JP2004275575A - 通報装置および火災通報システム - Google Patents
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Abstract
【課題】実際の消火作業に伴う確かな消火器の使用に係わる信号が得られ通報装置および火災通報システムを提供する。
【解決手段】消火器内部の消火剤を外部へ放出するための操作を検出する放出操作検出手段と、その放出操作検出手段の検出信号を無線信号として送信する無線送信手段と、これら手段への電源を供給する電池とが筐体内に一体として収容され、この筐体を消火器に取り付け固定する取付け手段を具備させて通報装置とし、さらに、この通報装置からの無線信号を個人用緊急通報システムで受信して所定の通報先へ通報する火災通報システムとした。
【選択図】 図1
【解決手段】消火器内部の消火剤を外部へ放出するための操作を検出する放出操作検出手段と、その放出操作検出手段の検出信号を無線信号として送信する無線送信手段と、これら手段への電源を供給する電池とが筐体内に一体として収容され、この筐体を消火器に取り付け固定する取付け手段を具備させて通報装置とし、さらに、この通報装置からの無線信号を個人用緊急通報システムで受信して所定の通報先へ通報する火災通報システムとした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、消火器使用と連動して通報を行う通報装置および火災通報システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、消火器と連動した火災通報システムが提案されている。
例えば、内部が空洞の本体に開閉自在の扉体を設け、この扉体の内側に消火器を支持する支持台を形成した消火器ポールとし、支持台には消火器の存在を検知する検知器が設けられ、消火器の取り出しによる消火器の不在を検知すると、消防署などに通報し、火災発生時における消火器の使用状態が自動的に消防署などに通報されるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、消火器ケースに消火器が取り出されたことを検知する検知手段を設け、取り出されたことを検知すると、検知手段はその識別信号を集中管理装置に無線で送信するようにし、火災時には詳しい発生場所が直ぐに分かるようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
実開平6−19752号公報(第2図)
【特許文献2】
特開平9−167291号公報(第2−3頁、第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような消火器と連動した火災通報システムでは、消火器の取り出しにより通報が行われるため、例えば事前に通報禁止の処置をとることなく、消火器の交換あるいは単に消火器を移動させるために消火器を取り出したような場合にも、通報が行われるため、思わぬ混乱を招く虞があった。また、事前に通報禁止の処置を執ったとしても、消火器の交換あるいは移動の作業が終わった後に通報禁止処置の解除を忘れ、自動通報の機能が十分に果たされない虞もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、消火器内部の消火剤を外部へ放出するための操作を検出する放出操作検出手段と、その放出操作検出手段の検出信号を無線信号として送信する無線送信手段と、これら手段への電源を供給する電池とが筐体内に一体として収容され、この筐体を消火器に取り付け固定する取付け手段を具備した通報装置を提供することにより上記課題を解決したものである。
【0007】
また、本発明は、上記放出操作検出手段として、消火器の安全栓が取り外されたことを検出する手段としたことにより上記課題を解決したものである。
【0008】
また、本発明は、上記消火器の安全栓が取り外されたことを検出する手段として、放出操作検出手段の検出端子間を引き外し自在に開路あるいは閉路する導通線を、安全栓の指掛け部に挿通して、上記課題を解決したものである。
【0009】
また、本発明は、上記放出操作検出手段として、消火器の起動レバーが起動位置になったことを検出する手段としたことにより上記課題を解決したものである。
【0010】
また、本発明は、消火器の起動レバーが起動位置になったことを検出する手段として、起動レバーの移動に伴って放出操作検出手段の検出端子間が開路あるいは閉路されるようにして、上記課題を解決したものである。
【0011】
また、本発明は、取付け手段として、消火器の所定の部位をねじ止め挾持することにより取り付けるようにしたことにより上記課題を解決したものである。
【0012】
