JP2004122981A - 電動車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電動二輪車1においては、電動機28とこの電動機28を駆動制御する電動機制御ユニット30は、車体側面視で、リアアーム20の後輪22の外形内に配置されている。すなわち、電動機制御ユニット30が車体フレームまで突出しておらず、リアアーム20の後輪22の外形内に納められてノイズ耐性が向上するようになっている。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動機と電動機制御ユニットの配置を工夫して高いノイズ耐性をもたせた電動車両に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年においては電動車両が実用化されるようになっている。図6は、電動車両の1つである電動二輪車を例示するものであり、図示された電動二輪車1000にあっては、フレームのシートポスト部1001の中間下部に、電動機制御ユニット1002がスイング自在に軸支されている。また電動機制御ユニット1002の後端部には後輪1003を駆動する電動機1004が設けられている。なお、かかる構成は、下記の文献に記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−34965号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の電動二輪車1000にあっては、シートポスト部1001に電動機制御ユニット1002が取り付けられているので、電動機制御ユニット1002と電動機1004との間の距離が自ずと長くなり、そのため、ノイズに対してある程度以上の耐性が望めなかった。その結果、ノイズに対する対策等の必要性が生じる場合もあった。
【0005】
そこで、本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、電動機と電動機制御ユニットの配置を工夫することにより高いノイズ耐性をもった電動車両を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記従来の課題を解決するために、請求項1の本発明は、後輪を駆動する電動機と、前記電動機を駆動する電動機駆動回路を備えた電動機制御ユニットと、前部が車体に揺動可能に支持され、後部に前記後輪を支持したリアアームとを備え、前記電動機と前記電動機制御ユニットは、車体側面視で、前記リアアームの前記後輪の外形内に配置されていることを特徴とする電動車両をもって解決手段とする。
【0007】
請求項1の電動車両によれば、電動機と電動機制御ユニットは、車体側面視で、リアアームの後輪の外形内に配置されているので、電動機と電動機制御ユニットの距離を短くでき、その結果、ノイズ耐性を向上できる。
【0008】
また、請求項2の本発明は、前記電動機制御ユニットと前記電動機は、車体側面視で、オーバーラップしていることを特徴とする請求項1記載の電動車両をもって解決手段とする。
【0009】
請求項2の電動車両によれば、電動機制御ユニットと電動機を、車体側面視でオーバーラップさせることで、両者の距離を一層短くでき、したがって、ノイズ耐性をさらに向上できる。
【0010】
また、請求項3の本発明は、前記電動機は、アキシャルギャップ型電動機であることを特徴とする請求項1または2記載の電動車両をもって解決手段とする。
請求項3の電動車両によれば、車体側方への突出を抑えることができるので、リヤアームの外観品質を向上できる。
【0011】
また、請求項4の本発明は、前記電動機に電力を供給する電源を備え、前記電源は、前記車体におけるリアアームの支持部近傍に配置され、前記電動機制御ユニットに接続されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電動車両。
【0012】
請求項4の電動車両によれば、外観品質を向上させながら、電源と電源制御ユニットの間も可能な限り短くでき、しかもノイズ耐性が向上できる。
【0013】
