JP2004122994A - 乗物用アームレスト装置 - Google Patents

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仁木 信昌
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Abstract

【課題】アームレスト本体の位置調整機能を有する乗物用アームレスト装置において、アームレスト本体に対する連結材の位置の自由度を高くする。
【解決手段】位置固定的な支持板材31と、待機位置と使用位置との間を変位可能に設けられるアームレスト本体20と、第1基端部回動軸部112において支持板材31に対して回動可能に設けられた第1連結材110と、第2基端部回動軸部122において支持板材31に対して回動可能に設けられた第2連結材120と、第1連結材に対して回転可能に設けられアームレスト本体20に対して連結された外歯歯車130と、第1連結材110及び第2連結材120に対して回転可能に設けられ外歯歯車130よりも大径の内歯歯車であって外歯歯車130とかみ合う内歯歯車140と、外歯歯車130の回転を制限することができるロック部材160とを有する。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、乗物用のアームレスト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、乗物用のシートに付随するアームレスト装置としては、特許文献1に開示されているものがある。
この公報に開示されているアームレスト装置の1つとして、次のものがある。その装置は、位置固定的なベース部材と、アームレスト本体とを有し、ベース部材とアームレスト本体とは、連結材によって連結されている。その連結材は、ベース部材及びアームレスト本体に対して回動可能に結合されている。
【0003】
また、その装置は、アームレスト本体の高さ(位置)を調整する機構を有している。その機構として、アームレスト本体に対して介装部が回動可能に設けられており、アームレストに対して所定角度の回動状態の介装部が連結材(アームレストに対向する側の部分)に対して当接することによって、アームレスト本体と連結部材との間の角度が所定の大きさに維持され、アームレスト本体が所定の高さに維持される。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−209667公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のアームレスト装置では、介装部によってアームレスト本体と連結材との間の角度が所定の大きさに維持されてアームレスト本体が所定の高さに維持されるものであるため、一般的に連結材がアームレスト本体の下側に位置して連結材とアームレスト本体との間に介装部が位置する必要が生じ、アームレスト本体に対する連結材の位置が制限されてしまう。
【0006】
そこで、本発明は、アームレスト本体の位置調整機能を有するとともにアームレスト本体に対する連結材の位置の自由度がより高くなる乗物用アームレスト装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、乗物のシートに付随して配設されるアームレスト装置であって、位置固定的なベース部材と、ほぼ起立した状態の待機位置とほぼ水平又はそれに近い状態の使用位置との間を変位可能に設けられるアームレスト本体と、その基端部の第1基端部回動中心において前記ベース部材に対して回動可能に設けられた第1連結材と、その基端部の第2基端部回動中心において前記ベース部材に対して回動可能に設けられた第2連結材と、前記第1連結材に対して回転可能に設けられ前記アームレスト本体に対して連結された外歯歯車である第1歯車と、前記第1連結材及び前記第2連結材に対して回転可能に設けられ前記第1歯車よりも大径の内歯歯車であって前記第1歯車とかみ合う第2歯車と、前記第1歯車の回転を制限することができるロック部材とを有する、乗物用アームレスト装置である。
【0008】
ここで、「第1歯車の回転を制限する」とは、アームレスト本体の待機位置の側及び使用位置の側の両方向に対応する方向の回転を阻止する場合に限らず、そのうちの一方の回転である使用位置の側に対応する方向の回転のみを阻止する場合も含まれる。
【0009】
この発明の乗物用アームレスト装置では、第1連結材及び第2連結材が各々第1基端部回動中心及び第2基端部回動中心においてベース部材に対して回動することによって、第1歯車及び第2歯車が回転しつつ、アームレスト本体が待機位置と使用位置との間を変位する。
そして、ロック部材によって第1歯車の回転が制限されることによって、アームレスト本体が所定の位置において変位が制限される。こうして、アームレスト本体の位置の調整が行われる。
【0010】