また、本発明は、消火器内部の消火剤を外部へ放出するための操作を検出する放出操作検出手段と、その放出操作検出手段の検出信号を無線信号として送信する無線送信手段と、これら手段への電源を供給する電池とが筐体内に一体として収容され、この筐体を消火器に取り付け固定する取付け手段を具備した通報装置から送信される無線信号を、個人用緊急通報システムにおける受信機で受信し、この受信機を介して消防署等の所定の通報先に通報するようにした火災通報システムとすることにより上記課題を解決したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の通報装置1は、図1および図2に示されるように、消火器内部の消火剤を外部へ放出するための操作を検出する放出操作検出手段と、その放出操作検出手段の検出信号を無線信号として送信する無線送信手段と、これら手段への電源を供給する電池とが筐体2内に一体として収容され、消火器3の起動レバー4と消火器本体容器5との間にねじ6によりねじ止め挾持することによって取り付けられる。ここで、図1は本発明による通報装置1を消火器3に取り付けた状態において横方向から見た図であり、図2は同様の状態において上方向から見た図である。
【0014】
上記消火器3の所定の部位にねじ止め挾持することにより取り付ける手段が、筐体2を消火器に取り付け固定するための取付け手段を構成している。本発明による通報装置1は、放出操作検出手段として、下記に述べるように消火器の安全栓が取り外されたこと、あるいは、消火器の起動レバーが起動位置になったことを検出するようにしている。これを実施するには、通報装置1の筐体2を消火器3の起動レバー4近辺に取り付けるのが好都合である。発明者の知る限り、この起動レバー4と消火器本体容器5との間には、何れのメーカーの消火器であっても若干の長さを有する連結部7がある。そこで、この連結部7を挾持するように通報装置の筐体2に設けられた凹部8をあてがい、ねじ6を締め付けることにより、簡単に取り付けることができるようにした。この際、通報装置の筐体2に設けられた凹部8の幅に若干の余裕を持たせると、いろいろな太さの連結部に対応することが出来るので更に便利である。
【0015】
通報装置1は、図3のブロック図に示すような構成となっている。すなわち、筐体2内には、少なくとも、放出操作検出手段の検出信号を生成するマイコンMと、このマイコンMにクロック信号を供給する振動子Oと、マイコンMから送られる検出信号を無線信号にして送信する無線送信手段としての送信回路Tと、この送信回路Tに接続されたアンテナAと、これらマイコンM並びに送信回路Tに電源を供給する電池Eと、一方がマイコンMのデータ入力側に接続され、他方が電源線路に接続された一対の検出端子T1,T2とが収容されている。
【0016】
図3に示した通報装置では、消火器3の安全栓9の指掛け部10に引き外し自在に挿通された導電性の検出線11によって、上記一対の検出端子T1,T2間を閉路するようにした。したがって、安全栓9が引き抜かれていない未使用時においては、マイコンMのデータ入力側と電源線路とが閉路した状態にあり、また、安全栓9が引き抜かれて検出線11が取り外されたときには、マイコンMのデータ入力側と電源線路とが開路した状態となる。この状態をマイコンMが検出することにより、検出信号を生成する。
【0017】
なお、図3に示したような検出端子T1,T2は、各検出端子内にそれぞれ2つの接点t1,t2を有しているため、検出線11による導通を取ることなく、この接点t1,t2の一方がマイコンMのデータ入力側に、また、他方が電源線路に接続されるようにしておき、検出線11のプラグ12が挿入された状態では両接点t1,t2間が閉路され、プラグ12が取り外された状態では両接点t1,t2間が開路されるようにしてもよい。
【0018】
また、プラグが挿入されたときには両接点間が開路し、取り外されたときには閉路するタイプの検出端子を用いれば、上記とは反対に、安全栓9が引き抜かれていない未使用時においては、マイコンMのデータ入力側と電源線路とが開路した状態にあり、また、安全栓9が引き抜かれて検出線11が取り外されたときには、マイコンMのデータ入力側と電源線路とが閉路した状態となるようにすることもできる。この場合、安全栓9の状態におけるマイコンMへの入力信号は、上記実施態様とは逆となるが、どちらの入力信号をもって検出信号とするかはマイコンにおける処理手順の設定に依存するだけの問題である。
【0019】
つぎに、本発明による通報装置1の外観を、図4、図5および図6に示す。ここで、図4は通報装置1を横方向から見た図であり、図5は上方向から見た図であり、図6は前方向から見た図である。
【0020】
