JP7412067B2 - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷装置および印刷方法に関する。
印刷装置の分野において、一度印刷した印刷面に、さらに印刷する追刷り印刷の技術がある。追刷り印刷の機能を有する印刷装置では、追刷り位置(追刷りする印刷位置)の精度を確保するためには、用紙送りのばらつきを極力抑える必要がある。そのため、用紙送りモータの回転ムラを抑制することで、用紙搬送ローラの送り量を安定にする技術が用いられている。
しかしながら、用紙送りのばらつき、即ち用紙送り誤差の要因としては、用紙搬送ローラの送り量(即ち、用紙搬送速度)のばらつき以外に、用紙の幅方向の蛇行(以下、単に「用紙の蛇行」と記述する場合がある)による道のりの変化によるばらつきもある。したがって、用紙搬送ローラの送り量を安定化させるだけでは、用紙送りのばらつきを抑える(即ち、用紙送りを安定化させる)ことは難しい。
用紙の蛇行に関する技術としては、用紙蛇行量を検出して、主走査方向の画像位置を補正する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、「連続帳票用紙の搬送時に発生する蛇行を変位量検出センサによって検出し、当該変位量検出センサによる検出結果に基づいて、1ライン毎のプリントデータの幅方向のシフト量を求め、1ライン毎のプリントデータに対して補正を加えながら画像記録を実行していく。」と記載されている。
特開2007-91347号公報
上記の特許文献1に記載の従来技術は、蛇行による画質の低下を回避することを目的とし、用紙の蛇行量を検出して、主走査方向の画像位置を補正する技術である。そして、特許文献1に記載の従来技術では、用紙の蛇行に起因する用紙送り誤差(用紙送りのばらつき)を抑えることについては考慮されていない。
本発明は、用紙の幅方向の蛇行を考慮に入れて用紙送り誤差の補正を行うことで、追刷り印刷での追刷り位置の精度を高めることができる印刷装置および印刷方法を提供することを目的とする。
用紙として連長紙を送る用紙送り装置と、
用紙送り装置から送られる連長紙に画像を形成するとともに、連長紙上に付された、連長紙に追刷りされる画像の印刷位置の目印となる追刷りマークの検知タイミングに応じて、連長紙に追刷り印刷を行う画像形成装置と、
画像形成装置での画像形成後の連長紙を巻き取る用紙巻取り装置と、を有する印刷装置であって、
画像形成装置は、
搬送中の用紙の搬送方向と交差する方向の片寄りを検出する用紙片寄り検出部と、
用紙片寄り検出部による検出結果から、搬送方向と交差する方向である用紙の幅方向の蛇行のプロファイルを取得する用紙蛇行プロファイル取得部と、
用紙の搬送速度を検出する用紙搬送速度検出部と、
用紙搬送速度検出部による検出結果から、用紙の搬送速度のプロファイルを取得する用紙速度プロファイル取得部と、
用紙蛇行プロファイル取得部が取得した蛇行のプロファイルと、用紙速度プロファイル取得部が取得した搬送速度のプロファイルと、を基に用紙送り誤差を算出する用紙送り誤差算出部と、
用紙送り誤差算出部による算出結果に基づいて画像形成タイミングを補正する補正部と、
連長紙上に付された追刷りマークを検知する追刷りマーク検知部と、を備え、
用紙送り誤差算出部は、用紙蛇行プロファイル取得部が取得した蛇行のプロファイルと、用紙速度プロファイル取得部が取得した搬送速度のプロファイルとを基に、追刷りマーク検知部による追刷りマークの検知のタイミングに同期して用紙送り誤差を算出し、
補正部は、用紙送り誤差算出部による算出結果に基づいて画像形成タイミングまたは用紙搬送モータの速度を補正し、
用紙送り誤差算出部は、追刷りマーク検知部によるマークの検知タイミング、用紙蛇行プロファイル取得部による用紙の幅方向の蛇行のプロファイルの取得タイミング、及び、用紙速度プロファイル取得部による搬送速度のプロファイルの取得タイミングを一致させて、用紙送り誤差を算出し、
用紙片寄り検出部、用紙搬送速度検出部および追刷りマーク検知部は、用紙の搬送方向と交差する方向に沿って直線的に並べて配置されていることを特徴とする。
また、本発明の印刷方法は、
搬送中の用紙の搬送方向と交差する方向の片寄りを検出する用紙片寄り検出部を備える印刷装置における印刷方法であって、
印刷装置は、
用紙として連長紙を送る用紙送り装置と、
用紙送り装置から送られる連長紙に画像を形成する画像形成装置と、
画像形成装置での画像形成後の連長紙を巻き取る用紙巻取り装置と、
連長紙上に付された、連長紙に追刷りされる画像の印刷位置の目印となる追刷りマークを検知する追刷りマーク検知部と、
用紙の搬送速度を検出する用紙搬送速度検出部と、を備え、
追刷りマーク検知部による追刷りマークの検知タイミングに応じて画像形成装置にて追刷り印刷が可能な印刷装置であって、
用紙片寄り検出部による検出結果から、搬送方向と交差する方向である用紙の幅方向の蛇行のプロファイルを取得する用紙蛇行プロファイル取得処理と、
用紙搬送速度検出部による検出結果から、用紙の搬送速度のプロファイルを取得する用紙速度プロファイル取得処理と、
用紙蛇行プロファイル取得処理で取得した蛇行のプロファイルと、用紙速度プロファイル取得処理で取得した搬送速度のプロファイルと、を基に用紙送り誤差を算出する用紙送り誤差算出処理と、
