JP6979120B2 - 鞍乗型電動車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型電動車両に関する。
電動モータを走行駆動源とする鞍乗型電動車両として、電動モータに電力を供給するバッテリと、バッテリから電動モータに供給される電力を制御する制御ユニットとが搭載される鞍乗型電動車両が知られている(例えば特許文献1)。
国際公開第2012/063291号
バッテリから電動モータに電力を供給する鞍乗型電動車両では、航続距離はバッテリの容量に依存する。よって、より大型のバッテリを収容可能なスペースの確保が望まれる。
本発明は、バッテリの収容スペースをより大きく確保することができる鞍乗型電動車両を提供することを目的とする。
本発明によれば、
前輪および後輪と、
前記前輪を操舵する操舵機構を支持する車体フレームと、
前記後輪の回転駆動力を出力する電動モータを有するモータユニットと、
前記モータユニットに電力を供給するバッテリと、
前記モータユニットの駆動制御を行う制御ユニットと、
を備えた鞍乗型電動車両であって、
前記車体フレームは、車両前後方向に延びるメインフレームを含み、
前記モータユニット、前記バッテリおよび前記制御ユニットが、前記前輪と前記後輪との間において、前記メインフレームに支持され、
車両側面視で、前記モータユニットと前記制御ユニットとが互いに重なるように配置され、
前記モータユニットと前記制御ユニットとが、前記モータユニットと前記制御ユニットとの間を走行風が通過するように車幅方向に並んで配置されている、
ことを特徴とする鞍乗型電動車両が提供される。
本発明によれば、バッテリの収容スペースをより大きく確保することができる鞍乗型電動車両を提供することができる。
第一実施形態に係る鞍乗型電動車両の左側面図。 図1のI−I線断面図であって一部の構成を省略した図。 のII−II線断面図であってモータユニットおよび制御ユニットの配置構成を示す図。 第一実施形態に係るモータユニットの斜視図。 図4のモータユニットの制御ユニットと対向する面を示す図。 第二実施形態に係る鞍乗り型電動車両の左側面図。
図面を参照して本発明の実施形態に係る鞍乗型車両について説明する。各図において、矢印X、Y、Zは互いに直交する方向を示し、X方向は鞍乗型車両の前後方向、Y方向は鞍乗型車両の車幅方向(左右方向)、Z方向は上下方向を示す。以下、鞍乗型車両の前後方向の前方または後方を単に前方または後方と、鞍乗型車両の車幅方向(左右方向)の内側または外側を単に内側または外側と呼ぶことがある。また、左右一対で設けられるものにおいて、左右のいずれかで説明したものは他方については不図示もしくは説明を省略する場合がある。
<第一実施形態>
<鞍乗型車両の概要>
図1は本発明の一実施形態に係る鞍乗型電動車両1の左側面図である。同図は鞍乗型電動車両1の要部を中心に表した概略図である。以下、鞍乗型電動車両1のことを車両1と呼ぶ場合がある。
車両1は車体フレーム10として、車両前部に設けられるヘッドパイプ11、ヘッドパイプ11に接続し前後方向に延びるメインフレーム12、メインフレーム12よりも下側において前後方向に延びるダウンフレーム13、およびメインフレーム12から後方に延びるシートフレーム14を含む。また、メインフレーム12とダウンフレーム13とはそれぞれの後端部同士で接続されている。
図1とともに図2を参照する。図2は図1のI−I線断面図であって一部の構成を除いた図である。本実施形態のメインフレーム12は、ヘッドパイプ11から車両1の左側を通って延びる左側フレーム部分121と、ヘッドパイプ11から車両1の右側を通って延びる右側フレーム部分122とを含み、これらのフレーム部分は車幅方向に(左右に)離間して形成されている。左側フレーム部分121及び右側フレーム部分122は、それぞれ、前方フレーム部分123と、後方フレーム部分124とを含む。
本実施形態の前方フレーム部分123は、ヘッドパイプ11の上部から車両斜下後方に延びる上側部分123aとヘッドパイプ11の下部から車両斜下後方に延びる下側部分123bとを含む。上側部分123aと下側部分123bとは前方フレーム部分123の後端部126において接続され、また、途中の部位でも接続されている。このような構成とすることで、軽量化を図りつつ、メインフレーム12の剛性を高めることができる。