そして、この発明の乗物用アームレスト装置では、第1連結材に対して回転可能に設けられた第1歯車の回転を制限することによってアームレスト本体の変位を制限するものであるため、連結材をアームレスト本体の下側に配設する必要はなく、連結材の位置の自由度が高くなる。
【0011】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の乗物用アームレスト装置であって、前記第1連結材及び前記第2連結材は、前記待機位置における前記アームレスト本体の前面が前記使用位置における前記アームレスト本体の上面となるように、前記アームレスト本体を前記待機位置と前記使用位置との間を変位可能に前記ベース部材に対して連結するものである、乗物用アームレスト装置である。
【0012】
この発明の乗物用アームレスト装置では、請求項1に係る発明の乗物用アームレスト装置の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、待機位置におけるアームレスト本体の下端部が使用位置における当該アームレスト本体の前端部となる。このため、待機位置におけるアームレスト本体の下端部を前方に向かうように当該アームレスト本体を導くことによってアームレスト本体を使用位置に変位させることができる。すなわち、待機位置におけるアームレスト本体の上端部を前方へ導く必要がなく、アームレスト本体を使用者が手で操作する際に、その手の動きが小さなもので済み、便利である。
【0013】
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に係る発明の乗物用アームレスト装置であって、前記ロック部材が前記第1歯車に対して係合し得る爪部を有し、当該爪部が当該第1歯車に対して係合する爪部係合位置と前記第1歯車に対して係合しない爪部非係合位置との間を当該ロック部材が変位可能に設けられており、前記ロック部材は、当該ロック部材が前記爪部係合位置に位置する状態で、前記アームレスト本体の前記使用位置から前記待機位置に向かう方向への移動に対応する前記第1歯車の回転は許容し、前記アームレスト本体の前記待機位置から前記使用位置に向かう方向への移動に対応する前記第1歯車の回転を阻止するラチェットを当該第1歯車との間で形成するものである、乗物用アームレスト装置である。
【0014】
この発明の乗物用アームレスト装置では、請求項1又は請求項2に係る発明の乗物用アームレスト装置の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、ロック部材が爪部係合位置に位置する状態では、アームレスト本体が待機位置から使用位置に向かう方向へ移動することが阻止され、使用者はアームレスト本体に対してひじをかけて使用することができるとともに、アームレスト本体が使用位置から待機位置に向かう方向へ移動することは許容されるため、アームレスト本体の位置調整をすることができる。
【0015】
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明の乗物用アームレスト装置であって、ロック部材押圧部材を有し、前記ロック部材は、爪部係合用当接部及び爪部非係合用当接部を有し、前記ロック部材押圧部材は、前記ロック部材が前記爪部係合位置に位置する状態において当該ロック部材の前記爪部係合用当接部を押圧して当該ロック部材を前記爪部係合位置に維持し、前記ロック部材が前記爪部非係合位置に位置する状態において当該ロック部材の前記爪部非係合用当接部を押圧して当該ロック部材を前記爪部非係合位置に維持するものであり、前記第1歯車は、前記アームレスト本体が待機位置の近傍に位置する状態において前記爪部係合位置にある前記ロック部材を前記爪部非係合位置の方に向かって押圧する爪部非係合用突起部を有し、前記第2歯車は、前記アームレスト本体がほぼ使用位置に位置する状態において前記爪部非係合位置にある前記ロック部材を前記爪部係合位置の方に向かって押圧する爪部係合用突起部を有する、乗物用アームレスト装置である。
【0016】
この発明の乗物用アームレスト装置では、請求項3に係る発明の乗物用アームレスト装置の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この発明の乗物用アームレスト装置では、ロック部材が爪部非係合位置に位置する状態でアームレスト本体が待機位置から使用位置に向かって変位されてアームレスト本体がほぼ使用位置に位置する際に、第2歯車の爪部係合用突起部がロック部材を爪部係合位置の方に向かって押圧し、ロック部材が爪部係合位置に変位し、ロック部材押圧部材によってロック部材が爪部係合位置に維持される。こうして、アームレスト本体が待機位置から使用位置に向かう方向に変位することが阻止される状態となる。
【0017】