図5からもわかるように、本発明による通報装置1は、胴部13と、この胴部13の両側から伸びる2本の腕部14,15からなるほぼ馬蹄形状をした筐体2からなっている。筐体2の内部はくり抜かれて、やはり馬蹄形状の空間が形成されており、この空間内に図3においてブロック図により示した回路が形成された回路基板16が収容されている。なお、これら図においては、本発明の説明において重要と思われるもの以外は、回路を形成する細かな構成素子の描写は省略されている。
【0021】
筐体2の両腕部14,15には、筐体2を消火器へ取り付け固定する取付け手段として、一対のねじ6が対向して設けられており、腕部14,15の外側よりこのねじ6を締め付けたり、緩めたりすることにより、矢印によって示される一対のねじ6間に形成される隙間Sの間隔を調整することができるようになっている。筐体2を消火器に取り付けるには、予めねじ6を緩めておき、その隙間Sを十分に広いものとしておく。つぎに、この隙間Sに消火器3の起動レバー4と消火器本体容器5との間に形成される連結部7を挿通し、ねじ6を締め付けることにより筐体2を取り付ける。したがって、筐体2に両腕部14,15間に形成される凹部8の幅に若干の余裕を持たせると、いろいろな太さの連結部7に対応することができる。
【0022】
なお、上記実施態様では、ねじ6を一対設けるとしたが、一方のみに設けても、このねじ6を締め付けたり、緩めたりすることにより、ねじ6とそれに対峙する腕部の側面間に形成される隙間の間隔を調整することができるので、ねじ6は一方のみに設けるようにしてもよい。
【0023】
両腕部14,15の先端内部には、検出端子T1,T2が設けられ、それに対応する筐体2表面にはプラグ挿入孔(図示ぜず)が穿たれている。各検出端子T1,T2は、それぞれ一対の接点t1,t2からなっており、前記回路基板16上に設けられている。なお、ここで一対の接点としているが、接点機構の開閉を伴わないプラグとの単なる導通を取るためのものであるならば、接点は一つであっても構わない。
【0024】
両腕部14,15に設けられた検出端子T1,T2には、検出線11のプラグ12,12が挿入される。図4、図5および図6はプラグ12が挿入された状態を示しており、図7はプラグ12が取り外された状態を示している。ここで、消火作業における安全栓の引き抜き操作に支障を来してはいけないので、検出線の取り外しは小さな力でスムーズに行われるようにするため、プラグ12に当接する接点t1,t2の保持力は弱く設定するのが望ましい。
【0025】
上記のように構成された本発明による通報装置1は、図1あるいは図2に示すように、筐体2に設けられた凹部8を消火器3の連結部7にあてがい、ねじ6を締め付けることにより挾持させて取り付ける。つぎに、消火器3の安全栓9の指掛け部10に検出線11を挿通し、その両端のプラグ12,12を検出端子T1,T2に挿入して接続する。
【0026】
このように通報装置1が装着された消火器3を用いて消火作業を行うには、通常の消火器を用いるのと全く同様に、安全栓9の指掛け部10に指を通して引き抜き、ホース17をホース受(図示せず)から外してノズル(図示せず)を火元に向け、起動レバー4を強く握る。これにより、ノズルから消火剤が放出され、消火作業を行うことができる。
【0027】
上記消火作業課程において、安全栓9の指掛け部10に指を通して引き抜いた際に、この指掛け部10に挿通されていた検出線11も一緒に引っ張られ、プラグ12,12が検出端子T1,T2から取り外される。すると、マイコンMのデータ入力側と電源線路とが開路した状態となり、検出信号が生成される。検出信号は、マイコンMから送信回路Tへと送られ、送信回路Tはこの検出信号をアンテナAを介してID情報と共に外部へ送信する。
【0028】
この検出信号は、例えば図8に示すような個人用緊急通報システムを利用して受信し、所定の通報先に通報する。すなわち、生活関連の様々な緊急情報を、複雑なシステムを構築することなく通報できる個人用緊急通報システムが最近多く使用されるようになってきており、この個人用緊急通報システムを活用して本件通報装置の通報信号を消防署等へ通報するようにした。
【0029】
ここで言う個人用緊急通報システムとは、例えば腕時計タイプのように常時身体に装着しておいて緊急時に直ぐに発信操作できる通報装置20とか、火災感知の信号を接続配線を不要として通報できるようにした無線式の火災感知器21とか、あるいは、窓等に設置された防犯センサ22からの検出信号を通報受信機23で取り込み、非常ベル24のような警報装置から警報を発生させると共に、公衆電話回線を介して予め登録された消防署などの通報先に音声により通報するようにしたものである。
【0030】
