JP2009229110A - 画像入力方法および画像入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の小型化および検出精度の向上を図ることが可能な画像入力方法および画像入力装置を提供する。
【解決手段】画像入力装置は、定型の検査媒体を所定の方向に沿って搬送する搬送機構10と、検査媒体の表面に光を照射する照明装置16と、反射角θ1、θ2の受光軸を有し、検査媒体からの反射光をそれぞれ撮像する第1および第2撮像系11、12と、第1および第2撮像系から得られた検査媒体の形状情報、印刷パターン情報に基づいて検査媒体の位置変位を検出し、その位置変位情報から検査媒体の3次元情報を生成する変位検出部13と、変位検出部により求められた3次元情報に基づいて変位を復元する画像処理部14と、画像処理部により得られた画像に基づいて、検出媒体の認識処理を行う認識処理部15と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

この発明は紙葉類、カード等の検査媒体の画像を入力する画像入力方法および画像入力装置に関する。
紙葉類やカード等の検査媒体の画像を取得し、その取得画像に基づいて検査媒体を検査する場合、被険物のばたつき、浮き等を判別するため、表面変位を検出する必要がある。このような表面変位検出装置として、間歇的なスポット光を検査媒体に照射し、検査媒体からの反射光を受光素子で受光して表面の変位を検出する装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
また、特許文献2に開示された「紙葉類判別方法および紙葉類判別装置」では、紙葉類から取得した画像を入力し、この入力された画像から特徴パターンを抽出するともに、予め登録された辞書パターンから非線形折れモデルに基づく仮想折れパターンを生成し、この仮想折れパターンと抽出された特徴パターンとを照合し、照合結果に基づき紙葉類の種類や真偽等を判定している。
従来、高速で搬送される柔軟な検査媒体の画像を取得する画像入力装置は、画角の狭い、つまり、焦点距離の長い光学系を用いることで、検査媒体の搬送方向に対して垂直な方向における検査媒体の位置変位の影響を少なくしている。
特開2002−195808号公報 特開2007−026068号公報
しかしながら、上記のように画角が狭い光学系を用いる場合、検査媒体の読取面から光学系までの距離であるワークディスタンスを広く取る必要があり、画像入力装置が大型になってしまうという問題がある。また、上述した画像入力装置では、搬送方向に対して垂直な方向における検査媒体の位置変位の影響が少ないことから、これら位置変位に対する取得画像の補正が行われていない。そのため、検査媒体の位置変位が生じた場合、検査精度が低下する懸念があり、検査媒体の位置変位に応じて、取得画像を補正することが望ましい。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、装置の小型化および検出精度の向上を図ることが可能な画像入力方法および画像入力装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明の態様に係る画像入力方法は、所定方向に沿って搬送される定型の検査媒体を撮像する画像入力方法であって、
前記検査媒体の表面に光を照射し、前記検査媒体の表面の法線に対して反射角θ1の方向から反射光を撮像し、前記検査媒体の表面の法線に対して反射角θ2の方向から反射光を撮像し、前記反射角θ1および反射角θ2の方向から撮像した両画像から得られる前記検査媒体の形状情報、印刷パターン情報に基づいて、前記紙葉類の位置変位を検出し、前記検出された位置変位情報から前記検査媒体の3次元情報を生成し、前記3次元情報に基づいて前記検査媒体の位置変位を復元し、前記復元された画像に基づいて、前記検査媒体の認識処理する画像入力方法である。
この発明の他の態様に係る画像入力装置は、定型の検査媒体を撮像する画像入力装置であって、前記検査媒体を所定の方向に沿って搬送する搬送機構と、前記検査媒体の表面に光を照射する照明装置と、前記検査媒体の表面の法線に対して反射角θ1の角度をなす受光軸を有し、前記検査媒体からの反射光を撮像する第1撮像系と、前記検査媒体の表面の法線に対して反射角θ2の角度をなす受光軸を有し、前記検査媒体からの反射光を撮像する第2撮像系と、前記第1撮像系から得られた前記検査媒体の形状情報、印刷パターン情報と、前記第2撮像系から得られた前記検査媒体の形状情報、印刷パターン情報と、に基づいて検査媒体の位置変位を検出し、その位置変位情報から前記検査媒体の3次元情報を生成する変位検出部と、前記変位検出部により求められた3次元情報に基づいて変位を復元する画像処理部と、前記画像処理部により得られた画像に基づいて、前記検出媒体の認識処理を行う認識処理部と、を備えている。