また、請求項5の本発明は、前記電源と前記電動機制御ユニットを接続する電線を備え、その電線は、前記リアアームの中に設けらていることを特徴とする請求項4記載の電動車両をもって解決手段とする。
【0014】
請求項5の電動車両によれば、電源と電動機制御ユニットを接続する電線をリヤアーム内に設けることで、その長さを短くすることができるので、ノイズ耐性を向上できる。
【0015】
また、請求項6の本発明は、前記電源はバッテリであり、前記バッテリは、その陰極が陽極よりも前記支持部に近接するように配置され、前記バッテリの陰極が前記電動機制御ユニットに接続されていることを特徴とする請求項4または5記載の電動車両をもって解決手段とする。
【0016】
請求項6の電動車両によれば、電源から電動機制御ユニットに接続されるグラウンド線を短くできるのでノイズ耐性を向上できる。
【0017】
また、請求項7の本発明は、後輪を駆動する電動機と、前記電動機を駆動する電動機駆動回路を備えた電動機制御ユニットと、前部が車体に揺動可能に支持され、後部に前記後輪を支持したリアアームと、前記電動機に電力を供給するバッテリとを備え、前記電動機と前記電動機制御ユニットは、前記リアアーム内に配置され、前記バッテリは、その陰極が陽極よりも前記車体におけるリアアームの支持部に近接するように配置され、前記バッテリの陰極が前記電動機制御ユニットに接続されていることを特徴とする電動車両をもって解決手段とする。
【0018】
請求項7の電動車両によれば、電動機と電動機制御ユニットの距離を短くし、バッテリの陰極から電動機制御ユニットに接続されるグラウンド線を短くできるので、ノイズ耐性を向上できる。
【0019】
また、請求項8の本発明は、前記電動機制御ユニットは、前記電動機より車体前方に配置されていることを特徴とする請求項7記載の電動車両をもって解決手段とする。
【0020】
請求項8の電動車両によっても、電動機と電動機制御ユニットの距離を短くし、バッテリの陰極から電動機制御ユニットに接続されるグラウンド線を短くできるので、ノイズ耐性を向上できる。
【0021】
また、請求項9の本発明は、前記電動機制御ユニットは、前記電動機に隣接配置されていることを特徴とする請求項7または8記載の電動車両をもって解決手段とする。
【0022】
請求項9の電動車両によっても、電動機と電動機制御ユニットの距離を短くし、バッテリの陰極から電動機制御ユニットに接続されるグラウンド線を短くできるので、ノイズ耐性を向上できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の電動車両の実施形態である電動二輪車の側面図である。
図1に示す電動二輪車1は、その車体前方上部にヘッドパイプ2を備え、該ヘッドパイプ2内には不図示のステアリング軸が回動自在に挿通している。そして、このステアリング軸の上端にはハンドル3が取り付けられている。そして、ハンドル3の両端にはグリップ4が取り付けられており、不図示の右側(図1の奥側)のグリップ4は回動可能なスロットルグリップを構成している。
【0024】
ヘッドパイプ2の下部には左右一対のフロントフォーク5の上部が取り付けられており、各フロントフォーク5の下端には前輪6が前車軸7によって回転自在に軸支されている。尚、前記ハンドル3の中央上にはメータ8が配置され、該メータ8の下方には、ヘッドランプ9が配され、その両側にはフラッシャランプ10(図1には一方のみ図示)がそれぞれ設けられている。
【0025】
ヘッドパイプ2からは左右一対の車体フレーム11が車体後方に向かって延設されている。即ち、車体フレーム11は丸パイプ状であり、ヘッドパイプ2から車体後方に向かって斜め下方に延びた後、後方に向かって円弧状に曲げられて車体後方に略水平に延びたものである。各車体フレーム11の後端部からは、斜め上方に向けて、左右一対の車体フレーム12が延設され、シート13の後方で互いに接続されている。左右一対の車体フレーム12の間にはバッテリ14が配置されている。
【0026】
ところで、上記左右の車体フレーム12には、逆U字状を成すシートステー(図示せず)接続され、左右一対のステー15(一方のみ図示)で支持されている。シートステーには前記シート13が開閉可能に配置されている。
