JP2004114952A - 建設機械のキャビン - Google Patents

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Koichi Nishimura
西村 耕一
Toshiaki Hanioka
埴岡 敏明
Kunio Wakamatsu
若松 邦夫
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【課題】前上方の視界を広げ、とくにクレーンの作業性、安全性を高める。
【解決手段】パイプ材によって左右のフレームB,Cを構成し、この両フレームB,Cを連結して骨組構造のキャビン本体Aを構成するキャビンにおいて、前窓W1と天窓W2が、これらの境目に視界の妨げとなるものがないように連続して形成される状態で、両フレームB,Cを複数個所で横桟8〜13により連結してキャビン本体Aを構成した。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はとくに自走式クレーン(ラフテレーンクレーン等のホイール式クレーンやクローラクレーン)に好適な建設機械のキャビンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえばクレーンは、クローラ式またはホイール式の下部走行体上に旋回フレームが縦軸まわりに旋回自在に搭載され、この旋回フレームにクレーン装置(ブーム、ウィンチ等)とキャビンが設けられ、このキャビン内に運転席と走行用及びクレーン作業用の機器類が設置される。
【0003】
従来、このキャビンは、一般的には四方のパネルが連結されて箱形パネル構造のキャビン本体が構成され、このキャビン本体の前面及び天井前部に設けられた開口部(前窓、天窓)にガラス板が取付けられて構成されている。
【0004】
一方、特許文献1に示されているように、キャビンの軽量化、加工の容易化を目的として、異形断面のパイプ材にて左右のフレームを形成するとともに、この左右両フレームを複数の横桟で連結して骨組構造のキャビン本体を構成し、このキャビン本体にドアや各面パネル及びガラス板を組み付けたものが公知である。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−313364号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前窓と天窓とを設けるキャビン構成をとる場合、従来のキャビンでは、その本体構造(パネル構造、骨組み構造)の種別に関係なく、前窓と天窓の境目(キャビンの天井前端)に、前窓及び天窓用のガラス板を取付けるための(骨組構造では左右のフレーム同士の連結部材を兼ねる)横桟が設けられている。
【0007】
このため、この横桟が前上方視界の妨げとなり、とくに吊り作業を行うクレーンの場合、吊荷や吊りポイントが横桟によってできる死角に頻繁に入って作業に支障を来し、作業の安全性にも影響を及ぼすという問題があった。
【0008】
そこで本発明は、前上方の視界を広げ、とくにクレーンの作業性、安全性を高めることができる建設機械のキャビンを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、パイプ材から成る骨組構造の左右のフレームを備え、この左右両フレームが、前窓と天窓が連続して形成される状態で複数個所で横桟により連結されてキャビン本体が構成されたものである。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、左右のフレームは、それぞれ前支柱と上梁と後支柱を備え、このうち少なくとも上記前支柱と上梁が別体に形成されるとともに、この前支柱の上端と上梁の前端部が連結され、左右のフレームの前支柱間に形成された前窓、及び上梁間に形成された天窓にそれぞれガラス板が取付けられたものである。
【0011】
請求項3の発明は、請求項2の構成において、前支柱及び上梁は、少なくとも相連結される部分が直線または直線に近い湾曲状に形成されたものである。
【0012】
