JP4357887B2 - ネットワーク対応周辺機器およびその制御方法およびプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークプリンタ装置/ネットワークスキャナ装置/インターネットファクシミリ装置に代表されるような、LAN回線に接続するためのI/Fを備えたネットワーク対応周辺機器およびその制御方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワークプリンタ装置/ネットワークスキャナ装置/インターネットファクシミリ装置に代表されるような、LAN回線に接続するためのI/Fを備えたネットワーク対応周辺機器としては、例えば、操作パネルからユーザコードを入力したりIDカードを用いることでユーザや部門ごとに利用者制限を行う技術などがある(特許文献1,2参照)。
【0003】
これによりユーザごとにコピーの色の制限やファクス送信、印刷、スキャナーなどの利用制限をかけることや、部門ごとの使用量集計や利用上の上限を設定し過度の使用を防ぐことができた。
【0004】
また、機器利用ユーザをネットワーク上で管理されているものと統合することが可能にする技術などがある(特許文献3参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−178567号公報
【特許文献2】
特開2002−240398号公報
【特許文献3】
特開2002−202945号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、特許文献1,2の技術を使用することでユーザごとの利用制限が可能になっているが、これらの利用制限は機器単体で行っていたため、ネットワークにログインするためのユーザ情報と機器で管理しているユーザ情報の統合が取れていなかった。
【0007】
このためユーザが入れ替わるたびにネットワークと機器の双方にユーザID及び対になるパスワードの登録・変更・削除をしなければならず、特にオフィスに複数の機器が存在する場合にはその操作を全ての機器で行わなければならないという不具合が合った。
【0008】
なお、特許文献3はこのような不具合を解決する有効な手段を提案しているが、この技術はサーバにユーザ情報とそのアクセス制限を示すデータベースを構築する必要があり、操作が煩雑な上、設定するユーザに深いネットワーク知識が必要であった。
【0009】
本発明はこのような課題を解決するために、簡単な操作方法でネットワーク上のユーザと機器のユーザの管理を統合する手段を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、LAN回線に接続するためのI/Fを備え、画像の入力、出力又は蓄積を伴う機能を実現する複数のアプリケーションを実行するネットワーク対応周辺機器において、ユーザの認証を行う認証手段と、上記認証手段に、ユーザから入力された認証用情報を用いたローカル認証を行わせるか或いは、ユーザから入力された認証用情報を用いてネットワーク上の認証装置に認証を依頼してその結果を取得するネットワーク認証を行わせるかを指定する認証指定手段と、グループ情報とアプリケーションの利用権限との対応を登録したグループ権限情報を記憶した記憶手段と、上記認証指定手段がローカル認証を指定しているときは、上記認証手段による認証が成功したユーザには機器で使用できる上記アプリケーションを制限せず、上記認証指定手段がネットワーク認証を指定しているときは、上記認証手段による認証が成功したユーザのグループ情報を上記認証装置より取得し、上記グループ権限情報が示す上記取得したグループ情報と対応するアプリケーションの利用権限に基づき、機器で使用できるアプリケーションを制限する制限手段とを備えたをのである。
【0011】
上記ネットワーク対応周辺機器がコピーあるいはプリンタなどの出力装置機能を備え、ユーザの所属するグループによって使用できる色・紙出力枚数・出力トレイを制限するとよい。
【0012】
上記ネットワーク対応周辺機器がファクシミリ装置あるいはスキャナ装置などの入力装置機能を備え、ユーザの所属するグループによって選択できる出力あて先を制限するとよい。
【0013】
また、上記ユーザが属するグループによって設定できる項目を制限するとよい。
【0014】
また、上記ユーザが属するグループによって使用できる期間・時間帯を制限するとよい。
【0015】
また、この発明は、LAN回線に接続するためのI/Fを備え、画像の入力、出力又は蓄積を伴う機能を実現する複数のアプリケーションを実行するネットワーク対応周辺機器の制御方法において、ユーザの認証を行う認証ステップと、上記認証ステップに、ユーザから入力された認証用情報を用いたローカル認証を行わせるか或いは、ユーザから入力された認証用情報を用いてネットワーク上の認証装置に認証を依頼してその結果を取得するネットワーク認証を行わせるかを指定する認証指定ステップと、グループ情報とアプリケーションの利用権限との対応を登録したグループ権限情報を記憶した記憶ステップと、上記認証指定ステップがローカル認証を指定しているときは、上記認証ステップによる認証が成功したユーザには機器で使用できる上記アプリケーションを制限せず、上記認証指定ステップがネットワーク認証を指定しているときは、上記認証ステップによる認証が成功したユーザのグループ情報を前記認証装置より取得し、上記グループ権限情報が示す上記取得したグループ情報と対応するアプリケーションの利用権限に基づき、機器で使用できるアプリケーションを制限する制限ステップとを備えたネットワーク対応周辺機器の制御方法も提供する。
【0016】
さらに、この発明は、LAN回線に接続するためのI/Fを備え、画像の入力、出力又は蓄積を伴う機能を実現する複数のアプリケーションを実行するネットワーク対応周辺機器を制御するコンピュータに、請求項6に記載のネットワーク対応周辺機器の制御方法の各ステップを実行させるためのプログラムも提供する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明の一実施例にかかるネットワークシステムを示している。
【0020】
同図において、ローカルエリアネットワークLANには、複数のワークステーション装置WS1〜WSn、サーバ装置SM、および、ネットワーク複合機MFPが接続されているとともに、ルータ装置RTを介してインターネットへ接続されている。したがって、ワークステーション装置WS1〜WSn、サーバ装置SM、および、ネットワーク複合機MFPは、インターネットを介し、他の適宜な端末装置との間でデータをやりとりすることができる。
【0021】
