JPH07192087A - 光学文字読取装置 - Google Patents
光学文字読取装置Info
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- JPH07192087A JPH07192087A JP5332156A JP33215693A JPH07192087A JP H07192087 A JPH07192087 A JP H07192087A JP 5332156 A JP5332156 A JP 5332156A JP 33215693 A JP33215693 A JP 33215693A JP H07192087 A JPH07192087 A JP H07192087A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】帳票のカッティング誤差および温度・湿度によ
る帳票の伸縮等の読み取り位置のズレを補正し、正確な
帳票データの読み取りを行う。 【構成】走査部１により走査された帳票のイメージパタ
ーンを記憶するスキャンバッファ２と、このスキャンバ
ッファ２に記憶されたイメージパターンから帳票毎に任
意に印刷されている記入用ガイド等の非読取領域の文字
位置を検出する補正フィールド文字検出部３と、この検
出結果に基づいて、読取領域の文字切出位置を補正する
切出位置補正部５と、この補正された文字切出位置に基
づいて、読取領域の文字を切り出す文字切出部６と、切
り出された文字を認識する認識部７とを有する。
る帳票の伸縮等の読み取り位置のズレを補正し、正確な
帳票データの読み取りを行う。 【構成】走査部１により走査された帳票のイメージパタ
ーンを記憶するスキャンバッファ２と、このスキャンバ
ッファ２に記憶されたイメージパターンから帳票毎に任
意に印刷されている記入用ガイド等の非読取領域の文字
位置を検出する補正フィールド文字検出部３と、この検
出結果に基づいて、読取領域の文字切出位置を補正する
切出位置補正部５と、この補正された文字切出位置に基
づいて、読取領域の文字を切り出す文字切出部６と、切
り出された文字を認識する認識部７とを有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、温度、湿度による帳票
の伸縮および帳票のカッティング誤差を補正し文字切出
しを行う光学文字読取装置に関する。
の伸縮および帳票のカッティング誤差を補正し文字切出
しを行う光学文字読取装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の光学文字読取装置は、ベ
リファイマークおよびラインマーク等の位置補正用マー
クを予め帳票上に付加し、その位置補正用マークを検出
し、その検出位置に基づいて、帳票上の読取領域の読取
位置を補正することで、数ｍｍ以上の帳票カッティング
誤差および温度・湿度による伸縮がある帳票の読み取り
を行っていた。ここで、図８は、従来のベリファイマー
クおよびラインマーク付帳票フォーマット指定を示す図
であり、Ｘ方向に対しては帳票の左辺にベリファイマー
クを設け、また、Ｙ方向に対してはラインマークを設け
る。
リファイマークおよびラインマーク等の位置補正用マー
クを予め帳票上に付加し、その位置補正用マークを検出
し、その検出位置に基づいて、帳票上の読取領域の読取
位置を補正することで、数ｍｍ以上の帳票カッティング
誤差および温度・湿度による伸縮がある帳票の読み取り
を行っていた。ここで、図８は、従来のベリファイマー
クおよびラインマーク付帳票フォーマット指定を示す図
であり、Ｘ方向に対しては帳票の左辺にベリファイマー
クを設け、また、Ｙ方向に対してはラインマークを設け
る。
【０００３】また、実願平１−７９０３号の願書に添付
された明細書には、帳票の読取領域の読取位置を、帳票
の左辺から中心までの領域に記載された文字は左辺基準
寸法に基づいて指定し文字切出しを行い、同様に、右辺
から中心までの領域に記載された文字は右辺基準寸法
に、上辺から中心までの領域に記載された文字は上辺基