【0027】
そして、車体フレーム12の後端に取り付けられたリヤフェンダ16の後面にはテイルランプ17が取り付けられており、その左右にはフラッシャランプ18(一方のみ図示)が配されている。
【0028】
一方、左右の車体フレーム11の後端部には左右一対のリアアームブラケット19(一方のみ図示)がそれぞれ溶着されており、リアアームブラケット19には、リアアーム20の前端がピボット軸21にて揺動(回動)自在に支持されている。そして、このリアアーム20の後端には駆動輪である後輪22が回転自在に軸支されており、リアアーム20と後輪22はリアクッション23によって車体フレーム12に懸架されている。
【0029】
又、左右の車体フレーム11の下方にはフートステップ24(一方のみ図示)がそれぞれ取り付けられており、リアアーム20の下部にはサイドスタンド25が軸26によって回動可能に軸支されて設けられており、サイドスタンド25はリターンスプリング27によって閉じ側に付勢されている。
【0030】
リアアーム20の後端の略円形の部分には車幅方向に扁平な薄型のアキシャルギャップ型の電動機28が収容されている。
【0031】
図2は、電動二輪車1のリアアーム20の周辺における概略構成を示す図であり、図3は、図2におけるVA−VB矢視を示す図である。
【0032】
図2及び3に示すように、電動機28とこの電動機28を駆動制御する電動機制御ユニット30は、車体側面視で、リアアーム20の後輪22の外形内に配置されている。すなわち、電動機制御ユニット30が車体フレームまで突出しておらず、後輪22の外形内に納められてノイズ耐性が向上するようになっている。
このような電動二輪車1のリアアーム20の周辺における構成を詳しく説明する。先ず、電動二輪車1のリアアームブラケット19に、前端部側で揺動可能に支持されたリアアーム20は、後端部側に電動機28を収容する。リアアーム20は、リアクッション23を介して、車体フレーム12に設けられたリアクッションブラケット12Aに接続されている。
【0033】
リアアーム20の前端部側は、たとえば電動二輪車1の左右方向において、2つの構成部材20A、20Bに分割されている。そして、分割部で各構成部材20A、20Bの少なくとも一方に切り欠きを設けることにより、車体フレーム12側に備えた電源であるバッテリ14と電動機28とを接続する被覆電線を通すための貫通孔117が、リアアーム20に形成されている。この被覆電線(以下、電線という)31は、電源線31Aとグラウンド線31Bとからなるものである。
【0034】
リアアーム20の前端部側は、電動二輪車1の車体フレーム11の後端側のピボット軸21と係合し、リアアーム20は、後輪22の回転軸221の回転中心とほぼ平行な回転中心を中心にして、リアアームブラケット19に対して回動(揺動)自在に支持されている。
【0035】
リアアーム20は、後端部側で後輪22を回動自在に支持していると共に、後輪22を回転駆動するための電動機28を、リアアーム20の後端部側における内部に備えた構成である。さらに、電動機28の近傍であって、リアアーム20の内部には、電動機28を駆動制御するための電動機制御ユニット30が設けられている。
【0036】
また、リアアーム20は、たとえば、このリアアーム20の前端部側から後端部側に長く延伸してリアアーム20を構成している構成部材20Aと、前端部側でリアアーム20を構成している構成部材20Bとのように、前端部側で別個の部材に分割されている。そして、たとえばボルト等の締結部材を用いることによって、構成部材20Bが、構成部材20Aに一体的に固定されている。
【0037】
なお、構成部材20Aは、内部に空間を備えているとともに、構成部材20B側に開口部を具備し、構成部材20Bは、内部に空間を備えているとともに、構成部材20A側に開口部を具備している。そして、構成部材20Aに構成部材20Bが固定されることによって、各構成部材20A、20Bの各開口部は互いに塞がれ、構成部材の3Aと構成部材20Bとによって、リアアーム20の前端部側において、リアアーム20の内部の空間が外部からほぼ仕切られるようになっている。
