JPWO2006006440A1 - マルチキャリア通信における無線送信装置および無線送信方法 - Google Patents

マルチキャリア通信における無線送信装置および無線送信方法 Download PDF

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Abstract

マルチキャリア通信においてシステムスループットを高めることができる無線送信装置。この装置では、IQ分離部(20−1〜20−K)は、入力されるシンボルをIチャネルとQチャネルとに分離して、制御部(22)に入力する。制御部(22−1〜22−K)は、入力されるIチャネルおよびQチャネルのうち、パリティビットに対応するチャネルの振幅を減少させてパリティビットの電力を減少させる。IQ多重部(24−1〜24−K)は、制御部(22−1〜22−K)から入力されるIチャネルおよびQチャネルを多重してシンボルに戻し、IFFT部(26)に入力する。IFFT部(26)は、IQ多重部(24−1〜24−K)から入力されるシンボルを逆高速フーリエ変換(IFFT)してサブキャリアf1〜fKの各々にマッピングし、OFDMシンボルを作成する。

Description

本発明は、マルチキャリア通信における無線送信装置および無線送信方法に関する。
近年、無線通信、特に移動体通信では、音声以外に画像やデータなどの様々な情報が伝送の対象になっている。今後は、多様なコンテンツの伝送に対する需要がますます高くなることが予想されるため、高速な伝送に対する必要性がさらに高まるであろうと予想される。しかしながら、移動体通信において高速伝送を行う場合、マルチパスによる遅延波の影響が無視できなくなり、周波数選択性フェージングにより伝送特性が劣化する。
周波数選択性フェージング対策技術の一つとして、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)などのマルチキャリア(MC)通信が注目されている。マルチキャリア通信は、周波数選択性フェージングが発生しない程度に伝送速度が抑えられた複数の搬送波(サブキャリア)を用いてデータを伝送することにより、結果的に高速伝送を行う技術である。特に、OFDM方式は、データが配置される複数のサブキャリアが相互に直交しているため、マルチキャリア通信の中でも周波数利用効率が高く、また、比較的簡単なハードウエア構成により実現できることから、とりわけ注目されており、様々な検討が行われている。
そのような検討の一例として、回線品質が悪いサブキャリアの送信を行わないように制御してシステムスループットを高める技術がある(例えば、非特許文献1参照)。
前田,三瓶,森永:「OFDM/FDDシステムにおける遅延プロファイル情報チャネルを用いたサブキャリヤ送信電力制御方式の特性」,電子情報通信学会論文誌,B,Vol.J84−B,No.2,pp.205−213(2001年2月)
しかしながら、従来の技術では、送信の有無は単に回線品質に基づいてサブキャリア単位で決定されるため、回線品質が悪くて送信されないサブキャリアに重要なビット(例えば、ターボ符号におけるシステマチックビット)が含まれている場合は、その重要なビットが失われてしまい、かえってシステムスループットが低下してしまうことがある。
本発明の目的は、マルチキャリア通信においてシステムスループットを高めることができる無線送信装置および無線送信方法を提供することである。
本発明の無線送信装置は、複数のサブキャリアからなるマルチキャリア信号を無線送信する無線送信装置であって、送信ビットをシステマチックビットとパリティビットとに符号化する符号化手段と、前記システマチックビットおよび前記パリティビットを変調してシンボルを作成する変調手段と、前記シンボルに含まれるパリティビットの電力を減少させる制御手段と、前記シンボルを前記複数のサブキャリアのいずれかにマッピングして前記マルチキャリア信号を作成する作成手段と、前記マルチキャリア信号を無線送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、マルチキャリア通信においてシステムスループットを高めることができる。
本発明の実施の形態1に係る無線送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る信号点配置図(振幅制御前) 本発明の実施の形態1に係る選択例1を示す図 本発明の実施の形態1に係る信号点配置図(振幅制御後) 本発明の実施の形態1に係る各サブキャリアの電力を示す図(選択例1) 本発明の実施の形態1に係る選択例2を示す図 本発明の実施の形態1に係る各サブキャリアの電力を示す図(選択例2) 本発明の実施の形態2に係る信号点配置図(振幅制御後) 本発明の実施の形態2に係る各サブキャリアの電力を示す図(選択例1)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下に説明する無線送信装置は、複数のサブキャリアからなるマルチキャリア信号を無線送信するものであって、例えば移動体通信システムにおいて使用される無線通信基地局装置や無線通信端末装置に搭載されるものである。
(実施の形態1)
図1に示す無線送信装置において、符号化部12は、ターボ符号等の組織符号を用いて送信データ(ビット列)を誤り訂正符号化する。符号化部12は、送信ビット列を組織符号を用いて符号化することによって、送信ビットそのものであるシステマチックビットSと、冗長ビットであるパリティビットPとに符号化する。ここでは符号化率R=1/3とするため、1つの送信ビットが、1つのシステマチックビットSと2つのパリティビットP、Pとに符号化される。符号化されたシステマチックビットSとパリティビットP、Pは、並列にP/S部14に入力される。
P/S部14は、並列に入力されたビット列を直列に変換して、S、P、Pの順で変調部16に入力する。
変調部16は、入力されたシステマチックビットS、パリティビットP、PをQPSK変調してシンボルを作成する。変調部16は、入力されたビットの値が‘0’であれば‘1’、‘1’であれば‘−1’に変換し、連続して入力される2ビット毎に1シンボルを作成し、図2に示すように、作成したシンボルを直交座標平面上(IQ平面上)の4つの信号点のいずれかに配置する。よって、2ビットの各ビットがIチャネル(Ich)とQチャネル(Qch)とにそれぞれ対応する。また、変調部16ではQPSK変調を行うので、作成されるシンボル(Ich,Qch)は(S,P)、(P,P)、(P,S)のいずれかになる。変調後のシンボルはS/P部18に入力される。
