JPH11288234A - 情報表示装置 - Google Patents

情報表示装置

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JPH11288234A
JPH11288234A JP9303798A JP9303798A JPH11288234A JP H11288234 A JPH11288234 A JP H11288234A JP 9303798 A JP9303798 A JP 9303798A JP 9303798 A JP9303798 A JP 9303798A JP H11288234 A JPH11288234 A JP H11288234A
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Mitsuru Sakai
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/20Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
    • G09F13/22Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent

Abstract

(57)【要約】 【課題】 標識標示令により規定される案内標識の機能
を維持し、かつ先行道路状況を乗員に対して明瞭に表示
する。 【解決手段】 光拡散性透光板11に形成された白色の
表示図柄上に、複数の微小穴18を縦横マトリックス状
に配置するとともに、これら微小穴18の内部に、発光
時に点綴りで任意の標識図柄、文字またはシンボルなど
の第2の表示図柄を第1の表示図柄に重畳して表示する
複数のLED15を挿入配置する。そして、この場合、
各微小穴18の直径を、各LED15が発光しない場合
に、走行車両の乗員から視認されない大きさ、具体的に
は3〜5mmとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報表示装置に関
し、特に道路などに設置され各種情報を表示する情報表
示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、高速道路やトンネル内などの道
路では、図6に示すような案内標識61を設けて、矢印
図柄による進路、先行道路の地点名や距離などの情報
を、走行車両の乗員、例えばドライバに提供している。
しかしながら、先行道路で事故、火災、道路損壊などが
発生した場合や、通行止め状態であっても、案内標識で
は、矢印図柄であたかも通行できるかのように表示され
ており、ドライバにとって適切な情報を提供できない場
合もあった。
【0003】そのために、可変標識や道路情報板など、
先行道路の状況に応じて表示情報を変更できる可変表示
装置62を設けて、通行止めなどの情報を提供するよう
にしている。したがって、図6のような場合は、高速道
路のトンネル内に、固定表示の案内標識61と、可変表
示装置62とが設けられる。そして、例えば先行のトン
ネル内で事故が発生した場合には、事故発生と、その直
近手前の出口で高速道路を降りる旨の指示を、可変表示
装置62により行うものとなっていた。
【0004】また、他の方式として、図7に示すよう
に、首都高速道路などでは、図形情報板のうち、案内標
識の矢印部分をすべてLEDで埋め尽くしておき、事故
通行止めなどが発生した場合は、赤色LEDを発光させ
て、通行止めとなった矢印部分に赤色の×印表示を行う
ことで、事故、通行止を表示するものとなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の情報表示装置では、前者の可変表示装置を用
いた場合、これら装置は比較的高価であり、また設置ス
ペースを大きくとることから、特に道路の上部空間が狭
いトンネル内での設置は困難であるという問題があっ
た。また、後者の図形表示板を用いた場合は、LEDが
発光していないときは矢印部分が黒色となり、標識標示
令により規定される案内標識の矢印部分の白色と相違す
る問題があり、道路形状にLEDを合わせて取り付ける
必要からLEDの取り付け構造が複雑で、高価となる欠
点があった。
【0006】そこで、図6に示す案内標識61のうち、
標識標示令により規定される白色の矢印部分に、事故発
生時は赤色矢印を点滅表示し、通行止時は赤色矢印を点
灯表示することができれば、問題を解決できる。この赤
色矢印表示を行う方式としては、前述の図形情報板(図
7参照)の矢印部分のLEDを案内標識板に埋め込むこ
とが考えられる。
【0007】しかしながら、この方式では、LEDの形
状が大きく、LEDが発光していない時は黒色で×印表
示に見えることから問題があった。本発明はこのような
課題を解決するためのものであり、標識標示令により規
