JPH08324062A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH08324062A
JPH08324062A JP7134131A JP13413195A JPH08324062A JP H08324062 A JPH08324062 A JP H08324062A JP 7134131 A JP7134131 A JP 7134131A JP 13413195 A JP13413195 A JP 13413195A JP H08324062 A JPH08324062 A JP H08324062A
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JP
Japan
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image signal
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JP7134131A
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English (en)
Inventor
Noritsugu Kajita
昇嗣 梶田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】実帳票の横ずれ、斜行、蛇行等が発生しても、
適正な位置に印字を行うことができ、読取異常が発生し
たりすることがないようにする。 【構成】画像処理装置においては、帳票イメージに対応
する画像信号を発生させる画像信号発生手段と、前記画
像信号に基づいて実際の帳票の右辺及び左辺の一方を検
出する辺検出部17と、検出された右辺及び左辺の一方
に基づいて印字位置を補正し、実際の印字位置を決定す
る印字部16とを有する。この場合、検出された右辺及
び左辺と、画像処理装置に設定された設定上の右辺及び
左辺との間の距離に基づいて印字位置が補正されるの
で、実際の帳票に横ずれが発生したときにも、適正な位
置に印字を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字装置、画像読取装
置等の画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、帳票に文字等を印字する印字装置
は、実際の帳票(以下「実帳票」という。)の先端を検
出するセンサ、実帳票を一定速度で搬送するモータ、及
び実帳票に文字等を印字する印字部を備え、上辺を検出
し、実帳票を搬送して印字を行うようになっている。
【0003】また、画像読取装置は、モータを駆動する
ことによってローラを回転させ、実帳票を搬送する機構
部、実帳票上の文字等を読み取る光学センサ、該光学セ
ンサに接続して配設され、実帳票の上辺、左辺、右辺等
を検出する辺検出部、並びに前記機構部、光学センサ及
び辺検出部を制御したり、実帳票の傾きを計算したり、
文字を切り出したり、文字を認識したりする制御部を備
える。
【0004】そして、実帳票の帳票イメージを光学セン
サによってイメージセンサに結像させ、該イメージセン
サにおいて得た画像信号をイメージデータに変換し、該
イメージデータから切り出した文字の特徴を抽出するこ
とによって文字を認識することができるようになってい
る。また、前記制御部は、検出された実帳票の上辺と、
左辺又は右辺とに基づいて、実帳票の傾きを計算する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の画像処理装置においては、印字装置の場合、実帳票
に横ずれ、斜行、蛇行等が発生したときに、印字装置に
おける設定上の帳票(以下「設定帳票」という。)上に
おいて指定された印字位置(以下「指定印字位置」とい
う。)にそのまま印字を行うと、適正な位置に印字を行
うことができない。
【0006】また、画像読取装置の場合、実帳票に横ず
れ、斜行、蛇行等が発生したときに、実帳票の傾きを正
確に計算することができなくなってしまうので、文字切
出位置が実帳票上の文字位置からずれてしまい、不読、
誤読等の読取異常が発生してしまう。本発明は、前記従
来の画像処理装置の問題点を解決して、実帳票に横ず
れ、斜行、蛇行等が発生しても、適正な位置に印字を行
うことができ、読取異常が発生したりすることがない画
像処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の画
像処理装置においては、帳票イメージに対応する画像信
号を発生させる画像信号発生手段と、前記画像信号に基
づいて実際の帳票の右辺及び左辺の一方を検出する辺検
出部と、検出された右辺及び左辺の一方に基づいて印字
位置を補正し、実際の印字位置を決定する印字部とを有
する。
【0008】本発明の他の画像処理装置においては、帳
票イメージに対応する画像信号を発生させる画像信号発
生手段と、前記画像信号に基づいて実際の帳票の上辺の
スキュー量を計算するとともに、右辺及び左辺の一方を
検出する辺検出部と、計算された前記スキュー量、並び
に検出された右辺及び左辺の一方に基づいて紙送り量及
び印字位置を補正し、実際の印字位置を決定する印字手
段とを有する。
【0009】本発明の更に他の画像処理装置において
は、帳票イメージに対応する画像信号を発生させる画像
信号発生手段と、前記画像信号に基づいて実際の帳票に
付与された基準マークを検出し、該基準マークに基づい
てスキュー量を計算するとともに、右辺及び左辺の一方
を検出する辺・基準マーク検出部と、計算された前記ス
キュー量、並びに検出された右辺及び左辺の一方に基づ
いて紙送り量及び印字位置を補正し、実際の印字位置を
決定する印字手段とを有する。
【0010】本発明の更に他の画像処理装置において
は、帳票イメージに対応する画像信号を発生させる画像
信号発生手段と、前記画像信号に基づいて実際の帳票の
上辺のスキュー量を計算するとともに、右辺及び左辺の
一方を検出する辺検出部と、計算された前記スキュー
量、並びに検出された右辺及び左辺の一方に基づいて紙
送り量及び印字位置を補正し、実際の印字位置を決定す
るとともに、印字ヘッドを前記スキュー量だけ傾ける印
字手段とを有する。
【0011】本発明の更に他の画像処理装置において
は、帳票イメージに対応する画像信号を発生させる画像
信号発生手段と、前記画像信号に基づいて実際の帳票に
付与された基準マークを検出する基準マーク検出部と、
検出された前記基準マークに基づいて帳票のスキュー量
を計算するとともに、計算された該スキュー量に基づい
て文字切出位置を補正する制御部とを有する。
【0012】本発明の更に他の画像処理装置において
は、帳票イメージに対応する画像信号を発生させる画像
信号発生手段と、前記画像信号に基づいて文字イメージ
を取り込むイメージ取込部と、取り込まれた前記文字イ
メージから文字を切り出す文字切出部と、切り出された
前記文字を認識する認識部とを有する。そして、前記文
字切出部は、リジェクトが発生した場合に文字切出位置
をずらす切出位置変更手段を備える。
【0013】本発明の更に他の画像処理装置において
は、帳票イメージに対応する画像信号を発生させる画像
信号発生手段と、前記画像信号に基づいて文字イメージ
を取り込むイメージ取込部と、取り込まれた前記文字イ
メージから1行分の文字を切り出す文字切出部と、切り
出された1行分の文字を認識する認識部とを有する。そ
して、前記文字切出部は、切り出された1行分の文字に
基づいて文字切出ずれ量を検出し、該文字切出ずれ量に
基づいて次の行の文字切出位置及び文字切出角度を補正
する。
【0014】
【作用】本発明によれば、前記のように画像処理装置に
おいては、帳票イメージに対応する画像信号を発生させ
る画像信号発生手段と、前記画像信号に基づいて実際の
帳票の右辺及び左辺の一方を検出する辺検出部と、検出
された右辺及び左辺の一方に基づいて印字位置を補正
し、実際の印字位置を決定する印字部とを有する。
