JP2004129069A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一用紙へ連続して複数回の画像形成を行う際の、定着による用紙伸縮に対する画像サイズ・位置の補正を、装置 制御の複雑化、画質劣化を伴うことなく行うことができる画像形成装置等を提供する。
【解決手段】画像情報に基づいて画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段の画像処理結果に応じて像担持体上に画像形成を行う画像形成手段と、前記像担持体上に形成された画像を記録媒体に転写する転写手段と、画像が転写された記録媒体を定着する定着手段と、前記定着手段による定着後の前記記録媒体を前記転写手段へ搬送する手段と、転写前の記録媒体における搬送方向の長さ及び搬送方向に直角な幅を測定する記録媒体サイズ測定手段とを有する画像形成装置において、前記記録媒体サイズ測定手段によって測定された記録媒体サイズ情報に基づいて、前記画像処理前の前記画像情報に対して補正を行う補正手段を備えた。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機・プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の画像形成装置では、感光体ドラム等の像担持体上に形成されたトナー像を用紙に転写した後に、熱定着手段または圧力定着手段などの定着手段によってトナー像を用紙に定着させて画像を得ている。
【0003】
従来、このような画像形成装置においては、定着手段によって画像が用紙に定着される際に、熱や圧力の影響で用紙が伸縮するため、多重転写画像または両面画像を得るために同一用紙に連続して複数回の画像形成を行うと、用紙の伸縮に伴ってサイズが変化した前画像と次に転写される次画像とで画像倍率が異なってしまい、相対的な画像ズレが発生して出力画像の品位が低下してしまう。
【0004】
このような問題を解決するために、定着による用紙サイズの変化を測定する手段を設け、多重・両面等の複数回の連続した画像形成時には、この測定結果に基づいて、感光体速度・用紙搬送速度・光学制御手段を制御して次画像の画像サイズ・位置を自動補正する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特許第3089039号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術においては、装置・制御系の複雑化が避けられず、さらに、画像サイズ・位置の補正を行う際に画像形成条件が変更される場合には画質の劣化も起きてしまう。
【0007】
また、デジタル信号に変換された画像情報に基づいて画像形成を行うデジタル式画像形成装置においては、用紙サイズの変化に対応した画像サイズ・位置の補正を画像処理によって行うことも可能であるが、デジタル化された画像データを処理するにおいては、画像サイズなどの変更に伴う量子化誤差の蓄積等に起因して画質劣化等が発生してしまう場合がある。
【0008】
本発明は、これらの課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、同一用紙へ連続して複数回の画像形成を行う際の、定着による用紙伸縮に対する画像サイズ・位置の補正を、装置 制御の複雑化、画質劣化を伴うことなく行うことができる画像形成装置等を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置では、画像情報に基づいて画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段の画像処理結果に応じて像担持体上に画像形成を行う画像形成手段と、前記像担持体上に形成された画像を記録媒体に転写する転写手段と、画像が転写された記録媒体を定着する定着手段と、前記定着手段による定着後の前記記録媒体を前記転写手段へ搬送する手段と、定着前後の記録媒体における搬送方向の長さ及び搬送方向に直角な幅を測定する記録媒体サイズ測定手段とを有する画像形成装置において、前記記録媒体サイズ測定手段によって測定された記録媒体サイズ情報に基づいて、前記画像処理前の前記画像情報に対して補正を行う補正手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
本発明の画像形成装置では、画像情報に基づいて画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段の画像処理結果に応じて像担持体上に画像形成を行う画像形成手段と、前記像担持体上に形成された画像を記録媒体に転写する転写手段と、画像が転写された記録媒体を定着する定着手段と、前記定着手段による定着後の前記記録媒体を前記転写手段へ搬送する手段と、定着前後の記録媒体における搬送方向の長さ及び搬送方向に直角な幅を測定する記録媒体サイズ手段とを有する画像形成装置において、任意の画像倍率及び画像位置を指定可能な画像倍率・位置指定手段と、前記画像倍率・位置設定手段によって指定された画像倍率及び画像位置と、前記記録媒体サイズ測定手段で測定される記録媒体の長さ及び幅に基づいて、前記画像処理前の前記画像情報に対して補正を行う補正手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
