JP2004112081A - ネットワーク端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ファクシミリ画情報の転送を簡便に行うことのできるネットワーク端末装置を提供することを目的としている。
【解決手段】受信したファクシミリをメールではないプロトコルで他の端末装置に送ることが出来るのでメールサーバーを必要としない環境でファクス受信ができるという効果を得る。
【選択図】 図1
【解決手段】受信したファクシミリをメールではないプロトコルで他の端末装置に送ることが出来るのでメールサーバーを必要としない環境でファクス受信ができるという効果を得る。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介してデータをやりとりするネットワーク通信機能と、公衆回線を介して行われるファクシミリ伝送手順により画情報をやりとりするファクシミリ通信機能を備えたネットワーク端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワークファクシミリ装置等のネットワーク端末装置では、例えば、受信したファクシミリ画情報を他の端末装置(例えば、パーソナルコンピュータ装置等)で受け取るようにする場合には、電子メールを用いて行っていた。
【0003】
また、ネットワーク上において、様々な転送プロトコルを使用してデータを保存する装置(特許文献1参照)も提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−111931号公報
【0005】
また、電子メールを用いて画情報を転送する場合には、そのネットワーク端末装置が属するネットワークにメールサーバが必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このようにして、従来のネットワーク端末装置では、画情報を転送する際に電子メールを用いているので、ネットワークにメールサーバが必要となり、小規模な事業所等では、メールサーバを構築したり、設定する等の煩雑な設定作業が発生していた
【0007】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、ファクシミリ画情報の転送を簡便に行うことのできるネットワーク端末装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ネットワークを介してデータをやりとりするネットワーク通信機能と、公衆回線を介して行われるファクシミリ伝送手順により画情報をやりとりするファクシミリ通信機能を備えたネットワーク端末装置において、受信したファクシミリ画情報をあらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送するようにしたものである。
【0009】
また、前記受信したファクシミリ画情報は、前記ファクシミリ通信機能により受信した画情報、または、前記ネットワーク通信機能により受信した電子メールに含まれる画情報である。
【0010】
また、前記ファクシミリ通信機能を用いて送信した送信画情報を、あらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送するようにしたものである。
【0011】
また、前記ファクシミリ通信機能を用いて画情報を送信した際の所定の通知情報を作成し、あらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送するようにしたものである。
【0012】
また、通信管理レポートを、あらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送するようにしたものである。
【0013】
また、ワンタッチダイヤル登録情報および短縮ダイヤル登録情報を少なくとも含む等電話帳データを、あらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送するようにしたものである。
【0014】
また、自端末に装備されている記憶手段に蓄積されている所定の情報を、あらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送するようにしたものである。
【0015】
また、前記他の端末装置の共有領域は、複数指定できるようにしたものである。
【0016】
また、前記他の端末装置の共有領域には、転送するファイルの内容に応じた識別名を付与するようにしたものである。
【0017】
また、前記他の端末装置の共有領域にファイルを転送するときのプロトコルは、そのファイルの内容に応じて設定されるようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明の一実施例にかかるネットワークシステムを示している。
【0020】
同図において、ローカルエリアネットワークLANには、複数のワークステーション装置WS1〜WSn、および、ネットワークファクシミリ装置FXが接続されているとともに、ルータ装置RTを介してインターネットへ接続されている。したがって、ワークステーション装置WS1〜WSn、および、ネットワークファクシミリ装置FXは、インターネットを介し、他の適宜な端末装置との間でデータをやりとりすることができる。
【0021】
また、ワークステーション装置WS1〜WSnには、装備されているストレージ手段の一部に共有領域を設けて他の端末装置(例えば、ネットワークファクシミリ装置FX)からアクセスできるようにするファイル共有機能や、ファクシミリ画情報を作成および表示出力するファクシミリアプリケーションソフトウェア、および、ローカルエリアネットワークLANを介して種々のデータのやりとりを行うための種々のソフトウェアなどの種々のプログラムが導入されており、特定のユーザにより使用されるものである。ここで、特定のユーザは、一人または複数人のユーザであってよい。
【0022】
また、ネットワークファクシミリ装置FXは、ワークステーション装置WS1〜WSnに設けられている共有領域へアクセスして適宜にデータを保存することのできる共有領域アクセス機能、画情報や各種レポートなどを電子メールとしてやりとりするための電子メール処理機能、および、アナログ公衆回線網PSTNに接続し、この公衆網を伝送路として用いてグループ3ファクシミリ伝送手順による画情報伝送を行う伝送機能を備えている。
【0023】
図2は、ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を示している。
【0024】
同図において、システム制御部1は、このネットワークファクシミリ装置FXの各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このネットワークファクシミリ装置FXに固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するものである。
【0025】
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このネットワークファクシミリ装置FXを操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0026】
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0027】
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0028】
