JP2007314030A - 自動車の前部車体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で車両の走行時にサスペンションタワーに入力される荷重を充分に支持し、その変形を効果的に防止できるようにする。
【解決手段】自動車の前部車体構造において、フロントサスペンションを支持するサスペンションタワー2と、フロアパネルの前端から上方に立設されて車室とエンジンルームとを仕切るダッシュパネル4と、後端がダッシュパネル4に取り付けられるとともにこの取付部から前方へ延設された側部前端がサスペンションタワー2の後部に取り付けられるカウルフロントパネル5と、ダッシュパネル4とカウルフロントパネル5とサスペンションタワー2の内側部とに跨って取り付けられるブレース部材6とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車の前部車体構造に関するものである。
従来、下記特許文献1に示されるように、車両のエンジンルームを構成する車体部材の一部として設けられ、サスペンションを支持するサスペンションタワーと、上記エンジンルームを構成する車体部材の一部としてダッシュパネルの上縁に沿って設けられ、車両の上方に開口する断面を有して車幅方向に延設されるカウルトップと、上記サスペンションタワーの側壁と上記カウルトップの側壁とを連結するガセットとを備えたサスペンションタワーの補強構造が知られている。
特開2005−75133号公報
上記特許文献1に開示されたサスペンションタワーの補強構造では、サスペンションタワーの側壁とカウルトップの側壁とをガセットで連結したため、車両の上方に開口する断面を有するカウルトップを備えた車両においても、車輪からサスペンションタワーに入力される荷重をカウルトップに分散させて受け止めることができ、サスペンションタワー間の剛性を向上させることにより、車両の走行時に、フロントサスペンションの傾斜角度が変化することが防止され、安定した操舵性能およびステアリング性能を維持して走行性能を、ある程度向上させることができる。
しかし、上記のように上面が開口したカウルトップは、その強度が充分であるとは言えず、このカウルトップの側壁にガセットを介してサスペンションタワーの側壁を連結したとしても、車両の走行時にサスペンションタワーに入力される荷重を充分に支持することが困難であり、その変形を、より効果的に防止できるようにすることが望まれていた。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で車両の走行時にサスペンションタワーに入力される荷重を充分に支持し、その変形を効果的に防止できる自動車の前部車体構造を提供することを目的としている。
請求項1に係る発明は、自動車の前部車体構造において、フロントサスペンションを支持するサスペンションタワーと、フロアパネルの前端から上方に立設されて車室とエンジンルームとを仕切るダッシュパネルと、後端がダッシュパネルに取り付けられるとともにこの取付部から前方へ延設された側部前端がサスペンションタワーの後部に取り付けられるカウルフロントパネルと、ダッシュパネルとカウルフロントパネルとサスペンションタワーの内側部とに跨って取り付けられるブレース部材とを備えたものである。
請求項2に係る発明は、上記特徴とする請求項1に記載の自動車の前部車体構造において、ダッシュパネルの側部には、車体の前方側へ延出されてサスペンションタワーの後部と接合される延出部が設けられ、カウルフロントパネルの側部が上記延出部に締結されるとともに、この締結部に上記ブレース部材が重合して締結されたものである。
請求項3に係る発明は、上記請求項に記載の自動車の前部車体構造において、カウルフロントパネルが締結具によりダッシュパネルに着脱可能に締結されるとともに、上記ブレース部材が締結具により上記延出部およびカウルフロントパネルに重合して締結されたものである。
請求項4に係る発明は、上記請求項2または3に記載の自動車の前部車体構造において、カウルフロントパネルとの間で車幅方向に延びる閉断面を形成するカウルクロスメンバを備え、上記ブレース部材がカウルフロントパネルおよびカウルクロスメンバに重合して締結されたものである。
