JP2005250333A - 画像補正倍率検出装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一シートに連続印刷する場合に、1回目および2回目以降の画像を同サイズに形成するため、トナー像定着前の画像サイズに対する定着後の画像サイズの倍率を簡単な方法で容易に検出し、記録用紙上の画像サイズと同じサイズの次画像を感光体表面に形成できるようにすること。
【解決手段】 定着ニップ(Q5)通過中のシートの前記定着ニップ(Q5)上、下流側の移動速度である定着ニップ上、下流側シート速度V1,V2を検出する定着ニップ上、下流側シート速度検出記憶装置(K1+C1,K2+C2)と、前記再送前のシート(S)に形成された画像に対する再送シート(S´)に形成する画像の補正倍率V0を演算して記憶する画像補正倍率演算記憶手段(C3)とを備えた画像補正倍率検出装置および前記画像補正倍率検出装置を備えた画像形成装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、トナー像が形成されたシートの定着前のサイズに対する定着後のサイズの倍率(画像補正倍率)を検出する画像補正倍率検出装置及び、前記検出した画像補正倍率に応じて、同一のシートの同一面に複数回画像記録を行う多重印刷やシートの両面に画像記録を行う両面印刷のように、同一シートに連続印刷を行う場合の2回目以降の画像サイズを補正する画像形成装置に関する。
この種の従来の画像形成装置は、特許文献1に記載されている。
(特許文献1)(特開昭61−262775号公報)
この公報には、同一の記録用紙の同一面に複数回記録を行う画像合成機能を備えた画像形成装置が記載されている。この画像形成装置は、合成複写時の定着ローラ表面の制御温度を通常複写モードにおける制御温度よりも低温で且つ、定着工程実行中に定着可能下限温度未満にならない温度に設定する定着装置を備えている。
前記定着装置によって、トナー像定着時の定着ロールの圧力・熱による記録用紙のカールの発生を防止可能である。また2回目以降の記録用紙への画像形成を円滑に行うことが可能である。
特開昭61−262775号公報(第1頁、特許請求の範囲)
(特許文献1記載の技術の問題点)
前記特許文献1記載の技術は、定着ロールを定着可能領域内で温度を低温に保つことによって定着時に生じる圧力・熱による記録用紙のカールの発生を防ぐことができる。前記記録用紙のカールの発生を抑えることで、記録用紙の皺の発生を抑え、且つ前記記録用紙を滞りなく搬送することが可能である。しかし前記特許文献1記載の画像形成装置は、前記同一の記録用紙の同一面に多重印刷する画像サイズを同一にすることについては考慮されていない。
すなわち、実際には定着ロールの圧力・熱によって前記記録用紙はトナー像定着時に伸長し1回目と2回目以降の画像とでは画像サイズが異なる。このため、1回目と2回目とで色ずれ、位置ずれ等の問題が生じる。
また、両面印刷する際にも、シート(記録用紙)両面の画像サイズを同一にすることが要求されることがある。本発明者の研究によれば、定着ニップ通過中のシートの定着ニップより上流側のシート速度V1に対する定着ニップより下流側のシート速度V2の比(V2/V1)は、定着ニップ通過前のシートサイズに対する定着ニップ通過後のシートサイズの比(すなわち、定着ニップ通過前後の画像倍率に近似できることが分かった。
本発明は前述の事情に鑑み、下記(O01)〜(O03)の記載内容を課題とする。
(O01)トナー像定着前の画像サイズに対する定着後の画像サイズの倍率を簡単な方法で容易に検出できるようにすること。
(O02)多重印刷または両面印刷のように同一シートに連続印刷する場合に、1回目および2回目以降の画像を同サイズに形成すること。
(O03)同一シートに連続印刷する場合に、定着ロールの圧力・熱によって伸長する記録用紙上の画像サイズと同じサイズの次画像を感光体表面に形成できるようにすること。
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の要素には、後述の実施例の構成要素との対応を容易にするため、実施例の構成要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。
また、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
(第1発明)
前記課題を解決するために、第1発明の画像形成装置は、下記の構成要件(A01)〜(A08)を備えたことを特徴とする。
(A01)回転する感光体(Py〜Pk)と、前記感光体(Py〜Pk)表面を一様に帯電させる帯電部材(CR)と、帯電した前記感光体(Py〜Pk)表面に光ビームを照射して静電潜像を形成する潜像形成装置(ROS)と、前記静電潜像をトナー像に現像する現像器(Gy〜Gk)を有するトナー像形成装置(UY〜UK)、
(A02)前記トナー像をシート転写位置(Q4)においてシート(S)に転写する転写部材(T1+B+T2)、
(A03)互いに回転しながら圧接する一対の定着用回転部材(Fh、Fp)を有し、前記一対の定着用回転部材(Fh、Fp)の圧接領域により形成される定着ニップ(Q5)を通過するシート上のトナー像を定着する定着装置(F)、
(A04)前記シート転写位置(Q4)および前記定着ニップ(Q5)に順次前記シート(S)を搬送するシート搬送装置(SH)、
(A05)同一シートに連続印刷を行う場合には、前記定着ニップ(Q5)を通過したシート(S)を、前記シート転写位置(Q4)および定着ニップ(Q5)に順次再送する前記シート搬送装置(SH)、
(A06)前記定着ニップ(Q5)通過中のシート(S)の定着ニップ下流側の移動速度である定着ニップ下流側シート速度V2を検出して記憶する定着ニップ下流側シート速度検出記憶装置(K2+C2)、
(A07)前記定着ニップ(Q5)通過中のシート(S)の定着ニップ上流側の移動速度である定着ニップ上流側シート速度V1を検出して記憶する定着ニップ上流側シート速度検出記憶装置(K1+C1)、
(A08)前記再送前のシート(S)に転写した画像に対する再送シート(S´)に転写する画像の補正倍率V0を、式V0=(V2/V1)により演算して記憶する画像補正倍率演算記憶手段(C3)。
(第1発明の作用)
前記構成要件(A01)〜(A08)を備えた第1発明の画像形成装置では、トナー像形成装置(UY〜UK)の帯電部材(CR)は回転する感光体(Py〜Pk)表面を一様に帯電させる。潜像形成装置(ROS)は帯電した前記感光体(Py〜Pk)表面に光ビームを照射して静電潜像を形成する。トナー像形成装置の現像器(Gy〜Gk)は前記静電潜像をトナー像に現像する。転写部材(T1+B+T2)は前記トナー像をシート転写位置(Q4)においてシート(S)に転写する。