なお、本実施形態では、メインフレーム12がヘッドパイプ11から左右に分かれて車両斜下後方に延びており、メインフレーム12が全領域にわたって左側フレーム部分121と右側フレーム部分122に分かれて形成されている。しかし、ヘッドパイプ11から単一のフレーム部分が後方に延びてから、左側フレーム部分121および右側フレーム部分122に分岐するように形成される構成や、分岐しない構成も採用可能である。また、本実施形態では前方フレーム部分123は、ヘッドパイプ11の上部から上側部分123aが、下部から下側部分123bが、それぞれ左右に分かれて後方に延びているが、ヘッドパイプ11から左右に一本ずつ後方に延びる構成も採用可能である。
左右の後方フレーム部分124は、前方フレーム部分123の後端部126からそれぞれ上下に延びて形成され、その上部においてリアサスペンション21を支持している。また、後方フレーム部分124は、前方フレーム部分123の後端部126の下方において後述のリアスイングアーム19を支持するピボット軸125を有する。さらに、後方フレーム部分124は、その下端においてダウンフレーム13の後端と接続している。なお、前方フレーム部分123と後方フレーム部分124とは一体的に形成してもよく、それぞれ別体に形成して溶接等の冶金的接合やボルト締結等の機械的接合等によって接合してもよい。
ダウンフレーム13は、メインフレーム12よりも下側において車両前後方向に延びて設けられている。ダウンフレーム13はメインフレームの下部から下方に延び、その下端から後方に延びて後方フレーム部分124の下端に接続する。また、ダウンフレーム13は左側ダウンフレーム部分131と右側ダウンフレーム部分132とを含む。
本実施形態では、ダウンフレーム13はメインフレーム12の下部から下方に延びているが、ヘッドパイプ11から下方に延びる構成も採用可能である。また、ダウンフレーム13は全体にわたって左側ダウンフレーム部分131と右側ダウンフレーム部分132とに分かれて形成されているが、ヘッドパイプ11またはメインフレーム12から一本のフレームで下方に延びてから左側ダウンフレーム部分131と右側フレーム部分132とに分岐するように形成される構成も採用可能である。
左右一対のシートフレーム14は、メインフレーム12の左側フレーム部分121および右側フレーム部分122からそれぞれ後方に延びるように設けられ、シート4を支持している。また、左右一対のシートフレーム14より下側において、左側フレーム部分121および右側フレーム部分122と、左右一対のシートフレーム14とに接続するサブフレーム15が設けられている。
ヘッドパイプ11は、前輪FWを操舵する操舵機構18を支持している。操舵機構18は、ヘッドパイプ11に回動可能に支持されるステアリングステム181を含み、その上端部および下端部にトップブリッジ182およびボトムブリッジ183がそれぞれ取り付けられている。トップブリッジ182には運転者が前輪FWを操舵するハンドル184が設けられている。トップブリッジ182およびボトムブリッジ183により左右一対のフロントフォーク185が支持されている。フロントフォーク185は車両斜下前方へ延び、下端に前輪が回転可能に支持されている。
リアスイングアーム19は、その前端部において、後方フレーム部分124に設けられたピボット軸125に揺動自在に支持されている。リアスイングアーム19の後端部には後輪RWが回転可能に支持され、モータユニット30のドライブスプロケット323と後輪RWの従動スプロケット22とに巻きかけられるチェーン23によって後輪RWが回転駆動される。リアスイングアーム19は、その上部においてリアサスペンション21を支持する支持部191を有しており、その搖動がリアサスペンション21により減衰される。
モータユニット30はドライブスプロケット323の回転駆動力を出力する電動モータ31を含む。バッテリ16はモータユニット30に供給する電力を蓄電する。制御ユニット40は、バッテリ16を電源としてモータユニット30、特に電動モータ31に対する電力の供給制御(駆動制御)を行う。制御ユニット40は、運転者のアクセル操作等に応じてモータユニット30に供給する電力を制御する。モータユニット30や制御ユニット40は、駆動により発熱するが、熱交換器24とこれらを循環する冷却媒体により冷却され、高温となることが抑制される。
<モータユニットおよび制御ユニットの配置構成>
図1ないし図3を参照する。図3は図1のII−II線断面図であってモータユニット30および制御ユニット40の配置構成を示す図である。
本実施形態の場合、バッテリ16、モータユニット30及び制御ユニット40の収容部10aが主にメインフレーム12、ダウンフレーム13により画定されている。収容部10aの車幅方向の左側については、本実施形態の場合、ヘッドパイプ11、左側フレーム部分121、左側ダウンフレーム部分131をループ状に連結することで規定され、右側についても、同様に、ヘッドパイプ11、右側フレーム部分122、右側ダウンフレーム部分132をループ状に連結することで規定されている。このようなフレームのループによって、バッテリ16、モータユニット30及び制御ユニット40の側面の保護性能を高めることができる。収容部10aの上下方向の下限はダウンフレーム13で規定され、上側は車体フレーム10としては開放される一方、カバー部材17により規定されている。