請求項5に係る発明は、上記請求項1〜4の何れか1項に記載の自動車の前部車体構造において、サスペンションタワーとダッシュパネルとの間に車体側壁部を形成するエプロンパネルを備え、上記ブレース部材がエプロンパネルに接合されたものである。
請求項6に係る発明は、上記請求項1〜5の何れか1項に記載の自動車の前部車体構造において、ダッシュパネルに取り付けられたブレース部材の後端取付部の近傍に、車幅方向に延びる閉断面が形成されたものである。
請求項1に係る発明では、ダッシュパネルとカウルフロントパネルとサスペンションタワーの内側部とに跨るようにしてブレース部材を取り付けたため、フロントサスペンションからサスペンションタワーに入力された走行荷重等を、上記カウルフロントパネルおよび強度部材であるダッシュパネルにそれぞれ伝達させて効果的に支持させることにより、車両の走行時に作用する荷重に応じて上記サスペンションタワーが内倒れする等の変形を効果的に防止できるという利点がある。
請求項2に係る発明では、ダッシュパネルの側部に車体の前方側へ延出されてサスペンションタワーの後部と接合される延出部を設け、この延出部にカウルフロントパネルの側部を締結するとともに、この締結部に上記ブレース部材を重合して締結するように構成したため、上記ダッシュパネルの延出部とブレース部材とが重合されて形成された高剛性部により、上記サスペンションタワーを補強してその変形を効果的に防止できるという利点がある。
請求項3に係る発明では、カウルフロントパネルを締結ボルト等からなる締結具によりダッシュパネルに着脱可能に締結するとともに、上記ブレース部材を締結ボルト等からなる締結具により上記延出部およびカウルフロントパネルに重合して締結するように構成したため、上記カウルフロントパネルを必要に応じて取り外すことにより、その下方に配設された機器等のメインテナンスを容易に行うことができるとともに、上記ブレース部材によるサスペンションタワーの補強作用を効果的に向上させることができるという利点がある。
請求項4に係る発明によれば、カウルフロントパネルとの間で車幅方向に延びる閉断面を形成するカウルクロスメンバを設け、上記ブレース部材をカウルフロントパネルおよびカウルクロスメンバに重合して締結するように構成したため、上記ブレース部材によるサスペンションタワーの補強作用を、より効果的に向上させることができるとともに、必要に応じて上記カウルクロスメンバを取り外すことによりエンジンルーム内のサービス性を確保できるという利点がある。
請求項5に係る発明によれば、サスペンションタワーとダッシュパネルとの間において車体側壁部を形成するエプロンパネルに、上記ブレース部材を接合するように構成したため、車両の走行時にサスペンションタワーからブレース部材に入力された走行荷重等を上記エプロンパネルに伝達して支持することにより、上記サスペンションタワーの変形を、より効果的に防止できるという利点がある。
請求項6に係る発明によれば、ダッシュパネルに取り付けられたブレース部材の後端取付部を、ダッシュアッパの後方部に位置させることにより、上記ブレース部材後端のダッシュパネルへの取付部近傍に、上記カウルパネルと上記ダッシュアッパとにより形成された車幅方向に延びる閉断面を形成したため、車両の走行時にサスペンションタワーからブレース部材を介してダッシュパネルに入力された荷重に対する支持剛性を効果的に向上させることができ、上記サスペンションタワーの変形を、さらに効果的に防止できるという利点がある。
図1は、本発明の実施形態に係る自動車の前部車体構造を示している。この前部車体には、エンジンルームの側辺部に沿って車体の前後方向に延びるフロントサイドフレーム1と、図示を省略したフロントサスペンションを支持するサスペンションタワー2と、フロアパネル3の前端から上方に立設されたダッシュパネル4と、後端がダッシュパネル4に締結されるとともにこの締結部から前方へ延設された側部前端がサスペンションタワー2に着脱可能に取り付けられるカウルフロントパネル5と、上記ダッシュパネル4とカウルフロントパネル5とサスペンションタワー2の内側部とに跨って取り付けられるブレース部材6とが設けられている。