定着装置(F)の一対の定着用回転部材(Fh,Fp)は互いに回転しながら圧接し、前記一対の定着部材の圧接領域により形成される定着ニップ(Q5)を通過するシート(S)上のトナー像を定着する。またシート搬送装置(SH)は前記シート転写位置(Q4)および前記定着ニップ(Q5)に順次前記シート(S)を搬送する。
前記シート搬送装置(SH)は連続印刷を行う場合には、前記定着ニップ(Q5)を通過したシート(S)を、前記シート転写位置(Q4)および前記定着ニップ(Q5)に順次再送する。そして、定着ニップ下流側シート速度検出記憶装置(K2+C2)は前記定着ニップ(Q5)通過中のシート(S)の前記定着ニップ(Q5)下流側の移動速度である定着ニップ下流側シート速度V2を検出して記憶する。
定着ニップ上流側シート速度検出記憶装置(K1+C1)は、前記定着ニップ(Q5)通過中のシート(S)の前記定着ニップ(Q5)上流側の移動速度である定着ニップ上流側シート速度V1を検出して記憶する。画像補正倍率演算記憶手段(C3)は前記再送前のシート(S)に形成された画像に対する再送シート(S´)に形成する画像の補正倍率V0を、式V0=(V2/V1)により演算して記憶する。
(第1発明の形態1)
第1発明の形態1の画像形成装置は、前記第1発明において下記の構成要件(A09)を備えたことを特徴とする。
(A09)前記定着ニップ(Q5)を通過中のシート(S)の定着ニップ下流側シート速度V2を検出するための定着ニップ下流側シート速度計測器(K2)と、前記定着ニップ下流側シート速度計測器(K2)の出力信号に応じて定着ニップ下流側シート速度V2を検出して記憶する定着ニップ下流側シート速度検出記憶手段(C2)とを備えた前記定着ニップ下流側シート速度検出記憶装置(K2+C2)。
(第1発明の形態1の作用)
定着ニップ下流側シート速度検出記憶装置(K2+C2)は定着ニップ下流側シート速度計測器(K2)と定着ニップ下流側シート速度検出記憶手段(C2)とを有している。前記定着ニップ下流側シート速度計測器(K2)は前記定着ニップ(Q5)を通過中のシート(S)の定着ニップ下流側シート速度V2を計測する。
また、前記定着ニップ下流側シート速度検出記憶手段(C2)は前記定着ニップ下流側シート速度計測器(K2)の出力信号に応じて定着ニップ下流側シート速度V2を検出して記憶する。
(第1発明の発明の形態2)
第1発明の形態2の画像形成装置は、前記第1発明および第1発明の形態1において下記の構成要件(A010),(A011)を備えたことを特徴とする。
(A010)前記定着ニップ(Q5)下流側にシート搬送方向に沿って配置され且つシート(S)前端の通過信号を出力する定着後上流側シートセンサ(SN3)および定着後下流側シートセンサ(SN4)を有する前記定着ニップ下流側シート速度計測器(K2)、
(A011)前記定着後上流側シートセンサ(SN3)および定着後下流側シートセンサ(SN4)のシート搬送方向の距離d2を記憶するセンサ間距離記憶手段(C2a)と、シート(S)前端が前記定着後上流側シートセンサ(SN3)および前記定着後下流側シートセンサ(SN4)を通過した時刻t3,t4を検出して記憶するシート前端通過時刻検出記憶手段(C2b)と、前記定着ニップ下流側シート速度V2を、式V2=d2/(t4−t3)により演算して記憶する定着ニップ下流側シート速度演算記憶手段(C2c)とを有する前記定着ニップ下流側シート速度検出記憶手段(C2)。
(第1発明の形態2の作用)
定着ニップ下流側シート速度検出記憶装置(K2+C2)は定着ニップ下流側シート速度計測器(K2)と定着ニップ下流側シート速度検出記憶手段(C2)とを有している。前記定着ニップ下流側シート速度計測器(K2)の定着後上流側シートセンサ(SN3)および定着後下流側シートセンサ(SN4)は搬送されるシート(S)前端が通過したときにシート前端通過信号を出力する。
前記定着ニップ下流側シート速度検出記憶手段(C2)のセンサ間距離記憶手段(C2a)は、定着ニップ(Q5)下流側にシート搬送方向に沿って配置された定着後上流側シートセンサ(SN3)および定着後下流側シートセンサ(SN4)のシート搬送方向の距離d2を記憶する。シート前端通過時刻検出記憶手段(C2b)は前記定着後上流側シートセンサ(SN3)および前記定着後下流側シートセンサ(SN4)の出力信号に基づいて、シート(S)前端が通過した時刻t3およびt4を検出して記憶する。
定着ニップ下流側シート速度演算記憶手段(C2c)は前記定着ニップ下流側シート速度V2を、式V2=d2/(t4−t3)により演算して記憶する。
(第1発明の形態3)
第1発明の形態3の画像形成装置は、前記第1発明において下記の構成要件(A09´)を備えたことを特徴とする。
(A09´)前記定着ニップ(Q5)を通過中のシート(S)の定着ニップ上流側シート速度V1を検出するための定着ニップ上流側シート速度計測器(K1)と、前記定着ニップ上流側シート速度計測器(K1)の出力信号に応じて定着ニップ上流側シート速度V1を検出して記憶する定着ニップ上流側シート速度検出記憶手段(C1)とを備えた前記定着ニップ上流側シート速度検出記憶装置(K1+C1)。
(第1発明の形態3の作用)
定着ニップ上流側シート速度検出記憶装置(K1+C1)は定着ニップ上流側シート速度計測器(K1)と定着ニップ上流側シート速度検出記憶手段(C1)とを有している。前記定着ニップ上流側シート速度計測器(K1)は前記定着ニップ(Q5)を通過中のシート(S)の定着ニップ上流側シート速度V1を計測する。
また、前記定着ニップ上流側シート速度検出記憶手段(C1)は前記定着ニップ上流側シート速度計測器(K1)の出力信号に応じて定着ニップ上流側シート速度V1を検出して記憶する。
(第1発明の発明の形態4)
第1発明の形態4の画像形成装置は、前記第1発明および第1発明の形態3において下記の構成要件(A010´),(A011´)を備えたことを特徴とする。
(A010´)前記定着ニップ(Q5)上流側にシート搬送方向に沿って配置され且つシート(S)後端の通過信号を出力する定着前上流側シートセンサ(SN1)および定着前下流側シートセンサ(SN2)を有する前記定着ニップ上流側シート速度計測器(K1)、
(A011´)前記定着前上流側シートセンサ(SN1)および定着前下流側シートセンサ(SN2)のシート搬送方向の距離d1を記憶するセンサ間距離記憶手段(C1a)と、シート(S)後端が前記定着後上流側シートセンサ(SN1)および前記定着前下流側シートセンサ(SN2)を通過した時刻t1,t2を検出して記憶するシート後端通過時刻検出記憶手段(C1b)と、前記定着ニップ上流側シート速度V1を、式V1=d1/(t2−t1)により演算して記憶する定着ニップ上流側シート速度演算記憶手段(C1c)とを有する前記定着ニップ上流側シート速度検出記憶手段(C1)。
(第1発明の形態4の作用)