【0015】この場合、前記辺検出部が前記画像信号に
基づいて実際の帳票の右辺及び左辺の一方を検出する
と、印字部は、検出された右辺及び左辺と、画像処理装
置に設定された右辺及び左辺との間の距離を計算し、印
字位置を補正する。本発明の他の画像処理装置において
は、帳票イメージに対応する画像信号を発生させる画像
信号発生手段と、前記画像信号に基づいて実際の帳票の
上辺のスキュー量を計算するとともに、右辺及び左辺の
一方を検出する辺検出部と、計算された前記スキュー
量、並びに検出された右辺及び左辺の一方に基づいて紙
送り量及び印字位置を補正し、実際の印字位置を決定す
る印字手段とを有する。
【0016】この場合、前記辺検出部が実際の帳票の上
辺のスキュー量を計算し、印字手段が、計算された前記
スキュー量、並びに検出された右辺及び左辺の一方に基
づいて紙送り量及び印字位置を補正し、実際の帳票を搬
送するとともに、実際の印字位置を決定して印字を行
う。本発明の更に他の画像処理装置においては、帳票イ
メージに対応する画像信号を発生させる画像信号発生手
段と、前記画像信号に基づいて実際の帳票に付与された
基準マークを検出し、該基準マークに基づいてスキュー
量を計算するとともに、右辺及び左辺の一方を検出する
辺・基準マーク検出部と、計算された前記スキュー量、
並びに検出された右辺及び左辺の一方に基づいて紙送り
量及び印字位置を補正し、実際の印字位置を決定する印
字手段とを有する。
【0017】この場合、前記辺・基準マーク検出部が基
準マークに基づいてスキュー量を計算し、印字手段が、
計算された前記スキュー量、並びに検出された右辺及び
左辺の一方に基づいて紙送り量及び印字位置を補正し、
実際の帳票を搬送するとともに、実際の印字位置を決定
して印字を行う。本発明の更に他の画像処理装置におい
ては、帳票イメージに対応する画像信号を発生させる画
像信号発生手段と、前記画像信号に基づいて実際の帳票
の上辺のスキュー量を計算するとともに、右辺及び左辺
の一方を検出する辺検出部と、計算された前記スキュー
量、並びに検出された右辺及び左辺の一方に基づいて紙
送り量及び印字位置を補正し、実際の印字位置を決定す
るとともに、印字ヘッドを前記スキュー量だけ傾ける印
字手段とを有する。
【0018】この場合、前記辺検出部が実際の帳票の上
辺のスキュー量を計算し、印字手段が、計算された前記
スキュー量、並びに検出された右辺及び左辺の一方に基
づいて紙送り量及び印字位置を補正し、実際の帳票を搬
送するとともに、実際の印字位置を決定して印字を行
う。また、前記印字手段は、印字ヘッドを前記スキュー
量だけ傾ける。
【0019】本発明の更に他の画像処理装置において
は、帳票イメージに対応する画像信号を発生させる画像
信号発生手段と、前記画像信号に基づいて実際の帳票に
付与された基準マークを検出する基準マーク検出部と、
検出された前記基準マークに基づいて帳票のスキュー量
を計算するとともに、計算された該スキュー量に基づい
て文字切出位置を補正する制御部とを有する。
【0020】この場合、前記基準マーク検出部が基準マ
ークを検出し、検出された基準マークに基づいて帳票の
スキュー量を計算する。そして、制御部は、計算された
前記スキュー量に基づいて文字切出位置を補正し、文字
を切り出し、認識する。本発明の更に他の画像処理装置
においては、帳票イメージに対応する画像信号を発生さ
せる画像信号発生手段と、前記画像信号に基づいて文字
イメージを取り込むイメージ取込部と、取り込まれた前
記文字イメージから文字を切り出す文字切出部と、切り
出された前記文字を認識する認識部とを有する。
【0021】そして、前記文字切出部は、リジェクトが
発生した場合に文字切出位置をずらす切出位置変更手段
を備える。この場合、切り出された文字を認識すること
ができないと、リジェクトが発生し、文字切出部は文字
切出位置を上下左右にずらして複数箇所で画像を切り出
す。そして、認識部は切り出された画像のうち、文字と
して認識することができるものを採用する。
【0022】本発明の更に他の画像処理装置において
は、帳票イメージに対応する画像信号を発生させる画像
信号発生手段と、前記画像信号に基づいて文字イメージ
を取り込むイメージ取込部と、取り込まれた前記文字イ
メージから1行分の文字を切り出す文字切出部と、切り
出された1行分の文字を認識する認識部とを有する。そ
して、前記文字切出部は、切り出された1行分の文字に
基づいて文字切出ずれ量を検出し、該文字切出ずれ量に
基づいて次の行の文字切出位置及び文字切出角度を補正
する。
【0023】この場合、文字切出部は、前の行の文字切
出ずれ量に基づいて次の行の文字切出位置及び文字切出
角度を補正する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例に
おける印字装置のブロック図である。図に示すように、
印字装置は、紙送り部13によって回転させられて実帳
票11を搬送する送りローラ12、前記実帳票11に光
を照射する光源14、該光源14の反射光を受けて、帳
票イメージに対応する画像信号を発生させる画像信号発
生手段としてのCCDセンサ15、前記画像信号に基づ
いて実帳票11の上辺及び右辺を検出する辺検出部1
7、印字を行う印字部16、及び印字装置の全体を制御
する制御部18を有する。なお、前記辺検出部17にお
いて、上辺及び左辺を検出することもできる。
【0025】本実施例においては、前記辺検出部17に
よって上辺及び右辺が検出されると、印字部16は検出
された上辺及び右辺に基づいて印字位置を補正し、実際
の印字位置(以下「実印字位置」という。)を決定す
る。したがって、実帳票11に横ずれが発生しても、適
正な位置に印字を行うことができる。図2は本発明の第
1の実施例における帳票の状態を説明する図、図3は本
発明の第1の実施例における印字装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0026】図2において、11は実帳票、11aは印
字装置に設定された設定帳票である。前記実帳票11は
送りローラ12(図1)によって矢印A方向に搬送され
る。この場合、実帳票11に横ずれが発生していて、該
実帳票11の右辺と設定帳票11aの右辺との間の横ず
れ量はΔLである。なお、Lは設定帳票11aの右辺か
ら指定印字位置p2までの距離、L′は実帳票11の右
辺から実印字位置p1までの距離であり、両者は等し
い。
【0027】次に、前記構成の印字装置の動作について
説明する。まず、制御部18から帳票吸入の命令が出る
と、紙送り部13は送りローラ12を回転させ、実帳票
11を吸入して図2の矢印A方向に搬送する。そして、
光源14は実帳票11に光を照射し、その反射光をCC
Dセンサ15が受けると、該CCDセンサ15が画像信
号を発生させる。また、辺検出部17は、前記画像信号
に基づいて実帳票11の上辺を検出する。次に、該実帳
票11は、指定印字位置p2が印字部16に到達する位
置(以下「印字帳票位置」という。)まで搬送され、該
印字帳票位置において、辺検出部17は実帳票11の右
辺を検出する。
【0028】そして、印字部16は、前記辺検出部17
によって検出された右辺に基づいて前記横ずれ量ΔLを
計算し、指定印字位置p2から横ずれ量ΔLだけずらし
た実印字位置p1を決定して印字を行う。このようにし
て、各印字行ごとに印字位置を補正し、最終印字行まで
同様の処理を繰り返す。 ステップS1 実帳票11を吸入する。 ステップS2 実帳票11の上辺を検出する。 ステップS3 実帳票11を印字帳票位置まで搬送す
る。 ステップS4 実帳票11の右辺を検出する。 ステップS5 実印字位置p1を決定して印字を行う。 ステップS6 最終印字行まで印字が終了したかどうか
を判断する。印字が終了した場合は動作を終了し、印字
が終了していない場合はステップS3に戻る。
【0029】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図4は本発明の第2の実施例における帳票の状態