[第一実施形態]
図1は、本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
【0013】
本実施形態の画像形成装置は、プリンタ部100と画像読み取り部200を備え、画像読み取り部200で読み取った原稿の画像情報に基づいて画像形成を行う複写機能と、ホストコンピュータ等の外部機器から送信される画像情報に基づいて画像形成を行うプリンタ機能とを有するデジタル複写機である。
【0014】
さらに、本実施形態のデジタル複写機は、ホストコンピュータ400から送信される画像情報をプリンタ部100での信号処理に適したデータフォーマット、解像度などに変換してプリンタ部100へ送信するコントローラ300を備え、プリンタ部100とコントローラ300、及びコントローラ300とホストコンピュータ400はそれぞれ通信ケーブルで接続されている。
【0015】
画像読み取り部200は、複数のミラー及びレンズで構成された読み取り光学部(図示せず)で原稿を走査してCCDで画像を読み取る原稿走査部201と、CCDから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部202とを備えている。さらに、原稿走査部201は、読み取り光学部のミラーとレンズの相対的な配置、及び読み取り光学部の走査速度を制御する読み取り光学系制御手段を備えている。
【0016】
プリンタ部100は画像処理部101を備え、画像処理部101は、画像読み取り部200のA/D変換部202から送信される原稿の画像情報、またはコントローラ300を経由して送信されるホストコンピュータ400からの画像情報に基づいて画像形成信号を生成する。
【0017】
さらに、プリンタ部100は、画像処理部101において生成された画像形成信号に応じて画像を形成する画像形成部102と、用紙カセットC1、C2及び用紙カセットC1、C2から用紙Pを給紙する給紙部103と、用紙Pを転写ポイントAへ搬送する転写搬送部104と、定着装置105と、転写後の用紙Pを定着装置105に搬送する定着搬送部106と、機外排出と両面・多重時の用紙進路切換えを行う排紙処理部107と、両面または多重の用紙進路切換え及び用紙Pの表裏反転を行う両面 多重処理部108と、両面または多重の画像形成時に再度転写搬送部104へ用紙Pを搬送する両面・多重搬送部109とを備えている。
【0018】
画像形成部102では、画像処理部101で生成される画像形成信号に対応してレーザ露光装置110から照射されるレーザ光Lを感光ドラム1上に結像させて得られる静電潜像を、現像器2によって現像することによってトナー像を形成する。また、感光ドラム1の周囲には、一次帯電器3と、クリーニング装置4とが配置されている。さらに、転写ポイントAにおいて転写ローラ5が感光ドラム1に対向して配置され、感光ドラム1上のトナー像にタイミングを合わせて転写搬送部104のレジストローラ対11から搬送される用紙P上へトナー像が転写される。トナー像が転写された用紙Pは定着搬送部106によって定着装置105へ搬送される。
【0019】
定着装置105を通過して画像定着が行われた用紙Pは排紙処理部107を経て、動作シーケンスに応じて機外へ排出されるか、あるいは両面・多重処理部108へ送られる。両面または多重時には、用紙Pは、排紙処理部107の第1の進路切換え装置12によって進路変更され、両面・多重処理部108へ搬送される。両面・多重処理部108へ搬送された用紙Pは、さらに第2の進路切換え装置13によって、多重時には両面・多重搬送部109へ、また、両面時には反転ローラ14へ送られ、搬送方向の先・後端が反転するする方向に表裏反転された後に両面 多重搬送部109へ搬送される。そして、用紙Pは両面・多重搬送部109から再度転写搬送部104へ送られ次の画像転写が行われる。
【0020】
転写搬送部104は、用紙サイズ測定部111を備え、用紙サイズ測定部111は、用紙長さ検知手段(図示せず)と用紙幅検知手段(図示せず)とを有し、転写前の用紙Pの搬送方向と平行な長さ、及び搬送方向に直角な幅を用紙Pの通過毎に測定する。又、用紙サイズ測定部111は用紙P上の画像サイズの長さと幅も測定できる。
【0021】
図2は、本実施形態に係る画像情報及び用紙サイズ情報の信号経路を示すブロック図である。
【0022】
用紙サイズ測定部111で測定された用紙サイズの長さ及び幅の用紙サイズ情報は、原稿読み取り部200を用いた複写機能を使用する複写モードの際には原稿走査部201へ送信される。そして、原稿走査部201においては、両面または多重などのように同一用紙に複数回の画像形成を連続して行う場合には、画像形成毎の用紙サイズの変化に応じて、読み取り光学系制御手段がミラー・レンズの相対的な配置と原稿走査速度を制御して、画像倍率・位置などの画像情報がアナログ信号の段階で補正され、A/D変換部202でデジタル信号化された画像情報が画像処理部101へ送信される。
