JP2004118567A - セキュリティラベル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】セキュリティラベル10は、表面材14、第1の接着層16、支持材18、第2の接着層20、接着力弱化層22、導体層24、粘着層26を含む。2つのコネクタ部15a,15bを結ぶように、導体層24をU字状に形成し、コネクタ部15a,15b部分で露出した導体層24に盗難防止タグの端子を接続する。接着力弱化層22を部分的に形成することにより、支持材18と導体層24との間に、接着力の強い部分と弱い部分を形成する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、セキュリティラベルに関し、特に、たとえば不法持出しを知らせる警報装置を商品などに取り付け、かつ不法に警報装置を取り外したときに警報を発して知らせるためのセキュリティラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平9−245273号公報
【0003】
近年、展示会場、スーパーマーケット、百貨店などにおいて、展示品や商品などの物品の盗難、不法持ち出しなどが大きな問題となっている。これを防止する方法として、自鳴タグによる物品監視システムが有望視されている。
【0004】
特許文献1には、商品等の盗難を防止するための警報装置として、盗難防止タグが開示されている。この盗難防止タグTは、図10に示すような回路を有するものである。この盗難防止タグTは、導通ワイヤWによって、商品などに取り付けられる。そして、店舗の出入口には、所定の信号を発信する発信装置が設けられ、盗難防止タグTが取り付けられた商品を持ち出そうとすると、インダクタンスL1とキャパシタンスC2とからなる共振回路が発振装置からの信号に共振し、ブザーBUZにより警報が発せられる。
【0005】
導通ワイヤWは、図11に示すように、盗難防止タグTにループ状に取り付けられ、その一端が着脱可能に形成されている。この導通ワイヤWが、たとえばバッグBの把手などに通され、導通ワイヤWの一端が盗難防止タグTにロックされる。ここで、発振装置の信号により警報が発せられないように、導通ワイヤWを切断して盗難防止タグTを取り外した場合、導通ワイヤWの断線が検出され、ブザーBUZにより警報が発せられる。このように、この盗難防止タグTを取り付けた商品を店外に持ち出そうとしても、盗難防止タグTを不法に取り外そうとしても、ブザーBUZにより警報が発せられる。
【0006】
顧客によって商品が購入されたとき、たとえば導通ワイヤWのロックを外すために、盗難防止タグTに形成された鍵穴に鍵を差し込むことにより、リセットスイッチRSが導通され、警報が発せられることなく導通ワイヤWのロックを解除することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来においては、導通ワイヤが物品の把手などに絡められることにより盗難防止タグが取り付けられていたため、他の導線を用いたり、直接バイパスをすることにより、盗難防止タグの近くで導通ワイヤを短絡すると、短絡部分の先で導通ワイヤが切断されても警報が発せられないという問題がある。また、把手などのない平坦な表面を有する物品の場合、導通ワイヤを用いた盗難防止タグを取り付けられないという問題もある。
【0008】
それゆえに、この発明の主たる目的は、平坦な表面を有する物品にも盗難防止タグを取り付けることができ、しかも警報が発せられることなく不法に盗難防止タグを取り外すことが困難な構造のセキュリティラベルを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、シート状の支持材と、支持材の一方面上に形成される接着層と、接着層上に連続して形成される導体層と、導体層上に形成される粘着層とを含み、導体層が破断したときに警報を発する警報装置が導体層に接続されるセキュリティラベルであって、導体層と支持材との間の接着力に部分的に差を設けて導体層を破断しやすくした、セキュリティラベルである。
このようなセキュリティラベルにおいて、接着層と導体層との間に及び/又は支持材と接着層との間に、部分的に接着力弱化層を形成することにより、導体層と支持材との間の接着力に部分的に差を設けた構成とすることができる。
また、支持材上に接着層を部分的に形成することにより、導体層と支持材との間の接着力に部分的に差を設けた構成としてもよい。
さらに、支持材の他方面上に接着層を介して表面材を貼着してもよい。
【0010】
導体層と支持材との間の接着力に部分的に差を設けることにより、物品に貼着されたセキュリティラベルを剥離しようとしたときに、接着力の強い部分と弱い部分の境界付近に応力が集中し、導体層が破断しやすくなる。
このように、導体層と支持材との間の接着力に部分的に差を設けるために、接着層と支持材との間に、部分的に接着力弱化層を形成してもよいし、接着層を部分的に形成してもよい。
さらに、支持材の他方面上に接着層を介して表面材を貼着すれば、セキュリティラベルの強度を高めることができる。
