JP4562236B2 - 盗難防止用タグ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、タグ本体を商品に係止して盗難を防止する盗難防止用タグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の盗難防止用タグ及びその使用状態を示す斜視図である。図6に示す盗難防止用タグ100は、タグ本体101と、この本体101から導出されたワイヤー102とを備えている。ワイヤー102は1本のワイヤーを二つ折りにしたもので、このワイヤー102の両端が本体101に接続されている。また、このワイヤー102の途中を留め金等によって留めてループ102aを形成している。
【0003】
タグ本体101の内部には、電源となる電池、電源スイッチ、リミットスイッチ、警報装置となるブザー、プリント基板等が内蔵されており、電源スイッチとしてタグ本体101の側壁にプッシュ式のレバー103が設置されている。
【0004】
タグ本体101の底部には図示しない孔が形成されており、この孔からはリミットスイッチのプランジャー104が突出している。プランジャー104が突出している状態ではリミットスイッチはオフとなり、プランジャー104を押して引っ込めるとリミットスイッチはオンとなる。なお、タグ本体101の底面には両面粘着テープが接着されている。
【0005】
次に、上記盗難防止用タグ100の使用動作を図6に基づいて説明する。盗難防止用タグ100のワイヤー102を商品棚120の枠121等に引っ掛けて、タグ本体101をワイヤー102のループ102aに通すと、ワイヤー102が枠121に結び付けられる。そして、タグ本体101の底面にある両面テープの離型紙(図示せず)を剥がし、タグ本体101を商品110に押し付けて接着する。このとき、リミットスイッチのプランジャー104は商品110に押されてタグ本体101内側に引っ込み、リミットスイッチがオンとなる。次に、タグ本体101の側壁の電源スイッチのレバー103を押して、電源スイッチをオンにする。これにより、盗難防止用タグ100が動作状態になる。
【0006】
ここで、盗難者がタグ本体101を商品110から引き剥がすと、リミットスイッチのプランジャー104が突出し、タグ本体101の検知回路がリミットスイッチのオフ状態を検知して警報装置のブザーを鳴らす。また、タグ本体101が商品110に接着された状態のままでワイヤー102を切断して持ち去ろうとすると、タグ本体101の検知回路がワイヤー102の切断を検知して警報装置のブザーを鳴動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例においては、盗難を防止しようとする1個の商品本体110に対して1個の盗難防止用タグ100が必要であった。すなわち、携帯用電話本体とそのバッテリ、ノートパソコン本体とそのバッテリのように、商品本体と取り外し可能な附属品からなる商品については、商品本体のみならずその附属品に対しても盗難防止用タグを係止しなければ盗難される危険性がある。しかしながら、商品本体と附属品のそれぞれに対して、上記従来の盗難防止用タグを取り付けるのは作業上面倒であるし、盗難防止用タグを複数個用意するのはコスト的に高価なものとなる。
【0008】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたものであり、商品本体と取り外し可能な附属品からなる商品に対して、1個の盗難防止用タグを用意するだけでそれぞれ商品本体と附属品を係止することができるようにする。
【0009】
また、複数個の商品に対しても1個の盗難防止用タグを用意するだけでそれぞれの商品を係止することができるようにする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の盗難防止用タグの発明は、商品に係止するための係止手段(例えば両面接着テープ、クリップ)と、商品からの離脱を検出する検出スイッチ(例えばリミットスイッチ、光スイッチ)を備えた第1タグ本体及び第2タグ本体と、
第1タグ本体と第2タグ本体とを接続する第2ワイヤーと、
第1タグ本体から導出され、第1タグ本体及び第2タグ本体が通り抜け可能なループが形成されている第1ワイヤーとを備え、