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項の構成において、左右のフレームは、互いの前側下部で、前窓の下縁となる前横桟により連結され、この前横桟における少なくとも下側の面が、キャビン内の視点とキャビン前方下部とを結ぶ前下がりの直線に沿った傾斜面に形成されたものである。
【0013】
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項の構成において、左右のフレームは、互いの前側下部において、前窓の下縁となる前横桟と、この前横桟との間に前下窓を形成する前下横桟とによって連結され、上記前下窓の四隅に補強材を兼ねるガラス板取付部が前下窓内側に突出して設けられ、この各ガラス板取付部に前下窓用のガラス板を止め付けるための取付穴が設けられたものである。
【0014】
上記構成によると、パイプ材から成る左右のフレームを連結して骨組構造のキャビン本体を構成するキャビンにおいて、前窓と天窓が連続して形成され、その境目に視線を大きく遮るものがないため、とくにクレーンにおいて重要な前方及び上方の視界を広げ、クレーン作業の作業性と安全性を高めることができる。
【0015】
また、請求項2,3の構成によると、左右のフレームの前支柱と上梁とが別体とされて、これらが前支柱上端と上梁前端とで連結され、左右両フレームの前支柱間の前窓、及び上梁間の天窓にそれぞれガラス板が取付けられるため、両ガラス板を、互いの境目が曲線でつながれた一枚ガラス板で形成する場合のようなガラス板の歪みを抑え、このガラス板の歪みによる視界の悪化のおそれがなくなる。
【0016】
とくに、請求項3の構成によると、前支柱と上梁の相連結される部分が直線または直線に近い湾曲状に形成され、前窓ガラス板及び天窓ガラス板も接合部分がほぼ平板状となるため、継ぎ目部分でのガラス板の歪みが殆どなくなり、視界向上の効果が高い。
【0017】
ところで、パイプフレームにおいて、前支柱と上梁をパイプ材の曲げ加工によって一体に連続形成することは可能であり、かつ、この構成において前窓と天窓を別ガラス板で形成することも可能である(特許文献1参照)。
【0018】
しかし、この構成の場合、パイプ材の曲げ部分の変形を抑制するために曲率半径を大きくとらざるを得ず、その結果、前窓ガラス板と天窓ガラス板を曲げの内側で接合する方法、及び曲げの外側で接続する方法のいずれをとっても、パイプ材の曲げ部分とガラス板の継ぎ目部分が上下方向にずれるため、このパイプ材曲げ部分がキャビン内からの視界に対して大きな死角を作ってしまう。
【0019】
これに対し、請求項2,3の構成によると、前支柱と上梁の接合部に大きな曲げ部分を形成する必要がなく、ガラス板とパイプ材の上下方向のずれが生じないため、このずれに基づく死角が生じない。このため、視界をさらに良くすることができる。
【0020】
請求項4の構成によると、左右のフレーム同士を前側下部で連結する前横桟の少なくとも下側の面がキャビン内から前下方への視線に沿った傾斜面に形成されているため、この前横桟による死角を最小に抑え、キャビン内からの前下方の視界を広げることができる。
【0021】
請求項5の構成によると、左右のフレームとこれらの前側下部間に設けられた前横桟と前下両横桟とによって前下窓が形成され、この前下窓の四隅に内向きに突設されたガラス板取付部に前下窓用ガラス板を止め付けるための取付穴が設けられているため、前下窓ガラス板を簡単にねじ止めし、また容易に取り外して交換することができる。
【0022】
また、各ガラス板取付部によって左右のフレームと両横桟の連結部分を補強、補剛してキャビン前面下部の強度及び剛性を高めることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図によって説明する。
【0024】
図1,2に示すように、キャビン本体Aは、異形断面のパイプ材から成る左右のフレームB,Cが複数個所で連結されて構成され、図5(ここではクローラクレーンを例示している)に示すようにこのキャビン本体Aに適宜必要な部品(ドアDや各面パネルおよびガラス板)が取付けられてキャビンが構成される。
