JP2003308573A - 盗難防止装置 - Google Patents

盗難防止装置

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JP2003308573A JP2002111954A JP2002111954A JP2003308573A JP 2003308573 A JP2003308573 A JP 2003308573A JP 2002111954 A JP2002111954 A JP 2002111954A JP 2002111954 A JP2002111954 A JP 2002111954A JP 2003308573 A JP2003308573 A JP 2003308573A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄い金属板等を盗難防止装置本体と商品の間
に挿入して、警報ブザーを鳴らさずに盗難防止装置本体
と商品を取り外すことを防止する。 【解決手段】 商品に取り付けるための盗難防止装置本
体1と、この盗難防止装置本体1から導出され外部の構
造物に取り付けるためのワイヤー2を備え、盗難防止装
置本体1には、商品を取り付けるための係着面3と、係
着面3から突設される突設部5と、突設部5から突出す
るプランジャー11と、プランジャー11と連動してO
N/OFFする検出スイッチ10と、検出スイッチ10
に連動する警報ブザー40が設けられ、突設部5を商品
の凹部にはめ込んで盗難防止装置本体1の係着面3に商
品を取り付けた時、プランジャー11が盗難防止装置本
体1内に押し込まれ、検出スイッチ10をONにして警
報ブザー40を作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、三脚固定用ネジ
穴を有するカメラ等、凹部を有する商品に好適な盗難防
止装置、または構造が簡単で取り扱いが容易な盗難防止
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例1.図5は従来の盗難防止装置の
側面断面を示す概略図である。図5の盗難防止装置は、
商品に取り付ける盗難防止装置本体200と、盗難防止
装置本体200から導出され商品棚の支柱等に取り付け
るためのワイヤー202から構成される。ワイヤー20
2にはその途中に連結・離脱可能なコネクタ202aが
設けられ、このコネクタ202aを一旦離脱してから商
品棚の支柱等にワイヤー202を回してその後コネクタ
202aを連結することにより、盗難防止装置を構造物
側に取り付ける。
【0003】盗難防止装置本体200内には、商品への
取り付けを検知する検出スイッチ210と、上記ワイヤ
ー202の切断及び離脱を検知するワイヤー離脱検出部
230と、警報ブザー240と、電池等の電源250が
配設されている。また、盗難防止装置本体200の商品
取付面には、粘着テープ3が配設されている。
【0004】検出スイッチ210は、盗難防止装置本体
200の商品取付面から突出しているプランジャー21
1と、プランジャー211に懸架されるコイルバネ21
2を備えている。そして、図5(b)に示すように、盗
難防止装置本体200が粘着テープ3により商品300
に係着されると、プランジャー211がコイルバネ21
2に抗して押し込まれ、プランジャー側の可動接点が検
出スイッチの固定接点に接触することにより、検出スイ
ッチ210がONとなる。一方、盗難防止装置本体20
0が商品300から取り外されると、プランジャー21
1がコイルバネ212の弾性力により元の状態に復帰
し、検出スイッチ210がOFFとなる。
【0005】上記図5の盗難防止装置において、検出ス
イッチ210がOFFして商品からの取り外しを検知し
た場合、若しくはワイヤー離脱検出部230がワイヤー
202の切断及び離脱を検知した場合、警報ブザー24
0から警報音が発するようになっている。
【0006】従来例2.また、図6は特開平11−13
4565号公報に示されたカメラ用盗難防止装置を示す
概略図である。図6のカメラ用盗難防止装置は、一部分
が開閉可能に形成され、カメラ100が載置されるボッ
クス状の支持台101と、支持台101に貫通状態で且
つ回転自在に設けられ、支持台101の内方から回転操
作されてカメラ100を支持台101に固定する取付け
ネジ102と、支持台101に設けられ、支持台101
の開閉可能な部分を閉じた状態でロックするロック機構
(図示せず)と、基端部が支持台101内に連結固定さ
れ、先端部に支持台101のみが通過可能な環状部10
4aを形成した索条104から構成されている。また、
支持台101内には報知器115が内蔵され、索条10
4内には報知器115から延設するリード線122が内
設されている。
【0007】次に、図6のカメラ盗難防止装置の取り付
け方法について説明する。まず、カメラ100を展示す
る商品棚114の一部分114a(例えば棚の支柱や脚