第1タグ本体には、上記検出スイッチに基づき第1タグ本体又は第2タグ本体が商品から離脱したことを検出する商品離脱検出手段(例えばリミットスイッチ検出回路、光スイッチ検出回路)と、第1ワイヤー又は第2ワイヤーが切断したことを検出するワイヤー切断検出手段と、商品離脱検出手段又はワイヤー切断検出手段による検出に応答して警報を発生する警報手段とを有し、第1タグ本体又は第2タグ本体に、第2ワイヤーを巻き取れるように付勢しているワイヤー巻取り機構を備えたものである。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、第2タグ本体を第1タグ本体に収納可能な構造としたことを特徴とする。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、第1ワイヤーと第2ワイヤーの少なくとも一部を共通化したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1による盗難防止用タグを添付図面を参照して説明する。
【0014】
図1(a)は実施の形態1による盗難防止用タグ1を示す斜視図である。本実施の形態の盗難防止用タグ1は、第1タグ本体10と、第1タグ本体10から導出された第1ワイヤー30と、第1タグ本体10から導出された第2ワイヤー40と、第2ワイヤー40の他端に接続された第2タグ本体20から構成される。また、第1ワイヤー30には、第1タグ本体10並びに第2タグ本体20の各々が通り抜け可能なループ31が形成されている。
【0015】
第1タグ本体10及び第2タグ本体20には、商品に係止する手段として、それぞれその底面に両面粘着テープ10a,20aが接着されている。また、第1タグ本体10及び第2タグ本体20の底部には図示しない孔が形成されており、この孔からそれぞれリミットスイッチ11,21のプランジャー11a,21aが突出している。そして、これらプランジャー11a,12aが突出している状態ではリミットスイッチ11,12はオフ状態となり、プランジャー11a,12aを押して引っ込めると、リミットスイッチ11,12はオン状態となる。
【0016】
また、第1タグ本体10の側壁には、電源スイッチとしてプッシュ式のレバー16が設けられている。そして、電源スイッチのレバー16を矢印Aの方向に押し込むと、電源スイッチはオンとなる。
【0017】
図1(b)は実施の形態1による盗難防止用タグ1の回路ブロック図である。第1タグ本体10内部の回路基板17には、リミットスイッチ検出回路12、ワイヤー切断検出回路13、ブザー等の警報回路14、及びリチウム電池等の電源15が設けられている。
【0018】
リミットスイッチ検出回路12は、第1タグ本体10のリミットスイッチ11のオン・オフ状態、及び第2ワイヤー40を介して第2タグ本体20のリミットスイッチ21のオン・オフ状態を検出する。ワイヤー切断検出回路13は、ループ31部分を含めた第1ワイヤー30、及び第2ワイヤー40の切断状態を検出する。また、警報回路14は、これらの検出回路12及び13の検出出力に応答してブザー等を鳴動させて警報を発する。
【0019】
また、レバー16を矢印Aの方向に押し込むと、電源スイッチがオンになり、リチューム電池等の電源15が電源スイッチを介して回路基板17上の各回路12,13,14に接続され、それぞれの回路が動作状態になる。
【0020】
次に、実施の形態1の盗難防止用タグ1の使用動作を図2に基づいて説明する。まず、盗難防止用タグ1の第1ワイヤー30を商品棚120の枠121等に引っ掛けて、第2タグ本体20及び第1タグ本体10を第1ワイヤー30のループ31に通すことにより、盗難防止用タグ1を構造物に結び付ける。
【0021】
次に、第1タグ本体10の底面にある両面テープの離型紙を剥がし、第1タグ本体10を携帯電話等の商品本体50に押し付けて接着する。このとき、リミットスイッチ11のプランジャー11aは商品本体50に押されて第1タグ本体10の内側に引っ込み、リミットスイッチ11がオンとなる。また、第2タグ本体20の底面にある両面テープの離型紙を剥がし、第2タグ本体20をバッテリ等の商品51に押し付けて接着する。このとき、リミットスイッチ21のプランジャー21aは商品51に押されて第2タグ本体20の内側に引っ込み、リミットスイッチ21がオンとなる。
【0022】
その後、第1タグ本体10の側壁の電源スイッチのレバー16を押し込んで、電源スイッチをオンにする。これにより、盗難防止用タグ1内部の回路基板17上のリミット検出回路12,ワイヤー切断検出回路13,警報回路14に電源15が接続され、それぞれの回路が動作状態になる。
【0023】
この状態では、第1タグ本体10を商品50から無理やりに引き剥がすか、第2タグ本体20を商品51から無理やりに引き剥がすか、又は第1ワイヤー30又は第2ワイヤー40を切断しなければ、商品50又は商品51を持ち去ることができない。
【0024】