用紙送り誤差算出処理での算出結果に基づいて画像形成タイミングを補正する補正処理と、
を実行し、
用紙送り誤差算出処理では、用紙蛇行プロファイル取得処理で取得した蛇行のプロファイルと、用紙速度プロファイル取得処理で取得した搬送速度のプロファイルとを基に、追刷りマーク検知部による追刷りマークの検知のタイミングに同期して用紙送り誤差を算出し、
補正処理では、用紙送り誤差算出処理での算出結果に基づいて画像形成タイミングまたは用紙搬送モータの速度を補正し、
用紙送り誤差算出処理では、追刷りマーク検知部による追刷りマークの検知タイミング、用紙蛇行プロファイル取得処理による用紙の幅方向の蛇行のプロファイルの取得タイミング、及び、用紙速度プロファイル取得処理における搬送速度のプロファイルの取得タイミングと一致させて、用紙送り誤差を算出し、
用紙片寄り検出部、用紙搬送速度検出部および追刷りマーク検知部は、用紙の搬送方向と交差する方向に沿って直線的に並べて配置されていることを特徴とする。
上記構成の印刷装置あるいは印刷方法において、搬送中の用紙の主走査方向の片寄りの検出結果から、用紙の幅方向の蛇行のプロファイルを取得し、この取得した蛇行のプロファイルを基に用紙送り誤差を算出する。そして、この算出した用紙送り誤差に基づいて画像形成タイミングを補正する。この一連の処理により、用紙送り誤差の補正に、用紙の幅方向の蛇行を考慮に入れることができる。
本発明によれば、用紙の幅方向の蛇行を考慮に入れて用紙送り誤差の補正を行うことにより、追刷り印刷での追刷り位置の精度を高めることができるため、より高精度な追刷り印刷を実現できる。
本発明の一実施形態に係る印刷装置のシステム構成の概略を示すシステム構成図である。 画像形成装置の構成の概略を示す全体構成図である。 画像形成装置の制御系の構成の一例を示すブロック図である。 用紙上に付された追刷りマークを追刷りマーク検知センサについての説明図である。 制御部が有する機能の一例を示す機能ブロック図である。 用紙蛇行プロファイルおよび用紙速度プロファイルについて説明する波形図である。 本発明の印刷方法の制御シーケンスの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と記述する)について図面を用いて詳細に説明する。本発明は実施形態に限定されるものではない。なお、以下の説明や各図において、同一要素または同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
<印刷装置のシステム構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る印刷装置のシステム構成の概略を示すシステム構成図である。図1に示すように、本実施形態に係る印刷装置100は、画像形成装置1と、画像形成装置1に連長紙Sを送る用紙送り装置2と、画像形成装置1から排出された印刷後の連長紙Sを巻き取る用紙巻取り装置3とを備えて構成されている。すなわち、本実施形態に係る印刷装置100は、連長紙に印刷を行う連長紙印刷装置である。
本実施形態に係る印刷装置100が扱う連長紙Sは、ロール状に巻かれたロール紙(長尺紙)などの連続紙(連続用紙)である。ここでは、本実施形態に係る印刷装置100として、連長紙印刷装置を例示しているが、連長紙印刷装置に限られるものではない。すなわち、本実施形態に係る印刷装置100は、画像形成装置1単体からなる構成であってもよい。
用紙送り装置2は、画像形成装置1に対してその前段側(連長紙Sの送り方向上流側)に配置されており、連長紙Sが巻かれた連長紙本体201を回転可能に保持し、連長紙Sを画像形成装置1に給紙する。用紙送り装置2の画像形成装置1側には、給紙調整装置4が配置されている。給紙調整装置4は、用紙送り装置2と画像形成装置1との間の微小な速度差及び寄りを吸収するためのバッファ機能を有する。
用紙巻取り装置3は、画像形成装置1に対してその後段側(連長紙Sの送り方向下流側)に配置されており、画像形成装置1から排紙された連長紙Sを巻取部301でロール状に巻き取り、保持する。用紙巻取り装置3の画像形成装置1側には、排紙調整装置5が配置されている。排紙調整装置5は、用紙巻取り装置3と画像形成装置1との間の微小な速度差及び寄りを吸収するためのバッファ機能を有する。
画像形成装置1の本体上部には操作表示部6が備えられている。操作表示部6は、例えば、液晶表示装置(LCD)や有機EL(Electro Luminescence)表示装置などのパネル式表示装置と、タッチパッドなどの位置入力装置とを組み合わせたタッチパネルである。この操作表示部6は、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示部6は、複数のキーを備え、ユーザのキー操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付ける入力部としての役割を持つ。
[画像形成装置の全体構成]
続いて、画像形成装置1の全体構成について、図2を用いて説明する。図2は、画像形成装置の構成の概略を示す全体構成図である。本例に係る画像形成装置1は、静電気を用いて画像形成を行う電子写真方式を採用しており、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の4色のトナーを重ね合わせるタンデム形式のカラー画像形成装置である。
