〜4のアルキル基、xは0〜4の整数、yは0または1、zは0〜2の整数、lは0〜4の整数およびmは0〜4の整数であり、x+3y+2z+l+m=4を満たす。
【0008】
本発明は、空気中の揮発性有機化合物、NOXおよびSOXからなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物を低減させる低減剤であって、
四塩化チタンを、水もしくは炭素数1〜4のアルコール、または、それらの混合溶液と反応させたのち、さらにリン酸と反応させて得られる化合物を有効成分とする低減剤、または、
四塩化チタンを、水もしくは炭素数1〜4のアルコール、または、それらの混合溶液と反応させたのち、さらにリン酸と反応させて得られる化合物に、ケイ酸ナトリウムを配合してなる低減剤にかかわる。
【0009】
本発明の低減剤は、空気中の揮発性有機化合物、とりわけ、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼンまたはスチレンを低減するために、とくに有効である。
【0010】
本発明の低減剤は、バインダーを必要とすることなく、適用対象、たとえば、壁、天井、床などに塗布できる点で、とくに有効である。
【0011】
本発明の低減剤は、光照射なしで、すなわち、夜間の暗闇のなかでも、空気中の揮発性有機化合物、NOXおよびSOXを低減することができる点で、とくに有効である。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明においては、空気中の揮発性有機化合物、NOXおよびSOXからなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物を低減させる低減剤の有効成分として、式(1)で表わされるリン酸チタニウム系化合物またはその縮合物を用いる。
【0013】
式(1):Ti(OH)(PO(HPO(HPO(OR)
式(1)中、Rは炭素数1〜4のアルキル基、xは0〜4の整数、yは0または1、zは0〜2の整数、lは0〜4の整数およびmは0〜4の整数であり、x+3y+2z+l+m=4を満たす。
【0014】
Rの炭素数が多いほうが、揮発性有機化合物、NOXおよびSOXの低減効果は、高くなる傾向があるが、多すぎると、溶液の粘度が高く、製膜したときの膜厚が厚くなるため、製膜したときの皮膜が剥離しやすくなる傾向がある。Rは、とりわけエチル基またはイソプロピル基であることが好ましい。
【0015】
式(1)で表わされるリン酸チタニウム系化合物としては、たとえば、Ti(OH)(HPO(OR)、Ti(OH)(PO)、Ti(OH)(HPO)(OR)、Ti(OH)(HPO)(OR)、Ti(OH)(HPO)(HPO)、Ti(OH)(HPO、Ti(OH)(HPO)、Ti(OH)(OR)などがある。
【0016】
式(1)で表わされるリン酸チタニウム系化合物またはその縮合物は、たとえば以下の製造方法によって得られる。すなわち、最初に、四塩化チタンを水もしくはアルコール、または、それらの混合溶液と反応させる。使用するアルコールのアルキル基が、得られるリン酸チタニウム系化合物を表わす式(1)中のRに対応する。アルコールとしては、炭素数1〜4のアルコールを使用することができる。炭素数1〜4のアルコールとしては、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールを例示することができる。
【0017】
【化1】
Figure 2004130195
【0018】
混合溶液とする場合、その組成は、とくに制限はないが、体積比で、水が30〜70%であることが好ましく、より好ましくは上限で60%、下限で40%である。また、アルコールが30〜70%であることが好ましく、より好ましくは上限で60%、下限で40%である。
【0019】
四塩化チタンの添加量は、体積比で、前記水もしくはアルコール、または、それらの混合溶液100部に対して、0.01〜30部であることが好ましく、上限で20部、とくには15部、下限で5部であることがより好ましい。