定着ニップ上流側シート速度検出記憶装置(K1+C1)は定着ニップ上流側シート速度計測器(K1)と定着ニップ上流側シート速度検出記憶手段(C1)とを有している。前記定着ニップ上流側シート速度計測器(K1)の定着前上流側シートセンサ(SN1)および定着前下流側シートセンサ(SN2)は搬送されるシート(S)後端が通過したときにシート後端通過信号を出力する。
前記定着ニップ上流側シート速度検出記憶手段(C1)のセンサ間距離記憶手段(C1a)は、定着ニップ(Q5)上流側にシート搬送方向に沿って配置された定着前上流側シートセンサ(SN1)および定着前下流側シートセンサ(SN2)のシート搬送方向の距離d1を記憶する。シート後端通過時刻検出記憶手段(C1b)はシート(S)後端が前記定着前上流側シートセンサ(SN1)および前記定着前下流側シートセンサ(SN2)の出力信号に基づいて、シート(S)後端が通過した時刻t1およびt2を検出して記憶する。
定着ニップ上流側シート速度演算記憶手段(C1c)は前記定着ニップ上流側シート速度V1を、式V1=d1/(t2−t1)により演算して記憶する。
(第2発明)
前記課題を解決するために、本発明の第2発明の画像形成装置は、下記の構成要件(A012),(A013)を備えたことを特徴とする。
(A012)前記請求項1ないし5のいずれかの画像補正倍率検出記憶装置(K1+K2+C1+C2+C3)、
(A013)前記再送前に形成されたトナー像サイズをA1とし前記再送シート(S´)に転写するトナー像サイズをA2とした場合には、A2=A1×V0のサイズのトナー像を前記感光体(Py〜Pk)表面に形成する前記トナー像形成装置。
(第2発明の作用)
前記構成要件(A011)〜(A012)を備えた第2発明の画像形成装置では、前記第1発明または第1発明の形態1もしくは2記載の画像補正倍率検出記憶装置(K1+K2+C1+C2+C3)により画像補正倍率V0を検出して記憶する。また前記トナー像形成装置は、前記再送前に形成されたトナー像サイズをA1とし前記再送シート(S´)に転写するトナー像サイズをA2とした場合には、A2=A1×V0のサイズのトナー像を前記表面に形成する。
前述の本発明は、次の効果を奏する。
(E01)トナー像定着前の画像サイズに対する定着後の画像サイズの倍率を簡単な方法で容易に検出することができる。
(E02)多重印刷または両面印刷のように同一シートに連続印刷する場合に、1回目および2回目以降の画像を同サイズに形成することができる。
(E03)同一シートに連続印刷する場合に、定着ロールの圧力・熱によって伸長する記録用紙上の画像サイズと同じサイズの次画像を感光体Py〜Pk表面に形成することができる。
(実施例)
次に図面を参照しながら、本発明の実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、左方、右方、上方、下方、または、前側、後側、左側、右側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
図1は本発明の画像補正倍率検出装置を備えた画像形成装置の全体説明図である。
図1において、実施の形態1の画像形成装置(デジタル複写機)Uは、プリンタ(画像形成装置本体)U1、イメージスキャナU2、自動原稿搬送装置U3を有している。
前記自動原稿搬送装置U3は、イメージスキャナU2上面のプラテンガラスPG上に支持されている。
前記自動原稿搬送装置U3は、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1を有している。前記原稿給紙トレイTG1に載置された複数の各原稿Giは順次プラテンガラスPG上の複写位置(プラテンロールGR1の圧接位置)を通過して原稿排出ロールGR2から原稿排紙トレイTG2に排出されるように構成されている。
前記自動原稿搬送装置U3は、その後端部(−X端部)に設けた左右方向に延びるヒンジ軸(図示せず)により前記プラテンガラスPG上面に対して回動可能であり、原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上に置く場合に上方に回動される。
前記イメージスキャナU2は、ユーザがコピースタート等の作動指令信号を入力操作するUI(ユーザインタフェース)を有している。
前記透明なプラテンガラスPGの下方には原稿画像を読み取るための露光光学系Aが配置されている。
前記自動原稿搬送装置U3でプラテンガラスPG上面に搬送される原稿または手動でプラテンガラスPG上に置かれた原稿(図示せず)からの反射光は、前記露光光学系Aを介して、CCD(固体撮像素子)で電気信号に変換される。
IPS(イメージプロセッシングシステム)は、CCDから入力されるR,G,B(レッド、グリーン、ブルー)の電気信号をY,M,C,K(イエロー、マゼンタ、シアン、黒)の画像データ(デジタルデータ)に変換して一時的に記憶し、前記画像データを所定のタイミングで潜像形成用の画像データとしてレーザ駆動回路DLに出力する。
レーザ駆動回路DLは、入力された画像データに応じてレーザ駆動信号をROS(潜像形成装置)のレーザダイオード(図示せず)に出力する。なお、前記UI(ユーザインタフェース)、IPSおよびレーザ駆動回路DLと、後述の現像ロールR0、転写ロールT1,2次転写ロール(シート転写部材)T2b等にバイアス電圧を印加する電源回路E等の動作はコントローラCにより制御される。
前記IPSが出力するYMCKの4色の画像データ(レーザ駆動データ)が入力されたレーザ駆動回路DLは入力された前記各色の画像データに応じた各色のレーザ駆動信号を所定のタイミングで、各色のROS(潜像形成装置)に出力する。
各像担持体Py,Pm,Pc,Pkはそれぞれの帯電ロール(帯電部材)CRにより一様に帯電された後、前記各色のROS(潜像形成装置)の出力する光ビームによりその表面に静電潜像が形成される。前記像担持体Py,Pm,Pc,Pk表面の静電潜像はそれぞれ、各現像器Gy,Gm,Gc,Gkと対向する現像領域において各色YMCKのトナー像に現像される。なお、前記各現像器Gy,Gm,Gc,Gkは、各色のトナーを収容した現像容器と、前記現像容器に回転可能に支持され且つ前記像担持体Py,Pm,Pc,Pk表面の静電潜像にトナーを搬送してトナー像に現像する現像ロールR0を有している。なお、前記各色のトナーを収容した現像容器VにはトナーカートリッジTy〜Tkから各色のトナーが補給されるように構成されている。
前記現像された各色YMCKのトナー像は、前記各像担持体Py,Pm,Pc,Pkとエンドレスの中間転写ベルトBとが接触する1次転写領域Q3に搬送される。前記各1次転写領域Q3において中間転写ベルトBの裏面側に配置された1次転写ロールT1には、コントローラCにより制御される電源回路Eから所定のタイミングで現像剤の帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印加される。前記各像担持体Py〜Pk上のトナー像は前記1次転写ロールT1に対向する1次転写領域Q3において中間転写ベルトBに重ねて1次転写される。1次転写後の像担持体Py,Pm,Pc,Pk表面の残留トナーは、像担持体クリーナCLpで除去される。