S/P部18は、マルチキャリア信号であるOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアf〜fのK本分のシンボルが直列に入力される度に、それらのシンボルを並列に変換してIQ分離部20−1〜20−Kに入力する。
IQ分離部20−1〜20−K、制御部22−1〜22−KおよびIQ多重部24−1〜24−Kは、1OFDMシンボルを構成するf〜fの各サブキャリアに対応して備えられる。
IQ分離部20−1〜20−Kは、入力されるシンボルをIチャネルとQチャネルとに分離して、制御部22に入力する。つまり、IQ分離部20−1〜20−Kは、2ビットで構成される各シンボルをビット単位に分離する。
制御部22は、制御部22−1〜22−Kから構成される。制御部22−1〜22−Kは、パリティビットの電力を減少させる制御を行う。制御部22−1〜22−Kは、入力されるIチャネルおよびQチャネルのうち、パリティビットに対応するチャネルの振幅を減少させてパリティビットの電力を減少させる。また、制御部22−1〜22−Kは、後述する選択部38での選択結果に従ってパリティビットの電力を減少させる。具体的な制御方法については後述する。振幅制御後のIチャネルおよびQチャネルは、IQ多重部24−1〜24−Kに入力される。
IQ多重部24−1〜24−Kは、入力されるIチャネルおよびQチャネルを多重してシンボルに戻し、IFFT部26に入力する。
IFFT部26は、IQ多重部24−1〜24−Kから入力されるシンボルを逆高速フーリエ変換(IFFT)してサブキャリアf〜fの各々にマッピングし、OFDMシンボルを作成する。
OFDMシンボルは、GI部28でガードインターバルを付加された後、送信RF部30でアンプコンバート等の所定の無線処理が施され、アンテナ32から無線受信装置(図示せず)へ無線送信される。
無線受信装置では、OFDMシンボルの各サブキャリア毎の回線品質として、各サブキャリアf〜fの受信電力をそれぞれ測定する。そして、無線受信装置は、各サブキャリア毎の受信電力値を通知するための通知情報を図1に示す無線送信装置へ送信する。
図1に示す無線送信装置では、アンテナ32を介して受信された通知情報が、受信RF部34でダウンコンバート等の所定の無線処理がなされた後、復調部36で復調される。復調後の通知情報は選択部38に入力される。
選択部38は、各サブキャリアf〜fの回線品質に応じて、電力を減少させるパリティビットを選択する。選択方法については後述する。
次いで、制御部22における制御方法および選択部38における選択方法について詳しく説明する。以下の説明では、1OFDMシンボルがサブキャリアf〜f16(K=16)で構成されるものとする。
<選択例1>
選択部38は、電力を減少させるパリティビットとして、サブキャリアf〜f16のうち回線品質が閾値以下となるサブキャリアにマッピングされるシンボルに含まれるパリティビットを選択する。また、選択部38は、たとえ回線品質が閾値以下となるサブキャリアであっても、そのサブキャリアにマッピングされるシンボルに含まれるシステマチックビットは選択しない。例えば、各サブキャリアの回線品質が図3に示すようになったものとする。すなわち、サブキャリアf〜f10、f12〜f14の回線品質が閾値以下になったものとする。この場合、選択部38は、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(P,S)に含まれるビットのうちPだけを、電力を減少させるビットとして選択する。同様に、選択部38は、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(P,P)中のPおよびP、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(S,P)中のP、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(P,S)中のP、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(P,P)中のPおよびP、サブキャリアf10にマッピングされるシンボル(S,P)中のP、サブキャリアf12にマッピングされるシンボル(P,P)中のPおよびP、サブキャリアf13にマッピングされるシンボル(S,P)中のP、サブキャリアf14にマッピングされるシンボル(P,S)中のPを、電力を減少させるビットとしてそれぞれ選択する。選択結果は、制御部22に入力される。
ここで、選択部38がシステマチックビットではなくパリティビットを選択するのは以下の理由による。すなわち、組織符号を用いて誤り訂正符号化する場合、パリティビットはシステマチックビットよりも重要度が低いビットといえる。すなわち、OFDMシンボルを受信する無線受信装置においては、システマチックビットが失われると著しく誤り率特性が劣化するが、パリティビットのうちいくつかが失われても所要の誤り率特性を維持できるからである。これは、システマチックビットが送信ビットそのものであるのに対し、システマチックビットが冗長ビットであることに起因する。
サブキャリアfに対応するI−Q分離部20−1は、入力されるシンボル(S,P)をIチャネル:SとQチャネル:Pとに分離して制御部22−1に入力する。また、サブキャリアfに対応するI−Q分離部20−2は、入力されるシンボル(P,S)をIチャネル:PとQチャネル:Sとに分離して制御部22−2に入力する。また、サブキャリアfに対応するI−Q分離部20−3は、入力されるシンボル(P,P)をIチャネル:PとQチャネル:Pとに分離して制御部22−3に入力する。以下同様に、サブキャリアf〜f16に対応するI−Q分離部20−4〜20−16も、入力されるシンボルをIチャネルとQチャネルとに分離して制御部22−4〜22−16に入力する。
制御部22−1〜22−16では、選択部38での選択結果に応じて、Iチャネルの振幅およびQチャネルの振幅を減少させてパリティビットの電力を減少させる。ここでは、制御部22−1〜22−16は、選択部38で選択されたパリティビットに対応するチャネルの振幅を0にする。よって、IQ多重部24−1〜24−16での多重後のシンボルの信号点配置は、図4に示す信号点のいずれかになる。つまり、選択部38で選択されたパリティビットがIチャネルに対応する場合は、信号点は(0,1)または(0,−1)となり、選択部38で選択されたパリティビットがQチャネルに対応する場合は、信号点は(1,0)または(−1,0)となる。また、選択部38で選択されたパリティビットがIチャネルおよびQチャネルの双方に対応する場合は、信号点は(0,0)となる。これにより、回線品質が閾値以下のサブキャリアにマッピングされるシンボルに含まれるパリティビットの電力が0になり、その結果、このパリティビットは送信対象から除外されることになる。