【0038】
また、図3に示すように、構成部材20Aと構成部材20Bとの分割部において、構成部材20Bには切り欠き115が設けられている。すなわち、切り欠き115は、構成部材20Aに接合する、構成部材20Bの外郭部分に設けられている。そして、構成部材20Aに構成部材20Bが固定されることによって、切り欠き115が、リアアーム20の前端部側において、リアアーム20の内部に形成された空間と、リアアーム20の外部とを貫通する貫通孔117を形成している。
【0039】
なお、切り欠き115を構成部材20Bに設ける代わりに構成部材20Aに設けてもよいし、構成部材20A、20Bの両方に設けてもよい。すなわち、構成部材20A、または構成部材20Bの少なくとも一方に切り欠きを設ければよい。また、リアアーム20の前端部側で、3つ以上の複数の構成部材にリアアーム20を分割してもよい。
【0040】
そして、電動二輪車1の車体フレーム12側に設けられた電源であるバッテリ14と電動機28とを電気的に接続する電線31が、貫通孔117を通っている。なお、電動二輪車1では、電線31は、バッテリ14と、電動機28を駆動制御する電動機制御ユニット30とを接続している。なお、バッテリ14は、バッテリ支持部材14Aに下端部を収納されている。
【0041】
次に、電動機制御ユニット30とバッテリ14との間をリアアーム20内に通した電線31で互いに接続した構成について説明する。
【0042】
構成部材20Aと構成部材20Bとが互いに分離している状態で、電動機制御ユニット30をリアアーム20の構成部材20A内に設置した後、電線31を構成部材20Aの内部でリアアーム20(構成部材20A)の前端部側まで延伸させ、前端部側の所定の位置で、構成部材20Aの外部に延伸させ、その後、構成部材20Bに形成されている切り欠き115と、電線31が構成部材20Aの外部に延出している位置とを互いに一致させて、構成部材20Bを構成部材20Aに固定する。
【0043】
このように配線することで、電線31をバッテリ14に着脱自在にするためのカプラの外径が電線31の外径に比べて大きく構成されていても、切り欠き115で形成される貫通孔117にカプラを通す必要がなく、貫通孔117(切り欠き115)の内径をカプラの外径よりも小さく構成しても、電動機制御ユニット30からバッテリ14までの配線を容易に行うことができる。ただし、貫通孔117(切り欠き115)の内径を電線31の外径よりも僅かに大きく構成する必要がある。
【0044】
また、リアアーム20において、貫通孔117は、リアアーム20の前端部側の回動中心の近傍に設けられ、さらに、リアアーム20を電動二輪車1に設置したときに上側になる位置に設けられている。
【0045】
貫通孔117には、図2や図3に示すように、電線31を保護すると共に、電線31と貫通孔117との間に生じた隙間を充填するためのグロメット119が設けられている。なお、グロメット119は、たとえばゴム等の弾性部材で構成され、所定の厚さを具備し、外形が貫通孔117の形状とほぼ同じ形状をしている板上の部材であり、中央部に電線31を通すための貫通穴が設けられている。
このように、貫通孔117にグロメット119を設けると、電線31が貫通孔117の内周と直接接触することがなくなるので、リアアーム20の揺動によって、電線31が貫通孔117の内周で擦られて、電線31が損傷するおそれがなくなる。
【0046】
また、グロメット119によって、電線31と貫通孔117との間に生じた隙間が充填されるので、貫通孔117からリアアーム20の内部に水分や粉塵が侵入しにくくなる。
【0047】
さらに、電線31は、電動機制御ユニット30から貫通孔117までの間は、リアアーム20の内部を通り、リアアーム20の上側に設けられた貫通孔117を通って、リアアーム20の外部に延伸し、バッテリ14に接続されているので、すなわち、リアアーム20の外部で延出している電線31の長さが短くなっているので、電動二輪車1の走行中にたとえば小石等が路面上から跳ねてきても、電線31に小石等が接触しにくくなっており、電線31の損傷を極力防止することができる。