一方、アームレスト本体が使用位置から待機位置に向かって変位されてアームレスト本体が待機位置の近傍に位置する際に、第1歯車の爪部非係合用突起部がロック部材を爪部非係合位置の方に向かって押圧し、ロック部材が爪部非係合位置に変位し、ロック部材押圧部材によってロック部材が爪部非係合位置に維持される。こうして、アームレスト本体が待機位置から使用位置に向かう方向に変位することが許容された状態となり、アームレスト本体は待機位置の側及び使用位置の側の両方向に変位し得る状態となる。
【0018】
このように、この発明のアームレスト装置では、アームレスト本体を待機位置から使用位置に向かって変位させることは制限されず、アームレスト本体が一旦使用位置に位置するとアームレスト本体は待機位置の側にのみ変位可能で使用位置の側には変位不可能となって、アームレストとして使用され得るとともに待機位置の側に位置調整が可能な状態となる。そして、アームレスト本体が再度待機位置又はその近傍に位置することによって使用位置の側にも変位可能な状態となる。
以上のことは、アームレスト本体の状態(位置及びそれまでの軌跡)に基づいてロック部材の位置が自動的に切り換えられることによってなされるため、使用者がその切り換えを行う必要がなく、便利である。
【0019】
請求項5に係る発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに係る発明の乗物用アームレスト装置であって、前記第2回動中心が前記第1回動中心より上方及び/又は後方に位置し、前記第1連結材の前記第1基端部回動中心及び前記第1連結材に対する前記第2歯車の回転中心、並びに、前記第2連結材の前記第2基端部回動中心及び前記第2連結材に対する前記第2歯車の回転中心によって、非平行四辺形のリンク機構が形成され、前記使用位置として、前記アームレスト本体が第1の高さ位置に位置する第1使用位置及び前記アームレスト本体が第2の高さ位置に位置する第2使用位置を有する、乗物用アームレスト装置である。
【0020】
この発明の乗物用アームレスト装置では、請求項1〜請求項4のいずれかに係る発明の乗物用アームレスト装置の作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、第1連結材が第1基端部回動中心を中心に回動する際に、第1歯車は第1連結材に対して相対的に回転するが、第1歯車の絶対的回転角度が同一となる2つのアームレスト本体の位置が存在し得る。このため、その両位置に基づいて当該アームレスト本体の使用位置を設定することによって、アームレスト本体がほぼ水平の又はそれに近い状態となる使用位置の範囲を広くとることができる。このため、使用位置におけるアームレスト本体の高さ調整をすることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、このアームレスト装置は、自動車のシート10(例えば前部の右側のシート)に対して設けられるものである。シート10は座部12及び背部14を有している。
【0022】
アームレスト本体20は、ほぼ直方体状をなし、シート10の左側若しくは右側又は左右両側に対して配設される(図では、左側に配設される場合が示されている)。
アームレスト本体20は、左側面21a及び右側面21b並びに第1面22A(おもて面)及び第2面22B(裏面)を有している。また、アームレスト本体20は、その長さ方向において第1端部24A及び第2端部24Bを有している。
【0023】
アームレスト本体20は、後述する機構によって、待機位置(図2)と使用位置(図1)との間を変位可能に設けられる。
待機位置においては、アームレスト本体20は、シート10の背部14にほぼ沿って起立した状態となる。すなわち、アームレスト本体20は鉛直よりもやや後側に傾斜した状態となる。
【0024】
使用位置においては、アームレスト本体20はほぼ水平な状態となる。使用位置としては所定の範囲(第1使用位置及び第2使用位置等)があり、後述する機構によって、いずれかの高さにおいてアームレスト本体20が維持され、使用位置としてのアームレスト本体20の高さ調整が行われる。
第1使用位置とは、アームレスト本体20が最も下にあってほぼ水平となる位置であり、第2使用位置とは、アームレスト本体20が第1使用位置よりも若干上昇してほぼ水平となる位置である。
【0025】
シート10の背部14のうちの下端部の近傍の左側には支持材30が固定されており、支持材30の先端部には支持板材31が固定されている。支持材30及び支持板材31が本発明のベース部材に対応する。支持板材31(ひいてはシート10)とアームレスト本体20とは、第1連結材110及び第2連結材120によって連結されている。
第1連結材110の基端部は、第1基端部回動軸部112(第1基端部回動中心)によって支持板材31に対して回動可能に連結されている。第2連結材120の基端部は、第2基端部回動軸部122(第2基端部回動中心)によって支持板材31に対して回動可能に連結されている。第1連結材110及び第2連結材120は、アームレスト本体20が待機位置にある角度位置よりも図中時計回り方向には回動ができない機構を有している。