網制御装置11は、このネットワークファクシミリ装置FXをアナログ公衆回線網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0029】
ローカルエリアネットワークインターフェース回路12は、このネットワークファクシミリ装置FXをローカルエリアネットワークLANに接続するためのものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、ローカルエリアネットワークLANを介して、他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりするための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理を実行するためのものである。
【0030】
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、内部バス14に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス14を介して行われている。
【0031】
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
【0032】
図3は、操作表示部7の一例を示している。
【0033】
同図において、スタートキー7aは、このネットワークファクシミリ装置FXの送受信動作の開始を指令入力するためのものであり、ストップキー7bは、このネットワークファクシミリ装置FXの動作の停止を指令入力するためのものであり、コピーキー7cは、このネットワークファクシミリ装置FXのコピー動作の開始を指令入力するためのものであり、テンキー7dは、電話番号などの数字(数値)情報を入力するためのものである。
【0034】
ワンタッチダイアルキー7eは、1つのキー操作で宛先番号または宛先メールアドレスなどを操作入力するワンタッチダイアル機能を実現するためのものである。また、このワンタッチダイアルキー7eの各キーは、メールアドレスを構成する英数文字を入力するためにも用いられる。
【0035】
ファクスキー7fは、宛先としてアナログ公衆回線網PSTNに接続されている他のグループ3ファクシミリ装置を選択する際に操作されるものであり、ランプ7gは、ファクスキー7fが操作されてファクスモードが選択されている旨を表示するためのものである。
【0036】
スキャナキー7hは、ネットワークスキャナ機能を使用する旨を指令操作するためのものであり、ランプ7iは、スキャナキー7hが操作されてネットワークスキャナ機能が選択されている旨を表示するためのものである。
【0037】
バックアップキー7jは、例えば、ワンタッチダイアル登録情報や短縮ダイアル登録情報などのアドレス帳情報等の自端末の設定情報や、ローカルに保存している画情報等を、あらかじめ登録されているワークステーション装置WSの共有領域へバックアップのために転送するバックアップ機能を使用する旨を指令操作するためのものである。
【0038】
液晶表示器7kは、このネットワークファクシミリ装置FXの操作ガイダンスの表示や、入力情報のフィードバック表示などの種々のメッセージを表示するためのものであり、YESキー7lは、液晶表示器7kに表示されたガイダンスメッセージに対する肯定的な回答を入力するためのものであり、NOキー7mは、液晶表示器7kに表示されたガイダンスメッセージに対する否定的な回答を入力するためのものである。
【0039】
また、ファンクションキー7nは、このネットワークファクシミリ装置FXの各種機能(例えば、ワンタッチダイアルキー7eへのデータ登録など)を行う際のファンクション操作を起動操作するためのものである。
【0040】
また、ランプ7oは、通信中を点灯表示するものであり、また、ランプ7pは、何らかの異常が発生している状態を警告するために点灯表示するためのものである。
【0041】
図4は、ワークステーション装置WS(WS1〜WSn)の構成例を示している。
【0042】
同図において、CPU(中央処理装置)21は、このワークステーション装置WSの動作制御を行うものであり、ROM(リード・オンリ・メモリ)22は、CPU21が起動時に実行するプログラムや必要なデータ等を記憶するためのものであり、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)23は、CPU21のワークエリア等を構成するためのものである。
【0043】
キャラクタジェネレータ24は、図形文字の表示データを発生するためのものであり、時計回路25は、現在日時情報を出力するためのものであり、ローカルエリアネットワークインターフェース回路26は、このワークステーション装置WSをローカルエリアネットワークLANに接続するためのものである。
【0044】
磁気ディスク装置27は、種々のアプリケーションプログラム、ワークデータ、ファイルデータ、画情報データなどの種々のデータを記憶するためのものであり、CRT画面表示装置27は、このワークステーション装置WSを操作するための画面を表示するためのものであり、表示制御部29は、CRT画面表示装置27の表示内容を制御するためのものである。
【0045】
キーボード装置30は、このワークステーション装置WSに種々のキー操作を行うためのものであり、画面指示装置31は、CRT画面表示装置28の任意の点を指示する等の操作作業を行うためのものであり、入力制御部32は、キーボード装置30および画面指示装置31の入力情報を取り込む等するためのものである。
【0046】
これらのCPU21、ROM22、RAM23、キャラクタジェネレータ24、時計回路25、ローカルエリアネットワークインターフェース回路26、磁気ディスク装置27、表示制御部29、および、入力制御部32は、バス33に接続されており、これらの各要素間のデータのやりとりは、主としてこのバス33を介して行われる。
【0047】
ここで、本実施例において、基本的には、ローカルエリアネットワークLANに接続されている端末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/IPと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行われる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)という通信プロトコルが適用される。
【0048】
また、ワークステーション装置WS1〜WSnに設けた共有領域へのアクセスの際には、SMB(Server Message Block)プロトコルが用いられる。
【0049】
また、TCP/IP,SMTP,POPなどの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式やデータ構造などについては、それぞれIETFから発行されているRFC文書により規定されている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC793、SMTPはRFC821、電子メールの形式は、RFC822,RFC1521,RFC1522(MIME(Multi PurposeMail Extension)形式)などでそれぞれ規定されている。
【0050】