前記各像担持体Py〜Pk、各色のROS(潜像形成装置)、各色の現像器Gy〜Gkによって、各色のトナー像形成装置UY(Py+ROS+Gy),UM(Pm+ROS+Gm),UC(Pc+ROS+Gc),UK(Pk+ROS+Gk)が構成される。
前記各色の像担持体Py,Pm,Pc,Pkの下方には左右一対のスライドレールSR,SRによりスライドフレームF1が前後(紙面に垂直な方向)にスライド移動可能に支持されている。スライドフレームF1にはベルトモジュールBMのベルトフレームF2が上昇した動作位置と下方に移動したメンテナンス位置との間で昇降可能に支持されている。前記スライドフレームF1を前後移動させる構成およびベルトモジュールBMを昇降させる構成は、従来公知(例えば、特開平8−171248号公報参照)であり、従来公知の種々の構成を採用することが可能である。
前記ベルトモジュールBMは、前記中間転写ベルトBと、ベルト駆動ロールRd、テンションロールRt、ウォーキングロールRw、複数のアイドラロール(フリーロール)RfおよびバックアップロールT2aを含むベルト支持ロール(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)と、前記4個の1次転写ロールT1とを有している。そして、前記中間転写ベルトBは前記ベルト支持ロール(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)により矢印Ya方向に回転移動可能に支持されている。
前記バックアップロールT2aに接する中間転写ベルトBの表面に対向して2次転写ロール(シート転写部材)T2bが配置されており、中間転写ベルトBおよび2次転写ロールT2bの対向する領域にはシート転写位置(シート転写領域)Q4が形成される。前記2次転写ロールT2bにはコントローラCにより制御される電源回路Eから所定のタイミングで現像剤の帯電極性と逆極性の2次転写電圧が印加される。前記2次転写ロールT2bに対向して配置された前記バックアップロールT2aはアース(接地)されており、前記2次転写ロールT2bに2次転写電圧が印加されたときには、前記2次転写ロールT2bおよびバックアップロールT2a間には2次転写電界が形成される。前記バックアップロールT2aおよび2次転写ロールT2bにより2次転写器T2が構成される。
前記4個の1次転写ロールT1、中間転写ベルトBおよび2次転写器T2等により、トナー像形成装置(UY,UM,UC,UK)の像担持体Py〜Pk表面に形成されたトナー像を記録シートSに転写する転写部材(T1+B+T2)が構成されている。
プリンタ(画像形成装置本体)U1の下部には、シートSを収容した給紙トレイTR1および給紙用搬送路SH1が設けられている。前記給紙トレイTR1に収容されたシートSは、所定のタイミングでピックアップロールRpにより取り出され、さばきロールRsで1枚づつ分離されて、搬送ロールRaによりレジロールRrに搬送される。前記レジロールRrに搬送された記録シートSは、前記1次転写された多重トナー像または単色トナー像がシート転写位置Q4に移動するのにタイミングを合わせて、シート転写位置Q4に搬送される。
前記シート転写位置Q4を記録シートSが通過する際、2次転写ロールT2bに前記2次転写電圧が印加されるので、前記中間転写ベルトBに重ねて1次転写されたカラートナー像は、前記シート転写位置Q4において一括して記録シートSに2次転写される。
2次転写後の中間転写ベルトBはベルトクリーナCLbにより残留トナーが除去される。トナー像が2次転写された前記記録シートSは、転写後シートガイドSG、シート搬送ベルトHBにより定着ニップQ5に搬送される。前記定着ニップQ5は、定着装置Fの加熱ロールFhおよび加圧ロールFpにより構成される一対の定着用回転部材Fh,Fpの圧接領域により形成されている。
定着ニップQ5から記録シートSの搬送方向上流側、即ち左方側(−Y側)には、左側(Y側)から定着前上流側シートセンサSN1および定着前下流側シートセンサSN2が前記記録シートSの搬送方向に並行して形成されている。一方前記定着ニップQ5から前記記録シートSの搬送方向下流側、即ち右方側(Y側)には、左側(−Y側)から定着後上流側シートセンサSN3および定着後下流側シートセンサSN4が記録シートSの搬送方向に並行して形成されている。
シート搬送ベルトHBにより前記搬送された前記記録シートSが前記定着ニップQ5を通過する際、定着装置Fによりトナーが加熱定着される。
最初の定着トナー像が形成された記録シートSは、片面記録モード時にはシート排出路SH2に搬送され、両面記録モード時にはシート反転路SH3から連続記録用搬送路SH4に搬送される。また、多重記録モード時には、前記最初の定着トナー像が形成された記録シートSは前記シート反転路SH3を通らずに直接前記連続記録用搬送路SH4に搬送される。前記シート排出路SH2に搬送されたシートは記録用紙排紙トレイTRhに排出され、連続記録用搬送路SH3に搬送されたシートは前記レジロールRrに再送される。
前記符号Rp,Rs,Rr,SG,BH,SH1,SH2,SH3,SH4等で示された要素によりシート搬送装置SHが構成されている。
図2は本発明の第1発明の画像補正倍率検出装置の制御部の機能ブロック図である。
図2において、コントローラCは、外部との信号の入出力および入出力信号レベルの調節等を行う図示しないI/O(入出力インターフェース)、必要な処理を行うためのプログラムおよびデータ等が記憶されたROM(リードオンリーメモリ)、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)、前記ROMに記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU(中央演算処理装置)、ならびにクロック発振器等を有するコンピュータにより構成されており、前記ROMに記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
(前記コントローラCに接続された信号入力要素)
前記コントローラCは、UI(ユーザインタフェース)、定着ニップ上流側シート速度計測器K1、定着ニップ下流側シート速度計測器K2、その他の信号入力要素からの信号が入力されている。
前記UIは、コピースタートキー、テンキー、表示部、多重印刷画像枚数設定ボタン等を備えている。また前記定着ニップ上流側シート速度計測器K1および定着ニップ下流側シート速度計測器K2はそれぞれ次の機能を有している。