上記構成によれば、装置の小型化および検出精度の向上を図ることが可能な画像入力方法および画像入力装置を提供する。
以下図面を参照しながら、この発明の実施形態に係る画像入力方法および画像入力装置について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像入力方法を実施する画像入力装置を概略的に示している。画像入力装置は、検査媒体として、例えば、定型の紙葉類8を所定の搬送方向Bに沿って搬送する搬送機構10、紙葉類8に検査用の照明光を照射する照明装置16、それぞれ紙葉類からの反射光を受光する第1撮像系11および第2撮像系12、変位検出部13、画像処理部14、および認識処理部15を備えている。
搬送機構10は、紙葉類8を挟持して搬送する複数の搬送ローラ7、および図示しないベルト、複数のガイド等を有している。定型の紙葉類8は搬送ローラ7により図の矢印B方向に搬送される。照明装置16は、紙葉類8に対して所定の角度位置に配設され、十分に幅の広い照射光を照射し、紙葉類8の幅方向全体を照明する。
変位検出部13は、第1撮像系11および第2撮像系12で取得した画像情報、例えば、紙葉類の形状情報や印刷パターン情報に基づいて紙葉類の位置変位を検出し、その位置変位情報から紙葉類の3次元情報を生成する。画像処理部14は、変位検出部13により求められた3次元情報を元に、紙葉類の変位を復元する。認識処理部15は、画像処理部14より得られた画像に基づいて認識処理を行う。
図2は、画像入力装置を図1の矢印A方向から見た図であり、第1撮像系11と第2撮像系12との位置関係を示している。搬送機構10により搬送される紙葉類8は、通常、搬送基準面Rとなっている高さ方向の位置、および紙葉類のセンタが搬送中心軸Cと一致する位置を通って搬送される。第1撮像系11および第2撮像系12は、紙葉類8に対して照明装置16と同一面側に設けられ、紙葉類8からの反射光を受光する位置に配設されている。
すなわち、第1撮像系11は、受光面17aを有したフォトセンサ、ラインセンサ等の受光センサ20aと、紙葉類8からの反射光を受光面に結像するレンズ17bとを有し、その光軸である受光軸が、搬送基準面Rと搬送中心軸Cとの交点を通る位置、かつ、受光軸が搬送中心軸Cに対して反射角θ1をなす位置に設けられている。
第2撮像系12は、受光面18aを有したフォトセンサ、ラインセンサ等の受光センサ20bと、紙葉類8からの反射光を受光面に結像するレンズ18bとを有し、その光軸である受光軸が、搬送基準面Rと搬送中心軸Cとの交点を通る位置、かつ、受光軸が搬送中心軸Cに対して反射角θ2をなす位置に設けられている。本実施形態において、反射角θ1は反射角θ2と等しい角度となっている。第1撮像系11および第2撮像系12は、いずれも広い画角、つまり、短い焦点距離、例えば、8〜12mmを有し、かつ、深い被写界深度を有している。
図3は、広い画角と深い被写界深度を有した撮像系を示している。この撮像系は、深い被写界深度を有しているため、撮像物体21が撮像系の有する被写界深度内に位置していれば上下方向(搬送方向に対して垂直な方向)の位置変位が生じた場合でも、焦点のずれが起きることがない。しかし、撮像物体21が上下に変位すると、撮像画像の形状あるいは印刷パターンの変化として現れてくる。
図4は、撮像画像の変化を示している。図3において、搬送基準面Rに対して撮像物体21が(+)側に変位すると、撮像物体21が搬送基準面Rにあるときに比べ、撮像画像は検出視野S内で形状が大きくなる。また、搬送基準面Rに対して撮像物体21が(−)側に変位すると、撮像物体21が搬送基準面Rにあるときに比べ、撮像画像は検出視野内で形状が小さくなる。
この撮像系は、広い画角θ3を有しているため、画角の狭い撮像系に比べて、撮像物体21が上下方向の位置変位を生じた際、撮像画像の形状変化が顕著となる。そのため、撮像画像の形状変化値を測定することにより、撮像物体21の位置変位を算出することが可能となる。
図5は、本実施形態に係る画像入力装置において、第1撮像系11および第2撮像系12により紙葉類8を撮像する際、紙葉類が(+)側、(−)側に変位したときのそれぞれの撮像画像の変化を示している。図2において、紙葉類8が変位(+)の位置にあると、第1撮像系11により得られる紙葉類8の撮像画像は、A1の形状となり、第2撮像系12により得られる撮像画像はB1の形状となる。また、紙葉類8が変位(−)の位置にあると、第1撮像系11により得られる撮像画像はA2の形状となり、また、第2撮像系12により得られる撮像画像はB2の形状となる。