上記ダッシュパネル4は、図2および図3に示すように、車室とエンジンルームとを仕切るダッシュロア8と、このダッシュロア8の上端部に設置されたダッシュアッパ9とを有し、このダッシュアッパ9の側部には、車体の前方側へ延びる延出部10が形成され、この延出部10の前端部が上記サスペンションタワー2の後部にスポット溶接されることにより接合されている。また、上記ダッシュアッパ9の前方側には、車幅方向に延びるカウルパネル11が所定間隔を置いて配設され、このカウルパネル11の上端部および下端部が上記ダッシュアッパ9に接合されることにより車幅方向に延びる閉断面12が形成されている。
上記ダッシュアッパ9上にカウルフロントパネル5の底壁部が載置されて締結ボルト13等を介して着脱可能に締結されるとともに、カウルフロントパネル5の側部上端がサスペンションタワーガセット30を介してサスペンションタワー2の後部に着脱可能に締結されることにより、上面が開口するとともに車幅方向に延びる断面ボックス状のカウル部が形成されている。すなわち、上記カウルフロントパネル5の側部は、サスペンションタワーガセット30に連結されるとともに、このサスペンションタワーガセット30が締結ボルト15等からなる締結具を介してサスペンションタワー2の上面に着脱可能に取り付けられるようになっている。さらに、上記カウルパネル5の側端部は、後述する補強部材29に連結されている(図6参照)。
また、上記カウルフロントパネル5の後方側には、車幅方向に延びるカウルクロスメンバ14が所定間隔を置いて設置され、このカウルクロスメンバ11の上端および下端がカウルフロントパネル5に接合されることにより(図3の仮想線参照)、上記カウルフロントパネル5とカウルクロスメンバ14とにより車幅方向に延びる閉断面16が形成されている。上記カウルクロスメンバ11の上端部は、締結ボルト31等からなる締結具により上記カウルフロントパネル5とともにサスペンションタワーガセット30に直脱可能に締結されている(図6および図7参照)。
上記ブレース部材6は、図4および図5に示すように、後端部がダッシュロア上端部にスポット溶接されることにより固定されるブレース本体17と、このブレース本体17の前端部から前部内方側に向けて斜めに突設された突出部18とを有し、上記ブレース本体17の後端部、つまり上記ダッシュパネル4に取り付けられたブレース部材6の後端取付部が、上記カウルパネル11と上記ダッシュアッパ9とにより形成された車幅方向に延びる閉断面12の近傍に位置した状態となるように配設されている。
上記ブレース本体17の外側辺部には、サスペンションタワー2とダッシュパネル4との間において車体側壁部(車幅方向の外方側部)を形成するエプロンパネル21にスポット溶接される取付フランジ19,20が下方に向けて突設されるとともに、上記ブレース本体17の前辺部には、上記サスペンションタワー2の後部にスポット溶接される取付フランジ22が下方に向けて突設されている。また、上記突出部18の外側部(車幅方向の外方側部)には、サスペンションタワー2の内側部(車幅方向の内方側部)にスポット溶接される取付フランジ23が下方に向けて突設されている。
上記ブレース本体17の中央部には、図6に示すように、カウルフロントパネル5および上記ダッシュアッパ9の延出部10と重合した状態で上記締結ボルト13を介して着脱可能に締結される第1締結部が形成されるとともに、上記突出部18の基端部には、図7に示すように、カウルクロスメンバ14およびカウルフロントパネル5と重合した状態で締結ボルト26を介して着脱可能に締結される第2締結部が形成されている。すなわち、第1締結部には、締結ボルト13の挿通孔が形成されるとともに、この締結ボルト13が螺着されるナット27が裏面側に配設され(図5参照)、上記カウルフロントパネル5およびダッシュアッパ9の延出部10と第1締結部とが重合した状態で上記締結ボルト13により締結されるようになっている。また、第2締結部には、上記締結ボルト26の挿通孔が形成されるとともに、この締結ボルト26が螺着されるナット28が裏面側に配設され(図5および図7参照)、カウルクロスメンバ14およびカウルフロントパネル5と、上記ブレース部材6の第2締結部とが重合した状態で締結ボルト26により締結されるようになっている。