【0048】
なお、グロメット119を設ける場合には、グロメット119の貫通孔に、カプラが設けられていない電線31を通し、この後にカプラを設けるようにすることが望ましい。
【0049】
また、リアアーム20の後端部側(後輪22を回動自在に支持している側)は、構成部材20Aと構成部材20Cとに、たとえば、二輪車の左右方向において分割されている。そして、各構成部材20A、20Cを互いに接合することによって、リアアーム20の後端部側の補強を行っている。
【0050】
ここで、構成部材20Aは、内部に空間を備えているとともに、構成部材20C側に開口部を具備し、構成部材20Cは、内部に空間を備えているとともに、構成部材20A側に開口部を具備している。そして、構成部材20Aに構成部材20Cが、たとえばボルト等の締結部材を用いて一体的に固定されることによって、各構成部材20A、20Cの各開口部は互いに塞がれ、構成部材20Aと構成部材20Cとによって、リアアーム20の後端部側において、リアアーム20の内部の空間が外部からほぼ仕切られるようになっている。
【0051】
このようにして、リアアーム20の後端部側の内部に設けられた空間内には、後輪22を駆動する電動機28が設けられている。なお、この電動機28の出力軸の軸心と後輪22の回転軸221の軸心とは互いがほぼ同軸上に位置している。また、電動機28の出力軸と後輪22の回転軸221とは、たとえば、遊星歯車減速機で構成された減速機構29を介して、連動連結されている。
【0052】
また、リアアーム20の構成部材20Aの内部であって、電動機28が設けられている近傍には、電動機制御ユニット30が設けられている。したがって、電動機制御ユニット30が設けられている構成部材20Aの内部には、リアアーム20の構成部材20Aの剛性を高めるためのリブを設けることが難しくなっている。
【0053】
そこで、リアアーム20では、電動機制御ユニット30が設けられている構成部材20Aの部分を補強するために、構成部材20Cを、構成部材20Aの電動機制御ユニット30が設けられている部分を含めて、構成部材20Aの後端部側で、構成部材20Aに一体的に固定し、構成部材20Aの電動機制御ユニット30が設けられている部分を補強している。
【0054】
したがって、構成部材20Cを固定するだけで、構成部材20Aを補強することができ、構成部材20Aの外部に別途補強のためのリブ等を設ける必要がなくなり、リアアーム20の外観がすっきりし、電動二輪車1の外観上の見栄えが良好になる。
【0055】
また、電動二輪車1では、バッテリ14から電動機28と電動機制御ユニット30とに電力を供給するための電線31は、リアアーム20が揺動したときに、電線31の伸縮量が極力少なくなる位置で、リアアーム20の外部から内部に入り込んでいる。
【0056】
たとえば、電線31がリアアーム20の外部から内部に入り込んでいる位置は、リアアーム20の前端部側の回動中心であるピボット軸21の近傍であって、リアアーム20の上方側になっている。
【0057】
したがって、たとえば、電動二輪車1の走行中において、リアアーム20がリアアームブラケット19に対して回動しても、リアアーム20に設けられている貫通孔117の揺動量は少なく、貫通孔117を通っている電線31の揺動量も少なくなっている。
【0058】
そして、電線31の揺動量が少ないと、電線31の外径が大きく構成され、電線31の屈曲耐久性が低下していても、リアアーム20の揺動によって電線31が損傷を受けるおそれを極力回避することができる。
【0059】
また、リアアーム20は、上述のように電動二輪車1の前後方向に長く延びた構成部材20Aと、リアアーム20の前端部側で構成部材20Aに一体的に固定されている構成部材20Bと、リアアーム20の後端部側で構成部材20Aに一体的に固定されている構成部材20Cとを備える。
【0060】
そして、リアアーム20は、構成部材20Aに構成部材20Bと構成部材20Cとを取り付ける際、構成部材20Bと構成部材20Cとの間に位置するカバー部材123の一端部側(電動二輪車1の前側に位置している端部側)を構成部材20Aと構成部材20Bの一端部側とで挟持し、カバー部材123の他端部側(電動二輪車1の後側に位置している端部側)を構成部材20Aと構成部材20Cの一端部側とで挟持した構成である。