ここで、サーバ装置SMは、ローカルエリアネットワークLANに接続されているワークステーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、および、ネットワークネットワーク複合機MFPに対して、ネットワーク認証や電子メールの収集および配布のサービスの種々のネットワークサービスを提供するものである。また、サーバ装置SMは、ユーザアカウントおよびグループ情報を記憶したSAM(セキュリティ・アカウント・マネージャ)データベースDBを備えており、ネットワーク上の各端末(ワークステーション装置WS1〜WSn、および、ネットワーク複合機MFP)からはこのサーバ装置SMにログインすることで、どの端末でも同じアカウントとして認識されるものとする。
【0022】
また、ワークステーション装置WS1〜WSnには、文書作成および文書印刷の機能を備えた文書処理ソフトウェア、電子メールを作成および送受信する機能を備えた電子メール処理ソフトウェア、および、ローカルエリアネットワークLANを介してネットワーク複合機MFPを適宜に使用するためのドライバソフトウェアなどの種々のプログラムが導入されており、特定のユーザにより使用されるものである。ここで、特定のユーザは、一人または複数人のユーザであってよい。
【0023】
また、ネットワーク複合機MFPは、画情報や各種レポートなどを電子メールとしてやりとりするための電子メール処理機能、アナログ公衆回線網PSTNに接続し、この公衆網を伝送路として用いてグループ3ファクシミリ伝送手順による画情報伝送を行うファクシミリ通信機能、ローカルエリアネットワークLANを介して、ワークステーション装置WS1〜WSnから要求される文書印刷ジョブを処理するネットワークプリンタ機能、読み取った原稿画像データを電子メール(イーメール(=E−mail))を用いて指定された宛先へ送信するスキャン・ツー・イーメール機能等の種々の機能を備えている。
【0024】
図2は、ネットワーク複合機MFPの構成例を示している。
【0025】
同図において、システム制御部1は、このネットワーク複合機MFPの各部の制御処理、ファクシミリ通信機能制御処理、複写機能制御処理、スキャン・ツー・イーメール機能制御処理、ネットワークプリンタ機能などの各種制御処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このネットワーク複合機MFPに固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するものである。
【0026】
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このネットワーク複合機MFPを操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0027】
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0028】
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0029】
網制御装置11は、このネットワーク複合機MFPをアナログ公衆回線網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0030】
ローカルエリアネットワークインターフェース回路12は、このネットワーク複合機MFPをローカルエリアネットワークLANに接続するためのものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、ローカルエリアネットワークLANを介して、他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりするための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理を実行するためのものである。
【0031】
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、内部バス14に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス14を介して行われている。
【0032】
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
【0033】
ここで、本実施例において、基本的には、ローカルエリアネットワークLANに接続されている端末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/IPと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行われる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)という通信プロトコルが適用される。
【0034】
また、各端末がメールサーバ装置SMに対して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や取得要求などのために適用するプロトコルとしては、いわゆるPOP(Post Office Protocol)などを適用することができる。
【0035】
また、TCP/IP,SMTP,POPなどの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式やデータ構造などについては、それぞれIETFから発行されているRFC文書により規定されている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC793、SMTPはRFC821、電子メールの形式は、RFC822,RFC1521,RFC1522(MIME(Multi PurposeMail Extension)形式)などでそれぞれ規定されている。
【0036】
さて、本実施例では、まず、このネットワークを利用するユーザは、ユーザ名が登録されるとともに、認証用のパスワードが登録されている。また、それぞれのユーザは、1つ以上のグループに属している。
【0037】
したがって、例えば、サーバ装置SMのSAMデータベースDBには、図3(a)に示したようなユーザ登録情報が、おのおののユーザについて登録されている。このユーザ登録情報は、ユーザ名、パスワード、および、1つ以上のグループ名が含まれるグループリストからなる。また、SAMデータベースDBには、それぞれのグループについて、アクセス権限情報を登録したグループ登録情報(図3(b)参照)も保存されている。
【0038】
一方、ネットワーク複合機MFPには、それぞれのユーザについて、ローカル認証時に適用するユーザ名およびパスワードを組にしたユーザ情報が登録されている(図4(a)参照)。
【0039】