例えば、図3に示すサブキャリアfにマッピングされるシンボル(P,S)が図2の(1,1)の信号点に配置されていた場合、Pに対応するIチャネルの振幅値が1から0に減少されるため、振幅制御後のシンボルの信号点配置は図4の(0,1)になる。この結果、Pの電力が0になり、Pは送信対象から除外されることになる。また、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(P,P)が図2の(1,1)の信号点に配置されていた場合、Pに対応するIチャネルの振幅値およびPに対応するQチャネルの双方の振幅値が1から0に減少されるため、振幅制御後のシンボルの信号点配置は図4の(0,0)になる。この結果、PおよびPの電力が0になり、PおよびPは送信対象から除外されることになる。また、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(S,P)が図2の(1,1)の信号点に配置されていた場合、Pに対応するQチャネルの振幅値が1から0に減少されるため、振幅制御後のシンボルの信号点配置は図4の(1,0)になる。この結果、Pの電力が0になり、Pは送信対象から除外されることになる。サブキャリアf〜f10、f12〜f14についても同様である。
このように、本実施の形態では、送信除外対象をサブキャリア単位でなくビット単位で選択する。また、システマチックビットとパリティビットのうち、パリティビットのみから送信除外対象を選択する。さらに、サブキャリアの回線品質にかかわらず、システマチックビットは常に送信対象とする。
以上説明したような制御部22−1〜22−16での振幅制御により、OFDMシンボルの各サブキャリアf〜f16の電力は図5に示すようになる。つまり、IチャネルまたはQチャネルのどちらか一方の振幅を0にする場合は、振幅制御後の信号点配置は(1,0)、(0,1)、(−1,0)、(0,−1)のいずれかになるため、振幅制御前に比べサブキャリアの電力は2分の1になる。また、IチャネルおよびQチャネルの双方の振幅を0にする場合は、振幅制御後の信号点配置は(0,0)になるため、サブキャリアの電力は0になる。具体的には、サブキャリアf、f、f14では、Pに対応するIチャネルの振幅値が0とされてPが送信対象から除外されることにより、電力は振幅制御前に比べ2分の1になる。また、サブキャリアf、f、f12では、Pに対応するIチャネルの振幅値およびPに対応するQチャネルの振幅値が0とされてPおよびPが送信対象から除外されることにより、電力は0になる。また、サブキャリアf、f10、f13では、Pに対応するQチャネルの振幅値が0とされてPが送信対象から除外されることにより、電力は振幅制御前に比べ2分の1になる。その結果、1OFDMシンボルに含まれる総ビット数をN、送信対象から除外されるビット数をKとした場合、OFDMシンボルの電力は振幅制御前に比べN/(N−K)倍になる。
<選択例2>
選択部38は、電力を減少させるパリティビットとして、サブキャリアf〜f16のうち回線品質が最低のサブキャリアから順に、それらのサブキャリアにマッピングされるシンボルに含まれるパリティビットを所定の数まで選択する。例えば、図6に示すように、回線品質がサブキャリアf12、f13、f14、f、f…の順に悪く、かつ、パリティビットの選択数が4と定められていた場合、選択部38は、サブキャリアf12、f13、f14、f、f…の順にパリティビットを4つまで選択する。つまり、回線品質がワースト1〜4の4つのパリティビットを選択する。よって、図6の例では、選択部38は、サブキャリアf12にマッピングされるシンボル(P,P)中のPおよびP、サブキャリアf13にマッピングされるシンボル(S,P)中のP、サブキャリアf14にマッピングされるシンボル(P,S)中のPを、電力を減少させるパリティビットとして選択する。選択結果は、制御部22に入力される。以降の動作は、<選択例1>と同様である。よって、この選択例2の場合、OFDMシンボルの各サブキャリアf〜f16の電力は図7に示すようになる。すなわち、サブキャリアf12では、Pに対応するIチャネルの振幅値およびPに対応するQチャネルの振幅値が0とされてPおよびPが送信対象から除外されることにより、電力は0になる。また、サブキャリアf13では、Pに対応するQチャネルの振幅値が0とされてPが送信対象から除外されることにより、電力は振幅制御前に比べ2分の1になる。また、サブキャリアf14では、Pに対応するIチャネルの振幅値が0とされてPが送信対象から除外されることにより、電力は振幅制御前に比べ2分の1になる。
このように本実施の形態では、回線品質だけでなく、各サブキャリアにマッピングされるシンボルの内容(すなわち、システマチックビットかパリティビットか)をも考慮して送信除外対象を選択する。また、本実施の形態では、サブキャリア単位でなくビット単位で送信除外対象を選択する。このため、本実施の形態によれば、回線品質が悪いサブキャリアにシステマチックビットのような重要なビットが含まれている場合でも、その重要なビットが失われてしまうことを防止でき、その結果、システムスループットを高めることができる。また、本実施の形態では、サブキャリア単位でなくビット単位で送信除外対象を選択するため、OFDMシンボルの電力をより細かく制御することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態に係る無線送信装置は、パリティビットの電力を減少させた分だけシステマチックビットの電力を増加させるものである。
本実施の形態に係る無線送信装置が実施の形態1と異なる点は、制御部22−1〜22−16の動作だけであるため、以下の説明では、制御部22−1〜22−16についてだけ説明する。また、本実施の形態では、選択方法として上記<選択例1>を用いる場合(図3)について説明する。