準寸法に、下辺から中心までの領域に記載された文字は
下辺基準寸法に基づいてそれぞれ指定し文字切出しを行
う技術が開示されている。
された明細書には、帳票の読取領域の読取位置を、帳票
の左辺から中心までの領域に記載された文字は左辺基準
寸法に基づいて指定し文字切出しを行い、同様に、右辺
から中心までの領域に記載された文字は右辺基準寸法
に、上辺から中心までの領域に記載された文字は上辺基
準寸法に、下辺から中心までの領域に記載された文字は
下辺基準寸法に基づいてそれぞれ指定し文字切出しを行
う技術が開示されている。
【０００４】図９は、この従来技術で用いられる帳票フ
ォーマット指定を示す図であり、文字ＡはＸ方向につい
ては左辺基準寸法Ｌ３、Ｙ方向については上辺基準寸法
Ｌ２に基づいて読取領域が指定される。この従来技術
は、帳票のＸ方向およびＹ方向それぞれ１つの基準辺を
用いて読取領域の指定を行う場合と比べて、帳票の伸縮
による影響が半分に減少し、また、帳票の伸縮による読
取領域のズレを補正するために帳票に付加されるベリフ
ァイマークおよびラインマークを必要としないなどの効
果がある。
ォーマット指定を示す図であり、文字ＡはＸ方向につい
ては左辺基準寸法Ｌ３、Ｙ方向については上辺基準寸法
Ｌ２に基づいて読取領域が指定される。この従来技術
は、帳票のＸ方向およびＹ方向それぞれ１つの基準辺を
用いて読取領域の指定を行う場合と比べて、帳票の伸縮
による影響が半分に減少し、また、帳票の伸縮による読
取領域のズレを補正するために帳票に付加されるベリフ
ァイマークおよびラインマークを必要としないなどの効
果がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の帳票上に位置補
正用マークを付加した方法においては、予め一意的に定
められたベリファイマークおよびラインマーク等の位置
補正用マークが帳票上に印刷されている帳票についての
み、読取領域の補正を行うために、この位置補正用マー
クが印刷されていない帳票に対しては読取領域の補正を
行うことができず、また、印刷されていてもその位置補
正用マークの位置や大きさが帳票毎に異なる場合につい
ても読取領域の補正を行うことができなかった。つま
り、帳票に位置補正用マークを印刷するために余分なコ
ストがかかること及び帳票設計の制限が多いことなどの
問題点があった。
正用マークを付加した方法においては、予め一意的に定
められたベリファイマークおよびラインマーク等の位置
補正用マークが帳票上に印刷されている帳票についての
み、読取領域の補正を行うために、この位置補正用マー
クが印刷されていない帳票に対しては読取領域の補正を
行うことができず、また、印刷されていてもその位置補
正用マークの位置や大きさが帳票毎に異なる場合につい
ても読取領域の補正を行うことができなかった。つま
り、帳票に位置補正用マークを印刷するために余分なコ
ストがかかること及び帳票設計の制限が多いことなどの
問題点があった。
【０００６】また、前記実願平１−７９０３号の願書に
添付された明細書に開示された技術においては、読取位
置の補正を行うために選択された基準辺に帳票カッティ
ング誤差がある場合は、正確な読取位置の補正を行うこ
とができないという問題点があった。
添付された明細書に開示された技術においては、読取位
置の補正を行うために選択された基準辺に帳票カッティ
ング誤差がある場合は、正確な読取位置の補正を行うこ
とができないという問題点があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の光学文字読取装置は、予め帳票のフォー
マット情報を記憶するメモリと、前記帳票を走査するこ
とによって得られたイメージパターンを記憶するスキャ
ンバッファと、前記スキャンバッファに記憶されたイメ
ージパターンから帳票データの読み取りとは関係ない非
読取領域に記載された文字パターンの位置情報を検出す
る検出手段と、この位置情報と前記メモリに記憶された
非読取領域の位置情報とを比較する比較手段と、この比
較結果に基づいて、前記メモリに記憶された読取領域の