【0011】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明のセキュリティラベルの一例を示す斜視図である。セキュリティラベル10は、剥離紙12に仮着されている。セキュリティラベル10は、図2、図3、図4に示すように、表面材14を含む。表面材14は、たとえば紙、合成紙、不織布、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂フィルムなどで形成される。表面材14は、たとえば矩形に形成され、その一端に突出する2つのコネクタ部15a,15bが形成される。
【0013】
表面材14上には、第1の接着層16が形成される。第1の接着層16の材料としては、たとえばアクリル系粘着剤やウレタン系接着剤などが用いられる。さらに、第1の接着層16上には、支持材18が設けられる。支持材18としては、たとえばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等の樹脂フィルム、紙、合成紙などが用いられる。この支持材18は、図1に点線で示すように、2つのコネクタ部15a,15bを結ぶようにして、U字状に形成される。
【0014】
支持材18上には、第2の接着層20が形成される。第2の接着層20の材料としては、たとえばアクリル系粘着剤やウレタン系接着剤などが用いられる。第2の接着層20上には、接着力弱化層22が形成される。接着力弱化層22は、たとえばUVインク、溶剤系インク、水系インクなどのインクを用いて、第2の接着層20上に点在させたり、互いに間隔を隔てた複数の直線状あるいは曲線状に形成される。これらのインクは、たとえば凸版印刷、フレキソグラフ印刷、グラビア印刷などで第2の接着層20上に形成される。この接着力弱化層22は、第2の接着層20の接着力を弱めるために形成される。
【0015】
さらに、第2の接着層20および接着力弱化層22の上には、導体層24が形成される。導体層24は、たとえばアルミニウム、銅、錫などの箔を用いて形成される。導体層24のU字状部は、コネクタ部15a,15bの幅より狭い幅でU字状に形成され、導体層24の端部は、コネクタ部15a,15bとほぼ同じ幅となるように形成される。ここで、接着力弱化層22は、第2の接着層20上に部分的に形成されているため、導体層24は第2の接着層20と接着力弱化層22の両方の上に形成される。
【0016】
また、コネクタ部15a,15bに形成された導体層24の表面を除いて、導体層24上に粘着層26が形成される。したがって、コネクタ部15a,15bにおいては、導体層24が露出している。粘着層26の材料としては、たとえばアクリル系粘着剤などが用いられる。この粘着層26が、剥離紙12上に仮着される。
【0017】
このセキュリティラベル10において、各層の厚みとしては、たとえば、表面材14が150μm、第1の接着層16が15μm、支持材18が38μm、第2の接着層20が20μm、接着力弱化層22が3μm、導体層24が7μm、粘着層26が15μmとなるように形成される。なお、上述の厚みは一例であり、必要に応じて、これらの厚みを変更することができる。
【0018】
このセキュリティラベル10を製造するには、たとえば、支持材18となるシートの一方面に、粘着剤が塗布され、その上に接着力弱化層22となるインクが部分的に印刷される。なお、先に接着力弱化層22を形成してから、粘着剤を塗布してもよい。これらの粘着剤およびインクの上に、アルミニウム箔などが積層される。さらに、導体層24上にコネクタ部を除く部分に粘着剤が塗布されることにより、粘着層26が形成され、その上に剥離紙12が積層される。なお、剥離紙12側に粘着剤層を形成しておき、それを導体層24上に積層することによって粘着層26を形成してもよい。そして、上述のように積層された積層体を支持体側から剥離紙12を残してダイカットを行うなどによって、剥離紙12上にアルミニウム箔などがU字状に形成される。そして、アルミニウム箔などのU字状部分を残して、他の部分が剥離されることにより、導体層24が形成される。
【0019】
さらに、シートの他方面上に、粘着剤層を介して表面材14となるシートが積層される。そして、個々のセキュリティラベル10の形状に表面紙側からダイカットされ、不要な部分が取り除かれることにより、図1に示すように、剥離紙12上に複数のセキュリティラベル10が仮着されたラベル連続体を得ることができる。なお、剥離紙12もカットして、それぞれのセキュリティラベル10を個別に作製してもよい。
【0020】
このセキュリティラベル10は、図5に示すように、警報装置としての盗難防止タグ50に取り付けられる。盗難防止タグ50は、図10に示すような回路を有し、導電ワイヤWに代えて、セキュリティラベル10の導体層24が接続される。このとき、コネクタ部15a,15b部分に形成された導体層24が接続端子の役割を果たし、コネクタ部15a,15bを盗難防止タグ50の端子部52に嵌め込むことにより、導体層24が端子部52に接続される。ここで、導電接着剤などによって、盗難防止タグ50の端子部52に導体層24の端部を固着してもよい。そして、粘着層26によって、セキュリティラベル10が、商品や展示品などの物品54に貼着される。