制御部22−1〜22−16は、選択部38での選択結果に応じて、パリティビットの電力を減少させるとともに、パリティビットの電力を減少させた分だけシステマチックビットの電力を増加させる。ここでは、制御部22−1〜22−16は、選択部38で選択されたパリティビットに対応するチャネルの振幅を0にするとともに、そのパリティビットと同一のシンボルに含まれるシステマチックビットに対応するチャネルの振幅を√2倍する。よって、IQ多重部24−1〜24−16での多重後のシンボルの信号点配置は、図8に示すようになる。つまり、選択部38で選択されたパリティビットがIチャネルに対応する場合は、信号点は(0,√2)または(0,−√2)となり、選択部38で選択されたパリティビットがQチャネルに対応する場合は、信号点は(√2,0)または(−√2,0)となる。また、選択部38で選択されたパリティビットがIチャネルおよびQチャネルの双方に対応する場合は、信号点は(0,0)となる。これにより、回線品質が閾値以下のサブキャリアにマッピングされるシンボルに含まれるパリティビットの電力が0になるとともに、このパリティビットと同一のシンボルに含まれるシステマチックビットの電力が2倍になる。よって、パリティビットとシステマチックビットの双方が含まれるシンボルがマッピングされるサブキャリアの電力は、振幅制御前後において一定となる。
例えば、図3に示すサブキャリアfにマッピングされるシンボル(P,S)が図2の(1,1)の信号点に配置されていた場合、Pに対応するIチャネルの振幅値が1から0に減少され、Sに対応するQチャネルの振幅値が1から√2に増加されるため、振幅制御後のシンボルの信号点配置は図8の(0,√2)になる。この結果、Pの電力が0になりPは送信対象から除外されるとともに、Sの電力が√2になり、サブキャリアfの電力を一定に保ったまま、より重要なビットであるシステマチックビットの電力を増加させることができる。また、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(P,P)が図2の(1,1)の信号点に配置されていた場合、Pに対応するIチャネルの振幅値およびPに対応するQチャネルの振幅値が1から0に減少されるため、振幅制御後のシンボルの信号点配置は図8の(0,0)になる。この結果、PおよびPの電力が0になり、PおよびPは送信対象から除外されることになる。また、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(S,P)が図2の(1,1)の信号点に配置されていた場合、Pに対応するQチャネルの振幅値が1から0に減少され、Sに対応するIチャネルの振幅値が1から√2に増加されるため、振幅制御後のシンボルの信号点配置は図8の(√2,0)になる。この結果、Pの電力が0になりPは送信対象から除外されるとともに、Sの電力が√2になり、サブキャリアfの電力を一定に保ったまま、より重要なビットであるシステマチックビットの電力を増加させることができる。サブキャリアf〜f10、f12〜f14についても同様である。
以上説明したような制御部22−1〜22−16での振幅制御により、OFDMシンボルの各サブキャリアf〜f16の電力は図9に示すようになる。つまり、IチャネルまたはQチャネルの一方の振幅を0にする場合は、振幅制御後の信号点配置は(√2,0)、(0,√2)、(−√2,0)、(0,−√2)のいずれかになるため、振幅制御前後においてサブキャリアの電力は一定となる。また、IチャネルおよびQチャネルの双方の振幅を0にする場合は、振幅制御後の信号点配置は(0,0)になるため、サブキャリアの電力は0になる。具体的には、サブキャリアf、f、f14では、Pに対応するIチャネルの振幅値が0とされてPが送信対象から除外されるとともに、Sに対応するQチャネルの振幅値が√2倍されてSの電力が2倍になる。その結果、Pを送信対象から除外することにより減少する分のPの電力が同一シンボルのSに割り当てられて、サブキャリアf、f、f14の電力は一定に保たれる。また、サブキャリアf、f、f12では、Pに対応するIチャネルの振幅値およびPに対応するQチャネルの振幅値が0とされてPおよびPが送信対象から除外されることにより、電力は0になる。また、サブキャリアf、f10、f13では、Pに対応するQチャネルの振幅値が0とされてPが送信対象から除外されるとともに、Sに対応するIチャネルの振幅値が√2倍されてSの電力が2倍になる。その結果、Pを送信対象から除外することにより減少する分のPの電力がSに割り当てられて、サブキャリアf、f10、f13の電力は一定に保たれる。よって、OFDMシンボルの電力は、サブキャリアf、f、f12の電力が減少する分だけ減少する。
このように、本実施の形態によれば、パリティビットの電力を減少させた分だけシステマチックビットの電力を増加させるため、OFDMシンボルの電力を増加させることなく、より重要なビットであるシステマチックビットの電力を増加させることができる。よって、本実施の形態によれば、OFDMシンボルの電力を増加させることなく、無線受信装置における誤り率を低下させることができる。
なお、選択部38における他の選択例としては、回線品質の平均値または最大値から所定レベル以下のサブキャリアにマッピングされるシンボルに含まれるパリティビットを選択する方法等が挙げられる。
また、上記実施の形態における無線通信基地局装置は‘Node B’、無線通信端末装置は‘UE’、サブキャリアは‘トーン(Tone)’と表されることがある。
また、上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されても良い。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現しても良い。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行っても良い。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
本明細書は、2004年7月14日出願の特願2004−207197に基づくものである。この内容はすべてここに含めておく。
本発明は、移動体通信システムにおいて使用される無線通信基地局装置や無線通信端末装置等に好適である。
本発明は、マルチキャリア通信における無線送信装置および無線送信方法に関する。
近年、無線通信、特に移動体通信では、音声以外に画像やデータなどの様々な情報が伝送の対象になっている。今後は、多様なコンテンツの伝送に対する需要がますます高くなることが予想されるため、高速な伝送に対する必要性がさらに高まるであろうと予想される。しかしながら、移動体通信において高速伝送を行う場合、マルチパスによる遅延波の影響が無視できなくなり、周波数選択性フェージングにより伝送特性が劣化する。