そして、この収容部10a内に、バッテリ16、モータユニット30及び制御ユニット40が収容される。バッテリ16は、車両上面視で前方フレーム部分123の左側フレーム部分121および右側フレーム部分122の間に配置され、かつ、不図示の固定構造を介して左側フレーム部分121および右側フレーム部分122に支持されている。そして、バッテリ16のみ、カバー部材17で覆いつつ、前方フレーム部分123よりも上方まで突出して配置されている。バッテリ16については、前方フレーム部分123よりも上方まで突出させることで、より大型のバッテリを搭載できる。
本実施形態では、収容部10aのうち、バッテリ16の収容スペースをより広くするため、以下の構造を採用している。すなわち、本実施形態では、モータユニット30と制御ユニット40とは車両側面視で互いに重なるように並んで配置されている。したがって、前後方向、又は、上下方向のバッテリ収容スペースがより大きく取ることができる。本実施形態の構成でいえば、モータユニット30および制御ユニット40が収容部10a内の後側の空間に配置されるので、収容部10aの前側の空間をバッテリ16の収容スペースとしてより大きくとることができる。また、モータユニット30および制御ユニット40が収容部10a内の下側の空間に配置されるので、収容部10aの上側の空間をバッテリの収容スペースとしてより大きくとることができる。ここで、バッテリ16は、モータユニット30および制御ユニット40に対して、これらのユニットの前方において対向する面16aと、これらのユニットの上方において対向する面16bとを有する。上記で説明した構成により、面16aがより後方に、面16bがより下方に位置するようにバッテリ16の形状を決定することができる。その結果として、より容量の大きいバッテリ16を搭載することができる。
また、本実施形態では、左側ダウンフレーム部分131および右側ダウンフレーム部分132はモータユニット30および制御ユニット40を取り付ける取付部133をそれぞれ有している。モータユニット30は、後方フレーム部分124の前方に配置され、収容部10aの後部左側に偏って配置されており、また、制御ユニット40は、収容部10aの後部右側に偏って配置され、これらが車幅方向に並設された配置構造を採用している。
モータユニット30および制御ユニット40は後述する構成により、それぞれ車幅方向に薄くなるように構成されており、これらを収容部10a内に車幅方向に並べて配置することができる。また、本実施形態の場合、モータユニット30および制御ユニット40の互いに対向する面はいずれも、凹凸や段差等が少なくY方向の変位が小さい形状を有している。したがって、配置する際に互いの距離を近くすることができ、これらを収容部10a内に車幅方向に並べて配置することができる。この結果、モータユニット30および制御ユニット40は、それぞれの配置における上下方向および前後方向の範囲について、それぞれ重複する部分を含んでいる。
特に本実施形態の場合、車両側面視で制御ユニット40に対してモータユニット30全体が重なるように配置されている。これにより、車両前後方向および上下方向におけるバッテリ16の収容スペースをより大きく確保することができる。なお、モータユニット30に対して制御ユニット40全体が重なる配置でもよく、制御ユニット40とモータユニット30の一部が互いに重なる配置も採用可能である。
また、車両上面視では、モータユニット30および制御ユニット40は、Y方向で左側フレーム部分121および右側フレーム部分122の間、すなわち両者の最大幅Wの範囲内に配置されている。このような配置により、モータユニット30および制御ユニット40等の構成部品が車幅方向外側への突出することを抑えられ、これらを左右バランスよく配置することができる。
また、車両上面視ではモータユニット30と制御ユニット40とが重ならずに配置されている。本実施形態の場合、モータユニット30および制御ユニット40は、それぞれの配置における車幅方向の範囲について重複する部分を含まず、車幅方向に並んで配置されており、モータユニット30が左側、制御ユニット40が右側に位置している。このような配置としては、例えば、図2で示すように、Y方向で左側フレーム部分121および右側フレーム部分122の最大幅Wを三等分した場合、中央のW/3の範囲内に制御ユニット40と対向する面Aが位置するようにモータユニット30を配置することが挙げられる。また、例えば、制御ユニット40と対向する面AがY方向に一定でない場合、面Aの制御ユニットに最も近い部分が中央のW/3の範囲内に位置するようにモータユニット30を配置することが挙げられる。