【0021】
セキュリティラベル10を物品54に貼着するには、複数のセキュリティラベル10が仮着された剥離紙12から1枚ずつセキュリティラベル10を剥離して、物品54に貼着することができる。このとき、剥離紙12に仮着された状態でセキュリティラベル10に盗難防止タグ50を接続してもよいし、物品54にセキュリティラベル10を貼着した後に盗難防止タグ50を接続してもよい。あるいは、セキュリティラベル10を剥離紙12から剥離してから、盗難防止タグ50に接続し、その後物品54にセキュリティラベル10を貼着してもよい。
【0022】
物品54を置いた店舗の出入口には、所定の信号を発信するゲートなどが設けられ、盗難防止タグ50が通ったときに、盗難防止タグ50のブザーBUZが警報を発するようになっている。したがって、盗難防止タグ50が付いたままで、物品54を店外に持ち出そうとすれば、盗難防止タグ50の警報によって検出することができる。また、セキュリティラベル10のコネクタ部15a,15b間で、導体層24が断線した場合も、盗難防止タグ50が警報を発する。
【0023】
このセキュリティラベル10では、第2の接着層20上に、部分的に接着力弱化層22が形成されているため、支持材18と導体層24との間に接着力の強い部分と弱い部分とが存在する。そのため、セキュリティラベル10を物品54から剥離しようとすると、接着力の強い部分と弱い部分の境界部に応力が集中し、導体層24が破損しやすくなる。したがって、物品54からセキュリティラベル10を剥離しようとすると、導体層24が断線し、盗難防止タグ50によって警報が発せられる。
【0024】
このように、物品54から不法にセキュリティラベル10を剥離しようとすると、容易に導体層24が破損し、警報が発せられる。また、セキュリティラベル10が物品54に貼着されると、導体層24は表面側から隠れるため、盗難防止タグ50の近傍で導体層24を短絡させることが困難である。さらに、セキュリティラベル10の端子部として用いられるコネクタ部15a,15bにおいて導体層24を短絡しようとしても、コネクタ部15a,15bが盗難防止タグ50の端子部52に嵌め込まれて隠れているため、コネクタ部15a,15bを抜き取ることなく導体層24の端部を短絡することは困難である。したがって、導体層24を短絡し、その短絡部分の先でセキュリティラベル10を剥離することも困難である。
【0025】
なお、セキュリティラベル10を剥離するときに、導体層24を破損しやすくするためには、図6に示すように、接着力弱化層22が形成されていない部分における支持材18と導体層24との間の接着力F4が、粘着層26と物品54との間の接着力F1および導体層24と粘着層26との間の接着力F2より大きく、かつ、これらの接着力F1,F2が、接着力弱化層22形成部分における支持材18と導体層24との間の接着力F3より大きいことが好ましい。
【0026】
また、導体層24が破損しやすい構造とするためには、接着力弱化層22を形成するのに代えて、図7に示すように、第2の接着層20を部分的に形成してもよい。このような第2の接着層20を形成するためには、図8に示すように、支持材18の積層体に、部分的に粘着剤あるいは接着剤が塗工(印刷)される。粘着剤などの塗工は、たとえばエチレン酢酸ビニル系等の粘着剤をグラビア印刷することなどによって行われる。そして、この粘着剤などの上に、アルミニウム箔などが積層され、ローラ60で圧着される。さらに、例えば粘着剤層が形成された剥離紙がアルミニウム箔側に積層される。そののち、アルミニウム箔などが剥離紙上でU字状にダイカットされ、不要な部分が取り除かれることにより、導体層24が形成される。このようにして、支持材18と導体層24との間に、部分的に配置された第2の接着層20が形成される。
【0027】
また、部分的に形成された第2の接着層20を形成するために、たとえばロータリースクリーン印刷、フレキソグラフ印刷、グラビア印刷などの方法で、SBSやSIS等のゴム系のホットメルト型粘着剤を塗工し、熱を加えながらアルミニウム箔などを積層してもよい。あるいは、グラビア印刷などの方法によって、ウレタン系の接着剤を塗工し、アルミニウム箔などを乾式積層してもよい。
【0028】
このように、第2の接着層20を部分的に形成することによっても、第2の接着層20が形成された部分と形成されていない部分の境界部に剥離しようとする応力が集中し、導体層24が破損しやすくなる。なお、セキュリティラベル10を剥離するときに、導体層24を破損しやすくするためには、図8に示すように、第2の接着層20が形成されている部分における支持材18と導体層24との間の接着力F4が、粘着層26と物品54との間の接着力F1および導体層24と粘着層26との間の接着力F2より大きく、かつ、これらの接着力F1,F2が、第2の接着層20が形成されていない部分における支持材18と導体層24との間の接着力F3より大きいことが好ましい。
【0029】