図2に示すように、本例に係る画像形成装置1は、原稿搬送部10と、用紙収納部20と、画像読取部30と、画像形成部40と、中間転写ベルト50と、2次転写部60と、定着部70と、制御基板80とを備える構成となっている。本例に係る画像形成装置1はさらに、用紙片寄り検出センサ101と、用紙搬送速度検出センサ102と、追刷りマーク検知センサ103とを備えている(図3参照)。
原稿搬送部10は、原稿をセットする原稿給紙台11と、複数のローラ12と、搬送ドラム13と、搬送ガイド14と、原稿排出ローラ15と、原稿排出トレイ16とを有している。原稿給紙台11にセットされた原稿Gは、複数のローラ12および搬送ドラム13によって、画像読取部30の読取位置に1枚ずつ搬送される。搬送ガイド14および原稿排出ローラ15は、複数のローラ12および搬送ドラム13により搬送された原稿Gを原稿排出トレイ16に排出する。
画像読取部30は、原稿搬送部10によって搬送された原稿Gまたは原稿台31に載置された原稿の画像を読み取って、画像データを生成する。具体的には、原稿Gの画像がランプLによって照射される。このランプLからの照射光に基づく原稿Gからの反射光は、第1ミラーユニット32、第2ミラーユニット33、レンズユニット34の順に導かれて、撮像素子35の受光面に結像する。撮像素子35は、入射した光を光電変換して所定の画像信号を出力する。撮像素子35から出力された画像信号は、A/D変換されることにより画像データとして生成される。
画像読取部30には、画像処理部36が設けられている。画像処理部36は、画像読取部30でA/D変換によって生成された画像データに、シェーディング補正やディザ処理、圧縮等の周知の画像処理を施して、制御基板80に搭載された制御部90のRAM903(図3参照)に格納する。なお、画像データは、画像読取部30から出力されるデータに限定されず、画像形成装置1に接続されたパーソナルコンピュータや他の画像形成装置などの外部装置から受信したデータであってもよい。
用紙収納部20は、装置本体の下部に配置されており、記録媒体の一例である用紙Sのサイズや種類に応じて複数設けられている。この用紙Sは、給紙部21により給紙されて搬送部23に送られ、搬送部23によって転写位置である2次転写部60に搬送される。また、用紙収納部20の近傍には手差部22が設けられている。この手差部22からは、ユーザによってセットされる、用紙収納部20に収納されていないサイズの用紙やタグを有するタグ紙、OHPシート等の特殊紙が転写位置へ送られる。
画像読取部30と用紙収納部20との間には、画像形成部40と中間転写ベルト50とが配置されている。画像形成部40は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を形成するために、4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kを有する。
画像形成ユニット40Yは、イエローのトナー像を形成し、画像形成ユニット40Mは、マゼンダのトナー像を形成する。また、画像形成ユニット40Cは、シアンのトナー像を形成し、画像形成ユニット40Kは、ブラックのトナー像を形成する。これら4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kは、それぞれ同一の構成を有している。したがって、ここでは、イエローのトナー像を形成する画像形成ユニット40Yについて説明する。
画像形成ユニット40Yは、ドラム状の感光体(感光体トラム)41と、感光体41の周囲に配置された帯電部42と、露光部43と、現像部44と、クリーニング装置45とを有している。感光体41は、不図示の駆動モータによる駆動の下に回転する。帯電部42は、感光体41に電荷を与えることにより感光体41の表面を一様に帯電する。露光部43は、原稿Gから読み取られた画像データまたは外部装置から送信された画像データに基づいて、感光体41の表面に対して露光を行うことにより感光体41上に静電潜像を形成する。
現像部44は、トナーとキャリアとからなる二成分現像剤を用いて、感光体41上に形成された静電潜像を現像する。トナーは、画像を形成する粒子である。キャリアは、現像部44内でのトナーとの混合において摩擦帯電によりトナーに適正な電荷を与える機能と、感光体41と対向する現像領域にトナーを搬送する機能と、感光体41上の静電潜像にトナーが忠実に現像できるように現像電界を形成する機能とを持っている。この現像部44は、感光体41に形成された静電潜像にイエローのトナーを付着させる。これにより、感光体41の表面には、イエローのトナー像が形成される。
なお、画像形成ユニット40Mの現像部44は、画像形成ユニット40Mの感光体41にマゼンタのトナーを付着させる。画像形成ユニット40Cの現像部44は、画像形成ユニット40Cの感光体41にシアンのトナーを付着させる。画像形成ユニット40Kの現像部44は、画像形成ユニット40Kの感光体41にブラックのトナーを付着させる。
第1のクリーニング装置45は、感光体41上に付着したトナーを中間転写ベルト50に転写した後に、感光体41の表面をクリーニングする、具体的には感光体41の表面に残留しているトナー(残留トナー)などの残留物(付着物)を除去する。