それとともに、それぞれのグループについてグループ権限情報が登録されている。このグループ権限情報は、ネットワーク複合機MFPの初期設定操作を許すか否かを示す「初期設定権限情報」、ネットワーク複合機MFPの複写機能の利用を許すか否かを示す「コピー利用権限情報」、複写機能を利用する際に利用可能な種々の機能を設定するための「コピー利用登録情報」、ネットワーク複合機MFPのスキャン・ツー・イーメール機能の利用を許すか否かを示す「スキャナ利用権限情報」、スキャン・ツー・イーメール機能を利用する際に利用可能な種々の機能を設定するための「スキャナ利用登録情報」、ネットワーク複合機MFPのファクス送信機能の利用を許すか否かを示す「ファクス送信権限情報」、ファクス送信機能を利用する際に利用可能な種々の機能を設定するための「ファクス送信利用登録情報」、ネットワーク複合機MFPのネットワークプリンタ機能の利用を許すか否かを示す「プリンタ利用権限情報」、および、ネットワークプリンタ機能を利用する際に利用可能な種々の機能を設定するための「プリンタ利用登録情報」からなる。
【0040】
また、グループ権限情報は、ネットワーク複合機MFPの操作表示部7を操作して登録される。
【0041】
例えば、管理者権限を有するグループ「Domain Admins」について、利用可能な機能を登録する場合、登録画面の初期画面は、図5(a)に示すようなものとなり、グループ名として管理者権限を有するグループ「Domain Admins」を入力し、使用できる機能として「初期設定」を設定するために、ボタン「初期設定」をオン操作すると、同図(b)に示すように、ボタン「初期設定」の表示が登録状態(図では、太字斜体で表示)となり、グループ名「Domain Admins」には、「初期設定」が機能登録される。
【0042】
なお、通常、「初期設定」については、管理者権限を有するグループのみが使用可能に登録される。
【0043】
また、通常のユーザのグループ「Domain Admins」について、利用可能な機能を登録する場合、登録画面の初期画面は、同図(c)に示すようなものとなり、グループ名「Domain Users」を入力し、使用できる機能として「コピー(複写)」機能を設定するために、ボタン「コピー」をオン操作すると、図6(a)に示すように、複写機能でさらに利用可能な設定条件等を登録するための画面が表示され、この登録画面の操作項目を適宜に操作することで、コピー利用登録情報への登録内容が指定される。登録を終了して、ボタン「設定」を操作すると、コピー利用登録情報への登録内容が決定されて、同図(b)に示すような画面へ戻る。この画面では、既に登録が完了しているボタン「コピー」が登録状態となる。
【0044】
これにより、当該グループ権限情報のコピー利用権限情報に「コピー利用許可」をあらわす情報が登録されるとともに、コピー利用登録情報に、決定されたコピー機能使用時に適用可能な種々の情報が登録される。
【0045】
同様にして、スキャン・ツー・イーメール機能を登録する場合には、ボタン「スキャナ」を操作し、それに続く登録画面で所定の利用可能な機能等の登録を行い、ネットワークプリンタ機能を登録する場合には、ボタン「プリンタ」を操作し、それに続く登録画面で所定の利用可能な機能等の登録を行う。
【0046】
これらの3つの機能を登録した後の画面では、同図(c)に示したように、ボタン「コピー」、ボタン「スキャナ」、および、ボタン「プリンター」の表示形態が登録状態となる。
【0047】
なお、同様にして、ボタン「ファクス送信」が操作された場合には、ファクス送信に関する情報が保存されるとともに、その後の登録画面では、ボタン「ファクス送信」の表示形態が登録状態となる。
【0048】
また、利用登録情報としては、例えば、コピー利用登録情報の場合には、上述したように、印刷色、印刷枚数、給紙トレイ等が登録される。プリンター利用登録情報の場合も、印刷色、印刷枚数、給紙トレイ等が登録される。また、スキャナ利用登録情報やファクシミリ送信利用登録情報の場合には、出力宛先を制限する情報や、使用可能な用紙サイズや、符号化方式指定情報等が登録される。出力宛先を制限する情報としては、例えば、「無制限」、「同じグループのみ」等である。
【0049】
なお、グループ権限情報として、例えば、図4(c)に示すように、当該グループユーザが利用可能な時間帯を指定する利用可能時間帯情報を追加することもできる。この場合、ネットワーク複合機MFPは、ユーザが属しているグループに設定されている利用可能時間帯に限って、当該利用者の利用を許可するように利用制限することができる。
【0050】
図7および図8は、ネットワーク複合機MFPにユーザ情報を登録する際の処理の一例を示している。
【0051】
ユーザがユーザ情報の登録を指定入力した場合には、登録画面の初期画面を表示し(処理101)、いずれかのボタン項目が選択されるまで待つ(判断102のNOループ)。
【0052】
いずれかのボタン項目が選択されて、判断102の結果がYESになるときには、登録操作について認証機能を適用する旨が設定されているかどうかを調べる(判断103)。判断103の結果がYESになるときには、認証時にネットワーク認証を行う旨がセットされているかどうかを調べる(判断104)。なお、認証機能を適用する旨の設定、および、ネットワーク認証を行う旨の設定は、適宜な手段で行われ、例えば、パラメータメモリ3に保存される。
【0053】
判断104の結果がYESになるときには、図9に示したようなログイン画面を表示し、ユーザにユーザ名とパスワードを操作入力させる(処理105)。次いで、処理105で入力されたユーザ名とパスワードを用いて、サーバ装置SMへログイン要求処理を行う(処理106)。
【0054】
これにより、サーバ装置SMは、ユーザ登録情報を参照して、受信したユーザ名とパスワードに基づいて認証・ログイン処理を行う。そして、その認証結果がOKになった場合には、認証OKをネットワーク複合機MFPへ応答する一方、認証結果がNGになった場合には、認証NGをネットワーク複合機MFPへ応答する。
【0055】
したがって、ネットワーク複合機MFPは、サーバ装置SMより受信した認証結果の情報に基づいて、ログインがOKであったかどうかを調べ(判断107)、判断107の結果がYESになるときには、サーバ装置SMに対してグループリストを受信要求して、サーバ装置SMよりグループリストを取得する(処理108)。そして、取得したグループリストに含まれるグループ名と、グループ権限情報に指定されたグループ名とを比較して(処理109)、グループ権限情報に指定されたグループ名が、取得したグループリストに含まれるかどうかを調べる(判断110)。
【0056】
判断110の結果がNOになるときには、サーバ装置SMよりログアウトし(処理111)、ログインエラーを通知するエラー画面を表示して(処理112)、処理105へ戻り、ユーザに対して、再度ログイン操作を要求する。
【0057】
また、判断110の結果がYESになるときには、上述したような登録画面を表示して、ユーザが適宜に項目を操作できるようにして、操作終了が指示されるまでその操作処理を行う(処理115、判断116のNOループ)。判断115の結果がYESになると、処理115で操作入力された内容を登録して、サーバ装置SMよりログアウトする(処理117)。
【0058】
