JP2003020505A - 防犯ブザー付き衣服 - Google Patents

防犯ブザー付き衣服

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JP2003020505A
JP2003020505A JP2001202609A JP2001202609A JP2003020505A JP 2003020505 A JP2003020505 A JP 2003020505A JP 2001202609 A JP2001202609 A JP 2001202609A JP 2001202609 A JP2001202609 A JP 2001202609A JP 2003020505 A JP2003020505 A JP 2003020505A
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JP
Japan
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pocket
buzzer
crime prevention
garment
prevention buzzer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001202609A
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English (en)
Inventor
Hiroto Yamamoto
裕人 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kojima Co Ltd
Original Assignee
Kojima Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 児童生徒や女性などが常時防犯ブザーを使用
可能な状態で携帯することができる衣服を提供するこ
と。 【解決手段】 本体に接続された引紐を引き抜くことに
より警報音を発する防犯ブザーを衣服に設けたポケット
6内に防犯ブザー本体B1を格納し、ポケット底部にお
いて裏地側に貫通するよう穿設した小孔63から引き出し
た防犯ブザー引紐B2を前記ポケットから離隔した位置
であって裏地側に設けた係止片7に対して締結するよう
形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大音量の警報音を
発生させることにより、周囲に対して緊急事態が生じた
ことを知らせる防犯ブザーを備えた衣服に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通勤・通学時における様々な危険
に備えて、学生や女性に対して小型で携帯を便利にした
防犯ブザーの利用が推奨されている。防犯ブザーには、
ボタンスイッチを押圧することによって警報音を発する
タイプや、本体に接続された引紐を引き抜くことによっ
て警報音を発するタイプなど様々なタイプがあるが、最
も普及しているのは離隔的に操作可能な後者のタイプで
あり、鞄等の内部に本体を収容する一方、引紐を手に持
ったりベルトに結ぶ等して緊急事態に備えていた。
【0003】ところが、防犯ブザー本体を鞄内に収容し
た場合には、発される警報音が鞄の躯体に遮蔽されて外
部に十分拡散されない不都合がある。そのため、例えば
特開平11-75924号では、外面において防犯ブザー本体を
収納できる小収納体を取り付けたランドセルが提案され
ている。小収納体の底面には取出口が穿設されており、
該取出口から外方に引き出された引紐は、ガイドとなる
紐通し体内を通して垂下され、先端に持ち手が設けられ
ているので、ランドセルを背負ったままの状態でも持ち
手部分を探し易く、持ち手を握って引紐を引き抜きやす
いという効果が述べられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】確かに、防犯ブザーを
ランドセルの外面に取り付ければ、ランドセルの中に防
犯ブザーを収容してしまった場合のように警報音の拡散
が妨げられてしまうことはないのであるが、ランドセル
の利用者は専ら小学生だけであるし、また、最近ではラ
ンドセルを用いない小学生も増加しているので、ごく限
定されたユーザにしか利用できない不都合があった。し
かるに、例えば学生服のように、通学時に必ず着用する
衣服に対して防犯ブザーを装着できるようにすれば、幅
広いユーザに利用してもらえると考えられるが、こうし
た防犯ブザーを装着した衣服は従来見当たらなかったの
である。
【0005】本発明では、こうした事情に鑑みて、児童
生徒や女性など対象を問わずして常時防犯ブザーを使用
可能な状態で携帯することができる衣服の提供を課題と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記所期の課題解決のた
め、本発明では、本体に接続された引紐を引き抜くこと
により警報音を発する防犯ブザーを備えた衣服として、
衣服に防犯ブザー本体を格納するためのポケットを設け
て、該ポケット底部において裏地側に貫通するよう穿設
した小孔から引き出した防犯ブザー引紐を前記ポケット
から離隔した位置であって裏地側に設けた係止片に対し
て締結するよう形成した。防犯ブザーを常に衣服ポケッ
ト内に収容して持ち運び可能とし、引紐を裏地側に導い
て係止片に結びつけておくことで、ポケットから防犯ブ
ザーが脱落することを防止しつつ、引紐を片手で引き抜
き可能に形成したのである。
【0007】ポケットは、上衣やコートの場合には通常
の両脇ポケットや胸部の内ポケットを用いることができ
る。そして、衣服裏地側の係止片をポケットから離隔し
た位置に設けることによって、ポケット底部から係止片
に至る間の引紐の長さをある程度確保しておき、手探り
であっても引紐に素早く指を掛けて引き抜きやすくする
ことができる。
【0008】さらに、請求項2に記載した発明では、前
記防犯ブザー付き衣服に設けるポケットを裏地側に配設
することとした。上衣の脇ポケットなど通常みられるポ
ケット底部に小孔を穿設して引紐を裏地側に導く場合に
比して、裏地側に専用のポケットを設ける場合は構造が
