JP2004129249A - 無線送信装置、無線受信装置、および送信キャンセルサブキャリアの選択方法 - Google Patents

無線送信装置、無線受信装置、および送信キャンセルサブキャリアの選択方法 Download PDF

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Abstract

  【課題】   誤り訂正符号化が行われる無線通信システムにおいて、誤り率特性の劣化を抑えつつ、ピーク電力を減少させること。
  【解決手段】 送信ビットを符号化(符号化率R=1/3)することによって作成されるシステマチックビット(S)とパリティビット(P、P)のうち、パリティビットがマッピングされるサブキャリアを送信キャンセル候補とし、それらの候補の中から送信を行わないサブキャリアを選択する。この選択を行う際、パリティビットの値とサブキャリア間の位相関係とから、OFDMシンボルのピーク電力が最も小さくなるような選択パターンを用いる。
 【選択図】   図7

Description

 本発明は、無線送信装置、無線受信装置、および送信キャンセルサブキャリアの選択方法に関し、特に、誤り訂正符号化が行われる無線通信システムにおける無線送信装置、無線受信装置、および送信キャンセルサブキャリアの選択方法に関する。
 近年、無線通信、特に移動体通信では、音声以外に画像やデータなどの様々な情報が伝送の対象になっている。今後は、多様なコンテンツの伝送に対する需要がますます高くなることが予想されるため、高信頼かつ高速な伝送に対する必要性がさらに高まるであろうと予想される。しかしながら、移動体通信において高速伝送を行う場合、マルチパスによる遅延波の影響が無視できなくなり、周波数選択性フェージングにより伝送特性が劣化する。
 周波数選択性フェージング対策技術の一つとして、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式などのマルチキャリア(MC)変調方式が注目されている。マルチキャリア変調方式は、周波数選択性フェージングが発生しない程度に伝送速度が抑えられた複数の搬送波(サブキャリア)を用いてデータを伝送することにより、結果的に高速伝送を行う技術である。特に、OFDM方式は、データが配置される複数のサブキャリアが相互に直交しているため、マルチキャリア変調方式の中で最も周波数利用効率が高い方式であり、また、比較的簡単なハードウエア構成で実現できることから、とりわけ注目されており、様々な検討が加えられている。
 そのような検討の一例として、送信電力のピーク値(ピーク電力)が減少することを期待して、受信品質が低いサブキャリアの送信を行わないように制御しているものがある。また、この制御を行う際に、送信しないサブキャリアに割り当てるビットとパンクチャされるビットとを一致させることによりBER(Bit Error Rate)の劣化を最小限におさえようとしている(例えば、非特許文献1参照)。
前田,三瓶,森永:「OFDM/FDDシステムにおける遅延プロファイル情報チャネルを用いたサブキャリヤ送信電力制御方式の特性」,電子情報通信学会論文誌,B,Vol. J84-B, No.2, pp.205-213(2001年2月)
 しかしながら、上記従来の方法では、送信を行わないサブキャリアが存在する場合、送信できるビット数が減少してしまい、誤り率特性が大きく劣化してしまうおそれがある。また、送信を行わないサブキャリアの位置情報を基地局から移動局に別途送信する必要があり、伝送効率が低下してしまう。さらに、受信品質が低いサブキャリアの送信を行わないように制御しただけでは、QPSK変調等された各サブキャリア間の位相関係によっては、かえってピーク電力が増加してしまうことがある。
 本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、誤り率特性の劣化を抑えつつ、ピーク電力を減少させることができる無線送信装置、無線受信装置、および送信キャンセルサブキャリアの選択方法を提供することを目的とする。
 本発明は、上記課題を解決し、目的を達成するために、送信ビットを符号化することによって作成されるシステマチックビットおよびパリティビットの一方または双方からなるシンボルがマッピングされるサブキャリアのうち、送信を行わないサブキャリア(すなわち、送信をキャンセルするサブキャリア)を、パリティビットのみからなるシンボルがマッピングされるサブキャリアの中から選択することを特徴とする。また、パリティビットのみからなるシンボルがマッピングされるサブキャリアの中から送信をキャンセルするサブキャリアを選択する際に、ピーク電力が最も低くなるようなサブキャリアの組み合わせを選択することを特徴とする。さらに、送信をキャンセルするサブキャリアの位置情報を別途送信しないことを特徴とする。この特徴により、誤り訂正符号化が行われる無線通信システムにおいて、誤り率特性の劣化を抑えつつ、ピーク電力を減少させることができる。また、位置情報の送信による伝送効率の低下を防ぐことができる。
 本発明によれば、誤り訂正符号化が行われる無線通信システムにおいて、誤り率特性の劣化を抑えつつ、ピーク電力を減少させることができる。
 本発明者は、パリティビットがシステマチックビットよりも重要度が低いビットであり、同じ1ビットでもシステマチックビットを除外するよりもパリティビットを除外する方が誤り率特性の劣化に与える影響が小さい点に着目し、本発明をするに至った。すなわち、本発明の骨子は、送信キャンセルするサブキャリアをパリティビットのみからなるシンボルがマッピングされるサブキャリアの中から選択することである。
 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
 (実施の形態1)