【0026】
第2基端部回動軸部122は、第1基端部回動軸部112よりも後方かつほぼ同一高さ位置(若干上方)に位置している。
第1連結材110は第2連結材120よりも若干左側に位置しており、第1連結材110と第2連結材120との干渉が回避されている。
【0027】
図1,図2,図4〜図8に示すように、第1連結材110の先端部には、外歯歯車130(第1歯車)が、外歯歯車用回転軸部131(外歯歯車130の中心軸線に位置する)によって回転可能に設けられている。外歯歯車130と外歯歯車用回転軸部131とは固定されており、外歯歯車用回転軸部131とアームレスト本体20とは固定されている。このため、外歯歯車130とアームレスト本体20とは相対的に位置不変状態である。
外歯歯車130は、アームレスト本体20が使用位置にある状態において上方に凸状態のほぼ半円形状をしており、その外周部に歯が形成されている。
外歯歯車130のうちの歯の形成されている部分よりも図中反時計回り側の部分には爪部非係合用突起部135が形成されている。爪部非係合用突起部135は、外歯歯車130の外周部から遠心方向に突出している。
【0028】
第1連結材110の先端部の近傍と第2連結材120の先端部との間にわたって、内歯歯車140(第2歯車)が設けられている。
内歯歯車140は、ほぼ半円の円弧状をなしており、その内側に歯が形成されている。内歯歯車140の半径は、外歯歯車130の半径のほぼ倍である。
図3に示すように、内歯歯車140の先端部には連結部144が設けられている。連結部144は、内歯歯車140の先端部から内歯歯車140の中心軸線に向かって、外歯歯車用回転軸部131等を迂回して延びている。連結部144のうちの基端部の近傍は自身の先端部に向かうにつれて徐々に右方向(図3中斜め手前側方向)に向かい、その後は第1連結材110の右側において延びている。そして、連結部144の先端部が、第1連結材110の先端部の近傍に対して、内歯歯車用第1回動軸部141(内歯歯車140の中心軸線に位置する)によって回動可能に連結されている。
また、図1及び図2に示すように、内歯歯車140の基端部は、内歯歯車用第2回動軸部142によって、第2連結材120の先端部に対して回動可能に連結されている。
内歯歯車140の基端部には爪部係合用突起部145が形成されている。爪部係合用突起部145は、内歯歯車140の基端部の内周部から内方へ突出している。
【0029】
第1連結材110における第1基端部回動軸部112と内歯歯車用第1回動軸部141との間の距離と、第2連結材120における第2基端部回動軸部122と内歯歯車用第2回動軸部142との間の距離は、相違している(後者の方が長い)。
また、外歯歯車130と内歯歯車140とはかみ合っており、内歯歯車用第1回動軸部141と内歯歯車用第2回動軸部142との間の距離と、第1基端部回動軸部112と第2基端部回動軸部122との間の距離は、相違している(前者の方が長い)。
このため、上述の2つの意味から、第1連結材110の第1基端部回動軸部112(第1基端部回動中心)、及び、内歯歯車用第1回動軸部141(第1連結材110に対する内歯歯車140(第2歯車)の回転中心)、並びに、第2連結材120の第2基端部回動軸部122(第2基端部回動中心)、及び、内歯歯車用第2回動軸部142(第2連結材120に対する内歯歯車140(第2歯車)の回転中心)によって、非平行四辺形のリンク機構が形成されている。
【0030】
前述したように、外歯歯車130と内歯歯車140とはかみ合っている。そして、図1→図2(図6→図7→図8→図4)に示すように、アームレスト本体20が使用位置から待機位置へ移動する際(第1連結材110及び第2連結材120が図中時計回り方向に回動する際)に、外歯歯車130は、内歯歯車140とかみ合いつつ、第1連結材110に対して相対的に図中反時計回りに回転する。逆に、図2→図1(図4→図5→図6)に示すように、アームレスト本体20が待機位置から使用位置へ移動する際(第1連結材110及び第2連結材120が図中反時計回り方向に回動する際)に、外歯歯車130は、内歯歯車140とかみ合いつつ、第1連結材110に対して相対的に図中時計回りに回転する。
【0031】
すなわち、アームレスト本体20が使用位置にある際には(図1,図6,図7参照)、外歯歯車130の爪部非係合用突起部135の近傍の歯が内歯歯車140の先端部の側の歯とかみ合い、アームレスト本体20が待機位置にある際には(図2,図4参照)、外歯歯車130の爪部非係合用突起部135とは離隔した部分の歯が内歯歯車140の基端部の側の歯とかみ合う。
【0032】
第1連結材110には、ロック部材160が設けられている。ロック部材160の基端部は、第1連結材110の外歯歯車用回転軸部131よりも基端部の側に対して、ロック部材用回動軸部161によって、爪部係合位置と爪部非係合位置との間を回動可能に連結されている。ロック部材160は、背部162及び腹部163を有している。