上記サスペンションタワー2の後部とカウルパネル11との間には、図3および図5に示すように、サスペンションタワー2の後部上面およびエプロンパネル21の内側辺部上面に前辺部および外側辺部がそれぞれスポット溶接されるとともに、後辺部が上記カウルパネル11の側端部上面にスポット溶接されることにより、サスペンションタワー2の後部とカウルパネル11とを連結してサスペンションター2を補強する補強部材29が設置されている。
上記構成において、ブレース部材6の取付フランジ19,20,22,23をサスペンションタワー2およびエプロンパネル21にスポット溶接することにより、上記ブレース部材6をサスペンションタワー2の設置部にサブアッシーした後、上記ブレース部材6上にダッシュアッパ9の底壁部を載置して位置決めした状態でダッシュパネル4を車体に固定する。次いで、上記締結ボルト13,15,26等からなる締結具により、カウルフロントパネル5およびカウルクロスメンバ14の側部をサスペンションタワー2の後部に固定するとともに、上記カウルフロントパネル5の後部をダッシュパネル4に固定し、これによってエンジンルームの後方部にカウル部が構成されることになる。
上記のようにフロントサスペンションを支持するサスペンションタワー2と、フロアパネル3の前端から上方に立設されて車室とエンジンルームとを仕切るダッシュパネル4と、後端がダッシュパネル4に取り付けられるとともにこの取付部から前方へ延設された側部前端がサスペンションタワー2の後部に取り付けられるカウルフロントパネル5と、上記ダッシュパネル4とカウルフロントパネル5とサスペンションタワー2の内側部とに跨って取り付けられるブレース部材6とを備えた自動車の車体前部構造によれば、簡単な構成でサスペンションタワー2に入力される荷重を充分に支持し、その変形を効果的に防止できるという利点がある。
すなわち、上記ブレース部材6の前後両端部をサスペンションタワー2の内側部およびダッシュパネル4に固定することにより、ダッシュパネル4とカウルフロントパネル5とサスペンションタワー2の内側部とに跨るようにしてブレース部材6を取り付けたため、フロントサスペンションからサスペンションタワー2に入力された走行荷重等が、上記カウルフロントパネル5およびダッシュパネル4にそれぞれ伝達されることになる。このダッシュパネル4は、エンジンルームと車室とを仕切るように設置され、その下端部が強度部材であるフロアパネル3に固定されているため、上記サスペンションタワー2からブレース部材6を介してダッシュパネル4に伝達された走行荷重等を車体の略全体に分散させることにより効果的に支持することができる。したがって、車両の走行時に作用する荷重によって上記サスペンションタワー2が内倒れする等の変形を効果的に防止できるという利点がある。
また、上記実施形態では、ダッシュパネル4の側部に、車体の前方側へ延出されてサスペンションタワー2の後部と接合される延出部10を設け、この延出部10にカウルフロントパネル5の側部を締結するとともに、この締結部に上記ブレース部材6を重合して締結するように構成したため、上記ダッシュパネル4の延出部10とブレース部材6とが重合されて形成された高剛性部により、上記サスペンションタワー2を充分に補強して、その変形を効果的に防止できるという利点がある。
さらに、上記実施形態に示すように、カウルフロントパネル5を締結ボルト13等からなる締結具によりダッシュパネル4に着脱可能に締結するとともに、上記ブレース部材6を締結ボルト13,26等からなる締結具により上記延出部10およびカウルフロントパネル5に重合して締結するように構成した場合には、エンジンルーム内のサービス性を効果的に向上させつつ、上記サスペンションタワー2の変形を効果的に防止できるという利点がある。すなわち、上記カウルフロントパネル5を必要に応じて取り外すことにより、その下方に配設された機器等のメインテナンスを容易に行うことができるとともに、上記ブレース部材6をダッシュパネル4の延出部10およびカウルフロントパネル5と一体に重合して締結することにより強固な重合部を形成したため、上記ブレース部材6によるサスペンションタワー2の補強作用を効果的に向上させることができる。
また、上記実施形態では、カウルフロントパネル5との間で車幅方向に延びる閉断面16を形成するカウルクロスメンバ14を設け、上記ブレース部材6をカウルクロスメンバ14および上記カウルフロントパネル5に重合して締結したため、上記ブレース部材6によるサスペンションタワー2の補強作用を、より効果的に向上させることができるとともに、必要に応じて上記カウルクロスメンバ14を取り外すことによりエンジンルーム内のサービス性を確保できるという利点がある。