文字切出位置情報を補正する補正手段と、この補正され
た文字切出位置情報にしたがって、前記スキャンバッフ
ァに記憶された読取領域のイメージパターンを１文字毎
に切り出す文字切出手段と、この１文字毎に切り出され
た文字パターンを認識する認識手段とを有する。
めに、本発明の光学文字読取装置は、予め帳票のフォー
マット情報を記憶するメモリと、前記帳票を走査するこ
とによって得られたイメージパターンを記憶するスキャ
ンバッファと、前記スキャンバッファに記憶されたイメ
ージパターンから帳票データの読み取りとは関係ない非
読取領域に記載された文字パターンの位置情報を検出す
る検出手段と、この位置情報と前記メモリに記憶された
非読取領域の位置情報とを比較する比較手段と、この比
較結果に基づいて、前記メモリに記憶された読取領域の
文字切出位置情報を補正する補正手段と、この補正され
た文字切出位置情報にしたがって、前記スキャンバッフ
ァに記憶された読取領域のイメージパターンを１文字毎
に切り出す文字切出手段と、この１文字毎に切り出され
た文字パターンを認識する認識手段とを有する。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の光学文字読取装置の一実施例
を図面を参照して詳細に説明する。
を図面を参照して詳細に説明する。
【０００９】図１は、本発明の一実施例を示すブロック
図であり、走査部１は、帳票のイメージを走査入力し、
得られたイメージデータをスキャンバッファ２に出力す
るとともに、補正フィールド文字検出部３を起動させる
起動信号を出力する。メモリ４は、帳票単位に任意に印
刷されたコメントおよび記入用ガイドの文字位置および
大きさ等の非読取領域の情報と読取領域の情報とをフォ
ーマット情報として予め記憶しておく。前記スキャンバ
ッファ２は、前記走査部１により得られた帳票のイメー
ジデータを記憶する。補正フィールド文字検出部３は、
前記走査部１から出力される信号で起動し、前記メモリ
４に記憶されているフォーマット情報のうち非読取領域
の位置情報を読み出し、前記スキャンバッファ２に記憶
されたイメージデータのうち前記メモリ４から読み出さ
れた非読取領域の位置情報に対応する非読取領域の位置
情報を検出し、その検出データを補正データとして切出
位置補正部５に出力する。前記切出位置補正部５は、前
記補正フィールド文字検出部３から出力された補正デー
タと、その補正データに対応する前記メモリ４に予め記
憶される非読取領域の文字位置情報とを比較し、その比
較結果を切出位置補正値として文字切出部６に出力す
る。前記文字切出部６は、前記切出位置補正部５から出
力される切出位置補正値にしたがって、前記メモリ４に
予め記憶される読取領域の切出位置情報を補正し、その
補正された切出位置情報に基づいて、前記スキャンバッ
ファ２に記憶された読取領域のイメージパターンを１文
字毎に切り出す。認識部７は、前記文字切出部６におい
て切り出された文字パターンの認識を行う。
図であり、走査部１は、帳票のイメージを走査入力し、
得られたイメージデータをスキャンバッファ２に出力す
るとともに、補正フィールド文字検出部３を起動させる
起動信号を出力する。メモリ４は、帳票単位に任意に印
刷されたコメントおよび記入用ガイドの文字位置および
大きさ等の非読取領域の情報と読取領域の情報とをフォ
ーマット情報として予め記憶しておく。前記スキャンバ
ッファ２は、前記走査部１により得られた帳票のイメー
ジデータを記憶する。補正フィールド文字検出部３は、
前記走査部１から出力される信号で起動し、前記メモリ
４に記憶されているフォーマット情報のうち非読取領域
の位置情報を読み出し、前記スキャンバッファ２に記憶
されたイメージデータのうち前記メモリ４から読み出さ
れた非読取領域の位置情報に対応する非読取領域の位置
情報を検出し、その検出データを補正データとして切出
位置補正部５に出力する。前記切出位置補正部５は、前
記補正フィールド文字検出部３から出力された補正デー
タと、その補正データに対応する前記メモリ４に予め記
憶される非読取領域の文字位置情報とを比較し、その比