【0025】
左右のフレームB,Cは、それぞれキャビン前面左右両側に位置する前支柱1と、同後面左右両側に位置する後支柱2と、この前後の支柱1,2の上端間に跨る上梁3とによって主骨格が形成され、この主骨格にドア枠や窓枠を形成するための必要なパイプ材、またはL型、コの字型断面のチャンネル材等から成る梁材4…が組み込まれて骨組構造とされている。
【0026】
ここで、後支柱2と上梁3は、一本物のパイプ材を曲げ加工して一体物として形成され、別パイプ材にて形成された前支柱1の上端と上梁3の前端とが突き合わせ状態で結合(たとえば溶接)されている。図1,2中、5はこの突き合わせ接合部分を示す。
【0027】
なお、前支柱1の下部、及び後支柱2と上梁3の連なる部分ににそれぞれ円弧状の曲げ部6,7が形成されている。
【0028】
この場合、高さ及び前後寸法の少なくとも一方が異なる複数種類のキャビン(たとえばクローラクレーンのキャビンとラフテレーンクレーンのキャビン)について、曲げ部6,7を共通とし、他の部分を各キャビンに応じた寸法に設定される選択部とすることにより、曲げ型を共通化し、コストダウン及び生産性の向上を実現することができる。
【0029】
また、前支柱1は、曲げ部6以外の部分が直線に近いゆるやかな湾曲状、後支柱2及び上梁3は曲げ部7以外の部分が直線状にそれぞれ形成されている。
【0030】
この左右両フレームB,Cは、前下横桟8、前横桟9、上横桟10、後上横桟11、後中間横桟12、後下横桟13により各部で連結されて一体化され、この状態で、両フレームB,C間において前横桟9と上横桟10との間に形成される前窓W1及び天窓W2(開口部)に、図3,4に示すように前窓用及び天窓用両ガラス板14,15が取付けられる。
【0031】
なお、この左右両フレームB,Cの前支柱1及び上梁3は、図3に示すように内向きに突出するガラス板当て部16を一体に備え、ガラス板14,15は四周縁部が外側からこのガラス板当て部16及び前横桟9、上横桟10の外面に当接する状態で取付けられる(たとえば接着される)とともに、互いの継ぎ目でシール材17を介して接合される。
【0032】
ここで、上記のように左右のフレームB,Cは、前窓W1と天窓W2が連続して形成される(境目に仕切りが存在しない)ように両窓W1,W2を避けた部分で各横桟8〜13によって連結されているため、従来のキャビンのようにキャビン内から見て前上方の視線を大きく遮るものがなくなる。
【0033】
このため、とくにクレーンにおいて重要な前方から上方に亘る視界を広げ、クレーン作業の作業性と安全性を高めることができる。
【0034】
なお、視界をさらに良くするために、両ガラス板14,15を、シール材17を介さずに直接、端面突き合わせ状態で接合してもよい。
【0035】
また、前窓用及び天窓用両ガラス板14,15は別体とされ、前支柱1と上梁3の継ぎ目部分で接合されているため、この両ガラス板14,15を互いの境目が小曲率半径の曲線でつながれた一枚ガラス板で形成する場合のようなガラス板の歪みを抑え、このガラス板の歪みによる視界の悪化のおそれがなくなる。
【0036】
とくに、この実施形態では、前支柱1が直線に近い緩やかな湾曲状、上梁3が直線状にそれぞれ形成され、両ガラス板14,15も接合部分がほぼ平板状となるため、継ぎ目部分でのガラス板の歪みが殆どなくなり、一層視界を広げることができる。
【0037】
前横桟9は、図4に示すように下側の面(下面と背面に跨る部分)9aが、キャビン内の視点Pとキャビン前方下部とを結ぶ前下がりの直線Lに沿った傾斜面(高さ寸法が前方に向かって大きくなる傾斜面)に形成されている。
【0038】
こうすれば、図4及び図5に示すように、この前横桟9によって生じる死角E(斜線を付した部分)を最小に抑え、キャビン内からの前下方の視界を広げることができる。
【0039】
なお、死角Eをさらに小さくするために、前横桟9の下側の面9aだけでなく上側の面も傾斜面としてもよい。
【0040】
