JP2799136B2 - 盗難防止装置 - Google Patents

盗難防止装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タグの異なる状態を検
知し該状態変化に応じて警報手段を制御する盗難防止装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5(a),(b)は従来の盗難防止装
置の各状態を示す説明図である。従来の監視装置は、プ
ッシュスイッチ1と、ブザー等の警報手段2と、プッシ
ュスイッチ1がオフになった際に警報手段2を鳴らす制
御手段3とを有しており、図5(a)に示すようにプッ
シュスイッチ1がオンになるよう電化製品等の物品4に
接着テープ5で固定して、図5(b)に示すように、物
品4と監視装置Bが引き剥がされるとプッシュスイッチ
1がオフとなり、制御手段3によって警報音を鳴らすよ
うになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来装置では、監視装置Bを物品4に接着テープ5で固定
しているため、プッシュスイッチ1の反発力によって容
易に接着テープ5が引き剥がされ、誤って報知してしま
うという問題があった。また、従来装置は、各種スイッ
チ(タクト、リードスイッチetc…)をセンサーとし
て多数接続し、電気的に閉回路を形成し、盗難行為によ
ってセンサーが作動し、回路がオープンになった時、ア
ラームを出すシステムとなっていた。よってセンサーを
接続しないコネクターにもダミー接点(或いはケーブ
ル)を接続しなければならず、扱い難かった。
【0004】本発明の第1の目的は、誤報知がなく、信
頼性の高い盗難防止装置を提供することにある。本発明
の第2の目的は、僅かの変化でも検知することができ、
管理を容易に行うことができる盗難防止装置を提供する
ことにある。本発明の第3の目的は、タグの引き剥が
し、ケーブルの切断、およびショートを検出できる盗難
防止装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、物品に取外
し可能に取付られ少なくとも該取外しに際して異なる状
態を取りうるタグと、警報を発する警報手段と、前記タ
グに接続され前記タグの異なる状態を検知し該状態変化
に応じて前記警報手段を制御する制御手段とを備えた盗
難防止装置において、前記タグは、接着層と、該接着層
上に形成される導電層と、該導電層上に形成される基材
とを有し、前記タグの接着層面を前記物品に張り付け、
前記制御手段により前記導電層の抵抗値を検出して異な
る状態になった時に前記警報手段を駆動させた第1の手
段により達成される。
【0006】上記目的は、前記第1の手段において、前
記導電層を抵抗体とした第2の手段により達成される。
【0007】上記目的は、前記第2の手段において、前
記制御手段により前記抵抗体の単位時間当りの抵抗値変
化量を検知して前記警報手段を駆動させた第3の手段に
より達成される。
【0008】
【作用】第1の手段にあっては、タグを物品から引き剥
がすと、接着層は物品側に残り、導電層の一部も物品側
に残ることとなるので、導電層の一部が欠落する、ある
いは、接着層に導電層が引っ張られてダメージを受ける
こととなる。そうすると導電層の抵抗値は変化すること
となるから、制御手段によって抵抗値を監視していれば
タグが物品から引き剥がされたことが検知できる。テー
プ状のタグを張り付ける形態を取ることにより、プッシ
ュスイッチ等を用いたタグの場合の反発力が加わらない
構造と成っている。したがって信頼性の高い盗難防止シ
ステムを提供することができる。
【0009】第2の手段にあっては、抵抗体とした場合
には、抵抗値の変化をアナログ的に監視することが可能
であり、僅かの変化でも検知することができる。したが
って管理を容易に行うことができる。
【0010】第3の手段にあっては、単位時間当りの抵
抗値変化を検出することにより、引き剥がされた時の急
激な抵抗値変化のみ感知される。よってセンサー用コネ
クターに最初からセンサーが接続されていなくても正常
に作動し、ダミー接点が不要である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明に係る盗難防止装置の一実施例の
概略を示す斜視図、図2は本発明に係る盗難防止装置の