を説明する図、図5は本発明の第2の実施例における印
字装置の動作を示すフローチャートである。本実施例に
おいては、実帳票11に横ずれ及び斜行が発生したとき
に、印字位置及び実帳票11の送り量を補正することが
できるようになっている。したがって、前記実帳票11
に横ずれ及び斜行が発生しても、適正な位置に印字を行
うことができる。
【0030】そのために、辺検出部17(図1)は実帳
票11の上辺のスキュー量を計算し、印字部16は前記
スキュー量に基づいて印字位置を補正して実印字位置p
1を決定し、紙送り部13は前記スキュー量に基づいて
実帳票11の紙送り量を補正する。なお、印字部16及
び紙送り部13によって印字手段が構成される。図にお
いて、11は実帳票、11aは印字装置に設定された設
定帳票である。前記実帳票11は送りローラ12(図
1)によって矢印A方向に搬送される。
【0031】この場合、実帳票11の上辺の右端を搬送
の基準としたとき、実帳票11に横ずれ及び斜行が発生
する。そして、実帳票11の右辺と設定帳票11aの右
辺との間の横ずれ量はΔLであり、実帳票11の上辺の
スキュー量はθである。なお、実帳票11の上辺の左端
を搬送の基準にすることもできる。そして、Xは設定帳
票11aの右辺から指定印字位置p2までの距離、Yは
設定帳票11aの上辺から指定印字位置p2までの距
離、X′は実帳票11の右辺から実印字位置p1までの
距離、Y′は設定帳票11aの上辺から実印字位置p1
までの距離、ΔYは紙送り量の補正量である。該補正量
ΔYは、 ΔY=Y−Y′ =Y−(Ycosθ−Xsinθ) で、また、距離X′は、 X′=X/cosθ で表すことができる。
【0032】このように、紙送り部13は実帳票11の
紙送り量を補正量ΔYだけ補正して実帳票11を搬送
し、印字部16は印字位置を補正して実帳票11の右辺
から距離X′だけ離れた実印字位置p1を決定して印字
を行う。次に、前記構成の印字装置の動作について説明
する。まず、制御部18から帳票吸入の命令が出ると、
紙送り部13は送りローラ12を回転させ、実帳票11
を吸入して図4の矢印A方向に搬送する。そして、光源
14は実帳票11に光を照射し、その反射光をCCDセ
ンサ15が受けると、画像信号を発生させる。そして、
辺検出部17は、前記画像信号に基づいて実帳票11の
上辺を検出する。次に、該実帳票11は印字帳票位置ま
で搬送され、該印字帳票位置において、辺検出部17は
実帳票11の上辺の右端及び上辺のスキュー量θを計算
する。
【0033】続いて、紙送り部13は実帳票11の紙送
り量を補正量ΔYだけ補正して実帳票11を搬送する。
次に、辺検出部17は実帳票11の右辺を検出し、印字
部16は検出された右辺に基づいて距離X′を計算し、
実帳票11の右辺から前記距離X′だけ離れた実印字位
置p1を決定して印字を行う。
【0034】このようにして、各印字行ごとに印字位置
を補正し、最終印字行まで同様の処理を繰り返す。な
お、印字位置を補正する単位を、1文字ごと、1行ご
と、1ブロックごとに設定することができる。その場
合、それぞれ印字範囲の中心位置を決定することによっ
て印字位置の補正が行われる。 ステップS11 実帳票11を吸入する。 ステップS12 実帳票11の上辺のスキュー量θを計
算する。 ステップS13 計算されたスキュー量θに基づいて実
帳票11の紙送り量を補正量ΔYだけ補正し、実帳票1
1を搬送する。 ステップS14 実帳票11の右辺を検出する。 ステップS15 実印字位置p1を決定して印字を行
う。 ステップS16 最終印字行まで印字が終了したかどう
かを判断する。印字が終了した場合は動作を終了し、印
字が終了していない場合はステップS13に戻る。
【0035】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図6は本発明の第3の実施例における印字装置の
ブロック図である。図に示すように、印字装置は、紙送
り部13によって回転させられて実帳票11を搬送する
送りローラ12、前記実帳票11に光を照射する光源1
4、該光源14の反射光を受けて、帳票イメージに対応
する画像信号を発生させる画像信号発生手段としてのC
CDセンサ15、前記画像信号によって実帳票11の上
辺、右辺及び基準マークを検出する辺・基準マーク検出
部20、印字を行う印字部16、及び印字装置の全体を
制御する制御部18を有する。なお、辺・基準マーク検
出部20において、実帳票11の上辺、左辺及び基準マ
ークを検出することもできる。
【0036】本実施例においては、前記辺・基準マーク
検出部20によって基準マークが検出されると、印字部
16は検出された基準マークに基づいて印字位置を補正
し、実印字位置p1を決定する。したがって、実帳票1
1に横ずれ及び蛇行が発生しても、適正な位置に印字を
行うことができる。なお、印字部16及び紙送り部13
によって印字手段が構成される。
【0037】図7は本発明の第3の実施例における帳票
の状態を説明する図、図8は本発明の第3の実施例にお
ける印字装置の動作を示すフローチャートである。本実
施例においては、実帳票11に横ずれ及び蛇行が発生し
たときに、印字位置及び実帳票11の紙送り量を補正す
ることができるようになっている。したがって、前記実
帳票11に横ずれ及び蛇行が発生しても、適正な位置に
印字を行うことができる。
【0038】そのために、辺・基準マーク検出部20
(図6)は実帳票11の基準マークM1′、M2′を検
出し、印字部16は前記基準マークM1′、M2′に基
づいて印字位置を補正して実印字位置p1を決定し、紙
送り部13は前記基準マークM1′、M2′に基づいて
実帳票11の紙送り量を補正する。前記実帳票11は送
りローラ12によって図7の矢印A方向に搬送される。
前記実帳票11の左右端に基準マークM1′、M2′が
付与され、設定帳票11aの左右端に基準マークM1、
M2が設定される。
【0039】この場合、実帳票11の上辺の右端を搬送
の基準としたとき、実帳票11に横ずれ及び蛇行が発生
する。そして、実帳票11の右辺と設定帳票11aの右
辺との間の横ずれ量はΔLであり、実帳票11の基準マ
ークM1′、M2′のスキュー量はθである。そして、
Xは前記設定帳票11aの幅方向における基準マークM
1から指定印字位置p2までの距離、X′は前記実帳票
11の基準マークM1′から実印字位置p1までの距
離、Yは前記設定帳票11aの搬送走行における基準マ
ークM1から指定印字位置p2までの距離、ΔYは紙送
り量の補正量である。該補正量ΔYは、設定帳票11a
の基準マークM1と実帳票11の基準マークM1′との
間の距離であり、また、距離X′は、 X′=Xcosθ−Ysinθ で表すことができる。
【0040】このように、紙送り部13は実帳票11の
紙送り量を補正量ΔYだけ補正して実帳票11を搬送
し、印字部16は印字位置を補正して実帳票11の右辺
から距離X′だけ離れた実印字位置p1を決定して印字
を行う。次に、前記構成の印字装置の動作について説明
する。まず、制御部18から帳票吸入の命令が出ると、
紙送り部13は送りローラ12を回転させ、実帳票11
を吸入して矢印A方向に搬送する。そして、光源14は
実帳票11に光を照射し、その反射光をCCDセンサ1
5が受けると、該CCDセンサ15は画像信号を発生さ
せる。また、辺・基準マーク検出部20は、前記画像信
号に基づいて実帳票11の上辺を検出する。次に、該実
帳票11は、印字部16が印字帳票位置まで搬送され、
該印字帳票位置において、辺・基準マーク検出部20は
実帳票11の基準マークM1′を検出する。
【0041】続いて、紙送り部13は実帳票11の紙送
り量を補正量ΔYだけ補正して実帳票11を搬送する。
次に、辺・基準マーク検出部20は実帳票11の基準マ
ークM1′に基づいて距離X′を計算し、実帳票11の
右辺から前記距離X′だけ離れた実印字位置p1を決定
して印字を行う。
【0042】このようにして、各印字行ごとに印字位置
