JP2004122804A - 車両用サイン表示方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来、自動車等の車両が、交差点や曲がり角や追越車線その他の路上走行中において、方向変換や車線変更等の走行方向を変更する必要がある場合、対向車両や後続車両の運転者に対して、または、運転者相互間において、正確な意思表示の交換を行なう手段が、車両には全く設けられていないという問題を解決することを特徴とする。
【解決手段】光を利用して、特定の意味内容を外国語又は日本語により文字表示し、又は、特定の意味内容を図形表示し、或は、文字表示と図形表示とを一緒に表わした状態に配置した光サイン表示体を形成し、該光サイン表示体を車両の電源を用いた光源からの光を利用して発光形成し、車両の窓ガラス面又は車両の外側面から、発光表示可能に形成し、運転者の意思表示を、光サイン表示体の発光表示により正確に表示し、又は相互の意思表示の交換を正確かつ迅速に可能としたことを特徴とする車両用サイン表示方法及びその装置である。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、自動車等の車両用サイン表示方法及びその装置に関し、特に道路上を走行する自動車等の車両相互間において右左折したり、走行車線変更や追越し走行車線へ侵入する場合に、対向車や後続車の運転者への意思表示の伝達と対向車や後続車の運転者との間で相互にシグナルの交換を、迅速かつ正確に可能とし、自動車等の車両交通の安全と運転者相互の車両運転操縦マナーの改善高揚とに大いに寄与し得るところの車両用サイン表示方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、陸上交通機関としての自動車等の高度の発達発展と、これに伴う全国各地の津々浦々に到るまでの高速道路を含む道路網が発展した今日においては、陸上交通輸送手段の約80%以上を自動車等の車両による走行運行による交通輸送が負担しているのが現状である。
この様な陸上交通手段の約80%以上を負担する自動車等の車両の道路上の走行による運輸交通は、国家経済の発展や人的物的交流の基礎となるものであり、しかも、ひとたび自動車事故が発生するときは、貴重な人命が失われたり、重大な経済的損害が発生する恐れがあるために、交通事故の防止の為の道路施設や、交通規制の標識や信号機等の多種多様な交通安全の設備や施設が施され、道路上を自動車等の車両が安全にかつ円滑に走行する為の方策が施され、自動車等の車両自体にも種々な安全装備の整備を遵守すべき車両保安基準等として法制化されて、道路上を自動車等の車両が、より安全にかつ円滑に走行できるような工夫が施されているところである。
しかるに、道路上を走行する自動車等の車両においては、走行中において非常に屡々に右左折したり方向転換する等の走行方向の変更や、追い越して走行車両間に割込んだり、駐停車する等の走行車線を変更する必要が生じるものであり、特に、交差点における右左折やUターンによる方向変更や、走行車線変更の際には、対向車両や後続車両の運転者に対しては、単にウインカーランプの発光点滅による合図のみしか、意思表示の表示手段が装備されておらず、このため従来においては、運転者相互の意思表示の補助手段として、ハザードランプや前照灯等の発光点滅や、クラクションの発音により、車両運転者相互の意思表示の交換のシグナルとして代用されていた。
【0003】
道路上を走行する自動車等の車両相互間においては、対向車両や後続車両の運転者に対して、交差点や曲がり角等で右左折したり、反対方向へUタウンして方向転換する等の走行車両の進行方向を方向変更する場合や、追越しや駐停車する等の走行車線変更する必要がある場合に、その方向変換等の意思表示を行なう場合においては、特に、対向車両や後続車両において走行順位を譲ったり譲られたりする際には、正確にその意思表示を示す表示方法が提供されておらず、このために、従来、単にウインカーランプの発光点滅による合図や、ハザードランプや前照灯等の発光点滅や、クラクションンの発音により相互の意思表示の交換のシグナルとしているが、この様な方法は正規の表示手段として認められているものではでなく、また正確な意思表示が出来ないために、運転者相互間において思わぬ誤解を生じ、これが原因で思わぬ交通事故の原因となったり、誤解が原因でトラブルとなり、その結果殺人事件や傷害事件を惹起した事例すら存在し、これらのトラブルに到らぬまでも、運転者相互の誤解や表示の無視によって、大衆社会の日常生活における安寧秩序の一翼を荷ない、社会生活の潤滑油の役割を果たす交通道徳やマナー礼儀の遵守意欲を喪失せしめるという恐れがあった。
【0004】
従来技術としては、車両における発光表示手段として、発光素子を用いて文字表示を行ない、例えば、注意の文字を発光素子により表示し、車両の後部に取付けて車両の電源を利用して発光点滅する装置の技術が実用新案登録第3085142号として提案されている。
【0005】
さらに従来技術として、異種の発光文字からなる発光群を有する発光表示部を設けた発光表示装置が特開平2002ー149097号として提案されている。
【0006】