部分等)に索条104の先端部側(環状部104a側)
を巻き回し、索条104の環状部104aに支持台10
1を通した後、索条104を締める方向へ引っ張る。こ
れによって、索条104の先端部側は、棚114の一部
分114aに巻き付け状態で連結されることになる。次
に、キーによりロック機構(図示せず)を操作して支持
台101の蓋体を開放し、取付けネジ102の頭部にレ
ンチ(図示省略)を嵌めると共に、取付けネジ102の
ネジ部にカメラ100の底に形成した雌ネジ部を嵌め込
み、この状態でカメラ100若しくは取付けネジ102
を回す。これによって、カメラ100は取付けネジ10
2を介して支持台101に固定された状態となる。そし
て、カメラ100を支持台101に固定したら、支持台
101の本体を蓋体で閉塞し、キーによりロック機構を
操作して蓋体を閉じた状態でロックする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来例1の盗難防止装
置においては、図5(b)に示すように、薄い金属板の
ような物質を、矢印D方向から盗難防止装置本体200
と商品300との間に挿入することにより、プランジャ
ー211を盗難防止装置200側に押し込ませた状態で
盗難防止装置本体200と商品300とを取り外すこと
ができる。この場合、検出スイッチ210はON状態の
ままであるので、警報ブザー240が鳴ることはなく、
そのまま商品を持ち去ることができる。
【0009】また、従来例2のカメラ盗難防止装置は装
置構造自体が複雑であり、盗難防止装置の商品への取り
付け作業が手間取る問題がある。
【0010】更に、従来の盗難防止装置は、盗難防止装
置本体を商品に取り付けた時に、盗難防止装置が警戒状
態に入っているのか否かの確認、または、盗難防止装置
の警戒状態が解除された時の確認の手法がなかった。
【0011】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであり、薄い金属板等を盗難防止
装置本体と商品の間に挿入して、警報ブザーを鳴らさず
に盗難防止装置本体と商品を取り外すようなことを防止
することを目的とする。
【0012】また、簡単な構造でかつ商品への取り付け
作業が容易な盗難防止装置を提供する。
【0013】更に、盗難防止装置本体を商品に取り付け
た時に、盗難防止装置が警戒状態に入っているかを確認
することができ、また警戒状態が解除された時の確認も
できる盗難防止装置を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明による盗難防
止装置は、商品に取り付けるための盗難防止装置本体
と、この盗難防止装置本体から導出され外部の構造物に
取り付けるためのワイヤーを備え、盗難防止装置本体に
は、商品を取り付けるための係着面と、係着面から突設
される突設部と、突設部から突出するプランジャーと、
プランジャーと連動してON/OFFする検出スイッチ
と、検出スイッチに連動する警報ブザーが設けられ、突
設部を商品の凹部(例えばカメラに設けられた三脚固定
用ネジ穴)にはめ込んで盗難防止装置本体の係着面に商
品を取り付けた場合、プランジャーが盗難防止装置本体
内に押し込まれ、検出スイッチをONにして警報ブザー
を作動させる。
【0015】第2の発明による盗難防止装置は、商品に
取り付けるための盗難防止装置本体と、この盗難防止装
置本体から導出され外部の構造物に取り付けるためのワ
イヤーを備え、盗難防止装置本体は、商品の取り付け及
び離脱を検出する検出スイッチと、ワイヤーの離脱を検
出するワイヤー離脱検出部と、検出スイッチによる商品
の離脱の検出又はワイヤー離脱検出部によるワイヤーの
離脱の検出に応答して警報ブザー音を発生する警報ブザ
ーと、電源をON/OFFする電源スイッチを有し、検
出スイッチにより商品の取り付けが検出されかつ電源ス
イッチがONになってから所定時間T0経過した時点
で、警報ブザーは、警戒状態セット音を発生すると共
に、警報ブザー音の発生が可能な警戒状態に入る。
【0016】第3の発明による盗難防止装置は、商品に
取り付けるための盗難防止装置本体と、この盗難防止装
置本体から導出され外部の構造物に取り付けるためのワ
イヤーを備えた盗難防止装置において、盗難防止装置本
体は、商品の取り付け及び離脱を検出する検出スイッチ
と、検出スイッチによる商品の離脱の検出に応答して警
報ブザー音を発生する警報ブザーと、電源をON/OF
Fする電源スイッチを有し、電源スイッチをOFFする
と、警報ブザーは所定時間T1の間解除ブザー音を発生
させる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1(a),(b)は、この発明
の実施の形態による盗難防止装置を示す側面断面図及び
裏面図である。
【0018】本実施の形態の盗難防止装置は、カメラ等
の商品に係着する盗難防止装置本体1と、盗難防止装置
