JP2000142529A - 自動二輪車 - Google Patents
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- B62M7/12—Motorcycles characterised by position of motor or engine with the engine beside or within the driven wheel
Abstract
るスペースを前後方向に広く形成しながらも車幅方向に
はコンパクトな立乗り式の自動二輪車を提供する。 【解決手段】 フートボード上に立った乗員5の膝5a
と車輪2,3の上縁とが略同じ高さになるとともに、フ
ートボードの高さが車軸19,20と路面Gとの距離よ
り短くなるように構成する。車輪内に動力ユニット24
を収容する。操向ハンドル13を除く車体全体を乗員5
の腰部の幅より車体幅が狭くなるように形成した。
Description
勢で乗車し、市街地などでの短距離の走行に用いられる
自動二輪車に関するものである。
しては、例えば特開昭60−56684号公報のような
ものが提案されている。この公報に示された立乗り式の
自動二輪車は、1個の前輪と1個または左右2個の後輪
との間に低床な平板状のフートボードを設け、このフー
トボードに乗員が起立して乗車し走行する構造を採って
いる。
の膝よりも上縁が低くなるような小径のものを使用し、
フートボードは、前輪および後輪の車軸と略同じ高さに
なるような位置に配設している。この自動二輪車のエン
ジンは、後輪が1個の場合にはフートボードの後上方に
配設し、後輪が2個の場合にはこれら2個の後輪どうし
の間に配設している。
うに構成した立乗り式の自動二輪車は、車輪がきわめて
小径であるから、自転車に較べて運転したときの感覚が
異なるという問題があった。また、この自動二輪車は、
エンジンを搭載する位置が問題であった。すなわち、後
輪が1個の場合には、エンジンをフートボードの後上方
に配設しているから、フートボードの前後方向の長さが
短くなって脚を乗せるスペースが狭くなってしまう。フ
ートボードを前後方向に長く形成するために、車幅方向
に対をなす後輪どうしの間にエンジンを配置すると、車
幅が大きくなってしまい、渋滞している自動車の横を通
るときなどに特に慎重に運転しなければならなくなって
しまう。
になされたもので、自転車に近い走行感覚で走行でき、
しかも、脚を乗せるスペースを前後方向に広く形成しな
がらも車幅方向にはコンパクトな立乗り式の自動二輪車
を提供することを目的とする。
に本発明に係る自動二輪車は、フートボード上に立った
乗員の膝と車輪の上縁とが略同等の高さになるととも
に、フートボードの高さが車軸と路面との距離より短く
なるように車輪およびフートボードを構成し、車輪内に
動力ユニットを収容し、操向ハンドルを除く車体全体を
乗員の腰部の幅より車体幅が狭くなるように形成したも
のである。
車と略等しくなり、車体の形状も自転車に近似するよう
になるから、運転時の感覚が自転車に近くなり、走安性
にも優れる。また、車輪の径が大きいにもかかわらずフ
ートボードの高さが低いので、走行開始時の接地足の収
容および停止時の足付き性がきわめて良好で、フートボ
ードに載せた足をさほど屈伸させることなくこれらの動
作ができる。さらに、車体幅が狭いため、渋滞中の自動
車の間をぬって走ることができるとともに、押し歩きも
非常にやり易い。そして、車輪が大きい分、この車輪の
径方向の内側に形成される余裕ある空間を利用して動力
ユニットを搭載しているから、動力ユニットとフートボ
ードとが干渉し合うことはなく、フートボードを車体の
前後方向に長く形成することができるなど、フートボー
ドの設計上の自由度が大きくなる。
は、請求項1記載の自動二輪車において、フートボード
後部から上方に延びる腰部支承部材を備えたものであ
る。この発明によれば、フートボード上で起立している
乗員の腰部を腰部支承部材で支えることができ、乗員と
車体とが一体的となってカーブなどで車体を傾ける操作
を安定してできる。
は、請求項1または請求項2記載の自動二輪車におい
て、動力ユニットの動力源をエンジンとし、このエンジ
ンから車輪への動力伝達系およびエンジン用補機を全て
車輪の径方向の内側に配設したものである。この発明に
よれば、フートボードを車体の前後方向に長く形成でき
る構造を採りながら、エンジンを搭載することができ
る。
は、請求項1または請求項2記載の自動二輪車におい
て、動力ユニットの動力源をモータとし、このモータか
ら車輪への動力伝達系およびモータ用補機を全て車輪の
径方向の内側に配設したものである。この発明によれ
ば、フートボードを車体の前後方向に長く形成できる構