【0033】
図1,図2,図4〜図8に示すように、ロック部材160の先端部には爪部165が形成されている。爪部165は、外歯歯車130(その歯)に対して係脱可能に係合され得る。外歯歯車130と爪部165とはラチェットを形成している。
すなわち、図1,図6,図7に示すように、爪部165が外歯歯車130に係合した状態においては、外歯歯車130は、図中反時計回り方向には回転可能であり、図中時計回り方向には回転不可能である。すなわち、外歯歯車130が図中反時計回り方向に回転しようとすると、ロック部材160が図中時計回り方向に若干回動し、爪部165と歯(爪部165が係合していた歯)との係合が外れ、爪部165は次の歯と係合する。これが繰り返されて、外歯歯車130は回転が許容される。
一方、外歯歯車130が図中時計回り方向に回転しようとすると、ロック部材160は図中反時計回り方向に回動しようとして、爪部165と歯(爪部165が係合している歯)との係合がより深くなる方向に作用し、外歯歯車130の図中時計回り方向の回転が阻止されるのである。
【0034】
図1,図2,図4〜図8に示すように、ロック部材160の基端部には、2つの当接部166,167が形成されている。一方は爪部係合用当接部166であり、他方は爪部非係合用当接部167である。
第1連結材110のロック部材160の基端部の近傍には、ロック部材押圧部材170が回動軸部171によって回動可能に設けられている。回動軸部171にはトーションスプリング172が設けられており、ロック部材押圧部材170は図中時計回り方向に付勢されている。ロック部材押圧部材170は当接部173を有している。
そして、図1,図6,図7に示すように、ロック部材160が爪部係合位置にある状態において、ロック部材押圧部材170の当接部173がロック部材160の爪部係合用当接部166をロック部材用回動軸部161の方向に押圧し、図2,図4に示すように、ロック部材160が爪部非係合位置にある状態において、ロック部材押圧部材170の当接部173がロック部材160の爪部非係合用当接部167をロック部材用回動軸部161の方向に押圧する位置関係にある。
【0035】
また、図5に示すように、アームレスト本体20がほぼ第1使用位置にある状態において、内歯歯車140の爪部係合用突起部145が爪部非係合位置にあるロック部材160の背部162に当接し、ロック部材160を図中反時計回り方向に押圧する位置関係にある。
一方、図8に示すように、アームレスト本体20が待機位置に近い状態において、外歯歯車130の爪部非係合用突起部135が爪部係合位置にあるロック部材160の腹部163に当接し、ロック部材160を図中時計回り方向に押圧する位置関係にある(なお、図8にはロック部材160が爪部係合位置と爪部非係合位置との間の位置にある状態が示されている)。
【0036】
次に、このアームレスト装置の使用方法及び作用効果について説明する。
図2及び図4に示すように、アームレスト本体20が待機位置にある状態においては、前述したように、ロック部材160は爪部非係合位置にあり、ロック部材押圧部材170(当接部173)はロック部材160の爪部非係合用当接部167をロック部材用回動軸部161の方向に押圧し、ロック部材160が爪部非係合位置に維持されている。そして、ロック部材160の爪部165は外歯歯車130(その歯)とは係合していない。
【0037】
その状態から、使用者によって、アームレスト本体20の第1端部24A(待機位置における下端部)を前方に移動させるようにアームレスト本体20が使用位置の方向に導かれる。これによって、第1連結材110及び第2連結材120が各々第1基端部回動軸部112及び第2基端部回動軸部122を中心に図中反時計回り方向に回動する。
これに伴って、外歯歯車130が第1連結材110に対して相対的に図中時計回り方向に回転し、内歯歯車140が内歯歯車用第1回動軸部141を中心に第1連結材110に対して相対的に図中時計回り方向に回動する。
【0038】
そして、図5に示すように、アームレスト本体20がほぼ第1使用位置に位置した状態で、内歯歯車140の爪部係合用突起部145がロック部材160の背部162を押圧し、ロック部材160の爪部非係合用当接部167に対するロック部材押圧部材170(当接部173)による押圧力に抗して、ロック部材160がロック部材用回動軸部161を中心に第1連結材110に対して相対的に図中反時計回り方向に回転する。
そして、ロック部材160が所定の角度以上回動した状態では、ロック部材押圧部材170(当接部173)がロック部材160の爪部係合用当接部166と爪部非係合用当接部167との境界部分を押圧することによってロック部材160が反時計回り方向に回動する。すなわち、ロック部材160が所定の角度以上回動した状態では、その押圧力はロック部材160を反時計回り方向に付勢することになるのである。