定される案内標識の機能を維持し、かつ先行道路状況を
ドライバに対して明瞭に表示できる情報表示装置を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、光拡散性透光部材を用いた内照式
の情報表示装置において、光拡散性透光部材に形成され
た第1の表示図柄上に縦横マトリックス状に配置され、
光拡散性透光部材の厚さ方向に貫通する複数の微小穴
と、これら微小穴にそれぞれ挿入配置され、発光時に点
綴りで任意の標識図柄、文字またはシンボルなどの第2
の表示図柄を第1の表示図柄に重畳して表示する複数の
LEDとを備え、各微小穴の直径を、各LEDが発光し
ない場合に、走行車両の乗員から視認されない大きさと
したものである。
【0009】また、光反射部材を用いた反射式の情報表
示装置において、光反射部材に形成された第1の表示図
柄上に縦横マトリックス状に配置され、光反射部材の厚
さ方向に貫通する複数の微小穴と、これら微小穴にそれ
ぞれ挿入配置され、発光時に点綴りで任意の標識図柄、
文字またはシンボルなどの第2の表示図柄を第1の表示
図柄に重畳して表示する複数のLEDとを備え、各微小
穴の直径を、各LEDが発光しない場合に、走行車両の
乗員から視認されない大きさとしたものである。
【0010】また、光透光部材と、その裏面に配設され
た光拡散性導光部材とからなる内照式の情報表示装置に
おいて、光透光部材に形成された第1の表示図柄上に縦
横マトリックス状に配置され、光拡散性透光部材の厚さ
方向に貫通する複数の微小穴と、これら微小穴にそれぞ
れ挿入配置され、発光時に点綴りで任意の標識図柄、文
字またはシンボルなどの第2の表示図柄を第1の表示図
柄に重畳して表示する複数のLEDとを備え、各微小穴
の直径を、各LEDが発光しない場合に、走行車両の乗
員から視認されない大きさとしたものである。
【0011】具体的には、微小穴の直径として、3〜5
mmとしたものである。したがって、これら各情報表示
装置において、LED発光時にのみ、固定的な第1の表
示図柄に重畳して、任意の第2の表示図柄が点綴りで走
行車両の乗員に視認される。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態による
情報表示装置の構成を示す説明図であり、特に、内照式
の案内標識が例として示されている。同図において、
(a)は外観構成(前面および側面)、(b)は主要部
の前面図、(c)は主要部のB−B’断面図、(d)は
他の構成例を示すB−B’断面図である。
【0013】図1(a)に示すように、内照式の案内標
識は、前面に配置された着色の光拡散性透光板11によ
り、標識図柄、文字、シンボルなどの表示図柄が形成さ
れている。そして、裏面に配設された蛍光灯などの光源
12からの光13の透過、または表面前方からの光14
の反射により、板状またはシート状の光拡散性透光板1
1に形成されている標識図柄、文字、シンボルなどの表
示図柄(第1の表示図柄)が、走行車両の乗員、例えば
ドライバに向けて表示される。
【0014】以下、このような内照式の案内標識におい
て、図1(a)のA部(白色矢印領域)に赤色の×印を
表示する場合について、詳細に説明する。図1(b)
は、図1(a)のA部を拡大した前面図であり、この矢
印部分の領域において、光拡散性透光板11は白色に着
色されている。この白色の領域には、赤色のLED15
が縦横マトリックス状に配置されており、所定のLED
を選択して点灯させることにより、点綴りで×印など任
意の標識図柄、文字、シンボルなどの表示図柄(第2の
表示図柄)が表示される。
【0015】LED15は、図1(c)に示すように、
光拡散性透光板11に貫通して設けられた微小穴18内
に、裏面から挿入配置されており、裏面の配線17から
電源が供給される。これにより、例えば図1(b)に示
すように、LED15A(黒丸)を点灯させ、LED1
5B(白丸)を消灯させることにより、LED15Aか
ら出力光16が前方に出力され、光拡散性透光板11の
前面に配置されている透明板11Bを通して、×印が表
示される。
【0016】なお、透明板11Bは、雨水が微小穴18
を介して、LED15の電極および配線17などの電気
回路に影響しないように防水するためのものである。ま
た、微小穴18の直径は、LED15が挿入できる寸法
で、かつ発光している時は十分に点綴りで×印が視認で
き、発光していない時はドライバに視認できない微小直
径とする。
【0017】一般的なLEDでは、その直径(外形寸
法)は1.5mmから7.5mm程度のものまである
が、発光出力を考慮すると3〜5mm程度の直径が適当
で、その発光出力は一つの赤色LEDで、最高2cd程
度が製作できる状況にある。また、ドライバが走行中に
視認するのに必要な発光光度については、前述の道路情
報板において、30mmピッチ、直径20mmで、1.