較結果を切出位置補正値として文字切出部６に出力す
る。前記文字切出部６は、前記切出位置補正部５から出
力される切出位置補正値にしたがって、前記メモリ４に
予め記憶される読取領域の切出位置情報を補正し、その
補正された切出位置情報に基づいて、前記スキャンバッ
ファ２に記憶された読取領域のイメージパターンを１文
字毎に切り出す。認識部７は、前記文字切出部６におい
て切り出された文字パターンの認識を行う。
【００１０】次に、前記メモリ４に予め記憶される帳票
のフォーマット情報について図２および図３を用いて説
明する。図２は、帳票上の非読取領域であるコメントお
よび記入用ガイドと、読取領域との関係を示す図であ
り、図３は、前記帳票上の読取領域の切出位置情報を示
す図である。
のフォーマット情報について図２および図３を用いて説
明する。図２は、帳票上の非読取領域であるコメントお
よび記入用ガイドと、読取領域との関係を示す図であ
り、図３は、前記帳票上の読取領域の切出位置情報を示
す図である。
【００１１】ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅは読取領域を示し、こ
の各フィールドに対応して非読取領域であるＡ，Ｂ，
Ｃ，Ｄ，Ｅが予め印刷されている。このＡ，Ｂ，Ｃ，
Ｄ，Ｅは記入用ガイドを示し、また、Ｌ，Ｍは帳票の見
出し・コメントを示す。前記メモリ４には、非読取領域
の位置情報であるＸAS，ＸAE，ＹAS，ＹAE，ＸBS，
ＸBE，・・・，ＸDS，ＸDE，ＹDS，ＹDEと、読取領域の
情報であるａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅの文字切出位置情報Ｘ
ａ，Ｙａ，Ｐａ，Ｈａ，・・・が予め記憶される。ここ
で、ＸａはＸ方向の切出スタート位置、ＹａはＹ方向の
切出スタート位置、Ｐａは文字枠のピッチ、Ｈａは文字
枠の高さをあらわす。尚、前記メモリ４に予め記憶され
る非読取領域の位置情報は、前記Ａ〜ＤおよびＬ，Ｍの
全ての領域についての位置情報ではなく、例えば領域Ａ
およびＤ等の数カ所の位置情報（ＸAS，ＸAE，ＹAS，Ｙ
AE，ＸDS，ＸDE，ＹDS，ＹDE）を選択してもよい。ま
た、この非読取領域の位置情報は、図２に示す帳票の右
端基準辺および上端基準辺からの位置情報とは限らず、
帳票の下端や左端の基準辺からの位置情報でもよく、さ
らに、読取領域であるａ〜ｅからの相対的な位置情報で
もよい。
の各フィールドに対応して非読取領域であるＡ，Ｂ，
Ｃ，Ｄ，Ｅが予め印刷されている。このＡ，Ｂ，Ｃ，
Ｄ，Ｅは記入用ガイドを示し、また、Ｌ，Ｍは帳票の見
出し・コメントを示す。前記メモリ４には、非読取領域
の位置情報であるＸAS，ＸAE，ＹAS，ＹAE，ＸBS，
ＸBE，・・・，ＸDS，ＸDE，ＹDS，ＹDEと、読取領域の
情報であるａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅの文字切出位置情報Ｘ
ａ，Ｙａ，Ｐａ，Ｈａ，・・・が予め記憶される。ここ
で、ＸａはＸ方向の切出スタート位置、ＹａはＹ方向の
切出スタート位置、Ｐａは文字枠のピッチ、Ｈａは文字
枠の高さをあらわす。尚、前記メモリ４に予め記憶され
る非読取領域の位置情報は、前記Ａ〜ＤおよびＬ，Ｍの
全ての領域についての位置情報ではなく、例えば領域Ａ
およびＤ等の数カ所の位置情報（ＸAS，ＸAE，ＹAS，Ｙ
AE，ＸDS，ＸDE，ＹDS，ＹDE）を選択してもよい。ま
た、この非読取領域の位置情報は、図２に示す帳票の右
端基準辺および上端基準辺からの位置情報とは限らず、
帳票の下端や左端の基準辺からの位置情報でもよく、さ
らに、読取領域であるａ〜ｅからの相対的な位置情報で
もよい。
【００１２】次に、本発明の一実施例の動作について、
図１、図２、図３、図４および図５を用いて説明する。
図１、図２、図３、図４および図５を用いて説明する。
【００１３】走査部１において、帳票が走査され、その
帳票上に記載されたイメージパターンが、スキャンバッ
ファ２に記憶される。
帳票上に記載されたイメージパターンが、スキャンバッ
ファ２に記憶される。