本体1から導出され商品柵の支柱等に取り付けるための
ワイヤー2から構成されており、ワイヤー2は、線条部
2aと、盗難防止装置本体1が通り抜け可能な環状部2
bとを有している。
【0019】盗難防止装置本体1は、筐体1a及び蓋体
1bから構成され、蓋体1bの表面1cには、カメラ等
の商品に係着する手段としての粘着テープ3が配設され
ている。また、盗難防止装置本体1の蓋体1bには孔が
設けられ、この孔から検出スイッチ10(後述)のプラ
ンジャー11が突出している。また、蓋体1bには、上
記突出したプランジャー11の外周を囲むような突設部
5が設けられている。そして、プランジャー11の一端
側には可動接点11aが設けられ、この可動接点11a
と筐体1aの間にはコイルバネ12が懸架されている。
【0020】盗難防止装置本体1内には回路基板6が配
設され、この回路基板6には、後述する検出スイッチ1
0、電源スイッチ20、ワイヤ離脱検出部30、制御部
60に相当するマイクロコンピュータ、警報ブザー4
0、リチウム電池等の電源50が設けられている。
【0021】電源スイッチ20には、盗難防止装置本体
1の側壁から突出しているプッシュ式レバー21と、蓋
体1bのスイッチ孔1dを通して操作されるスライド式
レバー22が設けられている。
【0022】図2は実施の形態による盗難防止装置の回
路ブロックを示す構成図である。上述したように、盗難
防止装置本体1内には、検出スイッチ10と、電源スイ
ッチ20と、ワイヤー離脱検出部30と、警報ブザー4
0と、マイクロコンピュータ等の制御部60と、リチウ
ム電池等の電源50が配設されている。
【0023】検出スイッチ10は、盗難防止装置本体1
が商品に係着されたか否かを検出するスイッチである。
すなわち、盗難防止装置本体1が商品に係着されると、
突設部5から突出していたプランジャー11がコイルバ
ネ12に抗して図示A方向に押し込まれ、可動接点11
aが固定接点10aに接触することにより、検出スイッ
チ10がONとなる。一方、盗難防止装置本体1が商品
から取り外されるされると、プランジャー11がコイル
バネ12の弾性力により元の状態に復帰し、可動接点1
1aが固定接点10aから離れることにより、検出スイ
ッチ10がOFFとなる。
【0024】電源スイッチ20は、盗難防止装置本体1
の側壁から突出しているプッシュ式レバー21を図示B
方向に押し込むことによりONとなり、蓋体1bのスイ
ッチ孔1dを通して操作されるスライド式レバー22を
押し込んで図示C方向にスライドさせることによりOF
Fとなる。なお、この電源スイッチ20は、ロック機構
を有しており、プッシュ式レバー21を図示B方向に押
し込んでONするとロックされ、プッシュ式レバー21
を戻そうとしても戻すことはできない。つまり、電源ス
イッチ20をOFFするためには、スライド式レバー2
2を押し込んで図示C方向にスライドさせなければなら
ない。
【0025】ワイヤー離脱検出部30はワイヤー2の離
脱を検出するものであり、ワイヤー2の線条部2aと環
状部2bに内設されたリード線8と接続されており、こ
のリード線8の離脱又は切断を検出すると、ワイヤー離
脱信号を制御部60に送信する。
【0026】制御部60は、マイクロコンピュータ等に
より構成され、検出スイッチ10からのON/OFF信
号、電源スイッチ20からのON/OFF信号、及びワ
イヤー離脱検出部30からのワイヤー離脱信号を入力し
て、警報ブザー40の作動を制御し、また電源50のO
N/OFF状態を切り替える働きをする。
【0027】次に、この発明の実施の形態による盗難防
止装置の使用動作を図に基づいて説明する。図3は盗難
防止装置の商品への取り付け態様を示す斜視図であり、
図4は盗難防止装置の回路動作を示すフローチャート図
である。
【0028】まず、図3に示すように、商品であるカメ
ラ100を展示する商品棚114の支柱114aに、盗
難防止装置のワイヤー2の先端部側(環状部2b側)を
巻き回し、ワイヤー2の環状部2bに盗難防止装置本体
1を通した後、ワイヤー2を締める方向へ引っ張る。こ
れによって、ワイヤー2の先端部側は、商品棚114の
支柱114aに巻き付け状態で連結される。
【0029】次に、盗難防止装置本体1の蓋体1bの表
面1cにある粘着テープ3の離型紙を剥がし、盗難防止
装置本体1の蓋体1b側をカメラ100本体に接着す
る。この場合、図3(b)に示すように、盗難防止装置
本体1の蓋体1bに設けられた突設部5が、カメラ10
0の三脚固定用のネジ穴100aにはまり込む様にす
る。そうすると、検出スイッチ10のプランジャー11
は三脚固定用のネジ穴100a底部によって押し込まれ
て、可動接点11aがコイルバネ12に抗して固定接点
に接触し、検出スイッチ10がONとなる。
【0030】その後、盗難防止装置本体1の側壁の電源
スイッチ20のレバー21を押し込むことにより、電源
スイッチ20をONにする。なお、検出スイッチ10が