こうして、図6に示すように、ロック部材160は爪部係合位置に位置することとなる。その状態で、ロック部材押圧部材170(当接部173)がロック部材160の爪部係合用当接部166を押圧することによって、ロック部材160が爪部係合位置に維持される。
【0039】
こうして、アームレスト本体20が第1使用位置にある状態において、ロック部材160の爪部165が外歯歯車130(その歯)に対して係合する。そして、前述のように爪部165と外歯歯車130とはラチェットを形成するため、外歯歯車130はそれ以上第1連結材110に対して相対的に時計回り方向に回転することが阻止されて、外歯歯車130が内歯歯車140に対して転動することも阻止され、第1連結材110の第2連結材120に対する相対的な変位が阻止される。そして、第1連結材110及び第2連結材120の位置が不変状態となり、アームレスト本体20は第1使用位置よりも下降しない。
【0040】
次に、使用位置(前述したように、所定の範囲を有する)のうちでアームレスト本体20の位置を調整する場合は、図7に示すように、使用者によってアームレスト本体20が上昇される。すると、外歯歯車130が第1連結材110に対して相対的に図中反時計回り方向に回転しようとする。その際、前述のように爪部165と外歯歯車130とはラチェットを形成するため、前述したように、ロック部材160がロック部材押圧部材170による押圧力に抗して第1連結材110に対して若干図中時計回り方向に回動して、爪部165が外歯歯車130の各歯を1つずつ乗り越えるようにして外歯歯車130が各歯ごとに第1連結材110に対して相対的に図中反時計回り方向に回転する。こうして、アームレスト本体20が上昇すること(待機位置の方に移動すること)が許容される。
【0041】
このようにしてアームレスト本体20が第1使用位置から上昇された後においては、アームレスト本体20を下降させようとしてもアームレスト本体20は下降されない。すなわち、前述したようにロック部材160の爪部165が外歯歯車130(そのいずれかの歯)に係合しており(前述のように両者はラチェットを形成する)、アームレスト本体20を下降させようとすることによって、外歯歯車130は第1連結材110に対して相対的に時計回り方向に回転しようとするが、それが阻止されるからである。こうして、第1使用位置から上昇した位置(例えば第2使用位置)においてアームレスト本体20の下降が阻止される。図7には、アームレスト本体20が第2使用位置にある状態が示されている。
【0042】
また、アームレスト本体20を使用位置から待機位置へ変位させようとする際には、使用者によってアームレスト本体20が待機位置の方向に変位される。その際、前述のように外歯歯車130が第1連結材110に対して相対的に図中反時計回り方向に回転しようとして、その回転が許容される。こうして、アームレスト本体20は待機位置の方に向かって移動する。
【0043】
そして、図8に示すように、アームレスト本体20が待機位置の近傍に位置した状態で、外歯歯車130の爪部非係合用突起部135が爪部係合位置にあるロック部材160の腹部163を押圧し、ロック部材160の爪部係合用当接部166に対するロック部材押圧部材170(当接部173)による押圧力に抗して、ロック部材160がロック部材用回動軸部161を中心に第1連結材110に対して相対的に図中時計回り方向に回転する。
そして、ロック部材160が所定の角度以上回動した状態では、ロック部材押圧部材170(当接部173)がロック部材160の爪部係合用当接部166と爪部非係合用当接部167との境界部分を押圧することによってロック部材160が時計回り方向に回動する。すなわち、ロック部材160が所定の角度以上回動した状態では、その押圧力はロック部材160を時計回り方向に付勢することになるのである。こうして、図4に示すように、ロック部材160は爪部非係合位置に変位され、その爪部非係合位置に維持される。
【0044】
その状態で、図4に示すように、アームレスト本体20が待機位置まで変位される。そして、前述したように、アームレスト本体20はそれ以上図中時計回り方向には回転しない機構とされているため、アームレスト本体20は、その待機位置で保持される。
【0045】
そして、アームレスト本体20を再度使用位置に位置づけようとする際には、前述したように、使用者によってアームレスト本体20を使用位置に導かれることによって、アームレスト本体20が使用位置の方向に変位する。
【0046】
次に、第1の使用位置から第2の使用位置に変位される際の作用について詳しく説明する。
図9(b)に示すように、仮に、第1連結材110の第1基端部回動軸部112(第1基端部回動中心)、及び、内歯歯車用第1回動軸部141(第1連結材110に対する内歯歯車140(第2歯車)の回転中心)、並びに、第2連結材120の第2基端部回動軸部122(第2基端部回動中心)、及び、内歯歯車用第2回動軸部142(第2連結材120に対する内歯歯車140(第2歯車)の回転中心)によって、平行四辺形のリンク機構が形成されているとする。