【００１４】次に、前記走査部１から出力される起動信
号により起動する補正フィールド文字検出部３は、前記
メモリ４に予め記憶された前記帳票のフォーマット情報
のうち非読取領域の位置情報（ＸAS，ＸAE，ＹAS，
ＹAE，・・・）を読み出す。さらに、前記スキャンバッ
ファ２に記憶されたイメージパターンのうち前記メモリ
４から読み出された非読取領域の位置情報と対応するイ
メージパターンの位置情報を検出し、この位置情報を補
正データとして切出位置補正部５に出力する。ここで、
検出された前記スキャンバッファ２に記憶されたイメー
ジパターンの非読取領域の位置情報（ｘAS，ｘAE，
ｙAS，ｙAE，・・・）を図４に示す。
号により起動する補正フィールド文字検出部３は、前記
メモリ４に予め記憶された前記帳票のフォーマット情報
のうち非読取領域の位置情報（ＸAS，ＸAE，ＹAS，
ＹAE，・・・）を読み出す。さらに、前記スキャンバッ
ファ２に記憶されたイメージパターンのうち前記メモリ
４から読み出された非読取領域の位置情報と対応するイ
メージパターンの位置情報を検出し、この位置情報を補
正データとして切出位置補正部５に出力する。ここで、
検出された前記スキャンバッファ２に記憶されたイメー
ジパターンの非読取領域の位置情報（ｘAS，ｘAE，
ｙAS，ｙAE，・・・）を図４に示す。
【００１５】前記切出位置補正部５において、前記スキ
ャンバッファ２に記憶されたイメージパターンの非読取
領域の位置情報と、そのイメージパターンの非読取領域
の位置情報と対応する前記メモリ４に予め記憶された帳
票の非読取領域の位置情報とを比較し、その比較結果を
切出位置補正値として文字切出部６に出力する。
ャンバッファ２に記憶されたイメージパターンの非読取
領域の位置情報と、そのイメージパターンの非読取領域
の位置情報と対応する前記メモリ４に予め記憶された帳
票の非読取領域の位置情報とを比較し、その比較結果を
切出位置補正値として文字切出部６に出力する。
【００１６】この切出位置補正部５の動作について具体
的に説明する。
的に説明する。
【００１７】図４に示す前記スキャンバッファ２に記憶
されたイメージパターンの非読取領域Ａの位置情報
ｘAS，ｘAE，ｙAS，ｙAEから、その非読取領域Ａの中心
位置ｘＡおよびｙＡを算出する。
されたイメージパターンの非読取領域Ａの位置情報
ｘAS，ｘAE，ｙAS，ｙAEから、その非読取領域Ａの中心
位置ｘＡおよびｙＡを算出する。
【００１８】ｘＡ＝（ｘAS＋ｘAE）／２ 、 ｙＡ＝
（ｙAS＋ｙAE）／２ 次に、前記スキャンバッファ２に記憶されたイメージパ
ターンの非読取領域Ａの位置情報ｘAS，ｘAE，ｙAS，ｙ
AEに対応する前記メモリ４に予め記憶された帳票の非読
取領域Ａの位置情報ＸAS，ＸAE，ＹAS，ＹAEから、その
非読取領域の中心位置ＸＡおよびＹＡを算出する。
（ｙAS＋ｙAE）／２ 次に、前記スキャンバッファ２に記憶されたイメージパ
ターンの非読取領域Ａの位置情報ｘAS，ｘAE，ｙAS，ｙ
AEに対応する前記メモリ４に予め記憶された帳票の非読
取領域Ａの位置情報ＸAS，ＸAE，ＹAS，ＹAEから、その
非読取領域の中心位置ＸＡおよびＹＡを算出する。
【００１９】 ＸＡ＝（ＸAS＋ＸAE）／２、ＹＡ＝（ＹAS＋ＹAE）／２ 次に、上記各非読取領域Ａの中心位置から、Ｘ方向の補
正乗率およびＹ方向の補正乗率ｍｘおよびｍｙを算出
し、この乗率を切出位置補正値として前記文字切出部６
に出力する。
正乗率およびＹ方向の補正乗率ｍｘおよびｍｙを算出
し、この乗率を切出位置補正値として前記文字切出部６
に出力する。
【００２０】Ｘ方向の補正乗率・・・ｍｘ＝（ｘＡ−
Ｘ）／（ＸＡ−Ｘ） Ｙ方向の補正乗率・・・ｍｙ＝（ｙＡ−Ｙ）／（ＹＡ−
Ｙ） 上式のＸおよびＹは、図５に示す前記走査部１において
走査され前記スキャンバッファ２に記憶された画像範囲
と帳票範囲との誤差である。
Ｘ）／（ＸＡ−Ｘ） Ｙ方向の補正乗率・・・ｍｙ＝（ｙＡ−Ｙ）／（ＹＡ−
Ｙ） 上式のＸおよびＹは、図５に示す前記走査部１において
走査され前記スキャンバッファ２に記憶された画像範囲