ONになる前(盗難防止装置本体1を商品に係着する
前)に、電源スイッチ20をONしておいてもよい。
【0031】ここで、図4のフローチャートにおいて、
電源スイッチ20及び検出スイッチ10がONになる
(S100)と、制御部60は電源スイッチ20及び検
出スイッチ10の両方がONになったことを検知し、そ
れと同時に警報ブザー40を作動させて電池確認ブザー
(例えば「ピッ!」音)を鳴らす(S101)。
【0032】次に、制御部60は電源スイッチ20及び
検出スイッチ10の両方がONになってから所定時間T
0(例えば3秒)経過した時点で盗難防止のための警戒
状態に入る。それと同時に、制御部60は警報ブザー4
0を作動させて警戒状態セットブザー(例えば「ピッ
!」音)を鳴らす(S102)。
【0033】盗難防止装置本体1が警戒状態に入ると、
それ以降は、ワイヤー2(リード線8)を切断した場
合、このワイヤー2の切断がワイヤー離脱検出部30に
よって検出され(S103)、その検出信号が制御部6
0に送信され、制御部60は警報ブザー40を作動させ
て警報ブザー音(例えば「ピピピピピ・・・」という断
続音)を発する(S105)。また、ワイヤー2内のリ
ード線8をショートさせても上記警報ブザー音が鳴るよ
うにする。
【0034】また、盗難防止装置本体1を商品であるカ
メラ100から引き剥がすと、検出スイッチ10のプラ
ンジャー11がコイルバネ12の弾性力により復帰し
て、検出スイッチ10がOFFとなる(S104)。検
出スイッチ10のOFF信号は制御部60に送信され、
制御部60は警報ブザー40を作動させて警報ブザー音
(例えば「ピピピピピ・・・」という断続音)を発生さ
せる(S105)。
【0035】上記警報ブザー音の停止は、電源スイッチ
20をOFFすることにより行う(S106)。具体的
には、盗難防止装置本体1の蓋体1bのスイッチ孔1d
を通して操作されるスライド式レバー22を押し込んで
図2のC方向にスライドさせることによりOFFさせ
る。
【0036】電源スイッチ20をOFFさせると、電源
スイッチ20のOFF信号が制御部60に送信され、制
御部60は警報ブザー40を作動させて、所定時間T1
(例えば3秒間)解除ブザー音(例えば「ピッピッピッ
ピ・・・」音)を発生させ(S107)た後停止する。
なお、この解除ブザー音は、警報ブザー音が鳴っている
か否かにかかわらず、電源スイッチ20をOFFさせる
と所定時間T1の間鳴るように設定している。
【0037】なお、上記実施の形態の説明において、盗
難防止装置本体1の突設部5をカメラ100の三脚固定
用のネジ穴100aにはまり込む例を示したが、三脚固
定用のネジ穴100aに限らず商品の凹部に盗難防止装
置本体1の突設部5をはめ込むようにしてもよい。
【0038】また、上記の説明では、ワイヤー2として
線条部2aと環状部2bを有しているものを示したが、
従来例1で示したように、ワイヤーの途中に連結・離脱
可能なコネクタが設けられているものでも良い。
【0039】以上のようにこの発明の実施の形態によれ
ば、盗難防止装置本体1に設けられた突設部5をカメラ
のネジ穴100a等の商品の凹部にはめ込む様にして、
盗難防止装置本体をカメラ等の商品に係着するので、薄
い金属板のような物質を盗難防止装置本体1と商品10
0との間に挿入させても、突設部5の存在により検出ス
イッチ10のプランジャー11を押し込ませたままの状
態にすることはできない。その結果、警報ブザー40を
鳴らすこと無く、商品を持ち去ることができない。
【0040】また、この実施の形態の突設部5は、カメ
ラのネジ穴100a等に螺合する雄ネジ形状にすること
なく、カメラのネジ穴(商品の凹部)にスンナリはまり
込む筒形状とすることに特徴がある。突設部5を雄ネジ
形状にしてカメラのネジ穴100a等に螺合するように
すると、盗難防止装置本体1の商品への取り付けに手間
取るし、消費者が誤って盗難防止装置本体1を商品から
取り外す(ネジ回す)危険が多くなるからである。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、下記
の様な効果を達成することができる。
【0042】第1の発明の盗難防止装置によれば、盗難
防止装置本体に設けられた突設部を商品の凹部(カメラ
のネジ穴等)にはめ込む様にして、盗難防止装置本体を
商品に係着することができるので、薄い金属板のような
物質を盗難防止装置本体と商品の間に挿入させても、突
設部の存在により検出スイッチのプランジャーに到達す
ることができず、警報ブザー音を鳴らさないで商品を持
ち去ることができない効果がある。
【0043】第2の発明の盗難防止装置によれば、検出
スイッチにより商品の取り付けが検出されかつ電源スイ
ッチがONになってから所定時間T0経過した時点で、
警戒状態セット音を発生すると共に、警報ブザー音の発
生が可能な警戒状態に入るようにしたので、商品に当該
盗難防止装置をセットする者にとって、警戒状態セット