また、本願発明者において先に実用新案登録願として出願した発光素子を用いて特定の文字や図形を発光点滅させることにより後続車両や対向車両の運転者に対し意思表示したり運転者相互間において意思表示の交換を可能とした実願2002−4990号「車両用サイン表示装置」が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来、陸上交通手段の大半を占める大量の自動車等の車両が、高速道路を含む道路上を同時に交叉方向、或は、同一方向へ走行するに際し、交差点や曲がり角や追越車線その他の路上走行中において、Uターンや方向変換や車線変更等の走行方向を変更する必要がある場合において、対向車両や後続車両の運転者に対して、運転者の意思を正確に文字表示や図形表示による意思表示の手段設備がなくまた、対向車両や後続車両の運転者相互間において、走行順位を譲り合った場合や走行車線内へ走行侵入を認めた場合等において、運転者が自らの意思を正確に表示する必要がある場合にも文字表示や図形表示により表示手段がなく、特に、対向車両や後続車両の運転者相互において、意思表示の交換を行なう手段設備が車両には全く設けられていないために、従来においては意思表示の代替手段として、ハザードランプや前照灯等の発光点滅の交換や、クラクションンの発音の交換により、相互の意思表示の交換のシグナルとしているが、この様な意思表示の代替手段では、正確な意思表示が出来ないために、運転者相互間において思わぬ誤解を生じ、これが原因で交通事故が発生したり、相互の意思表示の判断の誤解が原因で運転者相互間のトラブルとなるという問題があった。
【0008】
従来の技術として実用新案登録第3085142号においては、車両における発光表示手段として、発光素子を用いて文字表示を行ない、例えば注意の文字を発光素子により表示し、車両の後部に取付けて車両の電源を利用して発光点滅する装置の技術が提案されているが、この従来の技術においては、単に後続車両の運転者に対して文字表示より意思表示するにすぎないものであり、走行車両相互間において運転者相互が互いに文字表示より意思表示を行なって、互いに意思表示の正確に行なうことは出来ないという問題があり、しかも、この従来技術によっては、対向車相互の運転者間において、全く意思表示の交換を行なうことが出来ないという解決されざる技術的課題が存在していた。
【0009】
また、特開平2002ー149097号においては、異種の発光文字からなる発光群を有する発光表示部を設けた発光表示装置が提案されているが、異種の発光文字である点において、異なる意味内容の文字表示が可能となるという点で効果があるが、更にまた、後続の自動車に発光表示できる点で優れているところもあるが、遮光ケースを介在せしめ、かつ、遮光ケース内に光源を封着した技術的構成を有するものであるから、この特開平2002ー149097号の異種の発光表示装置を、自動車等の車両の窓ガラス面に取り付けて使用するときは、運転者の視界を妨げてしまうために交通事故の原因ともなる恐れがあり、また、このため特に、車両の前面窓ガラス面には使用出来ず、従って、対向車両相互の運転者が文字表示により正確な意思表示の交換の手段とすることはできないという解決されざる技術的課題が存在していた。
【0010】
さらに、本願発明者において先に提案した「車両用サイン表示装置」の実願2002−4990号は、多数の発光素子からなる発光サイン表示体を形成して車両の電源を利用して発光させるものであり、この車両用サイン表示装置を装備した車両相互間において、発光サイン表示体を発光せしめることにより車両相互間の運転者間において意思表示の交換ができるという優れた点はあるが、この考案においては、多数の発光素子を特定の意味内容を文字表示又は図形表示或いは文字表示又は図形表示とを一緒に表示した状態に発光可能に肉薄の透明資料製の基盤に一体に取り付けなければならず、したがって、その製作が技術的に難しくコストも高くなるという問題があった。
【0011】
本発明は上記の従来技術における解決されざる課題を解決すべく鋭意研究の結果、光を利用して特定の意味内容を外国語又は日本語によって文字表示し又は、特定の意味内容を図形によって図形表示し或いは前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表示した状態に設けてなる発光サイン表示体を形成して、車両の窓ガラス面又は車両の外側面にから、該発光サイン表示体を車両の電源を利用して発光可能に設けることにより、対向車両相互の運転者間や、後続車両と先行車両相互の運転者間において、文字表示や図形表示ににより運転者の意思表示を正確に表示し伝達することができ、また、これらの車両運転者間において意思表示の交換が、正確かつ迅速に可能となる車両用サイン表示方法およびその装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成し、対向車両相互の運転者間や、後続車両と先行車両相互の運転者間において、文字表示や図形表示ににより運転者の意思表示の交換が正確かつ迅速に可能とするために、車両の電源を用いて光源から発光した光を利用して、特定の意味内容を外国語又は日本語により文字表示し、又は、特定の意味内容を図形表示し、或は、文字表示と図形表示とを一緒に表わした状態に設けた光サイン表示体を形成し、該サイン表示体を形成する光を車両の電源を用いた光源から発光可能に形成し、車両の運転者が走行運転中にUターン走行や左右折走行等の方向変更や追い越し走行や駐停車等の走行車線変更その他の場合に対向車両や後続車両の運転者に対する意思表示又は対向車両や後続車両の運転者との間にシグナルの交換を行う必要がある場合に、車両の運転者が前記光サイン表示体を車両の窓ガラス面又は車両の外側面に発光表示することにより、車両の運転走行中に運転者が対向車両や後続車両の運転者に対する意思表示を可能とし又は車両の運転走行中の運転者が対向車両や後続車両の運転者との相互間におけるシグナルの交換を可能としたことを特徴とする車両用サイン表示方法及びその装置である。