また、SMBは、マイクロソフト社のWindows NT/XPやWindows 95/98/2000など(以下、「Windows系のOS」という)でネットワークを通じてファイル共有やプリンタ共有を実現するプロトコルであり、下位のプロトコルとしてNetBIOSを使う、いわゆるMS−DOS時代のLAN Managerから使われているアプリケーションソフトである。SMBプロトコルはマイクロソフト社が主に開発し、現在でも改良を続けている独自のプロトコルであるが、これを正式にドキュメント化して、インターネット上などでファイル共有サービスとして利用できるようにしたものをCIFS(Common Internet File System)プロトコルと呼び、その仕様が公開されている。UNIX系のOS環境(サンマイクロシステム社のSolalisや、Linux、FreeBSDおよびNet−BSD等のいわゆるPC−Unix)では、このSMB/CIFSプロトコルを実装したファイル/プリンタ共有サービスであるSambaが利用できる。
【0051】
なお、「Unix」は、The Open Group Ltd.が独占的にライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標である。
【0052】
そして、ネットワークファクシミリ装置FXは、読み取った原稿画像をアナログ公衆回線網PSTNを介して他のグループ3ファクシミリ装置へ、または、ローカルエリアネットワークLAN(さらには、インターネット)を介してワークステーション装置WS1〜WSnのユーザや他のネットワークファクシミリ装置FXへ送信するとともに、アナログ公衆回線網PSTNを介して他のグループ3ファクシミリ装置より受信した画情報を、そのときに指定されたサブアドレスに対応したユーザに対して、SMBを用いて転送したり、あるいは、ローカルエリアネットワークLANのワークステーション装置WSより(電子メールで)受信した画情報を、指定されたアナログ公衆回線網PSTNのグループ3ファクシミリ装置へ転送する転送サービス機能等を備えている。
【0053】
また、自端末宛に受信した電子メールについては、本文情報に配置される画情報を取り出して、記録出力するようにしている。
【0054】
また、ワークステーション装置WS1〜WSnは、例えば、Windows系のOSがインストールされ、上述したSMBによるファイルサーバ機能により、あらかじめ登録されている共有領域に対して、外部の端末装置からアクセス(ファイルの保存)ができるようにしている。
【0055】
通常、ワークステーション装置WS1〜WSnに、Windows系のOSをインストールしておくだけで、このファイル共有機能を利用することができるので、ファイル共有機能を備えるために他の特別なソフトウェアをインストールする必要がなく、非常に便利である。
【0056】
また、本実施例では、ネットワークファクシミリ装置FXが受信ファイルを保存するワークステーション装置WS1〜WSnの共有領域のフォルダ名を指定する場合、例えば、図5(a)に示すような操作画面が操作表示部7の液晶表示器7kに表示され、ユーザは、この各項目に、必要な情報を入力する。
【0057】
また、この共有領域の設定は、通常は、1つがなされるが、必要に応じて、同図(b)に示すように、複数を設定するようにすることもできる。
【0058】
また、同図(c)に示すように、機能ごとに保存する共有領域を設定登録することもできる。この場合、送信画情報の控えを転送する際の接続先、受信画情報を転送する際の接続先、エラーメッセージ、転送結果メッセージ、通信管理情報、あるいは、通信管理レポート等の管理メッセージを転送する際の接続先、および、バックアップ機能が指定された場合に、アドレス帳情報等のバックアップファイルを転送する際の接続先がそれぞれ設定登録されている。
【0059】
図6は、アナログ公衆回線網PSTNを介して、他のグループ3ファクシミリ装置より画情報を受信する場合の、ネットワークファクシミリ装置FXの処理の一例を示している。
【0060】
着信検出すると(処理101)、着信応答し(処理102)、相手端末との間で所定のグループ3ファクシミリ受信処理を行い(処理103)、画情報を受信して画像蓄積装置9に一旦保存する。画情報の受信動作が終了すると、回線を復旧する(処理104)。
【0061】
次に、受信画情報の転送条件を検査する(処理105)。例えば、特定の相手先(CSI情報や発番号等で認識する)からの受信画情報が転送する旨登録されているか、あるいは、伝送前手順でサブアドレス信号を受信し、そのサブアドレスに応じた転送先が登録されているか等の転送条件である。
【0062】
転送することが判定された場合(判断106の結果がYES)、対応する転送先情報を取得し(処理107)、ローカルエリアネットワークLANを介して、受信画情報を処理107で取得した転送先へ転送保存する(処理108)。このとき、ファイル名としては、受信画情報を特定できる内容のもの(例えば、受信日時等)を付与する。
【0063】
このようにして、受信画情報の転送が指定されている場合には、その転送先に応じたワークステーション装置WS1〜WSnの共有領域に、受信画情報を転送するようにしているので、例えば、電子メールを用いて画情報を転送する場合のように、メールサーバ装置等の特別な機材を必要としないので、非常に簡便にネットワークファクシミリ装置FXを用いることができ、非常に便利である。
【0064】
また、このような受信画情報の転送処理は、電子メールを用いて画情報を受信した場合にも適用することができる。
【0065】
図7は、ネットワークファクシミリ装置FXの画情報送信処理の一例を示している。
【0066】
スキャナ5に原稿がセットされ(処理201)、宛先が入力されると(処理202)、操作表示部7のスタートキー7aがオン操作されるまで待つ(判断203)。
【0067】
ユーザがスタートキー7aをオン操作し、判断203の結果がYESになると、スキャナ5にセットされた原稿画像を読み取り、それによって得た画像データを符号化復号化部8で符号化圧縮し、それによって得た画情報を画像蓄積装置9に蓄積する(処理204)。
【0068】
そして、宛先へ発呼し(処理205)、宛先端末との間で所定のグループ3ファクシミリ送信動作を行って、処理204で蓄積した画情報を宛先端末へ送信する(処理206)。送信動作を終了すると、回線を復旧する(処理207)。
【0069】
ここで、送信操作時に、送信画情報の控えファイルを転送する旨が指定されているかどうかを調べ(判断208)、判断208の結果がYESになるときには、送信画情報に基づいて転送ファイルを作成し(処理209)、送信画情報の転送先情報を取得し(処理210)、転送ファイルを転送先へ転送保存する(処理211)。
【0070】
図8は、スキャナキー7hが操作されてネットワークスキャナ機能が指令操作された場合の処理の一例を示している。
【0071】
スキャナ5に原稿がセットされ(処理301)、転送先の共有領域が入力されると(処理302)、操作表示部7のスタートキー7aがオン操作されるまで待つ(判断303)。
【0072】
ユーザがスタートキー7aをオン操作し、判断303の結果がYESになると、スキャナ5にセットされた原稿画像を読み取り、それによって得た画像データを符号化復号化部8で符号化圧縮し、それによって得た画情報を画像蓄積装置9に蓄積する(処理304)。
【0073】
そして、蓄積した画情報に基づいて転送ファイルを作成し(処理305)、処理302で入力された転送先情報を取得し(処理306)、転送ファイルを転送先へ転送保存する(処理307)。
【0074】
また、画情報送信時等に何らかのエラーが発生した場合、そのエラー発生を通知するエラーレポートを作成し、あらかじめ登録されている転送先へ転送保存するようにしている。
【0075】
その処理の一例を図9に示す。
【0076】
まず、発生したエラーの内容等を通知するためのエラーレポートを作成し(処理401)、あらかじめ登録されているエラーレポート等の転送先情報を取得し(処理402)、処理401で作成したエラーレポートを、処理402で取得した転送先へ転送保存する(処理403)。
