JPH11164057A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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JPH11164057A
JPH11164057A JP9338238A JP33823897A JPH11164057A JP H11164057 A JPH11164057 A JP H11164057A JP 9338238 A JP9338238 A JP 9338238A JP 33823897 A JP33823897 A JP 33823897A JP H11164057 A JPH11164057 A JP H11164057A
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emergency
alarm
mobile phone
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Naoyuki Yamamoto
直行 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話装置への緊急入力を検出して、自動
的に警報音を鳴音したり発呼を行なうことで、瞬時に緊
急事態の意思表示を行なう。 【解決手段】 携帯電話装置101は、緊急入力手段102に
よって入力された緊急入力を、緊急入力検出手段103に
よって検出し、検出結果を中央制御装置104に伝達す
る。中央制御装置104は、緊急入力があった場合に、サ
ウンダ105を制御して自動的に警報106を鳴音させるか、
あるいは同時に無線機107を制御して自動的に発呼108を
行なう。ストラップを引き抜くだけで緊急入力できるよ
うにしておけば、使用者は携帯電話装置101を用いて瞬
時に緊急事態の意思表示を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話装置に関
し、特に、緊急警報を発する携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、緊急事態の意思表示をするための
装置として、女性用の防犯ブザーやお年寄り用の救急ペ
ンダントなどの専用機器が用いられている。しかし、従
来の携帯電話装置では、サウンダの鳴音は着呼を報知す
る手段として用いられており、緊急事態の意思表示をす
るために用いることはできない。通常、携帯電話装置で
使用者が発呼を行なう場合は、電話番号をテンキーなど
で入力して発呼キーを押下することが必要である。
【0003】また、緊急発呼ができる携帯電話機の例と
しては、特開平7-183970号公報に開示されている「携帯
電話システム」があり、緊急発呼用の専用キーを押すと
緊急連絡先の固定電話機に接続されて基地局の住所情報
が出力されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の携帯電話装
置においては、緊急入力により警報音を鳴音させる手段
を備えていない。したがって、防犯ブザーや救急ペンダ
ントなどを持たない携帯電話装置の使用者は、携帯電話
装置を持っていても、携帯電話装置を用いて瞬時に緊急
事態の意思表示を行なうことができないという問題点が
あった。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、使用者によって緊急入力があった際に、その緊急入
力信号を検出して自動的に警報音を鳴音し、あるいは同
時に自動的に発呼を行なうことで、使用者が瞬時に緊急
事態の意思表示を行なうことができる携帯電話装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記問題を
解決するために、携帯電話装置に、携帯電話装置全体の
制御を行なう中央制御装置と、発着呼を行なう無線機
と、緊急入力手段と、緊急入力を検出する緊急入力検出
手段と、警報を鳴音するサウンダとを少なくとも備えた
構成としたものである。
【0007】このような構成とすることにより、使用者
によって緊急入力があった際に、その緊急入力を検出し
て自動的に警報音を鳴音するか、あるいは同時に自動的
に発呼を行なうことで、使用者が瞬時に緊急事態の意思
表示を行なうことができる。
【0008】また、携帯電話装置に、非常事態を報知す
る警報ランプを備えることにより、緊急入力で自動的に
警報ランプを点灯して、使用者が瞬時に緊急事態の意思
表示を行なうことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、全体の制御を行なう中央制御装置と、発着呼を行な