また、外歯歯車130の半径をr1 ,内歯歯車140の半径をr2 とし、第1使用位置において第1連結材110及び第2連結材120が水平であるとする。第1使用位置において第1連結材110と内歯歯車用第1回動軸部141及び内歯歯車用第2回動軸部142をつなぐ仮想線との間の角度をθ とする。
そして、第1連結材110がθ0 の角度を時計回り方向に回動したとする(その位置を上昇位置ということとする)。その際の第1連結材110と内歯歯車用第1回動軸部141及び内歯歯車用第2回動軸部142をつなぐ仮想線との間の角度をθ とし、外歯歯車130の回転角度(絶対的な回転角度)をθとする。
【0047】
すると、外歯歯車130の回転角度θについて、次の式が成立する。
θ=θ0 −(r/r)(θ2 −θ1 
そして、前述のように平行四辺形のリンク機構であるためθ2 =θ1 +θ0 が成立することから、次の式が成立する。
θ=θ0 −(r/r)θ
=(1−r/r)θ0  <0
このように、外歯歯車130の回転角度θは常に負の角度となり、アームレスト本体20(前述のように、アームレスト本体20は外歯歯車130と相対的に位置不変状態である)は、上昇位置において、前方に向かうにつれて下方に向かうように傾斜することとなる。
【0048】
しかしながら、本実施形態では、前述したように、第1連結材110の第1基端部回動軸部112(第1基端部回動中心)、及び、内歯歯車用第1回動軸部141(第1連結材110に対する内歯歯車140(第2歯車)の回転中心)、並びに、第2連結材120の第2基端部回動軸部122(第2基端部回動中心)、及び、内歯歯車用第2回動軸部142(第2連結材120に対する内歯歯車140(第2歯車)の回転中心)によって、非平行四辺形のリンク機構が形成されている。
そして、図9(a)に示すように、上昇位置における第1連結材110と内歯歯車用第1回動軸部141及び内歯歯車用第2回動軸部142をつなぐ仮想線との間の角度θ の大きさは、上述の平行四辺形のリンクの場合(θ2 =θ +θ )よりも小さくなるようにされている。
【0049】
そこで、その際のθ2 が次の式で示される大きさの場合を考える。すなわち、そのようになるように第1連結材110が回動して上昇位置となったとする。
θ2 =(r/r)θ +θ
そして、その際の外歯歯車130の回動角度θについては、前述のように、次の式が成立する。
θ=θ0 −(r/r)(θ2 −θ1 
【0050】
ここで、上述のθ2 =(r/r)θ +θ を代入すると、次のようになる。
θ=θ0 −(r/r)(θ2 −θ1 
=θ0 −(r/r)((r/r)θ +θ1 −θ1 
=θ0 −(r/r)((r/r)θ )
=θ0 −θ
=0
以上のように、外歯歯車130の回動角度θはゼロとなり、アームレスト本体20は水平状態となる。
この上昇位置が第2使用位置とされるのである。
【0051】
以上のようにして、第1使用位置及び第2使用位置においてアームレスト本体20は水平状態となるのである。そして、それらの近傍の位置においては、アームレスト本体20は傾斜するが、その傾斜角度は小さいため、十分に使用することができるのである。
【0052】
なお、上記のものはあくまで本発明の一実施形態にすぎず、当業者の知識に基づいて種々の変更を加えた態様で本発明を実施できることはもちろんである。
例えば、モータによって自動的にアームレスト本体20が変位するようにされてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のアームレスト装置を示す斜視図である。アームレスト本体が使用位置(正確には第1使用位置)にある状態を示す。
【図2】本発明の一実施形態のアームレスト装置を示す斜視図である。アームレスト本体が待機位置にある状態を示す。
【図3】本発明の一実施形態のアームレスト装置の要部を示す斜視図である。アームレスト本体が使用位置(正確には第1使用位置)にある状態を示す。図1とは異なる方向から見た斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態のアームレスト装置の要部を示す側面図である。アームレスト本体が待機位置にある状態を示す。
【図5】本発明の一実施形態のアームレスト装置の要部を示す側面図である。アームレスト本体が待機位置から下降されてほぼ第1使用位置にある状態を示す。
【図6】本発明の一実施形態のアームレスト装置の要部を示す側面図である。アームレスト本体が第1使用位置にある状態を示す。
【図7】本発明の一実施形態のアームレスト装置の要部を示す側面図である。アームレスト本体が第2使用位置にある状態を示す。