また、この実施形態によると、左右両フレームB,Cの前支柱1と上梁3が別体に形成されて突き合わせ接合されているため、この接合部に大きな曲げ部分がない(歪みを抑制するために大きな曲げ部分を形成する必要がない)。従って、この接合部とガラス板14,15の上下方向のずれもないため、このずれに基づく死角が生じない。このため、視界をさらに良くすることができる。
【0041】
一方、左右両フレームB,C間における前横桟9と前下横桟8との間には、クローラクレーンの場合、前方足元の視界を確保するための前下窓W3が形成され、図6中に二点鎖線で示すようにこの前下窓W3にガラス板18が取付けられる。
【0042】
ここで、前下窓W3の四隅、すなわち、左右の前支柱1,1と前下横桟8及び前横桟9の接合部内側に大略三角形の補強部材を兼ねるガラス板取付部としてのブラケット19…が内向きに突出して設けられている。
【0043】
この各ブラケット19…にはそれぞれボルトが差し込まれる取付穴20が設けられ、ガラス板18の外周各コーナー部分が同ブラケット19…に外側から当接した状態で取付穴20…によってボルト止めされる。
【0044】
これにより、ガラス板18を前下窓W3に外側から簡単に取付け、また必要に応じて取外し、あるいは破損時に容易に交換することができる。
【0045】
また、各ブラケット19…によって左右のフレームB,Cと両横桟8,9の連結部分を補強、補剛してキャビン前面下部の強度及び剛性を高めることができる。
【0046】
ところで、前記のように左右両フレームB,Cの曲げ部6,7をたとえばクローラクレーンを基準に設定し、同じ曲げ型を用いて、曲げ部6,7が共通で高さもしくは前後方向寸法、またはその双方が異なるラフテレーンクレーン用のキャビンフレームを作ることが考えられる。
【0047】
この場合、前側曲げ部6によってキャビン前面形状が特定され、このキャビン前面形状が、クローラクレーンでは適正でも、走行系の機器が多く設置されるラフテレーンクレーンでは前下方の機器設置空間が不足するため不適となるという問題が生じる。また、クローラクレーンでは必要な前下窓W3が、ラフテレーンクレーンでは不要となる場合がある。
【0048】
そこで、ラフテレーンクレーンに使用される場合、必要に応じ、図1中に二点鎖線で示すようにキャビン前面下部にカバー21を、前下窓Wを外側から閉じかつ前方に突出する状態で取付けてもよい。
【0049】
なお、キャビン本体Aに組み込まれるドアD等の組み込み部品についても複数種類のキャビン(旧来の箱形パネル製キャビンを含む)に共用できるようにその形状、サイズを設定するのが望ましい。
【0050】
また、旧来のパネル製キャビン全体を上記実施形態にかかるパイプ製キャビンに取り替え得るように、キャビン全体サイズを設定するのが望ましい。この場合、キャビン本体Aを図示しないアダプタを介してフロアプレートに取付ければよい。あるいは、キャビンとフロアプレートを予め一体化しておき、この一体物を交換し得るように構成してもよい。
【0051】
さらに、左右のフレームB,C同士の連結部位は、要は、前窓W1と天窓W2が連続して形成されるという条件を満足する範囲で種々変更可能であるし、両フレームB,Cを構成するパイプ材の断面形状についてもとくに限定されず、加工性やガラス板の取付手段等に応じて適宜選択することができる。
【0052】
一方、本発明は、上方視界性が要求される解体機、高所作業車等、各種建設機械のキャビンにも適用することができる。
【0053】
【発明の効果】
上記のように本発明によると、パイプ材から成る左右のフレームを連結して骨組構造のキャビン本体を構成するキャビンにおいて、前窓と天窓が連続して形成される状態で横桟により連結してキャビン本体を構成したから、前窓と天窓の境目に視線を大きく遮るものがなくなる。このため、とくにクレーンにおいて重要な前方及び上方の視界を広げ、クレーン作業の作業性と安全性を高めることができる。
【0054】
また、請求項2,3の発明によると、左右のフレームの前支柱と上梁とが別体とされて、これらが前支柱上端と上梁前端とで連結され、左右両フレームの前支柱間に前窓ガラス板、上梁間に天窓ガラス板がそれぞれ取付けられるため、両ガラス板を、互いの境目が曲線でつながれた一枚ガラス板で形成する場合のようなガラス板の歪みを抑え、このガラス板の歪みによる視界の悪化のおそれがなくなる。