周波数選択性フェージング対策技術の一つとして、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)などのマルチキャリア(MC)通信が注目されている。マルチキャリア通信は、周波数選択性フェージングが発生しない程度に伝送速度が抑えられた複数の搬送波(サブキャリア)を用いてデータを伝送することにより、結果的に高速伝送を行う技術である。特に、OFDM方式は、データが配置される複数のサブキャリアが相互に直交しているため、マルチキャリア通信の中でも周波数利用効率が高く、また、比較的簡単なハードウエア構成により実現できることから、とりわけ注目されており、様々な検討が行われている。
そのような検討の一例として、回線品質が悪いサブキャリアの送信を行わないように制御してシステムスループットを高める技術がある(例えば、非特許文献1参照)。
前田,三瓶,森永:「OFDM/FDDシステムにおける遅延プロファイル情報チャネルを用いたサブキャリヤ送信電力制御方式の特性」,電子情報通信学会論文誌,B,Vol. J84-B, No.2, pp.205-213(2001年2月)
しかしながら、従来の技術では、送信の有無は単に回線品質に基づいてサブキャリア単位で決定されるため、回線品質が悪くて送信されないサブキャリアに重要なビット(例えば、ターボ符号におけるシステマチックビット)が含まれている場合は、その重要なビットが失われてしまい、かえってシステムスループットが低下してしまうことがある。
本発明の目的は、マルチキャリア通信においてシステムスループットを高めることができる無線送信装置および無線送信方法を提供することである。
本発明の無線送信装置は、複数のサブキャリアからなるマルチキャリア信号を無線送信する無線送信装置であって、送信ビットをシステマチックビットとパリティビットとに符号化する符号化手段と、前記システマチックビットおよび前記パリティビットを変調してシンボルを作成する変調手段と、前記シンボルに含まれるパリティビットの電力を減少させる制御手段と、前記シンボルを前記複数のサブキャリアのいずれかにマッピングして前記マルチキャリア信号を作成する作成手段と、前記マルチキャリア信号を無線送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、マルチキャリア通信においてシステムスループットを高めることがで
きる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下に説明する無線送信装置は、複数のサブキャリアからなるマルチキャリア信号を無線送信するものであって、例えば移動体通信システムにおいて使用される無線通信基地局装置や無線通信端末装置に搭載されるものである。
(実施の形態1)
図1に示す無線送信装置において、符号化部12は、ターボ符号等の組織符号を用いて送信データ(ビット列)を誤り訂正符号化する。符号化部12は、送信ビット列を組織符号を用いて符号化することによって、送信ビットそのものであるシステマチックビットSと、冗長ビットであるパリティビットPとに符号化する。ここでは符号化率R=1/3とするため、1つの送信ビットが、1つのシステマチックビットSと2つのパリティビットP、Pとに符号化される。符号化されたシステマチックビットSとパリティビットP、Pは、並列にP/S部14に入力される。
P/S部14は、並列に入力されたビット列を直列に変換して、S、P、Pの順で変調部16に入力する。
変調部16は、入力されたシステマチックビットS、パリティビットP、PをQPSK変調してシンボルを作成する。変調部16は、入力されたビットの値が‘0’であれば‘1’、‘1’であれば‘−1’に変換し、連続して入力される2ビット毎に1シンボルを作成し、図2に示すように、作成したシンボルを直交座標平面上(IQ平面上)の4つの信号点のいずれかに配置する。よって、2ビットの各ビットがIチャネル(Ich)とQチャネル(Qch)とにそれぞれ対応する。また、変調部16ではQPSK変調を行うので、作成されるシンボル(Ich,Qch)は(S,P)、(P,P)、(P,S)のいずれかになる。変調後のシンボルはS/P部18に入力される。
S/P部18は、マルチキャリア信号であるOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアf〜fのK本分のシンボルが直列に入力される度に、それらのシンボルを並列に変換してIQ分離部20−1〜20−Kに入力する。
IQ分離部20−1〜20−K、制御部22−1〜22−KおよびIQ多重部24−1〜24−Kは、1OFDMシンボルを構成するf〜fの各サブキャリアに対応して備えられる。
IQ分離部20−1〜20−Kは、入力されるシンボルをIチャネルとQチャネルとに分離して、制御部22に入力する。つまり、IQ分離部20−1〜20−Kは、2ビット
で構成される各シンボルをビット単位に分離する。
制御部22は、制御部22−1〜22−Kから構成される。制御部22−1〜22−Kは、パリティビットの電力を減少させる制御を行う。制御部22−1〜22−Kは、入力されるIチャネルおよびQチャネルのうち、パリティビットに対応するチャネルの振幅を減少させてパリティビットの電力を減少させる。また、制御部22−1〜22−Kは、後述する選択部38での選択結果に従ってパリティビットの電力を減少させる。具体的な制御方法については後述する。振幅制御後のIチャネルおよびQチャネルは、IQ多重部24−1〜24−Kに入力される。
IQ多重部24−1〜24−Kは、入力されるIチャネルおよびQチャネルを多重してシンボルに戻し、IFFT部26に入力する。
IFFT部26は、IQ多重部24−1〜24−Kから入力されるシンボルを逆高速フーリエ変換(IFFT)してサブキャリアf〜fの各々にマッピングし、OFDMシンボルを作成する。
OFDMシンボルは、GI部28でガードインターバルを付加された後、送信RF部30でアンプコンバート等の所定の無線処理が施され、アンテナ32から無線受信装置(図示せず)へ無線送信される。
無線受信装置では、OFDMシンボルの各サブキャリア毎の回線品質として、各サブキャリアf〜fの受信電力をそれぞれ測定する。そして、無線受信装置は、各サブキャリア毎の受信電力値を通知するための通知情報を図1に示す無線送信装置へ送信する。