【0020】
四塩化チタンと水およびアルコールとの反応温度は、とくに制限はなく、常温、たとえば5〜35℃であればよい。水もしくはアルコール、または、それらの混合溶液と四塩化チタンを混合する際の相対湿度は、10〜80%、とくには20〜60%であることが好ましい。相対湿度が80%をこえると、四塩化チタンの黄色粉末が多く生じ、その粒径が大きくなり、活性が低下する傾向がある。10%未満では白色粉末が生じ、膜硬度、持続性に問題が生じる傾向がある。通常、反応終了時の反応溶液のpHは、約1となる。
【0021】
つぎに、得られた反応溶液をリン酸と反応させることにより、前記リン酸チタニウム系化合物を得ることができる。このとき、溶媒として、水またはエタノールなどの炭素数1〜4のアルコールを用いることができる。また、水とアルコールの混合溶媒としてもよい。
【0022】
【化2】
Figure 2004130195
【0023】
前記反応溶液は、必要に応じて、水またはアルコールなどの溶媒で希釈することにより、リン酸を加えたときに白濁することを防止することができる。たとえば、10〜500倍の範囲で希釈することが好ましい。10倍未満では、リン酸を加えたときに白濁する場合がある。白濁液は、低減剤としての活性効果は高いが、使用対象製品が変色したり、表面に白色粉末が現出したり、膜硬度が下がり剥離、脱落が生じ持続性に難点があるので、ろ過するか沈殿させて上水を使用する必要があり、製造工程が増える。上限で200倍、下限で20倍に希釈することがより好ましく、とくには100倍程度が好ましい。
【0024】
リン酸の添加量は、体積比で、前記反応溶液100部に対して、8〜500部であることが好ましい。500部をこえると溶液が白濁する傾向がある。450部以下、とくには400部以下であることが好ましい。
【0025】
反応終了時の反応溶液のpHは、通常3〜4であるが、水酸化ナトリウムなどを加えて、たとえばpH6〜7に調節しても、揮発性有機化合物、NOXおよびSOXを低減する活性は変わらないので、使用対象製品によって酸性または中性で使用することができる。
【0026】
反応生成物は、そのまま、または、水で希釈して溶液状態または分散液状態で、空気中の揮発性有機化合物、NOXまたはSOXの低減剤として使用することができる。
【0027】
リン酸チタニウム系化合物にケイ酸ナトリウムを添加することにより、揮発性有機化合物、NOXおよびSOXの低減剤としての効果を向上させることができる。ケイ酸ナトリウムの添加量は、体積比で、前記反応生成物(リン酸チタニウム系化合物)100部に対して、たとえば、0.5〜20部、好ましくは1〜10部とすることができる。ケイ酸ナトリウムの添加量が多すぎる場合には、塗布後に白い斑点が生じて白化現象が生じやすくなり、したがって、塗布面がガラスなどの場合には、透過性が失われる傾向があり、また、低減剤が剥離しやすくなる傾向がある。
【0028】
揮発性有機化合物としては、たとえば、沸点が、50〜260℃、とりわけ100〜240℃の有機化合物があり、具体的には、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、トリクロロエチレン、ジクロルエタン、イソプロピルアルコールおよびメチルエチルケトンを例示することができる。
【0029】
本発明の低減剤を、溶液状態または分散液状態で使用する場合は、適用対象に噴霧または塗布する方法、適用対象を浸漬する方法などにより、付着させることにより、低減剤として作用させることができる。このとき、乾燥したときの厚さが0.05〜0.5μmとなるように噴霧または塗布することが好ましい。膜厚が0.05μm未満では低減剤としての効果が小さく、0.5μmをこえると剥離が生じやすい。
【0030】
本発明の低減剤は、建物の壁、天井および床のほか、インテリア用品および寝装品などにも適用することができる。
【0031】
インテリア用品としては、カーテン、ブラインド、カーペット類、およびこれらの生地、いす張り地、テーブルクロス、マット類、トイレタリー用品(便座カバーなど)、カーシートカバーなどがあげられる。