と帳票範囲との誤差である。
【００２１】前記文字切出部６は、前記切出位置補正部
５から出力された切出位置補正値にしたがって、前記メ
モリ４に予め記憶された帳票の読取領域の切出位置情報
を補正し、その補正した切出位置情報にしたがって、前
記スキャンバッファ２に記憶された読取領域に記載され
た文字パターンを１文字毎に切り出す。
５から出力された切出位置補正値にしたがって、前記メ
モリ４に予め記憶された帳票の読取領域の切出位置情報
を補正し、その補正した切出位置情報にしたがって、前
記スキャンバッファ２に記憶された読取領域に記載され
た文字パターンを１文字毎に切り出す。
【００２２】この文字切出部６の動作について具体的に
説明する。
説明する。
【００２３】前記メモリ４に予め記憶された帳票の読取
領域ａの文字切出位置情報Ｘａ，Ｙａ，Ｐａ，Ｈａ，・
・・に前記切出位置補正部５から出力された切出位置補
正値を掛け合わせることにより補正する。図６が補正後
の読取領域ａの切出位置情報を示す。他の読取領域にお
いても同様に切出位置情報が補正される。
領域ａの文字切出位置情報Ｘａ，Ｙａ，Ｐａ，Ｈａ，・
・・に前記切出位置補正部５から出力された切出位置補
正値を掛け合わせることにより補正する。図６が補正後
の読取領域ａの切出位置情報を示す。他の読取領域にお
いても同様に切出位置情報が補正される。
【００２４】次に、この補正された切出位置情報にした
がって、前記スキャンバッファ２に記憶された帳票の読
取領域に記載された文字パターンを１文字毎に切り出
す。
がって、前記スキャンバッファ２に記憶された帳票の読
取領域に記載された文字パターンを１文字毎に切り出
す。
【００２５】認識部７は、前記文字切出部６において１
文字毎に切り出された帳票の読取領域に記載された文字
パターンの認識を行い、帳票データの読み取りを行う。
文字毎に切り出された帳票の読取領域に記載された文字
パターンの認識を行い、帳票データの読み取りを行う。
【００２６】また、前記切出位置補正部５において切出
位置補正値としてＸ方向の補正乗率およびＹ方向の補正
乗率を算出した例を示したが、他の実施例について説明
する。
位置補正値としてＸ方向の補正乗率およびＹ方向の補正
乗率を算出した例を示したが、他の実施例について説明
する。
【００２７】各非読取領域の中心位置ｘＡ，ｙＡおよび
ＸＡ，ＹＡから中心位置のズレを算出し、そのズレの値
を補正値として、切出スタート位置を補正する方法でも
よい。つまり、前記中心位置のズレＱｘ＝ｘＡ−ＸＡ、
Ｑｙ＝ｙＡ−ＹＡを算出し、その値を切出位置補正値と
して前記文字切出部６に出力し、この文字切出部６で
は、例えば、図７に示すように前記メモリ４に予め記憶
された読取領域ａの切出位置情報のうちＸ方向の切出ス
タート位置ＸａをＸａ＋Ｑｘに、また、Ｙ方向に切出ス
タート位置ＹａをＹａ＋Ｑｙに補正し、その補正された
切出スタート位置にしたがって帳票の読取領域に記載さ
れた文字パターンを１文字毎に切り出す。
ＸＡ，ＹＡから中心位置のズレを算出し、そのズレの値
を補正値として、切出スタート位置を補正する方法でも
よい。つまり、前記中心位置のズレＱｘ＝ｘＡ−ＸＡ、
Ｑｙ＝ｙＡ−ＹＡを算出し、その値を切出位置補正値と
して前記文字切出部６に出力し、この文字切出部６で
は、例えば、図７に示すように前記メモリ４に予め記憶
された読取領域ａの切出位置情報のうちＸ方向の切出ス
タート位置ＸａをＸａ＋Ｑｘに、また、Ｙ方向に切出ス
タート位置ＹａをＹａ＋Ｑｙに補正し、その補正された
切出スタート位置にしたがって帳票の読取領域に記載さ
れた文字パターンを１文字毎に切り出す。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光学文字
読取装置は、帳票上の任意の位置に印刷されているコメ
ントや記入ガイド等の非読取領域の文字位置に基づい
て、読取領域の読取位置を補正するために、帳票カッテ
ィング誤差および温度・湿度による紙葉類の伸縮によっ
て生じる読取位置のズレを補正して帳票データの読み取
りを行うことができる。これによって、正確な帳票デー
