JP2004118568A - セキュリティラベル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】セキュリティラベル10は、基材12と、基材12の一方面に形成される導体層14とを含む。2つのコネクタ部13a,13bを結ぶように、導体層14をU字状に形成し、コネクタ部13a,13b部分で露出した導体層14に盗難防止タグの端子を接続する。基材12に切れ目18を形成することにより、セキュリティラベル10を剥離したときに、基材12が破断しやすいようにする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、セキュリティラベルに関し、特に、たとえば不法持出しを知らせる警報装置を商品などに取り付け、かつ不法に警報装置を取り外したときに警報を発して知らせるためのセキュリティラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平9−245273号公報
【0003】
近年、展示会場、スーパーマーケット、百貨店などにおいて、展示品や商品などの物品の盗難、不法持ち出しなどが大きな問題となっている。これを防止する方法として、自鳴タグによる物品監視システムが有望視されている。
【0004】
特許文献1には、商品等の盗難を防止するための警報装置として、盗難防止タグが開示されている。この盗難防止タグTは、図7に示すような回路を有するものである。この盗難防止タグTは、導通ワイヤWによって、商品などに取り付けられる。そして、店舗の出入口には、所定の信号を発信する発信装置が設けられ、盗難防止タグTが取り付けられた商品を持ち出そうとすると、インダクタンスL1とキャパシタンスC2とからなる共振回路が発振装置からの信号に共振し、ブザーBUZにより警報が発せられる。
【0005】
導通ワイヤWは、図8に示すように、盗難防止タグTにループ状に取り付けられ、その一端が着脱可能に形成されている。この導通ワイヤWが、たとえばバッグBの把手などに通され、導通ワイヤWの一端が盗難防止タグTにロックされる。ここで、発振装置の信号により警報が発せられないように、導通ワイヤWを切断して盗難防止タグTを取り外した場合、導通ワイヤWの断線が検出され、ブザーBUZにより警報が発せられる。このように、この盗難防止タグTを取り付けた商品を店外に持ち出そうとしても、盗難防止タグTを不法に取り外そうとしても、ブザーBUZにより警報が発せられる。
【0006】
顧客によって商品が購入されたとき、たとえば導通ワイヤWのロックを外すために、盗難防止タグTに形成された鍵穴に鍵を差し込むことにより、リセットスイッチRSが導通され、警報が発せられることなく導通ワイヤWのロックを解除することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来においては、導通ワイヤが物品の把手などに絡められることにより盗難防止タグが取り付けられていたため、他の導線を用いたり、直接バイパスをすることにより、盗難防止タグの近くで導通ワイヤを短絡すると、短絡部分の先で導通ワイヤが切断されても警報が発せられないという問題がある。また、把手などのない平坦な表面を有する物品の場合、導通ワイヤを用いた盗難防止タグを取り付けられないという問題もある。
【0008】
それゆえに、この発明の主たる目的は、平坦な表面を有する物品にも盗難防止タグを取り付けることができ、しかも警報が発せられることなく不法に盗難防止タグを取り外すことが困難な構造のセキュリティラベルを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、シート状の基材と、基材の一方面上に連続して形成される導体層と、基材および導体層の上に形成される粘着剤層とを含み、導体層が破断したときに警報を発する警報装置が導体層に接続されるセキュリティラベルであって、基材に切れ目が形成されることにより基材および導体層を破断しやすくした、セキュリティラベルである。
このセキュリティラベルにおいて、導体層は、基材の1つの辺の2か所を結ぶ形状に形成され、切れ目は、導体層の端部が形成された基材の辺を除く3つの辺のそれぞれに沿って少なくとも1つ形成されることが好ましい。
また、それぞれの切れ目は、基材の辺側から導体層側に向かうにしたがって切り口が広がる形状に形成されることが好ましい。
さらに、基材の他方面上において、導体層の端部に対応する基材端部側に台紙が貼着されてもよい。
この場合、、基材の他方面上の全面に台紙を積層してもよく、その場合、導体層の端部に対応する基材端部側とそれに対向する端部側において基材に台紙が強い接着力で貼着され、かつ切れ目が形成された部分において容易に剥離できるように基材と台紙とが積層される。
【0010】
基材に切れ目を形成することにより、物品に貼着したセキュリティラベルを剥離しようとしたときに、切れ目から基材が破断しやすくなる。それにともなって、基材に形成された導体層も破断しやすくなる。