【0055】
とくに、請求項3の発明によると、前支柱と上梁の相連結される部分が直線または直線に近い湾曲状に形成され、前窓ガラス板及び天窓ガラス板も接合部分がほぼ平板状となるため、継ぎ目部分でのガラス板の歪みが殆どなくなり、視界向上の効果が高い。
【0056】
また、前支柱と上梁の接合部に大きな曲げ部分を形成する必要がなく、ガラス板とパイプ材の上下方向のずれが生じないため、このずれに基づく死角が生じない。このため、視界をさらに良くすることができる。
【0057】
請求項4の発明によると、左右のフレーム同士を前側下部で連結する前横桟の少なくとも下側の面がキャビン内から前下方への視線に沿った傾斜面に形成されているため、この前横桟による死角を最小に抑え、キャビン内からの前下方の視界を広げることができる。
【0058】
請求項5の発明によると、左右のフレームとこれらの前側下部間に設けられた前横桟と前下両横桟とによって前下窓が形成され、この前下窓の四隅に内向きに突設されたガラス板取付部に前下窓用ガラス板を止め付けるための取付穴が設けられているため、前下窓ガラス板を簡単にねじ止めし、また容易に取り外して交換することができる。
【0059】
また、各ガラス板取付部によって左右のフレームと両横桟の連結部分を補強、補剛してキャビン前面下部の強度及び剛性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるキャビン本体の斜視図である。
【図2】同側面図である。
【図3】図1のIII−III線端面図である。
【図4】同IV−IV線端面図である。
【図5】同実施形態にかかるキャビンを搭載したクローラクレーンの側面図である。
【図6】同実施形態にかかるキャビン本体の下部正面図である。
【符号の説明】
A キャビン本体
B,C 左右のフレーム
1 フレームを構成する前支柱
2 同後支柱
3 同上梁
5 上梁と前支柱の接合部
8 左右のフレーム同士を連結する前下横桟
9 同前横桟
9a 同横桟下側の傾斜面
10 同上横桟
11 同後上横桟
12 同後中間横桟
13 同後下横桟
W1 前窓
W2 天窓
14 前窓要ガラス板
15 天窓要ガラス板
W3 前下窓
18 前下窓用ガラス板
19 補強材を兼ねるガラス板取付部としてのブラケット
20 同ブラケットの取付穴

Claims (5)

  1. パイプ材から成る骨組構造の左右のフレームを備え、この左右両フレームが、前窓と天窓が連続して形成される状態で複数個所で横桟により連結されてキャビン本体が構成されたことを特徴とする建設機械のキャビン。
  2. 左右のフレームは、それぞれ前支柱と上梁と後支柱を備え、このうち少なくとも上記前支柱と上梁が別体に形成されるとともに、この前支柱の上端と上梁の前端部が連結され、左右のフレームの前支柱間に形成された前窓、及び上梁間に形成された天窓にそれぞれガラス板が取付けられたことを特徴とする請求項1記載の建設機械のキャビン。
  3. 前支柱及び上梁は、少なくとも相連結される部分が直線または直線に近い湾曲状に形成されたことを特徴とする請求項2記載の建設機械のキャビン。
  4. 左右のフレームは、互いの前側下部で、前窓の下縁となる前横桟により連結され、この前横桟における少なくとも下側の面が、キャビン内の視点とキャビン前方下部とを結ぶ前下がりの直線に沿った傾斜面に形成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建設機械のキャビン。
  5. 左右のフレームは、互いの前側下部において、前窓の下縁となる前横桟と、この前横桟との間に前下窓を形成する前下横桟とによって連結され、上記前下窓の四隅に補強材を兼ねるガラス板取付部が前下窓内側に突出して設けられ、この各ガラス板取付部に前下窓用のガラス板を止め付けるための取付穴が設けられたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の建設機械のキャビン。
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