この発明による消火器に取り付けた通報装置1から送られてきた検出信号は、その信号中にID情報を含んでいるため、予めID情報別に信号種別を登録しておいた通報受信機23は、その検出信号が消火器の使用に係わる放出操作検出信号であることが判別できる。通報受信機23は、この判別結果を受けて非常ベル24のような警報装置から警報を発生させると共に、公衆電話回線を介して予め登録された消防署などの通報先に音声により通報する。このように個人用緊急通報システムを活用すれば、上記通報装置1を消火器3に取り付けるだけで、消火器の使用に係わる通報信号を消防署などの通報先に通報する火災通報システムを簡単に構築することができる。
【0031】
なお、上記実施態様では、放出操作検出手段として消火器の安全栓が取り外されたことを検出するようにしたが、消火器3の起動レバー4が起動位置になったことを検出するようにしてもよい。すなわち、実際に消火作業を行う際には、上記のように消火器3の安全栓9を取り外した後に、起動レバー4を起動位置にしなければ消火剤の放出が始まらない。そこで、この起動レバー4が起動位置になったことを検出すれば、より確かな消火器の使用に係わる信号が得られる。ここで、消火器の起動レバーが起動位置になったことを検出するには、例えば起動レバー4の移動に伴って検出端子T1,T2間が開路あるいは閉路されるようにすればよい。
【0032】
なお、この発明による通報装置は、上記のようにねじの締め付けによる挾持により、簡単に取り付けられるようにしているので、例えば窓枠等に挾持させてその検出線を窓に連結すれば、窓の開閉に伴って検出端子間が開路あるいは閉路され、簡単に防犯センサとして転用することもできる。
【0033】
【発明の効果】
本発明による通報装置は、消火器内部の消火剤を外部へ放出するための操作を検出する放出操作検出手段と、その放出操作検出手段の検出信号を無線信号として送信する無線送信手段と、これら手段への電源を供給する電池とが筐体内に一体として収容され、この筐体を消火器に取り付け固定する取付け手段を具備したので、消火器に取り付けることにより、通報禁止の処置をとることもなく、消火器の交換あるいは単に消火器を移動させることができ、そのような場合でも通報が行われることがないので思わぬ混乱を招くことがない。また、事前に通報禁止の処置を執る必要もないので、従来のように消火器の交換あるいは移動の作業が終わった後で、通報禁止処置を解除するのを忘れるという心配もなくなる。
【0034】
また、本発明による通報装置は、放出操作検出手段として、消火器の安全栓が取り外されたことを検出する手段、あるいは、消火器の起動レバーが起動位置になったことを検出する手段としたので、実際の消火作業に伴う確かな消火器の使用に係わる信号が得られる。
【0035】
また、本発明による通報装置は、消火器の所定の部位にねじ止め挾持することにより取り付ける取付け手段としたので、起動レバーと消火器本体容器との連結部に簡単に取り付けることができ、また、いろいろな太さの連結部に対応することもできる。
【0036】
さらに、本発明による火災通報システムは、消火器内部の消火剤を外部へ放出するための操作を検出する放出操作検出手段と、その放出操作検出手段の検出信号を無線信号として送信する無線送信手段と、これら手段への電源を供給する電池とが筐体内に一体として収容され、この筐体を消火器に取り付け固定する取付け手段を具備した通報装置から送信される無線信号を、個人用緊急通報システムにおける受信機で受信し、この受信機を介して消防署等の所定の通報先に通報するようにしたので、最近多く使用されるようになってきた個人用緊急通報システムを活用することができ、簡単に火災通報システムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通報装置を消火器に取り付けた状態における横方向から見た図である。
【図2】本発明の通報装置を消火器に取り付けた状態における上方向から見た図である。
【図3】本発明の通報装置のブロック図である。
【図4】本発明の通報装置を横方向から見た図である。
【図5】本発明の通報装置を上方向から見た図である。
【図6】本発明の通報装置を前方向から見た図である。
【図7】本発明の通報装置において、プラグを取り外した状態で前方向から見た図である。
【図8】本発明の火災通報システムを示す図である。
【符号の説明】
1 通報装置
2 筐体
3 消火器
4 起動レバー
6 ねじ
7 連結部
8 凹部
9 安全栓
10 指掛け部
11 検出線
12 プラグ
13 胴部
14,15 腕部
16 回路基板
20 腕時計型通報装置
21 無線式火災感知器
22 防犯センサ
23 通報受信機
24 非常ベル
T1,T2 検出端子
t1,t2 接点
M マイコン
T 送信回路
E 電池
【発明の属する技術分野】
本発明は、消火器使用と連動して通報を行う通報装置および火災通報システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、消火器と連動した火災通報システムが提案されている。