 図1は、本発明の実施の形態1に係る無線送信装置の構成を示すブロック図である。図1に示す無線送信装置は、符号化部12、パラレル/シリアル変換(P/S)部14、変調部16、シリアル/パラレル変換(S/P)部18、選択部20、キャンセルテーブル22、キャンセル部24、逆高速フーリエ変換(IFFT)部26、パラレル/シリアル変換(P/S)部28、ガードインターバル(GI)部30、送信RF部32を有し、マルチキャリア信号であるOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアのうち一部のサブキャリアを除いたOFDMシンボルを送信するものである。図1に示す無線送信装置は、例えば、移動体通信システムにおいて使用される基地局装置に搭載される。
 図1に示す無線送信装置において、符号化部12は、ターボ符号等の組織符号を用いて送信データ(ビット列)を誤り訂正符号化する。符号化部12は、送信ビット列を組織符号を用いて符号化することによって、送信ビットそのものであるシステマチックビットSと、冗長ビットであるパリティビットPとを作成する。ここでは符号化率R=1/3とするため、1つの送信ビットに対して、1つのシステマチックビットSと2つのパリティビットP、Pとが作成される。作成されたシステマチックビットSとパリティビットP、Pは、3つ並列にP/S部14に入力される。
 P/S部14は、並列に入力されたビット列を直列に変換して、S、P、Pの順で変調部16に入力する。
 変調部16は、入力されたシステマチックビットS、およびパリティビットP、PをBPSK変調してシンボルを作成する。変調部16は、入力されたビットが‘0’であれば‘1’のシンボルに変調し、‘1’であれば‘−1’のシンボルに変調する。BPSK変調なので、1シンボルは1ビットからなる。変調後のシンボルはS/P部18および選択部20に入力される。
 S/P部18は、1OFDMシンボルを構成する複数のサブキャリア数分のシンボルが直列に入力される度に、それらのシンボルを並列に変換してキャンセル部24に入力する。ここでは、1OFDMシンボルを構成するサブキャリアの数をK=15本とする。
 選択部20は、変調部16から入力されたシンボルのうちパリティビットのみからなるシンボルがマッピングされるサブキャリアを判定する。本実施の形態では変調部16はBPSK変調を行い1シンボルは1ビットで構成されるため、選択部20は、つまり、パリティビットがマッピングされるサブキャリアを判定する。OFDMシンボル毎に、1OFDMシンボル内での各サブキャリアへのマッピング位置は予め既知であるため、選択部20は、パリティビットがマッピングされるサブキャリアを容易に判定することができる。例えば、1OFDMシンボルを構成するサブキャリアの数がK=15本で符号化率R=1/3の場合、サブキャリアfにはビットS、fにはビットP、fにはビットP、fにはビットS、fにはビットP、fにはビットP、…、f13にはビットS、f14にはビットP、f15にはビットPがマッピングされることが予め既知である。K=15本でR=1/3の場合には、すべてのOFDMシンボルにおいてS、P、Pのマッピングの位置関係は同じになる。なお、K=15本でR=1/4等、KがRで割り切れない場合には、各OFDMシンボル毎にマッピング位置は異なるが一定の規則性はあるため、この場合でも選択部20は、パリティビットがマッピングされるサブキャリアを容易に判定することができる。また、符号化されたビットがパンクチャやインタリーブされる場合でも、パンクチャパターンやインタリーブパターンが予め既知であるため、それらのパターンに基づいて、選択部20は、パリティビットがマッピングされるサブキャリアを容易に判定することができる。
 さらに、選択部20は、パリティビットがマッピングされると判定したサブキャリアL本のうちN本(L>N)を送信除外(送信キャンセル)対象として選択し、選択したサブキャリアをキャンセル部24に指示する。この際、選択部20は、OFMDシンボルのピーク電力を小さくするために、変調部16から入力されるシンボルの値に基づいてキャンセルテーブル22を参照して送信キャンセルするサブキャリアを選択する。キャンセルテーブル22の具体的な内容および送信キャンセルするサブキャリアの具体的な選択方法については後述する。
 ここで、システマチックビットがマッピングされるサブキャリアではなく、パリティビットがマッピングされるサブキャリアの送信をキャンセルするのは、以下の理由による。すなわち、組織符号を用いて誤り訂正符号化する場合、パリティビットはシステマチックビットよりも重要度が低いビットといえる。すなわち、OFDMシンボルを受信する無線受信装置においては、システマチックビットが失われると著しく誤り率特性が劣化するが、パリティビットのうちいくつかが失われても所要の誤り率特性を維持できるからである。これは、システマチックビットが送信ビットそのものであるのに対し、システマチックビットが冗長ビットであることに起因する。
 キャンセル部24は、キャンセル部24−1〜24−Kで構成される。Kは、1OFDMシンボルに含まれる複数のサブキャリアの本数(ここではK=15)に一致し、キャンセル部24−1〜24−Kの各々は、サブキャリアf〜fの各々に対応する。キャンセル部24−1〜24−Kは各々、図2に示す構成を有し、選択部20から指示されたサブキャリアに対応するキャンセル部が、スイッチをB側に接続する。例えば、選択部20がサブキャリアfを送信キャンセル対象として選択した場合は、キャンセル部24−2がスイッチをA側からB側に切り替える。スイッチがB側に接続されることによりサブキャリアfについては振幅値‘0’の信号がIFFT部26に入力されるため、IFFT部26ではサブキャリアfを含まないサンプル値が得られる。つまり、サブキャリアfの送信がキャンセルされることになる。