【0013】
本発明の車両用サイン表示装置は、車両を運転する車両運転者相互が走行中に意思表示の交換を正確かつ迅速に可能にするために、光を利用して特定の意味内容を外国語又は日本語によって表わした文字表示し、若しくは、特定の意味内容を表わした図形表示し、或は、前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表わした状態に配置した光サイン表示体を形成し、該発光サイン表示体を車両の電源を用いた光源から発光する光を利用して形成し、車両の窓ガラス面又は車両の外側面から発光照射可能に設けたことにより、運転者の意思表示を正確かつ迅速に表示可能とした車両用サイン表示装置である。
【0014】
更に本発明の車両用サイン表示装置は、光を利用して特定の意味内容を外国語又は日本語で表わした文字表示し、若しくは、特定の意味内容を図形で表わした図形表示し、或は、前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表わした状態に配置し光サイン表示体を形成し、該光サイン表示体を形成する光を発光する車両の電源と光源とを連結した電気回路にコントローラーを設けて光源を発光点滅可能に制御してなるものである。
【0015】
また本発明の車両用サイン表示装置は、光を利用して特定の意味内容を外国語又は日本語で表わした文字表示し、若しくは、特定の意味内容を図形で表わした図形表示し、或は、前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表わした状態に配置し光サイン表示体を形成するために、文字表示若しく図形表示或いは前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表示して透光性の基板に設けて、該基板に設けた文字表示若しく図形表示或いは前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表示した部分に、車両の電源を用いた光源から発光する光を光ファイバーにより導光し、発光せしめるものである。
【0016】
また本発明の車両用サイン表示装置は、光を利用して特定の意味内容を外国語又は日本語で表わした文字表示し、若しくは、特定の意味内容を図形で表わした図形表示し、或は、前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表わした状態に配置し光サイン表示体を形成するために、文字表示若しく図形表示或いは前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表示した状態に不透光性の基板表示体に溝状に穿孔した透孔に、車両の電源を用いた光源から発光する光を光ファイバーにより導光して発光せしめて、光を透孔から通過せしめて該透孔から通過した光により光サイン表示体を形成するものである。
【0017】
また本発明の車両用サイン表示装置においては、光サイン表示体を形成するために利用する光は、車両の電源を用いて光源から発光せしめた光を利用するものであり、車両の電源を用いた光源としては白熱電球、ハロゲンランプ、放電灯、レザー発振器等のあらゆる発光体が用いられるが、特に指向性に優れ単色性で直性で光減衰量が低い等のためにレザー光を発振するレザー発振器を、光源として用いることにより、強く光量の大きい光を利用することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の車両用サイン表示方法及びその装置は、光を利用して特定の意味内容を外国語又は日本語で表わした文字表示は、日常会話や挨拶や交通標識として一般に多用されている比較的短く、一般に容易に理解されやすい語句が用いられ、例えば、日本語においては「ありがとう」や「どうぞ」、「停車」、「右折」等が用いられ、外国語としては世界的に広く通用される英語が用いられ、例えば「THANKYOU」や「PLEASE」等の語が用いられるものである。
また図形表示しては、文字表示の内容に対応して人物像の略図の図形を用いるものであり、例えば、「ありがとう」の意味を表わす図形としては、人物像が頭を下げてお辞儀をしている図形とし、また、「どうぞ」を表わすものとしては、人物像が左右方向へ頭を傾斜して傾斜した方向の手を水平方向へ挙げた図形によって表わされる。
この文字表示と図形表示とは、それぞれ単独で用いることができるが、必要に応じて文字表示と図形表示とは一緒に表示したり、外国語又は日本語とは二段に併記して用いることもできる。
また、内容の異なる文字表示や図形表示を多種類を、予め設けておき、必要に応じてその中から適宜に選択して用いるようにすることもできる。
【0019】
本発明の車両用サイン表示方法は、本発明の車両用サイン表示装置を走行する車両が相互に配備しておき、例えば、道路上を対向して走行する車両相互において、交差点その他の場所において、車線変更や左右折等の進行方向を変更する場合に、進行方向を変更する車両がウンカーランプ等の発光点滅により、意思表示をしている場合に、優先順位の直進車両が走行順位を譲って左右折や進行方向の変更を認める場合において、本発明の文字表示により「どうぞ」とか「PLEASE」や、「どうぞ」の意味を表わす図形表示を示す光サイン表示体を発光して運転者に意思表示を行い、これに対して、優先順位を譲ずられた車両の運転者は、文字表示により「ありがとう」とか「THANKYOU」や、「ありがとう」の意味を表わす図形表示を示す光サイン表示体を発光して表示し、相互に意思表示の交換を行うものである。