5cdの発光光度が得られる電球を用いた場合、150
m離れた地点から点綴り表示が十分視認できている。
【0018】したがって、その直径は発光時における光
のにじみ現象により、実際寸法より大きく見えることも
あり、直径3〜5mmのLEDの発光出力で十分であ
る。なお、視認実験でも点綴り表示が十分視認できるこ
とが確認された。
【0019】一方、発光していないLED15Bについ
ては、特に白色領域に微小穴18が配置されていること
から、周囲の光拡散性透光板11のほうが明るく、光の
にじみ現象により微小穴18が視認されにくくなる。ま
た、ドライバが走行中に視認する角度、すなわち上視視
認限界角度は7゜といわれている。したがって、一般的
な標識板の高さ位置6mとドライバの眼の高さ1.2m
からすれば、この標識を視認する最小距離Lは、次式に
より求められる。
【0020】 L=tan-1(7゜)×(6−1.2) ≒39m 実際に、標識板の手前39mの地点から、3〜5mmの
発光していない微小点を視認することは、ドライバの視
力から見て不可能である。例えば、視力1.0の人間
が、39m離れた位置から見分けられる大きさhは、ラ
ンドルト環から、次式により求められる。
【0021】 h=tan(1/60)×39m ≒1.1cm となり、3mmの約4倍必要である。したがって、LE
Dが発光していない場合、×印が視認されない。なお、
実験によってもLEDが発光していない場合は、×印が
視認できないことが確認された。
【0022】さらに、図1(b)に示すように、LED
15をX印部分だけではなく、縦横マトリックス状に配
設したので、ドライバが3mmの微小穴を視認できる距
離に近づき、上視視認限界角度を超えて無理に本標識を
見た場合でも、微小穴が縦横マトリクス状に視認される
だけで、×印が視認されることはない。したがって、微
小穴18の直径についても、LED15と同様に3〜5
mmとすればよい。
【0023】なお、図1(c)において、光源12から
の光13が、微小穴18,LED15の透明樹脂部を通
過して前方に出力されるため、光13による光のにじみ
現象により微小穴18の存在が視認されることが考えら
れる。
【0024】この場合、図1(d)に示すように、LE
D15の後部に、LED15の電極を通す穴を有する微
小な円筒形状の光拡散性透光板19を設けてもよい。こ
れにより、光源12からの光13が光拡散性透光板19
により拡散されて前方に直接出力されず、光13による
光のにじみ現象により微小穴18の存在が視認されるこ
とはなくなる。
【0025】次に、図2を参照して、本発明の第2の実
施の形態について説明する。図2は本発明の第2の実施
の形態による情報表示装置を示す説明図であり、前述の
第1の実施の形態と同様に、内照式の案内標識に関する
ものである。図2において、(a)は主要部の前面図、
(b)は主要部のB−B’断面図であり、前述の図1と
同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
【0026】図2(b)に示すように、微小穴21は、
光拡散性透光板11の裏面から光拡散性透光板11を貫
通しない範囲で設けられている。この微小穴21内に挿
入されたLED15を発光させると、その出力光16
は、光拡散性透光板11により拡散されて前方に出力さ
れる。
【0027】ここで、出力光16は光拡散性透光板11
により拡散されることから、LED15の近くでは出力
光16の光束が大きくなり、LED15から離れると出
力光16の光束が小さくなるため、図2(a)に示すよ
うに、波状の輪郭をした×印が表示される。したがっ
て、この方式によれば、後方の光源12からの光13
は、光拡散性透光板11により拡散されることから、前
方に直接出力されず、光13による光のにじみ現象によ
り微小穴21の存在が視認されることはなくなる。
【0028】次に、図3を参照して、本発明の第3の実
施の形態について説明する。図3は本発明の第3の実施
の形態による情報表示装置を示す説明図であり、前述の
第2の実施の形態と同様に、内照式の案内標識に関する
ものである。図3において、(a)は主要部の前面図、
(b)は主要部のB−B’断面図であり、前述の図3と
同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
【0029】この例では、図3(a)に示すように、×
印表示をなすLED15の周囲(光拡散性透光板11内
部)に、光を通さず反射する薄い遮光箔31が配置され
ている。この方式によれば、LED15からの出力光1
6は、光拡散性透光板11を拡散しながら透過して遮光
箔31に至る。
【0030】ここで、この出力光16は遮光箔31で反