このセキュリティラベルにおいて、導体層をセキュリティラベルの1つの辺の2か所を結ぶ形状に形成することにより、セキュリティラベルの1つの辺に警報装置を接続することができる。さらに、導体層の端部が形成された辺を除く辺に沿って、基材に切れ目を形成することにより、セキュリティラベルを剥離する方向にかかわらず、基材を破れやすくすることができる。
さらに、切れ目を基材の辺側から導体層側に向かうにしたがって切り口が広がる形状にすることにより、セキュリティラベルを剥離するときに、基材が導体層に向かって破断しやすくなる。
また、基材の他方面上の導体層端部に対応する部分に台紙を積層することにより、導体層の端部が形成された部分の強度を大きくすることができる。
導体層端部に対応する部分における基材の他方面上に台紙を貼着するために、基材の他方面の全面に台紙を積層してもよい。この場合、基材の切れ目形成部に台紙が貼着されると、セキュリティラベルを剥離するときに、切れ目による基材の破断効果が期待できなくなるため、切れ目形成部においては基材と台紙とが容易に剥離できるようにしておく必要がある。
【0011】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明のセキュリティラベルの一例を示す斜視図である。セキュリティラベル10は、シート状の基材12を含む。基材12の材料としては、たとえばポリスチレン、ポリ塩化ビニル、アクリル、AS樹脂、ABS樹脂、ポリアセタール、ポリカーボネートなどの熱可塑性樹脂フィルムが用いられる。基材12は、たとえば矩形に形成され、その一端に2つのコネクタ部13a,13bが形成される。
【0013】
基材12の一方面上には、導体層14が形成される。導体層14は、たとえばカーボンなどの導電性転写箔を基材14に熱転写することにより形成される。この導体層14は、図1に点線で示すように、2つのコネクタ部13a,13bを結ぶようにして、連続したU字状に形成される。導体層14のU字状部は、コネクタ部13a,13bの幅より狭い幅でU字状に形成され、導体層14の端部は、コネクタ部13a,13bとほぼ同じ幅となるように形成される。
【0014】
基材12および導電層14の上には、粘着剤層16が形成される。粘着剤層16の材料としては、たとえばアクリル系粘着剤などが用いられる。粘着剤層16は、コネクタ部13a,13bを除く全面に形成される。したがって、コネクタ部13a,13bにおいては、導体層14が露出している。
【0015】
さらに、基材12には、複数の切れ目18が形成される。切れ目18は、基材12のコネクタ部13a,13bが形成されていない辺に沿って形成される。これらの切れ目18は、基材12の辺側から導体層14側に向かうにしたがって、その切り口が広がるV字状に形成される。この切れ目18は、基材12の3つの辺のそれぞれに沿って、少なくとも1つ形成される。
【0016】
このセキュリティラベル10は、図2に示すように、警報装置としての盗難防止タグ50に取り付けられる。盗難防止タグ50は、図7に示すような回路を有し、導電ワイヤWに代えて、セキュリティラベル10の導体層14が接続される。このとき、コネクタ部13a,13b部分に形成された導体層14が接続端子の役割を果たし、コネクタ部13a,13bを盗難防止タグ50の端子部52に嵌め込むことにより、導体層14が端子部52に接続される。ここで、導電接着剤などによって、盗難防止タグ50の端子部52に導体層14の端部を固着してもよい。そして、粘着剤層16によって、セキュリティラベル10が、商品や展示品などの物品54に貼着される。
【0017】
セキュリティラベル10を物品54に貼着するには、たとえば複数のセキュリティラベル10が仮着された剥離紙から1枚ずつセキュリティラベル10を剥離して、物品54に貼着することができる。このとき、剥離紙に仮着された状態でセキュリティラベル10に盗難防止タグ50を接続してもよいし、物品54にセキュリティラベル10を貼着した後に盗難防止タグ50を接続してもよい。
【0018】
物品54を置いた店舗の出入口には、所定の信号を発信するゲートなどが設けられ、盗難防止タグ50が通ったときに、盗難防止タグ50のブザーBUZが警報を発するようになっている。したがって、盗難防止タグ50が付いたままで、物品54を店外に持ち出そうとすれば、盗難防止タグ50の警報によって検出することができる。また、セキュリティラベル10のコネクタ部13a,13b間で、導体層14が断線した場合も、盗難防止タグ50が警報を発する。
【0019】
このセキュリティラベル10では、基材12に切れ目18が形成されているため、セキュリティラベル10を物品54から剥離しようとすると、切れ目18から基材12が破れやすくなっている。特に、切れ目18が内側に向かって広がるV字状に形成されているため、基材12の端部側から剥離すると、切れ目18のV字の内側部分が物品54に貼着されたままで基材12が剥離される。そのため、基材12は、V字が広がるような形で破断する。基材12が破断すると、それに積層された導体層14も破断し、コネクタ部13a,13b間において導体層14が断線する。それにより、盗難防止タグ50によって、警報が発せられる。