【図8】本発明の一実施形態のアームレスト装置の要部を示す側面図である。アームレスト本体が使用位置から上昇されて待機位置の近傍にある状態を示す。
【図9】本発明の一実施形態のアームレスト装置の作動を示すための模式図である。(a)は本発明の一実施形態の場合を示し、(b)は参考のために本発明の一実施形態とは異なる機構の場合を示す。
【符号の説明】
20 アームレスト本体
30 支持材(ベース部材)
31 支持板材(ベース部材)
110 第1連結材
112 第1基端部回動軸部(第1基端部回動中心)
120 第2連結材
122 第2基端部回動軸部(第2基端部回動中心)
130 外歯歯車(第1歯車)
140 内歯歯車(第2歯車)
160 ロック部材
165 爪部
166 爪部係合用当接部
167 爪部非係合用当接部
170 ロック部材押圧部材
172 トーションスプリング

Claims (5)

  1. 乗物のシートに付随して配設されるアームレスト装置であって、
    位置固定的なベース部材と、
    ほぼ起立した状態の待機位置とほぼ水平又はそれに近い状態の使用位置との間を変位可能に設けられるアームレスト本体と、
    その基端部の第1基端部回動中心において前記ベース部材に対して回動可能に設けられた第1連結材と、
    その基端部の第2基端部回動中心において前記ベース部材に対して回動可能に設けられた第2連結材と、
    前記第1連結材に対して回転可能に設けられ前記アームレスト本体に対して連結された外歯歯車である第1歯車と、
    前記第1連結材及び前記第2連結材に対して回転可能に設けられ前記第1歯車よりも大径の内歯歯車であって前記第1歯車とかみ合う第2歯車と、
    前記第1歯車の回転を制限することができるロック部材と
    を有する、乗物用アームレスト装置。
  2. 請求項1に記載の乗物用アームレスト装置であって、
    前記第1連結材及び前記第2連結材は、前記待機位置における前記アームレスト本体の前面が前記使用位置における前記アームレスト本体の上面となるように、前記アームレスト本体を前記待機位置と前記使用位置との間を変位可能に前記ベース部材に対して連結するものである、
    乗物用アームレスト装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の乗物用アームレスト装置であって、
    前記ロック部材が前記第1歯車に対して係合し得る爪部を有し、当該爪部が当該第1歯車に対して係合する爪部係合位置と前記第1歯車に対して係合しない爪部非係合位置との間を当該ロック部材が変位可能に設けられており、
    前記ロック部材は、当該ロック部材が前記爪部係合位置に位置する状態で、前記アームレスト本体の前記使用位置から前記待機位置に向かう方向への移動に対応する前記第1歯車の回転は許容し、前記アームレスト本体の前記待機位置から前記使用位置に向かう方向への移動に対応する前記第1歯車の回転を阻止するラチェットを当該第1歯車との間で形成するものである、
    乗物用アームレスト装置。
  4. 請求項3に記載の乗物用アームレスト装置であって、
    ロック部材押圧部材を有し、
    前記ロック部材は、爪部係合用当接部及び爪部非係合用当接部を有し、
    前記ロック部材押圧部材は、前記ロック部材が前記爪部係合位置に位置する状態において当該ロック部材の前記爪部係合用当接部を押圧して当該ロック部材を前記爪部係合位置に維持し、前記ロック部材が前記爪部非係合位置に位置する状態において当該ロック部材の前記爪部非係合用当接部を押圧して当該ロック部材を前記爪部非係合位置に維持するものであり、
    前記第1歯車は、前記アームレスト本体が待機位置の近傍に位置する状態において前記爪部係合位置にある前記ロック部材を前記爪部非係合位置の方に向かって押圧する爪部非係合用突起部を有し、
    前記第2歯車は、前記アームレスト本体がほぼ使用位置に位置する状態において前記爪部非係合位置にある前記ロック部材を前記爪部係合位置の方に向かって押圧する爪部係合用突起部を有する、
    乗物用アームレスト装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の乗物用アームレスト装置であって、
    前記第2回動中心が前記第1回動中心より上方及び/又は後方に位置し、
    前記第1連結材の前記第1基端部回動中心及び前記第1連結材に対する前記第2歯車の回転中心、並びに、前記第2連結材の前記第2基端部回動中心及び前記第2連結材に対する前記第2歯車の回転中心によって、非平行四辺形のリンク機構が形成され、
    前記使用位置として、前記アームレスト本体が第1の高さ位置に位置する第1使用位置及び前記アームレスト本体が第2の高さ位置に位置する第2使用位置を有する、
    乗物用アームレスト装置。
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