【0032】
寝装品としては、毛布、ベッドスプレッド、敷布、タオルケット、寝装カバー、布団側地、中綿およびこれらの生地などがあげられる。
【0033】
本発明の低減剤は、そのほかにも、金属製品、ガラス製品、プラスチック製品などに用いることもできる。
【0034】
本発明の低減剤は、従来の銀や金を使用した低減剤とは異なり、環境にやさしく、また人体に影響をおよぼさずに、生活環境に存在する揮発性有機化合物、NOXおよびSOXを、激減させることができる。さらに、本発明の低減剤は、バインダーを使用しなくても塗膜の耐久性が高い。
【0035】
【実施例】
以下に実施例に基づいて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに制限されるものではない。
【0036】
低減剤(試料溶液)Aの製造
体積比で、イソプロピルアルコール45部と精製水45部の混合液に、攪拌しながら四塩化チタン10部を混合した。体積比で、得られた混合物200部に対して85%のリン酸水溶液5部を加えた。得られたリン酸チタニウム系化合物は、Ti(OH)(PO(HPO(HPO(OCH(CHまたはこれが縮合した組成であると推定される。得られたリン酸チタニウム系化合物を試料溶液Aとした。
【0037】
リン酸チタニウム系化合物のX線回折試験
製造したリン酸チタニウム系化合物を15時間自然乾燥させたもの、さらに700℃で1時間焼成したものについて、X線回折試験を行なった。マックスサイエンス社製超強力X線回折試験装置 MXP18を用いて、測定条件は、回転対陰極:銅、電圧:40kV、電流:200mA、スリット:発散スリット1°−散乱スリット1°−受光スリット0.3mm、走査範囲:2θ(回折角)=5〜70°、走査速度:4°/分とした。
【0038】
焼成前後のX線回折図を、図1および図2に示す。また、図1および図2中のピークナンバーに対応する2θ(回折角)、d(面間隔)、I(回折強度)、I/Io(最強回折線の強度を1000としたときの回折線の強度)、FWHM(半値幅)を、表1および表2に示す。図1に示す焼成前の化合物の回折図には強いピークは認められず、この化合物は非結晶体であることがわかる。焼成することによって、図2のように多くのピークが現れ、焼成後の化合物は結晶化していることがわかる。これらのピークの位置と強度比は、Ti23の化合物のデータ(JCPDSカード39−4)とよく一致した。したがって、焼成した化合物はTi23と考えられる。このことから、リン酸チタニウム系化合物のTiとPの比率は約2:3と考えられる。
【0039】
【表1】
Figure 2004130195
【0040】
【表2】
Figure 2004130195
【0041】
リン酸チタニウム系化合物のエネルギー分散型X線分析
Ti(OH)(PO(HPO(HPO(OCH(CHまたはこれが縮合したリン酸チタニウム系化合物の組成を推定することを目的として、焼成したリン酸チタニウム系化合物について、エネルギー分散型X線分析を行なった。日本電子株式会社製の走査型電子顕微鏡JSM−5800LVCを用い、測定条件は、加速電圧:25.0kV、取り出し角度:35.00°、経過時間:186.46秒、有効時間:180.00秒とした。その結果、Ti、P、Oのピークが検出され、TiとPの比率は、X線回折測定の結果を支持する値となった。また、Clは検出感度以下であり、焼成によりほとんどが揮散したものと考えられる。
【0042】
実施例1
ウレタンフォーム(塗布面:40mm×30mm)に、約30cm離れたところから、試料溶液Aを水で5倍に希釈した溶液を噴霧して20cc/mの割合で塗布し、温度20℃、湿度65%の暗室において、以下の試験を行なった。
【0043】