 IFFT部26は、キャンセル部24−1〜24−Kから入力されるシンボルまたは振幅値‘0’の信号を逆高速フーリエ変換して周波数領域から時間領域に変換した後、時間領域のサンプル値をP/S部28へ入力する。選択部20によって選択されたサブキャリアに対応するキャンセル部からは上記のように振幅値‘0’の信号が入力され、それ以外のキャンセル部からはシンボル値‘−1’または‘1’の信号が入力されるため、IFFT部26では、選択部20によって選択されたサブキャリア以外のサブキャリア(K−N本)を用いてIFFTが行われる。IFFT部26で得られたサンプル値は、並列にP/S部28に入力される。P/S部28では、IFFT処理後の並列のサンプル値を直列に変換する。これにより、選択部20によって選択されたサブキャリアを含まないOFDMシンボルが作成される。
 OFDMシンボルは、GI部30でガードインターバルを付加された後、送信RF部32でアンプコンバート等の所定の無線処理が施され、アンテナ34から無線送信される。
 次に、図1に示す無線送信装置から送信されたOFDMシンボルを受信する無線受信装置の構成について説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係る無線受信装置の構成を示すブロック図である。図3に示す無線受信装置は、アンテナ62、受信RF部64、GI部66、S/P部68、高速フーリエ変換(FFT)部70、キャンセル部72、電力測定部74、選択部76、P/S部78、復調部80、S/P部82、復号部84を有する。図3に示す無線受信装置は、例えば、移動体通信システムにおいて使用される移動局装置に搭載される。
 図3に示す無線受信装置では、図1に示す無線送信装置から送信されたOFDMシンボルが、アンテナ62で受信され、受信RF部64でダウンコンバートなどの所定の無線処理を施され、GI部66でガードインターバルを除去され、S/P部68へ入力される。
 S/P部68は、GI部66から直列に入力される信号をサブキャリア数分の並列信号にシリアル/パラレル変換して、FFT部70へ入力する。
 FFT部70は、S/P部68の出力信号を高速フーリエ変換(FFT)して時間領域から周波数領域に変換(つまり、サブキャリアごとのシンボルに変換)した後、キャンセル部72および電力測定部74へ入力する。
 電力測定部74は、サブキャリア毎の受信電力(サブキャリアf〜f各々の受信電力)を測定し、測定結果を選択部76に入力する。
 選択部76は、電力測定部74での測定結果を基に、サブキャリアf〜fのうち復調除外対象とするサブキャリアを選択し、選択したサブキャリアをキャンセル部72に指示する。具体的には、サブキャリアf〜fのうち相対的に受信電力が小さいサブキャリアをN本を選択する。この本数Nは、無線送信装置において送信キャンセル対象として選択されたサブキャリアの本数Nであり、あらかじめ設定された値である。すなわち、無線送信装置において送信キャンセルされるサブキャリアの数Nをあらかじめ設定しておき、受信電力について下位N本のサブキャリアを復調除外対象として選択する。これにより、送信キャンセルするサブキャリアの位置情報を無線送信装置から無線受信装置へ別途送信することなく、送信キャンセルされたサブキャリアを無線受信装置で選択することができるため、位置情報を送信することによる伝送効率の低下を防止できる。
 キャンセル部72は、キャンセル部72−1〜72−Kで構成される。Kは、1OFDMシンボルに含まれる複数のサブキャリアの本数(ここではK=15)に一致し、キャンセル部72−1〜72−Kの各々は、サブキャリアf〜fの各々に対応する。キャンセル部72−1〜72−Kは各々、図4に示す構成を有し、選択部76から指示されたサブキャリアに対応するキャンセル部が、スイッチをB側に接続する。例えば、選択部76がサブキャリアfを復調除外対象として選択した場合は、キャンセル部72−2がスイッチをA側からB側に切り替える。スイッチがB側に接続されることにより、サブキャリアfについては振幅値‘0’の信号がP/S部78を介して復調部80に入力される。これにより、復調部80ではサブキャリアfの復調がキャンセルされる。
 P/S部78は、キャンセル部72−1〜72−Kから並列に入力されるシンボルまたは振幅値‘0’の信号を直列に変換にして復調部80に入力する。
 復調部80は、入力されたシンボルをBPSK復調してS/P部82に入力する。入力されたシンボルが‘1’であれば‘0’のビットに復調し、‘−1’であれば‘1’のビットに復調する。また、振幅値‘0’の信号については、‘0’のビットとしてS/P部82に入力する。これにより、システマチックビットS、およびパリティビットP、Pの各ビットが得られる。無線送信装置で送信キャンセルされたパリティビットについては‘0’のビットとなる。
 S/P部82は、S、P、Pの順で直列に入力される各ビットを並列に変換して復号部84に入力する。
 復号部84では、入力されたビットを用いてターボ復号等の誤り訂正復号が行われる。これにより、受信データ(ビット列)が得られる。
 次いで、図1記載の無線送信装置および図3記載の無線受信装置の動作について、図5〜9を用いて説明する。
 図5に示すように、例えば、1OFDMシンボルはf〜f15のK=15本のサブキャリアで構成される。上記のように、符号化率R=1/3の場合、サブキャリアfにはビットS、fにはビットP、fにはビットP、fにはビットS、fにはビットP、fにはビットP、…、f13にはビットS、f14にはビットP、f15にはビットPがマッピングされることが予め既知である。無線送信装置は、サブキャリアf〜f15のうち、パリティビットがマッピングされるサブキャリアf、f、f、f、f、f、f11、f12、f14、f15を送信キャンセル候補とする。パリティビットがすべて失われると誤り訂正符号化の意味がなくなるので、複数のうちいくつかだけを送信キャンセルする。ここでは、パリティビットがマッピングされるL=10本のサブキャリアのうちN=5本のサブキャリアの送信をキャンセルする。この本数Nは、あらかじめ設定された値である。この送信キャンセルにより、符号化率はR=1/2になる。