【0077】
また、このようなファイル転送の対象となるレポートとしては、他には、通信結果レポートや中継結果レポートなどがある。また、通信結果レポートの転送については、通信毎に作成される通信履歴情報(図示略)の蓄積数が所定数に達したとき、あるいは、通信管理レポートをプロッタ6より記録出力するタイミングになったとき、あるいは、ユーザが指定したとき等に行うように設定することができる。また、通信結果レポートに代えて、通信履歴情報を転送するように設定することもできる。
【0078】
また、操作表示部7のバックアップキー7jが操作されて、バックアップ動作の開始が指令された場合の、ネットワークファクシミリ装置FXの処理の一例を図10に示す。
【0079】
バックアップキー7jが操作されて、バックアップ動作の開始が指令されると(判断501の結果がYES)、まず、バックアップ情報を作成する(処理502)。ここで、バックアップ情報としては、ワンタッチダイアル登録情報や短縮ダイアル登録情報などのアドレス帳情報、自端末の装置機能の設定情報、画像蓄積装置9などにローカルに保存している画情報等、ユーザが設定登録したり、あるいは、システムにあらかじめ登録されている項目の各種情報である。また、バックアップ情報は、生データではなくて、データ圧縮したものを用いることができる。
【0080】
次いで、あらかじめ登録されているバックアップ情報の転送先情報を取得し(処理503)、処理502で作成したバックアップ情報を、処理503で取得した転送先へ転送保存する(処理504)。
【0081】
また、上述した実施例では、SMBプロトコルを用いて、ファイル共有領域にファイルを転送するようにしているが、このファイル転送の際に採用する転送プロトコルは、SMBプロトコルに限ることはない。
【0082】
例えば、FTP、HTTP、NFS、Telnetなどが利用できる。ここで、FTPとは、File Transfer Protocolの略でインターネットやイントラネットなどのTCP/IPネットワークでファイルを転送するときに使われるプロトコルであり、現在のインターネットでHTTPやSMTP/POPと並んで頻繁に利用されるプロトコルである。 また、NFSとは、Network File System の略でUNIX系のOS環境で利用されるファイル共有システムであり、Sun Microsystems社によって開発され、UNIX系OSにおける標準的な分散ファイルシステムとなっている。このNFSを使うと離れた場所にあるコンピュータのファイルを、あたかも自分のコンピュータにあるファイルのように操作することができる。ファイルを他のコンピュータに提供するコンピュータをNFSサーバ、他のコンピュータにあるファイルを利用するコンピュータをNFSクライアントという。UNIX系OS以外のプラットフォームからも利用することができる。
【0083】
また、上述した実施例では、ファイル転送先としてワークステーション装置SMBクライアント機能を持つMFP機等を、転送先に設定することもできる。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、受信したファクシミリをメールではないプロトコルで他の端末装置に送ることが出来るのでメールサーバーを必要としない環境でファクス受信ができるという効果を得る。
【0085】
また、ファクシミリ送信を行った原稿をメールではないプロトコルで他の端末装置にバックアップすることができるのでメールサーバーを必要としない環境で通信ができるという効果も得る。
【0086】
また、ファクシミリ送信を行った際にエラー通知や中継結果通知を受け取った場合にメールではないプロトコルで他の端末装置に送ることが出来るので、メールサーバーを必要としない環境で通信ができるという効果も得る。
【0087】
また、通信管理レポート等を自動的に他の端末装置にバックアップすることができるのでメールサーバーを必要としない環境で通信ができるという効果も得る。
【0088】
また、電話帳データ(ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル等)を自動的に他の端末装置にバックアップすることができるのでメールサーバーを必要としない環境で通信ができるという効果も得る。
【0089】
また、ハードディスクやメモリーに蓄積されている情報(受信ファクシミリや送信原稿、スキャンデータ等)の中身をボタン1つで全て自動的に特定の端末装置のフォルダにファイルとして送信できるようにすることができるので、容易に全データの保護ができるという効果も得る。
【0090】
また、特定の端末装置のフォルダにファイルとして送信する場合に、フォルダ指定先として宛先を複数指定できるようにすることができるので、データの保管場所を複数にすることができるという効果も得る。
【0091】
また、特定の端末装置のフォルダにファイルとして送信する場合に機能に応じたファルダ名やファイル名を作成/指定できるようにするので、ファイルの管理が簡単にできるという効果も得る。
【0092】
また、特定の端末装置のフォルダにファイルとして送信する場合に機能や相手先に応じて、送信プロトコルを選択できるようにすることができるので、いろいろなクライアントに対応することができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークシステムを示したブロック図。
【図2】ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を示したブロック図。
【図3】操作表示部7の一例を示した概略図。
【図4】ワークステーション装置WS(WS1〜WSn)の構成例を示したブロック図。
【図5】共有領域のフォルダ名を登録する際の操作画面等の一例を示した概略図。
【図6】アナログ公衆回線網PSTNを介して、他のグループ3ファクシミリ装置より画情報を受信する場合の、ネットワークファクシミリ装置FXの処理の一例を示したフローチャート。
【図7】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報送信処理の一例を示したフローチャート。
【図8】ネットワークスキャナ機能が指令操作された場合の処理の一例を示したフローチャート。
【図9】エラーレポートの転送処理の一例を示したフローチャート。
【図10】バックアップ動作時の転送処理の一例を示したフローチャート。
【符号の説明】
FX ネットワークファクシミリ装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介してデータをやりとりするネットワーク通信機能と、公衆回線を介して行われるファクシミリ伝送手順により画情報をやりとりするファクシミリ通信機能を備えたネットワーク端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワークファクシミリ装置等のネットワーク端末装置では、例えば、受信したファクシミリ画情報を他の端末装置(例えば、パーソナルコンピュータ装置等)で受け取るようにする場合には、電子メールを用いて行っていた。
【0003】
また、ネットワーク上において、様々な転送プロトコルを使用してデータを保存する装置(特許文献1参照)も提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−111931号公報
【0005】