5Lのテドラーバッグに空気2Lおよびホルムアルデヒド水溶液0.5mLを注入したのち密封し、24時間以上静置して、ホルムアルデヒドガスを調製した。別に用意した5Lのテドラーバッグに空気2Lおよび試料溶液Aで処理した前記のウレタンフォームを入れ、調製したホルムアルデヒドガス3mLを注入したのち、密閉した。2時間後、テドラーバッグ内の空気100mLを純水に吸収させたのち、MBTH試薬(セントラル科学社製)を加えて反応させ、反応溶液の630nmにおける吸光度から検量線によりホルムアルデヒド濃度を求めた。ホルムアルデヒドの初期濃度およびウレタンフォームをテドラーバッグに入れてから2時間後のホルムアルデヒド濃度を測定し、測定値より分解率(低減率)を求めた。結果を表3に示す。
【0044】
実施例2〜7
ウレタンフォームを表3に示す材料に変えた以外は、実施例1と同様にして実験を行なった。結果を表3に示す。
【0045】
【表3】
Figure 2004130195
【0046】
低減剤(試料溶液)Bの製造
体積比で、低減剤(試料溶液)A35部に対してケイ酸ナトリウム1部を添加して、試料溶液Bとした。
【0047】
実施例8〜13
延べ床面積110mの4LDKの新築一戸建て(3階建て)の和室(実施例8)、洗面所(実施例9)、リビング・キッチン(実施例10)、洋間1(実施例11)、洋間2(実施例12)および洋間3(実施例13)の壁、床および天井に、試料溶液Bを噴霧して25cc/mの割合で塗布した。塗布前、塗布の24時間後および48時間後に、各室の空気中のホルムアルデヒド濃度を測定した。塗布前および塗布の48時間後は、全窓を開放して5分間換気を行なったのちに、完全に密閉して1時間30分間経過後にホルムアルデヒド濃度を測定した。塗布の24時間後は、全窓を開放して5分間換気を行なったのちに、完全に密閉して1時間30分間経過後(翌日(1))および2時間30分間経過後(翌日(2))にホルムアルデヒド濃度を測定した。測定時の温度および湿度ならびに測定結果を表4に示す。
【0048】
比較例1
新築一戸建ての洋間の壁、床および天井に、試料溶液Bを噴霧して塗布することなく、実施例8〜13と同様に、空気中のホルムアルデヒド濃度を測定した。結果を表4に示す。
【0049】
【表4】
Figure 2004130195
【0050】
実施例14
新築一戸建ての洋間の壁、床および天井に、実施例8〜13と同様に、試料溶液Bを噴霧して10cc/mの割合で塗布し、空気中のホルムアルデヒド濃度を測定した。塗布前および塗布の24時間後に、全窓を開放して30分間換気を行なったのちに、完全に密閉して5時間経過後にホルムアルデヒド濃度を測定した。塗布前のホルムアルデヒド濃度は0.07ppm、塗布の24時間後のホルムアルデヒド濃度は0.03ppmであった。
【0051】
実施例15
試料溶液の塗布割合を25cc/mとしたほかは、実施例14と同様にした。塗布の24時間後のホルムアルデヒド濃度は0.01ppmであった。また、採取器具として、アドバンストケミカルセンサー(株)製トルエン、キシレン、エチルベンゼンおよびスチレン用測定バッジOV−09を使用し、分析装置としてヒューレットパッカード社製ガスクロマトグラフ6890を使用して、トルエン、キシレン、エチルベンゼンおよびスチレンの濃度を測定した。厚生労働省の指針値は、トルエン濃度が0.07ppm以下、キシレン濃度が0.02ppm以下、エチルベンゼン濃度が0.88ppm、スチレン濃度が0.05ppmであるところ、塗布の24時間後のトルエン濃度、キシレン濃度、エチルベンゼン濃度およびスチレン濃度は、いずれも0.01ppm未満と、指針値を大幅に下回る値を示し、極めて良好であった。
【0052】
実施例16
枕用のウレタン生地(10cm×20cm)に、約30cm離れたところから、試料溶液Bを水で5倍に希釈した溶液を噴霧して20cc/mの割合で塗布し、温度20℃、湿度65%の室内において、以下の試験を行なった。
【0053】
5Lのテドラーバッグに空気2Lおよび硫化水素0.5mLを注入したのち密封し、24時間以上静置して、硫化水素ガスを調製した。別に用意した5Lのテドラーバッグに空気2Lおよび試料溶液Bで処理した前記のウレタン生地を入れ、調製した硫化水素ガス3mLを注入したのち、密閉した。2時間後、テドラーバッグ内の空気100mLを純水に吸収させたのち、北川式検知管により硫化水素濃度を求めた。硫化水素の初期濃度およびウレタン生地をテドラーバッグに入れてから2時間後の硫化水素濃度を測定した結果を表5に示す。