また、ローカル認証を行う旨が指定されており、判断104の結果がNOになるときには、上述したようなログイン画面を表示して、ユーザ名とパスワードを入力させる(処理120)。
【0059】
そして、処理120で入力されたユーザ名とパスワードを適用して、所定のローカル認証処理を行い(処理121)、認証OKとなるかどうかを調べる(判断122)。判断122の結果がYESになるときには、処理115へ進み、それ以降の処理を実行する。また、判断122の結果がNOになるときには、ログインエラーを通知するエラー画面を表示して(処理123)、処理105へ戻り、ユーザに対して、再度ログイン操作を要求する。したがって、この場合、2回目以降のログイン操作では、ネットワーク認証が行われる。
【0060】
また、判断107の結果がNOになるときには、処理123へ進み、ログインエラーを通知するエラー画面を表示して、処理105へ戻り、ユーザに対して、再度ログイン操作を要求する。
【0061】
また、認証機能がオンにされていない場合で、判断103の結果がNOになるときには、処理115へ進み、それ以降の処理を実行する。
【0062】
図10および図11は、ネットワーク複合機MFPにユーザ情報を登録する際の処理の他の例を示している。
【0063】
ユーザがユーザ情報の登録を指定入力した場合には、登録画面の初期画面を表示し(処理201)、いずれかのボタン項目が選択されるまで待つ(判断202のNOループ)。
【0064】
いずれかのボタン項目が選択されて、判断202の結果がYESになるときには、登録操作について認証機能を適用する旨が設定されているかどうかを調べる(判断203)。判断203の結果がYESになるときには、認証時にネットワーク認証を行う旨がセットされているかどうかを調べる(判断204)。なお、認証機能を適用する旨の設定、および、ネットワーク認証を行う旨の設定は、適宜な手段で行われ、例えば、パラメータメモリ3に保存される。
【0065】
判断204の結果がYESになるときには、図9に示したようなログイン画面を表示し、ユーザにユーザ名とパスワードを操作入力させる(処理205)。次いで、処理205で入力されたユーザ名とパスワードを用いて、サーバ装置SMへログイン要求処理を行う(処理206)。
【0066】
これにより、サーバ装置SMは、ユーザ登録情報を参照して、受信したユーザ名とパスワードに基づいて認証・ログイン処理を行う。そして、その認証結果がOKになった場合には、認証OKをネットワーク複合機MFPへ応答する一方、認証結果がNGになった場合には、認証NGをネットワーク複合機MFPへ応答する。
【0067】
したがって、ネットワーク複合機MFPは、サーバ装置SMより受信した認証結果の情報に基づいて、ログインがOKであったかどうかを調べ(判断207)、判断207の結果がYESになるときには、サーバ装置SMに対してグループリストを受信要求して、サーバ装置SMよりグループリストを取得する(処理208)。そして、取得したグループリストに含まれるグループ名と、グループ権限情報に指定されたグループ名とを比較して(処理209)、グループ権限情報に指定されたグループ名が、取得したグループリストに含まれるかどうかを調べる(判断210)。
【0068】
判断210の結果がNOになるときには、サーバ装置SMよりログアウトし(処理211)、ログインエラーを通知するエラー画面を表示して(処理212)、処理205へ戻り、ユーザに対して、再度ログイン操作を要求する。
【0069】
また、判断210の結果がYESになるときには、上述したような登録画面を表示して、ユーザの操作入力を開始し(処理214)、タイマを起動し(処理215)、キー入力がされる前にタイマがタイムオーバすることを監視する(判断216,217のNOループ)。
【0070】
タイマがタイムオーバする前にキー入力があった場合で、判断216の結果がYESになるときには、タイマをリセットし(処理218)、処理215へ戻り、再度タイマを開始する。
【0071】
また、キー入力が終了した場合で、タイマがタイムオーバした場合で、判断218の結果がYESになるときには、処理214で開始したユーザ設定操作入力により操作入力された内容を登録して、サーバ装置SMよりログアウトする(処理219)。
【0072】
また、ローカル認証を行う旨が指定されており、判断204の結果がNOになるときには、上述したようなログイン画面を表示して、ユーザ名とパスワードを入力させる(処理220)。
【0073】
そして、処理220で入力されたユーザ名とパスワードを適用して、所定のローカル認証処理を行い(処理221)、認証OKとなるかどうかを調べる(判断222)。判断222の結果がYESになるときには、処理214へ進み、それ以降の処理を実行する。また、判断222の結果がNOになるときには、ログインエラーを通知するエラー画面を表示して(処理223)、処理205へ戻り、ユーザに対して、再度ログイン操作を要求する。したがって、この場合、2回目以降のログイン操作では、ネットワーク認証が行われる。
【0074】
また、判断207の結果がNOになるときには、処理223へ進み、ログインエラーを通知するエラー画面を表示して、処理205へ戻り、ユーザに対して、再度ログイン操作を要求する。
【0075】
また、認証機能がオンにされていない場合で、判断203の結果がNOになるときには、処理214へ進み、それ以降の処理を実行する。
【0076】
図12および図13は、ユーザがネットワーク複合機MFPを用いてスキャン・ツー・イーメール機能を利用する際の、ネットワーク複合機MFPの処理の一例を示している。
【0077】
ユーザが操作表示部7を操作して、スキャン・ツー・イーメール機能の利用を要求すると(処理401)、ユーザ操作について認証機能を適用する旨が設定されているかどうかを調べる(判断402)。判断402の結果がYESになるときには、認証時にネットワーク認証を行う旨がセットされているかどうかを調べる(判断403)。なお、認証機能を適用する旨の設定、および、ネットワーク認証を行う旨の設定は、適宜な手段で行われ、例えば、パラメータメモリ3に保存される。
【0078】
判断403の結果がYESになるときには、図9に示したようなログイン画面を表示し、ユーザにユーザ名とパスワードを操作入力させる(処理404)。次いで、処理404で入力されたユーザ名とパスワードを用いて、サーバ装置SMへログイン要求処理を行う(処理405)。
【0079】
これにより、サーバ装置SMは、ユーザ登録情報を参照して、受信したユーザ名とパスワードに基づいて認証・ログイン処理を行う。そして、その認証結果がOKになった場合には、認証OKをネットワーク複合機MFPへ応答する一方、認証結果がNGになった場合には、認証NGをネットワーク複合機MFPへ応答する。
【0080】
