JPH11175853A - 携帯用防犯装置 - Google Patents

携帯用防犯装置

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JPH11175853A
JPH11175853A JP33983497A JP33983497A JPH11175853A JP H11175853 A JPH11175853 A JP H11175853A JP 33983497 A JP33983497 A JP 33983497A JP 33983497 A JP33983497 A JP 33983497A JP H11175853 A JPH11175853 A JP H11175853A
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alarm
switch
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reservation
sound
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JP33983497A
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Manabu Yoshitomi
学 吉冨
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作のタイミングを逸することなく、確実に機
能させることのできる携帯用防犯装置を提供すること。 【解決手段】危険を感知したときに操作する警報予約手
段22と、同警報予約手段22のON操作に連動して計時す
る計時手段3と、同計時手段3が予め設定された時間を
計時すると発音する発音手段4とを具備することした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯用防犯装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の携帯用防犯装置として防
犯ベルが知られている。
【0003】これは、スピーカ等を収容した小型のケー
シングに抜き差し式のスイッチを設けたもので、女性等
が一人歩きする場合に携帯しておき、痴漢や暴漢等に襲
われたりした場合にスイッチを操作すると大音量で緊急
事態を報知することができるようになっている。
【0004】かかる大音量が周囲への救助を求める信号
となるとともに、犯人に逃亡を促すこととなり、大きな
被害を被ることを未然に防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した防
犯ベルは、緊急事態に遭遇した際に使用者が自分でスイ
ッチ操作しなければならないために、緊急時においてス
イッチ操作が間に合わないおそれがあった。
【0006】例えば、夜間に一人歩きしている場合に、
背後から怪しい足音が近づいても、これが必ずしも不審
者とは確定できないことからスイッチ操作のタイミング
を逸してしまうことがある。
【0007】また、防犯ベルをハンドバッグ等に収納し
ている場合、危険を察知したときにバッグから取り出し
て、危険でないことが確認されるまで手に持っておかな
ければならないので使い勝手が悪く、結局これが防犯ベ
ルのスイッチ操作のタイミングを逸する原因ともなる。
【0008】本発明は、上記課題を解決することのでき
る携帯用防犯装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために、請求項1記載の本発明では、危険を感知し
たときに操作する警報予約手段と、同警報予約手段のO
N操作に連動して計時する計時手段と、同計時手段が予
め設定された時間を計時すると発音する発音手段と、を
具備することとした。したがって、例えば、不審者らし
き者が接近したことを感知した時に警報予約手段をON
操作すれば、所定時間経過すると警報が発音されるの
で、万一不審者に不意をつかれて襲われても自動的に警
報が作動する。
【0010】また、請求項2記載の本発明では、前記警
報予約手段の作動を解除する警報予約解除手段を具備す
ることとした。したがって、誤って警報予約手段をON
操作したり、あるいは、不審者と思った者が勘違い等で
あった場合に即座に警報予約をOFFすることができ
る。
【0011】また、請求項3記載の本発明では、前記発
音手段が起動する前に、発音予告信号を出力することと
した。したがって、やがて警報が鳴ることが事前に分か
るので、警報予約手段をON操作したものの、不審者と
思っていた者が何ら危険人物でないと分かれば予約を解