造を採りながら、騒音および振動が相対的に小さいモー
タを搭載することができる。
いし図3によって詳細に説明する。図1は本発明に係る
自動二輪車の車体の構成を示す側面図、図2は車体フレ
ームの平面図、図3は車体カバーを取付けた状態を示す
斜視図である。
この実施の形態による自動二輪車である。この自動二輪
車1は、前輪2と後輪3との間に低床なフートボード4
(図3参照)を設け、このフートボード4に乗員5が起
立した姿勢で乗車し、後輪3に設けたエンジン6の動力
で走行する構造を採っている。
くなるように形成している。これら両輪の外径は、この
実施の形態では、自転車の26インチの車輪と略等しく
なるように設定している。
図3に示すように車体カバー7に一体的に形成してい
る。車体カバー7は、図1中に符号8で示す車体フレー
ムと後輪4とを覆うように形成しており、車体フレーム
8に固定している。車体カバー7における後輪3を覆う
部分は、後輪3の略上半分を覆うように形成し、車体左
側に着脱可能な副カバー9を備えている。この副カバー
9を取外すことによって、後述する燃料タンクの給油口
が露出する構造を採っている。
フロントフォーク10を回動自在に支持するヘッドパイ
プ11と、このヘッドパイプ11から車体の後方に延び
て後端部で後輪3を支持するメインフレーム12とから
構成している。前記フロントフォーク10の上端部に操
向ハンドル13を取付けている。この操向ハンドル13
には、図3に示すように、ヘッドライト14を有するハ
ンドルカバー15と、図示していないスロットルグリッ
プまたはサムスロットルと、ブレーキレバー13aとを
取付けている。スロットルグリップやサムスロットル
は、後述する気化器のスロットル弁を操作するためのも
のである。
うに、車幅方向に対をなす2本のメインパイプ16を複
数のクロスパイプ17によって連結した構造を採ってい
る。メインパイプ16の車体後側の端部に後輪支持用ブ
ラケット18を設け、このブラケット18に後輪3を取
付けている。なお、図示していないが、車体左側のメイ
ンパイプ16の後端部にはサイドスタンドを取付けてい
る。
間に、前記フートボード4を支承するための水平延在部
16aを形成している。この水平延在部16aは、路面
Gに近い低い位置で略水平に車体の前後方向に延びてい
る。水平延在部16aの上下方向の位置は、この水平延
在部16aの上に設けたフートボード4と路面Gとの間
隔H1が前輪2および後輪3の車軸19,20と路面G
との間隔H2の略2分の1になるように設定している。
水平延在部16aをこのように形成することにより、フ
ートボード4上で起立した乗員5の膝5aと、前輪2お
よび後輪3の上縁とが上下方向の略同等の高さに位置付
けられる。
法は、図2に示すように、乗員5の両足5bを横に並べ
たときの横幅と同等になり、しかも、乗員5の腰部5c
の幅よりも狭くなるように設定している。この構造を採
ることにより、フートボード4を乗員5が両足5bを揃
えて乗ることができる横幅をもって形成することができ
る。メインフレーム12は、図2に示す平面視におい
て、ヘッドパイプ11に接続する前端部から後方に向か
うにしたがって幅が次第に大きくなるように形成し、前
記水平延在部16aと対応する部位から後方を車体の前
後方向に直線状に形成している。このメインフレーム1
2の後端部に後輪3を2本のメインパイプ16,16の
内側に位置するように取付けているから、この自動二輪
車1においては、操向ハンドル13を除く車体全体を乗
員5の腰部5cの幅より車体幅が狭くなるように形成す
ることができる。
持用ブラケット18より前側の相対的に高くなる部位に
は、図において符号21で示す腰部支承部材を取付けて
いる。この腰部支承部材21は、メインパイプ16から
上方に延びる2本のパイプ21a,21aと、これらの
パイプの上端に溶接した横パイプ21bとから構成して
いる。このように腰部支承部材21をメインパイプ16
の後端部に設けることによって、腰部支承部材21とフ
ートボード4とが互いに干渉し合うのを避けることがで
き、フートボード4を車体の前後方向に長く形成するこ
とができる。
ホイール23(図2参照)と、エンジン6を有する動力
ユニット24(図1参照)とを備えている。ディスク式
ホイール23は、車軸20に回転自在に支持させ、外周
部にタイヤ25を装着している。車軸20は、車体フレ
ーム8の後輪支持用ブラケット18に固定している。
サイクルエンジン6と、このエンジン6の補機と、これ
らを支持する動力ユニット用ブラケット26とから構成
し、後輪3の径方向の内側に収容させて車軸20および
後輪支持用ブラケット18に支持させている。 エンジ
ン6はシリンダ27とクランクケース28とを車体の前