【0023】
一方、プリンタ機能を使用するプリンタモードの際には、用紙サイズ情報はコントローラ300へ送信され、さらにコントローラ300は受信した用紙サイズ情報をホストコンピュータ400へ送信する。ホストコンピュータ400では、用紙サイズの変化に応じてコントローラ300へ送信する前の画像情報に対して画像倍率・位置等の補正を行う。
【0024】
ここで、原稿走査部201及びホストコンピュータ400で行われる画像倍率・位置の補正について、同一用紙の両面に連続して各1回の画像形成を行う両面画像形成の場合を例に述べる。
【0025】
図3は、1面目の画像形成時に画像G1が転写される用紙Pの様子を示す図である。
【0026】
なお、本実施形態において、用紙Pは、搬送方向と直角な幅方向中央位置Cを基準として、このCの位置が一定となるような中央位置基準で搬送される。また、画像は用紙Pの先端エッジT及び搬送方向左端エッジS1を基準に形成される。
【0027】
図3においては、用紙サイズ測定部111において測定された転写前の用紙Pの長さをL1、幅をW1とし、用紙Pの搬送方向先端エッジTから先端余白までの長さT1、及び搬送方向左端エッジS1から左端余白までの幅F1で、長さA1、幅B1の画像G1が転写される。そして、用紙Pは定着装置105で定着され、両面・多重処理部108で用紙搬送方向が逆転するように表裏反転される。
【0028】
図4に、表裏反転された後、両面・多重搬送部109によって再度転写搬送部104へ搬送された2面目転写前の用紙Pを示す。ここでの用紙Pの用紙サイズ測定部111で測定された長さをL2、幅をW2とする。すなわち、用紙Pのサイズは1面目の定着によって、長さ方向でL2/L1、幅方向でW2/W1の比率で変化したことになる。
【0029】
また、画像サイズは用紙Pのサイズ変化に比例して変化する。そのため、2面目転写前の1面目画像G1の長さA2及び幅B2は以下のようになる。
【0030】
A2=L2/L1×A1     …(1)
B2=W2/W1×B1     …(2)
一方、用紙Pは両面・多重処理部108における表裏反転の結果、1面目の先端エッジTと後端エッジEの位置が2面目では逆転する。従って、1面目画像G1の後端余白が2面目の先端余白部分となる。さらに、余白部分も用紙Pのサイズ変化に伴って範囲が変化する。2面目転写前の先端余白長さT2は、1面目定着前の後端余白長さをE1とすると次式のようになる。
【0031】
T2=L2/L1×E1     …(3)
また、1面目定着前の後端余白長さをE1は、
E1=L1−T1−A1     …(4)
であるから、2面目の先端余白T2は、
T2=L2/L1×(L1−T1−A1) …(5)
となる。
【0032】
さらに、2面目転写前の用紙P左端S2は、用紙Pのサイズ変化に伴って1面目定着前の用紙P左端S1の位置から距離D移動する。そして、移動距離Dは次式のようになる。
【0033】
D=(W1−W2)/2     …(6)
また、2面目転写前の用紙Pの左端余白幅f2は、
f2=W2/W1×F1    …(7)
となり、1面目定着前の用紙P左端エッジS1から2面目の画像G1左端までの距離F2は、
F2=D+f2=(W1+W2)/2+W2/W1×F1  …(8)
となる。
【0034】
従って、2面目画像は、画像倍率を(1)、(2)式に従って補正し、画像位置を(5)、(8)式に従って補正すれば、裏面に形成されている1面目画像G1に対して画像の倍率及び位置を相対的に一致させることができる。
【0035】
上述した両面画像形成の他、多重画像形成や同一用紙に3回以上の連続した画像形成を行う場合にも、同様に、測定した用紙サイズに応じて基準画像に対する画像倍率及び画像位置の変更を行えば、各画像の相対的な位置を一致させることができる。
【0036】
本実施形態では、用紙Pは中央位置基準で搬送されるとしたが、用紙の端部位置(例えばS1)を基準として搬送する端部位置基準搬送を行うような場合には、(8)式に代えて端部位置基準での位置補正を行えばよい。
【0037】
また、本実施形態では、用紙サイズ測定部111で測定した用紙サイズ情報は、コントローラ300を中継してホストコンピュータ400へ送信するが、図5に示すように、ホストコンピュータ400へ直接送信してもよい。
【0038】
さらに、画像情報及び用紙サイズ情報の各部との通信は、本実施形態のような通信ケーブルを用いる方法の他、無線等の他の通信手段を用いて行ってもよい。
【0039】
上述したように、本実施形態の画像形成装置では、用紙サイズ測定部111で測定した画像形成毎の用紙サイズ情報を原稿走査部201またはホストコンピュータ400へ送信することで、複雑な画像処理が行われる前の画像情報に対して画像倍率・位置を用紙サイズの変化に応じて自動的に変更することが可能となる。
【0040】
これにより、装置・制御系を複雑にすることなく、また、画像劣化を伴わずに、相対的な画像ズレを防止して高品位な画像を提供することができる。
【0041】
[第二実施形態]