 送信キャンセルする5本のサブキャリアは以下のようして選択する。図6は、サブキャリアf〜f15の各々にマッピングされるビットの値(すなわち、変調後のシンボルがとりうる値)のパターンと送信キャンセル対象として選択されるサブキャリアの選択パターンとの対応関係を示すキャンセルテーブルである。1OFDMシンボルは15本のサブキャリアで構成されるため、各ビットの値のパターンは全部で215=32768通りある。このテーブルでは、パターン1〜32768の各々に対して、送信キャンセルするサブキャリアが予め設定されている。この設定は、パリティビットの値とサブキャリア間の位相関係とから予測されるピーク電力の大きさに基づいてなされる。つまり、パターン1〜32768の各々において、送信キャンセルするサブキャリアの組み合わせ10通りの中から最もピーク電力が小さくなる選択パターンが予め設定されている。そこで、無線送信装置は、サブキャリアf〜f15の各々にマッピングされるビットの値に基づいて図6に示すキャンセルテーブルを参照し、送信キャンセル対象とするサブキャリアを決定する。例えば、ビット値がパターン5の場合、パリティビットがマッピングされるサブキャリアf、f、f、f、f、f、f11、f12、f14、f15のうちサブキャリアf、f、f、f12、f14を送信キャンセルすると、10通りの選択パターンのうちで最もピーク電力が小さくなる。ビット値がパターン5の場合、送信キャンセル後の各サブキャリアの様子は図7に示すようになる。よって、無線送信装置は、K−N=10本のサブキャリアf、f、f、f、f、f、f10、f11、f13、f15から構成されるOFDMシンボルを無線受信装置へ送信する。
 無線受信装置で受信されたOFDMシンボルの各サブキャリアの受信電力は図8に示すようになる。サブキャリアf、f、f、f12、f14は無線送信装置で送信キャンセルされたため、他のサブキャリアに比べて受信電力が小さくなる。無線受信装置は、受信電力が小さいものから順にN=5本のサブキャリアを復調除外対象とするべく振幅値を‘0’にする。その結果、各サブキャリアの様子は図9に示すようになる。よって、無線受信装置では、サブキャリアf、f、f、f12、f14にマッピングされて送信されるはずだったP、P、P、P、Pについては‘0’のビットとして得られる。
 このように、本実施の形態では、送信キャンセルするサブキャリアをパリティビットのみからなるシンボルがマッピングされるサブキャリアの中から選択する。また、送信キャンセルするサブキャリアの組み合わせは、ピーク電力が最も小さくなる組み合わせとする。よって、本実施の形態によれば、誤り率特性の劣化を抑えつつ、ピーク電力を減少させることができる。また、送信キャンセルしたサブキャリアの位置情報を別途送信しないので、位置情報の送信による伝送効率の低下を防ぐことができる。
 (実施の形態2)
 本実施の形態に係る無線送信装置は、OFDMシンボルのピーク電力がしきい値以上になる場合にのみ送信キャンセルを行うものである。換言すれば、ピーク電力がしきい値未満の場合には、送信キャンセルを行わず、K=15本のすべてのサブキャリアを用いてOFDMシンボルを作成する。また、送信キャンセルするサブキャリアの組み合わせパターンをすべて試してみて、最もピーク電力が小さくなるパターンを選択するものである。
 図10は、本発明の実施の形態2に係る無線送信装置の構成を示すブロック図である。なお、図10において実施の形態1(図1)と同一の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
 図10に示す無線送信装置において、バッファ36は、変調部16から入力されるシンボルをOFDMシンボル単位で記憶する。1OFDMシンボルを構成するサブキャリアの数がK=15本である場合、バッファ36は、15個ずつ分けてシンボルを記憶する。ピーク電力検出部40は、P/S部28から入力されるOFDMシンボルのピーク電力を検出する。検出されたピーク電力値は、選択部20に入力される。また、バッファ38は、P/S部28から入力されるOFDMシンボルを記憶する。実施の形態1同様、パリティビットがマッピングされるL=10本のサブキャリアのうちN=5本のサブキャリアの送信をキャンセルする場合、選択部20には、送信キャンセルするサブキャリアの10通りの選択パターンが記憶されている。
 次いで、図10記載の無線送信装置の動作について説明する。まず、上記図2に示すキャンセル部24−1〜24−KにおいてすべてのスイッチがA側に接続されている。よって、ピーク電力検出部40では、K=15本のすべてのサブキャリアを用いて作成されたOFDMシンボルのピーク電力が検出される。選択部20は、検出されたピーク電力がしきい値未満の場合、バッファ38に対してこのOFDMシンボルの出力を指示する。よって、OFDMシンボルのピーク電力がしきい値未満の場合は、送信キャンセルされたサブキャリアがないOFDMシンボルが無線受信装置へ送信される。
 一方、選択部20は、図11に示すように、検出されたピーク電力がしきい値以上の場合、バッファ36に対してシンボル列の出力を指示する。バッファ36は、1OFDMシンボルにつき10回だけ同じシンボル列をS/P部18に入力する。また、選択部20は、検出されたピーク電力がしきい値以上の場合にのみ、パリティビットがマッピングされると判定したサブキャリアL=10本のうちN=5本を送信キャンセル対象として選択し、選択したサブキャリアをキャンセル部24に指示する。この選択は10通りの選択パターンすべてについて行われる。そして、選択部20で選択処理が行われる度に、それぞれ異なる選択パターンで送信キャンセルされたOFDMシンボルがバッファ38に記憶されるとともに、ピーク電力検出部40でピーク電力を検出される。よって、バッファ38には10個のOFDMシンボルが記憶され、ピーク電力検出部40では10個のOFDMシンボルのピーク電力が検出される。そして、選択部20は、10個のOFDMシンボルのうちピーク電力が最も小さくなるものを選択して、その選択したOFDMシンボルを出力するようにバッファ38に対して指示する。これにより、ピーク電力がしきい値未満で、かつ、ピーク電力が最も小さいOFDMシンボルが無線受信装置へ送信される。