感光体41上に付着したトナーは、中間転写ベルト50に転写される。中間転写ベルト50は、無端状に形成されており、複数のローラに掛け渡されている。この中間転写ベルト50は、不図示の駆動モータによる駆動の下に、感光体41の回転方向とは逆方向の時計回りに回転する。中間転写ベルト50における各画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kの感光体41と対向する位置には、1次転写部51が設けられている。
1次転写部51は、中間転写ベルト50にトナーと逆極性の電圧を印加させることで、感光体41上に付着したトナーを中間転写ベルト50に転写する。そして、中間転写ベルト50が回転することで、4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kで形成されたトナー像が、中間転写ベルト50の表面に順次転写される。これにより、中間転写ベルト50上には、イエロー、マゼンダ、シアンおよびブラックのトナー像が重なり合うことによってカラー画像が形成される。
中間転写ベルト50に対向して、第2のクリーニング装置53が設けられている。第2のクリーニング装置53は、中間転写ベルト50に転写されたトナー像を用紙Sに転写した後に、中間転写ベルト50の表面をクリーニングする、具体的には中間転写ベルト50の表面に残留しているトナー(残留トナー)などの残留物(付着物)を除去する。
中間転写ベルト50の近傍で、かつ搬送部23の用紙搬送方向の下流側には、2次転写部60が配置されている。この2次転写部60は、中間転写ベルト50が張架された転写上ローラ61と、中間転写ベルト50を挟んで転写上ローラ61側に押圧された転写下ローラ62とからなる転写ローラ対によって構成されており、搬送部23によって送られてきた用紙Sを中間転写ベルト50に接触させて、中間転写ベルト50の外周面上に形成されたトナー像を用紙Sに転写する。
2次転写部60における用紙Sの排出側には、定着部70が設けられている。この定着部70は、用紙Sを加圧および加熱して、転写されたトナー像を用紙Sに定着させる。定着部70は、例えば、一対の定着部材である定着上ローラ71および定着下ローラ72によって構成されている。定着上ローラ71および定着下ローラ72は、互いに圧接した状態で配置されており、定着上ローラ71と定着下ローラ72との圧接部として定着ニップ部が形成される。
定着上ローラ71の内部には、加熱部が設けられている。この加熱部からの輻射熱によって定着上ローラ71のローラ部が温められる。そして、定着上ローラ71のローラ部の熱が用紙Sへ伝達されることにより、用紙S上のトナー像が定着される。
用紙Sは、2次転写部60によってトナー像が転写された面(定着対象面)が定着上ローラ71と向き合うように搬送され、定着ニップ部を通過する。したがって、定着ニップ部を通過する用紙Sには、定着上ローラ71と定着下ローラ72とによる加圧と、定着上ローラ71のローラ部の熱による加熱が行われる。
定着部70の用紙Sの搬送方向の下流には、切換ゲート24が配置されている。切換ゲート24は、定着部70を通過した用紙Sの搬送路を切り換える。すなわち、切換ゲート24は、用紙Sの片面への画像形成におけるフェースアップ排紙を行う場合に、用紙Sを直進させる。これにより、用紙Sは、一対の排紙ローラ25によって排紙される。また、切換ゲート24は、用紙Sの片面への画像形成におけるフェースダウン排紙を行う場合、および用紙Sの両面への画像形成を行う場合に、用紙Sを下方に案内する。
フェースダウン排紙を行う場合は、切換ゲート24によって用紙Sを下方に案内した後に、用紙反転搬送部26によって用紙Sの表裏を反転して上方に搬送する。これにより、表裏が反転された用紙Sは、一対の排紙ローラ25によって排紙される。用紙Sの両面への画像形成を行う場合は、切換ゲート24によって用紙Sを下方に案内した後に、用紙反転搬送部26によって用紙Sの表裏を反転する。そして、表裏が反転された用紙Sは、再給紙路27によって再び転写位置へ送られる。
[画像形成装置の制御系の構成]
次に、画像形成装置1の制御系の構成について、図3を参照して説明する。図3は、画像形成装置1の制御系の構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、画像形成装置1は、制御部90を備えている。この制御部90は、図2に示す制御基板80上に構成されている。
制御部90は、例えば、CPU(Central Processing Unit)901と、CPU901が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)902と、CPU901の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)903とを有している。なお、ROM902としては、例えば、電気的に消去可能なプログラマブルROMを用いることができる。
制御部90は、画像読取部30、画像処理部36、画像形成部40、給紙部21、定着部70、HDD(Hard Disk Drive)91、通信部92、用紙片寄り検出センサ101、用紙搬送速度検出センサ102および追刷りマーク検知センサ103に対してシステムバス93を介して接続され、画像形成装置1の全体を制御する。