後方向に並べた構造を採り、クランクケース28に気化
器(図示せず)を接続するとともに、シリンダ27の下
面に排気管29を接続している。
にリード弁(図示せず)を介して接続している。この気
化器にエアクリーナ31を接続している。気化器に設け
たスロットル弁は、前記メインパイプ16に沿わせて配
設したワイヤ(図示せず)を介して操向ハンドル13の
スロットルグリップやサムスロットルに接続している。
部から前上がりに延びる符号32で示すものは、リコイ
ルスタータのスタータハンドル33を支持するためのパ
イプである。スターたハンドル33とリコイルスタータ
のエンジン側とを接続するワイヤをこのパイプ32の内
部に通してあり、スタータハンドル33を上方に引張る
ことによってエンジン6が始動する。
ず)を軸線方向が車幅方向と平行になるように支架し、
クランクケース28の車体右側に減速機(図示せず)を
取付けている。クランク軸の回転がこの減速機と、この
減速機の駆動プーリとディスク式ホイール23内側の従
動プーリ(図示せず)との間に掛け渡したベルトとを介
してディスク式ホイール23に伝達される。
クケース28の下方に位置するマフラー34を接続して
いる。このマフラー34は、車体前側の端部をステー3
5によって車体フレーム8に支持させている。
盤状に形成して中央部にエンジン6およびマフラー34
を挿入するための開口26aを形成している。このブラ
ケット26の上部とディスク式ホイール23との間に燃
料タンク36を配置している。燃料タンク36は、動力
ユニット用ブラケット26に支持させ、燃料供給口36
aをこのブラケット26から車体左側に突出させてい
る。図2においては燃料供給口36a、前記エンジン5
およびリコイルスタータ用パイプ32などを省略した状
態で描いてある。
は、後輪3を車体フレーム8に取付けた状態で図3中に
符号37で示すカバーを取付けている。このカバー37
は後輪3の車体左側をタイヤ25を除いて側方から覆う
ように形成している。
は、車軸19を支持する構造が図1に示したものと異な
り、剛性が高くなるように形成している。この構造を採
ることにより、図1,2に示す後輪3を前輪としても使
用することができる。
乗員5がフートボード4に乗り、起立した姿勢で操向ハ
ンドル13を把持して走行する。走行中には、乗員5の
腰部5cを腰部支承部材21で支えることができる。
と略等しく、車幅も乗員5の腰部5cの幅より狭く車体
の形状が自転車に近似するから、運転時の感覚が自転車
に近くなる。後輪3の径方向の内側に形成される空間を
利用してエンジン6、このエンジン6から後輪3への動
力伝達系およびエンジン用補機の全てを搭載しているか
ら、エンジン6および補機からなる動力ユニット24と
フートボード4とが干渉し合うことはなく、フートボー
ド4を車体の前後方向に沿って前輪2と後輪3との間で
長く形成することができる。このため、乗員5は、両足
5bを車体の前後方向に大きく開いた姿勢でフートボー
ド4に乗ることができる。
とができる。図4は第2の実施の形態を採るときの自動
二輪車の車体構成を示す側面図、図5はカバーを外した
後輪を車体右側から見た状態を示す側面図、図6はエン
ジンの伝動ケース、マフラーおよびエアクリーナの内部
を露出させた状態を示す側面図、図7はエンジンおよび
補機類を車体左側から見た状態を示す側面図、図8は伝
動装置の概略構成を示す斜視図、図9は図5におけるX
−X線断面図である。これらの図において、前記図1〜
図3で示したものと同一もしくは同等の部材について
は、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
3は、図9に示すように、リム41、スポーク42およ
びハブ43とを一体に形成してなるディスク式ホイール
44をスポーク42が車体左側(同図の右側)に位置す
るように車軸20を介して後輪支持用ブラケット18に
支持させている。この後輪3は、前記ハブ43の車体右
側の端部に固定した従動スプロケット45に後述する動
力ユニット24から動力が伝達され、車軸20に対して
回転する。なお、図9は、車体右側の車軸20の端部お
よび後輪支持用ブラケット18を省略した状態で描いて
ある。
ト24を後輪3の径方向の内側に収容し、カバー37
(図9参照)によって車体の側方から覆っている。動力
ユニット24は、図4および図5に示すように、車体右
側の後輪支持用ブラケット18に固定した側面視扇状の
動力ユニット用ブラケット26にエンジン6および補機
類の全てを支持させている。
20より車体の前方にシリンダ27を軸線方向が前上が
りに傾斜するように配設し、車軸20の下方にクランク
ケース28(図7参照)を配設している。この実施の形
態においても、エンジン6はクランク軸46(図6参