う無線機と、警報音を鳴音するサウンダと、緊急入力手
段と、前記緊急入力手段からの緊急入力信号を検出する
緊急入力検出手段とを少なくとも備えた携帯電話装置で
あって、前記緊急入力検出手段による前記緊急入力信号
の検出に応答して前記サウンダに警報音を鳴音させる携
帯電話装置であって、緊急入力があった場合に自動的に
警報音を鳴音させるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の携帯電話装置において、前記緊急入力検出手
段による前記緊急入力信号の検出に応答して前記無線機
に発呼を行なわせるものであり、緊急入力があった場合
に自動的に警報音を鳴音させるとともに自動的に発呼を
行なうという作用を有する。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、全体の
制御を行なう中央制御装置と、発着呼を行なう無線機
と、非常事態を報知する警報ランプと、緊急入力手段
と、前記緊急入力手段からの緊急入力信号を検出する緊
急入力検出手段とを少なくとも備えた携帯電話装置であ
って、前記緊急入力検出手段による前記緊急入力信号の
検出に応答して前記警報ランプを点灯あるいは点滅させ
る携帯電話装置であり、緊急入力があった場合に自動的
に警報ランプを点灯あるいは点滅させるという作用を有
する。
【0012】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
3に記載の携帯電話装置において、テンキー部分のバッ
クライトを前記警報ランプとして兼用するものであり、
テンキー部分のバックライトを警報ランプとして点灯あ
るいは点滅させ、携帯電話機が全体的に点灯あるいは点
滅して見えるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
3に記載の携帯電話装置において、前記テンキー部分の
バックライトは赤色発光手段を有し、前記警報ランプと
して前記赤色発光手段を用いるものであり、警報ランプ
として赤色に点灯あるいは点滅させ、携帯電話機全体が
赤色に光るか点滅するという作用を有する。
【0014】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
3に記載の携帯電話装置において、前記緊急入力検出手
段による前記緊急入力信号の検出に応答して前記無線機
に発呼を行なわせる手段を、前記中央制御装置に設けた
ものであり、緊急入力があった場合に自動的に警報ラン
プを点灯あるいは点滅させるとともに自動的に発呼を行
なうという作用を有する。
【0015】本発明の請求項7に記載の発明は、全体の
制御を行なう中央制御装置と、発着呼を行なう無線機
と、警報音を鳴音するサウンダと、非常事態を報知する
警報ランプと、緊急入力手段と、前記緊急入力手段から
の緊急入力信号を検出する緊急入力検出手段とを少なく
とも備えた携帯電話装置であって、前記緊急入力検出手
段による前記緊急入力信号の検出に応答して前記サウン
ダに警報音を鳴音させる手段と前記警報ランプを点灯あ
るいは点滅させる手段とを前記中央制御装置に設け、緊
急入力があった場合に自動的に警報音を鳴音させると同
時にまたは交互に、前記警報ランプを点灯あるいは点滅
させる携帯電話装置であり、緊急入力があった場合に自
動的に警報音を鳴音させると同時に、または交互に警報
ランプを点灯あるいは点滅させるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
3に記載の携帯電話装置において、前記緊急入力検出手
段による前記緊急入力信号の検出に応答して前記無線機
に発呼を行なわせるものであり、緊急入力があった場合
に自動的に警報音を鳴音させかつ警報ランプを点灯ある
いは点滅させるとともに自動的に発呼を行なうという作
用を有する。
【0017】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
1に記載の携帯電話装置において、前記サウンダ用の防
犯用鳴音パターンと救急用鳴音パターンを記憶する記憶
手段と、前記防犯用鳴音パターンと前記救急用鳴音パタ
ーンを切替える鳴音切替え手段とを設けたものであり、
指定の鳴音パターンで警報を発するという作用を有す
る。
【0018】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項3に記載の携帯電話装置において、前記警報ランプの
複数の点灯パターンを記憶する記憶手段と点灯パターン