具体的には、画像形成装置1では、制御部90による制御の下に、以下の動作、処理が行われる。すなわち、画像読取部30は、原稿Gまたは原稿台31に載置された原稿の画像を読み取り、画像データを生成する。画像読取部30で生成された画像データや、画像形成装置1に接続された外部装置から送信される画像データは、画像処理部36に送られる。画像処理部36は、受信した画像データに対して、必要に応じて、シェーディング補正、画像濃度調整、画像圧縮等の画像処理を行う。
画像形成部40は、画像読取部30で生成された画像データまたは外部装置から送信された画像データに基づいて、中間転写ベルト50上にトナー画像を形成する。このトナー画像は、2次転写部60にて、給紙部21によって給紙される用紙Sに転写される。定着部70は、用紙Sを加圧および加熱して、トナー画像を用紙Sに定着させる。
HDD91は、画像読取部30で読み取って得た原稿画像の画像データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする内部記憶装置である。通信部92は、外部装置の一例であるクライアントPC200から、通信回線Lを通して送信されるジョブ情報を受け取り、この受け取ったジョブ情報を、システムバス93を介して制御部90に送る。ジョブ情報には、形成する画像の画像データと、その画像データに対応付けられた使用する用紙の種類および枚数などの情報が含まれている。
なお、ここでは、ジョブ情報を送信する外部装置としてクライアントPC200を適用した場合を例示したが、これに限定されるものではなく、外部装置としては、例えばファクシミリ装置等その他各種の装置を適用することができる。
用紙片寄り検出センサ101は、搬送中の用紙、即ち連長紙Sの主走査方向(搬送方向と交差する方向/幅方向)の片寄りを検出する用紙片寄り検出部の一例である。用紙片寄り検出センサ101としては、例えば、連長紙Sの最大幅以上の長さに亘って感光部(画素)が一直線に配置されたCCD型やCMOS型などのイメージセンサからなり、連長紙Sの幅方向の用紙端を検知することができるインラインセンサを用いることができる。
用紙搬送速度検出センサ102は、連長紙Sの搬送速度を検出する用紙搬送速度検出部の一例である。用紙搬送速度検出センサ102としては、例えば、連長紙Sの画像形成面に光を照射し、連長紙Sの微少領域の表面パターン像を読み取る光学式センサを用いることができる。この種の光学センサの他に、スリットを有し、連長紙Sを搬送するローラに連動して回転する円板と、スリットを挟んで対向配置された発光素子および受光素子の組み合わせからなる透過型のセンサを用いることもできる。
追刷り印刷を実現するために、図4Aに示すように、連長紙S上に追刷り位置を決める(換言すれば、追刷り位置の目印となる)追刷りマークMが付されている。追刷りマーク検知センサ103は、連長紙S上に付された追刷りマークMを検知する追刷りマーク検知部の一例である。追刷りマーク検知センサ103としては、例えば図4Bに示すように、連長紙S上の追刷りマークMが付されている領域に光を照射する発光素子と、追刷りマークMで反射された光を受光する受光素子との組み合わせからなる反射型の光学センサを用いることができる。
[追刷り印刷について]
追刷り印刷は、一度印刷した印刷面に、バーコードなどの所望の画像をさらに印刷する技術であり、追刷りマーク検知センサ103による追刷りマークMの検知タイミングに応じて追刷り印刷が実行される。この追刷り印刷が可能な印刷装置100において、追刷りする印刷位置、即ち追刷り位置の精度を確保することが、高精度な印刷を実現する上で重要である。そして、追刷り位置の精度を確保するために、印刷装置100には、用紙送りのばらつき(誤差)が少ないことが求められる。
用紙送りのばらつきの要因の一つとして、用紙の幅方向の蛇行による道のりの変化によるばらつきを挙げることができる。用紙が特に連長紙Sの場合、搬送ローラのミスアライメントや、用紙張力の不均一などによる用紙の伸縮などの影響により、用紙の幅方向の蛇行が発生する場合がある。
本実施形態に係る印刷装置100は、用紙の幅方向の蛇行を考慮に入れて用紙送り誤差の補正を行うことで、追刷り印刷での追刷り位置の精度を高めることを特徴としている。用紙の蛇行を考慮に入れての用紙送り誤差の補正は、印刷装置100の制御部90による制御の下に実行される。以下に、用紙の蛇行を考慮に入れて用紙送り誤差の補正を行う制御部90について具体的に説明する。
[制御部の機能]
上記構成の本実施形態に係る印刷装置100において、制御部90は、画像読取部30、画像処理部36、画像形成部40などの制御を行う機能に加えて、用紙の幅方向の蛇行を考慮に入れて用紙送り誤差の補正を行うために、以下に説明する機能を有している。図5は、制御部90が有する機能の一例を示す機能ブロック図である。
図5に示すように、制御部90は、用紙蛇行プロファイル取得部911、用紙速度プロファイル取得部912、用紙送り誤差算出部913および用紙送り誤差補正部914の各機能部を有している。すなわち、用紙蛇行プロファイル取得部911、用紙速度プロファイル取得部912、用紙送り誤差算出部913および用紙送り誤差補正部914は、CPU901がそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することにより、ソフトウェアで実行する機能部である。