また、電子メールを用いて画情報を転送する場合には、そのネットワーク端末装置が属するネットワークにメールサーバが必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このようにして、従来のネットワーク端末装置では、画情報を転送する際に電子メールを用いているので、ネットワークにメールサーバが必要となり、小規模な事業所等では、メールサーバを構築したり、設定する等の煩雑な設定作業が発生していた
【0007】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、ファクシミリ画情報の転送を簡便に行うことのできるネットワーク端末装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ネットワークを介してデータをやりとりするネットワーク通信機能と、公衆回線を介して行われるファクシミリ伝送手順により画情報をやりとりするファクシミリ通信機能を備えたネットワーク端末装置において、受信したファクシミリ画情報をあらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送するようにしたものである。
【0009】
また、前記受信したファクシミリ画情報は、前記ファクシミリ通信機能により受信した画情報、または、前記ネットワーク通信機能により受信した電子メールに含まれる画情報である。
【0010】
また、前記ファクシミリ通信機能を用いて送信した送信画情報を、あらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送するようにしたものである。
【0011】
また、前記ファクシミリ通信機能を用いて画情報を送信した際の所定の通知情報を作成し、あらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送するようにしたものである。
【0012】
また、通信管理レポートを、あらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送するようにしたものである。
【0013】
また、ワンタッチダイヤル登録情報および短縮ダイヤル登録情報を少なくとも含む等電話帳データを、あらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送するようにしたものである。
【0014】
また、自端末に装備されている記憶手段に蓄積されている所定の情報を、あらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送するようにしたものである。
【0015】
また、前記他の端末装置の共有領域は、複数指定できるようにしたものである。
【0016】
また、前記他の端末装置の共有領域には、転送するファイルの内容に応じた識別名を付与するようにしたものである。
【0017】
また、前記他の端末装置の共有領域にファイルを転送するときのプロトコルは、そのファイルの内容に応じて設定されるようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明の一実施例にかかるネットワークシステムを示している。
【0020】
同図において、ローカルエリアネットワークLANには、複数のワークステーション装置WS1〜WSn、および、ネットワークファクシミリ装置FXが接続されているとともに、ルータ装置RTを介してインターネットへ接続されている。したがって、ワークステーション装置WS1〜WSn、および、ネットワークファクシミリ装置FXは、インターネットを介し、他の適宜な端末装置との間でデータをやりとりすることができる。
【0021】
また、ワークステーション装置WS1〜WSnには、装備されているストレージ手段の一部に共有領域を設けて他の端末装置(例えば、ネットワークファクシミリ装置FX)からアクセスできるようにするファイル共有機能や、ファクシミリ画情報を作成および表示出力するファクシミリアプリケーションソフトウェア、および、ローカルエリアネットワークLANを介して種々のデータのやりとりを行うための種々のソフトウェアなどの種々のプログラムが導入されており、特定のユーザにより使用されるものである。ここで、特定のユーザは、一人または複数人のユーザであってよい。
【0022】
また、ネットワークファクシミリ装置FXは、ワークステーション装置WS1〜WSnに設けられている共有領域へアクセスして適宜にデータを保存することのできる共有領域アクセス機能、画情報や各種レポートなどを電子メールとしてやりとりするための電子メール処理機能、および、アナログ公衆回線網PSTNに接続し、この公衆網を伝送路として用いてグループ3ファクシミリ伝送手順による画情報伝送を行う伝送機能を備えている。
【0023】
図2は、ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を示している。
【0024】
同図において、システム制御部1は、このネットワークファクシミリ装置FXの各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このネットワークファクシミリ装置FXに固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するものである。
【0025】
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このネットワークファクシミリ装置FXを操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0026】
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0027】
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0028】
網制御装置11は、このネットワークファクシミリ装置FXをアナログ公衆回線網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0029】
ローカルエリアネットワークインターフェース回路12は、このネットワークファクシミリ装置FXをローカルエリアネットワークLANに接続するためのものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、ローカルエリアネットワークLANを介して、他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりするための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理を実行するためのものである。
【0030】
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、内部バス14に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス14を介して行われている。
【0031】
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
【0032】
図3は、操作表示部7の一例を示している。
【0033】
同図において、スタートキー7aは、このネットワークファクシミリ装置FXの送受信動作の開始を指令入力するためのものであり、ストップキー7bは、このネットワークファクシミリ装置FXの動作の停止を指令入力するためのものであり、コピーキー7cは、このネットワークファクシミリ装置FXのコピー動作の開始を指令入力するためのものであり、テンキー7dは、電話番号などの数字(数値)情報を入力するためのものである。