を補正し、最終印字行まで同様の処理を繰り返す。 ステップS21 実帳票11を吸入する。 ステップS22 実帳票11の基準マークM1′を検出
する。 ステップS23 検出された基準マークM1′に基づい
て実帳票11の紙送り量を補正量ΔYだけ補正し、実帳
票11を搬送する。 ステップS24 実印字位置p1を決定して印字を行
う。 ステップS25 最終印字行まで印字が終了したかどう
かを判断する。印字が終了した場合は動作を終了し、印
字が終了していない場合はステップS22に戻る。
【0043】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。図9は本発明の第4の実施例における印字装置の
ブロック図である。この場合、実帳票11に横ずれ及び
斜行が発生したときに、印字位置及び実帳票11の紙送
り量を補正するとともに、印字ヘッド24をスキュー量
θに対応する角度だけ傾けることができるようになって
いる。したがって、実帳票11に横ずれ及び斜行が発生
しても、適正な位置に、かつ、適正な角度で印字を行う
ことができる。
【0044】図に示すように、印字装置は、紙送り部1
3によって回転させられ、実帳票11を搬送する送りロ
ーラ12、前記実帳票11に光を照射する光源14、該
光源14の反射光を受けて画像信号を発生させるCCD
センサ15、前記画像信号によって実帳票11の上辺、
右辺及び基準マークを検出する辺・基準マーク検出部2
0、モータ21に接続され、回転自在に支持された印字
ヘッド支持体23、該印字ヘッド支持体23に搭載され
た印字ヘッド24、実帳票11に印字を行う印字部1
6、及び印字装置の全体を制御する制御部18を有す
る。なお、辺・基準マーク検出部20において、実帳票
11の上辺、左辺及び基準マークを検出することもでき
る。また、印字部16及び紙送り部13によって印字手
段が構成される。
【0045】本実施例においては、前記辺・基準マーク
検出部20によって基準マークが検出されると、印字部
16は検出された基準マークに基づいて印字位置を補正
し、実印字位置p1を決定するとともに、印字ヘッド2
4の傾きを変える。したがって、実帳票11に横ずれ及
び斜行が発生しても、適正な位置に、かつ、適正な角度
で印字を行うことができる。
【0046】図10は本発明の第4の実施例における帳
票の状態を説明する図、図11は本発明の第4の実施例
における印字装置の動作を示すフローチャートである。
本実施例においては、実帳票11に横ずれ及び斜行が発
生したときに、印字位置及び実帳票11の紙送り量を補
正することができるようになっている。したがって、実
帳票11に横ずれ及び斜行が発生しても、適正な位置
に、かつ、適正な角度で印字を行うことができる。
【0047】そのために、辺・基準マーク検出部20
(図9)は実帳票11の基準マークM1′、M2′を検
出し、印字部16は前記基準マークM1′、M2′に基
づいて印字位置を補正して実印字位置p1を決定すると
ともに、スキュー量θだけ印字ヘッド24を傾け、紙送
り部13は前記基準マークに基づいて実帳票11の紙送
り量を補正する。
【0048】図10において、11は実帳票、11aは
印字装置に設定された設定帳票である。前記実帳票11
は送りローラ12によって図10の矢印A方向に搬送さ
れる。前記実帳票11の左右端に基準マークM1′、M
2′が付与され、設定帳票11aの左右端に基準マーク
M1、M2が設定される。この場合、実帳票11の上辺
の右端を搬送の基準としたとき、実帳票11に横ずれ及
び斜行が発生する。そして、実帳票11の右辺と設定帳
票11aの右辺との間の横ずれ量はΔLであり、実帳票
11の基準マークM1′、M2′と設定帳票11aの基
準マークM1、M2との間のスキュー量はθである。
【0049】そして、Xは前記設定帳票11aの幅方向
における基準マークM1から指定印字位置p2までの距
離であるとともに、実帳票11の幅方向における基準マ
ークM1′から実印字位置p1までの距離、X′は前記
印字ヘッド支持体23上における基準マークM1′から
実印字位置p1までの距離、X″は設定帳票11aの幅
方向における基準マークM1′から実印字位置p1まで
の距離、Yは設定帳票11aの搬送走行における基準マ
ークM1から指定印字位置p2までの距離、Hは設定帳
票11aの幅方向における前記印字ヘッド支持体23の
回転軸Qから基準マークM1′までの距離、Fは設定帳
票11aの搬送方向における前記回転軸Qから指定印字
位置p2までの距離、F′は設定帳票11aの搬送方向
における印字ヘッド24から実印字位置p1までの距
離、ΔYは基準マークM1、M1′間のずれ量である。
【0050】この場合、設定帳票11aの搬送方向にお
ける前記回転軸Qから印字ヘッド24までの距離ΔB
は、 ΔB=(A−Xcosθ−Ysinθ)tanθ で、設定帳票11aの搬送方向における実印字位置p1
と指定印字位置p2との間の距離ΔCは、 ΔC=ΔY+Xsinθ+(1−cosθ)Y で表すことができる。
【0051】したがって、紙送り量の補正量ΔFは、 ΔF=F−F′ =ΔB+ΔC =(A−Xcosθ−Ysinθ)tanθ +ΔY+Xsinθ+(1−cosθ)Y に、距離X′は、 になる。
【0052】次に、前記構成の印字装置の動作について
説明する。まず、制御部18から帳票吸入の命令が出る
と、紙送り部13は送りローラ12を回転させ、実帳票
11を吸入して矢印A方向に搬送する。そして、光源1
4は実帳票11に光を照射し、その反射光をCCDセン
サ15が受けると、該CCDセンサ15は画像信号を発
生させる。そして、辺・基準マーク検出部20は、前記
画像信号に基づいて実帳票11の上辺を検出する。次
に、該実帳票11は、印字部16が印字帳票位置に搬送
され、該印字帳票位置において、辺・基準マーク検出部
20は実帳票11の基準マークM1′を検出する。
【0053】続いて、印字部16は実帳票11の上辺の
スキュー量θを検出し、印字ヘッド支持体23を回転軸
Qを中心にして回転させ、印字ヘッド24を傾かせる。
そして、紙送り部13は実帳票11の紙送り量を補正量
ΔFだけ補正して実帳票11を搬送する。次に、辺・基
準マーク検出部20は実帳票11の基準マークM1′に
基づいて距離X′を計算し、設定帳票11aの幅方向に
おける実帳票11の右辺から前記距離X′だけ離れた実
印字位置p1を決定して印字を行う。
【0054】このようにして、各印字行ごとに印字位置
を補正し、最終印字行まで同様の処理を繰り返す。 ステップS31 実帳票11を吸入する。 ステップS32 実帳票11の基準マークM1′を検出
する。 ステップS33 実帳票11のスキュー量θに印字ヘッ
ド24の傾きを合わせる。 ステップS34 検出された前記基準マークM1′に基
づいて実帳票11の紙送り量を補正量ΔFだけ補正し、
実帳票11を搬送する。 ステップS35 実印字位置p1を決定して印字を行
う。 ステップS36 最終印字行まで印字が終了したかどう
かを判断する。印字が終了した場合は動作を終了し、印
字が終了していない場合はステップS32に戻る。
【0055】次に、本発明を画像読取装置に適用した第
5の実施例について説明する。図12は本発明の第5の
実施例における帳票の第1の基準マークを示す図、図1
3は本発明の第5の実施例における帳票の第2の基準マ
ークを示す図、図14は本発明の第5の実施例における
帳票の第3の基準マークを示す図、図15は本発明の第
5の実施例における帳票の第4の基準マークを示す図で
ある。
【0056】図12においては、実帳票11の搬送方向
に対して直角の方向に延びる短い直線から成る基準マー
ク30a〜30hが、実帳票11の左辺及び右辺の数箇
所に印刷される。この場合、基準マーク30aと基準マ
ーク30bとが、基準マーク30cと基準マーク30d
とが、基準マーク30eと基準マーク30fとが、基準
マーク30gと基準マーク30hとが実帳票11の搬送
方向における対向する位置に印刷される。なお、直線に
代えて破線、一点鎖線等を印刷することもできる。
【0057】また、図13においては、四角の形状を有