【0061】
構成部材20Aの一側面側には、構成部材20Aの長手方向に長く延びた開口部が形成され、この開口部の前端部側は上述のように構成部材20Bで塞がれ、後端部側は構成部材20Cで塞がれている。しかし、構成部材20Aの中間部に位置する開口部は、各構成部材20B、20Cでは塞がれておらず、このままにしておくと、リアアーム20の補強のために構成部材20Aの内部に設けたリブ20Dが、リアアーム20の外部から見え、電動二輪車1の外観の見栄えを損なうおそれがあり、また、構成部材20Aの内部を通っている電線31が露出し、二輪車の走行中に跳ね上げた小石等で電線31を損傷するおそれがある。
【0062】
そこで、構成部材20Aの中間部の開口部を塞ぐカバー部材123が、リアアーム20に設けられている。ただし、カバー部材123は、各構成部材20A、20B、20Cによって挟持されて固定されているので、カバー部材123を固定するための締結部材(たとえばボルト)が不要になる。また、締結部材を用いる必要がないので、カバー部材123を固定する工数を削減することができる。
次に、電動機28と電動機制御ユニット30をリアアーム20内に設けた構成を説明する。
【0063】
図4は、図3におけるUA−UB矢視を示す図である。
リアアーム20の構成部材20Aの内側にはアキシャルギャップ型電動機である電動機28のステータ281が収納され、数カ所のボルト202により固定されている。ステータ281は図示しないロータ(以下、単にロータという)を回転駆動するものである。ステータ281は、一部を除いた円の弧上に複数のコイル282を配置してなるものであり、樹脂等でモールドされている。その除かれた部分にはステータ281と一体に前記樹脂で成形されたエンコーダ基板取り付け部281a,281bが延びている。なお、図示していながロータは、円形板状のロータヨーク(図示せず)の面に複数のマグネットを円形に接着し、これらマグネットがステータ281の複数のコイル282に対して車体幅方向の間隙を介して対向するように設けられていて、車体幅方向に短い構成となっている。
【0064】
エンコーダ基板取り付け部281a,281bのそれぞれには突起134a,134bがそれぞれ形成されている。エンコーダ基板取り付け部281,281bには、ロータの回転の状態を検出するエンコーダ基板151が載置されて固定されている。エンコーダ基板151には、ホールセンサ等の磁極検出素子154a,154b及び154cが搭載されている。なお、エンコーダ基板151の、突起134a,134bに対応する位置には穴152a,152bが形成されていて、当該各穴152a,152bに突起134a,134bがそれぞれ挿通されてエンコーダ基板151が位置決めされる。したがって、ステータ281とエンコーダ基板151の相対位置の精度が高まる。エンコーダ基板151はボルト160,160によりエンコーダ基板取り付け部281a,281bに固定されている。
【0065】
ステータ281は、一部を除いた円の弧上に複数のコイル282を配置してなり、エンコーダ基板151は、当該除かれた弧上に配置されたことになるので、コンパクトな後輪22を実現できる。
【0066】
ところで、突起134a,134bを上方から見たときの形状は共に正方形であるが、突起134bを上方から見たときの大きさを突起134aの当該大きさよりも大きくしてある。そして、穴152a,152bの形状/大きさは突起134a,134bの形状/大きさにそれぞれ合わせられている。したがって、エンコーダ基板151を裏表逆に取り付けようとしても、大きい突起134bを小さい穴152aに挿通させることができないので、逆に取り付けの作業ミスを防止できる。
【0067】
さて、リアアーム20の構成部材20Aには、電線31を介してバッテリ14に接続され、かつ電動機28のステータ281に電気的に接続された電動機制御ユニット30が図示しない弾性材を介して固定されている。弾性材はゴム等であり、電動機制御ユニット30に対する振動を防止する等の目的で使用される。そして、エンコーダ基板151と電動機制御ユニット30とは柔軟性を有するワイヤハーネス153で電気的に接続されている。なお、ワイヤハーネス153は被覆付きのものである。