【0034】
ワンタッチダイアルキー7eは、1つのキー操作で宛先番号または宛先メールアドレスなどを操作入力するワンタッチダイアル機能を実現するためのものである。また、このワンタッチダイアルキー7eの各キーは、メールアドレスを構成する英数文字を入力するためにも用いられる。
【0035】
ファクスキー7fは、宛先としてアナログ公衆回線網PSTNに接続されている他のグループ3ファクシミリ装置を選択する際に操作されるものであり、ランプ7gは、ファクスキー7fが操作されてファクスモードが選択されている旨を表示するためのものである。
【0036】
スキャナキー7hは、ネットワークスキャナ機能を使用する旨を指令操作するためのものであり、ランプ7iは、スキャナキー7hが操作されてネットワークスキャナ機能が選択されている旨を表示するためのものである。
【0037】
バックアップキー7jは、例えば、ワンタッチダイアル登録情報や短縮ダイアル登録情報などのアドレス帳情報等の自端末の設定情報や、ローカルに保存している画情報等を、あらかじめ登録されているワークステーション装置WSの共有領域へバックアップのために転送するバックアップ機能を使用する旨を指令操作するためのものである。
【0038】
液晶表示器7kは、このネットワークファクシミリ装置FXの操作ガイダンスの表示や、入力情報のフィードバック表示などの種々のメッセージを表示するためのものであり、YESキー7lは、液晶表示器7kに表示されたガイダンスメッセージに対する肯定的な回答を入力するためのものであり、NOキー7mは、液晶表示器7kに表示されたガイダンスメッセージに対する否定的な回答を入力するためのものである。
【0039】
また、ファンクションキー7nは、このネットワークファクシミリ装置FXの各種機能(例えば、ワンタッチダイアルキー7eへのデータ登録など)を行う際のファンクション操作を起動操作するためのものである。
【0040】
また、ランプ7oは、通信中を点灯表示するものであり、また、ランプ7pは、何らかの異常が発生している状態を警告するために点灯表示するためのものである。
【0041】
図4は、ワークステーション装置WS(WS1〜WSn)の構成例を示している。
【0042】
同図において、CPU(中央処理装置)21は、このワークステーション装置WSの動作制御を行うものであり、ROM(リード・オンリ・メモリ)22は、CPU21が起動時に実行するプログラムや必要なデータ等を記憶するためのものであり、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)23は、CPU21のワークエリア等を構成するためのものである。
【0043】
キャラクタジェネレータ24は、図形文字の表示データを発生するためのものであり、時計回路25は、現在日時情報を出力するためのものであり、ローカルエリアネットワークインターフェース回路26は、このワークステーション装置WSをローカルエリアネットワークLANに接続するためのものである。
【0044】
磁気ディスク装置27は、種々のアプリケーションプログラム、ワークデータ、ファイルデータ、画情報データなどの種々のデータを記憶するためのものであり、CRT画面表示装置27は、このワークステーション装置WSを操作するための画面を表示するためのものであり、表示制御部29は、CRT画面表示装置27の表示内容を制御するためのものである。
【0045】
キーボード装置30は、このワークステーション装置WSに種々のキー操作を行うためのものであり、画面指示装置31は、CRT画面表示装置28の任意の点を指示する等の操作作業を行うためのものであり、入力制御部32は、キーボード装置30および画面指示装置31の入力情報を取り込む等するためのものである。
【0046】
これらのCPU21、ROM22、RAM23、キャラクタジェネレータ24、時計回路25、ローカルエリアネットワークインターフェース回路26、磁気ディスク装置27、表示制御部29、および、入力制御部32は、バス33に接続されており、これらの各要素間のデータのやりとりは、主としてこのバス33を介して行われる。
【0047】
ここで、本実施例において、基本的には、ローカルエリアネットワークLANに接続されている端末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/IPと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行われる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)という通信プロトコルが適用される。
【0048】
また、ワークステーション装置WS1〜WSnに設けた共有領域へのアクセスの際には、SMB(Server Message Block)プロトコルが用いられる。
【0049】
また、TCP/IP,SMTP,POPなどの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式やデータ構造などについては、それぞれIETFから発行されているRFC文書により規定されている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC793、SMTPはRFC821、電子メールの形式は、RFC822,RFC1521,RFC1522(MIME(Multi PurposeMail Extension)形式)などでそれぞれ規定されている。
【0050】
また、SMBは、マイクロソフト社のWindows NT/XPやWindows 95/98/2000など(以下、「Windows系のOS」という)でネットワークを通じてファイル共有やプリンタ共有を実現するプロトコルであり、下位のプロトコルとしてNetBIOSを使う、いわゆるMS−DOS時代のLAN Managerから使われているアプリケーションソフトである。SMBプロトコルはマイクロソフト社が主に開発し、現在でも改良を続けている独自のプロトコルであるが、これを正式にドキュメント化して、インターネット上などでファイル共有サービスとして利用できるようにしたものをCIFS(Common Internet File System)プロトコルと呼び、その仕様が公開されている。UNIX系のOS環境(サンマイクロシステム社のSolalisや、Linux、FreeBSDおよびNet−BSD等のいわゆるPC−Unix)では、このSMB/CIFSプロトコルを実装したファイル/プリンタ共有サービスであるSambaが利用できる。
【0051】
なお、「Unix」は、The Open Group Ltd.が独占的にライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標である。
【0052】
そして、ネットワークファクシミリ装置FXは、読み取った原稿画像をアナログ公衆回線網PSTNを介して他のグループ3ファクシミリ装置へ、または、ローカルエリアネットワークLAN(さらには、インターネット)を介してワークステーション装置WS1〜WSnのユーザや他のネットワークファクシミリ装置FXへ送信するとともに、アナログ公衆回線網PSTNを介して他のグループ3ファクシミリ装置より受信した画情報を、そのときに指定されたサブアドレスに対応したユーザに対して、SMBを用いて転送したり、あるいは、ローカルエリアネットワークLANのワークステーション装置WSより(電子メールで)受信した画情報を、指定されたアナログ公衆回線網PSTNのグループ3ファクシミリ装置へ転送する転送サービス機能等を備えている。
【0053】