【0020】
このように、物品54から不法にセキュリティラベル10を剥離しようとすると、容易に導体層14が破損し、警報が発せられる。また、セキュリティラベル10が物品54に貼着されると、導体層14は表面側から隠れるため、盗難防止タグ50の近傍で導体層14を短絡させることが困難である。さらに、セキュリティラベル10の端子部として用いられるコネクタ部13a,13bにおいて導体層14を短絡しようとしても、コネクタ部13a,13bが盗難防止タグ50の端子部52に嵌め込まれて隠れているため、コネクタ部13a,13bを抜き取ることなく導体層14の端部を短絡することは困難である。したがって、導体層14を短絡し、その短絡部分の先でセキュリティラベル10を剥離することも困難である。
【0021】
なお、セキュリティラベル10を剥離するときに、導体層14を破損しやすくするために切れ目18が形成されるが、切れ目18の形状としては、たとえば図3に示すように、X字状のような形状としてもよい。このように、切れ目18の形状は変更可能であり、たとえば基材12の辺側から導体層14側に向かって延びる直線状であってもよいが、セキュリティラベル10を剥離するときに基材12を破断しやすくするためには、V字状やX字状などのような、内側に向かって切り口が広がる形状のほうが好ましい。
【0022】
また、切れ目18は、基材12の3つの辺のそれぞれに沿って形成される。このようにすれば、セキュリティラベル10を剥離する方向にかかわらず、基材12を破れやすくすることができる。また、基材12の3つの辺のそれぞれに沿って、少なくとも1つの切れ目18が形成されればよいが、それぞれの辺に沿って複数の切れ目18が形成されるほうが基材12が破断しやすい。しかしながら、切れ目18の数が多すぎると、セキュリティラベル10を物品54に貼着するときに基材12が変形してしまうので、そのようなことのない数にすることが好ましい。さらに、セキュリティラベル10を剥離するときに、導体層14が破断しやすいように、導体層14の周囲に切れ目が形成される。この場合、U字状の導体層14の内側に切れ目18を形成してもよいが、セキュリティラベル10を剥離するときに導体層14が破断しやすいようにするには、U字状の導体層14の外側に形成されることが好ましい。
【0023】
なお、コネクタ部13a,13bについては、必ずしもラベルから突出するように形成される必要はなく、図4に示すように、コネクタ部のない基材12を用いて、その端部に導体層14が配置されるようにしてもよい。この場合、導体層14の端部が引き出された端部側においては、粘着剤層16が形成されず、導体層14を露出させて盗難防止タグ50に接続できるようにする必要がある。
【0024】
さらに、図5に示すように、基材12の導体層14が形成されていない側の面に、台紙20を積層してもよい。この場合、図6に斜線で示すように、導体層14が引き出された基材12の端部側と、それに対向する端部側にのみ粘着剤層で台紙20が積層される。これらの粘着剤層で台紙20が貼着される部分は、切れ目18が形成された部分の外側であり、粘着剤層の間の基材12上には、たとえばシリコンなどによって剥離層22が形成される。したがって、基材12の両端部のみに台紙20が強い接着力で貼着され、その間においては、剥離層22を介して台紙20と基材12とが積層される。なお、図6においては、基材12の両端側に粘着剤層が形成されているようにみえるが、実際には、全面に粘着剤層が形成された台紙20を積層することにより、基材12の両端側にのみ強い接着力で台紙20が貼着され、その間においては基材12と台紙20とが容易に剥離可能に積層される。
【0025】
このようなセキュリティラベル10を構成する材料の例としては、たとえば、基材12として厚み40μmのポリスチレンフィルム、導体層14として厚み6μmのカーボン転写箔、粘着剤層16として厚み15μmのアクリル系粘着剤層、台紙20として厚み150μmの上質紙などが用いられる。なお、上述の各厚みは一例であり、必要に応じて、これらの厚みを変更することができる。
【0026】
このセキュリティラベル10を製造するには、まず、基材12となるフィルムの一方の面に、部分的にシリコンが塗布され、剥離層22が形成される。次に、フィルムの他方の面に、導電性転写箔がU字状に連続して箔押しされ、複数の導体層14が形成される。このとき、導体層14の端部は、シリコンが塗布されていない部分に対応する位置に配置される。さらに、フィルムの導体層14形成部の周囲に、複数の切れ目18が形成される。
【0027】