K1:定着ニップ上流側シート速度計測器
定着前上流側シートセンサSN1と定着前下流側シートセンサSN2を備えており、定着ニップ上流側のシート搬送ベルトHB上を通過するシートSの後端部が通過したときにシート後端通過信号を出力する。
K2:定着ニップ下流側シート速度計測器
定着後上流側シートセンサSN3と定着後下流側シートセンサSN4を備えており、定着ニップ下流側のシート搬送路SHを通過するシートSの前端部が通過したときにシート前端通過信号を出力する。
(コントローラCに接続された被制御要素)
コントローラCは、IPS、像担持体回転駆動回路D1、回転多面鏡回転駆動回路D2、シート搬送駆動回路D3、電源回路E、その他の被制御要素に接続されており、それらの作動制御信号を出力している。前記コントローラCに接続された被制御要素はそれぞれ次の機能を有している。
D1:像担持体回転駆動回路
像担持体駆動モータM1を介して像担持体Py〜Pkを回転駆動する。
D2:回転多面鏡回転駆動回路
回転多面鏡駆動モータM2を介して回転多面鏡KKを回転駆動する。
D3:シート搬送部材駆動回路
シート搬送部材駆動モータM3を介してシート搬送部材(搬送ロールRa、レジロールRr等)を駆動する。
IPS:イメージプロセッシングシステム
E:電源回路
現像器Gy,Gm,Gc,Gkの現像ロールに現像バイアスを印加する現像バイアス用電源回路、帯電ロールCR(チャージロール)に帯電電圧を印加する帯電用電源回路、LD駆動電源回路、転写用電源回路、定着用電源回路等を有している。
(前記コントローラCの機能)
前記コントローラCは、下記の制御要素C1〜C4を有しており、前記各制御要素C1〜C4は、前記信号出力要素からの入力信号に応じた処理を実行して各被制御要素に制御信号を出力するための、所定の機能を有している。
C1:定着ニップ上流側シート速度検出記憶手段
定着ニップ上流側シート速度検出記憶手段C1は、定着ニップ上流側センサ間距離記憶手段C1aおよびシート後端通過時刻検出記憶手段C1b、定着ニップ上流側シート速度演算記憶手段C1cを有しており、前記定着ニップ上流側シート速度計測器K1の計測値t1,t2に基づいて定着ニップ上流側のシート速度を検出・記憶する。
C1a:定着ニップ上流側センサ間距離記憶手段
定着ニップ上流側センサ間距離記憶手段C1aは、定着前上流側シートセンサSN1と定着前下流側シートセンサSN2間の距離d1を記憶する。
C1b:シート後端通過時刻検出記憶手段
シート後端通過時刻検出記憶手段C1bは、前記定着前上流側シートセンサSN1および定着前下流側シートセンサSN2の出力信号に基づいて、シートS後端が通過した時刻t1およびt2を検出して記憶する。
C1c:定着ニップ上流側シート速度演算記憶手段
定着ニップ上流側シート速度演算記憶手段C1cは、前記定着ニップ上流側センサ間距離記憶手段C1aに記憶された前記センサ間距離d1と、前記シート後端通過時刻検出記憶手段C1bによって検出記憶された前記シート後端通過時刻t1,t2から定着ニップ上流側シート速度を検出し記憶する。
前記定着ニップ上流側シート速度計測器K1および定着ニップ上流側シート速度検出記憶手段C1により、定着ニップ上流側シート速度検出記憶装置(K1+C1)が構成されている。
C2:定着ニップ下流側シート速度検出記憶手段
定着ニップ下流側シート速度検出記憶手段C2は、定着ニップ下流側センサ間距離記憶手段C2aおよびシート前端通過時刻検出記憶手段C2b、定着ニップ下流側シート速度演算記憶手段C2cを有しており、前記定着ニップ下流側シート速度計測器K2の計測値t3,t4に基づいて定着ニップ下流側のシート速度を検出・記憶する。
C2a:定着ニップ下流側センサ間距離記憶手段
定着ニップ下流側センサ間距離記憶手段C2aは、定着後上流側シートセンサSN3と定着後下流側シートセンサSN4間の距離d2を記憶する.
C2b:シート前端通過時刻検出記憶手段
シート前端通過時刻検出記憶手段C1bは、前記定着後上流側シートセンサSN3および定着後下流側シートセンサSN4の出力信号に基づいて、シートS前端が通過した時刻t3およびt4を検出して記憶する。
C2c:定着ニップ下流側シート速度演算記憶手段
定着ニップ下流側シート速度演算記憶手段C2cは、前記定着ニップ下流側センサ間距離記憶手段C2aに記憶された前記センサ間距離d2と、前記シートセンサ前端通過時刻検出記憶手段C2bによって検出記憶された前記シート前端通過開始時刻t3,t4とに基づいて定着ニップ下流側シート速度を検出し記憶する。
前記定着ニップ下流側シート速度計測器K2および定着ニップ下流側シート速度検出記憶手段C2により、定着ニップ下流側シート速度検出記憶装置(K2+C2)が構成されている。
C3:画像補正倍率演算記憶手段
画像倍率演算手段C3は、倍率演算記憶手段C3aを有しており、画像倍率を演算する。
C3a:倍率演算記憶手段
倍率演算記憶手段C3aは、前記定着ニップ上流側シート速度演算記憶手段C1cおよび前記定着ニップ下流側シート速度演算記憶手段C2cによって記憶された、前記シートSの定着ニップQ5通過以前の速度(V1)と前記シートSの前記定着ニップQ5通過以後の速度(V2)から補正倍率V0(V2/V1)を演算し、前記演算値を記憶する。
前記定着ニップ上流側シート速度計測器K1、定着ニップ下流側シート速度計測器K2、定着ニップ上流側シート速度検出記憶手段C1、定着ニップ下流側シート速度検出記憶手段C2、および画像補正倍率演算記憶手段C3により、画像補正倍率検出記憶装置(K1+K2+C1+C2+C3)が構成されている。
C4:画像記録部材制御手段
画像記録部材制御手段C4は、像担持体回転制御手段C4a、回転多面鏡回転制御手段C4b、シート搬送制御手段C4cおよび電源回路制御手段C4dを有しており、画像記録部材の回転制御を行う。
C4a:像担持体回転制御手段
像担持体回転制御手段C4aは、前記倍率演算手段C3aで演算された補正倍率V0を基に像担持体Py〜Pkの回転制御を行う。つまり、前記再送時の画像形成時には前記像担持体Py〜Pkの回転速度を第1面の画像形成時に比べて、V0(V2/V1)倍となるように回転制御を行う。
C4b:回転多面鏡回転制御手段
回転多面鏡回転制御手段C4bは、前記倍率演算手段C3aで演算された補正倍率V0を基に回転多面鏡KKの回転制御を行う。つまり、第2面の画像形成時には前記回転多面鏡KKの回転速度を第1面の画像形成時に比べて、V0(V2/V1)倍となるように回転制御を行う。
C4c:シート搬送制御手段
シート搬送制御手段C4cは、給紙トレイTR1のシートSの取出タイミング、シート搬送速度等を制御する。
C4d:電源回路制御手段
電源回路制御手段C4dは、現像バイアス用電源回路、帯電用電源回路、LD駆動電源回路、転写用電源回路、定着用電源回路等の動作を制御する。