また、自端末宛に受信した電子メールについては、本文情報に配置される画情報を取り出して、記録出力するようにしている。
【0054】
また、ワークステーション装置WS1〜WSnは、例えば、Windows系のOSがインストールされ、上述したSMBによるファイルサーバ機能により、あらかじめ登録されている共有領域に対して、外部の端末装置からアクセス(ファイルの保存)ができるようにしている。
【0055】
通常、ワークステーション装置WS1〜WSnに、Windows系のOSをインストールしておくだけで、このファイル共有機能を利用することができるので、ファイル共有機能を備えるために他の特別なソフトウェアをインストールする必要がなく、非常に便利である。
【0056】
また、本実施例では、ネットワークファクシミリ装置FXが受信ファイルを保存するワークステーション装置WS1〜WSnの共有領域のフォルダ名を指定する場合、例えば、図5(a)に示すような操作画面が操作表示部7の液晶表示器7kに表示され、ユーザは、この各項目に、必要な情報を入力する。
【0057】
また、この共有領域の設定は、通常は、1つがなされるが、必要に応じて、同図(b)に示すように、複数を設定するようにすることもできる。
【0058】
また、同図(c)に示すように、機能ごとに保存する共有領域を設定登録することもできる。この場合、送信画情報の控えを転送する際の接続先、受信画情報を転送する際の接続先、エラーメッセージ、転送結果メッセージ、通信管理情報、あるいは、通信管理レポート等の管理メッセージを転送する際の接続先、および、バックアップ機能が指定された場合に、アドレス帳情報等のバックアップファイルを転送する際の接続先がそれぞれ設定登録されている。
【0059】
図6は、アナログ公衆回線網PSTNを介して、他のグループ3ファクシミリ装置より画情報を受信する場合の、ネットワークファクシミリ装置FXの処理の一例を示している。
【0060】
着信検出すると(処理101)、着信応答し(処理102)、相手端末との間で所定のグループ3ファクシミリ受信処理を行い(処理103)、画情報を受信して画像蓄積装置9に一旦保存する。画情報の受信動作が終了すると、回線を復旧する(処理104)。
【0061】
次に、受信画情報の転送条件を検査する(処理105)。例えば、特定の相手先(CSI情報や発番号等で認識する)からの受信画情報が転送する旨登録されているか、あるいは、伝送前手順でサブアドレス信号を受信し、そのサブアドレスに応じた転送先が登録されているか等の転送条件である。
【0062】
転送することが判定された場合(判断106の結果がYES)、対応する転送先情報を取得し(処理107)、ローカルエリアネットワークLANを介して、受信画情報を処理107で取得した転送先へ転送保存する(処理108)。このとき、ファイル名としては、受信画情報を特定できる内容のもの(例えば、受信日時等)を付与する。
【0063】
このようにして、受信画情報の転送が指定されている場合には、その転送先に応じたワークステーション装置WS1〜WSnの共有領域に、受信画情報を転送するようにしているので、例えば、電子メールを用いて画情報を転送する場合のように、メールサーバ装置等の特別な機材を必要としないので、非常に簡便にネットワークファクシミリ装置FXを用いることができ、非常に便利である。
【0064】
また、このような受信画情報の転送処理は、電子メールを用いて画情報を受信した場合にも適用することができる。
【0065】
図7は、ネットワークファクシミリ装置FXの画情報送信処理の一例を示している。
【0066】
スキャナ5に原稿がセットされ(処理201)、宛先が入力されると(処理202)、操作表示部7のスタートキー7aがオン操作されるまで待つ(判断203)。
【0067】
ユーザがスタートキー7aをオン操作し、判断203の結果がYESになると、スキャナ5にセットされた原稿画像を読み取り、それによって得た画像データを符号化復号化部8で符号化圧縮し、それによって得た画情報を画像蓄積装置9に蓄積する(処理204)。
【0068】
そして、宛先へ発呼し(処理205)、宛先端末との間で所定のグループ3ファクシミリ送信動作を行って、処理204で蓄積した画情報を宛先端末へ送信する(処理206)。送信動作を終了すると、回線を復旧する(処理207)。
【0069】
ここで、送信操作時に、送信画情報の控えファイルを転送する旨が指定されているかどうかを調べ(判断208)、判断208の結果がYESになるときには、送信画情報に基づいて転送ファイルを作成し(処理209)、送信画情報の転送先情報を取得し(処理210)、転送ファイルを転送先へ転送保存する(処理211)。
【0070】
図8は、スキャナキー7hが操作されてネットワークスキャナ機能が指令操作された場合の処理の一例を示している。
【0071】
スキャナ5に原稿がセットされ(処理301)、転送先の共有領域が入力されると(処理302)、操作表示部7のスタートキー7aがオン操作されるまで待つ(判断303)。
【0072】
ユーザがスタートキー7aをオン操作し、判断303の結果がYESになると、スキャナ5にセットされた原稿画像を読み取り、それによって得た画像データを符号化復号化部8で符号化圧縮し、それによって得た画情報を画像蓄積装置9に蓄積する(処理304)。
【0073】
そして、蓄積した画情報に基づいて転送ファイルを作成し(処理305)、処理302で入力された転送先情報を取得し(処理306)、転送ファイルを転送先へ転送保存する(処理307)。
【0074】
また、画情報送信時等に何らかのエラーが発生した場合、そのエラー発生を通知するエラーレポートを作成し、あらかじめ登録されている転送先へ転送保存するようにしている。
【0075】
その処理の一例を図9に示す。
【0076】
まず、発生したエラーの内容等を通知するためのエラーレポートを作成し(処理401)、あらかじめ登録されているエラーレポート等の転送先情報を取得し(処理402)、処理401で作成したエラーレポートを、処理402で取得した転送先へ転送保存する(処理403)。
【0077】
また、このようなファイル転送の対象となるレポートとしては、他には、通信結果レポートや中継結果レポートなどがある。また、通信結果レポートの転送については、通信毎に作成される通信履歴情報(図示略)の蓄積数が所定数に達したとき、あるいは、通信管理レポートをプロッタ6より記録出力するタイミングになったとき、あるいは、ユーザが指定したとき等に行うように設定することができる。また、通信結果レポートに代えて、通信履歴情報を転送するように設定することもできる。
【0078】
また、操作表示部7のバックアップキー7jが操作されて、バックアップ動作の開始が指令された場合の、ネットワークファクシミリ装置FXの処理の一例を図10に示す。
【0079】
バックアップキー7jが操作されて、バックアップ動作の開始が指令されると(判断501の結果がYES)、まず、バックアップ情報を作成する(処理502)。ここで、バックアップ情報としては、ワンタッチダイアル登録情報や短縮ダイアル登録情報などのアドレス帳情報、自端末の装置機能の設定情報、画像蓄積装置9などにローカルに保存している画情報等、ユーザが設定登録したり、あるいは、システムにあらかじめ登録されている項目の各種情報である。また、バックアップ情報は、生データではなくて、データ圧縮したものを用いることができる。
【0080】
次いで、あらかじめ登録されているバックアップ情報の転送先情報を取得し(処理503)、処理502で作成したバックアップ情報を、処理503で取得した転送先へ転送保存する(処理504)。
【0081】