なお、コネクタ部15a,15bについては、必ずしもラベルから突出するように形成される必要はなく、図9に示すように、コネクタ部のない表面材14等を用いて、その端部に導体層24が配置されるようにしてもよい。この場合、導体層24の端部側が露出するようにして、粘着層26が形成される。さらに、表面材14および第1の接着層16は積層されなくてもよく、支持材18の厚みを厚くするなどの方法により、必要な強度を得ることができる。この場合、支持材18はU字状ではなく、たとえば矩形のシート状に形成され、第2の接着層20上にU字状の導体層24が形成される。このような構造の場合においても、支持材18と導体層24との間の接着力に部分的な差を設けることにより、セキュリティラベル10を剥離するときに、導体層24を破損しやすくすることができる。
【0030】
このセキュリティラベル10を用いて盗難防止タグ50を物品に取り付ければ、導体層24が連続した状態で物品54から盗難防止タグ50を取り外すことが困難である。そのため、物品54を不法に店舗から持ち出すことが困難となる。さらに、盗難防止タグ50は、セキュリティラベル10を貼着することにより物品54に取り付けられるため、把手などのない平坦な面を有する物品54にも容易に取り付けることができる。
【0031】
なお、物品が顧客に購入され、盗難防止タグ50を取り外す際には、たとえば盗難防止タグ50に形成された鍵穴に鍵を差し込むことにより、図10に示す回路のリセットスイッチRSが導通し、セキュリティラベル10の導体層24が断線しても警報は発せられない。したがって、リセットスイッチRSを導通させることにより、警報が発せられない状態でセキュリティラベル10を物品から取り外すことができる。
【0032】
上述の例では、導体層24はU字状に形成されているが、導体層24は連続されて形成されていればよく、U字状に形成される必要はない。たとえば、V字状、W字状などのような他の形状の導体層24を形成してもよい。
【0033】
【発明の効果】この発明によれば、警報を発することなく、盗難防止タグを取り付けた物品を店舗外に持ち出すことや、盗難防止タグを不法に取り外すことが困難である。したがって、店外への物品の不法持ち出しを効果的に防止することができる。さらに、把手などのない平坦な面を有する物品にも、盗難防止タグを取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のセキュリティラベルが剥離紙に仮着された様子を示す図解図である。
【図2】この発明のセキュリティラベルのコネクタ部とその近傍を示す部分斜視図である。
【図3】図2の線III−IIIにおける断面図解図である。
【図4】図2の線IV−IVにおける断面図解図である。
【図5】この発明のセキュリティラベルを用いて物品に盗難防止タグを取り付けた状態を示す図解図である。
【図6】この発明のセキュリティラベルの各部の接着強度を説明するための図解図である。
【図7】この発明のセキュリティラベルの他の例を示す断面図解図である。
【図8】図7に示すセキュリティラベルを製造する一工程を示す図解図である。
【図9】この発明のセキュリティラベルのさらに他の例を示す部分斜視図である。
【図10】物品に取り付けて不法持ち出しを検出するための盗難防止タグの一例を示す回路図である。
【図11】盗難防止タグを導通ワイヤで物品に取り付けた状態を示す図解図である。
【符号の説明】
10 セキュリティラベル
12 剥離紙
14 表面材
15a,15b コネクタ部
16 第1の接着層
18 支持材
20 第2の接着層
22 接着力弱化層
24 導体層
26 粘着層
50 盗難防止タグ
52 端子部
54 物品
Claims (4)
- シート状の支持材、
前記支持材の一方面上に形成される接着層、
前記接着層上に連続して形成される導体層、および
前記導体層上に形成される粘着層を含み、
前記導体層が破断したときに警報を発する警報装置が前記導体層に接続されるセキュリティラベルであって、
前記導体層と前記支持材との間の接着力に部分的に差を設けて前記導体層を破断しやすくした、セキュリティラベル。 - 前記接着層と前記導体層との間に及び/又は前記支持材と前記接着層との間に、部分的に接着力弱化層を形成することにより、前記導体層と前記支持材との間の接着力に部分的に差を設けた、請求項1に記載のセキュリティラベル。
- 前記支持材と前記導体層との間に前記接着層を部分的に形成することにより、前記導体層と前記支持材との間の接着力に部分的に差を設けた、請求項1に記載のセキュリティラベル。
- 前記支持材の他方面上に接着層を介して貼着される表面材を含む、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のセキュリティラベル。
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Cited By (1)
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2002
- 2002-09-26 JP JP2002281586A patent/JP2004118567A/ja active Pending
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