除することができる。あるいは、未だ確信がもてない場
合は、一度解除して改めて警報予約手段をON操作する
ことができる。
【0012】さらに、請求項4記載の本発明では、前記
発音手段の作動に連動して電波信号を発信し、予め設定
した電話回線へ接続する通信手段を具備することとし
た。したがって、緊急事態遭遇を電話で報知することが
可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る携帯用防犯装置は、
危険を感知したときに操作する警報予約手段と、同警報
予約手段のON操作に連動して計時する計時手段と、同
計時手段が予め設定された時間を計時すると発音する発
音手段と、を具備するものである。
【0014】例えば、夜間外出時などにおいて、不審者
らしき者が接近したことを感知した場合や、夜間でなく
とも、環境的に危険地域と思われる場所に立ち入った場
合など、我が身に危険を感じたら即座に警報予約手段を
ON操作する。警報予約手段がON操作されると、計時
手段すなわちタイマーが作動する。
【0015】本携帯用防犯装置は、警報予約手段のON
から発音手段が作動するまでの時間を、例えば、30秒、
1分、2分と予め任意に設定できるようになっており、
かかる設定時間をタイマーがカウントすると、発音手段
へ起動信号が出力され、発音手段は大音量の警報を発す
る。
【0016】したがって、警報予約中であれば、万一不
審者などに不意をつかれて襲われても、それから僅かな
時間が経過すれば自動的に警報が作動することになり、
緊急事態の中で警報を作動させる緊急スイッチの操作を
行う必要がなく、確実に緊急事態を報知することができ
る。
【0017】また、携帯用防犯装置には、前記警報予約
手段の作動を解除する警報予約解除手段を設けることが
好ましい。
【0018】例えば、誤って警報予約手段をON操作し
たり、あるいは、不審者と思った者が勘違い等であった
ことが分かった場合に即座に警報予約をOFFすれば、
発音手段の起動を防ぐことができる。また、前記発音手
段が起動する前に、発音予告信号を出力するようにする
とよい。
【0019】すなわち、例えば小音量の音声信号や震動
で、発音手段が起動する直前に所定時間予告するもの
で、使用者は、この予告時間に前記警報予約解除手段で
予約をOFFするかどうかを判断することができる。こ
の予告信号は、例えば、発音手段が起動する10秒前に数
秒間発するようにしておくとよい。
【0020】このように、やがて(例えば10秒後)警報
が鳴ることが事前に分かるので、警報予約手段をON操
作したものの、不審者と思っていた者が何ら危険人物で
ないと分かって予約を解除したり、あるいは、未だ確信
がもてない場合は、一度予約を解除して改めて警報予約
手段をON操作して発音手段の起動予定時刻を延長する
ことが可能となる。
【0021】なお、発音手段の起動は、警報予約手段の
操作のみで行われるのではなく、緊急スイッチを別途設
けておき、このスイッチを操作すれば、予約のあるなし
に関係なく起動するようにしておくことが望ましい。
【0022】さらに、前記発音手段の作動に連動して電
波信号を発信し、予め設定した電話回線へ接続する通信
手段を具備する構成とすることができる。
【0023】したがって、緊急事態を大音量で周囲に報
知するとともに、緊急連絡先に危険状態にあることを、
電話により自身の声や状況音で知らせることができる。
【0024】なお、この場合、警報が声を邪魔しないよ
うに、警報を間歇的に発生させるようにしておくとよ
い。また、緊急連絡先は110番や自宅を任意に指定し
て設定しておくことができる。
【0025】以上説明したように、本発明では、従来の
防犯ベル(ブザー)のように、緊急事態に遭遇した際に
スイッチ操作が間に合わず、折角携帯していても役に立
てることができない、などの不都合を解消することがで
きる。
【0026】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき具体
的に説明する。
【0027】(第1実施例)図1は本実施例に係る携帯
用防犯装置(以下、防犯装置という)Aの説明図、図2
は同防犯装置Aのブロック図である。
【0028】図1に示すように、防犯装置Aは薄形の箱
状ケーシング1に抜き差し可能なバー状のスイッチ2を
設けており、同スイッチ2のON・OFF操作で警報を
鳴らしたり、停止させたりすることができる。図1中、
10はスピーカー部である。
【0029】すなわち、防犯装置Aは、図2に示すよう
に、スイッチ2を前記予約ポジションに位置させた際の
ON操作に連動して計時する計時手段としてのタイマー
部3と、同タイマー部3が予め設定された時間を計時す