簡単であり、製造コストの増加を抑制することができる
ほか、表側にある通常のポケットを従来どおりに使用で
きる利点が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明を詳
細に説明する。図1は本発明に係る防犯ブザー付き衣服
を上衣とした例を示した正面図であり、図2は同上衣の
右前身頃の裏地側を見せた部分正面図、図3は裏地側ポ
ケットから防犯ブザー本体を取り出した状態の部分正面
図である。図示された例の上衣1は、左右前身頃2,3
をボタン4を用いて前袷としており、両脇に脇ポケット
5a,5bを備えている。防犯ブザー本体を格納するポ
ケットとしては、これら脇ポケット5a,5bのいずれ
かを用いることとしてもよいが、本例の上衣1では右前
身頃3の裏地側に別途専用ポケット6を設けている。脇
ポケット5a,5bまたは専用ポケット6のいずれを用
いた場合においても、上衣1の外見からは防犯ブザーの
存在がわからない。
【0010】すなわち、図2及び図3に示されるよう
に、右前身頃3の裏地側における裾寄り略中央部分に
は、防犯ブザー本体B1を格納するための専用ポケット
6が配設されている。この専用ポケット6は、上衣1の
裏地と同じ生地を用い、略方形状に裁断した生地の上辺
のみを開口部61として残して裏地に縫着してなるもの
で、上辺開口部61と裏地間には1対の面ファスナ62が配
設され、防犯ブザー本体B1の脱落を防止している。
【0011】専用ポケット6の底部背中側には小孔63が
穿設されており、該小孔63から防犯ブザー引紐B2が引
き出されている。小孔63の大きさは、防犯ブザー引紐B
2が引き抜かれた際に防犯ブザー本体B1との接続具
(図示されていない)が容易に通過する程度の大きさに
設定される。
【0012】専用ポケット6のさらに背中側(後方)に
は、専用ポケット6から離隔した位置において係止片7
が設けられている。本例の係止片7は、紐状体をループ
状に縫着したものであり、縫着部分が外部から目立たな
いように、係止片7の基端部分は右前身頃3と右後身頃
8との縫着線9上において縫着されている。係止片7
は、基端と先端に一対のドットボタンを配設して開閉自
在とした帯状体など、防犯ブザー引紐B2の先端側を締
結できるものであれば図示されたループに限定されるも
のではない。また、フック状金具等を用いて防犯ブザー
引紐B2の先端部分を簡単に係止できるように形成して
もよい。そして、係止片7の配設位置は、縫着線9上に
限定されるものではなく、それ以外の部位をも採択しう
る。
【0013】図2に示されるように、専用ポケット6に
おける小孔63から引き出された防犯ブザー引紐B2の先
端部分を係止片7に対して締結することによって、防犯
ブザーのセットが完了する。この状態から、例えば、専
用ポケット6の小孔63部分から係止片7までに至る間の
露出した防犯ブザー引紐B2を強く引き下げることによ
って防犯ブザー引紐B2が防犯ブザー本体B1から引き
抜かれると、防犯ブザー本体B2は大音量の警報音を発
することになる。防犯ブザー本体B2が格納されている
のは、通気性のある布生地内であるから、警報音はさほ
ど影響を受けることなく外部に拡散するのである。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る防犯ブザー付衣服では、防
犯ブザーを常に衣服ポケット内に収容して使用可能な状
態で持ち運びすることができ、かつ、引紐を係止片に結
びつけておくことによってポケットから防犯ブザーが脱
落することを防止しつつも、ポケット底部から係止片に
至る間の引紐に手探りで素早く指を掛けやすい。その結
果、緊急事態が発生した際においても、広い範囲で確実
に引紐を本体から引き抜くことができる。
【0015】また、衣服に設けるポケットを裏地側に位
置させる場合には、表側ポケットを流用する場合に比し
て防犯ブザー装着のためのコストを抑制することができ
るし、係止片とともに様々な衣服に簡単に後付けするこ
とができる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防犯ブザー付き衣服を上衣とした
例の正面図である。
【図2】図1の例の上衣の右前身頃の裏地側を見せた部
分正面図である。
【図3】図1の例の上衣の裏地側ポケットから防犯ブザ
ー本体を取り出した状態の部分正面図である。
【符号の説明】
1 上衣 2 左前身頃 3 右前身頃 4 ボタン 5a,5b 脇ポケット 6 専用ポケット 7 係止片 8 右後身頃 9 縫着線 B1 防犯ブザー本体 B2 防犯ブザー引紐

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に接続された引紐を引き抜くことに
    より警報音を発する防犯ブザーを備えた衣服であって、
    衣服に設けたポケット内に防犯ブザー本体を格納してな
    り、ポケット底部において裏地側に貫通するよう穿設さ
    れた小孔から引き出された防犯ブザー引紐を前記ポケッ
    トから離隔した位置であって裏地側に設けた係止片に対
    して締結するよう形成してなる防犯ブザー付き衣服。
  2. 【請求項2】 衣服に設けるポケットが、裏地側に位置
    している請求項1記載の防犯ブザー付き衣服。
JP2001202609A 2001-07-03 2001-07-03 防犯ブザー付き衣服 Pending JP2003020505A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006183154A (ja) * 2004-12-24 2006-07-13 Ogou Sangyo Kk 通学服
CN106741538A (zh) * 2016-12-29 2017-05-31 天津佰金科技有限公司 一种具有健身功能的电动自行车

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JPH11175853A (ja) * 1997-12-10 1999-07-02 Manabu Yoshitomi 携帯用防犯装置

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