切替え手段とを設けたものであり、指定のパターンで警
報を表示するという作用を有する。
【0019】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項1〜10に記載の携帯電話装置において、一定時間毎
に間欠的に前記サウンダまたは前記警報ランプを動作さ
せて警報するための時間間隔を設定するタイマー手段を
設けたものであり、指定の間隔で警報を発するという作
用を有する。
【0020】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
項1〜10に記載の携帯電話装置において、前記緊急入
力手段を、対向させ接触させた板バネなどの弾性体から
なる第1と第2の導電体と、前記第1又は第2の導電体
を内部回路にプルアップする手段と、前記第1又は第2
の導電体に巻き付けたストラップとにより構成し、前記
緊急入力検出手段を、前記ストラップを引き抜くことに
よって前記第1と第2の導電体が非接触になることによ
る電位の変化を緊急入力信号として検出する手段により
構成したものであり、ストラップを引き抜くことによっ
て緊急入力信号を発するという作用を有する。
【0021】本発明の請求項13に記載の発明は、全体
の制御を行なう中央制御装置と、発着呼を行なう無線機
と、警報音を鳴音するサウンダと、緊急入力手段と、前
記緊急入力手段からの緊急入力信号を検出する緊急入力
検出手段とを少なくとも備えた通信機器であって、前記
緊急入力検出手段による前記緊急入力信号の検出に応答
して前記サウンダに警報音を鳴音させる通信機器であ
り、緊急入力があった場合に自動的に警報音を鳴音させ
るという作用を有する。
【0022】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図6を参照して詳細に説明する。
【0023】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態は、緊急入力検出手段が緊急入力手段からの緊急
入力信号を検出した場合に、自動的にサウンダに警報音
を鳴音させるとともに自動発呼する携帯電話装置であ
る。
【0024】図1は、本発明の第1の実施の形態の携帯
電話装置のブロック図である。図1において、携帯電話
装置101は、使用者が緊急入力を行なうための緊急入力
手段102と、緊急入力を検出する緊急入力検出手段103
と、携帯電話装置全体の制御を行なう中央制御装置104
と、鳴音して警報106を出すサウンダ105と、発呼108を
行なう無線機107とで構成されている。使用者が緊急入
力を行ない、緊急入力検出手段103が、その緊急入力を
検出すると、中央制御装置104はサウンダ105を制御して
自動的に警報106を出す。同時に、無線機107を制御して
自動的に発呼108を行なう。
【0025】図2は、緊急入力検出手段103の詳細ブロ
ック図である。図2において、緊急入力検出手段103
は、携帯電話装置内部回路201と、第1の導電体202と、
第2の導電体203と、ストラップ204とで構成されてい
る。第1の導電体202は、携帯電話装置内部回路201にお
いて接地されている。第2の導電体203は、携帯電話装
置内部回路201においてプルアップされており、かつ緊
急入力検出信号205として中央制御装置104に入力されて
いる。第1の導電体202と第2の導電体203とは、板バネ
状の構成で、通常時はお互いに接触している。したがっ
て、通常時の緊急入力検出信号205は接地電位の信号で
ある。
【0026】ストラップ204は、第1の導電体202または
第2の導電体203に巻き付けられている。本実施の形態
における使用者による緊急入力手段102による緊急入力
は、ストラップ204を第1の導電体202または第2の導電
体203から引き抜くことである。この瞬間に、第1の導
電体202と第2の導電体203とは非接触となる。したがっ
て、緊急入力発生時に、緊急入力検出信号205はプルア
ップ電位に変化する。
【0027】図3は、緊急入力検出信号205の波形図で
ある。図3に示すように、緊急入力検出信号205は、通
常時は接地電位であり、緊急入力発生時にプルアップ電
位に変化する波形の信号となる。
【0028】中央制御装置104は、緊急入力検出信号205
の電位の変化を検出することで、緊急入力があったこと
を検知する。図3のようなパルス信号を検出する方法と
しては、エッジ割込みとして検出する方法が一般的に知
られている。中央制御装置104は、緊急入力検出信号205
の電位の変化をエッジ割込みとして検出すると、サウン
ダ105を鳴音させて警報106を出す。または、中央制御装