図6に示すように、搬送基準面Rに対して紙葉類8が傾いている場合、第1撮像系11および第2撮像系12により取得した撮像画像は図7に示すように変化する。第1撮像系11により得られた撮像画像はC1の形状となり、第2撮像系12により得られた撮像画像はC2の形状となる。
次に、上記のように受光軸の角度が異なる2つの撮像系によって取得した撮像画像から撮像物体の位置を算出する方法を簡単に説明する。
図8は、撮像物体のある点Xが、それぞれ第1および第2撮像系11、12のどの位置に結像しているかを示す図である。第1撮像系11において、受光面17a上の結像点x1に結像しているということは、撮像物体の点Xは、結像点x1と第1撮像系11のレンズ17b中心とを結ぶ直線L1上に存在していることを意味する。一方、第2撮像系12において、受光面18a上の結像点x2に結像しているということは、撮像物体の点Xは、結像点x2と第2撮像系12のレンズ18b中心とを結ぶ直線L2上に存在していることを意味する。このことから、第1撮像系11に関する直線L1と第2撮像系12に関する直線L2との交点が撮像物体点Xの位置であると算出することができる。
以上のように、受光軸の角度が異なる2つの第1撮像系11と第2撮像系12とから得られる2つの撮像画像の形状あるいは印刷パターンを測定することにより、撮像物体の位置変位を算出することが可能となる。
以上の手段を用いることにより紙葉類8の3次元情報を生成し、更に、この3次元情報に対して台形補正や歪み補正といった3次元補正処理を行うことにより、位置変位を復元し、更に、復元された画像に基づいて紙葉類の認識処理を行う。
台形補正処理は、座標変換により台形形状の画像が略方形となるように補正するものである。例えば、撮像画像の各画素の座標をP(x、y)、台形補正処理後の処理画像における各画素の座標をQ(x、y)としたとき、補正後の処理画像は次式により求めることができる。
Q(x、y)=P(ax+b、cy+d) ・・・(1)
ここで、a、b、c、dは座標変換時の伸張の係数である。
上記の式1に撮像画像の各画素の座標値P(x、y)を入力することにより、処理画像を求めることができる。なお、台形補正処理は上記の手法に拘わらず、他の手法を適用することとしてもよい。
上記のように、搬送によって、紙葉類8がばたつき、スライド、スキューといった位置変位を生じた場合でも、3次元補正処理を行って変位を復元した上で認識処理を行うことができ、位置変位に起因する認識率の低下を防止することが可能となる。
(実施形態1)
第1撮像系11および第2撮像系12は、受光センサ20a、20bとして、それぞれラインイメージセンサを備えている場合について説明する。
図9は、画像入力装置の画像入力処理の流れを示している。
搬送機構10により搬送されてきた紙葉類8に照明装置16から十分幅の広い照明光が照射され、その反射光が第1撮像系11および第2撮像系12に入射する。第1撮像系11および第2撮像系12は、それぞれラインイメージセンサを用いているため、紙葉類8の搬送速度とラインイメージセンサのスキャンレートによって決定される所望の幅の撮像対象がラインイメージセンサの1ラインに結像される。第1撮像系11および第2撮像系12により結像された光は、それぞれの撮像系にて電気信号に変換され、変位検出部13に送られる。
変位検出部13では、第1撮像系11と第2撮像系12から送られてきた1ライン分の画像情報から、その1ライン撮像時の紙葉類8の位置変位を算出する。その後、変位検出部13は、第1撮像系11と第2撮像系12からそれぞれ送られてきた1ライン分の画像と位置変位情報を画像処理部14に送る。
画像処理部14では、送られてきた1ライン分の画像と位置変位情報とに基づいて、位置変位を復元する画像処理を行う。その後、画像処理部14は、処理された1ライン分の画像を認識処理部5に渡す。認識処理部15は、画像処理部14から送られた1ライン分の画像をメモリに保存する。
図12に示すように、第1撮像系11および第2撮像系12により1ラインの画像を取込み、認識処理部15で1ライン分の画像をメモリに保存するまでの一連の処理を紙葉類1枚分の全面に渡って繰り返す。紙葉類1枚分上記の処理が完了した段階で、認識処理部15は、紙葉類1枚分の画像をメモリから読み出し、認識処理を実施する。
(実施形態2)