【0020】
光を利用して文字表示や図形表示を光サイン表示体を形成し表示する方法としては、特定の意味内容を外国語又は日本語の文字によって表示した文字表示若しくは特定の意味内容を図形によって表示した図形表示或は前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表わした状態の形状に、透明資料性の基板に溝を刻切し該溝の溝底部を赤色や黄色或いは緑色の如く人の注意を引くことができる着色を行い、かつ、多数のリブ状に凹凸を刻切して乱反射面を設け、車両の電源を用いた光源から発光した光をバンドル光フアィバーにより、該溝内にバンドル光ファバーから分岐した光ファィバーの発光先端の発光球部を適宜な間隔に取り付け固定し、光源として放電灯としてガスが封入された150wのメタルハイドラプを用いて発光した光を前記バンドル光フアィバーにより導光して発光せしめることにより光サイン表示体を形成し、基板を車両の窓ガラス面や外側面に取り付けておき、この基板か該光サイン表示体を発光点滅せしめるものである。
【0021】
基板は透明資料製の柔軟で電気絶縁性で防水性に優れたアクリル樹脂やビニール樹脂等のブラスチック製の肉厚2乃至10mm程度で縦10cm横15cm程度の大きさのものが好適であり、基板の溝の溝底部に直接に着色し乱反射面を形成するのに変えて、透明資料製の薄い肉厚シートの一面にを赤色や黄色或いは緑色の如く人の注意を引くことができる着色を行い、かつ、多数のリブ状に凹凸を刻切して乱反射面を設けて基板の溝と同一の形状に設けて前記基板の溝内に予め挿入固定しておき、、車両の電源を用いた光源から発光した光をバンドル光フアィバーにより導光し、該溝内にバンドル光ファバーから分岐した光ファィバーの発光先端の発光球部を適宜な間隔に取り付け固定し、発光することにより光サイン表示体を形成し、基板を車両の窓ガラス面や外側面に取り付けておき、光サイン表示体を発光点滅せしめるものである。
【0022】
また、光を利用して文字表示や図形表示を光サイン表示体を形成し表示する方法としては、特定の意味内容を外国語又は日本語の文字によって表示した文字表示若しくは特定の意味内容を図形によって表示した図形表示或は前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表わした状態の形状に、不透明資料性の基板表示体に溝状に穿孔した透孔を設け、車両の電源を用いて発光可能に設けた白熱電球やハロゲンランプや放電灯やレザー発振器等の光源からの光を、前記基板表示体の透孔へ光ファイバーにより導光し発光せしめることにより、該透孔を通過した光により光サイン表示体として発光して形成され、該光サイン表示体は、凹レンズや凸面反射ミラー等を用いて光を拡大しながら、車両の窓ガラス面や外側面から光サイン表示体を発光点滅して照射するものである。
【0023】
また、車両の外側面から光サイン表示体を発光し表示するには、金属製やプラスチック製や木製等の不透明資料で電気絶縁性で防水性で強靭な資料により箱型のボックス体に形成し、該ボックス体の上側面は、ガラス製やプラスチック製の透明資料で、電気絶縁性で防水性で強靭な資料により密封形成し、該ボックス体の内部の底面には、反射ミラーとして凹面反射ミラーや平面反射ミラーが張着されてボックス体内部からの光を、効率的に外方に発光し投射されるように設けられてなり、該ボックス体の上側面を基板とし、該基板に溝を刻切し、この溝の溝底部を赤色や黄色或いは緑色の如く人の注意を引くことができる着色を行い、かつ、多数のリブ状に凹凸を刻切して乱反射面を設け、車両の電源を用いた光源から発光した光をバンドル光フアィバーにより導光し、該溝内にバンドル光ファバーから分岐した光ファィバーの発光先端の発光球部を適宜な間隔に取り付け固定し、光源として放電灯としてガスが封入された150wのメタルハイドラプを用いて発光した光を前記バンドル光フアィバーにより導光された光を、発光せしめることにより光サイン表示体を形成し、発光して表示するものである。
【0024】
また、前記ボツクス体内に、上記の方法により基板表示体の透孔から通過した光を、光ファイバーにより導光し発光せめることにより、ボツクス体の上側面から、光サイン表示体を発光して表示するものである。
このようなボツクス体は、車両の前後方向の外側面の適宜位置にビスやネジ或いは接着剤等を用いて取り付け固定して用いるものである。
【0025】
さらに、文字表示若しくは図形表示或は前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表わした状態の形状に、基板表示体に穿孔した透孔に、車両の電源を用いて放電灯とのメタルハイドラプやレザー発振器からなる光源からの光を、該透孔を通過せしめて光サイン表示体として発光して形成し、光源としての放電灯のメタルハイドラプやレザー発振器は、コントローラーにより順次に発光点滅せしめるものである。
【0026】
バンドル光ファイバーや光ファイバーは、ブラスチック系或いは石英系のファイバー等の如く、従来用いられているファイバーであればその資料を問わないが、その光透過率や屈折率や安価性等から石英系ファイバーが好ましく、バンドル光ファイバーとしては、光ファイバーを100本束ねたものが用いられる。
【0027】