一実施例のタグ部分の拡大断面図、図3は本発明に係る
盗難防止装置の一実施例のタグ部分の斜視図、図4は本
発明に係る盗難防止装置の一実施例の検出回路のブロッ
ク図である。
【0012】これらの図に示すように、盗難防止装置
は、ループ状の導電層11を有するタグ10と、該導電
層11の両端と電気的に接続される2本の端子12,1
2を備えたコネクタ13と、端子12,12に各々接続
される導線14,14と、本体Aに内蔵され導線14,
14に接続される制御手段15と、本体Aに内蔵され該
制御手段15に接続されるブザー16とから構成されて
いる。
【0013】タグ10は前述したようにループ状の導電
層11を有し、この導電層11は抵抗体より形成され、
図2に示すように、導電層11の下面側には接着層17
が形成され、導電層11の上面側には撓むことが可能な
基材18が形成されている。
【0014】また、コネクタ13は、端子12に対向し
て設けられた筐体20を有し、この筐体20に対して挿
抜可能なスライダー19とを有している。該スライダー
19の挿入によってタグ10はスライダー19と端子1
2の間に挟持されるとともに導電層11は端子12に圧
接される。
【0015】次に、図4で示す本体の検出回路について
説明する。タグ10の導電層11は、図4に示すよう
に、一端が導線14を経て本体Aの制御手段15のGN
Dに接続され、また、他端が導線14を経て抵抗R1を
通じてVccに接続され、分割された電圧がコンデンサC
1、抵抗R2,R3で構成される微分回路21に加えら
れている。
【0016】店頭で商品(物品)に張り付られていたタ
グ10が、剥がされるなどして抵抗値が大きくなるか、
あるいは導線14が切断または抜かれると、微分回路2
1の出力電圧が上昇する。そして、コンパレータU1の
スレッシュホールド電圧を越えると、Lレベルに固定さ
れていたコンパレータU1の出力が開放となる。すると
抵抗R8、コンデンサC2で構成される積分回路22の
電圧が上昇しダイオードD1によりOR接続されたラッ
チ回路23をセットする。この積分回路22により一定
時間以下のノイズはキャンセルされ誤動作を防ぐことが
できる。
【0017】タグ10または導線14が短絡された場合
は、微分回路21の出力電圧が下がり、コンパレータU
2のスレッシュホールド電圧を下回るとコンパレータU
2の出力が開放となり上記と同様にラッチ回路23をセ
ットする。
【0018】ラッチ回路23がセットされると、トラン
ジスタQ1,Q2がオフになり、オペアンプU4、抵抗
11,12,13,14、コンデンサC5から構成され
る矩形波発生回路24が動作し、トランジスタQ3がオ
ンし警報ブザー16が鳴る。
【0019】なお、前記説明では、図4で上方にあるタ
グ10について説明したが、本体Aに対して複数のタグ
10を接続するようにしても良く、その場合、各タグ1
0に応じて図4の1点鎖線内の回路と同様の回路を破線
内に設ければ良い。図4では2個のタグ10の場合を示
してあるが、3個以上のタグについても同様である。
【0020】次に、前記実施例の使用方法について説明
する。CD等の物品aに接着層17が圧接されるように
タグ10を物品a,a…に張り付ける。そして、タグ1
0が物品aから引き剥がされると、接着層17は物品a
側に残り、導電層11の一部も物品a側に残ることとな
るので、導電層11の一部が欠落することとなる。そう
すると導電層11の端部間の抵抗値は増加する。この抵
抗値の増加を制御手段15で検知しブザー16を鳴ら
す。
【0021】なお、前記実施例では導電層11を抵抗体
で形成した例を説明したが、導電層11を銅箔、あるい
は銀パターン等で形成してもかまわない。その場合に
は、導電層11の抵抗値が低いためオンかオフかの判断
をすることとなり、物品aから引き剥がした際に確実に
オフとなるためには、パターン幅を狭くする等の工夫が
必要がある。
【0022】このように構成された前記実施例にあって
は、物品aに取外し可能に取付られ少なくとも該取付け
取外しに対応して互いに異なる状態を取りうるタグ10
と、警報を発する警報ブザー16と、タグ10に接続さ
れタグ10の異なる状態を検知し該状態変化に応じて警
報ブザー16を制御する制御手段15とを備えた盗難防
止装置において、タグ10は、接着層17と、該接着層
17上に形成される導電層11と、該導電層11上に形