照)を軸線が車幅方向と平行になるように支架してい
る。
を接続するとともに、車体後側に気化器47を接続して
いる。マフラー34は、動力ユニット用ブラケット26
とディスク式ホイール44との間に配置し、動力ユニッ
ト用ブラケット26に支持させている。気化器47は、
第1の実施の形態を採るときと同様に、操向ハンドル1
3のスロットルグリップやサムスロットルを操作するこ
とによって内部のスロットル弁が開閉する構造を採って
いる。
示すように伝動ケース48を設け、この伝動ケース48
から出力軸49を突出させている。このクランクケース
28における車体前側の端部と伝動ケース48の車体後
側の上部を動力ユニット用ブラケット26に固定するこ
とによって、エンジン6を動力ユニット用ブラケット2
6に支持させている。
記クランク軸46に歯車50,51を介して歯車結合さ
せ、駆動スプロケット52を取付けている。この駆動ス
プロケット52にチェーン53を介して前記従動スプロ
ケット45を接続している。図8において、駆動スプロ
ケット52と従動スプロケット45との間に設けた符号
54で示すものはテンションプーリである。また、図8
中に符号55で示すものはエンジン6のピストン、符号
56はスタータモータを示す。このスタータモータ56
は、クランク軸46に接続したリングギヤ57を回転さ
せる構造を採っている。
クリーナ31を配設するとともに、このエアクリーナ3
1の上方に燃料タンク36を配設している。燃料タンク
36は動力ユニット用ブラケット26に支持させ、エア
クリーナ31は伝動ケース48と燃料タンク36に支持
させている。この実施の形態では、燃料タンク36にバ
ッテリー58およびオイルタンク59を支持させてい
る。
成しても第1の実施の形態を採るときと同等の効果を奏
する。
ータ式動力ユニットを使用する場合の一実施の形態を図
10ないし図13によって詳細に説明する。図10はモ
ータ式動力ユニットを備えた自動二輪車の車体構成を示
す側面図、図11は後輪の縦断面図、図12はディスク
式ホイールの中心部を車体左側から見た状態を示す側面
図、図13は動力ユニットの側面図である。これらの図
において、前記図1〜図4で示したものと同一もしくは
同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明は省
略する。
3は、図11に示すように、リム41、スポーク42お
よびハブ43とを一体に形成してなるディスク式ホイー
ル44をスポーク42が車体右側(同図の右側)に位置
するように車軸20を介して後輪支持用ブラケット18
に支持させている。この後輪3は、前記スポーク42に
一体に形成した従動プーリ61に後述する動力ユニット
24から動力が伝達され、車軸20に対して回転する。
44は、スポーク42の外側に合成樹脂製の円盤状のカ
バー62を固着し、スポーク42どうしの間の空間から
後輪3の内部に水が浸入するのを防ぐ構造を採ってい
る。
る場合でも後輪3の径方向の内側に収容し、カバー37
(図10および図11参照)によって車体の側方から覆
われている。この動力ユニット24は、図13に示すよ
うに動力ユニット用ブラケット26にモータ63と、バ
ッテリ64と、モータ制御用の制御装置65とを装着す
ることによって形成している。
ケット26は、図11および図13中に符号66で示す
ボスを車軸20に支持させるとともに、車体前側の上部
を車体左側の後輪支持用ブラケット18に支持させてい
る。この動力ユニット用ブラケット26の車体前側の下
部にモータ63を固定し、車軸20より下方にバッテリ
64を着脱自在に取付けるとともに、車軸20より上方
に相対的に軽量な制御装置65を取付けている。
になるように動力ユニット用ブラケット26に取付けて
あり、図11に示すように、回転軸63aを車体右側に
突出させている。この回転軸63aを図12に示すよう
にベルト67によってディスク式ホイール44の前記従
動プーリ61に接続している。図12において前記回転
軸63aの近傍に設けた二つのプーリ68,69は、ベ
ルト67に張力を付与するためのテンションプーリであ
る。これらのプーリ68,69は、同図中に符号70で
示すアームに回転自在に取付けてあり、このアーム70
を介して動力ユニット用ブラケット26に支持させてい
る。このアーム70は、動力ユニット用ブラケット26
の支軸71に回動自在に取付け、図示していないテンシ
ョンスプリングによって図12において時計方向に付勢
されている。
数のセル72(単電池)と、これらのセル72を収納す
るバッテリーボックス73とから構成し、動力ユニット
用ブラケット26のバッテリ収納部26b(図11参
照)に収容している。バッテリ64を着脱することがで