したがって、ネットワーク複合機MFPは、サーバ装置SMより受信した認証結果の情報に基づいて、ログインがOKであったかどうかを調べ(判断406)、判断406の結果がYESになるときには、サーバ装置SMに対してグループリストを受信要求して、サーバ装置SMよりグループリストを取得する(処理407)。そして、取得したグループリストに含まれるグループ名と、グループ権限情報に指定されたグループ名とを比較して(処理408)、取得したグループリストに含まれる1つ以上のグループ名が、グループ権限情報のグループ名に含まれているかどうかを調べる(判断409)。
【0081】
判断409の結果がYESになるときには、当該グループ権限情報のスキャナ利用権限情報を取得し(処理410)、スキャン・ツー・イーメール機能が利用可能であるかどうかを調べる(判断411)。判断411の結果がYESになるときには、当該グループ権限情報のスキャナ利用登録情報を取得する(処理412)。
【0082】
一方、判断409の結果がNOになるとき、および、判断411の結果がNOになるときには、サーバ装置SMよりログアウトし(処理413)、ログインエラーを通知するエラー画面を表示して(処理414)、このときの処理を終了する。
【0083】
さて、処理412に続いて、スキャナ利用登録情報を参照して宛先入力画面を表示して、出力宛先を入力させる(処理415)。このとき、出力宛先を制限する情報が登録されている場合には、その登録内容に従った宛先の入力画面を表示する。
【0084】
次いで、ユーザが動作開始を指令するまで待ち(判断416のNOループ)、判断416の結果がYESになると、スキャナ5にセットされている原稿画像を読み取り(処理417)、それによって得た画像データを指定された符号化方式で圧縮して、画像蓄積装置9に一旦保存する(処理418)。
【0085】
次に、画像情報を運ぶ電子メールのヘッダ情報を作成し(処理419)、画像情報を添付ファイルとしてセットした電子メールの本文情報を作成し(処理420)、処理419で作成したヘッダ情報と処理420で作成した本文情報からなる電子メールを、サーバ装置SM(のSMTPサーバ)へ送信する(処理421)。
【0086】
この送信を終了すると、画像蓄積装置9に保存した画像データを消去して(処理422)、この処理を終了する。
【0087】
また、ネットワーク認証ではなく、ローカル認証が指定されている場合で、判断403の結果がNOになるときには、上述したようなログイン画面を表示して、ユーザ名とパスワードを入力させる(処理425)。
【0088】
そして、処理425で入力されたユーザ名とパスワードを適用して、所定のローカル認証処理を行い(処理426)、認証OKとなるかどうかを調べる(判断427)。
【0089】
判断427の結果がYESになるときには、出力宛先、および、読取画像の符号化方式などの属性情報の操作入力画面を表示して、出力宛先の電子メールアドレスおよび属性情報を入力させる(処理430)。そして、判断416へ進み、それ以降の処理を行って、読み取った画像データを電子メールを用いて、指定された出力宛先へ送信する。
【0090】
一方、判断427の結果がNOになるときには、ログインエラーを通知するエラー画面を表示して(処理428)、この処理を終了する。また、判断406の結果がNOになるときには、処理428へ進み、この処理を終了する。
【0091】
また、認証機能がオンにされていない場合で、判断402の結果がNOになるときには、処理430へ進み、それ以降の処理を実行する。
【0092】
図14および図15は、ユーザがネットワーク複合機MFPを用いてコピー機能を利用する際の、ネットワーク複合機MFPの処理の一例を示している。
【0093】
ユーザが操作表示部7を操作して、コピー機能の利用を要求すると(処理501)、ユーザ操作について認証機能を適用する旨が設定されているかどうかを調べる(判断502)。判断502の結果がYESになるときには、認証時にネットワーク認証を行う旨がセットされているかどうかを調べる(判断503)。なお、認証機能を適用する旨の設定、および、ネットワーク認証を行う旨の設定は、適宜な手段で行われ、例えば、パラメータメモリ3に保存される。
【0094】
判断503の結果がYESになるときには、図9に示したようなログイン画面を表示し、ユーザにユーザ名とパスワードを操作入力させる(処理504)。次いで、処理504で入力されたユーザ名とパスワードを用いて、サーバ装置SMへログイン要求処理を行う(処理505)。
【0095】
これにより、サーバ装置SMは、ユーザ登録情報を参照して、受信したユーザ名とパスワードに基づいて認証・ログイン処理を行う。そして、その認証結果がOKになった場合には、認証OKをネットワーク複合機MFPへ応答する一方、認証結果がNGになった場合には、認証NGをネットワーク複合機MFPへ応答する。
【0096】
したがって、ネットワーク複合機MFPは、サーバ装置SMより受信した認証結果の情報に基づいて、ログインがOKであったかどうかを調べ(判断506)、判断506の結果がYESになるときには、サーバ装置SMに対してグループリストを受信要求して、サーバ装置SMよりグループリストを取得する(処理507)。そして、取得したグループリストに含まれるグループ名と、グループ権限情報に指定されたグループ名とを比較して(処理508)、取得したグループリストに含まれる1つ以上のグループ名が、グループ権限情報のグループ名に含まれているかどうかを調べる(判断509)。
【0097】
判断509の結果がYESになるときには、当該グループ権限情報のコピー利用権限情報を取得し(処理510)、コピー機能が利用可能であるかどうかを調べる(判断511)。判断511の結果がYESになるときには、当該グループ権限情報のコピー利用登録情報を取得する(処理512)。
【0098】
一方、判断509の結果がNOになるとき、および、判断511の結果がNOになるときには、サーバ装置SMよりログアウトし(処理513)、ログインエラーを通知するエラー画面を表示して(処理514)、このときの処理を終了する。
【0099】
さて、処理512に続いて、コピー利用登録情報を参照してコピー操作画面を表示して、ユーザに適宜に操作入力させる(処理515)。例えば、選択可能なコピー色の制限、複写枚数の制限、利用可能なトレイの制限等が適用される。
【0100】
次いで、ユーザが動作開始を指令するまで待ち(判断516のNOループ)、判断516の結果がYESになると、所定の複写処理を行って、指定された複写作業を行う。
【0101】
また、ネットワーク認証ではなく、ローカル認証が指定されている場合で、判断503の結果がNOになるときには、上述したようなログイン画面を表示して、ユーザ名とパスワードを入力させる(処理525)。
【0102】
そして、処理525で入力されたユーザ名とパスワードを適用して、所定のローカル認証処理を行い(処理526)、認証OKとなるかどうかを調べる(判断527)。
【0103】
判断527の結果がYESになるときには、コピー色、複写枚数、あるいは、利用可能なトレイの制限がない通常の操作画面を表示して、ユーザに操作入力させる(処理530)。そして、判断516へ進み、所定の複写処理を行う。