成される基材18とを有し、タグ10の接着層17面を
物品aに張り付け、制御手段15により導電層11の抵
抗値を検出して異なる状態になった時に警報ブザー16
を駆動させたため、タグ10を物品aから引き剥がす
と、接着層17は物品a側に残り、導電層11の一部も
物品a側に残ることとなるので、導電層11の一部が欠
落することとなる。そうすると導電層11の抵抗値は増
加することとなるから、制御手段15によって抵抗値を
検知していればタグ10が物品aから引き剥がされたこ
とを検知できる。抵抗値の増加は、接着層17と導電層
11の接着強度等で決まり、物品aの表面状態によらな
い。したがって信頼性の高い盗難防止装置を提供するこ
とができる。
【0023】前記実施例にあっては、導電層11を抵抗
体としたため、抵抗体とした場合には、抵抗値の変化を
アナログ的に監視することが可能であり、僅かの変化で
も検知することができる。したがって管理を容易に行う
ことができる。
【0024】前記実施例にあっては、微分回路21によ
って単位時間当りの抵抗値変化量が設定の値より大きく
なった際に警報を作動するようにしてあるため、経時変
化によって抵抗値が変化しても警報は鳴らず、タグ10
が急激に引き剥がされた時に動作する。また、導電層1
1の初期抵抗値がばらついても問題なく使用できるた
め、安価に製造できる。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、誤検知を
防止して信頼性の高い盗難防止装置を提供することがで
きる。
【0026】請求項2記載の発明によれば、抵抗体とし
た場合には、抵抗値の変化をアナログ的に監視すること
が可能であり、僅かの変化でも検知することができる。
したがって管理を容易に行うことができる。
【0027】請求項3記載の発明によれば、単位時間当
りの抵抗値変化の検出であるので、経時変化によって抵
抗値が変化しても警報は動作せず、急激に引き剥がされ
るときのみ感知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る盗難防止装置の一実施例の概略を
示す斜視図である。
【図2】本発明に係る盗難防止装置の一実施例のタグ部
分の拡大断面図である。
【図3】本発明に係る盗難防止装置の一実施例のタグ部
分の斜視図である。
【図4】本発明に係る盗難防止装置の一実施例の検出回
路のブロック図である。
【図5】従来の盗難防止装置の説明図である。
【符号の説明】
10 タグ 11 導電層 13 コネクタ 14 導線 15 制御手段 16 警報ブザー 17 接着層 18 基材 a 物品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 涛岡 正史 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アル プス電気株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 13/00 - 15/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品に取外し可能に取付られ少なくとも
    該取外しに際して異なる状態を取りうるタグと、警報を
    発する警報手段と、前記タグに接続され前記タグの異な
    る状態を検知し該状態変化に応じて前記警報手段を制御
    する制御手段とを備えた盗難防止装置において、 前記タグは、接着層と、該接着層上に形成される導電層
    と、該導電層上に形成される基材とを有し、 前記タグの接着層面を前記物品に張り付け、前記制御手
    段により前記導電層の抵抗値を検出して異なる状態にな
    った時に前記警報手段を駆動させたことを特徴とする盗
    難防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記導電層を抵抗体
    としたことを特徴とする盗難防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記制御手段により
    前記抵抗体の単位時間当りの抵抗値変化量を検知して前
    記警報手段を駆動させたことを特徴とする盗難防止装
    置。
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