ここで、第1タグ本体10を商品50から引き剥がすと、リミットスイッチ11のプランジャー11aがタグ本体の底面から突出して、このリミットスイッチ11がオフとなる。このオフ状態はリミットスイッチ検出回路12によって検出され、これに応答して警報回路14はブザー等の警報を発する。
【0025】
また、第2タグ本体20を商品51から引き剥がすと、リミットスイッチ21のプランジャー21aがタグ本体の底面から突出して、このリミットスイッチ21がオフとなる。このオフ状態は第2ワイヤー40を介してリミットスイッチ検出回路12によって検出され、これに応答して警報回路14はブザー等の警報を発する。
【0026】
また、第1ワイヤー30又は第2ワイヤー40をそれぞれ切断すると、このワイヤー30,40の切断がワイヤー切断検出回路13によって検出され、これに応答して警報回路14はブザー等の警報を発する。
【0027】
以上のように実施の形態1によれば、例えば、第1タグ本体10を商品本体50に、第2タグ本体20を商品附属品51のそれぞれに取り付けることができ、第1タグ本体10又は第2タグ本体20を商品から引き剥がしたり、第1ワイヤー30又は第2ワイヤー40を切断しないと商品を持ち去ることができない。そして、第1タグ本体10又は第2タグ本体20を商品から引き剥がし、第1ワイヤー30又は第2ワイヤー40を切断すると警報回路14が警報を発するので、商品の無断持ち出しを確実に検知することができる。
【0028】
なお、上記では、第1タグ本体10を商品本体50に、第2タグ本体20を商品附属品51に取り付けた例について説明したが、第1タグ本体10及び第2タグ本体20を別々の商品に取り付けても良い。
【0029】
実施の形態2.
図3は実施の形態2による盗難防止用タグを示す斜視図であり、図3(a)は第1タグ本体10Aに第2タグ本体20Aを収納している状態を示し、図3(b)は第1タグ本体10Aから第2タグ本体20Aを引き出している状態を示す。
【0030】
図3に示すように、実施の形態2の盗難防止用タグ1Aにおいて、第1タグ本体10Aは第2タグ本体20Aを収納可能な構造となっており、第2ワイヤー40は第1タグ本体10A内のワイヤー巻取り機構18により巻き取り自在な構造となっている。ここで、ワイヤー巻取り機構18は、常に第2ワイヤー40を第1タグ本体10Aに巻き取れるように付勢させている。その他の構成は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
【0031】
次に、実施の形態2の盗難防止用タグ1Aの使用動作について説明する。盗難防止用タグ1Aを商品に係止する場合以外は、原則として図3(a)に示すように第1タグ本体10Aに第2タグ本体20Aを収納したままの状態にしておく。そして、盗難防止用タグ1Aの第1ワイヤー30を商品棚の枠等に引っ掛けて、第2タグ本体20A及び第1タグ本体10Aを一体化した状態で第1ワイヤー30のループ31に通すことにより、盗難防止用タグ1Aを商品棚等の構造物側に結び付ける。
【0032】
次に、第1タグ本体10Aの底面にある両面テープの離型紙を剥がし、第1タグ本体10Aを商品に押し付けて接着する。その後、第2タグ本体20Aを第1タグ本体10Aから引き出して、第2タグ本体20Aの底面にある両面テープの離型紙を剥がし、第2タグ本体20Aを別の商品に押し付けて接着する。また、第2タグ本体20Aを商品に係止して後に、第1タグ本体10Aを第2タグ本体20Aから引き離して商品に係止するようにしても良い。その他の動作は実施の形態1と同様である。
【0033】
以上のように実施の形態2によれば、第2タグ本体20Aを第1タグ本体10に収納可能な構造としたので、盗難防止用タグ1Aを商品に係止する場合以外には、第2タグ本体20Aを第1タグ本体10に一体化することができ、盗難防止用タグ1Aの取り扱いが便利となる。特に、盗難防止用タグ1A自体を持ち運ぶ場合や、盗難防止用タグ1Aをループ31に通す場合、第2タグ本体20A及び第2ワイヤー40が第1タグ本体10Aに収納されるので、運搬作業又は商品棚等への潜り付け作業上の邪魔にならない。そして、タグ本体を複数個の商品に取り付ける場合にのみ、第2タグ本体20Aを第1タグ本体10Aから引き出すようにすれば良い。
【0034】
また、第1タグ本体10Aのワイヤー巻取り機構18として、常に第2ワイヤー40を巻き取る方向にばね付勢させることにより、第2タグ本体20Aを第1タグ本体10に収納する際に第2ワイヤー40の巻き取りがスムーズになる。なお、ワイヤー巻取り機構18を第2タグ本体20A側に設置しても同様の効果が得られる。
【0035】
実施の形態3.