音により警戒状態に入ったことが確実に分かるようにな
る。また、所定時間T0内の間、盗難防止装置は警戒状
態に入らないので、その間、警報ブザー音を鳴らさない
で盗難防止装置の商品への取り付け変更を行うことがで
きる。
【0044】第3の発明の盗難防止装置によれば、電源
スイッチをOFFすると警報ブザーが所定時間T1の間
解除ブザー音を発生するようにしたので、警報ブザー音
が発生しているか否にかかわらず、盗難防止装置の警戒
状態の解除を広く第三者に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態による盗難防止装置を
示す側面断面図及び裏面図である。
【図2】 この発明の実施の形態による盗難防止装置の
回路ブロックを示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態による盗難防止装置の
商品への取り付け態様を示す斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態による盗難防止装置の
回路動作を示すフローチャート図である。
【図5】 従来の盗難防止装置の側面断面を示す概略図
である。
【図6】 従来のカメラ用盗難防止装置を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
1 盗難防止装置本体、2 ワイヤー、5 突設部、1
0 検出スイッチ、11 プランジャー、20 電源ス
イッチ、30 ワイヤー離脱検出部、40 警報ブザ
ー、50 電源(電池)、60 制御部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品に取り付けるための盗難防止装置本
    体と、この盗難防止装置本体から導出され外部の構造物
    に取り付けるためのワイヤーを備えた盗難防止装置にお
    いて、 上記盗難防止装置本体には、商品を取り付けるための係
    着面と、上記係着面から突設される突設部と、上記突設
    部から突出するプランジャーと、上記プランジャーと連
    動してON/OFFする検出スイッチと、上記検出スイ
    ッチに連動する警報ブザーが設けられ、 上記突設部を商品の凹部にはめ込んで上記盗難防止装置
    本体の係着面に商品を取り付けた場合、上記プランジャ
    ーが上記盗難防止装置本体内に押し込まれ、上記検出ス
    イッチをONにして上記警報ブザーを作動させることを
    特徴とする盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 商品に取り付けるための盗難防止装置本
    体と、この盗難防止装置本体から導出され外部の構造物
    に取り付けるためのワイヤーを備えた盗難防止装置にお
    いて、 上記盗難防止装置本体は、商品の取り付け及び離脱を検
    出する検出スイッチと、上記ワイヤーの離脱を検出する
    ワイヤー離脱検出部と、上記検出スイッチによる商品の
    離脱の検出、又は上記ワイヤー離脱検出部による上記ワ
    イヤーの離脱の検出に応答して警報ブザー音を発生する
    警報ブザーと、電源をON/OFFする電源スイッチを
    有し、 上記検出スイッチにより商品の取り付けが検出され、か
    つ上記電源スイッチがONになってから所定時間T0経
    過した時点で、上記警報ブザーは、警戒状態セット音を
    発生すると共に、上記警報ブザー音の発生が可能な警戒
    状態に入ることを特徴とする盗難防止装置。
  3. 【請求項3】 商品に取り付けるための盗難防止装置本
    体と、この盗難防止装置本体から導出され外部の構造物
    に取り付けるためのワイヤーを備えた盗難防止装置にお
    いて、 上記盗難防止装置本体は、商品の取り付け及び離脱を検
    出する検出スイッチと、上記検出スイッチによる商品の
    離脱の検出に応答して警報ブザー音を発生する警報ブザ
    ーと、電源をON/OFFする電源スイッチを有し、 上記電源スイッチをOFFすると、上記警報ブザーは所
    定時間T1の間解除ブザー音を発生させることを特徴と
    する盗難防止装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101230443B1 (ko) * 2011-09-19 2013-02-06 최병일 야외용 도난방지장치
JP2016133954A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 矢崎エナジーシステム株式会社 電池式警報器
JP2018049634A (ja) * 2017-10-19 2018-03-29 矢崎エナジーシステム株式会社 電池式警報器

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