本実施形態の場合、車両上面視でモータユニット30と制御ユニット40とが重ならず、車幅方向に並んで配置されているため、走行風等が互いに対向する面の間を前方から直線的に通過しやすい。また、モータユニット30および制御ユニット40の互いに対向する面はいずれも表面積が大きく、それらの面に直接走行風等が当たりやすいため、効率的にモータユニット30および制御ユニット40を冷却することができる。
次に、モータユニット30および制御ユニット40の取付構造についてさらに説明する。モータユニット30および制御ユニット40は、後方フレーム部分124に形成される左右一対の上側取付部128および下側取付部129と、ダウンフレーム13に形成される左右一対の取付部133とでそれぞれ支持されている。モータユニット30および制御ユニット40は、剛性の高い車体フレーム10にそれぞれ3箇所で支持されるため、車体振動等の影響を抑制することができる。
図1および図3とともに図4を参照する。図4はモータユニット30の斜視図である。モータユニット30は上側取付部128、下側取付部129および取付部133に取付けられるための貫通孔301、302、および303をそれぞれ有している。一方、制御ユニット40は、組付け時に車両側面視で貫通孔301、302および303と重なる貫通孔401、402および403を有する。
上側取付部128には、左側フレーム部分121および右側フレーム部分122を車幅方向に横断するように固定部材501が取り付け可能である。固定部材501が貫通孔301および401を貫通した状態で上側取付部128に取付けられることで、モータユニット30および制御ユニット40は後方フレーム部分124に固定される。
同様の構成により、下側取付部129において、モータユニット30および制御ユニット40は固定部材502によって後方フレーム部分124に固定されるとともに、取付部133において、固定部材503によってダウンフレーム13に固定される。
このように、固定部材503がモータユニット30および制御ユニット40を貫通して後方フレーム部分124およびダウンフレーム13に固定されることで、固定部品の部品点数を削減するとともに、モータユニット30と制御ユニット40の前後方向及び上下方向の相対的に位相のずれを抑えることができる。
また、本実施形態においては、熱交換器24もダウンフレームに固定されているため、熱交換器24、モータユニット30および制御ユニット40は全てダウンフレーム13に固定されている。したがって、ダウンフレーム13に熱交換器24、モータユニット30および制御ユニット40が固定された状態にした上で、これらを一体的にメインフレーム12に取付けることができるので、組立性およびメンテナンス性を向上することができる。
モータユニット30および制御ユニット40の上部には、バスバー接続部38および48が設けられており、それぞれにバスバー42が接続されている。制御ユニット40はバスバー42を介してモータユニット30へ電力を供給する。
本実施形態では、モータユニット30および制御ユニット40は、これらを車幅方向に貫通する固定部材501、502および503を介して車体フレーム10に固定されているため、互いの相対的な位相のずれが抑えられている。したがって、モータユニット30と制御ユニット40とを接続時する際に揺動を考慮しなくてもよく、バスバー42により互いに固定することができる。また、車幅方向に並んで配置されているため、バスバー42自体を短くすることができ、コストを削減できるとともに断線の可能性を低減できる。
制御ユニット40は、箱形状のケース部材40aと、その内部に電動モータに電力を供給するための駆動回路基板45および駆動回路基板45に制御信号を送信する制御回路基板46を有している。駆動回路基板45および制御回路基板46は、前後方向および上下方向が水平方向、車幅方向が法線方向となる面の向きで配置されている。このため、制御ユニット40全体としては車幅方向に薄く構成されている。また、駆動回路基板45および制御回路基板46は車幅方向に並んで配置されており、本実施形態の場合、駆動回路基板45が制御回路基板46よりも車幅方向外側に配置されている。駆動回路基板45は制御回路基板46に比べてその温度が上昇しやすく、駆動回路基板45を外側に配置することにより走行風により効率的に冷却を行うことができる。