例えば、内部が空洞の本体に開閉自在の扉体を設け、この扉体の内側に消火器を支持する支持台を形成した消火器ポールとし、支持台には消火器の存在を検知する検知器が設けられ、消火器の取り出しによる消火器の不在を検知すると、消防署などに通報し、火災発生時における消火器の使用状態が自動的に消防署などに通報されるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、消火器ケースに消火器が取り出されたことを検知する検知手段を設け、取り出されたことを検知すると、検知手段はその識別信号を集中管理装置に無線で送信するようにし、火災時には詳しい発生場所が直ぐに分かるようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
実開平6−19752号公報(第2図)
【特許文献2】
特開平9−167291号公報(第2−3頁、第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような消火器と連動した火災通報システムでは、消火器の取り出しにより通報が行われるため、例えば事前に通報禁止の処置をとることなく、消火器の交換あるいは単に消火器を移動させるために消火器を取り出したような場合にも、通報が行われるため、思わぬ混乱を招く虞があった。また、事前に通報禁止の処置を執ったとしても、消火器の交換あるいは移動の作業が終わった後に通報禁止処置の解除を忘れ、自動通報の機能が十分に果たされない虞もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、消火器内部の消火剤を外部へ放出するための操作を検出する放出操作検出手段と、その放出操作検出手段の検出信号を無線信号として送信する無線送信手段と、これら手段への電源を供給する電池とが筐体内に一体として収容され、この筐体を消火器に取り付け固定する取付け手段を具備した通報装置を提供することにより上記課題を解決したものである。
【0007】
また、本発明は、上記放出操作検出手段として、消火器の安全栓が取り外されたことを検出する手段としたことにより上記課題を解決したものである。
【0008】
また、本発明は、上記消火器の安全栓が取り外されたことを検出する手段として、放出操作検出手段の検出端子間を引き外し自在に開路あるいは閉路する導通線を、安全栓の指掛け部に挿通して、上記課題を解決したものである。
【0009】
また、本発明は、上記放出操作検出手段として、消火器の起動レバーが起動位置になったことを検出する手段としたことにより上記課題を解決したものである。
【0010】
また、本発明は、消火器の起動レバーが起動位置になったことを検出する手段として、起動レバーの移動に伴って放出操作検出手段の検出端子間が開路あるいは閉路されるようにして、上記課題を解決したものである。
【0011】
また、本発明は、取付け手段として、消火器の所定の部位をねじ止め挾持することにより取り付けるようにしたことにより上記課題を解決したものである。
【0012】
また、本発明は、消火器内部の消火剤を外部へ放出するための操作を検出する放出操作検出手段と、その放出操作検出手段の検出信号を無線信号として送信する無線送信手段と、これら手段への電源を供給する電池とが筐体内に一体として収容され、この筐体を消火器に取り付け固定する取付け手段を具備した通報装置から送信される無線信号を、個人用緊急通報システムにおける受信機で受信し、この受信機を介して消防署等の所定の通報先に通報するようにした火災通報システムとすることにより上記課題を解決したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の通報装置1は、図1および図2に示されるように、消火器内部の消火剤を外部へ放出するための操作を検出する放出操作検出手段と、その放出操作検出手段の検出信号を無線信号として送信する無線送信手段と、これら手段への電源を供給する電池とが筐体2内に一体として収容され、消火器3の起動レバー4と消火器本体容器5との間にねじ6によりねじ止め挾持することによって取り付けられる。ここで、図1は本発明による通報装置1を消火器3に取り付けた状態において横方向から見た図であり、図2は同様の状態において上方向から見た図である。
【0014】
上記消火器3の所定の部位にねじ止め挾持することにより取り付ける手段が、筐体2を消火器に取り付け固定するための取付け手段を構成している。本発明による通報装置1は、放出操作検出手段として、下記に述べるように消火器の安全栓が取り外されたこと、あるいは、消火器の起動レバーが起動位置になったことを検出するようにしている。これを実施するには、通報装置1の筐体2を消火器3の起動レバー4近辺に取り付けるのが好都合である。発明者の知る限り、この起動レバー4と消火器本体容器5との間には、何れのメーカーの消火器であっても若干の長さを有する連結部7がある。そこで、この連結部7を挾持するように通報装置の筐体2に設けられた凹部8をあてがい、ねじ6を締め付けることにより、簡単に取り付けることができるようにした。この際、通報装置の筐体2に設けられた凹部8の幅に若干の余裕を持たせると、いろいろな太さの連結部に対応することが出来るので更に便利である。