用紙蛇行プロファイル取得部911は、用紙片寄り検出センサ101による検出結果から、連長紙Sの幅方向の蛇行のプロファイル(以下、「用紙蛇行プロファイル」と記述する)を取得する。用紙蛇行プロファイルとしては、蛇行の周期や振幅を例示することができる。用紙の幅方向の蛇行は、周期性を持っており、図6Aに示すように、用紙の種類や搬送速度によって蛇行の周期や振幅(蛇行の大きさ/蛇行量)が変化する。
用紙速度プロファイル取得部912は、用紙搬送速度検出センサ102による検出結果から、図6Bに示す連長紙Sの搬送速度(用紙搬送速度)のプロファイル(以下、「用紙速度プロファイル」と記述する)を取得する。用紙搬送速度は、連長紙Sを搬送する搬送ローラの回転速度でもある。
用紙送り誤差算出部913は、用紙蛇行プロファイル取得部911が取得した用紙蛇行プロファイルを基に用紙送り誤差(用紙送りのばらつき)を算出する。用紙蛇行プロファイルと用紙送り誤差との関係式については、例えば制御部90のROM902(図3参照)に予め格納しておくようにすることができる。好ましくは、用紙送り誤差算出部913は、用紙蛇行プロファイル取得部911が取得した用紙蛇行プロファイルと、用紙速度プロファイル取得部912が取得した用紙速度プロファイルとを基に、用紙送り誤差を算出する。
用紙蛇行プロファイル取得部911による用紙蛇行プロファイルの取得、用紙速度プロファイル取得部912による用紙速度プロファイルの取得、用紙送り誤差算出部913による用紙送り誤差の算出については、画像形成装置1の印刷の開始に先立って、例えばウォームアップ期間に実施することができる。また、用紙蛇行プロファイルの取得、用紙速度プロファイルの取得、用紙送り誤差の算出について、印刷中にも継続して実施し、前回の値に対して変化があればそれらを更新するようにすることもできる。
用紙送り誤差補正部914は、用紙蛇行プロファイル取得部911が取得した用紙蛇行プロファイルに基づく算出結果に基づいて、画像形成部40の画像形成タイミング、または、連長紙Sを搬送する用紙搬送モータの速度を補正する。この用紙送り誤差補正部914については、用紙蛇行プロファイル取得部911が取得した用紙蛇行プロファイルおよび用紙速度プロファイル取得部912が取得した用紙速度プロファイルの両方に基づく算出結果に基づいて、画像形成部40の画像形成タイミングを補正するようにすることが好ましい。
また、追刷り印刷が可能な印刷装置100において、用紙送り誤差算出部913は、用紙蛇行プロファイルと用紙速度プロファイルとを基に、追刷りマーク検知センサ103による追刷りマークMの検知から画像形成装置1の2次転写位置までの用紙送り誤差を算出する。このとき、用紙送り誤差算出部913は、追刷りマーク検知センサ103による追刷りマークMの検知タイミングに同期して、用紙送り誤差を算出することが好ましい。そして、用紙送り誤差補正部914は、用紙送り誤差算出部913の算出結果に基づいて画像形成タイミングまたは用紙搬送モータの速度を補正する。
ここで、追刷り印刷が可能な印刷装置100において、追刷りマーク検知センサ103による追刷りマークMの検知タイミングと、用紙蛇行プロファイルおよび用紙速度プロファイルの取得タイミングとを合わせるためには、各センサの取り付け位置を次のようにすることが好ましい。すなわち、用紙片寄り検出センサ101、用紙片寄り検出センサ101および追刷りマーク検知センサ103の取り付け位置を、用紙の搬送方向と交差する方向(用紙の幅方向)に同位相で配置する、即ち当該搬送方向と交差する方向に沿って直線的に並べて配置することが好ましい。
上述したように、本実施形態に係る印刷装置100では、用紙片寄り検出センサ101による検出結果から算出した用紙蛇行プロファイルを基に用紙送り誤差を算出し、この算出結果に基づいて画像形成タイミングの補正が行われる。このように、用紙の幅方向の蛇行を考慮に入れて用紙送り誤差の補正を行うことにより、追刷り印刷での追刷り位置の精度を高めることができるため、より高精度な追刷り印刷を実現できる。
因みに、用紙の幅方向の蛇行を抑制することにより、当該蛇行による用紙送りのばらつきを軽減することができる。しかし、用紙の幅方向の蛇行を抑制するには、構造が複雑なステアリング機構を用いる必要があるためコストがかかる。これに対して、本実施形態に係る印刷装置100によれば、構造が複雑なステアリング機構を用いる必要がないため、低コストにて用紙送りのばらつき(用紙送り誤差)を抑制することができる。
以下に、本実施形態に係る印刷装置100における印刷方法(本発明の印刷方法)の制御シーケンスの一例について、図7を用いて説明する。図7は、本発明の印刷方法の制御シーケンスの一例を示すフローチャートである。この一連の処理は、画像形成装置1の制御部90を構成するCPU901(図3参照)による制御の下に実行される。