射され、その光束が遮光箔31に囲まれた領域で平均化
されるため、遮光箔31で囲まれた領域全体が×印表示
として視認される。また、LED15が発光していない
場合は、同様にして、後方の光源12からの光13が遮
光箔31で反射されるため、前方からは遮光箔31の存
在が視認されず、×印表示も視認されることはない。
【0031】なお、以上説明した第1〜第3の実施の形
態は、図1(a)に示した内照式の情報表示装置に限定
されるものではない。例えば、図4に示すような内照式
の情報表示装置にも適用できる。図4は内照式の他の情
報表示装置(前面および側面)を示す説明図である。
【0032】同図において、41は側面に配置された蛍
光灯などの光源42からの光43を内部反射により導光
する光拡散性導光板である。この光拡散性導光板41の
前面には、着色された板状またはシート状の透明材41
Aが設けられており、光拡散性導光板41により導光さ
れた光43が、この着色の透明材41Aに形成された標
識図柄などを裏面から透過し、ドライバに表示するもの
である。
【0033】したがって、ここでの説明は省略するが、
例えば図1の光拡散性透光板11と同様に、この光拡散
性導光板41に微小穴を形成するとともに、その微小穴
にLEDを挿入配置することにより、前述した第1〜第
3の実施の形態を適用でき、同様の作用効果が得られ
る。なお、第3の実施の形態に適用する場合は、遮光箔
31により光源42からの光43がすべて遮断されない
ように、例えば光源42を光拡散性導光板41の周囲に
配置すればよい。
【0034】次に、図5を参照して、本発明の第4の実
施の形態について説明する。図5は本発明の第4の実施
の形態による情報表示装置を示す説明図であり、特に、
反射式の案内標識が例として示されている。同図におい
て、(a)は外観構成(前面および側面)、(b)は主
要部の前面図、(c)は主要部のA−A’断面図であ
る。
【0035】図5において、反射式の案内標識は、構造
部材をなすアルミなどの反射板51に張り付けられてい
る着色された板状またはシート状の光反射シート51A
により、標識図柄、文字、シンボルなどの表示図柄が形
成されている。そして、表面前方の光源(蛍光灯)52
からの光53が反射板51に反射することにより、光反
射シート51Aに形成されている標識図柄、文字、シン
ボルなどの表示図柄が、ドライバに向けて視認表示され
る。
【0036】以下、このような反射式の案内標識におい
て、図5(a)のA部(白色矢印領域)に赤色の×印を
表示する場合について、詳細に説明する。図5(b)
は、図5(a)のA部を拡大した前面図であり、この矢
印部分の領域において、光反射シート51Aは白色に着
色されている。この白色の領域には、赤色のLED55
が縦横マトリックス状に配置されており、所定のLED
を選択して点灯させることにより、点綴りで×印など任
意の文字やシンボルが表示される。
【0037】LED55は、図5(c)に示すように、
反射板51および光反射シート51Aに貫通して設けら
れた微小穴58内に、裏面から挿入配置されており、裏
面の配線57Bおよびプリント配線板57Aのパターン
(図示せず)を介して電源が供給される。これにより、
例えば図5(b)に示すように、LED55A(黒丸)
を点灯させ、LED55B(白丸)を消灯させることに
より、LED55Aから出力光56が前方に出力され、
×印が表示される。
【0038】プリント配線板57AとLED55の後部
を収納するケース54は、取り付けネジ59により反射
板51に取り付けられている。また、ケース54の内側
では、プリント配線板57A、LED55の後部、およ
び配線(絶縁電線)57Bの一部が、すべてシリコン樹
脂などの防水充填材54Aで埋め尽くされており、これ
によりこれら電気回路の導電部が雨水から保護されてい
る。
【0039】この場合も、前記した各実施の形態と同様
に、微小穴58が微小直径であることから、LED55
が発光していない場合は、ドライバから微小穴58を視
認できないことから、×印表示をドライバに認識される
ことはない。また、LED55を発光させた場合、LE
D55により十分な発光光度が得られるため、ドライバ
は光のにじみ現象により点綴りの×印表示を視認でき
る。
【0040】また、反射式の案内標識には微小穴58を
開けるだけであり、LED55は配線を含めケース54
に実装して、後方から簡易に取り付けられる構造にして
あることから、非常に安価に構成できる。特に、LED
55などの導電部はすべて防水充填材で防水されている
ことから、屋外用途にも適する。
【0041】なお、以上の各実施の形態において、LE
Dを縦横マトリックス状に設けた場合を例に説明したも