本発明における光源としての光の発光体としては、白熱電球やハロゲンランプや放電灯等が用いられるが、電力効率が良く、光ガイドによる集光に適したショートアークタイプの放電灯が好ましく、各種のガスを封入したメタルライドランプを用いるのが好適であり、さらに光源としての光の発光体として用いるレザー発振器は、ヘリウムネオンレザーやアルゴンレザー、炭酸ガスレザー等のガスレザーでも良く、ルビーレザー等の固体レザー或いは半導体レザー等の各種レザーが利用可能であるが、長寿命性や高出力性や安価性や取り扱いの容易性等から半導体レザーが好ましい。
【0028】
本発明における車両の電源を用いて光源から発光する光を利用するめに、自動車等の車両の電源に電気的に接続した光源を発光させるために、電流回路をONOFFするスイッチが、車両の運転席のハンドルに近接した位置に設けられ、運転者が適宜に、かつ、任意にスイッチをONOFFして発光せしめて、対向車両や後続車両の運転者と意思表示や合図の交換が正確に、しかも迅速に実施できると共に、光サイン表示体を発光点滅せしめるには、電気回路に設けた一定時間毎に電気回路をONOFFするようにセットしたコンピューターシステムを組み込んだコントローラーにより、光源の発光を制御され、例えば光源が一定時間毎に、例えば0.3秒間毎に発光点滅するように設けてなるものである。
【0029】
本発明の車両用サイン表示装置における基板は、取付手段として透明柔軟なプラススチック製の吸着盤、或は、接着剤等により車両の前後の窓ガラス面の任意位置に取付取外自在に取付固定され、又は、車両の外側面の任意位置で運転者の視界の支障とならず、かつ、対向車両又は後続車両の運転者が容易に視認可能な位置に取付取外自在に取付固定される。
【0030】
【実施例】
以下本発明を実施例を示す図1乃至図20における図面に基づいて詳細に説明する。
図1、図2において1は本発明の車両用サイン表示装置が設けられた車両であり、該の車両1の窓ガラス面2及び車両1の外側面3には、光サイン表示体4が形成される。
光サイン表示体4は、特定の意味を表わす文字表示5又は、特定の意味を表わす図形表示6、或いは、文字表示5と図形表示6とを一緒に配置した状態に形成されてなり、すなわち、光サイン表示体4は、これらの文字表示5、図形表示6、或いは文字表示5と図形表示6を一緒に配置した状態に、車両1の電源7によって発光される光源8からの光11を利用した映像、又は、光により描かれ光表示として形成される、いわゆる光を利用した表示として形成されるものである。
【0031】
文字表示5の特定の意味内容を表わす文字内容とは図5から図9に示すように、例えば日本語9の「ありがとう」9a、「どうぞ」9b等のごとく短い挨拶語の語句からなり、又は外国語10としては英語の「THANK YOU」10a、「PLEASE」10b等のごとく短い英語の挨拶語の語句からなり、また、文字表示5は日本語9又は外国語10のみでなく、図9に示す如く、日本語9と外国語10の如く、異なる言語を同時に上下2段に併記して表示することができる。
【0032】
図形表示6は、図10図11に示すように、例えば、車両の進行方向を左右方向へ変更する場合において、右方向へ進行方向を変えて右折する場合には、図10に示す如く人物の略図が、右手を水平方向へ挙げた図形を右折図形6aとし、左折する場合には、図示はしないが人物の略図が左手を水平方向へ挙げた図形を左折図形として表示し、また、交差点等において進行方向を変更して左右折する場合や、走行中に追い越し割り込みしたり、駐停車する等のめに走行車線を変更する場合等の際に、対向車両が、徐行したり停車したりして走行順位を譲ってくれてスムーズな車線変更や左右折による進行方向の変更を認めてくれた場合において、対向車両の運転者に対して「ありがとう」と、感謝の意思表示として図11に示す略図の人物像が頭を下げているところを表わした感謝図形6bや、図示はしていないが人物像が頭を左右方向へ傾け、かつ、頭を傾けた方向の一方の手を水平方向へ挙げた「どうぞ」の意味を表わす図形表示や、「とまれ」の意味を表わす両手を直角に曲げて上方へ挙げた人物像等の種々の人物像らなる図形表示として形成され、この図形表示6は、図形表示のみの単独で、或いは、文字表示5と一緒に表示して用いられる。
【0033】
光サイン表示体4における文字表示5や図形表示6等の光を利用した表示方法としては、図12乃至図20に示すように種々の光源8から発光される光の性質や表示方法により、その具体的な光の利用方法が異なり、例えば、図12乃至図16においては、車両1の電源7をもいて光源8の白色電球等の発光体を発光させ、この光源8から発光した光11を集光レンズ12により集光して多数の光ファイバー13を一本に束ねたバンドル光ファイバー14の受光端部15に導光し、このバンドル光ファイバー14の各光フアィバー13により基板16に日本語9や外国語10あるは人物像の図形により刻設して表示された文字表示5や図形表示6の適宜位置に導光されて光11として発光し、この発光した光11を利用して、これらの文字表示5や図形表示6が発光表示されて、光サイン表示体4が形成される。
また、この場合において光源8からの光11の集光を効果的に行なう為に、光源8のに近接し、かつ、集光レンズ12の対向方向に集光凹面反射ミラー36を配置して集光効率を高めることがでる。
【0034】
基板16は、電気絶縁性で防水性の光の透光性が高い透明柔軟なアクリル樹脂や塩化ビニール樹脂製シート等のプラスチツク製の薄肉ートが好ましいが、ガラス等の硬質資料も利用可能であり、基板16の一方向の表面には、文字表示5や図形表示6の表示態様に応じて、この細い溝17が線画状に刻設され、その溝底部18の全体には、赤色や黄色や緑色等に着色19され、又は赤色や黄色や緑色等に着色された半透明の着色表示シート29が一体に張着されている。
【0035】