する基準マーク31a〜31hが印刷される。なお、点
又は丸の形状の基準マークを印刷することもできる。そ
して、図14においては、実帳票11の搬送方向に対し
て直角の方向に延びる直線から成る基準マーク32a〜
32dが印刷される。さらに、図15においては、読取
エリアを包含する直方形の枠33内に、実帳票11の搬
送方向に対して直角の方向に延びる直線から成る基準マ
ーク33a、33bが印刷される。
【0058】図16は本発明の第5の実施例における画
像読取装置のブロック図である。図に示すように、画像
読取装置は、機構部35によって回転させられ、実帳票
11を搬送する送りローラ34、前記実帳票11上の文
字36を検出して画像信号を発生させる画像信号発生手
段としての光学センサ37、該光学センサ37からの画
像信号をイメージデータに変換して文字イメージとして
取り込んで格納するメモリ40、前記実帳票11の基準
マークを検出する基準マーク検出部39、並びに前記機
構部35、光学センサ37及び基準マーク検出部39を
制御する制御部41から成る。該制御部41は、イメー
ジデータを格納するメモリ42を有し、実帳票11のス
キュー量の計算、文字の切出し、文字の認識等を行う。
【0059】次に、前記構成の画像読取装置の動作につ
いて説明する。図17は本発明の第5の実施例における
帳票の状態を説明する図、図18は本発明の第5の実施
例における画像読取装置の動作を示すフローチャートで
ある。まず、制御部41(図16)が機構部35を駆動
して送りローラ34を回転させ、実帳票11を吸入し搬
送する。そして、該実帳票11は、印字部が帳票上にお
いて指定された読取位置(以下「指定読取位置」とい
う。)に到達する位置(以下「読取帳票位置」とい
う。)まで搬送され、光学センサ37によって実帳票1
1上の文字36が読み取られ、イメージデータが発生さ
せられる。
【0060】該イメージデータは、基準マーク検出部3
9内のメモリ40及び制御部41内のメモリ42に格納
される。前記制御部41は、イメージデータから実帳票
11の上辺の任意の二つの点A0 、B0 を検出する。次
に、実帳票11の上辺のスキュー量θ0 を検出する。該
スキュー量θ0 は、点A0 の座標を(XA0 ,YA0
とし、点B0 の座標を(XB0 ,YB0 )としたとき、
次の式によって計算することができる。
【0061】 θ0 =tan-1(YA0 −YB0 )/(XA0 −XB0 ) そして、前記制御部41は、前記スキュー量θ0 を補正
角ρ0 とし、該補正角ρ0 に基づいて文字切出位置Q0
をQ0 ′に補正し、文字を切り出して認識する。次に、
前記基準マーク検出部39によって実帳票11の基準マ
ークA1 、A2を検出する。そして、該基準マーク
1 、A2 における実帳票11のスキュー量θ1 を計算
する。該スキュー量θ1 は、基準マークA1 の座標をそ
れぞれ(XA 1 ,YA1 )とし、基準マークB1 の座標
を(XB1 ,YB1 )とすると、次の式によって計算す
ることができる。
【0062】 θ1 =tan-1(YA1 −YB1 )/(XA1 −XB1 ) そして、前記制御部41は、前記スキュー量θ1 を補正
角ρ1 とし、該補正角ρ1 に基づいて文字切出位置Q1
をQ1 ′に補正し、文字を切り出して認識する。同様
に、実帳票11の上辺からn番目の基準マークAn 、B
n における実帳票11のスキュー量θn は、次の式によ
って計算することができる。
【0063】 θn =tan-1(YAn −YBn )/(XAn −XBn ) このように、基準マークAn 、Bn を検出し、基準マー
クAn 、Bn に基づいて実帳票11のスキュー量θn
計算し、該スキュー量θn を補正角ρn として文字切出
位置Qn をQn ′に補正するようになっているので、実
帳票11が蛇行していても、文字切出位置が実帳票11
上の文字位置からずれることがなく、不読、誤読等の読
取異常が発生するのを防止することができる。 ステップS41 実帳票11を吸入する。 ステップS42 実帳票11の文字イメージを取り込
む。 ステップS43 実帳票11の上辺の任意の二つの点A
0 、B0 を検出する。 ステップS44 実帳票11のスキュー量θn を計算す
る。 ステップS45 文字切出位置Qn をQn ′に補正し
て、文字を切り出して認識する。 ステップS46 実帳票11の基準マークAn 、Bn
検出する。 ステップS47 文字36の読取りが終了したかどうか
を判断する。読取りが終了した場合は動作を終了し、読
取りが終了していない場合はステップS44に戻る。
【0064】次に、実帳票11が上下及び左右のいずれ
の方向に搬送されてもスキュー量を計算することができ
るようにした第6の実施例について説明する。図19は
本発明の第6の実施例における帳票の第1の基準マーク
を示す図、図20は本発明の第6の実施例における帳票
の第2の基準マークを示す図、図21は本発明の第6の
実施例における帳票の第3の基準マークを示す図、図2
2は本発明の第6の実施例における帳票の第4の基準マ
ークを示す図である。
【0065】図19においては、実帳票11の搬送方向
に対して直角の方向に延びる短い直線から成る基準マー
ク30a〜30h、及び実帳票11の搬送方向に対して
平行に延びる短い直線から成る基準マーク30i〜30
nが印刷される。また、図20においては、四角の形状
を有する基準マーク31a〜31hに加えて基準マーク
31i、31jが印刷される。なお、点又は丸の形状の
基準マークを印刷することもできる。
【0066】そして、図21においては、実帳票11の
搬送方向に対して直角の方向に延びる直線から成る基準
マーク32a〜32d、及び実帳票11の搬送方向に対
して平行に延びる直線から成る基準マーク32e〜32
gが印刷される。さらに、図22においては、読取エリ
アを包含する直方形の枠33内に、実帳票11の搬送方
向に対して直角の方向に延びる直線から成る基準マーク
33a、33b、及び実帳票11の搬送方向に対して平
行に延びる直線から成る基準マーク33cが印刷され
る。
【0067】したがって、実帳票11が上下及び左右の
いずれの方向に搬送されてもスキュー量を計算すること
ができ、前記実帳票11が蛇行していても、文字切出位
置が実帳票11上の文字位置からずれることがなく、不
読、誤読等の読取異常が発生するのを防止することがで
きる。なお、実帳票11に基準マークを印刷することな
く、実帳票11のスキュー量、及び蛇行による文字切出
位置のずれを補正し、不読、誤読等の読取異常が発生す
るのを防止することができる。さらに、文字枠から外れ
た文字を読み取ることもできる。
【0068】次に、本発明の第7の実施例について説明
する。図23は本発明の第7の実施例における画像読取
装置の動作を示すフローチャート、図24は本発明の第
7の実施例における補正角の第1の説明図、図25は本
発明の第7の実施例における補正角の第2の説明図、図
26は本発明の第7の実施例における補正角の第3の説
明図、図27は本発明の第7の実施例における補正角の
第4の説明図、図28は本発明の第7の実施例における
帳票の第1の基準マークを示す図、図29は本発明の第
7の実施例における帳票の第2の基準マークを示す図、
図30は本発明の第7の実施例における帳票の第3の基
準マークを示す図、図31は本発明の第7の実施例にお
ける帳票の第4の基準マークを示す図、図32は本発明
の第7の実施例における帳票の第5の基準マークを示す
図、図33は本発明の第7の実施例における帳票の第6
の基準マークを示す図である。
【0069】この場合、実帳票11の上辺のスキュー量
及び下辺のスキュー量θ0 を計算し、該上辺のスキュー
量θ0 及び下辺のスキュー量θn に基づいて任意の位置
のスキュー量θを直線又は曲線によって補間し、補間に
よって計算したスキュー量θを補正角とする。そのため
に、図28〜33に示すような基準マークが実帳票11
に印刷される。
【0070】また、実帳票11の上辺近傍のスキュー量
及び下辺近傍のスキュー量を計算することもできる。そ