(フローチャートの説明)
次に本発明の実施例の画像形成装置U1のコントローラCが行う処理のフローチャートを説明する。
(多重印刷時の2回目に形成する画像倍率設定処理のフローチャート)
図3は本発明の実施例のコントローラCの多重印刷時の2回目以降に形成する画像倍率設定処理のフローチャートである。図3のフローチャートの各STの処理は、前記コントローラCのROMに記憶されたプログラムに従って実行される。また、この処理はコントローラCの他の各種処理と並行してマルチタスクで実行される。
図3のステップST1において、ジョブ開始か否かを判断する。ノー(N)の場合はST1を繰り返し実行する。また、ST1においてイエス(Y)の場合はST2に移る。次にST2においてジョブの内容が多重印刷か否かを判断する。イエス(Y)の場合はST3に移る。
ST3において多重印刷画像枚数nを設定する。
ST4において定着後上流側シートセンサSN3がオンである(シートSの通過開始を検出している)か否か判断する。ノー(N)の場合はST4を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はST5に移る。
ST5においてシートセンサSN3のシートS通過開始検出時刻すなわち前記シートS前端部の定着後上流側シートセンサ通過時刻t3を記憶し、ST6に移る。
ST6において定着後下流側シートセンサSN4がオンである(シートSの通過開始を検出している)か否かを判断する。ノー(N)の場合はST6を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はST7に移る。
ST7において次の処理を実行する。
(1)シートセンサSN4のシートS通過開始検出時刻すなわち前記シートS前端 部の定着後下流側シートセンサ通過時刻t4を記憶する。
(2)V2=d2/t4−t3を演算、記憶する。d2は定着ニップ下流側シート センサ間距離であり、V2は定着ニップ下流側シート速度である。
ST8において定着前上流側シートセンサSN1がオフである(シートSの通過完了を検出している)か否か判断する。ノー(N)の場合はST8を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はST9に移る。
ST9においてシートセンサSN1のシートS通過完了検出時刻すなわちシートS後端部の定着前上流側シートセンサ通過時刻t1を記憶する。次にST10において定着前下流側シートセンサSN2がオフである(シートSの通過完了を検出している)か否か判断する。ノー(N)の場合はST10を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はST11に移る。
ST11において次の処理を実行する。
(1)シートセンサSN2のシートS通過完了検出時刻すなわちシートS後端部の 定着前下流側シートセンサ通過時刻t2を記憶する。
(2)定着ニップ上流側シート速度V1=d1/t2−t1を演算、記憶する。d 1は定着ニップ上流側シートセンサ間距離であり、V1は定着ニップ上流側 シート速度である。
ST12において補正倍率V0=V2/V1を演算・記憶する。
ST13において多重印刷画像枚数nから1をマイナスし、残りの多重印刷画像枚数を算出する。
ST14においてn=1であるか否か判断する。ノー(N)の場合はST4に戻る。イエス(Y)の場合はST15に移る。
ST2においてノー(N)の場合はST15に移る。ST15において今回のジョブを終了するか否か判断する。ノー(N)の場合はST2に戻る。イエス(Y)の場合はST1に戻る。
(画像記録処理のフローチャート)
図4は本発明の実施例のコントローラCが行う画像記録処理のフローチャートである。図4のフローチャートの各STの処理は、前記コントローラCのROMに記憶されたプログラムに従って実行される。また、この処理はコントローラCの他の各種処理と並行してマルチタスクで実行される。図4のフローチャートの各STの処理は、前記コントローラCの他の各種処理と並行してマルチタスクで実行される。
図4のST21においてジョブ開始か否かを判断する。ノー(N)の場合はST21を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合はST22に移る。
次にST22において多重印刷を行うか否かを判断する。イエス(Y)の場合はST23に移る。
ST23において補正倍率V0をV0=1に初期化する。
前記ST22においてノー(N)の場合はST24に移る。
ST24において多重印刷以外の画像記録処理を行う。
ST25においてシートサイズ検出路を通過させてシートの第1面に画像を記録する。
次にST26においてシート反転を行わずに再搬送する。
ST27において画像補正倍率演算記憶手段C3が演算した補正倍率V0を掛けて画像を記録する。多重画像印刷において、前回の画像サイズが定着時に伸長したときに次回の画像サイズを前回の伸長した画像サイズに合わせて重なるように画像記録するには、例えば次のようにすればよい。
(1)主走査方向の画像サイズおよび画像位置を合わせるために、回転多面鏡KKの回転速度を前回の画像記録時のV0倍にする。
前記感光体Py〜Pk表面にトナー像を形成する前記トナー像形成装置のROS(潜像形成装置)は、レーザビームを走査する回転多面鏡KKを有しているが、再送前のシートSに形成する静電潜像を前記感光体Py〜Pk表面に形成する場合の前記回転多面鏡KKの回転速度をR1、再送シートS´に形成する静電潜像を前記感光体Py〜Pk表面形成する場合の前記回転多面鏡KKの回転速度をR2とした場合に、R2=(R1×V0)とすることにより、前記再送前シートSおよび再送シートS´上のトナー像の主走査方向(感光体Py〜Pkの軸方向)の大きさおよび位置を同一にすることができる。
(2)副走査方向の画像サイズを合わせるために、感光体Py〜Pkおよび中間転写ベルトBの回転速度を前回の画像記録時のV0倍にする。
前記トナー像形成装置の前記回転多面鏡KKを有するROS(潜像形成装置)によりレーザビームを前記感光体Py〜Pk表面で走査する際、再送前のシートSに形成する静電潜像を前記感光体Py〜Pk表面に形成する場合の前記感光体Py〜Pkの回転速度をP1、再送シートS´に形成する静電潜像を前記感光体Py〜Pk表面形成する場合の前記感光体Py〜Pkの回転速度をP2とした場合に、P2=P1×V0とすることにより、前記再送前シートSおよび再送シートS´上のトナー像の副走査方向(感光体Py〜Pkの周方向)の大きさを同一にすることができる。
(3)副走査方向の画像位置を合わせるために、レジロールRrからの給紙時刻を補正倍率V0に応じて調節する。