基板16の文字表示5や図形表示6の表示態様に刻設された溝17の溝底部18には、バドル光ファイバー14ら分岐した光ファバー13の端部が適宜な間隔に配置して取り付け固定され、該光ファイバー13の端部には、光フアイバー13の先端分部が公知の方法により球体状に溶着して形成された発光球部21が設けられ、光源8からの光11が、該発光球部21から強い光11となって発光照射されて、基板16に表示された文字表示5や図形表示6が、光11により光表示として描き出されることになる。
基板16の溝17の溝底部18の表面又は着色表示ート20の表面には、全面に多数の小さな凹凸が刻設されて乱反射面22に形成されている。
この為に、基板16の文字表示5又は図形表示6の溝17に光ファイバー13の発光球部21から発光照射された光11は、乱反射面22により、より強く輝き光表示として描き出される文字表示5や図形表示6が一層強く輝き表示されることになる。
【0036】
車両1の電源7による光源8からの発光は、発光の為の電源7と光源8とを結ぶ電気回路に設けられたスイッチ23により、回路の開閉が行われ、かつ、回路に設けた電気回路を短時間毎に例えば0.3秒とか0.5秒の如くに開閉するように設定されたコンピューターシステムを組み込んだコントローラー24により発光点滅するように設けられいる。
【0037】
基板16は、車両1の窓ガラス面2や車両1の外側面3に、図示はしないが公知の方法により、例えば接着剤や吸着盤等を用いて取り付けて用いる。
窓ガラス面2に取り付ける場合には、運転者の視界の支障とならない位置に適宜な大きさに形成され、車両1の外側面3に取り付ける場合には、基板16を直接に取り付けても良いが、必要に応じてボックス体の表面に基板16を取り付けて、このボックス体をビスやネジ或いは溶接等の方法により固着するともでる。
【0038】
図17は本発明の光サイン表示体4の光を利用した表示方法の他の方法の一例を示すものであり、車両1の電源7を用いた発光の光源8としてレザー発振器25により光11としてレザー光26を発振せしめ、このレザー光26を、予め配置した表示基板体27に文字表示5や図形表示6の形状に溝状に穿孔した透孔28ら通過せしめ、この通過したレザー光26を反射ミラー29を介してレザー光26により文字表示5や図形表示6として光サイン表示体4を、車両1の窓ガラス面2から透過し表示するものである。
【0039】
表示基板体27は、不透明資料のプラスック板や金属板や木板等により薄板状の平板体に形成され、該表示板体27に文字表示5や図形表示6の文字や図形の形状に溝にの穿孔した透孔28に穿孔されてなり、レザー発振器25が文字表示5の個々の文字毎に配置されて、これらのレザー発振器25は同一の電気回路に設けられた一定時間毎に順次に回路接続を切り替え可能にセットしたコピューターシステムを組み込んだコントローラー30により、順次にレザー発振器25が切り替わり発光するように設けられてなり、このようにしてレザー発振器25が順次にレザー光26を発光するとにより文字表示5の文字が、順次に発光表示されるものである。
この場合基板表示体27に文字表示5や図形表示6の形状に穿孔した透孔28の表示態様が小さい場合には、反射ミラー29を凹面鏡とすることにより、光サイン表示体4を、ある程度大きく表示することができる。
また、必要に応じて反射ミラー29を用いないで表示基板体27ら透過したレザー光26を直接に窓ガラス面2から外方へ透射し、あるいは、車両1の外側面3ら外方へ透射するともできる。
【0040】
図18は本発明の光サイン表示体4の光を利用した表示方法の他の一例を示すもので、車両1の電源7を用いた発光の光源8として、白色電球31により発光する光11を利用し、表示基板体27の透孔28から透過した透過光の光11を凹レンズ32を介して拡大して、窓ガラス面2を直接に透射し光サイン表示体4を表示し、または、車両1の外側面3から透射し表示するものである。
この場合光源8の白色電球31は同一の電気回路に設けた一定時間毎に回路の開閉を行うようにセットしたコンピューターシステムを組み込んだコントローラー33により発光点滅するように設けられている。
【0041】
図19は、図18の場合において、表示基板体27の透孔28から透過した光11を拡大し透射する凹レンズ32に代えて、凸面反射ミラー34を斜方向に配置るとにより、光サイン表示体4を拡大して一定方向へ屈折し表示することができる。
【0042】
図20は、図19の場合において、凸面反射ミラー34により拡大して反射された光11を平面反射ミラー35により、さらに光11の投射方向を変えて好みの方向へ光サイン表示体4を透射するものである。
【0043】
本発明の車両用サイン表示方法は、本発明の車両用サイン表示装置を互いに装備した車両1が、道路上を互いに対向して走行している場合において、例えば、交差点において進行方向を変更して右折しようとする一方の車両1が、方向指示器により右折のウインカーランプを点滅させて、右折して進行方向の変更をするための意思表示をした場合に、優先順位を有する対向車両の運転者がその優先順位を譲って、右折しようとする車両の運転者に先に、右折して進行することを認めてくれる場合に、優先順位を有する対向車両の運転者が、運転席のハンドルに近接して配置した光サイン表示体4を発光して表示する電源7の光源8に連結したスイッチ23をオンにすることにより、「どうぞ」9bの日本語9又は「PLEASE」10bの外国語10の光サイン表示体4を表示して発光点滅することにより意思表示を行ない、これに対し、進行方向を変更して右折する車両1の運転者が、「ありがとう」9a又は「THANK YOU」10aの外国語10の光サイン表示体4を表示して発光点滅せるとにより、互いに対向し走行する車両1の運転者相互が、意思表示の交換を行うものである。