<モータユニットの詳細構成>
図1、図4および図5を参照する。図5はモータユニット30の制御ユニット40と対向する面を示す図である。モータユニット30は、モータ軸311が車幅方向に延びている電動モータ31と、この電動モータ31のモータ軸311の回転を減速する減速部32を含み、車両側面視で電動モータ31と減速部32とは互いに重なるように設けられている。
減速部32は、ケース部321と、モータ軸311の回転を減速するリダクションギヤ(不図示)と、リダクションギヤ(不図示)により減速された後の駆動力を出力する出力軸322を含む。本実施形態では、モータ軸311に対し出力軸322が車両後方に位置している。減速部32の出力軸322にドライブスプロケット323が取付けられる。出力軸322はピボット軸125の前方にあり、後輪の中心とピボット軸を結ぶ直線の延長線上に位置する。
モータユニット30の底部にはオイルパン33が形成され、このオイルパン33内に貯留されたオイルがオイルポンプ34により吸入、吐出されてモータユニット30内および循環路25内を循環する。オイルは冷却媒体としてモータユニットおよび制御ユニットを冷却するとともに、モータユニット30内部の潤滑を行う。モータユニット30内各部に供給されたオイルは、自然滴下等によりオイルパン33に戻される。
モータユニット30は、その上部にモータユニット30の内部と外部とを連通して気液分離するブリーザ室37を有している。また、モータユニット30はオイルフィルタ36を含み、モータユニット30内を循環するオイルを浄化する。
モータユニット30の内部には電動モータ31の回転角を検知するレゾルバ35が設けられ、制御ユニット40と対向する面にはモータ側接続端子351が設けられている。制御ユニット40のモータユニット30と対向する面には、組付け時に車両側面視でモータ側接続端子351と重なる位置に制御ユニット側接続部451が設けられている。モータ側接続端子351と制御ユニット側接続部451は組み付け時に互いに係合する。
モータユニット30の全体形状は、各構成要素の位置関係により異なる。本実施形態の場合、電動モータ31はモータ軸311の径方向と比べて長さの短いモータ軸311の軸方向が車幅方向となるように配置される。また、減速部32およびオイルポンプ34は、電動モータ31から車幅方向外側に突出し、かつ、前後方向に並んで設けられている。減速部32およびオイルポンプ34が電動モータ31から同じ向きに突出して、前後方向に並んでいるので、モータユニット30の車幅方向の厚みを抑制することができる。また、電動モータ31に対して、オイルパン33が下方に、ブリーザ室37が上方に突出して設けられているので、モータユニット30の車幅方向の厚みを抑制することができる。これらの構成により、モータユニット30を全体として車幅方向に薄く形成することができる。また、オイルパン33の下端は制御ユニット40より下方に延びるため走行風に当てやすく構成されている。
さらに、本実施形態の場合、減速部32およびオイルポンプ34がいずれも電動モータ31から車幅方向外側に突出しているので、モータユニット30の制御ユニット40に対向する面は、凹凸や段差等が少なくY方向の変位が小さい形状を有している。これにより、モータユニット30と制御ユニット40との間の距離を小さくすることができる。
<冷却回路の構成>
本実施形態の冷却回路の構成について、図1および図2を用いて説明する。本実施形態に係る熱交換器24はオイルクーラであり、冷却媒体はモータユニット30内部の潤滑も兼ねるオイルである。
熱交換器24で冷やされた冷却媒体は、第一管状部材251内を通ってオイルパン33へと循環する。ここで、第一管状部材251は、熱交換器24からダウンフレーム13を沿って下方に延び、制御ユニット40の側方を通過した後にオイルパン33に接続する。オイルポンプ34によってモータユニット30内部を循環したオイルは、第二管状部材252内部を通って熱交換器24に循環する。ここで、第二管状部材252は、オイルパン33からダウンフレーム13に沿って延び、熱交換器に接続する。すなわち、循環路25は第一管状部材251、モータユニット内部および第二管状部材252を含み、冷却媒体であるオイルは循環路25を通って、熱交換器24、制御ユニット40、モータユニット30、熱交換器24の順で循環する。
このような冷却経路により、制御ユニット40がモータユニット30よりも先に冷却される。したがって、モータユニット30よりも耐熱性能が低い制御ユニット40を優先的に冷却することができる。また、熱交換器24、制御ユニット40およびモータユニット30がそれぞれ近接して配置されているので、冷却経路を短くすることができる。