の(図1,図2,図5)は、×印以外の図柄を表示可能
としたもので、×印に限定するものではない。また、×
印だけを必要時に表示させたい場合は、例えば図3に示
すように、×印の位置に相当するLED15A(黒丸)
だけを実装してもよく、不要となったLED15B(白
丸)を挿入するための微小穴を設けなくても良いのはも
ちろんである。
【0042】また、LEDとして直径3〜5mmのもの
を用いた場合を例に説明したが、これに限定するもので
なく、非発光時にLEDおよびLEDの挿入穴が、ドラ
イバに認識されない大きさで有ればよいのはもちろんで
ある。さらに、LEDの発光色も赤色のものを用いた場
合を例に説明したが、他の色でもよく、LEDに2色以
上のチップが実装されたものを用い、各色のLEDを発
光制御することで多色制御できるのはいうまでもない。
【0043】なお、LEDの前後方向の実装位置につい
ては、表示面の前面位置に合わせて実装した場合を例に
説明したが、これに限定されるものでない。例えば、太
陽光線や車両のヘッドライトの光などの影響を受けにく
くするために、LEDの実装位置を後方(裏面側)にず
らして配置してもよい。また、微小穴(LED)の配置
位置については、表示図柄の任意の位置でよいが、進路
を示す矢印部分に設けることにより、各先行道路の状況
を明瞭に表示できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、板状ま
たはシート状の所定部材に形成された第1の表示図柄上
に、複数の微小穴を縦横マトリックス状に配置するとと
もに、これら微小穴の内部に、発光時に点綴りで任意の
標識図柄、文字またはシンボルなどの第2の表示図柄を
第1の表示図柄に重畳して表示する複数のLEDを挿入
配置し、特に、各微小穴の直径を、各LEDが発光しな
い場合に、走行車両の乗員から視認されない大きさ、具
体的には3〜5mmとしたものである。
【0045】したがって、これら各情報表示装置におい
て、LED発光時にのみ、固定的な第1の表示図柄に重
畳して、任意の第2の表示図柄が点綴りで走行車両の乗
員に視認されるものとなり、標識標示令により規定され
る案内標識の機能を維持し、かつ先行道路状況をドライ
バに対して明瞭に表示できる。また、従来のように、可
変表示装置を別個に設ける必要がなく、設備コストを大
幅に低減できるとともに、新たな設置スペースを必要と
せず比較的狭い場所であっても容易に設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による情報表示装
置を示す説明図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態による情報表示装
置を示す説明図である。
【図3】 本発明の第3の実施の形態による情報表示装
置を示す説明図である。
【図4】 内照式の他の情報表示装置を示す説明図であ
る。
【図5】 本発明の第4の実施の形態による情報表示装
置を示す説明図である。
【図6】 従来の情報表示方式を示す説明図である。
【図7】 従来の他の情報表示方式を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
11…光拡散性透光板、12…光源、13…光源からの
光、14…表面前方からの光、15,15A,15B…
LED、16…LEDの出力光、17…配線、18…微
小穴、19…光拡散性透光板、21…微小穴、31…遮
光箔、41…光拡散性導光板、42…光源、43…光源
からの光、51…反射板、51A…光反射シート、52
…光源、53…光源からの光、54…ケース、54A…
防水充填材、55,55A,55B…LED、56…L
EDからの出力光、57A…プリント配線板、57B…
配線、58…微小穴、59…取り付けネジ、61…案内
標識、62…可変表示装置。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色された板状またはシート状の光拡散
    性透光部材により標識図柄、文字またはシンボルなどの
    表示図柄を形成し、その裏面に配設された光源からの光
    の透過により、走行車両の乗員に対して表示図柄を表示
    する情報表示装置において、 光拡散性透光部材に形成された第1の表示図柄上に縦横
    マトリックス状に配置され、光拡散性透光部材の厚さ方
    向に貫通する複数の微小穴と、 これら微小穴にそれぞれ挿入配置され、発光時に点綴り
    で任意の標識図柄、文字またはシンボルなどの第2の表
    示図柄を第1の表示図柄に重畳して表示する複数のLE
    Dとを備え、 各微小穴は、各LEDが発光しない場合に、走行車両の