図4は実施の形態3による盗難防止用タグを示す斜視図であり、図4(a)は第1タグ本体10Bに第2タグ本体20Bを収納している状態を示し、図4(b)は第2タグ本体20Bを第1タグ本体10Bから引き出している状態を示す。
【0036】
図4に示すように、実施の形態3の盗難防止用タグ1Bにおいて、第1タグ本体10Bは第2タグ本体20Bを収納可能な構造となっており、第1タグ本体10Bと第2タグ本体20Bを結ぶワイヤーとして第1ワイヤー30と第2ワイヤー40を共通化したものを使用する。そして、この共通化されたワイヤー30,40は第1タグ本体10B内のワイヤー巻取り機構18Bにより巻き取れるようになっている。その他の構成は実施の形態1,実施の形態2と同様であるので説明を省略する。
【0037】
次に、実施の形態3の盗難防止用タグ1Bの使用動作について説明する。盗難防止用タグ1Bを商品に係止する場合以外は、図4(a)に示すように第1タグ本体10Bに第2タグ本体20Bを収納したままの状態にする。そして、盗難防止用タグ1Bの第1ワイヤー30を商品棚の枠等に引っ掛けて、第2タグ本体20B及び第1タグ本体10Bを一体化した状態で第1ワイヤー30のループ31に通すことにより、盗難防止用タグ1Bを構造物側に結び付ける。
【0038】
次に、第1タグ本体10Bの底面にある両面テープの離型紙を剥がし、第1タグ本体10Bを商品に押し付けて接着する。その後、第2タグ本体20Bを第1タグ本体10Bから引き出して、第2タグ本体20Bの底面にある両面テープの離型紙を剥がし、第2タグ本体20Bを別の商品に押し付けて接着する。なお、第2タグ本体20Bを商品に係止して後、第1タグ本体10Bを第2タグ本体20Bから引き離して商品に係止するようにしても良い。
【0039】
以上のように実施の形態3によれば、実施の形態2と同様に、第2タグ本体20Bを第1タグ本体10Bに収納可能な構造としたので、盗難防止用タグ1Bを商品に係止する場合以外には、第2タグ本体20Bを第1タグ本体10Bに収納することができ、盗難防止用タグ1Bの取り扱いが便利となる。
【0040】
また、第1ワイヤー30と第2ワイヤー40を一部共通化することにより、ワイヤー及びそれに接続される回路基板17上の配線が単純化される効果がある。
【0041】
その他の実施の形態.