また、本実施形態では、熱交換器24により、モータユニット30と制御ユニット40を近接配置したことによる熱の集中を緩和することができる。また、熱交換器24がモータユニット30および制御ユニット40に近接して配置されるので、循環路25を短くすることができる。
なお、熱交換器24はラジエータでもよく、ラジエータを採用する場合はオイルパン33に孔形状で冷却水が通過可能なウォータジャケットを設け、その内部を冷却水が通過する構成にすることで、モータユニット30内のオイルを冷却可能である。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態によれば、制御ユニット40の少なくとも一部がモータユニット30に対して車幅方向に重なっているので、これらに対して車両前後方向あるいは上下方向に、バッテリ16の配置スペースをより広く確保できる。したがって、バッテリ容量をより大きくすることができる。また、モータユニット30と制御ユニット40との間の配線を短くすることができ、コスト削減や断線の可能性を低減できる。
また、メインフレーム12の間にモータユニット30および制御ユニット40が配置されるため、車幅方向外側への突出が抑えられる。したがって、構成部品を左右バランスよく配置することができる。
<第二実施形態>
図6は第二実施形態に係る鞍乗型電動車両6の側面図である。以下、第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し説明を省略する。第二実施形態は、モータユニット30の態様が第一実施形態と異なる。第二実施形態に係るモータユニット60は、電動モータ61のモータ軸611と出力軸622が同軸上に配置されている。モータ軸611と出力軸622を同軸に配置するため、減速部(不図示)は例えば遊星歯車を含む減速機構を採用可能である。モータユニット60および制御ユニット40は、前方フレーム部分123上の上側取付部631、後方フレーム部分124上の下側取付部632およびダウンフレーム13上の取付部633の3点において支持されている。
モータ軸611と出力軸622が同軸に配置されており、かつ出力軸622の位置は車両側面視で第一実施形態と同じ位置に配置されるので、モータユニット60は、全体が第一実施形態に係るモータユニット30と比べより後方に配置される。本実施形態の場合、モータユニット60がより後方に配置されるため、車両側面視でこれらのユニットの一部が後方フレーム部分124と重なるように配置されている。また、制御ユニット40は第一実施形態と同様に車両側面視でモータユニット60と互いに重なるように配置される。本実施形態ではモータユニット60がより後方に配置される分、制御ユニット40もより後方に配置され一部が後方フレーム部分124と重なるように配置されている。したがって、収容部10aの前側の空間をバッテリ16の収容スペースとしてより大きくとることができる。したがって、バッテリ16の収容スペースをより広く確保でき、バッテリ16の形状を、これらのユニット60および40の前方において対向する面16aがより後方に位置する形状にすることができるので、より容量の大きいバッテリ16を搭載することができる。
<実施形態のまとめ>
上記実施形態は、以下の車両を少なくとも開示する。
1.上記実施形態の鞍乗型電動車両(例えば1)は、前輪(例えばFW)および後輪(例えばRW)と、
前記前輪を操舵する操舵機構(例えば18)を支持する車体フレーム(例えば10)と、
前記後輪の回転駆動力を出力する電動モータ(例えば31)を有するモータユニット(例えば30)と、
前記モータユニットに電力を供給するバッテリ(例えば16)と、
前記モータユニットの駆動制御を行う制御ユニット(例えば40)と、
を備えた鞍乗型電動車両(例えば1)であって、
前記車体フレームは、車両前後方向に延びるメインフレーム(例えば12)を含み、
前記モータユニット、前記バッテリおよび前記制御ユニットが、前記前輪と前記後輪との間において、前記メインフレームに支持され、
車両側面視で、前記モータユニットと前記制御ユニットとが互いに重なるように配置されている。
この実施形態によれば、前記制御ユニットの少なくとも一部が前記モータユニットに対して車幅方向に重なっているので、これらに対して車両前後方向あるいは上下方向に、前記バッテリの配置スペースをより広く確保できる。したがって、バッテリの収容スペースをより大きく確保することができる鞍乗型電動車両を提供することができる。
2.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、前記メインフレームは、車両前後方向に延びる左側フレーム部分(例えば121)と、車両前後方向に延びる右側フレーム部分(例えば122)とを含み、