【0044】
【発明の効果】
本発明は上記の如く構成したから、高速道路を含む道路上を多数の自動車等の車両を互いに運転走行中に、交差点や曲がり角や走行車線上おいて右左折したりUターンする等のために方向変換する場合や、追い越したり駐停車する等のために走行車線を変更して割込み侵入する必要がある場合において、対向車両や後続車両との運転者との相互間において、運転者が自らの意思表示を光を利用して文字表示や図形表示や又は文字表示と図形表示とを一緒に表示した光サイン表示体を、発光し表示することにより、運転者が自らの意思表示を正確かつ明確に表示することができ、しかも、対向車両や後続車両との運転者の相互間において、光サイン表示体を発光し表示することにより、意思表示の内容を迅速に互いに交換し確認することができ、走行順位を譲りあったり走行順位を譲ってもらったり、或は、自らの走行車線内に気持ち良く割り込み侵入させてくれた場合に、例えば、外国語においては英語で「PLEASE」とか、「THANKYOU」の如く、日本語による場合には、「どうぞ」或は「ありがとう」の如く、光を利用した文字表示により表示された光サイン表示体を、互いに交互に発光し表示せしめることにより、運転者相互間における意思表示の交換が正確かつ迅速に行なうことができ、その結果、高度に発達した多数の車両が交叉しながら道路上を走行する今日の交通事情において、自動車等の車両を安全に、かつ、スムーズに走行せしめることになり、しかも、互いに走行順位を譲りあった運転者相互間においては、お互いに感謝の気持ちを表示し、また感謝の気持ちを表示されることにより混雑した道路上であっても気持ち良く自動車等の車両の運転が行なえることになり、よって、交通マナーの向上と、より快適な社会生活の発展に寄与できるという効果がある。
また、自動車等の車両の窓ガラス面又は車両の外側面に表示可能に設けたから、運転者の視野を妨げる恐れがなく、車両の電源を用いた光源を利用して発光する光を利用して、光サイン表示体を形成して発光し表示可能に形成されているから、車両の電源を、そのまま車両用サイン表示装置の電源として利用し使用できるという効果がある。
【0045】
請求項2においては、光を利用して特定の意味内容を外国語又は日本語の文字によって表示した文字表示、若しくは、特定の意味内容を図形によって表示した図形表示、或は、前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表わした状態に表示して、光サイン表示体を形成し、該光サイン表示体を、車両の電源を用いた光源から発光する光を利用して発光可能に形成し、車両の窓ガラス面若しくは車両の外側面に、発光表示可能に設けてなる車両用サイン表示装置であるから、本発明の車両用サイン表示装置における光を利用して、発光表示可能に形成した光サイン表示体は、車両の前後の窓ガラス面や車両の外側面から、対向車両や後続車両の運転者に対し、明瞭に発光表示され、光サイン表示体の発光表示による車両相互の運転者間における意思表示、又は、意思表示の交換が、正確かつ迅速に行なうことができるという優れた効果がある。
【0046】
請求項3においては、光サイン表示体が、車両の電源を用いて発光可能に設けた光源らの光を、利用することにより形成され、光源への電気回路に連結したコントローラーにより光源を発光点滅可能に制御してなるものであるから、車両の電源を用いた光源からの光を、利用することによる形成される光サイン表示体が、コントローラーにより制御されて常時、発光点滅して表示される為に、光サイン表示体による意思表示が、多数の車両が常時行き交う混雑した道路上においても、夜間であると昼間であるとを問わず、対向車両や後続車両の運転者に対し、明瞭に表示することができるという効果がある。
【0047】
請求項4においては、光サイン表示体が、車両の電源を用いて発光可能に設けた光源からの光を、光ファイバーにより、文字表示若しく図形表示、或いは、前記文字表示と前記図形表示とを一緒に形成した透光性の基板に導光し、発光せしめることにより、光サイン表示体を形成可能に設けてなるものであるから、車両の電源を用いて光源から発光した光を、光ファイバーにより、文字表示、図形表示等を表示して形成した透光性の基板へ確実に導光することができ、かつ、文字表示、図形表示等を表示して形成した透光性の基板を、光源から発光した光によって形成された光サイン表示体が、任意の文字表示若しく図形表示、或いは、前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表示した状態に発光し点滅させて形成することができる
という効果がある。
【0048】
請求項5においては、光サイン表示体が、車両の電源を用いて発光可能に設けた光源からの光を、文字表示若しく図形表示、或いは、前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表示した形状に、不透光性の基板表示体に穿孔した透孔へ、光ファイバーにより導光し発光せめて、透孔を通過した光により光サイン表示体を形成するものであるから、光サイン表示体が、車両の電源を用いて発光した光源からの光を、光ファイバーにより導光して、不透光性の基板表示体に、文字表示若しく図形表示、或いは、前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表示した形状と同一に穿孔した透孔を通過することにより、発光して形成された該光サイン表示体を映像として、任意の位置、場所に映写し表示することができるという優れた効果がある。