 なお、本実施の形態においては、上記のように10通りの選択パターンの中からピーク電力が最も小さいものを選択するのではなく、10通りの選択パターンについてピーク電力を順に検出していき、ピーク電力がしきい値未満になった時点でOFDMシンボルを送信するようにしてもよい。このようにすることにより、ピーク電力が最も小さくならないこともあるが、しきい値よりは確実に小さくすることはできる。よって、ピーク電力がしきい値未満でさえあればよい場合には、このようにすることにより、送信キャンセルおよびピーク電力の減少にかかる処理量を削減することができる。
 このように、本実施の形態によれば、上記実施の形態1と同様の作用・効果を呈することに加え、さらに、OFDMシンボルのピーク電力がしきい値以上になる場合にのみ送信キャンセルを行うため、不要な送信キャンセルを省くことができ、その結果、ピーク電力を減少する際の誤り率特性の劣化をさらに抑えることができる。
 (実施の形態3)
 本実施の形態に係る無線送信装置は、送信されるサブキャリアの送信電力の合計を一定に保つものである。
 図12は、本発明の実施の形態3に係る無線送信装置の構成を示すブロック図である。なお、図12において実施の形態1(図1)と同一の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
 選択部20は、送信キャンセル対象として選択したN本のサブキャリアをキャンセル部24および電力制御部42に指示する。
 電力制御部42は、電力制御部42−1〜42−Kで構成される。Kは、1OFDMシンボルに含まれる複数のサブキャリアの本数に一致し、電力制御部42−1〜42−Kの各々は、サブキャリアf〜fの各々に対応する。電力制御部42は、送信キャンセルされるサブキャリア分の送信電力を、送信キャンセルされないサブキャリアに割り当てる。つまり、選択部20によって選択されたサブキャリアが送信キャンセルされることにより減少する分の送信電力を、送信キャンセル対象以外のサブキャリアに割り当てる。具体的には、以下のようにする。
 選択部20が1OFDMシンボルに含まれるK本のサブキャリアのうちN本のサブキャリアを送信キャンセル対象として選択する場合、電力制御部42−1〜42−Kのうち選択部20から指示されたN本のサブキャリアに対応する電力制御部は、送信キャンセル対象以外のサブキャリア(すなわち、送信されるサブキャリア)K−N本の送信電力をそれぞれK/(K−N)倍する。例えば、K=15本でN=5本の場合、N=5本のサブキャリアの送信電力をそれぞれ、送信キャンセルを行わない場合の1.5倍にする。このようにすることにより、送信キャンセルされることにより減少する分の送信電力を送信キャンセル対象以外のサブキャリアに均等に割り当てることができる。
 このように、本実施の形態によれば、送信キャンセルされることにより減少する分の送信電力を送信キャンセル対象以外のサブキャリアに割り当てるため、OFDMシンボルの送信電力を一定に保ったまま、ピーク電力を減少させることができる。
 (実施の形態4)
 本実施の形態では、変調部16が2ビット以上のビットを1シンボルに変調する場合について説明する。
 図13は、本発明の実施の形態4に係る無線送信装置の構成を示すブロック図である。なお、図13において実施の形態1(図1)と同一の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
 変調部16は、入力順序制御部46から入力されるビットに対してQPSK変調を行う。つまり、変調部16は、連続して入力される2ビット毎に1シンボルを作成する。
 P/S部14からは、図14(A)に示すように、S、P、Pの順で各ビットが出力される。よって、この時点では、符号化率R=1/3である。
 ここで例えば、パンクチャ部44がパンクチャを行って符号化率をR=1/2にするものとする。この場合、パンクチャ部44は、パリティビットをパンクチャする。符号化率をR=1/2とするためには、パンクチャ部44から、システマチックビット1ビットにつきパリティビットが1ビット出力されるようにすればよい。そこで、パンクチャ部44は、PとPとを交互にパンクチャする。その結果、パンクチャ部44から出力されるビット列は、図14(B)に示すようになる。このビット列は入力順序制御部46に入力される。
 ここで、変調部16は連続して入力される2ビット毎に1シンボルを作成する(QPSK変調を行う)ため、図14(B)のビット列をそのままの順番で変調部16に入力したのでは、パリティビットのみからなるシンボルが作成されないことになる。これでは、送信キャンセルするサブキャリアを選択することができなくなってしまう。
 そこで、入力順序制御部46は、図14(B)に示すビット列を図14(C)に示すように並べ替える。つまり、パンクチャ部44から入力されたシステマチックビットおよびパリティビットの変調部16への入力順序を制御する。具体的には、パリティビットが2ビット連続して変調部16へ入力されるように制御する。これにより、変調部16では、1シンボルに含まれるビットがすべてパリティビットであるシンボルが作成される。
 図14(C)のように並べ替えられた場合、変調部16では、SとSからなるシンボルおよびPとPからなるシンボルが作成され、それぞれのシンボルはサブキャリアf〜f15にマッピングされる。これらのシンボルがマッピングされるサブキャリアのうち、選択部20は、PとPからなるシンボル、すなわち、パリティビットのみからなるシンボルがマッピングされるサブキャリアを送信キャンセル候補とする(図15)。そして、これらの候補のうちいくつかだけを送信キャンセルする。図15では、PとPからなるシンボルがマッピングされるサブキャリアf、f、f、f、f10、f12、f14のうち、サブキャリアf、f10、f12の送信をキャンセルする。これにより、符号化率はR=2/3になる。