【0104】
一方、判断527の結果がNOになるときには、ログインエラーを通知するエラー画面を表示して(処理528)、この処理を終了する。また、判断506の結果がNOになるときには、処理528へ進み、この処理を終了する。
【0105】
また、認証機能がオンにされていない場合で、判断502の結果がNOになるときには、処理530へ進み、それ以降の処理を実行する。
【0106】
図16および図17は、ユーザがネットワーク複合機MFPを用いてファクス送信機能を利用する際の、ネットワーク複合機MFPの処理の一例を示している。
【0107】
ユーザが操作表示部7を操作して、ファクス送信機能の利用を要求すると(処理601)、ユーザ操作について認証機能を適用する旨が設定されているかどうかを調べる(判断602)。判断602の結果がYESになるときには、認証時にネットワーク認証を行う旨がセットされているかどうかを調べる(判断603)。なお、認証機能を適用する旨の設定、および、ネットワーク認証を行う旨の設定は、適宜な手段で行われ、例えば、パラメータメモリ3に保存される。
【0108】
判断603の結果がYESになるときには、図9に示したようなログイン画面を表示し、ユーザにユーザ名とパスワードを操作入力させる(処理604)。次いで、処理604で入力されたユーザ名とパスワードを用いて、サーバ装置SMへログイン要求処理を行う(処理605)。
【0109】
これにより、サーバ装置SMは、ユーザ登録情報を参照して、受信したユーザ名とパスワードに基づいて認証・ログイン処理を行う。そして、その認証結果がOKになった場合には、認証OKをネットワーク複合機MFPへ応答する一方、認証結果がNGになった場合には、認証NGをネットワーク複合機MFPへ応答する。
【0110】
したがって、ネットワーク複合機MFPは、サーバ装置SMより受信した認証結果の情報に基づいて、ログインがOKであったかどうかを調べ(判断606)、判断606の結果がYESになるときには、サーバ装置SMに対してグループリストを受信要求して、サーバ装置SMよりグループリストを取得する(処理607)。そして、取得したグループリストに含まれるグループ名と、グループ権限情報に指定されたグループ名とを比較して(処理608)、取得したグループリストに含まれる1つ以上のグループ名が、グループ権限情報のグループ名に含まれているかどうかを調べる(判断609)。
【0111】
判断609の結果がYESになるときには、当該グループ権限情報のファクス送信利用権限情報を取得し(処理610)、ファクス送信機能が利用可能であるかどうかを調べる(判断611)。判断611の結果がYESになるときには、当該グループ権限情報のファクス送信利用登録情報を取得する(処理612)。
【0112】
一方、判断609の結果がNOになるとき、および、判断611の結果がNOになるときには、サーバ装置SMよりログアウトし(処理613)、ログインエラーを通知するエラー画面を表示して(処理614)、このときの処理を終了する。
【0113】
さて、処理612に続いて、ファクス送信利用登録情報を参照して宛先入力画面を表示して、出力宛先を入力させる(処理615)。このとき、出力宛先を制限する情報が登録されている場合には、その登録内容に従った宛先の入力画面を表示する。
【0114】
次いで、ユーザが動作開始を指令するまで待ち(判断616のNOループ)、判断616の結果がYESになると、スキャナ5にセットされている原稿画像を読み取り(処理617)、それによって得た画像データを指定された符号化方式で圧縮して、画像蓄積装置9に一旦保存する(処理618)。
【0115】
そして、所定のグループ3ファクシミリ送信処理を行って(処理619)、処理615で指定された宛先へ発呼し、画像蓄積装置9に蓄積された画情報を送信する。
【0116】
このファクシミリ送信を終了すると、画像蓄積装置9に保存した画像データを消去して(処理620)、この処理を終了する。
【0117】
また、ネットワーク認証ではなく、ローカル認証が指定されている場合で、判断603の結果がNOになるときには、上述したようなログイン画面を表示して、ユーザ名とパスワードを入力させる(処理625)。
【0118】
そして、処理625で入力されたユーザ名とパスワードを適用して、所定のローカル認証処理を行い(処理626)、認証OKとなるかどうかを調べる(判断627)。
【0119】
判断627の結果がYESになるときには、出力宛先、および、読取画像の読取解像度などの属性情報の操作入力画面を表示して、出力宛先の電子メールアドレスおよび属性情報を入力させる(処理630)。そして、判断616へ進み、それ以降の処理を行って、読み取った画像データを、ファクス送信機能を用いて、指定された出力宛先へ送信する。
【0120】
一方、判断627の結果がNOになるときには、ログインエラーを通知するエラー画面を表示して(処理628)、この処理を終了する。また、判断606の結果がNOになるときには、処理628へ進み、この処理を終了する。
【0121】
また、認証機能がオンにされていない場合で、判断602の結果がNOになるときには、処理630へ進み、それ以降の処理を実行する。
【0122】
図18は、ワークステーション装置WS1〜WSnが、ネットワーク複合機MFPを用いて印刷を行うときに行う処理の一例を示している。この処理は、例えば、ワークステーション装置WS1〜WSnの文書処理アプリケーションが印刷時に使用するプリンタドライバが実行する処理である。また、この場合、プリンタドライバのプロパティ画面でユーザ名とパスワードを登録し、プリンタドライバが使用する初期設定情報(レジスタ等)に保存する。
【0123】
印刷が指令されると、まず、ユーザ名とパスワードの登録情報が保存されているかどうかを調べ(判断701)、判断701の結果がYESになるときには、その登録情報を読み出す(処理702)。
【0124】
また、判断701の結果がNOになるときには、図9に示したような認証画面を表示して、ユーザ名とパスワードを入力させる(処理703、判断704のNOループ)。
【0125】
このようにして、ユーザ名とパスワードが取得できると、ネットワーク複合機MFPへ接続要求して、印刷要求を発行し(処理705)、次いで、ネットワーク複合機MFPへユーザ名とパスワードを送信して(処理706)、ネットワーク複合機MFPより応答情報を受信する(処理707)。
【0126】
これにより、ネットワーク複合機MFPは、後述のように、認証処理を行い、その認証結果と、プリンタ利用登録情報をワークステーション装置WS1〜WSnへ応答する。なお、プリンタ利用登録情報は、認証結果がOKであったときにのみ送信されてくる。
【0127】
応答情報を受信すると、その内容が認証OKであったかどうかを調べ(判断708)、判断708の結果がNOになるときには、ユーザに対して、印刷不可をエラー表示して(処理709)、このときの動作をエラー終了する。