同一用紙に複数回の画像形成を連続して行う場合に、各画像の相対的なサイズ・位置を一致させるための画像倍率・位置の補正を、第一実施形態においては自動で行うものであったが、第二実施形態においては画像サイズ情報に基づいた手動入力で行うものである。
【0042】
図6は、本発明の第二実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
【0043】
本実施形態の画像形成装置は、第一実施形態の画像形成装置と同様に、プリンタ部100と画像読み取り部200を備え、複写機能とプリンタ機能とを有するデジタル複写機であり、原稿画像読み取り部200、プリンタ部100の画像形成プロセス及び用紙搬送形態も、第一実施形態と同様である。さらに、第一実施形態と同様にコントローラ300を備え、プリンタ部100とコントローラ300、及びコントローラ300とホストコンピュータ400はそれぞれ通信ケーブルで接続されている。
【0044】
本実施形態のデジタル複写機は、表示部310と画像倍率入力部320を備えている点が上記第一実施形態と異なる。用紙サイズ測定部111で測定された用紙サイズの情報は表示部310へ送信され、表示部310は用紙サイズ情報を表示する。画像倍率入力部320は、任意の画像倍率及び画像位置を入力可能で、同一用紙に複数回の連続した画像形成を行う場合には画像形成毎に独立して画像倍率 位置を設定することができる。
【0045】
そして、画像倍率入力部320で入力された画像倍率・位置情報は、原稿走査部201へ送信され、原稿走査部201では、画像倍率・位置情報に応じて画像倍率及び位置を変更して原稿画像の読み取りを行う。
【0046】
図7は、本実施形態の画像情報及び用紙サイズ情報の信号経路を示すブロック図である。
【0047】
本実施形態において、複写モード時に同一用紙に複数回の連続した画像形成を行う場合は、テストプリントまたは画像形成中に表示部310に表示される用紙サイズ情報に基づいて、画像倍率・位置を画像倍率入力部320に入力し、原稿走査部201が指定された画像倍率・位置で原稿画像の読み取りを行うことで複数画像のサイズ及び位置を相対的に一致させることができる。
【0048】
一方、プリントモード時には、表示部310に表示された用紙サイズ情報に基づいて、ホストコンピュータ400を操作することによってコントローラ300へ送信される前の画像情報に対して画像倍率及び位置の変更が行われる。
【0049】
なお、表示部310及び画像倍率入力部320は、各専用のユニット、または一体的なユニットとして設置、あるいは画像形成装置の状態表示や操作入力を行う操作パネル部に備えることもでき、画像形成装置の構成及び使用形態に応じて設置形態を選択することができる。
【0050】
本実施形態では、画像倍率入力部320に入力された画像倍率・位置情報を原稿走査部201に送信するようにしたが、さらに必要に応じて任意の内部装置または外部装置へ送信することも可能である。そして、特に、ホストコンピュータ400が離れた場所に設置されている場合などは、図8に示すように、画像倍率入力部320に入力された画像倍率・位置情報を、コントローラ300を介してホストコンピュータ400へ送信するか、または画像倍率入力部320からホストコンピュータ400へ直接送信すればよい。
【0051】
上述したように、本実施形態では、用紙サイズ測定部310で測定した画像サイズ情報を表示部320に表示し、表示された画像サイズ情報に基づいて、複写モード時には画像倍率入力部320に入力される画像倍率・位置に従って原稿走査部201において、またプリントモード時にはホストコンピュータ400において、画像処理前の画像情報に対する画像倍率・位置の補正を行うことができる。また、画像倍率入力部320からは任意の画像倍率及び画像位置を指示できるため、画像サイズ情報に基づいた補正のほか、必要に応じた倍率及び位置の変更が可能である。
【0052】
上述した各実施形態において、同一用紙に複数回の画像形成を連続して行う場合に、各画像の相対的なサイズ・位置を一致させるための画像倍率・位置の補正を、第一実施形態においては自動で、また、第二実施形態においては画像サイズ情報に基づいた手動入力で行うように述べてきたが、図9に示すように、用紙サイズ測定部111で測定した用紙サイズ情報を表示部310に表示するとともに、原稿走査部201及びホストコンピュータ400へ送信し、一方、画像倍率入力部320に入力された画像倍率・位置の情報を原稿走査部201及びホストコンピュータ400へ送信できるようにすれば、必要に応じて自動または手動による画像倍率・位置の補正を使い分けることができる。
【0053】
また、図示はしていないが他の実施形態として、第一実施形態の自動で計算した裏面画像の補正倍率・位置等を必要に応じて表示したり、その表示倍率・位置をユーザの指示で修正したりしてもよい。
【0054】
なお、本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