【0015】
通報装置1は、図3のブロック図に示すような構成となっている。すなわち、筐体2内には、少なくとも、放出操作検出手段の検出信号を生成するマイコンMと、このマイコンMにクロック信号を供給する振動子Oと、マイコンMから送られる検出信号を無線信号にして送信する無線送信手段としての送信回路Tと、この送信回路Tに接続されたアンテナAと、これらマイコンM並びに送信回路Tに電源を供給する電池Eと、一方がマイコンMのデータ入力側に接続され、他方が電源線路に接続された一対の検出端子T1,T2とが収容されている。
【0016】
図3に示した通報装置では、消火器3の安全栓9の指掛け部10に引き外し自在に挿通された導電性の検出線11によって、上記一対の検出端子T1,T2間を閉路するようにした。したがって、安全栓9が引き抜かれていない未使用時においては、マイコンMのデータ入力側と電源線路とが閉路した状態にあり、また、安全栓9が引き抜かれて検出線11が取り外されたときには、マイコンMのデータ入力側と電源線路とが開路した状態となる。この状態をマイコンMが検出することにより、検出信号を生成する。
【0017】
なお、図3に示したような検出端子T1,T2は、各検出端子内にそれぞれ2つの接点t1,t2を有しているため、検出線11による導通を取ることなく、この接点t1,t2の一方がマイコンMのデータ入力側に、また、他方が電源線路に接続されるようにしておき、検出線11のプラグ12が挿入された状態では両接点t1,t2間が閉路され、プラグ12が取り外された状態では両接点t1,t2間が開路されるようにしてもよい。
【0018】
また、プラグが挿入されたときには両接点間が開路し、取り外されたときには閉路するタイプの検出端子を用いれば、上記とは反対に、安全栓9が引き抜かれていない未使用時においては、マイコンMのデータ入力側と電源線路とが開路した状態にあり、また、安全栓9が引き抜かれて検出線11が取り外されたときには、マイコンMのデータ入力側と電源線路とが閉路した状態となるようにすることもできる。この場合、安全栓9の状態におけるマイコンMへの入力信号は、上記実施態様とは逆となるが、どちらの入力信号をもって検出信号とするかはマイコンにおける処理手順の設定に依存するだけの問題である。
【0019】
つぎに、本発明による通報装置1の外観を、図4、図5および図6に示す。ここで、図4は通報装置1を横方向から見た図であり、図5は上方向から見た図であり、図6は前方向から見た図である。
【0020】
図5からもわかるように、本発明による通報装置1は、胴部13と、この胴部13の両側から伸びる2本の腕部14,15からなるほぼ馬蹄形状をした筐体2からなっている。筐体2の内部はくり抜かれて、やはり馬蹄形状の空間が形成されており、この空間内に図3においてブロック図により示した回路が形成された回路基板16が収容されている。なお、これら図においては、本発明の説明において重要と思われるもの以外は、回路を形成する細かな構成素子の描写は省略されている。
【0021】
筐体2の両腕部14,15には、筐体2を消火器へ取り付け固定する取付け手段として、一対のねじ6が対向して設けられており、腕部14,15の外側よりこのねじ6を締め付けたり、緩めたりすることにより、矢印によって示される一対のねじ6間に形成される隙間Sの間隔を調整することができるようになっている。筐体2を消火器に取り付けるには、予めねじ6を緩めておき、その隙間Sを十分に広いものとしておく。つぎに、この隙間Sに消火器3の起動レバー4と消火器本体容器5との間に形成される連結部7を挿通し、ねじ6を締め付けることにより筐体2を取り付ける。したがって、筐体2に両腕部14,15間に形成される凹部8の幅に若干の余裕を持たせると、いろいろな太さの連結部7に対応することができる。
【0022】
なお、上記実施態様では、ねじ6を一対設けるとしたが、一方のみに設けても、このねじ6を締め付けたり、緩めたりすることにより、ねじ6とそれに対峙する腕部の側面間に形成される隙間の間隔を調整することができるので、ねじ6は一方のみに設けるようにしてもよい。
【0023】
両腕部14,15の先端内部には、検出端子T1,T2が設けられ、それに対応する筐体2表面にはプラグ挿入孔(図示ぜず)が穿たれている。各検出端子T1,T2は、それぞれ一対の接点t1,t2からなっており、前記回路基板16上に設けられている。なお、ここで一対の接点としているが、接点機構の開閉を伴わないプラグとの単なる導通を取るためのものであるならば、接点は一つであっても構わない。