ると発音する発音手段としての警報発信部4と、これら
を制御する制御部5とを具備する構成としている。6は
直流電源であり、本実施例では乾電池を用いている。
【0030】本実施例に係る前記スイッチ2のON・O
FF操作は、複数段のポジションに位置させることによ
り行うようにしている。
【0031】すなわち、即座に大音量の警報を鳴らす緊
急スイッチ23として機能させるためには、スイッチ2を
箱状ケーシング1から引き抜いた緊急ポジション(仮想
線イで示す)に位置させてON操作するものである。
【0032】また、警報を停止するOFF操作するため
には、スイッチ2の先端が最下端に位置する解除ポジシ
ョンに位置させて警報予約解除手段、すなわち解除スイ
ッチ21として機能させる。
【0033】また、所定時間後に警報を鳴らす警報予約
手段としての警報予約スイッチ22として機能させるため
には、スイッチ2の先端が中間に位置する予約ポジショ
ンに位置させるものである。なお、通常、携行時にはス
イッチ2は解除ポジションに位置させるようにし、同解
除ポジションでは通電されないようにし、乾電池の無駄
な電力消費を防止している。
【0034】また、本防犯装置Aは、前記警報発信部4
が起動する前に、発音予告信号を出力して警報予告する
ように構成している。
【0035】これは、例えば警報発信部4が起動する直
前に、小音量の音声信号や震動で、これから警報が鳴る
ことを所定時間予告するもので、使用者は、この予告時
間に前記解除スイッチ21で予約をOFFするかどうかを
判断することができる。この予告信号は、例えば、発音
手段が起動する10秒前から発するようにしておくとよ
い。そのために、前記警報発信部4には、ボリュームを
切換える回路や増幅回路を備えており、本実施例では、
予告信号としてきわめて小音量の信号音を発するように
している。
【0036】なお、予告信号が発信されているときに、
一度予約を解除し、改めて警報予約スイッチ22をON操
作すれば、警報発生のタイミングを延長することが可能
となる。
【0037】かかる構成により、例えば夜間外出時など
に、不審者らしき者が接近したことを感知した場合、即
座に警報予約スイッチ22をON操作、すなわち、スイッ
チ2を警報予約ポジションに位置させると、所定時間後
には、スイッチ操作することなく大音量のブザー音やベ
ル音の警報が鳴り響くことになる。
【0038】したがって、不審者を発見した後、実際に
緊急事態に遭遇した場合には、防犯装置Aの操作に気を
取られることなく、抵抗したり逃げることに専念でき、
しかも、その間に警報が鳴って救助を求めることができ
る。また、犯人は動転して逃亡を促されるので、被害を
最少に食い止めることが可能となる。
【0039】図3に防犯装置Aの動作のフローチャート
を示しており、同チャートに基づいて、実際に防犯装置
Aを使用する場合について説明する。
【0040】夜間外出時などに、不審者らしき者が接近
したことを感知した場合(101) 、即座に警報予約スイッ
チ22をON操作する(102) 。
【0041】警報予約スイッチ22がON操作されると、
タイマー部3が作動して計時を開始する(103) 。
【0042】本防犯装置Aは、警報予約スイッチ22のO
Nから警報発信部4が作動するまでの時間を1分に設定
している。なお、かかる設定時間は任意である。
【0043】計時開始から50秒が経過すると、制御部5
から警報発信部4へ発音予告信号が出力され、警報発信
部4は、きわめて小音量、具体的には本防犯装置Aを携
行している者にのみ聞こえる程度の音量の信号音を発す
る(104) 。
【0044】このときに、使用者は解除スイッチ21で警
報予約をOFFするかどうかを判断する。例えば、不審
者と思っていた者が何ら危険人物でないと分かれば危険
が回避されたということで(105) 、予約を解除すればよ
いし、未だ確信がもてない場合は、一度予約を解除して
改めて警報予約スイッチ22をON操作して警報の鳴るタ
イミングを先伸ばしすることが可能となる。
【0045】やがて、設定された時間が経過したことを
タイマー部3がカウントすると(106) 、制御部5から警
報発信部4へ起動信号が出力され、警報発信部4はスピ
ーカー部10から大音量の警報を発する(107) 。
【0046】警報により不審者が退散すれば、解除スイ
ッチ21を操作して(108) 警報を停止する。このときに自
動的に電源はOFFとなる(109) 。
【0047】このように、本防犯装置Aでは、警報予約
中であれば、万一不審者に不意をつかれて襲われても、
それから僅かな時間が経過すれば自動的に警報が作動す
ることになり、緊急事態の中で警報を作動させる緊急ス