して、制御部41(図16)は実帳票11の上辺の任意
の二つの点A0 (図17)、B0 の位置を検出し、実帳
票11の上辺のスキュー量θ0 を計算する。該スキュー
量θ0 は、点A0 の座標を(XA0 ,YA0 )とし、点
0 の座標を(XB0 ,YB0 )としたとき、次の式に
よって計算することができる。
【0071】 θ0 =tan-1(YA0 −YB0 )/(XA0 −XB0 ) 次に、制御部41は、実帳票11の下辺の任意の二つの
点An 、Bn の位置を検出し、実帳票11の下辺のスキ
ュー量θn を計算する。該スキュー量θn は、点An
座標を(XAn ,YAn )とし、点Bn の座標を(XB
n ,YBn )としたとき、次の式によって計算すること
ができる。
【0072】 θn =tan-1(YAn −YBn )/(XAn −XBn ) そして、制御部41は、上辺のスキュー量θ0 及び下辺
のスキュー量θn に基づいて、任意の位置のスキュー量
θを直線又は曲線によって補間し、補間によって計算し
たスキュー量θを補正角とする。ここで、前記スキュー
量θを直線によって補間する場合は、図24に示すよう
に、曲線によって補間する場合は、図25に示すように
補間が行われる。なお、Kは実帳票11の上辺から下辺
までの搬送量であり、実帳票11の長さに相当する。ま
た、kは実帳票11の上辺から任意の位置までの搬送量
である。
【0073】前記スキュー量θを直線によって補間した
場合、搬送量kの位置における実帳票11のスキュー量
θは、 θ={k・(θn −θ0 )/K}+θ0 で表すことができる。また、制御部41が実帳票11の
上辺近傍の基準マークA1 、B1 の位置を検出した場
合、前記実帳票11の上辺近傍のスキュー量θ1 は、基
準マークA1 の座標を(XA1 ,YA1 )とし、基準マ
ークB1 の座標を(XB1 ,YB1 )とすると、次の式
によって計算することができる。
【0074】 θ1 =tan-1(YA1 −YB1 )/(XA1 −XB1 ) そして、制御部41が実帳票11の下辺近傍の任意の二
つの点An-1 、Bn-1の位置を検出した場合、実帳票1
1の下辺近傍のスキュー量θn-1 は、点An-1の座標を
(XAn-1 ,YAn-1 )とし、点Bn-1 の座標を(XB
n-1 ,YBn-1)とすると、次の式によって計算するこ
とができる。
【0075】 θn-1 =tan-1(YAn-1 −YBn-1 )/(XAn-1 −XBn-1 ) ステップS51 実帳票11を吸入する。 ステップS52 実帳票11の文字イメージを取り込
む。 ステップS53 実帳票11の上辺又は上辺近傍の基準
マークA0 、B0 に基づいて上辺のスキュー量θ0 を計
算する。 ステップS54 実帳票11の下辺又は下辺近傍の基準
マークAn 、Bn に基づいて下辺のスキュー量θn を計
算する。 ステップS55 実帳票11の任意の位置におけるスキ
ュー量θを計算する。 ステップS56 文字を切り出して認識する。
【0076】次に、本発明の第8の実施例について説明
する。図34は本発明の第8の実施例における画像読取
装置のブロック図である。図に示すように、画像読取装
置は、機構部35によって回転させられ、実帳票11を
搬送する送りローラ34、画像信号発生手段としての光
学センサ37、該光学センサ37からの画像信号によっ
て実帳票11上の文字イメージを取り込むイメージ取込
部44、帳票フォーマットデータに従って文字を切り出
す文字切出部45、切り出された文字を認識する認識部
46、及び制御部41から成る。
【0077】次に、前記構成の画像読取装置の動作につ
いて説明する。図35は本発明の第8の実施例における
画像読取装置の動作を示すフローチャートである。ま
ず、制御部41(図34)が機構部35を駆動して送り
ローラ34を回転させ、実帳票11を吸入して搬送す
る。そして、該実帳票11が読取帳票位置まで搬送され
ると、光学センサ37によって実帳票11上の帳票イメ
ージが検出され、該帳票イメージが文字イメージとして
イメージ取込部44に取り込まれる。
【0078】その後、文字切出部45は、画像読取装置
にあらかじめ登録された帳票フォーマットデータに従っ
て文字を切り出し、認識部46は、切り出された文字を
認識する。そして、認識部46が文字を認識することが
できず、リジェクトが発生した場合、文字切出部45の
図示しない切出位置変更手段は、文字切出位置を、前記
帳票フォーマットデータによって定義された文字位置か
ら一定の距離だけ上下左右方向にずらし、4個の画像を
切り出す。次に、切り出された4個の画像のうち、文字
であると認識することができるものを認識部46によっ
て認識し、採用する。 ステップS61 実帳票11を吸入する。 ステップS62 実帳票11の文字イメージを取り込
む。 ステップS63 文字を切り出す。 ステップS64 文字を認識する。 ステップS65 リジェクトが発生したかどうかを判断
する。リジェクトが発生した場合はステップS66に進
み、リジェクトが発生していない場合は処理を終了す
る。 ステップS66 文字切出位置を、前記帳票フォーマッ
トデータに定義された文字位置から一定の距離だけ上下
左右方向にずらす。 ステップS67 文字を認識する。
【0079】次に、本発明の第9の実施例について説明
する。この場合、画像読取装置は第8の実施例と同じ構
造を有するので、図34を援用する。図36は本発明の
第9の実施例における画像読取装置の動作を示すフロー
チャートである。
【0080】まず、制御部41(図34)が機構部35
を駆動して送りローラ34を回転させ、実帳票11を吸
入して搬送する。そして、該実帳票11が読取帳票位置
まで搬送されると、画像信号発生手段としての光学セン
サ37によって実帳票11上の帳票イメージが検出さ
れ、該帳票イメージが文字イメージとしてイメージ取込
部44に取り込まれる。
【0081】その後、文字切出部45は、画像読取装置
にあらかじめ登録された帳票フォーマットデータに従っ
て文字を切り出し、認識部46は、切り出された文字を
認識する。そして、前記認識部46が文字を認識するこ
とができず、リジェクトが発生した場合、文字切出部4
5の図示しない切出位置変更手段は、切り出された画像
に片寄りがあるかどうか、例えば、切り出された画像の
下方に空白があるかどうかを判断する。そして、文字に
片寄りがある場合、文字切出位置を、帳票フォーマット
データによって定義された文字位置から片寄りがなくな
る方向にずらし、文字を切り出す。続いて、認識部46
は、切り出された文字を認識する。 ステップS71 実帳票11を吸入する。 ステップS72 実帳票11の文字イメージを取り込
む。 ステップS73 文字を切り出す。 ステップS74 文字を認識する。 ステップS75 リジェクトが発生したかどうかを判断
する。リジェクトが発生した場合はステップS76に進
み、リジェクトが発生していない場合は処理を終了す
る。 ステップS76 切り出された文字に片寄りがあるかど
うかを判断する。片寄りがある場合はステップS77に
進み、片寄りがない場合は処理を終了する。 ステップS77 文字切出位置を片寄りがなくなる方向
にずらして文字を切り出す。 ステップS78 文字を認識する。
【0082】次に、本発明の第10の実施例について説
明する。この場合、画像読取装置は第8の実施例と同じ
構造を有するので、図34を援用する。図37は本発明
の第10の実施例における画像読取装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【0083】まず、制御部41(図34)が機構部35
を駆動して送りローラ34を回転させ、実帳票11を吸
入して搬送する。そして、該実帳票11が読取帳票位置
まで搬送されると、画像信号発生手段としての光学セン
サ37によって実帳票11上の帳票イメージが検出さ
れ、該帳票イメージが文字イメージとしてイメージ取込
部44に取り込まれる。
【0084】その後、文字切出部45は、画像読取装置