車両上面視で前記モータユニットおよび前記制御ユニットが、前記左側フレーム部分と前記右側フレーム部分との間に配置されている。
この実施形態によれば、前記メインフレームの間に前記モータユニットおよび前記制御ユニットが配置されるため、車幅方向外側への突出が抑えられる。したがって、構成部品を左右バランスよく配置することができる。
3.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、前記モータユニットの上部と前記制御ユニットの上部とがバスバー(例えば42)により接続されている。
この実施形態によれば、前記モータユニットの側方に前記制御ユニットを配置することで、揺動を考慮する必要が少なくなり、前記バスバーにより固定をすることができる。
4.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、車両前後方向で前記モータユニットおよび前記制御ユニットよりも前方に配置される熱交換器(例えば24)と、
冷却媒体を循環させる循環路(例えば25)と、を備え、
前記循環路は、前記冷却媒体が、前記熱交換器、前記制御ユニット、前記モータユニット、前記熱交換器の順で循環するように形成される。
この実施形態によれば、前記熱交換器により、前記モータユニットと前記制御ユニットを集中配置したことによる熱の集中を緩和することができる。また、前記熱交換器が前記モータユニットおよび前記制御ユニットに近接して配置されるので、前記循環路を短くすることができる。
5.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、前記モータユニットは、レゾルバ(例えば35)と、該レゾルバを前記制御ユニットに接続するための接続端子(例えば351)と、を備え、
前記接続端子が前記制御ユニットに指向して配置されている。
この実施形態によれば、前記制御ユニットに指向して前記レゾルバの端子を配置することで前記制御ユニットと容易に接続可能となり配線などを少なくすることができる。
6.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、前記車体フレームが、
前記メインフレームよりも下側において車両前後方向に延びるダウンフレーム(例えば13)をさらに含み、
前記メインフレームの後端部と前記ダウンフレームの後端部とが接続され、
前記熱交換器、前記モータユニットおよび前記制御ユニットが前記ダウンフレームに固定されている。
この実施形態によれば、前記ダウンフレームに前記モータユニット、前記制御ユニットおよび前記熱交換器のすべてを固定することができ、これらを一体的に前記メインフレームに組み付け可能である。したがって組付け性およびメンテナンス性を向上できる。
7.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、前記ダウンフレームは左側ダウンフレーム部分(例えば131)と右側ダウンフレーム部分(例えば132)とを含み、
前記モータユニットおよび前記制御ユニットは、車幅方向に貫通する貫通孔(例えば303,例えば403)をそれぞれ含み、
それぞれの前記貫通孔を貫通して前記モータユニットおよび前記制御ユニットを車幅方向に横断する固定部材(例えば503)を備え、
前記モータユニットおよび前記制御ユニットは、前記固定部材を介して前記左側ダウンフレーム部分と前記右側ダウンフレーム部分とに固定される。
この実施形態によれば、前記モータユニットおよび前記制御ユニットが前記固定部材により車幅方向に貫通して固定されるので、固定部材を共通化することができる。したがって、固定部材の部品点数削減と共に、モータユニットと制御ユニットでの位相のずれを抑えることができる。
8.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、前記モータユニットは減速部(例えば32)をさらに備え、
車両側面視で、前記電動モータと前記減速部と制御ユニットとが互いに重なるように配置されている。
この実施形態によれば、前記減速部を含めて車体フレームの車幅方向内側に収まることにより、転倒時や衝突時の衝撃等の外乱から前記モータユニットを保護しやすくなる。
9.上記実施形態の鞍乗型電動車両は、前記制御ユニットは、前記電動モータに電力を供給するための駆動回路基板(例えば45)と、前記駆動回路基板に制御信号を送信する制御回路基板(例えば46)とを含み、
前記駆動回路基板と前記制御回路基板とは車幅方向に並んで配置され、