図1に示す無線送信装置では、アンテナ32を介して受信された通知情報が、受信RF部34でダウンコンバート等の所定の無線処理がなされた後、復調部36で復調される。復調後の通知情報は選択部38に入力される。
選択部38は、各サブキャリアf〜fの回線品質に応じて、電力を減少させるパリティビットを選択する。選択方法については後述する。
次いで、制御部22における制御方法および選択部38における選択方法について詳しく説明する。以下の説明では、1OFDMシンボルがサブキャリアf〜f16(K=16)で構成されるものとする。
<選択例1>
選択部38は、電力を減少させるパリティビットとして、サブキャリアf〜f16のうち回線品質が閾値以下となるサブキャリアにマッピングされるシンボルに含まれるパリティビットを選択する。また、選択部38は、たとえ回線品質が閾値以下となるサブキャリアであっても、そのサブキャリアにマッピングされるシンボルに含まれるシステマチックビットは選択しない。例えば、各サブキャリアの回線品質が図3に示すようになったものとする。すなわち、サブキャリアf〜f10、f12〜f14の回線品質が閾値以下になったものとする。この場合、選択部38は、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(P,S)に含まれるビットのうちPだけを、電力を減少させるビットとして選択する。同様に、選択部38は、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(P,P)中のPおよびP、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(S,P)中のP、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(P,S)中のP、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(P,P)中のPおよびP、サブキャリアf10にマッピングされるシンボル(S,P)中のP、サブキャリアf12にマ
ッピングされるシンボル(P,P)中のPおよびP、サブキャリアf13にマッピングされるシンボル(S,P)中のP、サブキャリアf14にマッピングされるシンボル(P,S)中のPを、電力を減少させるビットとしてそれぞれ選択する。選択結果は、制御部22に入力される。
ここで、選択部38がシステマチックビットではなくパリティビットを選択するのは以下の理由による。すなわち、組織符号を用いて誤り訂正符号化する場合、パリティビットはシステマチックビットよりも重要度が低いビットといえる。すなわち、OFDMシンボルを受信する無線受信装置においては、システマチックビットが失われると著しく誤り率特性が劣化するが、パリティビットのうちいくつかが失われても所要の誤り率特性を維持できるからである。これは、システマチックビットが送信ビットそのものであるのに対し、システマチックビットが冗長ビットであることに起因する。
サブキャリアfに対応するI−Q分離部20−1は、入力されるシンボル(S,P)をIチャネル:SとQチャネル:Pとに分離して制御部22−1に入力する。また、サブキャリアfに対応するI−Q分離部20−2は、入力されるシンボル(P,S)をIチャネル:PとQチャネル:Sとに分離して制御部22−2に入力する。また、サブキャリアfに対応するI−Q分離部20−3は、入力されるシンボル(P,P)をIチャネル:PとQチャネル:Pとに分離して制御部22−3に入力する。以下同様に、サブキャリアf〜f16に対応するI−Q分離部20−4〜20−16も、入力されるシンボルをIチャネルとQチャネルとに分離して制御部22−4〜22−16に入力する。
制御部22−1〜22−16では、選択部38での選択結果に応じて、Iチャネルの振幅およびQチャネルの振幅を減少させてパリティビットの電力を減少させる。ここでは、制御部22−1〜22−16は、選択部38で選択されたパリティビットに対応するチャネルの振幅を0にする。よって、IQ多重部24−1〜24−16での多重後のシンボルの信号点配置は、図4に示す信号点のいずれかになる。つまり、選択部38で選択されたパリティビットがIチャネルに対応する場合は、信号点は(0,1)または(0,−1)となり、選択部38で選択されたパリティビットがQチャネルに対応する場合は、信号点は(1,0)または(−1,0)となる。また、選択部38で選択されたパリティビットがIチャネルおよびQチャネルの双方に対応する場合は、信号点は(0,0)となる。これにより、回線品質が閾値以下のサブキャリアにマッピングされるシンボルに含まれるパリティビットの電力が0になり、その結果、このパリティビットは送信対象から除外されることになる。
例えば、図3に示すサブキャリアfにマッピングされるシンボル(P,S)が図2の(1,1)の信号点に配置されていた場合、Pに対応するIチャネルの振幅値が1から0に減少されるため、振幅制御後のシンボルの信号点配置は図4の(0,1)になる。この結果、Pの電力が0になり、Pは送信対象から除外されることになる。また、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(P,P)が図2の(1,1)の信号点に配置されていた場合、Pに対応するIチャネルの振幅値およびPに対応するQチャネルの双方の振幅値が1から0に減少されるため、振幅制御後のシンボルの信号点配置は図4の(0,0)になる。この結果、PおよびPの電力が0になり、PおよびPは送信対象から除外されることになる。また、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(S,P)が図2の(1,1)の信号点に配置されていた場合、Pに対応するQチャネルの振幅値が1から0に減少されるため、振幅制御後のシンボルの信号点配置は図4の(1,0)になる。この結果、Pの電力が0になり、Pは送信対象から除外されることになる。サブキャリアf〜f10、f12〜f14についても同様である。
このように、本実施の形態では、送信除外対象をサブキャリア単位でなくビット単位で選択する。また、システマチックビットとパリティビットのうち、パリティビットのみから送信除外対象を選択する。さらに、サブキャリアの回線品質にかかわらず、システマチックビットは常に送信対象とする。