【0049】
請求項6においては、光サイン表示体が、車両の電源を用いて発光せしめたレザー光を利用して形成されてなるものであるら、光ファイバーにより導光されるレザー光が、不透光性の基板表示体に、文字表示若しく図形表示、或いは、前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表示した形状と同一に穿孔した透孔を通過することにより、形成された光サイン表示体を映像として、発光表示されても、レザー光の特性により拡散されたり、光量を減衰せずに相当に離れた遠方の任意の位置、場所にまで映写し表示することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用サイン表示体を装備した車両の斜視図である。
【図2】本発明の車両用サイン表示体を装備した車両の後部方向の斜視図である。
【図3】図1の車両の運手席の要部の説明図である。
【図4】図1の車両の車内の後部方向の要部の説明図である。
【図5】光サイン表示体の平面図である。
【図6】光サイン表示体の平面図である。
【図7】光サイン表示体の平面図である。
【図8】光サイン表示体の平面図である。
【図9】光サイン表示体の平面図である。
【図10】光サイン表示体の平面図である。
【図11】光サイン表示体の平面図である。
【図12】光源により発光した光を導光する状態を示す要部の説明図である。
【図13】導光された光により光サイン表示体を形成する要部の説明図である。
【図14】導光された光により光サイン表示体を形成する要部の説明図である。
【図15】導光された光により光サイン表示体を形成する要部の説明図である。
【図16】本発明の光源から光を発光するための電気回路である。
【図17】光源からの光を利用し光サイン表示体を形成する要部の説明図である。
【図18】光源からの光を利用し光サイン表示体を形成する要部の説明図である
【図19】光源からの光を反射して拡大する状態の説明図である。
【図20】光源からの光を反射して拡大しさらに反射する状態の説明図である。
【符号の説明】
1 車両
2 窓ガラス面
3 車両の外側面
4 光サイン表示体
5 文字表示
6 図形表示
6a 右折図形表示
6b 感謝図形表示
7 電源
8 光源
9 日本語
9a ありがとう
9b どうぞ
10 外国語
10a THANK YOU
10b PLEASE
11 光
12 集光レンズ
13 光ファイバー
14 バンドル光ファイバー
15 受光端部
16 基板
17 溝
18 溝底部
19 着色
20 着色表示シート
21 発光球部
22 乱反射面
23 スイッチ
24 コントローラー
25 レザー発振器
26 レザー光
27 表示基板体
28 透孔
29 反射ミラー
30 コントローラー
31 白色電球
32 凹レンズ
33 コントローラー
34 凸面反射ミラー
35 平面反射ミラー
36 集光凹面反射ミラー
37 ハンドル
38 メーター

Claims (6)

  1. 光を利用して特定の意味内容を外国語又は日本語の文字によって表示した文字表示若しくは特定の意味内容を図形によって表示した図形表示或いは前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表示してなる光サイン表示体を形成し、
    該光サイン表示体を車両の電源を用いて発光し表示可能に設け、
    車両の運転者が前記光サイン表示体を車両の窓ガラス面又は車両の外側面に発光表示することにより、
    車両の運転者が他の車両の運転者に対する意思表示を可能とし又は他の車両の運転者との相互間における意思表示の交換を可能としたことを特徴とする車両用サイン表示方法。
  2. 光を利用して特定の意味内容を外国語又は日本語の文字によって表示した文字表示若しくは特定の意味内容を図形によって表示した図形表示或は前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表わした状態に表示してなる光サイン表示体を形成し、該光サイン表示体を車両の電源を用いた光源から発光する光を利用して発光可能に形成し車両の窓ガラス面若しくは車両の外側面に発光表示可能に設けてなることを特徴とする車両用サイン表示装置。
  3. 光サイン表示体が、車両の電源を用いて発光可能に設けた光源からの光を利用することによる形成され、光源に連結したコントローラーにより光源を発光点滅可能に制御してなる請求項2の車両用サイン表示装置
  4. 光サイン表示体が、車両の電源を用いて発光可能に設けた光源からの光を光ファイバーにより文字表示若しく図形表示或いは前記文字表示と前記図形表示とを一緒に形成した透光性の基板に導光し発光せしめることにより該光サイン表示体を形成可能に設けてなる請求項2、3の車両用サイン表示装置。
  5. 光サイン表示体が、車両の電源を用いて発光可能に設けた光源からの光を、文字表示若しく図形表示或いは前記文字表示と前記図形表示とを一緒に表示した形状に不透光性の基板表示体に穿孔した透孔へ光ファイバーにより導光し発光せめることにより該透孔を通過した光により光サイン表示体が形成されてなる請求項2、3の車両用サイン車両表示装置。
  6. 光サイン表示体が、車両の電源を用いて発光せしめたレザー光を利用して形成されてなる請求項2、3、4、5の車両用サイン表示装置。
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