置104は、緊急入力検出信号205の電位の変化をエッジ割
込みとして検出すると、警報106を出すとともに、無線
機107を制御して発呼108を行なう。
【0029】以上のように、本発明の第1の実施の形態
によれば、緊急入力検出手段を、携帯電話装置内部回路
と第1の導電体と第2の導電体とストラップとで構成す
ることにより、使用者による何らかの緊急入力があった
際に、その緊急入力を検出して自動的に警報音を鳴音す
ると同時に、自動的に発呼を行なうことができる。
【0030】なお、緊急入力検出手段は、エッジ割込み
信号を発生できる手段であれば、押しボタンスイッチな
ど、上記以外の手段でもよい。
【0031】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、緊急入力検出手段が緊急入力手段からの緊急
入力信号を検出すると、自動的に警報音を鳴音させると
ともに警報ランプを点灯し、自動発呼する携帯電話装置
である。本発明の第2の実施の形態が、第1の実施の形
態と異なるところは、警報を表示する警報ランプを設け
た点である。
【0032】図4は、本発明の第2の実施の形態におけ
る携帯電話装置のブロック図である。図1のブロック図
に、警報ランプ109が追加されている。使用者により緊
急入力手段102に緊急入力があって、緊急入力検出手段1
03が緊急入力信号を検出すると、中央制御装置104によ
って警報ランプ109が作動し、光による警報表示110が行
なわれる。なお、警報ランプの点灯方法は、常時点灯で
も点滅でもよい。サウンダ105と警報ランプ109と無線機
107を、中央制御装置104に並列的に接続しているので、
緊急入力信号に対して、サウンダ105による警報音の鳴
音と警報ランプによる警告表示のいずれか一方だけを用
いてもよいし、両者を同時に作動させてもよいし、両者
を交互に作動させてもよい。また、無線機107の発呼動
作と組み合わせて用いてもよい。
【0033】ここでは図示しないが、警報ランプ109
は、携帯電話装置によく採用されているテンキーのバッ
クライト部分を用いても良い。この場合は、携帯電話装
置が全体的に点灯あるいは点滅しているように見せるこ
とができる。さらに、テンキーのバックライトに赤色の
発色手段を用いたものでは、通常のバックライトの色と
は異なる色で警告の訴求力が増大する効果がある。
【0034】以上のように、本発明の第2の実施の形態
によれば、携帯電話装置を、携帯電話装置全体の制御を
行なう中央制御装置と、発着呼を行なう無線機と、緊急
入力手段と、緊急入力手段からの緊急入力信号を検出す
る緊急入力検出手段と、警報音を鳴音するサウンダと、
警報を表示する警報ランプとを備えた構成としたので、
緊急入力があった場合に自動的に警報音を鳴音させると
ともに警報ランプを点灯し、自動発呼することができ
る。
【0035】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態は、緊急入力検出手段が緊急入力手段からの緊急
入力信号を検出すると、予め設定された警報パターンで
自動的に警報音を鳴音させるとともに警報ランプを点灯
し、自動発呼をする携帯電話装置である。本発明の第3
の実施の形態が、第2の実施の形態と異なるところは、
警報パターン記憶手段と警報パターン切替え手段を設け
た点である。
【0036】図5は、本発明の第3の実施の形態におけ
る携帯電話装置のブロック図である。図4のブロック図
に、警報パターン記憶手段111と警報パターン切替え手
段112が追加されている。
【0037】例えば、防犯用の警報音パターンと救急用
の警報音パターンというように、あらかじめ、警報パタ
ーン記憶手段111に複数の鳴音パターンを記憶させてお
く。警報パターン切替え手段112で、パターンを切替え
設定しておけば、緊急入力信号を検出したときには、設
定された鳴音パターンで警報音を鳴音させることができ
る。
【0038】また、警報ランプ109ついても、例えば、
複数の点滅間隔の異なる点灯パターンを警報パターン記
憶手段111に記憶しておき、任意に選択するようにして
もよい。
【0039】なお、緊急入力信号に対して、サウンダ10
5による警報音の鳴音と警報ランプによる警報表示のい
ずれか一方だけを用いてもよいし、両者を同時に作動さ
せてもよいし、両者を交互に作動させてもよい。また、
無線機107の発呼動作と組み合わせて用いてもよい。
【0040】以上のように、本発明の第3の実施の形態
によれば、携帯電話装置を、緊急入力手段と、緊急入力
手段からの緊急入力信号を検出する緊急入力検出手段
と、携帯電話装置全体の制御を行なう中央制御装置と、