第1撮像系11および第2撮像系12は、受光センサ20a、20bとして、それぞれラインイメージセンサを備えている場合で、前記実施形態1と異なる画像入力処理について説明する。
図10は、画像入力装置の画像入力処理の流れを示している。
搬送機構10により搬送されてきた紙葉類8に照明装置16から十分幅の広い照明光が照射され、その反射光が第1撮像系11および第2撮像系12に入射する。第1撮像系11および第2撮像系12は、それぞれラインイメージセンサを用いているため、紙葉類8の搬送速度とラインイメージセンサのスキャンレートによって決定される所望の幅の撮像対象がラインイメージセンサの1ラインに結像される。第1撮像系11および第2撮像系12により結像された光は、それぞれの撮像系にて電気信号に変換され、変位検出部13に送られる。
変位検出部13は、第1撮像系11および第2撮像系12から送られてきた1ライン分のそれぞれの撮像画像を第1撮像系11用のメモリM1と第2撮像系12用のメモリM2とに保存する。上記の処理を所望のライン数、例えば、10ライン分の画像がメモリM1、M2に保存されるまで繰り返す。
所望のライン数に到達した段階で、変位検出部13は、メモリM1およびメモリM2に保存されたそれぞれの画像をブロックとして扱い、そのブロックでの画像の位置変位を算出する。その後、変位検出部13は、メモリM1及びメモリM2に保存されていたそれぞれの画像と、算出した位置変位情報とを画像処理部14に送る。
画像処理部14は、送られてきた1ブロック分の画像と位置変位情報とに基づいて位置変位を復元する画像処理を行う。その後、画像処理部14は、処理された1ブロック分の画像を認識処理部15に渡す。
認識処理部15は、画像処理部14から送られたブロックの画像をメモリに保存しておく。第1撮像系11および第2撮像系12で1ラインの画像を取込み、認識処理部15でブロックの画像をメモリに保存するまでの一連の処理を紙葉類1枚分の全面に渡って繰り返す。紙葉類1枚分について上記の処理が完了した段階で、認識処理部15は、紙葉類1枚分の画像をメモリから読み出し、認識処理を実施する。
(実施形態3)
第1撮像系11および第2撮像系12は、受光センサ20a、20bとして、それぞれエリアイメージセンサを備えている。図11は、画像入力装置の画像入力処理の流れを示している。
搬送機構10により搬送されてきた紙葉類8に照明装置16から十分幅の広い照明光が照射され、その反射光が第1撮像系11および第2撮像系12に入射する。第1撮像系11および第2撮像系12の受光面17a、18aには、それぞれ紙葉類1枚分の像が結像される。第1撮像系11および第2撮像系12により結像された光は、それぞれエリアイメージセンサにより電気信号に変換され、変位検出部13に送られる。
変位検出部13は、第1撮像系11および第2撮像系12から送られてきた紙葉類1枚分の撮像画像を図13のように所望の単位のブロックエリアにそれぞれ分割し、そのブロック単位で位置変位を算出する。その後、変位検出部13は、第1撮像系11により取得した撮像画像と、第2撮像系12により取得した撮像画像と、どのように画像を分割したかを記録したブロック情報と、ブロック毎の位置変位情報と、を画像処理部14に渡す。
画像処理部14は、送られてきた画像、ブロック情報、およびブロック毎の位置変位情報に基づいて、ブロックごとに変位を復元する画像処理を行う。その後、処理された画像を認識処理部51に渡す。
認識処理部5では、送られてきた画像を用いて認識処理を実施する。
以上のように構成された実施形態1、2、3に係る画像入力装置および画像入力方法によれば、紙葉類にばたつき、スライド、スキューといった位置変位が発生した場合でも、3次元補正画像処理を行うことにより、認識率の低下を防止することができる。また、広画角な、つまり、焦点距離の短い撮像系を用いることにより、検出媒体から撮像系までの距離であるワークディスタンスを短くすることができ、画像入力装置全体をコンパクトにすることができる。これにより、装置の小型化および検出精度の向上を図ることが可能な画像入力方法および画像入力装置が得られる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、検査対象となる検査媒体は、前述した紙葉類に限らず、カード、商品券、有価証券等の他の検査媒体としてもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る画像入力装置を概略的に示す図。 図2は、前記画像入力装置の撮像系と紙葉類との位置関係を示す配置図。 図3は、広画角で深い被写界深度を有する撮像系を概略的に示す図。 