以上説明したような制御部22−1〜22−16での振幅制御により、OFDMシンボルの各サブキャリアf〜f16の電力は図5に示すようになる。つまり、IチャネルまたはQチャネルのどちらか一方の振幅を0にする場合は、振幅制御後の信号点配置は(1,0)、(0,1)、(−1,0)、(0,−1)のいずれかになるため、振幅制御前に比べサブキャリアの電力は2分の1になる。また、IチャネルおよびQチャネルの双方の振幅を0にする場合は、振幅制御後の信号点配置は(0,0)になるため、サブキャリアの電力は0になる。具体的には、サブキャリアf、f、f14では、Pに対応するIチャネルの振幅値が0とされてPが送信対象から除外されることにより、電力は振幅制御前に比べ2分の1になる。また、サブキャリアf、f、f12では、Pに対応するIチャネルの振幅値およびPに対応するQチャネルの振幅値が0とされてPおよびPが送信対象から除外されることにより、電力は0になる。また、サブキャリアf、f10、f13では、Pに対応するQチャネルの振幅値が0とされてPが送信対象から除外されることにより、電力は振幅制御前に比べ2分の1になる。その結果、1OFDMシンボルに含まれる総ビット数をN、送信対象から除外されるビット数をKとした場合、OFDMシンボルの電力は振幅制御前に比べN/(N−K)倍になる。
<選択例2>
選択部38は、電力を減少させるパリティビットとして、サブキャリアf〜f16のうち回線品質が最低のサブキャリアから順に、それらのサブキャリアにマッピングされるシンボルに含まれるパリティビットを所定の数まで選択する。例えば、図6に示すように、回線品質がサブキャリアf12、f13、f14、f、f…の順に悪く、かつ、パリティビットの選択数が4と定められていた場合、選択部38は、サブキャリアf12、f13、f14、f、f…の順にパリティビットを4つまで選択する。つまり、回線品質がワースト1〜4の4つのパリティビットを選択する。よって、図6の例では、選択部38は、サブキャリアf12にマッピングされるシンボル(P,P)中のPおよびP、サブキャリアf13にマッピングされるシンボル(S,P)中のP、サブキャリアf14にマッピングされるシンボル(P,S)中のPを、電力を減少させるパリティビットとして選択する。選択結果は、制御部22に入力される。以降の動作は、<選択例1>と同様である。よって、この選択例2の場合、OFDMシンボルの各サブキャリアf〜f16の電力は図7に示すようになる。すなわち、サブキャリアf12では、Pに対応するIチャネルの振幅値およびPに対応するQチャネルの振幅値が0とされてPおよびPが送信対象から除外されることにより、電力は0になる。また、サブキャリアf13では、Pに対応するQチャネルの振幅値が0とされてPが送信対象から除外されることにより、電力は振幅制御前に比べ2分の1になる。また、サブキャリアf14では、Pに対応するIチャネルの振幅値が0とされてPが送信対象から除外されることにより、電力は振幅制御前に比べ2分の1になる。
このように本実施の形態では、回線品質だけでなく、各サブキャリアにマッピングされるシンボルの内容(すなわち、システマチックビットかパリティビットか)をも考慮して送信除外対象を選択する。また、本実施の形態では、サブキャリア単位でなくビット単位で送信除外対象を選択する。このため、本実施の形態によれば、回線品質が悪いサブキャリアにシステマチックビットのような重要なビットが含まれている場合でも、その重要なビットが失われてしまうことを防止でき、その結果、システムスループットを高めることができる。また、本実施の形態では、サブキャリア単位でなくビット単位で送信除外対象を選択するため、OFDMシンボルの電力をより細かく制御することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態に係る無線送信装置は、パリティビットの電力を減少させた分だけシステマチックビットの電力を増加させるものである。
本実施の形態に係る無線送信装置が実施の形態1と異なる点は、制御部22−1〜22−16の動作だけであるため、以下の説明では、制御部22−1〜22−16についてだけ説明する。また、本実施の形態では、選択方法として上記<選択例1>を用いる場合(図3)について説明する。
制御部22−1〜22−16は、選択部38での選択結果に応じて、パリティビットの電力を減少させるとともに、パリティビットの電力を減少させた分だけシステマチックビットの電力を増加させる。ここでは、制御部22−1〜22−16は、選択部38で選択されたパリティビットに対応するチャネルの振幅を0にするとともに、そのパリティビットと同一のシンボルに含まれるシステマチックビットに対応するチャネルの振幅を√2倍する。よって、IQ多重部24−1〜24−16での多重後のシンボルの信号点配置は、図8に示すようになる。つまり、選択部38で選択されたパリティビットがIチャネルに対応する場合は、信号点は(0,√2)または(0,−√2)となり、選択部38で選択されたパリティビットがQチャネルに対応する場合は、信号点は(√2,0)または(−√2,0)となる。また、選択部38で選択されたパリティビットがIチャネルおよびQチャネルの双方に対応する場合は、信号点は(0,0)となる。これにより、回線品質が閾値以下のサブキャリアにマッピングされるシンボルに含まれるパリティビットの電力が0になるとともに、このパリティビットと同一のシンボルに含まれるシステマチックビットの電力が2倍になる。よって、パリティビットとシステマチックビットの双方が含まれるシンボルがマッピングされるサブキャリアの電力は、振幅制御前後において一定となる。
例えば、図3に示すサブキャリアfにマッピングされるシンボル(P,S)が図2の(1,1)の信号点に配置されていた場合、Pに対応するIチャネルの振幅値が1から0に減少され、Sに対応するQチャネルの振幅値が1から√2に増加されるため、振幅制御後のシンボルの信号点配置は図8の(0,√2)になる。この結果、Pの電力が0になりPは送信対象から除外されるとともに、Sの電力が√2になり、サブキャリアfの電力を一定に保ったまま、より重要なビットであるシステマチックビットの電力を増加させることができる。また、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(P,P)が図2の(1,1)の信号点に配置されていた場合、Pに対応するIチャネルの振幅値およびPに対応するQチャネルの振幅値が1から0に減少されるため、振幅制御後のシンボルの信号点配置は図8の(0,0)になる。この結果、PおよびPの電力が0になり、PおよびPは送信対象から除外されることになる。また、サブキャリアfにマッピングされるシンボル(S,P)が図2の(1,1)の信号点に配置されていた場合、Pに対応するQチャネルの振幅値が1から0に減少され、Sに対応するIチャネルの振幅値が1から√2に増加されるため、振幅制御後のシンボルの信号点配置は図8の(√2,0)になる。この結果、Pの電力が0になりPは送信対象から除外されるとともに、Sの電力が√2になり、サブキャリアfの電力を一定に保ったまま、より重要なビットであるシステマチックビットの電力を増加させることができる。サブキャリアf〜f10、f12〜f14についても同様である。