CPU901は、ウォームアップが完了したか否かを判断し(ステップS11)、ウォームアップ期間であれば(S11のNO)、用紙片寄り検出センサ101による検出結果から、用紙蛇行プロファイルを取得する(ステップS12/用紙蛇行プロファイル取得処理)。次に、CPU901は、用紙搬送速度検出センサ102による検出結果から、用紙速度プロファイルを取得し(ステップS13/用紙速度プロファイル取得処理)、次いで、用紙蛇行プロファイルと用紙速度プロファイルとを基に、用紙送り誤差を算出し(ステップS14/用紙送り誤差算出処理)、しかる後、ステップS11に戻る。
ステップS11からステップS14までの処理により、印刷の開始に先立って、ウォームアップ期間において、蛇行プロファイルの取得、搬送速度プロファイルの取得、用紙送り誤差の算出の各処理が実行されることになる。
CPU901は、ウォームアップ完了であれば(S11のYES)、印刷スタートのスイッチONを監視し(ステップS15)、印刷スタートのスイッチONであれば(S15のYES)、印刷を開始する(ステップS16)。次に、CPU901は、ステップS14で算出した用紙送り誤差に基づいて例えば画像形成タイミングを補正する(ステップS17/補正処理)。次に、CPU901は、印刷が終了したか否かを判断し(ステップS18)、印刷終了であれば(S18のYES)、一連の処理を終了する。
CPU901は、印刷中であれば(S18のNO)、用紙片寄り検出センサ101による検出結果から、用紙蛇行プロファイルを取得する(ステップS19/用紙蛇行プロファイル取得処理)。次に、CPU901は、用紙搬送速度検出センサ102による検出結果から、用紙速度プロファイルを取得し(ステップS20/用紙速度プロファイル取得処理)、次いで、用紙蛇行プロファイルと用紙速度プロファイルとを基に、用紙送り誤差を算出する(ステップS21/用紙送り誤差算出処理)。
次に、CPU901は、前回の値に対して用紙送り誤差に変化があったか否かを判断し(ステップS22)、用紙送り誤差に変化がなければ(S22のNO)、ステップS17に戻る。この場合には、ステップS17では、ステップS14で算出した用紙送り誤差に基づいて補正処理が行われることになる。
用紙送り誤差に変化があれば、CPU901は、用紙送り誤差を更新し(ステップS23)、しかる後、ステップS17に戻る。ステップS19からステップS23までの処理により、印刷中にも継続して、用紙蛇行プロファイルの取得、用紙速度プロファイルの取得、用紙送り誤差の算出を実行され、用紙送り誤差(用紙送りばらつき)の更新が行われることになる。そして、ステップS17では、ステップS23で更新用紙送り誤差に基づいて補正処理が行われることになる。
<変形例>
以上、本発明について実施形態を用いて説明したが、本発明は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で上記実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、本発明の一実施形態に係る印刷装置100として、連長紙Sに印刷を行う連長紙印刷装置を例に挙げて、連長紙Sの幅方向の蛇行を考慮に入れて用紙送り誤差の補正を行う場合について説明したが、本発明は連長紙印刷装置への適用に限られるものではない。すなわち、本発明は、印刷装置100が画像形成装置1単体からなる場合など、用紙に幅方向の蛇行が生じる可能性のある印刷装置全般に対して適用可能である。
また、上記実施形態では、制御部90の各機能部(911~914)について、CPU901がそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによって、ソフトウェアで実行するとしたが、これに限られるものではない。すなわち、制御部90の各機能部(911~914)について、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現することもできる。
また、上記実施形態では、蛇行プロファイルおよび用紙速度プロファイルを基に用紙送り誤差を算出し、この算出した用紙送り誤差に基づいて画像形成タイミングを補正するとしたが、用紙の種類や印刷速度に応じて、画像形成タイミングの補正量を変更するようにすることも可能である。
1…画像形成装置、 2…用紙送り装置、 3…用紙巻取り装置、 4…給紙調整装置、 5…排紙調整装置、 6…操作表示部、 10…原稿搬送部、 20…用紙収納部、 30…画像読取部、 40…画像形成部、 50…中間転写ベルト、 60…2次転写部、 70…定着部、 90…制御部、 100…印刷装置、 101…用紙片寄り検出センサ、 102…用紙搬送速度検出センサ、 103…追刷りマーク検知センサ、 911…用紙蛇行プロファイル取得部、 912…用紙速度プロファイル取得部、 913…用紙送り誤差算出部、 914…用紙送り誤差補正部

Claims (5)

  1. 用紙として連長紙を送る用紙送り装置と、
    前記用紙送り装置から送られる前記連長紙に画像を形成するとともに、前記連長紙上に付された、前記連長紙に追刷りされる画像の印刷位置の目印となる追刷りマークの検知タイミングに応じて、前記連長紙に追刷り印刷を行う画像形成装置と、
    前記画像形成装置での画像形成後の前記連長紙を巻き取る用紙巻取り装置と、を有する印刷装置であって、
    前記画像形成装置は、
    搬送中の用紙の搬送方向と交差する方向の片寄りを検出する用紙片寄り検出部と、