イッチ23の操作を行う必要がなく、確実に緊急事態を報
知することができる。
【0048】当然ながら、不審者を感知する間もなく緊
急事態に遭遇した場合は(110) 、スイッチ2を引き抜い
て緊急スイッチ23をONすればよく(111) 、警報発信部
4はスピーカー部10から大音量の警報を即座に発する。
なお、このときに警報を停止する場合は、スイッチ2を
箱状ケーシング1に差し込んで解除ポジションに位置さ
せればよい。
【0049】(第2実施例)次に、第2実施例に係る防
犯装置Aについて説明する。
【0050】これは、抜き差し式のバー状のスイッチ2
から緊急スイッチ23の機能を外し、スイッチ2を抜いた
場合に警報予約スイッチ22がONとなるように構成し、
さらに、別途予約繰越スイッチ24を設けたものである。
なお、他の構成は先の実施例と同様である。
【0051】すなわち、危険を感知した場合に、スイッ
チ2を完全に引き抜くと予約スイッチ22がONし、タイ
マー部3が計時を開始する。例えば10秒後に鳴り出すよ
うに設定してあれば、スイッチONから10秒経過する前
に前記予約繰越スイッチ24をONすると、再び10秒前か
ら計時を始める。そして、3秒前から発音予告信号を出
力し、10秒経過後には大音量で警報を発する。
【0052】また、警報を止める場合は、引き抜いた前
記バー状のスイッチ2を元の場所に差し込むようにして
いる。
【0053】したがって、使用者が引き抜いたスイッチ
2を隠し持っておくことにより、犯人等が簡単に警報を
止めたりすることができない。
【0054】ところで、本実施例においては、箱状ケー
シング1内部にバイブレータ(図示せず)を配設して、
発音予告信号を震動により報知するようにしている。勿
論、第1実施例同様に小音量で発音予告してもよい。
【0055】また、本実施例では設けていないが、緊急
スイッチ23を別途設けて、予約するしないにかかわら
ず、同スイッチ23の操作で警報を発するようにすること
もできる。
【0056】(第3実施例)次に、第3実施例に係る防
犯装置Aについて説明する。
【0057】これは、図5に示すように、前記警報発信
部4の作動に連動して電波信号を発信し、予め設定した
電話回線へ接続する通信手段としての通信部7を設けた
ことに特徴があり、図6に示すように、本実施例では、
携帯電話Bに防犯ベル機構を組み込んだ構成としてい
る。
【0058】すなわち、携帯電話Bの下部に、第1実施
例で説明したスイッチ2を設けて、緊急時、または危険
を察知したときに警報予約可能とするとともに、警報を
鳴らしながら、予め設定したダイアルに電話回線が接続
されて通話可能としている。
【0059】図6中、B1はアンテナ部、B2は受話部、B3
は送話部、B4は液晶窓、B5はテンキー部である。
【0060】本実施例では、制御部5は警報発信部4に
対して起動信号を間歇的に送るようにして、警報も間歇
的に鳴るようにしている。したがって、警報と警報の合
間で使用者の声や現場の状況音をはっきりと通話先に送
ることができる。
【0061】(第4実施例)次に、第4実施例に係る防
犯装置Aについて説明する。
【0062】これは、基本的には第3実施例で示したも
のと同様に、携帯電話Bに防犯ベル機構を組み込んだも
のであるが、図7に示すように、スイッチ2を、押しボ
タン式の警報予約スイッチ22と、スライド式にしたON
・OFFスイッチ8とから構成したことに相違がある。
【0063】警報予約スイッチ22は押しボタン式なの
で、片手でも容易に操作可能であり、一方、ON・OF
Fスイッチ8は、誤操作を可及的に防止できるようにス
ライド式としている。そして、下方位置では通常のOF
F状態で、センター位置では解除スイッチ21として機能
するとともに、上方位置では緊急スイッチ23として機能
するようにしている。
【0064】なお、解除スイッチ21として機能させる場
合、上記スライド式に代えて、例えば、テンキー部B5に
よる複数のキーの組合せで行うようにすることもでき
る。
【0065】(第5実施例)次に、第5実施例に係る防
犯装置Aについて、図8を参照しながら説明する。
【0066】これは、基本的には第3実施例で示した形
態と同様に、携帯電話Bに防犯ベル機構を組み込み、か
つ抜き差し式のスイッチ2を具備させたものであるが、
第2実施例で説明したように、抜き差し式のバー状のス
イッチ2から緊急スイッチ23の機能を外し、スイッチ2
を抜いた場合に警報予約スイッチ22がONとなるように
構成し、差し込んだ場合に警報が停止するように構成し
たものである。
【0067】また、本実施例では、第2実施例で説明し
た予約繰越スイッチ24も別途設けている。さらに、緊急