また、フィルムとは別に、シリコンが塗布された剥離紙が準備される。この剥離紙の剥離面に粘着剤層が設けられ、この粘着剤層にフィルムの導体層14形成面が積層される。なお、導体層14の端部に対応する部分においては、剥離紙に粘着剤層は形成されない。したがって、導体層14の端部が露出した状態で、フィルムと導体層14を覆うように、粘着剤層16が形成される。さらに、剥離紙と反対側の面において、全面に粘着剤層が形成された台紙20がフィルムに貼着される。このとき、台紙20の全面に粘着剤層が形成されていても、フィルムに剥離層が形成されている部分には強い接着力で貼着されない。
【0028】
このようにして得られた台紙とフィルムと剥離紙の積層体をラベルの形状に打ち抜くことにより、図5に示すようなセキュリティラベル10を得ることができる。また、剥離紙を切断せず、フィルムと台紙とをラベルの形状にダイカットし、不要な部分を取り除くことにより、剥離紙上に複数のセキュリティラベル10が仮着されたラベル連続体を得ることができる。
【0029】
このような台紙20が積層されたセキュリティラベル10では、導体層14の端部側において、基材12に台紙20が貼着されているため、盗難防止タグ50に接続される導体層14の端子部の厚みが厚くなり、強度が大きくなって、盗難防止タグ50の端子部52にしっかりと装着することができる。また、剥離層22を形成することにより、基材12の切れ目18形成部と台紙50とが容易に剥離され、切れ目18による基材12の破断効果を損ねることがない。なお、台紙20は、基材12の全面に積層される必要はなく、導体層14の端子部に対応する部分にのみ貼着されていてもよい。このように、導体層14の端子部に対応する部分に台紙20が貼着されていれば、盗難防止タグ50の端子部52に導体層の端子部をしっかりと装着することができる。
【0030】
このように、このセキュリティラベル10を用いて盗難防止タグ50を物品54に取り付ければ、不法に物品54を店外に持ち出そうとしても、また不法にセキュリティラベル10を剥離しようとしても、警報が発せられる。したがって、物品54の不法持ち出しを効果的に防止することができる。
【0031】
上述の例では、導体層14はU字状に形成されているが、導体層14は連続されて形成されていればよく、U字状に形成される必要はない。たとえば、V字状、W字状などのような他の形状の導体層14を形成してもよい。
【0032】
【発明の効果】この発明によれば、警報を発することなく、盗難防止タグを取り付けた物品を店舗外に持ち出すことや、盗難防止タグを不法に取り外すことが困難である。したがって、店外への物品の不法持ち出しを効果的に防止することができる。さらに、把手などのない平坦な面を有する物品にも、盗難防止タグを取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のセキュリティラベルの一例を示す図解図である。
【図2】この発明のセキュリティラベルを用いて物品に盗難防止タグを取り付けた状態を示す図解図である。
【図3】この発明のセキュリティラベルの他の例を示す図解図である。
【図4】この発明のセキュリティラベルのさらに他の例を示す図解図である。
【図5】この発明のセキュリティラベルの別の例を示す図解図である。
【図6】図5に示すセキュリティラベルの基材部分を示す図解図である。
【図7】物品に取り付けて不法持ち出しを検出するための盗難防止タグの一例を示す回路図である。
【図8】盗難防止タグを導通ワイヤで物品に取り付けた状態を示す図解図である。
【符号の説明】
10 セキュリティラベル
12 基材
13a,13b コネクタ部
14 導体層
16 粘着剤層
18 切れ目
20 台紙
22 剥離層
50 盗難防止タグ
52 端子部
54 物品
Claims (5)
- シート状の基材、
前記基材の一方面上に連続して形成される導体層、および
前記基材および前記導体層の上に形成される粘着剤層を含み、
前記導体層が破断したときに警報を発する警報装置が前記導体層に接続されるセキュリティラベルであって、
前記基材に切れ目が形成されることにより前記基材および前記導体層を破断しやすくした、セキュリティラベル。 - 前記導体層は、前記基材の1つの辺の2か所を結ぶ形状に形成され、前記切れ目は、前記導体層の端部が形成された前記基材の辺を除く3つの辺のそれぞれに沿って少なくとも1つ形成された、請求項1に記載のセキュリティラベル。
- それぞれの前記切れ目は、前記基材の辺側から前記導体層側に向かうにしたがって切り口が広がる形状に形成される、請求項1または請求項2に記載のセキュリティラベル。
- 前記基材の他方面上において、前記導体層の端部に対応する前記基材端部側に台紙が貼着された、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のセキュリティラベル。
- 前記基材の他方面上に積層される台紙を含み、前記導体層の端部に対応する前記基材端部側とそれに対向する端部側において前記基材に前記台紙が強い接着力で貼着され、かつ前記切れ目が形成された部分において容易に剥離できるように前記基材と前記台紙とが積層された、請求項4に記載のセキュリティラベル。
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