にあらかじめ登録された帳票フォーマットデータに従っ
て上辺に近い1行分の文字を切り出し、文字の切出範囲
の中で文字が上下方向又は左右方向にどの程度ずれてい
るか、すなわち、文字切出ずれ量を検出する。そして、
前記文字切出部45は、検出された文字切出ずれ量に基
づいて、次の行の文字切出位置を上下方向又は左右方向
にずらして補正するとともに、文字切出角度を補正して
文字を切り出す。続いて、認識部46は、切り出された
文字を認識する。
【0085】このように、前の行の文字切出ずれ量を検
出し、検出された文字切出ずれ量に基づいて次の行の文
字切出位置及び文字切出角度を補正しながら最終行まで
文字の読取りを行う。 ステップS81 実帳票11を吸入する。 ステップS82 実帳票11の文字イメージを取り込
む。 ステップS83 1行分の文字を切り出す。 ステップS84 1行分の文字を認識する。 ステップS85 最終行であるかどうかを判断する。最
終行である場合は動作を終了し、最終行でない場合はス
テップS86に進む。 ステップS86 1行分の文字切出ずれ量を検出する。 ステップS87 文字切出位置及び文字切出角度を補正
して次の行の文字を切り出す。
【0086】なお、基準マークが実帳票11の上辺、読
取りの対象となる行と平行に印刷されていない場合で
も、基準マークのスキュー量と読取りの対象となる行と
の角度の関係がフォーマットデータとして定義されてい
ればよい。なお、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0087】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、画像処理装置においては、帳票イメージに対応す
る画像信号を発生させる画像信号発生手段と、前記画像
信号に基づいて実際の帳票の右辺及び左辺の一方を検出
する辺検出部と、検出された右辺及び左辺の一方に基づ
いて印字位置を補正し、実際の印字位置を決定する印字
部とを有する。
【0088】この場合、検出された右辺及び左辺と、画
像処理装置に設定された設定上の右辺及び左辺との間の
距離に基づいて印字位置が補正されるので、実際の帳票
に横ずれが発生したときにも、適正な位置に印字を行う
ことができる。本発明の他の画像処理装置においては、
帳票イメージに対応する画像信号を発生させる画像信号
発生手段と、前記画像信号に基づいて実際の帳票の上辺
のスキュー量を計算するとともに、右辺及び左辺の一方
を検出する辺検出部と、計算された前記スキュー量、並
びに検出された右辺及び左辺の一方に基づいて紙送り量
及び印字位置を補正し、実際の印字位置を決定する印字
手段とを有する。
【0089】この場合、実際の帳票の上辺のスキュー量
に基づいて紙送り量が補正され、検出された右辺又は左
辺に基づいて印字位置が補正されるので、実際の帳票に
横ずれ及び斜行が発生したときにも、適正な位置に印字
を行うことができる。本発明の更に他の画像処理装置に
おいては、帳票イメージに対応する画像信号を発生させ
る画像信号発生手段と、前記画像信号に基づいて実際の
帳票に付与された基準マークを検出し、該基準マークに
基づいてスキュー量を計算するとともに、右辺及び左辺
の一方を検出する辺・基準マーク検出部と、計算された
前記スキュー量、並びに検出された右辺及び左辺の一方
に基づいて紙送り量及び印字位置を補正し、実際の印字
位置を決定する印字手段とを有する。
【0090】この場合、実際の帳票の各部分のスキュー
量に基づいて紙送り量が補正され、検出された右辺及び
左辺に基づいて印字位置が補正されるので、実際の帳票
に横ずれ及び蛇行が発生したときにも、適正な位置に印
字を行うことができる。本発明の更に他の画像処理装置
においては、帳票イメージに対応する画像信号を発生さ
せる画像信号発生手段と、前記画像信号に基づいて実際
の帳票の上辺のスキュー量を計算するとともに、右辺及
び左辺の一方を検出する辺検出部と、計算された前記ス
キュー量、並びに検出された右辺及び左辺の一方に基づ
いて紙送り量及び印字位置を補正し、実際の印字位置を
決定するとともに、印字ヘッドを前記スキュー量だけ傾
ける印字手段とを有する。
【0091】この場合、実際の帳票の上辺のスキュー量
に基づいて紙送り量が補正され、検出された右辺及び左
辺に基づいて印字位置が補正されるので、実際の帳票に
横ずれ及び斜行が発生しても、適正な位置に、かつ、適
正な角度で印字を行うことができる。本発明の更に他の
画像処理装置においては、帳票イメージに対応する画像
信号を発生させる画像信号発生手段と、前記画像信号に
基づいて実際の帳票に付与された基準マークを検出する
基準マーク検出部と、検出された前記基準マークに基づ
いて帳票のスキュー量を計算するとともに、計算された
該スキュー量に基づいて文字切出位置を補正する制御部
とを有する。
【0092】この場合、実際の帳票の各部分のスキュー
量に基づいて文字切出位置が補正されるので、文字切出
位置が実際の帳票上の文字位置からずれることがなく、
不読、誤読等の読取異常が発生するのを防止することが
できる。本発明の更に他の画像処理装置においては、帳
票イメージに対応する画像信号を発生させる画像信号発
生手段と、前記画像信号に基づいて文字イメージを取り
込むイメージ取込部と、取り込まれた前記文字イメージ
から文字を切り出す文字切出部と、切り出された前記文
字を認識する認識部とを有する。
【0093】そして、前記文字切出部は、リジェクトが
発生した場合に文字切出位置をずらす切出位置変更手段
を備える。この場合、リジェクトが発生したときに、文
字切出位置が上下左右にずらされるので、文字切出位置
が実際の帳票上の文字位置からずれることがなく、不
読、誤読等の読取異常が発生するのを防止することがで
きる。
【0094】本発明の更に他の画像処理装置において
は、帳票イメージに対応する画像信号を発生させる画像
信号発生手段と、前記画像信号に基づいて文字イメージ
を取り込むイメージ取込部と、取り込まれた前記文字イ
メージから1行分の文字を切り出す文字切出部と、切り
出された1行分の文字を認識する認識部とを有する。そ
して、前記文字切出部は、切り出された1行分の文字に
基づいて文字切出ずれ量を検出し、該文字切出ずれ量に
基づいて次の行の文字切出位置及び文字切出角度を補正
する。
【0095】この場合、前の行の文字切出ずれ量に基づ
いて次の行の文字切出位置及び文字切出角度が補正され
るので、文字切出位置が実際の帳票上の文字位置からず
れることがなく、不読、誤読等の読取異常が発生するの
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における印字装置のブロ
ック図である。
【図2】本発明の第1の実施例における帳票の状態を説
明する図である。
【図3】本発明の第1の実施例における印字装置の動作
を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例における帳票の状態を説
明する図である。
【図5】本発明の第2の実施例における印字装置の動作
を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施例における印字装置のブロ
ック図である。
【図7】本発明の第3の実施例における帳票の状態を説
明する図である。
【図8】本発明の第3の実施例における印字装置の動作
を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第4の実施例における印字装置のブロ
ック図である。
【図10】本発明の第4の実施例における帳票の状態を
説明する図である。
【図11】本発明の第4の実施例における印字装置の動
作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第5の実施例における帳票の第1の
基準マークを示す図である。
【図13】本発明の第5の実施例における帳票の第2の
基準マークを示す図である。
【図14】本発明の第5の実施例における帳票の第3の