【0054】
比較例2
テドラーバッグ内にウレタン生地を入れずに、実施例16と同様に実験し、硫化水素濃度を測定した。結果を表5に示す。
【0055】
実施例17
枕用のウレタン生地(10cm×20cm)に、約30cm離れたところから、試料溶液Bを水で5倍に希釈した溶液を噴霧して20cc/mの割合で塗布し、温度20℃、湿度65%の室内において、以下の試験を行なった。
【0056】
5Lのテドラーバッグに空気2Lおよびアセトアルデヒド水溶液0.5mLを注入したのち密封し、24時間以上静置して、アセトアルデヒドガスを調製した。別に用意した5Lのテドラーバッグに空気2Lおよび試料溶液Bで処理した前記のウレタン生地を入れ、調製したアセトアルデヒドガス3mLを注入したのち、密閉した。2時間後、テドラーバッグ内の空気100mLを純水に吸収させたのち、北川式検知管によりアセトアルデヒド濃度を求めた。アセトアルデヒドの初期濃度およびウレタン生地をテドラーバッグに入れてから2時間後のアセトアルデヒド濃度を測定した結果を表5に示す。
【0057】
比較例3
テドラーバッグ内にウレタン生地を入れずに、実施例17と同様に実験し、アセトアルデヒド濃度を測定した。結果を表5に示す。
【0058】
実施例18
枕用のウレタン生地(10cm×20cm)に、約30cm離れたところから、試料溶液Bを水で5倍に希釈した溶液を噴霧して20cc/mの割合で塗布し、温度20℃、湿度65%の室内において、以下の試験を行なった。
【0059】
5Lのテドラーバッグに空気2Lおよびホルムアルデヒド水溶液0.5mLを注入したのち密封し、24時間以上静置して、ホルムアルデヒドガスを調製した。別に用意した5Lのテドラーバッグに空気2Lおよび試料溶液Bで処理した前記のウレタン生地を入れ、調製したホルムアルデヒドガス3mLを注入したのち、密閉した。2時間後、テドラーバッグ内の空気100mLを純水に吸収させたのち、北川式検知管によりホルムアルデヒド濃度を求めた。ホルムアルデヒドの初期濃度およびウレタン生地をテドラーバッグに入れてから2時間後のホルムアルデヒド濃度を測定した結果を表5に示す。
【0060】
比較例4
テドラーバッグ内にウレタン生地を入れずに、実施例18と同様に実験し、ホルムアルデヒド濃度を測定した。結果を表5に示す。
【0061】
【表5】
Figure 2004130195
【0062】
実施例19
枕用のウレタン生地の代わりに壁紙(10cm×20cm)を使用した以外は、実施例18と同様にして実験を行なった。ホルムアルデヒドの初期濃度は15.0ppmであり、壁紙をテドラーバッグに入れてから2時間後には1.4ppmとなった。
【0063】
実施例20
枕用のウレタン生地の代わりに壁紙(EE−53000 サンタフェ F/07 BE)(10cm×20cm)を使用した以外は、実施例18と同様にして実験を行なった。ホルムアルデヒドの初期濃度は15.0ppmであり、壁紙をテドラーバッグに入れてから2時間後には0.6ppmとなった。
【0064】
実施例21
リン酸チタニウム系加工剤含浸生地(15cm×20cm)に、約30cm離れたところから、試料溶液Bを水で5倍に希釈した溶液を噴霧して20cc/mの割合で塗布し、温度20℃、湿度65%、紫外線強度(塗布面)1mW/cmの室内において、以下の試験を行なった。
【0065】
5Lのテドラーバッグに、初期濃度が20.0ppmとなるように調製したNOXガスおよび試料溶液Bで処理した前記のリン酸チタニウム系加工剤含浸生地を入れ、密閉した。2時間後、テドラーバッグ内の空気100mLを純水に吸収させたのち、北川式検知管により求めたNOX濃度は4.9ppmであった。
【0066】
比較例5
テドラーバッグ内にリン酸チタニウム系加工剤含浸生地を入れずに、実施例21と同様に実験し、NOX濃度を測定したところ、20.0ppmであった。
【0067】
実施例22
