JP4485927B2 - 画像入力装置 - Google Patents

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Description

この発明は、画像入力装置に関し、スキューした画像を画像欠けや画像の長大化をすることなく、適切に読み込むことができる画像入力装置を実現するためのものである。
従来は、図7に示すように、センターにある1つのトップセンサー50から画像の入力開始/終了位置を決定していた。また、原稿51が斜行する量を見込んで、固定値分大きく読み取っていた。
このような従来の制御では、用紙の斜行する量が大きくなると、図8に示すように、用紙の頂点が画像入力開始/終了位置の外側となり画像欠けが発生する。
このような問題を解決するために、用紙が斜行状態であることを検知した場合に、用紙搬送を停止し、読み取りを中断することで不具合を回避する考案がなされている(特許文献1を参照)。
また、同様の方法によって用紙の斜行の度合いを検知して、画像もしくは用紙自体を読み取りラインに対して直行するように補正するものも考案されている(特許文献2を参照)。
しかし、これらの方法では、複数のセンサを用いて用紙の斜行検知を行っているが、センサON/OFFのタイミングから斜行量を検知している。2つのセンサのONになった時間差Δtを計測し、用紙搬送速度(v)を乗算した値とセンサ間の距離から斜行量を算出している。
実際の用紙搬送は、用紙の種類や環境(温度など)により、搬送ローラのスリップが発生することがある。そのため、時間差Δtから算出した斜行量は、非常に大きな値をとり、その値から画像入力位置を決定すると、読取画像データが無駄に大きくなる問題がある。
特開平5−176134号公報 特開平8−56280号公報
前記のごとく、従来の技術では次のような問題点がある。
センターにある1つのトップセンサー50から画像の入力開始/終了位置を決定し、原稿51が斜行する量を見込んで、固定値分大きく読み取っていた。この方法では、予測を超えて用紙が斜行すると、用紙の頂点が入力開始/終了位置の外側にはみだし、画像欠けが発生するという問題があった。
これを解決するために、用紙の斜行を検出すると用紙の搬送を中断するものや、用紙の斜行を補正する方法が考案されているが、これらの方法では、複数のセンサを用いて用紙の斜行検知を行っており、センサON/OFFのタイミングから斜行量を検知している。2つのセンサのONになった時間差Δtを計測し、用紙搬送速度(v)を乗算した値とセンサ間の距離から斜行量を算出している。
実際の用紙搬送は、用紙の種類や環境(温度など)により、搬送ローラのスリップが発生することがある。そのため、時間差Δtから算出した斜行量は、非常に大きな値をとり、その値から画像入力位置を決定すると、読取画像データが無駄に大きくなる問題がある。
この発明の課題は、スキューした原稿でも画像欠けが発生せず、読み取られた画像が必要以上に大きくなったりすることもなく、スキューしたままで、最適な画像の読み取りのできる画像入力装置を提供することにある。
前記の問題点を解決するために、この発明では次に示す手段を取った。
自動用紙搬送機構を備える画像入力装置において、給紙部に複数の用紙検出センサを読み取りラインと平行に配置し、ローラのスリップが発生した場合でも紙移動量を検出可能な手段(例えばエンコーダ付き従動ローラや従動ベルトなど)を持ち、紙移動量とセンサ状態とセンサの位置関係とから画像の入力開始位置/終了位置を決定するようにしている。
なお、ホストからの指示により、画像の入力開始/終了位置を固定に切り替え可能に構成してもよい。
この発明により、以下に示すような効果が期待できる。
自動用紙搬送機構を備える画像入力装置において、原稿用紙がスキューして搬送された場合において、そのスキュー量に最適な入力開始/終了位置を検出し、画像欠けや画像の長大化をすることなく画像読み取りを行える画像読取装置が提供できる。
この発明は、次に示す実施の形態を取った。
給紙部に複数の用紙検出センサを読み取りラインと平行に配置した構成とする。
これにより、用紙がスキューしていなければ、同時にセンサが用紙を検出することで用紙が正常に搬送されていることが分かり、逆に同時にセンサが用紙を検出しない場合には、用紙がスキューした状態で搬送されていることを判断することができる。
用紙がスキューした状態で搬送ローラがスリップした場合、従来は搬送ローラの搬送速度vと隣のセンサが用紙を検出するまでの時間tを乗算することにより用紙の移動量を計算し、そこからスキューの角度を求めていたため、実際の角度以上にスキューしていると判断される場合があった。
そこで、本装置には搬送ローラがスリップしても、正確に用紙の搬送量を検出できるエンコーダ付の従動ローラを備える構造としている。
これにより、スキューした状態で搬送ローラがスリップしても、用紙の搬送量を正確に計測し、これを元にスキュー角度を求めることで、より正確にスキュー角度を算出することができる。
この発明による代表的な実施例を図によって説明する。なお、以下において、同じ箇所は同一の符号を付してあり、詳細な説明を省略することがある。
本装置は、図1に示すように、搬送路上に搬送方向とは直角に複数の用紙センサ1を直列に備えた構造としており、搬送路を通過する用紙2の傾きを、用紙センサ1の用紙2の検出が同時に検出されるかどうかにより、判断できるようにしている。
図1に示すように、用紙2がこの例のようにスキューしている場合には、左端の用紙センサ1から順番に用紙2を検出することとなる。
このような場合図2に示すように、用紙2の左端上側の頂点の位置を次の式から算出することができる。
V=WtanΘ−ΔDsinΘ
なお、Wは、予め設定された値(固定値)であり、図2の通り、最大読取幅の左端と、最左端の用紙センサとの距離を示すものである。
この式で求められたV(ズレ量)を、搬送ローラ3がすべっても実際の移動量を検出することができる実移動量検出手段(例えば移動量計測機能つき従動ローラ4)により計測した実移動量に加算した位置を画像の入力開始位置として読取を行うことで、画像欠けの発生を防ぐことができるようにしている。
用紙2の幅が小さい場合、図3のように最左端、最右端のセンサが最初に検出されない。この場合、最初に検出されたセンサとその隣のセンサの距離をWとして、図2と同様に制御する。用紙の斜行する量が大きい場合、用紙の左/右端エッジを検出することがある。左端、右端のエッジを検出した図3の場合は、用紙2の左端上側の頂点のV(ズレ量)は次の式から算出することができる。
V=(W−ΔDtanΘ)tanΘ×cos2Θ
この式で求められたV(ズレ量)を、搬送ローラ3がすべっても実際の移動量を検出することができる実移動量検出手段(例えば移動量計測機能つき従動ローラ4)により計測した実移動量に加算した位置を画像開始位置として読取を行うことで、画像欠けの発生を防ぐことができるようにしている。
即ち、最左端もしくは最右端の用紙検出センサが用紙を検出する前に2つ以上の用紙検出センサが用紙を検出した時に用紙の上端の傾き(左上がりまたは右上がり)を判断し、その用紙の上端の直線上とは異なる位置で最左端もしくは最右端の用紙検出センサが用紙エッジを検出した場合、その用紙エッジを用紙の左端または右端と判断して、画像の入力開始位置を所定の計算式に基づいて決定するものである。
図4に示すように、用紙の下端検出時も同様に、用紙の斜行する量が大きい場合、用紙の左/右端エッジを検出する場合がある。左端、右端のエッジを検出した場合は、用紙頂点を図3と同様に算出する。
即ち、各用紙検出センサがONしている間に用紙が移動した実移動量を計測し、最左端および最右端の用紙検出センサを除く2つ以上の用紙検出センサのON/OFFのタイミングで用紙の上端および下端の傾き(左上がりまたは右上がり)を判断し、その用紙の上端および下端の直線上とは異なる位置で最左端もしくは最右端の用紙検出センサが用紙エッジを検出した場合、その用紙エッジを用紙の左端または右端と判断して、画像の入力終了位置を所定の計算式に基づいて決定するものである。
図5、図8に本装置の処理フローを示す。
本発明の実施例図である。 最左端のセンサに最初に用紙が検出された場合の説明図である。 最初に左端/右端のセンサにかからなかった場合の説明図である。 用紙下端検出の説明図である。 処理フロー1である。 処理フロー2である。 従来の斜行対策の説明図である。 画像欠けの発生説明図である。
符号の説明
1:用紙センサ
2:用紙
3:搬送ローラ
4:従動ローラ