【0024】
両腕部14,15に設けられた検出端子T1,T2には、検出線11のプラグ12,12が挿入される。図4、図5および図6はプラグ12が挿入された状態を示しており、図7はプラグ12が取り外された状態を示している。ここで、消火作業における安全栓の引き抜き操作に支障を来してはいけないので、検出線の取り外しは小さな力でスムーズに行われるようにするため、プラグ12に当接する接点t1,t2の保持力は弱く設定するのが望ましい。
【0025】
上記のように構成された本発明による通報装置1は、図1あるいは図2に示すように、筐体2に設けられた凹部8を消火器3の連結部7にあてがい、ねじ6を締め付けることにより挾持させて取り付ける。つぎに、消火器3の安全栓9の指掛け部10に検出線11を挿通し、その両端のプラグ12,12を検出端子T1,T2に挿入して接続する。
【0026】
このように通報装置1が装着された消火器3を用いて消火作業を行うには、通常の消火器を用いるのと全く同様に、安全栓9の指掛け部10に指を通して引き抜き、ホース17をホース受(図示せず)から外してノズル(図示せず)を火元に向け、起動レバー4を強く握る。これにより、ノズルから消火剤が放出され、消火作業を行うことができる。
【0027】
上記消火作業課程において、安全栓9の指掛け部10に指を通して引き抜いた際に、この指掛け部10に挿通されていた検出線11も一緒に引っ張られ、プラグ12,12が検出端子T1,T2から取り外される。すると、マイコンMのデータ入力側と電源線路とが開路した状態となり、検出信号が生成される。検出信号は、マイコンMから送信回路Tへと送られ、送信回路Tはこの検出信号をアンテナAを介してID情報と共に外部へ送信する。
【0028】
この検出信号は、例えば図8に示すような個人用緊急通報システムを利用して受信し、所定の通報先に通報する。すなわち、生活関連の様々な緊急情報を、複雑なシステムを構築することなく通報できる個人用緊急通報システムが最近多く使用されるようになってきており、この個人用緊急通報システムを活用して本件通報装置の通報信号を消防署等へ通報するようにした。
【0029】
ここで言う個人用緊急通報システムとは、例えば腕時計タイプのように常時身体に装着しておいて緊急時に直ぐに発信操作できる通報装置20とか、火災感知の信号を接続配線を不要として通報できるようにした無線式の火災感知器21とか、あるいは、窓等に設置された防犯センサ22からの検出信号を通報受信機23で取り込み、非常ベル24のような警報装置から警報を発生させると共に、公衆電話回線を介して予め登録された消防署などの通報先に音声により通報するようにしたものである。
【0030】
この発明による消火器に取り付けた通報装置1から送られてきた検出信号は、その信号中にID情報を含んでいるため、予めID情報別に信号種別を登録しておいた通報受信機23は、その検出信号が消火器の使用に係わる放出操作検出信号であることが判別できる。通報受信機23は、この判別結果を受けて非常ベル24のような警報装置から警報を発生させると共に、公衆電話回線を介して予め登録された消防署などの通報先に音声により通報する。このように個人用緊急通報システムを活用すれば、上記通報装置1を消火器3に取り付けるだけで、消火器の使用に係わる通報信号を消防署などの通報先に通報する火災通報システムを簡単に構築することができる。
【0031】
なお、上記実施態様では、放出操作検出手段として消火器の安全栓が取り外されたことを検出するようにしたが、消火器3の起動レバー4が起動位置になったことを検出するようにしてもよい。すなわち、実際に消火作業を行う際には、上記のように消火器3の安全栓9を取り外した後に、起動レバー4を起動位置にしなければ消火剤の放出が始まらない。そこで、この起動レバー4が起動位置になったことを検出すれば、より確かな消火器の使用に係わる信号が得られる。ここで、消火器の起動レバーが起動位置になったことを検出するには、例えば起動レバー4の移動に伴って検出端子T1,T2間が開路あるいは閉路されるようにすればよい。
【0032】
なお、この発明による通報装置は、上記のようにねじの締め付けによる挾持により、簡単に取り付けられるようにしているので、例えば窓枠等に挾持させてその検出線を窓に連結すれば、窓の開閉に伴って検出端子間が開路あるいは閉路され、簡単に防犯センサとして転用することもできる。
【0033】
【発明の効果】