さらに、上記実施形態に示すように、サスペンションタワー2とダッシュパネル4との間において車体側壁部を形成するエプロンパネル21に、上記ブレース部材6を接合するように構成した場合には、車両の走行時にサスペンションタワー2からブレース部材6に入力された走行荷重等を上記エプロンパネル21に伝達して支持することができるため、上記サスペンションタワーの変形を、より効果的に防止できるという利点がある。
また、上記実施形態では、ダッシュパネル4に取り付けられたブレース部材6の後端取付部を、ダッシュアッパ9の後方部に位置させることにより、上記ブレース部材後端のダッシュパネル4への取付部近傍に、上記カウルパネル11と上記ダッシュアッパ9とにより形成された車幅方向に延びる閉断面12を形成したため、車両の走行時にサスペンションタワー2からブレース部材6を介してダッシュパネル4に入力された荷重に対する支持剛性を効果的に向上させることができ、上記サスペンションタワー2の変形を、さらに効果的に防止できるという利点がある。
本発明の実施形態に係る自動車の車体前部構造の全体構成を斜視図である。 本発明に係る自動車の車体前部構造の実施形態を示す側面断面図であって図6のII−II線断面図である。 本発明に係る自動車の車体前部構造の実施形態を示す斜視図である。 ブレース部材の具体的構成を示す斜視図である。 ブレース部材の取付状態を示す斜視図である。 本発明に係る自動車の車体前部構造の実施形態を示す平面図である。 図6のVII−VII線断面図である。
符号の説明
2 サスペンションタワー
3 フロアパネル
4 ダッシュパネル
5 カウルフロントパネル
6 ブレース部材
10 延出部
11 カウルクロスメンバ
12 閉断面
13,15,26 締結ボルト(締結具)
16 閉断面

Claims (6)

  1. 自動車の前部車体構造において、
    フロントサスペンションを支持するサスペンションタワーと、
    フロアパネルの前端から上方に立設されて車室とエンジンルームとを仕切るダッシュパネルと、
    後端がダッシュパネルに取り付けられるとともにこの取付部から前方へ延設された側部前端がサスペンションタワーの後部に取り付けられるカウルフロントパネルと、
    ダッシュパネルとカウルフロントパネルとサスペンションタワーの内側部とに跨って取り付けられるブレース部材とを備えたことを特徴とする自動車の前部車体構造。
  2. ダッシュパネルの側部には、車体の前方側へ延出されてサスペンションタワーの後部と接合される延出部が設けられ、
    カウルフロントパネルの側部が上記延出部に締結されるとともに、
    この締結部に上記ブレース部材が重合して締結されたことを特徴とする請求項1に記載の自動車の前部車体構造。
  3. カウルフロントパネルが締結具によりダッシュパネルに着脱可能に締結されるとともに、
    上記ブレース部材が締結具により上記延出部およびカウルフロントパネルに重合して締結されたことを特徴とする請求項2に記載の自動車の前部車体構造。
  4. カウルフロントパネルとの間で車幅方向に延びる閉断面を形成するカウルクロスメンバを備え、
    上記ブレース部材がカウルフロントパネルおよびカウルクロスメンバに重合して締結されたことを特徴とする請求項2または3に記載の自動車の前部車体構造。
  5. サスペンションタワーとダッシュパネルとの間に車体側壁部を形成するエプロンパネルを備え、
    上記ブレース部材がエプロンパネルに接合されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の自動車の前部車体構造。
  6. ダッシュパネルに取り付けられたブレース部材の後端取付部の近傍に、車幅方向に延びる閉断面が形成されたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の自動車の前部車体構造。
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