タの読み取りができるばかりでなく、ベリファイマーク
およびラインマーク等の特別な位置補正用マークを帳票
に付加する必要がなく、また、これらに位置補正用マー
クが付加されていない帳票に対しても同様に正確な読み
取りが行うことができる。
読取装置は、帳票上の任意の位置に印刷されているコメ
ントや記入ガイド等の非読取領域の文字位置に基づい
て、読取領域の読取位置を補正するために、帳票カッテ
ィング誤差および温度・湿度による紙葉類の伸縮によっ
て生じる読取位置のズレを補正して帳票データの読み取
りを行うことができる。これによって、正確な帳票デー
タの読み取りができるばかりでなく、ベリファイマーク
およびラインマーク等の特別な位置補正用マークを帳票
に付加する必要がなく、また、これらに位置補正用マー
クが付加されていない帳票に対しても同様に正確な読み
取りが行うことができる。
【００２９】また、帳票毎に非読取領域の位置および大
きさ等が異なる場合であっても、正確な帳票データの読
み取りを行うことができる。
きさ等が異なる場合であっても、正確な帳票データの読
み取りを行うことができる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図２】メモリに予め記憶される帳票の非読取領域の位
置情報を示す図。
置情報を示す図。
【図３】メモリに予め記憶される帳票の読取領域の切出
位置情報を示す図。
位置情報を示す図。
【図４】イメージパターンの非読取領域の位置情報を示
す図。
す図。
【図５】走査部の読取範囲と帳票の範囲との誤差を示す
図。
図。
【図６】補正された切出位置情報を示す図。
【図７】補正された切出位置情報を示す図。
【図８】従来の帳票の切出位置情報を示す図。
【図９】従来の帳票の切出位置情報を示す図。
【符号の説明】 １ 走査部 ２ スキャンバッファ ３ 補正フィールド文字検出部 ４ メモリ ５ 切出位置補正部 ６ 文字切出部 ７ 認識部
Claims (8)
- 【請求項１】 予め帳票のフォーマット情報を記憶する
メモリと、 前記帳票を走査することによって得られたイメージパタ
ーンを記憶するスキャンバッファと、 前記スキャンバッファに記憶されたイメージパターンか
ら帳票データの読み取りとは関係ない非読取領域に記載
された文字パターンの位置情報を検出する検出手段と、 この位置情報と前記メモリに記憶された非読取領域の位
置情報とを比較する比較手段と、 この比較結果に基づいて、前記メモリに記憶された読取
領域の文字切出位置情報を補正する補正手段と、 この補正された文字切出位置情報にしたがって、前記ス
キャンバッファに記憶された読取領域のイメージパター
ンを１文字毎に切り出す文字切出手段と、 この１文字毎に切り出された文字パターンを認識する認
識手段とを有することを特徴とする光学文字読取装置。 - 【請求項２】 前記比較手段は、前記スキャンバッファ
に記憶されたイメージデータの任意の非読取領域の第１
の中心位置を算出し、さらに、前記第１の中心位置が算
出された非読取領域と対応する前記メモリに予め記憶さ
れた非読取領域の第２の中心位置を算出し、前記第１の
中心位置および第２の中心位置に基づいて、前記メモリ
に記憶された帳票と実際に読み込まれた帳票とのズレの
割合を算出することを特徴とする前記請求項１に記載の
光学文字読取装置。 - 【請求項３】 前記比較手段は、前記第１の中心位置お
よび第２の中心位置の差をとることにより、前記メモリ
に記憶された帳票と実際に読み込まれた帳票との切出ス
タート位置のズレを算出することを特徴とする前記請求
項１に記載の光学文字読取装置。 - 【請求項４】 前記非読取領域の位置情報は、前記帳票
毎に任意に印刷されたコメントおよび記入ガイド等の帳
票データとは関係のない領域の前記帳票の所定の基準辺
からの長さをもって示される位置データであることを特
徴とする前記請求項１または２または３に記載の光学文
字読取装置。 - 【請求項５】 前記非読取領域の位置情報は、読取領域
との相対的な位置であることを特徴とする前記請求項１
または２または３に記載の光学文字読取装置。 - 【請求項６】 前記文字切出位置情報は、前記帳票デー