上記実施の形態では、第1タグ本体及び第2タグ本体をそれぞれ1個ずつ備えた盗難防止用タグの例を示したが、図5(a)に示すように第1タグ本体10Cに複数個の第2タグ本体20Cを備えた盗難防止用タグ、また、図5(b)に示すように複数個の第1タグ本体10Dを備えた盗難防止用タグでも、上記実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0042】
また、上記実施の形態では、第1タグ本体及び第2タグ本体にリミットスイッチを設け、第1タグ本体に商品から離脱したことを検出するリミットスイッチ検出回路を設けた例を示したが、第1タグ本体及び第2タグ本体に商品からの離脱を検出するスイッチとして光スイッチ(例えばホトダイオードやホトトランジスタ)を設置し、第1タグ本体に上記光スイッチに基づき第1タグ本体又は第2タグ本体が商品から離脱したことを検出する光スイッチ検出回路を設けても良い。
【0043】
さらに、上記実施の形態では、第1タグ本体及び第2タグ本体を商品に係止するために両面粘着テープを適用しているが、これに限定されるものではない。例えば、一般的な粘着テープによって、これら本体を商品に係止しても良いし、あるいはクリップ等を利用しても構わない。
【0044】
また、警報を発生するために、ブザーだけでなく、光を利用することができる。さらに、電磁波によって、盗難防止用タグから警報を発生する旨を送信し、受信先で、警報を発生しても良い。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、商品本体及び取り外し可能な附属品からなる商品に対しても、また、複数個の商品に対しても、1個の盗難防止用タグを用意するだけで、第1タグ本体及び第2タグ本体をそれぞれの商品に係止することにより、第1タグ本体又は第2タグ本体を商品から引き剥がしたり、第1ワイヤー又は第2ワイヤーを切断しないと商品を持ち去ることができない。そして、第1タグ本体又は第2タグ本体を商品から引き剥がし、第1ワイヤー又は第2ワイヤーを切断すると警報回路が警報を発するので、商品の無断持ち出しを確実に検知することができる効果がある。また、第1タグ本体又は第2タグ本体に、第2ワイヤーを巻き取れるように付勢されているワイヤー巻取り機構を備えることにより、第2ワイヤーの巻き取りがスムーズになる効果がある。
【0046】
また、請求項2の発明によれば、第2タグ本体を第1タグ本体に収納可能な構造としたので、盗難防止用タグを商品に係止する場合以外には、第2タグ本体を第1タグ本体に一体化することができ、盗難防止用タグの取り扱いが便利となる。特に、盗難防止用タグ自体を持ち運ぶ場合や、盗難防止用タグをループに通す場合、第2タグ本体及び第2ワイヤーが第1タグ本体に収納されるので、運搬作業又は商品棚等への潜り付け作業上の邪魔にならない。
【0047】
また、請求項3の発明によれば、第1ワイヤーと第2ワイヤーの少なくとも一部を共通化したことにより、ワイヤー及びそれに接続される回路基板上の配線が単純化される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による盗難防止用タグを示す斜視図及び機能ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による盗難防止用タグの使用態様を示す斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による盗難防止用タグを示す斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による盗難防止用タグを示す斜視図である。
【図5】 この発明の他の実施の形態による盗難防止用タグを示す斜視図である。
【図6】 従来の盗難防止用タグ及びその使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,1A,1B 盗難防止用タグ、
10,10A,10B,10C,10D 第1タグ本体、11 リミットスイッチ、
12 リミットスイッチ検出回路、13 ワイヤー切断検出回路、14 警報回路、
15 電源、18,18B ワイヤー巻取り機構、20 第2タグ本体、
21 リミットスイッチ、30 第1ワイヤー、31 ループ、40 第2ワイヤー。
Claims (3)
- 商品に係止するための係止手段と、当該商品からの離脱を検出する検出スイッチを備えた第1タグ本体及び第2タグ本体と、
第1タグ本体と第2タグ本体とを接続する第2ワイヤーと、
第1タグ本体から導出され、第1タグ本体及び第2タグ本体が通り抜け可能なループが形成されている第1ワイヤーとを備え、
第1タグ本体には、上記検出スイッチに基づき第1タグ本体又は第2タグ本体が商品から離脱したことを検出する商品離脱検出手段と、第1ワイヤー又は第2ワイヤーが切断したことを検出するワイヤー切断検出手段と、商品離脱検出手段又はワイヤー切断検出手段による検出に応答して警報を発生する警報手段とを有し、第1タグ本体又は第2タグ本体に、第2ワイヤーを巻き取れるように付勢しているワイヤー巻取り機構を備えた盗難防止用タグ。 - 第2タグ本体を第1タグ本体に収納可能な構造としたことを特徴とする請求項1に記載の盗難防止用タグ。
- 第1ワイヤーと第2ワイヤーの少なくとも一部を共通化したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の盗難防止用タグ。
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