きるように、後輪3のカバー37におけるバッテリ64
と対向する部位には、バッテリ出入れ用の開口74(図
11参照)を形成している。この開口74は、動力ユニ
ット用ブラケット26に着脱可能に取付けたリッド75
(図10,11参照)によって開閉される。
たスロットルグリップやサムスロットルの操作量に対応
するようにモータ63の回転速度を制御する回路を採っ
ている。この実施の形態で示したように後輪3を構成し
ても第1の実施の形態を採るときと同等の効果を奏す
る。
動力ユニット24を設ける例を示したが、本発明に係る
自動二輪車は、前輪2に動力ユニット24を設ける構造
を採ることができる。
輪の外径が大人用自転車と略等しくなり、車体の形状も
自転車に近似するようになるから、運転時の感覚が自転
車に近くなり、走安性にも優れるようになる。このた
め、自転車に乗り慣れたものにとっては違和感なく運転
することができる。
るから、フートボード上に立つことにより視線の位置が
高くなることと相俟って、渋滞している自動車の間をぬ
うようにして走行することができ、このような狭いとこ
ろを走行する場合であっても運転が容易である。押し歩
きも非常にやり易い。また、車輪の径が大きいにもかか
わらずフートボードの高さが低いので、走行開始時の接
地足の収容および停止時の足付き性がきわめて良好で、
フートボードに載せた足をさほど屈伸させることなくこ
れらの動作ができる。車輪が大きい分、この車輪の径方
向の内側に形成される余裕ある空間を利用して動力ユニ
ットを搭載しているから、動力ユニットとフートボード
が干渉し合うことはなく、フートボードを車体の前後方
向に長く形成することができる。この結果、脚を置くス
ペースを広くとることができるから、より一層運転が容
易になるとともに、フートボードの設計上の自由度が大
きくなる。
ド上で起立している乗員の腰部を腰部支承部材で支える
ことができ、乗員と車体とが一体的となってカーブなど
で車体を傾ける操作を安定してできる。このため、立乗
り式の自動二輪車であっても乗員と車体とが一体的にな
って運転がし易い。しかも、乗員の疲労も軽減される。
ドを車体の前後方向に長く形成できる構造を採りなが
ら、エンジンを搭載することができるから、エンジンの
動力によって長い距離を走行することができるばかり
か、フートボードの前後長が長いことから足の位置を自
由に選択することができ、長い時間の走行でも疲労が少
ない。
ドを車体の前後方向に長く形成できる構造を採りなが
ら、騒音が相対的に小さいモータを搭載することができ
るから、フートボードの前後長が長いことから足の位置
を自由に選択することができ、ゆったりした姿勢で静か
に走行することができる。疲労も少ない。
側面図である。
る。
車体構成を示す側面図である。
を示す側面図である。
クリーナの内部を露出させた状態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
の車体構成を示す側面図である。
ら見た状態を示す側面図である。
ド、5…乗員、5a…膝、5c…腰部、6…エンジン、
13…操向ハンドル、19,20…車軸、21…腰部支
承部材、24…動力ユニット、63…モータ。
Claims (4)
- 【請求項1】 前輪と後輪との間に配設した低床な平板
状のフートボードに乗員が起立した姿勢で乗車する自動
二輪車において、前記前輪および後輪の上縁と、フート
ボード上で起立した乗員の膝とが略同じ高さに位置付け
られるとともに、フートボードと路面との間隔が前記両
輪の車軸と路面との間隔より短くなるように前輪、後輪
およびフートボードを構成し、前記前輪または後輪の何
れか一方の車輪内に動力ユニットを収容し、操向ハンド
ルを除く車体全体を乗員の腰部の幅より車体幅が狭くな
るように形成したことを特徴とする自動二輪車。 - 【請求項2】 請求項1記載の自動二輪車において、フ
ートボード後部から上方に延びる腰部支承部材を備えた
ことを特徴とする自動二輪車。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の自動二輪
車において、動力ユニットの動力源をエンジンとし、こ
のエンジンから車輪への動力伝達系およびエンジン用補
機を全て車輪の径方向の内側に配設したことを特徴とす
る自動二輪車。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の自動二輪
車において、動力ユニットの動力源をモータとし、この
モータから車輪への動力伝達系およびモータ用補機を全
て車輪の径方向の内側に配設したことを特徴とする自動
二輪車。
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