リン酸チタニウム系加工剤含浸生地(15cm×20cm)に、約30cm離れたところから、試料溶液Bを水で5倍に希釈した溶液を噴霧して20cc/mの割合で塗布し、温度20℃、湿度65%、紫外線強度(塗布面)1mW/cmの室内において、以下の試験を行なった。
【0068】
5Lのテドラーバッグに、初期濃度が20.0ppmとなるように調製したSOXガスおよび試料溶液Bで処理した前記のリン酸チタニウム系加工剤含浸生地を入れ、密閉した。2時間後、テドラーバッグ内の空気100mLを純水に吸収させたのち、北川式検知管により求めたSOX濃度は0.5ppm未満であった。
【0069】
比較例6
テドラーバッグ内にリン酸チタニウム系加工剤含浸生地を入れずに、実施例22と同様に実験し、SOX濃度を測定したところ、20.0ppmであった。
【0070】
【発明の効果】
本発明の低減剤は、従来のように銀や金を使用していないので、環境にやさしく、人体に影響がない。さらに、本発明の低減剤を壁、天井または床にスプレーで吹き付けるなどの簡単な作業で、室内の揮発性有機化合物、NOXおよびSOXを低減させることができる。本発明の低減剤は、バインダーを必要としないで強固に基材に固定されているため、塗膜が剥がれにくく、効果が維持される。さらに、光の照射を必要とせず、夜間の暗闇でも効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で用いたリン酸チタニウム系化合物のX線回折図である。
【図2】実施例で用いたリン酸チタニウム系化合物の焼成後のX線回折図である。

Claims (7)

  1. 空気中の揮発性有機化合物、NOXおよびSOXからなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物を低減させる低減剤であって、式(1):
    Ti(OH)(PO(HPO(HPO(OR)
    (式(1)中、Rは炭素数1〜4のアルキル基、xは0〜4の整数、yは0または1、zは0〜2の整数、lは0〜4の整数およびmは0〜4の整数であり、x+3y+2z+l+m=4を満たす。)
    で表わされるリン酸チタニウム系化合物またはその縮合体を有効成分とする低減剤。
  2. 空気中の揮発性有機化合物、NOXおよびSOXからなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物を低減させる低減剤であって、式(1):
    Ti(OH)(PO(HPO(HPO(OR)
    (式(1)中、Rは炭素数1〜4のアルキル基、xは0〜4の整数、yは0または1、zは0〜2の整数、lは0〜4の整数およびmは0〜4の整数であり、x+3y+2z+l+m=4を満たす。)
    で表わされるリン酸チタニウム系化合物またはその縮合体に、さらにケイ酸ナトリウムを配合してなる低減剤。
  3. 空気中の揮発性有機化合物、NOXおよびSOXからなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物を低減させる低減剤であって、四塩化チタンを、水もしくは炭素数1〜4のアルコール、または、それらの混合溶液と反応させたのち、さらにリン酸と反応させて得られる化合物を有効成分とする低減剤。
  4. 空気中の揮発性有機化合物、NOXおよびSOXからなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物を低減させる低減剤であって、四塩化チタンを、水もしくは炭素数1〜4のアルコール、または、それらの混合溶液と反応させたのち、さらにリン酸と反応させて得られる化合物に、ケイ酸ナトリウムを配合してなる低減剤。
  5. 揮発性有機化合物が、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼンまたはスチレンである請求項1、2、3または4記載の低減剤。
  6. バインダーを必要としない請求項1、2、3または4記載の低減剤。
  7. 光照射なしで活性効果を有する請求項1、2、3または4記載の低減剤。
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