以上説明したような制御部22−1〜22−16での振幅制御により、OFDMシンボルの各サブキャリアf〜f16の電力は図9に示すようになる。つまり、IチャネルまたはQチャネルの一方の振幅を0にする場合は、振幅制御後の信号点配置は(√2,0)、(0,√2)、(−√2,0)、(0,−√2)のいずれかになるため、振幅制御前後
においてサブキャリアの電力は一定となる。また、IチャネルおよびQチャネルの双方の振幅を0にする場合は、振幅制御後の信号点配置は(0,0)になるため、サブキャリアの電力は0になる。具体的には、サブキャリアf、f、f14では、Pに対応するIチャネルの振幅値が0とされてPが送信対象から除外されるとともに、Sに対応するQチャネルの振幅値が√2倍されてSの電力が2倍になる。その結果、Pを送信対象から除外することにより減少する分のPの電力が同一シンボルのSに割り当てられて、サブキャリアf、f、f14の電力は一定に保たれる。また、サブキャリアf、f、f12では、Pに対応するIチャネルの振幅値およびPに対応するQチャネルの振幅値が0とされてPおよびPが送信対象から除外されることにより、電力は0になる。また、サブキャリアf、f10、f13では、Pに対応するQチャネルの振幅値が0とされてPが送信対象から除外されるとともに、Sに対応するIチャネルの振幅値が√2倍されてSの電力が2倍になる。その結果、Pを送信対象から除外することにより減少する分のPの電力がSに割り当てられて、サブキャリアf、f10、f13の電力は一定に保たれる。よって、OFDMシンボルの電力は、サブキャリアf、f、f12の電力が減少する分だけ減少する。
このように、本実施の形態によれば、パリティビットの電力を減少させた分だけシステマチックビットの電力を増加させるため、OFDMシンボルの電力を増加させることなく、より重要なビットであるシステマチックビットの電力を増加させることができる。よって、本実施の形態によれば、OFDMシンボルの電力を増加させることなく、無線受信装置における誤り率を低下させることができる。
なお、選択部38における他の選択例としては、回線品質の平均値または最大値から所定レベル以下のサブキャリアにマッピングされるシンボルに含まれるパリティビットを選択する方法等が挙げられる。
また、上記実施の形態における無線通信基地局装置は‘Node B’、無線通信端末装置は‘UE’、サブキャリアは‘トーン(Tone)’と表されることがある。
また、上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されても良い。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現しても良い。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行っても良い。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
本明細書は、2004年7月14日出願の特願2004−207197に基づくものである。この内容はすべてここに含めておく。
本発明は、移動体通信システムにおいて使用される無線通信基地局装置や無線通信端末
装置等に好適である。
本発明の実施の形態1に係る無線送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る信号点配置図(振幅制御前) 本発明の実施の形態1に係る選択例1を示す図 本発明の実施の形態1に係る信号点配置図(振幅制御後) 本発明の実施の形態1に係る各サブキャリアの電力を示す図(選択例1) 本発明の実施の形態1に係る選択例2を示す図 本発明の実施の形態1に係る各サブキャリアの電力を示す図(選択例2) 本発明の実施の形態2に係る信号点配置図(振幅制御後) 本発明の実施の形態2に係る各サブキャリアの電力を示す図(選択例1)

Claims (7)

  1. 複数のサブキャリアからなるマルチキャリア信号を無線送信する無線送信装置であって、
    送信ビットをシステマチックビットとパリティビットとに符号化する符号化手段と、
    前記システマチックビットおよび前記パリティビットを変調してシンボルを作成する変調手段と、
    前記シンボルに含まれるパリティビットの電力を減少させる制御手段と、
    前記シンボルを前記複数のサブキャリアのいずれかにマッピングして前記マルチキャリア信号を作成する作成手段と、
    前記マルチキャリア信号を無線送信する送信手段と、
    を具備する無線送信装置。
  2. 前記制御手段は、前記シンボルのパリティビットの電力を減少させた分だけ、前記シンボルのシステマチックビットの電力を増加させる、
    請求項1記載の無線送信装置。
  3. 電力を減少させるパリティビットを回線品質に応じて選択する選択手段、
    をさらに具備する請求項1記載の無線送信装置。
  4. 前記シンボルをIチャネルとQチャネルとに分離する分離手段、をさらに具備し、
    前記制御手段は、Iチャネルの振幅またはQチャネルの振幅を減少させてパリティビットの電力を減少させる、
    請求項1記載の無線送信装置。
  5. 請求項1記載の無線送信装置を具備する無線通信基地局装置。
  6. 請求項1記載の無線送信装置を具備する無線通信端末装置。
  7. 複数のサブキャリアからなるマルチキャリア信号を無線送信するための無線送信方法であって、
    送信ビットを符号化して得られるシステマチックビットおよびパリティビットからシンボルを作成し、
    前記シンボルのパリティビットを送信対象から除外するとともに、除外することにより減少する分のパリティビットの電力を前記シンボルのシステマチックビットに割り当て、
    前記シンボルを前記複数のサブキャリアのいずれかにマッピングした前記マルチキャリア信号を無線送信する、
    無線送信方法。
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