本発明による通報装置は、消火器内部の消火剤を外部へ放出するための操作を検出する放出操作検出手段と、その放出操作検出手段の検出信号を無線信号として送信する無線送信手段と、これら手段への電源を供給する電池とが筐体内に一体として収容され、この筐体を消火器に取り付け固定する取付け手段を具備したので、消火器に取り付けることにより、通報禁止の処置をとることもなく、消火器の交換あるいは単に消火器を移動させることができ、そのような場合でも通報が行われることがないので思わぬ混乱を招くことがない。また、事前に通報禁止の処置を執る必要もないので、従来のように消火器の交換あるいは移動の作業が終わった後で、通報禁止処置を解除するのを忘れるという心配もなくなる。
【0034】
また、本発明による通報装置は、放出操作検出手段として、消火器の安全栓が取り外されたことを検出する手段、あるいは、消火器の起動レバーが起動位置になったことを検出する手段としたので、実際の消火作業に伴う確かな消火器の使用に係わる信号が得られる。
【0035】
また、本発明による通報装置は、消火器の所定の部位にねじ止め挾持することにより取り付ける取付け手段としたので、起動レバーと消火器本体容器との連結部に簡単に取り付けることができ、また、いろいろな太さの連結部に対応することもできる。
【0036】
さらに、本発明による火災通報システムは、消火器内部の消火剤を外部へ放出するための操作を検出する放出操作検出手段と、その放出操作検出手段の検出信号を無線信号として送信する無線送信手段と、これら手段への電源を供給する電池とが筐体内に一体として収容され、この筐体を消火器に取り付け固定する取付け手段を具備した通報装置から送信される無線信号を、個人用緊急通報システムにおける受信機で受信し、この受信機を介して消防署等の所定の通報先に通報するようにしたので、最近多く使用されるようになってきた個人用緊急通報システムを活用することができ、簡単に火災通報システムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通報装置を消火器に取り付けた状態における横方向から見た図である。
【図2】本発明の通報装置を消火器に取り付けた状態における上方向から見た図である。
【図3】本発明の通報装置のブロック図である。
【図4】本発明の通報装置を横方向から見た図である。
【図5】本発明の通報装置を上方向から見た図である。
【図6】本発明の通報装置を前方向から見た図である。
【図7】本発明の通報装置において、プラグを取り外した状態で前方向から見た図である。
【図8】本発明の火災通報システムを示す図である。
【符号の説明】
1 通報装置
2 筐体
3 消火器
4 起動レバー
6 ねじ
7 連結部
8 凹部
9 安全栓
10 指掛け部
11 検出線
12 プラグ
13 胴部
14,15 腕部
16 回路基板
20 腕時計型通報装置
21 無線式火災感知器
22 防犯センサ
23 通報受信機
24 非常ベル
T1,T2 検出端子
t1,t2 接点
M マイコン
T 送信回路
E 電池
Claims (7)
- 消火器内部の消火剤を外部へ放出するための操作を検出する放出操作検出手段と、該放出操作検出手段の検出信号を無線信号として送信する無線送信手段と、これら手段への電源を供給する電池とが筐体内に一体として収容され、該筐体を消火器に取り付け固定する取付け手段を具備したことを特徴とする通報装置。
- 放出操作検出手段として、消火器の安全栓が取り外されたことを検出する手段とした請求項1に記載の通報装置。
- 消火器の安全栓が取り外されたことを検出する手段として、放出操作検出手段の検出端子間を引き外し自在に開路あるいは閉路する導通線を、安全栓の指掛け部に挿通した請求項2に記載の通報装置。
- 放出操作検出手段として、消火器の起動レバーが起動位置になったことを検出する手段とした請求項1に記載の通報装置。
- 消火器の起動レバーが起動位置になったことを検出する手段として、起動レバーの移動に伴って放出操作検出手段の検出端子間が開路あるいは閉路されるようにした請求項4に記載の通報装置。
- 取付け手段として、消火器の所定の部位をねじ止め挾持することにより取り付けるようにした請求項1に記載の通報装置。
- 消火器内部の消火剤を外部へ放出するための操作を検出する放出操作検出手段と、該放出操作検出手段の検出信号を無線信号として送信する無線送信手段と、これら手段への電源を供給する電池とが筐体内に一体として収容され、該筐体を消火器に取り付け固定する取付け手段を具備した通報装置から送信される無線信号を、個人用緊急通報システムにおける受信機で受信し、該受信機を介して所定の通報先に通報するようにしたことを特徴とする火災通報システム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2003-03-18 JP JP2003073528A patent/JP2004275575A/ja active Pending
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