スイッチ23を別途設けて、予約するしないにかかわら
ず、同スイッチ23の操作で警報を発するようにすること
もできる。
【0068】以上、各実施例を通して本発明を説明した
が、本発明は、上記各実施例に限定されるものではな
く、不審者の接近を感知したときに操作する警報予約手
段と、同警報予約手段のON操作に連動して計時する計
時手段と、同計時手段が予め設定された時間を計時する
と発音する発音手段とを具備するものであればよく、各
手段の具体的な構成は様々な形態を採りうる。
【0069】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、危険
を感知したときに操作する警報予約手段と、同警報予約
手段のON操作に連動して計時する計時手段と、同計時
手段が予め設定された時間を計時すると発音する発音手
段とを具備することとしたので、不審者らしき者が接近
したことを感知した時に警報予約手段をON操作すれ
ば、所定時間経過すると警報が発音されることになり、
万一不意をつかれて襲われても自動的に警報が作動し、
難を免れることができる。
【0070】請求項2記載の本発明では、前記警報予
約手段の作動を解除する警報予約解除手段を具備するこ
ととしたことにより、誤って警報予約手段をON操作し
たり、あるいは、不審者と思った者が勘違いであった場
合等に即座に警報予約をOFFすることができ、周囲に
迷惑を掛けたりすることがなくなる。
【0071】請求項3記載の本発明では、前記発音手
段が起動する前に、発音予告信号を出力することとした
ことにより、やがて警報が鳴ることが事前に分かり、警
報予約手段をON操作したものの、不審者と思っていた
者が何ら危険人物でないと分かれば予約を速やかに解除
することができる。あるいは、未だ確信がもてない場合
は、一度解除して改めて警報予約手段をON操作し、警
報の鳴るタイミングを遅らせることができる。
【0072】請求項4記載の本発明では、前記発音手
段の作動に連動して電波信号を発信して、予め設定した
電話回線へ接続する通信手段を具備することとしたの
で、緊急事態遭遇を電話で報知することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る携帯用防犯装置の説明図であ
る。
【図2】同防犯装置のブロック図である。
【図3】同防犯装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】第2実施例に係る携帯用防犯装置のブロック図
である。
【図5】第3実施例に係る携帯用防犯装置のブロック図
である。
【図6】同防犯装置の説明図である。
【図7】第4実施例に係る携帯用防犯装置の説明図であ
る。
【図8】第5実施例に係る携帯用防犯装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
A 携帯用防犯装置 B 携帯電話 1 箱状ケーシング 2 スイッチ 3 タイマー部(計時手段) 4 警報発信部(発音手段) 7 通信部(通信手段) 21 警報予約スイッチ(警報予約手段) 22 解除スイッチ(警報予約解除手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】危険を感知したときに操作する警報予約手
    段(22)と、 同警報予約手段(22)のON操作に連動して計時する計時
    手段(3) と、 同計時手段(3) が予め設定された時間を計時すると発音
    する発音手段(4) と、を具備することを特徴とする携帯
    用防犯装置。
  2. 【請求項2】前記警報予約手段(22)の作動を解除する警
    報予約解除手段(21)を具備することを特徴とする請求項
    1記載の携帯用防犯装置。
  3. 【請求項3】前記発音手段(4) が起動する前に、発音予
    告信号を出力することを特徴とする請求項1又は2に記
    載の携帯用防犯装置。
  4. 【請求項4】前記発音手段(4) の作動に連動して電波信
    号を発信し、予め設定した電話回線へ接続する通信手段
    (7) を具備することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の携帯用防犯装置。
JP33983497A 1997-12-10 1997-12-10 携帯用防犯装置 Pending JPH11175853A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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