タとして読み取られる領域の前記帳票の所定の基準辺か
らの長さおよびその領域の高さおよびその領域内の文字
ピッチをもって示されることを特徴とする前記請求項１
または２または３に記載の光学文字読取装置。 - 【請求項７】 前記文字切出手段は、前記比較手段にお
いて算出された非読取領域のズレの割合を前記文字切出
位置情報にかけあわせることにより、この文字切出位置
情報を補正することを特徴とする前記請求項１に記載の
光学文字読取装置。 - 【請求項８】 前記文字切出手段は、前記比較手段にお
いて算出された切出スタート位置のズレを前記文字切出
位置情報に加えることにより、この文字切出位置情報を
補正することを特徴とする前記請求項１に記載の光学文
字読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5332156A JPH07192087A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 光学文字読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5332156A JPH07192087A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 光学文字読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07192087A true JPH07192087A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18251783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5332156A Pending JPH07192087A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 光学文字読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07192087A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002024838A (ja) * | 2000-07-07 | 2002-01-25 | Canon Inc | 画像処理装置及び画像処理方法並びに記憶媒体 |
| JP2009069951A (ja) * | 2007-09-11 | 2009-04-02 | Hitachi Computer Peripherals Co Ltd | 文字認識装置及び文字認識装置における文字認識方法 |
| KR101516684B1 (ko) * | 2013-12-19 | 2015-05-11 | 주식회사 지트레이스 | Ｏｃｒ을 이용한 문서 변환 서비스 방법 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63158676A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 領域抽出装置 |
| JPH0223492A (ja) * | 1988-07-13 | 1990-01-25 | Toshiba Corp | 光学的文字読取装置 |
| JPH03263282A (ja) * | 1990-03-14 | 1991-11-22 | Fujitsu Ltd | 文字読取装置の文字切出し方法 |
| JPH04287184A (ja) * | 1991-03-15 | 1992-10-12 | Oki Electric Ind Co Ltd | 印字文字認識方法 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5332156A patent/JPH07192087A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980421 |