警報を鳴音するサウンダと、警報を表示する警報ランプ
と、警報パターン記憶手段と、警報パターン切替え手段
と、発着呼を行なう無線機とを備えた構成としたので、
緊急入力があった場合に自動的に所定の警報音を鳴音さ
せるとともに、所定の点灯パターンで警報ランプを点灯
することができる。
【0041】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態は、緊急入力検出手段が緊急入力手段からの緊急
入力信号を検出すると、一定時間間隔をあけて自動的に
警報音を鳴音させるとともに警報ランプを点灯し、自動
発呼をする携帯電話装置である。本発明の第4の実施の
形態が、第3の実施の形態と異なるところは、警報用タ
イマー手段を設けた点である。
【0042】図6は、本発明の第4の実施の形態におけ
る携帯電話装置のブロック図である。図4のブロック図
に、警報用タイマー手段113が追加されている。警報用
タイマー手段113は、指定の時間間隔を設定するタイマ
ー回路である。一定時間毎に間欠的にサウンダまたは警
報ランプを動作させて警報することができる。
【0043】地震で倒壊した建物の下敷きになるとか、
山岳地で遭難したときなど、警報を発してもなかなか発
見してもらえないときに、一定時間間隔をあけて警報音
または警報ランプによる警報表示や発呼動作を行なうこ
とで、携帯電話装置の電池の消耗を防ぐことができ、発
見されるチャンスが増大する。
【0044】以上のように、本発明の第4の実施の形態
によれば、携帯電話装置を、緊急入力手段と、緊急入力
手段からの緊急入力信号を検出する緊急入力検出手段
と、携帯電話装置全体の制御を行なう中央制御装置と、
警報を鳴音するサウンダと、警報を表示する警報ランプ
と、警報用タイマー手段と、発着呼を行なう無線機とを
備えた構成としたので、一定時間間隔をあけて自動的に
警報音を鳴音させるとともに警報ランプを点灯し、自動
発呼をすることができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明では、携帯電話装
置を、緊急入力手段と、緊急入力を検出する緊急入力検
出手段と、携帯電話装置全体の制御を行なう中央制御装
置と、警報を鳴音するサウンダと、発着呼を行なう無線
機とを少なくとも備える構成としたので、使用者によっ
て防犯や救急などの緊急入力があった際に、その緊急入
力を検出して自動的に警報音を鳴音したり、それと同時
に自動的に発呼を行なうことで、使用者が瞬時に緊急事
態の意思表示を行なうことができるという効果が得られ
る。
【0046】また、携帯電話装置に、警報を表示する警
報ランプを設けた構成としたので、緊急入力があった場
合に自動的に警報音を鳴音させるとともに警報ランプを
点灯し、自動発呼することができるという効果が得られ
る。
【0047】また、携帯電話装置に、警報パターン記憶
手段と警報パターン切替え手段とを設けた構成としたの
で、緊急入力があった場合に自動的に所定の警報音を鳴
音させるとともに、所定の点灯パターンで警報ランプを
点灯することができるという効果が得られる。
【0048】また、携帯電話装置に、警報用タイマー手
段を設けた構成としたので、一定時間間隔をあけて自動
的に警報音を鳴音させるとともに警報ランプを点灯し、
自動発呼をすることができるできるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における携帯電話装
置のブロック図、
【図2】本発明の第1の実施の形態における緊急入力検
出手段のブロック図、
【図3】本発明の第1の実施の形態における緊急入力検
出信号の波形図、
【図4】本発明の第2の実施の形態における携帯電話装
置のブロック図、
【図5】本発明の第3の実施の形態における携帯電話装
置のブロック図、
【図6】本発明の第4の実施の形態における携帯電話装
置のブロック図である。
【符号の説明】
101 携帯電話装置 102 緊急入力手段 103 緊急入力検出手段 104 中央制御装置 105 サウンダ 106 警報 107 無線機 108 発呼 201 携帯電話装置内部回路 202 第1の導電体 203 第2の導電体 204 ストラップ 205 緊急入力検出信号

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体の制御を行なう中央制御装置と、発
    着呼を行なう無線機と、警報音を鳴音するサウンダと、
    緊急入力手段と、前記緊急入力手段からの緊急入力信号
    を検出する緊急入力検出手段とを少なくとも備えた携帯