【0068】
図4に示すように、電動機制御ユニット30は、電動機28に隣接し、しかも電動機28よりも車体前方に配置されているが、電動機制御ユニット30の一部は、複数のコイル282が配置されていない弧の箇所に配置され、すなわち、車体側面視で電動機制御ユニット30と電動機28は互いにオーバーラップしているので、両者を接続する電線が極力短くなっていて、それにより高いノイズ耐性をもたらしている。
【0069】
図5は、電動二輪車1の電気回路図である。
バッテリ14からの電線31は、電源線31Aとグラウンド線31Bとからなり、電動機制御ユニット30の電動機駆動回路(駆動回路)30Aに接続されて電力を供給している。なお、電源線31Aとグラウンド線31Bとが束ねられているので高いノイズ耐性が得られる。また、バッテリ14は電動機制御ユニット30内の制御回路や他の電気回路にも電力を供給している。電動機駆動回路30Aは電動機制御ユニット30の制御回路により制御されることにより、電動機28を3相駆動する。エンコーダ基板151は、電動機28のロータの位置を検出して電動機制御ユニット30内の制御回路に検出結果をフィードバックしている。この検出結果を基に電動機駆動回路30Aがフィードバック制御される。また、電動二輪車1のスロットルやメインスイッチやメータと電動機制御ユニット30内の制御回路とが接続されて、これら操作部との通信による制御が可能となっている。また、電動二輪車1には前照灯、速度計メータ、ホーン、フラッシャ及びフラッシャスイッチ、ストップランプ、テールランプ、ブレーキスイッチが設けられている。
【0070】
さて、バッテリ14は、複数の電池を備え、これらは、バッテリ14が電動二輪車1に取り付けられた状態において陽極を上方(シート13の方向)、陰極を下方(リアアームブラケット19の方向)に向けて直並列接続されている。そして、バッテリ14はその下端部をバッテリ支持部材14Aに収納された状態で、上端部を支持されている。すなわち、バッテリ14は、リアアーム20を支持するリアアームブラケット19に対して陽極よりも陰極が近接するように配置されている。また、下端の電池の陰極とバッテリ支持部材14Aとの間の配線14Bは、上端の電池の陽極とバッテリ支持部材14Aとの間の配線14Cよりも短く、それぞれグラウンド線31B、電源線31Aに接続されているので、これにより高いノイズ耐性をもたらしている。
【0071】
また、直並列接続された複数の電池には、充電器140用のコネクタ141から配線がなされており、コネクタ141に接続された充電器140から当該複数の電池への充電が可能になっている。
【0072】
なお、この実施形態では、電動二輪車について説明したが、本発明は、3輪及び4輪を含むあらゆるタイプの電動車両に適用可能である。また、電動機は、ラジアルギャップ型のものでもよい。また、上記実施の形態では、リアアームが車体に直接的に支持される構成としたが、リンク等を介して間接的に支持されるように構成してもよい。また、電源はバッテリでなくて燃料電池としてもよい。また、電源の上方にリアアームをピボット軸に設けた構成とする場合は、電源の陰極が電源の上部になるように配置することで、上記実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の電動車両によれば、電動機と電動機制御ユニットは、車体側面視で、リアアームの後輪の外形内に配置されているので、電動機と電動機制御ユニットの距離を短くでき、その結果ノイズ耐性を向上できる。また、リヤアームの前部には電動機と電動機制御ユニットが存在しないことになるので、リヤアームの形状を細くしたり湾曲させたりすることができ、外観品質を向上させることができる。
【0074】
また、請求項2の電動車両によれば、電動機制御ユニットと電動機を、車体側面視でオーバーラップさせることで、両者の距離を一層短くでき、したがって、さらなるノイズ耐性を向上できる。