図4は、撮像媒体の位置変位による撮像画像の形状変化を示す図。 図5は、撮像媒体の位置変位による撮像画像の形状変化を示す図。 図6は、撮像媒体が搬送基準面に対して傾斜した状態を概略的に示す図。 図7は、撮像媒体の位置変化による撮像画像の形状変化を示す図。 図8は、撮像物体の位置を算出する方法を示す撮像系の概略図。 図9は、実施形態1に係る画像入力処理の流れを示すフローチャート。 図10は、実施形態2に係る画像入力処理の流れを示すフローチャート。 図11は、実施形態3に係る画像入力処理の流れを示すフローチャート。 図12は、実施形態1の画像入力方法を概略的に示す図。 図13は、実施形態3の画像入力方法を概略的に示す図。
符号の説明
8…紙葉類、10…搬送機構、11…第1撮像系、12…第2撮像系、
13…変位検出部、14…画像処理部、15…認識処理部、
16…照明装置、17a、18a…受光面、17b、18b…レンズ、
20a、20b…受光センサ

Claims (9)

  1. 所定方向に沿って搬送される定型の検査媒体を撮像する画像入力方法であって、
    前記検査媒体の表面に光を照射し、
    前記検査媒体の表面の法線に対して反射角θ1の方向から反射光を撮像し、
    前記検査媒体の表面の法線に対して反射角θ2の方向から反射光を撮像し、
    前記反射角θ1および反射角θ2の方向から撮像した両画像から得られる前記検査媒体の形状情報、印刷パターン情報に基づいて、前記紙葉類の位置変位を検出し、
    前記検出された位置変位情報から前記検査媒体の3次元情報を生成し、
    前記3次元情報に基づいて前記検査媒体の位置変位を復元し、
    前記復元された画像に基づいて、前記検査媒体の認識処理する画像入力方法。
  2. 定型の検査媒体を撮像する画像入力装置であって、
    前記検査媒体を所定の方向に沿って搬送する搬送機構と、
    前記検査媒体の表面に光を照射する照明装置と、
    前記検査媒体の表面の法線に対して反射角θ1の角度をなす受光軸を有し、前記検査媒体からの反射光を撮像する第1撮像系と、
    前記検査媒体の表面の法線に対して反射角θ2の角度をなす受光軸を有し、前記検査媒体からの反射光を撮像する第2撮像系と、
    前記第1撮像系から得られた前記検査媒体の形状情報、印刷パターン情報と、前記第2撮像系から得られた前記検査媒体の形状情報、印刷パターン情報と、に基づいて検査媒体の位置変位を検出し、その位置変位情報から前記検査媒体の3次元情報を生成する変位検出部と、
    前記変位検出部により求められた3次元情報に基づいて変位を復元する画像処理部と、
    前記画像処理部により得られた画像に基づいて、前記検出媒体の認識処理を行う認識処理部と、
    を具備する画像入力装置。
  3. 前記第1撮像系および第2撮像系は、受光面を有するセンサと、前記検出媒体からの反射光を前記受光面に結像するレンズと、をそれぞれ備え、前記レンズは、焦点距離が8〜12mmの画角を有している請求項2に記載の画像入力装置。
  4. 前記反射角θ1および反射角θ2は、互いに角度が等しく、法線に対する向きが互いに異なっている請求項2又は3に記載の画像入力装置。
  5. 前記第1撮像系および第2撮像系は、それぞれラインイメージセンサを備えている請求項2又は3に記載の画像入力装置。
  6. 前記変位検出部は、前記第1撮像系および第2撮像系が画像を1ライン撮像する毎に位置変位を検出し、その位置変位情報から3次元情報を生成し、
    前記画像処理部は、画像を1ライン毎に変位を復元する請求項5に記載の画像入力装置
  7. 前記変位検出部は、取得画像を所望単位のブロックエリアに分割し、分割されたブロックエリア毎に位置変位を検出し、その位置変位情報から3次元情報を生成し、
    前記画像処理部は、前記変位検出部にて分割されたブロックエリア毎に変位を復元する請求項5に記載の画像入力装置
  8. 前記第1撮像系および第2撮像系は、それぞれエリアイメージセンサを備えている請求項2又は3に記載の画像入力装置。
  9. 前記変位検出部は、取得画像を所望単位のブロックエリアに分割し、分割されたブロックエリア毎に位置変位を検出し、その位置変位情報から3次元情報を生成し、
    前記画像処理部は、前記変位検出部にて分割されたブロックエリア毎に変位を復元する請求項8に記載の画像入力装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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