Claims (3)

  1. 自動用紙搬送機構を備える画像入力装置において、
    給紙部に読み取りラインと平行に配置した複数の用紙検出センサと、
    搬送ローラに対向して配置した用紙の実移動量を検出するエンコーダ付き従動手段とを備え、
    最左端もしくは最右端の用紙検出センサが最初に用紙を検出した場合には、測定した用紙の実移動量と最大読取幅と最左端もしくは最右端の用紙検出センサ位置とから所定の計算式に基づいて画像の入力開始位置を決定することを特徴とする画像入力装置。
  2. 請求項1記載の画像入力装置において、
    最左端もしくは最右端の用紙検出センサが用紙を検出する前に2つ以上の用紙検出センサが用紙を検出した時に用紙の上端の傾き(左上がりまたは右上がり)を判断し、その用紙の上端の直線上とは異なる位置で最左端もしくは最右端の用紙検出センサが用紙エッジを検出した場合、その用紙エッジを用紙の左端または右端と判断して、画像の入力開始位置を所定の計算式に基づいて決定することを特徴とする画像入力装置。
  3. 請求項1記載の画像入力装置において、
    各用紙検出センサがONしている間に用紙が移動した実移動量を計測し、
    最左端および最右端の用紙検出センサを除く2つ以上の用紙検出センサのON/OFFのタイミングで用紙の上端および下端の傾き(左上がりまたは右上がり)を判断し、
    その用紙の上端および下端の直線上とは異なる位置で最左端もしくは最右端の用紙検出センサが用紙エッジを検出した場合、その用紙エッジを用紙の左端または右端と判断して、画像の入力終了位置を所定の計算式に基づいて決定することを特徴とする画像入力装置。
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