    電話装置であって、前記緊急入力検出手段による前記緊
    急入力信号の検出に応答して前記サウンダに警報音を鳴
    音させることを特徴とする携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 前記緊急入力検出手段による前記緊急入
    力信号の検出に応答して前記無線機に発呼を行なわせる
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話装置。
  3. 【請求項3】 全体の制御を行なう中央制御装置と、発
    着呼を行なう無線機と、非常事態を報知する警報ランプ
    と、緊急入力手段と、前記緊急入力手段からの緊急入力
    信号を検出する緊急入力検出手段とを少なくとも備えた
    携帯電話装置であって、前記緊急入力検出手段による前
    記緊急入力信号の検出に応答して前記警報ランプを点灯
    あるいは点滅させることを特徴とする携帯電話装置。
  4. 【請求項4】 テンキー部分のバックライトを前記警報
    ランプとして兼用することを特徴とする請求項3に記載
    の携帯電話装置。
  5. 【請求項5】 前記テンキー部分のバックライトは赤色
    発光手段を有し、前記警報ランプとして前記赤色発光手
    段を用いることを特徴とする請求項3に記載の携帯電話
    装置。
  6. 【請求項6】 前記緊急入力検出手段による前記緊急入
    力信号の検出に応答して前記無線機に発呼を行なわせる
    手段を、前記中央制御装置に設けたことを特徴とする請
    求項3に記載の携帯電話装置。
  7. 【請求項7】 全体の制御を行なう中央制御装置と、発
    着呼を行なう無線機と、警報音を鳴音するサウンダと、
    非常事態を報知する警報ランプと、緊急入力手段と、前
    記緊急入力手段からの緊急入力信号を検出する緊急入力
    検出手段とを少なくとも備えた携帯電話装置であって、
    前記緊急入力検出手段による前記緊急入力信号の検出に
    応答して前記サウンダに警報音を鳴音させる手段と前記
    警報ランプを点灯あるいは点滅させる手段とを前記中央
    制御装置に設け、緊急入力があった場合に自動的に警報
    音を鳴音させると同時にまたは交互に、前記警報ランプ
    を点灯あるいは点滅させることを特徴とする携帯電話装
    置。
  8. 【請求項8】 前記緊急入力検出手段による前記緊急入
    力信号の検出に応答して前記無線機に発呼を行なわせる
    ことを特徴とする請求項7に記載の携帯電話装置。
  9. 【請求項9】 前記サウンダ用の防犯用鳴音パターンと
    救急用鳴音パターンを記憶する記憶手段と、前記防犯用
    鳴音パターンと前記救急用鳴音パターンを切替える鳴音
    切替え手段とを設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の携帯電話装置。
  10. 【請求項10】 前記警報ランプの複数の点灯パターン
    を記憶する記憶手段と点灯パターン切替え手段とを設け
    たことを特徴とする請求項3に記載の携帯電話装置。
  11. 【請求項11】 一定時間毎に間欠的に前記サウンダま
    たは前記警報ランプを動作させて警報するための時間間
    隔を設定するタイマー手段を設けたことを特徴とする請
    求項1〜10に記載の携帯電話装置。
  12. 【請求項12】 前記緊急入力手段を、対向させ接触さ
    せた板バネなどの弾性体からなる第1と第2の導電体
    と、前記第1又は第2の導電体を内部回路にプルアップ
    する手段と、前記第1又は第2の導電体に巻き付けたス
    トラップとにより構成し、前記緊急入力検出手段を、前
    記ストラップを引き抜くことによって前記第1と第2の
    導電体が非接触になることによる電位の変化を緊急入力
    信号として検出する手段により構成したことを特徴とす
    る請求項1〜10に記載の携帯電話装置。
  13. 【請求項13】 全体の制御を行なう中央制御装置と、
    発着呼を行なう無線機と、警報音を鳴音するサウンダ
    と、緊急入力手段と、前記緊急入力手段からの緊急入力
    信号を検出する緊急入力検出手段とを少なくとも備えた
    通信機器であって、前記緊急入力検出手段による前記緊
    急入力信号の検出に応答して前記サウンダに警報音を鳴
    音させることを特徴とする通信機器。
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