【0075】
また、請求項3の電動車両によれば、車体側方への突出を抑えることができるので、リヤアームの外観品質を向上できる。
【0076】
また、請求項4の電動車両によれば、外観品質を向上させながら、電源と電源制御ユニットの間も可能な限り短くでき、しかもノイズ耐性が向上できる。
【0077】
また、請求項5の電動車両によれば、電源と電動機制御ユニットを接続する電線をリヤアーム内に設けることで、その長さを短くすることができるので、ノイズ耐性を向上できる。
【0078】
また、請求項6の電動車両によれば、電源から電動機制御ユニットに接続されるグラウンド線を短くできるのでノイズ耐性を向上できる。
【0079】
また、請求項7の電動車両によれば、電動機と電動機制御ユニットの距離を短くし、バッテリの陰極から電動機制御ユニットに接続されるグラウンド線を短くできるので、ノイズ耐性を向上できる。
【0080】
また、請求項8、9の電動車両によっても、電動機と電動機制御ユニットの距離を短くし、バッテリの陰極から電動機制御ユニットに接続されるグラウンド線を短くできるので、ノイズ耐性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動車両の実施形態である電動二輪車の側面図である。
【図2】図1に示した電動二輪車1のリアアーム20の周辺における概略構成を示す図である。
【図3】図2におけるVA−VB矢視を示す図である。
【図4】図3におけるUA−UB矢視を示す図である。
【図5】図1に示した電動二輪車1の電気回路図である。
【図6】従来の電動二輪車の構造を示す図である。
【符号の説明】
1 電動二輪車
12 車体フレーム
14 バッテリ
19 リアアームブラケット
20 リアアーム
21 ピボット軸
22 後輪
28 電動機
30 電動機制御ユニット
30A 電動機駆動回路
31 被覆電線
31A 電源線
31B グラウンド線
Claims (9)
- 後輪を駆動する電動機と、前記電動機を駆動する電動機駆動回路を備えた電動機制御ユニットと、前部が車体に揺動可能に支持され、後部に前記後輪を支持したリアアームとを備え、前記電動機と前記電動機制御ユニットは、車体側面視で、前記リアアームの前記後輪の外形内に配置されていることを特徴とする電動車両。
- 前記電動機制御ユニットと前記電動機は、車体側面視で、オーバーラップしていることを特徴とする請求項1記載の電動車両。
- 前記電動機は、アキシャルギャップ型電動機であることを特徴とする請求項1または2記載の電動車両。
- 前記電動機に電力を供給する電源を備え、前記電源は、前記車体におけるリアアームの支持部近傍に配置され、前記電動機制御ユニットに接続されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電動車両。
- 前記電源と前記電動機制御ユニットを接続する電線を備え、その電線は、前記リアアームの中に設けられていることを特徴とする請求項4記載の電動車両。
- 前記電源はバッテリであり、前記バッテリは、その陰極が陽極よりも前記支持部に近接するように配置され、前記バッテリの陰極が前記電動機制御ユニットに接続されていることを特徴とする請求項4または5記載の電動車両。
- 後輪を駆動する電動機と、前記電動機を駆動する電動機駆動回路を備えた電動機制御ユニットと、前部が車体に揺動可能に支持され、後部に前記後輪を支持したリアアームと、前記電動機に電力を供給するバッテリとを備え、前記電動機と前記電動機制御ユニットは、前記リアアーム内に配置され、前記バッテリは、その陰極が陽極よりも前記車体におけるリアアームの支持部に近接するように配置され、前記バッテリの陰極が前記電動機制御ユニットに接続されていることを特徴とする電動車両。
- 前記電動機制御ユニットは、前記電動機より車体前方に配置されていることを特徴とする請求項7記載の電動車両。
- 前記電動機制御ユニットは、前記電動機に隣接配置されていることを特徴とする請求項7または8記載の電動車両。
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