前記駆動回路基板は前記制御回路基板よりも車幅方向外側に配置されている。
この実施形態によれば、制御回路基板より熱くなりやすい駆動制御基板を車幅方向外側に配置されるので、走行風により冷却を行いやすくすることができる。
1 鞍乗り型車両、16 バッテリ、30 モータユニット、40 制御ユニット

Claims (9)

  1. 前輪および後輪と、
    前記前輪を操舵する操舵機構を支持する車体フレームと、
    前記後輪の回転駆動力を出力する電動モータを有するモータユニットと、
    前記モータユニットに電力を供給するバッテリと、
    前記モータユニットの駆動制御を行う制御ユニットと、
    を備えた鞍乗型電動車両であって、
    前記車体フレームは、車両前後方向に延びるメインフレームを含み、
    前記モータユニット、前記バッテリおよび前記制御ユニットが、前記前輪と前記後輪との間において、前記メインフレームに支持され、
    車両側面視で、前記モータユニットと前記制御ユニットとが互いに重なるように配置され、
    前記モータユニットと前記制御ユニットとが、前記モータユニットと前記制御ユニットとの間を走行風が通過するように車幅方向に並んで配置されている、
    ことを特徴とする鞍乗型電動車両。
  2. 前記メインフレームは、車両前後方向に延びる左側フレーム部分と、車両前後方向に延びる右側フレーム部分とを含み、
    車両上面視で前記モータユニットおよび前記制御ユニットが、前記左側フレーム部分と前記右側フレーム部分との間に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型電動車両。
  3. 前記モータユニットの上部と前記制御ユニットの上部とがバスバーにより接続されていることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の鞍乗型電動車両。
  4. 車両前後方向で前記モータユニットおよび前記制御ユニットよりも前方に配置される熱交換器と、
    冷却媒体を循環させる循環路と、を備え、
    前記循環路は、前記冷却媒体が、前記熱交換器、前記制御ユニット、前記モータユニット、前記熱交換器の順で循環するように形成される、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の鞍乗型電動車両。
  5. 前記モータユニットは、レゾルバと、該レゾルバを前記制御ユニットに接続するための接続端子と、を備え、
    前記接続端子が前記制御ユニットに指向して配置されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の鞍乗型電動車両。
  6. 前記車体フレームが、
    前記メインフレームよりも下側において車両前後方向に延びるダウンフレームをさらに含み、
    前記メインフレームの後端部と前記ダウンフレームの後端部とが接続され、
    前記熱交換器、前記モータユニットおよび前記制御ユニットが前記ダウンフレームに固定されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型電動車両。
  7. 前記ダウンフレームは左側ダウンフレーム部分と右側ダウンフレーム部分とを含み、
    前記モータユニットおよび前記制御ユニットは、車幅方向に貫通する貫通孔をそれぞれ含み、
    それぞれの前記貫通孔を貫通して前記モータユニットおよび前記制御ユニットを車幅方向に横断する固定部材を備え、
    前記モータユニットおよび前記制御ユニットは、前記固定部材を介して前記左側ダウンフレーム部分と前記右側ダウンフレーム部分とに固定される、
    ことを特徴とする請求項6記載の鞍乗型電動車両。
  8. 前記モータユニットは減速部をさらに備え、
    車両側面視で、前記電動モータと前記減速部と制御ユニットとが互いに重なるように配置されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の鞍乗型電動車両。
  9. 前記制御ユニットは、前記電動モータに電力を供給するための駆動回路基板と、前記駆動回路基板に制御信号を送信する制御回路基板とを含み、
    前記駆動回路基板と前記制御回路基板とは車幅方向に並んで配置され、
    前記駆動回路基板は前記制御回路基板よりも車幅方向外側に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の鞍乗型電動車両。
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