 なお、本実施の形態では、QPSK変調を一例として説明したが、3ビット以上のビットが1シンボルに変調される変調方式(8PSK、16QAM、64QAM等)にも適用可能である。例えば、変調方式が16QAMの場合には、入力順序制御部46は、パリティビットが4ビット連続して変調部16へ入力されるように制御する。
 このように、本実施の形態によれば、変調部が2ビット以上のビットを1シンボルに変調する場合でも、パリティビットだけが送信されるサブキャリアを確実に作ることができ、送信キャンセルするサブキャリアを選択することができる。
 (実施の形態5)
 本実施の形態に係る無線送信装置は、パリティビットのみからなるシンボルがマッピングされるサブキャリアのうち、無線受信装置での受信電力がしきい値以下となるサブキャリアを送信キャンセル対象として選択するものである。
 図16は、本発明の実施の形態5に係る無線送信装置の構成を示すブロック図である。なお、図16において実施の形態1(図1)と同一の構成には同一の符号を付し説明を省略する。また、図17は、本発明の実施の形態5に係る無線受信装置の構成を示すブロック図である。なお、図17において実施の形態1(図3)と同一の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
 図16に示す無線送信装置において、パイロット信号が変調部16で変調された後、S/P部18およびキャンセル部24を介して、1OFDMシンボルを構成するサブキャリアf〜f15の各々にマッピングされる。そして、パイロット信号からなるOFDMシンボルが図17に示す無線受信装置へ送信される。
 図17に示す無線受信装置では、電力測定部74が、パイロット信号からなるOFDMシンボルの各サブキャリアf〜f15の受信電力を測定する。そして、各サブキャリア毎の受信電力値を無線送信装置へ通知するための通知情報を変調部86に入力する。この通知情報は、変調部86で変調され、送信RF部88でアップコンバート等された後、アンテナ62より無線送信装置へ送信される。
 図16に示す無線送信装置では、アンテナ34を介して受信された通知情報が、受信RF部48でダウンコンバート等された後、復調部50で復調される。復調後の通知情報は選択部20に入力される。選択部20では、各サブキャリアf〜f15の受信電力値としきい値と比較し、パリティビットのみからなるシンボルがマッピングされるサブキャリアのうち、受信電力値がしきい値以下のサブキャリアを送信キャンセル対象として選択する。
 例えば、図18に示すように、パリティビットP、Pがマッピングされるサブキャリアf、f、f、f、f、f、f11、f12、f14、f15のうち、サブキャリアf、f、f11、f12の受信電力がしきい値以下になった場合には、選択部20は、これら4本のサブキャリアを送信キャンセル対象として選択する。
 このように、本実施の形態によれば、パリティビットのみからなるシンボルがマッピングされるサブキャリアのうち、無線受信装置での受信電力がしきい値以下となるサブキャリアを送信しないため、無線受信装置において正しく受信されないと予測されるパリティビットの無駄な送信を行わないようにすることができる。
 (実施の形態6)
 ARQのうち特にH−ARQは、再送を行う度に受信信号(シンボル)を合成して誤り率を改善していく技術である。H−ARQでは、誤り率を改善するためには無線受信装置において受信信号を合成することが必要となる。ところが、送信キャンセルするサブキャリアがある場合には、そのサブキャリアにマッピングされたシンボルは送信されず、再送時においても初回送信時と同一のサブキャリアを送信キャンセルしたのでは、そのサブキャリアにマッピングされたシンボルは再送時においても送信されない。これでは、無線受信装置では合成できないシンボルが存在することになり、再送を行っても一向に誤り率が改善しない。そこで、本実施の形態に係る無線送信装置では、H−ARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest:ハイブリッド自動再送要求)が行われる通信システムにおいて、パリティビットのみからなるシンボルがマッピングされるサブキャリアのうち、初回送信時と再送時とで送信キャンセル対象として選択するサブキャリアを異ならせるようにした。
 図19は、本発明の実施の形態6に係る無線受信装置の構成を示すブロック図である。なお、図19において実施の形態1(図3)と同一の構成には同一の符号を付し説明を省略する。また、図20は、本発明の実施の形態6に係る無線送信装置の構成を示すブロック図である。なお、図20において実施の形態1(図1)と同一の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
 図19に示す無線受信装置において、復号部84で得られた復号結果(ビット列)は誤り検出部90に入力される。誤り検出部90は、入力された復号結果に対しCRC(Cyclic Redundancy Check)等の誤り検出を行う。そして誤り検出部90は、誤り検出結果に基づいてACK(ACKnowledgment:肯定応答)またはNACK(Negative ACKnowledgment:否定応答)を作成して送信RF部92に入力する。誤り検出部90は、復号結果に誤りがなくOKの場合はACKを、誤りがありNGの場合はNACKを誤り検出に対する応答信号として作成し、送信RF部92に入力する。送信RF部92は、ACK/NACKをアンテナ62を介して図20に示す無線送信装置へ送信する。