シート転写位置Q4においてトナー像をシートSに2次転写する際、再送前のシートSのシート搬送方向前端側に形成される余白の長さをaとした場合、再送シートS´の前記シート搬送方向前端側に形成される余白の長さがa×V0となるように、すなわちシート上の転写開始位置が同一になるように、前記再送シートS´のレジロールRrからの給紙時刻を制御する。
なお、前記主走査方向の画像サイズおよび画像位置を合わせるために、(1)の方法を採用する代りに次の方法を採用することも可能である。
再送前シートSのトナー像形成時のレーザビームの主走査方向の隣接するドットを形成するレーザビームの出射時間間隔をt1、再送シートS´の前記レーザビームの出射時間間隔をt2とした場合に、t2=(t1×V0)とすることにより、前記再送前シートSおよび再送シートS´上のトナー像の主走査方向(感光体Py〜Pkの軸方向)の画像サイズを同一にすることができる。
また、レーザービームセンサが出力するSOS(スタートオブスキャン)信号の出力時刻から画像書込み開始時刻までの前記再送前シートSのトナー像形成時の時間をta、再送シートS´のトナー像形成時の前記時間をtbとした場合にtb=(ta×V0)とすることにより、前記再送前シートSおよび再送シートS´上のトナー像の主走査方向(感光体Py〜Pkの軸方向)の位置を同一にすることができる。
次にST28において多重印刷画像枚数n=0であるか否かを判断する。ノー(N)の場合はST26に戻る。イエス(Y)の場合はST29に移る。
ST29においてジョブ終了か否かを判断する。ノー(N)の場合はST22に戻る。イエス(Y)の場合はST21に戻る。
(実施例の作用)
前記構成を備えた画像倍率設定処理装置を備えた画像形成装置Uでは、多重印刷モードが起動した場合、1回目の画像の2次転写を終えたシートSはシート搬送路HBに搬送される。この時定着ニップ下流側センサ間距離記憶手段C2aは、定着後上流側シートセンサSN3および定着後下流側シートセンサSN4のシート搬送方向距離d2を記憶している。
また、定着ニップ上流側センサ間距離記憶手段C1aは定着前上流側シートセンサSN1および定着前下流側シートセンサSN2のシート搬送方向の距離d1を記憶している。
そして、前記シートSが定着ニップQ5を通過する際に、シート前端通過時刻検出記憶手段C2bは、前記シートS前端が前記定着後上流側シートセンサSN3および前記定着後下流側シートセンサSN4を通過した時刻(センサがオンになった時刻)t3,t4を検出して記憶する。
また同様にして前記シートSが前記定着ニップQ5を通過する際に、シート後端通過時刻検出記憶手段C1bは前記シートSの後端が前記定着前上流側シートセンサSN1および前記定着前下流側シートセンサSN2を通過した時刻(センサがオフになった時刻)t1,t2を検出して記憶する。
したがって、定着ニップ下流側シート速度演算記憶手段C2cは前記定着ニップ下流側シート速度V2を、式V2=d2/(t4−t3)により演算して記憶する。また同様にして定着ニップ上流側シート速度演算記憶手段C1cは前記定着ニップ上流側シート速度V1を、式V1=d1/(t2−t1)により演算して記憶する。
そして、画像補正倍率演算記憶手段C3は、検出された前記定着ニップ上流側シート速度V1および前記定着ニップ下流側シート速度V2から、再送シートS´に形成する画像の補正倍率V0=V2/V1を演算し、前記補正倍率V0を記憶する。
そして画像記録部材制御手段C4は、前記画像補正倍率演算手段C3が演算した前記補正倍率V0を元に、像担持体回転駆動回路D1および回転多面鏡回転駆動回路D2、シート搬送駆動回路D3を制御する。
前記像担持体回転駆動回路D1は、ROS(潜像形成装置)が出力するレーザビームにより感光体Py〜Pk表面を走査する際、再送前のシートに転写するトナー像を形成する場合の前記感光体Py〜Pkの回転速度をP1、再送シートS´に転写するトナー像を形成する場合の前記感光体Py〜Pkの回転速度をP2とした場合に、P2=P1×V0とすることにより、前記再送前シートSおよび再送シートS´上のトナー像の副走査方向(感光体Py〜Pkの周方向)の大きさを同一にすることができる。
また、前記回転多面鏡回転駆動回路D2は、再送前のシートに転写するトナー像を形成する場合の前記回転多面鏡KKの回転速度をR1、再送シートS´に転写するトナー像を形成する場合の前記回転多面鏡KKの回転速度をR2とした場合に、R2=(R1×V0)とすることにより、前記再送前シートSおよび再送シートS´上のトナー像の主走査方向(感光体Py〜Pkの軸方向)の大きさを同一にすることができる。
そして、前記シート搬送路駆動回路D3は、レジロールRrからの給紙時刻を補正倍率V0に応じて調節する。すなわち、シート転写位置Q4においてトナー像をシートSに2次転写する際、再送前のシートSのシート搬送方向前端側に形成される余白の長さをa、再送シートS´の前記シート搬送方向前端側に形成される余白の長さがa×V0となるように、すなわちシート転写開始位置が同一になるよう前記再送シートS´のレジロールRrからの給紙時刻を制御する。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で,種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を下記に例示する。
(H01)本発明で使用するシート速度検出記憶装置は、シートセンサ通過時刻とセンサ間距離からシート速度を検出する装置以外の種々の速度検出装置を使用可能である。
例えば、シートに接触して回転するローラの回転速度により前記シート速度を検出する装置が使用可能である。また、CCDに撮像したシート表面の画像の移動速度を検出することによりシート速度を検出する装置やレーザ干渉計なども使用可能である。
(H02)本発明は多重印刷や両面印刷のように同一シートに連続印刷を行う画像形成装置に適用可能である
図1は本発明の画像補正倍率検出装置を備えた画像形成装置の全体説明図である。 図2は本発明の第1発明の画像補正倍率検出装置の制御部の機能ブロック図である。 図3は本発明の実施例のコントローラCの多重印刷時の2回目以降に形成する画像倍率設定処理のフローチャートである。図3のフローチャートの各STの処理は、前記コントローラCのROMに記憶されたプログラムに従って実行される。また、この処理はコントローラCの他の各種処理と並行してマルチタスクで実行される。 図4は本発明の実施例のコントローラCが行う画像記録処理のフローチャートである。図4のフローチャートの各STの処理は、前記コントローラCのROMに記憶されたプログラムに従って実行される。また、この処理はコントローラCの他の各種処理と並行してマルチタスクで実行される。
符号の説明
C1…定着ニップ上流側シート速度検出記憶手段、
C1a…定着ニップ上流側センサ間距離記憶手段、
C1b…シート後端通過時刻検出記憶手段、
C1c…定着ニップ上流側シート速度演算記憶手段、