【0128】
また、判断708の結果がYESになるときには、ネットワーク複合機MFPより取得したプリンタ利用登録情報をセットした操作画面を表示して、ユーザの操作が終了するまで待つ(処理710、判断711のNOループ)。
【0129】
判断711の結果がYESになると、文書処理アプリケーションから出力される印刷情報に基づいてネットワーク複合機MFPの印刷データを作成し(処理712)、作成した印刷データをローカルエリアネットワークLANを介してネットワーク複合機MFPへ送信する(処理713)。
【0130】
これにより、ネットワーク複合機MFPは、受信した印刷データの印刷動作を行い、その印刷結果をワークステーション装置WS1〜WSnへ通知する。
【0131】
したがって、次に、ネットワーク複合機MFPより印刷結果を受信し(処理714)、印刷結果をユーザに表示して(処理715)、一連の動作を終了する。
【0132】
図19および図20は、ネットワーク複合機MFPがネットワークプリンタ動作するときの処理の一例を示している。
【0133】
いずれかのワークステーション装置WS1〜WSnより、ユーザ名およびパスワードが含まれた印刷要求を受信すると(処理801)、そのとき、ネットワーク印刷動作について認証機能を適用する旨が設定されているかどうかを調べる(判断802)。判断802の結果がYESになるときには、認証時にネットワーク認証を行う旨がセットされているかどうかを調べる(判断803)。なお、認証機能を適用する旨の設定、および、ネットワーク認証を行う旨の設定は、適宜な手段で行われ、例えば、パラメータメモリ3に保存される。
【0134】
判断803の結果がYESになるときには、処理801で受信したユーザ名とパスワードを用いて、サーバ装置SMへログイン要求処理を行う(処理805)。
【0135】
これにより、サーバ装置SMは、ユーザ登録情報を参照して、受信したユーザ名とパスワードに基づいて認証・ログイン処理を行う。そして、その認証結果がOKになった場合には、認証OKをネットワーク複合機MFPへ応答する一方、認証結果がNGになった場合には、認証NGをネットワーク複合機MFPへ応答する。
【0136】
したがって、ネットワーク複合機MFPは、サーバ装置SMより受信した認証結果の情報に基づいて、ログインがOKであったかどうかを調べ(判断806)、判断806の結果がYESになるときには、サーバ装置SMに対してグループリストを受信要求して、サーバ装置SMよりグループリストを取得する(処理807)。そして、取得したグループリストに含まれるグループ名と、グループ権限情報に指定されたグループ名とを比較して(処理808)、取得したグループリストに含まれる1つ以上のグループ名が、グループ権限情報のグループ名に含まれているかどうかを調べる(判断809)。
【0137】
判断809の結果がYESになるときには、当該グループ権限情報のプリンタ利用権限情報を取得し(処理810)、ネットワークプリンタ機能が利用可能であるかどうかを調べる(判断811)。判断811の結果がYESになるときには、当該グループ権限情報のプリンタ利用登録情報を取得する(処理812)。
【0138】
一方、判断809の結果がNOになるとき、および、判断811の結果がNOになるときには、サーバ装置SMよりログアウトし(処理813)、そのときのワークステーション装置WS1〜WSnに対して認証NGを応答し(処理823)、このときの処理を終了する。
【0139】
さて、処理812に続いては、認証OKとプリンタ利用登録情報を、ワークステーション装置WS1〜WSnへ送信する(処理815)。
【0140】
そして、印刷データを受信すると(処理816)、その印刷データを印刷する(処理817)。次いで、そのときの印刷結果をワークステーション装置WS1〜WSnへ通知して(処理818)、一連の処理を終了する。
【0141】
また、ネットワーク認証ではなく、ローカル認証が指定されている場合で、判断803の結果がNOになるときには、処理801で受信したユーザ名とパスワードを適用して、所定のローカル認証処理を行い(処理821)、認証OKとなるかどうかを調べる(判断822)。
【0142】
判断822の結果がYESになるときには、認証OKと、印刷色、印刷枚数、あるいは、利用可能なトレイの制限がないデフォルトのプリンタ利用登録情報をワークステーション装置WS1〜WSnへ送信し(処理825)、処理816へ移行して、印刷動作を行う。
【0143】
一方、判断822の結果がNOになるときには、認証NGをワークステーション装置WS1〜WSnへ応答して(処理823)、この処理を終了する。また、判断806の結果がNOになるときには、処理823へ進み、認証NGをワークステーション装置WS1〜WSnへ応答して、この処理を終了する。
【0144】
また、認証機能がオンにされていない場合で、判断802の結果がNOになるときには、処理825へ進み、それ以降の処理を実行する。
以上のように、ネットワークプリンタ装置/ネットワークスキャナ装置/インターネットファクシミリ装置に代表されるような、LAN回線に接続するためのI/Fを備えたネットワーク対応周辺機器において、ネットワーク上で管理されているユーザ・グループ情報を取得し、オペレータの所属するグループによって機器の利用を制限するようにしたので、ユーザ情報をネットワーク上のサーバで一元管理できる。また、ネットワーク上のサーバ側に必要な設定はグループ登録だけであるため管理が容易である。
また、周辺機器装置がコピー/スキャナ/プリンタなど複数のアプリケーションが動作するような複合機であった場合、オペレータの所属するグループによって使用できるアプリケーションを制限するようにしたので、複数のアプリケーションが動作するような複合機であった場合、オペレータの所属するグループによって使用できるアプリケーションを制限することができる。
また、利用制限解除の状態から一定時間操作が中断された場合に利用制限状態に復帰するようにしたので、オペレータがログインした状態で機器から離れた場合でも一定時間経過後は操作画面から抜けるので機器の利用制限がより安全に行うことができる。
また、周辺機器装置がコピーあるいはプリンタなどの出力装置であった場合、オペレータの所属するグループによって使用できる色・紙出力枚数・出力トレイを制限するようにしたので、各アプリケーション毎により細かな利用制限設定が可能となる。
また、周辺機器装置がファクシミリ装置あるいはスキャナ装置などの入力装置であった場合、オペレータの所属するグループによって選択できる出力あて先を制限するようにしたので、アプリケーション毎により細かな利用制限設定が可能となるという効果も得る。
また、オペレータの所属するグループによって設定できる項目を制限するようにしたので、便利である。
また、オペレータの所属するグループによって使用できる期間・時間帯を制限するようにしたので、便利である。