 図20に示す無線送信装置において、図19に示す無線受信装置から送信されたACKまたはNACKを含む信号がアンテナ34で受信され、受信RF部52でダウンコンバートなどの所定の無線処理を施され、ACK/NACK検出部54に入力される。ACK/NACK検出部54は、入力された信号からACKまたはNACKを検出して再送制御部56に入力する。変調部16で作成されたシンボルは再送制御部56に入力される。再送制御部56は、変調部16から入力されたシンボルを保持するとともに、そのシンボルをS/P部18および選択部20に入力する。そして、再送制御部56は、ACK/NACK検出部54からNACKを入力された場合に、そのNACKに対応するシンボルを再送する。再送シンボルもS/P部18および選択部20に入力される。
 選択部20は、初回送信時には実施の形態1と同じ動作をし、選択結果を選択結果保持部58に保持する。そして、選択部20は、1回目の再送時には、選択結果保持部58に保持された初回送信時の選択結果を参照し、初回送信時とは異なるサブキャリアを送信除外対象として選択する。この選択結果も選択結果保持部58に保持される。さらに、選択部20は、2回目の再送時には、選択結果保持部58に保持された初回送信時の選択結果および1回目の再送時の選択結果を参照し、初回送信時および1回目の再送時とは異なるサブキャリアを送信除外対象として選択する。つまり再送時に選択部20で送信キャンセル対象として選択されるサブキャリアは、すでに選択されたサブキャリア以外のサブキャリアの中から選択される。換言すれば、再送時に送信キャンセル対象として選択されるサブキャリアは、その再送時においてすでに送信済のサブキャリアの中からのみ選択される。以下図21〜図23を用いて具体的に説明する。図21は初回送信の場合を示し、図22は1回目の再送の場合を示し、図23は2回目の再送の場合を示す。
 図21〜図23では、サブキャリアf〜f15のうち、パリティビットがマッピングされるサブキャリアf、f、f、f、f、f、f11、f12、f14、f15を送信キャンセル候補とし、このL=10本の送信キャンセル候補のサブキャリアのうちN=3本のサブキャリアの送信をキャンセルする。送信キャンセルする3本のサブキャリアは以下のようして選択される。すなわち、初回送信時にf、f、fを送信キャンセル対象として選択したとすると(図21)、1回目の再送時に再びf、f、fを選択したのでは、再び同一のサブキャリアが送信されないことになってしまう。そこで、1回目の再送時には、初回送信時と異なるサブキャリアf、f11、f14を送信キャンセルする(図22)。これらのサブキャリアf、f11、f14はいずれも初回送信時にすでに送信済のサブキャリアである。さらに2回目の再送時には、初回送信時および1回目の再送時とは異なるサブキャリアf、f、f12を送信キャンセルする(図23)。このように選択部20は、初回送信時と再送時とで送信キャンセル対象として選択するサブキャリアを異ならせて、再送時には初回送信時にすでに送信済のサブキャリアの中からのみ送信キャンセルするサブキャリアを選択する。また、再送が複数回に渡る場合には、送信キャンセル候補のうち未だ送信キャンセルされていないサブキャリアがある限り、その送信キャンセルされていないサブキャリアの中から送信キャンセルするサブキャリアを選択する。
 このように、本実施の形態によれば、初回送信時と再送時とで送信キャンセル対象として選択するサブキャリアを異ならせて、再送時には初回送信時にすでに送信済のサブキャリアの中からのみ送信キャンセル対象のサブキャリアを選択するため、再送をしても送信されないサブキャリアが発生することを防止でき、再送毎に誤り率特性を確実に改善することができる。
 本発明は、移動体通信システムにおいて使用される無線通信端末装置や無線通信基地局装置等に好適である。
本発明の実施の形態1に係る無線送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る無線送信装置のキャンセル部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る無線受信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る無線受信装置のキャンセル部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るOFDMシンボルのサブキャリアの構成を示す図 本発明の実施の形態1に係るキャンセルテーブルの内容を示す図 本発明の実施の形態1に係る送信キャンセルされるサブキャリアを示す図 本発明の実施の形態1に係る各サブキャリアの受信電力を示す図 本発明の実施の形態1に係る復調除外対象となるサブキャリアを示す図 本発明の実施の形態2に係る無線送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係るピーク電力を示す図 本発明の実施の形態3に係る無線送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る無線送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係るシステマチックビットおよびパリティビットからなるビット列を示す図 本発明の実施の形態4に係る送信キャンセルされるサブキャリアを示す図 本発明の実施の形態5に係る無線送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係る無線受信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係る送信キャンセルされるサブキャリアを示す図 本発明の実施の形態6に係る無線受信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態6に係る無線送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態6に係る送信キャンセルされるサブキャリアを示す図(初回送信時) 本発明の実施の形態6に係る送信キャンセルされるサブキャリアを示す図(1回目の再送時) 本発明の実施の形態6に係る送信キャンセルされるサブキャリアを示す図(2回目の再送時)