    乗員から視認されない直径を有することを特徴とする情
    報表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報表示装置において、 微小穴およびLEDは、 固定的に選択された図柄からなる第2の表示図柄に対応
    した位置にのみ配設することを特徴とする情報表示装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の情報表示装置に
    おいて、 微小穴は、 光拡散性透光部材の裏面にその表面まで貫通しないよう
    に設けることを特徴とする情報表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の情報表示装置において、 微小穴は、 光拡散性透光部材の裏面に表面まで貫通しないように設
    け、 固定的に選択された図柄からなる第2の表示図柄に対応
    した位置に配設された微小穴を囲む位置に、これら微小
    穴の内部に配設されたLEDからの光を反射する遮光部
    材を備えることを特徴とする情報表示装置。
  5. 【請求項5】 着色された板状またはシート状の光反射
    部材により標識図柄、文字、シンボルなどの表示図柄を
    形成し、表面前方からの光の反射により、走行車両の乗
    員に対して表示図柄を表示する情報表示装置において、 光反射部材に形成された第1の表示図柄上に縦横マトリ
    ックス状に配置され、光反射部材の厚さ方向に貫通する
    複数の微小穴と、 これら微小穴にそれぞれ挿入配置され、発光時に点綴り
    で任意の標識図柄、文字またはシンボルなどの第2の表
    示図柄を第1の表示図柄に重畳して表示する複数のLE
    Dとを備え、 各微小穴は、各LEDが発光しない場合に、走行車両の
    乗員から視認されない直径を有することを特徴とする情
    報表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の情報表示装置において、 各LEDは、 その透明レンズ後端部が、そのLEDの配線部材ととも
    に防水充填材で充填防水され、光反射部材の裏面から表
    面方向に微小穴へ透明レンズ前端部から挿入配置するこ
    とを特徴とする情報表示装置。
  7. 【請求項7】 着色された板状またはシート状の光透光
    部材により標識図柄、文字、シンボルなどの表示図柄を
    形成し、その裏面に配設された光拡散性導光部材からの
    光の透過により、走行車両の乗員に対して表示図柄を表
    示する情報表示装置において、 光透光部材に形成された第1の表示図柄上に縦横マトリ
    ックス状に配置され、光拡散性透光部材の厚さ方向に貫
    通する複数の微小穴と、 これら微小穴にそれぞれ挿入配置され、発光時に点綴り
    で任意の標識図柄、文字またはシンボルなどの第2の表
    示図柄を第1の表示図柄に重畳して表示する複数のLE
    Dとを備え、 各微小穴は、各LEDが発光しない場合に、走行車両の
    乗員から視認されない直径を有することを特徴とする情
    報表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の情報表示装置において、 微小穴およびLEDは、 固定的に選択された図柄からなる第2の表示図柄に対応
    した位置にのみ配設することを特徴とする情報表示装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の情報表示装置において、 微小穴は、 光拡散性導光部材の裏面に表面まで貫通しないように設
    けることを特徴とする情報表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9記載の情報表示装置にお
    いて、 微小穴は、 3〜5mmの直径を有することを特徴とする情報表示装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10記載の情報表示装置に
    おいて、 各微小穴は、 道路の進路を示す第1の表示図柄上に配置することを特
    徴とする情報表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11記載の情報表示装置に
    おいて、 各微小穴は、 白色に着色された第1の表示図柄上に配置することを特
    徴とする情報表示装置。
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