また、ネットワーク経由で印刷を行う場合、機器に対してユーザ名およびパスワードを指定するようにしたので、ネットワーク経由の印刷でも利用者制限が可能となる。
【0145】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ネットワーク認証の場合は認証装置からグループ情報を取得して、グループに応じた権限で動作する一方、ローカル認証の場合は制限の無いコピーやディフォルト権限のプリンタとして動作するので、認証装置はユーザとグループの関係だけ管理すればよく、ネットワーク対応周辺機器はグループの権限だけ管理すればよくなり、ユーザの一元管理ができ、また、グループごとに使用できる装置機能を変えることができるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークシステムを示したブロック図。
【図2】ネットワーク複合機MFPの構成例を示したブロック図。
【図3】ユーザ登録情報、グループ登録情報の一例を示した概略図。
【図4】ユーザ情報、グループ権限情報の一例を示した概略図。
【図5】登録画面の一例を示した概略図。
【図6】登録画面の他の例を示した概略図。
【図7】ネットワーク複合機MFPにユーザ情報を登録する際の処理の一例を示したフローチャート。
【図8】ネットワーク複合機MFPにユーザ情報を登録する際の処理の一例を示したフローチャート(続き)。
【図9】ログイン画面の一例を示した概略図。
【図10】ネットワーク複合機MFPにユーザ情報を登録する際の処理の他の例を示したフローチャート。
【図11】ネットワーク複合機MFPにユーザ情報を登録する際の処理の他の例を示したフローチャート(続き)。
【図12】ユーザがネットワーク複合機MFPを用いてスキャン・ツー・イーメール機能を利用する際の、ネットワーク複合機MFPの処理の一例を示したフローチャート。
【図13】ユーザがネットワーク複合機MFPを用いてスキャン・ツー・イーメール機能を利用する際の、ネットワーク複合機MFPの処理の一例を示したフローチャート(続き)。
【図14】ユーザがネットワーク複合機MFPを用いてコピー機能を利用する際の、ネットワーク複合機MFPの処理の一例を示したフローチャート。
【図15】ユーザがネットワーク複合機MFPを用いてコピー機能を利用する際の、ネットワーク複合機MFPの処理の一例を示したフローチャート(続き)。
【図16】ユーザがネットワーク複合機MFPを用いてファクス送信機能を利用する際の、ネットワーク複合機MFPの処理の一例を示したフローチャート。
【図17】ユーザがネットワーク複合機MFPを用いてファクス送信機能を利用する際の、ネットワーク複合機MFPの処理の一例を示したフローチャート(続き)。
【図18】ワークステーション装置WS1〜WSnが、ネットワーク複合機MFPを用いて印刷を行うときに行うプリンタドライバの処理の一例を示したフローチャート。
【図19】ネットワーク複合機MFPがネットワークプリンタ動作するときの処理の一例を示したフローチャート。
【図20】ネットワーク複合機MFPがネットワークプリンタ動作するときの処理の一例を示したフローチャート(続き)。
【符号の説明】
MFP ネットワーク複合機
WS1〜WSn ワークステーション装置
SM サーバ装置
DB SAM(セキュリティ・アカウント・マネージャ)データベース
Claims (7)
- LAN回線に接続するためのI/Fを備え、画像の入力、出力又は蓄積を伴う機能を実現する複数のアプリケーションを実行するネットワーク対応周辺機器において、
ユーザの認証を行う認証手段と、
前記認証手段に、ユーザから入力された認証用情報を用いたローカル認証を行わせるか或いは、ユーザから入力された認証用情報を用いてネットワーク上の認証装置に認証を依頼してその結果を取得するネットワーク認証を行わせるかを指定する認証指定手段と、
グループ情報とアプリケーションの利用権限との対応を登録したグループ権限情報を記憶した記憶手段と、
前記認証指定手段がローカル認証を指定しているときは、前記認証手段による認証が成功したユーザには機器で使用できる前記アプリケーションを制限せず、前記認証指定手段がネットワーク認証を指定しているときは、前記認証手段による認証が成功したユーザのグループ情報を前記認証装置より取得し、前記グループ権限情報が示す前記取得したグループ情報と対応するアプリケーションの利用権限に基づき、機器で使用できるアプリケーションを制限する制限手段とを備えたことを特徴とするネットワーク対応周辺機器。 - 前記ネットワーク対応周辺機器がコピーあるいはプリンタなどの出力装置機能を備え、ユーザの所属するグループによって使用できる色・紙出力枚数・出力トレイを制限することを特徴とする請求項1記載のネットワーク対応周辺機器。
- 前記ネットワーク対応周辺機器がファクシミリ装置あるいはスキャナ装置などの入力装置機能を備え、ユーザの所属するグループによって選択できる出力あて先を制限することを特徴とする請求項1記載のネットワーク対応周辺機器。
- 前記ユーザが属するグループによって設定できる項目を制限することを特徴とする請求項1記載のネットワーク対応周辺機器。
- 前記ユーザが属するグループによって使用できる期間・時間帯を制限することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク対応周辺機器。
- LAN回線に接続するためのI/Fを備え、画像の入力、出力又は蓄積を伴う機能を実現する複数のアプリケーションを実行するネットワーク対応周辺機器の制御方法において、
ユーザの認証を行う認証ステップと、
前記認証ステップに、ユーザから入力された認証用情報を用いたローカル認証を行わせるか或いは、ユーザから入力された認証用情報を用いてネットワーク上の認証装置に認証を依頼してその結果を取得するネットワーク認証を行わせるかを指定する認証指定ステップと、
グループ情報とアプリケーションの利用権限との対応を登録したグループ権限情報を記憶した記憶ステップと、
前記認証指定ステップがローカル認証を指定しているときは、前記認証ステップによる認証が成功したユーザには機器で使用できる前記アプリケーションを制限せず、前記認証指定ステップがネットワーク認証を指定しているときは、前記認証ステップによる認証が成功したユーザのグループ情報を前記認証装置より取得し、前記グループ権限情報が示す前記取得したグループ情報と対応するアプリケーションの利用権限に基づき、機器で使用できるアプリケーションを制限する制限ステップとを備えたことを特徴とするネットワーク対応周辺機器の制御方法。 - LAN回線に接続するためのI/Fを備え、画像の入力、出力又は蓄積を伴う機能を実現する複数のアプリケーションを実行するネットワーク対応周辺機器を制御するコンピュータに、請求項6に記載のネットワーク対応周辺機器の制御方法の各ステップを実行させるためのプログラム。
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