符号の説明
 12 符号化部
 14,28,78 P/S部
 16,86 変調部
 18,68,82 S/P部
 20 選択部
 22 キャンセルテーブル
 24,24−1〜24−K,72,72−1〜72−K キャンセル部
 26 IFFT部
 30,66 GI部
 32,88 送信RF部
 34,62 アンテナ
 36,38 バッファ
 40 ピーク電力検出部
 42,42−1〜42−K 電力制御部
 44 パンクチャ部
 46 入力順序制御部  
 48,64 受信RF部
 70 FFT部
 50,80 復調部
 84 復号部

Claims (12)

  1.  送信ビットを符号化してシステマチックビットおよびパリティビットを作成する符号化手段と、
     前記符号化手段によって作成されたシステマチックビットおよびパリティビットを変調してシンボルを作成する変調手段と、
     前記変調手段によって作成されたシンボルのうちパリティビットのみからなるシンボルがマッピングされるサブキャリアの少なくとも1つを送信除外対象として選択する選択処理を行う選択手段と、
     前記変調手段によって作成されたシンボルの各々がマッピングされる複数のサブキャリアのうち前記選択手段によって選択されたサブキャリア以外のサブキャリアを用いて前記マルチキャリア信号を作成する作成手段と、
     前記作成手段によって作成されたマルチキャリア信号を送信する送信手段と、
     を具備することを特徴とする無線送信装置。
  2.  前記変調手段によって作成されたシンボルがとりうる値の複数のパターンと前記選択手段によって送信除外対象として選択されるサブキャリアの複数の選択パターンとの対応を示すテーブル、をさらに具備し、
     前記選択手段は、前記変調手段によって作成されたシンボルの値に基づいて前記テーブル参照し、前記複数の選択パターンのうち最もピーク電力が小さくなる選択パターンを選択する、
     ことを特徴とする請求項1記載の無線送信装置。
  3.  前記作成手段によって作成されたマルチキャリア信号のピーク電力を検出する検出手段、をさらに具備し、
     前記選択手段は、送信除外対象となるサブキャリアの複数の選択パターンのうち前記検出手段によって検出されたピーク電力が最も小さくなるものを選択する、
     ことを特徴とする請求項1記載の無線送信装置。
  4.  前記作成手段によって作成されたマルチキャリア信号のピーク電力を検出する検出手段、をさらに具備し、
     前記選択手段は、前記検出手段によって検出されたピーク電力がしきい値以上になる場合にのみ前記選択処理を行う、
     ことを特徴とする請求項1記載の無線送信装置。
  5.  前記作成手段によって作成されたマルチキャリア信号のピーク電力を検出する検出手段、をさらに具備し、
     前記送信手段は、前記作成手段によって作成されたマルチキャリア信号のうち前記検出手段によって検出されたピーク電力がしきい値未満のものを送信する、
     ことを特徴とする請求項1記載の無線送信装置。
  6.  前記選択手段によって選択されたサブキャリアが送信除外されることにより減少する分の電力を、送信除外対象以外のサブキャリアに割り当てる電力制御手段、をさらに具備する、
     ことを特徴とする請求項1記載の無線送信装置。
  7.  前記選択手段は、前記変調手段によって作成されたシンボルの各々がマッピングされる複数のサブキャリアK本のうちN本のサブキャリアを送信除外対象として選択し、
     前記電力制御手段は、送信除外対象以外のサブキャリア(K−N)本の電力をK/(K−N)倍に制御する、
     ことを特徴とする請求項6記載の無線送信装置。
  8.  前記変調手段は、連続して入力される2つ以上のビット毎に1シンボルを作成するものであり、 
     1シンボルに含まれるビットがすべてパリティビットであるシンボルが作成されるように、前記符号化手段によって作成されたシステマチックビットおよびパリティビットの前記変調手段への入力順序を制御する順序制御手段、をさらに具備する、
     ことを特徴とする請求項1記載の無線送信装置。
  9.  前記選択手段は、前記変調手段によって作成されたシンボルのうちパリティビットのみからなるシンボルがマッピングされるサブキャリアであって、かつ、マルチキャリア信号を受信する無線受信装置によって測定されたパイロットの受信電力がしきい値以下となるサブキャリアを送信除外対象として選択する、
     ことを特徴とする請求項1記載の無線送信装置。
  10.  前記変調手段によって作成されたシンボルを再送する再送手段、をさらに具備し、
     前記選択手段は、前記再送手段による再送時に初回送信時と異なるサブキャリアを選択する、
     ことを特徴とする請求項1記載の無線送信装置。
  11.  請求項1記載の無線送信装置から送信されたマルチキャリア信号を受信する受信手段と、
     前記受信手段によって受信されたマルチキャリア信号を構成する複数のサブキャリア各々の受信電力を測定する測定手段と、
     前記複数のサブキャリアのうち、前記測定手段によって測定された受信電力が小さいものから順に、前記無線送信装置によって送信除外対象とされる数までのサブキャリアを復調除外対象として選択する選択手段と、
     を具備することを特徴とする無線受信装置。
  12.  送信ビットを符号化して作成されるシステマチックビットおよびパリティビットの一方または双方からなるシンボルがマッピングされるサブキャリアのうち、送信をキャンセルするサブキャリアを、パリティビットのみからなるシンボルがマッピングされるサブキャリアの中から選択する、
     ことを特徴とする送信キャンセルサブキャリアの選択方法。
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