    前記用紙片寄り検出部による検出結果から、前記搬送方向と交差する方向である前記用紙の幅方向の蛇行のプロファイルを取得する用紙蛇行プロファイル取得部と、
    前記用紙の搬送速度を検出する用紙搬送速度検出部と、
    前記用紙搬送速度検出部による検出結果から、前記用紙の搬送速度のプロファイルを取得する用紙速度プロファイル取得部と、
    前記用紙蛇行プロファイル取得部が取得した前記蛇行のプロファイルと、前記用紙速度プロファイル取得部が取得した前記搬送速度のプロファイルと、を基に用紙送り誤差を算出する用紙送り誤差算出部と、
    前記用紙送り誤差算出部による算出結果に基づいて画像形成タイミングを補正する補正部と、
    前記連長紙上に付された前記追刷りマークを検知する追刷りマーク検知部と、を備え
    前記用紙送り誤差算出部は、前記用紙蛇行プロファイル取得部が取得した前記蛇行のプロファイルと、前記用紙速度プロファイル取得部が取得した前記搬送速度のプロファイルとを基に、前記追刷りマーク検知部による前記追刷りマークの検知のタイミングに同期して前記用紙送り誤差を算出し、
    前記補正部は、前記用紙送り誤差算出部による算出結果に基づいて画像形成タイミングまたは用紙搬送モータの速度を補正し、
    前記用紙送り誤差算出部は、前記追刷りマーク検知部による前記マークの検知タイミング、前記用紙蛇行プロファイル取得部による前記用紙の幅方向の蛇行のプロファイルの取得タイミング、及び、前記用紙速度プロファイル取得部による前記搬送速度のプロファイルの取得タイミングを一致させて、前記用紙送り誤差を算出し、
    前記用紙片寄り検出部、前記用紙搬送速度検出部および前記追刷りマーク検知部は、前記用紙の搬送方向と交差する方向に沿って直線的に並べて配置されている
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記用紙送り誤差算出部は、印刷の開始に先立って、前記用紙送り誤差を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記用紙送り誤差算出部は、印刷中にも前記用紙送り誤差を継続して算出し、前回の値に対して変化があれば更新する
    ことを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
  4. 前記補正部は、前記用紙送り誤差算出部による算出結果に基づいて用紙搬送モータの速度を補正する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  5. 搬送中の用紙の搬送方向と交差する方向の片寄りを検出する用紙片寄り検出部を備える印刷装置における印刷方法であって、
    前記印刷装置は、
    前記用紙として連長紙を送る用紙送り装置と、
    前記用紙送り装置から送られる前記連長紙に画像を形成する画像形成装置と、
    前記画像形成装置での画像形成後の前記連長紙を巻き取る用紙巻取り装置と、
    前記連長紙上に付された、前記連長紙に追刷りされる画像の印刷位置の目印となる追刷りマークを検知する追刷りマーク検知部と、
    前記用紙の搬送速度を検出する用紙搬送速度検出部と、を備え、
    前記追刷りマーク検知部による前記追刷りマークの検知タイミングに応じて前記画像形成装置にて追刷り印刷が可能な印刷装置であって、
    前記用紙片寄り検出部による検出結果から、前記搬送方向と交差する方向である前記用紙の幅方向の蛇行のプロファイルを取得する用紙蛇行プロファイル取得処理と、
    前記用紙搬送速度検出部による検出結果から、前記用紙の搬送速度のプロファイルを取得する用紙速度プロファイル取得処理と、
    記用紙蛇行プロファイル取得処理で取得した前記蛇行のプロファイルと、前記用紙速度プロファイル取得処理で取得した前記搬送速度のプロファイルと、を基に用紙送り誤差を算出する用紙送り誤差算出処理と、
    前記用紙送り誤差算出処理での算出結果に基づいて画像形成タイミングを補正する補正処理と、
    を実行し、
    前記用紙送り誤差算出処理では、前記用紙蛇行プロファイル取得処理で取得した前記蛇行のプロファイルと、前記用紙速度プロファイル取得処理で取得した前記搬送速度のプロファイルとを基に、前記追刷りマーク検知部による前記追刷りマークの検知のタイミングに同期して前記用紙送り誤差を算出し、
    前記補正処理では、前記用紙送り誤差算出処理での算出結果に基づいて画像形成タイミングまたは用紙搬送モータの速度を補正し、
    前記用紙送り誤差算出処理では、前記追刷りマーク検知部による前記追刷りマークの検知タイミング、前記用紙蛇行プロファイル取得処理による前記用紙の幅方向の蛇行のプロファイルの取得タイミング、及び、前記用紙速度プロファイル取得処理における前記搬送速度のプロファイルの取得タイミングと一致させて、前記用紙送り誤差を算出し、
    前記用紙片寄り検出部、前記用紙搬送速度検出部および前記追刷りマーク検知部は、前記用紙の搬送方向と交差する方向に沿って直線的に並べて配置されている
    ことを特徴とする印刷方法。
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