C2…定着ニップ下流側シート速度検出記憶手段、
C2a…定着ニップ下流側センサ間距離記憶手段、
C2b…シート前端通過時刻検出記憶手段、
C2c…定着ニップ下流側シート速度演算記憶手段、
C3…画像補正倍率演算記憶手段、
CR…帯電部材、
d1…シートセンサSN1およびSN2のシート搬送方向の距離、
d2…シートセンサSN3およびSN4のシート搬送方向の距離、
F…定着装置、Fh、Fp…一対の定着用回転部材、
Gy〜Gk…現像器、
K1…定着ニップ上流側シート速度計測器、
K2…定着ニップ下流側シート速度計測器、
K1+C1…定着ニップ上流側シート速度検出記憶装置、
K2+C2…定着ニップ下流側シート速度検出記憶装置、
K1+K2+C1+C2+C3…画像補正倍率検出記憶装置、
Py〜Pk…感光体、Q4…シート転写位置、Q5…定着ニップ、
ROS…潜像形成装置、S…シート、S´…再送シート、
SH…シート搬送装置、
SN1…定着前上流側シートセンサ、SN2…定着前下流側シートセンサ、
SN3…定着後上流側シートセンサ、SN4…定着後下流側シートセンサ、
T1+B+T2…転写部材、
t1…定着前上流側シートセンサSN1を通過した時刻、
t2…定着前上流側シートセンサSN1を通過した時刻、
t3…定着後下流側シートセンサSN4を通過した時刻、
t4…定着後下流側シートセンサSN4を通過した時刻、
UY〜UK…トナー像形成装置、
V0…補正倍率、
V1…定着ニップ上流側シート速度、
V2…定着ニップ下流側シート速度、

Claims (6)

  1. 次の構成要件(A01)〜(A08)を備えたことを特徴とする画像補正倍率検出装置、
    (A01)回転する感光体と、前記感光体表面を一様に帯電させる帯電部材と、帯電した前記感光体表面に光ビームを照射して静電潜像を形成する潜像形成装置と、前記静電潜像をトナー像に現像する現像器を有するトナー像形成装置、
    (A02)前記トナー像をシート転写位置においてシートに転写する転写部材、
    (A03)互いに回転しながら圧接する一対の定着用回転部材を有し、前記一対の定着用回転部材の圧接領域により形成される定着ニップを通過するシート上のトナー像を定着する定着装置、
    (A04)前記シート転写位置および前記定着ニップに順次前記シートを搬送するシート搬送装置、
    (A05)同一シートに連続印刷を行う場合には、前記定着ニップを通過したシートを、前記シート転写位置および定着ニップに順次再送する前記シート搬送装置、
    (A06)前記定着ニップ通過中のシートの定着ニップ下流側の移動速度である定着ニップ下流側シート速度V2を検出して記憶する定着ニップ下流側シート速度検出記憶装置、
    (A07)前記定着ニップ通過中のシートの定着ニップ上流側の移動速度である定着ニップ上流側シート速度V1を検出して記憶する定着ニップ上流側シート速度検出記憶装置、
    (A08)前記再送前のシートに転写した画像に対する再送シートに転写する画像の補正倍率V0を、式V0=(V2/V1)により演算して記憶する画像補正倍率演算記憶手段。
  2. 次の構成要件(A09)を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像補正倍率検出装置、
    (A09)前記定着ニップを通過中のシートの定着ニップ下流側シート速度V2を検出するための定着ニップ下流側シート速度計測器と、前記定着ニップ下流側シート速度計測器の出力信号に応じて定着ニップ下流側シート速度V2を検出して記憶する定着ニップ下流側シート速度検出記憶手段とを備えた前記定着ニップ下流側シート速度検出記憶装置。
  3. 次の構成要件(A010),(A011)を備えたことを特徴とする請求項2記載の画像補正倍率検出装置、
    (A010)前記定着ニップ下流側にシート搬送方向に沿って配置され且つシート前端の通過信号を出力する定着後上流側シートセンサおよび定着後下流側シートセンサを有する前記定着ニップ下流側シート速度計測器、
    (A011)前記定着後上流側シートセンサおよび定着後下流側シートセンサのシート搬送方向の距離d2を記憶するセンサ間距離記憶手段と、シート前端が前記定着後上流側シートセンサおよび前記定着後下流側シートセンサを通過した時刻t3,t4を検出して記憶するシート前端通過時刻検出記憶手段と、前記定着ニップ下流側シート速度V2を、式V2=d2/(t4−t3)により演算して記憶する定着ニップ下流側シート速度演算記憶手段とを有する前記定着ニップ下流側シート速度検出記憶手段。
  4. 次の構成要件(A09´)を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像補正倍率検出装置、
    (A09´)前記定着ニップを通過中のシートの定着ニップ上流側シート速度V1を検出するための定着ニップ上流側シート速度計測器と、前記定着ニップ上流側シート速度計測器の出力信号に応じて定着ニップ上流側シート速度V1を検出して記憶する定着ニップ上流側シート速度検出記憶手段とを備えた前記定着ニップ上流側シート速度検出記憶装置。
  5. 次の構成要件(A010´),(A011´)を備えたことを特徴とする請求項4記載の画像補正倍率検出装置、
    (A010´)前記定着ニップ上流側にシート搬送方向に沿って配置され且つシート後端の通過信号を出力する定着前上流側シートセンサおよび定着前下流側シートセンサを有する前記定着ニップ上流側シート速度計測器、
    (A011´)前記定着前上流側シートセンサおよび定着前下流側シートセンサのシート搬送方向の距離d1を記憶するセンサ間距離記憶手段と、シート後端が前記定着後上流側シートセンサおよび前記定着前下流側シートセンサを通過した時刻t1,t2を検出して記憶するシート後端通過時刻検出記憶手段と、前記定着ニップ上流側シート速度V1を、式V1=d1/(t2−t1)により演算して記憶する定着ニップ上流側シート速度演算記憶手段とを有する前記定着ニップ上流側シート速度検出記憶手段。
  6. 次の構成要件を備えた画像形成装置、
    (A012)前記請求項1ないし5のいずれかの画像補正倍率検出装置、
    (A013)前記再送前に形成されたトナー像サイズをA1とし前記再送シートに転写するトナー像サイズをA2とした場合には、A2=A1×V0のサイズのトナー像を前記感光体表面に形成するトナー像形成装置。

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JP2020052089A (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

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