また、上述した実施例では、SMBプロトコルを用いて、ファイル共有領域にファイルを転送するようにしているが、このファイル転送の際に採用する転送プロトコルは、SMBプロトコルに限ることはない。
【0082】
例えば、FTP、HTTP、NFS、Telnetなどが利用できる。ここで、FTPとは、File Transfer Protocolの略でインターネットやイントラネットなどのTCP/IPネットワークでファイルを転送するときに使われるプロトコルであり、現在のインターネットでHTTPやSMTP/POPと並んで頻繁に利用されるプロトコルである。 また、NFSとは、Network File System の略でUNIX系のOS環境で利用されるファイル共有システムであり、Sun Microsystems社によって開発され、UNIX系OSにおける標準的な分散ファイルシステムとなっている。このNFSを使うと離れた場所にあるコンピュータのファイルを、あたかも自分のコンピュータにあるファイルのように操作することができる。ファイルを他のコンピュータに提供するコンピュータをNFSサーバ、他のコンピュータにあるファイルを利用するコンピュータをNFSクライアントという。UNIX系OS以外のプラットフォームからも利用することができる。
【0083】
また、上述した実施例では、ファイル転送先としてワークステーション装置SMBクライアント機能を持つMFP機等を、転送先に設定することもできる。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、受信したファクシミリをメールではないプロトコルで他の端末装置に送ることが出来るのでメールサーバーを必要としない環境でファクス受信ができるという効果を得る。
【0085】
また、ファクシミリ送信を行った原稿をメールではないプロトコルで他の端末装置にバックアップすることができるのでメールサーバーを必要としない環境で通信ができるという効果も得る。
【0086】
また、ファクシミリ送信を行った際にエラー通知や中継結果通知を受け取った場合にメールではないプロトコルで他の端末装置に送ることが出来るので、メールサーバーを必要としない環境で通信ができるという効果も得る。
【0087】
また、通信管理レポート等を自動的に他の端末装置にバックアップすることができるのでメールサーバーを必要としない環境で通信ができるという効果も得る。
【0088】
また、電話帳データ(ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル等)を自動的に他の端末装置にバックアップすることができるのでメールサーバーを必要としない環境で通信ができるという効果も得る。
【0089】
また、ハードディスクやメモリーに蓄積されている情報(受信ファクシミリや送信原稿、スキャンデータ等)の中身をボタン1つで全て自動的に特定の端末装置のフォルダにファイルとして送信できるようにすることができるので、容易に全データの保護ができるという効果も得る。
【0090】
また、特定の端末装置のフォルダにファイルとして送信する場合に、フォルダ指定先として宛先を複数指定できるようにすることができるので、データの保管場所を複数にすることができるという効果も得る。
【0091】
また、特定の端末装置のフォルダにファイルとして送信する場合に機能に応じたファルダ名やファイル名を作成/指定できるようにするので、ファイルの管理が簡単にできるという効果も得る。
【0092】
また、特定の端末装置のフォルダにファイルとして送信する場合に機能や相手先に応じて、送信プロトコルを選択できるようにすることができるので、いろいろなクライアントに対応することができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークシステムを示したブロック図。
【図2】ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を示したブロック図。
【図3】操作表示部7の一例を示した概略図。
【図4】ワークステーション装置WS(WS1〜WSn)の構成例を示したブロック図。
【図5】共有領域のフォルダ名を登録する際の操作画面等の一例を示した概略図。
【図6】アナログ公衆回線網PSTNを介して、他のグループ3ファクシミリ装置より画情報を受信する場合の、ネットワークファクシミリ装置FXの処理の一例を示したフローチャート。
【図7】ネットワークファクシミリ装置FXの画情報送信処理の一例を示したフローチャート。
【図8】ネットワークスキャナ機能が指令操作された場合の処理の一例を示したフローチャート。
【図9】エラーレポートの転送処理の一例を示したフローチャート。
【図10】バックアップ動作時の転送処理の一例を示したフローチャート。
【符号の説明】
FX ネットワークファクシミリ装置
Claims (10)
- ネットワークを介してデータをやりとりするネットワーク通信機能と、公衆回線を介して行われるファクシミリ伝送手順により画情報をやりとりするファクシミリ通信機能を備えたネットワーク端末装置において、
受信したファクシミリ画情報をあらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送することを特徴とするネットワーク端末装置。 - 前記受信したファクシミリ画情報は、前記ファクシミリ通信機能により受信した画情報、または、前記ネットワーク通信機能により受信した電子メールに含まれる画情報であることを特徴とする請求項1記載のネットワーク端末装置。
- 前記ファクシミリ通信機能を用いて送信した送信画情報を、あらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送することを特徴とする請求項1記載のネットワーク端末装置。
- 前記ファクシミリ通信機能を用いて画情報を送信した際の所定の通知情報を作成し、あらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送することを特徴とする請求項1記載のネットワーク端末装置。
- 通信管理レポートを、あらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送することを特徴とする請求項1記載のネットワーク端末装置。
- ワンタッチダイヤル登録情報および短縮ダイヤル登録情報を少なくとも含む等電話帳データを、あらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送することを特徴とする請求項1記載のネットワーク端末装置。
- 自端末に装備されている記憶手段に蓄積されている所定の情報を、あらかじめ設定された他の端末装置の共有領域に転送することを特徴とする請求項1記載のネットワーク端末装置。
- 前記他の端末装置の共有領域は、複数指定できることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6または請求項7記載のネットワーク端末装置。
- 前記他の端末装置の共有領域は、転送するファイルの内容に応じた識別名を付与することを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6または請求項7または請求項8記載のネットワーク端末装置。
- 前記他の端末装置の共有領域にファイルを転送するときのプロトコルは、そのファイルの内容に応じて設定されることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6または請求項7または請求項8または請求項9記載のネットワーク端末装置。
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