【0055】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0056】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、用紙等の同一の記録媒体に複数回の画像形成を連続して行うに際し、装置・制御系を複雑にすることなく、また、画像劣化を伴わずに、相対的な画像ズレを防止して高品位な画像を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】第一実施形態に係る画像情報及び用紙サイズ情報の信号経路を示すブロック図である。
【図3】1面目定着前の用紙及び転写された画像の説明図である。
【図4】2面目転写前の用紙及び1面目画像の説明図である。
【図5】画像情報信号及び用紙サイズ情報信号の他の信号経路を示すブロック図である。
【図6】本発明の第二実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図7】第二実施形態に係る画像情報信号及び用紙サイズ情報信号の信号経路を示すブロック図である。
【図8】画像情報信号及び用紙サイズ情報信号の他の信号経路を示すブロック図である。
【図9】画像情報信号及び用紙サイズ情報信号の他の信号経路を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 プリンタ部
101 画像処理部
111 用紙サイズ測定部
200 原稿読み取り部
201 原稿走査部
202 A/D変換部
300 コントローラ
310 表示部
320 画像倍率入力部
400 ホストコンピュータ

Claims (7)

  1. 画像情報に基づいて画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段の画像処理結果に応じて像担持体上に画像形成を行う画像形成手段と、前記像担持体上に形成された画像を記録媒体に転写する転写手段と、画像が転写された記録媒体を定着する定着手段と、前記定着手段による定着後の前記記録媒体を前記転写手段へ搬送する手段と、定着前後の記録媒体における搬送方向の長さ及び搬送方向に直角な幅を測定する記録媒体サイズ測定手段とを有する画像形成装置において、
    前記記録媒体サイズ測定手段によって測定された記録媒体サイズ情報に基づいて、前記画像処理前の前記画像情報に対して補正を行う補正手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像を読み取る画像読み取り手段を備え、前記画像処理手段は、前記画像読み取り手段で読み取られた画像情報に基づいて画像処理を行う手段を有し、
    前記補正手段は、前記画像読み取り手段で読み取る前記画像情報に対して、読み取り倍率及び読み取り位置の変更を行う手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画像処理手段は、外部機器から送信される画像情報に基づいて画像処理を行う手段を有し、
    前記補正手段は、前記外部機器から送信される画像情報の倍率及び位置の変更を行う手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 画像情報に基づいて画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段の画像処理結果に応じて像担持体上に画像形成を行う画像形成手段と、前記像担持体上に形成された画像を記録媒体に転写する転写手段と、画像が転写された記録媒体を定着する定着手段と、前記定着手段による定着後の前記記録媒体を前記転写手段へ搬送する手段と、定着前後の記録媒体における搬送方向の長さ及び搬送方向に直角な幅を測定する記録媒体サイズ測定手段とを有する画像形成装置において、
    任意の画像倍率及び画像位置を指定可能な画像倍率・位置指定手段と、
    前記画像倍率・位置設定手段によって指定された画像倍率及び画像位置と、前記記録媒体サイズ測定手段で測定される記録媒体の長さ及び幅に基づいて、前記画像処理前の前記画像情報に対して補正を行う補正手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記記録媒体サイズ測定手段によって測定された記録媒体サイズ情報を表示する表示手段とを備えた請求項4記載の画像形成装置。
  6. 画像を読み取る画像読み取り手段を備え、前記画像処理手段は、前記画像読み取り手段で読み取られた画像情報に基づいて画像処理を行う手段を有し、
    前記補正手段は、前記画像倍率・位置設定手段によって指定された画像倍率及び画像位置に基づいて、前記画像読み取り手段で読み取る前記画像情報に対して、読み取り倍率及び読み取り位置の変更を行う手段を有することを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像処理手段は、外部機器から送信される画像情報に基づいて画像処理を行う手段を有し、
    前記補正手段は、前記画像倍率・位置設定手段によって指定された画像倍率及び画像位置に基づいて、前記外部機器から送信される画像情報の倍率及び位置の変更を行う手段を有することを特徴とする請求項4乃至6に記載の画像形成装置。
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