基準マークを示す図である。
【図15】本発明の第5の実施例における帳票の第4の
基準マークを示す図である。
【図16】本発明の第5の実施例における画像読取装置
のブロック図である。
【図17】本発明の第5の実施例における帳票の状態を
説明する図である。
【図18】本発明の第5の実施例における画像読取装置
の動作を示すフローチャートである。
【図19】本発明の第6の実施例における帳票の第1の
基準マークを示す図である。
【図20】本発明の第6の実施例における帳票の第2の
基準マークを示す図である。
【図21】本発明の第6の実施例における帳票の第3の
基準マークを示す図である。
【図22】本発明の第6の実施例における帳票の第4の
基準マークを示す図である。
【図23】本発明の第7の実施例における画像読取装置
の動作を示すフローチャートである。
【図24】本発明の第7の実施例における補正角の第1
の説明図である。
【図25】本発明の第7の実施例における補正角の第2
の説明図である。
【図26】本発明の第7の実施例における補正角の第3
の説明図である。
【図27】本発明の第7の実施例における補正角の第4
の説明図である。
【図28】本発明の第7の実施例における帳票の第1の
基準マークを示す図である。
【図29】本発明の第7の実施例における帳票の第2の
基準マークを示す図である。
【図30】本発明の第7の実施例における帳票の第3の
基準マークを示す図である。
【図31】本発明の第7の実施例における帳票の第4の
基準マークを示す図である。
【図32】本発明の第7の実施例における帳票の第5の
基準マークを示す図である。
【図33】本発明の第7の実施例における帳票の第6の
基準マークを示す図である。
【図34】本発明の第8の実施例における画像読取装置
のブロック図である。
【図35】本発明の第8の実施例における画像読取装置
の動作を示すフローチャートである。
【図36】本発明の第9の実施例における画像読取装置
の動作を示すフローチャートである。
【図37】本発明の第10の実施例における画像読取装
置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 実帳票 13 紙送り部 15 CCDセンサ 16 印字部 17 辺検出部 18、41 制御部 20 辺・基準マーク検出部 35 機構部 39 基準マーク検出部 44 イメージ取込部 45 文字切出部 46 認識部 θ スキュー量 M1、M2、M1′、M2′ 基準マーク

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)帳票イメージに対応する画像信号
    を発生させる画像信号発生手段と、(b)前記画像信号
    に基づいて実際の帳票の右辺及び左辺の一方を検出する
    辺検出部と、(c)検出された右辺及び左辺の一方に基
    づいて印字位置を補正し、実際の印字位置を決定する印
    字部とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 (a)帳票イメージに対応する画像信号
    を発生させる画像信号発生手段と、(b)前記画像信号
    に基づいて実際の帳票の上辺のスキュー量を計算すると
    ともに、右辺及び左辺の一方を検出する辺検出部と、
    (c)計算された前記スキュー量、並びに検出された右
    辺及び左辺の一方に基づいて紙送り量及び印字位置を補
    正し、実際の印字位置を決定する印字手段とを有するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 (a)帳票イメージに対応する画像信号
    を発生させる画像信号発生手段と、(b)前記画像信号
    に基づいて実際の帳票に付与された基準マークを検出
    し、該基準マークに基づいてスキュー量を計算するとと
    もに、右辺及び左辺の一方を検出する辺・基準マーク検
    出部と、(c)計算された前記スキュー量、並びに検出
    された右辺及び左辺の一方に基づいて紙送り量及び印字
    位置を補正し、実際の印字位置を決定する印字手段とを
    有することを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 (a)帳票イメージに対応する画像信号
    を発生させる画像信号発生手段と、(b)前記画像信号
    に基づいて実際の帳票の上辺のスキュー量を計算すると
    ともに、右辺及び左辺の一方を検出する辺検出部と、
    (c)計算された前記スキュー量、並びに検出された右
    辺及び左辺の一方に基づいて紙送り量及び印字位置を補
    正し、実際の印字位置を決定するとともに、印字ヘッド
    を前記スキュー量だけ傾ける印字手段とを有することを
    特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 (a)帳票イメージに対応する画像信号
    を発生させる画像信号発生手段と、(b)前記画像信号
    に基づいて実際の帳票に付与された基準マークを検出す
    る基準マーク検出部と、(c)検出された前記基準マー
    クに基づいて帳票のスキュー量を計算するとともに、計
    算された該スキュー量に基づいて文字切出位置を補正す
    る制御部とを有することを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、基準マーク、上辺及び下
    辺のうちの2箇所のスキュー量を計算するとともに、該
    2箇所のスキュー量に基づいて任意の位置のスキュー量
    を補間によって計算する請求項5に記載の画像処理装
    置。
  7. 【請求項7】 (a)帳票イメージに対応する画像信号
    を発生させる画像信号発生手段と、(b)前記画像信号
    に基づいて文字イメージを取り込むイメージ取込部と、
    (c)取り込まれた前記文字イメージから文字を切り出
    す文字切出部と、(d)切り出された前記文字を認識す
    る認識部とを有するとともに、(e)前記文字切出部
    は、リジェクトが発生した場合に文字切出位置をずらす
    切出位置変更手段を備えることを特徴とする画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 (a)前記切出位置変更手段は、リジェ
    クトが発生した場合に文字切出位置を複数の方向にずら
    し、(b)前記認識部は、各文字切出位置において切り
    出された画像のうち、文字であると認識することができ
    るものを採用する請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記切出位置変更手段は、リジェクトが
    発生した場合に文字の片寄りを検出して文字切出位置を
    ずらす請求項7に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 (a)帳票イメージに対応する画像信
    号を発生させる画像信号発生手段と、(b)前記画像信
    号に基づいて文字イメージを取り込むイメージ取込部
    と、(c)取り込まれた前記文字イメージから1行分の
    文字を切り出す文字切出部と、(d)切り出された1行
    分の文字を認識する認識部とを有するとともに、(e)
    前記文字切出部は、切り出された1行分の文字に基づい
    て文字切出ずれ量を検出し、該文字切出ずれ量に基づい
    て次の行の文字切出位置及び文字切出角度を補正するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
JP7134131A 1995-05-31 1995-05-31 画像処理装置 Withdrawn JPH08324062A (ja)

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